JPH08165206A - 殺菌剤組成物 - Google Patents
殺菌剤組成物Info
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- JPH08165206A JPH08165206A JP30622594A JP30622594A JPH08165206A JP H08165206 A JPH08165206 A JP H08165206A JP 30622594 A JP30622594 A JP 30622594A JP 30622594 A JP30622594 A JP 30622594A JP H08165206 A JPH08165206 A JP H08165206A
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Abstract
ン−3−オン(Cl−MIT)包接化合物の水中での保
存安定性を改善する。 【構成】 Cl−MIT包接化合物とハロゲン化脂肪族
ニトロアルコールとを含む殺菌剤組成物。 【効果】 ハロゲン化脂肪族ニトロアルコールを併用す
ることにより、Cl−MIT包接化合物の保存安定性を
著しく高めることができる。ハロゲン化脂肪族ニトロア
ルコールの皮膚刺激性はCl−MITに比べて著しく小
さいので、ハロゲン化脂肪族ニトロアルコールを配合し
ても殺菌剤としての皮膚刺激性に殆ど変化はない。
Description
に、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3
−オン包接化合物の水中における保存安定性を改善した
殺菌剤組成物に関するものである。
水系或は紙パルプ抄造系等の水系におけるスライム等に
よる障害や、塗料、接着剤等の腐敗を防止するために、
その処理法が比較的簡便なこと、安価であることから、
殺菌剤(スライムコントロール剤)が一般に使用されて
いる。しかして、殺菌剤として特に下記(I)式で示さ
れる5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3
−オン(以下「Cl−MIT」と略称する。)が殺菌力
に優れていることから、冷却水系用、紙パルプ用、水泳
プール用等各種水系用スライムコントロール剤、殺菌
剤、殺藻剤、殺かび剤として広く使用されている。
有するものであるが、極めて皮膚刺激性が強く、取り扱
い上多大な注意が必要とされる。
特に高温において分解しやすい化合物であるという欠点
もある。
先にCl−MIT等の水溶性殺菌剤をビスフェノール系
化合物等のホスト化合物で包接化合物とすることを提案
した(特開平1−190602号公報,特願平5−24
6888号)。
合物とすることにより、Cl−MITの取り扱い性や安
定性が改善されるが、なお次のような不具合があった。
末であるから、殺菌剤として使用する時には、通常、水
懸濁液として殺菌処理対象系に添加されているが、この
場合、Cl−MITは、包接化合物としても、水中、特
に温度60℃といった高温水中での安定性がなお不十分
であり、早期分解により満足し得る殺菌効果を得ること
ができない。
−MIT包接化合物の水中、特に高温水中での保存安定
性を改善した殺菌剤組成物を提供することを目的とす
る。
は、Cl−MIT包接化合物とハロゲン化脂肪族ニトロ
アルコールとを含むことを特徴とする。
ホスト化合物としては、下記I〜IVが好適である。
は、具体的には4,4′−エチリデンビスフェノール,
2,4′−イソプロピリデンビスフェノール,4,4′
−イソブチリデンビスフェノールなどが挙げられる。ま
た、IIのハロゲン化ビスフェノール系化合物として
は、具体的には2,2′−メチレンビス(4−クロロフ
ェノール),ビス(2−ヒドロキシ−5−クロロフェニ
ル)スルフィドなどが挙げられる。また、III のモノフ
ェノール系化合物としては、具体的には2,4−ジプロ
ピルフェノール,2,4−ジ−t−ブチルフェノールな
どが挙げられる。
る包接化合物は、有機溶媒中もしくは水中での反応にて
容易に製造することができる。
エタノール、アセトン等の通常の有機溶媒に上記ホスト
化合物を溶解させた溶液と、Cl−MITあるいはこれ
に更に不純物等を含む混合物とを混合して反応させる。
これにより、包接化合物が固形物として析出するので、
これを常法により濾過分離して目的とする包接化合物を
得る。
合物を直接ゲスト化合物であるCl−MITを溶解した
水溶液中に添加して混合、撹拌する。用いる水溶液は、
必ずしもCl−MITのみを含むものである必要はな
く、前記有機溶媒反応の場合と同様、Cl−MITと不
純物等を含むものであっても良い。即ち、Cl−MIT
と上記ホスト化合物とは極めて選択的に反応するため、
包接化合物の製造にあたって、原料のCl−MITとし
て、副生成物等の不純物を含有するものをそのまま用い
ても、目的とするCl−MITのみを選択的に包接した
包接化合物が得られる。
て任意で良いが、通常の場合10〜30℃程度とする。
反応時間は0.5〜24時間程度で十分である。
て得られるので、これを水層と分離し、水洗、乾燥し
て、目的とする包接化合物を得ることができる。
と、前記ホスト化合物とのモル比は、通常の場合、Cl
−MIT:ホスト化合物=1:0.2〜5である。
トロアルコールとしては、2−クロロ−2−ニトロエタ
ノール,1−クロロ−1−ニトロ−2−プロパノール,
3−クロロ−3−ニトロ−2−ブタノール,2−クロロ
−2−ニトロ−1,3−ブタンジオール,1−クロロ−
1−ニトロ−2−ブタノール,2−クロロ−2−ニトロ
ブタノール,2−クロロ−2−ニトロ−3−ペンタノー
ル,2,2’−ジクロロ−2−ニトロエタノール,2−
ブロモ−2−クロロ−2−ニトロエタノール,3−クロ
ロ−3−ニトロ−2,4−ペンタンジオール,4−クロ
ロ−4−ニトロ−3−ヘキサノール,2−ブロモ−2−
ニトロエタノール,2−ブロモ−2−ニトロ−3−プロ
パノール,2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−ブタンジ
オール,3−ブロモ−3−ニトロ−2,4−ペンタンジ
オール,2,2’−ジブロモ−2−ニトロエタノール,
1,1’−ジブロモ−1−ニトロ−2−プロパノール,
4−ブロモ−4−ニトロ−3−ヘキサノール,2−フル
オロ−2−ニトロエタノール,2−フルオロ−2−ニト
ロ−1,3−ブタンジオール,3−ヨード−3−ニトロ
−2−ブタノール,2−クロロ−2−フルオロ−2−ニ
