JPH08165995A - 回転式圧縮機 - Google Patents
回転式圧縮機Info
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- JPH08165995A JPH08165995A JP31035894A JP31035894A JPH08165995A JP H08165995 A JPH08165995 A JP H08165995A JP 31035894 A JP31035894 A JP 31035894A JP 31035894 A JP31035894 A JP 31035894A JP H08165995 A JPH08165995 A JP H08165995A
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- vane
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は回転式圧縮機のローラーの自転の停
止を防止し、ローラーとベーンの摺動摩耗を防ぎ信頼性
の高い回転式圧縮機とすることを目的とする。 【構成】 シリンダ4と、シリンダ4内で往復運動する
ベーン7と、シリンダ4内を回転摺動し、内周がシリン
ダ4の高さ方向にテーパー形状であるローラー21と、
シリンダ4の高さ方向にテーパー形状でローラー21と
摺動自在に嵌合するクランク20とから構成されてい
る。
止を防止し、ローラーとベーンの摺動摩耗を防ぎ信頼性
の高い回転式圧縮機とすることを目的とする。 【構成】 シリンダ4と、シリンダ4内で往復運動する
ベーン7と、シリンダ4内を回転摺動し、内周がシリン
ダ4の高さ方向にテーパー形状であるローラー21と、
シリンダ4の高さ方向にテーパー形状でローラー21と
摺動自在に嵌合するクランク20とから構成されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍冷蔵装置等に使用
される回転式密閉型圧縮機に関するものである。
される回転式密閉型圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵装置等に使用される密閉型電動
圧縮機は密閉容器内に電動圧縮要素が収納されており、
密閉容器内のメンテナンスや修理ができないため、信頼
性の高いものが強く望まれている。なかでも回転式圧縮
機のローラーとベーンとの摺動部は線接触状態であり、
厳しい摺動状態にある。
圧縮機は密閉容器内に電動圧縮要素が収納されており、
密閉容器内のメンテナンスや修理ができないため、信頼
性の高いものが強く望まれている。なかでも回転式圧縮
機のローラーとベーンとの摺動部は線接触状態であり、
厳しい摺動状態にある。
【0003】そのため、ローラーとベーンの摺動部の潤
滑不良を防ぎ、信頼性を高める方法が従来から考案され
ている。例えば特開昭62−199990号公報に示さ
れているような密閉型電動圧縮機がある。
滑不良を防ぎ、信頼性を高める方法が従来から考案され
ている。例えば特開昭62−199990号公報に示さ
れているような密閉型電動圧縮機がある。
【0004】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の密閉型電動圧縮機の一例について説明する。
の密閉型電動圧縮機の一例について説明する。
【0005】図3は従来の回転式圧縮機を示す断面図で
あり、図4は図3のA−A線断面図である。
あり、図4は図3のA−A線断面図である。
【0006】図3、図4において、1は密閉ケーシン
グ、1aは冷媒ガス空間、2は電動要素であり、3はシ
ャフトで、主軸3a、副軸3b、偏芯部3cからなる。
4はシリンダであり、5はシャフト3の偏芯部3cに回
転自在に収納されたローラーであり、6はシリンダに設
けられたベーン溝で、7はベーン溝6内を往復運動する
ベーンである。8は主軸受、9は副軸受であり、シリン
ダ4の端面に固定される。
グ、1aは冷媒ガス空間、2は電動要素であり、3はシ
ャフトで、主軸3a、副軸3b、偏芯部3cからなる。
4はシリンダであり、5はシャフト3の偏芯部3cに回
転自在に収納されたローラーであり、6はシリンダに設
けられたベーン溝で、7はベーン溝6内を往復運動する
ベーンである。8は主軸受、9は副軸受であり、シリン
ダ4の端面に固定される。
【0007】10はベーン7の背面とシリンダ4間に設
けられたスプリングである。11a、11bはそれぞれ
シリンダ4内でローラー5、ベーン7主軸受8、副軸受
9により構成される吸入室と圧縮室である。12は副軸
3bに固定されるコイルバネ12aと副軸受9に固定さ
