JPH081699Y2 - 断熱調理器 - Google Patents
断熱調理器Info
- Publication number
- JPH081699Y2 JPH081699Y2 JP1993026338U JP2633893U JPH081699Y2 JP H081699 Y2 JPH081699 Y2 JP H081699Y2 JP 1993026338 U JP1993026338 U JP 1993026338U JP 2633893 U JP2633893 U JP 2633893U JP H081699 Y2 JPH081699 Y2 JP H081699Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating container
- heat insulating
- cooking pot
- heat
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は断熱外蓋を有する断熱容
器の内部に内蓋を有する調理鍋を収納自在に設けた断熱
調理器に関する。
器の内部に内蓋を有する調理鍋を収納自在に設けた断熱
調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとして断熱外蓋を着
脱自在に設けた断熱容器の内部に、内蓋を着脱自在に設
けた調理鍋を出入れ自在に収納し、前記内蓋の略中央に
起伏自在の摘みを設けさらに調理鍋の口縁に起伏自在の
取手を取付け、その取手に倒伏時内蓋の一部に当る係合
部を設けた断熱調理器が実開昭62−86130号公報
に提案されている。またこの従来の断熱調理器におい
て、調理鍋は断熱容器内に収納されたとき、この断熱容
器の内底面に載置され、調理鍋の曲面状の底縁部が断熱
容器の曲面状の内面底縁部に接した状態で支持されるよ
うになっている。そしてこの断熱調理器においては、予
め調理材料を適量の水などとともにいったん加熱した
後、あるいは調理材料と水などを別々に加熱した後、こ
れらを調理鍋に充填密閉し、この調理鍋を断熱容器内に
収納して所要時間断熱状態に保持することにより、煮炊
などの調理を行うものであった。
脱自在に設けた断熱容器の内部に、内蓋を着脱自在に設
けた調理鍋を出入れ自在に収納し、前記内蓋の略中央に
起伏自在の摘みを設けさらに調理鍋の口縁に起伏自在の
取手を取付け、その取手に倒伏時内蓋の一部に当る係合
部を設けた断熱調理器が実開昭62−86130号公報
に提案されている。またこの従来の断熱調理器におい
て、調理鍋は断熱容器内に収納されたとき、この断熱容
器の内底面に載置され、調理鍋の曲面状の底縁部が断熱
容器の曲面状の内面底縁部に接した状態で支持されるよ
うになっている。そしてこの断熱調理器においては、予
め調理材料を適量の水などとともにいったん加熱した
後、あるいは調理材料と水などを別々に加熱した後、こ
れらを調理鍋に充填密閉し、この調理鍋を断熱容器内に
収納して所要時間断熱状態に保持することにより、煮炊
などの調理を行うものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来技術においては、
調理鍋の取手が起伏自在で、断熱外蓋を閉じるときには
断熱容器内に全体が収納されるものであったため、特に
断熱容器から調理鍋を取り出すとき、断熱容器内に手を
入れて取手をつかまなければならずその取り扱いが煩雑
であった。また調理鍋により下ごしらえを行う場合、調
理鍋を加熱すると内蓋上に載った取手も高温に熱せられ
てしまうことになり、加熱後に調理鍋を断熱容器に入れ
るために取手をつかんだとき、火傷するような虞もあ
る。そして断熱容器への収納後も、その断熱効果のため
に取手はかなりの高温状態に保たれ、そのため取手をつ
かみにくい。
調理鍋の取手が起伏自在で、断熱外蓋を閉じるときには
断熱容器内に全体が収納されるものであったため、特に
断熱容器から調理鍋を取り出すとき、断熱容器内に手を
入れて取手をつかまなければならずその取り扱いが煩雑
であった。また調理鍋により下ごしらえを行う場合、調
理鍋を加熱すると内蓋上に載った取手も高温に熱せられ
てしまうことになり、加熱後に調理鍋を断熱容器に入れ
るために取手をつかんだとき、火傷するような虞もあ
る。そして断熱容器への収納後も、その断熱効果のため
に取手はかなりの高温状態に保たれ、そのため取手をつ
かみにくい。
【0004】さらに調理鍋は断熱容器内に収納されたと
き、この断熱容器の内底面に載置され、調理鍋の曲面状
の外面底縁部が断熱容器の曲面状の内面底縁部に接した
状態で支持されるようになっているため、断熱容器内へ
の調理鍋の収納状態が不安定なものとなり、例えば被調
理物を入れた調理鍋を断熱容器内に収納した状態で断熱
調理器を取り扱う際に、調理鍋ががたついて傾くことに
より、その内容物が流 出してしまうおそれがあった。ま
た調理鍋を断熱容器の内底面に載置する際の衝撃や、断
熱調理器を取り扱う際の振動などにより、調理鍋の外面
底縁部と断熱容器の内面底縁部との接触部分が互いにぶ
つかりあって、これら調理鍋の外面底縁部と断熱容器の
内面底縁部との接触部近傍に凹みや傷が生じるという問
題があった。さらに調理鍋の外面底縁部と断熱容器の内
面底縁部とが接触しているため、この接触部分を介して
調理鍋から断熱容器へ、あるいは断熱容器から調理鍋へ
熱伝導が容易に行われるため、保温、保冷性能の低下を
招いてしまうという問題もあった。
き、この断熱容器の内底面に載置され、調理鍋の曲面状
の外面底縁部が断熱容器の曲面状の内面底縁部に接した
状態で支持されるようになっているため、断熱容器内へ
の調理鍋の収納状態が不安定なものとなり、例えば被調
理物を入れた調理鍋を断熱容器内に収納した状態で断熱
調理器を取り扱う際に、調理鍋ががたついて傾くことに
より、その内容物が流 出してしまうおそれがあった。ま
た調理鍋を断熱容器の内底面に載置する際の衝撃や、断
熱調理器を取り扱う際の振動などにより、調理鍋の外面
