JPH08166492A - セメント用無機混和材 - Google Patents
セメント用無機混和材Info
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- JPH08166492A JPH08166492A JP33237394A JP33237394A JPH08166492A JP H08166492 A JPH08166492 A JP H08166492A JP 33237394 A JP33237394 A JP 33237394A JP 33237394 A JP33237394 A JP 33237394A JP H08166492 A JPH08166492 A JP H08166492A
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Abstract
に変質が生じても、ガスなどが発生しない無機の混和材
を提供すること。 【構成】 縮合リン酸ナトリウム0.1〜2重量部、炭
酸塩化合物0.1〜2重量部、ホウ酸0.05〜1重量
部、ベントナイト0.5〜5重量部、アルミナセメント
0.5〜4重量部からなる粉末状のセメント用無機混和
材。
Description
発生する廃棄物に添加して使用するのに適したセメント
用無機混和材に関する。
る廃棄物としては、濃縮廃液を乾燥して得られた粉体を
ペレット状に成形した物や、金属の切断片、フィルタ
ー、パッキンの様な雑廃棄物がある。特に雑廃棄物につ
いては、その種類が多く、形状も複雑である。
缶に充填可能な様に適当な大きさに切断して保管される
ことになっている。そこで、固型化のために、廃棄物を
充填した200リットルドラム缶中にセメント系材料を
ペースト状にして流し込み、ドラム缶と廃棄物間の空間
や廃棄物同志の空間を固型化材で埋めてしまう方法が提
案されている。
ペーストを作成して使用する方法、セメントに砂と水を
混ぜモルタルのペーストにして使用する方法、あるいは
セメントに砂と砂利と水を混ぜてコンクリートのペース
トにして使用する方法等が提案されている。その場合、
建築土木業界で使用されるセメント系材料が有力視され
ている。
の空隙を完全に充填する必要がある。それゆえ、一般的
なセメントペースト、砂、砂利を添加したモルタルやコ
ンクリートペーストでは流動性が悪いために空隙を完全
に充填することは不可能であった。このため、一般建築
や土木業界では、セメント系材料の流動性を良くするた
めに混和材としてリグニンスルホン酸、ナフタリンスル
ホン酸等の有機系添加剤が使用されている。
有機混和材を添加したセメントが現在検討されている。
るセメントにとっては、有機系混和材の添加は耐久性と
共に放射性核種の吸着性を低下させる原因となると言わ
れている。
いる混和材あるいは固化材は主に有機物からなっている
が、有機系の分散剤は、長期的に見ると劣化しやすく、
かつ、その際にガスを発生し構造物自体の緻密性を低下
させる恐れがある。それと同時に核種吸着性も欠如す
る。
ウム塩やリン酸ガラスを混和材として使用することを知
見した特開昭62−267699号、特開昭62−26
7700号、特開昭63−167297号および特願平
5−137469号に示す様な放射性廃棄物の固化処理
技術を提案した。
材では、ポットライフの問題や亀裂発生の問題、また、
凝結時間が著しく長くなるなどの問題が完全に解消され
ず、そのためシステム構成が非常に複雑となったり、シ
ステム化が不可能であるという問題がある。
質が少なく、また仮に変質が生じても、ガスなどが発生
しない無機の混和材を提供することである。
ン酸ナトリウム0.1〜2重量部、炭酸塩化合物0.1
〜2重量部、ホウ酸0.05〜1重量部、ベントナイト
0.5〜5重量部、アルミナセメント0.5〜4重量部
からるセメント用無機混和材である。
セメントの開発を主眼として検討を行った。そして多大
の研究の結果、以下に示す様なシステム構成上まったく
問題を生ぜず、優れた特性を有するセメント用無機混和
材を発明した。
として縮合リン酸ナトリウム、炭酸塩、ホウ酸、ベント
ナイト、アルミナセメントの5種を混合してなる混和材
をセメント(たとえば高炉セメント)に添加して、セメ
ントペーストの流動性を著しく改善せしめる、有機物を
全く含有しない無機系の混和材である。
トや高炉セメントなどの水硬性セメントと混合して用い
るだけでなく、水硬性セメントの一部を耐火骨材(例え
ばシャモット質、鋳物砂等)で置き換えて用いて放射性
廃棄物用充填固化材としてもよい。
うに主として5種の原料から構成されている。各原料の
主な添加役割は次のとおりである。
を付与するために添加する添加剤である。一般にポルト
ランドセメントや高炉セメントに水を添加して得られた
ペーストは著しく流動性に欠け、狭い間隙を充填する機
能は有しない。従って放射性廃棄物の固型化のためには
