JPH08164607A - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
- Publication number
- JPH08164607A JPH08164607A JP18123895A JP18123895A JPH08164607A JP H08164607 A JPH08164607 A JP H08164607A JP 18123895 A JP18123895 A JP 18123895A JP 18123895 A JP18123895 A JP 18123895A JP H08164607 A JPH08164607 A JP H08164607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid chamber
- piezoelectric element
- ink jet
- jet head
- forming member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多チャンネルインクジェットヘッドにおける
相互干渉を低減して、画像品質を向上する。 【構成】 基板3上の圧電素子列4の各駆動部圧電素子
7と液室ユニット2の振動板12のダイアフラム部11
とを接合すると共に、圧電素子列4の各駆動部圧電素子
7,7間に固定部圧電素子8を設け、この固定部圧電素
子8と液室ユニット2の各加圧液室17,17間部分と
を高い剛性で接合した。
相互干渉を低減して、画像品質を向上する。 【構成】 基板3上の圧電素子列4の各駆動部圧電素子
7と液室ユニット2の振動板12のダイアフラム部11
とを接合すると共に、圧電素子列4の各駆動部圧電素子
7,7間に固定部圧電素子8を設け、この固定部圧電素
子8と液室ユニット2の各加圧液室17,17間部分と
を高い剛性で接合した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットヘッド
に関し、特にマルチノズルタイプのインクジェットヘッ
ドに関する。
に関し、特にマルチノズルタイプのインクジェットヘッ
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、ヘッドを記
録紙上に接触することなく記録することができると共
に、記録プロセスが非常に単純であることやカラー記録
にも適することなどから注目されている。従前、このイ
ンクジェット記録方式として種々の方式が提案されてい
るが、現在では、記録信号が入力されたときにのみイン
クを吐出する所謂ドロップオンデマンド(DOD)方式
が主流になっている。そして、DOD方式の中には、所
謂バブルジェット方式とピエゾアクチュエータ方式があ
る。
録紙上に接触することなく記録することができると共
に、記録プロセスが非常に単純であることやカラー記録
にも適することなどから注目されている。従前、このイ
ンクジェット記録方式として種々の方式が提案されてい
るが、現在では、記録信号が入力されたときにのみイン
クを吐出する所謂ドロップオンデマンド(DOD)方式
が主流になっている。そして、DOD方式の中には、所
謂バブルジェット方式とピエゾアクチュエータ方式があ
る。
【0003】前者のバブルジェット方式は、熱エネルギ
ーによってインク中に発生するバブルを利用するもので
あり、例えば特公昭61−59913号公報に記載され
ているように、インク流路中にアクチュエータに相当す
るヒータを配設し、このヒータでインクを直接瞬間加熱
することでヒータ表面にバブルを発生させ、このときの
インク流路内の圧力上昇によってインクを液滴化してノ
ズルから飛翔させる方式である。この方式では、ヒータ
加熱のための通電時間は5〜10μsecであり、ヒータ
表面温度は300℃にまで達する。
ーによってインク中に発生するバブルを利用するもので
あり、例えば特公昭61−59913号公報に記載され
ているように、インク流路中にアクチュエータに相当す
るヒータを配設し、このヒータでインクを直接瞬間加熱
することでヒータ表面にバブルを発生させ、このときの
インク流路内の圧力上昇によってインクを液滴化してノ
ズルから飛翔させる方式である。この方式では、ヒータ
加熱のための通電時間は5〜10μsecであり、ヒータ
表面温度は300℃にまで達する。
【0004】このバブルジェット方式は、アクチュエー
タに相当するヒータが非常に小さく、ヘッドの高集積
化、小型化が容易であるという利点を有する反面、ヒー
タによる基板温度の上昇があるために、繰り返し駆動周
波数をあまり高くできず、また、ヒータによって直接イ
ンクを加熱するために、使用できるインクの種類が制約
されるという欠点がある。
タに相当するヒータが非常に小さく、ヘッドの高集積
化、小型化が容易であるという利点を有する反面、ヒー
タによる基板温度の上昇があるために、繰り返し駆動周
波数をあまり高くできず、また、ヒータによって直接イ
ンクを加熱するために、使用できるインクの種類が制約
されるという欠点がある。
【0005】これに対して、後者のピエゾアクチュエー
タ方式には、例えば特公昭60−8953号公報に記載
されているように、液室を形成する容器の壁面にノズル
を形成し、このノズルに対向して液室内に圧電素子を配
設し、この圧電素子を駆動することによってノズル領域
に動圧を生じさせて、インクを液滴化してノズルから飛
翔させる方式(以下「第1方式」という。)がある。
タ方式には、例えば特公昭60−8953号公報に記載
されているように、液室を形成する容器の壁面にノズル
を形成し、このノズルに対向して液室内に圧電素子を配
設し、この圧電素子を駆動することによってノズル領域
に動圧を生じさせて、インクを液滴化してノズルから飛
翔させる方式(以下「第1方式」という。)がある。
【0006】また、特開平3−10846号公報に記載
されているように、加圧液室を構成する壁面を変形可能
な構造として、この変形可能な壁面の外側に圧電素子を
設け、この圧電素子を用いて加圧液室の壁面を変形させ
てその内容積を変化させることで、インクに圧力を与え
て液滴化してノズルから飛翔させる方式(以下「第2方
式」という。)がある。
されているように、加圧液室を構成する壁面を変形可能
な構造として、この変形可能な壁面の外側に圧電素子を
設け、この圧電素子を用いて加圧液室の壁面を変形させ
てその内容積を変化させることで、インクに圧力を与え
て液滴化してノズルから飛翔させる方式(以下「第2方
式」という。)がある。
【0007】これらのピエゾアクチュエータ方式では、
圧電素子前面のノズル領域あるいは加圧液室のパルス的
な圧力上昇が必要であり、圧電素子に印加される電圧波
形は数μsec〜数10μsecの立ち上がり時間に設定さ
れ、インクの補給は圧電素子の変位を元に戻すことによ
って行われる。
圧電素子前面のノズル領域あるいは加圧液室のパルス的
な圧力上昇が必要であり、圧電素子に印加される電圧波
形は数μsec〜数10μsecの立ち上がり時間に設定さ
れ、インクの補給は圧電素子の変位を元に戻すことによ
って行われる。
【0008】そして、これらのピエゾアクチュエータ方
式の内の液室内に圧電素子を配設する第1の方式にあっ
ては、圧電素子がインクに直接接触するという問題は解
消されていないが、加圧液室を設けて圧電素子でその加
圧液室の変形可能な壁面を変形させる第2の方式にあっ
ては、圧電素子がインクに直接接触せず、さらに、圧電
素子の発熱も無視できるため、使用するインク種類の制
約がないという利点があるものの、この第2の方式にあ
っても、多チャンネル化が難しいという問題がある。な
お、「チャンネル」とは、それぞれ1個の圧電素子等の
エネルギー発生手段、加圧液室及びノズルから構成され
る部分をいう。
式の内の液室内に圧電素子を配設する第1の方式にあっ
ては、圧電素子がインクに直接接触するという問題は解
消されていないが、加圧液室を設けて圧電素子でその加
圧液室の変形可能な壁面を変形させる第2の方式にあっ
ては、圧電素子がインクに直接接触せず、さらに、圧電
素子の発熱も無視できるため、使用するインク種類の制
約がないという利点があるものの、この第2の方式にあ
っても、多チャンネル化が難しいという問題がある。な
お、「チャンネル」とは、それぞれ1個の圧電素子等の
エネルギー発生手段、加圧液室及びノズルから構成され
る部分をいう。
【0009】従来、第2のピエゾアクチュエータ方式に
おいて、多チャンネル化を図ったインクジェットヘッド
としては、例えば特開平3−10846号公報に開示さ
れているように、1枚の圧電素子プレートに溝を形成し
て、この駆動信号が与えられる圧電素子(駆動部)と駆
動信号が与えられない圧電素子(非駆動部)とに分離す
ることによって、複数の駆動部を非駆動部を介して列設
したもの、あるいは特開平4−16353号公報に開示
されているように、それぞれ独立した複数の圧電素子を
それぞれ独立した支持部材を介して列設し、各圧電素子
に対応し、互いに連通する2つの加圧液室を形成する加
圧液室ブロックを設け、この加圧液室ブロックの互いに
連通する2個の加圧液室の圧電素子側全体を1つの振動
板としたものがある。
おいて、多チャンネル化を図ったインクジェットヘッド
としては、例えば特開平3−10846号公報に開示さ
れているように、1枚の圧電素子プレートに溝を形成し
て、この駆動信号が与えられる圧電素子(駆動部)と駆
動信号が与えられない圧電素子(非駆動部)とに分離す
ることによって、複数の駆動部を非駆動部を介して列設
したもの、あるいは特開平4−16353号公報に開示
されているように、それぞれ独立した複数の圧電素子を
それぞれ独立した支持部材を介して列設し、各圧電素子
に対応し、互いに連通する2つの加圧液室を形成する加
圧液室ブロックを設け、この加圧液室ブロックの互いに
連通する2個の加圧液室の圧電素子側全体を1つの振動
板としたものがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにピエゾアクチュエータ方式のインクジェットヘッド
において、多チャンネル化を図った場合、圧電素子の変
位を利用するために、特に隣接するチャンネルの駆動状
況が相互に影響し合うという相互干渉の問題が生じ易く
なる。例えば、隣接する加圧液室に振動が伝搬すると、
本来非駆動のチャンネルのノズルからインクが吐出され
たり、隣接する加圧液室が同時に加圧されたときの加圧
力が不均一、不安定になってインク滴噴射特性(インク
滴吐出特性)がチャンネルによって異なってしまう等の
問題が生じる。なお、相互干渉は、例えば、単チャンネ
ル駆動時のインク滴飛翔体積と多チャネンル駆動時のイ
ンク滴飛翔体積の比、すなわち、(単チャンネル駆動時
のインク滴飛翔体積)/(多チャンネル駆動時のインク
滴飛翔体積)×100(%)で表わすことができる。
うにピエゾアクチュエータ方式のインクジェットヘッド
において、多チャンネル化を図った場合、圧電素子の変
位を利用するために、特に隣接するチャンネルの駆動状
況が相互に影響し合うという相互干渉の問題が生じ易く
なる。例えば、隣接する加圧液室に振動が伝搬すると、
本来非駆動のチャンネルのノズルからインクが吐出され
たり、隣接する加圧液室が同時に加圧されたときの加圧
力が不均一、不安定になってインク滴噴射特性(インク
滴吐出特性)がチャンネルによって異なってしまう等の
問題が生じる。なお、相互干渉は、例えば、単チャンネ
ル駆動時のインク滴飛翔体積と多チャネンル駆動時のイ
ンク滴飛翔体積の比、すなわち、(単チャンネル駆動時
のインク滴飛翔体積)/(多チャンネル駆動時のインク
滴飛翔体積)×100(%)で表わすことができる。
【0011】そこで、多チャンネルのインクジェットヘ
ッドにおいて、全てのチャンネルで同じインク滴噴射特
性を得るためには、この相互干渉の問題を解消する必要
があるが、上述した従来のインクジェットヘッドにあっ
ては、こうした相互干渉の問題を解消する上では不十分
である。すなわち、上述した従来の圧電素子プレートに
溝を形成して駆動部と非駆動部とに分離したものにあっ
ては、個々の駆動部となる圧電素子が独立していないた
めに、一の圧電素子を駆動したときに圧電素子プレート
を介して他の圧電素子に振動が伝搬する。また、個々の
独立した圧電素子を設けながら、隣り合う加圧液室を連
通させたり、特にその振動板を共用しているものにあっ
ては、一の圧電素子を駆動したときに隣り合う加圧液室
に対しても連通路や振動板を介して振動が伝搬し、上述
したインク滴噴射特性の不均一等を招くことになる。
ッドにおいて、全てのチャンネルで同じインク滴噴射特
性を得るためには、この相互干渉の問題を解消する必要
があるが、上述した従来のインクジェットヘッドにあっ
ては、こうした相互干渉の問題を解消する上では不十分
である。すなわち、上述した従来の圧電素子プレートに
溝を形成して駆動部と非駆動部とに分離したものにあっ
ては、個々の駆動部となる圧電素子が独立していないた
めに、一の圧電素子を駆動したときに圧電素子プレート
を介して他の圧電素子に振動が伝搬する。また、個々の
独立した圧電素子を設けながら、隣り合う加圧液室を連
通させたり、特にその振動板を共用しているものにあっ
ては、一の圧電素子を駆動したときに隣り合う加圧液室
に対しても連通路や振動板を介して振動が伝搬し、上述
したインク滴噴射特性の不均一等を招くことになる。
【0012】また、前者のバルブジェット方式にあって
も、加圧液室内でバルブを発生させてインクを加圧する
ために、高密度、高集積化を図った場合、加圧液室相互
間を仕切っている隔壁部が加圧力で変形して隣接する加
圧液室にも圧力変化を発生させるという上述した相互干
渉の問題が生じ易くなる。
も、加圧液室内でバルブを発生させてインクを加圧する
ために、高密度、高集積化を図った場合、加圧液室相互
間を仕切っている隔壁部が加圧力で変形して隣接する加
圧液室にも圧力変化を発生させるという上述した相互干
渉の問題が生じ易くなる。
【0013】このように、複数のエネルギー発生手段
と、この複数のエネルギー発生手段で加圧される複数の
加圧液室と、この複数の加圧液室に連通する複数のノズ
ルとを有するマルチノズルタイプのインクジェットヘッ
ドにおいては、各チャンネル間の相互干渉が生じて、画
像品質の低下を招き易くなるという課題がある。
と、この複数のエネルギー発生手段で加圧される複数の
加圧液室と、この複数の加圧液室に連通する複数のノズ
ルとを有するマルチノズルタイプのインクジェットヘッ
ドにおいては、各チャンネル間の相互干渉が生じて、画
像品質の低下を招き易くなるという課題がある。
【0014】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、特に多チャンネル(マルチノズル)のインクジ
ェットヘッドにおける相互干渉を低減ないし防止して、
インク滴噴射特性の低下を防止し、画像品質の向上を図
ることを目的とする。
であり、特に多チャンネル(マルチノズル)のインクジ
ェットヘッドにおける相互干渉を低減ないし防止して、
インク滴噴射特性の低下を防止し、画像品質の向上を図
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め請求項1のインクジェットヘッドは、列状に設けた複
数の圧電素子と、この複数の圧電素子で加圧される複数
の加圧液室と、この複数の加圧液室に連通する複数のノ
ズルとを有するインクジェットヘッドにおいて、前記複
数の圧電素子間に液室支柱部材を設けて、これらの複数
の圧電素子及び液室支柱部材上に、前記圧電素子の変位
で変形可能な変形部を有する前記加圧液室及びこの加圧
液室に連通する前記ノズルを形成する液室形成部材を設
け、前記圧電素子と前記変形部とを接触又は接合すると
共に、前記液室形成部材の各加圧液室間部分を前記液室
支柱部材を介して基板に接合した。
め請求項1のインクジェットヘッドは、列状に設けた複
数の圧電素子と、この複数の圧電素子で加圧される複数
の加圧液室と、この複数の加圧液室に連通する複数のノ
ズルとを有するインクジェットヘッドにおいて、前記複
数の圧電素子間に液室支柱部材を設けて、これらの複数
の圧電素子及び液室支柱部材上に、前記圧電素子の変位
で変形可能な変形部を有する前記加圧液室及びこの加圧
液室に連通する前記ノズルを形成する液室形成部材を設
け、前記圧電素子と前記変形部とを接触又は接合すると
共に、前記液室形成部材の各加圧液室間部分を前記液室
支柱部材を介して基板に接合した。
【0016】請求項2のインクジェットヘッドは、上記
請求項1のインクジェットヘッドにおいて、前記液室支
柱部材が圧電素子からなり、前記複数の圧電素子と液室
支柱部材が同時に加工形成される構成とした。
請求項1のインクジェットヘッドにおいて、前記液室支
柱部材が圧電素子からなり、前記複数の圧電素子と液室
支柱部材が同時に加工形成される構成とした。
【0017】請求項3のインクジェットヘッドは、上記
請求項1又は2のインクジェットヘッドにおいて、前記
液室形成部材が前記変形部を形成する変形部形成部材を
有し、この変形部形成部材が金属膜又は低透湿性の樹脂
膜からなる構成とした。
請求項1又は2のインクジェットヘッドにおいて、前記
液室形成部材が前記変形部を形成する変形部形成部材を
有し、この変形部形成部材が金属膜又は低透湿性の樹脂
膜からなる構成とした。
【0018】請求項4のインクジェットヘッドは、列状
に設けた複数の圧電素子と、この複数の圧電素子で加圧
される複数の加圧液室と、この複数の加圧液室に連通す
る複数のノズルとを有するインクジェットヘッドにおい
て、前記複数の圧電素子間に圧電素子からなる液室支柱
部材を設けると共に、これらの複数の圧電素子及び液室
支柱部材を積層型圧電素子で形成し、これらの複数の圧
電素子及び液室支柱部材上に、前記圧電素子の変位で変
形可能な変形部を有する変形部形成部材を設け、この変
形部形成部材上に前記変形部と略同形状の加圧液室流路
を形成する液室流路形成部材を設け、この液室流路形成
部材上に前記変形部に対向する位置に前記ノズルを形成
したノズル形成部材を設けた。
に設けた複数の圧電素子と、この複数の圧電素子で加圧
される複数の加圧液室と、この複数の加圧液室に連通す
る複数のノズルとを有するインクジェットヘッドにおい
て、前記複数の圧電素子間に圧電素子からなる液室支柱
部材を設けると共に、これらの複数の圧電素子及び液室
支柱部材を積層型圧電素子で形成し、これらの複数の圧
電素子及び液室支柱部材上に、前記圧電素子の変位で変
形可能な変形部を有する変形部形成部材を設け、この変
形部形成部材上に前記変形部と略同形状の加圧液室流路
を形成する液室流路形成部材を設け、この液室流路形成
部材上に前記変形部に対向する位置に前記ノズルを形成
したノズル形成部材を設けた。
【0019】請求項5のインクジェットヘッドは、上記
請求項4のインクジェットヘッドにおいて、前記変形部
形成部材が2種類以上の厚みの異なる部分を有する1枚
のプレート部材からなり、前記変形部が前記圧電素子に
対向する肉厚の厚い肉厚部と、この肉厚部の周囲に形成
した肉厚の薄い薄肉部とを有する構成とした。
請求項4のインクジェットヘッドにおいて、前記変形部
形成部材が2種類以上の厚みの異なる部分を有する1枚
のプレート部材からなり、前記変形部が前記圧電素子に
対向する肉厚の厚い肉厚部と、この肉厚部の周囲に形成
した肉厚の薄い薄肉部とを有する構成とした。
【0020】請求項6のインクジェットヘッドは、上記
請求項4又は5のインクジェットヘッドにおいて、前記
ノズル形成部材と変形部形成部材がいずれも金属材料で
形成されている構成とした。
請求項4又は5のインクジェットヘッドにおいて、前記
ノズル形成部材と変形部形成部材がいずれも金属材料で
形成されている構成とした。
【0021】請求項7のインクジェットヘッドは、上記
請求項4乃至6のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、前記ノズル形成部材と変形部形成部材がいずれも
同一工法で形成されている構成とした。
請求項4乃至6のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、前記ノズル形成部材と変形部形成部材がいずれも
同一工法で形成されている構成とした。
【0022】請求項8のインクジェットヘッドは、上記
請求項4乃至7のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、前記ノズル形成部材及び変形部形成部材には相対
的同位置にアライメントマークが設けられている構成と
した。
請求項4乃至7のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、前記ノズル形成部材及び変形部形成部材には相対
的同位置にアライメントマークが設けられている構成と
した。
【0023】請求項9のインクジェットヘッドは、上記
請求項1乃至8のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、前記基板上には前記列状に設けた複数の圧電素子
の側方に液室固定部材を設け、前記液室形成部材をこの
液室固定部材を介して前記基板に接合した。
請求項1乃至8のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、前記基板上には前記列状に設けた複数の圧電素子
の側方に液室固定部材を設け、前記液室形成部材をこの
液室固定部材を介して前記基板に接合した。
【0024】請求項10のインクジェットヘッドは、上
記請求項9のインクジェットヘッドにおいて、前記液室
固定部材が前記複数の圧電素子の列方向に沿ってその一
方側又は両側に設けた板状部材である構成とした。
記請求項9のインクジェットヘッドにおいて、前記液室
固定部材が前記複数の圧電素子の列方向に沿ってその一
方側又は両側に設けた板状部材である構成とした。
【0025】請求項11のインクジェットヘッドは、上
記請求項9又は10のインクジェットヘッドにおいて、
前記圧電素子及び液室支柱部材及び/又は液室固定部材
がセラミックスからなる構成とした。
記請求項9又は10のインクジェットヘッドにおいて、
前記圧電素子及び液室支柱部材及び/又は液室固定部材
がセラミックスからなる構成とした。
【0026】請求項12のインクジェットヘッドは、上
記請求項9乃至11のいずれかのインクジェットヘッド
において、前記液室固定部材が熱膨張係数を低減する充
填剤を混入した樹脂からなる構成とした。
記請求項9乃至11のいずれかのインクジェットヘッド
において、前記液室固定部材が熱膨張係数を低減する充
填剤を混入した樹脂からなる構成とした。
【0027】請求項13のインクジェットヘッドは、上
記請求項1乃至12のいずれかのインクジェットヘッド
において、前記加圧液室をノズル配列方向の幅がこのノ
ズル配列方向と直交する方向の幅よりも短い細長型形状
に形成した構成とした。
記請求項1乃至12のいずれかのインクジェットヘッド
において、前記加圧液室をノズル配列方向の幅がこのノ
ズル配列方向と直交する方向の幅よりも短い細長型形状
に形成した構成とした。
【0028】請求項14のインクジェットヘッドは、上
記請求項13のインクジェットヘッドにおいて、前記加
圧液室のノズル配列方向と直交する方向の両側に、この
加圧液室に流体抵抗部となるインク供給路を介して連通
する共通液室を有している構成とした。
記請求項13のインクジェットヘッドにおいて、前記加
圧液室のノズル配列方向と直交する方向の両側に、この
加圧液室に流体抵抗部となるインク供給路を介して連通
する共通液室を有している構成とした。
【0029】請求項15のインクジェットヘッドは、上
記請求項14のインクジェットヘッドにおいて、前記加
圧液室、インク供給路及び共通液室を、前記ノズルに対
して対称配置した構成とした。
記請求項14のインクジェットヘッドにおいて、前記加
圧液室、インク供給路及び共通液室を、前記ノズルに対
して対称配置した構成とした。
【0030】請求項16のインクジェットヘッドは、上
記請求項14又は15のインクジェットヘッドにおい
て、前記加圧液室の両側の共通液室を略同形状に形成し
た構成とした。
記請求項14又は15のインクジェットヘッドにおい
て、前記加圧液室の両側の共通液室を略同形状に形成し
た構成とした。
【0031】請求項17のインクジェットヘッドは、上
記請求項13乃至16のいずれかに記載のインクジェッ
トヘッドにおいて、前記加圧液室はノズル配列方向と直
交する方向の幅がノズル配列方向の幅の2倍以上である
構成とした。
記請求項13乃至16のいずれかに記載のインクジェッ
トヘッドにおいて、前記加圧液室はノズル配列方向と直
交する方向の幅がノズル配列方向の幅の2倍以上である
構成とした。
【0032】請求項18のインクジェットヘッドは、上
記請求項1乃至17のいずれかのインクジェットヘッド
において、前記複数の圧電素子からなる圧電素子列を2
列設け、各圧電素子列の圧電素子を千鳥状に配列した構
成とした。
記請求項1乃至17のいずれかのインクジェットヘッド
において、前記複数の圧電素子からなる圧電素子列を2
列設け、各圧電素子列の圧電素子を千鳥状に配列した構
成とした。
【0033】請求項19のインクジェットヘッドは、列
状に設けた複数の圧電素子と、この複数の圧電素子で加
圧される複数の加圧液室と、この複数の加圧液室に連通
する複数のノズルとを有するインクジェットヘッドにお
いて、前記複数の圧電素子間に液室支柱部材を設けて、
これらの複数の圧電素子及び液室支柱部材上に、前記圧
電素子で変形可能な変形部を有する前記加圧液室を形成
する液室形成部材を設け、前記液室支柱部材と前記液室
形成部材の各変形部間に形成した梁部とを接合し、か
つ、前記液室支柱部材の幅を前記液室形成部材の梁部の
幅より大きく形成した。
状に設けた複数の圧電素子と、この複数の圧電素子で加
圧される複数の加圧液室と、この複数の加圧液室に連通
する複数のノズルとを有するインクジェットヘッドにお