底縁部と断熱容器の内面底縁部との接触部分が互いにぶ
つかりあって、これら調理鍋の外面底縁部と断熱容器の
内面底縁部との接触部近傍に凹みや傷が生じるという問
題があった。さらに調理鍋の外面底縁部と断熱容器の内
面底縁部とが接触しているため、この接触部分を介して
調理鍋から断熱容器へ、あるいは断熱容器から調理鍋へ
熱伝導が容易に行われるため、保温、保冷性能の低下を
招いてしまうという問題もあった。
【0005】本考案はこのような問題点を解決しようと
するもので、断熱容器に対する調理鍋の出入れを容易に
するとともに、調理鍋の取手の温度上昇を抑え、しかも
断熱容器の断熱効果は下げずに済む断熱調理器を提供す
ることを目的とする。さらに断熱性能、使い勝手をいっ
そう向上させることを目的とする。
するもので、断熱容器に対する調理鍋の出入れを容易に
するとともに、調理鍋の取手の温度上昇を抑え、しかも
断熱容器の断熱効果は下げずに済む断熱調理器を提供す
ることを目的とする。さらに断熱性能、使い勝手をいっ
そう向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上部開口を有す
る断熱容器と、この断熱容器内に出入れ自在に収納され
内蓋を有する調理鍋と、この調理鍋が収納された前記断
熱容器の上部開口を閉蓋可能な断熱外蓋とを備え、前記
調理鍋は、前記断熱容器に収納したとき、その上部開口
より下方に位置するよう断熱容器の深さより浅く形成
し、前記調理鍋の側壁に基端が固着された取付アーム部
と、この取付アーム部の先端に設けられた取手本体とか
らなる取手を設け、前記取付アーム部は、調理鍋が収納
された断熱容器の上部開口より上方まで延びるととも
に、外方へ延びて前記断熱容器の上部開口より外側に先
端が位置し、前記断熱外蓋または断熱容器に、この断熱
容器の内外を連通し前記取手の取付アーム部が挿通可能
な連通部を設けて、前記断熱容器の上部開口部に、前記
断熱外蓋をその下面が断熱容器の上部開口より下方で前
記調理鍋の上部開口に近接して位置するよう装着可能と
し、前記調理鍋の側壁はその上部開口近傍をそれよりも
下方の部分よりも径が小さい上部口部とし、この上部口
部の外周側に前記取手の取付アーム部を固着したもので
ある。
る断熱容器と、この断熱容器内に出入れ自在に収納され
内蓋を有する調理鍋と、この調理鍋が収納された前記断
熱容器の上部開口を閉蓋可能な断熱外蓋とを備え、前記
調理鍋は、前記断熱容器に収納したとき、その上部開口
より下方に位置するよう断熱容器の深さより浅く形成
し、前記調理鍋の側壁に基端が固着された取付アーム部
と、この取付アーム部の先端に設けられた取手本体とか
らなる取手を設け、前記取付アーム部は、調理鍋が収納
された断熱容器の上部開口より上方まで延びるととも
に、外方へ延びて前記断熱容器の上部開口より外側に先
端が位置し、前記断熱外蓋または断熱容器に、この断熱
容器の内外を連通し前記取手の取付アーム部が挿通可能
な連通部を設けて、前記断熱容器の上部開口部に、前記
断熱外蓋をその下面が断熱容器の上部開口より下方で前
記調理鍋の上部開口に近接して位置するよう装着可能と
し、前記調理鍋の側壁はその上部開口近傍をそれよりも
下方の部分よりも径が小さい上部口部とし、この上部口
部の外周側に前記取手の取付アーム部を固着したもので
ある。
【0007】さらに前記取手の取付アーム部で断熱容器
内に位置する部分は、前記調理鍋における上部口部より
も下方の部分の外面の延長面付近ないしそれよりも内側
に位置させるとよりよい。
内に位置する部分は、前記調理鍋における上部口部より
も下方の部分の外面の延長面付近ないしそれよりも内側
に位置させるとよりよい。
【0008】また前記断熱容器の上部開口周辺の口部近
傍に、この断熱容器内に調理鍋を収納したとき、前記取
手の取付アーム部を支持して前記調理鍋の外面と断熱容
器の内面とが接触することなく離間した状態にする調理
鍋支持手段を設けてもよい。
傍に、この断熱容器内に調理鍋を収納したとき、前記取
手の取付アーム部を支持して前記調理鍋の外面と断熱容
器の内面とが接触することなく離間した状態にする調理
鍋支持手段を設けてもよい。
【0009】
【作用】本考案の断熱調理器では、調理鍋の側壁から上
方さらに外方へ延びる取手の取手本体に手をかけて調理
鍋を断熱容器に対して出入れできる。取手本体は、調理
鍋を断熱容器に収納した状態で、その上面開口よりも上
方でかつ外側に位置するものなので、調理鍋の出入れが
容易である。また調理鍋を直接加熱する場合であって
も、この調理鍋の上端よりも上方に位置する取手本体の
温度上昇は抑えられる。さらに調理鍋を断熱容器内に収
納した状態でも、取手本体は断熱容器外に位置してい
て、取付アーム部が断熱外蓋または断熱容器の連通部を
通って内部に挿通しているので、この取手本体が高温に
なることはない。このように取手本体が断熱容器外に位
置するにもかかわらず、閉じた断熱外蓋はその下面が断
熱容器の上部開口より下方で調理鍋の上部開口に近接し
て位置するので、断熱効率が高い。そして調理鍋の上部
口部をそれよりも下方の部分よりも径小にし、この上部
口部の外周側に取手の取付アーム部を固着してあること
により、断熱容器の内周面とこれに収納された調理鍋の
外周面との間に取付アーム部の収納用の十分な間隔が確
保される。すなわち断熱容器の内径を大きくすることな
く、取付アーム部が断熱容器の内面に接触しないように
でき、熱伝導による熱損失を低減できる。
方さらに外方へ延びる取手の取手本体に手をかけて調理
鍋を断熱容器に対して出入れできる。取手本体は、調理
鍋を断熱容器に収納した状態で、その上面開口よりも上
方でかつ外側に位置するものなので、調理鍋の出入れが
容易である。また調理鍋を直接加熱する場合であって
も、この調理鍋の上端よりも上方に位置する取手本体の
温度上昇は抑えられる。さらに調理鍋を断熱容器内に収
納した状態でも、取手本体は断熱容器外に位置してい
て、取付アーム部が断熱外蓋または断熱容器の連通部を