れるガイド管12bで構成される給油機構である。
けられたスプリングである。11a、11bはそれぞれ
シリンダ4内でローラー5、ベーン7主軸受8、副軸受
9により構成される吸入室と圧縮室である。12は副軸
3bに固定されるコイルバネ12aと副軸受9に固定さ
れるガイド管12bで構成される給油機構である。
【0008】13は吸入管であり、副軸受9、シリンダ
4の吸入通路14を介して吸入部15にて吸入室11a
と連通している。16は吐出部、17は吐出弁、18は
吐出管である。19は密閉ケーシング1内の潤滑油であ
る。
4の吸入通路14を介して吸入部15にて吸入室11a
と連通している。16は吐出部、17は吐出弁、18は
吐出管である。19は密閉ケーシング1内の潤滑油であ
る。
【0009】以上のように構成された回転式圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。冷媒ガスは冷却システ
ム(図示せず)から吸入管13、吸入通路14、吸入部
15と導かれシリンダ4内の吸入室11aに至る。吸入
室11aに至った冷媒ガスは、シャフト3のクランク3
cに回転自在に収納されたローラー5とベーン7により
仕切られた圧縮室11bで、電動要素2の回転に伴うシ
ャフト3の回転により漸次圧縮される。
いて、以下その動作を説明する。冷媒ガスは冷却システ
ム(図示せず)から吸入管13、吸入通路14、吸入部
15と導かれシリンダ4内の吸入室11aに至る。吸入
室11aに至った冷媒ガスは、シャフト3のクランク3
cに回転自在に収納されたローラー5とベーン7により
仕切られた圧縮室11bで、電動要素2の回転に伴うシ
ャフト3の回転により漸次圧縮される。
【0010】このとき、ローラー5はシャフト3を中心
に主軸受8、副軸受9等の固定座標系に対する旋回運動
(公転)を行いながら、かつ、偏芯部3cの中心に対す
る回転運動(自転)を行う。そして、この公転及び自転
により、ローラー5とベーン7間に相対速度が発生し、
その相対速度があることによって、ローラー5とベーン
7間の油膜発生がなされる。
に主軸受8、副軸受9等の固定座標系に対する旋回運動
(公転)を行いながら、かつ、偏芯部3cの中心に対す
る回転運動(自転)を行う。そして、この公転及び自転
により、ローラー5とベーン7間に相対速度が発生し、
その相対速度があることによって、ローラー5とベーン
7間の油膜発生がなされる。
【0011】圧縮された冷媒ガスは、吐出部16、吐出
弁17を介して密閉ケーシング1内に一旦吐出された
後、吐出管18を介して冷却システムに吐出される。
弁17を介して密閉ケーシング1内に一旦吐出された
後、吐出管18を介して冷却システムに吐出される。
【0012】また、密閉ケーシング1内の下部に溜まっ
た潤滑油19は、副軸3bに固定されたコイルバネ12
aを介して副軸3bに至り、シャフト3やローラー5の
摺動部を潤滑する。また、ベーン7とシリンダ4のベー
ン溝6間については、ベーン7が往復する際に密閉ケー
シング1内に溜められた潤滑油19に浸かることによ
り、ベーン7とベーン溝6間の摺動部が潤滑、シールさ
れる。
た潤滑油19は、副軸3bに固定されたコイルバネ12
aを介して副軸3bに至り、シャフト3やローラー5の
摺動部を潤滑する。また、ベーン7とシリンダ4のベー
ン溝6間については、ベーン7が往復する際に密閉ケー
シング1内に溜められた潤滑油19に浸かることによ
り、ベーン7とベーン溝6間の摺動部が潤滑、シールさ
れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ローラー5の自転はローラー5外周面とシ
リンダ4やベーン7、ローラー5端面と主軸受8や副軸
受9、及びローラー5内周面と偏芯部3cの間に働く潤
滑油の粘性力や摩擦力によって決定される。また、気筒
容積をシリンダ4の高さによって選定している回転式圧
縮機については、気筒容積が小さいものはシリンダ4の
高さが低くなる。
の構成では、ローラー5の自転はローラー5外周面とシ
リンダ4やベーン7、ローラー5端面と主軸受8や副軸
受9、及びローラー5内周面と偏芯部3cの間に働く潤
滑油の粘性力や摩擦力によって決定される。また、気筒
容積をシリンダ4の高さによって選定している回転式圧
縮機については、気筒容積が小さいものはシリンダ4の
高さが低くなる。
【0014】このローラー5の自転を決定する力のう
ち、ローラー5内周面と偏芯部3c間に作用する潤滑油
の粘性力は、ローラー5の自転を促進するように作用
し、その粘性力は摺動部の表面積にほぼ比例する。ま
た、ローラー5とシリンダ4やベーン7、ローラー5端