いて、前記複数の圧電素子間に液室支柱部材を設けて、
これらの複数の圧電素子及び液室支柱部材上に、前記圧
電素子で変形可能な変形部を有する前記加圧液室を形成
する液室形成部材を設け、前記液室支柱部材と前記液室
形成部材の各変形部間に形成した梁部とを接合し、か
つ、前記液室支柱部材の幅を前記液室形成部材の梁部の
幅より大きく形成した。
【0034】請求項20のインクジェットヘッドは、上
記請求項19のインクジェットヘッドにおいて、前記加
圧液室の幅を前記液室形成部材の変形部の幅より大きく
形成した。
記請求項19のインクジェットヘッドにおいて、前記加
圧液室の幅を前記液室形成部材の変形部の幅より大きく
形成した。
【0035】請求項21のインクジェットヘッドは、上
記請求項19又は20のインクジェットヘッドにおい
て、前記液室支柱部材の幅を前記圧電素子の幅より大き
く形成した。
記請求項19又は20のインクジェットヘッドにおい
て、前記液室支柱部材の幅を前記圧電素子の幅より大き
く形成した。
【0036】請求項22のインクジェットヘッドは、上
記請求項19乃至21のいずれかのインクジェットヘッ
ドにおいて、前記液室形成部材の変形部が、少なくとも
前記圧電素子に接合する肉厚の厚い厚肉部と、この厚肉
部の周囲に形成した肉厚の薄い薄肉部とを有し、前記梁
部の幅を前記厚肉部の幅よりも大きく形成した。
記請求項19乃至21のいずれかのインクジェットヘッ
ドにおいて、前記液室形成部材の変形部が、少なくとも
前記圧電素子に接合する肉厚の厚い厚肉部と、この厚肉
部の周囲に形成した肉厚の薄い薄肉部とを有し、前記梁
部の幅を前記厚肉部の幅よりも大きく形成した。
【0037】請求項23のインクジェットヘッドは、列
状に設けた複数のエネルギー発生手段と、この複数のエ
ネルギー発生手段で加圧される複数の加圧液室と、この
複数の加圧液室に連通する複数のノズルとを有するイン
クジェットヘッドにおいて、前記複数の加圧液室の各々
に片方向又は両方向からインク供給路を介してインクを
供給する共通液室を設けると共に、前記加圧液室のノズ
ル配列方向と直交する方向の幅を前記エネルギー発生手
段からの距離が大きくなるに従って狭く形成した。
状に設けた複数のエネルギー発生手段と、この複数のエ
ネルギー発生手段で加圧される複数の加圧液室と、この
複数の加圧液室に連通する複数のノズルとを有するイン
クジェットヘッドにおいて、前記複数の加圧液室の各々
に片方向又は両方向からインク供給路を介してインクを
供給する共通液室を設けると共に、前記加圧液室のノズ
ル配列方向と直交する方向の幅を前記エネルギー発生手
段からの距離が大きくなるに従って狭く形成した。
【0038】請求項24のインクジェットヘッドは、列
状に設けた複数のエネルギー発生手段と、この複数のエ
ネルギー発生手段で加圧される複数の加圧液室と、この
複数の加圧液室に連通する複数のノズルとを有するイン
クジェットヘッドにおいて、前記複数の加圧液室の各々
に片方向又は両方向からインク供給路を介してインクを
供給する共通液室を設けると共に、前記加圧液室のノズ
ル配列方向の幅を前記エネルギー発生手段からの距離が
大きくなるに従って短く形成した。
状に設けた複数のエネルギー発生手段と、この複数のエ
ネルギー発生手段で加圧される複数の加圧液室と、この
複数の加圧液室に連通する複数のノズルとを有するイン
クジェットヘッドにおいて、前記複数の加圧液室の各々
に片方向又は両方向からインク供給路を介してインクを
供給する共通液室を設けると共に、前記加圧液室のノズ
ル配列方向の幅を前記エネルギー発生手段からの距離が
大きくなるに従って短く形成した。
【0039】
【作用】請求項1のインクジェットヘッドは、複数の圧
電素子間に液室支柱部材を設けて、これらの複数の圧電
素子及び液室支柱部材上に、圧電素子の変位で変形可能
な変形部を有する加圧液室及びこの加圧液室に連通する
ノズルを形成する液室形成部材を設け、圧電素子と変形
部とを接触又は接合すると共に、液室形成部材の各加圧
液室間部分を液室支柱部材を介して基板と接合したの
で、隣接チャンネル間の機械的剛性が高くなり、一の圧
電素子を駆動したときの他の圧電素子への振動の伝搬を
抑制して、相互干渉を低減ないし防止し、安定したイン
ク滴吐出性能(インク滴噴射特性)が得られる。
電素子間に液室支柱部材を設けて、これらの複数の圧電
素子及び液室支柱部材上に、圧電素子の変位で変形可能
な変形部を有する加圧液室及びこの加圧液室に連通する
ノズルを形成する液室形成部材を設け、圧電素子と変形
部とを接触又は接合すると共に、液室形成部材の各加圧
液室間部分を液室支柱部材を介して基板と接合したの
で、隣接チャンネル間の機械的剛性が高くなり、一の圧
電素子を駆動したときの他の圧電素子への振動の伝搬を
抑制して、相互干渉を低減ないし防止し、安定したイン
ク滴吐出性能(インク滴噴射特性)が得られる。
【0040】請求項2のインクジェットヘッドは、上記
請求項1のインクジェットヘッドにおいて、液室支柱部
材が圧電素子からなり、複数の圧電素子と液室支柱部材
が同時に加工形成される構成としたので、液室支柱部材
を容易に、しかも高い剛性のもので形成することができ
て、コストダウンを図れる。
請求項1のインクジェットヘッドにおいて、液室支柱部
材が圧電素子からなり、複数の圧電素子と液室支柱部材
が同時に加工形成される構成としたので、液室支柱部材
を容易に、しかも高い剛性のもので形成することができ
て、コストダウンを図れる。
【0041】請求項3のインクジェットヘッドは、上記
請求項1又は2のインクジェットヘッドにおいて、液室
形成部材が変形部を形成する変形部形成部材を有し、こ
の変形部形成部材が金属膜又は低透湿性の樹脂膜からな
る構成としたので、圧電素子の変位を効率的に加圧液室
に伝搬することができ、しかも液室支柱部材との接合部
の剛性を高くすることができて、より相互干渉を低減で
きる。
請求項1又は2のインクジェットヘッドにおいて、液室
形成部材が変形部を形成する変形部形成部材を有し、こ
の変形部形成部材が金属膜又は低透湿性の樹脂膜からな
る構成としたので、圧電素子の変位を効率的に加圧液室
に伝搬することができ、しかも液室支柱部材との接合部
の剛性を高くすることができて、より相互干渉を低減で
きる。
【0042】請求項4のインクジェットヘッドは、複数
の圧電素子間に圧電素子からなる液室支柱部材を設ける
と共に、これらの複数の圧電素子及び液室支柱部材を積
層型圧電素子で形成し、これらの複数の圧電素子及び液
室支柱部材上に、圧電素子の変位で変形可能な変形部を
有する変形部形成部材を設け、この変形部形成部材上に
変形部と略同形状の加圧液室流路を形成する液室流路形
成部材を設け、この液室流路形成部材上に変形部に対向
する位置にノズルを形成したノズル形成部材を設けたの
で、積層型圧電素子が積層方向(d33方向)に変位す
ることで加圧液室内の圧力が瞬時に上昇し、変形部が容
易に変形することによって加圧液室内の圧力上昇が妨げ
られることがなく、変形部と略同形状をしている加圧液
室内のインクが効率的に圧縮されて、変形部に対向する
ノズルに対して効率的に圧力が伝達され、隣接チャンネ
ル間での相互干渉を低減しつつ、インク滴の吐出効率の
向上、高周波駆動化を図ることができる。
の圧電素子間に圧電素子からなる液室支柱部材を設ける
と共に、これらの複数の圧電素子及び液室支柱部材を積
層型圧電素子で形成し、これらの複数の圧電素子及び液
室支柱部材上に、圧電素子の変位で変形可能な変形部を
有する変形部形成部材を設け、この変形部形成部材上に
変形部と略同形状の加圧液室流路を形成する液室流路形
成部材を設け、この液室流路形成部材上に変形部に対向
する位置にノズルを形成したノズル形成部材を設けたの
で、積層型圧電素子が積層方向(d33方向)に変位す
ることで加圧液室内の圧力が瞬時に上昇し、変形部が容
易に変形することによって加圧液室内の圧力上昇が妨げ
られることがなく、変形部と略同形状をしている加圧液
室内のインクが効率的に圧縮されて、変形部に対向する
ノズルに対して効率的に圧力が伝達され、隣接チャンネ
ル間での相互干渉を低減しつつ、インク滴の吐出効率の
向上、高周波駆動化を図ることができる。
【0043】請求項5のインクジェットヘッドは、上記
請求項4のインクジェットヘッドにおいて、変形部形成
部材が2種類以上の厚みの異なる部分を有する1枚のプ
レート部材からなり、変形部が圧電素子に対向する肉厚
の厚い肉厚部と、この肉厚部の周囲に形成した肉厚の薄
い薄肉部とを有する構成としたので、液室流路形成部材
を変形部形成部材の変形部以外の厚い部分に接合するこ
とができ、圧電素子の変位を妨げることがなく、一層の
隣接チャンネル間での相互干渉の低減、インク滴の吐出
効率の向上、高周波駆動化を図ることができる。
請求項4のインクジェットヘッドにおいて、変形部形成
部材が2種類以上の厚みの異なる部分を有する1枚のプ
レート部材からなり、変形部が圧電素子に対向する肉厚
の厚い肉厚部と、この肉厚部の周囲に形成した肉厚の薄
い薄肉部とを有する構成としたので、液室流路形成部材
を変形部形成部材の変形部以外の厚い部分に接合するこ
とができ、圧電素子の変位を妨げることがなく、一層の
隣接チャンネル間での相互干渉の低減、インク滴の吐出
効率の向上、高周波駆動化を図ることができる。
【0044】請求項6のインクジェットヘッドは、上記
請求項4又は5のインクジェットヘッドにおいて、ノズ
ル形成部材と変形部形成部材がいずれも金属材料で形成
されている構成としたので、加圧液室全体の剛性が高く
なり、インク吐出効率の低下や相互干渉の発生をより確
実に防止することができ、しかも、加圧液室内のインク
の圧電素子側への透湿を防止して、圧電素子のマイグレ
ーションを抑制できる。
請求項4又は5のインクジェットヘッドにおいて、ノズ
ル形成部材と変形部形成部材がいずれも金属材料で形成
されている構成としたので、加圧液室全体の剛性が高く
なり、インク吐出効率の低下や相互干渉の発生をより確
実に防止することができ、しかも、加圧液室内のインク
の圧電素子側への透湿を防止して、圧電素子のマイグレ
ーションを抑制できる。
【0045】請求項7のインクジェットヘッドは、上記
請求項4乃至6のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、ノズル形成部材と変形部形成部材がいずれも同一
工法で形成されている構成としたので、生産効率を向上
できる。
請求項4乃至6のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、ノズル形成部材と変形部形成部材がいずれも同一
工法で形成されている構成としたので、生産効率を向上
できる。
【0046】請求項8のインクジェットヘッドは、上記
請求項4乃至7のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、ノズル形成部材及び変形部形成部材には相対的同
位置にアライメントマークが設けられている構成とした
ので、両者の位置合せを容易に行うことができ、接合時
の位置ずれによる相互干渉を低減できる。
請求項4乃至7のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、ノズル形成部材及び変形部形成部材には相対的同
位置にアライメントマークが設けられている構成とした
ので、両者の位置合せを容易に行うことができ、接合時
の位置ずれによる相互干渉を低減できる。
【0047】請求項9のインクジェットヘッドは、上記
請求項1乃至8のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、基板上には列状に設けた複数の圧電素子の側方に
液室固定部材を設け、液室形成部材をこの液室固定部材
を介して基板に接合したので、特に複数チャンネル同時
駆動時に生じる液室形成部材全体の持上がりを抑制し、
安定したインク吐出性能が得られる。
請求項1乃至8のいずれかのインクジェットヘッドにお
いて、基板上には列状に設けた複数の圧電素子の側方に
液室固定部材を設け、液室形成部材をこの液室固定部材
を介して基板に接合したので、特に複数チャンネル同時
駆動時に生じる液室形成部材全体の持上がりを抑制し、
安定したインク吐出性能が得られる。
【0048】請求項10のインクジェットヘッドは、上
記請求項9のインクジェットヘッドにおいて、液室固定
部材が複数の圧電素子の列方向に沿ってその一方側又は
両側に設けた板状部材である構成としたので、単チャン
ネル駆動時に生じる隣接チャンネルへの振動伝搬を抑制
し、複数チャンネル同時駆動時に生じる液室形成部材全
体の持上がりも抑制して、安定したインク吐出性能を得
ることができる。
記請求項9のインクジェットヘッドにおいて、液室固定
部材が複数の圧電素子の列方向に沿ってその一方側又は
両側に設けた板状部材である構成としたので、単チャン
ネル駆動時に生じる隣接チャンネルへの振動伝搬を抑制
し、複数チャンネル同時駆動時に生じる液室形成部材全
体の持上がりも抑制して、安定したインク吐出性能を得
ることができる。
【0049】請求項11のインクジェットヘッドは、上
記請求項9又は10のインクジェットヘッドにおいて、
圧電素子及び液室支柱部材及び/又は液室固定部材がセ
ラミックスからなる構成としたので、各部の熱膨張係数
を低く抑えることができ、使用温度変化に応じた微小ヘ
ッドの寸法変化を抑制し、しかも接合時にある程度の加
熱処理を施すことができて、組立時間の短縮を図れる。
記請求項9又は10のインクジェットヘッドにおいて、
圧電素子及び液室支柱部材及び/又は液室固定部材がセ
ラミックスからなる構成としたので、各部の熱膨張係数
を低く抑えることができ、使用温度変化に応じた微小ヘ
ッドの寸法変化を抑制し、しかも接合時にある程度の加
熱処理を施すことができて、組立時間の短縮を図れる。
【0050】請求項12のインクジェットヘッドは、上
記請求項9乃至11のいずれかのインクジェットヘッド
において、液室固定部材が熱膨張係数を低減する充填剤
を混入した樹脂からなる構成としたので、部品コストの
一層の低減を図れ、しかも温度変化による歪を少なく
し、高精度の構成を維持できる。
記請求項9乃至11のいずれかのインクジェットヘッド
において、液室固定部材が熱膨張係数を低減する充填剤
を混入した樹脂からなる構成としたので、部品コストの
一層の低減を図れ、しかも温度変化による歪を少なく
し、高精度の構成を維持できる。
【0051】請求項13のインクジェットヘッドは、上
記請求項1乃至12のいずれかのインクジェットヘッド
において、加圧液室をノズル配列方向の幅がこのノズル
配列方向と直交する方向の幅よりも短い細長型形状に形
成したので、隣接チャンネル間の接合を強固できると共
に、ノズルピッチを高集積化して、相互干渉を低減しつ
つ、高密度記録を可能にすることができる。
記請求項1乃至12のいずれかのインクジェットヘッド
において、加圧液室をノズル配列方向の幅がこのノズル
配列方向と直交する方向の幅よりも短い細長型形状に形
成したので、隣接チャンネル間の接合を強固できると共
に、ノズルピッチを高集積化して、相互干渉を低減しつ
つ、高密度記録を可能にすることができる。
【0052】請求項14のインクジェットヘッドは、上
記請求項13のインクジェットヘッドにおいて、加圧液
室のノズル配列方向と直交する方向の両側に、この加圧
液室に流体抵抗部となるインク供給路を介して連通する
共通液室を有している構成としたので、加圧液室に双方
向からインクを供給できて、インクリフィルを高速で行
うことができる。
記請求項13のインクジェットヘッドにおいて、加圧液
室のノズル配列方向と直交する方向の両側に、この加圧
液室に流体抵抗部となるインク供給路を介して連通する
共通液室を有している構成としたので、加圧液室に双方
向からインクを供給できて、インクリフィルを高速で行
うことができる。
【0053】請求項15のインクジェットヘッドは、上
記請求項14のインクジェットヘッドにおいて、加圧液
室、インク供給路及び共通液室を、ノズルに対して対称
配置した構成としたので、加圧液室内部での圧力波バラ
ンスをとることが可能になり、加圧液室内に残留する内
部応力等によるノズルの歪みを防止できる。
記請求項14のインクジェットヘッドにおいて、加圧液
室、インク供給路及び共通液室を、ノズルに対して対称
配置した構成としたので、加圧液室内部での圧力波バラ
ンスをとることが可能になり、加圧液室内に残留する内
部応力等によるノズルの歪みを防止できる。
【0054】請求項16のインクジェットヘッドは、上
記請求項14又は15のインクジェットヘッドにおい
て、加圧液室の両側の共通液室を略同形状に形成した構
成としたので、加圧液室に対する双方向からのインクの
流入が行われ、ノズルに対して双方向のバランスがとれ
等価のインク流が得られ、初期インク充填性が向上す
る。
記請求項14又は15のインクジェットヘッドにおい
て、加圧液室の両側の共通液室を略同形状に形成した構
成としたので、加圧液室に対する双方向からのインクの
流入が行われ、ノズルに対して双方向のバランスがとれ
等価のインク流が得られ、初期インク充填性が向上す
る。
【0055】請求項17のインクジェットヘッドは、上
記請求項13乃至16のいずれかに記載のインクジェッ
トヘッドにおいて、加圧液室はノズル配列方向と直交す
る方向の幅がノズル配列方向の幅の2倍以上である構成
としたので、隣接チャンネル間の接合を強固にできると
共に、ノズルピッチを高集積化して、相互干渉を低減し
つつ、高密度記録を可能にすることができる。
記請求項13乃至16のいずれかに記載のインクジェッ
トヘッドにおいて、加圧液室はノズル配列方向と直交す
る方向の幅がノズル配列方向の幅の2倍以上である構成
としたので、隣接チャンネル間の接合を強固にできると
共に、ノズルピッチを高集積化して、相互干渉を低減し
つつ、高密度記録を可能にすることができる。
【0056】請求項18のインクジェットヘッドは、上
記請求項1乃至17のいずれかのインクジェットヘッド
において、複数の圧電素子からなる圧電素子列を2列設
け、各圧電素子列の圧電素子を千鳥状に配列した構成と
したので、ノズルピッチを小さくして高集積化を図るこ
とができる。
記請求項1乃至17のいずれかのインクジェットヘッド
において、複数の圧電素子からなる圧電素子列を2列設
け、各圧電素子列の圧電素子を千鳥状に配列した構成と
したので、ノズルピッチを小さくして高集積化を図るこ
とができる。
【0057】請求項19のインクジェットヘッドは、複
数の圧電素子間に液室支柱部材を設けて、これらの複数
の圧電素子及び液室支柱部材上に、圧電素子で変形可能
な変形部を有する加圧液室を形成する液室形成部材を設
け、液室支柱部材と液室形成部材の各変形部間に形成し
た梁部とを接合し、かつ、液室支柱部材の幅を液室形成
部材の梁部の幅より大きく形成したので、隣接チャンネ
ル間の機械的剛性が高くなり、一の圧電素子を駆動した
ときの他の圧電素子への振動の伝搬を抑制して、相互干
渉を低減ないし防止し、安定したインク滴吐出性能が得
られると共に、液室支柱部材と液室形成部材の梁部との
接合位置に余裕が生じて、液室形成部材の梁部が液室支
柱部材から外れることを防止でき、インク滴(液滴)飛
翔速度、飛翔体積の低下、接合位置ずれによる相互干渉
を抑制できる。
数の圧電素子間に液室支柱部材を設けて、これらの複数
の圧電素子及び液室支柱部材上に、圧電素子で変形可能
な変形部を有する加圧液室を形成する液室形成部材を設
け、液室支柱部材と液室形成部材の各変形部間に形成し
た梁部とを接合し、かつ、液室支柱部材の幅を液室形成
部材の梁部の幅より大きく形成したので、隣接チャンネ
ル間の機械的剛性が高くなり、一の圧電素子を駆動した
ときの他の圧電素子への振動の伝搬を抑制して、相互干
渉を低減ないし防止し、安定したインク滴吐出性能が得
られると共に、液室支柱部材と液室形成部材の梁部との
接合位置に余裕が生じて、液室形成部材の梁部が液室支
柱部材から外れることを防止でき、インク滴(液滴)飛
翔速度、飛翔体積の低下、接合位置ずれによる相互干渉
を抑制できる。
【0058】請求項20のインクジェットヘッドは、上
記請求項19のインクジェットヘッドにおいて、加圧液
室の幅を液室形成部材の変形部の幅より大きく形成した
ので、接合位置ずれによる各チャンネル間のインク滴飛
翔速度、飛翔体積のばらつきを低減できる。。
記請求項19のインクジェットヘッドにおいて、加圧液
室の幅を液室形成部材の変形部の幅より大きく形成した
ので、接合位置ずれによる各チャンネル間のインク滴飛
翔速度、飛翔体積のばらつきを低減できる。。
【0059】請求項21のインクジェットヘッドは、上
記請求項19又は20のインクジェットヘッドにおい
て、液室支柱部材の幅を圧電素子の幅より大きく形成し
たので、液室形成部材の梁部と液室支柱部材との接合に
一層の余裕が生じて、相互干渉を抑制できる。
記請求項19又は20のインクジェットヘッドにおい
て、液室支柱部材の幅を圧電素子の幅より大きく形成し
たので、液室形成部材の梁部と液室支柱部材との接合に
一層の余裕が生じて、相互干渉を抑制できる。
【0060】請求項22のインクジェットヘッドは、上
記請求項19乃至21のいずれかのインクジェットヘッ
ドにおいて、液室形成部材の変形部が、少なくとも圧電
素子に接合する肉厚の厚い厚肉部と、この厚肉部の周囲
に形成した肉厚の薄い薄肉部とを有し、梁部の幅を厚肉
部の幅よりも大きく形成したので、液室形成部材の変形
部と圧電素子との接合に余裕が生じて、液滴飛翔速度、
飛翔体積の低下を一層抑制できる。
記請求項19乃至21のいずれかのインクジェットヘッ
ドにおいて、液室形成部材の変形部が、少なくとも圧電
素子に接合する肉厚の厚い厚肉部と、この厚肉部の周囲
に形成した肉厚の薄い薄肉部とを有し、梁部の幅を厚肉
部の幅よりも大きく形成したので、液室形成部材の変形
部と圧電素子との接合に余裕が生じて、液滴飛翔速度、
飛翔体積の低下を一層抑制できる。
【0061】請求項23のインクジェットヘッドは、複
数の加圧液室の各々に片方向又は両方向からインク供給
路を介してインクを供給する共通液室を設けると共に、
加圧液室のノズル配列方向と直交する方向の幅をエネル
ギー発生手段からの距離が大きくなるに従って狭く形成
したので、インク滴の吐出効率を低下することなく、加
圧液室間部分の剛性を高くして相互干渉を低減すること
ができる。
数の加圧液室の各々に片方向又は両方向からインク供給
路を介してインクを供給する共通液室を設けると共に、
加圧液室のノズル配列方向と直交する方向の幅をエネル
ギー発生手段からの距離が大きくなるに従って狭く形成
したので、インク滴の吐出効率を低下することなく、加
圧液室間部分の剛性を高くして相互干渉を低減すること
ができる。
【0062】請求項24のインクジェットヘッドは、複
数の加圧液室の各々に片方向又は両方向からインク供給
路を介してインクを供給する共通液室を設けると共に、
加圧液室のノズル配列方向の幅をエネルギー発生手段か
らの距離が大きくなるに従って短く形成したので、イン
ク滴の吐出効率を低下することなく、加圧液室間部分の
剛性を高くして相互干渉を低減することができる。
数の加圧液室の各々に片方向又は両方向からインク供給
路を介してインクを供給する共通液室を設けると共に、
加圧液室のノズル配列方向の幅をエネルギー発生手段か
らの距離が大きくなるに従って短く形成したので、イン
ク滴の吐出効率を低下することなく、加圧液室間部分の
剛性を高くして相互干渉を低減することができる。
【0063】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1は本発明の一実施例を示すインクジェッ
トヘッドの外観斜視図、図2は図1の分解斜視図、図3
は図1のA−A線に沿う断面図、図4は図1のB−B線
に沿う断面図である。なお、以下では、図1のB−B線
に沿う方向を「ノズル配列方向」(又は「圧電素子の列
設方向」或いは「チャンネル方向」)と言い、同図のA
−A線に沿う方向を「ノズル配列方向と直交する方向」
(又は「圧電素子の列設方向と直交する方向」或いは
「チャンネル方向と直交する方向」)と言うこととす
る。また、「ノズル」は、吐出口、ノズル孔、オリフィ
ス、ノズルオリフィス等とも称されるが、本明細書で
は、原則として「ノズル」を用いることとする。
説明する。図1は本発明の一実施例を示すインクジェッ
トヘッドの外観斜視図、図2は図1の分解斜視図、図3
は図1のA−A線に沿う断面図、図4は図1のB−B線
に沿う断面図である。なお、以下では、図1のB−B線
に沿う方向を「ノズル配列方向」(又は「圧電素子の列
設方向」或いは「チャンネル方向」)と言い、同図のA
−A線に沿う方向を「ノズル配列方向と直交する方向」
(又は「圧電素子の列設方向と直交する方向」或いは
「チャンネル方向と直交する方向」)と言うこととす
る。また、「ノズル」は、吐出口、ノズル孔、オリフィ
ス、ノズルオリフィス等とも称されるが、本明細書で
は、原則として「ノズル」を用いることとする。
【0064】このインクジェットヘッドは、列状に設け
た複数の圧電素子等を有するアクチュエータユニット1
と、アクチュエータユニット1上に接合されて複数の圧
電素子で変形部を介して加圧される複数の加圧液室及び
この複数の加圧液室に連通する複数のノズル等を形成し
ている液室ユニット2とからなる。
た複数の圧電素子等を有するアクチュエータユニット1
と、アクチュエータユニット1上に接合されて複数の圧
電素子で変形部を介して加圧される複数の加圧液室及び
この複数の加圧液室に連通する複数のノズル等を形成し
ている液室ユニット2とからなる。
【0065】アクチュエータユニット1は、絶縁性の基
板3上に、複数の圧電素子を列状に設けた2列の圧電素
子列4,4と、これら2列の圧電素子列4,4の周囲を
取り囲む液室固定部材であるフレーム5を接着剤6によ
って接合している。圧電素子列4は、インクを液滴化し
て飛翔させるための駆動パルスが与えられる複数の圧電
素子(これを「駆動部圧電素子」という。)7,7…
