JPH0816471B2 - 電磁式燃料噴射弁 - Google Patents

電磁式燃料噴射弁

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JPH0816471B2
JPH0816471B2 JP62190071A JP19007187A JPH0816471B2 JP H0816471 B2 JPH0816471 B2 JP H0816471B2 JP 62190071 A JP62190071 A JP 62190071A JP 19007187 A JP19007187 A JP 19007187A JP H0816471 B2 JPH0816471 B2 JP H0816471B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電磁式演量噴射弁に係り、特に騒音の低減に
好適で組立作業性を向上するように改良した電磁式燃料
噴射弁に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の電磁式燃料噴射弁に関する最近の技術として
特開昭58−140508が公知である。
この公知例におけるコーンチツプ(スワーラ)は、剛
性部材であるチツプオサエで固定されている。上記チツ
プオサエはノズルチツプ(バルブガイド)に対して螺着
・固定されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の公知技術に係る電磁式燃料噴射弁においては、
可動弁の往復作動による振動がコーンチツプ(スワー
ラ)を介してノズルチツプ(バルブガイド)に伝わつて
騒音を発する。
さらに、チツプオサエをネジ込む時のコーンチツプ
(スワーラ)とチツプ押えの接触部を介して回転力が加
わり、位置精度の低下を招くという問題があつた。さら
に、コーンチツプ(スワーラ)の位置ズレは、コントロ
ールロツド(可動弁)の往復運動を阻害し、騒音の原因
になつていた。
また、精度よく液体の噴霧量を決めるため、弁体と弁
座間の弁開閉動作は制御信号に比例して微細かつ高精度
を要する。さらにコーンチツプ(スワーラ)を選択する
必要があり、従来のネジによる固定法は作業の繁雑を招
くという問題もあつた。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点をなくし、
騒音の小さい、精密噴霧ができ、かつ組立性の良好な電
磁式燃料噴射弁を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の噴射弁は、弁体
に可動鉄心を固着した可動弁と、上記の可動鉄心を電磁
力で駆動する電磁コイル及び固定鉄心と、上記弁体に当
接する当該噴射弁の外筐と一体的に固定された円錐弁座
とを備えた電磁式燃料噴射弁に適用され、 上記円錐弁座に当該する同じ角度の円錐面と該円錐面
に設けた複数本の渦巻状の溝と円錐面の中心軸に沿って
上記弁体を摺動自在に嵌合する透孔を設けたスワーラ
と、噴射弁のヨークの開口端に固定されるストッパと、
スワーラの円錐面の底面と上記ストッパとの間に圧縮介
装しスワーラを上記円錐弁座に向けて付勢する弾性部材
とを備え、上記スワーラの円錐面に上記円錐弁座を当接
加圧した状態で円錐弁座を形成するバルブガイドを上記
ヨークに固定したものである。
〔作用〕
上記の構成によれば、スワーラを円錐弁座に向けて弾
性部材で付勢し、押圧しているので、この部分を伝播す
る騒音を減衰させる効果がある。
また、スワーラによって弾性部材を圧縮しつつ該スワ
ーラに円錐弁座を押しつけて組み立てることが出来るの
で組立作業性が良い。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。磁
気回路はコア6,ヨーク7,プランジヤ1aからなり、コア6
の内部には、プランジヤ1aと弁体であるボール部1bから
なる可動弁1をバルブガイド5の円錐弁座に押圧するバ
ネ9、バネの荷重を調整するバネアジヤスタ13,ヨーク
7とコア6のすき間から外部に燃料が流出するので防ぐ
Oリング10,Oリング11,磁気回路を励磁するコイル12か
ら構成されている。燃料はフイルタ14,コア6の内側,
バネアジヤスタ13の内側さらにプランジヤ1aの内側を通
る。さらにヨーク7,ヨーク7に固定されたストッパ4及
びストッパ4とスワーラ2の間に圧縮介装した弾性部材
3の燃料通路3bを通りスワーラ2の溝2b及びヨーク7に
螺着固定されたバルブガイド5のオリフイ孔5aからエン
ジンのシリンダ内に噴射される。第2図はスワーラ2の
近傍部を示す。
スワーラ2は、バルブガイド5の円錐弁座5bと同じ角
度の円錐面2bを有し、この円錐面2dに2本以上の渦巻状
の燃料溝2bが形成されており、軸心を可動弁1を摺動自
在に嵌合する透孔2cを有する。
スワーラ2部分の組立ては、ストッパ4をヨーク7の
開口端に挿入し、この上に弾性部材3を圧接する。弾性
部材3上にスワーラ2をその底面2eで圧縮して重ねる。
そして、スワーラ2の円錐面2dに円錐弁座5bを当接し加
圧した状態で、バルブガイド5をヨーク7に固定する。
燃料は、このようにして組立たバルブガイド5の円錐弁
座5bに当接するスワーラ2の円錐面2dに形成された渦巻
状の燃料溝2bを通り、バルブガイド5のオリフイス孔5a
