JPH081678Y2 - 酒造米液化もろみの醗酵装置 - Google Patents

酒造米液化もろみの醗酵装置

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JPH081678Y2
JPH081678Y2 JP1991051010U JP5101091U JPH081678Y2 JP H081678 Y2 JPH081678 Y2 JP H081678Y2 JP 1991051010 U JP1991051010 U JP 1991051010U JP 5101091 U JP5101091 U JP 5101091U JP H081678 Y2 JPH081678 Y2 JP H081678Y2
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JP
Japan
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main stirring
fermenter
stirring shaft
fermentation tank
fixed
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Application number
JP1991051010U
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JPH0523897U (ja
Inventor
哲之 横山
Original Assignee
株式会社横山エンジニアリング
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は醗酵槽内において粒状
物、混合液の剪断、撹拌混合を向上させて高濃度の液化
もろみを製造する酒造米液化もろみの醗酵装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、酒造米液化もろみの醗酵装置にあ
っては、醗酵槽内に主撹拌軸を回転自在に設置し、該主
撹拌軸に板状の主撹拌翼を固設したものが見受けられる
が、かかる装置は醗酵槽内において主撹拌翼の端縁によ
り粒状物、混合液の剪断、撹拌混合をなしているに過ぎ
ないために混合液を充分に撹拌することが出来ず、よっ
て多量の酒母を必要として高濃度の液化もろみを造るこ
とが出来ず、アルコール度が低く、又多量の液化もろみ
を処理しなければならない欠点を有していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は醗酵槽内の主
撹拌軸に撹拌効率の高いパドル型の主撹拌翼を複数固設
し、粒状物、混合液を効率よく剪断、撹拌混合させて高
濃度の液化もろみを造る酒造米液化もろみの醗酵装置に
おける撹拌翼を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記従来技術
に基づく、高濃度の液化もろみを造る課題に鑑み、温度
調節可能なジャケット部を有する醗酵槽において、回転
自在なる主撹拌軸に複数のパドル型主撹拌翼を交差状に
固設すると共に、醗酵槽下部に設けた軸受け部に主撹拌
軸の先端部を装着したことによって粒状物、混合液を剪
断し、効率良く流動させ、醗酵槽内のすみずみまで均一
性を保持した撹拌混合を行い、高濃度の液化もろみを製
造する様にし、しかもパドル型は水力バランスがとりに
くく、運転中に振れを生じ易いが、複数のパドル型主撹
拌翼が相互に交差状にあるため、全体の水力バランスを
安定させると共に、主撹拌軸の先端部を醗酵槽の底部に
設けた軸受け部で支持して、運転中の主撹拌軸の振れを
防止する様にして、上記欠点を解決せんとしたものであ
る。
【0005】
【作用】本考案にあっては、醗酵槽内に原料投入口より
米液化液、麹、酒母を投入し、主撹拌軸に固設した複数
のパドル型主撹拌翼を回転させることによって、米液化
液、麹、酒母の混合液は、パドル型主撹拌翼の遠心効果
により剪断混合されると共に外側に流動し、又醗酵槽の
外周部では上方に流動して全体的に渦巻き状に流動して
撹拌混合され、粒状物、混合液が剪断されて効率良く醗
酵槽内を流動して醗酵槽内のすみずみまで均一性を保持
させた撹拌混合を行い、又ジャケット部により醗酵槽内
の温度調節をして醗酵温度を維持させる。尚、各パドル
型主撹拌翼は主撹拌軸に交差状に固設することにより、
全体の水力バランスを安定させ、主撹拌軸の先端部を醗
酵槽の底部に設けた軸受け部の支持により、運転中の主
撹拌軸の振れを防止している。
【0006】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1は米液化液、麹、酒母を一定の割合で配合し
醗酵処理する酒造米液化もろみの醗酵槽であり、外周
には、温水若しくは冷水等が供給される加熱・冷却ノズ
ル2、2a…を装備して醗酵槽1内の温度調節を可能と
なしたジャケット部3を付設し、又醗酵槽1上部には原
料投入口4を設けると共に、下部には処理液出口5を設
け、該処理液出口5に着脱自在なる点検口6を設置して
いる。
【0007】7は醗酵槽1の中央部に垂直に回転自在に
設置した主撹拌軸であり、該主撹拌軸7の上端は醗酵槽
1より突出して駆動部8に連結し、又主撹拌軸7の先端
部を前記点検口6に固設した軸受け部9に着脱自在に
している。
【0008】10、10a…は2枚の遠心効果を有する
平板状の羽根11、11aを斜めに設けてなる撹拌効率
の最も高いパドル型の主撹拌翼であり、該主撹拌翼1
0、10a…は醗酵槽1内において主撹拌軸7の中央部
より下方に3段に固設され、上段の主撹拌翼10に対
し、中段の主撹拌翼10aは90度位相して取付けら
れ、又中段の主撹拌翼10aに対し、下段の主撹拌翼1
0bは90度位相して相互が交差状となる様に取付けら
れている。
【0009】尚、本実施例において、主撹拌翼10、10a
…は主撹拌軸7に3段固設したものを示したが、主撹拌
軸7に固設する主撹拌翼10、10a …は2段以上に複数固
設しても良い。
【0010】又、醗酵槽1内側部の原料投入口4近傍位
置には、撹拌により生じる渦流を防止し、撹拌効率を高
める為に、バッフル板12を醗酵槽1の中心に向かって、
且つ醗酵槽1の側壁との間に空間をもたせて垂直に固設
