JPH08167830A - 不等帯域分割フィルタおよび不等分割帯域合成フィルタの設計方法および装置 - Google Patents
不等帯域分割フィルタおよび不等分割帯域合成フィルタの設計方法および装置Info
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- JPH08167830A JPH08167830A JP31169294A JP31169294A JPH08167830A JP H08167830 A JPH08167830 A JP H08167830A JP 31169294 A JP31169294 A JP 31169294A JP 31169294 A JP31169294 A JP 31169294A JP H08167830 A JPH08167830 A JP H08167830A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設計が容易であり、回路規模と遅延が小さい
不等帯域分割フィルタと不等分割帯域合成フィルタの設
計方法および装置を提供する。 【構成】 所望の帯域よりも狭い帯域を有する複数の帯
域通過フィルタからなる帯域分割フィルタバンクを帯域
分割フィルタ設計装置502で設計し、該複数の帯域通
過フィルタのうち隣接通過帯域を有する複数の帯域通過
フィルタの対応する係数を隣接帯域係数合成装置504
で加算することによって、不等帯域分割フィルタバンク
を設計する。
不等帯域分割フィルタと不等分割帯域合成フィルタの設
計方法および装置を提供する。 【構成】 所望の帯域よりも狭い帯域を有する複数の帯
域通過フィルタからなる帯域分割フィルタバンクを帯域
分割フィルタ設計装置502で設計し、該複数の帯域通
過フィルタのうち隣接通過帯域を有する複数の帯域通過
フィルタの対応する係数を隣接帯域係数合成装置504
で加算することによって、不等帯域分割フィルタバンク
を設計する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力信号を複数の周波
数帯域に分割する帯域分割フィルタ、および複数の周波
数帯域に分割された信号を一つの帯域に合成する帯域合
成フィルタの設計方法および装置に関し、特に複数の周
波数帯域の幅が等しくない不等帯域分割フィルタ、およ
び不等分割帯域合成フィルタの設計方法および装置に関
する。
数帯域に分割する帯域分割フィルタ、および複数の周波
数帯域に分割された信号を一つの帯域に合成する帯域合
成フィルタの設計方法および装置に関し、特に複数の周
波数帯域の幅が等しくない不等帯域分割フィルタ、およ
び不等分割帯域合成フィルタの設計方法および装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】帯域分割フィルタの応用として、オーデ
ィオ符号化、音声符号化、適応フィルタリングなどが知
られている。音声・オーディオ符号化の代表例として、
サブバンド符号化がある。サブバンド符号化では、入力
信号をフィルタバンクと呼ばれる複数の帯域分割フィル
タを用いて帯域分割した後、符号化を行なう。復号に際
しては複数の帯域合成フィルタを用いて全帯域信号を復
元する。一方、サブバンド適応フィルタでは、入力信号
を複数の帯域に分割し、各帯域におけるサブバンド信号
を用いて適応フィルタリングを行なう。帯域分割に続く
信号の間引き処理により、演算量が削減されるだけでな
く、分割された帯域内では全帯域の信号よりスペクトル
平坦度が増すために、適応フィルタの収束が早くなる。
ィオ符号化、音声符号化、適応フィルタリングなどが知
られている。音声・オーディオ符号化の代表例として、
サブバンド符号化がある。サブバンド符号化では、入力
信号をフィルタバンクと呼ばれる複数の帯域分割フィル
タを用いて帯域分割した後、符号化を行なう。復号に際
しては複数の帯域合成フィルタを用いて全帯域信号を復
元する。一方、サブバンド適応フィルタでは、入力信号
を複数の帯域に分割し、各帯域におけるサブバンド信号
を用いて適応フィルタリングを行なう。帯域分割に続く
信号の間引き処理により、演算量が削減されるだけでな
く、分割された帯域内では全帯域の信号よりスペクトル
平坦度が増すために、適応フィルタの収束が早くなる。
【0003】帯域の分割法には、等分割と不等分割があ
る。等分割では分割された各帯域の幅が等しく、不等分
割では等しくない。従って、不等分割特性を用いると、
周波数帯域に応じた帯域幅、すなわち周波数解像度を実
現出来る。このような多重周波数解像度は、音声の性質
や聴覚特性と整合性が高く、音声・オーディオ符号化や
適応フィルタにとって重要である。
る。等分割では分割された各帯域の幅が等しく、不等分
割では等しくない。従って、不等分割特性を用いると、
周波数帯域に応じた帯域幅、すなわち周波数解像度を実
現出来る。このような多重周波数解像度は、音声の性質
や聴覚特性と整合性が高く、音声・オーディオ符号化や
適応フィルタにとって重要である。
【0004】不等分割マルチバンドフィルタバンクの構
成法のうち最も基本的な方法は、低域通過フィルタと高
域通過フィルタを組合わせた2 分割フィルタをTree
状に接続する手法である(アイ・イー・イー・イー ト
ランザクションズ オン アクースティックス スピー
チ アンド シグナルプロセシング(IEEE Transaction
s on Acoustics, Speech and Signal Processing)、1
984年6月号、32巻、522〜531ページ、以
下、文献1とする)。図7に、2分割フィルタを用いた
不等帯域分割フィルタバンクの構成例を示す。
成法のうち最も基本的な方法は、低域通過フィルタと高
域通過フィルタを組合わせた2 分割フィルタをTree
