JPH08165947A - 内燃エンジンのスロットル弁制御装置 - Google Patents

内燃エンジンのスロットル弁制御装置

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Publication number
JPH08165947A
JPH08165947A JP33261394A JP33261394A JPH08165947A JP H08165947 A JPH08165947 A JP H08165947A JP 33261394 A JP33261394 A JP 33261394A JP 33261394 A JP33261394 A JP 33261394A JP H08165947 A JPH08165947 A JP H08165947A
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JP
Japan
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engine
intake pressure
target
throttle valve
calculated
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Application number
JP33261394A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Kumagai
克裕 熊谷
Tetsuya Ono
哲也 大野
Shunichi Tsuzuki
俊一 都築
Kenichiro Ishii
健一郎 石井
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクセルペダルの操作に対するエンジントル
クの応答性を向上させ、しかもエンジンの経年変化や個
体差のに拘わらず、正確にエンジントルクを制御するこ
とができる内燃エンジンのスロットル弁制御装置を提供
することを目的とする。 【構成】 エンジン回転数NE及び補正要求エンジント
ルクTEOBJ0に応じて目標吸気圧PBACMDを算
出し(102)、この目標吸気圧PBACMDと検出し
たエンジン回転数NEとに応じてフィードバック係数K
1,K2を算出し、これらの係数により目標吸気圧PB
ACMDと検出した吸気管内絶対圧PBAとが一致する
ように、スロットル弁の目標開度THOBJを算出する
(103〜109、111、112)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃エンジンのスロッ
トル弁制御装置に関し、特に電動アクチュエータにより
スロットル弁を駆動する機構(DBW方式の駆動機構、
以下単に「DBW」という)により内燃エンジンの出力
トルクを制御するものに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン回転数と要求エンジントルクと
に基づいてスロットル弁の目標開度を算出し、実際のス
ロットル弁開度が目標開度となるように制御するスロッ
トル弁制御装置は、従来より知られている(例えば特公
昭56−37414号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置ではスロットル弁開度の変化に対する吸気管内
圧力の変化の遅れ要素(吸気管の途中に設けられたチャ
ンバ内に空気が充填されるために生じる遅れ)が考慮さ
れていないため、アクセルペダルの操作に対するエンジ
ントルクの応答性が悪い場合があった。また、エンジン
回転数及び要求エンジントルクに応じて、予めテストに
よって求められたマップを用いてスロットル弁の目標開
度を算出するため、エンジンの経年変化や個体差により
誤差が発生し、実際のエンジン出力トルクを要求エンジ
ントルクに正確に制御することが困難であった。
【0004】本発明はこの問題を解決するためになされ
たものであり、アクセルペダルの操作に対するエンジン
トルクの応答性を向上させ、しかもエンジンの経年変化
や個体差に拘わらず、正確にエンジントルクを制御する
ことができる内燃エンジンのスロットル弁制御装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、車両に搭載された内燃エンジンの回転数及び
前記車両の諸状態により演算される要求エンジントルク
に基づいて前記エンジンの吸気通路に設けられたスロッ
トル弁の目標開度を求め、実際のスロットル弁開度が前
記目標開度となるように電気的に制御する内燃エンジン
のスロットル弁制御装置において、前記エンジンの回転