通って内部に挿通しているので、この取手本体が高温に
なることはない。このように取手本体が断熱容器外に位
置するにもかかわらず、閉じた断熱外蓋はその下面が断
熱容器の上部開口より下方で調理鍋の上部開口に近接し
て位置するので、断熱効率が高い。そして調理鍋の上部
口部をそれよりも下方の部分よりも径小にし、この上部
口部の外周側に取手の取付アーム部を固着してあること
により、断熱容器の内周面とこれに収納された調理鍋の
外周面との間に取付アーム部の収納用の十分な間隔が確
保される。すなわち断熱容器の内径を大きくすることな
く、取付アーム部が断熱容器の内面に接触しないように
でき、熱伝導による熱損失を低減できる。
【0010】そして取付アーム部で断熱容器内に位置す
る部分を、調理鍋における上部口部よりも下方の部分の
外面の延長面付近ないしそれよりも内側に位置させれ
ば、取付アーム部が断熱容器の内径に全く影響を与えず
に、取付アーム部およびその基 端を断熱容器の内面に対
して確実に非接触とできる。
る部分を、調理鍋における上部口部よりも下方の部分の
外面の延長面付近ないしそれよりも内側に位置させれ
ば、取付アーム部が断熱容器の内径に全く影響を与えず
に、取付アーム部およびその基 端を断熱容器の内面に対
して確実に非接触とできる。
【0011】さらに断熱容器内に調理鍋を収納したとき
その取手の取付アーム部を断熱容器の上部開口周辺の口
部近傍にある調理鍋支持手段により支持し、これにより
調理鍋の外面と断熱容器の内面とが接触せず、離間した
状態になるようにすれば、断熱容器内への調理鍋の収納
状態が安定したものとなり、例えば断熱容器内に調理鍋
を収納した状態の断熱調理器を取り扱う際、調理鍋がが
たついたり、あるいは傾いたりする不都合が解消され
る。また調理鍋の外面と断熱容器の内面とは離間してい
るから、調理鍋を断熱容器内に収納するときの衝撃や断
熱調理器を取り扱う際の振動などがあっても、調理鍋の
外面と断熱容器の内面とがぶつかりあわず、このぶつか
りあいに起因する凹みや傷の発生もあり得ない。これと
ともに調理鍋の外面と断熱容器の内面とがいっさい接触
していないことにより、調理鍋の外面から断熱容器の内
面へ、あるいは断熱容器の内面から調理鍋の外面への熱
伝導は、熱伝導度の低い空気層を介してのみしか行われ
ず、したがって断熱調理器の断熱性能が高くなる。
その取手の取付アーム部を断熱容器の上部開口周辺の口
部近傍にある調理鍋支持手段により支持し、これにより
調理鍋の外面と断熱容器の内面とが接触せず、離間した
状態になるようにすれば、断熱容器内への調理鍋の収納
状態が安定したものとなり、例えば断熱容器内に調理鍋
を収納した状態の断熱調理器を取り扱う際、調理鍋がが
たついたり、あるいは傾いたりする不都合が解消され
る。また調理鍋の外面と断熱容器の内面とは離間してい
るから、調理鍋を断熱容器内に収納するときの衝撃や断
熱調理器を取り扱う際の振動などがあっても、調理鍋の
外面と断熱容器の内面とがぶつかりあわず、このぶつか
りあいに起因する凹みや傷の発生もあり得ない。これと
ともに調理鍋の外面と断熱容器の内面とがいっさい接触
していないことにより、調理鍋の外面から断熱容器の内
面へ、あるいは断熱容器の内面から調理鍋の外面への熱
伝導は、熱伝導度の低い空気層を介してのみしか行われ
ず、したがって断熱調理器の断熱性能が高くなる。
【0012】
【実施例】次に本考案の一実施例を添付図面を参照して
説明する。1は金属製断熱容器であり、この断熱容器1
はその上部開口周辺部をなす広口部2を接合した金属例
えばステンレス鋼からなる内容器3と同じく金属例えば
ステンレス鋼からなる外容器4間に真空断熱層5を設け
て金属製真空二重容器となっている。尚1Aは底部材で
ある。6は前記断熱容器1の上部両側に設けられた第1
の取手であり、この第1の取手6は前記外容器4の外周
面4Aの上部に強制嵌合した合成樹脂からなるリング状
の肩部材7と一体成型されており、また前記第1の取手
6の上面の略中央には第1の凹所8が形成されていると
ともに、この第1の凹所8の一側に形成された一側平坦
部9の上面に凸部10が形成され、また前記第1の凹所8
には他側平坦部11が形成されている。前記平坦部9,11
には段部9A,11Aが形成されている。尚前記肩部材7
は例えば熱硬化性樹脂等の耐熱樹脂からなる。さらに前
記一対の第1の取手6を結ぶ対角線12に対向して前記肩
部材7の一方にはヒンジ受け部13が一体成型されてお
り、このヒンジ受け部13にヒンジ軸14Aを介して前記広
口部2を閉塞する断熱外蓋15の枢着部16が回動自在に連
結しており、これらヒンジ受け部13、ヒンジ軸14Aおよ
び枢着部16によってヒンジ14が構成される。尚、前記枢
着部16に装着したヒンジ軸14Aは前記ヒンジ受け部13に
着脱自在に設けられている。前記断熱外蓋15は上面部材
17と前記広口部2内に挿入する下面部材18間に発泡材等
断熱層19が設けられており、またこの断熱外蓋15の両側
面には前記第1の取手6の取付側上方を間隔をおいて覆
うように内外を連通する連通部たる切欠き部20が形成さ
れるとともに、この切欠き部20の外側には張り出し部21
が設けられている。前記切欠き部20下面には後述する第
2の取手の取付アーム部を避けて板状の断熱体22が下方
へ垂設している。またこの断熱外蓋15の上面における前
記ヒンジ受け部13の反対側には摘み23が立設している。
説明する。1は金属製断熱容器であり、この断熱容器1
はその上部開口周辺部をなす広口部2を接合した金属例
えばステンレス鋼からなる内容器3と同じく金属例えば
ステンレス鋼からなる外容器4間に真空断熱層5を設け
て金属製真空二重容器となっている。尚1Aは底部材で
ある。6は前記断熱容器1の上部両側に設けられた第1
の取手であり、この第1の取手6は前記外容器4の外周
面4Aの上部に強制嵌合した合成樹脂からなるリング状
の肩部材7と一体成型されており、また前記第1の取手
6の上面の略中央には第1の凹所8が形成されていると
