JPH08165A - 重錘体 - Google Patents

重錘体

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JPH08165A
JPH08165A JP13896094A JP13896094A JPH08165A JP H08165 A JPH08165 A JP H08165A JP 13896094 A JP13896094 A JP 13896094A JP 13896094 A JP13896094 A JP 13896094A JP H08165 A JPH08165 A JP H08165A
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Koji Yumoto
幸司 湯本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重錘本体1の持ち運びに便利で外観体裁がよ
く、各種用途に用いることができて汎用性が高く、その
用途に応じて十分機能を発揮でき、主として漬物用重石
として好ましい重錘体を提供する。 【構成】 中心部に上下方向に貫通した貫通孔2,10を
有する環状の重錘本体1を鋳鉄にて成形する。重錘本体
1に貫通孔2,10を横切る位置に把手体7,11を一体に
成形する。把手体7,11及び重錘本体1の表面部を防錆
被膜8にて被覆する。重錘本体1は上面部及び下面部の
いずれか一方に位置決め用凸部5,12を成形するととも
に、他方には位置決め用凸部5,12を嵌合する位置決め
用凹部6,13を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は重錘体に係り、たとえ
ば、漬物用重石、ウェートトレーニング用のウェート及
び屋外キャンプのテント用ロープを張設するテント杭の
代用等の各種用途に供するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、重錘体は各種用途に用いられてい
るが、その多くは各種用途毎に専用の構成形態が採られ
ている。たとえば、漬物用重石の場合にはコンクリート
にて円盤状の重錘本体すなわち重石本体を形成し、この
重石本体の上部に把手体を一体に形成し、この把手体の
下方に位置して前記重石本体の上面部を下方に向かって
凹ませた凹窪部を形成し、この凹窪部にて前記把手体を
把持可能にした構成が採られている。また、ウェートト
レーニング用のウェートの場合には金属にて棒状の把手
体及びこの把手体の両端部にボール状の重錘を一体に形
成した構成が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の重錘体では多く
の場合は各種用途毎に専用の構成形態が採られているの
で、汎用性がなく、他の用途に用いた場合には、その用
途によっては形態的違和感があったり、その用途に十分
機能し難いことがあり、すなわち、前記形態のウェート
トレーニング用のウェートを漬物用重石として用いた場
合には転がり易く安定性に欠けるばかりか、塩分によっ
て全体が容易に発錆し易い、という問題がある。また、
前記漬物用重石の場合には凹窪部は把手体の把持用とし
て重石本体の上面部に形成されているため、漬物用重石
によって漬物材料から押し上げられる漬物水は漬物用重
石の周囲に上がるだけで漬物用重石の中心部から上がる
ことがないため、水切りが不十分になり易く、しかも、
このコンクリート製の漬物用重石をウェートトレーニン
グ用のウェートとして用いた場合には形態的違和感があ
るばかりか、そのコンクリート表面に触れた際に怪我を
するおそれがある、という問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、各種用途に用いることができて汎用性が高く、
各種用途に用いても形態的違和感がなく、その用途に応
じて十分機能を発揮でき、たとえば、漬物用重石として
用いた場合には安定性があって塩分によって全体が発錆
することを確実に防止でき、漬物材料から押し上げられ