と、駆動部圧電素子7,7間に位置し、駆動パルスが与
えられずに単に液室ユニット2を基板3に固定する液室
支柱部材となる複数の圧電素子(これを「固定部圧電素
子」という。)8,8…とを交互に配置している。
板3上に、複数の圧電素子を列状に設けた2列の圧電素
子列4,4と、これら2列の圧電素子列4,4の周囲を
取り囲む液室固定部材であるフレーム5を接着剤6によ
って接合している。圧電素子列4は、インクを液滴化し
て飛翔させるための駆動パルスが与えられる複数の圧電
素子(これを「駆動部圧電素子」という。)7,7…
と、駆動部圧電素子7,7間に位置し、駆動パルスが与
えられずに単に液室ユニット2を基板3に固定する液室
支柱部材となる複数の圧電素子(これを「固定部圧電素
子」という。)8,8…とを交互に配置している。
【0066】液室ユニット2は、全体として液室形成部
材であり、変形部であるダイアフラム部11を形成した
変形部形成部材である振動板12上に、加圧液室流路を
形成する感光性樹脂フィルム(ドライフィルムレジス
ト)からなる液室流路形成部材13を接着し、この液室
流路形成部材13上に複数のノズル15を形成したノズ
ル形成部材であるノズルプレート16を接着してなる。
これら振動板12、液室流路形成部材13及びノズルプ
レート16によって、圧電素子列4の各駆動部圧電素子
7,7…に対向する変形可能なダイヤフラム部11を有
するそれぞれ略独立した複数の加圧液室17,17…を
形成し、かつ、ノズル15,15…を振動板12のダイ
アフラム部11即ち圧電素子列4の各駆動部圧電素子
7,7…に対向して配列している。そして、この液室ユ
ニット2は、その振動板12の所要の部分を接着剤18
によって液室支柱部材である固定部圧電素子8,8…及
びフレーム5上に接合することで、全体としてアクチュ
エータユニット1上に高い剛性で接合している。
材であり、変形部であるダイアフラム部11を形成した
変形部形成部材である振動板12上に、加圧液室流路を
形成する感光性樹脂フィルム(ドライフィルムレジス
ト)からなる液室流路形成部材13を接着し、この液室
流路形成部材13上に複数のノズル15を形成したノズ
ル形成部材であるノズルプレート16を接着してなる。
これら振動板12、液室流路形成部材13及びノズルプ
レート16によって、圧電素子列4の各駆動部圧電素子
7,7…に対向する変形可能なダイヤフラム部11を有
するそれぞれ略独立した複数の加圧液室17,17…を
形成し、かつ、ノズル15,15…を振動板12のダイ
アフラム部11即ち圧電素子列4の各駆動部圧電素子
7,7…に対向して配列している。そして、この液室ユ
ニット2は、その振動板12の所要の部分を接着剤18
によって液室支柱部材である固定部圧電素子8,8…及
びフレーム5上に接合することで、全体としてアクチュ
エータユニット1上に高い剛性で接合している。
【0067】ここで、アクチュエータユニット1の基板
3は、厚さ0.5〜5mm程度で、しかも圧電素子に似た
材質のものからなり、圧電素子と共に例えばダイヤモン
ド砥石による切削が可能なものであることが好ましく、
この実施例ではセラミックス基板を用いている。この基
板3の端部にはインク供給孔3aを形成し、このインク
供給孔3aにはインク供給パイプ19を接続して、液室
ユニット2内の液室へインクを供給する。なお、インク
供給孔3aの形成位置は基板3の端部に限られない。
3は、厚さ0.5〜5mm程度で、しかも圧電素子に似た
材質のものからなり、圧電素子と共に例えばダイヤモン
ド砥石による切削が可能なものであることが好ましく、
この実施例ではセラミックス基板を用いている。この基
板3の端部にはインク供給孔3aを形成し、このインク
供給孔3aにはインク供給パイプ19を接続して、液室
ユニット2内の液室へインクを供給する。なお、インク
供給孔3aの形成位置は基板3の端部に限られない。
【0068】圧電素子列4を構成している駆動部圧電素
子7及び固定部圧電素子8としては、10層以上の積層
型圧電素子を用いている。この積層型圧電素子は、例え
ば図3及び図4に示すように、厚さ20〜50μm/1
層のPZT(=Pb(Zr・Ti)O3)20と、厚さ数μ
m/1層の銀・パラジューム(AgPd)からなる内部電
極21とを交互に積層したものである。圧電素子を、厚
さ20〜50μm/1層の積層型とすることによって駆
動電圧の低電圧化を図れ、例えば20〜50Vのパルス
電圧で圧電素子の電界強度1000V/mmを得ることが
できる。なお、圧電素子として用いる材料は上記に限ら
れるものでなく、一般に圧電素子材料として用いられる
BaTiO3、PbTiO3、(NaK)NbO3等の強誘電体
などを用いることもできる。
子7及び固定部圧電素子8としては、10層以上の積層
型圧電素子を用いている。この積層型圧電素子は、例え
ば図3及び図4に示すように、厚さ20〜50μm/1
層のPZT(=Pb(Zr・Ti)O3)20と、厚さ数μ
m/1層の銀・パラジューム(AgPd)からなる内部電
極21とを交互に積層したものである。圧電素子を、厚
さ20〜50μm/1層の積層型とすることによって駆
動電圧の低電圧化を図れ、例えば20〜50Vのパルス
電圧で圧電素子の電界強度1000V/mmを得ることが
できる。なお、圧電素子として用いる材料は上記に限ら
れるものでなく、一般に圧電素子材料として用いられる
BaTiO3、PbTiO3、(NaK)NbO3等の強誘電体
などを用いることもできる。
【0069】そして、各駆動部圧電素子7の内部電極2
1を1層おきにAgPdからなる左右の端面電極22,2
3(2つの圧電素子列4,4の各駆動部圧電素子7の対
向する面側を端面電極22とし、対向しない面側を端面
電極23とする。)に接続し、2つの圧電素子列4,4
の各駆動部圧電素子7の対向する端面電極22を導電性
接着剤24を介してNi・Au蒸着パターンからなる外部
電極である共通電極25に接続し、他方、2つの圧電素
子列4,4の各駆動部圧電素子7の対向しない端面電極
23を同じく導電性接着剤26を介してNi・Au蒸着パ
ターンからなる外部電極である各駆動用個別電極(選択
電極)27に接続して、これらの共通電極25及び各駆
動用個別電極27にFPCケーブル28を接続してい
る。FPCケーブル28を介して駆動部圧電素子7に駆
動電圧を与えることによって、積層方向に電界が発生し
て、駆動部圧電素子7には積層方向の伸びの変位が生起
される。
1を1層おきにAgPdからなる左右の端面電極22,2
3(2つの圧電素子列4,4の各駆動部圧電素子7の対
向する面側を端面電極22とし、対向しない面側を端面
電極23とする。)に接続し、2つの圧電素子列4,4
の各駆動部圧電素子7の対向する端面電極22を導電性
接着剤24を介してNi・Au蒸着パターンからなる外部
電極である共通電極25に接続し、他方、2つの圧電素
子列4,4の各駆動部圧電素子7の対向しない端面電極
23を同じく導電性接着剤26を介してNi・Au蒸着パ
ターンからなる外部電極である各駆動用個別電極(選択
電極)27に接続して、これらの共通電極25及び各駆
動用個別電極27にFPCケーブル28を接続してい
る。FPCケーブル28を介して駆動部圧電素子7に駆
動電圧を与えることによって、積層方向に電界が発生し
て、駆動部圧電素子7には積層方向の伸びの変位が生起
される。
【0070】ここで、圧電素子列4,4の各駆動部圧電
素子7と固定部圧電素子8とは後述するように同一のプ
レート状圧電素子にスリット加工を施して形成するの
で、いずれの圧電素子を駆動部圧電素子7とし、固定部
圧電素子8とするかは駆動パルスの与え方によって決定
される。例えば、図1乃至図4に示すインクジェットヘ
ッドの圧電素子列4,4においては、図5に示すように
各圧電素子列4,4の駆動部圧電素子7が千鳥状に配列
される(駆動される)ようにして、ノズルピッチ(チャ
ンネル方向のノズル15,15間のピッチ)Pnを短く
している。これに対して、図6に示すように各圧電素子
列4,4の駆動部圧電素子7がチャンネル方向と直交す
る方向で同一線上に並ぶ配列にすることもでき、この場
合のノズルピッチPnは、固定部圧電素子8の幅を狭く
することによって図5に示す千鳥状配列の場合と同等の
ピッチを得ることができる。
素子7と固定部圧電素子8とは後述するように同一のプ
レート状圧電素子にスリット加工を施して形成するの
で、いずれの圧電素子を駆動部圧電素子7とし、固定部
圧電素子8とするかは駆動パルスの与え方によって決定
される。例えば、図1乃至図4に示すインクジェットヘ
ッドの圧電素子列4,4においては、図5に示すように
各圧電素子列4,4の駆動部圧電素子7が千鳥状に配列
される(駆動される)ようにして、ノズルピッチ(チャ
ンネル方向のノズル15,15間のピッチ)Pnを短く
している。これに対して、図6に示すように各圧電素子
列4,4の駆動部圧電素子7がチャンネル方向と直交す
る方向で同一線上に並ぶ配列にすることもでき、この場
合のノズルピッチPnは、固定部圧電素子8の幅を狭く
することによって図5に示す千鳥状配列の場合と同等の
ピッチを得ることができる。
【0071】フレーム5は、図2に示すように、板状部
材に圧電素子列4,4に対応する透孔部5a,5bを穿
設することによって、圧電素子列4,4の各駆動部圧電
素子7,7…の一側方にその列設方向に沿って液室固定
部31,32を形成すると共に、2つの圧電素子列4,
4の各駆動部圧電素子7,7…の他側方である中央部に
もその列設方向に沿って液室固定部33を形成し、これ
らの液室固定部31〜33のチャンネル方向の両端部に
架橋部34,35を形成したものである。なお、フレー
ム5の一方の架橋部35の端部には基板3のインク供給
孔3aに対応するインク供給孔5cを形成している。
材に圧電素子列4,4に対応する透孔部5a,5bを穿
設することによって、圧電素子列4,4の各駆動部圧電
素子7,7…の一側方にその列設方向に沿って液室固定
部31,32を形成すると共に、2つの圧電素子列4,
4の各駆動部圧電素子7,7…の他側方である中央部に
もその列設方向に沿って液室固定部33を形成し、これ
らの液室固定部31〜33のチャンネル方向の両端部に
架橋部34,35を形成したものである。なお、フレー
ム5の一方の架橋部35の端部には基板3のインク供給
孔3aに対応するインク供給孔5cを形成している。
【0072】このフレーム5の材料としては、寸法安定
性に優れ、ヘッドの使用環境が数10度の範囲で振られ
ても、画像品質に影響を与えないものが好ましく、例え
ば、樹脂、セラミックス、金属等を用いることができる
が、特に駆動部圧電素子7や基板3に用いるものと同様
なセラミックスが好ましい。また、フレーム5に樹脂を
用いる場合には、熱膨張係数を低減する充填剤が混入さ
れた樹脂、例えば、ポリフェニレンサルファイド、ポリ
エーテルサルフォン、ポリイミド等のエンジニアプラス
チック系の樹脂に、チタン、アルミナ、ガラスフィラ
ー、カーボン、シリカ等の充填剤を混入したものが好ま
しい。このように、熱膨張係数を低減する充填剤が混入
された樹脂を用いることで、熱膨張係数を圧電素子列4
の駆動部圧電素子7、液室支柱部材である固定部圧電素
子8と同等まで近づけることができ、しかも部品コスト
の低減を図れる。
性に優れ、ヘッドの使用環境が数10度の範囲で振られ
ても、画像品質に影響を与えないものが好ましく、例え
ば、樹脂、セラミックス、金属等を用いることができる
が、特に駆動部圧電素子7や基板3に用いるものと同様
なセラミックスが好ましい。また、フレーム5に樹脂を
用いる場合には、熱膨張係数を低減する充填剤が混入さ
れた樹脂、例えば、ポリフェニレンサルファイド、ポリ
エーテルサルフォン、ポリイミド等のエンジニアプラス
チック系の樹脂に、チタン、アルミナ、ガラスフィラ
ー、カーボン、シリカ等の充填剤を混入したものが好ま
しい。このように、熱膨張係数を低減する充填剤が混入
された樹脂を用いることで、熱膨張係数を圧電素子列4
の駆動部圧電素子7、液室支柱部材である固定部圧電素
子8と同等まで近づけることができ、しかも部品コスト
の低減を図れる。
【0073】なお、液室ユニット2を固定支持する液室
固定部材としては、図7に示すように上記フレーム5の
中央部の液室固定部33を取り除いた形状をなすフレー
ム36を用いることもできる。また、図8に示すように
上記フレーム5の両側の液室固定部31,32を除いて
中央部の液室固定部33を残したものに相当する1本の
プレート37を用いることもできる。これらの場合に
は、圧電素子列4,4の各駆動部圧電素子7,7…の一
側方にその列設方向に沿って設けた液室固定部31,3
2又はプレート36がそれぞれ液室固定部材となる。さ
らに、図9に示すように基板3の四隅に円柱形(形状は
これに限らない。)の柱状部材38を取付けて、この柱
状部材38を液室固定部材として用いることもできる。
固定部材としては、図7に示すように上記フレーム5の
中央部の液室固定部33を取り除いた形状をなすフレー
ム36を用いることもできる。また、図8に示すように
上記フレーム5の両側の液室固定部31,32を除いて
中央部の液室固定部33を残したものに相当する1本の
プレート37を用いることもできる。これらの場合に
は、圧電素子列4,4の各駆動部圧電素子7,7…の一
側方にその列設方向に沿って設けた液室固定部31,3
2又はプレート36がそれぞれ液室固定部材となる。さ
らに、図9に示すように基板3の四隅に円柱形(形状は
これに限らない。)の柱状部材38を取付けて、この柱
状部材38を液室固定部材として用いることもできる。
【0074】次に、液室ユニット2の振動板12は、図
3に示すように液室流路形成部材13側を平坦面とし、
チャンネル方向と直交する方向では圧電素子列4側にそ
れぞれ厚みの異なるダイアフラム領域12a、接合領域
12b及び逃げ領域12cを形成して、圧電素子列4の
駆動部圧電素子7,7…に対応してダイアフラム部1
1、11…を形成したものである。なお、ダイアフラム
部11の形状については、後述する加圧液室17の形状
で説明する。
3に示すように液室流路形成部材13側を平坦面とし、
チャンネル方向と直交する方向では圧電素子列4側にそ
れぞれ厚みの異なるダイアフラム領域12a、接合領域
12b及び逃げ領域12cを形成して、圧電素子列4の
駆動部圧電素子7,7…に対応してダイアフラム部1
1、11…を形成したものである。なお、ダイアフラム
部11の形状については、後述する加圧液室17の形状
で説明する。
【0075】ここで、振動板12のダイアフラム領域1
2aは、最も厚みの薄い領域(薄肉部)であって、厚さ
を3〜10μm程度にしたダイアフラム部11のダイア
フラム領域(駆動部圧電素子7の変位に応じて変形する
弾性部分)である。ダイアフラム領域12aの厚さを1
0μm以下にすることで、駆動部圧電素子7の変位を効
率的に加圧液室17に伝搬することができる。また、接
合領域12bは、最も厚みの厚い領域(厚肉部)であ
り、圧電素子列4の駆動部圧電素子7及び固定部圧電素
子8及び液室固定部材であるフレーム5との接合領域で
あって、例えば20μm程度以上の厚さに形成してい
る。この場合、図4に示すようにチャンネル方向と直交
する方向では、各接合領域12aの内、液室支柱部材で
ある固定部圧電素子8に対応する部分は、液室ユニット
2を固定部圧電素子8に接合するための梁部12eとな
る。更に、逃げ領域12cは、中間の厚さの領域であっ
て、駆動部圧電素子7との接触を避けるための逃げ領域
である。なお、振動板12にもフレーム5のインク供給
孔5cに対応するインク供給孔12dを形成している。
2aは、最も厚みの薄い領域(薄肉部)であって、厚さ
を3〜10μm程度にしたダイアフラム部11のダイア
フラム領域(駆動部圧電素子7の変位に応じて変形する
弾性部分)である。ダイアフラム領域12aの厚さを1
0μm以下にすることで、駆動部圧電素子7の変位を効
率的に加圧液室17に伝搬することができる。また、接
合領域12bは、最も厚みの厚い領域(厚肉部)であ
り、圧電素子列4の駆動部圧電素子7及び固定部圧電素
子8及び液室固定部材であるフレーム5との接合領域で
あって、例えば20μm程度以上の厚さに形成してい
る。この場合、図4に示すようにチャンネル方向と直交
する方向では、各接合領域12aの内、液室支柱部材で
ある固定部圧電素子8に対応する部分は、液室ユニット
2を固定部圧電素子8に接合するための梁部12eとな
る。更に、逃げ領域12cは、中間の厚さの領域であっ
て、駆動部圧電素子7との接触を避けるための逃げ領域
である。なお、振動板12にもフレーム5のインク供給
孔5cに対応するインク供給孔12dを形成している。
【0076】この振動板12を形成する材料は、駆動部
圧電素子7による加圧力を加圧液室17に伝搬できる弾
性部分を形成でき、インクに対する耐液性がよく、低透
湿性のものであればよい。ただし、この振動板12とし
ては、液室支柱部材である固定部圧電素子8と高い剛性
で接合する上で、ヤング率を100Kg/mm2以上とした
非弾性材料を用いることが好ましい。ここでは、エレク
トロンフォーミング工法(電鋳)によって製造したNi
(ニッケル)の金属プレートを用いているが、この他S
US等の金属膜、非常に薄い低透湿性の樹脂膜、例えば
ポリフェニレンサルファイド、ポリイミド、ポリエーテ
ルサルフォン、ポリクロロトリフルオロエチレン、アラ
ミド等の樹脂膜を用いることもできる。
圧電素子7による加圧力を加圧液室17に伝搬できる弾
性部分を形成でき、インクに対する耐液性がよく、低透
湿性のものであればよい。ただし、この振動板12とし
ては、液室支柱部材である固定部圧電素子8と高い剛性
で接合する上で、ヤング率を100Kg/mm2以上とした
非弾性材料を用いることが好ましい。ここでは、エレク
トロンフォーミング工法(電鋳)によって製造したNi
(ニッケル)の金属プレートを用いているが、この他S
US等の金属膜、非常に薄い低透湿性の樹脂膜、例えば
ポリフェニレンサルファイド、ポリイミド、ポリエーテ
ルサルフォン、ポリクロロトリフルオロエチレン、アラ
ミド等の樹脂膜を用いることもできる。
【0077】また、振動板12としては、上記のように
厚みを変えないで3〜10μm程度の均一厚さの金属膜
を用いたり、5〜30μm程度の樹脂膜を用いることも
できる。なお、均一厚さの樹脂膜を用いる場合には、特
に液室支柱部材である固定部圧電素子8と接合させる箇
所には高い剛性を必要とするので、ゴム系の材料(弾性
材料)を用いることは相互干渉を悪化させるために不適
当である。さらに、振動板12としては、図10に示す
ように上記のダイアフラム部11に相当する部分を樹脂
膜39aのみとし、その他の部分に金属膜39bを成膜
した2層構成の振動板39など、樹脂膜と金属膜とを複
層構成にしたものを用いることもできる。
厚みを変えないで3〜10μm程度の均一厚さの金属膜
を用いたり、5〜30μm程度の樹脂膜を用いることも
できる。なお、均一厚さの樹脂膜を用いる場合には、特
に液室支柱部材である固定部圧電素子8と接合させる箇
所には高い剛性を必要とするので、ゴム系の材料(弾性
材料)を用いることは相互干渉を悪化させるために不適
当である。さらに、振動板12としては、図10に示す
ように上記のダイアフラム部11に相当する部分を樹脂
膜39aのみとし、その他の部分に金属膜39bを成膜
した2層構成の振動板39など、樹脂膜と金属膜とを複
層構成にしたものを用いることもできる。
【0078】液室流路形成部材13は、上記のように振
動板12上面とノズルプレート16下面との間に位置し
て各駆動部圧電素子7に対応する各加圧液室17を形成
すると共に、図2乃至図4に示すように、各加圧液室1
7にインクを供給するために各加圧液室17の両側に位
置する共通液室44と、各加圧液室17の両側を共通液
室20に連通する流体抵抗部を兼ねた各インク供給路4
2,42とを形成するものであるが、その製造工程上、
振動板12上面にドライフィルムレジスト(感光性樹脂
フィルム)を用いて所要の液室パターンを形成した下側
液室流路形成層40と、ドライフィルムレジストを用い
て所要の液室パターンを形成した上側液室流路形成層4
1とを接合した2層構造としている。
動板12上面とノズルプレート16下面との間に位置し
て各駆動部圧電素子7に対応する各加圧液室17を形成
すると共に、図2乃至図4に示すように、各加圧液室1
7にインクを供給するために各加圧液室17の両側に位
置する共通液室44と、各加圧液室17の両側を共通液
室20に連通する流体抵抗部を兼ねた各インク供給路4
2,42とを形成するものであるが、その製造工程上、
振動板12上面にドライフィルムレジスト(感光性樹脂
フィルム)を用いて所要の液室パターンを形成した下側
液室流路形成層40と、ドライフィルムレジストを用い
て所要の液室パターンを形成した上側液室流路形成層4
1とを接合した2層構造としている。
【0079】下側液室流路形成層40は、図2、図4及
び図11にも示すように多数の内側隔壁部43と、この
多数の内側隔壁部43との間で加圧液室17,17…の
周囲に共通液室44を形成するための外側隔壁部45と
からなる。そして、内側隔壁部43は、対になって、各
加圧液室17を分離独立させる隔壁部43aと、各加圧
液室17と共通液室44とを隔てると共に各加圧液室1
7と共通液室44とを連通させる流体抵抗部を兼ねたイ
ンク供給路42を形成する隔壁部43bとを有してい
る。
び図11にも示すように多数の内側隔壁部43と、この
多数の内側隔壁部43との間で加圧液室17,17…の
周囲に共通液室44を形成するための外側隔壁部45と
からなる。そして、内側隔壁部43は、対になって、各
加圧液室17を分離独立させる隔壁部43aと、各加圧
液室17と共通液室44とを隔てると共に各加圧液室1
7と共通液室44とを連通させる流体抵抗部を兼ねたイ
ンク供給路42を形成する隔壁部43bとを有してい
る。
【0080】一方、上側液室流路形成層41は、下側液
室流路形成層40と同様に多数の内側隔壁部46(図1
1参照)と、この多数の内側隔壁部46との間で加圧液
室17,17…の周囲に共通液室44を形成するための
外側隔壁部47(図2参照)とからなる。そして、内側
隔壁部46は、図11に示すように下側液室流路形成層
40の2つの内側隔壁部43を対にした形状にして、各
加圧液室17を分離独立させる隔壁部46aと、各加圧
液室17と共通液室44とを隔てる隔壁部46bとを有
している。
室流路形成層40と同様に多数の内側隔壁部46(図1
1参照)と、この多数の内側隔壁部46との間で加圧液
室17,17…の周囲に共通液室44を形成するための
外側隔壁部47(図2参照)とからなる。そして、内側
隔壁部46は、図11に示すように下側液室流路形成層
40の2つの内側隔壁部43を対にした形状にして、各
加圧液室17を分離独立させる隔壁部46aと、各加圧
液室17と共通液室44とを隔てる隔壁部46bとを有
している。
【0081】すなわち、図3に示すようにチャンネル方
向と直交する方向では、上記下側液室流路形成層40と
上側液室流路形成層41とを接合した状態で、加圧液室
17と共通液室44との間に隔壁部43b及び隔壁部4
6bから形成される2層構造の隔壁部48を設け、下側
の隔壁部43bでインク供給路42を形成し、上側の隔
壁部46bでインク供給路42の蓋部材となる架橋部を
構成し、図4に示すようにチャンネル方向では、上記下
側液室流路形成層40と上側液室流路形成層41とを接
合した状態で、加圧液室17と共通液室44との間に隔
壁部43a及び隔壁部46aから形成される2層構造の
隔壁部49を設けている。
向と直交する方向では、上記下側液室流路形成層40と
上側液室流路形成層41とを接合した状態で、加圧液室
17と共通液室44との間に隔壁部43b及び隔壁部4
6bから形成される2層構造の隔壁部48を設け、下側
の隔壁部43bでインク供給路42を形成し、上側の隔
壁部46bでインク供給路42の蓋部材となる架橋部を
構成し、図4に示すようにチャンネル方向では、上記下
側液室流路形成層40と上側液室流路形成層41とを接
合した状態で、加圧液室17と共通液室44との間に隔
壁部43a及び隔壁部46aから形成される2層構造の
隔壁部49を設けている。
【0082】ここで、液室ユニット2の各加圧液室1
7,17…の形状について説明すると、加圧液室17の
形状は、より具体的には、図12に示すようにノズル1
5の配列方向の幅(図3で示される幅=図8の液室幅)
Aが、このノズル15の配列方向と直交する方向の幅
(図4で示される幅=図8の液室幅=液室長)A´より
も短い細長型形状に形成している。したがって、振動板
12のダイアフラム部11の形状も、ダイアフラム部1
1が下側液室流路形成部材40の内側隔壁部43に接合
されないように細長型形状に形成している。
7,17…の形状について説明すると、加圧液室17の
形状は、より具体的には、図12に示すようにノズル1
5の配列方向の幅(図3で示される幅=図8の液室幅)
Aが、このノズル15の配列方向と直交する方向の幅
(図4で示される幅=図8の液室幅=液室長)A´より
も短い細長型形状に形成している。したがって、振動板
12のダイアフラム部11の形状も、ダイアフラム部1
1が下側液室流路形成部材40の内側隔壁部43に接合
されないように細長型形状に形成している。
【0083】このように加圧液室17の形状を細長型形
状に形成することによって、インク滴吐出性能を出現さ
せるための液室容積を確保しながら、しかもノズルの配
列ピッチを高集積化することが可能になる。また、細長
型の加圧液室とすることで、後述するように固定部圧電
素子8を加圧液室17,17間に接合するときの接合面
積が増大して、各加圧液室17の固定強度が向上し、相
互干渉をより抑制することができるようになる。ここで
は、ノズル配列方向の幅(短手方向の幅)を「1」とし
てノズル配列方向と直交する方向の幅(長手方向の幅)
が「5〜7」程度になるようにしているが、理想的に固
定され、液室容積を小さくするようなヘッド仕様の場合
には、長手方向の幅を短手方向の幅に対して2倍程度の
長さにすることでも、同様の作用効果が得られる。