状に接続する手法である(アイ・イー・イー・イー ト
ランザクションズ オン アクースティックス スピー
チ アンド シグナルプロセシング(IEEE Transaction
s on Acoustics, Speech and Signal Processing)、1
984年6月号、32巻、522〜531ページ、以
下、文献1とする)。図7に、2分割フィルタを用いた
不等帯域分割フィルタバンクの構成例を示す。
【0005】入力端子1に供給された帯域fs /2の信
号は、伝達関数 H1 (ejw) の低域通過フィルタ21 と伝達関数 H2 (ejw) の高域通過フィルタ22 に伝達される。低域通過フィル
タ21 からは入力端子1に供給された信号の低域成分
(0〜fs /4)だけが出力され、間引き回路31で1
/2に間引きされる。高域通過フィルタ22 からは入力
端子1に供給された信号の高域成分(fs /4〜fs /
2)だけが出力され、間引き回路32 で1/2に間引き
され、出力端子63 に伝達される。間引き回路31 の出
力はさらに伝達関数 H1 (ejw) の低域通過フィルタ41 と伝達関数 H2 (ejw) の高域通過フィルタ42 に供給され、それぞれの出力と
して得られる低域成分(0〜fs /8)と高域成分(f
s /8〜fs /4)は、さらに間引き回路51 と52 で
それぞれ1/2に間引かれる。間引き回路51 と52 の
出力信号はそれぞれ、出力端子61 と62 に伝達され
る。従って、出力端子61 には帯域0〜fs/8を有し
た低域通過信号が得られる。同様に、出力端子62 と6
3 にはそれぞれ、fs /8〜fs /4に対応した帯域通
過信号とfs /4〜fs /2に対応した高域通過信号が
得られる。
号は、伝達関数 H1 (ejw) の低域通過フィルタ21 と伝達関数 H2 (ejw) の高域通過フィルタ22 に伝達される。低域通過フィル
タ21 からは入力端子1に供給された信号の低域成分
(0〜fs /4)だけが出力され、間引き回路31で1
/2に間引きされる。高域通過フィルタ22 からは入力
端子1に供給された信号の高域成分(fs /4〜fs /
2)だけが出力され、間引き回路32 で1/2に間引き
され、出力端子63 に伝達される。間引き回路31 の出
力はさらに伝達関数 H1 (ejw) の低域通過フィルタ41 と伝達関数 H2 (ejw) の高域通過フィルタ42 に供給され、それぞれの出力と
して得られる低域成分(0〜fs /8)と高域成分(f
s /8〜fs /4)は、さらに間引き回路51 と52 で
それぞれ1/2に間引かれる。間引き回路51 と52 の
出力信号はそれぞれ、出力端子61 と62 に伝達され
る。従って、出力端子61 には帯域0〜fs/8を有し
た低域通過信号が得られる。同様に、出力端子62 と6
3 にはそれぞれ、fs /8〜fs /4に対応した帯域通
過信号とfs /4〜fs /2に対応した高域通過信号が
得られる。
【0006】不等分割マルチバンドフィルタバンクの別
の構成法は、帯域分割フィルタで分割してから間引いた
信号の一部を、補間してから別の帯域合成フィルタで帯
域合成して部分帯域信号を再構成する方法である(アイ
・イー・イー・イー トランザクションズ オン アク
ースティックス スピーチ アンド シグナルプロセシ
ング(IEEE Transactions on Acoustics, Speech and
Signal Processing )、1986年10月号、34巻、
1090〜1096ページ、以下、文献2とする)。図
8に、部分帯域再合成を用いた不等帯域分割フィルタバ
ンクの構成例を示す。
の構成法は、帯域分割フィルタで分割してから間引いた
信号の一部を、補間してから別の帯域合成フィルタで帯
域合成して部分帯域信号を再構成する方法である(アイ
・イー・イー・イー トランザクションズ オン アク
ースティックス スピーチ アンド シグナルプロセシ
ング(IEEE Transactions on Acoustics, Speech and
Signal Processing )、1986年10月号、34巻、
1090〜1096ページ、以下、文献2とする)。図
8に、部分帯域再合成を用いた不等帯域分割フィルタバ
ンクの構成例を示す。
【0007】入力端子1に供給された信号は、帯域通過
フィルタ21 、22 、23 に伝達され、帯域を3等分割
される。すなわち、帯域通過フィルタ21 、22 、23
の出力信号はそれぞれ、0〜fs /6、fs /6〜fs
/3、fs /3〜fs /2を帯域とする帯域通過信号に
帯域分割される。0〜fs /6の帯域通過信号は間引き
回路31 で1/3に間引かれた後、出力端子61 に伝達
される。fs /6〜fs /3を帯域とする信号は、間引
き回路32 で1/3に間引かれた後、乗算器71 に伝達
される。乗算器71 に伝達された信号は、−1を乗算さ
れてスペクトルが反転され、さらに補間回路81 で2倍
に補間されてから伝達関数 G1 (ejw) の帯域通過フィルタ91 に供給される。fs /3〜fs
/2を帯域とする信号は、間引き回路33 で1/3に間
引かれた後、乗算器72 に伝達される。乗算器72 に伝
達された信号は、−1を乗算されてスペクトルが反転さ
れ、さらに補間回路82 で2倍に補間されてから伝達関
数 G2 (ejw) の帯域通過フィルタ92 に供給される。帯域通過フィル
タ91 と92 の出力信号は、加算器10で加算されてf
s /6〜fs /2を帯域とする部分帯域合成信号とな
り、出力端子62 に伝達される。
フィルタ21 、22 、23 に伝達され、帯域を3等分割
される。すなわち、帯域通過フィルタ21 、22 、23
の出力信号はそれぞれ、0〜fs /6、fs /6〜fs
