JPH08169793A - フェライト単結晶の製造方法及びフェライト単結晶製造装置 - Google Patents

フェライト単結晶の製造方法及びフェライト単結晶製造装置

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JPH08169793A
JPH08169793A JP6313409A JP31340994A JPH08169793A JP H08169793 A JPH08169793 A JP H08169793A JP 6313409 A JP6313409 A JP 6313409A JP 31340994 A JP31340994 A JP 31340994A JP H08169793 A JPH08169793 A JP H08169793A
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JP
Japan
Prior art keywords
single crystal
ferrite
crucible
producing
ferrite single
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Pending
Application number
JP6313409A
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English (en)
Inventor
Hideji Fujimoto
秀次 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高純度のフェライト単結晶を得ることができ
るフェライト単結晶の製造方法及びフェライト単結晶製
造装置を提供することを目的とする。 【構成】 坩堝4のフェライトを溶解させた融液部9の
上にフェライトの固相部8を設ける事によって、融液部
9中に存在する不純物をその固相部8に吸着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッド等に用いら
れるフェライト単結晶の製造方法及びフェライト単結晶
製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】Mn・Znフェライト等の単結晶は、情
報処理用磁気記録機器,オーディオ機器,ビデオ機器等
において、磁気記録媒体から信号を読み出しやまたは信
号の記録を行う磁気ヘッド等に良く用いられている。
【0003】この様なフェライト単結晶は、通常白金製
で先端のとがった長い形状の坩堝のなかに塊状のフェラ
イト材料を入れ、この坩堝を垂直炉中の炉心管に装入
し、1600℃〜1700℃の温度で坩堝を加熱して内
部のフェライト材料を溶融した後に徐々に坩堝内部の温
度を降下させていき、坩堝の先端部から強制的に冷却,
凝固させて坩堝の型通りのフェライト単結晶を製造する
(ブリッジマン法)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、フェライト単結晶(Mn・Znフェライ
ト)の溶解には、高温且つ大気中(酸素存在下)におい
て行われるので、白金で坩堝4を形成した場合、図3に
示す様に酸化した揮発白金粒子12が揮発して炉中に放
出され、その揮発白金粒子12がフェライトの融液部1
3に混入したり、また坩堝14が長時間フェライト溶融
物に接触していると坩堝4の表面から直接融液部13に
溶出白金粒子14が混入するので、結晶化部11中に多
くの白金粒子が存在する事になり、結果的に純度の高い
フェライト単結晶を得る事ができなかった。
【0005】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、純度の高いフェライト単結晶を得る事ができるフェ
ライト単結晶の製造方法及びフェライト単結晶製造装置
を提供する事を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するする
ために、フェライトの融液部の一部を冷却して融液部に
接触した固相部を設けた状態で単結晶を成長させた。
【0007】
【作用】この構成により、炉内に存在する揮発白金粒子
は固相部に接触すると固相部に吸着捕集されるととも
に、融液部内に存在する溶融白金粒子は、融液部の対流
現象によって固相部と接触し、固相部に吸着捕集され
る。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例におけるフェライト単
結晶の製造方法について以下図1及び図2を用いて説明
する。
【0009】図1,図2はそれぞれ本発明の一実施例に
おけるフェライト単結晶製造装置を示す側面図及び部分
拡大側面図である。
【0010】まず、高さ150mm,外形60mm,肉
厚0.3mmのホッパ型でしかも底部の高さが30mm
の白金製の坩堝4に塊状のMn・Znフェライトを入れ
て、その後坩堝4を加熱炉2の炉心3に装入し耐火材料
等によって構成された受け台5に載置する。
【0011】次に加熱炉2によって坩堝4を1650℃
で加熱して、坩堝4内のフェライト材料を溶解させる。
次に図2に示す様にフェライト材料が溶解した後に坩堝
4の中に設けられた冷却用パイプ1内に冷却用ガスを流
し、フェライト材料が溶解した融液部9の上部に固相部
8(溶融したフェライトが固まったもの)を形成する。
この時冷却用パイプ1は白金などで構成する事が好まし
い。また、固相部8は結晶化部10とともに融液部9を
挟むように配置されている。この固相部8に炉心管3内