状に形成することによって、インク滴吐出性能を出現さ
せるための液室容積を確保しながら、しかもノズルの配
列ピッチを高集積化することが可能になる。また、細長
型の加圧液室とすることで、後述するように固定部圧電
素子8を加圧液室17,17間に接合するときの接合面
積が増大して、各加圧液室17の固定強度が向上し、相
互干渉をより抑制することができるようになる。ここで
は、ノズル配列方向の幅(短手方向の幅)を「1」とし
てノズル配列方向と直交する方向の幅(長手方向の幅)
が「5〜7」程度になるようにしているが、理想的に固
定され、液室容積を小さくするようなヘッド仕様の場合
には、長手方向の幅を短手方向の幅に対して2倍程度の
長さにすることでも、同様の作用効果が得られる。
【0084】そして、図3及び図4に示すように加圧液
室17の中央部に振動板12のダイアフラム部11に対
向するノズルプレート16のノズル15を位置させ、圧
電素子列4の列設方向で、ノズル15に対して、加圧液
室17、この加圧液室17に連通するインク供給路をな
すインク供給路42,42、及び共通液室44,44が
対称配置された構成としている。
室17の中央部に振動板12のダイアフラム部11に対
向するノズルプレート16のノズル15を位置させ、圧
電素子列4の列設方向で、ノズル15に対して、加圧液
室17、この加圧液室17に連通するインク供給路をな
すインク供給路42,42、及び共通液室44,44が
対称配置された構成としている。
【0085】この場合、圧電素子列4,4の駆動部圧電
素子7と固定部圧電素子8とを前述した図5に示すよう
に千鳥状配置とするときには、振動板12のダイアフラ
ム部11、加圧液室17及びノズル15も千鳥状配置と
なり、図6に示すように同列配置としたときには、振動
板12のダイアフラム部11、加圧液室17及びノズル
15も同列配置となる。
素子7と固定部圧電素子8とを前述した図5に示すよう
に千鳥状配置とするときには、振動板12のダイアフラ
ム部11、加圧液室17及びノズル15も千鳥状配置と
なり、図6に示すように同列配置としたときには、振動
板12のダイアフラム部11、加圧液室17及びノズル
15も同列配置となる。
【0086】ここで、液室ユニット2の液室構成の他の
例について説明する。先ず、上記実施例では液室流路形
成部材13の上側液室流路形成層41の内部隔壁部46
を下側液室流路形成層40の内部隔壁部43と略同様な
形状(インク供給路42を形成しない点で異なる。)と
しているが、例えば図13に示すように上側液室流路形
成層41は、下側液室流路形成層40で形成される細長
型形状の加圧液室17の略中央部とノズル15とを連通
する円筒状の液室流路51を形成したものでもよい。
例について説明する。先ず、上記実施例では液室流路形
成部材13の上側液室流路形成層41の内部隔壁部46
を下側液室流路形成層40の内部隔壁部43と略同様な
形状(インク供給路42を形成しない点で異なる。)と
しているが、例えば図13に示すように上側液室流路形
成層41は、下側液室流路形成層40で形成される細長
型形状の加圧液室17の略中央部とノズル15とを連通
する円筒状の液室流路51を形成したものでもよい。
【0087】また、加圧液室17は、例えば図14に示
すように上記の液室ユニット2の上側液室流路形成層4
1を省略して、下側液室流路形成層40のみによって形
成することもできる。さらに、例えば図15に示すよう
に加圧液室17の一方側にのみ流体抵抗部を兼ねたイン
ク供給路42を形成して他方側を閉塞し、ノズル15を
振動板12のダイアフラム部11に対向しつつ、加圧液
室17の他方側に配置することもできる。ただし、この
場合には、ノズル15に対して加圧液室17、インク供
給路42,42及び共通液室44,44は非対称配置に
なる。
すように上記の液室ユニット2の上側液室流路形成層4
1を省略して、下側液室流路形成層40のみによって形
成することもできる。さらに、例えば図15に示すよう
に加圧液室17の一方側にのみ流体抵抗部を兼ねたイン
ク供給路42を形成して他方側を閉塞し、ノズル15を
振動板12のダイアフラム部11に対向しつつ、加圧液
室17の他方側に配置することもできる。ただし、この
場合には、ノズル15に対して加圧液室17、インク供
給路42,42及び共通液室44,44は非対称配置に
なる。
【0088】また、振動板12上に形成する液室流路形
成部材13にて形成する液室形状は、図16及び図17
に示すように2列の加圧液室17,17…間に共通液室
44を完全に遮蔽しない仕切り隔壁部52を設けた形状
とすることもできる。さらに、図18及び図19に示す
ように、2列の加圧液室17,17…間に外周隔壁部4
5に連続する中央仕切り隔壁部53を形成して、2列の
加圧液室17,17…のそれぞれの両側に実質的に略同
形状の共通液室44a,44bを設け、かつ振動板12
のインク供給孔12dを端部中央位置に形成して、共通
液室44a,44bを圧電素子列4の列設方向でノズル
15に対して対称配置することもできる。
成部材13にて形成する液室形状は、図16及び図17
に示すように2列の加圧液室17,17…間に共通液室
44を完全に遮蔽しない仕切り隔壁部52を設けた形状
とすることもできる。さらに、図18及び図19に示す
ように、2列の加圧液室17,17…間に外周隔壁部4
5に連続する中央仕切り隔壁部53を形成して、2列の
加圧液室17,17…のそれぞれの両側に実質的に略同
形状の共通液室44a,44bを設け、かつ振動板12
のインク供給孔12dを端部中央位置に形成して、共通
液室44a,44bを圧電素子列4の列設方向でノズル
15に対して対称配置することもできる。
【0089】ノズルプレート16にはインク滴を飛翔さ
せるための微細孔である多数のノズル15を形成してお
り、このノズル15の径はインク滴出口側の直径で35
μm以下に形成し、また、ノズル15は振動板12のダ
イアフラム部11に対向し、かつ加圧液室17の中心近
傍に対応する位置に設けている。このノズルプレート1
6も振動板12と同様にエレクトロンフォーミング工法
(電鋳)によって製造したNi(ニッケル)の金属プレ
ートを用いているが、Si、その他の金属材料を用いる
こともできる。なお、実際には、1列32〜64個のノ
ズル15を2列配列した64〜128個構成で1つのイ
ンクジェットヘッドを製作するが、この64〜128個
のノズル15を有するノズルプレート16の品質は、イ
ンクの滴形状、飛翔特性を決定し、画像品質に大きな影
響を与えるものである。
せるための微細孔である多数のノズル15を形成してお
り、このノズル15の径はインク滴出口側の直径で35
μm以下に形成し、また、ノズル15は振動板12のダ
イアフラム部11に対向し、かつ加圧液室17の中心近
傍に対応する位置に設けている。このノズルプレート1
6も振動板12と同様にエレクトロンフォーミング工法
(電鋳)によって製造したNi(ニッケル)の金属プレ
ートを用いているが、Si、その他の金属材料を用いる
こともできる。なお、実際には、1列32〜64個のノ
ズル15を2列配列した64〜128個構成で1つのイ
ンクジェットヘッドを製作するが、この64〜128個
のノズル15を有するノズルプレート16の品質は、イ
ンクの滴形状、飛翔特性を決定し、画像品質に大きな影
響を与えるものである。
【0090】次に、上述したようなアクチュエータユニ
ット1と液室ユニット2との接合関係について説明す
る。先ず、液室ユニット2の最下面を構成する振動板1
2の各ダイアフラム部11の接合領域12bと圧電素子
列4の各駆動部圧電素子7とを接合している。このよう
に、個々の駆動部圧電素子7を個々の加圧液室17の壁
面をなすダイアフラム部11と1箇所でのみ接合させ、
他の部分と接触ないし接合しないことによって、隣接チ
ャンネルへの振動伝搬を大幅に抑制することができる。
ット1と液室ユニット2との接合関係について説明す
る。先ず、液室ユニット2の最下面を構成する振動板1
2の各ダイアフラム部11の接合領域12bと圧電素子
列4の各駆動部圧電素子7とを接合している。このよう
に、個々の駆動部圧電素子7を個々の加圧液室17の壁
面をなすダイアフラム部11と1箇所でのみ接合させ、
他の部分と接触ないし接合しないことによって、隣接チ
ャンネルへの振動伝搬を大幅に抑制することができる。
【0091】また、図4に示すように、振動板12の各
ダイアフラム部11,11間、即ち個々の加圧液室1
7,17間部分に形成した梁部12e(接合領域12b
でもある。)を圧電素子列4の駆動部圧電素子7,7間
に位置する液室支柱部材である個々の固定部圧電素子8
と接合、特に高い剛性で接合している。このように、振
動板12と固定部圧電素子8とを高い剛性で接合するこ
とによって、隣接チャンネルへの振動伝搬を大幅に抑制
することができる。ここで、高剛性を保つためには、個
々の構成部材も剛性の高いもので形成する必要がある。
ダイアフラム部11,11間、即ち個々の加圧液室1
7,17間部分に形成した梁部12e(接合領域12b
でもある。)を圧電素子列4の駆動部圧電素子7,7間
に位置する液室支柱部材である個々の固定部圧電素子8
と接合、特に高い剛性で接合している。このように、振
動板12と固定部圧電素子8とを高い剛性で接合するこ
とによって、隣接チャンネルへの振動伝搬を大幅に抑制
することができる。ここで、高剛性を保つためには、個
々の構成部材も剛性の高いもので形成する必要がある。
【0092】そこで、この実施例では、液室支柱部材と
して固定部圧電素子8を用いており、圧電素子は前述し
たようにチタン酸ジルコン亜鉛(PZT)等からなるヤ
ング率数千Kg/mm2程度の高剛性材料である。また、振
動板12として金属膜や非常に薄い透湿性の低い樹脂を
用いているので、高い剛性を持った接合を行うことがで
きる。なお、液室支柱部材を圧電素子としないで、予め
設けられた圧電素子の間に全く別の液室支柱部材を設け
た構成にすることもできる。
して固定部圧電素子8を用いており、圧電素子は前述し
たようにチタン酸ジルコン亜鉛(PZT)等からなるヤ
ング率数千Kg/mm2程度の高剛性材料である。また、振
動板12として金属膜や非常に薄い透湿性の低い樹脂を
用いているので、高い剛性を持った接合を行うことがで
きる。なお、液室支柱部材を圧電素子としないで、予め
設けられた圧電素子の間に全く別の液室支柱部材を設け
た構成にすることもできる。
【0093】次に、このインクジェットヘッドの製造工
程について説明する。このインクジェットヘッドは、予
めアクチュエータユニット1と液室ユニット2とを別々
に組付けた後、両ユニット1,2を接着接合して製造し
ている。このような製造工程を採用することによって、
両ユニット1,2の良品同士を選んで組み付けることが
できて歩留りが向上すると共に、加工組付け工程で塵埃
が発生しやすいアクチュエータユニット1と、塵埃の付
着を完全に避けたい液室ユニット2とを別々の工程で組
付けることができるので、完成したインクジェットヘッ
ドの品質自体が向上する。以下、具体的に説明する。
程について説明する。このインクジェットヘッドは、予
めアクチュエータユニット1と液室ユニット2とを別々
に組付けた後、両ユニット1,2を接着接合して製造し
ている。このような製造工程を採用することによって、
両ユニット1,2の良品同士を選んで組み付けることが
できて歩留りが向上すると共に、加工組付け工程で塵埃
が発生しやすいアクチュエータユニット1と、塵埃の付
着を完全に避けたい液室ユニット2とを別々の工程で組
付けることができるので、完成したインクジェットヘッ
ドの品質自体が向上する。以下、具体的に説明する。
【0094】先ず、アクチュエータユニット1の加工及
び組付け工程は、次のとおりである。すなわち、図20
に示すように絶縁性の基板3に予めインク供給孔3aを
形成すると共に、2列の圧電素子列4,4間に対応する
部分に、圧電素子列4の列設方向に後述する圧電素子切
断加工(スリット加工)時の切込み溝より深い溝3bを
形成し、この溝3bを含めて予め外部電極となる個別電
極用のNi・Au蒸着電極パターン61及び共通電極用の
Ni・Au蒸着電極パターン62を大まかにパターニング
する。
び組付け工程は、次のとおりである。すなわち、図20
に示すように絶縁性の基板3に予めインク供給孔3aを
形成すると共に、2列の圧電素子列4,4間に対応する
部分に、圧電素子列4の列設方向に後述する圧電素子切
断加工(スリット加工)時の切込み溝より深い溝3bを
形成し、この溝3bを含めて予め外部電極となる個別電
極用のNi・Au蒸着電極パターン61及び共通電極用の
Ni・Au蒸着電極パターン62を大まかにパターニング
する。
【0095】そして、図21に示すように両端面に分割
されて端面電極22,23となる電極66,67を形成
した2つの独立したプレート状圧電素子63,63を、
位置決め治具を用いて基板3上に接着剤6にて接着接合
し、プレート状圧電素子63,63の各端面の電極6
6,67を基板3の電極パターン61,62と導電性接
着剤24,26(図3参照)で電気的に接続する。
されて端面電極22,23となる電極66,67を形成
した2つの独立したプレート状圧電素子63,63を、
位置決め治具を用いて基板3上に接着剤6にて接着接合
し、プレート状圧電素子63,63の各端面の電極6
6,67を基板3の電極パターン61,62と導電性接
着剤24,26(図3参照)で電気的に接続する。
【0096】その後、図22に示すようにダイヤモンド
砥石をセットしたダイサーによって、例えば1ピッチ当
たり100μm程度の幅で駆動部圧電素子7及び固定部
圧電素子8となる個々の圧電素子64を形成しながら切
断加工する。このとき、基板3に至るまで切込み溝65
を入れて切断することによって、個々の圧電素子64,
64…を完全に独立させる。
砥石をセットしたダイサーによって、例えば1ピッチ当
たり100μm程度の幅で駆動部圧電素子7及び固定部
圧電素子8となる個々の圧電素子64を形成しながら切
断加工する。このとき、基板3に至るまで切込み溝65
を入れて切断することによって、個々の圧電素子64,
64…を完全に独立させる。
【0097】ここで、切断加工された各列の個々の圧電
素子64,64…は、前記のとおり駆動部圧電素子7と
固定部圧電素子8となって、同時に2列の圧電素子列
4,4の駆動部圧電素子7と固定部圧電素子8を形成す
ることができる。また、2列の圧電素子列とすること
で、前述したように一方の列の圧電素子を駆動部圧電素
子としたときに、他方の列の圧電素子を固定部圧電素子
とすることによって、各列のノズル15,15を千鳥状
に配列して見掛け上のノズルピッチを高集積化すること
ができる。このように、2列配置の圧電素子列を設けて
高集積化を図る場合、駆動部圧電素子7と固定部圧電素
子8とは同寸法・同一形状で形成する。
素子64,64…は、前記のとおり駆動部圧電素子7と
固定部圧電素子8となって、同時に2列の圧電素子列
4,4の駆動部圧電素子7と固定部圧電素子8を形成す
ることができる。また、2列の圧電素子列とすること
で、前述したように一方の列の圧電素子を駆動部圧電素
子としたときに、他方の列の圧電素子を固定部圧電素子
とすることによって、各列のノズル15,15を千鳥状
に配列して見掛け上のノズルピッチを高集積化すること
ができる。このように、2列配置の圧電素子列を設けて
高集積化を図る場合、駆動部圧電素子7と固定部圧電素
子8とは同寸法・同一形状で形成する。
【0098】また、基板3上の蒸着電極パターン61,
62も同時に切断されて個々の圧電素子64毎に分割さ
れ、プレート状圧電素子63の両端面の電極66,67
も分割されて端面電極22,23となるが、基板3の溝
3bにまで切込み溝65が達しないので、電極パターン
62は溝3bを通じて2列の圧電素子64,64の対向
する端面側のすべての端面電極22(分割前は電極6
6)と接続されたままである。したがって、この電極パ
ターン62を共通電極25として用いることによって、
簡単に2列の圧電素子64,64の対向する端面側の端
面電極22をすべて接続することができる。
62も同時に切断されて個々の圧電素子64毎に分割さ
れ、プレート状圧電素子63の両端面の電極66,67
も分割されて端面電極22,23となるが、基板3の溝
3bにまで切込み溝65が達しないので、電極パターン
62は溝3bを通じて2列の圧電素子64,64の対向
する端面側のすべての端面電極22(分割前は電極6
6)と接続されたままである。したがって、この電極パ
ターン62を共通電極25として用いることによって、
簡単に2列の圧電素子64,64の対向する端面側の端
面電極22をすべて接続することができる。
【0099】次に、圧電素子の加工が終了した基板3上
に液室固定部材であるフレーム5を接着接合する。この
とき、フレーム5と圧電素子64,64…とは同一水平
面に形成することで、後工程で液室ユニット2と接合す
る際の工程上非常に有効となる。すなわち、液室ユニッ
ト2とアクチュエータユニット1とは相互干渉を抑制す
るために剛性の高い接合を行うが、そのためにはスクリ
ーン印刷等を用いて湿式の接着剤を塗布するか、フィル
ム接着剤を用いるなどの工法を採ることで、コスト的に
安価であり、かつ充分な接合強度を得られる。これらの
スクリーン印刷工法もフィルム接着剤工法も、被着体表
面の平面性が必要であり、フレーム5と圧電素子64,
64…とを同一水平面に形成することで、上述したよう
な工法を採ることができるようになる。
に液室固定部材であるフレーム5を接着接合する。この
とき、フレーム5と圧電素子64,64…とは同一水平
面に形成することで、後工程で液室ユニット2と接合す
る際の工程上非常に有効となる。すなわち、液室ユニッ
ト2とアクチュエータユニット1とは相互干渉を抑制す
るために剛性の高い接合を行うが、そのためにはスクリ
ーン印刷等を用いて湿式の接着剤を塗布するか、フィル
ム接着剤を用いるなどの工法を採ることで、コスト的に
安価であり、かつ充分な接合強度を得られる。これらの
スクリーン印刷工法もフィルム接着剤工法も、被着体表
面の平面性が必要であり、フレーム5と圧電素子64,
64…とを同一水平面に形成することで、上述したよう
な工法を採ることができるようになる。
【0100】また、同一の基板3上に同一の厚みを有す
る圧電素子64,64…(駆動部圧電素子7及び固定部
圧電素子8)とフレーム5とを配設することによって、
アクチュエータユニット1の厚さが基板3の厚さ及び圧
電素子64の厚さで規定できるので、非常にコンパクト
なアクチュエータユニット1を構成することができると
共に、部品点数を削減し、位置出し工程をほとんど必要
としなくなり、大幅なコストダウンを達成することがで
きる。
る圧電素子64,64…(駆動部圧電素子7及び固定部
圧電素子8)とフレーム5とを配設することによって、
アクチュエータユニット1の厚さが基板3の厚さ及び圧
電素子64の厚さで規定できるので、非常にコンパクト
なアクチュエータユニット1を構成することができると
共に、部品点数を削減し、位置出し工程をほとんど必要
としなくなり、大幅なコストダウンを達成することがで
きる。
【0101】その後、FPCケーブル28を基板3の電
極パターン61,62に熱と加圧で接合する。このFP
Cケーブル28は圧電素子64,64…の内の駆動部圧
電素子7となる圧電素子64を選択的に駆動できるパタ
ーンを有し、その接合部には予め半田メッキを施してい
る。最後に、各圧電素子の容量を測定する。
極パターン61,62に熱と加圧で接合する。このFP
Cケーブル28は圧電素子64,64…の内の駆動部圧
電素子7となる圧電素子64を選択的に駆動できるパタ
ーンを有し、その接合部には予め半田メッキを施してい
る。最後に、各圧電素子の容量を測定する。
【0102】一方、液室ユニット2の加工・組付け工程
について説明すると、予めエレクトロンフォーミング工
法(電鋳)を用いてNi(ニッケル)の金属プレートか
らなるダイアフラム部11を有する振動板12及びノズ
ル15を有するノズルプレート16を製造する。このよ
うに振動板12及びノズルプレート16を同一の工法に
よって製造することで、より量産効果を上げることがで
きて、ヘッドの製造コストを低減することができる。特
に、エレクトロンフォーミング工法(電鋳)を用いて製
造する金属プレートは、微細加工の容易性、量産性、高
精度加工性において優れた工法である。なお、勿論、振
動板12やノズルプレート16をプレス、エッチング等
によって製造することもできる。
について説明すると、予めエレクトロンフォーミング工
法(電鋳)を用いてNi(ニッケル)の金属プレートか
らなるダイアフラム部11を有する振動板12及びノズ
ル15を有するノズルプレート16を製造する。このよ
うに振動板12及びノズルプレート16を同一の工法に
よって製造することで、より量産効果を上げることがで
きて、ヘッドの製造コストを低減することができる。特
に、エレクトロンフォーミング工法(電鋳)を用いて製
造する金属プレートは、微細加工の容易性、量産性、高
精度加工性において優れた工法である。なお、勿論、振
動板12やノズルプレート16をプレス、エッチング等
によって製造することもできる。
【0103】そして、振動板12のフラットな面上に下
側液室流路形成層40を形成するための感光性樹脂であ
る厚さ20〜50μm程度のドライフィルムレジストを
熱及び加圧によってラミネートし、流路パターンに応じ
たマスクを用いて紫外線露光をして、露光部分を硬化さ
せる。そして、未露光部分を除去できる溶剤を用いて、
未露光部分を除去して現像し、図2に示すように下側液
室流路形成層40の液室パターンを形成し、水洗い、乾
燥の後、再度紫外線露光と熱によって本硬化する。
側液室流路形成層40を形成するための感光性樹脂であ
る厚さ20〜50μm程度のドライフィルムレジストを
熱及び加圧によってラミネートし、流路パターンに応じ
たマスクを用いて紫外線露光をして、露光部分を硬化さ
せる。そして、未露光部分を除去できる溶剤を用いて、
未露光部分を除去して現像し、図2に示すように下側液
室流路形成層40の液室パターンを形成し、水洗い、乾
燥の後、再度紫外線露光と熱によって本硬化する。
【0104】また、ノズルプレート16にも上側液室流
路形成層41を形成するための感光性樹脂である厚さ4
0〜100μm程度のドライフィルムレジストを熱及び
加圧によってラミネートし、流路パターンに応じたマス
クを用いて紫外線露光をして、露光部分を硬化させ、未
露光部分を現像して、上側液室流路形成部材41の液室
パターン(前述したようにインク供給路42がない。)
を形成し、水洗い、乾燥の後、再度紫外線露光と熱によ
って本硬化する
路形成層41を形成するための感光性樹脂である厚さ4
0〜100μm程度のドライフィルムレジストを熱及び
加圧によってラミネートし、流路パターンに応じたマス
クを用いて紫外線露光をして、露光部分を硬化させ、未
露光部分を現像して、上側液室流路形成部材41の液室
パターン(前述したようにインク供給路42がない。)
を形成し、水洗い、乾燥の後、再度紫外線露光と熱によ
って本硬化する
【0105】そして、このようにして振動板12とノズ
ルプレート16に形成されたドライフィルムレジストか
らなる下側液室流路形成層40と上側液室流路形成層4
1の対応する面同士を接合する。この接合は位置合わせ
治具を用いて行い、加圧及び前記本硬化のときより高い
温度での加熱を行う。なお、実際には、以上の工程は、
複数個分のヘッド面積のプレートにて組付けを行うよう
にしている。
ルプレート16に形成されたドライフィルムレジストか
らなる下側液室流路形成層40と上側液室流路形成層4
1の対応する面同士を接合する。この接合は位置合わせ
治具を用いて行い、加圧及び前記本硬化のときより高い
温度での加熱を行う。なお、実際には、以上の工程は、
複数個分のヘッド面積のプレートにて組付けを行うよう
にしている。
【0106】ここで、振動板12とノズルプレート16
の位置合わせについて説明する。本実施例では、振動板
12とノズルプレート16とを高精度に位置決めするた
め、図2に示すように振動板12及びノズルプレート1
6(いずれも下側,上側流路形成性層40,41を含
む)に、同一形状で互いに大きさの異なる円形状のアラ
イメントマーク71,72を2箇所にそれぞれ形成して
いる。なお、アライメントマーク71,72の形状は円
形状に限らず、例えば多角形状、十字形などでもよく、
またその形成位置は振動板12及びノズルプレート16
に相対的に同位置であればよい。
の位置合わせについて説明する。本実施例では、振動板
12とノズルプレート16とを高精度に位置決めするた
め、図2に示すように振動板12及びノズルプレート1
6(いずれも下側,上側流路形成性層40,41を含
む)に、同一形状で互いに大きさの異なる円形状のアラ
イメントマーク71,72を2箇所にそれぞれ形成して
いる。なお、アライメントマーク71,72の形状は円
形状に限らず、例えば多角形状、十字形などでもよく、
またその形成位置は振動板12及びノズルプレート16
に相対的に同位置であればよい。
【0107】この場合、アライメントマーク71,72
のいずれか一方を大きく、他方を小さく形成して、振動
板12とノズルプレート16とを重ね合わせるときに、
画像処理装置やCCDカメラ等の撮像装置を用いて、大
きなアライメントマーク側から小さなアライメントマー
ク側を確認し、両者のアライメントマークが正規の位置
に合うように両者を相対的に移動して位置決めすること
で高精度な位置決めを行うことができる。
のいずれか一方を大きく、他方を小さく形成して、振動
板12とノズルプレート16とを重ね合わせるときに、
画像処理装置やCCDカメラ等の撮像装置を用いて、大
きなアライメントマーク側から小さなアライメントマー
ク側を確認し、両者のアライメントマークが正規の位置
に合うように両者を相対的に移動して位置決めすること
で高精度な位置決めを行うことができる。
【0108】次に、上述のようにして完成したアクチュ