流動性を付与するための添加剤が必要となってくる。そ
のために分散剤としてヘキサメタリン酸ナトリウム、ウ
ルトラポリリン酸ナトリウムの名称で知られる縮合リン
酸ナトリウムが添加される。これは、試薬並びに工業用
のいずれのグレードのものを添加してもよい。また、そ
の添加量は0.1〜2重量部であり、好ましくは0.3
〜1.0重量部が添加される。添加量の範囲を0.1〜
2重量部に限定した理由は、0.1重量部未満では流動
性は全く示さず、また2重量部超では著しい硬化遅延を
及ぼし、硬化に7日間以上の時間を要するためである。
目的で添加される。上記縮合リン酸ナトリウムを添加し
たセメントペーストは、初期粘度を15分間保持する
が、更に時間が経過すると粘性が急激に増して、30分
経過すると自然流動が困難となる。例えばセメントペー
ストの充填注入度の評価方法の手段として行われるPロ
ート(すなわち土木学会基準のロート)を用いた流下値
の測定においては、混練後ペーストの流下時間が16秒
であったものがペーストの放置時間が経過すると共に粘
性が次第に上昇し、混練15分後ではロートから全量流
出するのに60秒以上を要し、混練30分後ではロート
から流出しないという事態が生じる。
においては、セメントの分散性に効果は示すものの、2
00リットルドラム缶を完全に均一に充填するのに必要
な流動可使時間を得るには縮合リン酸ナトリウム単独の
添加によっては困難である。
種々の添加剤を検討した結果、縮合リン酸ナトリウムと
炭酸塩を併用添加すると、分散性が更に向上すると共に
流動可使時間が著しく延びることが判明したのである。
リウムが使用される。これは、試薬と工業用のいずれに
ついても限定がなく、両方とも使用が可能である。その
添加量は0.1〜2重量部である。好ましくは、炭酸塩
は、縮合リン酸ナトリウムと同様に0.3〜1.0重量
部が添加される。炭酸塩の添加量の範囲を0.1〜2重
量部に限定した理由を述べると、0.1重量部未満では
全く効をなさず、縮合リン酸ナトリウムを単独添加した
ペーストの特性しか得られない。また、逆に添加量が2
重量部を超えると、縮合リン酸ナトリウム単独の添加品
よりもペースト流動可使時間が短かくなったり、異常硬
化(たとえば瞬結)を招くというトラブルが生じた。
したセメントペーストは、分散性の向上と流動可使時間
の延長が図られ、混練直後と30分静置保持したペース
トの流下値はいずれも16秒という結果であった。しか
し、60分静置保持したペーストには流下特性の低下が
認められ、ロート中のペーストが完全に流下するまでに
30秒以上の時間を要した。
で添加する。放射性廃棄物の固型化材は、充填性(流動
性)が要求されるだけでなく、流動可使時間が長いこと
が強く要求される。仮に、流動可使時間が短く、硬化時
間が速い固型化材を使用した場合、充填中や充填後にミ
キサー内やペースト搬送ホース中においてセメントが硬
化してしまうというトラブルを招きかねない。また、硬
化したセメントの除去も、管理区域内での作業を強いら
れるために簡単には行えず、装置全体の稼動を中止して
行うという大きなトラブルを誘発する原因ともなりかね
ない。
間が長ければ長いほど、安心して使用できるわけであ
る。そのため混練後3時間程度初期の流動性(流下値)
を有する様なセメントが最適である。
く延長させるのに大きな効果を持たらす添加剤である。
その添加量は0.05〜1重量部である。0.05重量
部未満だと、期待された流動可使時間の延長は認められ
ず、逆に1重量部を超えて添加すると、固化体の収縮率
が大きくなり、亀裂発生の原因となりやすい。ホウ酸添
加における流動可使時間について述べると、1.5時間
以上の初期流動性を可能とすると共に、3時間経過した
ペーストにおいても僅かに流下値が上昇するに留るもの
が好ましい。
を目的としてベントナイトが添加される。ベントナイト
は白亜紀から第三期層の大昔に海底や湖底に堆積した火
山灰が火山性の熱水作用や地圧続成作用などにより生成
されたもので、粘土鉱物モンモリロナイト結晶を主成分
とするものである。ベントナイトは、潤滑性、懸濁性、
粘性、チクソトロピー性の性質に優れ、土木建築工事
用、鋳物砂粘結剤用、農業土木用として広く使用されて
いる。これを添加すると、粘度が細かくてセメントミル
クのみでは浸透し得ない空隙部にも浸透するため、高い
充填性が得られやすい。ベントナイトの添加量は0.5
〜5重量部である。0.5重量部未満では上記添加効果
は認められず、5重量部を超えて添加すると、ペースト
の粘性が異常に上昇し、流動性が極端に低下する結果を
招く。
したドラム缶は、ある所定の時間静置養生した後(たと
えば24〜36時間後)、所定の保管個所へ移動され
る。
撃が加わることが予測されることから、固化体として十
分な強度を発現しておく必要がある。仮りに硬化せず十
分な強度を発現していない固化体を移動したりすると、