数及び要求エンジントルクに応じて前記吸気通路内の目
標吸気圧を演算する目標吸気圧演算手段と、前記吸気通
路内の実吸気圧を検出若しくは推定する実吸気圧判別手
段と、前記エンジンの運転パラメータの基づいて作成し
た吸気物理モデルからの出力を用いて、前記スロットル
弁開度の変化に対する前記実吸気圧の変化の遅れを補正
するフィードバック係数を演算する補正フィードバック
係数演算手段と、前記目標吸気圧演算手段の出力と前記
実吸気圧判別手段の出力とを比較して、両出力が一致す
るように前記フィードバック係数を用いて前記目標開度
を演算する目標開度演算手段とを設けるようにしたもの
である。
【0006】
【作用】エンジン回転数及び要求エンジントルクに応じ
て吸気通路内の目標吸気圧が演算されるとともに、エン
ジンの運転パラメータの基づいて作成した吸気物理モデ
ルからの出力を用いて、スロットル弁開度の変化に対す
る実吸気圧の変化の遅れを補正するフィードバック係数
が演算され、目標吸気圧と検出若しくは推定した実吸気
圧とが一致するように、前記フィードバック係数を用い
てスロットル弁の目標開度が演算される。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は、本発明の一実施例に係る排気還流
機構を装備した内燃機関(以下単に「エンジン」とい
う)及びその制御装置の全体構成図である。
【0009】図1において、例えば4気筒のエンジン1
の吸気管2の途中にはスロットル弁3が設けられてい
る。スロットル弁3は、例えばモータからなる電動アク
チュエータ14に機械的に接続され、アクチュエータ1
4により駆動可能に構成されている。アクチュエータ1
4は、電子コントロールユニット(以下「ECU」とい
う)5に電気的に接続されており、ECU5はアクチュ
エータ14を介してスロットル弁3の開度を制御する。
スロットル弁3にはスロットル弁開度(θTH)センサ
4が連結されており、当該スロットル弁3の開度に応じ
た電気信号を出力してECU5に供給する。
【0010】燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁
3との間且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流側
に各気筒毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃
料ポンプに接続されていると共にECU5に電気的に接
続されて当該ECU5からの信号により燃料噴射の開弁
時間が制御される。
【0011】一方、スロットル弁3の直ぐ下流には吸気
管内絶対圧(PBA)センサ7が設けられており、この
絶対圧センサ7により電気信号に変換された絶対圧信号
は前記ECU5に供給される。また、その下流にはチャ
ンバ2aが設けられている。チャンバ2aには吸気温
(TA)センサ8が取付けられており、吸気温TAを検
出して対応する電気信号を出力してECU5に供給す
る。
【0012】エンジン1の本体に装着されたエンジン水
温(TW)センサ9はサーミスタ等から成り、エンジン
水温(冷却水温)TWを検出して対応する温度信号を出
力してECU5に供給する。エンジン回転数(NE)セ
ンサ10及び気筒判別(CYL)センサ11はエンジン
1の図示しないカム軸周囲又はクランク軸周囲に取付け
られている。エンジン回転数センサ10はエンジン1の
クランク軸の180度回転毎に所定のクランク角度位置
でパルス(以下「TDC信号パルス」という)を出力
し、気筒判別センサ11は特定の気筒の所定のクランク
角度位置で信号パルスを出力するものであり、これらの
各信号パルスはECU5に供給される。
【0013】ECU5には更に、エンジン1が搭載され
た車両ののアクセルペダルの踏み込み量ACC(以下
「アクセル開度」という)を検出するアクセル開度セン
サ31、大気圧PAを検出する大気圧センサ32及びエ
ンジン1によって駆動される空調装置(以下「エアコ
ン」という)のオンオフスイッチ33が接続されてお
り、それらの検出信号がECU5に供給される。
【0014】次に、排気還流機構20について説明す
る。
【0015】この機構20の排気還流路21は、一端2
1aがエンジン1の排気管13に、他端21bがチャンバ
2aに夫々連通している。この排気還流路21の途中に
は排気還流量を制御する排気還流弁22及び容積室21
Cが介設されている。そして、この排気還流弁22はソ
レノイド22aを有する電磁弁であり、ソレノイド22
aはECU5に接続され、その弁開度がECU5からの
制御信号によってリニアに変化させることができるよう
