JPH08165143A - 着色透明ガラスセラミックおよびその色の調節方法 - Google Patents

着色透明ガラスセラミックおよびその色の調節方法

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JPH08165143A
JPH08165143A JP7144380A JP14438095A JPH08165143A JP H08165143 A JPH08165143 A JP H08165143A JP 7144380 A JP7144380 A JP 7144380A JP 14438095 A JP14438095 A JP 14438095A JP H08165143 A JPH08165143 A JP H08165143A
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glass
ppm
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ceramic
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JP7144380A
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Sandra L Hagg
リー ハッグ サンドラ
Robert W Pfitzenmaier
ウィリアム フィッツェンマイヤー ロバート
Jr Charles C Smith
カルソン スミス ジュニア チャールズ
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Corning Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C10/00Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
    • C03C10/0036Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents
    • C03C10/0045Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents containing SiO2, Al2O3 and MgO as main constituents

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
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  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明なベータ石英固溶体ガラスセラミックに
おいて、その色を装飾に適した色にする。 【構成】 主結晶相としてベータ石英固溶体を有するガ
ラスセラミックにおいて、Al2 3 の含有量を19.5%
から20.5%までの範囲に、Fe2 3 の含有量を550 p
pmから650 ppmまでの範囲に、Co3 4 の含有量
を10ppmから20ppmまでの範囲に、Li2 Oの含有
量を2.5 %から3.0 %までの範囲に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラスセラミックおよび
その色を調節する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラスセラミックは、加熱によりガラス
前駆体の少なくとも一部に均一なパターンで生じた少な
くとも1種類の結晶相を有する材料である。ガラスセラ
ミックは、米国特許第2,920,971 号(ストーキー)に記
載されて以来、30年以上に亘って知られている。この特
許には、ガラスセラミックについて様々な用途が記載さ
れており、その中でも特に、食品の調理と盛付けに使用
する製品の製造に関心が寄せられている。そのような製
品の例としては、調理器具、ベーク用器具、食器具およ
び平らな調理板(cooktop )が挙げられる。
【0003】一般的に、ガラスセラミック材料の製造に
は、次の3つの主要段階が必要である。
【0004】1. 通常は核剤を含有する原材料の混合
物を溶融してガラスを製造する。
【0005】2. このガラスから物品を造型し、ガラ
スの転移範囲よりも低い温度まで物品を冷却する。
【0006】3. 適切な熱処理によりガラス物品を結
晶化させる(「セラミック化」)。熱処理には通常、転
移範囲よりもやや高い温度での核形成段階が必要であ
る。これに続いて、この温度よりもさらにいくぶん高い
温度まで加熱して核上に結晶を成長させる。
【0007】Li2 O−Al2 3 −SiO2 組成範囲
のガラスを結晶化すると、一般的に高度に結晶化された
ガラスセラミックが得られる。主結晶相は、ガラスの組
成および熱処理により変わる。主結晶相は、透明ベータ
石英固溶体であっても、不透明ベータリチア輝石固溶体
であってもよい。
【0008】ベータ石英は、SiO2 を六方晶偏四角多
面体にしたものである。ベータ石英の熱膨脹係数(CT
E)はわずかに負である。このことは、調理器具のよう
に熱サイクルにさらされる用途にとって特に興味深い。
ベータ石英固溶体の基本は、ベータ石英構造中のSi+4
イオンのいくらかをAl+3イオンで置換したことにある
と考えられている。ベータ石英構造中にLi+ 、M
+2、またはZn+2のような小さなイオンを導入するこ
とにより、置換により生じた電荷の不釣合を補ってい
る。
【0009】通常、ベータ石英固溶体のガラスセラミッ
クは核剤としてTiO2 を含有している。必要に応じ
て、TiO2 を、一部もしくは全部、ZrO2 で置換し
てもよい。組成および/または熱処理の仕様を変えるこ
とにより、そのようなガラスセラミックの外観を変える
ことができる。したがって、従来技術に記載されている
ように、透明、半透明、そして不透明のガラスセラミッ
ク(無色、半透明、乳白色、または様々な色であっても
よい)の製造が可能である。
【0010】Li2 O−Al2 3 −SiO2 ガラスセ
ラミック材料は、20年以上に亘り、例えば、乳白色の調
理用具のような台所器具の分野で幅広く用いられてお
り、これらの台所器具は、最近では、通常は、より低温
で結晶化されて小さなベータ石英固溶体結晶を生じる薄
茶色の透明ガラスセラミックから作られている。
【0011】TiO2 により核形成された透明なベータ
石英ガラスセラミックは薄茶色となる傾向にあることが
分かっている。このことは、基礎ガラス組成物中にTi
2およびFe2 3 の両方が存在することによるもの
である。この色とは違う色にするためには、この固有の
着色効果を考慮しなければならない。
【0012】米国特許第5,070,045 号(コムテ等)に
は、ガラスセラミック中の主結晶相がベータ石英固溶体
である透明なガラスセラミック板が開示されている。こ
れらの板には、CoO、NiO、Cr2 3 、Fe2
3 、MnO2 、およびV2 5からなる群より選択され
る着色剤が0.1 %−1.0 %の量で使用されている。この
特許は主に、ゆがみを最小限にする一方で、反射光は黒
色とし、透過光は赤味がかった茶色とするように作用す
るV2 5 に関するものである。コムテ等の組成は、酸
化物基準で計算した重量パーセントで表して、65%−70
%のSiO2 、18%−19.8%のAl2 3 、2.5 %−3.