亀裂割れの発生と共に廃棄物がドラム缶中を移動する等
の問題が発生する。それは、放射性核種の洩れにつなが
り、安定性に欠ける固化体となってしまう。
ラム缶移動が可能な強度を付与するために添加される。
アルミナセメントは急硬性セメントの分類に属し、普通
ポルトランドセメントの28日強度が僅か1日で得られ
る。アルミナセメントは、カルシウム・アルミネートを
主成分とするため耐熱性に優れるという特性から耐火物
用結合バインダーを主に急硬性という点で見直されて、
様々な用途の展開が検討されている材料である。本来、
ポルトランドセメントや高炉セメントにアルミナセメン
トまたはその混合鉱物系を添加すると、急結性を示すこ
とが知られており、アルミナセメントの添加量によって
は数分にて粘性を失い、発熱して固結する。
ント用無機混和材は、縮合リン酸ナトリウム、炭酸カル
シウム、ホウ酸の相互作用やそれらの添加量を詳細に検
討した結果発明されたものであり、3時間に及ぶ流動可
使時間を有しながらも24時間後には移動可能な強度
(たとえば貫入抵抗強度が300kgf/cm2 以上)
を示したり、凝結時間をアルミナセメントの添加で容易
に調整したりすることを可能とした。
添加される。この範囲を逸脱すると、セメントペースト
の流動性と凝結時間に大きな影響を与え、0.5重量部
未満では凝結時間の調整にさしたる効果が認められず、
4重量部を超えると凝結時間が極端に短くなると共に流
動可使時間の短縮にも影響する結果となる。
いる1級〜5級のいずれのグレードのものも使用が可能
である。
あるが、それについて説明する。
添加するのではなく、粉末状の無機混和材を添加する
と、分散作用が良好となる。たとえば、縮合リン酸ナト
リウムと炭酸塩を同時に加え、強いアルカリ性を保持
し、流動性を著しく延長させる。
るものではないが、好ましくは0.25mm以下とす
る。さらに、縮合リン酸ナトリウムは、白色結晶の粉末
又は結晶粒が好ましく、特に100メッシュ以下の粉末
が最適であり、炭酸塩は、粒径300ミクロン以下の白
色粒状物又は100メッシュ以下の白色微粉末が好まし
く、とくに溶解性の観点から白色微粉末が最適であり、
ホウ酸は粒径300ミクロン以下の白色結晶粉末が好ま
しく、ベントナイトは粒径300メッシュ以下の黄白色
微粉末が細密充填の観点から好ましく、アルミナセメン
トはグレー白色や白色微粉末が好ましい。
材と一緒に用いるのであれば、セメント用混和材1.2
5〜14重量部、水硬性セメント40〜60重量部およ
び耐火骨材60重量部以下を混合し、放射性廃棄物用充
填固化材とすることが望ましい。
原料の主な添加役割は、次の通りである。
である。1.25〜14重量部の範囲をはずれると、セ
メント用無機混和材の十分な効果が得られない。
ば普通ポルトランドセメントや高炉セメント等であり、
特にJISR5210、JISR5211等が好まし
い。
ことが望ましい。40重量部以下では、水硬性セメント
の機能が十分得られず、60重量部以上ではセメント用
無機混和材の効果が十分に得られない。
ましいとしたのは、60重量部より多いと低水分化はは
かれるものの骨材が沈降し、材料分離を発生する原因に
なるからである。
材を用いるならば、その組成はAl2 O3 35〜55重
量%、SiO2 65〜45重量%であることが好まし
い。本発明のシャモット質耐火骨材は、例えばAl2 O
3 35〜55重量%、SiO265〜45重量%の組成
からなる粘土を1000℃以上の高温で焼固して緻密化
させたのち任意の粒径にクラッシャーやミルで粉砕した
もの等である。本発明のシャモット質耐火骨材の粒径
は、最大粒径1.0mm以下、粒径0.5〜1.0mm
のものが55%以上であることがのぞましい。この粉度
構成からはずれると添加水量が増減するなど固型化した
際の特性にバラツキを生じやすい。嵩比量は、2.45
〜2.65、見掛気孔率1.5〜3.5%であることが
好ましい。嵩比量がこの範囲からはずれるとシャモット
質耐火骨材の沈降やペーストの流動性の定価を生じやす
くなり、気孔率がこの範囲をはずれるとペースト特性、
固化体特性に悪影響を与える原因になりやすい。
示し、本発明のセメント用無機混和材についてさらに具
体的に説明する。
ン酸ナトリウム、炭酸カリウム各々0.5重量部、ホウ
酸0.2重量部、ベントナイト2.5重量部、アルミナ
セメント1重量部を予め混合した混和材を添加して混合
し、さらに外率にて水45重量部を添加し、セメントペ
ーストを得た。このセメントペーストの粘度は10Pa
・sで、フロー値320mm、Pロートによる流下時間
については、混練直後で14秒を示し、180分後にて
も16秒と特性的な低下はほとんど認められなかった。
固化体の28日経過後の強度は44.1MPaを示し、
JISR5211の規格値を上回った。
トリウム、炭酸カリウム各々1.0重量部、ホウ酸0.