エータユニット1と液室ユニット2とを組み付ける。す
なわち、先ず、アクチュエータユニット1の圧電素子6
4,64…(駆動部圧電素子7及び固定部圧電素子8)
及びフレーム5の面にスクリーン印刷機を用いてエポキ
シ系接着剤等の接着剤18を塗布する。
エータユニット1と液室ユニット2とを組み付ける。す
なわち、先ず、アクチュエータユニット1の圧電素子6
4,64…(駆動部圧電素子7及び固定部圧電素子8)
及びフレーム5の面にスクリーン印刷機を用いてエポキ
シ系接着剤等の接着剤18を塗布する。
【0109】ここで、接着剤18を塗布する領域は、駆
動部圧電素子7と固定部圧電素子8とで異なる。駆動部
圧電素子7は駆動時の変位を効率的に加圧液室17に伝
搬できるように振動板12のダイアフラム部11と接合
するので、接着剤の塗布によってこのダイアフラム部1
1の機能を損なうような接合法、例えば駆動部圧電素子
7全面に接着剤を塗布する工法は適さない。そこで、こ
の実施例では図3及び図4に示すような領域に塗布して
いる。これに対して、固定部圧電素子8は接合強度を確
保し、液室固定能力を向上するため、液室長に関係なく
固定部圧電素子8全面で接合するようにしている。
動部圧電素子7と固定部圧電素子8とで異なる。駆動部
圧電素子7は駆動時の変位を効率的に加圧液室17に伝
搬できるように振動板12のダイアフラム部11と接合
するので、接着剤の塗布によってこのダイアフラム部1
1の機能を損なうような接合法、例えば駆動部圧電素子
7全面に接着剤を塗布する工法は適さない。そこで、こ
の実施例では図3及び図4に示すような領域に塗布して
いる。これに対して、固定部圧電素子8は接合強度を確
保し、液室固定能力を向上するため、液室長に関係なく
固定部圧電素子8全面で接合するようにしている。
【0110】このように、液室支柱部材である固定部圧
電素子8と液室形成部材である液室ユニット2との接合
面積を、駆動部圧電素子7と液室ユニット2のダイアフ
ラム部11との接合面積よりも大きくすることで、隣接
チャンネル間の固定強度をより強固にすることができ
る。
電素子8と液室形成部材である液室ユニット2との接合
面積を、駆動部圧電素子7と液室ユニット2のダイアフ
ラム部11との接合面積よりも大きくすることで、隣接
チャンネル間の固定強度をより強固にすることができ
る。
【0111】その後、位置合わせ可能な接合治具にアク
チュエータユニット1を固定し、液室ユニット2の振動
板12側(接合面)を下方にして、位置合わせしながら
両ユニット1,2を接合する。この場合、数Kg/cm2の
加圧状態でエポキシ系接着剤が反応硬化する間放置す
る、なお、接着剤として、アクリル系の二液非混合タイ
プのものやシアノアクリレート系のものなどを用いて瞬
間的に接合するようにしてもよい。最後に、基板3にイ
ンク供給孔3aにインク供給パイプ19を挿入して接着
剤を塗布硬化して固定する。
チュエータユニット1を固定し、液室ユニット2の振動
板12側(接合面)を下方にして、位置合わせしながら
両ユニット1,2を接合する。この場合、数Kg/cm2の
加圧状態でエポキシ系接着剤が反応硬化する間放置す
る、なお、接着剤として、アクリル系の二液非混合タイ
プのものやシアノアクリレート系のものなどを用いて瞬
間的に接合するようにしてもよい。最後に、基板3にイ
ンク供給孔3aにインク供給パイプ19を挿入して接着
剤を塗布硬化して固定する。
【0112】次に、以上のように構成したインクジェッ
トヘッドの作用について説明すると、記録信号に応じて
選択的に圧電素子列4,4の駆動部圧電素子7,7…に
20〜50Vの駆動パルス電圧を印加することによっ
て、パルス電圧が印加された駆動部圧電素子7が変位し
て振動板12の対応するダイアフラム部11をノズル1
5方向に変形させ、加圧液室17の容積(体積)変化に
よって加圧液室17内のインクを加圧し、インクがノズ
ルプレート16のノズル15から液滴となって噴射さ
れ、記録を行うことができる。
トヘッドの作用について説明すると、記録信号に応じて
選択的に圧電素子列4,4の駆動部圧電素子7,7…に
20〜50Vの駆動パルス電圧を印加することによっ
て、パルス電圧が印加された駆動部圧電素子7が変位し
て振動板12の対応するダイアフラム部11をノズル1
5方向に変形させ、加圧液室17の容積(体積)変化に
よって加圧液室17内のインクを加圧し、インクがノズ
ルプレート16のノズル15から液滴となって噴射さ
れ、記録を行うことができる。
【0113】そして、インク滴の吐出に伴って加圧液室
17内のインク圧力が低下し、このときのインク流れの
慣性によって加圧液室17内には若干の負圧が発生す
る。この状態の下において、駆動部圧電素子7への電圧
の印加をオフ状態にすることによって、振動板12のダ
イアフラム部11が元の位置に戻って加圧液室17が元
の形状になるため、さらに負圧が発生する。
17内のインク圧力が低下し、このときのインク流れの
慣性によって加圧液室17内には若干の負圧が発生す
る。この状態の下において、駆動部圧電素子7への電圧
の印加をオフ状態にすることによって、振動板12のダ
イアフラム部11が元の位置に戻って加圧液室17が元
の形状になるため、さらに負圧が発生する。
【0114】このとき、図示しないインクタンクに通じ
るインク供給パイプ19から入ったインクは、共通液室
44を通ってインク供給路42から加圧液室17内に充
填される。そこで、ノズル15のインクメニスカス面の
振動が減衰して安定した後、次のインク滴吐出のために
駆動部圧電素子7にパルス電圧を印加する。
るインク供給パイプ19から入ったインクは、共通液室
44を通ってインク供給路42から加圧液室17内に充
填される。そこで、ノズル15のインクメニスカス面の
振動が減衰して安定した後、次のインク滴吐出のために
駆動部圧電素子7にパルス電圧を印加する。
【0115】この場合、振動板12の変形部をダイアフ
ラム部11とすることによって、駆動部圧電素子7で発
生した変位を効率的に当該加圧液室17に伝搬させるこ
とができると共に、当該加圧液室17以外の部分への振
動の伝搬が減少する。
ラム部11とすることによって、駆動部圧電素子7で発
生した変位を効率的に当該加圧液室17に伝搬させるこ
とができると共に、当該加圧液室17以外の部分への振
動の伝搬が減少する。
【0116】また、インク吐出時に、加圧液室17から
共通液室44に通じる流路方向にインクの流れが発生す
るが、インク供給路42の流路断面積を他より小さく形
成した流体抵抗部としているので、加圧液室17から共
通液室44への逆流が極めて少なくなり、インク滴吐出
効率の低下が防止される。
共通液室44に通じる流路方向にインクの流れが発生す
るが、インク供給路42の流路断面積を他より小さく形
成した流体抵抗部としているので、加圧液室17から共
通液室44への逆流が極めて少なくなり、インク滴吐出
効率の低下が防止される。
【0117】そして、このインクジェットヘッドにおい
ては、圧電素子列4の各駆動部圧電素子7と液室形成部
材である液室ユニット2のダイアフラム部11とを接合
すると共に、基板3上には駆動部圧電素子7,7間に固
定部圧電素子8,8…を設け、この固定部圧電素子8と
液室ユニット2の各加圧液室17,17間とを接合し
て、液室ユニット2を基板3に固定したので、隣接チャ
ンネル間の機械的剛性が高くなって、一の駆動部圧電素
子7を駆動したときの他の駆動部圧電素子7への振動の
伝搬が抑制され、相互干渉が低減してインク吐出性能が
安定する。
ては、圧電素子列4の各駆動部圧電素子7と液室形成部
材である液室ユニット2のダイアフラム部11とを接合
すると共に、基板3上には駆動部圧電素子7,7間に固
定部圧電素子8,8…を設け、この固定部圧電素子8と
液室ユニット2の各加圧液室17,17間とを接合し
て、液室ユニット2を基板3に固定したので、隣接チャ
ンネル間の機械的剛性が高くなって、一の駆動部圧電素
子7を駆動したときの他の駆動部圧電素子7への振動の
伝搬が抑制され、相互干渉が低減してインク吐出性能が
安定する。
【0118】また、基板3上には圧電素子列4,4の側
方に圧電素子列4に沿って液室固定部31〜33を有す
るフレーム5を設けて、このフレーム5と液室ユニット
2とを接合しているので、単チャンネル駆動時に生じる
隣接チャンネルへの振動伝搬がここでも抑制されるとと
もに、同時に複数チャンネルを駆動したときに液室ユニ
ット2全体が持上がるようなこともなくなる。
方に圧電素子列4に沿って液室固定部31〜33を有す
るフレーム5を設けて、このフレーム5と液室ユニット
2とを接合しているので、単チャンネル駆動時に生じる
隣接チャンネルへの振動伝搬がここでも抑制されるとと
もに、同時に複数チャンネルを駆動したときに液室ユニ
ット2全体が持上がるようなこともなくなる。
【0119】このように、このインクジェットヘッド
は、各チャンネル毎に個別化された駆動用圧電素子を持
ち、各駆動用圧電素子を個別化された加圧液室の変形部
と接合(又は接触)させ、さらに各駆動圧電素子間に液
室支柱部材を設けて、この液室支柱部材を各加圧液室間
の部分に高い剛性で接合したので、隣接チャンネル間の
機械的剛性が高くなり、隣接チャンネル間への振動伝搬
が抑制されて、相互干渉が低減ないし防止され、様々な
駆動条件化において安定したインク滴吐出性能が得ら
れ、画像品質が向上する。
は、各チャンネル毎に個別化された駆動用圧電素子を持
ち、各駆動用圧電素子を個別化された加圧液室の変形部
と接合(又は接触)させ、さらに各駆動圧電素子間に液
室支柱部材を設けて、この液室支柱部材を各加圧液室間
の部分に高い剛性で接合したので、隣接チャンネル間の
機械的剛性が高くなり、隣接チャンネル間への振動伝搬
が抑制されて、相互干渉が低減ないし防止され、様々な
駆動条件化において安定したインク滴吐出性能が得ら
れ、画像品質が向上する。
【0120】また、上述したように加圧液室17は振動
板12、感光性樹脂からなる液室流路形成部材13及び
ノズルプレート16によって形成し、この加圧液室17
の壁面の一つを構成する振動板12の部分は、振動板1
2の駆動部圧電素子7に接合する側面の側に形成したダ
イアフラム部11に対応するように略同形状で加圧液室
17の壁面を形成し、そのダイアフラム部11は肉厚の
最も薄い最薄部であるダイアフラム領域12aとこのダ
イアフラム領域12a内に設けた駆動部圧電素子7の変
位を伝達する変位伝達部となる肉厚の最も厚い最厚部で
ある接合領域12bにより構成し、さらにダイアフラム
部11と対向してノズルプレート16のノズル15を設
けている。これによって、次のような作用効果が得られ
る。
板12、感光性樹脂からなる液室流路形成部材13及び
ノズルプレート16によって形成し、この加圧液室17
の壁面の一つを構成する振動板12の部分は、振動板1
2の駆動部圧電素子7に接合する側面の側に形成したダ
イアフラム部11に対応するように略同形状で加圧液室
17の壁面を形成し、そのダイアフラム部11は肉厚の
最も薄い最薄部であるダイアフラム領域12aとこのダ
イアフラム領域12a内に設けた駆動部圧電素子7の変
位を伝達する変位伝達部となる肉厚の最も厚い最厚部で
ある接合領域12bにより構成し、さらにダイアフラム
部11と対向してノズルプレート16のノズル15を設
けている。これによって、次のような作用効果が得られ
る。
【0121】 駆動部圧電素子7の駆動によって高速
でd33方向(積層方向)に変位することによって、加
圧液室17内の圧力上昇が瞬時に行われる。これによ
り、入力した駆動電圧波形に対応して時間遅れが生じる
ことなく変位する。そして、d33方向の変位を利用し
ているので、駆動部圧電素子7の変位方向の厚みを薄く
でき、機械的共振点も実用上の問題がないほどに高周波
数帯(500KHz以上)となり、数μsの立ち上がり
時間で駆動しても共振の影響が略なくなる。
でd33方向(積層方向)に変位することによって、加
圧液室17内の圧力上昇が瞬時に行われる。これによ
り、入力した駆動電圧波形に対応して時間遅れが生じる
ことなく変位する。そして、d33方向の変位を利用し
ているので、駆動部圧電素子7の変位方向の厚みを薄く
でき、機械的共振点も実用上の問題がないほどに高周波
数帯(500KHz以上)となり、数μsの立ち上がり
時間で駆動しても共振の影響が略なくなる。
【0122】加圧液室17のダイアフラム部11に対
応する最薄部12aが容易に変形するので、駆動部圧電
素子7の変位を妨げず、加圧液室17の圧力上昇をロス
なく生じさせることができる。すなわち、ダイアフラム
部11はその周辺がより厚い部分で支持されており、加
圧液室17を構成する液室流路形成部材13もこのダイ
アフラム部11以外の厚い部分で接合している。ダイア
フラム部11の形状、厚さは、ダイアフラム部11の剛
性が駆動部圧電素子7の剛性に対して充分小となるよう
に設定しているので、駆動部圧電素子7の変位は素子単
体とダイアフラム部11への接合時とで差異はない。
応する最薄部12aが容易に変形するので、駆動部圧電
素子7の変位を妨げず、加圧液室17の圧力上昇をロス
なく生じさせることができる。すなわち、ダイアフラム
部11はその周辺がより厚い部分で支持されており、加
圧液室17を構成する液室流路形成部材13もこのダイ
アフラム部11以外の厚い部分で接合している。ダイア
フラム部11の形状、厚さは、ダイアフラム部11の剛
性が駆動部圧電素子7の剛性に対して充分小となるよう
に設定しているので、駆動部圧電素子7の変位は素子単
体とダイアフラム部11への接合時とで差異はない。
【0123】加圧液室17の振動板12面がダイアフ
ラム部11と略同形状であることにより、加圧液室17
内の必要最小限のインクを効率良く吐出できる。すなわ
ち、インク吐出のための発生力を与えるダイアフラム部
以上の必要以上に大きい壁面を持つ加圧液室17とする
ことは、加圧液室17内の容積が増大するため、インク
自体の圧縮と、加圧液室17のインク内圧によって変形
を生じるので、圧力上昇をする上で損失が大きくなる。
そこで、加圧液室17の形状をダイアフラム部11と略
同形状とすることで損失を少なくすることができる。た
だし、加工、組付けのための最小限の公差は考慮する必
要がある。
ラム部11と略同形状であることにより、加圧液室17
内の必要最小限のインクを効率良く吐出できる。すなわ
ち、インク吐出のための発生力を与えるダイアフラム部
以上の必要以上に大きい壁面を持つ加圧液室17とする
ことは、加圧液室17内の容積が増大するため、インク
自体の圧縮と、加圧液室17のインク内圧によって変形
を生じるので、圧力上昇をする上で損失が大きくなる。
そこで、加圧液室17の形状をダイアフラム部11と略
同形状とすることで損失を少なくすることができる。た
だし、加工、組付けのための最小限の公差は考慮する必
要がある。
【0124】ダイアフラム部11と対向する位置にノ
ズル15を設けることによってノズル15への圧力伝達
が高速(短時間)に行われ、インクの吐出効率が向上す
る。これは、駆動部圧電素子7の駆動立ち上がり時にダ
イアフラム部11の急激な変位(高加速度成分)による
第1波の圧力波の伝播によりノズルメニスカス面を打ち
破り、続く第2波の圧力波の伝播により容易に高速で大
容量のインクを吐出することができる。第2波にノズル
メニスカスを隆起させ打ち破るための圧力損失を生じな
いからである。
ズル15を設けることによってノズル15への圧力伝達
が高速(短時間)に行われ、インクの吐出効率が向上す
る。これは、駆動部圧電素子7の駆動立ち上がり時にダ
イアフラム部11の急激な変位(高加速度成分)による
第1波の圧力波の伝播によりノズルメニスカス面を打ち
破り、続く第2波の圧力波の伝播により容易に高速で大
容量のインクを吐出することができる。第2波にノズル
メニスカスを隆起させ打ち破るための圧力損失を生じな
いからである。
【0125】また、加圧液室17に直接臨むノズルプレ
ート16のダイアフラム部11と対向した位置にノズル
15を形成することによって、ノズル15への圧力伝達
の損失が生じない。すなわち、加圧液室17とノズル1
5との間にイナータンス、コンプライアンス、流体抵抗
成分を付与することがない。これらの効果が相乗するこ
とによって、ノズルに圧力を効率的に集中伝達させるこ
とができ、インクの吐出効率が向上する。
ート16のダイアフラム部11と対向した位置にノズル
15を形成することによって、ノズル15への圧力伝達
の損失が生じない。すなわち、加圧液室17とノズル1
5との間にイナータンス、コンプライアンス、流体抵抗
成分を付与することがない。これらの効果が相乗するこ
とによって、ノズルに圧力を効率的に集中伝達させるこ
とができ、インクの吐出効率が向上する。
【0126】さらに、駆動部圧電素子7,7間に固定部
圧電素子8,8…を設けた構造は、相互干渉の防止に効
果的であるだけでなく、ダイアフラム部11に対向した
ノズルプレート16の位置にノズル15を形成するのに
適した構成である。すなわち、従前、ダイアフラム部1
1に対向したノズルプレートの位置にノズル15を形成
したのでは、ノズル15を振動源の近傍(直上)に配置
することになって圧電素子の変位による機械的振動の伝
達による噴射特性の劣化を生じやすく、特に高周波駆動
が困難であった。上述のような構造にすることで振動伝
達が殆どなくなるので、ノズル15を振動源の近傍(直
上)に配置することの不都合がなくなるのである。
圧電素子8,8…を設けた構造は、相互干渉の防止に効
果的であるだけでなく、ダイアフラム部11に対向した
ノズルプレート16の位置にノズル15を形成するのに
適した構成である。すなわち、従前、ダイアフラム部1
1に対向したノズルプレートの位置にノズル15を形成
したのでは、ノズル15を振動源の近傍(直上)に配置
することになって圧電素子の変位による機械的振動の伝
達による噴射特性の劣化を生じやすく、特に高周波駆動
が困難であった。上述のような構造にすることで振動伝
達が殆どなくなるので、ノズル15を振動源の近傍(直
上)に配置することの不都合がなくなるのである。
【0127】さらに、このようにダイアフラム部11に
対向してノズル15を配置した構成において、加圧液室
17の両側にインク供給路42を介して共通液室44を
配置して、ノズル15からのインク滴吐出後のインクの
供給を加圧液室17の長手方向(ノズル配列方向と直交
する方向)の双方向の共通液室44,44からノズル1
5に行うようにすることによって、短時間での高速なイ
ンクリフィルが可能になる。
対向してノズル15を配置した構成において、加圧液室
17の両側にインク供給路42を介して共通液室44を
配置して、ノズル15からのインク滴吐出後のインクの
供給を加圧液室17の長手方向(ノズル配列方向と直交
する方向)の双方向の共通液室44,44からノズル1
5に行うようにすることによって、短時間での高速なイ
ンクリフィルが可能になる。
【0128】前述したように駆動部圧電素子7のd33
方向の変位を利用して高速変位、高周波駆動を可能と
し、加圧液室17の形状をダイアフラム部11と略同形
状とするなどしてインク吐出の駆動周波数を高くして高
周波応答を行うためには、それに見合う高速インクリフ
ィルを行わなければならないので、上記のような液室構
成とすることによって所望の高速インクリフィルを行う
ことができ、これによって高周波応答が実現できる。す
なわち、圧電素子側の高周波駆動能力と液室側の高速リ
フィル能力の双方を得られて高周波応答が可能になるの
である。
方向の変位を利用して高速変位、高周波駆動を可能と
し、加圧液室17の形状をダイアフラム部11と略同形
状とするなどしてインク吐出の駆動周波数を高くして高
周波応答を行うためには、それに見合う高速インクリフ
ィルを行わなければならないので、上記のような液室構
成とすることによって所望の高速インクリフィルを行う
ことができ、これによって高周波応答が実現できる。す
なわち、圧電素子側の高周波駆動能力と液室側の高速リ
フィル能力の双方を得られて高周波応答が可能になるの
である。
【0129】そして、加圧液室17を前述したような細
長型形状に形成した場合は、高速リフィルを達成する手
段として、双方向からのインクリフィルが有効な手段と
なる。この場合、加圧液室17は、図12を参照して、
液室長A´/液室幅Aが1以上50以下になるように形
成することが実用上の駆動速度でのインク滴吐出をする
ために好ましい。さらに、高周波駆動や高集積化を考慮
したヘッド内の配置を目指す場合には、4以上10以下
とするのが好ましい。
長型形状に形成した場合は、高速リフィルを達成する手
段として、双方向からのインクリフィルが有効な手段と
なる。この場合、加圧液室17は、図12を参照して、
液室長A´/液室幅Aが1以上50以下になるように形
成することが実用上の駆動速度でのインク滴吐出をする
ために好ましい。さらに、高周波駆動や高集積化を考慮
したヘッド内の配置を目指す場合には、4以上10以下
とするのが好ましい。
【0130】ここで、加圧液室17の液室幅Aが大であ
ると、ノズル間ピッチが大きくなって高集積化には不利
となり、小であると吐出するインク体積が小となって必
要な体積が得られなくなる。一方、液室長A´が大であ
ると、加圧液室17でのインク吐出後の圧力変動が長周
期となるために減衰が遅れて高周波駆動に支障を来し、
小であると液室幅Aと同様にインク体積が小となって必
要体積が得られなくなる。上記実施例の構成では、液室
幅A:200μm、液室長A´:1400μmとしたと
き、ノズル間ピッチ:254μm、最大駆動周波数:2
0〜30KHz、吐出インク体積:30〜60pl程度が
得られた。
ると、ノズル間ピッチが大きくなって高集積化には不利
となり、小であると吐出するインク体積が小となって必
要な体積が得られなくなる。一方、液室長A´が大であ
ると、加圧液室17でのインク吐出後の圧力変動が長周
期となるために減衰が遅れて高周波駆動に支障を来し、
小であると液室幅Aと同様にインク体積が小となって必
要体積が得られなくなる。上記実施例の構成では、液室
幅A:200μm、液室長A´:1400μmとしたと
き、ノズル間ピッチ:254μm、最大駆動周波数:2
0〜30KHz、吐出インク体積:30〜60pl程度が
得られた。
【0131】また、図13、図14に示す液室構成で
は、加圧液室17に連通するノズル15に対して、加圧
液室17、インク供給路42を対称配置している。これ
によって、加圧液室17内部で発生するインク吐出時の
圧力波、及びインク吐出後に残留振動する圧力波のバラ
ンスをとることができる上、ヘッド組立て、加工時に残
留する内部応力等によるノズルに対する歪をキャンセル
することができる。
は、加圧液室17に連通するノズル15に対して、加圧
液室17、インク供給路42を対称配置している。これ
によって、加圧液室17内部で発生するインク吐出時の
圧力波、及びインク吐出後に残留振動する圧力波のバラ
ンスをとることができる上、ヘッド組立て、加工時に残
留する内部応力等によるノズルに対する歪をキャンセル
することができる。
【0132】さらに、図18に示す液室構成では、加圧
液室17に連通するノズル15に対して共通液室44
a,44bの形状を含めて対称配置している。このよう
にすることで、初期インク充填性を向上することができ
る。すなわち、インクジェットヘッドの組立て完了後に
インクをヘッド内に充填する(初期インク充填)が、こ
の場合、加圧液室17及び共通液室44a,44b等に
気泡を残留させることなくインクを完全に充填しなけれ
ばならない。上記のようなノズル15に対して双方向の
バランスがとれた等価のインク流が得られるので、双方
向から同時にインク流入が行われて、充填性が向上す
る。
液室17に連通するノズル15に対して共通液室44
a,44bの形状を含めて対称配置している。このよう
にすることで、初期インク充填性を向上することができ
る。すなわち、インクジェットヘッドの組立て完了後に
インクをヘッド内に充填する(初期インク充填)が、こ
の場合、加圧液室17及び共通液室44a,44b等に
気泡を残留させることなくインクを完全に充填しなけれ
ばならない。上記のようなノズル15に対して双方向の
バランスがとれた等価のインク流が得られるので、双方
向から同時にインク流入が行われて、充填性が向上す
る。
【0133】ここで、図17に示す液室構成でも共通液
室44が対称配置となっているので、相当の初期インク
充填性の向上を図れるが、インク供給孔12dが共通液
室44の片隅に設けられているためにインク供給孔12
dから離れた側の共通液室44への充填が遅れる傾向に
ある。これに対して、図18に示す液室構成では、イン
ク供給孔12dを2列の共通液室44a,44bの中央
部に設けているので、一層初期インク充填性の向上が図
れる。
室44が対称配置となっているので、相当の初期インク
充填性の向上を図れるが、インク供給孔12dが共通液
室44の片隅に設けられているためにインク供給孔12
dから離れた側の共通液室44への充填が遅れる傾向に
ある。これに対して、図18に示す液室構成では、イン
ク供給孔12dを2列の共通液室44a,44bの中央
部に設けているので、一層初期インク充填性の向上が図
れる。
【0134】また、このインクジェットヘッドにおいて
は、前述したように振動板12及びノズルプレート16
を金属材料によって形成しているので、加圧液室17の
剛性が高くなる。すなわち、加圧液室17内にインクを
充填した状態で、駆動部圧電素子7を駆動することによ
ってインク圧が急速に高まり、インク滴を吐出すること
は前述したとおりであるが、加圧液室17内部のインク
圧の上昇は同時に加圧液室17自体をも変形させる圧力
となるので、この変形が生じるとインク圧の上昇が阻害
され、インク吐出効率の低下や他の加圧液室17に変形
が及んで相互干渉の発生という事態が生じることになる
ため、剛性の高い金属材料で形成することによってその
変形を防止できる。また、金属材料を用いることは、液
室内部のインクが圧電素子側に透湿することを完全に防
止できるので、圧電素子のマイグレーションの発生を抑
