JPH08169385A - 補助動力式車両の慣性クラッチ - Google Patents
補助動力式車両の慣性クラッチInfo
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- JPH08169385A JPH08169385A JP31716994A JP31716994A JPH08169385A JP H08169385 A JPH08169385 A JP H08169385A JP 31716994 A JP31716994 A JP 31716994A JP 31716994 A JP31716994 A JP 31716994A JP H08169385 A JPH08169385 A JP H08169385A
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- electric motor
- roller
- auxiliary power
- clutch
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両の走行抵抗の低減、軽量化、コストダウ
ン等を図ることができる補助動力式車両の慣性クラッチ
を提供すること。 【構成】 電動モータ28によって回転駆動されるロー
ラ30を前輪6に押圧して補助動力を前輪6に伝達する
電動モータ付自転車(補助動力式車両)において補助動
力の前輪6への伝達を断接する慣性クラッチを、車体側
に揺動自在に枢着されたレバー26に前記電動モータ2
8とローラ30を取り付け、電動モータ28の非作動時
にローラ30と前輪6との間に所定隙間δを形成するた
めのスプリング41を前記レバー26と車体との間に介
設して構成する。本発明によれば、電動モータ28の非
作動時にはローラ30は前輪6から離間しているため、
該ローラ30及び電動モータ28が前輪6によって逆駆
動されることがなく、自転車の通常走行時の走行抵抗が
低く抑えられる。又、高価なワンウェイクラッチ等が不
要となるため、自転車の軽量化及びコストダウンを図る
ことができる。
ン等を図ることができる補助動力式車両の慣性クラッチ
を提供すること。 【構成】 電動モータ28によって回転駆動されるロー
ラ30を前輪6に押圧して補助動力を前輪6に伝達する
電動モータ付自転車(補助動力式車両)において補助動
力の前輪6への伝達を断接する慣性クラッチを、車体側
に揺動自在に枢着されたレバー26に前記電動モータ2
8とローラ30を取り付け、電動モータ28の非作動時
にローラ30と前輪6との間に所定隙間δを形成するた
めのスプリング41を前記レバー26と車体との間に介
設して構成する。本発明によれば、電動モータ28の非
作動時にはローラ30は前輪6から離間しているため、
該ローラ30及び電動モータ28が前輪6によって逆駆
動されることがなく、自転車の通常走行時の走行抵抗が
低く抑えられる。又、高価なワンウェイクラッチ等が不
要となるため、自転車の軽量化及びコストダウンを図る
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動モータの始動慣性
力と付勢手段の付勢力によって補助動力の車輪への伝達
を断接する補助動力式車両の慣性クラッチに関する。
力と付勢手段の付勢力によって補助動力の車輪への伝達
を断接する補助動力式車両の慣性クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】補助動力式車両として例えば電動モータ
付自転車が提案され、実用に供されている。この電動モ
ータ付自転車は、人力による駆動系の他に電動モータに
よる駆動系を備え、人力を検知してその大きさに応じた
補助動力を車輪に付与することによってライダーの肉体
的負担を軽減するものである。
付自転車が提案され、実用に供されている。この電動モ
ータ付自転車は、人力による駆動系の他に電動モータに
よる駆動系を備え、人力を検知してその大きさに応じた
補助動力を車輪に付与することによってライダーの肉体
的負担を軽減するものである。
【0003】ところで、電動モータで発生する補助動力
を車輪に伝達する機構としては、例えば電動モータによ
って回転駆動されるローラを直接車輪に押圧する方式が
考えられる。この方式においては、車体側に動揺自在に
枢着させたレバーに電動モータとローラを取り付け、電
動モータの駆動力に比例してローラの車輪への押圧力が
増すようレバーを所定角度(例えば、30°)だけ傾斜
させておく構成が考えられる。
を車輪に伝達する機構としては、例えば電動モータによ
