JPH08166389A - 全血フィブリノーゲンおよびヘマトクリットまたはヘモグロビン測定値からの個体の炎症係数の決定 - Google Patents
全血フィブリノーゲンおよびヘマトクリットまたはヘモグロビン測定値からの個体の炎症係数の決定Info
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- JPH08166389A JPH08166389A JP7170802A JP17080295A JPH08166389A JP H08166389 A JPH08166389 A JP H08166389A JP 7170802 A JP7170802 A JP 7170802A JP 17080295 A JP17080295 A JP 17080295A JP H08166389 A JPH08166389 A JP H08166389A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
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- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/72—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood pigments, e.g. haemoglobin, bilirubin or other porphyrins; involving occult blood
- G01N33/721—Haemoglobin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、従来もっとも広く用いられてきた
赤血球沈降速度を用いた場合の不正確な結果の原因とな
る,炎症の存在とは無関係な因子によって本質的に影響
を受けず,しかも最小量の血液および最小限の時間によ
り炎症に関する情報を提供する. 【構成】 本発明は、対象の全血サンプル中のフィブリ
ノーゲン量およびヘマトクリットまたはヘモグロビン値
を定量し,これらの数値を組み合わせた炎症係数を求め
ることにより対象の全身性炎症の程度を決定する.
赤血球沈降速度を用いた場合の不正確な結果の原因とな
る,炎症の存在とは無関係な因子によって本質的に影響
を受けず,しかも最小量の血液および最小限の時間によ
り炎症に関する情報を提供する. 【構成】 本発明は、対象の全血サンプル中のフィブリ
ノーゲン量およびヘマトクリットまたはヘモグロビン値
を定量し,これらの数値を組み合わせた炎症係数を求め
ることにより対象の全身性炎症の程度を決定する.
Description
【0001】
【技術分野】本発明は,個体の全血サンプル中のフィブ
リノーゲン含量およびヘマトクリットまたはヘモグロビ
ンの両者を定量し,この2つの変数から誘導されるその
個体についての複合炎症係数を計算することによる,個
体における炎症状態の存否を決定する方法に関する.
リノーゲン含量およびヘマトクリットまたはヘモグロビ
ンの両者を定量し,この2つの変数から誘導されるその
個体についての複合炎症係数を計算することによる,個
体における炎症状態の存否を決定する方法に関する.
【0002】
【背景技術】炎症とは,局所傷害に対する血管侵入生体
組織の反応として定義される基本的な病態生理学的過程
である.炎症過程は傷害の修復ならびに病原有機体およ
び腫瘍の破壊の過程として働くことから宿主に重要であ
るが,時には,慢性関節リウマチの場合のように,炎症
が継続して抑制されないと有害なことがある.炎症過程
の検出は,それが重大な疾患または傷害の存在を指示す
ることから,医師には重要である.有意な炎症によって
特徴づけられることが多い疾患の例には,心筋梗塞,活
動型結核,骨髄炎(骨の感染症),慢性関節リウマチ,
胆嚢炎(胆嚢の感染),および腎盂腎炎(腎臓の感
染),ならびにとくに播種性腫瘍がある.
組織の反応として定義される基本的な病態生理学的過程
である.炎症過程は傷害の修復ならびに病原有機体およ
び腫瘍の破壊の過程として働くことから宿主に重要であ
るが,時には,慢性関節リウマチの場合のように,炎症
が継続して抑制されないと有害なことがある.炎症過程
の検出は,それが重大な疾患または傷害の存在を指示す
ることから,医師には重要である.有意な炎症によって
特徴づけられることが多い疾患の例には,心筋梗塞,活
動型結核,骨髄炎(骨の感染症),慢性関節リウマチ,
胆嚢炎(胆嚢の感染),および腎盂腎炎(腎臓の感
染),ならびにとくに播種性腫瘍がある.
【0003】有意な炎症過程を有する患者にはよく知ら
れた兆候および症状たとえば発熱,疲労,食欲不振,低
血圧および時には循環白血球数の増加および減少の両者
を含む異常が認められるが,これらの兆候および症状は
炎症の存在に鋭敏でも特異的でもない.上に挙げたよう
な多くの疾患および生理状態は,血液中で指摘できる炎
症反応を起こすことになる.これらの炎症反応は,疾患
のさらに特異的な兆候および症状が確認される以前に起
こることが多く,したがって炎症の存在の検出は,基底
にある状態のより迅速な診断と処置を可能にする.最も
よく知られていて最も広く用いられている炎症の血液試
験指標は赤血球沈降速度もしくはESRである.ESR
はFahraeusによって発見,普及され,Wint
robeとWestergrenによって改良された.