えることができる。なお、金属材料に代えて、シリコン
の微細加工プロセスを利用して形成することもできる。
は、前述したように振動板12及びノズルプレート16
を金属材料によって形成しているので、加圧液室17の
剛性が高くなる。すなわち、加圧液室17内にインクを
充填した状態で、駆動部圧電素子7を駆動することによ
ってインク圧が急速に高まり、インク滴を吐出すること
は前述したとおりであるが、加圧液室17内部のインク
圧の上昇は同時に加圧液室17自体をも変形させる圧力
となるので、この変形が生じるとインク圧の上昇が阻害
され、インク吐出効率の低下や他の加圧液室17に変形
が及んで相互干渉の発生という事態が生じることになる
ため、剛性の高い金属材料で形成することによってその
変形を防止できる。また、金属材料を用いることは、液
室内部のインクが圧電素子側に透湿することを完全に防
止できるので、圧電素子のマイグレーションの発生を抑
えることができる。なお、金属材料に代えて、シリコン
の微細加工プロセスを利用して形成することもできる。
【0135】そして、このインクジェットヘッドは加圧
液室を用いるピエゾアクチュエータ方式を採用している
ことで、アクチュエータである圧電素子がインク中に浸
されないので接液性の問題がなく、圧電素子は自己発熱
の問題がないので使用インクの制約もなく、更にインク
液吐出に最適な圧電素子駆動波形を設定できることから
微小滴(サテライト)が発生し難く、画像(印字)品質
が高く、アクチュエータユニットと液室ユニットを別体
で組み付けることから、ヘッドの歩留り、組立て品質が
向上する。
液室を用いるピエゾアクチュエータ方式を採用している
ことで、アクチュエータである圧電素子がインク中に浸
されないので接液性の問題がなく、圧電素子は自己発熱
の問題がないので使用インクの制約もなく、更にインク
液吐出に最適な圧電素子駆動波形を設定できることから
微小滴(サテライト)が発生し難く、画像(印字)品質
が高く、アクチュエータユニットと液室ユニットを別体
で組み付けることから、ヘッドの歩留り、組立て品質が
向上する。
【0136】次に、図23及び図24を参照して他の本
発明に係るインクジェットヘッドの実施例について説明
する。なお、このインクジェットヘッドの基本的な構成
は上述したインクジェットヘッドと同様であるので、対
応する部分に同一の符号を付して、個々の説明を省略す
る。上記実施例のインクジェットヘッドと主な相違点
は、振動板12を最厚部(肉厚部)である接合領域12
bと最薄部(薄肉部)であるダイアフラム領域12aの
2種類の厚みを有する部材で形成していること、流体抵
抗部を兼ねたインク供給路42を下側液室流路形成層4
0の内側隔壁部43及び上側液室流路形成層41の内側
隔壁部46の両者に形成している、つまり内側隔壁部4
3,46のいずれにもインク供給路42を形成するため
の溝を設けて両者を接合することでインク供給路42と
なる構造にしていることである。もとより、この構造に
限定されるものではなく、上記実施例のインクジェット
ヘッドで説明した構造と同様にすることができる。
発明に係るインクジェットヘッドの実施例について説明
する。なお、このインクジェットヘッドの基本的な構成
は上述したインクジェットヘッドと同様であるので、対
応する部分に同一の符号を付して、個々の説明を省略す
る。上記実施例のインクジェットヘッドと主な相違点
は、振動板12を最厚部(肉厚部)である接合領域12
bと最薄部(薄肉部)であるダイアフラム領域12aの
2種類の厚みを有する部材で形成していること、流体抵
抗部を兼ねたインク供給路42を下側液室流路形成層4
0の内側隔壁部43及び上側液室流路形成層41の内側
隔壁部46の両者に形成している、つまり内側隔壁部4
3,46のいずれにもインク供給路42を形成するため
の溝を設けて両者を接合することでインク供給路42と
なる構造にしていることである。もとより、この構造に
限定されるものではなく、上記実施例のインクジェット
ヘッドで説明した構造と同様にすることができる。
【0137】このインクジェットヘッドにおいては、チ
ャンネル方向で、液室流路形成部材13の下側液室流路
形成層40で形成している加圧液室17の幅(上記実施
例の「液室幅」)Aと、振動板12のダイアフラム部1
1の幅(以下「ダイアフラム幅」という。)Bと、圧電
素子列4を構成している液室支柱部材である固定部圧電
素子8,8の間隔(以下「支柱部間隔」という。)Cと
が、A>B>Cの関係になるように形成している。同様
に、チャンネル方向と直交する方向の加圧液室幅(上記
実施例の「液室長」)A´、ダイアフラム幅B´、支柱
部間隔に相当するフレーム5の透孔部5b(5aも同
じ)の幅C´についても、同様に、A´>B´>C´の
関係になるように形成している。
ャンネル方向で、液室流路形成部材13の下側液室流路
形成層40で形成している加圧液室17の幅(上記実施
例の「液室幅」)Aと、振動板12のダイアフラム部1
1の幅(以下「ダイアフラム幅」という。)Bと、圧電
素子列4を構成している液室支柱部材である固定部圧電
素子8,8の間隔(以下「支柱部間隔」という。)Cと
が、A>B>Cの関係になるように形成している。同様
に、チャンネル方向と直交する方向の加圧液室幅(上記
実施例の「液室長」)A´、ダイアフラム幅B´、支柱
部間隔に相当するフレーム5の透孔部5b(5aも同
じ)の幅C´についても、同様に、A´>B´>C´の
関係になるように形成している。
【0138】すなわち、加圧液室幅Aをダイアフラム幅
Bより大きく形成し、ダイアフラム幅Bを支柱部間隔C
より大きく形成している。この場合、ダイアフラム幅B
を支柱部間隔Cより大きく形成することによって、圧電
素子列4の液室支柱部材である固定部圧電素子8の幅D
が振動板12の梁部12eの幅Eより大きく形成され
る。また、このとき、δ1(δ1=A−B)、δ2(δ
2=B−C)がいずれも接合精度より大きくなる。
Bより大きく形成し、ダイアフラム幅Bを支柱部間隔C
より大きく形成している。この場合、ダイアフラム幅B
を支柱部間隔Cより大きく形成することによって、圧電
素子列4の液室支柱部材である固定部圧電素子8の幅D
が振動板12の梁部12eの幅Eより大きく形成され
る。また、このとき、δ1(δ1=A−B)、δ2(δ
2=B−C)がいずれも接合精度より大きくなる。
【0139】また、圧電素子列4の固定部圧電素子8の
幅Dを駆動部圧電素子7の幅Fより大きく形成し、振動
板12の梁部12eの幅Eをダイアフラム部11の駆動
部圧電素子7と接合する接合領域12bの幅Gより大き
く形成している。さらに、液室流路形成部材13の上側
液室流路形成層41の隔壁部46aの幅Hを下側液室流
路形成層40の隔壁部43aの幅Iより大きく形成して
いる。さらにまた、圧電素子列4の駆動部圧電素子7の
端部長さJ、活性部長さK、及び振動板12のダイアフ
ラム部11の接合領域(肉厚部)12bの長さLとを、
J>K>Lの関係になるように形成している。
幅Dを駆動部圧電素子7の幅Fより大きく形成し、振動
板12の梁部12eの幅Eをダイアフラム部11の駆動
部圧電素子7と接合する接合領域12bの幅Gより大き
く形成している。さらに、液室流路形成部材13の上側
液室流路形成層41の隔壁部46aの幅Hを下側液室流
路形成層40の隔壁部43aの幅Iより大きく形成して
いる。さらにまた、圧電素子列4の駆動部圧電素子7の
端部長さJ、活性部長さK、及び振動板12のダイアフ
ラム部11の接合領域(肉厚部)12bの長さLとを、
J>K>Lの関係になるように形成している。
【0140】以上のように構成した場合、液室流路形成
部材13の加圧液室幅Aを振動板12のダイアフラム幅
Bより大きく形成しているので、液室流路形成部材13
の下側液室流路形成層40と振動板12との接合位置に
余裕ができて、接合位置ずれが生じても下側液室流路形
成層40の隔壁部43a,43bが振動板12のダイア
フラム部11に接着されることが防止され、振動板12
のダイアフラム部11が理想的に変位してインク滴飛翔
速度、飛翔体積の低下が抑制される。
部材13の加圧液室幅Aを振動板12のダイアフラム幅
Bより大きく形成しているので、液室流路形成部材13
の下側液室流路形成層40と振動板12との接合位置に
余裕ができて、接合位置ずれが生じても下側液室流路形
成層40の隔壁部43a,43bが振動板12のダイア
フラム部11に接着されることが防止され、振動板12
のダイアフラム部11が理想的に変位してインク滴飛翔
速度、飛翔体積の低下が抑制される。
【0141】また、振動板12のダイアフラム幅Bを圧
電素子列4の支柱部間隔Cより大きく形成している、つ
まり、圧電素子列4の固定部圧電素子8の幅Dを振動板
12の梁部12eの幅Eより大きく形成しているので、
振動板12と圧電素子列4との接合時(アクチュエータ
ユニット1と液室ユニット2との接合時)に、振動板1
2の梁部12eと圧電素子列4の固定部圧電素子8との
接合位置に余裕ができて、接合位置ずれが生じても振動
板12の梁部12eを確実に固定部圧電素子8の上面に
接着することができ、振動板12の変位を抑制すること
ができる。これにより、液滴飛翔速度、飛翔体積の低下
を防ぎ、相互干渉を抑えることができる。
電素子列4の支柱部間隔Cより大きく形成している、つ
まり、圧電素子列4の固定部圧電素子8の幅Dを振動板
12の梁部12eの幅Eより大きく形成しているので、
振動板12と圧電素子列4との接合時(アクチュエータ
ユニット1と液室ユニット2との接合時)に、振動板1
2の梁部12eと圧電素子列4の固定部圧電素子8との
接合位置に余裕ができて、接合位置ずれが生じても振動
板12の梁部12eを確実に固定部圧電素子8の上面に
接着することができ、振動板12の変位を抑制すること
ができる。これにより、液滴飛翔速度、飛翔体積の低下
を防ぎ、相互干渉を抑えることができる。
【0142】そして、上記のように液室流路形成部材1
3の加圧液室幅Aを振動板12のダイアフラム幅Bより
大きく形成し、且つ圧電素子列4の固定部圧電素子8の
幅Dを振動板12の梁部12eの幅Eより大きく形成す
ることによって、接合位置ずれによる影響が生じなくな
り、各ヘッド間における液滴飛翔速度、飛翔体積のばら
つきも低減することができる。
3の加圧液室幅Aを振動板12のダイアフラム幅Bより
大きく形成し、且つ圧電素子列4の固定部圧電素子8の
幅Dを振動板12の梁部12eの幅Eより大きく形成す
ることによって、接合位置ずれによる影響が生じなくな
り、各ヘッド間における液滴飛翔速度、飛翔体積のばら
つきも低減することができる。
【0143】また、圧電素子列4の固定部圧電素子8の
幅Dを駆動部圧電素子7の幅Fより大きく形成している
ので、振動板12と圧電素子列4との接合時に、振動板
12の梁部12eと圧電素子列4の固定部圧電素子8の
接合位置に余裕ができて、接合位置ずれが生じても振動
板12の梁部12eを確実に固定部圧電素子8上面に接
着することができ、振動板12の変位を抑制することが
でき、一層相互干渉を抑えることができる。
幅Dを駆動部圧電素子7の幅Fより大きく形成している
ので、振動板12と圧電素子列4との接合時に、振動板
12の梁部12eと圧電素子列4の固定部圧電素子8の
接合位置に余裕ができて、接合位置ずれが生じても振動
板12の梁部12eを確実に固定部圧電素子8上面に接
着することができ、振動板12の変位を抑制することが
でき、一層相互干渉を抑えることができる。
【0144】さらに、振動板12の梁部12eの幅Eを
ダイアフラム部11の接合領域12bの幅Gより大きく
形成しているので、ダイアフラム部11の接合領域12
bと駆動部圧電素子7の接合位置に余裕ができて、梁部
12eと固定部圧電素子8との接合位置がずれてもダイ
アフラム部11の接合領域12bを駆動部圧電素子7に
確実に接合することができるようになり、インク滴飛翔
速度、飛翔体積の低下を防ぐことができる。
ダイアフラム部11の接合領域12bの幅Gより大きく
形成しているので、ダイアフラム部11の接合領域12
bと駆動部圧電素子7の接合位置に余裕ができて、梁部
12eと固定部圧電素子8との接合位置がずれてもダイ
アフラム部11の接合領域12bを駆動部圧電素子7に
確実に接合することができるようになり、インク滴飛翔
速度、飛翔体積の低下を防ぐことができる。
【0145】一方、液室流路形成部材13を下側液室流
路形成層40と上側液室流路形成層41とに分割形成し
て両者を接合する場合、上側液室流路形成層41の隔壁
部46aの幅Hを下側液室流路形成層40の隔壁部43
aの幅Iより大きくすることによって、上側液室流路形
成層41と下側液室流路形成層40とを接合する時に接
合位置に余裕が生じて、インク滴飛翔速度、飛翔体積の
低下を防ぐことができると共に、上側液室流路形成層4
1の隔壁部46aの幅Hを下側液室流路形成層40の隔
壁部43aの幅Iより小さくする場合に比べて、高密度
化、高集積化に優れる。この場合、上側液室流路形成層
41の隔壁部46aの幅Hを下側液室流路形成層40の
隔壁部43aの幅Iより小さくしても、接合位置に余裕
が生じてインク滴飛翔速度、飛翔体積の低下を防ぐこと
はできる。
路形成層40と上側液室流路形成層41とに分割形成し
て両者を接合する場合、上側液室流路形成層41の隔壁
部46aの幅Hを下側液室流路形成層40の隔壁部43
aの幅Iより大きくすることによって、上側液室流路形
成層41と下側液室流路形成層40とを接合する時に接
合位置に余裕が生じて、インク滴飛翔速度、飛翔体積の
低下を防ぐことができると共に、上側液室流路形成層4
1の隔壁部46aの幅Hを下側液室流路形成層40の隔
壁部43aの幅Iより小さくする場合に比べて、高密度
化、高集積化に優れる。この場合、上側液室流路形成層
41の隔壁部46aの幅Hを下側液室流路形成層40の
隔壁部43aの幅Iより小さくしても、接合位置に余裕
が生じてインク滴飛翔速度、飛翔体積の低下を防ぐこと
はできる。
【0146】また、圧電素子列4の駆動部圧電素子7の
端部長さJ、活性部長さK、及び振動板12のダイアフ
ラム部11の接合領域12bの長さLとを、J>K>L
の関係になるように形成している。ここで、圧電素子列
4の駆動部圧電素子7の端部長さJを、振動板12のダ
イアフラム部11の接合領域12bの長さLより大きく
形成することによって、両者の接合時の接合位置に余裕
ができ、両者の位置ずれによる振動板変位効率の低下を
防ぐことができると共に、液滴飛翔速度、飛翔体積の低
下を防ぐことができる。また、圧電素子列4の駆動部圧
電素子7の活性部長さKを振動板12のダイアフラム部
11の接合領域12bの長さLより大きく形成すること
によって、両者の位置ずれによる振動板変位効率の低下
を防ぐことができると共に、液滴飛翔速度、飛翔体積の
低下を防ぐことができる。
端部長さJ、活性部長さK、及び振動板12のダイアフ
ラム部11の接合領域12bの長さLとを、J>K>L
の関係になるように形成している。ここで、圧電素子列
4の駆動部圧電素子7の端部長さJを、振動板12のダ
イアフラム部11の接合領域12bの長さLより大きく
形成することによって、両者の接合時の接合位置に余裕
ができ、両者の位置ずれによる振動板変位効率の低下を
防ぐことができると共に、液滴飛翔速度、飛翔体積の低
下を防ぐことができる。また、圧電素子列4の駆動部圧
電素子7の活性部長さKを振動板12のダイアフラム部
11の接合領域12bの長さLより大きく形成すること
によって、両者の位置ずれによる振動板変位効率の低下
を防ぐことができると共に、液滴飛翔速度、飛翔体積の
低下を防ぐことができる。
【0147】このように、この実施例のインクジェット
ヘッドにおいては、接合関係にある相互の部材の接合部
分の内、噴射特性への影響や振動板変位効率への影響を
勘案しながら、最適な一方を他方より大きく形成するこ
とによって、接合位置ずれや相互干渉による噴射特性の
低下を防止して、画像品質を向上している。
ヘッドにおいては、接合関係にある相互の部材の接合部
分の内、噴射特性への影響や振動板変位効率への影響を
勘案しながら、最適な一方を他方より大きく形成するこ
とによって、接合位置ずれや相互干渉による噴射特性の
低下を防止して、画像品質を向上している。
【0148】次に、図25及び図26を参照して更に他
の本発明に係るインクジェットヘッドの実施例について
説明する。このインクジェットヘッドの基本的な構成は
上述したインクジェットヘッドと同様であるので、対応
する部分に同一の符号を付して簡単に説明する。先ず、
絶縁性の基板3上に積層型圧電素子からなる駆動部圧電
素子7と固定部圧電素子8とを交互に列状に配列してな
る圧電素子列4を接着剤6で接合して設け、この圧電素
子列4の側方にフレーム5を設けて、これらの圧電素子
列4及びフレーム5上にダイアフラム部11を有する振
動板12を接着剤18にて接合する。振動板12は接合
領域12bとダイアフラム領域12aの2種類の厚みを
有する部材からなる。
の本発明に係るインクジェットヘッドの実施例について
説明する。このインクジェットヘッドの基本的な構成は
上述したインクジェットヘッドと同様であるので、対応
する部分に同一の符号を付して簡単に説明する。先ず、
絶縁性の基板3上に積層型圧電素子からなる駆動部圧電
素子7と固定部圧電素子8とを交互に列状に配列してな
る圧電素子列4を接着剤6で接合して設け、この圧電素
子列4の側方にフレーム5を設けて、これらの圧電素子
列4及びフレーム5上にダイアフラム部11を有する振
動板12を接着剤18にて接合する。振動板12は接合
領域12bとダイアフラム領域12aの2種類の厚みを
有する部材からなる。
【0149】そして、振動板12上にドライフィルムレ
ジストからなる1層又は複数層の液室流路形成部材13
を接合し、この液室流路形成部材13上に複数のノズル
15を形成したノズルプレート16を接合し、これらの
振動板12、液室流路形成部材13及びノズルプレート
16によって画成された加圧液室17を形成している。
この加圧液室17の双方向には供給路形成部材75,7
5で形成したインク供給路42,42を連通させ、この
インク供給路42,42を介して両側に設けた共通液室
44,44に加圧液室17を連通させている。また、各
加圧液室17,17間にドライフィルムレジストからな
る下側隔壁部76a及び上側隔壁部76bからなる2層
構造の隔壁部76を設けて、各加圧液室17を独立させ
ている。なお、この構造に限られるものではなく、上記
各実施例のインクジェットヘッドと同様な構成を採用す
ることもでき、更にアクチュエータ手段として圧電素子
に限らず、ヒータを用いるバブルジェット方式のインク
ジェットヘッドでもよい。
ジストからなる1層又は複数層の液室流路形成部材13
を接合し、この液室流路形成部材13上に複数のノズル
15を形成したノズルプレート16を接合し、これらの
振動板12、液室流路形成部材13及びノズルプレート
16によって画成された加圧液室17を形成している。
この加圧液室17の双方向には供給路形成部材75,7
5で形成したインク供給路42,42を連通させ、この
インク供給路42,42を介して両側に設けた共通液室
44,44に加圧液室17を連通させている。また、各
加圧液室17,17間にドライフィルムレジストからな
る下側隔壁部76a及び上側隔壁部76bからなる2層
構造の隔壁部76を設けて、各加圧液室17を独立させ
ている。なお、この構造に限られるものではなく、上記
各実施例のインクジェットヘッドと同様な構成を採用す
ることもでき、更にアクチュエータ手段として圧電素子
に限らず、ヒータを用いるバブルジェット方式のインク
ジェットヘッドでもよい。
【0150】ここで、供給路形成部材75,75は駆動
部圧電素子7からの距離に関係なく一定の幅に形成して
いるのに対して、隔壁部76は上側隔壁部76bの幅を
下側隔壁部76aの幅よりも広く形成している。したが
って、加圧液室17の図25に示すチャンネル方向と直
交する方向の幅(液室長)は駆動部圧電素子7からの距
離に関係なく一定であるが、図26に示すチャンネル方
向の幅(液室幅)は駆動部圧電素子7からの距離が大き
くなるに従って隔壁部76の幅が広くなることで駆動部
圧電素子7からの距離が大きくなるに従って狭くなる。
部圧電素子7からの距離に関係なく一定の幅に形成して
いるのに対して、隔壁部76は上側隔壁部76bの幅を
下側隔壁部76aの幅よりも広く形成している。したが
って、加圧液室17の図25に示すチャンネル方向と直
交する方向の幅(液室長)は駆動部圧電素子7からの距
離に関係なく一定であるが、図26に示すチャンネル方
向の幅(液室幅)は駆動部圧電素子7からの距離が大き
くなるに従って隔壁部76の幅が広くなることで駆動部
圧電素子7からの距離が大きくなるに従って狭くなる。
【0151】これによって、液室流路形成部材13で形
成する隔壁部76の振動板12側の面積を変えることな
く、駆動部圧電素子7の変位によって生じる加圧液室1
7内に生じる圧力Pを受ける隔壁部76の剛性を大きく
することができ、駆動部圧電素子7の変位を有効にイン
ク滴吐出のために利用することができる。そして、加圧
液室17の幅が振動板12からノズル15に向けて狭く
なることで、駆動部圧電素子7で発生した圧力をノズル
15に向けて導くことができるので、インク滴の吐出効
率が向上し、しかも、各加圧液室17,17間の相互干
渉を低減することができる。
成する隔壁部76の振動板12側の面積を変えることな
く、駆動部圧電素子7の変位によって生じる加圧液室1
7内に生じる圧力Pを受ける隔壁部76の剛性を大きく
することができ、駆動部圧電素子7の変位を有効にイン
ク滴吐出のために利用することができる。そして、加圧
液室17の幅が振動板12からノズル15に向けて狭く
なることで、駆動部圧電素子7で発生した圧力をノズル
15に向けて導くことができるので、インク滴の吐出効
率が向上し、しかも、各加圧液室17,17間の相互干
渉を低減することができる。
【0152】すなわち、加圧液室17,17間を仕切っ
ている隔壁部76の幅を一定にした場合、相互干渉を防
ぐためには駆動部圧電素子7の変位によって生じる加圧
液室17内に生じる圧力Pによって隔壁部76が変形を
来さないようにするため、隔壁部76全体を幅広く形成
しなければならなくなる。しかし、これではノズルピッ
チを一定とすると、加圧液室17の幅が狭くなって加圧
面積が小さくなり、吐出効率が低下し、他方、加圧液室
17の幅を一定とすると、ノズルピッチが広くなって、
高密度化、高解像度化を図ることができなくなる。これ
に対して、上述のように隔壁部76の幅を変化させるこ
とで、加圧液室17の駆動部圧電素子7側では充分な加
圧面積を確保し、ノズル15側では加圧液室17の幅を
狭くして隔壁部76の剛性を上げて変形し難くすること
ができるのである。
ている隔壁部76の幅を一定にした場合、相互干渉を防
ぐためには駆動部圧電素子7の変位によって生じる加圧
液室17内に生じる圧力Pによって隔壁部76が変形を
来さないようにするため、隔壁部76全体を幅広く形成
しなければならなくなる。しかし、これではノズルピッ
チを一定とすると、加圧液室17の幅が狭くなって加圧
面積が小さくなり、吐出効率が低下し、他方、加圧液室
17の幅を一定とすると、ノズルピッチが広くなって、
高密度化、高解像度化を図ることができなくなる。これ
に対して、上述のように隔壁部76の幅を変化させるこ
とで、加圧液室17の駆動部圧電素子7側では充分な加
圧面積を確保し、ノズル15側では加圧液室17の幅を
狭くして隔壁部76の剛性を上げて変形し難くすること
ができるのである。
【0153】なお、隔壁部76は図27に示すように下
側隔壁部76a、中間隔壁部76c及び上側隔壁部76
bの3層構造として、下側隔壁部76aの幅を最も狭
く、上側隔壁部76bの幅を最も広く、中間隔壁部76
cの幅をそれらの中間の幅に形成することで、加圧液室
17の液室幅を駆動部圧電素子7からの距離が大きくな
るに従って3段階に狭くなるように形成することもでき
る。また、図28に示すようにインク供給路42を加圧
液室17の片方向にのみ設けた構造にも適用することが
できる。
側隔壁部76a、中間隔壁部76c及び上側隔壁部76
bの3層構造として、下側隔壁部76aの幅を最も狭
く、上側隔壁部76bの幅を最も広く、中間隔壁部76
cの幅をそれらの中間の幅に形成することで、加圧液室
17の液室幅を駆動部圧電素子7からの距離が大きくな
るに従って3段階に狭くなるように形成することもでき
る。また、図28に示すようにインク供給路42を加圧
液室17の片方向にのみ設けた構造にも適用することが
できる。
【0154】また、上記実施例では加圧液室17の液室
幅を駆動部圧電素子7からの距離が大きくなるに従って
狭くなるように形成しているが、加圧液室17の液室長
を駆動部圧電素子7からの距離が大きくなるに従って短
く形成したり、あるいは、駆動部圧電素子7からの距離
が大きくなるに従って液室幅を狭くし、液室長を短く形
成することもできる。
幅を駆動部圧電素子7からの距離が大きくなるに従って
狭くなるように形成しているが、加圧液室17の液室長
を駆動部圧電素子7からの距離が大きくなるに従って短
く形成したり、あるいは、駆動部圧電素子7からの距離
が大きくなるに従って液室幅を狭くし、液室長を短く形
成することもできる。
【0155】つまり、図29に示すように加圧液室17
へのインク供給路42,42を形成する供給路形成部材
75,75を第1〜第4層75a〜75dからなる4層
構造のドライフィルムレジストで構成して、この第1〜
第4層75a〜75dの長さを駆動部圧電素子7に近い
層から順にL1,L2,L3(第1,第2層75a,7
5bは同じ長さ)として、L1<L2<L3の関係で形
成し、各層75a〜75dの共通液室44,44側端面
を揃えることによって、加圧液室17の液室長を駆動部
圧電素子7からの距離が大きくなるに従って短く形成す
る。
へのインク供給路42,42を形成する供給路形成部材
75,75を第1〜第4層75a〜75dからなる4層
構造のドライフィルムレジストで構成して、この第1〜