ともに、この第1の凹所8の一側に形成された一側平坦
部9の上面に凸部10が形成され、また前記第1の凹所8
には他側平坦部11が形成されている。前記平坦部9,11
には段部9A,11Aが形成されている。尚前記肩部材7
は例えば熱硬化性樹脂等の耐熱樹脂からなる。さらに前
記一対の第1の取手6を結ぶ対角線12に対向して前記肩
部材7の一方にはヒンジ受け部13が一体成型されてお
り、このヒンジ受け部13にヒンジ軸14Aを介して前記広
口部2を閉塞する断熱外蓋15の枢着部16が回動自在に連
結しており、これらヒンジ受け部13、ヒンジ軸14Aおよ
び枢着部16によってヒンジ14が構成される。尚、前記枢
着部16に装着したヒンジ軸14Aは前記ヒンジ受け部13に
着脱自在に設けられている。前記断熱外蓋15は上面部材
17と前記広口部2内に挿入する下面部材18間に発泡材等
断熱層19が設けられており、またこの断熱外蓋15の両側
面には前記第1の取手6の取付側上方を間隔をおいて覆
うように内外を連通する連通部たる切欠き部20が形成さ
れるとともに、この切欠き部20の外側には張り出し部21
が設けられている。前記切欠き部20下面には後述する第
2の取手の取付アーム部を避けて板状の断熱体22が下方
へ垂設している。またこの断熱外蓋15の上面における前
記ヒンジ受け部13の反対側には摘み23が立設している。
【0013】24は前記断熱容器1に収納可能な金属例え
ばステンレス鋼からなる調理鍋であり、この調理鍋24は
前記内容器3よりやや径小かつ浅底であって、断熱容器
1に収納したときその広口部2よりも上端が下方に位置
するようになっている。また調理鍋24の側壁は上部口部
24Aの径rがそれよりも下方の部分の径Rよりも小さく
なっている。そして調理鍋24の上部口部24Aの両側には
取付アーム部25を介して第2の取手26が連結している。
前記取付アーム部25は金属例えばステンレス鋼からなり
側面がL形をなしており、その基端25Aは前記上部口部
24Aの外周面に固着され、調理鍋24の上端を越えて上方
へ延び、さらに調理鍋24の径方向外方へ延びている。取
付アーム部25において断熱容器1内に位置する基端25A
側は、図2に示すように、調理鍋24における上部口部24
Aよりも下方の部分の外面の延長面付近ないしそれより
も内側に位置している。また取付アーム部25の先端25B
は平面がコ形となって前記切欠き部20を通して前記広口
部2に載置できるようになっている。この広口部2は取
付アーム部25を介して断熱容器1内に収納された調理鍋
24を支持する調理鍋支持手段をなしており、その支持に
より断熱容器1内に収納された調理鍋24の外面と断熱容
器1の内面とは接触することなく、離間した状態になる
ようになっている。そして取付アーム部25の先端25Bは
調理鍋24が収納された断熱容器1の上部開口より上方で
かつその径方向外側に位置するものである。この取付ア
ーム部25の先端25Bに固設される第2の取手26の取手本
体26Aは合成樹脂からなり、この取手本体26Aの下面に
は第2の凹所27が形成されており、この第2の凹所27の
一側に形成される一側平坦部28には前記凸部10に係合す
る凹部29が形成され、また第2の凹所27の他側には他側
平坦部30が形成されている。さらに前記取手本体26Aの
前記先端25B側には前記段部9A,11Aに係合可能な角
部26Bが形成されている。そして2股状となった取付ア
ーム部25の先端25B間に前記断熱体22が上方から挿入さ
れて内外を断熱できるようになっている。31は前記調理
鍋24の上部開口を閉蓋する金属例えばステンレス鋼から
なる内蓋であり、この内蓋31の上面の略中央には摘み32
が立設している。
ばステンレス鋼からなる調理鍋であり、この調理鍋24は
前記内容器3よりやや径小かつ浅底であって、断熱容器
1に収納したときその広口部2よりも上端が下方に位置
するようになっている。また調理鍋24の側壁は上部口部
24Aの径rがそれよりも下方の部分の径Rよりも小さく
なっている。そして調理鍋24の上部口部24Aの両側には
取付アーム部25を介して第2の取手26が連結している。
前記取付アーム部25は金属例えばステンレス鋼からなり
側面がL形をなしており、その基端25Aは前記上部口部
24Aの外周面に固着され、調理鍋24の上端を越えて上方
へ延び、さらに調理鍋24の径方向外方へ延びている。取
付アーム部25において断熱容器1内に位置する基端25A
側は、図2に示すように、調理鍋24における上部口部24
Aよりも下方の部分の外面の延長面付近ないしそれより
も内側に位置している。また取付アーム部25の先端25B
は平面がコ形となって前記切欠き部20を通して前記広口
部2に載置できるようになっている。この広口部2は取
付アーム部25を介して断熱容器1内に収納された調理鍋
24を支持する調理鍋支持手段をなしており、その支持に
より断熱容器1内に収納された調理鍋24の外面と断熱容
器1の内面とは接触することなく、離間した状態になる
ようになっている。そして取付アーム部25の先端25Bは
調理鍋24が収納された断熱容器1の上部開口より上方で
かつその径方向外側に位置するものである。この取付ア
ーム部25の先端25Bに固設される第2の取手26の取手本
体26Aは合成樹脂からなり、この取手本体26Aの下面に
は第2の凹所27が形成されており、この第2の凹所27の
一側に形成される一側平坦部28には前記凸部10に係合す
る凹部29が形成され、また第2の凹所27の他側には他側
平坦部30が形成されている。さらに前記取手本体26Aの
前記先端25B側には前記段部9A,11Aに係合可能な角
部26Bが形成されている。そして2股状となった取付ア
ーム部25の先端25B間に前記断熱体22が上方から挿入さ
れて内外を断熱できるようになっている。31は前記調理
鍋24の上部開口を閉蓋する金属例えばステンレス鋼から
なる内蓋であり、この内蓋31の上面の略中央には摘み32
が立設している。
【0014】次に前記構成につきその作用を説明する。