/3、fs /3〜fs /2を帯域とする帯域通過信号に
帯域分割される。0〜fs /6の帯域通過信号は間引き
回路31 で1/3に間引かれた後、出力端子61 に伝達
される。fs /6〜fs /3を帯域とする信号は、間引
き回路32 で1/3に間引かれた後、乗算器71 に伝達
される。乗算器71 に伝達された信号は、−1を乗算さ
れてスペクトルが反転され、さらに補間回路81 で2倍
に補間されてから伝達関数 G1 (ejw) の帯域通過フィルタ91 に供給される。fs /3〜fs
/2を帯域とする信号は、間引き回路33 で1/3に間
引かれた後、乗算器72 に伝達される。乗算器72 に伝
達された信号は、−1を乗算されてスペクトルが反転さ
れ、さらに補間回路82 で2倍に補間されてから伝達関
数 G2 (ejw) の帯域通過フィルタ92 に供給される。帯域通過フィル
タ91 と92 の出力信号は、加算器10で加算されてf
s /6〜fs /2を帯域とする部分帯域合成信号とな
り、出力端子62 に伝達される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】2分割フィルタの設計
だけが必要なTree構成は、分割数を大きくするため
にはフィルタの接続段数を増やす必要があり、回路規模
と遅延が大きくなる。また、部分帯域再合成を用いた構
成法は、帯域を等分割した後、部分帯域を再合成するこ
とによって不等分割を行なうこと、信号のレートを頻繁
に変更する必要があること、帯域等分割フィルタ22 、
23 と部分帯域合成フィルタ91 、92 を別々に設計す
る必要があることから、回路の複雑化、遅延の増大、設
計の困難性増加の問題がある。
だけが必要なTree構成は、分割数を大きくするため
にはフィルタの接続段数を増やす必要があり、回路規模
と遅延が大きくなる。また、部分帯域再合成を用いた構
成法は、帯域を等分割した後、部分帯域を再合成するこ
とによって不等分割を行なうこと、信号のレートを頻繁
に変更する必要があること、帯域等分割フィルタ22 、
23 と部分帯域合成フィルタ91 、92 を別々に設計す
る必要があることから、回路の複雑化、遅延の増大、設
計の困難性増加の問題がある。
【0009】本発明の目的は、設計が容易であり、回路
規模と遅延が小さい不等帯域分割フィルタと不等分割帯
域合成フィルタの設計方法および装置を提供することで
ある。
規模と遅延が小さい不等帯域分割フィルタと不等分割帯
域合成フィルタの設計方法および装置を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、所望の帯域よ
りも狭い帯域を有する複数の帯域通過フィルタからなる
帯域分割フィルタバンクを設計し、該複数の帯域通過フ
ィルタのうち隣接通過帯域を有する複数の帯域通過フィ
ルタの対応する係数を加算することによって、不等帯域
分割フィルタバンクを設計することを特徴とする。
りも狭い帯域を有する複数の帯域通過フィルタからなる
帯域分割フィルタバンクを設計し、該複数の帯域通過フ
ィルタのうち隣接通過帯域を有する複数の帯域通過フィ
ルタの対応する係数を加算することによって、不等帯域
分割フィルタバンクを設計することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、所望の帯域よりも狭い帯
域を有する複数の帯域通過フィルタからなる帯域分割フ
ィルタバンクを設計し、該複数の帯域通過フィルタの係
数をあらかじめ定められた順序に並べ替えて、それぞれ
に対応する複数の帯域通過フィルタからなる帯域合成フ
ィルタバンクを設計し、該帯域合成フィルタバンクを構
成する帯域通過フィルタのうちで隣接通過帯域を有する
複数の帯域通過フィルタの対応する係数を加算すること
によって、不等分割帯域合成フィルタバンクを設計する
ことを特徴とする。
域を有する複数の帯域通過フィルタからなる帯域分割フ
ィルタバンクを設計し、該複数の帯域通過フィルタの係
数をあらかじめ定められた順序に並べ替えて、それぞれ
に対応する複数の帯域通過フィルタからなる帯域合成フ
ィルタバンクを設計し、該帯域合成フィルタバンクを構
成する帯域通過フィルタのうちで隣接通過帯域を有する
複数の帯域通過フィルタの対応する係数を加算すること
によって、不等分割帯域合成フィルタバンクを設計する
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明における不等帯域分割フィルタおよび不
等分割帯域合成フィルタの係数は、隣接帯域の帯域分割
フィルタおよび帯域合成フィルタの係数を加算すること
によって、求められる。
等分割帯域合成フィルタの係数は、隣接帯域の帯域分割
フィルタおよび帯域合成フィルタの係数を加算すること
によって、求められる。
【0013】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例について詳
細に説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すブロ
ック図である。入力端子501には、フィルタ次数、帯
域分割数、遮断周波数などの設計パラメータが供給さ
れ、帯域分割フィルタ設計装置502に伝達される。帯
域分割フィルタ設計装置502では、与えられたパラメ
ータに基づいて、所望の帯域よりも狭い帯域幅を有する
複数の帯域分割フィルタが設計され、それらの係数が隣
接帯域係数合成装置504に伝達される。隣接帯域係数
合成装置504では、帯域分割フィルタ設計装置502
から供給された帯域分割フィルタの係数を用いて不等帯
域分割フィルタが設計され、フィルタ係数が出力端子5
05に伝達される。まず、帯域分割フィルタ設計装置5
02における帯域分割フィルタの設計について説明す
る。