炎症性蛋白質の包括的上昇に感受性を示すWester
grenの赤血球沈降速度,またはWestergre
nのESRもしくはWESRの測定は,特定の大きさの
200mm長の管に取った抗凝固血液サンプル中におい
て赤血球が60分で沈降する距離を測定することによっ
て行われる.医師への初診時における患者のスクリーニ
ングおよび再来時における炎症状態の進行の追跡はいず
れも,永続性のある臨床検査の位置を保持してきたので
ある.しかしながら,ESR操作の広範囲な使用にもか
かわらず,この検査には,とくにこの検査を実施するた
めに用いられる血液量(少なくとも1ml,これは小児
にとっては大量である),この検査を実施するのに必要
な時間(1時間)およびこの検査は至適には血液を採取
してから2時間以内に実施しなければならないという事
実に関連したいくつかの欠点がある.Wintrobe
とWestergrenによって記載された様式で実施
されるERSが,炎症の存否を指示しない因子,たとえ
ば異常な形状の赤血球の存在,血液の粘度に影響する蛋
白質の存在,赤血球に対する抗体または寒冷凝集素の存
在,赤血球に対するものではなくてもγ−グロブリンの
総合的レベル,検査実施時におけるESR管の垂直状態
の偏差,ならびに室内温度および振動によっても影響さ
れることである.したがって,医師らは,より簡便なも
しくは迅速な,またはより高感度なもしくは特異的な他
の炎症検査の開発を試みてきた.このような検査には,
C反応性蛋白質もしくはCRP,白血球カウント,顆粒
球カウント(白血球カウントの一成分),オロソムコイ
ド蛋白質,ヘマトクリットまたはヘモグロビン,および
フィブリノーゲンである.炎症のモニタリングには全部
で少なくとも16種の検査が使用されてきた.これらの
検査のすべてに利点も欠点もあるが,ESRよりも優れ
ているものはこれまで明らかにされていない.
れた兆候および症状たとえば発熱,疲労,食欲不振,低
血圧および時には循環白血球数の増加および減少の両者
を含む異常が認められるが,これらの兆候および症状は
炎症の存在に鋭敏でも特異的でもない.上に挙げたよう
な多くの疾患および生理状態は,血液中で指摘できる炎
症反応を起こすことになる.これらの炎症反応は,疾患
のさらに特異的な兆候および症状が確認される以前に起
こることが多く,したがって炎症の存在の検出は,基底
にある状態のより迅速な診断と処置を可能にする.最も
よく知られていて最も広く用いられている炎症の血液試
験指標は赤血球沈降速度もしくはESRである.ESR
はFahraeusによって発見,普及され,Wint
robeとWestergrenによって改良された.
炎症性蛋白質の包括的上昇に感受性を示すWester
grenの赤血球沈降速度,またはWestergre
nのESRもしくはWESRの測定は,特定の大きさの
200mm長の管に取った抗凝固血液サンプル中におい
て赤血球が60分で沈降する距離を測定することによっ
て行われる.医師への初診時における患者のスクリーニ
ングおよび再来時における炎症状態の進行の追跡はいず
れも,永続性のある臨床検査の位置を保持してきたので
ある.しかしながら,ESR操作の広範囲な使用にもか
かわらず,この検査には,とくにこの検査を実施するた
めに用いられる血液量(少なくとも1ml,これは小児
にとっては大量である),この検査を実施するのに必要
な時間(1時間)およびこの検査は至適には血液を採取
してから2時間以内に実施しなければならないという事
実に関連したいくつかの欠点がある.Wintrobe
とWestergrenによって記載された様式で実施
されるERSが,炎症の存否を指示しない因子,たとえ
ば異常な形状の赤血球の存在,血液の粘度に影響する蛋
白質の存在,赤血球に対する抗体または寒冷凝集素の存
在,赤血球に対するものではなくてもγ−グロブリンの
総合的レベル,検査実施時におけるESR管の垂直状態
の偏差,ならびに室内温度および振動によっても影響さ
れることである.したがって,医師らは,より簡便なも
しくは迅速な,またはより高感度なもしくは特異的な他
の炎症検査の開発を試みてきた.このような検査には,
C反応性蛋白質もしくはCRP,白血球カウント,顆粒
球カウント(白血球カウントの一成分),オロソムコイ
ド蛋白質,ヘマトクリットまたはヘモグロビン,および
フィブリノーゲンである.炎症のモニタリングには全部
で少なくとも16種の検査が使用されてきた.これらの
検査のすべてに利点も欠点もあるが,ESRよりも優れ
ているものはこれまで明らかにされていない.
【0004】少ないサンプル量のみで実施することがで
きて,比較的速やかに実施可能であるかまたは必要に応
じて数時間後でも実施可能であり,ESRの結果をゆが
める異常な血液状態によって悪影響を受けない,全身性
炎症のレベルを確認するための操作の開発が強く望まれ
ているのである.
きて,比較的速やかに実施可能であるかまたは必要に応
じて数時間後でも実施可能であり,ESRの結果をゆが
める異常な血液状態によって悪影響を受けない,全身性
炎症のレベルを確認するための操作の開発が強く望まれ
ているのである.
【0005】
【発明の開示】臨床検査の有用性のランキングのための
「コンセンサス分析」と呼ばれる技術が存在する.一部
Spearmanの研究に基づいてBullらによって
立案され,Bullによって現代化されたこの技術は,
ある与えられた条件を検出するために最も有効な検査ま
たは最も有効な検査の加重された組み合わせを識別する
ことを可能にする.「コンセンサス分析」技術は,Bu
llらの1986年8月16日に,The Lance
tに掲載された "Ranking of Labora
tory Tsts by Consensus An
alysis" と題する論文に記載されている.コンセ
ンサス分析を使用したところ,ESRは現在リウマチ患
者のモニターに用いられている16種類の検査中,単一
の数値としては最も良好であることが明らかにされた.