る漬物水は重錘本体の中心部からも上げることができ、
水切りを十分に行うことができ、また、ウェートトレー
ニング用のウェートとして用いた場合には形態的違和感
がなく、トレーニングに十分供することができ、その表
面に触れた際に怪我をすることがなく、したがって、簡
単な構成によって極めて実用的な重錘体を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の重錘体
は、中心部に上下方向に貫通した貫通孔を有する鋳鉄に
て成形した重錘本体を備え、この重錘本体には前記貫通
孔を横切る位置に把手体を一体に成形し、この把手体及
び前記重錘本体の表面部を防錆被膜にて被覆したもので
ある。
【0006】請求項2記載の重錘体は、請求項1記載の
重錘体において、その重錘本体は、その上面部及び下面
部のいずれか一方には位置決め用凸部を成形するととも
に、その他方には前記位置決め用凸部を嵌合する位置決
め用凹部を成形するものである。
【0007】請求項3記載の重錘体は、請求項1または
2記載の重錘体において、その重錘本体は、同種の相互
及び異種の相互をそれぞれの位置決め用凸部と位置決め
用凹部とを嵌合して積み重ねるものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の重錘体では、把手体を把持する
ことにより、重錘本体を容易に取り扱うことができる
が、この際、把手体は貫通孔を横切る位置に形成されて
いるので、把手体を簡単に把持することができる。ま
た、鋳鉄にて成形された把手体及び重錘本体の表面部は
防錆被膜にて被覆されていることにより、その重錘本体
が中心部に貫通孔を有して成形されていることと相俟っ
て外観体裁がよく形態的違和感がなく、その取り扱いに
際して怪我のおそれがない。
【0009】このため、たとえば、漬物用重石として用
いた場合には安定性があって塩分によって発錆すること
がなく、漬物材料から押し上げられる漬物水は重錘本体
の中心部の貫通孔から上がり、水切りが十分に行われ
る。
【0010】請求項2記載の重錘体では、重錘本体は、
その上面部及び下面部の位置決め用凸部と位置決め用凹
部とを嵌合することにより、複数の重錘本体を安定性よ
く整然と積み重ねることができる。したがって、各種用
途に応じた重量を確保され、その用途に応じて十分な機
能を発揮できる。
【0011】請求項3記載の重錘体では、同種の重錘本
体の相互及び異種の重錘本体の相互をそれぞれの位置決
め用凸部と位置決め用凹部とを嵌合することにより、同
種の重錘本体の相互及び異種の重錘本体の相互を安定性
よく整然と積み重ねることができる。したがって、店頭
販売の陳列に際しては安全性が確保され、使用に際して
は同種の重錘本体の相互及び異種の重錘本体の相互を選
択使用でき、各種用途に応じた重量を確保される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0013】図1及び図2において、1は鋳鉄にて成形
された所定の高さの重錘本体で、この重錘本体1は、そ
の中心部に上下方向に貫通した円筒状の貫通孔2を有し
て環状に成形され、その上面部には設置用の水平状部3
が環状に成形されているとともに、その下面部には設置
用の水平状部4が環状に成形されている。
【0014】また、前記重錘本体1の上面部の水平状部
3には、前記貫通孔2の開口縁部に位置して環状の位置
決め用凸部5が上方に向かって一体に突出して成形され
ている。また、前記重錘本体1の下面部の水平状部4に
は、その外周縁部の近傍から前記貫通孔2にかけて上方
に向かって凹んだ環状の位置決め用凹部6が成形されて
いる。
【0015】そして、複数の重錘本体1を積み重ねた際
には前記位置決め用凹部6の内周縁部に前記位置決め用
凸部5が嵌合されるとともに、前記上面部の水平状部3
の外周縁部に前記下面部の水平状部4が嵌合されるよう
になっている。また、前記重錘本体1には前記貫通孔2
の中心部を横切る位置に棒状の把手体7が水平状に一体
に成形されている。
【0016】さらに、前記把手体7及び前記重錘本体1