細に説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すブロ
ック図である。入力端子501には、フィルタ次数、帯
域分割数、遮断周波数などの設計パラメータが供給さ
れ、帯域分割フィルタ設計装置502に伝達される。帯
域分割フィルタ設計装置502では、与えられたパラメ
ータに基づいて、所望の帯域よりも狭い帯域幅を有する
複数の帯域分割フィルタが設計され、それらの係数が隣
接帯域係数合成装置504に伝達される。隣接帯域係数
合成装置504では、帯域分割フィルタ設計装置502
から供給された帯域分割フィルタの係数を用いて不等帯
域分割フィルタが設計され、フィルタ係数が出力端子5
05に伝達される。まず、帯域分割フィルタ設計装置5
02における帯域分割フィルタの設計について説明す
る。
【0014】帯域分割フィルタの設計法はいくつか存在
するが、本実施例では基本帯域通過フィルタを設計して
からこれをシフトして帯域分割フィルタを設計する方法
について説明する(アイ・イー・イー・イー トランザ
クションズ オン アクースティックス スピーチ ア
ンド シグナルプロセシング(IEEE Transactions onAc
oustics, Speech and Signal Processing)、1985
年2月号、33巻、203〜218ページ)。この設計
法で設計される帯域分割フィルタの帯域は、等しくな
る。すなわち、等帯域分割フィルタが設計される。設計
は、以下の手続きによって行なわれる。
するが、本実施例では基本帯域通過フィルタを設計して
からこれをシフトして帯域分割フィルタを設計する方法
について説明する(アイ・イー・イー・イー トランザ
クションズ オン アクースティックス スピーチ ア
ンド シグナルプロセシング(IEEE Transactions onAc
oustics, Speech and Signal Processing)、1985
年2月号、33巻、203〜218ページ)。この設計
法で設計される帯域分割フィルタの帯域は、等しくな
る。すなわち、等帯域分割フィルタが設計される。設計
は、以下の手続きによって行なわれる。
【0015】まず、中心周波数fs /4M、帯域fs /
2Mの基本帯域通過フィルタを設計する。基本帯域通過
フィルタは以下の条件を満たし、−fs /4M〜fs /
4Mを通過域とするように設計する。これは、−π/2
M〜π/2Mを通過域とすることに等しい。ここに、M
は分割帯域数、h0 (n)は基本帯域通過フィルタのイ
ンパルス応答、 H0 (ejw) はh0 (n)のフーリエ変換である。
2Mの基本帯域通過フィルタを設計する。基本帯域通過
フィルタは以下の条件を満たし、−fs /4M〜fs /
4Mを通過域とするように設計する。これは、−π/2
M〜π/2Mを通過域とすることに等しい。ここに、M
は分割帯域数、h0 (n)は基本帯域通過フィルタのイ
ンパルス応答、 H0 (ejw) はh0 (n)のフーリエ変換である。
【0016】
【数1】
【0017】式(1)は、基本帯域通過フィルタのパワ
ースペクトルと、基本帯域通過フィルタをπ/Mシフト
したパワースペクトルの和が0≦|w|≦π/Mの間で
1となる事を示しており、分割側で生じた折り返し歪を
合成側でキャンセルする条件となる。式(2)は、π/
Mより高い周波数で振幅が理想的に0となる事を示して
いる。この条件が満たされれば、隣接帯域間の折り返し
歪だけを考慮すればよい。上記の条件は2分割フィルタ
の条件を拡張したものであり、2分割フィルタ設計プロ
グラム(プロシーディングス オブ アイ・シー・エイ
・エス・エス・ピー80(Proceedings of ICASSP 8
0)、1980年、291〜294ページ)を用いて設
計することができる。
ースペクトルと、基本帯域通過フィルタをπ/Mシフト
したパワースペクトルの和が0≦|w|≦π/Mの間で
1となる事を示しており、分割側で生じた折り返し歪を
合成側でキャンセルする条件となる。式(2)は、π/
Mより高い周波数で振幅が理想的に0となる事を示して
いる。この条件が満たされれば、隣接帯域間の折り返し
歪だけを考慮すればよい。上記の条件は2分割フィルタ
の条件を拡張したものであり、2分割フィルタ設計プロ
グラム(プロシーディングス オブ アイ・シー・エイ
・エス・エス・ピー80(Proceedings of ICASSP 8
0)、1980年、291〜294ページ)を用いて設
計することができる。
【0018】次に、基本帯域通過フィルタを周波数シフ
トし、h1 (n)〜hM (n)を得る。ここに、h
i (n)(1≦i≦M)は、i番めの帯域通過フィルタ
のインパルス応答である。M等分割の場合、i番目の分
割フィルタhi (n)の中心周波数はπ(2i−1)/
2Mとなるため、周波数シフト量はπ(2i−1)/2
Mとなる。通常、周波数領域でのシフトは指数関数の乗
算で表されるが、分割フィルタh1 (n)〜hM (n)
が実係数の場合は余弦関数(cos)シフトを用いる事
ができる。本発明では、余弦関数シフトを用いた設計法
を例として、以下の説明を行なう。タップ数Nの等分割
フィルタhi (n)は、タップ数Nの基本帯域通過フィ
ルタh0 (n)を用いて、式(3)により与えられる。
トし、h1 (n)〜hM (n)を得る。ここに、h
i (n)(1≦i≦M)は、i番めの帯域通過フィルタ
のインパルス応答である。M等分割の場合、i番目の分
割フィルタhi (n)の中心周波数はπ(2i−1)/
2Mとなるため、周波数シフト量はπ(2i−1)/2
Mとなる。通常、周波数領域でのシフトは指数関数の乗
算で表されるが、分割フィルタh1 (n)〜hM (n)
が実係数の場合は余弦関数(cos)シフトを用いる事