ESRに対する大きな寄与因子はフィブリノーゲンのレ
ベルであることが知られ,またヘマトクリットまたはヘ
モグロビンは炎症状態では低下することが知られている
ことから,本発明者らは,より迅速にまたより少量の容
量の血液で実施できるこれらの定量値を複合値に組み合
わせるた場合,広く使用されているESRと臨床的に同
程度またはそれより優れた情報を与える可能性を検証す
るためにコンセンサス分析を適用した.
「コンセンサス分析」と呼ばれる技術が存在する.一部
Spearmanの研究に基づいてBullらによって
立案され,Bullによって現代化されたこの技術は,
ある与えられた条件を検出するために最も有効な検査ま
たは最も有効な検査の加重された組み合わせを識別する
ことを可能にする.「コンセンサス分析」技術は,Bu
llらの1986年8月16日に,The Lance
tに掲載された "Ranking of Labora
tory Tsts by Consensus An
alysis" と題する論文に記載されている.コンセ
ンサス分析を使用したところ,ESRは現在リウマチ患
者のモニターに用いられている16種類の検査中,単一
の数値としては最も良好であることが明らかにされた.
ESRに対する大きな寄与因子はフィブリノーゲンのレ
ベルであることが知られ,またヘマトクリットまたはヘ
モグロビンは炎症状態では低下することが知られている
ことから,本発明者らは,より迅速にまたより少量の容
量の血液で実施できるこれらの定量値を複合値に組み合
わせるた場合,広く使用されているESRと臨床的に同
程度またはそれより優れた情報を与える可能性を検証す
るためにコンセンサス分析を適用した.
【0006】コンセンサス分析を手段とし,広範囲の炎
症のインディケーターを示していた100例の患者群か
ら採取した血液サンプルの分析結果を用いて,本発明者
らはWESR,フィブリノーゲンおよびCRPの組み合
わせが,患者における全身性炎症の存在の最良のインデ
ィケーターであることを見出した.この組み合わせをわ
れわれは「複合係数」と命名した.
症のインディケーターを示していた100例の患者群か
ら採取した血液サンプルの分析結果を用いて,本発明者
らはWESR,フィブリノーゲンおよびCRPの組み合
わせが,患者における全身性炎症の存在の最良のインデ
ィケーターであることを見出した.この組み合わせをわ
れわれは「複合係数」と命名した.
【0007】複合係数は,容易にまたは迅速に実施でき
ない検査から構成されるものであって,臨床的有用性の
点では意味のないものである.しかしながら本発明者ら
は,フィブリノーゲン測定値およびヘマトクリットまた
はヘモグロビン測定値を含む操作による複合成績(「炎
症係数」)が,複合係数からの結果と正確に一致し,W
SER単独から得られた成績よりも複合係数の成績によ
り密接に一致する炎症状態の程度に関する情報を与える
ことを見出したのである.
ない検査から構成されるものであって,臨床的有用性の
点では意味のないものである.しかしながら本発明者ら
は,フィブリノーゲン測定値およびヘマトクリットまた
はヘモグロビン測定値を含む操作による複合成績(「炎
症係数」)が,複合係数からの結果と正確に一致し,W
SER単独から得られた成績よりも複合係数の成績によ
り密接に一致する炎症状態の程度に関する情報を与える
ことを見出したのである.
【0008】血液サンプル中のmg/dlで表されたフ
ィブリノーゲン測定値,および血液サンプル中のパック
赤血球の容量%として表されたヘマトクリット(Hc
t)測定値を用いるヒトでの炎症係数は,本発明者らに
より次式 0.154(フィブリノーゲン)−1.667(Hc
t)+42 に等しいものとして決定された.たとえば,有意な臨床
的炎症はなく,フィブリノーゲンレベルが200mg/
dl,ヘマトクリットが45.0%の患者では,炎症係
数は次の通りである. 0.154(200)−1.667(45.0)+42
=2.2 高度の全身性炎症を有し,フィブリノーゲンレベルが8
00mg/dl,ヘマトクリットが28.0%の患者で
は,炎症係数は次の通りである. 0.154(800)−1.667(28.0)+42
=118.44 mg/dlで表されたヘモグロビン値を使用する場合に
は,定数−1.667は−5.001になる.他の定数
はそのままでよい.
ィブリノーゲン測定値,および血液サンプル中のパック
赤血球の容量%として表されたヘマトクリット(Hc
t)測定値を用いるヒトでの炎症係数は,本発明者らに
より次式 0.154(フィブリノーゲン)−1.667(Hc
t)+42 に等しいものとして決定された.たとえば,有意な臨床
的炎症はなく,フィブリノーゲンレベルが200mg/
dl,ヘマトクリットが45.0%の患者では,炎症係
数は次の通りである. 0.154(200)−1.667(45.0)+42
=2.2 高度の全身性炎症を有し,フィブリノーゲンレベルが8
00mg/dl,ヘマトクリットが28.0%の患者で
は,炎症係数は次の通りである. 0.154(800)−1.667(28.0)+42
=118.44 mg/dlで表されたヘモグロビン値を使用する場合に
は,定数−1.667は−5.001になる.他の定数
はそのままでよい.