の表面部の全面が合成樹脂、メッキ塗装、焼付き塗装等
の防錆被膜8にて被覆されている。この防錆被膜8は、
合成樹脂製被膜の場合には、耐酸性及び耐アルカリ性の
合成樹脂、たとえば、エポキシ系合成樹脂やポリエチレ
ン樹脂をコーティング処理して形成されている。また、
防錆被膜8は、合成樹脂及び各種塗装の場合のいずれに
おいても各種色彩を選択したり、つや出しを行うように
するとよい。このようにして重錘体Aが構成されてい
る。
【0017】また、前記重錘本体1は高さを変えて重量
比を異にした同種の複数個の重錘体A,B,Cが用意さ
れている。この各重錘体A,B,Cは前記位置決め用凸
部5、前記位置決め用凹部6、把手体7及び防錆被膜8
を有してそれぞれ成形されている。そして、各重錘体
A,B,Cはそれぞれの位置決め用凸部5と位置決め用
凹部6とを嵌合して上下に積み重ねられるようになって
いる。
【0018】つぎに、前記実施例の取り扱いについて説
明する。
【0019】把手体7を把持することにより、重錘本体
1を持ち運ぶ等の取り扱いが容易であるが、この際、把
手体7は棒状に成形されているとともに、その貫通孔2
の中心部を横切る位置に成形されているため、把手体7
は重錘本体1に触れることなく簡単に把持することがで
きる。また、鋳鉄にて成形された把手体7及び重錘本体
1の表面部は防錆被膜8にて被覆されていることによ
り、その重錘本体1が中心部に貫通孔2を有して環状に
成形されていることと相俟って外観体裁がよく形態的違
和感がなく、その取り扱いに際して重錘本体1に触れて
怪我をするおそれがない。
【0020】また、複数の重錘体A,B,Cはそれぞれ
の位置決め用凸部5と位置決め用凹部6とを嵌合して上
下に積み重ねておくことにより、各重錘体A,B,Cを
整然と積み重ねた状態で保管されるとともに、これらの
各重錘体A,B,Cはそれぞれの位置決め用凸部5と位
置決め用凹部6とを嵌合して上下に積み重ねられている
ことにより、各重錘体A,B,C自体の重量と相俟って
崩れることなく安定性よく積み重ねた状態で保管され
る。
【0021】このため、たとえば、各重錘体A,B,C
の全部またはその一つの重錘体Aを漬物用重石として用
いた場合には、漬物桶9内に所定の漬物材料を収納する
とともに、この漬物材料に食塩を加えた後に漬物材料上
に落し蓋を載置した状態で、この落し蓋上に一つの重錘
体Aを載置することにより、この重錘体Aは落し蓋上に
安定性よく載置され漬物用重石として漬物材料を十分に
押し付け漬物の生産に寄与する。
【0022】この際、各重錘体A,B,Cは重錘本体1
が環状に成形されているため、この各重錘体A,B,C
は漬物桶9内の落し蓋上に容易に載置することができ、
そして、漬物桶9内の重錘体Aにて漬物材料が十分に押
し付けられることにより、漬物材料からは落し蓋上に漬
物水が押し上がるが、この漬物水は重錘本体1の周囲の
みならず、重錘本体1の中心部の貫通孔2から上がるこ
とになり、水切りが十分に行われる。
【0023】また、重錘本体1は漬物材料から押し上が
る漬物水に浸漬されることになるが、この重錘本体1の
全体が防錆被膜8によって被覆されているため、その漬
物水の塩分によって重錘本体1が発錆することが防止さ
れる。
【0024】また、落し蓋上には漬物材料の種類や漬物
桶9内に収納される量や漬物材料の漬物としての進行状
況に応じて各重錘体A,B,Cの全部または一部をそれ
ぞれの位置決め用凸部5と位置決め用凹部6とを嵌合し
て上下に積み重ねることにより、これらの各重錘体A,
B,Cは漬物用重石として漬物材料を十分に押し付け漬
物の生産に寄与する。この場合も各重錘体A,B,Cは
漬物桶9内に安定性よく整然と積み重ねられる。
【0025】つぎに、高さを変えて重量比を異にした複
数個の重錘体A,B,Cをウェートトレーニング用のウ
ェートとして用いる場合には、これらの重錘体A,B,
Cを把手体7を把持し易いことは前記実施例の場合と同
様であるが、これらの重錘体A,B,Cの把手体7は重
錘本体1の貫通孔2の中心部を横切る位置に一体に成形