って回転駆動されるローラを直接車輪に押圧する方式が
考えられる。この方式においては、車体側に動揺自在に
枢着させたレバーに電動モータとローラを取り付け、電
動モータの駆動力に比例してローラの車輪への押圧力が
増すようレバーを所定角度(例えば、30°)だけ傾斜
させておく構成が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、通常の自転車走行(補助動力を受けない
走行)においても、電動モータやローラの自重によって
ローラは常時車輪に押圧されているため、ローラや電動
モータが車輪によって逆駆動され、走行抵抗が増加して
ライダーの肉体的負担が増大するという問題がある。
成においては、通常の自転車走行(補助動力を受けない
走行)においても、電動モータやローラの自重によって
ローラは常時車輪に押圧されているため、ローラや電動
モータが車輪によって逆駆動され、走行抵抗が増加して
ライダーの肉体的負担が増大するという問題がある。
【0005】そこで、電動モータからローラへの動力伝
達のみを許容するワンウェイクラッチを設けることも考
えられるが、この場合も少なくともローラは逆駆動され
るために依然として走行抵抗が発生する他、高価なワン
ウェイクラッチを設けることによるコストアップを免れ
ないという問題がある。
達のみを許容するワンウェイクラッチを設けることも考
えられるが、この場合も少なくともローラは逆駆動され
るために依然として走行抵抗が発生する他、高価なワン
ウェイクラッチを設けることによるコストアップを免れ
ないという問題がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、車両の走行抵抗の低減、軽量
化、コストダウン等を図ることができる補助動力式車両
の慣性クラッチを提供することにある。
で、その目的とする処は、車両の走行抵抗の低減、軽量
化、コストダウン等を図ることができる補助動力式車両
の慣性クラッチを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、電動モータによって回転駆
動されるローラを車輪に押圧して補助動力を車輪に伝達
する補助動力式車両において補助動力の車輪への伝達を
断接する慣性クラッチを、車体側に揺動自在に枢着され
たレバーに前記電動モータと前記ローラを取り付け、電
動モータの非動作時にローラと車輪との間に所定隙間を
形成するための付勢手段を前記レバーと車体との間に介
設して構成したことを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、電動モータによって回転駆
動されるローラを車輪に押圧して補助動力を車輪に伝達
する補助動力式車両において補助動力の車輪への伝達を
断接する慣性クラッチを、車体側に揺動自在に枢着され
たレバーに前記電動モータと前記ローラを取り付け、電
動モータの非動作時にローラと車輪との間に所定隙間を
形成するための付勢手段を前記レバーと車体との間に介
設して構成したことを特徴とする。
【0008】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、前記付勢手段の付勢力を前記電動モー
タの始動慣性力よりも小さく設定したことを特徴とす
る。
の発明において、前記付勢手段の付勢力を前記電動モー
タの始動慣性力よりも小さく設定したことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、電動モータの非作動時にはロ
ーラは車輪から離間しているため、該ローラ及び電動モ
ータが逆駆動されることがなく、補助動力を受けないで
走行する車両の通常走行における走行抵抗が低く抑えら
れるとともに、ローラの回転騒音の解消、ローラ及び車
輪の耐久性向上等が図られる。
ーラは車輪から離間しているため、該ローラ及び電動モ
ータが逆駆動されることがなく、補助動力を受けないで
走行する車両の通常走行における走行抵抗が低く抑えら
れるとともに、ローラの回転騒音の解消、ローラ及び車
輪の耐久性向上等が図られる。
【0010】そして、電動モータを始動させると、その
始動慣性力によってレバーが付勢手段による付勢力に抗
して回動してローラが車輪に押圧され、その後、電動モ
ータの始動慣性力が消滅しても電動モータの駆動力によ
ってローラは依然として車輪に押圧されるため、電動モ
ータからの補助動力はローラによって車輪に確実に伝達
される。
始動慣性力によってレバーが付勢手段による付勢力に抗
して回動してローラが車輪に押圧され、その後、電動モ
ータの始動慣性力が消滅しても電動モータの駆動力によ