5重量部、ベントナイト1.5重量部、アルミナセメン
ト2.0重量部を予め混合した混和材を添加して混合し
た。それに外率にて水45重量部を添加しセメントペー
ストを得た。このセメントペーストの粘度は12Pa・
sで、フロー値320mm、Pロートによる流下時間に
ついては、混練直後16秒で流下して、180分経過し
ても18秒と良好な流下特性を示し、固化体強度も28
日で42.4MPaであった。
トラポリリン酸ナトリウム1.0重量部、炭酸カリウム
1.5重量部、ホウ酸0.1重量部、ベントナイト2.
0重量部、アルミナセメント1.0重量部の構成にて混
合したものを添加して混合し、さらに外率にて水45重
量部を加え、セメントペーストを得た。このセメントペ
ーストの特性は、15Pa・sの粘度で、フロー値30
0mm、流下時間は混練直後18秒で、180分後でも
20秒の特性を示した。また固化体の圧縮強度も28日
経過後で43.5MPaであった。
トリウム、炭酸ナトリウム各々0.2重量部、ホウ酸
0.075重量部、ベントナイト1.0重量部、アルミ
ナセメント0.5重量部を予め混合したものを添加混合
して、外率にて45重量部の水を添加してセメントペー
ストを得た。粘度は11Pa・sで、フロー値310m
mで、流下時間は混練直後15秒で3時間経過後も20
秒という流下特性を示した。また、圧縮強度も28日経
過後で44.5MPaを示した。
量部、炭酸カリウム2重量部、ホウ酸0.75重量部、
ベントナイト2.0重量部、アルミナセメント3.0重
量部を予め混合したものを添加混合して、外率にて45
重量部の水を添加してセメントペーストを得た。ペース
トの粘度は12Pa・s、フロー値は300mmを示し
た。Pロートによる流下時間は混練直後で18秒の特性
を示し、180分経過してもその特性はほとんど変化せ
ず20秒という結果であった。固化体特性としては、2
8日経過した固体化に42.1MPaの圧縮強度を得
た。
トリウム0.1重量部、炭酸カリウム0.1重量部、ホ
ウ酸0.05重量部、ベントナイト5.0重量部、アル
ミナセメント0.5重量部を予め混合したものを添加混
合して、外率にて45重量部の水を添加してセメントペ
ーストを得た。ペーストの粘度は11Pa・s、フロー
値は300mmで、流下時間は混練直後が18秒、18
0分後で23秒の結果を示した。固化体の圧縮強度は、
28日養生後にて45.2MPaであった。
ウム0.5重量部、炭酸ナトリウム0.5重量部、ホウ
酸0.2重量部、ベントナイト2.5重量部、アルミナ
セメント1.0重量部を予め混合したものを添加混合し
て外率にて45重量部の水を添加してセメントペースト
を得た。ペースト粘度は10Pa・s、フロー値320
mmであり、流下時間は混練直後で15秒、180分後
にて16秒という結果を示し、固化体の圧縮強度も28
日養生後で43.8MPaという結果を得た。
酸、炭酸ナトリウムを各々0.5重量部、ホウ酸0.2
重量部、ベントナイト2.5重量部、アルミナセメント
1.0重量部を予め混合したものを添加混合し、外率に
て45重量部の水を添加してセメントペーストを得た。
ペースト粘度は10Pa・s、フロー値320mmで、
流下時間は混練直後で16秒、180分後で18秒とい
う結果を示した。固化体の28日養生後の圧縮強度は4
4.4MPaであった。
部を添加してセメントペーストを得た。ペーストの粘度
25Pa・sで、フロー値230mmを示し、流下時間
は混練直後で23秒を示したものの、時間経過と共に流
下時間も長くなり、180分後にはロートから流出しな
いという結果に終わった。尚、圧縮強度は28日養生後
で42.7MPaの特性を示した。
トリウム0.5重量部、ホウ酸0.2重量部、ベントナ
イト2.5重量部、アルミナセメント1重量部を予め混
合したものを添加混合し、外率にて45重量部の水を添
加してセメントペーストを得た。
値を示し、流下特性は混練直後14秒という結果を示し
たものの15分後では45秒を要し、30分後ではロー