調理材料を適量の水などとともにいったん加熱した後、
あるいは調理材料と水などを別々に加熱した後、これら
を調理鍋24に充填するとともに内蓋31を閉蓋し、そして
第2の取手26に手をかけて調理鍋24を断熱容器1に収納
する。この際取付アーム部25は広口部2に載置して調理
鍋24は内容器3とわずかな間隔をおいて吊設状態で保持
される。また前記第1の取手6の段部9A,11Aに角部
26Bが係合し、またこの際凸部10に凹部29が係合するた
めに第1および第2の取手6,26は案内されながらセッ
トできる。この結果、取付アーム部25が切欠き部20に対
応して所定状態で第1および第2の取手6,26は重なり
合ってセットされる。次にヒンジ軸14Aを回転中心とし
て断熱外蓋15を閉蓋する。この状態で断熱外蓋15の下面
部材18は断熱容器1の広口部2内に上方から挿入され、
調理鍋24の上部開口に近接して位置する。このように断
熱外蓋15を閉蓋して放置すると調理材料が所要時間断熱
状態となり、煮炊を行うことができる。そして調理鍋24
とともに断熱容器1を持ち運ぶ際には第1の取手6に手
をかけて持ち運ぶことができ、また断熱外蓋15を開いて
調理鍋24を取り上げるような場合には前記第1および第
2の凹所8,27間に形成された空間部33に手を入れて第
2の取手26の取手本体26Aを持ち上げることによって調
理鍋24を取り出すことができる。
調理材料を適量の水などとともにいったん加熱した後、
あるいは調理材料と水などを別々に加熱した後、これら
を調理鍋24に充填するとともに内蓋31を閉蓋し、そして
第2の取手26に手をかけて調理鍋24を断熱容器1に収納
する。この際取付アーム部25は広口部2に載置して調理
鍋24は内容器3とわずかな間隔をおいて吊設状態で保持
される。また前記第1の取手6の段部9A,11Aに角部
26Bが係合し、またこの際凸部10に凹部29が係合するた
めに第1および第2の取手6,26は案内されながらセッ
トできる。この結果、取付アーム部25が切欠き部20に対
応して所定状態で第1および第2の取手6,26は重なり
合ってセットされる。次にヒンジ軸14Aを回転中心とし
て断熱外蓋15を閉蓋する。この状態で断熱外蓋15の下面
部材18は断熱容器1の広口部2内に上方から挿入され、
調理鍋24の上部開口に近接して位置する。このように断
熱外蓋15を閉蓋して放置すると調理材料が所要時間断熱
状態となり、煮炊を行うことができる。そして調理鍋24
とともに断熱容器1を持ち運ぶ際には第1の取手6に手
をかけて持ち運ぶことができ、また断熱外蓋15を開いて
調理鍋24を取り上げるような場合には前記第1および第
2の凹所8,27間に形成された空間部33に手を入れて第
2の取手26の取手本体26Aを持ち上げることによって調
理鍋24を取り出すことができる。
【0015】以上のように前記実施例においては、断熱
外蓋15に切欠き部20を設け、この切欠き部20を通して基
端25Aを調理鍋24に固着した第2の取手26を上方外側へ
突出させたことにより、該第2の取手26に手をかけて調
理鍋24を簡単に出入れできる。また第2の取手26が調理
鍋24の上端を越えて上方へ延びさらに外方へ延びている
ことにより、下ごしらえなどに際して調理鍋24を直接加
熱する場合であっても、第2の取手26の取手本体26Aの
温度は上がりにくい。しかも第2の取手26の取手本体26
Aは合成樹脂製であるから、いっそう温度上昇しにく
い。さらに調理のために調理鍋24を断熱容器1内に収納
して断熱外蓋15を閉じた状態でも、断熱容器1外に位置
している取手本体26Aは高温にならない。したがって取
手本体26Aをつかんだときに火傷するような虞がないと
ともに不快感を感じずに済み、調理鍋24の取扱いがいっ
そう容易になる。
外蓋15に切欠き部20を設け、この切欠き部20を通して基
端25Aを調理鍋24に固着した第2の取手26を上方外側へ
突出させたことにより、該第2の取手26に手をかけて調
理鍋24を簡単に出入れできる。また第2の取手26が調理
鍋24の上端を越えて上方へ延びさらに外方へ延びている
ことにより、下ごしらえなどに際して調理鍋24を直接加
熱する場合であっても、第2の取手26の取手本体26Aの
温度は上がりにくい。しかも第2の取手26の取手本体26
Aは合成樹脂製であるから、いっそう温度上昇しにく
い。さらに調理のために調理鍋24を断熱容器1内に収納
して断熱外蓋15を閉じた状態でも、断熱容器1外に位置
している取手本体26Aは高温にならない。したがって取
手本体26Aをつかんだときに火傷するような虞がないと
ともに不快感を感じずに済み、調理鍋24の取扱いがいっ
そう容易になる。
【0016】またこのように調理鍋24に連結された取手
本体26Aが断熱容器1外に位置するにもかかわらず、閉
じた断熱外蓋15における断熱層19を設けた下面部材18が
断熱容器1の上部開口より下方で調理鍋24の上部開口に
近接して位置し、さらに第2の取手26の取付アーム部25
は、必要最小限の大きさの連通部を介して断熱容器1の
内部から外部へ出ているので、高い断熱効率を保持でき
る。さらに取付アーム25をステンレス鋼製とすることに
より、取付アーム25を介しての断熱容器1内から外部へ
の熱伝導を抑えられ、取手本体26Aの温度上昇を抑えら
れるとともに、断熱効率をより向上できる。
本体26Aが断熱容器1外に位置するにもかかわらず、閉
じた断熱外蓋15における断熱層19を設けた下面部材18が
断熱容器1の上部開口より下方で調理鍋24の上部開口に
近接して位置し、さらに第2の取手26の取付アーム部25
は、必要最小限の大きさの連通部を介して断熱容器1の
内部から外部へ出ているので、高い断熱効率を保持でき
る。さらに取付アーム25をステンレス鋼製とすることに
より、取付アーム25を介しての断熱容器1内から外部へ
の熱伝導を抑えられ、取手本体26Aの温度上昇を抑えら
れるとともに、断熱効率をより向上できる。
【0017】さらに第2の取手26は調理鍋24に対して固
