JPH08167143A - 磁気カードの製造方法 - Google Patents

磁気カードの製造方法

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JPH08167143A
JPH08167143A JP6307866A JP30786694A JPH08167143A JP H08167143 A JPH08167143 A JP H08167143A JP 6307866 A JP6307866 A JP 6307866A JP 30786694 A JP30786694 A JP 30786694A JP H08167143 A JPH08167143 A JP H08167143A
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JP
Japan
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layer
magnetic
magnetic card
magnetic recording
film
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JP6307866A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Takenaka
剛志 武中
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】磁気カードを構成するシートの種類を単一に
し、熱プレス工程を省くことにより従来の磁気カードの
製法簡易にし、生産性が高く安価でかつ品質の安定した
磁気カードを提供する。 【構成】少なくとも片面に離型効果を有する熱可塑性樹
脂製の離型フィルム1の離型効果を有する面上に、磁気
カードに必要な絵柄や文字の印刷層4を保護するための
保護層3、絵柄や文字の印刷層を順次積層し、さらに印
刷層上に磁気記録層の着色を隠蔽するための隠蔽層と磁
気記録層を順次積層してこれを転写フィルム10とし、
厚さ0.6mm以上の熱可塑性樹脂からなる基材の両面
全面と転写フィルム10の磁気記録層面とを貼り合わせ
た後、離型フィルムを剥離することで基材の両面全面に
磁気記録層6、隠蔽層5、印刷層4及び保護層3を転写
して、その後所定の磁気カードの寸法に打ち抜き加工す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレジットカード、銀
行用キャッシュカード、身分証明カード等の磁気記録層
を有する磁気カードの製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂からなる基体上に磁気記録
層を設けた磁気カードはクレジットカード、銀行用キャ
ッシュカード、身分証明カード、給油用カード等として
幅広く用いられている。これら従来の磁気カードは、塩
化ビニル等の熱可塑性樹脂を基材とし、磁気記録層は磁
気ストライプと呼ばれ,PET(ポリエチレンテレフタ
レート)テープ等上の磁気層を基材上の所望部分にスト
ライプ状に熱転写または貼り合わせることにより形成さ
れる。この層構成では磁気ストライプにより文字図案等
の印刷面が制限され、かつデザインの自由度が制限され
るため、高意匠性の妨げになっていた。最近は、このデ
ザインの自由度を高めるために磁気ストライプを転写し
た基材面全面に隠蔽層を設け、この隠蔽層上に文字、図
案等を印刷し保護層で印刷を保護する磁気カードが多く
なっている。しかし、磁気ストライプを隠蔽する隠蔽層
の形成には、磁気ストライプと基材面の段差や色調の差
等を隠蔽する特殊な隠蔽技術が必要であり、生産性向上
の妨げになっていた。さらにこの磁気ストライプを転写
または張り合わせる際の位置合わせやカード裁断時の位
置合わせが難しく歩留まりが悪いなど生産コストの面か
ら改善が望まれていた。そこで、磁気カードの基材全面
に磁気記録層と隠蔽層を順次形成することにより、上記
の問題を解決する磁気カードの製法が提言されている
(特開昭54−73608号公報、特開平2−2496
96号公報、特開平6−28660号公報)。これらの
方法によると特殊な隠蔽技術は特に必要なくなり、更に
位置合わせの精度は向上するが、カードを構成するシー
トの種類が多い事、また製造過程で熱プレス工程があり