に浮遊した揮発白金粒子6が接触すると吸着捕集される
ために、揮発白金粒子6が融液部9内に混入する事はほ
とんどない。更に本実施例の様に固相部8を融液部9の
露出部分を完全に覆うように設ける事によって、揮発白
金粒子6がより融液部9に混入する事を防止できる。ま
た、融液部9は加熱によって対流を起こし、それによっ
て坩堝4から融液部9に溶けだした溶出白金粒子7は、
固相部8に接触し易くなる。すると溶出白金粒子7は固
相部8に吸着捕集され、融液部9の内部から溶出白金粒
子7は除去される事になる。
【0012】次に、坩堝4を低速で図1に示す矢印A方
向に移動させて、坩堝4を次第に加熱炉2から離してい
くことによって、坩堝4の先端部4aから結晶成長を開
始させる。この時、坩堝4の移動に伴って冷却用パイプ
1も坩堝4の移動速度と同じ速度で移動させることによ
って、単結晶の育成終了まで融液部9の上端部に固相部
8を保持させておく。なお、本実施例では、坩堝4のみ
を移動させて単結晶の育成を行ったが、加熱炉2のみを
移動させても良いし、また坩堝4及び加熱炉2双方を移
動させてもよい。更に坩堝4及び加熱炉2双方を動かさ
ずに、加熱炉2のみを例えば端から順に温度が低くなる
ように制御してもよい。
【0013】以上の様に、本実施例では、融液部9の上
部に固相部8が形成されるようにして、単結晶を育成さ
せる事で、坩堝4の成分である白金が融液部9中に存在
するのを極力少なくする事ができるので、単結晶中に存
在する白金粒子の量を従来に比較して著しく少なくなる
ことができ、高純度の単結晶フェライトを作製すること
ができる。実験の結果、本実施例で作製したフェライト
単結晶は、従来のフェライト単結晶に比較して白金粒子
混入割合が10%〜20%と格段に少なくなった。
【0014】なお、本実施例では、冷却用パイプ1中に
窒素ガスを流したが、他の気体でも良く、更に他の冷媒
を流してもよい。更に冷却手段として、坩堝4の開口部
付近を冷却するようなものであればよい。
【0015】
【発明の効果】本発明は、フェライトの融液部の一部を
冷却して融液部に接触した固相部を設けた状態で単結晶
を成長させた事により、炉内に存在する揮発白金粒子は
固相部に接触すると固相部に吸着捕集されるとともに、
融液部内に存在する溶融白金粒子は、融液部の対流現象
によって固相部と接触し固相部に吸着捕集されるので、
高純度のフェライト単結晶を得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるフェライト単結晶製
造装置を示す側面図
【図2】本発明の一実施例におけるフェライト単結晶製
造装置を示す部分拡大側面図
【図3】従来のフェライト単結晶製造装置を示す部分拡
大側面図
【符号の説明】
1 冷却用パイプ 2 加熱炉 3 炉心管 4 坩堝 8 固相部 9 融液部 10 結晶化部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱手段によって坩堝のフェライト材料を
    溶解し、前記加熱手段と前記坩堝を相対的に移動させ、
    前記坩堝の端部より順次結晶を成長させるフェライト単
    結晶の製造方法であって、坩堝内にフェライト材料が溶
    解した融液部とフェライトが単結晶化した単結晶化部が
    存在した状態で、前記融液部を冷却して前記融液部に接
    触したフェライトの固相部を形成して前記単結晶化部を
    成長させる事を特徴とするフェライト単結晶の製造方
    法。
  2. 【請求項2】融液部を単結晶化部と固相部が挟むような
    状態で前記単結晶化部を成長させる事を特徴とする請求
    項1記載のフェライト単結晶の製造方法。
  3. 【請求項3】融液部の表出部分を覆うように固相部を形
    成する事を特徴とする請求項1記載のフェライト単結晶
    の製造方法。
  4. 【請求項4】融液部の中に冷却パイプを入れて固相部を
    形成した事を特徴とする請求項2記載のフェライト単結
    晶の製造方法。
  5. 【請求項5】フェライト材料をMn・Znフェライトと
    した事を特徴とする請求項1記載のフェライト単結晶の
    製造方法。
  6. 【請求項6】坩堝と、前記坩堝を加熱する加熱手段と、
    前記坩堝内部を冷却する冷却手段とを備え、前記坩堝内
    の融液部を前記冷却手段によって冷却する事を特徴とす
    るフェライト単結晶製造装置。
  7. 【請求項7】坩堝開口部近傍にパイプを配置し、前記パ
    イプ中に冷媒を通す事によって冷却手段を構成した事を
    特徴とする請求項6記載のフェライト単結晶製造装置。
  8. 【請求項8】冷媒として窒素ガスを用いた事を特徴とす
    る請求項7記載のフェライト単結晶製造装置。
  9. 【請求項9】坩堝を炉心管中に配置し、前記炉心管を介
    して加熱手段によって坩堝を加熱する事を特徴とする請
    求項6記載のフェライト単結晶製造装置。
JP6313409A 1994-12-16 1994-12-16 フェライト単結晶の製造方法及びフェライト単結晶製造装置 Pending JPH08169793A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100921442B1 (ko) * 2009-02-10 2009-10-13 김차현 허니콤 타입의 냉각수단을 구비한 콤팩트 타입의 잉곳 제조장치

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