に構成されている。排気還流弁22には、その弁開度を
検出するリフトセンサ23が設けられており、その検出
信号はECU5に供給される。
【0016】ECU5は上述の各種センサからのエンジ
ンパラメータ信号等に基づいてエンジン運転状態を判別
し、吸気管内絶対圧PBAとエンジン回転数NEとに応
じて設定される排気還流弁22の弁開度指令値LCMD
とリフトセンサ23によって検出された排気還流弁22
の実弁開度値LACTとの偏差を零にするようにソレノ
イド22aに制御信号を供給する。
【0017】ECU5は各種センサからの入力信号波形
を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ
信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入
力回路5a、中央演算処理回路(以下「CPU」とい
う)5b、CPU5bで実行される各種演算プログラム
及び演算結果等を記憶する記憶手段5c、アクチュエー
タ14等に駆動信号を供給する出力回路5d等から構成
される。
【0018】CPU5bは上述の各種エンジンパラメー
タ信号及びアクセル開度ACC等に基づいて、要求エン
ジントルクを算出するとともに後述するようにスロット
ル弁3の目標開度THOBJを算出し、アクチュエータ
14により実際のスロットル弁開度θTHが目標開度T
HOBJとなるように制御する。さらにCPU5bは燃
料噴射弁6の開弁時間及び排気還流弁22の弁開度の制
御を行う。
【0019】図2は、要求エンジントルクTEOBJか
らスロットル弁3の目標開度THOBJを算出する制御
系の機能ブロック図であり、この図に示した機能は後述
するようにCPU5bで実行される演算処理により実現
される。なお、要求エンジントルクTEOBJは、例え
ば特開昭60−222331号公報に示されるように、
アクセル開度ACC及びエンジン回転数NEに応じて最
良の燃料消費特性が得られるように決定され、さらにエ
ンジン回転数NEと当該車両の駆動軸の回転速度との比
やエンジン1の始動時か否かも考慮して、図示しない処
理により決定される。
【0020】同図において先ずブロック101は、エア
コンのオンオフ、エンジン1がWOT(Wide Op
en Throttle)領域にあるか否か、及びEG
R(排気還流)実行中か否かに応じて要求エンジントル
クTEOBJの補正を行い、補正要求エンジントルクT
EOBJ0を算出する。次いでブロック102は、補正
要求エンジントルクTEOBJ0及びエンジン回転数N
Eに応じて目標吸気圧PBACMDを算出する。
【0021】ブロック103は、目標吸気圧PBACM
Dからゼロ点補正値PBADECを減算し、その演算結
果をブロック104に入力する。ここで、ゼロ点補正値
PBADECは、スロットル弁3の全閉時の吸気管内絶
対圧PBAの推定値であり、例えば図6(a)に示すよ
うにエンジン回転数NEが上昇するほど小さな値となる
ように設定される。
【0022】一方ブロック111は、検出した吸気管内
絶対圧PBAからゼロ点補正値PBADECを減算して
吸気圧偏位PBAHENIを算出し、ブロック104、
112に入力する。ブロック104は、2つの入力の偏
差ERRORLQ(=(PBACMD−PBADEC)
−(PBA−PBADEC)=PBACMD−PBA)
を演算する。
【0023】ブロック106は、入力データを1サンプ
ル時間遅延させる機能を有し、ブロック105と協働し
て偏差ERRORLQの積算値ERINTELQを算出
する。ブロック107は、積算値ERINTELQに第
1のフィードバック係数K1を乗算して出力し、ブロッ
ク112は吸気圧偏位PBAHENIに第2のフィード
バック係数K2を乗算して出力し、ブロック108はブ
ロック107の出力(K1×ERINTELQ)からブ
ロック112の出力(K2×PBAHENI)を減算し
て目標開度の偏位(THOBJ−THDEC)として出
力する。ここでTHDECは、目標開度のゼロ点補正値
である。
【0024】ブロック109は、目標開度の偏位(TH
OBJ−THDEC)にゼロ点補正値THDECを加算
して目標開度THOBJを算出し、ブロック110はエ
ンジン1のスロットル弁3の開度θTHが目標開度TH
OBJとなるように制御する。
【0025】図3及び図4は、図2に示した各ブロック
の機能を実現する処理のフローチャートであり、本処理
はCPU5bでTDC信号パルスの発生毎にこれと同期
して実行される。
【0026】先ずステップS1ではエアコンがオンされ
ていることを「1」で示すフラグFHACが「1」か否
かを判別し、FHAC=0であれば要求エンジントルク