面と主軸受8や副軸受9の摺動部に作用する潤滑油の粘
性力や摩擦力は、ローラー5の自転を停止するように作
用する。
ち、ローラー5内周面と偏芯部3c間に作用する潤滑油
の粘性力は、ローラー5の自転を促進するように作用
し、その粘性力は摺動部の表面積にほぼ比例する。ま
た、ローラー5とシリンダ4やベーン7、ローラー5端
面と主軸受8や副軸受9の摺動部に作用する潤滑油の粘
性力や摩擦力は、ローラー5の自転を停止するように作
用する。
【0015】そのため、気筒容積の小さいもの等でロー
ラー5の高さが低い時には、ローラー5の自転を促進さ
せるローラー5内周面と偏芯部3c間の粘性力が低下
し、ローラー5の自転を妨げるローラー5外周面とシリ
ンダ4やベーン7、ローラー5端面と主軸受8や副軸受
9の間に働く粘性力や摩擦力の方が大きくなる。
ラー5の高さが低い時には、ローラー5の自転を促進さ
せるローラー5内周面と偏芯部3c間の粘性力が低下
し、ローラー5の自転を妨げるローラー5外周面とシリ
ンダ4やベーン7、ローラー5端面と主軸受8や副軸受
9の間に働く粘性力や摩擦力の方が大きくなる。
【0016】従って、特にシリンダ4の高さが低い気筒
容積の小さいものにおいて、ローラー5の自転が低下
し、ローラー5とベーン7の摺動部の相対速度が低下
し、油膜発生が困難となる。そのため、油膜切れにより
ローラー5とベーン7の摺動部が金属接触を起こし、摺
動部が摩耗するという欠点があった。
容積の小さいものにおいて、ローラー5の自転が低下
し、ローラー5とベーン7の摺動部の相対速度が低下
し、油膜発生が困難となる。そのため、油膜切れにより
ローラー5とベーン7の摺動部が金属接触を起こし、摺
動部が摩耗するという欠点があった。
【0017】本発明は従来の課題を解決するもので、シ
リンダ4の高さが低いものであっても、ローラー5の自
転低下を防止し、ローラー5とベーン7間の油膜切れを
防止することにより、金属接触による摺動部摩耗を防ぐ
ことを目的とする。
リンダ4の高さが低いものであっても、ローラー5の自
転低下を防止し、ローラー5とベーン7間の油膜切れを
防止することにより、金属接触による摺動部摩耗を防ぐ
ことを目的とする。
【0018】また、上記従来の構成は、高外気温条件な
どで摺動部温度が上昇し、摺動部のオイル粘度がかなり
低くなり、ローラー5内周と偏芯部3c間に作用する潤
滑油の粘性力が低下し、ローラー5の自転が極端に低下
することがある。そのため、高外気温などで摺動部温度
が高い時に、ローラー5とベーン7間の相対速度が極端
に低下し、ローラー5とベーン7間の油膜発生が困難に
なり、油膜切れにより、摺動部が摩耗してしまうという
欠点があった。
どで摺動部温度が上昇し、摺動部のオイル粘度がかなり
低くなり、ローラー5内周と偏芯部3c間に作用する潤
滑油の粘性力が低下し、ローラー5の自転が極端に低下
することがある。そのため、高外気温などで摺動部温度
が高い時に、ローラー5とベーン7間の相対速度が極端
に低下し、ローラー5とベーン7間の油膜発生が困難に
なり、油膜切れにより、摺動部が摩耗してしまうという
欠点があった。
【0019】本発明の他の目的は、高外気温などで摺動
部の温度が高くなった時に、ローラー5の自転低下を防
止し、ローラー5とベーン7間の油膜切れを防止するこ
とにより、摺動部摩耗を防ぐことである。
部の温度が高くなった時に、ローラー5の自転低下を防
止し、ローラー5とベーン7間の油膜切れを防止するこ
とにより、摺動部摩耗を防ぐことである。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の密閉型圧縮機は、シリンダと、シリンダ内で往
復運動するベーンと、シリンダ内を回転摺動し、内周が
シリンダの高さ方向にテーパー形状であるローラーと、
シリンダの高さ方向にテーパー形状でローラーと摺動自
在に嵌合するクランクとから構成されている。
本発明の密閉型圧縮機は、シリンダと、シリンダ内で往
復運動するベーンと、シリンダ内を回転摺動し、内周が
シリンダの高さ方向にテーパー形状であるローラーと、
シリンダの高さ方向にテーパー形状でローラーと摺動自
在に嵌合するクランクとから構成されている。
【0021】また、シリンダと、シリンダ内で往復運動
するベーンと、シリンダ内を回転摺動する偏芯部と、偏
芯部と摺動自在に嵌合し、内周面に設けられた溝を有す
るローラーと、溝内の半径方向に配設され、高温で伸
び、低温で縮む伸縮機構とから構成されている。
するベーンと、シリンダ内を回転摺動する偏芯部と、偏
芯部と摺動自在に嵌合し、内周面に設けられた溝を有す
るローラーと、溝内の半径方向に配設され、高温で伸