第4層75a〜75dの長さを駆動部圧電素子7に近い
層から順にL1,L2,L3(第1,第2層75a,7
5bは同じ長さ)として、L1<L2<L3の関係で形
成し、各層75a〜75dの共通液室44,44側端面
を揃えることによって、加圧液室17の液室長を駆動部
圧電素子7からの距離が大きくなるに従って短く形成す
る。
【0156】このように加圧液室17の液室長を駆動部
圧電素子7からの距離が大きくなるに従って短く形成す
ることによっても、駆動部圧電素子7の変位が加圧液室
17に有効に伝達され、供給路形成部材75,75の剛
性がノズル15に近付くに従って大きくなるので、上記
実施例と同様にインク滴の吐出効率が向上し、相互干渉
が低減する。
圧電素子7からの距離が大きくなるに従って短く形成す
ることによっても、駆動部圧電素子7の変位が加圧液室
17に有効に伝達され、供給路形成部材75,75の剛
性がノズル15に近付くに従って大きくなるので、上記
実施例と同様にインク滴の吐出効率が向上し、相互干渉
が低減する。
【0157】また、図29の構造に加えて、図30に示
すように加圧液室17のノズル配列方向の隔壁部77も
4層構造のドライフィルムレジストで形成して、その長
さを駆動部圧電素子7に近い層から段階的に長く形成
し、加圧液室17の液室幅も駆動部圧電素子7からの距
離が大きくなるに従って狭く形成することにより、駆動
部圧電素子7からの距離が大きくなるに従って液室幅を
狭くし、液室長さを短く形成する短く形成することがで
きる。このようにすれば、一層インク滴の吐出効率が向
上し、相互干渉が低減する。
すように加圧液室17のノズル配列方向の隔壁部77も
4層構造のドライフィルムレジストで形成して、その長
さを駆動部圧電素子7に近い層から段階的に長く形成
し、加圧液室17の液室幅も駆動部圧電素子7からの距
離が大きくなるに従って狭く形成することにより、駆動
部圧電素子7からの距離が大きくなるに従って液室幅を
狭くし、液室長さを短く形成する短く形成することがで
きる。このようにすれば、一層インク滴の吐出効率が向
上し、相互干渉が低減する。
【0158】さらに、図31及び図32に示すように液
室流路形成部材13の上側液室形成層41で形成する加
圧液室部分17´を丸みを帯びた円筒形状に形成するこ
とによっても、液室幅及び液室長が駆動部圧電素子7か
らの距離が大きくなるに従って狭く或いは短く形成され
るので、上述したようなインク滴吐出効率の向上や相互
干渉の低減を図ることができる。
室流路形成部材13の上側液室形成層41で形成する加
圧液室部分17´を丸みを帯びた円筒形状に形成するこ
とによっても、液室幅及び液室長が駆動部圧電素子7か
らの距離が大きくなるに従って狭く或いは短く形成され
るので、上述したようなインク滴吐出効率の向上や相互
干渉の低減を図ることができる。
【0159】さらにまた、図33乃至図35に示すよう
に加圧液室17の片方向に共通液室44を配置した液室
構造においても、駆動部圧電素子7からの距離が大きく
なるに従って液室長を短く形成することができる。
に加圧液室17の片方向に共通液室44を配置した液室
構造においても、駆動部圧電素子7からの距離が大きく
なるに従って液室長を短く形成することができる。
【0160】つまり、図33に示す例では、加圧液室1
7の一方側に供給路形成部材75で形成したインク供給
路42を介して連通する共通液室44を配置し、加圧液
室17の他方側にインク吐出路形成部材78で形成した
インク吐出路79を介して連通する吐出室80を形成
し、ノズルプレート16のノズル15をこの吐出室80
に連通させ、そのインク吐出路形成部材78の長さを駆
動部圧電素子7からの距離が大きくなるに従って段階的
に長く(L1<L2<L3)形成して、駆動部圧電素子
7からの距離が大きくなるに従って液室長を短く形成し
ている。
7の一方側に供給路形成部材75で形成したインク供給
路42を介して連通する共通液室44を配置し、加圧液
室17の他方側にインク吐出路形成部材78で形成した
インク吐出路79を介して連通する吐出室80を形成
し、ノズルプレート16のノズル15をこの吐出室80
に連通させ、そのインク吐出路形成部材78の長さを駆
動部圧電素子7からの距離が大きくなるに従って段階的
に長く(L1<L2<L3)形成して、駆動部圧電素子
7からの距離が大きくなるに従って液室長を短く形成し
ている。
【0161】また、図34に示す例では、加圧液室17
の片方向に設けた供給路形成部材75の長さを駆動部圧
電素子7からの距離が大きくなるに従って段階的に長く
して、加圧液室17の長さを段階的に短くなるようにし
ている。さらに、図35に示す例では、加圧液室17の
一方側に供給路形成部材75で形成したインク供給路4
2を介して連通する共通液室44を配置し、加圧液室1
7の他方側にインク吐出路形成部材78で形成したイン
ク吐出路79に連通するノズル15を形成したノズルプ
レート16を設け、加圧液室17の振動板12と対向す
る側にはプレート81を設けて、駆動部圧電素子の変位
方向と直交する方向にインク滴を吐出する構造にした上
で、そのインク吐出路形成部材78の長さを駆動部圧電
素子7からの距離が大きくなるに従って段階的に長く形
成して、加圧液室17の長さを段階的に短くなるように
している。
の片方向に設けた供給路形成部材75の長さを駆動部圧
電素子7からの距離が大きくなるに従って段階的に長く
して、加圧液室17の長さを段階的に短くなるようにし
ている。さらに、図35に示す例では、加圧液室17の
一方側に供給路形成部材75で形成したインク供給路4
2を介して連通する共通液室44を配置し、加圧液室1
7の他方側にインク吐出路形成部材78で形成したイン
ク吐出路79に連通するノズル15を形成したノズルプ
レート16を設け、加圧液室17の振動板12と対向す
る側にはプレート81を設けて、駆動部圧電素子の変位
方向と直交する方向にインク滴を吐出する構造にした上
で、そのインク吐出路形成部材78の長さを駆動部圧電
素子7からの距離が大きくなるに従って段階的に長く形
成して、加圧液室17の長さを段階的に短くなるように
している。
【0162】さらに、図36に示すように振動板12上
に加圧液室17及びこれに連通するノズル15を例えば
前述した電鋳等によって一体的に形成した液室形成部材
82を用いて、この液室形成部材81で液室幅及び/又
は液室長さが段階的に狭く或いは短くなる加圧液室17
を形成することもできる。
に加圧液室17及びこれに連通するノズル15を例えば
前述した電鋳等によって一体的に形成した液室形成部材
82を用いて、この液室形成部材81で液室幅及び/又
は液室長さが段階的に狭く或いは短くなる加圧液室17
を形成することもできる。
【0163】なお、本発明に係るインクジェットヘッド
の内には、圧電素子の電界方向と直角方向の変位(d3
3方向の変位)を用いるインクジェットヘッドに限ら
ず、電界方向と同方向の変位(d31方向の変位)を用
いるインクジェットヘッドにも適用することができるも
のも存する。また、上記実施例では、主として、ノズル
の開口方向を圧電素子の変位方向と同軸上にしたサイド
シュータ方式のインクジェットヘッドに適用した例で説
明したが、ノズルの開口方向を圧電素子の変位方向と直
交する方向にしたサイドシュータ方式のインクジェット
ヘッドにも適用することができるものも存する。
の内には、圧電素子の電界方向と直角方向の変位(d3
3方向の変位)を用いるインクジェットヘッドに限ら
ず、電界方向と同方向の変位(d31方向の変位)を用
いるインクジェットヘッドにも適用することができるも
のも存する。また、上記実施例では、主として、ノズル
の開口方向を圧電素子の変位方向と同軸上にしたサイド
シュータ方式のインクジェットヘッドに適用した例で説
明したが、ノズルの開口方向を圧電素子の変位方向と直
交する方向にしたサイドシュータ方式のインクジェット
ヘッドにも適用することができるものも存する。
【0164】
【発明の効果】以上説明したように請求項1のインクジ
ェットヘッドによれば、複数の圧電素子間に液室支柱部
材を設けて、これらの複数の圧電素子及び液室支柱部材
上に、圧電素子の変位で変形可能な変形部を有する加圧
液室及びこの加圧液室に連通するノズルを形成する液室
形成部材を設け、圧電素子と変形部とを接触又は接合す
ると共に、液室形成部材の各加圧液室間部分を液室支柱
部材を介して基板と接合したので、隣接チャンネル間の
機械的剛性が高くなり、一の圧電素子を駆動したときの
他の圧電素子への振動の伝搬を抑制して、相互干渉を低
減ないし防止し、安定したインク滴吐出性能が得られ
る。
ェットヘッドによれば、複数の圧電素子間に液室支柱部
材を設けて、これらの複数の圧電素子及び液室支柱部材
上に、圧電素子の変位で変形可能な変形部を有する加圧
液室及びこの加圧液室に連通するノズルを形成する液室
形成部材を設け、圧電素子と変形部とを接触又は接合す
ると共に、液室形成部材の各加圧液室間部分を液室支柱
部材を介して基板と接合したので、隣接チャンネル間の
機械的剛性が高くなり、一の圧電素子を駆動したときの
他の圧電素子への振動の伝搬を抑制して、相互干渉を低
減ないし防止し、安定したインク滴吐出性能が得られ
る。
【0165】請求項2のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1のインクジェットヘッドにおいて、液
室支柱部材が圧電素子からなり、複数の圧電素子と液室
支柱部材が同時に加工形成される構成としたので、液室
支柱部材を容易に、しかも高い剛性のもので形成するこ
とができて、コストダウンを図れる。
ば、上記請求項1のインクジェットヘッドにおいて、液
室支柱部材が圧電素子からなり、複数の圧電素子と液室
支柱部材が同時に加工形成される構成としたので、液室
支柱部材を容易に、しかも高い剛性のもので形成するこ
とができて、コストダウンを図れる。
【0166】請求項3のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1又は2のインクジェットヘッドにおい
て、液室形成部材が変形部を形成する変形部形成部材を
有し、この変形部形成部材が金属膜又は低透湿性の樹脂
膜からなる構成としたので、圧電素子の変位を効率的に
加圧液室に伝搬することができ、しかも液室支柱部材と
の接合部の剛性を高くすることができて、より相互干渉
を低減できる。
ば、上記請求項1又は2のインクジェットヘッドにおい
て、液室形成部材が変形部を形成する変形部形成部材を
有し、この変形部形成部材が金属膜又は低透湿性の樹脂
膜からなる構成としたので、圧電素子の変位を効率的に
加圧液室に伝搬することができ、しかも液室支柱部材と
の接合部の剛性を高くすることができて、より相互干渉
を低減できる。
【0167】請求項4のインクジェットヘッドによれ
ば、複数の圧電素子間に圧電素子からなる液室支柱部材
を設けると共に、これらの複数の圧電素子及び液室支柱
部材を積層型圧電素子で形成し、これらの複数の圧電素
子及び液室支柱部材上に、圧電素子の変位で変形可能な
変形部を有する変形部形成部材を設け、この変形部形成
部材上に変形部と略同形状の加圧液室流路を形成する液
室流路形成部材を設け、この液室流路形成部材上に変形
部に対向する位置にノズルを形成したノズル形成部材を
設けたので、積層型圧電素子が積層方向(d33方向)
に変位することで加圧液室内の圧力が瞬時に上昇し、変
形部が容易に変形することによって加圧液室内の圧力上
昇が妨げられることがなく、変形部と略同形状をしてい
る加圧液室内のインクが効率的に圧縮されて、変形部に
対向するノズルに対して効率的に圧力が伝達され、隣接
チャンネル間での相互干渉を低減しつつ、インク滴の吐
出効率の向上、高周波駆動化を図ることができる。
ば、複数の圧電素子間に圧電素子からなる液室支柱部材
を設けると共に、これらの複数の圧電素子及び液室支柱
部材を積層型圧電素子で形成し、これらの複数の圧電素
子及び液室支柱部材上に、圧電素子の変位で変形可能な
変形部を有する変形部形成部材を設け、この変形部形成
部材上に変形部と略同形状の加圧液室流路を形成する液
室流路形成部材を設け、この液室流路形成部材上に変形
部に対向する位置にノズルを形成したノズル形成部材を
設けたので、積層型圧電素子が積層方向(d33方向)
に変位することで加圧液室内の圧力が瞬時に上昇し、変
形部が容易に変形することによって加圧液室内の圧力上
昇が妨げられることがなく、変形部と略同形状をしてい
る加圧液室内のインクが効率的に圧縮されて、変形部に
対向するノズルに対して効率的に圧力が伝達され、隣接
チャンネル間での相互干渉を低減しつつ、インク滴の吐
出効率の向上、高周波駆動化を図ることができる。
【0168】請求項5のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項4のインクジェットヘッドにおいて、変
形部形成部材が2種類以上の厚みの異なる部分を有する
1枚のプレート部材からなり、変形部が圧電素子に対向
する肉厚の厚い肉厚部と、この肉厚部の周囲に形成した
肉厚の薄い薄肉部とを有する構成としたので、液室流路
形成部材を変形部形成部材の変形部以外の厚い部分に接
合することができ、圧電素子の変位を妨げることがな
く、一層の隣接チャンネル間での相互干渉の低減、イン
ク滴の吐出効率の向上、高周波駆動化を図ることができ
る。
ば、上記請求項4のインクジェットヘッドにおいて、変
形部形成部材が2種類以上の厚みの異なる部分を有する
1枚のプレート部材からなり、変形部が圧電素子に対向
する肉厚の厚い肉厚部と、この肉厚部の周囲に形成した
肉厚の薄い薄肉部とを有する構成としたので、液室流路
形成部材を変形部形成部材の変形部以外の厚い部分に接
合することができ、圧電素子の変位を妨げることがな
く、一層の隣接チャンネル間での相互干渉の低減、イン
ク滴の吐出効率の向上、高周波駆動化を図ることができ
る。
【0169】請求項6のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項4又は5のインクジェットヘッドにおい
て、ノズル形成部材と変形部形成部材がいずれも金属材
料で形成されている構成としたので、加圧液室全体の剛
性が高くなり、インク吐出効率の低下や相互干渉の発生
をより確実に防止することができ、しかも、加圧液室内
のインクの圧電素子側への透湿を防止して、圧電素子の
マイグレーションを抑制できる。
ば、上記請求項4又は5のインクジェットヘッドにおい
て、ノズル形成部材と変形部形成部材がいずれも金属材
料で形成されている構成としたので、加圧液室全体の剛
性が高くなり、インク吐出効率の低下や相互干渉の発生
をより確実に防止することができ、しかも、加圧液室内
のインクの圧電素子側への透湿を防止して、圧電素子の
マイグレーションを抑制できる。
【0170】請求項7のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項4乃至6のいずれかのインクジェットヘ
ッドにおいて、ノズル形成部材と変形部形成部材がいず
れも同一工法で形成されている構成としたので、生産効
率を向上できる。
ば、上記請求項4乃至6のいずれかのインクジェットヘ
ッドにおいて、ノズル形成部材と変形部形成部材がいず
れも同一工法で形成されている構成としたので、生産効
率を向上できる。
【0171】請求項8のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項4乃至7のいずれかのインクジェットヘ
ッドにおいて、ノズル形成部材及び変形部形成部材には
相対的同位置にアライメントマークが設けられている構
成としたので、両者の位置合せを容易に行うことがで
き、接合時の位置ずれによる相互干渉を低減できる。
ば、上記請求項4乃至7のいずれかのインクジェットヘ
ッドにおいて、ノズル形成部材及び変形部形成部材には
相対的同位置にアライメントマークが設けられている構
成としたので、両者の位置合せを容易に行うことがで
き、接合時の位置ずれによる相互干渉を低減できる。
【0172】請求項9のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1乃至8のいずれかのインクジェットヘ
ッドにおいて、基板上には列状に設けた複数の圧電素子
の側方に液室固定部材を設け、液室形成部材をこの液室
固定部材を介して基板に接合したので、特に複数チャン
ネル同時駆動時に生じる液室形成部材全体の持上がりを
抑制し、安定したインク吐出性能が得られる。
ば、上記請求項1乃至8のいずれかのインクジェットヘ
ッドにおいて、基板上には列状に設けた複数の圧電素子
の側方に液室固定部材を設け、液室形成部材をこの液室
固定部材を介して基板に接合したので、特に複数チャン
ネル同時駆動時に生じる液室形成部材全体の持上がりを
抑制し、安定したインク吐出性能が得られる。
【0173】請求項10のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項9のインクジェットヘッドにおいて、液
室固定部材が複数の圧電素子の列方向に沿ってその一方
側又は両側に設けた板状部材である構成としたので、単
チャンネル駆動時に生じる隣接チャンネルへの振動伝搬
を抑制し、複数チャンネル同時駆動時に生じる液室形成
部材全体の持上がりも抑制して、安定したインク吐出性
能を得ることができる。
ば、上記請求項9のインクジェットヘッドにおいて、液
室固定部材が複数の圧電素子の列方向に沿ってその一方
側又は両側に設けた板状部材である構成としたので、単
チャンネル駆動時に生じる隣接チャンネルへの振動伝搬
を抑制し、複数チャンネル同時駆動時に生じる液室形成
部材全体の持上がりも抑制して、安定したインク吐出性
能を得ることができる。
【0174】請求項11のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項9又は10のインクジェットヘッドにお
いて、圧電素子及び液室支柱部材及び/又は液室固定部
材がセラミックスからなる構成としたので、各部の熱膨
張係数を低く抑えることができ、使用温度変化に応じた
微小ヘッドの寸法変化を抑制し、しかも接合時にある程
度の加熱処理を施すことができて、組立時間の短縮を図
れる。
ば、上記請求項9又は10のインクジェットヘッドにお
いて、圧電素子及び液室支柱部材及び/又は液室固定部
材がセラミックスからなる構成としたので、各部の熱膨
張係数を低く抑えることができ、使用温度変化に応じた
微小ヘッドの寸法変化を抑制し、しかも接合時にある程
度の加熱処理を施すことができて、組立時間の短縮を図
れる。
【0175】請求項12のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項9乃至11のいずれかのインクジェット
ヘッドにおいて、液室固定部材が熱膨張係数を低減する
充填剤を混入した樹脂からなる構成としたので、部品コ
ストの一層の低減を図れ、しかも温度変化による歪を少
なくし、高精度の構成を維持できる。
ば、上記請求項9乃至11のいずれかのインクジェット
ヘッドにおいて、液室固定部材が熱膨張係数を低減する
充填剤を混入した樹脂からなる構成としたので、部品コ
ストの一層の低減を図れ、しかも温度変化による歪を少
なくし、高精度の構成を維持できる。
【0176】請求項13のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1乃至12のいずれかのインクジェット
ヘッドにおいて、加圧液室をノズル配列方向の幅がこの
ノズル配列方向と直交する方向の幅よりも短い細長型形
状に形成したので、隣接チャンネル間の接合を強固でき
ると共に、ノズルピッチを高集積化して、相互干渉を低
減しつつ、高密度記録を可能にすることができる。
ば、上記請求項1乃至12のいずれかのインクジェット
ヘッドにおいて、加圧液室をノズル配列方向の幅がこの
ノズル配列方向と直交する方向の幅よりも短い細長型形
状に形成したので、隣接チャンネル間の接合を強固でき
ると共に、ノズルピッチを高集積化して、相互干渉を低
減しつつ、高密度記録を可能にすることができる。
【0177】請求項14のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項13のインクジェットヘッドにおいて、
加圧液室のノズル配列方向と直交する方向の両側に、こ
の加圧液室に流体抵抗部となるインク供給路を介して連
通する共通液室を有している構成としたので、加圧液室
に双方向からインクを供給できて、インクリフィルを高
速で行うことができる。
ば、上記請求項13のインクジェットヘッドにおいて、
加圧液室のノズル配列方向と直交する方向の両側に、こ
の加圧液室に流体抵抗部となるインク供給路を介して連
通する共通液室を有している構成としたので、加圧液室
に双方向からインクを供給できて、インクリフィルを高
速で行うことができる。
【0178】請求項15のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項14のインクジェットヘッドにおいて、
加圧液室、インク供給路及び共通液室を、ノズルに対し
て対称配置した構成としたので、加圧液室内部での圧力
波バランスをとることが可能になり、加圧液室内に残留
する内部応力等によるノズルの歪みを防止できる。
ば、上記請求項14のインクジェットヘッドにおいて、
加圧液室、インク供給路及び共通液室を、ノズルに対し
て対称配置した構成としたので、加圧液室内部での圧力
波バランスをとることが可能になり、加圧液室内に残留
する内部応力等によるノズルの歪みを防止できる。
【0179】請求項16のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項14又は15のインクジェットヘッドに
おいて、加圧液室の両側の共通液室を略同形状に形成し
た構成としたので、加圧液室に対する双方向からのイン
クの流入が行われ、ノズルに対して双方向のバランスが
とれ等価のインク流が得られ、初期インク充填性が向上
する。
ば、上記請求項14又は15のインクジェットヘッドに
おいて、加圧液室の両側の共通液室を略同形状に形成し
た構成としたので、加圧液室に対する双方向からのイン
クの流入が行われ、ノズルに対して双方向のバランスが
とれ等価のインク流が得られ、初期インク充填性が向上
する。
【0180】請求項17のインクジェットヘッドは、上
記請求項13乃至16のいずれかに記載のインクジェッ
トヘッドにおいて、加圧液室はノズル配列方向と直交す
る方向の幅がノズル配列方向の幅の2倍以上である構成
としたので、隣接チャンネル間の接合を強固にできると
共に、ノズルピッチを高集積化して、相互干渉を低減し
つつ、高密度記録を可能にすることができる。
記請求項13乃至16のいずれかに記載のインクジェッ
トヘッドにおいて、加圧液室はノズル配列方向と直交す
る方向の幅がノズル配列方向の幅の2倍以上である構成
としたので、隣接チャンネル間の接合を強固にできると
共に、ノズルピッチを高集積化して、相互干渉を低減し
つつ、高密度記録を可能にすることができる。
【0181】請求項18のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項1乃至17のいずれかのインクジェット
ヘッドにおいて、複数の圧電素子からなる圧電素子列を
2列設け、各圧電素子列の圧電素子を千鳥状に配列した
構成としたので、ノズルピッチを小さくして高集積化を
図ることができる。
ば、上記請求項1乃至17のいずれかのインクジェット
ヘッドにおいて、複数の圧電素子からなる圧電素子列を
2列設け、各圧電素子列の圧電素子を千鳥状に配列した
構成としたので、ノズルピッチを小さくして高集積化を
図ることができる。
【0182】請求項19のインクジェットヘッドによれ
ば、複数の圧電素子間に液室支柱部材を設けて、これら
の複数の圧電素子及び液室支柱部材上に、圧電素子で変
形可能な変形部を有する加圧液室を形成する液室形成部
材を設け、液室支柱部材と液室形成部材の各変形部間に
形成した梁部とを接合し、かつ、液室支柱部材の幅を液
室形成部材の梁部の幅より大きく形成したので、隣接チ
ャンネル間の機械的剛性が高くなり、一の圧電素子を駆
動したときの他の圧電素子への振動の伝搬を抑制して、
相互干渉を低減ないし防止し、安定したインク滴吐出性
能が得られると共に、液室支柱部材と液室形成部材の梁
部との接合位置に余裕が生じて、液室形成部材の梁部が
液室支柱部材から外れることを防止でき、インク滴飛翔
速度、飛翔体積の低下、接合位置ずれによる相互干渉を
抑制できる。
ば、複数の圧電素子間に液室支柱部材を設けて、これら
の複数の圧電素子及び液室支柱部材上に、圧電素子で変
形可能な変形部を有する加圧液室を形成する液室形成部
材を設け、液室支柱部材と液室形成部材の各変形部間に
形成した梁部とを接合し、かつ、液室支柱部材の幅を液
室形成部材の梁部の幅より大きく形成したので、隣接チ
ャンネル間の機械的剛性が高くなり、一の圧電素子を駆
動したときの他の圧電素子への振動の伝搬を抑制して、
相互干渉を低減ないし防止し、安定したインク滴吐出性
能が得られると共に、液室支柱部材と液室形成部材の梁
部との接合位置に余裕が生じて、液室形成部材の梁部が
液室支柱部材から外れることを防止でき、インク滴飛翔
速度、飛翔体積の低下、接合位置ずれによる相互干渉を
抑制できる。
【0183】請求項20のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項19のインクジェットヘッドにおいて、
加圧液室の幅を液室形成部材の変形部の幅より大きく形
成したので、接合位置ずれによる各チャンネル間のイン
ク滴飛翔速度、飛翔体積のばらつきを低減できる。
ば、上記請求項19のインクジェットヘッドにおいて、
加圧液室の幅を液室形成部材の変形部の幅より大きく形
成したので、接合位置ずれによる各チャンネル間のイン
ク滴飛翔速度、飛翔体積のばらつきを低減できる。