定しているので、例えば調理鍋24が断熱容器1内に収納
するときなどにこの断熱容器1の広口部2に当たったり
しても、調理鍋24が傾いたりしにくく、その内容物がこ
ぼれるような虞がない。さらに第2の取手26は調理鍋24
の外方へ張り出したものであるため、下ごしらえなどに
おいて調理鍋24を用いて調理するとき邪魔にならない。
定しているので、例えば調理鍋24が断熱容器1内に収納
するときなどにこの断熱容器1の広口部2に当たったり
しても、調理鍋24が傾いたりしにくく、その内容物がこ
ぼれるような虞がない。さらに第2の取手26は調理鍋24
の外方へ張り出したものであるため、下ごしらえなどに
おいて調理鍋24を用いて調理するとき邪魔にならない。
【0018】また前記第1の取手6を結ぶ対角線12に対
向して肩部材7の一方にはヒンジ受け部13を一体成型し
て断熱外蓋15を枢着したため、断熱容器1に断熱外蓋15
を一体的に設けることができ、断熱外蓋15を開いた際該
断熱外蓋15を置くためのスペースを必要とせず取り扱い
が簡単である。
向して肩部材7の一方にはヒンジ受け部13を一体成型し
て断熱外蓋15を枢着したため、断熱容器1に断熱外蓋15
を一体的に設けることができ、断熱外蓋15を開いた際該
断熱外蓋15を置くためのスペースを必要とせず取り扱い
が簡単である。
【0019】さらに断熱外蓋15は断熱容器1と一体的で
あるため、調理鍋24と断熱容器1に第1および第2の取
手6,26を重ね合せてセットし断熱外蓋15を閉蓋する
際、前記第2の取手26の取付アーム部25に断熱外蓋15の
切欠き部20および断熱体22が所定状態に自動的にセット
できるため、調理鍋24の位置合せ等の取り扱い性の向上
を図ることができる。
あるため、調理鍋24と断熱容器1に第1および第2の取
手6,26を重ね合せてセットし断熱外蓋15を閉蓋する
際、前記第2の取手26の取付アーム部25に断熱外蓋15の
切欠き部20および断熱体22が所定状態に自動的にセット
できるため、調理鍋24の位置合せ等の取り扱い性の向上
を図ることができる。
【0020】しかも第1の取手6に凸部10を設け、第2
の取手26には凹部29を設けてこれらを各々係合させるこ
とによって第1および第2の取手6,26を重ね合せた
際、両者を所定状態でセットできるように案内でき、さ
らに第1の取手6の段部9A,11Aに第2の取手26の角
部26Bが係合するようにしたため、調理鍋24を断熱容器
1に所定状態でセットすることができる。また第1の取
手6には第1の凹所8を形成し、第2の取手26には第2
の凹所27を形成して、第1および第2の取手6,26に手
を差し込むことができる空間部33を形成したことによっ
て簡単に調理鍋24を持ち上げることができる。
の取手26には凹部29を設けてこれらを各々係合させるこ
とによって第1および第2の取手6,26を重ね合せた
際、両者を所定状態でセットできるように案内でき、さ
らに第1の取手6の段部9A,11Aに第2の取手26の角
部26Bが係合するようにしたため、調理鍋24を断熱容器
1に所定状態でセットすることができる。また第1の取
手6には第1の凹所8を形成し、第2の取手26には第2
の凹所27を形成して、第1および第2の取手6,26に手
を差し込むことができる空間部33を形成したことによっ
て簡単に調理鍋24を持ち上げることができる。
【0021】さらに調理鍋24の上部口部24Aを径小に形
成し、この上部口部24Aの外周面に第2の取手26の取付
アーム部25を固着したので、断熱容器1の内周面とこれ
に収納された調理鍋24の外周面との間に取付アーム部25
の収納用の十分な間隔を確保できる。こうして取付アー
ム部25を断熱容器1の内面に接触しないように配置でき
るので、取付アーム部25を介して調理鍋24から断熱容器
1へ熱が伝導することによる熱損失を低減でき、保温断
熱性能を向上させられる。一方断熱容器1の内面上部の
形状を取手26の取付けのために変化させる必要がなく、
断熱容器1の内径を調理鍋24の外径寸法に合わせて設定
でき、断熱容器1の小型化を図ることができる。
成し、この上部口部24Aの外周面に第2の取手26の取付
アーム部25を固着したので、断熱容器1の内周面とこれ
に収納された調理鍋24の外周面との間に取付アーム部25
の収納用の十分な間隔を確保できる。こうして取付アー
ム部25を断熱容器1の内面に接触しないように配置でき
るので、取付アーム部25を介して調理鍋24から断熱容器
1へ熱が伝導することによる熱損失を低減でき、保温断
熱性能を向上させられる。一方断熱容器1の内面上部の
形状を取手26の取付けのために変化させる必要がなく、
断熱容器1の内径を調理鍋24の外径寸法に合わせて設定
でき、断熱容器1の小型化を図ることができる。
【0022】また断熱容器1内に収納された調理鍋24
は、その両取手26の取付アーム部25を断熱容器1の広口
部2上に載せて支持するようにしたので、断熱容器1内
への調 理鍋24の収納状態が安定したものとなり、例えば
断熱容器1内に調理鍋24を収納した状態の断熱調理器を
取り扱う際、調理鍋24ががたついたり傾いたりして、調
理鍋24内の内容物が断熱容器1内に流出するなどの不都
合を解消できる。また調理鍋24の外面と断熱容器1の内
面とが離間しているので、調理鍋24を断熱容器1内に収
納するときの衝撃や、断熱調理器を取り扱う際の振動な
どがあっても、調理鍋24の外面と断熱容器1の内面とが
ぶつかりあうことはなく、このぶつかりあいに起因する
凹みや傷の発生を防止でき、したがって調理鍋24および
断熱容器1の使用耐久性が向上する。
は、その両取手26の取付アーム部25を断熱容器1の広口
部2上に載せて支持するようにしたので、断熱容器1内
への調 理鍋24の収納状態が安定したものとなり、例えば
断熱容器1内に調理鍋24を収納した状態の断熱調理器を
取り扱う際、調理鍋24ががたついたり傾いたりして、調
理鍋24内の内容物が断熱容器1内に流出するなどの不都