ト中から流下はなくなった。圧縮強度は28日養生後で
25.6MPaという結果であった。
重量部、ホウ酸0.2重量部、ベントナイト2.5重量
部、アルミナセメント1.0重量部を予め混合したもの
を添加混合し、外率にて45重量部の水を添加しセメン
トペーストを得た。粘度55Pa・s、フロー値200
mmで、混練直後の流下値は45秒であったが、15分
後には凝結し経時変化における流下値は得られなかっ
た。固化体の圧縮強度は28日養生後で43.7MPa
であった。
ウム、炭酸カリウムを各々0.5重量部、ベントナイト
2.5重量部、アルミナセメント1.0重量部を予め混
合したものを添加混合し、外率にて水45重量部を添加
してセメントペーストを得た。ペーストの粘度は10P
a・s、フロー値310mmの特性を示し、流下時間は
混練直後〜15分後までは14秒の流下時間を示したも
のの、30分後では75秒と長くなり、180分後では
ロートに付着して流下しなかった。圧縮強度は、28日
養生後で43.8MPaの値であった。
いる有機混和材(ナフタリンスルフォン酸系)を1.0
重量部と水を外率にて35重量部添加してセメントペー
ストを得た。ペーストの粘度は10.5Pa・s、フロ
ー値300mmで流下時間は混練直後〜30分後迄は1
5〜17秒の流下時間を示したのに対し、180分後に
はロートに付着して流下しなかった。圧縮強度は28日
養生後で45.4MPaの特性を示した。
型化材について表7と表8を参照して説明する。
60重量部にヘキサメタリン酸ナトリウム、炭酸カリウ
ムそれぞれ0.4重量部、硼酸0.15重量部、ベント
ナイト2重量部、アルミナセメント0.5重量部を予め
混合した混和剤を添加混合して外率にて水28重量部を
添加し、ペーストを得た。ペーストの粘度は10dPa
・sでPロートによる流下時間は混練直後で16秒を示
し、180分後においても18秒と特性的な低下はほと
んど認められなかった。硬化時間は始発で10時間、終
結で22時間を示し、圧縮強度は28日後で41.7M
Paの特性を示した。
量部にヘキサメタリン酸ナトリウム1重量部、炭酸ナト
リウム0.8重量部、硼酸0.3重量部、ベントナイト
1重量部、アルミナセメント2重量部を予め混合した混
和剤を添加混合して外率にて水28重量部を添加し、ペ
ーストを得た。ペーストの粘度は8dPa・sでPロー
トによる流下時間は混練直後で14秒、180分後で1
6秒であった。硬化時間は始発で8時間、終結で20時
間を示し、圧縮強度は28日後で44.3MPaという
特性を示した。
量部にウルトラポリリン酸ナトリウム0.4重量部、炭
酸カリウム0.1重量部、硼酸0.5重量部、ベントナ
イト1.5重量部、アルミナセメント1重量部を予め混
合した混和剤を添加混合して外率にて水28重量部を添
加し、ペーストを得た。ペーストの粘度は11dPa・
sでPロートによる流下時間は混練直後で17秒、18
0分後で20秒となった。硬化時間は始発で11時間、
終結で24時間、また圧縮強度は28日後で42.5M
Paとなった。
ト60重量部にヘキサメタリン酸ナトリウム0.6重量
部、炭酸カリウム0.2重量部、硼酸0.1重量部、ベ
ントナイト0.5重量部、アルミナセメント0.3重量
部を予め混合した混和剤を添加混合して、外率にて水2
8重量部を添加し、ペーストを得た。ペーストの粘度は
10dPa・sでPロートによる流下時間は混練直後で
16秒、180分後で19秒となった。硬化時間は始発
で14時間、終結で25時間、圧縮強度においては28
日後で43.2MPaとなった。
量部にヘキサメタリン酸ナトリウム0.3重量部、炭酸
カリウム0.3重量部、硼酸0.1重量部、ベントナイ
ト2重量部、アルミナセメント0.5重量部を予め混合
した混和剤を添加混合して、外率にて水27重量部を添
加し、ペーストを得た。ペーストの粘度は9dPa・s
でPロートを用いた流下時間は混練直後で15秒、18
0分後で17秒となった。硬化時間は始発で10時間、
終結で23時間、圧縮強度においては28日後で40.