【0184】請求項21のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項19又は20のインクジェットヘッドに
おいて、液室支柱部材の幅を圧電素子の幅より大きく形
成したので、液室形成部材の梁部と液室支柱部材との接
合に一層の余裕が生じて、相互干渉を抑制できる。
ば、上記請求項19又は20のインクジェットヘッドに
おいて、液室支柱部材の幅を圧電素子の幅より大きく形
成したので、液室形成部材の梁部と液室支柱部材との接
合に一層の余裕が生じて、相互干渉を抑制できる。
【0185】請求項22のインクジェットヘッドによれ
ば、上記請求項19乃至21のいずれかのインクジェッ
トヘッドにおいて、液室形成部材の変形部が、少なくと
も圧電素子に接合する肉厚の厚い厚肉部と、この厚肉部
の周囲に形成した肉厚の薄い薄肉部とを有し、梁部の幅
を厚肉部の幅よりも大きく形成したので、液室形成部材
の変形部と圧電素子との接合に余裕が生じて、液滴飛翔
速度、飛翔体積の低下を一層抑制できる。
ば、上記請求項19乃至21のいずれかのインクジェッ
トヘッドにおいて、液室形成部材の変形部が、少なくと
も圧電素子に接合する肉厚の厚い厚肉部と、この厚肉部
の周囲に形成した肉厚の薄い薄肉部とを有し、梁部の幅
を厚肉部の幅よりも大きく形成したので、液室形成部材
の変形部と圧電素子との接合に余裕が生じて、液滴飛翔
速度、飛翔体積の低下を一層抑制できる。
【0186】請求項23のインクジェットヘッドによれ
ば、複数の加圧液室の各々に片方向又は両方向からイン
ク供給路を介してインクを供給する共通液室を設けると
共に、加圧液室のノズル配列方向と直交する方向の幅を
エネルギー発生手段からの距離が大きくなるに従って狭
く形成したので、インク滴の吐出効率を低下することな
く、加圧液室間部分の剛性を高くして相互干渉を低減す
ることができる。
ば、複数の加圧液室の各々に片方向又は両方向からイン
ク供給路を介してインクを供給する共通液室を設けると
共に、加圧液室のノズル配列方向と直交する方向の幅を
エネルギー発生手段からの距離が大きくなるに従って狭
く形成したので、インク滴の吐出効率を低下することな
く、加圧液室間部分の剛性を高くして相互干渉を低減す
ることができる。
【0187】請求項24のインクジェットヘッドによれ
ば、複数の加圧液室の各々に片方向又は両方向からイン
ク供給路を介してインクを供給する共通液室を設けると
共に、加圧液室のノズル配列方向の長さをエネルギー発
生手段からの距離が大きくなるに従って短く形成したの
で、インク滴の吐出効率を低下することなく、加圧液室
間部分の剛性を高くして相互干渉を低減することができ
る。
ば、複数の加圧液室の各々に片方向又は両方向からイン
ク供給路を介してインクを供給する共通液室を設けると
共に、加圧液室のノズル配列方向の長さをエネルギー発
生手段からの距離が大きくなるに従って短く形成したの
で、インク滴の吐出効率を低下することなく、加圧液室
間部分の剛性を高くして相互干渉を低減することができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示すインクジェットヘッド
の外観斜視図
の外観斜視図
【図2】図1の分解斜視図
【図3】図1のA−A線に沿う断面図
【図4】図1のB−B線に沿う断面図
【図5】圧電素子列の駆動部圧電素子と固定部圧電素子
の配列を示す説明図
の配列を示す説明図
【図6】圧電素子列の駆動部圧電素子と固定部圧電素子
の他の配列を示す説明図
の他の配列を示す説明図
【図7】液室固定部材の他の実施例の斜視図
【図8】液室固定部材の更に他の実施例の斜視図
【図9】液室固定部材の更また他の実施例の斜視図
【図10】振動板の他の実施例の要部断面図
【図11】液室流路形成部材の要部斜視図
【図12】加圧液室の要部拡大平面図
【図13】他の液室形成部材の要部分解拡大斜視図
【図14】更に他の液室形成部材の要部分解拡大斜視図
【図15】更にまた他の液室形成部材の要部分解拡大斜
視図
視図
【図16】振動板に下側液室流路形成部材を接着した状
態の平面図
態の平面図
【図17】図18の要部拡大図
【図18】振動板に下側液室流路形成部材を接着した他
の実施例の平面図
の実施例の平面図
【図19】図20の要部拡大図
【図20】アクチュエータユニットの加工組付け工程を
説明する基板の斜視図
説明する基板の斜視図
【図21】アクチュエータユニットの加工組付け工程を
説明する圧電素子切断前の状態を示す斜視図
説明する圧電素子切断前の状態を示す斜視図
【図22】アクチュエータユニットの加工組付け工程を
説明する圧電素子切断後の状態を示す斜視図
説明する圧電素子切断後の状態を示す斜視図
【図23】他の本発明の一実施例を示すインクジェット
ヘッドの図3と同様な断面図
ヘッドの図3と同様な断面図
【図24】同じく図4と同様な断面図
【図25】更に他の本発明の一実施例を示すインクジェ
ットヘッドの図3と同様な断面図
ットヘッドの図3と同様な断面図
【図26】同じく図4と同様な断面図
【図27】同じく他の実施例を示す斜視図
【図28】同じく片方向の共通液室を有する実施例の説
明に供する図4と同様な断面図
明に供する図4と同様な断面図
【図29】両方向の共通液室を有する他の実施例の説明
に供する図4と同様な断面図
に供する図4と同様な断面図
【図30】同じく両方向の共通液室を有する他の実施例
の説明に供する図3と同様な断面図
の説明に供する図3と同様な断面図
【図31】加圧液室の一部を円筒形状にした実施例の説
明に供する図3と同様な断面図
明に供する図3と同様な断面図
【図32】図31の平面図
【図33】片方向の共通液室を有する実施例の説明に供
する図4と同様な断面図
する図4と同様な断面図
【図34】片方向の共通液室を有する実施例の説明に供
する図4と同様な断面図
する図4と同様な断面図
【図35】片方向の共通液室を有する実施例の説明に供
する図4と同様な断面図
する図4と同様な断面図
【図36】液室形成部材を電鋳法で形成した実施例の説
明に供する断面図
明に供する断面図
1…アクチュエータユニット、2…液室ユニット、3…
基板、4…圧電素子列、5…フレーム、6…接着剤、7
…駆動部圧電素子、8…固定部圧電素子、11…ダイア
フラム部、12…振動板、13…液室流路形成部材、1
5…ノズル、16…ノズルプレート、17…加圧液室。
基板、4…圧電素子列、5…フレーム、6…接着剤、7
…駆動部圧電素子、8…固定部圧電素子、11…ダイア
フラム部、12…振動板、13…液室流路形成部材、1
5…ノズル、16…ノズルプレート、17…加圧液室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平6−246624 (32)優先日 平6(1994)10月12日 (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 成瀬 修 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 牧田 秀行 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 太田 善久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 佐々木 勉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 村井 妙子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (24)
- 【請求項1】 列状に設けた複数の圧電素子と、この複
数の圧電素子で加圧される複数の加圧液室と、この複数
の加圧液室に連通する複数のノズルとを有するインクジ
ェットヘッドにおいて、前記複数の圧電素子間に液室支
柱部材を設けて、これらの複数の圧電素子及び液室支柱
部材上に、前記圧電素子の変位で変形可能な変形部を有
する前記加圧液室及びこの加圧液室に連通する前記ノズ
ルを形成する液室形成部材を設け、前記圧電素子と前記
変形部とを接触又は接合すると共に、前記液室形成部材
の各加圧液室間部分を前記液室支柱部材を介して基板に
接合したことを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェットヘッド
において、前記液室支柱部材が圧電素子からなり、前記
複数の圧電素子と液室支柱部材が同時に加工形成される
ことを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のインクジェット
ヘッドにおいて、前記液室形成部材が前記変形部を形成
する変形部形成部材を有し、この変形部形成部材が金属
膜又は低透湿性の樹脂膜からなることを特徴とするイン
クジェットヘッド。 - 【請求項4】 列状に設けた複数の圧電素子と、この複
数の圧電素子で加圧される複数の加圧液室と、この複数
の加圧液室に連通する複数のノズルとを有するインクジ
ェットヘッドにおいて、前記複数の圧電素子間に圧電素
子からなる液室支柱部材を設けると共に、これらの複数
の圧電素子及び液室支柱部材を積層型圧電素子で形成
し、これらの複数の圧電素子及び液室支柱部材上に、前
記圧電素子の変位で変形可能な変形部を有する変形部形
成部材を設け、この変形部形成部材上に前記変形部と略
同形状の加圧液室流路を形成する液室流路形成部材を設
け、この液室流路形成部材上に前記変形部に対向する位
置に前記ノズルを形成したノズル形成部材を設けたこと
を特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項5】 請求項4に記載のインクジェットヘッド
において、前記変形部形成部材が2種類以上の厚みの異
なる部分を有する1枚のプレート部材からなり、前記変
形部が前記圧電素子に対向する肉厚の厚い肉厚部と、こ
の肉厚部の周囲に形成した肉厚の薄い薄肉部とを有する
ことを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項6】 請求項4又は5に記載のインクジェット
ヘッドにおいて、前記ノズル形成部材と変形部形成部材
がいずれも金属材料で形成されていることを特徴とする
インクジェットヘッド。 - 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれかに記載のイン
クジェットヘッドにおいて、前記ノズル形成部材と変形
部形成部材がいずれも同一工法で形成されていることを
特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項8】 請求項4乃至7のいずれかに記載のイン
クジェットヘッドにおいて、前記ノズル形成部材及び変
形部形成部材には相対的同位置にアライメントマークが
設けられていることを特徴とするインクジェットヘッ
ド。 - 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載のイン
クジェットヘッドにおいて、前記基板上には前記列状に
設けた複数の圧電素子の側方に液室固定部材を設け、前
記液室形成部材をこの液室固定部材を介して前記基板に
接合したことを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項10】 請求項9に記載のインクジェットヘッ
ドにおいて、前記液室固定部材が前記複数の圧電素子の
列方向に沿ってその一方側又は両側に設けた板状部材で
あることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項11】 請求項9又は10に記載のインクジェ
ットヘッドにおいて、前記圧電素子及び液室支柱部材及
び/又は液室固定部材がセラミックスからなることを特
徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項12】 請求項9乃至11のいずれかに記載の
インクジェットヘッドにおいて、前記液室固定部材が熱
膨張係数を低減する充填剤を混入した樹脂からなること
を特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれかに記載の
インクジェットヘッドにおいて、前記加圧液室を前記ノ
ズルの配列方向の幅がこのノズルの配列方向と直交する
方向の幅よりも短い細長型形状に形成したことを特徴と
するインクジェットヘッド。 - 【請求項14】 請求項13に記載のインクジェットヘ
ッドにおいて、前記加圧液室のノズル配列方向と直交す
る方向の両側に、この加圧液室に流体抵抗部となるイン
ク供給路を介して連通する共通液室を有していることを
特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項15】 請求項14に記載のインクジェットヘ
ッドにおいて、前記加圧液室、インク供給路及び共通液
室を、前記ノズルに対して対称配置したことを特徴とす
るインクジェットヘッド。 - 【請求項16】 請求項14又は15に記載のインクジ
ェットヘッドにおいて、前記加圧液室の両側の共通液室
を略同形状に形成したことを特徴とするインクジェット
ヘッド。 - 【請求項17】 請求項13乃至16のいずれかに記載
のインクジェットヘッドにおいて、前記加圧液室はノズ
ル配列方向と直交する方向の幅がノズル配列方向の幅の
2倍以上であることを特徴とするインクジェットヘッ
ド。 - 【請求項18】 請求項1乃至17のいずれかに記載の
インクジェットヘッドにおいて、前記複数の圧電素子か
らなる圧電素子列を2列設け、各圧電素子列の圧電素子
を千鳥状に配列したことを特徴とするインクジェットヘ
ッド。 - 【請求項19】 列状に設けた複数の圧電素子と、この
複数の圧電素子で加圧される複数の加圧液室と、この複
数の加圧液室に連通する複数のノズルとを有するインク
ジェットヘッドにおいて、前記複数の圧電素子間に液室
支柱部材を設けて、これらの複数の圧電素子及び液室支
柱部材上に、前記圧電素子で変形可能な変形部を有する
前記加圧液室を形成する液室形成部材を設け、前記液室
支柱部材と前記液室形成部材の各変形部間に形成した梁
部とを接合し、かつ、前記液室支柱部材の幅を前記液室
形成部材の梁部の幅より大きく形成したことを特徴とす
るインクジェットヘッド。 - 【請求項20】 請求項19に記載のインクジェットヘ
ッドにおいて、前記加圧液室の幅を前記液室形成部材の
変形部の幅より大きく形成したことを特徴とするインク
ジェットヘッド。 - 【請求項21】 請求項19又は20に記載のインクジ
ェットヘッドにおいて、前記液室支柱部材の幅を前記圧
電素子の幅より大きく形成したことを特徴とするインク
ジェットヘッド。 - 【請求項22】 請求項19乃至21のいずれかに記載
のインクジェットヘッドにおいて、前記液室形成部材の
変形部が、少なくとも前記圧電素子に接合する肉厚の厚
い厚肉部と、この厚肉部の周囲に形成した肉厚の薄い薄
肉部とを有し、前記梁部の幅を前記厚肉部の幅よりも大
きく形成したことを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項23】 列状に設けた複数のエネルギー発生手
段と、この複数のエネルギー発生手段で加圧される複数
の加圧液室と、この複数の加圧液室に連通する複数のノ
ズルとを有するインクジェットヘッドにおいて、前記複
数の加圧液室の各々に片方向又は両方向からインク供給
路を介してインクを供給する共通液室を設けると共に、
前記加圧液室のノズル配列方向と直交する方向の幅を前
記エネルギー発生手段からの距離が大きくなるに従って
狭く形成したことを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項24】 列状に設けた複数のエネルギー発生手
段と、この複数のエネルギー発生手段で加圧される複数
の加圧液室と、この複数の加圧液室に連通する複数のノ
ズルとを有するインクジェットヘッドにおいて、前記複
数の加圧液室の各々に片方向又は両方向からインク供給
路を介してインクを供給する共通液室を設けると共に、
前記加圧液室のノズル配列方向の幅を前記エネルギー発
生手段からの距離が大きくなるに従って短く形成したこ
とを特徴とするインクジェットヘッド。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18123895A JPH08164607A (ja) | 1994-08-22 | 1995-07-18 | インクジェットヘッド |
| US08/517,719 US5818482A (en) | 1994-08-22 | 1995-08-21 | Ink jet printing head |
Applications Claiming Priority (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19698394 | 1994-08-22 | ||
| JP21611294 | 1994-09-09 | ||
| JP24662494 | 1994-10-12 | ||
| JP6-196983 | 1994-10-12 | ||
| JP24662394 | 1994-10-12 | ||
| JP6-216112 | 1994-10-12 | ||
| JP6-246624 | 1994-10-12 | ||
| JP6-246623 | 1994-10-12 | ||
| JP18123895A JPH08164607A (ja) | 1994-08-22 | 1995-07-18 | インクジェットヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08164607A true JPH08164607A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=27528799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18123895A Pending JPH08164607A (ja) | 1994-08-22 | 1995-07-18 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08164607A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009056646A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Ricoh Co Ltd | 流路部材の構造、液滴吐出ヘッド、液滴吐出ヘッドの製造方法、及び画像形成装置 |
| US8157359B2 (en) | 2007-02-13 | 2012-04-17 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting head and printer |
| JP2012148536A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-09 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 |
| JP2012232290A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-29 | Panasonic Corp | インクジェット装置 |
| KR20190068444A (ko) | 2017-12-08 | 2019-06-18 | 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 | 잉크젯 헤드 및 잉크젯 인쇄 장치 |
| JP2020146876A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 株式会社リコー | 液体吐出ヘッド、及び液体吐出装置 |
| WO2024070138A1 (ja) * | 2022-09-28 | 2024-04-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インクジェットヘッド |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP18123895A patent/JPH08164607A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8157359B2 (en) | 2007-02-13 | 2012-04-17 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting head and printer |
| JP2009056646A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Ricoh Co Ltd | 流路部材の構造、液滴吐出ヘッド、液滴吐出ヘッドの製造方法、及び画像形成装置 |
| JP2012148536A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-09 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 |
| JP2012232290A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-29 | Panasonic Corp | インクジェット装置 |
| US8727507B2 (en) | 2011-04-20 | 2014-05-20 | Panasonic Corporation | Ink-jet apparatus |
| KR20190068444A (ko) | 2017-12-08 | 2019-06-18 | 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 | 잉크젯 헤드 및 잉크젯 인쇄 장치 |
| JP2020146876A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 株式会社リコー | 液体吐出ヘッド、及び液体吐出装置 |
| WO2024070138A1 (ja) * | 2022-09-28 | 2024-04-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インクジェットヘッド |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO1999003682A1 (en) | Inkjet recording head, method of manufacturing the same, and inkjet recorder | |
| JP7031293B2 (ja) | 圧電デバイス、液体吐出ヘッド、及び液体吐出装置 | |
| JP2003246065A (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
| JP2002210965A (ja) | ノズルプレート及びインクジェット式記録ヘッド並びにインクジェット式記録装置 | |
| JP3231523B2 (ja) | オンデマンド型インクジェットヘッド | |
| JP2940544B1 (ja) | インクジェット記録ヘッド | |
| JP2002046281A (ja) | インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置 | |
| JPH08164607A (ja) | インクジェットヘッド | |
| JP3311514B2 (ja) | インクジェットヘッド及びその製造方法 | |
| JP2003019805A (ja) | インクジェットヘッド及びその製造方法 | |
| JPH08156272A (ja) | インクジェットヘッド及びその製造方法 | |
| JP2002086724A (ja) | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 | |
| JP3257140B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2000334950A (ja) | インクジェットヘッド及びその製造方法 | |
| JPH10202871A (ja) | インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法 | |
| JP2003182076A (ja) | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 | |
| JP2008044296A (ja) | 液体噴射ヘッド | |
| JPH11245406A (ja) | インクジェットヘッド | |
| JP3385840B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
| JP3491193B2 (ja) | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 | |
| JP3412156B2 (ja) | インクジェット記録ヘッド | |
| JP3267412B2 (ja) | インクジェット式記録ヘッド | |
| JP4853175B2 (ja) | 液体噴射ヘッド | |
| JP2002210988A (ja) | インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置 | |
| JP2002205405A (ja) | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 |