合を解消できる。また調理鍋24の外面と断熱容器1の内
面とが離間しているので、調理鍋24を断熱容器1内に収
納するときの衝撃や、断熱調理器を取り扱う際の振動な
どがあっても、調理鍋24の外面と断熱容器1の内面とが
ぶつかりあうことはなく、このぶつかりあいに起因する
凹みや傷の発生を防止でき、したがって調理鍋24および
断熱容器1の使用耐久性が向上する。
【0023】これとともに調理鍋24の外面から断熱容器
1の内面へ、あるいは断熱容器1の内面から調理鍋24の
外面への熱伝導は、熱伝導度の低い空気層を介してのみ
しか行われず、したがって断熱調理器の断熱性能が高く
なり、断熱調理器において最も重要な保温効率および保
冷効率を向上させることができる。
1の内面へ、あるいは断熱容器1の内面から調理鍋24の
外面への熱伝導は、熱伝導度の低い空気層を介してのみ
しか行われず、したがって断熱調理器の断熱性能が高く
なり、断熱調理器において最も重要な保温効率および保
冷効率を向上させることができる。
【0024】尚、本考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば実施例では連通部たる切欠き部を断熱
外蓋に形成したが断熱容器に形成してもよく、また第1
の取手の平坦部には1以上の凹部または凸部を設けまた
第2の取手の平坦部には前記凹部または凸部に係合する
凸部または凹部を設けてセットできるようにしてもよ
く、さらに第2の取手が間隔をおいて第1の取手を外嵌
するようにしてもよいなど種々の変形が可能である。
ではなく、例えば実施例では連通部たる切欠き部を断熱
外蓋に形成したが断熱容器に形成してもよく、また第1
の取手の平坦部には1以上の凹部または凸部を設けまた
第2の取手の平坦部には前記凹部または凸部に係合する
凸部または凹部を設けてセットできるようにしてもよ
く、さらに第2の取手が間隔をおいて第1の取手を外嵌
するようにしてもよいなど種々の変形が可能である。
【0025】
【考案の効果】本考案によれば、断熱容器内に収納され
る調理鍋の側壁に基端を固着した取付アーム部を上方さ
らに外方へ延ばし、取付アーム部の先端にある取手本体
を調理鍋が収納された断熱容器の上部開口より上方でか
つ外側に位置するようにしたので、断熱容器に対して調
理鍋を簡単に出入れできる。これとともに調理鍋を直接
加熱する場合であっても取手本体の温度上昇を抑えら
れ、また断熱容器内に調理鍋を収納した状態でも取手本
体は断熱容器外に位置することにより取手本体の温度が
あまり高くならず、したがって取手本体をつかんだとき
に火傷するような虞がないとともに、調理鍋の取扱いが
いっそう容易になる。さらに前述のように取手本体が断
熱容器外に位置するにもかかわらず、閉じた断熱外蓋は
その下面が断熱容器の上部開口より下方で調理鍋の上部
開口に近接して位置するので、高い断熱効率を保持でき
る。さらに調理鍋の上部口部をそれよりも下方の部分よ
りも径小にし、この上部口部に取手の取付アーム部を固
着したので、断熱容器の内周面とこれに収納された調理
鍋の外周面との間に取付アーム部の収納用の十分な間隔
を確保でき、取付アーム部を断熱容器の内面に接触しな
いように配置できることにより、熱伝導による熱損失を
低減でき、保温断熱性能を向上させられる一方、断熱容
器の内径を調理鍋の外径寸法に合わせて設定でき、した
がって断熱容器の小型化を図ることができる。
る調理鍋の側壁に基端を固着した取付アーム部を上方さ
らに外方へ延ばし、取付アーム部の先端にある取手本体
を調理鍋が収納された断熱容器の上部開口より上方でか
つ外側に位置するようにしたので、断熱容器に対して調
理鍋を簡単に出入れできる。これとともに調理鍋を直接
加熱する場合であっても取手本体の温度上昇を抑えら
れ、また断熱容器内に調理鍋を収納した状態でも取手本
体は断熱容器外に位置することにより取手本体の温度が
あまり高くならず、したがって取手本体をつかんだとき
に火傷するような虞がないとともに、調理鍋の取扱いが
いっそう容易になる。さらに前述のように取手本体が断
熱容器外に位置するにもかかわらず、閉じた断熱外蓋は
その下面が断熱容器の上部開口より下方で調理鍋の上部
開口に近接して位置するので、高い断熱効率を保持でき
る。さらに調理鍋の上部口部をそれよりも下方の部分よ
りも径小にし、この上部口部に取手の取付アーム部を固
着したので、断熱容器の内周面とこれに収納された調理
鍋の外周面との間に取付アーム部の収納用の十分な間隔
を確保でき、取付アーム部を断熱容器の内面に接触しな
いように配置できることにより、熱伝導による熱損失を
低減でき、保温断熱性能を向上させられる一方、断熱容
器の内径を調理鍋の外径寸法に合わせて設定でき、した
がって断熱容器の小型化を図ることができる。
【0026】さらに取手の取付アーム部で断熱容器内に
位置する部分は、調理鍋における上部口部よりも下方の
部分の外面の延長面付近ないしそれよりも内側に位置さ
せれば、前述のように断熱容器の小型化を図りながら、
取付アーム部を断熱容器の内面に接触しないようにする
効果をより確実なものとできる。
位置する部分は、調理鍋における上部口部よりも下方の
部分の外面の延長面付近ないしそれよりも内側に位置さ
せれば、前述のように断熱容器の小型化を図りながら、
取付アーム部を断熱容器の内面に接触しないようにする
効果をより確実なものとできる。
【0027】また断熱容器の上部開口周辺の口部近傍
に、この断熱容器内に調理鍋を収納したとき取手の取付
アーム部を支持して調理鍋の外面と断熱容器の内面とが
接触することなく離間した状態にする調理鍋支持手段を
設ければ、断熱容器内への調理鍋の収納状態が安定した
ものとなり、例えば断熱容器内に調理鍋を収納した状態
の断熱調理器を取り扱う際、調理鍋ががたついたり傾い
たりして、調理鍋内の内容物が断熱容器内に流出するな
どの不都合を解消できる。また調理鍋の外面と断熱容器
の内面とが離間しているので、調理鍋を断熱容器内に収
納するときの衝撃や、断熱調理器を取り扱う際の振動な