9MPaとなった。
量部にヘキサメタリン酸ナトリウム1重量部、炭酸カリ
ウム1重量部、硼酸0.025重量部、ベントナイト
0.3重量部、アルミナセメント0.3重量部を予め混
合した混和剤を添加混合して、外率にて水27重量部を
添加し、ペーストを得た。ペーストの粘度は8dPa・
sでPロートを用いた流下時間は混練直後で14秒、1
80分後で18秒であった。硬化時間は始発で12時
間、終結で25時間となり、圧縮強度は28日後で4
0.6MPaであった。
ト50重量部にヘキサメタリン酸ナトリウム0.6重量
部、炭酸ナトリウム0.5重量部、硼酸0.1重量部、
ベントナイト1重量部、アルミナセメント1重量部を予
め混合した混和剤を添加混合して、外率にて水27重量
部を添加し、ペーストを得た。ペーストの粘度は9dP
a・sでPロートを用いた流下時間は混練直後で15
秒、180分後で17秒であった。硬化時間は始発で9
時間、終結で22時間、圧縮強度は40.2MPaであ
った。
量部にヘキサメタリン酸ナトリウム0.2重量部、炭酸
カリウム0.3重量部、硼酸0.2重量部、ベントナイ
ト1.5重量部、アルミナセメント0.4重量部を予め
混合した混和剤を添加混合して、外率にて水26重量部
を添加し、ペーストを得た。ペーストの粘度は8dPa
・sでPロートを用いた流下時間は混練直後で14秒、
180分後で20秒であった。硬化時間は始発で12時
間、終結で24時間、圧縮強度は28日後で38.8M
Paであった。
量部にウルトラポリリン酸ナトリウム0.6重量部、炭
酸ナトリウム0.4重量部、硼酸0.8重量部、ベント
ナイト0.8重量部、アルミナセメント1.5重量部を
予め混合した混和剤を添加混合して、外率にて水27重
量部を添加し、ペーストを得た。ペーストの粘度は6d
Pa・sでPロートを用いた流下時間は混練直後で14
秒、180分後で17秒であった。硬化時間は始発で1
0時間、終結で24時間、圧縮強度は28日後で39.
7MPaであった。
量部にヘキサメタリン酸ナトリウム、炭酸カリウムそれ
ぞれ0.2重量部、硼酸0.05重量部、ベントナイト
1重量部、アルミナセメント0.3重量部を予め添加し
たものを混合添加し、外率にて水24重量部を添加して
ペーストを得た。ペーストの粘度、Pロートによる流下
時間は骨材の沈殿が大きく、測定できなかった。硬化時
間は始発で9時間、終結で23時間であった。28日後
の圧縮強度は30.8MPaで低い値となった。
量部にヘキサメタリン酸ナトリウム2重量部、炭酸ナト
リウム0.4重量部、硼酸0.15重量部、ベントナイ
ト2重量部、アルミナセメント0.5重量部を予め添加
したものを混合添加し、外率にて水28重量部を添加し
てペーストを得た。ペーストの粘度は6dPa・sでP
ロートを用いた流下時間は混練直後で12秒、180分
後で13秒であった。硬化時間は始発で22時間、終結
で43時間で、大幅な硬化遅延を示した。28日後の圧
縮強度は37.3MPaであった。
ト60重量部にヘキサメタリン酸ナトリウム0.1重量
部、炭酸カリウム0.4重量部、硼酸0.15重量部、
ベントナイト2重量部、アルミナセメント0.5重量部
を予め添加したものを混合添加し、外率にて水28重量
部を添加してペーストを得た。ペーストの粘度は17d
Pa・sでPロートによる流下時間は混練直後で23
秒、180分後には完全に流下しなかった。硬化時間は
始発で9時間、終結で21時間、また、圧縮強度は28
日後で42.1MPaであった。
