JPH08168280A - 電動機の速度制御装置並びに速度及び位置制御装置 - Google Patents
電動機の速度制御装置並びに速度及び位置制御装置Info
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- JPH08168280A JPH08168280A JP6305012A JP30501294A JPH08168280A JP H08168280 A JPH08168280 A JP H08168280A JP 6305012 A JP6305012 A JP 6305012A JP 30501294 A JP30501294 A JP 30501294A JP H08168280 A JPH08168280 A JP H08168280A
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Abstract
じず、かつ負荷機械のイナーシャが変化しても所望の応
答が得られる電動機の速度制御を行なう。 【構成】 第1の速度制御回路16によって第1のトル
ク信号を得、補償トルク演算回路14によって補償トル
ク信号を得、第1のトルク信号から補償トルク信号を減
じて第3のトルク信号を得る。また、第3のトルク信号
から模擬伝達トルク信号を減じた信号を入力した電動機
模擬回路13によって第1の模擬速度信号を出力し、模
擬伝達トルク信号を入力した負荷機械模擬回路9によっ
て第2の速度信号を出力し、前記第1の模擬速度信号と
前記第2の速度信号とからトルク伝達機構模擬回路10
が模擬伝達トルク信号を出力する。次に、第2の速度制
御回路9から出力された第2のトルク信号と前記第3の
トルク信号とを合算してトルク指令信号を出力して、そ
のトルク指令信号に基づいて電動機のトルクを制御す
る。
Description
おけるX−Yテーブルや産業ロボットのアームのような
負荷機械を駆動する電動機の速度および位置制御装置に
関するものである。
門全国大会講演論文集No.201「電動機の規範モデ
ル追従制御方式」に示された従来の電動機の速度制御装
置を示すブロック図である。同図において、1は負荷と
なる機械類を駆動する電動機、2はこの電動機1に接続
されたトルク伝達機構、3はトルク伝達機構2に接続さ
れ電動機1によって駆動される負荷機械、4は電動機1
に接続され電動機1の実速度ωMを検出する速度検出器
である。
と電動機1の模擬速度信号(電動機1の速度を模擬的に
作成している)ωAとの偏差信号を出力するための減算
器、51は速度指令信号ωM*と電動機1の模擬速度信号
ωAの偏差信号(ωM*ーωA)に基づき第1のトルク信号T
1*を出力する第1の速度制御回路、52は前記第1のト
ルク信号T1*に基づき前記電動機の模擬速度信号ωAを
出力する機械系模擬回路、54は前記模擬信号ωAと電
動機1の実速度信号ωMとの偏差信号を作るための減算
器、53は減算器54で減算された前記模擬速度信号ω
Aと電動機の実際の速度ωMとの偏差信号(ωAーωM)に基
づき第2のトルク信号T2*を出力する第2の速度制御回
路、55は第1のトルク信号T1*と第2のトルク信号T
2*とを加算してトルク指令信号TM*を出力する加算器、
5はトルク指令信号TM*に基づいて電動機1を制御する
トルク制御回路である。
から速度指令信号ωM*が入力されると減算器50におい
て、この速度指令信号ωM*と機械系模擬回路52からの
模擬速度信号ωA との偏差信号(ωM*−ωA )を作成
し、第1の速度制御回路51に供給する。第1の速度制
御回路51は前記偏差信号(ωM*−ωA )をゲインkv1
で比例増幅して第1のトルク信号T1*を出力する。機械
系模擬回路52は、電動機1とトルク伝達機構2と負荷
機械3の3つのイナーシャを合算したイナーシャJA で
モデル化したものであり、前記第1のトルク信号T1*を
入力して積分し模擬速度信号ωAを出力する。この減算
器50、第1の速度制御回路51、機械系模擬回路52
から成る回路系統において模擬速度信号ωA が速度指令
信号ωM*に追従するように制御される。
令信号ωM*を変えると、模擬速度信号ωA と速度指令信
号ωM*との間に速度のずれが生じる。この場合、模擬速
度信号ωA が速度指令信号ωM*よりも遅い時には減算器
50の出力である速度指令信号ωM*と模擬速度信号ωA
との偏差(ωM* −ωA )は正の値を示し、これが第1
の速度制御回路51においてゲインkv1で比例増幅され
て第1のトルク信号T1*を出力する。この第1のトルク
信号T1*は一方ではトルク制御回路5に供給されて電動
機1を制御するが、同時に正の値で機械系模擬回路52
に入力されるので模擬速度信号ωAは加速され、速度指
令信号ωM*に近付く。逆に模擬速度信号ωA が速度指令
信号ωM*よりも速い時には減算器50の出力である速度
指令信号ωM*と模擬速度信号ωAとの偏差信号(ωM* −
ωA )は負の値を示し、これが第1の速度制御回路51
においてゲインkv1で比例増幅されて第1のトルク信号
T1*を出力する。この第1のトルク信号T1*は負の値で
機械系模擬回路52に入力されるので模擬速度信号ωA
は減速され、速度指令信号ωM*に近付く。このようにし
て模擬速度信号ωAが速度指令信号ωM*に追従するよう
に制御される。
て負荷機械3を駆動し、速度検出器4は電動機1の実際
の速度を検出して実速度信号ωMを出力する。従って、
前記模擬速度信号ωA と外乱を含む実速度信号ωM とは
減算器54で減算され、偏差信号(ωA −ωM )を出力
する。次に第2の速度制御回路53は前記模擬速度信号
ωA と外乱を含む実速度信号ωM との偏差信号(ωA −
ωM )を比例ゲインkv2、積分ゲインkI2で比例積分増
幅(比例は外乱の過渡応答信号を作成し、積分は外乱の
定常応答信号を作成する)して第2のトルク信号T2*を
出力する。トルク制御回路5はこの第2のトルク信号T
2*に基づいて電動機1を制御して、電動機1の実速度信
号ωMを模擬速度信号ωAに追従させることも可能である
が追従に時間がかかるので、加速するために前記第2の
トルク信号T2*に前記第1のトルク信号T1*を加算器5
5によって加算してトルク指令信号TM*を出力してい
る。トルク制御回路5はこのトルク指令信号TM*に基づ
いて電動機1を制御する。
ルク伝達機構に外乱が加わっても実速度信号ωMは模擬
速度信号ωAに追従できる。この動作について以下に説
明する。負荷機械や電動機の摩擦などで発生する外乱ト
ルクにより実速度信号ωM が模擬速度信号ωA よりも遅
い時には減算器54の出力である模擬速度信号ωA と外
乱を含む実速度信号ωM との偏差(ωA −ωM )は正の
値を示し、これが第2の速度制御回路53で比例積分増
幅されて第2のトルク信号T2*を出力する。この信号は
現在のトルク指令信号TM*に加えられるので電動機1に
対して加速するので実速度信号ωM は模擬速度信号ωA
に近付く。逆に実速度信号ωM が模擬速度信号ωA より
も速い時には減算器54の出力である模擬速度信号ωA
と外乱を含む実速度信号ωM との偏差(ωA −ωM )は
負の値を示し、これが第2の速度制御回路53で比例積
分増幅されて第2のトルク信号T2*を出力する。この信
号は現在のトルク指令信号TM*に加えられるので電動機
1に対して減速するので実速度信号ωM は模擬速度信号
ωAに近付く。このようにして実速度信号ωM が模擬速
度信号ωAに追従するように制御される。
用部門全国大会講演論文集No.178「規範システム
モデルを適用した電動機の2自由度位置制御方式」に示
された従来の電動機の位置制御方式を示すブロック図で
ある。同図中、図30の符号と同じ符号で示されたもの
は同一もしくは同等なものを示す。同図において、56
は外部からの位置指令信号θM*と模擬位置信号θAとの
偏差信号を出力するための減算器、57は位置指令信号
θM*と模擬位置信号θAとの偏差信号(θM*ーθA)に基づ
き第1の速度制御信号ω1*を出力する第1の位置制御回
路、58は第1のトルク信号T1*を入力して模擬位置信
号θAを出力する機械系模擬回路、58aは第1のトル
ク信号T1*に基づき電動機の模擬速度信号ωAを作る積
分器、58bは電動機の模擬速度信号ωAに基づいて電
動機の模擬位置信号θAを作る積分器である。積分器5
8aと積分器58bとから機械系模擬回路58が構成さ
れる。
出して実速度信号ωM及び実位置信号θMを出力する位置
速度検出器、59は模擬位置信号θAと実位置信号θMと
の偏差信号(θAーθM)を出力するための減算器、60は
模擬位置信号θAと実位置信号θMとの偏差信号(θAーθ
M)に基づいて第2の速度信号ω2*を出力するための第2
の位置制御回路、61は模擬速度信号ωAと第2の速度
信号ω2*とを加算するための加算器、62はこの加算器
61からの速度信号と位置速度検出器19からの実速度