8 %のLi2 O、0.55%−1.5 %のMgO、1.2 %−2.
8 %のZnO、1.8 %−3.2 %のTiO2 、0%−1.4
%のBaO、0%−1.4 %のSrO、1.0 %−2.5 %の
ZrO2 、0%−1.5 %のAs2 3 、0%−1.5 %の
Sb2 3 、0%以上1.0 %未満のNa2 O、および0
%以上1.0 %未満のK2 Oから実質的になり、ここで、
BaO+SrOの合計が0.4%−1.4 %、MgO+Ba
O+SrOの合計が1.1 %−2.3 %、As2 3 +Sb
23 の合計が0.5 %−1.5 %、Na2 O+K2 Oの合
計が0%以上1.0 %未満であり、(2.8 Li2 O+1.2
ZnO)/5.2 MgOが1.8 より大である。
【0013】米国特許第5,179,045 号にはバーガンジー
色のガラスセラミックが記載されており、米国特許第5,
256,600 号にはCo3 4 を制御して添加することによ
り製造した琥珀色またはバーガンジー色のガラスセラミ
ックが開示されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、透明なベー
タ石英固溶体ガラスセラミックを特定の装飾用の色にす
ることを目的とするものである。この色は、TiO2
用いて核形成したベータ石英ガラスセラミックに固有の
茶色がかった色よりもおだやかに、よりくすんでいる。
この色は、シャンペンの薄黄色に似ている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、主結晶相とし
てベータ石英固溶体を有するガラスセラミック材料の色
を制御する方法であって、Al2 3 の含有量を19.5%
から20.5%までとし、Fe2 3 の含有量を550 ppm
から650 ppmまでとし、Co3 4 の含有量を10pp
mから20ppmまでとし、Li2 Oの含有量を2.5 %か
ら3.0 %までとすることからなる方法を提供する。
【0016】本発明により製造する物品は、主結晶相と
してベータ石英固溶体を有する着色透明ガラスセラミッ
クであって、核剤としてTiO2 を約6%までの量で含
有し、10−20ppmのCo3 4 、550 −650 ppmの
Fe2 3 、19.5−20.5%のAl2 3 、および2.5 −
3.0 %のLi2 Oからなるカラーパッケージを有し、x
座標が0.3200から0.3300までの範囲、y座標が0.3220か
ら0.3350までの範囲にあり、Yが80から85までの範囲に
ある色座標で規定される色を有することを特徴とするガ
ラスセラミックである。
【0017】本発明は主に、透明ベータ石英固溶体ガラ
スセラミック用の独特なカラーパッケージを発見したこ
とに基づいてなされたものである。カラーパッケージと
は、通常、ある比率で遷移金属酸化物が含まれているガ
ラス酸化物の組合せをいう。これらの酸化物は、ある材
料の特定の色を作り出すか、もしくは作り出す際の制御
を行なっている。
【0018】前述したように、ベータ石英固溶体ガラス
セラミックの前駆体ガラスは一般的に、リチアアルミノ
シリケート(Li2 O−Al2 3 −SiO2 )をベー
スとする組成を有している。このガラスはさらに、核剤
として6重量%までのTiO2 を含有しており、この一
部を、必要に応じて、ZrO2 で置き換えてもよい。こ
のガラスにはまた、清澄剤として酸化ヒ素または酸化ア
ンチモンを含有させてもよい。少量の二価金属酸化物
(MgO、CaO、ZnO)を改質剤として含有させて
もよい。
【0019】本発明は、コムテ等の米国特許第5,070,04
5 号に開示されている前駆体ガラスを用いて開発したも
のである。このガラス用のカラーパッケージを開発する
際に、わずかではあるが、重要な組成の変更を行なうこ
とが必要となった。したがって、本発明に限定を加える