び、低温で縮む伸縮機構とから構成されている。
【0022】
【作用】本発明の密閉型圧縮機はシリンダと、シリンダ
内で往復運動するベーンと、シリンダ内を回転摺動し、
内周がシリンダの高さ方向にテーパー形状であるローラ
ーと、シリンダの高さ方向にテーパー形状でローラーと
摺動自在に嵌合するクランクを設けているので、気筒容
積が小さく、シリンダ高さの低いものであってもローラ
ー内周とクランク間の摺動面積を大きくすることができ
る。
内で往復運動するベーンと、シリンダ内を回転摺動し、
内周がシリンダの高さ方向にテーパー形状であるローラ
ーと、シリンダの高さ方向にテーパー形状でローラーと
摺動自在に嵌合するクランクを設けているので、気筒容
積が小さく、シリンダ高さの低いものであってもローラ
ー内周とクランク間の摺動面積を大きくすることができ
る。
【0023】従って、ローラー内周面とクランク間の粘
性力を大きくすることができ、ローラーの自転低下を防
止し、ローラーとベーン間の相対速度低下を防止でき
る。そのため、ローラーとベーン間の油膜切れを防止で
き、摺動部摩耗を防止することができる。
性力を大きくすることができ、ローラーの自転低下を防
止し、ローラーとベーン間の相対速度低下を防止でき
る。そのため、ローラーとベーン間の油膜切れを防止で
き、摺動部摩耗を防止することができる。
【0024】また、シリンダと、シリンダ内で往復運動
するベーンと、シリンダ内を回転摺動する偏芯部と、偏
芯部と摺動自在に嵌合し、内周面に設けられた溝を有す
るローラーと、溝内の半径方向に配設され、高温で伸
び、低温で縮む伸縮機構を設けているので、高外気温な
どで摺動部の温度が高くなり、ローラーと偏芯部間の潤
滑油の粘度が低下しても、ローラー内に設けられた伸縮
機構が伸び、偏芯部とローラー間の摩擦力が増大する。
するベーンと、シリンダ内を回転摺動する偏芯部と、偏
芯部と摺動自在に嵌合し、内周面に設けられた溝を有す
るローラーと、溝内の半径方向に配設され、高温で伸
び、低温で縮む伸縮機構を設けているので、高外気温な
どで摺動部の温度が高くなり、ローラーと偏芯部間の潤
滑油の粘度が低下しても、ローラー内に設けられた伸縮
機構が伸び、偏芯部とローラー間の摩擦力が増大する。
【0025】従って、ローラーの自転を促進させること
により、ローラーとベーン間の油膜切れを防止でき、摺
動部摩耗を防止することができる。
により、ローラーとベーン間の油膜切れを防止でき、摺
動部摩耗を防止することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明による密閉型圧縮機の第1の実
施例について図面を参照しながら説明する。尚、従来と
同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
施例について図面を参照しながら説明する。尚、従来と
同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
【0027】図1は本発明の第1の実施例による回転式
圧縮機の要部縦断面図である。図1において、20はシ
リンダ4内を回転摺動し、シリンダの高さ方向にテーパ
ー形状であるクランクであり、21は内周がシリンダの
高さ方向にテーパー形状であり、クランク20と摺動自
在に嵌合するローラーである。
圧縮機の要部縦断面図である。図1において、20はシ
リンダ4内を回転摺動し、シリンダの高さ方向にテーパ
ー形状であるクランクであり、21は内周がシリンダの
高さ方向にテーパー形状であり、クランク20と摺動自
在に嵌合するローラーである。
【0028】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。ローラー21は電動要
素2の回転に伴いシャフト3を中心に主軸受8、副軸受
9に対する公転を行いながら、かつ、クランク20の中
心に対する自転を行う。クランク20円周面とローラー
21内周面の摺動面積は、シリンダ4の高さ方向にテー
パー形状を有しているため、摺動面積が大きくなる。
いて、以下その動作を説明する。ローラー21は電動要
素2の回転に伴いシャフト3を中心に主軸受8、副軸受
9に対する公転を行いながら、かつ、クランク20の中
心に対する自転を行う。クランク20円周面とローラー
21内周面の摺動面積は、シリンダ4の高さ方向にテー
パー形状を有しているため、摺動面積が大きくなる。
【0029】そして、クランク20とローラー21間の
潤滑油による粘性力は、その摺動面積にほぼ比例するた
め、シリンダ4の高さが低いものであっても、ローラー
21内周とクランク20間の粘性力を大きくすることが