トロエタノール,2−ブロモ−2−ヨード−2−ニトロ
エタノール,2−クロロ−2−ニトロ−1,3−プロパ
ンジオール,2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパ
ンジオールなどが挙げられる。
は、通常の場合、Cl−MITとして0.1〜15重量
%、好ましくは0.5〜5重量%の水懸濁液として使用
する。
れるCl−MIT包接化合物の保存安定性を向上させる
ためにハロゲン化脂肪族ニトロアルコールを配合する
が、このハロゲン化脂肪族ニトロアルコールの配合割合
は、Cl−MIT包接化合物に対して0.1〜5重量
%、特に0.3〜3.0重量%とするのが好ましい。こ
の割合が0.1重量%未満では十分な安定化効果が得ら
れず、5重量%を超えて添加しても、安定性の改善効果
に差異はなく、不経済である。
は、Cl−MIT換算で0.1〜15重量%、好ましく
は0.5〜5重量%のCl−MIT包接化合物と、この
包接化合物中のCl−MITに対して0.1〜8重量%
のハロゲン化脂肪族ニトロアルコールとを含む水懸濁液
として提供される。なお、この水懸濁液には懸濁粒子の
沈降を防止するために、適当な分散剤や増粘剤を併用し
ても良い。
及びハロゲン化脂肪族ニトロアルコールを含む本発明の
殺菌剤組成物は、目的に応じて例えば次のようなCl−
MIT濃度となるように添加使用される。
防止目的の場合:Cl−MIT濃度が0.1〜25g/
m3 合成樹脂エマルション、でんぷん糊、でんぷんスラ
リー、塗料、金属加工油等の防腐目的:Cl−MIT濃
度が1〜5000g/m3
とされることにより、固体状態となり、取り扱い性は大
幅に改善され、水中への溶解性が抑えられ、その毒性、
皮膚刺激性等が低減される。しかも、使用中に他の物質
と反応して殺菌活性が低下することも防止される上に、
熱的安定性も高められる。このため、この包接化合物
は、殺菌活性を長時間維持することができる徐放性殺菌
剤として有効に用いることもできる。
包接化合物とすることにより安定性が高められるもの
の、その保存安定性、特に水中での保存安定性、とりわ
け熱水中での保存安定性は十分なものとはいえない。
化脂肪族ニトロアルコールを併用することにより、Cl
−MIT包接化合物の保存安定性を著しく高めることが
できる。なお、ハロゲン化脂肪族ニトロアルコールの皮
膚刺激性はCl−MITに比べて著しく小さいので、ハ
ロゲン化脂肪族ニトロアルコールを配合しても殺菌剤と
しての皮膚刺激性に殆ど変化はない。
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。
4,4′−エチリデンビスフェノール(ホスト化合物)
50gを加えて半月板攪拌羽根(長さ5cm)で攪拌し
てホスト化合物を完全に溶解させた。このセパラブルフ
ラスコを20℃に保ち、内容物を回転速度500rpm
で攪拌しながら、ケーソンWT(登録商標:ロームアン
ドハース社製。Cl−MITを10〜12重量%含む水
溶液)300gを30分かけて連続的に添加し、ホスト
化合物を析出させた。添加終了後も攪拌を1時間継続し
てホスト化合物を十分に析出させた。析出物を濾過し、
75mlの脱塩水で3回洗浄した後風乾した。
リデンビスフェノールの包接化合物が79.8g得られ
た。この包接化合物中のCl−MIT含有率は35.7
重量%であった。
重量%となるように水に加え(水中の包接化合物濃度は
2.81重量%)、更に、2−ブロモ−2−ニトロ−
1,3−プロパンジオールを表1に示す割合で加えて懸
濁させた。
ンプル中のCl−MIT濃度の経時変化を測定し、結果
を表1に示した(No. 1〜4)。なお、比較のため、2
−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオールを添
加しない場合についても同様に測定を行い、結果を表1
に併記した(No. 5)。
3−プロパンジオールを添加することにより、水中での
Cl−MITの安定性が高められることが明らかであ
る。
物によれば、Cl−MIT包接化合物の水中での保存安
定性を向上させることができるため、Cl−MITを有
効成分とする殺菌剤の実用性が大幅に高められる。
Claims (1)
- 【請求項1】 5−クロロ−2−メチル−4−イソチア
ゾリン−3−オンの包接化合物と、ハロゲン化脂肪族ニ
トロアルコールとを含むことを特徴とする殺菌剤組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6306225A JP2985695B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 殺菌剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6306225A JP2985695B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 殺菌剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08165206A true JPH08165206A (ja) | 1996-06-25 |
| JP2985695B2 JP2985695B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=17954507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6306225A Expired - Fee Related JP2985695B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 殺菌剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2985695B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-09 JP JP6306225A patent/JP2985695B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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| JP2985695B2 (ja) | 1999-12-06 |
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