ができる。本発明では、余弦関数シフトを用いた設計法
を例として、以下の説明を行なう。タップ数Nの等分割
フィルタhi (n)は、タップ数Nの基本帯域通過フィ
ルタh0 (n)を用いて、式(3)により与えられる。
【0019】
【数2】
【0020】θ(i)は折り返し歪をキャンセルするた
めの重要なパラメータであり、式(4)を満たすように
θ(i)を選べばπ/2M〜(π−π/2M)までの振
幅特性は1となる。
めの重要なパラメータであり、式(4)を満たすように
θ(i)を選べばπ/2M〜(π−π/2M)までの振
幅特性は1となる。
【0021】
【数3】
【0022】0〜π/2M、π(1−1/2M)〜πの
振幅特性はθ(1)に依存する。θ(1)を[π/2,
−π/2]のいづれかに選ぶと0とπの点で振幅が0と
なり、θ(1)を[0,π]のいづれかに設定すれば0
とπの点で振幅が6dBになる。このように、θ(1)
を[0,π/2,−π/2,π]のいづれかに設定すれ
ばシステム全体の特性は近似的に1となるが、各フィル
タは直線位相特性となる。θ(1)を[π/4,−π/
4,3π/4,−3π/4]のいづれかとするとシステ
ム全体の特性は完全に1となる。しかし、各フィルタは
直線位相特性とならない。
振幅特性はθ(1)に依存する。θ(1)を[π/2,
−π/2]のいづれかに選ぶと0とπの点で振幅が0と
なり、θ(1)を[0,π]のいづれかに設定すれば0
とπの点で振幅が6dBになる。このように、θ(1)
を[0,π/2,−π/2,π]のいづれかに設定すれ
ばシステム全体の特性は近似的に1となるが、各フィル
タは直線位相特性となる。θ(1)を[π/4,−π/
4,3π/4,−3π/4]のいづれかとするとシステ
ム全体の特性は完全に1となる。しかし、各フィルタは
直線位相特性とならない。
【0023】このようにして帯域分割フィルタ設計装置
502で得られた帯域通過フィルタを、所望の通過帯域
幅に応じて隣接帯域係数合成装置504で、隣接する帯
域通過フィルタと並列合成する。FIRフィルタの並列
合成であるため、対応する帯域通過フィルタのインパル
ス応答を加算すればよい。i番目とi+1番目の帯域通
過フィルタを並列合成する際に、合成された帯域通過フ
ィルタのインパルス応答hi,i+1 (n)は、次式で表わ
される。
502で得られた帯域通過フィルタを、所望の通過帯域
幅に応じて隣接帯域係数合成装置504で、隣接する帯
域通過フィルタと並列合成する。FIRフィルタの並列
合成であるため、対応する帯域通過フィルタのインパル
ス応答を加算すればよい。i番目とi+1番目の帯域通
過フィルタを並列合成する際に、合成された帯域通過フ
ィルタのインパルス応答hi,i+1 (n)は、次式で表わ
される。
【0024】 hi,i+1 (n)=hi (n)+hi+1 (n), 0≦n≦N−1 (5) ただし、帯域通過フィルタの並列合成は、次の条件を満
たす必要がある。分割帯域数Mに対して、i番目とi+
1番目のフィルタを並列合成する事を考える。並列合成
後の最大間引き率は2/Mとなり、並列合成後のフィル
タは周波数2πi/M(i=1〜M/2−1)を中心に
スペクトルの折り返しが生じる。従って、これらの周波
数を通過域とする事はできない。すなわち、周波数2π
i/M(i=1〜M/2−1)を挟んで通過帯域が隣接
する帯域通過フィルタを並列合成する事はできない。以
上の条件を満たせば、2以上の帯域を並列合成すること
もできる。
たす必要がある。分割帯域数Mに対して、i番目とi+
1番目のフィルタを並列合成する事を考える。並列合成
後の最大間引き率は2/Mとなり、並列合成後のフィル
タは周波数2πi/M(i=1〜M/2−1)を中心に
スペクトルの折り返しが生じる。従って、これらの周波
数を通過域とする事はできない。すなわち、周波数2π
i/M(i=1〜M/2−1)を挟んで通過帯域が隣接
する帯域通過フィルタを並列合成する事はできない。以
上の条件を満たせば、2以上の帯域を並列合成すること
もできる。
【0025】図2は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。図2は、本発明の第1の実施例のブロック
図である図1において、帯域分割フィルタ設計装置50
2と隣接帯域係数合成装置504の間に係数並べ替え装
置503を具備した構成となっている。係数並べ替え装
置503は、等帯域分割フィルタ設計装置502から供
給された複数の帯域通過フィルタのインパルス応答を、
あらかじめ定められた順序に並べ替えることによって、
帯域合成フィルタのインパルス応答を求める。隣接帯域
係数合成装置504では、係数並べ替え装置503から
供給された帯域合成フィルタの係数を用いて不等分割帯
域合成フィルタが設計され、フィルタ係数が出力端子5
05に伝達される。
ク図である。図2は、本発明の第1の実施例のブロック
図である図1において、帯域分割フィルタ設計装置50
2と隣接帯域係数合成装置504の間に係数並べ替え装
置503を具備した構成となっている。係数並べ替え装
置503は、等帯域分割フィルタ設計装置502から供
給された複数の帯域通過フィルタのインパルス応答を、
あらかじめ定められた順序に並べ替えることによって、
帯域合成フィルタのインパルス応答を求める。隣接帯域
係数合成装置504では、係数並べ替え装置503から
供給された帯域合成フィルタの係数を用いて不等分割帯
域合成フィルタが設計され、フィルタ係数が出力端子5
05に伝達される。
【0026】係数並べ替え装置503は、等帯域分割フ
ィルタの係数h1 (n)〜hM (n)を並べ替えること
により、帯域合成フィルタg1 (n)〜gM (n)を設
計する。帯域合成フィルタのインパルス応答gi (n)
は、以下の式で示される様に対応する帯域分割フィルタ
の係数hi (n)を逆順序に並べ変えて得られる(文献