できる。従って、ローラー21の自転低下を防止でき、
ローラー21とベーン7との相対速度の低下を防止する
ことができるため、ローラー21とベーン7間の油膜切
れが防止でき、摺動部の金属接触を防止でき、摺動部摩
耗を防止することができる。
潤滑油による粘性力は、その摺動面積にほぼ比例するた
め、シリンダ4の高さが低いものであっても、ローラー
21内周とクランク20間の粘性力を大きくすることが
できる。従って、ローラー21の自転低下を防止でき、
ローラー21とベーン7との相対速度の低下を防止する
ことができるため、ローラー21とベーン7間の油膜切
れが防止でき、摺動部の金属接触を防止でき、摺動部摩
耗を防止することができる。
【0030】以上のように本実施例の回転式圧縮機は、
シリンダ4内を回転摺動し、シリンダの高さ方向にテー
パー形状であるクランク20と、内周がシリンダの高さ
方向にテーパー形状であり、クランク20と摺動自在に
嵌合するローラー21で構成されているので、シリンダ
4の高さが低いものであっても、ローラー21内周とク
ランク20間の粘性力を大きくすることができる。
シリンダ4内を回転摺動し、シリンダの高さ方向にテー
パー形状であるクランク20と、内周がシリンダの高さ
方向にテーパー形状であり、クランク20と摺動自在に
嵌合するローラー21で構成されているので、シリンダ
4の高さが低いものであっても、ローラー21内周とク
ランク20間の粘性力を大きくすることができる。
【0031】従って、ローラー21の自転低下を防止で
き、ローラー21とベーン7との相対速度の低下を防止
することができるため、ローラー21とベーン7間の油
膜切れが防止でき、摺動部の金属接触を防止でき、摺動
部摩耗を防止することができる。
き、ローラー21とベーン7との相対速度の低下を防止
することができるため、ローラー21とベーン7間の油
膜切れが防止でき、摺動部の金属接触を防止でき、摺動
部摩耗を防止することができる。
【0032】なお、本実施例ではクランク20とローラ
ー21はテーパー形状としているが、摺動面積が広くと
れるものであれば他の形状のものであっても同様の効果
が得られることは言うまでもない。
ー21はテーパー形状としているが、摺動面積が広くと
れるものであれば他の形状のものであっても同様の効果
が得られることは言うまでもない。
【0033】次に、本発明による回転式型圧縮機の第2
の実施例について、図面を参照しながら説明する。な
お、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細
な説明は省略する。
の実施例について、図面を参照しながら説明する。な
お、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細
な説明は省略する。
【0034】図2は、本発明の第2の実施例による回転
式圧縮機の要部縦断面図である。図2において、22は
偏芯部3cに嵌合され回転自在なローラーであり、23
はローラー22内周面に内設された溝であり、24は溝
23内の半径方向に配設され、高温で伸び、低温で縮む
伸縮機構である。伸縮機構24として、形状記憶合金等
がある。
式圧縮機の要部縦断面図である。図2において、22は
偏芯部3cに嵌合され回転自在なローラーであり、23
はローラー22内周面に内設された溝であり、24は溝
23内の半径方向に配設され、高温で伸び、低温で縮む
伸縮機構である。伸縮機構24として、形状記憶合金等
がある。
【0035】以上のように構成された回転式圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。高外気温などで回転式
圧縮機の温度が上昇し、ローラー22と偏芯部3c間の
潤滑油の粘度が低下しても、伸縮機構24が伸びて偏芯
部3cにローラー22を押圧する。そのため、伸縮機構
24の摺動部においては、伸縮機構24を介してローラ
ー22の内周と偏芯部3c間の摩擦力が増大する。ま
た、伸縮機構24の円周方向反対側では、ローラー22
の内周が偏芯部3c間に押し付けられる荷重が増大し、
摩擦力が増大する。
いて、以下その動作を説明する。高外気温などで回転式
圧縮機の温度が上昇し、ローラー22と偏芯部3c間の
潤滑油の粘度が低下しても、伸縮機構24が伸びて偏芯
部3cにローラー22を押圧する。そのため、伸縮機構
24の摺動部においては、伸縮機構24を介してローラ
ー22の内周と偏芯部3c間の摩擦力が増大する。ま
た、伸縮機構24の円周方向反対側では、ローラー22
の内周が偏芯部3c間に押し付けられる荷重が増大し、
摩擦力が増大する。