【0009】すなわち,ドナーの炎症係数を決定するた
めの一般式は,
めの一般式は,
【数4】I=a(f)+b(h)+c であり,式中,Iは炎症係数であり,fは血液サンプル
中のフィブリノーゲンのレベルであり,hはサンプル中
のヘモグロビン値であり,a,bおよびcは経験的に誘
導される定数である.
中のフィブリノーゲンのレベルであり,hはサンプル中
のヘモグロビン値であり,a,bおよびcは経験的に誘
導される定数である.
【0010】ヒト血液の場合,経験的な定数は,広範囲
の炎症インディケーターを示している患者100例のド
ナー群からのヒト血液ESR分析,ヒト血液フィブリノ
ーゲン分析およびヒト血液CRP分析のコンセンサス分
析を,同一のドナー集団からのフィブリノーゲン/フィ
ブリンのレベルおよびヘマトクリットまたはヘモグロビ
ン定量値の組み合わせと比較することによって誘導され
た.
の炎症インディケーターを示している患者100例のド
ナー群からのヒト血液ESR分析,ヒト血液フィブリノ
ーゲン分析およびヒト血液CRP分析のコンセンサス分
析を,同一のドナー集団からのフィブリノーゲン/フィ
ブリンのレベルおよびヘマトクリットまたはヘモグロビ
ン定量値の組み合わせと比較することによって誘導され
た.
【0011】非ヒト哺乳動物の血液サンプル,たとえば
動物血液サンプルが分析される場合には,別個の定数が
要求されることになり,このような定数を決定するため
に,同様のコンセンサス分析による決定が行われなけれ
ばならない.
動物血液サンプルが分析される場合には,別個の定数が
要求されることになり,このような定数を決定するため
に,同様のコンセンサス分析による決定が行われなけれ
ばならない.
【0012】炎症係数の数値は複合数値であってディメ
ンションまたは単位はなく,検査で得られる数値の範囲
はWSERの数値範囲と類似するものであることに注目
すべきである.したがって,本発明の方法の実施によっ
て得られた炎症係数の結果はWSERにほぼ匹敵する数
値結果を示し,医師はその結果を容易に解釈することが
可能であり,しかもその結果は上述の因子により悪影響
を受けることがなく,また複合数値に固有の信頼性が付
加されている.
ンションまたは単位はなく,検査で得られる数値の範囲
はWSERの数値範囲と類似するものであることに注目
すべきである.したがって,本発明の方法の実施によっ
て得られた炎症係数の結果はWSERにほぼ匹敵する数
値結果を示し,医師はその結果を容易に解釈することが
可能であり,しかもその結果は上述の因子により悪影響
を受けることがなく,また複合数値に固有の信頼性が付
加されている.
【0013】抗凝固全血サンプル中のフィブリノーゲン
含量の定量のための簡単かつ迅速な操作については,1
992年8月11日にR.A.Levineらに付与さ
れた米国特許第5137832号に記載されている.上
述の操作は,医師の診察室において,ものの15分程度
で実施できる.上述のフィブリノーゲンの定量の実施に
用いられる装置は,正確な容量の血液サンプリング管,
およびその管の内部に位置されたフロートを包含する.
沈降したフィブリノーゲンおよび/またはフィブリンの
層は,管内のサンプルの遠心分離後にはフロートの頂部
に固定される.管内のフィブリノーゲンおよび/または
フィブリン層の縦の長さならびに管内の総サンプルの長
さを測定するコンピューター化された装置を使用して,
フィブリノーゲンおよび/またはフィブリン層の縦の長
さの測定値が,サンプル中のフィブリノーゲンおよび/
またはフィブリンの量の測定値に変換される.1989
年7月4日付でR.A.Levineらに付与された米
国特許第4843869号に記載されているように,同
じ装置が患者のヘマトクリットまたはヘモグロビンの測
定にも使用できる.フィブリノーゲンのレベルについて
の情報を,上述のように血液中のヘマトクリットまたは
ヘモグロビンのレベルについての情報と組み合わせるこ
とによって,患者の炎症係数の値を誘導できる.フィブ
リノーゲン−ヘマトクリットまたはヘモグロビン値した
がって炎症係数は,WSERおよび/CRPよりも遙に
迅速に定量が可能であり,この方法の実施に必要な血液
の量はWSERの場合に必要な量の10分の1である.
さらに,最も重要な点は,この結果がWSERを不正確
にする全身的な異常により影響されないことである.
含量の定量のための簡単かつ迅速な操作については,1
992年8月11日にR.A.Levineらに付与さ
れた米国特許第5137832号に記載されている.上
述の操作は,医師の診察室において,ものの15分程度
で実施できる.上述のフィブリノーゲンの定量の実施に
用いられる装置は,正確な容量の血液サンプリング管,
およびその管の内部に位置されたフロートを包含する.
沈降したフィブリノーゲンおよび/またはフィブリンの
層は,管内のサンプルの遠心分離後にはフロートの頂部
に固定される.管内のフィブリノーゲンおよび/または
フィブリン層の縦の長さならびに管内の総サンプルの長
さを測定するコンピューター化された装置を使用して,
フィブリノーゲンおよび/またはフィブリン層の縦の長
さの測定値が,サンプル中のフィブリノーゲンおよび/
またはフィブリンの量の測定値に変換される.1989
年7月4日付でR.A.Levineらに付与された米
国特許第4843869号に記載されているように,同
じ装置が患者のヘマトクリットまたはヘモグロビンの測
定にも使用できる.フィブリノーゲンのレベルについて
の情報を,上述のように血液中のヘマトクリットまたは
ヘモグロビンのレベルについての情報と組み合わせるこ
とによって,患者の炎症係数の値を誘導できる.フィブ
リノーゲン−ヘマトクリットまたはヘモグロビン値した
がって炎症係数は,WSERおよび/CRPよりも遙に
迅速に定量が可能であり,この方法の実施に必要な血液
の量はWSERの場合に必要な量の10分の1である.