ってローラは依然として車輪に押圧されるため、電動モ
ータからの補助動力はローラによって車輪に確実に伝達
される。
【0011】その後、電動モータが停止すれば、該電動
モータの駆動力によるローラの車輪への押圧力は消滅す
るため、ローラは付勢手段による付勢力によって車輪か
ら離間する。
モータの駆動力によるローラの車輪への押圧力は消滅す
るため、ローラは付勢手段による付勢力によって車輪か
ら離間する。
【0012】以上のように、本発明によれば、電動モー
タの始動慣性力と付勢手段の付勢力によって補助動力の
車輪への伝達が断接されるため、高価なワンウェイクラ
ッチ等が不要となり、車両の軽量化及びコストダウンを
図ることができる。
タの始動慣性力と付勢手段の付勢力によって補助動力の
車輪への伝達が断接されるため、高価なワンウェイクラ
ッチ等が不要となり、車両の軽量化及びコストダウンを
図ることができる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0014】図1は本発明に係る慣性クラッチを備える
電動モータ付自転車の側面図、図2は同電動モータ付自
転車のパワーユニット部の拡大側面図、図3は図2の矢
視A方向の図である。
電動モータ付自転車の側面図、図2は同電動モータ付自
転車のパワーユニット部の拡大側面図、図3は図2の矢
視A方向の図である。
【0015】先ず、図1に基づいて電動モータ付自転車
1の概略構成を説明する。
1の概略構成を説明する。
【0016】図1において、2は車体前方に位置するヘ
ッドパイプであり、該ヘッドパイプ2内にはハンドルス
テム3が回動自在に挿通している。そして、ハンドルス
テム3の上端にはハンドル4が結着され、同ハンドルス
テム3の下端にはフロントフォーク5が結着されてお
り、該フロントフォーク5の下端部には前輪6が回転自
在に軸支されている。
ッドパイプであり、該ヘッドパイプ2内にはハンドルス
テム3が回動自在に挿通している。そして、ハンドルス
テム3の上端にはハンドル4が結着され、同ハンドルス
テム3の下端にはフロントフォーク5が結着されてお
り、該フロントフォーク5の下端部には前輪6が回転自
在に軸支されている。
【0017】又、上記ヘッドパイプ2の前方には補助動
力を発生するパワーユニット7が設けられており、該パ
ワーユニット7によって前輪6が直接回転駆動される。
尚、図1において、8はフロントバスケット、9はヘッ
ドランプである。
力を発生するパワーユニット7が設けられており、該パ
ワーユニット7によって前輪6が直接回転駆動される。
尚、図1において、8はフロントバスケット、9はヘッ
ドランプである。
【0018】他方、前記ヘッドパイプ2からはメインフ
レーム10が後方に向かって斜め下方に延出しており、
車体の略中央下部であって、且つ、メインフレーム10
の後端部にはトルク検出機構11が設けられている。そ
して、このトルク検出機構11にはクランク軸12が回
転自在に支承されており、該クランク軸12の左右両端
にはクランク13が取り付けられ、各クランク13の端
部にはペダル14が軸支されている。
レーム10が後方に向かって斜め下方に延出しており、
車体の略中央下部であって、且つ、メインフレーム10
の後端部にはトルク検出機構11が設けられている。そ
して、このトルク検出機構11にはクランク軸12が回
転自在に支承されており、該クランク軸12の左右両端
にはクランク13が取り付けられ、各クランク13の端
部にはペダル14が軸支されている。
【0019】又、上記トルク検出機構11の上部にはシ
ートパイプ15が後方に向かって斜め上方に立設されて
おり、該シートパイプ15の上端にはシート16が支持
されている。
ートパイプ15が後方に向かって斜め上方に立設されて
おり、該シートパイプ15の上端にはシート16が支持
されている。
【0020】更に、トルク検出機構11からは左右一対
のチェーンステイ17が後方に向かって延設されてお
り、該チェーンステイ17の後端と前記シートパイプ1
5の上端とはくの字状に折曲された左右一対のシートス
テイ18によって連結されている。そして、チェーンス
テイ17後端のシートステイ18との連結部には後輪1
9が回転自在に軸支されており、該後輪19側に設けら
れた小径のスプロケット20と前記トルク検出機構11
側に設けられた大径のスプロケット21との間には無端
状のチェーン22が巻装されている。
のチェーンステイ17が後方に向かって延設されてお
り、該チェーンステイ17の後端と前記シートパイプ1
5の上端とはくの字状に折曲された左右一対のシートス
テイ18によって連結されている。そして、チェーンス