【0036】このため、回転式圧縮機の運転中に摺動部
温度が上昇し、ローラー22と偏芯部3c間の潤滑油の
粘度が低くなり、ローラー22の自転を促進するよう作
用するローラー22と偏芯部3c間の粘性力や摩擦力が
低下しても、伸縮機構24による摩擦力によりローラー
22を自転させることができる。従って、ベーン7とロ
ーラー22間の相対速度の低下を防止でき、ローラー2
2とベーン7の油膜切れが防止できるため、摺動部摩耗
を防止することができる。
温度が上昇し、ローラー22と偏芯部3c間の潤滑油の
粘度が低くなり、ローラー22の自転を促進するよう作
用するローラー22と偏芯部3c間の粘性力や摩擦力が
低下しても、伸縮機構24による摩擦力によりローラー
22を自転させることができる。従って、ベーン7とロ
ーラー22間の相対速度の低下を防止でき、ローラー2
2とベーン7の油膜切れが防止できるため、摺動部摩耗
を防止することができる。
【0037】また、回転式圧縮機の運転状態によって、
摺動部温度があまり高くない時には伸縮機構24は縮み
偏芯部3cに対してローラー22を押圧することなく、
偏芯部3cとローラー22は従来と同様の摺動となる。
このため、ローラー22は、ローラー22と偏芯部3c
の粘性力や摩擦力のみで自転を促進され、自転数が極端
に増大することはない。従って、ローラー22とベーン
7の相対速度の増大に伴う摺動距離の増大による摺動部
摩耗を防止することができる。
摺動部温度があまり高くない時には伸縮機構24は縮み
偏芯部3cに対してローラー22を押圧することなく、
偏芯部3cとローラー22は従来と同様の摺動となる。
このため、ローラー22は、ローラー22と偏芯部3c
の粘性力や摩擦力のみで自転を促進され、自転数が極端
に増大することはない。従って、ローラー22とベーン
7の相対速度の増大に伴う摺動距離の増大による摺動部
摩耗を防止することができる。
【0038】以上のように本実施例の回転式圧縮機は、
偏芯部3cに嵌合され回転自在なローラー22と、ロー
ラー22内周面に内設された溝23と、溝23内の半径
方向に配設され、高温で伸び、低温で縮む伸縮機構24
で構成されているので、回転式圧縮機の運転中に摺動部
温度が上昇し、潤滑油の粘度が低くなり、ローラー22
の自転を促進するよう作用するローラー22と偏芯部3
c間の粘性力や摩擦力が低下しても、伸縮機構24によ
る摩擦力によりローラー22を自転させることができ
る。
偏芯部3cに嵌合され回転自在なローラー22と、ロー
ラー22内周面に内設された溝23と、溝23内の半径
方向に配設され、高温で伸び、低温で縮む伸縮機構24
で構成されているので、回転式圧縮機の運転中に摺動部
温度が上昇し、潤滑油の粘度が低くなり、ローラー22
の自転を促進するよう作用するローラー22と偏芯部3
c間の粘性力や摩擦力が低下しても、伸縮機構24によ
る摩擦力によりローラー22を自転させることができ
る。
【0039】従って、ローラー22とベーン7の油膜切
れが防止できるため、摺動部摩耗を防止することができ
る。また、回転式圧縮機の運転状態によって、摺動部温
度があまり高くない時には従来と同様の摺動となる。こ
のため、ローラー22は、ローラー22と偏芯部3cの
粘性力や摩擦力のみで自転を促進され、自転数が極端に
増大することはない。従って、ローラー22とベーン7
の相対速度の増大に伴う摺動距離の増大による摺動部摩
耗を防止することができる。
れが防止できるため、摺動部摩耗を防止することができ
る。また、回転式圧縮機の運転状態によって、摺動部温
度があまり高くない時には従来と同様の摺動となる。こ
のため、ローラー22は、ローラー22と偏芯部3cの
粘性力や摩擦力のみで自転を促進され、自転数が極端に
増大することはない。従って、ローラー22とベーン7
の相対速度の増大に伴う摺動距離の増大による摺動部摩
耗を防止することができる。
【0040】なお、伸縮機構24として形状記憶合金等
が考えられるが、その他の方法にてローラー22と偏芯
部3cの摩擦力を変えることにより、同様の効果が得ら
れることは言うまでもない。
が考えられるが、その他の方法にてローラー22と偏芯
部3cの摩擦力を変えることにより、同様の効果が得ら
れることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、シリンダ
内を回転摺動し、シリンダの高さ方向にテーパー形状で
あるクランクと、内周がシリンダの高さ方向にテーパー
形状であり、クランクと摺動自在に嵌合するローラーで
構成されているので、シリンダの高さが低いものであっ
ても、ローラー内周とクランク間の粘性力を大きくする