ものではないが、本発明は、このコムテ等の特許に開示
された組成を参考にして、それを改良したものについて
記載したものである。
【0020】本発明のカラーパッケージは、ガラスの合
計の重量パーセントで表して、10−20ppmのCo3
4 、550 −650 ppmのFe2 3 、19.5−20.5%のA
23 、2.5 −3.0 %のLi2 O、および6%までの
TiO2 からなる。
【0021】本発明においては、ベースガラス成分を制
御している結果、このベースガラスにおいてある成分に
より付与される呈色の強さが緩和される。すなわち、組
成を変更すると脱色する傾向があり、言い換えれば、ガ
ラスが有する固有の色をくすませる傾向がある。したが
って、ビジョンズ調理器具の特性である茶色がおだやか
になっている。このようにして、カラーパッケージ中の
酸化コバルトの含有量に依存して、黄色から桃色へと変
化する薄い琥珀色を作り出す。カラーパッケージの成分
は、色に対する影響以外にも、他のガラス特性に影響を
与えるかもしれない。したがって、それらの特性を同水
準に維持するためにカラーパッケージ成分の含有量を制
御しなければならない。
【0022】ベータ石英結晶相を作成するためには、リ
チア(Li2 O)を含有させることが必須である。Li
2 Oの含有量を減少させると、液相線と粘度との関係が
改善される。このことにより、ガラスを送り出す際中に
無秩序な失透が生じる可能性が少なくなる。しかしなが
ら、Li2 Oの量が減少すると、高温での粘度が大きく
なってしまって、溶融工程に不利に作用する。この理由
のために、Li2 Oの含有量を減少させる程度を制限し
なければならない。したがって、Li2 Oの含有量を2.
5 −3.0 重量%に維持する。
【0023】結晶を形成するためには、ガラス中に多量
のアルミナ(Al2 3 )を含有させる必要がある。規
定の含有量を増加させると、ある成分により付与される
呈色の強さが緩和されるだけでなく、高温での粘度も減
少させる。このことは、Li2 Oの含有量を減少させる
ことの影響を打ち消す傾向にある。Al2 3 の含有量
を増加させると、所望の色を維持しながら、酸化鉄の含
有量を多く維持することもできる。したがって、Al2
3 の含有量を19.5−20.5重量%に維持する。
【0024】他のバッチ材料とともに含有してしまう不
純物として、酸化鉄を含むことは避けられない。この含
有量は、約900 ppmに維持されている。このために、
赤外線が透過しやすくなり、その結果、ガラスの溶融中
の熱の保持および移行が容易になる。本発明の目的にと
っては、Fe2 3 の含有量を減少させて、この酸化物
により付与される特徴的な茶色の純度を減少させなけれ
ばならない。したがって、酸化鉄の含有量を550 −650
ppmの範囲、好ましくは約600 ppmに維持する。
【0025】ガラスの色をおだやかで純度の小さいもの
にするために、酸化コバルト(Co3 4 )の含有量を
10−20ppmに維持する。この酸化コバルトの含有量が
10ppmと20ppmの間で移行するにつれ、ガラスの色
が、おだやかな琥珀色の黄色から桃色に移行する。
【0026】ガラスはまた、核剤として6%までのTi
2 を含有している。TiO2 は、酸化鉄と同様に、ガ
ラスに固有の茶色を付与する。前述したように、本発明
のカラーパッケージは、この茶色の強度を小さくし、し
たがって、色をおだやかにする傾向にある。
【0027】本発明の好ましい組成は、酸化物基準の重
量パーセントで表して、65%−70%のSiO2 、19.5%
−20.5%のAl2 3 、2.5 %−3.0 %のLi2 O、0.
5 %−1.5 %のMgO、1.2 %−2.8 %のZnO、1.8
%−3.2 %のTiO2 、1.0%−2.5 %のZrO2 、0
%−1.4 %のBaO、0%−1.4 %のSrO、0%−1.