テイ17後端のシートステイ18との連結部には後輪1
9が回転自在に軸支されており、該後輪19側に設けら
れた小径のスプロケット20と前記トルク検出機構11
側に設けられた大径のスプロケット21との間には無端
状のチェーン22が巻装されている。
【0021】又、前記左右一対のシートステイ18の間
であって、且つ、シートパイプ15と後輪19の間の空
間にはバッテリ23が脱着可能に設けられている。
であって、且つ、シートパイプ15と後輪19の間の空
間にはバッテリ23が脱着可能に設けられている。
【0022】ここで、図2及び図3に基づいて前記パワ
ーユニット7及び本発明に係る慣性クラッチの構成を説
明する。
ーユニット7及び本発明に係る慣性クラッチの構成を説
明する。
【0023】図2に示すように、前記ヘッドパイプ2の
前方に取り付けられたステイ24の上部にはブラケット
25が前方に向かって突設されており、該ブラケット2
5にはレバー26の上端が軸27によって上下方向に揺
動自在に枢着されている。そして、このレバー26の中
間部には電動モータ28が4本のボルト29−1〜29
−4によって横向きに取り付けられており、同レバー2
6の下端部にはローラ30が回転軸31によって回転自
在に支承されている。
前方に取り付けられたステイ24の上部にはブラケット
25が前方に向かって突設されており、該ブラケット2
5にはレバー26の上端が軸27によって上下方向に揺
動自在に枢着されている。そして、このレバー26の中
間部には電動モータ28が4本のボルト29−1〜29
−4によって横向きに取り付けられており、同レバー2
6の下端部にはローラ30が回転軸31によって回転自
在に支承されている。
【0024】而して、上記電動モータ28の出力軸の端
部に結着された小径のプーリ32と前記回転軸31の端
部に結着された大径のプーリ33との間には無端状のベ
ルト34が巻装されている。尚、ベルト34の張力調整
はボルト35を進退させることによってなされる。つま
り、前記1本のボルト29−1を除く3本のボルト29
−2〜29−4はレバー26に形成された不図示の長孔
に挿通しており、従って、4本のボルト29−1〜29
−4を緩めれば電動モータ28は1本のボルト29−1
を中心に回動可能となるため、前述のようにボルト35
を進退させれば電動モータ28がボルト29−1を中心
として回動して両プーリ32,33間の距離が変化する
ため、これらに巻装されたベルト34の張力が調整され
る。
部に結着された小径のプーリ32と前記回転軸31の端
部に結着された大径のプーリ33との間には無端状のベ
ルト34が巻装されている。尚、ベルト34の張力調整
はボルト35を進退させることによってなされる。つま
り、前記1本のボルト29−1を除く3本のボルト29
−2〜29−4はレバー26に形成された不図示の長孔
に挿通しており、従って、4本のボルト29−1〜29
−4を緩めれば電動モータ28は1本のボルト29−1
を中心に回動可能となるため、前述のようにボルト35
を進退させれば電動モータ28がボルト29−1を中心
として回動して両プーリ32,33間の距離が変化する
ため、これらに巻装されたベルト34の張力が調整され
る。
【0025】又、前記レバー26の上部にはプレート3
6が結着されており、該プレート36には、前記ステイ
24に結着されたブラケット37にその一端が回動自在
に支承されたボルト38が挿通している。そして、この
ボルト38の中間にナット39によって結着されたワッ
シャー40と前記プレート36の間には付勢手段である
スプリング41が縮装されており、レバー26はスプリ
ング41によって軸27を中心に時計方向に付勢されて
図示のように下方に向かって前方に所定角度だけ傾斜せ
しめられている。
6が結着されており、該プレート36には、前記ステイ
24に結着されたブラケット37にその一端が回動自在
に支承されたボルト38が挿通している。そして、この
ボルト38の中間にナット39によって結着されたワッ
シャー40と前記プレート36の間には付勢手段である
スプリング41が縮装されており、レバー26はスプリ
ング41によって軸27を中心に時計方向に付勢されて
図示のように下方に向かって前方に所定角度だけ傾斜せ
しめられている。
【0026】ところで、上記スプリング41の付勢力は
前記ボルト38に螺合するナット42を回してプレート
36とワッシャー40の間の距離(スプリング41の圧
縮長さ)を調整することによって変えられるが、該付勢
力は次のように設定されている。
前記ボルト38に螺合するナット42を回してプレート