出力信号ωMとの偏差を出力するための減算器である。
から位置指令信号θM*が入力されると位置指令信号θM*
は減算器56において、模擬位置信号θAによって減算
され、偏差信号(θM*ーθA)が出力される。この位置指
令信号θM*と模擬位置信号θAとの偏差信号(θM*ーθA)
は第1の位置制御回路57においてゲインkp1で比例増
幅され、第1の速度信号ω1*が出力される。この第1の
速度信号ω1*は減算器50において模擬速度信号ωAに
よって減算され、第1の速度信号ω1*と模擬速度信号ω
Aとの偏差信号(ω1*ーωA)が出力される。第1の速度制
御回路51は第1の速度信号ω1*と模擬速度信号ωAと
の偏差信号(ω1*ーωA)をゲインkv1で比例増幅して第
1のトルク信号T1*を出力する。機械系模擬回路58の
積分器58aは、電動機1とトルク伝達機構2と負荷機
械3の3つのイナーシャを合算したイナーシャJAでモ
デル化したものであり、第1のトルク信号T1*を積分器
58aで積分し模擬速度信号ωA を出力し、模擬速度信
号ωA を積分器58bでさらに積分して模擬位置信号θ
A を出力する。この減算器56から積分器58bに至る
回路で構成される回路系統において模擬位置信号θAが
位置指令信号θM*に追従するように制御される。これに
より、第1の速度制御回路によって電動機の速度と共に
位置が粗く調整されるが、最終的な電動機の位置の微調
整はこの第1の位置制御回路によって行なわれる。
置信号θA が位置指令信号θM*よりも遅れている時には
減算器56で出力される位置指令信号θM*と模擬位置信
号θAとの偏差信号(θM* −θA )は正の値を示し、こ
れが第1の位置制御回路57でゲインkp1で比例増幅さ
れて第1の速度信号ω1*を出力する。この第1の速度信
号ω1*は減算器50において、模擬速度信号ωAで減算
され偏差信号(ω1*ーωA)を出力する。この第1の速度
信号ω1*と模擬速度信号ωAとの偏差信号(ω1*ーωA)は
第1の速度制御回路51でゲインkv1で比例増幅されて
第1のトルク信号T1*を出力する。この第1のトルク信
号T1*は一方ではトルク制御回路に供給されて電動機1
を制御するが、同時に機械系模擬回路58の積分器58
aに正の値で供給される。従って、積分器58aの出力
である模擬速度信号ωAは正の値を示し、この模擬速度
信号ωAは積分器58bで積分され、(θM* −θA )に対
応した位置信号を正の方向に出力するので模擬位置信号
θAは位置指令信号θM*に近付く。
M*よりも進んでいる時には減算器56で出力される位置
指令信号θM*と模擬位置信号θAとの偏差信号(θM* −
θA)は負の値を示し、これが第1の位置制御回路57
でゲインkp1で比例増幅されて第1の速度信号ω1*を出
力する。この第1の速度信号ω1*は減算器50におい
て、模擬速度信号ωAで減算され偏差信号(ω1*ーωA)を
出力する。この第1の速度信号ω1*と模擬速度信号ωA
との偏差信号(ω1*ーωA)は第1の速度制御回路51で
ゲインkv1で比例増幅されて第1のトルク信号T1*を出
力する。この第1のトルク信号T1*は一方ではトルク制
御回路5に供給されて電動機1を制御するが、同時に機
械系模擬回路58の積分器58aに負の値で供給され
る。従って、積分器58aの出力である模擬速度信号ω
Aは負の値を示し、この模擬速度信号ωAは積分器58b
で積分され、(θM* −θA )に対応した位置信号を負の
方向に出力するので模擬位置信号θAは位置指令信号θM
*に近付く。
いて外乱を含む実位置信号θMによって減算され偏差信
号(θAーθM)が出力され、模擬位置信号θAと外乱を含
む実位置信号θMとの偏差信号(θAーθM)は第2の位置
制御回路60においてゲインkp2で比例増幅され、第2
の速度信号ω2*が出力される。この第2の速度信号ω2*
は追従精度の向上を目的として、加算器61において模
擬速度信号ωAと加算した後、減算器62において位置
速度検出器19からの外乱を含む実速度信号ωMで減算
して(ω2*+ωAーωM)を出力する。この信号は第2の速
度信号ω2*と、前記模擬速度信号ωA と外乱を含む実速
度信号ωM との偏差信号(ωA −ωM )との和を意味す
る。次に第2の速度制御回路53は前記第2の速度信号
ω2*と、前記模擬速度信号ωA と外乱を含む実速度信号
ωM との偏差信号(ωA −ωM )とを加算した信号(ω2
*+ωAーωM)をゲインkv2、積分ゲインkI2で比例積分
増幅(比例は外乱の過渡応答信号を作成し、積分は外乱
の定常応答信号を作成する)して第2のトルク信号T2*
を出力する。
T2*に従って電動機1を制御して、電動機1の実速度信
号ωMを模擬速度信号ωAに追従させることも可能である
が追従に時間がかかるので、加速するために前記第2の
トルク信号T2*に前記第1のトルク信号T1*を加算器5
5によって加算してトルク指令信号TM*を出力してい
る。トルク制御回路5はこのトルク指令信号TM*に基づ
いて電動機1を制御する。このようにして電動機1の位
置が変化しても図30に示したのと同様に電動機の位置
は模擬位置信号に追従するように制御される。
電動機の速度制御装置においては、速度指令信号に対す
る応答(目標値応答)は第1の速度制御回路のゲインで
調節でき、外乱に対する応答(外乱応答)は第2の速度
制御回路のゲインで調節ができるので、速度指令信号と
電動機の速度検出信号とを比較しその偏差が減少するよ
うに制御する単純なフィードバック制御よりも目標値応
答を上げられるという利点がある。しかし、機械系モデ
ルを電動機とトルク伝達機構と負荷機械を合算した単な
るイナーシャJA としてモデル化しているので、例えば
XYテーブルやロボットアームに使われるボールネジや
減速器などのトルク伝達機構の剛性が低い場合、目標値
応答を上げるために第1の速度制御回路のゲインを上げ
たり、速度指令信号の立ち上がりを速くしたりすると応
答が振動的になってしまうという問題点があった。ま
た、ワークの変化などによって負荷機械のイナーシャが
変化した場合に、機械系モデルの定数や速度制御回路の
ゲインを修正する機能がないために応答特性が変化した
り制御が不安定になったりする場合があるという問題点
もあった。
制御装置においては、位置指令信号に対する応答(目標
値応答)は第1の位置制御回路および第1の速度制御回
路のゲインで調節でき、外乱に対する応答(外乱応答)
は第2の位置制御回路および第2の速度制御回路のゲイ
ンで調節ができるので、位置指令信号と電動機の位置お
よび速度検出信号とを比較しその偏差が減少するように
制御する単純なフィードバック制御よりも目標値応答を
上げられるという利点がある。しかし、図30の従来の
電動機の速度制御装置の場合と同様に、目標値応答を上
げるために第1の位置制御回路および第1の速度制御回
路のゲインを上げたり、位置指令信号の立ち上がりを速
くしたりすると応答が振動的になってしまうという問題
点があった。また、ワークの変化などによって負荷機械
のイナーシャが変化した場合に、機械系モデルの定数や
速度制御回路のゲインを修正する機能がないために応答
特性が変化したり制御が不安定になったりする場合があ
るという問題点もあった。また、従来の機械系模擬回路
は電動機とトルク伝達機構と負荷機械とを合算した単な
るイナーシャとしてモデル化していたので、このイナー
シャの最適値を求める場合には通常複数回試行を行な
い、設定の都度最適か否かの判断をする必要があり、最
適値設定に時間を要するという問題があった。
なされたものであり、外部からの速度指令信号や位置指
令信号に対する高速応答性を有するとともに、機械振動
を発生せず、かつ負荷機械のイナーシャが変化しても所
望の応答が得られる電動機の速度および位置制御装置を
得ることを目的としている。また、イナーシャの値の設
定が短時間にできることを目的としている。
の速度制御装置は、外部からの速度指令信号と電動機の
模擬速度を示す第1の模擬速度信号との偏差信号を入力
して前記第1の模擬速度信号が前記速度指令信号に対し
て所望の応答特性を有するように第1のトルク信号を出
力する第1の速度制御手段と、該第1の速度制御手段か
らの第1のトルク信号と前記電動機に接続されるトルク
伝達機構の伝達トルクを示す模擬伝達トルク信号との偏
差信号を入力して前記第1の模擬速度信号を出力する電
動機モデルと、前記模擬伝達トルク信号を入力して前記
電動機に前記トルク伝達機構を介して接続される負荷機
械の模擬速度を示す第2の模擬速度信号を出力する負荷
機械モデルと、前記電動機モデルからの第1の模擬速度
信号と前記負荷機械モデルからの第2の模擬速度信号と
の偏差を入力して前記模擬伝達トルク信号を出力するト
ルク伝達機構モデルと、前記電動機モデルからの第1の
模擬速度信号と前記電動機の実際の速度信号との偏差信
号を入力して第2のトルク信号を出力する第2の速度制
御手段と、前記第1の速度制御手段からの第1のトルク