5 %のAs2 3 、0%−1.5 %のSb2 3 、10pp
m−20ppmのCo34 、および550 ppm−650 p
pmのFe2 3 から実質的になり、ここで、BaO+
SrOの合計が0.4 %−1.4 %、As2 3 +Sb2
3 の合計が0.5%−1.5 %、Na2 O+K2 Oの合計が
0%以上1.0 %未満である。
【0028】
【実施例】以下、図面に示す実施例を参照して本発明を
詳細に説明する。
【0029】本発明では、C光源を用いたCIEの色度
座標を利用してガラスの色をグラフに示している。この
図面では、x座標を水平軸に示し、y座標を縦軸に示し
ている。多角形ABCDAは、本発明により一般的に容
認される色を示す座標値の組合せを包含するものであ
る。この区域の色座標値範囲を以下に示す。
【0030】x=0.3200から0.3300 y=0.3220から0.3350 Y=80から85 矩形ABCDAの上側端(y=0.3350)において、黄色
がかった色となった。下側端、すなわち、0.3220に近い
yの値では、桃色がかった色となった。
【0031】溶融ユニットに装填されるバッチ中に成分
全てを含ませることによりカラーパッケージを導入して
もよい。しかしながら、カラーセルと称する前炉着色剤
系(forehearth colorant additive system )を用いる
ことが、本当の利点が達成できる点で好ましい。
【0032】前炉中の溶融ガラスに着色剤を添加するの
に用いる方法および装置を、集合的に、前炉着色系また
はカラーセルと称する。これらの系(またはカラーセ
ル)は少なくとも30年以上に亘り使用されている。しか
しながら、これらは主にソーダ石灰ガラスを着色するた
めに使用されてきており、特に、ソーダ石灰ガラスから
なるボトルを緑色または青色にするために使用されてき
た。現在、カラーセルは2種類のガラス着色剤を導入す
るために用いられている。この2種類のガラス着色剤と
は、粒状形態の非溶融濃縮着色剤および溶融カラーフリ
ットである。前者は米国で好まれており、一方、後者は
ヨーロッパでよく知られている。
【0033】乳白色のコーニングウェア製品および本発
明によるシャンペン色の製品を同時に製造するのには、
カラーセルを利用することが特に有用である。他のバッ
チ材料中の混入不純物として少なくとも数ppmのCo
3 4 を含有することは避けられない。しかしながら、
Co3 4 の含有量が約10ppmを越えると、乳白色の
製品が灰色となってしまう。したがって、ガラス槽中に
含まれるCo3 4 の含有量を低水準に維持することが
望ましい。そこで、溶融されたガラスが第2の前炉から
移り出される間に、前炉での添加物によりCo3 4
含有量を着色透明ガラスに必要な量にすることができ
る。
【0034】両方のガラス製品をセラミック化、すなわ
ち、熱処理して所望のガラスセラミック製品を製造し
た。本発明の透明着色製品について一般的なスケジュー
ルを以下に示す。
【0035】1. 炉の温度を300 ℃/時間の速度で80
0 ℃まで上昇させる。
【0036】2. 炉の温度を30分間に亘り800 ℃と85
0 ℃の間の温度に保持する。
【0037】3. 炉の温度を300 ℃/時間の速度で90
0 ℃まで上昇させる。
【0038】4. 炉の温度を45−60分間に亘り900 ℃
に保持する。
【0039】5. 炉が冷える速度で周囲温度まで冷却
する。
【0040】Co3 4 の含有量が少ないガラス、すな
わち、乳白色製品の前駆体を1つの条件を除いて上述し
たものと同様のスケジュールに従ってセラミック化し
た。その条件とは、第3工程において、炉の温度を900
℃よりも高い1150℃まで上昇させることであった。この
より高温での処理により、ベータ石英結晶がリチア輝石
結晶に転化して結晶が成長し、それによって、製品が不
透明になった。
【0041】おだやかで黄色っぽい琥珀色のチャンペン
色を作るためには、酸化物基準の重量パーセントで計算
して、68.6%のSiO2 、1.25%のMgO、1.60%のZ
nO、0.80%のBaO、2.60%のTiO2 、1.70%のZ
rO2 、0.70%のAs2 3、2.80%のLi2 O、20.00
%のAl2 3 、600 ppmのFe2 3 、および10
ppmのCo3 4 から実質的になる組成を有するガラ
スを使用することが好ましい。
【0042】桃色がかった琥珀色を作るためには、Co
3 4 の含有量を約20ppmに増加させることが好まし
い。大規模な商業的溶融のために拡大する際には、これ
らの組成をわずかに変更させることが必要となってもよ
い。また、設計者の要求を満たすために、カラーパッケ
ージを変更させる必要もでてくるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様により作成した色を規定す
る色座標ボックスを示すグラフ
フロントページの続き (72)発明者 ロバート ウィリアム フィッツェンマイ ヤー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14823 カニステオ チェスナット ストリート 43 (72)発明者 チャールズ カルソン スミス ジュニア アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14830 コーニング ドッヂ アヴェニュー 229

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主結晶相としてベータ石英固溶体を有す
    る着色透明ガラスセラミックであって、核剤としてTi