36とワッシャー40の間の距離(スプリング41の圧
縮長さ)を調整することによって変えられるが、該付勢
力は次のように設定されている。
【0027】即ち、スプリング41の付勢力は、電動モ
ータ28の非作動時においてはローラ30が図2に鎖線
にて示すように前輪6のタイヤから離間して両者の間に
所定隙間δが形成されるような大きさであって、且つ、
電動モータ28が始動されたときの始動慣性力よりも小
さい値に設定されている。尚、レバー26の反時計方向
の回動は前記ステイ24に設けられたストッパ43によ
って規制されるが、ストッパ43はステイ24に結着さ
れたナット44に螺合するボルト45を含んで構成され
ている。
ータ28の非作動時においてはローラ30が図2に鎖線
にて示すように前輪6のタイヤから離間して両者の間に
所定隙間δが形成されるような大きさであって、且つ、
電動モータ28が始動されたときの始動慣性力よりも小
さい値に設定されている。尚、レバー26の反時計方向
の回動は前記ステイ24に設けられたストッパ43によ
って規制されるが、ストッパ43はステイ24に結着さ
れたナット44に螺合するボルト45を含んで構成され
ている。
【0028】而して、本発明に係る慣性クラッチは、レ
バー26、電動モータ28、ローラ30、スプリング4
1等を含んで構成されている。
バー26、電動モータ28、ローラ30、スプリング4
1等を含んで構成されている。
【0029】次に前記トルク検出機構11の機構を図4
乃至図6に基づいて説明する。尚、図4はトルク検出機
構の平断面図、図5は入出力プレートの側面図、図6は
入出力プレートの位相ずれを示す説明図である。
乃至図6に基づいて説明する。尚、図4はトルク検出機
構の平断面図、図5は入出力プレートの側面図、図6は
入出力プレートの位相ずれを示す説明図である。
【0030】本実施例に係るトルク検出機構11は車速
センサを兼ねるクラッチダンパー式トルクセンサであっ
て、図6に示すように、ハウジング46内には前記クラ
ンク軸12に結着された円板状の入力プレート47が収
納されており、該入力プレート47は左右2枚の円板状
出力プレート48,49によって挟持されている。尚、
2枚の出力プレート48,49は3本のピン50によっ
て互いに連結されており、前記入力プレート47にはピ
ン50が挿通する円弧状の長孔47aが形成されてい
る。従って、入力プレート47と両出力プレート48,
49とは互いに相対回転が可能である。
センサを兼ねるクラッチダンパー式トルクセンサであっ
て、図6に示すように、ハウジング46内には前記クラ
ンク軸12に結着された円板状の入力プレート47が収
納されており、該入力プレート47は左右2枚の円板状
出力プレート48,49によって挟持されている。尚、
2枚の出力プレート48,49は3本のピン50によっ
て互いに連結されており、前記入力プレート47にはピ
ン50が挿通する円弧状の長孔47aが形成されてい
る。従って、入力プレート47と両出力プレート48,
49とは互いに相対回転が可能である。
【0031】而して、入力プレート47と両出力プレー
ト48,49には同一形状及び寸法の6つの矩形孔5
1,52が同一位置にそれぞれ形成されており(図5参
照)、クランク軸12に人力が加えられない無負荷状態
においては両矩形孔51,52は完全に一致し、各矩形
孔51,52内にはクラッチダンパーを構成するスプリ
ング53が縮装されている。
ト48,49には同一形状及び寸法の6つの矩形孔5
1,52が同一位置にそれぞれ形成されており(図5参
照)、クランク軸12に人力が加えられない無負荷状態
においては両矩形孔51,52は完全に一致し、各矩形
孔51,52内にはクラッチダンパーを構成するスプリ
ング53が縮装されている。
【0032】他方、クランク軸12には中空状の外軸5
4がニードルベアリング55によって回転自在に支承さ
れており、該外軸54の外周には前記出力プレート49
及びギヤ56が結着されており、同外軸54の外端部に
は前記スプロケット21が結着されている。
4がニードルベアリング55によって回転自在に支承さ
れており、該外軸54の外周には前記出力プレート49
及びギヤ56が結着されており、同外軸54の外端部に
は前記スプロケット21が結着されている。
【0033】ところで、図4に示すように、ハウジング
46には2つの光学式ロータリエンコーダ57,58が
入力プレート47と出力プレート48,49を間に挟ん
で相対向して設けられており、一方のロータリエンコー
ダ57の入力軸に結着されたギヤ59は入力プレート4
7のボス部に結着されたギヤ60に噛合しており、他方