時間がかかることなどが生産性向上の妨げになってお
り、改善すべき点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、磁気カードを構成するシートの種類を単一に
し、熱プレス工程を省くことにより従来の磁気カードの
製法簡易にし、生産性が高く安価でかつ品質の安定した
磁気カードを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも片
面に離型効果を有する熱可塑性樹脂製の離型フィルムの
離型効果を有する面上に、磁気カードに必要な絵柄や文
字の印刷層を保護するための保護層、絵柄や文字の印刷
層を順次積層し、さらに印刷層上に磁気記録層の着色を
隠蔽するための隠蔽層と磁気記録層を順次積層してこれ
を転写フィルムとし、厚さ0.6mm以上の熱可塑性樹
脂からなる基材の両面全面と転写フィルムの磁気記録層
面とを貼り合わせた後、離型フィルムを剥離することで
基材の両面全面に磁気記録層、隠蔽層、印刷層及び保護
層を転写して、その後所定の磁気カードの寸法に打ち抜
き加工することを特徴とする磁気カードの製造方法であ
り、また少なくとも片面に離型効果を有する熱可塑性樹
脂製の離型フィルムの離型効果を有する面上に、磁気カ
ードに必要な絵柄や文字の印刷層を保護するための保護
層、絵柄や文字の印刷層を順次積層し、さらに印刷層上
に磁気記録層の着色を隠蔽するための隠蔽層と磁気記録
層を順次積層してこれを転写フィルムとし、厚さ0.6
mm以上の熱可塑性樹脂からなる基材の片面全面と転写
フィルムの磁気記録層面とを貼り合わせた後、離型フィ
ルムを剥離することで基材の片面全面に磁気記録層、隠
蔽層、印刷層及び保護層を転写して磁気シートを作製
し、その後もう一方の面に印刷層と保護層を順次形成し
て、所定の磁気カードの寸法に打ち抜き加工し、磁気シ
ートの磁気記録層を設けていない面の印刷層及び保護層
が、転写により形成されていることを特徴する磁気カー
ドの製造方法である。
【0005】以下、図を参照しながら本発明による磁気
カードの製造工程を説明する。まず、熱可塑性樹脂シー
ト基材に磁気記録層と隠蔽層を転写するための転写フィ
ルムを製造方法を説明する。少なくとも片面に離型効果
を有する熱可塑性樹脂製の離型フィルム1の離型効果を
有する面2の全面にわたってグラビア法、ロール法、ナ
イフエッジ法などの従来公知の塗布方法によって、保護
層3を乾燥後の厚さが0.1μm〜2μm好ましくは
0.5〜1.5μmになるように形成する。次にこの保
護層3上に磁気カードに必要な文字や絵柄等の印刷層4
をグラビア法、オフセットグラビア法など従来公知の方
法により形成する。さらに、印刷層4上の全面に隠蔽層
5を乾燥後の塗膜の厚さが0.1〜10μ、好ましくは
1〜5μになるように形成する。最後にこの隠蔽層5の
全面にわたって従来公知の塗布方法により乾燥後の塗膜
の厚さが1〜50μ、好ましくは3〜20μになるよう
に磁気記録層6を積層し、転写フィルムの原反10とす
る(図1)。ここで用いる離型フィルムは、厚さ5〜1
00μ、好ましくは20〜50μの片面に離型処理を施
したPET(ポリエチレンテレフタレート)、もしくは
OPP(延伸ポリプロピレン)、ポリエチレンなどの少
なくとも片面に離型効果を有する熱可塑性樹脂フィルム
である。
【0006】次に、基材の熱可塑性樹脂シート8に磁気
記録層6及び隠蔽層5を転写する。基材に用いる熱可塑
性樹脂シート8は硬質塩化ビニルシートが好ましく、厚
さが0.6mm以上で、磁気記録層、隠蔽層、印刷層及
び保護層を転写した後の全厚が0.7〜0.8mmにな
るように選ばれた板状のもので、縦及び横方向の寸法は
印刷工程やカードを打ち抜く際の取り数を考慮して適宜
選定されたものを用いる。転写フィルム10と熱可塑性
樹脂シート基材8を貼り合わせるには、転写フィルム1
0の磁気記録層6面の全面にわたって従来公知の方法で
接着層7を設けて基材8の全面とロールによって圧着さ
せてラミネートする(図2)。磁気カードの両面に磁気
記録層が必要であれば、基材8の両面に転写フィルム1
0を貼り合わせればよい。この際、工数やコストの面か
らは両面同時に貼り合わせるのが望ましいが、機械の構
造上両面に同時に貼着する事が不可能であれば片面ずつ
貼り合わせても構わない。この時、転写フィルム10は
ロール状であり、熱可塑性シート基材8は板状であるか