1)。ただし、αは間引き率であり最大間引きの時はα
=Mとなる。
ィルタの係数h1 (n)〜hM (n)を並べ替えること
により、帯域合成フィルタg1 (n)〜gM (n)を設
計する。帯域合成フィルタのインパルス応答gi (n)
は、以下の式で示される様に対応する帯域分割フィルタ
の係数hi (n)を逆順序に並べ変えて得られる(文献
1)。ただし、αは間引き率であり最大間引きの時はα
=Mとなる。
【0027】 gi (n)=αhi (N−1−n) i=1〜M,n=0〜N−1 (6) 次に、具体例を用いて、不等帯域分割フィルタと不等分
割帯域合成フィルタの設計について説明する。帯域0〜
πを、0〜π/4、π/4〜π/2、π/2〜3π/
4、3π/4〜πの4帯域に等分割するための帯域分割
フィルタ係数h1(n)〜h4 (n)から、0〜π/
4、π/4〜π/2、π/2〜πの3帯域に不等分割す
るための帯域分割フィルタh1 (n)、h2 (n)、h
3,4 (n)を生成する場合を想定する。合成された帯域
に対応した帯域通過フィルタのインパルス応答h
3,4 (n)は、 h3,4 (n)=h3 (n)+h4 (n) n=0〜N−1 (7) で与えられる。h1 (n)とh2 (n)はそのままで、
変更の必要はない。
割帯域合成フィルタの設計について説明する。帯域0〜
πを、0〜π/4、π/4〜π/2、π/2〜3π/
4、3π/4〜πの4帯域に等分割するための帯域分割
フィルタ係数h1(n)〜h4 (n)から、0〜π/
4、π/4〜π/2、π/2〜πの3帯域に不等分割す
るための帯域分割フィルタh1 (n)、h2 (n)、h
3,4 (n)を生成する場合を想定する。合成された帯域
に対応した帯域通過フィルタのインパルス応答h
3,4 (n)は、 h3,4 (n)=h3 (n)+h4 (n) n=0〜N−1 (7) で与えられる。h1 (n)とh2 (n)はそのままで、
変更の必要はない。
【0028】図3は4等帯域分割/合成フィルタ、図4
は3不等帯域分割/合成フィルタのブロック図である。
図3おいて、帯域分割フィルタバンク202によって帯
域0〜πが0〜π/4、π/4〜π/2、π/2〜3π
/4、3π/4〜πの4帯域に等分割され、帯域合成フ
ィルタバンク302によって帯域0〜πに合成される。
合成用の帯域通過フィルタ81 、82 、83 、84 の出
力は、加算器11で加算された後、出力端子100に伝
達される。図4おいては、帯域分割フィルタバンク20
3によって帯域0〜πが0〜π/4、π/4〜π/2、
π/2〜πの3帯域に不等分割され、帯域合成フィルタ
バンク303によって帯域0〜πに合成される。
は3不等帯域分割/合成フィルタのブロック図である。
図3おいて、帯域分割フィルタバンク202によって帯
域0〜πが0〜π/4、π/4〜π/2、π/2〜3π
/4、3π/4〜πの4帯域に等分割され、帯域合成フ
ィルタバンク302によって帯域0〜πに合成される。
合成用の帯域通過フィルタ81 、82 、83 、84 の出
力は、加算器11で加算された後、出力端子100に伝
達される。図4おいては、帯域分割フィルタバンク20
3によって帯域0〜πが0〜π/4、π/4〜π/2、
π/2〜πの3帯域に不等分割され、帯域合成フィルタ
バンク303によって帯域0〜πに合成される。
【0029】図5は、図3に対応した各等帯域分割フィ
ルタの振幅特性である。また、図6は図4に対応した各
不等帯域分割フィルタの振幅特性である。図5における
第3番目の帯域通過フィルタインパルス応答h3 (n)
と第4番目の帯域通過フィルタインパルス応答h
4 (n)を並列合成することにより、図6における第3
番目の帯域通過フィルタインパルス応答h3,4 (n)が
得られる。
ルタの振幅特性である。また、図6は図4に対応した各
不等帯域分割フィルタの振幅特性である。図5における
第3番目の帯域通過フィルタインパルス応答h3 (n)
と第4番目の帯域通過フィルタインパルス応答h
4 (n)を並列合成することにより、図6における第3
番目の帯域通過フィルタインパルス応答h3,4 (n)が
得られる。
【0030】以上、基本帯域通過フィルタを周波数シフ
トすることによって等帯域分割フィルタを設計する方法
を例として本発明の実施例について詳細に説明してき
た。同様の原理で本発明は、別の方法で設計された帯域
分割フィルタの係数を並列合成することもできる。並列
合成するために用いる帯域分割フィルタは等帯域分割で
ある必要はなく、例えば電子情報通信学会論文誌J72
−A、第10号、1989年10月、1510〜151
8ページ、第6回ディーエスピー(DSP)シンポジウ
ム講演論文集1991年、269〜274ページ、第7
回ディーエスピー(DSP)シンポジウム講演論文集1
992年、202〜207ページ、に記載された不等帯
域分割フィルタも使用することができる。
トすることによって等帯域分割フィルタを設計する方法
を例として本発明の実施例について詳細に説明してき
た。同様の原理で本発明は、別の方法で設計された帯域
分割フィルタの係数を並列合成することもできる。並列
合成するために用いる帯域分割フィルタは等帯域分割で
ある必要はなく、例えば電子情報通信学会論文誌J72
−A、第10号、1989年10月、1510〜151
8ページ、第6回ディーエスピー(DSP)シンポジウ
ム講演論文集1991年、269〜274ページ、第7
回ディーエスピー(DSP)シンポジウム講演論文集1
992年、202〜207ページ、に記載された不等帯
域分割フィルタも使用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によって、
不等帯域分割フィルタおよび不等分割帯域合成フィルタ
の係数を、隣接帯域の帯域分割フィルタおよび帯域合成