のロータリエンコーダ58の入力軸に結着されたギヤ6
1は前記ギヤ56に噛合している。
46には2つの光学式ロータリエンコーダ57,58が
入力プレート47と出力プレート48,49を間に挟ん
で相対向して設けられており、一方のロータリエンコー
ダ57の入力軸に結着されたギヤ59は入力プレート4
7のボス部に結着されたギヤ60に噛合しており、他方
のロータリエンコーダ58の入力軸に結着されたギヤ6
1は前記ギヤ56に噛合している。
【0034】以上のように構成される電動モータ付自転
車1の作用を図7に示す機能ブロック図を参照しながら
以下に説明する。
車1の作用を図7に示す機能ブロック図を参照しながら
以下に説明する。
【0035】ライダーが左右のペダル14を交互に踏ん
でクランク軸12を回転駆動すると、該クランク軸12
に入力される人力(トルク)は前記トルク検出機構11
によって検出される。
でクランク軸12を回転駆動すると、該クランク軸12
に入力される人力(トルク)は前記トルク検出機構11
によって検出される。
【0036】即ち、クランク軸12の回転は図4に示す
入力プレート47、スプリング53、出力プレート4
8,49及び外軸54を経てスプロケット21に伝達さ
れ、スプロケット21の回転はチェーン22及びスプロ
ケット21を経て後輪19に伝達され、後輪19が人力
によって回転駆動されるが、入力プレート47と出力プ
レート48,49とはスプリング53の圧縮変形量分だ
け相対回転可能であって、スプリング53の圧縮変形量
はクランク軸12に入力される人力の大きさに比例する
ため、入力プレート47と出力プレート48,49との
相対回転量は人力の大きさに比例する。尚、入力プレー
ト47と出力プレート48,49との相対回転によって
スプリング53が圧縮変形している状態を図6に示す。
入力プレート47、スプリング53、出力プレート4
8,49及び外軸54を経てスプロケット21に伝達さ
れ、スプロケット21の回転はチェーン22及びスプロ
ケット21を経て後輪19に伝達され、後輪19が人力
によって回転駆動されるが、入力プレート47と出力プ
レート48,49とはスプリング53の圧縮変形量分だ
け相対回転可能であって、スプリング53の圧縮変形量
はクランク軸12に入力される人力の大きさに比例する
ため、入力プレート47と出力プレート48,49との
相対回転量は人力の大きさに比例する。尚、入力プレー
ト47と出力プレート48,49との相対回転によって
スプリング53が圧縮変形している状態を図6に示す。
【0037】従って、入力プレート47と出力プレート
48,49との相対回転量を検出すれば人力(入力トル
ク)が検出され、相対回転量は前記ロータリエンコーダ
57,58によって検出される。つまり、入力プレート
47の回転はギヤ60,59を経て一方のロータリエン
コーダ57に入力され、出力プレート48,49の回転
はギヤ56,61を経て他方のロータリエンコーダ58
に入力されるため、ロータリエンコーダ57,58によ
って検出された入力プレート47と出力プレート48,
49との回転差から両者の位相差、つまりはクランク軸
12に入力される人力(入力トルク)の大きさを検出す
ることができる。
48,49との相対回転量を検出すれば人力(入力トル
ク)が検出され、相対回転量は前記ロータリエンコーダ
57,58によって検出される。つまり、入力プレート
47の回転はギヤ60,59を経て一方のロータリエン
コーダ57に入力され、出力プレート48,49の回転
はギヤ56,61を経て他方のロータリエンコーダ58
に入力されるため、ロータリエンコーダ57,58によ
って検出された入力プレート47と出力プレート48,
49との回転差から両者の位相差、つまりはクランク軸
12に入力される人力(入力トルク)の大きさを検出す
ることができる。
【0038】而して、ロータリエンコーダ57,58に
よって検出される出力プレート48,49の回転数によ
って後輪19の回転数、つまりは自転車1の車速が検出
され、この車速とトルク検出値は図7に示すようにコン
トローラ62に入力される。すると、コントローラ62
はバッテリ23から電動モータ28への供給電圧(電
力)をトルク検出値に応じて制御し、電動モータ28は
トルク検出値(人力)に比例した補助動力を発生する。
よって検出される出力プレート48,49の回転数によ
って後輪19の回転数、つまりは自転車1の車速が検出
され、この車速とトルク検出値は図7に示すようにコン
トローラ62に入力される。すると、コントローラ62
はバッテリ23から電動モータ28への供給電圧(電
力)をトルク検出値に応じて制御し、電動モータ28は