信号と前記第2の速度制御手段からの第2のトルク信号
との加算信号を入力して前記電動機の実際の速度信号が
前記速度指令信号に対して所望の応答特性を有するよう
に前記電動機のトルクを制御するトルク制御手段とを備
えたものである。
御装置は、外部からの位置指令信号と電動機の模擬位置
を示す第1の模擬位置信号との偏差信号を入力して第1
の速度信号を出力する第1の位置制御手段と、前記第1
の位置制御手段からの第1の速度信号と前記電動機の模
擬速度を示す第1の模擬速度信号との偏差信号を入力し
て前記第1の模擬位置信号が前記位置指令信号に対して
所望の応答特性を有するように第1のトルク信号を出力
する第1の速度制御手段と、前記第1の速度制御手段か
らの第1のトルク信号と前記電動機に接続されるトルク
伝達機構の伝達トルクを示す模擬伝達トルク信号との偏
差信号を入力して前記第1の模擬速度信号と第1の模擬
位置信号を出力する電動機モデルと、前記模擬伝達トル
ク信号を入力して、前記電動機に前記トルク伝達機構を
介して接続される負荷機械の模擬速度を示す第2の模擬
速度信号を出力する負荷機械モデルと、前記電動機モデ
ルからの第1の模擬速度信号と前記負荷機械モデルから
の第2の模擬速度信号との偏差信号を入力して前記模擬
伝達トルク信号を出力するトルク伝達機構モデルと、前
記電動機モデルからの第1の模擬位置信号と前記電動機
の実際の位置信号との偏差信号を入力して第2の速度信
号を出力する第2の位置制御手段と、前記第1の模擬速
度信号と前記第2の位置制御手段からの第2の速度信号
とを加算しさらに前記電動機の実際の速度信号を減算し
た偏差信号を入力して第2のトルク信号を出力する第2
の速度制御手段と、前記第1の速度制御手段からの第1
のトルク信号と前記第2の速度制御手段からの第2のト
ルク信号との加算信号を入力して前記電動機の実際の位
置信号が前記位置指令信号に対して所望の応答特性を有
するように前記電動機のトルクを制御するトルク制御手
段とを備えたものである。
は電動機の速度及び位置制御装置は、電動機モデルから
の第1の模擬速度信号と負荷機械モデルからの第2の模
擬速度信号の偏差信号を入力して補償トルク信号を出力
する補償トルク演算手段を備え、この補償トルク演算手
段からの補償トルク信号を第1の速度制御手段からの第
1のトルク信号から差し引いた偏差信号によって前記電
動機モデル又はトルク制御手段を制御するものである。
は電動機の速度及び位置制御装置は、電動機モデルから
の第1の模擬速度信号と電動機の実際の速度信号との偏
差信号を入力してこの偏差信号が減少するように負荷機
械モデルのイナーシャを同定するイナーシャ同定手段を
備えたものである。
は電動機の速度及び位置制御装置は、電動機モデルから
の第1の模擬速度信号と電動機の実際の速度信号との偏
差信号を入力してイナーシャ同定信号を出力するイナー
シャ同定手段と、このイナーシャ同定手段からのイナー
シャ同定信号に基づいて第1の速度制御手段のゲインを
修正するゲイン修正手段を備えたものである。
は電動機の速度及び位置制御装置は、電動機モデルから
の第1の模擬速度信号と電動機の実際の速度信号との偏
差信号を入力してイナーシャ同定信号を出力するイナー
シャ同定手段と、このイナーシャ同定手段からのイナー
シャ同定信号に基づいて補償トルク演算手段のゲインを
修正するゲイン修正手段を備えたものである。
は電動機の速度及び位置制御装置は、電動機モデルから
の第1の模擬速度信号と電動機の実際の速度信号との偏
差信号を入力してイナーシャ同定信号を出力するイナー
シャ同定手段と、このイナーシャ同定手段からのイナー
シャ同定信号に基づいて第2の速度制御手段のゲインを
修正するゲイン修正手段を備えたものである。
御装置は、電動機モデルからの第1の模擬速度信号と負
荷機械モデルからの第2の模擬速度信号の偏差信号を入
力して補償トルク信号を出力する補償トルク演算手段
と、前記電動機モデルからの第1の模擬位置信号と前記
負荷機械モデルからの第2の模擬位置信号の偏差信号を
入力して補償速度信号を出力する補償速度演算手段を備
え、この補償速度演算手段からの補償速度信号を第1の
位置制御手段からの第1の速度信号に加えた後第1の速
度制御手段に供給し、前記第1の速度制御手段からの第
1のトルクと前記補償トルク演算手段からの補償トルク
信号とに基づいて前記電動機モデル又はトルク制御手段
を制御するものである。
御装置は、電動機モデルからの第1の模擬速度信号と電
動機の実際の速度信号との偏差信号を入力してイナーシ
ャ同定信号を出力するイナーシャ同定手段と、このイナ
ーシャ同定手段からのイナーシャ同定信号に基づいて補
償速度演算手段のゲインを修正するゲイン修正手段を備
えたものである。
おいて、電動機モデルは第1の速度制御手段からの第1
のトルク信号と電動機に接続されるトルク伝達機構の伝
達トルク信号を示す模擬伝達トルク信号との偏差信号を
入力して第1の模擬速度信号を出力する。また、負荷機
械モデルは模擬伝達トルク信号を入力して電動機にトル
ク伝達機構を介して接続される負荷機械の模擬速度を示
す第2の模擬速度信号を出力する。また、トルク伝達機
構モデルは電動機モデルからの第1の模擬速度信号と負
荷機械モデルからの第2の模擬速度信号との偏差を入力
して模擬伝達トルク信号を出力する
置制御装置において、第1の位置制御手段は外部からの
位置指令信号と電動機の模擬位置を示す第1の模擬位置
信号との偏差信号を入力して第1の速度信号を出力す
る。また、第1の速度制御手段は前記第1の位置制御手
段からの第1の速度信号と前記電動機の模擬速度を示す
第1の模擬速度信号との偏差信号を入力して前記第1の
模擬位置信号が前記位置指令信号に対して所望の応答特
性を有するように第1のトルク信号を出力する。また、
電動機モデルは前記第1の速度制御手段からの第1のト
ルク信号と前記電動機に接続されるトルク伝達機構の伝
達トルクを示す模擬伝達トルク信号との偏差信号を入力
して前記第1の模擬速度信号と第1の模擬位置信号を出
力する。また、負荷機械モデルは前記模擬伝達トルク信
号を入力して、前記電動機に前記トルク伝達機構を介し
て接続される負荷機械の模擬速度を示す第2の模擬速度
信号を出力する。
モデルからの第1の模擬速度信号と前記負荷機械モデル
からの第2の模擬速度信号との偏差信号を入力して前記
模擬伝達トルク信号を出力する。また、第2の位置制御
手段は前記電動機モデルからの第1の模擬位置信号と前
記電動機の実際の位置信号との偏差信号を入力して第2
の速度信号を出力する。また第2の速度制御手段は前記
第1の模擬速度信号と前記第2の位置制御手段からの第
2の速度信号とを加算しさらに前記電動機の実際の速度
信号を減算した偏差信号を入力して第2のトルク信号を
出力する。また、トルク制御手段は前記第1の速度制御
手段からの第1のトルク信号と前記第2の速度制御手段
からの第2のトルク信号との加算信号を入力して前記電
動機の実際の位置信号が前記位置指令信号に対して所望
の応答特性を有するように前記電動機のトルクを制御す
る。
置又は電動機の速度及び位置制御装置において、補償ト
ルク演算手段は電動機モデルからの第1の模擬速度信号
と負荷機械モデルからの第2の模擬速度信号の偏差信号
を入力して補償トルク信号を出力する。また、この補償
トルク演算手段からの補償トルク信号を第1の速度制御
手段からの第1のトルク信号から差し引いた偏差信号が
減少するようにによって電動機モデル又はトルク制御手
段を制御する。
置又は電動機の速度及び位置制御装置において、イナー
シャ同定手段は電動機モデルからの第1の模擬速度信号
と電動機の実際の速度信号との偏差信号を入力してこの
偏差信号が減少するように前記負荷機械モデルのイナー
シャを同定する。
置又は電動機の速度及び位置制御装置において、ゲイン
修正手段は電動機モデルからの第1の模擬速度信号と電
動機の実際の速度信号との偏差信号を入力してイナーシ
ャ同定信号を出力するイナーシャ同定手段とこのイナー
シャ同定手段からのイナーシャ同定信号に基づき前記第
1の速度制御手段のゲインを修正する。
置又は電動機の速度及び位置制御装置において、ゲイン
修正手段は電動機モデルからの第1の模擬速度信号と前
記電動機の実際の速度信号との偏差信号を入力してイナ
ーシャ同定信号を出力するイナーシャ同定手段とこのイ
ナーシャ同定手段からのイナーシャ同定信号に基づき前
記補償トルク演算手段のゲインを修正する。
置又は電動機の速度及び位置制御装置において、ゲイン
修正手段は電動機モデルからの第1の模擬速度信号と前
記電動機の実際の速度信号との偏差信号を入力してイナ
ーシャ同定信号を出力するイナーシャ同定手段とこのイ
ナーシャ同定手段からのイナーシャ同定信号に基づき前
記第2の速度制御手段のゲインを修正する。
置制御装置において、補償速度演算手段は電動機モデル
からの第1の模擬位置信号と前記負荷機械モデルからの
第2の模擬位置信号の偏差信号を入力して補償速度信号