さらに,最も重要な点は,この結果がWSERを不正確
にする全身的な異常により影響されないことである.
【0014】したがって本発明の目的は,血液サンプル
から,ドナーの全身性炎症を指示する係数である血液サ
ンプルの炎症係数値を与える操作を提供することにあ
る.
から,ドナーの全身性炎症を指示する係数である血液サ
ンプルの炎症係数値を与える操作を提供することにあ
る.
【0015】本発明の他の目的は,WSERを信頼でき
ないものとする全身性の異常によって影響されない上述
のような特徴を有する操作を提供することにある.
ないものとする全身性の異常によって影響されない上述
のような特徴を有する操作を提供することにある.
【0016】また本発明の他の目的は,全身性炎症の尺
度を検証するために,フィブリノーゲンおよび/または
フィブリンのレベルを定量し,それを血液中のヘマトク
リットまたはヘモグロビンの定量値と組み合わせる,上
述のような特徴を有する操作を提供することにある.
度を検証するために,フィブリノーゲンおよび/または
フィブリンのレベルを定量し,それを血液中のヘマトク
リットまたはヘモグロビンの定量値と組み合わせる,上
述のような特徴を有する操作を提供することにある.
【0017】本発明のさらに他の目的は,その操作に必
要な血液の量が少なく,その操作の実施に必要な時間が
短い上述のような特徴を有する操作を提供することにあ
る.
要な血液の量が少なく,その操作の実施に必要な時間が
短い上述のような特徴を有する操作を提供することにあ
る.
【0018】図面の簡単な解説 これらのおよび他の目的ならびに利点は,以下の本発明
の実施態様の詳細な説明から,それを添付の図面との関
連で考察すればさらに明瞭になるものと確信する.添付
の図面は,本発明の操作を実施するために用いられる血
液サンプリング管の側面図である.
の実施態様の詳細な説明から,それを添付の図面との関
連で考察すればさらに明瞭になるものと確信する.添付
の図面は,本発明の操作を実施するために用いられる血
液サンプリング管の側面図である.
【0019】発明の特定の実施態様 図1は,全体的に番号2で表示された血液サンプリング
管が示されている.管2は通常毛細管であり,ある比重
のプラスチックから形成される挿入体もしくはフロート
4を含有する.この比重により,管2と挿入体4を管2
内に含まれる抗凝固全血サンプルとともに遠心分離した
場合に,挿入体4は,管2の底部に沈降するパック赤血
球8の層8内に安定させ,層8上に浮遊する.管2の底
部はプラスチックのキャップ6等で閉鎖する.管2,挿
入体4および血液サンプルを上述の米国特許第5137
832号(この明細書の全文を本発明の実施を容易にす
る目的で本明細書に導入する)に記載されているように
処理し,遠心分離すると,血液サンプルの構成成分は図
面に示すように異なる層に固定される.赤血球は,管2
の最下層部分に,層8として沈漬する.挿入体4は赤血
球層8内に定着し,そこに浮遊する.挿入体4は白血球
/血小板もしくはバフィーコート層12から上方に突出
して,サンプルの最上層である血漿層に達する.沈降し
た血液サンプル中のフィブリノーゲンおよび/またはフ
ィブリンは,挿入体4の頂部に終わる血漿内のバンド1
0に定着する.赤血球層8の長さは予めプログラムされ
たマイクロプロセッサー処理装置,たとえばすべてS.
C.Wardlawに付与された,1979年5月29
日付の米国特許第4156570号,1985年12月
17日付の米国特許第4558947号,および198
7年7月28日付の米国特許第4683579号に開示
された装置によって測定される.後者2つの特許に開示
された種類の装置は,Becton Dickinso
n CompanyによりQBC AUTOREADE
RTMの商標で販売されている.赤血球層の測定ととも
に,血漿層の頂部のメニスカス13から閉鎖キャップ6
までに相当する全血液サンプル長14を測定して,血液
サンプルのヘマトクリット値が得られる.ヘマトクリッ
ト値の計算時に,装置は挿入体が赤血球層8中に短い距
離入り込んでいるという事実に関して補正を行う.装置
はまたフィブリノーゲン/フィブリン層10の縦の長さ
の測定にも使用され,その測定値をフィブリノーゲンの
カウントに変換する.ついで装置はヘマトクリット値お
よびフィブリノーゲン/フィブリン値を用い,上に特定
した計算を行って炎症係数を計算する.炎症係数が決定
したならば,その値が装置によって医師に表示または印
刷される.