TEOBJをそのまま補正要求エンジントルクTEOB
J0として(ステップS3)、ステップS4に進み、F
HAC=1であれば次式(1)により、補正要求エンジ
ントルクTEOBJ0を算出して(ステップS2)、ス
テップS4に進む。
【0027】 TEOBJ0=TEOBJ+DTEHAC …(1) ここで、DTEHACはエアコンオン時の補正項であ
り、例えば図5(a)に示すようにエンジン回転数NE
に応じて設定される。
【0028】ステップS4では、エンジン1がWOT領
域にあることを「1」で示すフラグFWOTが「1」か
否かを判別し、FWOT=0のときはさらにEGR実行
中であることを「1」で示すフラグFEGRが「1」か
否かを判別する(ステップS5)。そして、FWOT=
1のときは次式(2)により、またFEGR=1のとき
は次式(3)により、それぞれ補正要求エンジントルク
を算出し(ステップS8、S7)、ステップS9に進
む。
【0029】 TEOBJ0=TEOBJ0×KTWOT …(2) TEOBJ0=TEOBJ0×KTEGR …(3) ここで、KTWOTは、例えば図5(c)に示すように
エンジン回転数NEに応じて設定される高負荷補正係数
であり、KTEGRは、例えば図5(b)に示すように
エンジン回転数NEに応じて設定されるEGR補正係数
である。
【0030】また、FWOT=FEGR=0のときは、
修正することなく、ステップS9に進む。
【0031】ステップS9では、補正要求エンジントル
クTEOBJ0及びエンジン回転数NEに応じて設定さ
れたPBACMDマップを検索して、目標吸気圧PBA
CMDを算出する。続くステップS10では、制御開始
時であることを「1」で示す制御開始フラグFERRS
Tが「1」か否かを判別し、当初はFERRST=1で
あるのでステップS14に進み、エンジン回転数NE及
び目標吸気圧PBACMDに応じて設定された加速時用
のフィードバック係数マップを検索して、加速時用の第
1のフィードバック係数K1ACC及び第2のフィード
バック係数K2ACCを算出し、これらの加速時用のフ
ィードバック係数K1ACC,K2ACCをそれぞれ第
1及び第2のフィードバック係数K1、K2として(ス
テップS15)、ステップS18(図4)に進む。
【0032】なお、加速時用フィードバック係数マップ
は、例えば7つのエンジン回転数範囲及び7つのエンジ
ン負荷範囲(ただし、ここでは目標吸気圧PBACMD
に基づいて決定される)によって決まる49の領域毎
に、加速時用の第1のフィードバック係数K1ACC及
び第2のフィードバック係数K2ACCが設定されたマ
ップである。
【0033】前記ステップS10でFERRST=0で
あって、制御開始時でなければステップS11に進み、
次式(4)により、目標吸気圧PBACMDの変化量D
PBACMDを算出する。
【0034】 DPBACMD=PBACMD(n)−PBACMD(n−1) …(4) ここで(n),(n−1)はそれぞれ今回値及び前回値
を表すために付したものであり、これを付さない場合は
今回値を表す。この点は本明細書中の他のパラメータに
ついても同様である。
【0035】次いで変化量DPBACMDの絶対値が第
1の所定微小ガード値DPBACMDG1(例えば10
mmHg)より小さいか否かを判別し(ステップS1
2)、|DPBACMD|<DPBACMDG1であっ
て目標吸気圧PBACMDがほとんど変化していないと
きは、フィードバック係数K1,K2を更新することな
く、直ちにステップS18に進む。これは制御のハンチ
ングを防止するためである。一方、|DPBACMD|
≧DPBACMDG1が成立するときは、変化量DPB
ACMDが負の値か否かを判別し(ステップS13)、
変化量DPBACMDが正であって目標吸気圧PBAC
MDが増加してしているときは、前記ステップS14に
進む。
【0036】また、変化量DPBACMDが負であって
目標吸気圧PBACMDが減少しているときは、ステッ
プS14と同様に、エンジン回転数NE及び目標吸気圧
PBACMDに応じて設定された減速時用のフィードバ
ック係数マップを検索して、減速時用の第1のフィード
バック係数K1DEC及び第2のフィードバック係数K
2DECを算出し(ステップS16)、これらの減速時
用のフィードバック係数K1DEC,K2DECをそれ
ぞれ第1及び第2のフィードバック係数K1、K2とし
て(ステップS17)、ステップS18に進む。
【0037】ここで、減速時用フィードバック係数マッ
プは、前記加速時用フィードバック係数マップと同様
に、7つのエンジン回転数範囲及び7つのエンジン負荷
範囲によって決まる49の領域毎に、減速時用の第1及
び第2のフィードバック係数K1DEC,K2DECが