    2 を約6%まで含有し、10ppm−20ppmのCo3
    4 、550 ppm−650 ppmのFe2 3 、19.5%−
    20.5%のAl2 3 、および2.5 %−3.0 %のLi2
    からなるカラーパッケージを含むことを特徴とするガラ
    スセラミック。
  2. 【請求項2】 前記ガラスセラミックの色が、光源Cを
    用いたCIEの光座標で、x座標が0.3200から0.3300ま
    での範囲、y座標が0.3220から0.3350までの範囲、Ca
    p Yが80から85までの範囲にあることを特徴とする請
    求項1記載のガラスセラミック
  3. 【請求項3】 前記ガラスセラミックが、酸化物基準の
    重量パーセントで計算して、65%−70%のSiO2 、1
    9.5%−20.5%のAl2 3 、2.5 %−3.0 %のLi2
    O、0.5 %−1.5 %のMgO、1.2 %−2.8 %のZn
    O、1.8 %−3.2%のTiO2 、1.0 %−2.5 %のZr
    2 、0%−1.4 %のBaO、0%−1.4%のSrO、
    0%−1.5 %のAs2 3 、0%−1.5 %のSb
    2 3 、10ppm−20ppmのCo3 4 、および550
    ppm−650 ppmのFe2 3 から実質的になり、こ
    こで、BaO+SrOの合計が0.4 %−1.4 %、As2
    3 +Sb2 3 の合計が0.5 %−1.5 %、Na2 O+
    2 Oの合計が0%以上1.0 %未満であることを特徴と
    する請求項1記載のガラスセラミック。
  4. 【請求項4】 前記ガラスセラミックが、酸化物基準の
    重量パーセントで計算して、68.6%のSiO2 、20.00
    %のAl2 3 、2.8 %のLi2 O、1.25%のMgO、
    1.6 %のZnO、2.6 %のTiO2 、1.7 %のZr
    2 、0.8 %のBaO、0.7 %のAs2 3 、10ppm
    −20ppmのCo3 4 、および600 ppmのFe2
    3 から実質的になることを特徴とする請求項3記載のガ
    ラスセラミック。
  5. 【請求項5】 主結晶相としてベータ石英固溶体を有す
    るガラスセラミックの色を制御する方法であって、Al
    2 3 の含有量を19.5%から20.5%までの範囲に、Fe
    2 3 の含有量を550 ppmから650 ppmまでの範囲
    に、Co3 4 の含有量を10ppmから20ppmまでの
    範囲に、Li2 Oの含有量を2.5 %から3.0 %までの範
    囲に制御する工程を含むことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 10ppm−20ppmのCo3 4 、550
    ppm−650 ppmのFe2 3 、19.5%−20.5%のA
    2 3 、および2.5 %−3.0 %のLi2 Oからなるカ
    ラーパッケージを含有するLi2 O−Al2 3 −Si
    2 ガラスを溶融する工程を含むことを特徴とする請求
    項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ガラスを約800 ℃まで加熱し、800
    ℃−850 ℃に保持し、900 ℃まで加熱してこの温度を保
    持しておだやかな琥珀色のベータ石英結晶相を生じさせ
    ることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 溶融した前記ガラスを第1の前炉を通過
    させる際に、この溶融ガラスにCo3 4 の含有量の少
    なくとも一部を添加して、その後、第2の前炉を通過さ
    せる際に異なる量のCo3 4 を添加することにより、
    異なる含有量のCo3 4 を製造できることを特徴とす
    る請求項6記載の方法。
JP7144380A 1994-06-10 1995-06-12 着色透明ガラスセラミックおよびその色の調節方法 Withdrawn JPH08165143A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US258271 1994-06-10
US08/258,271 US5422318A (en) 1994-06-10 1994-06-10 Glass-ceramics and color package

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JPH08165143A true JPH08165143A (ja) 1996-06-25

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ID=22979846

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JP7144380A Withdrawn JPH08165143A (ja) 1994-06-10 1995-06-12 着色透明ガラスセラミックおよびその色の調節方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5422318A (ja)
EP (1) EP0686610A1 (ja)
JP (1) JPH08165143A (ja)
CA (1) CA2148662C (ja)

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