ことができる。従って、シリンダー高さの低いもので
も、ローラーの自転を確保でき、ローラーとベーンとの
相対速度の低下を防止することができるため、ローラー
とベーン間の油膜切れが防止でき、摺動部の金属接触を
防止でき、摺動部摩耗を防止することができる。
内を回転摺動し、シリンダの高さ方向にテーパー形状で
あるクランクと、内周がシリンダの高さ方向にテーパー
形状であり、クランクと摺動自在に嵌合するローラーで
構成されているので、シリンダの高さが低いものであっ
ても、ローラー内周とクランク間の粘性力を大きくする
ことができる。従って、シリンダー高さの低いもので
も、ローラーの自転を確保でき、ローラーとベーンとの
相対速度の低下を防止することができるため、ローラー
とベーン間の油膜切れが防止でき、摺動部の金属接触を
防止でき、摺動部摩耗を防止することができる。
【0042】また、偏芯部に嵌合され回転自在なローラ
ーと、ローラー内周面に内設された溝と、溝内の半径方
向に配設され、高温で伸び、低温で縮む伸縮機構で構成
されているので、回転式圧縮機の運転中に摺動部温度が
上昇し、潤滑油の粘度が低くなり、ローラーの自転を促
進するよう作用するローラーと偏芯部間の粘性力や摩擦
力が低下しても、伸縮機構による摩擦力によりローラー
を自転させることができる。
ーと、ローラー内周面に内設された溝と、溝内の半径方
向に配設され、高温で伸び、低温で縮む伸縮機構で構成
されているので、回転式圧縮機の運転中に摺動部温度が
上昇し、潤滑油の粘度が低くなり、ローラーの自転を促
進するよう作用するローラーと偏芯部間の粘性力や摩擦
力が低下しても、伸縮機構による摩擦力によりローラー
を自転させることができる。
【0043】従って、ローラーとベーン間の相対速度の
低下を防止し、ローラーとベーンの油膜切れが防止でき
るため、摺動部摩耗を防止することができる。また、回
転式圧縮機の運転状態によって、摺動部温度があまり高
くない時には従来と同様の摺動となる。そのため、ロー
ラーは、ローラーと偏芯部の粘性力や摩擦力のみで自転
を促進され、自転数が極端に増大することはない。従っ
て、ローラーとベーンの相対速度の増大に伴う摺動距離
の増大による摺動部摩耗を防止することができる。
低下を防止し、ローラーとベーンの油膜切れが防止でき
るため、摺動部摩耗を防止することができる。また、回
転式圧縮機の運転状態によって、摺動部温度があまり高
くない時には従来と同様の摺動となる。そのため、ロー
ラーは、ローラーと偏芯部の粘性力や摩擦力のみで自転
を促進され、自転数が極端に増大することはない。従っ
て、ローラーとベーンの相対速度の増大に伴う摺動距離
の増大による摺動部摩耗を防止することができる。
【図1】本発明による回転式圧縮機の第1の実施例の要
部縦断面図
部縦断面図
【図2】本発明による回転式圧縮機の第2の実施例の要
部縦断面図
部縦断面図
【図3】従来の密閉型圧縮機の縦断面図
【図4】図4のA−A線断面図
3c 偏芯部 4 シリンダ 7 ベーン 20 クランク 21 ローラー 22 ローラー 23 溝 24 伸縮機構
Claims (2)
- 【請求項1】 シリンダと、前記シリンダ内で往復運動
するベーンと、前記シリンダ内を回転摺動し、内周が前
記シリンダの高さ方向にテーパー形状であるローラー
と、前記シリンダの高さ方向にテーパー形状で前記ロー
ラーと摺動自在に嵌合するクランクとからなる回転式圧
縮機。 - 【請求項2】 シリンダと、前記シリンダ内で往復運動
するベーンと、前記シリンダ内を回転摺動する偏芯部
と、前記偏芯部と摺動自在に嵌合し、内周面に設けられ
た溝を有するローラーと、前記溝内の半径方向に配設さ
れ、高温で伸び、低温で縮む伸縮機構とからなる回転式
圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31035894A JPH08165995A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 回転式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31035894A JPH08165995A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 回転式圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08165995A true JPH08165995A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18004279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31035894A