されているとともに、この重錘本体1は環状に成形され
ているため、この把手体7を把手することにより、形態
的違和感がなくバランスのよいウェートトレーニング用
のウェートとして十分にトレーニングに供される。
【0026】また、これらの重錘体A,B,Cは重量比
を異にしているため、これらの重錘体A,B,Cを選択
して使用することにより、そのトレーニングの状況に応
じて十分にトレーニングに供され、その表面に触れた際
には素材としての鋳鉄が露出することなく防錆被膜8に
よって被覆されているため、怪我をすることが防止さ
れ、重錘体A,B,Cに汗が付着しても重錘本体1が発
錆することが防止される。
【0027】つぎに、屋外キャンプのテント用ロープを
張設するテント杭の代用として用いる場合には、重錘体
A,B,Cの全部または一部の重錘本体1の把手体7に
テント用ロープを結び付けることにより、この重錘本体
1はテント杭の代用としてテント用ロープが張設され
る。そして、テントの張設した設置状況によっては各重
錘体A,B,Cを前記実施例の場合と同様に積み重ねる
ことにより、テントを展開した状態に安全に保持され
る。
【0028】この際、各重錘体A,B,Cを屋外に持ち
出すことにより、各重錘体A,B,Cが雨水等にさらさ
れることがあっても、素材としての鋳鉄が露出すること
なく防錆被膜8によって被覆されているため、各重錘体
A,B,Cが雨水によって発錆することが防止される。
【0029】したがって、各種用途及び状況に応じた重
量を確保され、その用途及び状況に応じて十分な機能を
発揮できる。なお、各重錘体A,B,Cを漬物用重石と
して、ウェートトレーニング用のウェートとして、さら
にはテント杭の代用として使用した場合において、各重
錘体A,B,Cが汚損された際には、これらの防錆被膜
8からなる表面を拭き取ることにより、簡単に汚物が除
去されて整備され容易に保管管理できる。
【0030】つぎに、前記実施例では、環状の位置決め
用凸部5は貫通孔2の開口縁部に位置して水平状部3に
成形し、この位置決め用凸部5が嵌合する環状の位置決
め用凹部6は重錘本体1の外周縁部の水平状部4から貫
通孔2にかけて成形する場合について説明したが、これ
に限らず、環状の位置決め用凸部5は重錘本体1の上面
部の水平状部3の所定位置に成形し、この位置決め用凸
部5が嵌合する環状の位置決め用凹部6は重錘本体1の
下面部の水平状部4の所定位置に成形するようにしても
よい。
【0031】この場合、たとえば、図4及び図5に示す
ように、環状の位置決め用凸部5は貫通孔2の開口縁部
より外側方に所定の間隔aをおいて水平状部3に一体に
突設し、この環状の位置決め用凸部5が嵌合する環状の
位置決め用凹部6は水平状部4の内周部で前記貫通孔2
の開口縁部に凹ませて成形する。また、前記環状の位置
決め用凹部6の外周縁部と前記水平状部4の外周縁部と
の間には環状の位置決め用凹部6aを成形する。この環状
の位置決め用凹部6aは別の重錘体(図示せず)の環状の
位置決め用凸部を嵌合するようになっている。
【0032】その他の構造については前記実施例の場合
と同様であるから前記実施例の説明に用いた符号を記入
して説明を省略する。そして、これらの構造によって前
記実施例の各重錘体A,B,Cとは重量差のある重錘体
Dが構成される。
【0033】このように構成することにより、複数の重
錘体Dの相互はそれぞれの環状の位置決め用凸部5と環
状の位置決め用凹部6とを嵌合することにより、複数の
重錘体Dは簡単に積み重ねられる。
【0034】また、前記重錘体Dとは同一構造で重量的
には軽い重錘体Eであってもよい。この重錘体Eの場合
には、前記重錘体Dの直径より小径に成形し、環状の位
置決め用凸部5は重錘本体1の水平状部3の幅方向の略
中間部に一体に突設し、この環状の位置決め用凸部5を
嵌合する環状の位置決め用凹部6は重錘本体1の水平状
部4の幅方向の略中間部に凹ませて成形する。
【0035】また、前記重錘体Eの環状の位置決め用凹
部6は前記重錘体Dの環状の位置決め用凸部5を嵌合す
る位置に成形されている。その他の構造については前記