管が示されている.管2は通常毛細管であり,ある比重
のプラスチックから形成される挿入体もしくはフロート
4を含有する.この比重により,管2と挿入体4を管2
内に含まれる抗凝固全血サンプルとともに遠心分離した
場合に,挿入体4は,管2の底部に沈降するパック赤血
球8の層8内に安定させ,層8上に浮遊する.管2の底
部はプラスチックのキャップ6等で閉鎖する.管2,挿
入体4および血液サンプルを上述の米国特許第5137
832号(この明細書の全文を本発明の実施を容易にす
る目的で本明細書に導入する)に記載されているように
処理し,遠心分離すると,血液サンプルの構成成分は図
面に示すように異なる層に固定される.赤血球は,管2
の最下層部分に,層8として沈漬する.挿入体4は赤血
球層8内に定着し,そこに浮遊する.挿入体4は白血球
/血小板もしくはバフィーコート層12から上方に突出
して,サンプルの最上層である血漿層に達する.沈降し
た血液サンプル中のフィブリノーゲンおよび/またはフ
ィブリンは,挿入体4の頂部に終わる血漿内のバンド1
0に定着する.赤血球層8の長さは予めプログラムされ
たマイクロプロセッサー処理装置,たとえばすべてS.
C.Wardlawに付与された,1979年5月29
日付の米国特許第4156570号,1985年12月
17日付の米国特許第4558947号,および198
7年7月28日付の米国特許第4683579号に開示
された装置によって測定される.後者2つの特許に開示
された種類の装置は,Becton Dickinso
n CompanyによりQBC AUTOREADE
RTMの商標で販売されている.赤血球層の測定ととも
に,血漿層の頂部のメニスカス13から閉鎖キャップ6
までに相当する全血液サンプル長14を測定して,血液
サンプルのヘマトクリット値が得られる.ヘマトクリッ
ト値の計算時に,装置は挿入体が赤血球層8中に短い距
離入り込んでいるという事実に関して補正を行う.装置
はまたフィブリノーゲン/フィブリン層10の縦の長さ
の測定にも使用され,その測定値をフィブリノーゲンの
カウントに変換する.ついで装置はヘマトクリット値お
よびフィブリノーゲン/フィブリン値を用い,上に特定
した計算を行って炎症係数を計算する.炎症係数が決定
したならば,その値が装置によって医師に表示または印
刷される.
【0020】本発明の操作を用いることによる全身性炎
症の決定が最小量の血液および最小限の時間によって実
施可能なことは容易に理解されよう.本発明の操作は,
全身性炎症の程度を決定するためにWSER操作を用い
た場合の不正確な結果の原因となる生物学的および操作
上の両因子によって本質的に影響を受けない.本発明の
以上の説明は,とくにヒトでの炎症係数の測定に向けら
れてきたが,本発明は他の哺乳動物種についての炎症係
数の決定にも使用することが可能であり,獣医学の診療
において動物の炎症の測定に使用することができる.通
常,動物種が異なれば,ヘマトクリットおよびフィブリ
ノーゲン/フィブリン測定値に対する異なる乗数および
異なる定数が決定されなければならないものと考えられ
る.
症の決定が最小量の血液および最小限の時間によって実
施可能なことは容易に理解されよう.本発明の操作は,
全身性炎症の程度を決定するためにWSER操作を用い
た場合の不正確な結果の原因となる生物学的および操作
上の両因子によって本質的に影響を受けない.本発明の
以上の説明は,とくにヒトでの炎症係数の測定に向けら
れてきたが,本発明は他の哺乳動物種についての炎症係
数の決定にも使用することが可能であり,獣医学の診療
において動物の炎症の測定に使用することができる.通
常,動物種が異なれば,ヘマトクリットおよびフィブリ
ノーゲン/フィブリン測定値に対する異なる乗数および
異なる定数が決定されなければならないものと考えられ
る.
【0021】本発明の開示された実施態様には本発明の
コンセプトから逸脱することなく多くの変化および改変
が可能であり,本発明は特許請求の範囲の要件以外によ
って限定されるものではない.
コンセプトから逸脱することなく多くの変化および改変
が可能であり,本発明は特許請求の範囲の要件以外によ
って限定されるものではない.