設定されたマップである。
【0038】ステップS18では、次式(5)により検
出した吸気管内絶対圧PBAとゼロ点補正値PBADE
Cとの差(吸気圧偏位)PBAHENIを算出する。
【0039】 PBAHENI=PBA−PBADEC …(5) 次いで前記制御開始フラグFERRSTが「1」か否か
を判別し(ステップS19)、FERRST=1であっ
て制御開始時のときは、次式(6)により偏差積算値E
RINTELQの初期化を行うとともに(ステップS2
0)、フラグFERRSTを「0」に設定して(ステッ
プS21)、ステップS22に進む。
【0040】 ERINTELQ=(THOBJ+K2×PBAHENI)/K1 …(6) 上記式(6)における目標開度THOBJは、検出した
スロットル弁開度θTHを用いる。制御開始時はTHO
BJ値はまだ算出されていないからである。
【0041】一方、ステップS19でFERRST=0
であって制御開始時でなければ、直ちにステップS22
に進む。
【0042】ステップS22では、目標吸気圧PBAC
MDと吸気管内絶対圧PBAとの差の絶対値が第2の所
定微小ガード値DPBAGRD2(例えば10mmH
g)より小さいか否かを判別し、|PBACMD−PB
A|<DPBAGRD2であって目標吸気圧PBACM
Dと検出した吸気管内絶対圧PBAとがほぼ等しいとき
は、直ちにステップS27に進み、目標開度THOBJ
の更新は行わない。これはTHOBJ値の脈動を防止す
るためである。一方、|PBACMD−PBA|≧DP
BAGRD2であるときは、次式(7)により、偏差E
RRORLQを算出する(ステップS23)。
【0043】 ERRORLQ=PBACMD(n)−PBA(n) …(7) 次いで次式(8)により偏差ERRORLQの積算値E
RITELQを算出する(ステップS24)。
【0044】 ERINTELQ(n)=ERINTELQ(n−1)+ERRORLQ …(8) 続くステップS25では、次式(9)により目標開度T
HOBJ(図2のブロック図では(THOBJ−THD
EC)に相当する)を算出し、さらにステップS26で
次式(10)により、ゼロ点補正を行って最終的な目標
開度THOBJを算出し、ステップS27に進む。
【0045】 THOBJ=K1×ERINTELQ−K2×PBAHENI …(9) THOBJ=THOBJ+THDEC …(10) 上記式(9)において、右辺第1項(K1×ERINT
ELQ)は、目標吸気圧PBACMDと検出した吸気管
内絶対圧PBAとの偏差ERRORLQの積算値ERI
NTELQに比例する値を有するので、これを目標開度
THOBJとすることにより、THOBJ値は、偏差E
RRORLQを「0」とするように設定される。
【0046】ステップS27では、大気圧PAと目標吸
気圧PBACMDとの差(=PA−PBACMD)が第
3の所定微小ガード値DPBAGRD3(例えば10m
mHg)より大きいか否かを判別し、PA−PBACM
D≦DPBAGRD3であって目標吸気圧PBACMD
が大気圧PAに近いとき、即ちスロットル弁が略全開の
ときは、目標開度THOBJを所定全開角度THWOT
1とするとともに(ステップS28)、次式(11)に
より積算値ERINTELQの修正を行って(ステップ
S29)、本処理を終了する。
【0047】 ERINTELQ=(THWOT2+K2×PBAHENI)/K1 …(11) ここで、THWOT2は、図6(b)に示すように、エ
ンジン回転数NEに応じて設定されるスロットル弁全開
時の積算値ERINTELQ算出用の所定目標開度であ
る。
【0048】ステップS27でPA−PBACMD>D
PBAGRD3であるときは、目標開度THOBJがフ
ァーストアイドル時の目標開度THFIDより大きいか
否かを判別する(ステップS30)。この答が肯定(Y
ES)、すなわちTHOBJ>THFIDであるときは
直ちに本処理を終了し、この答が否定(NO)、すなわ
ちTHOBJ≦THFIDであるときは、目標開度TH
OBJをこのTHFID値に設定し(ステップS3
1)、次式(12)により積算値ERINTELQの修
正を行って(ステップS32)、本処理を終了する。
【0049】 ERINTELQ=(THOBJ+K2×PBAHENI)/K1…(12) 図7は、本実施例における目標吸気圧PBACMD、吸
気管内絶対圧PBA及び目標開度THOBJの推移の一
例を示す図である。この図に示すように、吸気管内絶対
圧PBAは応答遅れが出るため、目標吸気圧PBACM
Dに迅速に到達させるためにスロットル弁の目標開度T
HOBJをオーバシュートさせ、多めにスロットル弁3
を開弁させるように制御される。