各実施例の場合と同様であるから前記各実施例の説明に
用いた符号を記入して説明を省略する。
【0036】このように構成することにより、複数の重
錘体Eの相互はそれぞれの環状の位置決め用凸部5と環
状の位置決め用凹部6とを嵌合することにより、複数の
重錘体Eは簡単に積み重ねられる。
【0037】つぎに、前記各実施例では、把手体7は重
錘本体1の貫通孔2の中心部を横切る位置に一体に成形
する場合について説明したが、これに限らず、把手体7
は重錘本体1の重量によっては貫通孔2の両側部を横切
る位置にそれぞれ一体に成形するようにしてもよい。
【0038】この場合の重錘体Fは、たとえば、図6及
び図7に示すように、鋳鉄にて環状に成形された重錘本
体1の中心部に直径方向に長い矩形状の貫通孔10を成形
し、この重錘本体1の上面部には前記貫通孔10の両側部
を横切る位置に左右の把手体11をそれぞれ一体に成形
し、この左右の把手体11間に位置して前記貫通孔10の両
側部には前記貫通孔10の開口縁部から所定の間隔bをお
いて水平状部3の外周縁部に向かって膨らんだ円弧状の
位置決め用凸部12を相対してそれぞれ上方に向かって一
体に突出して成形する。
【0039】また、前記重錘本体1の下面部には前記左
右の把手体11間に位置して前記貫通孔10の両側部には前
記貫通孔10の開口縁部から所定の間隔cをおいて水平状
部4の外周縁部に向かって膨らんだ円弧状の位置決め用
凹部13を相対してそれぞれ成形し、この相対する位置決
め用凹部13には前記相対する位置決め用凸部12がそれぞ
れ嵌合されるようになっている。
【0040】また、前記相対する位置決め用凹部13と前
記水平状部4の外周縁部との間に位置して円弧状の位置
決め用凹部13a をそれぞれ成形する。この相対する円弧
状の位置決め用凹部13a は別の重錘体(図示せず)の相
対する円弧状の位置決め用凸部を嵌合するようになって
いる。また、前記貫通孔10の相対する開口縁部と前記所
定の間隔cの縁部との間には円弧状の位置決め用凹部13
b をそれぞれ成形する。この相対する円弧状の位置決め
用凹部13b は別の重錘体(図示せず)の相対する円弧状
の位置決め用凸部を嵌合するようになっている。
【0041】このようにして重錘体Fが成形される。そ
の他の構造については前記各実施例の場合と同様である
から前記各実施例の説明に用いた符号を記入して説明を
省略する。
【0042】このように構成することにより、複数の重
錘体Fの相互はそれぞれの円弧状の位置決め用凸部12と
円弧状の位置決め用凹部13とを嵌合することにより、複
数の重錘体Fは簡単に積み重ねられる。
【0043】この際、この重錘体Fは両側部の把手体11
を把持することにより持ち運びが容易になるとともに、
これらの各重錘体Fの積み重ねが容易になるが、この両
側部の把手体11は主として前記各重錘体A,B,C,
D,Eよりは重量的に重い重錘体Fの場合に好ましい。
【0044】また、両側部の把手体11を把持することに
より重錘体Fは前記各実施例の場合と同様に漬物用重石
として、ウェートトレーニング用のウェートとして、さ
らにテント杭の代用として使用することができるが、こ
の際、重錘体Fは両側部に把手体11を有することによっ
て重量的に重い重錘体Fの持ち運びが容易となり、取扱
い上きわめて便利である。
【0045】さらに、前記各実施例では、重量差を有す
るものの同種の各重錘体A,B,Cの相互及び重量差を
有しない同種の各重錘体D,E,Fの相互を積み重ねる
場合について説明したが、これに限らず、たとえば、図
8に示すように重量差を有する異種の各重錘体D,E,
Fの相互を積み重ねるようにしてもよい。この場合には
各重錘体D,E,Fの位置決め用凸部5,12と位置決め
用凹部6,13とを嵌合することにより、各重錘体D,
E,Fとの相互は最も重量的に重い重錘体Fをベースと
して、この重錘体F上に重錘体D及び重錘体Eを順次簡
単に積み重ねられる。前記各実施例では、貫通孔2を有
する重錘本体1は環状に成形する場合について説明した
が、これに限らず、重錘本体1は円形状及び三角形、四