トルク検出値(人力)に比例した補助動力を発生する。
【0039】而して、電動モータ28が始動してこれが
図2の矢印a方向に回転し始めると、その反動として電
動モータ28には逆方向(図2の矢印b方向)の始動慣
性力が発生し、前述のようにこの始動慣性力はスプリン
グ41の付勢力よりも大きいため、始動慣性力によって
レバー26は軸27を中心として図2の矢印b方向に回
動する。この結果、今まで前輪6から離間していたロー
ラ30は図2に示すように前輪6のタイヤに押圧され、
その後、電動モータ28の始動慣性力が消滅しても電動
モータ28の駆動力によってローラ30は依然として前
輪6のタイヤに押圧されるため、電動モータ28からの
補助動力はプーリ32、ベルト34、プーリ33及び回
転軸31を経てローラ30に伝達され、ローラ30から
前輪6に確実に伝達されて前輪6が補助動力によって回
転駆動される。
図2の矢印a方向に回転し始めると、その反動として電
動モータ28には逆方向(図2の矢印b方向)の始動慣
性力が発生し、前述のようにこの始動慣性力はスプリン
グ41の付勢力よりも大きいため、始動慣性力によって
レバー26は軸27を中心として図2の矢印b方向に回
動する。この結果、今まで前輪6から離間していたロー
ラ30は図2に示すように前輪6のタイヤに押圧され、
その後、電動モータ28の始動慣性力が消滅しても電動
モータ28の駆動力によってローラ30は依然として前
輪6のタイヤに押圧されるため、電動モータ28からの
補助動力はプーリ32、ベルト34、プーリ33及び回
転軸31を経てローラ30に伝達され、ローラ30から
前輪6に確実に伝達されて前輪6が補助動力によって回
転駆動される。
【0040】従って、当該電動モータ付自転車1は、前
輪6が補助動力によって、後輪19が人力によってそれ
ぞれ回転駆動されることによって走行せしめられ、前輪
6に補助動力が付与されることによってライダーの肉体
的負担が軽減される。
輪6が補助動力によって、後輪19が人力によってそれ
ぞれ回転駆動されることによって走行せしめられ、前輪
6に補助動力が付与されることによってライダーの肉体
的負担が軽減される。
【0041】その後、電動モータ28が停止すれば、該
電動モータ28の駆動力によるローラ30の前輪6への
押圧力は消滅するため、ローラ30はスプリング41の
付勢力によって前輪6から離間し、図2に鎖線にて示す
状態に復帰する。
電動モータ28の駆動力によるローラ30の前輪6への
押圧力は消滅するため、ローラ30はスプリング41の
付勢力によって前輪6から離間し、図2に鎖線にて示す
状態に復帰する。
【0042】而して、本実施例においては、自転車1が
補助動力を受けないで通常走行する場合には、ローラ3
0は前輪6から離間しているため、該ローラ30及び電
動モータ28が前輪6によって逆駆動されることがな
く、従って、通常走行時の走行抵抗が低く抑えられると
ともに、ローラ30の回転騒音の解消、ローラ30及び
前輪6の耐久性向上等が図られる。
補助動力を受けないで通常走行する場合には、ローラ3
0は前輪6から離間しているため、該ローラ30及び電
動モータ28が前輪6によって逆駆動されることがな
く、従って、通常走行時の走行抵抗が低く抑えられると
ともに、ローラ30の回転騒音の解消、ローラ30及び
前輪6の耐久性向上等が図られる。
【0043】以上のように、本実施例に係る慣性クラッ
チによれば、電動モータ28の始動慣性力とスプリング
41の付勢力によって補助動力の前輪6への伝達が断接
されるため、高価なワンウェイクラッチ等が不要とな
り、電動モータ付自転車1の軽量化及びコストダウンを
図ることが出来る。
チによれば、電動モータ28の始動慣性力とスプリング
41の付勢力によって補助動力の前輪6への伝達が断接
されるため、高価なワンウェイクラッチ等が不要とな
り、電動モータ付自転車1の軽量化及びコストダウンを
図ることが出来る。
【0044】尚、以上の実施レバーにおいては、電動モ
ータからローラへの動力伝達機構としてベルト伝動機構
を用いたが、チェーン或はギヤ伝動機構等の他の形式の
ものを用いることができる。但し、ギヤ伝動機構を用い
る場合には、回転方向を元に戻すためのアイドラギヤが
必要となる。
ータからローラへの動力伝達機構としてベルト伝動機構
を用いたが、チェーン或はギヤ伝動機構等の他の形式の
ものを用いることができる。但し、ギヤ伝動機構を用い
る場合には、回転方向を元に戻すためのアイドラギヤが
必要となる。
【0045】又、以上は本発明を特に電動モータ付自転
車に適用した例について述べたが、本発明はその他の補
助動力式車両にも適用可能であることは勿論である。