量部にヘキサメタリン酸ナトリウム0.3重量部、炭酸
カリウム2重量部、硼酸0.1重量部、ベントナイト
1.5重量部、アルミナセメント0.3重量部を予め添
加したものを混合添加し、外率にて水27重量部を添加
してペーストを得た。ペーストの粘度は10dPa・s
でPロートによる流下時間は混練直後で16秒、30分
後にはロートへの付着が大きく完全に流化しなかった。
硬化時間は始発で6時間、終結で19時間、28日後の
圧縮強度は42.2MPaであった。
量部にヘキサメタリン酸ナトリウム0.4重量部、炭酸
カリウム0.4重量部、硼酸0.2重量部、ベントナイ
ト4重量部、アルミナセメント0.5重量部を予め添加
したものを混合添加し、外率にて水27重量部を添加し
てペーストを得た。ペーストの粘度は22dPa・sで
Pロートによる流下時間は混練直後で24秒、30分後
では完全に流化しなかった。硬化時間は始発で11時
間、終結で23時間、28日後の圧縮強度は38.5M
Paであった。
量部にヘキサメタリン酸ナトリウム、炭酸ナトリウムそ
れぞれ0.25重量部、硼酸0.1重量部、ベントナイ
ト1.5重量部、アルミナセメント3重量部を予め添加
したものを混合添加し、外率にて水26重量部を添加し
てペーストを得た。ペーストの粘度は8dPa・sでP
ロートによる流下時間は混練直後で15秒、30分後に
28秒を示したが、その後流動性を失った。硬化時間は
始発で6時間、終結で19時間、28日後の圧縮強度は
45.0MPaであった。
量部にヘキサメタリン酸ナトリウム0.25重量部、炭
酸カリウム0.25重量部、硼酸0.1重量部、ベント
ナイト1.5重量部、アルミナセメント0.1重量部を
予め添加したものを混合添加し、外率にて水26重量部
を添加してペーストを得た。ペーストの粘度は8dPa
・sでPロートによる流下時間は混練直後で15秒、1
80分後に17秒であった。硬化時間は始発で27時
間、終結で45時間を要し、大幅な硬化遅延を示した。
圧縮強度は28日後で39.4MPaであった。
量部にヘキサメタリン酸ナトリウム0.4重量部、炭酸
カリウム0.4重量部、硼酸0.02重量部、ベントナ
イト2重量部、アルミナセメント0.5重量部を予め添
加したものを混合添加し、外率にて水26重量部を添加
してペーストを得た。ペーストの粘度は10dPa・s
でPロートによる流下時間は混練直後で16秒、180
分後では完全に流下しなかった。硬化時間は始発で10
時間、終結で23時間、28日後の圧縮強度は41.2
MPaであった。
量部に外率にて水28重量部を添加してペーストを得
た。ペーストの粘度は21dPa・sでPロートによる
流下時間は混練直後で19秒、180分後では完全に流
下しなかった。硬化時間は始発で8時間、終結で16時
間、28日後の圧縮強度は43.5MPaであった。
量部に有機系混和剤(β−ナフタリンスルホン酸、ホル
マリン高縮合物)を0.5重量部を添加し、外率にて水
26重量部を添加し、ペーストを得た。ペーストの粘度
は13dPa・sでPロートを用いた流下時間は混練直
後で15秒、180分後には完全に流下しなかった。硬
化時間は始発で6時間、終結で15時間、28日後の圧
縮強度は44.3MPaであった。
加し、ペーストを得た。ペーストの粘度は19dPa・
sでPロートを用いた流下時間は混練直後で20秒、1
80分後には完全に流下しなかった。硬化時間は始発で
7時間、終結で10時間、28日後の圧縮強度は42.