フィルタの係数を加算することによって求めることが可
能となり、設計が容易で、回路規模と遅延が小さい不等
帯域分割フィルタと不等分割帯域合成フィルタの設計方
法および装置を提供することができる。
不等帯域分割フィルタおよび不等分割帯域合成フィルタ
の係数を、隣接帯域の帯域分割フィルタおよび帯域合成
フィルタの係数を加算することによって求めることが可
能となり、設計が容易で、回路規模と遅延が小さい不等
帯域分割フィルタと不等分割帯域合成フィルタの設計方
法および装置を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図。
【図3】4等分割による帯域分割/合成のブロック図。
【図4】3不等分割による帯域分割/合成のブロック
図。
図。
【図5】図3の4等分割を示すスペクトル図。
【図6】図4の3不等分割を示すスペクトル図。
【図7】2分割フィルタのTree状接続による従来例
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図8】部分帯域再合成による従来例を示すブロック
図。
図。
1,501 入力端子 21 ,22 ,23 ,24 ,23,4 ,41 ,42 帯域分
割フィルタ 31 ,32 ,33 ,34 ,33,4 ,51 ,52 間引き
回路 71 ,72 ,73 ,74 ,73,4 補間回路 81 ,82 ,83 ,84 ,83,4 帯域合成フィルタ 10,11 加算器 61 ,62 ,63 ,100,505 出力端子 502 帯域分割フィルタ設計装置 503 係数並べ替え装置 504 隣接帯域係数合成装置
割フィルタ 31 ,32 ,33 ,34 ,33,4 ,51 ,52 間引き
回路 71 ,72 ,73 ,74 ,73,4 補間回路 81 ,82 ,83 ,84 ,83,4 帯域合成フィルタ 10,11 加算器 61 ,62 ,63 ,100,505 出力端子 502 帯域分割フィルタ設計装置 503 係数並べ替え装置 504 隣接帯域係数合成装置
Claims (10)
- 【請求項1】入力信号を帯域幅が等しくない複数帯域に
分割して出力する不等帯域分割フィルタバンクを有限イ
ンパルス応答(FIR)フィルタにより求める際に、 所望の帯域よりも狭い帯域を有する複数の帯域通過フィ
ルタからなる帯域分割フィルタバンクを求め、該複数の
帯域通過フィルタのうち隣接通過帯域を有する複数の帯
域通過フィルタの対応する係数を加算することによっ
て、不等帯域分割フィルタバンクを求めることを特徴と
する不等帯域分割フィルタの設計方法。 - 【請求項2】周波数fs で標本化された入力信号をfs
/2M(Mは整数)の整数倍を帯域とする複数帯域に分
割して出力する不等帯域分割フィルタバンクを有限イン
パルス応答(FIR)フィルタにより求める際に、 帯域fs /2Mを有する複数の帯域通過フィルタからな
る等帯域分割フィルタバンクを求め、該複数の帯域通過
フィルタのうち隣接通過帯域を有する複数の帯域通過フ
ィルタの対応する係数を加算することによって、不等帯
域分割フィルタバンクを求めることを特徴とする不等帯
域分割フィルタの設計方法。 - 【請求項3】前記複数の帯域通過フィルタは、中心周波
数fs /4M、帯域fs /2Mの基本帯域通過フィルタ
をfs /2Mの整数倍だけ周波数シフトした複数の周波
数シフト帯域通過フィルタとして求めることを特徴とす
る請求項1又は2に記載の不等帯域分割フィルタの設計
方法。 - 【請求項4】帯域幅が等しくない複数帯域の帯域分割信
号を単一信号に合成して出力する不等分割帯域合成フィ
ルタバンクを有限インパルス応答(FIR)フィルタに
より求める際に、 所望の帯域よりも狭い帯域を有する複数の帯域通過フィ
ルタからなる帯域分割フィルタバンクを求め、該複数の
帯域通過フィルタの係数をあらかじめ定められた順序に
並べ替えて、それぞれに対応する複数の帯域通過フィル
タからなる帯域合成フィルタバンクを求め、該帯域合成
フィルタバンクを構成する帯域通過フィルタのうちで隣
接通過帯域を有する複数の帯域通過フィルタの対応する
係数を加算することによって、不等分割帯域合成フィル
タバンクを求めることを特徴とする不等分割帯域合成フ
ィルタの設計方法。 - 【請求項5】fs /2Mの整数倍を帯域とする複数帯域
の帯域分割信号を周波数fs で標本化された信号に合成
して出力する不等分割帯域合成フィルタバンクを有限イ
ンパルス応答(FIR)フィルタにより求める際に、 帯域fs /2Mを有する複数の帯域通過フィルタからな
る等帯域分割フィルタバンクを求め、該複数の帯域通過
フィルタの係数をあらかじめ定められた順序に並べ替え
て、それぞれに対応する複数の帯域通過フィルタからな
る等分割帯域合成フィルタバンクを求め、該等分割帯域
合成フィルタバンクを構成する帯域通過フィルタのうち
で隣接通過帯域を有する複数の帯域通過フィルタの対応
する係数を加算することによって、不等分割帯域合成フ
ィルタバンクを求めることを特徴とする不等分割帯域合
成フィルタの設計方法。 - 【請求項6】前記複数の帯域通過フィルタは、中心周波
数fs /4M、帯域fs /2Mの基本帯域通過フィルタ
をfs /2Mの整数倍だけ周波数シフトした複数の周波
数シフト帯域通過フィルタとして求めることを特徴とす
る請求項4又は5に記載の不等分割帯域合成フィルタの
設計方法。 - 【請求項7】入力信号を所望の帯域よりも狭い帯域を有
する複数帯域に分割して出力する複数の有限インパルス
応答(FIR)フィルタを求め該複数のフィルタ係数を
対応する複数の係数ベクトルとして出力する帯域分割フ
ィルタ設計手段と、該複数の係数ベクトルのうち隣接す
る複数帯域の係数ベクトルを加算して、該隣接する複数
の帯域を合成して得られる合成帯域に対応した合成帯域