を出力し、この補償速度演算手段からの補償速度信号を
前記第1の位置制御手段からの第1の速度信号に加えた
後第1の速度制御手段に供給し、前記第1の速度制御手
段からの第1のトルクと前記補償トルク演算回路からの
補償トルク信号とに基づいて前記電動機モデル又は前記
トルク制御回路を制御する。
置制御装置において、ゲイン修正手段は電動機モデルか
らの第1の模擬速度信号と前記電動機の実際の速度信号
との偏差信号を入力してイナーシャ同定信号を出力する
イナーシャ同定手段とこのイナーシャ同定手段からのイ
ナーシャ同定信号に基づき補償速度演算手段のゲインを
修正する。
ブロック図である。同図において、図51の符号と同じ
符号で示されたものは同一もしくは同等なものを示す。
17は速度指令信号ωM*と模擬速度信号ωA1との減算を
行ない偏差信号(ωM*−ωA1)を出力する減算器、15
は第1の速度制御回路16から出力された第1のトルク
信号T1*から後述の補償トルク演算回路14の出力TC
を減じて第3のトルク信号T3*を出力する減算器、18
は第3のトルク信号T3*と後述のトルク伝達機構模擬回
路10の出力である模擬伝達トルク信号TF との偏差信
号(T3*−TF )を出力する減算器、13は電動機1の
伝達関数を模擬するとともに偏差信号(T3*−TF )を
入力して模擬速度信号ωA1を出力する電動機模擬回路、
11は第1の模擬速度信号ωA1から後述の第2の模擬速
度信号ωA2を減じて偏差信号(ωA1−ωA2)を出力する
減算器、10はトルク伝達機構2の伝達関数を模擬する
とともに減算器11から出力される偏差信号(ωA1−ω
A2)を入力して模擬伝達トルク信号TF を出力するトル
ク伝達機構模擬回路である。
るとともにトルク信号TF を入力して第2の模擬速度信
号ωA2を出力する負荷機械模擬回路、12は第1の模擬
速度信号ωA1から第2の模擬速度信号ωA2を減じて偏差
信号(ωA1−ωA2)を出力する減算器、14は第1の模
擬速度信号ωA1と第2の模擬速度信号ωA2との偏差信号
(ωA1−ωA2)を入力して負荷機械が速度指令信号ωM*
に追従するように補償トルク信号TC を出力する補償ト
ルク演算回路、7は第1の模擬速度信号ωA1から電動機
1の実速度信号ωM を減じて偏差信号(ωA1−ωM )を
出力する減算器、8は速度偏差(ωA1−ωM )が減少す
るように第2のトルク信号T2*を出力して実速度信号ω
M が第1の模擬速度信号ωA1に追従するように制御する
第2の速度制御回路、6は第3のトルク信号T3*と第2
のトルク信号T2*を合算してトルク指令信号TM*を出力
する加算器である。
荷機械からなる実際の機械系の構成を示すものである。
同図中、図1の符号と同じ符号で示されたものは同一も
しくは同等なものを示す。電動機1と負荷機械3は低剛
性の軸によって接続されているものとしている。
機模擬回路13、トルク伝達機構模擬回路10及び負荷
機械模擬回路9のブロック図である。同図において、1
01は第3のトルク指令T3*と模擬伝達トルク信号TF
との偏差(T3*−TF )に電動機のイナーシャJM の逆
数を乗じ、積分して模擬速度信号ωA1を出力する積分
器、102は第1の模擬速度信号ωA1と第2の模擬速度
信号ωA2の偏差(ωA1−ωA2)を積分して、バネ定数K
F を乗じて、模擬伝達トルク信号TF を出力する積分
器、103は模擬伝達トルク信号TF を入力して負荷機
械のイナーシャJLの逆数(1/JL )を乗じて積分し
第2の模擬速度信号ωA2を出力する積分器である。
トルク伝達機構模擬回路を分離することによりゲインの
設定を従来よりも容易にかつ正確に行なうことができ
る。
図である。同図において104はゲインkCVの係数器、
105は積分ゲインkCPの積分器、106は係数器10
4の出力と積分器105の出力を合算する加算器であ
る。
ルク演算回路14は図1の第1の模擬速度信号ωA1と第
2の模擬速度信号ωA2との偏差信号(ωA1−ωA2)をゲ
インkCV、積分ゲインkCPで比例積分増幅した補償トル
ク信号TC を出力し、電動機1の応答を模擬する電動機
模擬回路13の出力である第1の模擬速度信号ωA1と負
荷機械3の応答を模擬する負荷機械模擬回路9の出力で
ある第2の模擬速度信号ωA2との偏差信号(ωA1ーωA2)
を減少させることができる。
図である。同図において、107は速度偏差信号(ωM*
−ωA1)をゲインkv1で比例増幅して第1のトルク信号
T1*を出力する係数器である。
速度制御回路16は、第1の模擬速度信号ωA1が速度指
令信号ωM*に追従するように制御できる。
である。同図において、108はゲインkV2の係数器、
109は積分ゲインkI2の積分器、110は係数器10
8と積分器109の出力を合算し、第2のトルク信号T
2*を出力する加算器である。
ら説明する。図1の第2の速度制御回路8は速度偏差信
号(ωA1−ωM )をゲインkv2、積分ゲインkI2で比例
積分増幅したトルク信号T2*を出力するので、外乱トル
クが加わった場合でも電動機1の速度ωM が第1の模擬
速度信号ωA1に追従するように制御できる。前述のよう
に第1の速度制御回路16によってωA1はωM*に追従す
るように制御されるから、最終的に電動機1の速度ωM
は速度指令信号ωM*に追従するように制御される。ここ
で第2の速度制御回路の入力を(ωM*−ωM )ではな
く、(ωA1−ωM)にした理由について説明する。第1
の模擬速度信号ωA1は主として第1の速度制御回路16
の作用により、速度指令信号ωM*に対してある応答周波
数で応答するから、第1の模擬速度信号ωA1は速度指令
信号ωM*にローパスフィルタかけたような信号となる。
二つの速度偏差信号(ωA1−ωM )と(ωM*−ωM )を
比較した場合、前者の方が高周波成分が少ない滑らかな
信号となる。したがって、第2の速度制御回路8の入力
として(ωA1−ωM )を使った方が機械振動を誘発しに
くい第2のトルク信号T2*が得られる。
す。同図において、111はトルク指令信号TM*にトル
ク定数ktの逆数を乗じて電流指令信号IM*に変換する
係数器、112は電動機1の電流IM を検出する電流検
出器、113は電動機1の電流IMが電流指令IM*に追
従するように電動機1に電圧Vを印加する電流制御回路
である。
ク制御回路5は電動機1の出力トルクがトルク指令信号
TM*に追従するように制御できる。電流制御回路113
の詳細な構成については、例えば、「ACサーボシステ
ムの理論と設計の実際」、総合電子出版社、1990
年、P80〜P85、P153〜P155に記載されて
いる。
て説明する。トルク制御の応答は通常速度制御の応答に
比べ十分速いのでトルク制御回路5の伝達関数は1とお
ける。電動機模擬回路13は電動機1の伝達関数を模擬
するように設計される。同様にトルク伝達機構模擬回路
10及び負荷機械模擬回路9はそれぞれ、トルク伝達機
構2の伝達関数及び負荷機械3の伝達関数を模擬するよ
うに設計される。このとき電動機1の実速度信号ωM と
電動機模擬回路13の第1の模擬速度信号ωA1は一致す
る。すなわち速度指令信号ωM*から電動機1の実速度信
号ωM までの伝達関数は、速度指令信号ωM*から第1の
模擬速度信号ωA1までの伝達関数に一致する。同様に負
荷機械3の実速度信号ωL と負荷機械模擬回路9の出力
ωA2は一致し、速度指令信号ωM*から負荷機械3の実速
度信号ωL までの伝達関数は速度指令信号ωM*から第2
の模擬速度信号ωA2までの伝達関数に一致する。速度指
令信号ωM*から電動機1の実速度信号ωM までの伝達関
数をGVM、速度指令信号ωM*から負荷機械3の実速度信
号ωL までの伝達関数をGVLとすると、それぞれ式
(1)、式(2)で表される。
共振周波数であり、次式のように表される。
M,GVLの各項の係数は、補償トルク演算回路14のゲ
インkCV,kCPおよび第1の速度制御回路16のゲイン
kV1によって操作できるので、所望の目標値応答特性を
得ることができる。
示した従来の電動機の速度制御装置との制御特性をシミ
ュレーションによって比較する。制御対象は両者とも図
2で示した電動機でトルク伝達機構である低剛性な軸を
介して負荷機械を駆動する機械系とする。ここで、電動
機1のイナーシャJM 、負荷機械のイナーシャJL 、低
剛性軸のバネ定数KF を式(5)のように設定する。た
だし、低剛性軸のイナーシャは無視する。
制御装置において、速度指令ステップ状に与えた場合の
目標値応答のシミュレーション結果を示す図である。同
図(a)は、第1の速度制御回路のゲインkV1、第2の
速度制御回路のゲインkV2,kI2を式(5)のように設
定した場合であり、応答は振動的ではないものの応答性
は低いことがわかる。
に各ゲインを式(6)のように設定した場合であり、応
答は非常に振動的であることがわかる。
シミュレーション結果を示す。第1の速度制御回路およ
び第2の速度制御回路のゲインは前述の従来の電動機の
速度制御回路の場合と同じく式(7)のように設定し
た。また、補償トルク演算回路14のゲインkcp,kcv
は式(8)のように設定した。
場合の目標値応答のシミュレーション結果を示す図であ
る。図24−(b)で示したように、従来技術では第1
および第2の速度制御回路のゲインが式(8)の設定で
は応答が非常に振動的であるのに対し、図8では負荷機
械の速度ωL の応答は高速でかつオーバーシュートのな
い良好な応答特性を示している。したがって、この発明
による電動機の速度制御装置の方が図22に示した従来
の電動機の速度制御装置よりも優れていることがわか
る。
動機模擬装置、負荷機械模擬装置、トルク伝達機構模擬
装置の各モデルに分けたので、モデル毎のゲイン設定が
容易かつ高速度にできる。また、補償トルク演算回路を
設けたので、図8における負荷機械の速度ωL の応答の
高速でかつオーバーシュートのない良好な応答特性を得
ることが可能である。
算回路が付加された場合について説明したが、補償トル
ク演算回路が付かない場合でも動作するのはいうまでも
ない。この場合、図1において減算器12、補償トルク
演算回路14、減算器15を省いた回路となる。ここで
は従来の機械系模擬回路を電動機模擬装置、負荷機械模
擬装置、トルク伝達機構模擬装置の各モデルに分けたの
で、モデル毎のゲイン設定が容易かつ高速度にできる。
ついて図9〜図13を参照しながら説明する。図9は図
1に示された電動機の速度制御回路に位置制御回路を付
加した回路のブロック図である。同図において、同じ符
号で示されたものは同一もしくは同等なものを示す。2
4は位置指令信号θM*と後述の第1の模擬位置信号θA1
との偏差信号(θM*−θA1)を出力する減算器、25は
位置指令信号θM*と第1の模擬位置信号θA1との偏差信
号(θM*−θA1)が減少するように第1の速度信号ω1*
を出力してθA1がθM*に追従するように制御する第1の
位置制御回路、26は第1の位置制御回路25の出力で
ある第1の速度信号ω1*から第1の模擬速度信号ωA1を
減じて偏差信号(ω1*−ωA1)を出力する減算器、19
は電動機1の実速度及び実位置を検出して実速度信号ω
M 及び実位置信号θM を出力する位置速度検出器、20
は後述の第1の位置信号θA1と実位置信号θM との偏差
信号(θA1−θM )を出力する減算器である。
信号θM との偏差信号(θA1−θM)が減少するように
第2の速度信号ω2*を出力してθM がθA1に追従するよ
うに制御する第2の位置制御回路、22は第1の速度信
号ωA1と第2の速度信号ω2*を合算する加算器、23は
加算器22の出力から実速度信号ωM を減じて偏差信号
(ω2*+ωA1ーωM)を出力する減算器、27は電動機1
の伝達関数を模擬するとともに(T3*−TF )を入力し
て第1の模擬位置信号θA1および第1の模擬速度信号ω
A1を出力する電動機模擬回路である。その他のブロック
は図1と同様であるので説明は省略する。
て説明する。図10は第1の位置制御回路25のブロッ
ク図である。同図において、201は位置偏差(θM*−
θA1)を比例増幅して第1の速度信号ω1*を出力するゲ
インkP1の係数器である。
置信号θA1が位置指令信号θM*に追従するように制御で
きる。
ク図である。同図において、202は位置偏差(θA1−
θM )を比例増幅して第2の速度信号ω2*を出力するゲ
インkP2の係数器である。
がら説明する。外乱トルクTL が加わった場合でも、θ
MがθA1に追従するように制御できる。前述のようにθA
1はθM*に追従するように制御されるから、最終的に電
動機1の位置θM は位置指令信号θM*に追従するように
制御される。ここで第2の位置制御回路の入力を(θM*
−θM )ではなく、(θA1−θM )にした理由について
説明する。第1の模擬位置信号θA1は主として第1の位
置制御回路25および第1の速度制御回路16の作用に
より、位置指令信号θM*に対してある応答周波数で応答
するから、第1の模擬位置信号θA1は位置指令信号θM*
にローパスフィルタかけたような信号となる。二つ位置
偏差信号(θA1−θM )と(θM*−θM )を比較した場
合、前者の方が高周波成分が少ない滑らかな信号とな
る。したがって、外乱が加わった状態で位置指令信号が
変化するような場合、第2の位置制御回路21の入力と
して(θA1−θM )を使った方が機械振動を誘発しにく
い第2の速度信号ω2*が得られる。
である。同図において、204は第3のトルク信号T3*
と模擬伝達トルク信号TF との偏差信号(T3*−TF )
を入力して電動機のイナーシャJM の逆数を乗じ、模擬
速度信号ωA1を出力する積分器、205は204の出力
である模擬速度信号ωA1より模擬位置信号θA1を計算す
る積分器である。
の電動機模擬速度信号ωA1及び模擬位置信号θA1が得ら
れる。
の応答に比べ十分速いのでトルク制御手段5の伝達関数
は1とおける。前述のように電動機模擬回路27は図2
に示した機械系の電動機1の伝達関数を模擬するように
設計される。同様にトルク伝達機構模擬回路10及び負
荷機械模擬回路9はそれぞれ、図2のトルク伝達機構2
及び負荷機械3の伝達関数を模擬するように設計され
る。このとき位置指令信号θM*からみた電動機1の実位
置信号θM の応答と位置指令信号θM*からみた模擬位置
信号θA1の応答は一致する。すなわち位置指令信号θM*
から電動機1の実位置信号θM までの伝達関数は、位置
指令信号θM*から模擬位置信号θA1までの伝達関数に一
致する。同様に、位置指令信号θM*からみた負荷機械3
の実位置信号θL と位置指令信号θM*からみた負荷機械
模擬回路9の出力(図示せず)は一致し、位置指令θM*か
ら負荷機械3の実位置信号θL までの伝達関数は、位置
指令信号θM*から模擬位置信号(図示せず)までの伝達関
数に一致する。したがって、位置指令信号θM*から電動
機1の実位置信号θM までの伝達関数をGPM、位置指令
信号θM*から負荷機械3の実位置信号θL までの伝達関
数をGPLとすると、それぞれ式(9)、式(10)で表
される。
(4)で表される。式(9)、式(10)に示した伝達
関数GPM,GPLの各項の係数は、補償トルク演算回路1
4のゲインkCV,kCP、第1の位置制御回路25のゲイ
ンkP1および第1の速度制御回路16のゲインkV1によ
って操作できるので、所望の目標値応答特性を得ること
ができる。
装置と図23に示した従来の電動機の位置制御装置より
も制御性能が優れていることをシミュレーションにより
示す。制御対象は前述の図8に示したシミュレーション
の場合と同様とする。
制御装置において位置指令をステップ状に与えた場合の
目標値応答のシミュレーション結果を示した図である。
同図(a)は、第1の位置制御回路25のゲインkP1、
第2の位置制御回路21のゲインkP2、第1の速度制御
回路16のゲインkV1、第2の速度制御回路8のゲイン
kV2、kI2を式(11)のように設定した場合であり、
応答は振動的ではないものの応答性は低いことがわか
る。
ために各ゲインを式(12)のように設定した場合であ
り、応答は非常に振動的であることがわかる。
装置のシミュレーション結果を示す。各制御回路のゲイ
ンは前述の従来の電動機の速度制御装置の場合と同じく
式(12)のように設定した。また、補償トルク演算回
路14のゲインkcp,kcvは式(13)のように設定し
た。
た場合の目標値応答のシミュレーション結果を示す図で
ある。図33−(b)で示したように、従来技術では各
制御回路のゲインが式(12)の設定では応答が振動的
であるのに対し、図13では負荷機械の位置θL の応答
は高速でかつオーバーシュートの非常に少ない良好な応
答特性を示している。したがって、この発明による電動
機の位置制御装置の方が図23に示した従来の電動機の
位置制御装置よりも優れていることがわかる。さらに、
速度制御装置では位置の調整は粗いものしか制御できな
いがこの回路によって位置の微調整が可能になる。
うけたので位置の微調整が可能になる。また、従来の機
械系模擬回路を電動機模擬装置、負荷機械模擬装置、ト
ルク伝達機構模擬装置の各モデルに分けたので、モデル
毎のゲイン設定が容易かつ高速度にできる。また、補償
トルク演算回路を設けたので、図8における負荷機械の
速度ωL の応答の高速でかつオーバーシュートのない良
好な応答特性を得ることが可能である。
算回路が付加された場合について説明したが、補償トル
ク演算回路が付かない場合でも動作するのはいうまでも
ない。この場合、図1において減算器12、補償トルク
演算回路14、減算器15を省いた回路となる。ここで
は速度及び位置制御装置をもうけたので位置の微調整が
可能になる。また、従来の機械系模擬回路を電動機模擬
装置、負荷機械模擬装置、トルク伝達機構模擬装置の各
モデルに分けたので、モデル毎のゲイン設定が容易かつ
高速度にできる。
図14〜図20を参照しながら説明する。図14は図1
においてイナーシャ同定回路とゲイン修正手段を付加し
た回路のブロック図である。同図において、同じ符号で
示されたものは同一もしくは同等なものを示す。30は
電動機模擬速度信号ωA1から電動機実速度信号ωM を減
じて速度偏差信号(ωA1−ωM )(以降Δωと呼ぶ)を出
力する減算器、28はΔωが減少するように負荷機械3
のイナーシャを同定するイナーシャ同定回路、29はイ
ナーシャ同定回路28の出力である負荷機械のイナーシ
ャ同定値JL*に基づいて制御回路の各ゲインを修正し出
力するゲイン修正手段である。
差(ωA1−ωM )およびゲイン修正手段29の出力であ
るkV2,kI2を入力して第2のトルク指令T2*を出力す
る第2の速度制御回路、32は負荷機械3の伝達関数を
模擬するとともに模擬伝達トルク信号TF およびイナ−
シャ同定手段28の出力である負荷機械イナーシャ同定
値JL*を入力して第2の模擬速度信号ωA2を出力する負
荷機械模擬回路、33は減算器17の出力である速度偏
差(ωM*−ωA1)およびゲイン修正手段29の出力であ
るkV1を入力して速度偏差(ωM*−ωA1)が減少するよ
うに第1のトルク制御信号T1*を出力する第1の速度制
御回路である。
あるので説明は省略する。なお、補償トルク演算回路に
ついても同様である。
2の速度制御回路31の実施例である。206はゲイン
kV2の係数器、207は積分ゲインkI2の積分器、20
8は加算器である。係数器206及び積分器207はそ
れぞれ、ゲイン修正手段29から修正ゲインkV2及びk
I2が与えられるとゲインが更新される。
2の速度制御回路8と同じであるので説明は省略する。
施例を示す。209は積分ゲインが(1/JL*)の積分
器である。積分器209はゲイン修正手段29から新た
な負荷機械イナーシャの同定値JL*が出力されると積分
ゲインが更新される。
荷機械模擬回路9と同じであるので説明は省略する。
を示す。210はゲインkV1の係数器である。係数器2
10はゲイン修正手段29から新たなゲインkV1が与え
られるとゲインが更新される。その他の動作は実施例1
の図5で示した第1の速度制御回路16と同じであるの
で説明は省略する。
を示す。211はゲインkCVの係数器、212は積分ゲ
インがkCPの積分器である。係数器211および積分器
212はそれぞれ、ゲイン修正手段29から新たなゲイ
ンkCV,kCPが与えられるとゲインが更新される。その
他の動作は実施例1の図4で示した補償トルク演算回路
14と同じであるので説明は省略する。
ついて説明する。図19はイナーシャ同定回路28の実
施例である。同図において、213は電動機の運転状態
に応じた極性信号ST を出力する極性信号発生回路、2
14は速度偏差Δωと極性信号ST との積を出力する乗
算器である。また、215は乗算器214の出力に積分
ゲインKJ を乗じて積分する積分器、積分器215の出
力とあらかじめ設定された負荷機械モデルイナーシャの
初期値JL0* を合算しイナーシャ同定値JL*を出力する
加算器である。図20は、イナーシャ同定値JL*に誤差
がある状態で加減速運転した場合の第1の模擬速度信号
ωA1、実速度信号ωM および第1のトルク信号T1*の応
答波形を示すグラフである。同図より、イナーシャ同定
値JL*と負荷機械のイナーシャJL の大小関係と、速度
偏差Δω(ωA1−ωM )との間には次式が成立すること
がわかる。
回路213は、極性信号ST を例えば式(15)にした
がって出力すればよい。
ST は式(16)のようになる。
5の出力はJL*<JL の場合は増加し、JL*>JL の場
合は減少することになるので、イナーシャ同定値JL*が
実際の負荷機械のイナーシャ値JL に一致するように修
正される。
て説明する。負荷機械模擬回路32のイナーシャJL*が
実際の負荷機械のイナーシャJL に一致している場合、
本速度制御系の特性方程式は式(2)より、式(17)
で表される。
作することにより、任意の目標値応答を得ることができ
る。今、式(17)の特性方程式の各項の係数を式(1
8)のようにa2 ,a1 ,a0 とおき、第1の速度制御
回路33のゲインkV1、及び補償トルク演算回路35の
ゲインkCV,kCPについて解くと式(19)が得られ
る。
式(4)で表される。
/JL*は、イナーシャ同定回路28の出力JL*をそのま
ま使って修正すればよい。
V2,kI2は式(19)によって得られたゲインを用い
て、例えば式(20)のように修正すればよい。
ゲインkV1、負荷機械模擬回路32の積分ゲイン1/J
L*、第2の速度制御回路31のゲインkV2,kI2及び補
償トルク演算回路35のゲインkCV,kCPをそれぞれ修
正すれば、負荷機械のイナーシャJL が変化した場合で
も、一定の応答を保つようにしたり、あるいはJL の大
きさに応じて応答を変化させたりするなど所望の応答を
得ることができる。
1を参照しながら説明する。図21は図9において、イ
ナーシャ同定回路とゲイン修正手段を付加した回路のブ
ロック図である。同図において、同じ符号で示されたも
のは同一もしくは同等なものを示す。36はイナーシャ
同定回路28の出力であるイナーシャ同定値JL*に基づ
いて制御回路の各ゲインを修正し出力するゲイン修正手
段、37は位置偏差(θM*−θA1)とゲイン修正手段3
6の出力であるkP1を入力して位置偏差(θM*−θA1)
が減少するような第1の速度指令ω1*を出力する第1の
位置制御回路、38は位置偏差(θA1−θM )とゲイン
修正手段36の出力であるkP2に基づいて位置偏差(θ
A1−θM )が減少するような第2の速度信号を出力する
第2の位置制御回路である。その他の構成要素について
は実施例2および実施例3と同じであるので説明は省略
する。また、31、32、33は実施例3と同様に動作
するのはいうまでもない。
て説明する。負荷機械模擬回路9のイナーシャJL*が実
際の負荷機械のイナーシャJL に一致している場合、本
位置制御系の特性方程式は式(10)より、式(21)
で表される。
より、任意の目標値応答を得ることができる。いま、式
(21)の特性方程式の各項の係数を式(22)のよう
におく。
1、第1の位置制御回路37のゲインkP1、及び補償ト
ルク演算回路35のゲインkCV,kCPについて式(2
2)を解くと式(23)が得られる。
/JL*は、イナーシャ同定回路28の出力JL*をそのま
ま使って修正すればよい。
p2及び第2の速度制御回路8のゲインkV2,kI2は、式
(21)によって得られたゲインを用いて、例えば式
(24)のように修正すればよい。
ゲインkP1、第1の速度制御回路33のゲインkV1、負
荷機械模擬回路32の積分ゲイン1/JL*、第2の位置
制御回路38のゲインkP2、第2の速度制御回路31の
ゲインkV2,kI2及び補償トルク演算回路35のゲイン
kCV,kCPをそれぞれ修正すれば、負荷機械のイナーシ
ャJL が変化した場合でも、一定の応答を保つようにし
たり、あるいはJL の大きさに応じて応答を変化させた
りするなど所望の応答を得ることができる。
置信号θA1に補償演算を施した回路のブロック図であ
る。同図において、図9と同じ符号で示されたものは同
一もしくは同等なものを示す。40はトルク伝達機構模
擬回路からのトルク信号TFを入力して模擬速度信号ωA
2と模擬位置信号θA2を出力する負荷機械模擬回路、4
4は電動機模擬回路27からの電動機模擬位置信号θA1
から負荷機械模擬回路40からの負荷機械模擬位置信号
θA2を減じた偏差信号(θA1ーθA2)を出力する減算器で
ある。また、42は電動機模擬位置信号θA1と負荷機械
模擬位置信号θA2との偏差信号(θA1ーθA2)を入力して
補償速度信号ωCを出力する補償速度演算回路であり、
この補償速度信号ωCを加算器43において第1の位置
制御回路の出力信号ω1*と加えることにより負荷機械模
擬位置信号θA2が電動機模擬位置信号θA1に追従できる
ようにしたものである。41は電動機模擬回路27から
の第1の模擬速度信号ωA1と負荷機械模擬回路40から
の第2の模擬速度信号ωA2との偏差信号(ωA1ーωA2)を
入力して補償速度信号ωCを出力する補償トルク演算回
路である。
図である。同図において、300はトルク信号TFを入
力してイナーシャJL*の逆数をゲインとして積分して模
擬速度信号ωA2を出力する積分器、301は模擬速度信
号ωA2を積分して模擬位置信号θA2を出力する積分器で
ある。
ブロック図である。同図において、302は第1の模擬
速度信号ωA1と第2の模擬速度信号ωA2との偏差信号
(ωA1ーωA2)を入力してゲインKC1で増幅してトルク信
号TCを出力する係数器である。
ロック図である。同図において、303は第1の模擬位
置信号θA1と第2の模擬位置信号θA2との偏差信号(θA
1ーθA2)を入力してゲインKC2で増幅してωC1を出力
する係数器である。
生する機械振動を抑制することができる。
がら説明する。負荷の変動により負荷機械模擬回路から
の第2の位置信号が変化すると、電動機模擬回路からの
第1の模擬位置信号θA1と負荷機械模擬回路からの第2
の模擬位置信号θA2とにずれが生じる。例えば、第1の
模擬位置信号θA1よりも第2の模擬位置信号θA2が大き
くなれば、減算器44において、第1の模擬位置信号θ
A1から第2の模擬位置信号θA2が減じられ、偏差信号
(θA1ーθA2)が出力される。この信号は補償速度演算回
路42において、ゲインkC2で増幅され、補償速度信号
ωCを出力する。この補償速度信号ωCは負の値であり、
第1の位置制御回路からの第1の速度信号に加算するこ
とにより速度を減じる。この信号は第1の速度制御回路
16において、第1のトルク信号に変換した上で電動機
模擬回路に供給するので追従できる。逆の場合も同様な
ので説明を省略する。その他の回路の動作については図
9と同様である。
演算回路だけでなく補償速度演算回路を負荷したので負
荷機械で発生する機械振動を抑制することができ、高速
で高精度な位置制御が可能になる。
定回路とゲイン修正手段を追加した回路のブロック図で
ある。同図において、図21と同じ符号で示されたもの
は同一もしくは同等なものを示す。30は第1の速度信
号ωA1から位置速度検出器からの位置速度信号ωMを減
じて偏差信号(ωA1ーωM)を出力する減算器、28は偏
差信号(ωA1ーωM)を入力して負荷機械模擬回路のイナ
ーシャを同定するイナーシャ同定回路、36はナーシャ
同定回路28からのイナーシャ同定信号JL*を入力して
各種のゲインを出力すゲイン修正手段である。なお、4
5は負荷機械模擬回路、47は補償速度演算回路であ
り、ゲイン修正手段36からのkC2信号に基づいて補償
速度演算回路47のゲインkC2を修正することが可能で
ある。
図である。同図において、304はトルク信号TFを入
力してイナーシャJL*の逆数をゲインとして積分して模
擬速度信号ωA2を出力する積分器、301は模擬速度信
号ωA2を積分して模擬位置信号θA2を出力する積分器で
ある。また、イナーシャJLはイナーシャ同定回路によ
る同定が可能である。
ブロック図である。同図において、306は第1の模擬
速度信号ωA1と第2の模擬速度信号ωA2との偏差信号
(ωA1ーωA2)を入力してゲインkC1で増幅してトルク信
号TCを出力する係数器である。また、ゲインkc1はゲ
イン修正回路による修正が可能である。
ロック図である。同図において、307は第1の模擬位
置信号θA1と第2の模擬位置信号θA2との偏差信号(θA
1ーθA2)を入力してゲインkC2で増幅してωC1を出力
する係数器である。また、ゲインkc2はゲイン修正回路
による修正が可能である。
数式は以下の通り式(25)〜式(30)のようにな
る。
ナーシャが未知の場合や運転中に変化するような場合で
も、所望の応答特性を備えた速度制御あるいは位置制御
を行える。また、実施例7と同様に負荷機械で発生する
機械振動を抑制することが可能である。
1の速度制御手段からの第1のトルク信号と前記電動機
に接続されるトルク伝達機構の伝達トルクを示す模擬伝
達トルク信号との偏差信号を入力して前記第1の模擬速
度信号を出力する電動機モデルと、前記模擬伝達トルク
信号を入力して前記電動機に前記トルク伝達機構を介し
て接続される負荷機械の模擬速度を示す第2の模擬速度
信号を出力する負荷機械モデルと、前記電動機モデルか
らの第1の模擬速度信号と前記負荷機械モデルからの第
2の模擬速度信号との偏差を入力して前記模擬伝達トル
ク信号を出力するトルク伝達機構モデルとを備えるので
電動機模擬回路、負荷機械模擬回路、トルク伝達機構模
擬回路毎にゲイン設定が容易に行なえ、従来よりも正確
な値が所定の時間内に設定できるという効果がある。
置指令信号と電動機の模擬位置を示す第1の模擬位置信
号との偏差信号を入力して第1の速度信号を出力する第
1の位置制御手段と、第1の速度制御手段からの第1の
トルク信号と前記電動機に接続されるトルク伝達機構の
伝達トルクを示す模擬伝達トルク信号との偏差信号を入
力して前記第1の模擬速度信号を出力する電動機モデル
と、前記模擬伝達トルク信号を入力して前記電動機に前
記トルク伝達機構を介して接続される負荷機械の模擬速
度を示す第2の模擬速度信号を出力する負荷機械モデル
と、前記電動機モデルからの第1の模擬速度信号と前記
負荷機械モデルからの第2の模擬速度信号との偏差を入
力して前記模擬伝達トルク信号を出力するトルク伝達機
構モデルとを備えるので、電動機模擬回路、負荷機械模
擬回路、トルク伝達機構模擬回路毎にゲイン設定が容易
に行なえ、従来よりも正確な値が所定の時間内に設定で
きるだけでなく、位置の制御が高速で高精度にできると
いう効果がある。
からの第1の模擬速度信号と負荷機械モデルからの第2
の模擬速度信号の偏差信号を入力して補償トルク信号を
出力する補償トルク演算手段を備え、この補償トルク演
算手段からの補償トルク信号を第1の速度制御手段から
の第1のトルク信号から差し引いた偏差信号によって前
記電動機モデル又はトルク制御手段を制御するので速度
指令信号に対してオーバーシュートや振動が極めて少な
い高応答な速度制御が実現できるという効果がある。
からの第1の模擬速度信号と電動機の実際の速度信号と
の偏差信号を入力してこの偏差信号が減少するように前
記負荷機械モデルのイナーシャを同定するイナーシャ同
定手段を備えたのでイナーシャの設定が従来よりも速く
正確に設定できるという効果がある。
からの第1の模擬速度信号と前記電動機の実際の速度信
号との偏差信号を入力してイナーシャ同定信号を出力す
るイナーシャ同定手段とこのイナーシャ同定手段からの
イナーシャ同定信号に基づいて第1の制御手段のゲイン
を修正するゲイン修正手段を備えたので、負荷機械のイ
ナーシャが未知の場合や運転中に変化するような場合で
も、所望の応答特性を備えた速度制御あるいは位置制御
を行えるという効果がある。
からの第1の模擬速度信号と電動機の実際の速度信号と
の偏差信号を入力してイナーシャ同定信号を出力するイ
ナーシャ同定手段とこのイナーシャ同定手段からのイナ
ーシャ同定信号に基づいて補償トルク演算手段のゲイン
を修正するゲイン修正手段を備えたので、負荷機械のイ
ナーシャが未知の場合や運転中に変化するような場合で
も、所望の応答特性を備えた速度制御あるいは位置制御
を行えるという効果がある。
からの第1の模擬速度信号と電動機の実際の速度信号と
の偏差信号を入力してイナーシャ同定信号を出力するイ
ナーシャ同定手段とこのイナーシャ同定手段からのイナ
ーシャ同定信号に基づいて第2の制御手段のゲインを修
正するゲイン修正手段を備えたので、負荷機械のイナー
シャが未知の場合や運転中に変化するような場合でも、
所望の応答特性を備えた速度制御あるいは位置制御を行
えるという効果がある。
からの第1の模擬速度信号と前記負荷機械モデルからの
第2の模擬速度信号の偏差信号を入力して補償トルク信
号を出力する補償トルク演算手段と、前記電動機モデル
からの第1の模擬位置信号と前記負荷機械モデルからの
第2の模擬位置信号の偏差信号を入力して補償速度信号
を出力する補償速度演算手段を備え、この補償速度演算
手段からの補償速度信号を前記第1の位置制御手段から
の第1の速度信号に加えた後第1の速度制御手段に供給
し、第1の速度制御手段からの第1のトルクと前記補償
トルク演算回路からの補償トルク信号とに基づいて前記
電動機モデル又はトルク制御回路を制御するので、負荷
機械の振動を抑制し、高速で高精度な位置制御が可能に
なるという効果がある。
からの第1の模擬速度信号と電動機の実際の速度信号と
の偏差信号を入力してイナーシャ同定信号を出力するイ
ナーシャ同定手段とこのイナーシャ同定手段からのイナ
ーシャ同定信号に基づいて補償速度演算手段のゲインを
修正するゲイン修正手段を備えたので、負荷機械のイナ
ーシャが未知の場合や運転中に変化するような場合で
も、所望の応答特性を備えた速度制御あるいは位置制御
を行えるという効果がある。
る。
なる機械系の構成を示す図である。
ク伝達機構模擬回路および負荷機械模擬回路のブロック
図である。
である。
である。
である。
る。
ション結果を示す図である。
制御回路を付加した回路のブロック図である。
図である。
図である。
ある。
ーション結果を示す図である。
修正手段を付加した回路のブロック図である。
図である。
である。
図である。
示すブロック図である。
示すブロック図である。
明図である。
ン修正手段を付加した回路のブロック図である。
算を施した回路のブロック図である。
る。
る。
る。
手段を追加した回路のブロック図である。
る。
る。
る。
である。
である。
するためのシュミレーション結果である。
するためのシュミレーション結果である。
速度検出器、5 トルク制御手段、6 加算器、7 減
算器、8 第2の速度制御回路、9 負荷機械模擬回
路、10 トルク伝達機構模擬回路、11,12 減算
器、13 電動機模擬回路、14 補償トルク演算回
路、15 減算器、16 第1の速度制御回路、17,
18 減算器、19 位置速度検出器、20 減算器、
21 第2の位置制御回路、22 加算器、23,24
減算器、25 第1の位置制御回路、26 減算器、
27 電動機模擬回路、28 イナーシャ同定回路、2
9 ゲイン修正手段、30 減算器、31 第2の速度
制御回路、32 負荷機械模擬回路、33 第1の速度
制御回路、35 補償トルク演算回路、36 ゲイン修
正手段、37 第1の位置制御回路、38 第2の位置
制御回路、39 減算器、40 負荷機械模擬回路、4
1 補償トルク演算回路、42 補償速度演算回路、4
3 加算器、44 減算器、45 負荷機械模擬回路、
46 補償トルク演算回路、47 補償速度演算回路、
50 減算器、51 第1の速度制御回路、52 機械
系模擬回路、53 第2の速度制御回路、54 減算
器、55 加算器、56 減算器、57 第1の位置制
御回路、58 機械系模擬回路、58a,58b 積分
器、59 減算器、60 第2の位置制御回路、61
加算器、62 減算器、101,102,103 積分
器、104 係数器、105積分器、106 加算器、
107 係数器、108 係数器、109 積分器、1
10 加算器、111 係数器、112 電流検出器、
113 電流制御回路、114,115 減算器、20
1,202 係数器、204,205 積分器、206
係数器、207 積分器、208 加算器、209
積分器、210係数器、211 係数器、212 積分
器、213 加算器、214 乗算器、215 積分
器、216 加算器、300 積分器、301 積分
器、302係数器、303 係数器。
Claims (9)
- 【請求項1】 外部からの速度指令信号と電動機の模擬
速度を示す第1の模擬速度信号との偏差信号を入力して
前記第1の模擬速度信号が前記速度指令信号に対して所
望の応答特性を有するように第1のトルク信号を出力す
る第1の速度制御手段と、該第1の速度制御手段からの
第1のトルク信号と前記電動機に接続されるトルク伝達
機構の伝達トルクを示す模擬伝達トルク信号との偏差信
号を入力して前記第1の模擬速度信号を出力する電動機
モデルと、前記模擬伝達トルク信号を入力して前記電動
機に前記トルク伝達機構を介して接続される負荷機械の
模擬速度を示す第2の模擬速度信号を出力する負荷機械
モデルと、前記電動機モデルからの第1の模擬速度信号
と前記負荷機械モデルからの第2の模擬速度信号との偏
差を入力して前記模擬伝達トルク信号を出力するトルク
伝達機構モデルと、前記電動機モデルからの第1の模擬
速度信号と前記電動機の実際の速度信号との偏差信号を
入力して第2のトルク信号を出力する第2の速度制御手
段と、前記第1の速度制御手段からの第1のトルク信号
と前記第2の速度制御手段からの第2のトルク信号との
加算信号を入力して前記電動機の実際の速度信号が前記
速度指令信号に対して所望の応答特性を有するように前
記電動機のトルクを制御するトルク制御手段とを備えた
ことを特徴とする電動機の速度制御装置。 - 【請求項2】 外部からの位置指令信号と電動機の模擬
位置を示す第1の模擬位置信号との偏差信号を入力して
第1の速度信号を出力する第1の位置制御手段と、前記
第1の位置制御手段からの第1の速度信号と前記電動機
の模擬速度を示す第1の模擬速度信号との偏差信号を入
力して前記第1の模擬位置信号が前記位置指令信号に対
して所望の応答特性を有するように第1のトルク信号を
出力する第1の速度制御手段と、前記第1の速度制御手
段からの第1のトルク信号と前記電動機に接続されるト
ルク伝達機構の伝達トルクを示す模擬伝達トルク信号と
の偏差信号を入力して前記第1の模擬速度信号と第1の
模擬位置信号を出力する電動機モデルと、前記模擬伝達
トルク信号を入力して、前記電動機に前記トルク伝達機
構を介して接続される負荷機械の模擬速度を示す第2の
模擬速度信号を出力する負荷機械モデルと、前記電動機
モデルからの第1の模擬速度信号と前記負荷機械モデル
からの第2の模擬速度信号との偏差信号を入力して前記
模擬伝達トルク信号を出力するトルク伝達機構モデル
と、前記電動機モデルからの第1の模擬位置信号と前記
電動機の実際の位置信号との偏差信号を入力して第2の
速度信号を出力する第2の位置制御手段と、前記第1の
模擬速度信号と前記第2の位置制御手段からの第2の速
度信号とを加算しさらに前記電動機の実際の速度信号を
減算した偏差信号を入力して第2のトルク信号を出力す
る第2の速度制御手段と、前記第1の速度制御手段から
の第1のトルク信号と前記第2の速度制御手段からの第
2のトルク信号との加算信号を入力して前記電動機の実
際の位置信号が前記位置指令信号に対して所望の応答特
性を有するように前記電動機のトルクを制御するトルク
制御手段とを備えたことを特徴とした電動機の速度及び
位置制御装置。 - 【請求項3】 前記電動機モデルからの第1の模擬速度
信号と前記負荷機械モデルからの第2の模擬速度信号の
偏差信号を入力して補償トルク信号を出力する補償トル
ク演算手段を備え、この補償トルク演算手段からの補償
トルク信号を前記第1の速度制御手段からの第1のトル
ク信号から差し引いた偏差信号によって前記電動機モデ
ル又は前記トルク制御手段を制御することを特徴とする
請求項1又は請求項2記載の電動機の速度制御装置又は
電動機の速度及び位置制御装置。 - 【請求項4】 前記電動機モデルからの第1の模擬速度
信号と前記電動機の実際の速度信号との偏差信号を入力
してこの偏差信号が減少するように前記負荷機械モデル
のイナーシャを同定するイナーシャ同定手段を備えたこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電動機の速
度制御装置又は電動機の速度及び位置制御装置。 - 【請求項5】 前記電動機モデルからの第1の模擬速度
信号と前記電動機の実際の速度信号との偏差信号を入力
してイナーシャ同定信号を出力するイナーシャ同定手段
と、このイナーシャ同定手段からのイナーシャ同定信号
に基づいて前記第1の速度制御手段のゲインを修正する
ゲイン修正手段を備えたことを特徴とする請求項1又は
請求項2記載の電動機の速度制御装置又は電動機の速度
及び位置制御装置。 - 【請求項6】 前記電動機モデルからの第1の模擬速度
信号と前記電動機の実際の速度信号との偏差信号を入力
してイナーシャ同定信号を出力するイナーシャ同定手段
と、このイナーシャ同定手段からのイナーシャ同定信号
に基づいて前記補償トルク演算手段のゲインを修正する
ゲイン修正手段を備えたことを特徴とする請求項3記載
の電動機の速度制御装置又は電動機の速度及び位置制御
装置。 - 【請求項7】 前記電動機モデルからの第1の模擬速度
信号と前記電動機の実際の速度信号との偏差信号を入力
してイナーシャ同定信号を出力するイナーシャ同定手段
と、このイナーシャ同定手段からのイナーシャ同定信号
に基づいて前記第2の速度制御手段のゲインを修正する
ゲイン修正手段を備えたことを特徴とする請求項1又は
請求項2記載の電動機の速度制御装置又は電動機の速度
及び位置制御装置。 - 【請求項8】 前記電動機モデルからの第1の模擬速度
信号と前記負荷機械モデルからの第2の模擬速度信号の
偏差信号を入力して補償トルク信号を出力する補償トル
ク演算手段と、前記電動機モデルからの第1の模擬位置
信号と前記負荷機械モデルからの第2の模擬位置信号の
偏差信号を入力して補償速度信号を出力する補償速度演
算手段を備え、この補償速度演算手段からの補償速度信
号を前記第1の位置制御手段からの第1の速度信号に加
えた後前記第1の速度制御手段に供給し、前記第1の速
度制御手段からの第1のトルクと前記補償トルク演算手
段からの補償トルク信号とに基づいて前記電動機モデル
又は前記トルク制御手段を制御することを特徴とする請
求項2記載の電動機の速度及び位置制御装置。 - 【請求項9】 前記電動機モデルからの第1の模擬速度
信号と前記電動機の実際の速度信号との偏差信号を入力
してイナーシャ同定信号を出力するイナーシャ同定手段
と、このイナーシャ同定手段からのイナーシャ同定信号
に基づいて前記補償速度演算手段のゲインを修正するゲ
イン修正手段を備えたことを特徴とする請求項8記載の
電動機の速度及び位置制御装置。
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| JP30501294A JP3214270B2 (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 電動機の速度制御装置並びに速度及び位置制御装置 |
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