【0050】以上のように本実施例では、エンジン回転
数NE及び補正要求エンジントルクTEOBJ0に応じ
て算出した目標吸気圧PBACMDを算出し、この目標
吸気圧PBACMDと検出したエンジン回転数NEとに
応じてフィードバック係数K1,K2を算出し、これら
の係数により目標吸気圧PBACMDと検出した吸気管
内絶対圧PBAとが一致するように、スロットル弁の目
標開度THOBJを算出するようにしたので、アクセル
ペダルの操作に対するエンジントルクの応答性を向上さ
せ、しかもエンジンの経年変化や個体差のに拘わらず、
エンジン1の出力トルクを要求エンジントルクに正確に
制御することができる。
【0051】なお上述した実施例では、図2のブロック
111の入力として検出した吸気管内絶対圧PBAを用
いたが、これに代えて吸気管内絶対圧の推定値PBAE
STを用いるようにしてもよい。この推定値PBAES
Tは、例えば特開平3−179230号公報に示される
ように、エンジン回転数NE及び検出したスロットル弁
開度θTH(θTH値に応じて算出したスロットル弁の
開口面積)に基づいて算出する。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、エ
ンジン回転数及び要求エンジントルクに応じて吸気通路
内の目標吸気圧が演算されるとともに、エンジンの運転
パラメータの基づいて作成した吸気物理モデルからの出
力を用いて、スロットル弁開度の変化に対する実吸気圧
の変化の遅れを補正するフィードバック係数が演算さ
れ、目標吸気圧と検出若しくは推定した実吸気圧とが一
致するように、前記フィードバック係数を用いてスロッ
トル弁の目標開度が算出されるので、アクセルペダルの
操作に対するエンジントルクの応答性を向上させ、しか
もエンジンの経年変化や個体差のに拘わらず、エンジン
の出力トルクを要求エンジントルクに正確に制御するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる内燃エンジン及びそ
の制御装置の構成を示す図である。
【図2】要求エンジントルク(TEOBJ)からスロッ
トル弁の目標開度(THOBJ)を算出する制御系の機
能ブロック図である。
【図3】目標開度(THOBJ)を算出する処理のフロ
ーチャートである。
【図4】目標開度(THOBJ)を算出する処理のフロ
ーチャートである。
【図5】図3、4の処理で使用するテーブルを示す図で
ある。
【図6】図3、4の処理で使用するテーブルを示す図で
ある。
【図7】吸気管内絶対圧(PBA)、目標吸気圧(PB
ACMD)及び目標開度(THOBJ)の推移を示す図
である。
【符号の説明】
1 内燃エンジン 2 吸気管 3 スロットル弁 5 電子コントロールユニット(ECU)(目標吸気圧
演算手段、補正手段) 7 吸気管内絶対圧センサ(吸気圧検出手段) 10 エンジン回転数センサ 14 アクチュエータ 31 アクセル開度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 健一郎 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された内燃エンジンの回転数
    及び前記車両の諸状態により演算される要求エンジント
    ルクに基づいて前記エンジンの吸気通路に設けられたス
    ロットル弁の目標開度を求め、実際のスロットル弁開度
    が前記目標開度となるように電気的に制御する内燃エン
    ジンのスロットル弁制御装置において、 前記エンジンの回転数及び要求エンジントルクに応じて
    前記吸気通路内の目標吸気圧を演算する目標吸気圧演算
    手段と、 前記吸気通路内の実吸気圧を検出若しくは推定する実吸
    気圧判別手段と、 前記エンジンの運転パラメータの基づいて作成した吸気
    物理モデルからの出力を用いて、前記スロットル弁開度
    の変化に対する前記実吸気圧の変化の遅れを補正するフ
    ィードバック係数を演算する補正フィードバック係数演
    算手段と、 前記目標吸気圧演算手段の出力と前記実吸気圧判別手段
    の出力とを比較して、両出力が一致するように前記フィ
    ードバック係数を用いて前記目標開度を演算する目標開
    度演算手段とを設けたことを特徴とする内燃エンジンの
    スロットル弁制御装置。
JP33261394A 1994-12-13 1994-12-13 内燃エンジンのスロットル弁制御装置 Pending JPH08165947A (ja)

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