どがあっても、調理鍋の外面と断熱容器の内面とがぶつ
かりあうことはなく、このぶつかりあいに起因する凹み
や傷の発生を防止でき、したがって調理鍋および断熱容
器の使用耐久性が向上する。これとともに調理鍋の外面
から断熱容器の内面へ、あるいは断熱容器の内面から調
理鍋の外面への熱伝導は、熱伝導度の低い空気層を介し
てのみしか行われず、したがって断熱調理器の断熱性能
が高くなり、断熱調理器において最も重要な保温効率 お
よび保冷効率を向上させることができる。
に、この断熱容器内に調理鍋を収納したとき取手の取付
アーム部を支持して調理鍋の外面と断熱容器の内面とが
接触することなく離間した状態にする調理鍋支持手段を
設ければ、断熱容器内への調理鍋の収納状態が安定した
ものとなり、例えば断熱容器内に調理鍋を収納した状態
の断熱調理器を取り扱う際、調理鍋ががたついたり傾い
たりして、調理鍋内の内容物が断熱容器内に流出するな
どの不都合を解消できる。また調理鍋の外面と断熱容器
の内面とが離間しているので、調理鍋を断熱容器内に収
納するときの衝撃や、断熱調理器を取り扱う際の振動な
どがあっても、調理鍋の外面と断熱容器の内面とがぶつ
かりあうことはなく、このぶつかりあいに起因する凹み
や傷の発生を防止でき、したがって調理鍋および断熱容
器の使用耐久性が向上する。これとともに調理鍋の外面
から断熱容器の内面へ、あるいは断熱容器の内面から調
理鍋の外面への熱伝導は、熱伝導度の低い空気層を介し
てのみしか行われず、したがって断熱調理器の断熱性能
が高くなり、断熱調理器において最も重要な保温効率 お
よび保冷効率を向上させることができる。
【図1】本考案の断熱調理器の一実施例を示す分解斜視
図である。
図である。
【図2】同上縦断面図である。
【図3】同上図2のIII-III 線断面図である。
【図4】同上要部の斜視図である。
1 断熱容器 2 広口部(調理鍋支持手段) 15 断熱外蓋 20 切欠き部(連通部) 24 調理鍋24A 上部口部 25 取付アーム部 25A 基端 25B 先端 26 第2の取手(取手) 26A 取手本体31 内蓋
Claims (3)
- 【請求項1】 上部開口を有する断熱容器と、この断熱
容器内に出入れ自在に収納され内蓋を有する調理鍋と、
この調理鍋が収納された前記断熱容器の上部開口を閉蓋
可能な断熱外蓋とを備え、前記調理鍋は、前記断熱容器
に収納したときその上部開口より下方に位置するよう断
熱容器の深さより浅く形成し、前記調理鍋の側壁に基端
が固着された取付アーム部と、この取付アーム部の先端
に設けられた取手本体とからなる取手を設け、前記取付
アーム部は、調理鍋が収納された断熱容器の上部開口よ
り上方まで延びるとともに、外方へ延びて前記断熱容器
の上部開口より外側に先端が位置し、前記断熱外蓋また
は断熱容器に、この断熱容器の内外を連通し前記取手の
取付アーム部が挿通可能な連通部を設けて、前記断熱容
器の上部開口部に、前記断熱外蓋をその下面が断熱容器
の上部開口より下方で前記調理鍋の上部開口に近接して
位置するよう装着可能とし、前記調理鍋の側壁はその上
部開口近傍をそれよりも下方の部分よりも径が小さい上
部口部とし、この上部口部の外周側に前記取手の取付ア
ーム部を固着したことを特徴とする断熱調理器。 - 【請求項2】 前記取手の取付アーム部で断熱容器内に
位置する部分は、前記調理鍋における上部口部よりも下
方の部分の外面の延長面付近ないしそれよりも内側に位
置させたことを特徴とする請求項1記載の断熱調理器。 - 【請求項3】 前記断熱容器の上部開口周辺の口部近傍
に、この断熱容器内に調理鍋を収納したとき、前記取手
の取付アーム部を支持して前記調理鍋の外面と断熱容器
の内面とが接触することなく離間した状態にする調理鍋
支持手段を設けたことを特徴とする請求項1または2記
載の断熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993026338U JPH081699Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 断熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993026338U JPH081699Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 断熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0611625U JPH0611625U (ja) | 1994-02-15 |
| JPH081699Y2 true JPH081699Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=12190660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993026338U Expired - Lifetime JPH081699Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 断熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081699Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02134926U (ja) * | 1989-04-11 | 1990-11-08 |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP1993026338U patent/JPH081699Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0611625U (ja) | 1994-02-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |