JPH08168465A - トロッカ− - Google Patents
トロッカ−Info
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- JPH08168465A JPH08168465A JP6317050A JP31705094A JPH08168465A JP H08168465 A JPH08168465 A JP H08168465A JP 6317050 A JP6317050 A JP 6317050A JP 31705094 A JP31705094 A JP 31705094A JP H08168465 A JPH08168465 A JP H08168465A
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- tube
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (1) 先端にレンズカバ−6、基端に外套管1
と固定する手段が設けられてなる内套管2と、(2) 内套
管2を内挿し先端開口に前記レンズカバ−6を洗浄する
ための液体洗浄手段と、基端に液体を断続的に注入する
手段と前記内套管2と固定する手段が設けられてなる外
套管1と、(3) 内套管2の外壁と外套管1の内壁との間
の隙間に設けられたレンズカバ−6を洗浄するための液
体通路12とからなるトロッカ−において、液体注入口15
が加圧状態で液体を貯蔵し、かつ開口部から液体を流出
するバル−ン33と、該バル−ン33を収納しその開口と連
通した液体流出口を開口部に有するハウジング37とから
なる液体注入器具の液体流出口から延びた液体流出チュ
−ブ62と連結してなるトロッカ−。 【効果】 レンズカバ−の洗浄を十分な加圧状態の液体
を用いて行うので、レンズカバ−は清浄に洗浄され、円
滑に内視鏡で体内が観察され、かつ写真撮影ができる。
と固定する手段が設けられてなる内套管2と、(2) 内套
管2を内挿し先端開口に前記レンズカバ−6を洗浄する
ための液体洗浄手段と、基端に液体を断続的に注入する
手段と前記内套管2と固定する手段が設けられてなる外
套管1と、(3) 内套管2の外壁と外套管1の内壁との間
の隙間に設けられたレンズカバ−6を洗浄するための液
体通路12とからなるトロッカ−において、液体注入口15
が加圧状態で液体を貯蔵し、かつ開口部から液体を流出
するバル−ン33と、該バル−ン33を収納しその開口と連
通した液体流出口を開口部に有するハウジング37とから
なる液体注入器具の液体流出口から延びた液体流出チュ
−ブ62と連結してなるトロッカ−。 【効果】 レンズカバ−の洗浄を十分な加圧状態の液体
を用いて行うので、レンズカバ−は清浄に洗浄され、円
滑に内視鏡で体内が観察され、かつ写真撮影ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は腹腔鏡下手術で使用され
るトロッカ−に関し、詳しくはトロッカ−に内視鏡を収
容して体内患部を診る時、体液で汚れたレンズカバ−を
洗浄して体内患部を観察するためのトロッカ−に関す
る。
るトロッカ−に関し、詳しくはトロッカ−に内視鏡を収
容して体内患部を診る時、体液で汚れたレンズカバ−を
洗浄して体内患部を観察するためのトロッカ−に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、腹腔内の外科手術においては、広
範囲の皮膚切開を避けるために、腹腔鏡下手術が行われ
ている。腹腔鏡下手術の瘻孔形成の方法としては、クロ
−ズ法とオ−プン法とがある。クロ−ズ法は気腹針で腹
腔に炭酸ガスを導入して腹腔を膨張させ、十分に膨張し
たら気腹針に変えて大きな直径(5〜12mm)のトロッカ
−内針に安全シ−ルド機構が付いたものを挿入する。オ
−プン法は皮膚を小切開後、鈍針のトロッカ−を挿入
し、内針を抜き去った後外筒から気腹し、内視鏡を挿入
して外科的処置を行うものである。オ−プン法の場合、
切開により予め体外への瘻孔は形成されているので、ト
ロッカ−外套管に内視鏡を挿入することによって体内患
部の観察は可能である。しかしながら、トロッカ−外套
管を腹腔に挿入して体内患部を診る時、体液が外套管の
レンズカバ−を汚すので緻密な患部観察ができず、特に
写真を撮る場合レンズカバ−の汚れも患部と一緒に写る
ので診断に困ることが多かった。かかる問題を解決した
手段として特開平6-22902号公報に先端チップに流体を
流して先端チップを洗浄する腹腔鏡および腹腔鏡手術方
法が紹介されている。
範囲の皮膚切開を避けるために、腹腔鏡下手術が行われ
ている。腹腔鏡下手術の瘻孔形成の方法としては、クロ
−ズ法とオ−プン法とがある。クロ−ズ法は気腹針で腹
腔に炭酸ガスを導入して腹腔を膨張させ、十分に膨張し
たら気腹針に変えて大きな直径(5〜12mm)のトロッカ
−内針に安全シ−ルド機構が付いたものを挿入する。オ
−プン法は皮膚を小切開後、鈍針のトロッカ−を挿入
し、内針を抜き去った後外筒から気腹し、内視鏡を挿入
して外科的処置を行うものである。オ−プン法の場合、
切開により予め体外への瘻孔は形成されているので、ト
ロッカ−外套管に内視鏡を挿入することによって体内患
部の観察は可能である。しかしながら、トロッカ−外套
管を腹腔に挿入して体内患部を診る時、体液が外套管の
レンズカバ−を汚すので緻密な患部観察ができず、特に
写真を撮る場合レンズカバ−の汚れも患部と一緒に写る
ので診断に困ることが多かった。かかる問題を解決した
手段として特開平6-22902号公報に先端チップに流体を
流して先端チップを洗浄する腹腔鏡および腹腔鏡手術方
法が紹介されている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、かかる
腹腔鏡は先端チップを洗浄する流体の圧力が小さいため
に流体が十分に先端チップを洗浄することができない欠
点を有していた。また、内視鏡観察は気腹した腹腔内で
行うものであるが、観察時間が長くなると腹腔内のガス
が漏れて十分に診察ができなくなることがあり、腹腔の
内視鏡観察において腹腔内のガス漏れを防止する手段が
必要である。本発明の目的はレンズカバ−の汚れを液体
で十分に洗浄して連続的に写真を撮ったり、患部観察が
できるようにするトロッカ−を提供することである。ま
た、本発明の他の目的は、腹腔内のガス漏れを防止して
内視鏡観察が十分に行えるようにするトロッカ−を提供
することである。
腹腔鏡は先端チップを洗浄する流体の圧力が小さいため
に流体が十分に先端チップを洗浄することができない欠
点を有していた。また、内視鏡観察は気腹した腹腔内で
行うものであるが、観察時間が長くなると腹腔内のガス
が漏れて十分に診察ができなくなることがあり、腹腔の
内視鏡観察において腹腔内のガス漏れを防止する手段が
必要である。本発明の目的はレンズカバ−の汚れを液体
で十分に洗浄して連続的に写真を撮ったり、患部観察が
できるようにするトロッカ−を提供することである。ま
た、本発明の他の目的は、腹腔内のガス漏れを防止して
内視鏡観察が十分に行えるようにするトロッカ−を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は(1)
先端にレンズカバ−、基端に外套管と固定する手段が設
けられてなる内套管と、(2) 前記内套管を内挿し先端開
口に前記レンズカバ−を洗浄するための液体洗浄手段
と、基端に液体を断続的に注入する手段と前記内套管と
固定する手段が設けられてなる外套管と、(3) 前記内套
管の外壁と前記外套管の内壁との間の隙間に設けられた
レンズカバ−を洗浄するための液体通路とからなるトロ
ッカ−において、液体注入口が加圧状態で液体を貯蔵
し、かつ開口部から液体を流出するバル−ンと、該バル
−ンを収納しその開口と連通した液体流出口を開口部に
有するハウジングとからなる液体注入器具の液体流出口
から延びた液体流出チュ−ブと連結してなるトロッカ−
である。また、本発明は前記トロッカ−において、前記
外套管の外壁に摺動自在であって、腹腔にガスを流入す
る手段と該ガスが腹腔かから漏出するのを防止する手段
と前記外套管を腹壁に固定する手段とからなるトロッカ
−である。
先端にレンズカバ−、基端に外套管と固定する手段が設
けられてなる内套管と、(2) 前記内套管を内挿し先端開
口に前記レンズカバ−を洗浄するための液体洗浄手段
と、基端に液体を断続的に注入する手段と前記内套管と
固定する手段が設けられてなる外套管と、(3) 前記内套
管の外壁と前記外套管の内壁との間の隙間に設けられた
レンズカバ−を洗浄するための液体通路とからなるトロ
ッカ−において、液体注入口が加圧状態で液体を貯蔵
し、かつ開口部から液体を流出するバル−ンと、該バル
−ンを収納しその開口と連通した液体流出口を開口部に
有するハウジングとからなる液体注入器具の液体流出口
から延びた液体流出チュ−ブと連結してなるトロッカ−
である。また、本発明は前記トロッカ−において、前記
外套管の外壁に摺動自在であって、腹腔にガスを流入す
る手段と該ガスが腹腔かから漏出するのを防止する手段
と前記外套管を腹壁に固定する手段とからなるトロッカ
−である。
【0005】また、本発明は前記トロッカ−において、
内套管と外套管とを固定する手段が上部外壁に雄ネジ、
下部内壁が環状の一端が固定され他端が開放された複数
のスリットからなる円筒状のキャップと、上部に前記雄
ネジと螺合して内套管を前記スリットで固締する雌ネジ
が設けられ、その足部は外套管先端開口付近に設けられ
た雌ネジと螺合して内套管と外套管とを固定する雄ネジ
が設けられてなる円筒体とからなるトロッカ−である。
更に、本発明は前記トロッカ−において、レンズカバ−
洗浄手段が円周面に複数の孔を有する環状体の外周から
内周に向けて液体が注入されてレンズカバ−が洗浄され
るトロッカ−である。更にまた、本発明は前記トロッカ
−において、液体を断続的に注入する手段がスプリング
によって押し上げられたプランジャ−のボタンを押すこ
とによって、プランジャ−側部に設けられた液体流入口
と液体通路とを遮断する弁が離れて液体が液体流入口か
ら液体通路に流入するトロッカ−である。
内套管と外套管とを固定する手段が上部外壁に雄ネジ、
下部内壁が環状の一端が固定され他端が開放された複数
のスリットからなる円筒状のキャップと、上部に前記雄
ネジと螺合して内套管を前記スリットで固締する雌ネジ
が設けられ、その足部は外套管先端開口付近に設けられ
た雌ネジと螺合して内套管と外套管とを固定する雄ネジ
が設けられてなる円筒体とからなるトロッカ−である。
更に、本発明は前記トロッカ−において、レンズカバ−
洗浄手段が円周面に複数の孔を有する環状体の外周から
内周に向けて液体が注入されてレンズカバ−が洗浄され
るトロッカ−である。更にまた、本発明は前記トロッカ
−において、液体を断続的に注入する手段がスプリング
によって押し上げられたプランジャ−のボタンを押すこ
とによって、プランジャ−側部に設けられた液体流入口
と液体通路とを遮断する弁が離れて液体が液体流入口か
ら液体通路に流入するトロッカ−である。
【0006】また、本発明は前記トロッカ−において、
外套管を腹壁に固定する手段が先端側直径が次第に小さ
くなる円錐形の可撓性樹脂層からなり、その外面には複
数の環状の突条体が設けられてなり、外套管外壁と前記
可撓性樹脂層との隙間にはガス通路が形成されてなり、
該隙間の先端は開口されて腹腔にガスが流入されてなる
トロッカ−である。更に、本発明は前記トロッカ−にお
いて、腹腔にガスを流入する手段と該ガスが腹腔から漏
出するのを防止する手段がガス流入口に逆止弁が設けら
れてなるトロッカ−である。
外套管を腹壁に固定する手段が先端側直径が次第に小さ
くなる円錐形の可撓性樹脂層からなり、その外面には複
数の環状の突条体が設けられてなり、外套管外壁と前記
可撓性樹脂層との隙間にはガス通路が形成されてなり、
該隙間の先端は開口されて腹腔にガスが流入されてなる
トロッカ−である。更に、本発明は前記トロッカ−にお
いて、腹腔にガスを流入する手段と該ガスが腹腔から漏
出するのを防止する手段がガス流入口に逆止弁が設けら
れてなるトロッカ−である。
【0007】
【作用】腹壁の皮膚を小切開後、鈍針のトロッカ−を挿
入し内針を抜き去る。その後内套管と外套管とを基端で
固定した本発明のトロッカ−を腹壁の切開部から外套管
固定具のガス流入通路の先端口が腹腔内に入るまで挿入
して固定する。次いで外套管固定具のガス流入口から加
圧ガス、特に炭酸ガスを腹腔内に流入する。加圧ガスは
逆止弁によって外部に洩れないようになっている。その
後内視鏡を内套管の内腔に挿入し外套管の基端に設けら
れたプランジャ−のボタンを押すことによって、バル−
ン内部に収容されていた液体が液体注入器具から内套管
と外套管の隙間に形成された液体通路を通って、外套管
先端に設けられた環状体の孔の外側から内側へ入りレン
ズカバ−を洗浄する。そして内視鏡で写真を撮る前に必
ずプランジャ−のボタンを押しレンズカバ−を洗浄し、
レンズカバ−を鮮明にしてから写真を撮る。
入し内針を抜き去る。その後内套管と外套管とを基端で
固定した本発明のトロッカ−を腹壁の切開部から外套管
固定具のガス流入通路の先端口が腹腔内に入るまで挿入
して固定する。次いで外套管固定具のガス流入口から加
圧ガス、特に炭酸ガスを腹腔内に流入する。加圧ガスは
逆止弁によって外部に洩れないようになっている。その
後内視鏡を内套管の内腔に挿入し外套管の基端に設けら
れたプランジャ−のボタンを押すことによって、バル−
ン内部に収容されていた液体が液体注入器具から内套管
と外套管の隙間に形成された液体通路を通って、外套管
先端に設けられた環状体の孔の外側から内側へ入りレン
ズカバ−を洗浄する。そして内視鏡で写真を撮る前に必
ずプランジャ−のボタンを押しレンズカバ−を洗浄し、
レンズカバ−を鮮明にしてから写真を撮る。
【0008】
【実施例】以下実施例で本発明の一例を説明する。図1
は本発明トロッカ−の一例を示す説明図であり、図2は
外套管基端部と固着する前の内套管基端部の断面図であ
り、図3は外套管基端部の液体流入口の断面図であり、
図4は外套管固定具の断面図、図5は本発明トロッカ−
の先端の断面図、図6はバル−ンに液体を充填したとき
のバル−ン部の断面図、図7は図6の液体流出チュ−ブ
のコネクタ−と液体注入器具のルア−テ−パ−状アダプ
タ−の断面図、図8は図7のコネクタ−をルア−テ−パ
−状アダプタ−に挿入したときの状態を示す説明図、図
9はシリンジ内液体をバル−ンに注入する際の説明図で
あってシリンジと液体注入器具が接続していない状態を
示す説明図、図10はシリンジから液体をバル−ン内へ充
填しているときの説明図である。図中1は外套管、2は
内套管、3は外套管基端部、4は内套管基端部、5は外
套管固定具、6はレンズカバ−、7は環状体、8は逆止
弁、9はアンカ−、10はロックネジ、11はバネ、12は液
体通路、13はボタン、33はバル−ン、70は液体注入器具
を示す。
は本発明トロッカ−の一例を示す説明図であり、図2は
外套管基端部と固着する前の内套管基端部の断面図であ
り、図3は外套管基端部の液体流入口の断面図であり、
図4は外套管固定具の断面図、図5は本発明トロッカ−
の先端の断面図、図6はバル−ンに液体を充填したとき
のバル−ン部の断面図、図7は図6の液体流出チュ−ブ
のコネクタ−と液体注入器具のルア−テ−パ−状アダプ
タ−の断面図、図8は図7のコネクタ−をルア−テ−パ
−状アダプタ−に挿入したときの状態を示す説明図、図
9はシリンジ内液体をバル−ンに注入する際の説明図で
あってシリンジと液体注入器具が接続していない状態を
示す説明図、図10はシリンジから液体をバル−ン内へ充
填しているときの説明図である。図中1は外套管、2は
内套管、3は外套管基端部、4は内套管基端部、5は外
套管固定具、6はレンズカバ−、7は環状体、8は逆止
弁、9はアンカ−、10はロックネジ、11はバネ、12は液
体通路、13はボタン、33はバル−ン、70は液体注入器具
を示す。
【0009】図1は本発明トロッカ−の説明図であり、
内套管2は先端にレンズカバ−6、基端に外套管1と固
定する手段が設けられてなる。外套管2は内套管2を内
挿し先端開口にレンズカバ−6を洗浄するための液体洗
浄手段と、基端に液体を断続的に注入する手段と内套管
2と固定する手段が設けられてなる。内套管2の外壁と
外套管1の内壁との間には隙間が設けられており、レン
ズカバ−6を洗浄するための液体通路12が設けられてい
る。液体注入口15は液体を充満したバル−ン33を有する
液体注入器具70の液体チュ−ブ62と連結しており、加圧
状態の液体が液体通路12を通ってレンズカバ−6を洗浄
するために供給される。外套管1の外壁の中間には外套
管外壁に摺動自在な外套管固定具5が設けられており、
外套管を腹壁に固定し、腹腔にガスを流入する手段と該
ガスが腹腔から漏出するのを防止する手段とが設けられ
ている。外套管固定具5は気腹針で予め腹腔を膨張させ
るときには設けなくても使用できる。
内套管2は先端にレンズカバ−6、基端に外套管1と固
定する手段が設けられてなる。外套管2は内套管2を内
挿し先端開口にレンズカバ−6を洗浄するための液体洗
浄手段と、基端に液体を断続的に注入する手段と内套管
2と固定する手段が設けられてなる。内套管2の外壁と
外套管1の内壁との間には隙間が設けられており、レン
ズカバ−6を洗浄するための液体通路12が設けられてい
る。液体注入口15は液体を充満したバル−ン33を有する
液体注入器具70の液体チュ−ブ62と連結しており、加圧
状態の液体が液体通路12を通ってレンズカバ−6を洗浄
するために供給される。外套管1の外壁の中間には外套
管外壁に摺動自在な外套管固定具5が設けられており、
外套管を腹壁に固定し、腹腔にガスを流入する手段と該
ガスが腹腔から漏出するのを防止する手段とが設けられ
ている。外套管固定具5は気腹針で予め腹腔を膨張させ
るときには設けなくても使用できる。
【0010】図2は本発明トロッカ−の外套管基端部3
と固着する内套管基端部4の断面図であり、上部外壁に
雄ネジ18が設けられ、下部内壁には環状の一端が固定さ
れ他端が開放された複数のスリット17からなる円筒状の
鞘状体21が形成され、その内腔には内套管2が挿入され
る。そして内套管2は円筒体22の上部に形成された雌ネ
ジ19と螺合していくと、鞘状体21のスリット17に挟持さ
れた内套管2は次第に固締されていく。円筒体22は上部
には雌ネジ19が形成されており、前述のように鞘状体21
の雄ネジ18と螺合するようになっている。その足部の外
壁には雄ネジ20が形成されており、外套管先端開口付近
に設けられた雌ネジ(図示せず)と螺合して内套管2と
外套管1とを固着する。
と固着する内套管基端部4の断面図であり、上部外壁に
雄ネジ18が設けられ、下部内壁には環状の一端が固定さ
れ他端が開放された複数のスリット17からなる円筒状の
鞘状体21が形成され、その内腔には内套管2が挿入され
る。そして内套管2は円筒体22の上部に形成された雌ネ
ジ19と螺合していくと、鞘状体21のスリット17に挟持さ
れた内套管2は次第に固締されていく。円筒体22は上部
には雌ネジ19が形成されており、前述のように鞘状体21
の雄ネジ18と螺合するようになっている。その足部の外
壁には雄ネジ20が形成されており、外套管先端開口付近
に設けられた雌ネジ(図示せず)と螺合して内套管2と
外套管1とを固着する。
【0011】このようにして固着された内套管2と外套
管1の先端は、図5の本発明トロッカ−の先端断面図に
示すように、内套管2の先端はレンズカバ−6が設けら
れており、外套管1の先端は複数のスリットからなる環
状スリット7が設けられている。環状スリット7の前面
には、環状スリット7が直接体液と衝突するのを防止す
るカフ14が形成されている。外套管1の壁と内套管2の
壁との間には隙間があり、液体流入口24から供給される
液体が通る液体通路12が形成されている。液体通路12へ
供給された液体はカフ14の壁に衝突して環状体7の外側
から環状体7の内側へ流入しレンズカバ−6の外面を洗
浄し、液体は体内に滞留する。使用される液体としては
生理食塩水が好ましい。
管1の先端は、図5の本発明トロッカ−の先端断面図に
示すように、内套管2の先端はレンズカバ−6が設けら
れており、外套管1の先端は複数のスリットからなる環
状スリット7が設けられている。環状スリット7の前面
には、環状スリット7が直接体液と衝突するのを防止す
るカフ14が形成されている。外套管1の壁と内套管2の
壁との間には隙間があり、液体流入口24から供給される
液体が通る液体通路12が形成されている。液体通路12へ
供給された液体はカフ14の壁に衝突して環状体7の外側
から環状体7の内側へ流入しレンズカバ−6の外面を洗
浄し、液体は体内に滞留する。使用される液体としては
生理食塩水が好ましい。
【0012】外套管基端部3には液体流入口24が設けら
れており、図3の断面図に示すように、ボタン13を押す
ことによって液体が断続的に液体通路12に流れるように
なっている。ボタン13は通常はバネ11によって外方に緊
張しており、液体はシ−ル部材25と弁26とによって閉止
されている。このような状態でボタン13を押すことによ
って、シヤフトが弁26の方向へ移行し、円筒状の円錐台
27の上端でシ−ルしていた弁26が円錐台27の大きい直径
の方向へ移動し、弁26と接触する円錐台27との間に隙間
が形成される。そしてその隙間から液体が液体通路12へ
流入することによってレンズカバ−6が液体で洗浄され
る。
れており、図3の断面図に示すように、ボタン13を押す
ことによって液体が断続的に液体通路12に流れるように
なっている。ボタン13は通常はバネ11によって外方に緊
張しており、液体はシ−ル部材25と弁26とによって閉止
されている。このような状態でボタン13を押すことによ
って、シヤフトが弁26の方向へ移行し、円筒状の円錐台
27の上端でシ−ルしていた弁26が円錐台27の大きい直径
の方向へ移動し、弁26と接触する円錐台27との間に隙間
が形成される。そしてその隙間から液体が液体通路12へ
流入することによってレンズカバ−6が液体で洗浄され
る。
【0013】図6はバル−ン33に液体を充填したときの
一例を示す液体注入器具70の断面図であって、バル−ン
33は液体が収容される部分であるとともに、該液体を液
体注入口へ移動せしめる駆動部分であり、棒状内軸31
と、該内軸31に滑動自在に外装されてなる円筒状外軸32
と、これらの両軸の外部に設けられたバル−ン33と、内
軸31と一体に形成された内軸受け34とで構成されてい
る。外軸32の一端であって、内軸31に外装される側と反
対側の端部には傘状部材35が固着されている。
一例を示す液体注入器具70の断面図であって、バル−ン
33は液体が収容される部分であるとともに、該液体を液
体注入口へ移動せしめる駆動部分であり、棒状内軸31
と、該内軸31に滑動自在に外装されてなる円筒状外軸32
と、これらの両軸の外部に設けられたバル−ン33と、内
軸31と一体に形成された内軸受け34とで構成されてい
る。外軸32の一端であって、内軸31に外装される側と反
対側の端部には傘状部材35が固着されている。
【0014】バル−ン33は筒状、球状、2枚のシ−トの
端縁をシ−ルした扁平状の形状をしており、内軸31およ
び外軸32を被覆するようにこれら両軸の外部に設けられ
ており、その一端は内軸31に、他端は外軸32にO−リン
グなどのシ−ル手段36によって気密に密着固定されてい
る。バル−ン33は、患者への薬液注入量、注入時間など
に応じて種々の大きさ、肉厚のものを用いることがで
き、本発明においては特に限定されるものでない。バル
−ン33は液体を充填することによって膨張し、円筒状の
バル−ンでは半径方向とともに長手方向にも膨張しうる
構造になっている。
端縁をシ−ルした扁平状の形状をしており、内軸31およ
び外軸32を被覆するようにこれら両軸の外部に設けられ
ており、その一端は内軸31に、他端は外軸32にO−リン
グなどのシ−ル手段36によって気密に密着固定されてい
る。バル−ン33は、患者への薬液注入量、注入時間など
に応じて種々の大きさ、肉厚のものを用いることがで
き、本発明においては特に限定されるものでない。バル
−ン33は液体を充填することによって膨張し、円筒状の
バル−ンでは半径方向とともに長手方向にも膨張しうる
構造になっている。
【0015】外軸32はバル−ン33の動きに付随して内軸
31をガイドとして軸方向に移動する。その位置とバル−
ン33内に残っている液体の量との関係は一定であるので
内軸31またはハウジング37に目盛りを設けることで液体
の流出量を確認することができる。外軸32の一端であっ
て、内軸31に外装されている側と反対側の端部には、必
要により耐水圧フイルタ−38が設けられる。この耐水圧
フイルタ−38は液体注入時にバル−ン33内に残存してい
る空気を外部に追い出す役割を果たす部材であり、ポリ
エステル、弗素樹脂またはこれらをラミネ−トしたもの
などで作製することができる。
31をガイドとして軸方向に移動する。その位置とバル−
ン33内に残っている液体の量との関係は一定であるので
内軸31またはハウジング37に目盛りを設けることで液体
の流出量を確認することができる。外軸32の一端であっ
て、内軸31に外装されている側と反対側の端部には、必
要により耐水圧フイルタ−38が設けられる。この耐水圧
フイルタ−38は液体注入時にバル−ン33内に残存してい
る空気を外部に追い出す役割を果たす部材であり、ポリ
エステル、弗素樹脂またはこれらをラミネ−トしたもの
などで作製することができる。
【0016】バル−ン33は弾性材料からなり、その材料
としてはシリコ−ンゴム、ブチルゴム、アクリロニトリ
ルブタジェンゴム、ブタジェンゴム、イソプレンゴム、
ウレタンゴム、スチレンブタジェンゴム、ペルプレン、
クレイトンゴムなどの弾性重合体または天然ゴム、これ
らの重合体混合物、またはこれらの物質の添加剤を除去
したのち人体に無害の酸化防止剤を添加した加工物質、
またはラミネ−ト等が挙げられる。
としてはシリコ−ンゴム、ブチルゴム、アクリロニトリ
ルブタジェンゴム、ブタジェンゴム、イソプレンゴム、
ウレタンゴム、スチレンブタジェンゴム、ペルプレン、
クレイトンゴムなどの弾性重合体または天然ゴム、これ
らの重合体混合物、またはこれらの物質の添加剤を除去
したのち人体に無害の酸化防止剤を添加した加工物質、
またはラミネ−ト等が挙げられる。
【0017】内軸31の一端であって、外軸32が外装され
る側と反対側の端部には、内軸受け34が該内軸31と一体
に形成されている。該内軸受け34は短円筒状部材であ
り、その内軸31側端部には薬液流出入口が形成されてい
る。液体流出入口は内軸受け34の内部を介してハウジン
グ37の液体流路43と連通している。ハウジング37はバル
−ン33が外部の鋭利な物体に触れて破損するのを防止す
るとともに、バル−ン自体のピンホ−ルなどの欠陥によ
ってバル−ン33から液洩れが発生した場合に外部に液体
が飛散しないように液体を密封する機能を果たすもので
ある。ハウジング37の適宜の箇所には空気抜きの窓部40
が形成されており、該窓部40には空気は通過させるが液
体は通過させない疎水性フイルタ−41を設けるのが好ま
しい。
る側と反対側の端部には、内軸受け34が該内軸31と一体
に形成されている。該内軸受け34は短円筒状部材であ
り、その内軸31側端部には薬液流出入口が形成されてい
る。液体流出入口は内軸受け34の内部を介してハウジン
グ37の液体流路43と連通している。ハウジング37はバル
−ン33が外部の鋭利な物体に触れて破損するのを防止す
るとともに、バル−ン自体のピンホ−ルなどの欠陥によ
ってバル−ン33から液洩れが発生した場合に外部に液体
が飛散しないように液体を密封する機能を果たすもので
ある。ハウジング37の適宜の箇所には空気抜きの窓部40
が形成されており、該窓部40には空気は通過させるが液
体は通過させない疎水性フイルタ−41を設けるのが好ま
しい。
【0018】ハウジング37の一端面はキャップ42により
閉じられており、該キャップ42の中央部分には液体をバ
ル−ン33内に注入したり、該バル−ン33より液体を所定
箇所に注入する際に液体の流路となる液体流路43が形成
されている。液体流路43には、図7〜図10に示されるよ
うにバル−ン33側からダックビルタイプの逆止弁44、固
定デイスク45およびシ−ル手段46が設けられている。ダ
ックビルタイプの逆止弁44は弁の閉鎖端がカモノハシの
嘴のような形状をしており、バル−ン33内部への液体の
流通は許すが、その逆方向の流れは阻止する構造になっ
ている。逆止弁44としては、前記ダックビルタイプの弁
のほかにも傘弁、フラップ弁、ポペット弁、ボ−ル弁な
どを用いることができ、これらの弁材料としては弗素樹
脂、ナイロン、ポリオレフイン、ポリ塩化ビニル、ポリ
カ−ボネ−ト、シリコ−ン樹脂などが挙げられる。固定
デイスク45は逆止弁44の基板を支持するものであり、中
央部には液体の流出流入のための開口部47が形成されて
いる。開口部47は液体流出部および液体流入部を兼用し
ている。
閉じられており、該キャップ42の中央部分には液体をバ
ル−ン33内に注入したり、該バル−ン33より液体を所定
箇所に注入する際に液体の流路となる液体流路43が形成
されている。液体流路43には、図7〜図10に示されるよ
うにバル−ン33側からダックビルタイプの逆止弁44、固
定デイスク45およびシ−ル手段46が設けられている。ダ
ックビルタイプの逆止弁44は弁の閉鎖端がカモノハシの
嘴のような形状をしており、バル−ン33内部への液体の
流通は許すが、その逆方向の流れは阻止する構造になっ
ている。逆止弁44としては、前記ダックビルタイプの弁
のほかにも傘弁、フラップ弁、ポペット弁、ボ−ル弁な
どを用いることができ、これらの弁材料としては弗素樹
脂、ナイロン、ポリオレフイン、ポリ塩化ビニル、ポリ
カ−ボネ−ト、シリコ−ン樹脂などが挙げられる。固定
デイスク45は逆止弁44の基板を支持するものであり、中
央部には液体の流出流入のための開口部47が形成されて
いる。開口部47は液体流出部および液体流入部を兼用し
ている。
【0019】図7において、接続具であるロックアダプ
タ−49と固定デイスク45により形成された環状凹所48内
には、シ−ル手段46たるO−リングが配設されている。
このO−リングの内径は連通パイプの外径と同一もしく
はそれより小さく、これによって連通パイプ64を液体流
路43内に挿入したときのシ−ル性が高められるようにな
っている。ロックアダプタ−49は内面がルア−テ−パ−
状に形成されたほぼ円筒状の接続具である。このロック
アダプタ−49はキャップ42に形成された凹所50内に嵌め
込まれている。ロックアダプタ−49の端部外周には液体
流出チュ−ブ62を接続するためのネジ部51が形成されて
いる。液体のバル−ン33への流入は図9および図10に示
すように、液体流路43に注射器のシリンジ52の針基53を
挿入し、このシリンジ52の針基53の外周をロックアダプ
タ−49のルア−テ−パ−状の内周面に嵌合し、ロックア
ダプタ−49によって螺合して行う。図9および図10では
シリンジ52の針基53はロックアダプタ−49と螺合するよ
うに形成されているが、シリンジ52の針基53の外周をロ
ックアダプタ−49のルア−テ−パ−状の内周面に押しつ
けながら液体をバル−ンに流入してもよい。この時、針
基53は逆止弁44の入口側にあり、その長さは逆止弁44に
届かない範囲であり、バル−ン内への液体充填時に液体
が液体流出チュ−ブ62側へ逆流するのを防止する。
タ−49と固定デイスク45により形成された環状凹所48内
には、シ−ル手段46たるO−リングが配設されている。
このO−リングの内径は連通パイプの外径と同一もしく
はそれより小さく、これによって連通パイプ64を液体流
路43内に挿入したときのシ−ル性が高められるようにな
っている。ロックアダプタ−49は内面がルア−テ−パ−
状に形成されたほぼ円筒状の接続具である。このロック
アダプタ−49はキャップ42に形成された凹所50内に嵌め
込まれている。ロックアダプタ−49の端部外周には液体
流出チュ−ブ62を接続するためのネジ部51が形成されて
いる。液体のバル−ン33への流入は図9および図10に示
すように、液体流路43に注射器のシリンジ52の針基53を
挿入し、このシリンジ52の針基53の外周をロックアダプ
タ−49のルア−テ−パ−状の内周面に嵌合し、ロックア
ダプタ−49によって螺合して行う。図9および図10では
シリンジ52の針基53はロックアダプタ−49と螺合するよ
うに形成されているが、シリンジ52の針基53の外周をロ
ックアダプタ−49のルア−テ−パ−状の内周面に押しつ
けながら液体をバル−ンに流入してもよい。この時、針
基53は逆止弁44の入口側にあり、その長さは逆止弁44に
届かない範囲であり、バル−ン内への液体充填時に液体
が液体流出チュ−ブ62側へ逆流するのを防止する。
【0020】コネクタ−部60の一端には図7に示すよう
にロックアダプタ−49に接続されたときに、逆止弁44を
押し開いてバル−ン33内部に連通しうる長さを有する連
通パイプ64が設けられている。この連通パイプ64はポリ
カ−ボネ−ト、ポリ塩化ビニル、ポリオレフインなどの
合成樹脂やステンレスなどの金属で作製することができ
る。連通パイプ64はコネクタ−部60の内周面に固着され
ている。連通パイプ64の突出部の長さは、図8にも示さ
れるようにコネクタ−部60とロックアダプタ−49が接続
されたときにダックビルタイプの逆止弁44を押し広げう
る長さに設定されている。これにより逆止弁44の逆止効
果が強制的に解除されて、注入針を用いなくともバル−
ン33内に充填された液体の流出が可能になる。コネクタ
−部60側のネジ部65はロックアダプタ−49に形成された
ネジ部51との螺合によりバル−ン33と液体流出チュ−ブ
62との接続が行われる。この接続は螺合以外に嵌合で行
うようにしてもよい。
にロックアダプタ−49に接続されたときに、逆止弁44を
押し開いてバル−ン33内部に連通しうる長さを有する連
通パイプ64が設けられている。この連通パイプ64はポリ
カ−ボネ−ト、ポリ塩化ビニル、ポリオレフインなどの
合成樹脂やステンレスなどの金属で作製することができ
る。連通パイプ64はコネクタ−部60の内周面に固着され
ている。連通パイプ64の突出部の長さは、図8にも示さ
れるようにコネクタ−部60とロックアダプタ−49が接続
されたときにダックビルタイプの逆止弁44を押し広げう
る長さに設定されている。これにより逆止弁44の逆止効
果が強制的に解除されて、注入針を用いなくともバル−
ン33内に充填された液体の流出が可能になる。コネクタ
−部60側のネジ部65はロックアダプタ−49に形成された
ネジ部51との螺合によりバル−ン33と液体流出チュ−ブ
62との接続が行われる。この接続は螺合以外に嵌合で行
うようにしてもよい。
【0021】図4は外套管固定具5の断面図である。外
套管固定具5は外套管1を固定する円錐状部材であり、
外套管1の外壁を自在に摺動し、腹壁が所望する位置に
くるようにロックネジ10で外套管1を固定する。外套管
固定具5の底部は手術部位の傷口を遮蔽する円錐状のア
ンカ−9が設けられている。アンカ−9の外壁には複数
の環状の突条体28が設けられており、予め腹壁に形成さ
れた傷口にアンカ−9を挿入してトロッカ−で腹腔を遮
断する際の皮膚との境界になる。アンカ−9と外套管1
の外壁との間には隙間があり、ガスが腹腔に流入するガ
ス通路30を形成している。アンカ−9の先端は円筒管に
なって開口しており、腹腔内にガスが流入するようにな
っている。そしてアンカ−9の上端には、O−リング29
が設けられており、アンカ−9を外套管1の外壁に確実
に固定するとともにガスが上端から洩れるのを防止して
いる。アンカ−9は可撓性樹脂からなる。可撓性樹脂と
しては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリアミド、アクリル樹脂等の熱可
塑性樹脂、合成ゴム、天然ゴム等が挙げられる。
套管固定具5は外套管1を固定する円錐状部材であり、
外套管1の外壁を自在に摺動し、腹壁が所望する位置に
くるようにロックネジ10で外套管1を固定する。外套管
固定具5の底部は手術部位の傷口を遮蔽する円錐状のア
ンカ−9が設けられている。アンカ−9の外壁には複数
の環状の突条体28が設けられており、予め腹壁に形成さ
れた傷口にアンカ−9を挿入してトロッカ−で腹腔を遮
断する際の皮膚との境界になる。アンカ−9と外套管1
の外壁との間には隙間があり、ガスが腹腔に流入するガ
ス通路30を形成している。アンカ−9の先端は円筒管に
なって開口しており、腹腔内にガスが流入するようにな
っている。そしてアンカ−9の上端には、O−リング29
が設けられており、アンカ−9を外套管1の外壁に確実
に固定するとともにガスが上端から洩れるのを防止して
いる。アンカ−9は可撓性樹脂からなる。可撓性樹脂と
しては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリアミド、アクリル樹脂等の熱可
塑性樹脂、合成ゴム、天然ゴム等が挙げられる。
【0022】ガス流入口30には、逆止弁8が設けられて
おり、腹腔方向へ入るガスは流入するが、腹腔から大気
へ流出しょうとするガスは流出防止する作用をする。逆
止弁としては、カモノハシの嘴のよな形状をしたダック
ビルタイプ弁、傘弁、フラップ弁、ポペット弁、ボ−ル
弁等が用いられる。手術終了後、腹腔内のガスを流出さ
せる場合には、細管で逆止弁を開口させて細管の内腔か
ら腹腔内のガスが流出するようにする。ガスとしては炭
酸ガス等が使用される。ガスはアンカ−9と外套管1の
外壁との隙間によって形成されるガス通路30を通って腹
腔へ入る。
おり、腹腔方向へ入るガスは流入するが、腹腔から大気
へ流出しょうとするガスは流出防止する作用をする。逆
止弁としては、カモノハシの嘴のよな形状をしたダック
ビルタイプ弁、傘弁、フラップ弁、ポペット弁、ボ−ル
弁等が用いられる。手術終了後、腹腔内のガスを流出さ
せる場合には、細管で逆止弁を開口させて細管の内腔か
ら腹腔内のガスが流出するようにする。ガスとしては炭
酸ガス等が使用される。ガスはアンカ−9と外套管1の
外壁との隙間によって形成されるガス通路30を通って腹
腔へ入る。
【0023】次に、本発明トロッカ−の操作方法につい
て説明する。腹壁の皮膚を小切開後、鈍針のトロッカ−
を挿入し内針を抜き去る。その後内套管2と外套管1と
を基端で固定した本発明のトロッカ−を腹壁の切開箇所
から外套管固定具のガス流入通路の先端口が腹腔内に入
るまで挿入する。次いで外套管固定具5のガス流入口15
から加圧ガスを最初は低流量で腹腔内に流入する。腹腔
内圧の異常な上昇がないことを触診あるいは打診で確認
した後、高流量に切り換え、腹腔内圧が10〜15mmHgにな
るようにする。加圧ガスは逆止弁によって外部に洩れな
いようになっている。その後内視鏡を内套管2の内腔に
挿入し外套管1の基端に設けられたボタン13を押すこと
によって、バル−ン33内の液体が内套管2と外套管1の
隙間に形成された液体通路12を通って、外套管1の先端
に設けられた環状体7の外側から内側へ入りレンズカバ
−6を洗浄する。そして内視鏡で写真を撮る前に必ずボ
タン13を押しレンズカバ−6を洗浄し、レンズカバ−6
を鮮明にしてから写真を撮る。検査終了後、腹腔内のガ
スを流出させる場合には、細径の管状体をガス流入口15
から挿入して逆止弁8の弁を開口させて、腹腔内のガス
を細径の管状体を通って外部に流出させる。
て説明する。腹壁の皮膚を小切開後、鈍針のトロッカ−
を挿入し内針を抜き去る。その後内套管2と外套管1と
を基端で固定した本発明のトロッカ−を腹壁の切開箇所
から外套管固定具のガス流入通路の先端口が腹腔内に入
るまで挿入する。次いで外套管固定具5のガス流入口15
から加圧ガスを最初は低流量で腹腔内に流入する。腹腔
内圧の異常な上昇がないことを触診あるいは打診で確認
した後、高流量に切り換え、腹腔内圧が10〜15mmHgにな
るようにする。加圧ガスは逆止弁によって外部に洩れな
いようになっている。その後内視鏡を内套管2の内腔に
挿入し外套管1の基端に設けられたボタン13を押すこと
によって、バル−ン33内の液体が内套管2と外套管1の
隙間に形成された液体通路12を通って、外套管1の先端
に設けられた環状体7の外側から内側へ入りレンズカバ
−6を洗浄する。そして内視鏡で写真を撮る前に必ずボ
タン13を押しレンズカバ−6を洗浄し、レンズカバ−6
を鮮明にしてから写真を撮る。検査終了後、腹腔内のガ
スを流出させる場合には、細径の管状体をガス流入口15
から挿入して逆止弁8の弁を開口させて、腹腔内のガス
を細径の管状体を通って外部に流出させる。
【0024】
【発明の効果】本発明トロッカ−はレンズカバ−の洗浄
を十分な加圧状態の液体を用いて行うので、レンズカバ
−は清浄に洗浄され、円滑に内視鏡で体内が観察され、
かつ写真撮影ができる。
を十分な加圧状態の液体を用いて行うので、レンズカバ
−は清浄に洗浄され、円滑に内視鏡で体内が観察され、
かつ写真撮影ができる。
【図1】本発明トロッカ−の説明図。
【図2】外套管基端部と固着する内套管基端部の断面
図。
図。
【図3】外套管基端部の液体流入口の断面図。
【図4】外套管固定具の断面図。
【図5】本発明トロッカ−の先端の断面図。
【図6】バル−ンに液体を充填したときのバル−ン部の
断面図。
断面図。
【図7】図6の液体流出チュ−ブのコネクタ−と液体注
入器具のルア−テ−パ−状アダプタ−の断面図。
入器具のルア−テ−パ−状アダプタ−の断面図。
【図8】図7のコネクタ−をルア−テ−パ−状アダプタ
−に挿入したときの状態示す説明図。
−に挿入したときの状態示す説明図。
【図9】シリンジ内液体をバル−ンに注入する際の説明
図であってシリンジと液体注入器具が接続していない状
態を示す説明図、図10は
図であってシリンジと液体注入器具が接続していない状
態を示す説明図、図10は
【図10】シリンジから液体をバル−ン内へ充填している
ときの説明図
ときの説明図
1 外套管 2 内套管 3 外套管基端部 4 内套管基端部 5 外套管固定具 6 レンズカバ− 7 環状体 8 逆止弁 9 アンカ− 10 ロックネジ 11 バネ 12 液体通路 13 ボタン 33 バル−ン 70 液体注入器具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻川 肇 大阪市北区本庄西3丁目9番3号株式会社 ニッショ−内 (72)発明者 川本 昇司 大阪市北区本庄西3丁目9番3号株式会社 ニッショ−内
Claims (7)
- 【請求項1】 (1) 先端にレンズカバ−、基端に外套管
と固定する手段が設けられてなる内套管と、(2) 前記内
套管を内挿し先端開口に前記レンズカバ−を洗浄するた
めの液体洗浄手段と、基端に液体を断続的に注入する手
段と前記内套管と固定する手段が設けられてなる外套管
と、(3) 前記内套管の外壁と前記外套管の内壁との間の
隙間に設けられたレンズカバ−を洗浄するための液体通
路とからなるトロッカ−において、 液体注入口が加圧状態で液体を貯蔵し、かつ開口部から
液体を流出するバル−ンと、該バル−ンを収納しその開
口と連通した液体流出口を開口部に有するハウジングと