Pending JPH08165995A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 回転式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08165995A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004109113A1 (ja) * | 2003-06-10 | 2004-12-16 | Daikin Industries, Ltd. | ロータリー流体機械 |
| KR100763149B1 (ko) * | 2001-07-18 | 2007-10-08 | 주식회사 엘지이아이 | 로터리 압축기 |
| US7556484B2 (en) * | 2004-01-22 | 2009-07-07 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor having a small-width portion and a large-width portion in an inner circumferential sliding surface of a swinging roller |
| CN105298842A (zh) * | 2014-06-30 | 2016-02-03 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 滚动转子式压缩机及空调器 |
| CN106246508A (zh) * | 2016-09-06 | 2016-12-21 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 压缩机 |
-
1994
- 1994-12-14 JP JP31035894A patent/JPH08165995A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100763149B1 (ko) * | 2001-07-18 | 2007-10-08 | 주식회사 엘지이아이 | 로터리 압축기 |
| WO2004109113A1 (ja) * | 2003-06-10 | 2004-12-16 | Daikin Industries, Ltd. | ロータリー流体機械 |
| US7563084B2 (en) | 2003-06-10 | 2009-07-21 | Daikin Industries, Ltd. | Rotary fluid machine |
| EP1640614A4 (en) * | 2003-06-10 | 2011-04-20 | Daikin Ind Ltd | ROTATION TURBOMACHINE |
| US7556484B2 (en) * | 2004-01-22 | 2009-07-07 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor having a small-width portion and a large-width portion in an inner circumferential sliding surface of a swinging roller |
| CN105298842A (zh) * | 2014-06-30 | 2016-02-03 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 滚动转子式压缩机及空调器 |
| CN105298842B (zh) * | 2014-06-30 | 2018-01-19 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 滚动转子式压缩机及空调器 |
| CN106246508A (zh) * | 2016-09-06 | 2016-12-21 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 压缩机 |
| CN106246508B (zh) * | 2016-09-06 | 2018-09-18 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 压缩机 |
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