角形等の多角形状に成形するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、中心部に上下
方向に貫通した貫通孔を有する鋳鉄にて成形した重錘本
体を備え、この重錘本体には前記貫通孔を横切る位置に
把手体を一体に成形し、この把手体及び前記重錘本体の
表面部を防錆被膜にて被覆したので、把手体の把持が容
易で重錘本体の持ち運び等取扱いに便利であり、防錆被
膜にて表面処理されていることにより全体的に発錆する
ことを確実に防止できるとともに、外観体裁がよく、各
種用途に用いることができて汎用性が高く、各種用途に
用いても形態的違和感がなく、その用途に応じて十分機
能を発揮でき、たとえば、漬物用重石として用いた場合
には安定性があって塩分によって全体が発錆することを
確実に防止でき、漬物材料から押し上げられる漬物水は
重錘本体の中心部の貫通孔から上げることができ、水切
りを十分に行うことができ、また、ウェートトレーニン
グ用のウェートとして用いた場合には把手体を把持した
手の周辺に環状の重錘本体を有することにより形態的違
和感がなく、バランスのよいウェートとしてトレーニン
グに十分供することができ、その表面に触れた際に怪我
をする危険性が少なく、汗によって把手体及び重錘本体
が発錆することを確実に防止でき、したがって、簡単な
構成によって極めて実用的な重錘体を提供することがで
きる。
【0047】請求項2の発明によれば、重錘本体は、そ
の上面部及び下面部のいずれか一方には位置決め用凸部
を成形するとともに、その他方には前記位置決め用凸部
を嵌合する位置決め用凹部を成形したので、この位置決
め用凸部と位置決め用凹部とを嵌合することにより複数
の重錘本体を上下方向に安定性よく積み重ねることがで
きる。
【0048】請求項3の発明によれば、同種の重錘本体
の相互及び異種の重錘本体の相互をそれぞれの位置決め
用凸部と位置決め用凹部とを嵌合することにより、同種
の重錘本体の相互及び異種の重錘本体の相互を安定性よ
く整然と積み重ねることができる。したがって、店頭販
売の陳列及び保管に際しては崩れることなく安全性を確
保でき、使用に際しては同種の重錘本体の相互及び異種
の重錘本体の相互を選択使用でき、各種用途に応じた重
量を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す重錘体の斜視図であ
る。
【図2】同上裏面斜視図である。
【図3】同上複数の重錘体を積み重ねた状態を示す断面
図である。
【図4】他の実施例を示す重錘体の斜視図である。
【図5】同上裏面斜視図である。
【図6】更に他の実施例を示す重錘体の斜視図である。
【図7】同上裏面斜視図である。
【図8】同上異種の重錘体を積み重ねた状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 重錘本体 2 貫通孔 5 位置決め用凸部 6 位置決め用凹部 7 把手体 8 防錆被膜 10 貫通孔 11 把手体 12 位置決め用凸部 13 位置決め用凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部に上下方向に貫通した貫通孔を有
    する鋳鉄にて成形した重錘本体を備え、 この重錘本体には前記貫通孔を横切る位置に把手体を一
    体に成形し、この把手体及び前記重錘本体の表面部を防
    錆被膜にて被覆したことを特徴とする重錘体。
  2. 【請求項2】 重錘本体は、その上面部及び下面部のい
    ずれか一方には位置決め用凸部を成形するとともに、そ
    の他方には前記位置決め用凸部を嵌合する位置決め用凹
    部を成形することを特徴とする請求項1記載の重錘体。
  3. 【請求項3】 重錘本体は、同種の相互及び異種の相互
    をそれぞれの位置決め用凸部と位置決め用凹部とを嵌合
    して積み重ねることを特徴とする請求項1または2記載
    の重錘体。
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