からなる液体注入器具の液体流出口から延びた液体流出
チュ−ブと連結してなるトロッカ−。 - 【請求項2】 前記外套管の外壁に摺動自在であって、
腹腔にガスを流入する手段と該ガスが腹腔かから漏出す
るのを防止する手段と前記外套管を腹壁に固定する手段
とからなる請求項1記載のトロッカ−。 - 【請求項3】 内套管と外套管とを固定する手段が上部
外壁に雄ネジ、下部内壁が環状の一端が固定され他端が
開放された複数のスリットからなる円筒状の鞘状体と、
上部に前記雄ネジと螺合して内套管を前記スリットで固
締する雌ネジが設けられ、その足部は外套管先端開口付
近に設けられた雌ネジと螺合して内套管と外套管とを固
定する雄ネジが設けられてなる円筒体とからなる請求項
1または2記載のトロッカ−。 - 【請求項4】 レンズカバ−洗浄手段が円周面に複数の
孔を有する環状体の外周から内周に向けて液体が注入さ
れてレンズカバ−が洗浄される請求項1〜3のいずれか
に記載のトロッカ−。 - 【請求項5】 液体を断続的に注入する手段がスプリン
グによって押し上げられたプランジャ−のボタンを押す
ことによって、プランジャ−側部に設けられた液体流入
口と液体通路とを遮断する弁が離れて液体が液体流入口
から液体通路に流入する請求1〜4のいずれかに記載の
トロッカ−。 - 【請求項6】 外套管を腹壁に固定する手段が先端側直
径が次第に小さくなる円錐形の可撓性樹脂層からなり、
その外面には複数の環状の突条体が設けられてなり、外
套管外壁と前記可撓性樹脂層との隙間にはガス通路が形
成されてなり、該隙間の先端は開口されて腹腔にガスが
流入されてなる請求項1〜5のいずれかに記載のトロッ
カ−。 - 【請求項7】 腹腔にガスを流入する手段と該ガスが腹
腔から漏出するのを防止する手段がガス流入口に逆止弁
が設けられてなる請求項1〜6記載のいずれかであるト
ロッカ−。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31705094A JP3334118B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | トロッカ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31705094A JP3334118B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | トロッカ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08168465A true JPH08168465A (ja) | 1996-07-02 |
| JP3334118B2 JP3334118B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=18083865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31705094A Expired - Fee Related JP3334118B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | トロッカ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3334118B2 (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2010519954A (ja) * | 2007-02-28 | 2010-06-10 | タイコ ヘルスケア グループ リミテッド パートナーシップ | 手術用視覚アクセス装置 |
| JP2015136596A (ja) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | オリンパス株式会社 | 流路接続装置 |
| JP2016503682A (ja) * | 2012-12-24 | 2016-02-08 | ノバダック テクノロジーズ インコーポレイテッド | 腔内導入具 |
| JP2017524496A (ja) * | 2014-06-25 | 2017-08-31 | マッカイ メモリアル ホスピタルMackay Memorial Hospital | 泌尿器内視鏡補助システム及び使用方法 |
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| US9968244B2 (en) | 2000-07-14 | 2018-05-15 | Novadaq Technologies ULC | Compact fluorescence endoscopy video system |
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| CN109394163A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-03-01 | 中南大学湘雅三医院 | 一种用于腹腔镜镜面防污染的气流保护套 |
| US10293122B2 (en) | 2016-03-17 | 2019-05-21 | Novadaq Technologies ULC | Endoluminal introducer with contamination avoidance |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4731607B2 (ja) | 2007-02-19 | 2011-07-27 | 株式会社エネルギー応用技術研究所 | 急速充電用電力供給装置および急速充電用電力供給方法 |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP31705094A patent/JP3334118B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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