で絞られ、旋回流となり、燃料の微細化を行ない、噴射
される。弾性部材3は燃料通路3bを円周方向に均等配置
し、ストツパ4に押えられることにより、バルブガイド
5の円錐弁座に押圧されて位置決めされる。また、前記
の可動弁1はスワーラ2の孔2c内を往復摺動するため、
振動を発生するが、弾性部材3が振動を吸収するため、
騒音の発生を低減し、均等に押え込みが可能であるた
め、可動弁1の横ズレ等の衝撃荷重をも吸収緩和するも
のである。その結果、摺動部の孔2cの摩耗を小さくし、
耐久寿命を向上させる。また、弾性部材3はスワーラ2
の透孔内で往復運動する可動弁1の横ズレを吸収緩和す
ることができ、弾性部材3で付勢されたスワーラ2には
当接する固定された円錐弁座5bの同一円錐面上で求心作
用が働き、スワーラ2の透孔内で往復運動する可動弁先
端のボール1bは円錐弁座のオリフィス5aと同心になるよ
う位置ズレを補償され、ボールと弁座間の弁の開閉を確
実に行なうことができ、かつ、スワーラ2を弾性部材3
で支持しても、バルブガイド5はヨーク7に固定された
いるから、可動弁1のボール1bとバルブガイド5の円錐
弁座5bとの間の弁開閉作動は、ストロークの変動がなく
可動弁1に与えられている制御信号に比例して微細かつ
精密に制御され、これにより安定した精度のよい燃料噴
霧制御ができ、特に最低噴霧量の制御を精度よく行なう
ことができる。第3図は、弾性部材3としてゴム成形品
を用いたものを示し、燃料通路3bを円周方向に等間隔に
配置し、ストツパ4と接する面3cをフラツトにしたもの
である。ゴム成形品に代えて柔軟な剛性樹脂成形品を用
いることもできる。
第4図はバネ性のある薄板の絞り品(円錐状リーフス
プリング)の側面に燃料通路用穴3bを多数等分上に設け
た弾性部材3′を示し、ストツパ4との接触部3c−1お
よびスワーラ2との接触部3c−2をフラツトにしたもの
である。
第5図は前記と異なる実施例を示し、弾性部材として
コイルスプリング3″を用いたものである。
第6図,第7図はそれぞれスワーラ2,スワーラ2′の
1例を示す。2aは中心孔、2b,2b′は渦巻状の溝であ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、可動弁の往復運動による振動を吸収
し、音の発生を低減できるとともに、組立てにおいて、
ストツパ,弾性部材,スワーラ,バルブガイドを積重ね
て組立てができるため、組立てが容易であり、スワーラ
の組立時の位置ズレも弾性部材によって補償できるとい
う優れた実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例である燃料噴射弁の縦断面図、
第2図は第1図の部分拡大図、第3図は上記実施例にお
ける弾性部材の斜視図、第4図は前記と異なる実施例に
おける弾性部材の斜視図、第5図は前記と異なる実施例
の断面図、第6図,第7図はそれぞれスワーラの1例の
平面図である。 1……可動弁、2……スワーラ、3……弾性部材、4…
…ストツパ、5……バルブガイド、6……コア、7……
ヨーク、8……リング、9……バネ、10……Oリング、
11……Oリング、12……コイル、13……バネアジヤス
タ、14……フイルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 良雄 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−162960(JP,A) 特開 昭58−140508(JP,A) 実開 昭59−73575(JP,U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁体16に可動鉄心1aを固着した可動弁1
    と、上記可動鉄心を電磁力で駆動する電磁コイル12及び
    固定鉄心6と、上記弁体が当接する円錐弁座5bとを備え
    た電磁式燃料噴射弁において、 上記円錐弁座に当接する円錐面2dと該円錐面に設けた複
    数本の渦巻状の溝2bと円錐面の中心軸に沿って上記弁体
    を摺動自在に嵌合する透孔2cを設けたスワーラ2と、噴
    射弁のヨーク7の開口端に固定されるストッパ4と、上
    記スワーラの円錐面の底面2eと上記ストッパとの間に圧
    縮介装しスワーラを上記円錐弁座に向けて付勢する弾性
    部材3とを備え、上記スワーラの円錐面に上記円錐弁座
    を当接加圧した状態で円錐弁座を形成するバルブガイド
    5を上記ヨークに固定して成ることを特徴とする電磁式
    燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】上記弾性部材は、ゴム又は柔軟な合成樹脂
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電
    磁式燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】上記弾性部材は、コイルスプリング又は円
    筒乃至円錐面状のリーフスプリングであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の電磁式燃料噴射弁。
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