すると共に、外部よりガスを吹き込み可能となしたガス
吹込パイプ13を垂直に固設している。
【0011】14は点検又は清掃の目的で醗酵槽1を出入
りする際に、原料投入口4から昇降容易となすタラップ
であり、該タラップ14の踏板15、15a …を醗酵槽1の側
壁に固設すると共に、タラップ14を前記バッフル板12と
ガス吹込パイプ13に固設している。
【0012】尚、16はカップリング、17はサンプリング
口である。
【0013】次に本考案に係る酒造米液化もろみの醗酵
装置の作用について説明すると、醗酵槽1内に原料投入
口より米液化液、麹、酒母を投入し、駆動部8を作動さ
せて主撹拌翼10、10a…を回転させると共に、ガス
吹込パイプ13よりガスを吹き込み、又ジャケット部3
に加熱・冷却ノズル2、2a…より温水、冷水を通すこ
とにより醗酵温度を維持させる。
【0014】米液化液、麹、酒母の混合液は、パドル型
の主撹拌翼10、10a…の遠心効果により剪断混合さ
れると共に外側に流動し、又醗酵槽1の外周部では上方
に流動して全体的に渦巻き状に流動して撹拌混合され、
粒状物、混合液が剪断されて効率良く醗酵槽1内を流動
して醗酵槽1内のすみずみまで均一性を保持させた撹拌
混合を行っている。
【0015】そして、撹拌によって生じる混合液の流動
がバッフル板12により邪魔されて対流を起こし、これ
により渦流を防止し、又バッフル板12と醗酵槽1の側
壁との空間にタラップ14の踏板15、15a…が横架
されているため、バッフル板12のまわりと背後の流れ
がよくなり、かかる対流撹拌の中心部でガス吹込パイプ
13からのガスが供給されるため、混合液全体を均一に
温度調節させると共に、撹拌効率の向上を図っている。
【0016】又、タラップ14は前記の作用を奏するばか
りでなく、点検又は清掃時毎に醗酵槽1内に出し入れす
る手間を省いている。
【0017】又、各主撹拌翼10、10a…が相互に交
差状に設けられていることにより、全体的に安定した水
力バランスを保持させると共に、主撹拌軸7の先端部が
軸受け部9にて受承されていることにより、撹拌混合中
の主撹拌軸7の回転による振れを防止し、又軸受け部9
は主撹拌軸7の先端部に着脱自在に装着されているの
で、軸受け部9が固設されている点検口6を処理液出口
5より取り外すことにより、軸受け部9のメンテナンス
を行えるのである。
【0018】
【考案の効果】要するに本考案は、温度調節可能なジャ
ケット部3を有する醗酵槽1において、回転自在なる主
撹拌軸7に複数のパドル型主撹拌翼10、10a…を交
差状に固設すると共に、醗酵槽1下部に設けた軸受け部
9に主撹拌軸7の先端部を装着したので、複数のパドル
型主撹拌翼10、10a…が相互に交差状にあるため、
単一のパドル型では水力バランスがとりにくく、運転中
に振れを生じ易い欠点を解消して全体の水力バランスを
安定させ、しかも主撹拌軸7の先端部を醗酵槽1の底部
に設けた軸受け部9で支持しているため、運転中に主撹
拌軸7の振れを防止でき、例えばパドル型主撹拌翼にス
タビライザーを取り付けて横向きの抵抗力を増すことに
より、運転時の振動を防止する必要がないため、スタビ
ライザーによる撹拌混合の効率低下をも防止でき、更に
この様な付属品の取付け、醗酵槽内における設置スペー
スの確保等の設計及び製造上の余分な手間や製造コスト
を低減できる。 したがって、本考案によれば、醗酵槽1
内において複数のパドル型主撹拌翼10、10a…の回
転により生ずる遠心効果が期待できるため、これにより
粒状物、混合液は剪断混合されると共に外側に流動し、
又醗酵槽1の外周部では上方に流動して全体的に渦巻き
状に流動して撹拌混合され、醗酵槽1内のすみずみまで
均一性を保持させた効率の良い撹拌混合を可能とし、よ
って高濃度の液化もろみを製造できる等その実用的効果
甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る酒造米液化もろみの醗酵装置の構
造を示す簡略図である。
【図2】図1の平面図である。
【符号の説明】
1 醗酵槽 3 ジャケット部 7 主撹拌軸 10、10a … パドル型主撹拌翼

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度調節可能なジャケット部を有する醗
    酵槽において、回転自在なる主撹拌軸に複数のパドル型
    主撹拌翼を交差状に固設すると共に、醗酵槽下部に設け
    た軸受け部に主撹拌軸の先端部を装着したことを特徴と
    する酒造米液化もろみの醗酵装置。
JP1991051010U 1991-06-05 1991-06-05 酒造米液化もろみの醗酵装置 Expired - Lifetime JPH081678Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991051010U JPH081678Y2 (ja) 1991-06-05 1991-06-05 酒造米液化もろみの醗酵装置

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JPH0523897U JPH0523897U (ja) 1993-03-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0328907Y2 (ja) * 1986-02-25 1991-06-20
JPS62289168A (ja) * 1986-06-06 1987-12-16 Motomura Seisakusho:Kk 酒類の製造法及びその装置
JPH0777607B2 (ja) * 1987-05-13 1995-08-23 チッソ株式会社 撹拌流動槽
JPH0347068A (ja) * 1989-07-14 1991-02-28 Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd 植物組織培養槽

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JPH0523897U (ja) 1993-03-30

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