【図1】本発明の操作の実施に用いられる血液サンプリ
ング管の側面図
ング管の側面図
2 血液サンプリング管 4 挿入体もしくはフロー4 6 底部閉鎖キャップ 8 管2と挿入体4を管2内に含まれる抗凝固全血サン
プルとともに遠心分離した場合に沈降するパック赤血球
層 10 沈降した血液サンプル中のフィブリノーゲンおよ
び/またはフィブリンのバンド 12 白血球/血小板もしくはバフィーコート層 13 血漿層の頂部メニスカス 14 総血液サンプルの長さ
プルとともに遠心分離した場合に沈降するパック赤血球
層 10 沈降した血液サンプル中のフィブリノーゲンおよ
び/またはフィブリンのバンド 12 白血球/血小板もしくはバフィーコート層 13 血漿層の頂部メニスカス 14 総血液サンプルの長さ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【数1】I=a(f)+b(h)+c (式中,fはサンプル中の測定されたフィブリノーゲン
/フィブリンのレベルであり,hはサンプル中の定量さ
れたヘマトクリットまたはヘモグロビン値であり,a,
bおよびcは経験的に誘導された定数である)を解くこ
とによって全身性炎症の程度を指示する数値Iを計算す
る各工程からなる方法
/フィブリンのレベルであり,hはサンプル中の定量さ
れたヘマトクリットまたはヘモグロビン値であり,a,
bおよびcは経験的に誘導された定数である)を解くこ
とによって全身性炎症の程度を指示する数値Iを計算す
る各工程からなる方法
【数2】I=a(f)+b(h)+c (式中,fはサンプル中の測定されたフィブリノーゲン
/フィブリンのレベルであり,hはサンプル中の定量さ
れたヘマトクリット値であり,aは0.154であり,
bは−1.667であり,cは42であり,フィブリノ
ーゲン/フィブリンのレベルは血液サンプル中のmg/
dlで表され,ヘマトクリット値は血液サンプル中のパ
ック赤血球の容量%として表される)を解くことにより
全身性炎症の程度を指示する数値Iを計算する各工程か
らなる方法
/フィブリンのレベルであり,hはサンプル中の定量さ
れたヘマトクリット値であり,aは0.154であり,
bは−1.667であり,cは42であり,フィブリノ
ーゲン/フィブリンのレベルは血液サンプル中のmg/
dlで表され,ヘマトクリット値は血液サンプル中のパ
ック赤血球の容量%として表される)を解くことにより
全身性炎症の程度を指示する数値Iを計算する各工程か
らなる方法
【数3】I=a(f)+b(h)+c (式中,fはサンプル中の測定されたフィブリノーゲン
/フィブリンのレベルであり,hはサンプル中の定量さ
れたヘモグロビン値であり,aは0.154であり,b
は−5.001であり,cは42であり,フィブリノー
ゲン/フィブリンのレベルは血液サンプル中のmg/d
lで表され,ヘモグロビン値は血液サンプル中のgm/
dlで表される)を解くことにより全身性炎症の程度を
指示する数値Iを計算する各工程よりなる方法
/フィブリンのレベルであり,hはサンプル中の定量さ
れたヘモグロビン値であり,aは0.154であり,b
は−5.001であり,cは42であり,フィブリノー
ゲン/フィブリンのレベルは血液サンプル中のmg/d
lで表され,ヘモグロビン値は血液サンプル中のgm/
dlで表される)を解くことにより全身性炎症の程度を
指示する数値Iを計算する各工程よりなる方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】血液サンプル中のmg/dlで表されたフ
ィブリノーゲン測定値,および血液サンプル中のパック
赤血球の容量%として表されたヘマトクリット(Hc
t)測定値を用いるヒトでの炎症係数は,本発明者らに
より次式 0.154(フィブリノーゲン)−1.667(Hc
t)+42 に等しいものとして決定された.たとえば,有意な臨床
的炎症はなく,フィブリノーゲンレベルが200mg/
dl,ヘマトクリットが45.0%の患者では,炎症係
数は次の通りである. 0.154(200)−1.667(45.0)+42
=2.2 高度の全身性炎症を有し,フィブリノーゲンレベルが8
00mg/dl,ヘマトクリットが28.0%の患者で
は,炎症係数は次の通りである. 0.154(800)−1.667(28.0)+42
=118.44gm /dlで表されたヘモグロビン値を使用する場合に
は,定数−1.667は−5.001になる.他の定数
はそのままでよい.
ィブリノーゲン測定値,および血液サンプル中のパック
赤血球の容量%として表されたヘマトクリット(Hc
t)測定値を用いるヒトでの炎症係数は,本発明者らに
より次式 0.154(フィブリノーゲン)−1.667(Hc
t)+42 に等しいものとして決定された.たとえば,有意な臨床
的炎症はなく,フィブリノーゲンレベルが200mg/
dl,ヘマトクリットが45.0%の患者では,炎症係
数は次の通りである. 0.154(200)−1.667(45.0)+42
=2.2 高度の全身性炎症を有し,フィブリノーゲンレベルが8
00mg/dl,ヘマトクリットが28.0%の患者で
は,炎症係数は次の通りである. 0.154(800)−1.667(28.0)+42
=118.44gm /dlで表されたヘモグロビン値を使用する場合に
は,定数−1.667は−5.001になる.他の定数
はそのままでよい.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591149908 スチーブン シー. ワードロウ アメリカ合衆国 コネチカット州,オール ド セイブルック,ノース コウブ ロー ド 191 (72)発明者 ブライアン エス. ブル アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロマ リンダ,バートン ロード 24489 (72)発明者 ロバート エイ. レビン アメリカ合衆国 コネチカット州,ギルフ ォード,ピルグリム レーン 31 (72)発明者 スチーブン シー. ワードロウ アメリカ合衆国 コネチカット州,オール ド セイブルック,ノース コウブ ロー ド 191
Claims (6)
- 【請求項1】 哺乳類動物ドナーの抗凝固全血サンプル
から,哺乳類動物ドナーの全身性炎症の程度を決定する
方法において, a)上記血液サンプル中のフィブリノーゲン/フィブリ
ンの量を測定し, b)その血液サンプルについてヘマトクリットまたはヘ
モグロビン値を測定し,ついで, c)式: 【数1】I=a(f)+b(h)+c (式中,fはサンプル中の測定されたフィブリノーゲン
/フィブリンのレベルであり,hはサンプル中の定量さ
れたヘマトクリットまたはヘモグロビン値であり,a,
bおよびcは経験的に誘導された定数である)を解くこ
とによって全身性炎症の程度を指示する数値Iを計算す
る各工程からなる方法 - 【請求項2】 血液サンプルはヒト血液の遠心分離サン
プルであり,hは定量されたヘマトクリット値であり,
aは0.154であり,bは−1.667であり,cは
42であり,フィブリノーゲン/フィブリンのレベルは