車に適用した例について述べたが、本発明はその他の補
助動力式車両にも適用可能であることは勿論である。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、電動モータによって回転駆動されるローラを車
輪に押圧して補助動力を車輪に伝達する補助動力式車両
において補助動力の車輪への伝達を断接する慣性クラッ
チを、車体側に揺動自在に枢着されたレバーに前記電動
モータと前記ローラを取り付け、電動モータの非動作時
にローラと車輪との間に所定隙間を形成するための付勢
手段を前記レバーと車体との間に介設して構成したた
め、車両の走行抵抗の低減、軽量化、コストダウン等を
図ることができるという効果が得られる。
よれば、電動モータによって回転駆動されるローラを車
輪に押圧して補助動力を車輪に伝達する補助動力式車両
において補助動力の車輪への伝達を断接する慣性クラッ
チを、車体側に揺動自在に枢着されたレバーに前記電動
モータと前記ローラを取り付け、電動モータの非動作時
にローラと車輪との間に所定隙間を形成するための付勢
手段を前記レバーと車体との間に介設して構成したた
め、車両の走行抵抗の低減、軽量化、コストダウン等を
図ることができるという効果が得られる。
【図1】本発明に係る慣性クラッチを備える電動モータ
付自転車の側面図である。
付自転車の側面図である。
【図2】本発明に係る慣性クラッチを備える電動モータ
付自転車のパワーユニット部の拡大側面図である。
付自転車のパワーユニット部の拡大側面図である。
【図3】図2の矢視A方向の図である。
【図4】トルク検出機構の平断面図である。
【図5】トルク検出機構の入出力プレートの側面図であ
る。
る。
【図6】トルク検出機構における入出力プレートの位相
ずれを示す説明図である。
ずれを示す説明図である。
【図7】電動モータ付自転車の機能ブロック図である。
1 電動モータ付自転車(補助動力式車両) 6 前輪(車輪) 26 レバー 28 電動モータ 30 ローラ 41 スプリング(付勢手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 電動モータによって回転駆動されるロー
ラを車輪に押圧して補助動力を車輪に伝達する補助動力
式車両において補助動力の車輪への伝達を断接するクラ
ッチであって、車体側に揺動自在に枢着されたレバーに
前記電動モータと前記ローラを取り付け、電動モータの
非動作時にローラと車輪との間に所定隙間を形成するた
めの付勢手段を前記レバーと車体との間に介設して構成
されることを特徴とする補助動力式車両の慣性クラッ
チ。 - 【請求項2】 前記付勢手段の付勢力は、前記電動モー
タの始動慣性力よりも小さく設定されることを特徴とす
る請求項1記載の補助動力式車両の慣性クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31716994A JPH08169385A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 補助動力式車両の慣性クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31716994A JPH08169385A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 補助動力式車両の慣性クラッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08169385A true JPH08169385A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18085233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31716994A Pending JPH08169385A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 補助動力式車両の慣性クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08169385A (ja) |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP31716994A patent/JPH08169385A/ja active Pending
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