ら、例えば図4のようにして熱可塑性樹脂シート基材8
をベルトやロールなどで連続的に搬送しながら貼り合わ
せ加工を行うとよい。
【0007】次に、転写フィルム10の離型フィルム1
を剥離して磁気シート12及び13を作製する(図3
a,b)。離型フィルム1の剥離は生産性を考慮して、
例えば図4のようにして貼り合わせ工程と同一のライン
で行うのが望ましい。磁気層を片面のみに設ける場合は
他方の面に磁気カードに必要な絵柄や文字等の印刷層
4’及び印刷層4’を保護するための保護層3’を積層
する(図4)。他方の面に印刷層と保護層を設けるに
は、離型フィルム1上の離型効果を有する面全面に保護
層3’及び印刷層4’を順次形成した印刷用転写フィル
ム15(図5)を用いて転写により行ってもよいし(図
3c)、それぞれ単独の転写フィルムを用いても構わな
い。最後に磁気シートを所定の磁気カードの寸法に打ち
抜き加工して磁気カード9が完成する(図6)。
【0008】
【実施例】
《実施例1》次のような手順で磁気カードを作製した。
片面に離型層を設けた厚さ38μmのPETフィルムを
離型フィルムとして用いて、その剥離層上の全面にわた
って厚さ1μの透明な保護層を形成し、この保護層上に
磁気カードの表柄となる印刷層を4色で形成した。次に
印刷層上の全面にわたり、銀色の隠蔽層を乾燥後の厚さ
が3μmになるように形成し、更に隠蔽層上の全面にわ
たって保磁力650Oeを有する磁気記録層を乾燥後の
厚さが10μmになるように積層して磁気カードの表柄
用の転写フィルムを作製した。基材としては厚さ0.7
mm、横350mm、縦600mmの板状の白色硬質塩
化ビニルシートを用いた。図7に示すような装置を使用
して、ロール状の転写フィルム10を巻き出しながら塗
工室20及び乾燥室21において転写フィルム10の磁
気記録層上の全面にわたって接着剤層を形成し、同一の
ラインで板状の白色硬質塩化ビニルシート8をベルト2
3とロール24によって連続的に搬送しながら転写フィ
ルム10と板状の白色硬質塩化ビニルシート8の片面全
面をラミネートロール22によって圧着して貼り合わ
せ、その後PETフィルムを離型層とともに剥離してロ
ール状に巻き取り磁気記録層、隠蔽層、印刷層及び保護
層を板状の白色塩化ビニルシートに転写して磁気シート
12を作製した(図3a)。次に、磁気シートの磁気層
を設けていない面に磁気カードの裏面に必要な絵柄や文
字の印刷層及び印刷層を保護する保護層を順次形成し、
その後所定のカードのサイズに打ち抜いて磁気カードを
作製した。
【0009】《実施例2》実施例1と同様にして磁気カ
ードの表柄用の転写フィルムを作製した。さらに転写フ
ィルムの磁気記録層の全面にわたってヒートシールラッ
カーを塗布、乾燥し、接着層を設けた。また、表柄用の
転写フィルムと同様にして、1色の印刷層を形成した裏
柄用の転写フィルムも作製した。この裏柄用転写フィル
ムにも磁気記録層の全面にわたり接着層を設けた。この
接着層を設けた転写フィルムと厚さ0.7mm、横35
0mm、縦600mmの板状の白色硬質塩化ビニルシー
ト基材8とを図8に示すような装置を使用して、板状の
白色硬質塩化ビニルシート8の上下からロール状の転写
フィルム10及び11を巻き出すとともに、板状の白色
塩化ビニルシート8をロール26とベルト25によって
連続的に搬送しながらヒートロール27により板状の白
色硬質塩化ビニルシート8の両面全面と転写フィルム1
0及び11の接着層を熱圧着させ、さらにPETフィル
ムを離型層とともに剥離してロール状に巻き取り、磁気
記録層、隠蔽層、印刷層及び保護層を転写して磁気シー
ト13を作製した(図3b)。最後に、磁気シートを所
定のカードのサイズに打ち抜いて磁気カードを作製し
た。
【0010】《実施例3》実施例2と同様にして接着層
を設けた磁気カードの表柄用の転写フィルムを作製し
た。また、離型処理を施した38μmPETフィルムの
離型処理面上全面に保護層と裏柄の印刷層を順次積層し
て、印刷用転写フィルムを作製した。この印刷用転写フ
ィルムの印刷層上にも接着層を設けた。この接着層を設
けた印刷用転写フィルムを実施例2の裏柄用転写フィル
ムの代わりに用い、あとは実施例2と同様の方法により
磁気シート14(図3c)を作製した。最後に、磁気シ
ートを所定のカードのサイズに打ち抜いて磁気カードを
作製した。
【0011】
【発明の効果】本発明により実施例1,2及び3のよう