血液サンプル中のmg/dlで表され,ヘマトクリット
値は血液サンプル中のパック赤血球の容量%である「請
求項1」の方法 - 【請求項3】 血液サンプルはヒト血液の遠心分離サン
プルであり,hは定量されたヘモグロビン値であり,a
は0.154であり,bは−5.001であり,cは4
2であり,フィブリノーゲン/フィブリンのレベルは血
液サンプル中のmg/dlで表され,ヘモグロビン値は
血液サンプル中のmg/dlで表される「請求項1」の
方法 - 【請求項4】 定数a,bおよびcは,すべて証明され
た広範囲の炎症インディケーターを有するドナー集団か
らのヒト血液サンプルに関する血液赤血球沈降速度(E
SR),血液フィブリノーゲンのレベルの定量値および
C反応性血液(CRB)蛋白質の定量値の多ドナー集団
コンセンサス分析を比較することにより決定され,この
比較は同一のドナー集団からのヒト血液に関するフィブ
リノーゲン/フィブリンのレベルの定量値およびヘマト
クリット値の定量値とによって行われる「請求項1」の
方法 - 【請求項5】 定数a,bおよびcは,すべて証明され
た広範囲の炎症インディケーターを有するドナー集団か
らのヒト血液サンプルに関する血液赤血球沈降速度(E
SR),血液フィブリノーゲンのレベルの定量値および
C反応性血液(CRB)蛋白質の定量値の多ドナー集団
コンセンサス分析を比較することにより決定され,この
比較は同一のドナー集団からのヒト血液に関するフィブ
リノーゲン/フィブリンのレベルの定量値およびヘモグ
ロビン値の定量値とによって行われる「請求項1」の方
法 - 【請求項6】 ヒトドナーの抗凝固全血のサンプルから
ドナーの全身性炎症の程度を決定する方法において, a)上記血液サンプル中のフィブリノーゲン/フィブリ
ンの量を測定し, b)その血液サンプルについてヘマトクリット値を測定
し,ついで, c)式: 【数2】I=a(f)+b(h)+c (式中,fはサンプル中の測定されたフィブリノーゲン
/フィブリンのレベルであり,hはサンプル中の定量さ
れたヘマトクリット値であり,aは0.154であり,
bは−1.667であり,cは42であり,フィブリノ
ーゲン/フィブリンのレベルは血液サンプル中のmg/
dlで表され,ヘマトクリット値は血液サンプル中のパ
ック赤血球の容量%として表される)を解くことにより
全身性炎症の程度を指示する数値Iを計算するか,また
は a)上記血液サンプル中のフィブリノーゲン/フィブリ
ンの量を測定し, b)その血液サンプルについてヘモグロビン値を測定
し,ついで, c)式: 【数3】I=a(f)+b(h)+c (式中,fはサンプル中の測定されたフィブリノーゲン
/フィブリンのレベルであり,hはサンプル中の定量さ
れたヘモグロビン値であり,aは0.154であり,b
は−5.001であり,cは42であり,フィブリノー
ゲン/フィブリンのレベルは血液サンプル中のmg/d
lで表され,ヘモグロビン値は血液サンプル中のmg/
dlで表される)を解くことにより全身性炎症の程度を
指示する数値Iを計算する各工程よりなる方法
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US348345 | 1982-02-12 | ||
| US08/348,345 US5506145A (en) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | Determination of an individual's inflammation index from whole blood fibrinogen and hematocrit or hemoglobin measurements |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08166389A true JPH08166389A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=23367600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7170802A Pending JPH08166389A (ja) | 1994-12-02 | 1995-07-06 | 全血フィブリノーゲンおよびヘマトクリットまたはヘモグロビン測定値からの個体の炎症係数の決定 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5506145A (ja) |
| EP (1) | EP0715170A2 (ja) |
| JP (1) | JPH08166389A (ja) |
| CN (1) | CN1123914A (ja) |
| AU (1) | AU690972B2 (ja) |
| CA (1) | CA2149580A1 (ja) |
| FI (1) | FI955784A7 (ja) |
| NO (1) | NO954897L (ja) |
| RU (1) | RU2122212C1 (ja) |
| TW (1) | TW321721B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011069696A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Sysmex Corp | 血球計数装置、診断支援装置、診断支援方法及びコンピュータプログラム |
| JPWO2016147748A1 (ja) * | 2015-03-17 | 2017-04-27 | 株式会社エム・ビー・エス | 試料採取分離器具 |
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| AU9233698A (en) * | 1997-11-22 | 1999-06-17 | Robert A. Levine | Method for the detection, identification, enumeration and confirmation of circulating cancer cells and/or hematologic progenitor cells in whole blood |
| RU2198582C2 (ru) * | 1999-01-19 | 2003-02-20 | Кировский государственный медицинский институт | Способ диагностики системных проявлений ревматоидного артрита |
| US6365104B1 (en) * | 1999-06-25 | 2002-04-02 | Becton Dickinson And Company | Assembly for analyzing blood samples |
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