係数ベクトルを計算する隣接帯域係数合成手段とを備
え、該合成帯域係数ベクトルを帯域分割フィルタの係数
として出力することを特徴とする不等帯域分割フィルタ
設計装置。 - 【請求項8】前記帯域分割フィルタ設計手段は、周波数
fs で標本化された入力信号をfs/2Mを帯域とする
複数帯域に等分割して出力する複数の有限インパルス応
答(FIR)フィルタを求め、該複数のフィルタ係数を
対応する複数の係数ベクトルとして出力することを特徴
とする請求項7に記載の不等帯域分割フィルタ設計装
置。 - 【請求項9】入力信号を所望の帯域よりも狭い帯域を有
する複数帯域に分割して出力する複数の有限インパルス
応答(FIR)フィルタを求め該複数のフィルタ係数を
対応する複数の係数ベクトルとして出力する帯域分割フ
ィルタ設計手段と、該係数ベクトルの要素をあらかじめ
定められた順序に並べ替えて出力する係数並べ替え手段
と、該並べ替えられた複数の係数ベクトルのうち隣接す
る複数帯域の係数ベクトルを加算して、該隣接する複数
の帯域を合成して得られる合成帯域に対応した合成帯域
係数ベクトルを計算する隣接帯域係数合成手段とを備
え、該合成帯域係数ベクトルを帯域合成フィルタの係数
として出力することを特徴とする不等分割帯域合成フィ
ルタ設計装置。 - 【請求項10】前記帯域分割フィルタ設計手段は、周波
数fs で標本化された入力信号をfs/2Mを帯域とす
る複数帯域に等分割して出力する複数の有限インパルス
応答(FIR)フィルタを求め、該複数のフィルタ係数
を対応する複数の係数ベクトルとして出力することを特
徴とする請求項9に記載の不等分割帯域合成フィルタ設
計装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31169294A JPH08167830A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 不等帯域分割フィルタおよび不等分割帯域合成フィルタの設計方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31169294A JPH08167830A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 不等帯域分割フィルタおよび不等分割帯域合成フィルタの設計方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08167830A true JPH08167830A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18020323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31169294A Pending JPH08167830A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 不等帯域分割フィルタおよび不等分割帯域合成フィルタの設計方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08167830A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114039576A (zh) * | 2021-09-22 | 2022-02-11 | 中国电子科技集团公司第二十九研究所 | 一种电子系统抑制杂波的方法 |
| EP4068638A4 (en) * | 2019-12-31 | 2022-12-21 | Huawei Technologies Co., Ltd. | COMMUNICATION DEVICE AND NETWORK DEVICE |
| CN115694673A (zh) * | 2022-10-27 | 2023-02-03 | 中电科思仪科技股份有限公司 | 一种宽带信号分析仪及带内平坦度的补偿方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6313414A (ja) * | 1986-07-03 | 1988-01-20 | Nec Corp | Firデイジタルフイルタ |
-
1994
- 1994-12-15 JP JP31169294A patent/JPH08167830A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6313414A (ja) * | 1986-07-03 | 1988-01-20 | Nec Corp | Firデイジタルフイルタ |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4068638A4 (en) * | 2019-12-31 | 2022-12-21 | Huawei Technologies Co., Ltd. | COMMUNICATION DEVICE AND NETWORK DEVICE |
| CN114039576A (zh) * | 2021-09-22 | 2022-02-11 | 中国电子科技集团公司第二十九研究所 | 一种电子系统抑制杂波的方法 |
| CN114039576B (zh) * | 2021-09-22 | 2023-06-02 | 中国电子科技集团公司第二十九研究所 | 一种电子系统抑制杂波的方法 |
| CN115694673A (zh) * | 2022-10-27 | 2023-02-03 | 中电科思仪科技股份有限公司 | 一种宽带信号分析仪及带内平坦度的补偿方法 |
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