にして磁気カードを製造することにより、磁気カードを
構成する熱可塑性樹脂シートは基材シート1種類です
み、熱プレス工程が省略され、生産性が向上し、安定し
た性能をもつ磁気カードが製造できた。さらに本発明に
よる方法では、磁気カードに必要な文字や絵柄の印刷及
び保護層の形成がロール状態で行えるため、従来の毎葉
状態の印刷方式に比べ印刷工程の生産性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気カードの製造方法を説明する
ための断面図。
【図2】本発明による磁気カードの製造方法を説明する
ための断面図。
【図3】本発明による磁気カードの製造方法を説明する
ための断面図。
【図4】本発明による磁気カードの製造方法を説明する
ための断面図。
【図5】本発明による磁気カードの製造方法を説明する
ための断面図。
【図6】磁気カードの打ち抜き加工を説明するための斜
視図。
【図7】本発明による磁気カードの製造方法を説明する
ための装置の模式図。
【図8】本発明による磁気カードの製造方法を説明する
ための装置の模式図。
【符号の説明】
1 離型フィルム 2 離型層 3 保護層 4 印刷層 5 隠蔽層 6 磁気記録層 7 接着層 8 基材 10,11,15 転写フィルム 12,13,14 磁気シート 20 塗工室 21 乾燥室 22 ラミネートロール 23,25 搬送用ベルト 24,26 搬送ロール 27 ヒートロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも片面に離型効果を有する熱可
    塑性樹脂製の離型フィルムの離型効果を有する面上に、
    磁気カードに必要な絵柄や文字の印刷層を保護するため
    の保護層、絵柄や文字の印刷層を順次積層し、さらに印
    刷層上に磁気記録層の着色を隠蔽するための隠蔽層と磁
    気記録層を順次積層してこれを転写フィルムとし、厚さ
    0.6mm以上の熱可塑性樹脂からなる基材の両面全面
    と転写フィルムの磁気記録層面とを貼り合わせた後、離
    型フィルムを剥離することで基材の両面全面に磁気記録
    層、隠蔽層、印刷層及び保護層を転写して、その後所定
    の磁気カードの寸法に打ち抜き加工することを特徴とす
    る磁気カードの製造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも片面に離型効果を有する熱可
    塑性樹脂製の離型フィルムの離型効果を有する面上に、
    磁気カードに必要な絵柄や文字の印刷層を保護するため
    の保護層、絵柄や文字の印刷層を順次積層し、さらに印
    刷層上に磁気記録層の着色を隠蔽するための隠蔽層と磁
    気記録層を順次積層してこれを転写フィルムとし、厚さ
    0.6mm以上の熱可塑性樹脂からなる基材の片面全面
    と転写フィルムの磁気記録層面とを貼り合わせた後、離
    型フィルムを剥離することで基材の片面全面に磁気記録
    層、隠蔽層、印刷層及び保護層を転写して磁気シートを
    作製し、その後もう一方の面に印刷層と保護層を順次形
    成して、所定の磁気カードの寸法に打ち抜き加工するこ
    とを特徴とする磁気カードの製造方法。
  3. 【請求項3】 磁気シートの磁気記録層を設けていない
    面の印刷層及び保護層が、転写により形成されているこ
    とを特徴する請求項2記載の磁気カードの製造方法。
JP6307866A 1994-12-12 1994-12-12 磁気カードの製造方法 Pending JPH08167143A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008500212A (ja) * 2004-05-21 2008-01-10 シーエフシー インターナショナル, インク. ラミネートシートの製造方法及び当該方法によって製造される製品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008500212A (ja) * 2004-05-21 2008-01-10 シーエフシー インターナショナル, インク. ラミネートシートの製造方法及び当該方法によって製造される製品

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