7MPaであった。
の2種を用いて模擬廃棄物を用いて充填固化を行った。
200リットルドラム缶に予め金属パイプを配置し、上
記2種のセメントペーストをそれぞれ充填し、充填状況
と効果後の状態を観察した。条件及び結果は下記の表6
に示す通りである。
亀裂の発生も全く確認されず、良好な固化体が得られ
た。しかし、骨材、混和剤を添加しないセメントの固化
体には表面の凹凸や表面、側面の亀裂の発生が認めら
れ、密封性に欠けることが明かになった。
る。
添加しない高炉B種セメントの2種を用いて模擬廃棄体
を用いて充填固化の実験を行った。
パイプを配置し、上記2種のセメントペーストを各々充
填し、充填情況と硬化後の状態を観察した。
ある。
ントは凸凹の亀裂の発生が全く認められず、良好な固化
体が得られた。
る固化体においては、表面の凸凹と共に亀裂の発生が認
められ、密封性に欠けることが明らかとなった。
5cmの円柱体の模擬廃棄物を200リットルドラム缶
に密充填した状態で上からセメント材を流し込むと、従
来ではドラム缶の半分の高さから底部にかけて中心部に
20〜30cm径ほどの全く充填されない部分が存在し
たが、本願発明ではそのような空隙は全く生じなかっ
た。
無数に有する10cm角の角材を20〜30cmに切断
したものを200リットルドラム缶にランダムに入るだ
け詰め、セメント材を流し込むと、従来では、ドラム缶
上部のスリットは約80%充填され、下部のスリットは
約20%ほど充填されたのに対し、本願発明によれば、
上部ではほぼ100%、下部でも約95%充填できた。
mm大のゴム栓材、75〜125mm径×300〜50
0mmの金属パイプ、15〜40mmの樹脂性ペレット
をほぼ均等の割合で混合し、ドラム缶に振動を加えなが
ら、3/4まで詰め、その後上からセメント剤を充填す
ると、従来品は廃材間に3mm以下の空隙を生じやす
く、また、下方部では全く充填されていないところもあ
り、全体の充填率は約80%であったが、本願発明で
は、2mm以上の空隙はほとんど無く、また、全く充填
されていないところは無く、全体の充填率は約96%で
あった。
いて核種吸着性を示す分配係数を測定した結果、本発明
による無機混和材を添加したセメントの核種吸着性能は
表4に示すように一般の普通セメントのものと比較して
格段に優れていることが判明した。
は、有機系分散剤(長期的にみると劣化の恐れがあり、
かつ、その際にガスを発生し構造物自体の緻密性を低下
させる恐れのある有機系分散剤)を全く添加せず、ま
た、現在までに全くと言っていいほど例を見ない無機系
材料のみのセメント用混和材であるので、放射性廃棄物
の固型化材料として使用する場合は、セメントに混和材
を添加するだけで、流動性の極めて高いセメントが容易
に得られ、放射性廃棄物を完全に充填固化できる。した
がって、十分なポットライフが確保でき、亀裂が発生し
がたく、かつ、凝結時間を短縮できる。その結果、シス
テム構成を簡単なものにでき、システム化が容易であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 縮合リン酸ナトリウム0.1〜2重量
部、炭酸塩化合物0.1〜2重量部、ホウ酸0.05〜
1重量部、ベントナイト0.5〜5重量部、アルミナセ
メント0.5〜4重量部からなるセメント用無機混和
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33237394A JP3372684B2 (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 原子力廃棄物用セメント無機混和材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33237394A JP3372684B2 (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 原子力廃棄物用セメント無機混和材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08166492A true JPH08166492A (ja) | 1996-06-25 |
| JP3372684B2 JP3372684B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=18254246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33237394A Expired - Lifetime JP3372684B2 (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 原子力廃棄物用セメント無機混和材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3372684B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09211194A (ja) * | 1996-01-30 | 1997-08-15 | Toshiba Corp | 放射性廃棄物の固型化方法 |
| JPH1172594A (ja) * | 1997-08-29 | 1999-03-16 | Toshiba Corp | 放射性廃棄物の固化方法 |
| GB2404378A (en) * | 2003-07-30 | 2005-02-02 | Bj Services Co | Storable cementitious slurries containing boric acid and method of using the same |
| JP2005315641A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Toshiba Corp | 除染廃液の処理方法および処理装置 |
| JP2006199821A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Mitsubishi Materials Corp | 速硬性地盤注入材 |
| JP2008024925A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-02-07 | Chikosha:Kk | 可塑性グラウト材およびその製造方法 |
| CN108585890A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-09-28 | 雷春生 | 一种陶瓷分散剂 |
-
1994
- 1994-12-14 JP JP33237394A patent/JP3372684B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
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| US6907928B2 (en) | 2003-07-30 | 2005-06-21 | Bj Services Company | Storable cementitious slurries containing boric acid and method of using the same |
| GB2404378B (en) * | 2003-07-30 | 2007-06-20 | Bj Services Co | Storable cementitious slurries containing boric acid and method of using the same |
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| CN108585890A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-09-28 | 雷春生 | 一种陶瓷分散剂 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3372684B2 (ja) | 2003-02-04 |
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