JPH08170344A - 地下躯体の施工方法 - Google Patents
地下躯体の施工方法Info
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- JPH08170344A JPH08170344A JP6313825A JP31382594A JPH08170344A JP H08170344 A JPH08170344 A JP H08170344A JP 6313825 A JP6313825 A JP 6313825A JP 31382594 A JP31382594 A JP 31382594A JP H08170344 A JPH08170344 A JP H08170344A
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- Japan
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- reinforcing bar
- pillar
- floor
- skeleton
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容易かつ安全に施工することのできる地下躯
体の施工方法を提供することを目的とする。 【構成】 柱12,壁13を形成するときに、捨てコン
クリート盤21を形成し、この捨てコンクリート盤21
上に鉄筋接続具22を配置するとともに、柱鉄筋17の
主筋17a,壁鉄筋18の縦筋18aの下端部を鉄筋接
続具22に挿入接続する。そして、柱12,壁13の下
方に下層階の柱12,壁13を形成するため、掘削工程
で地盤Gをさらに一定深さ掘削するときに、捨てコンク
リート盤21を取り壊して柱12,壁13の下面に鉄筋
接続具21を露出させておき、この鉄筋接続具21に、
下方に形成すべき柱12の主筋17a,壁13の縦筋1
8aの上端部17b,18bを挿入接続する構成とし
た。
体の施工方法を提供することを目的とする。 【構成】 柱12,壁13を形成するときに、捨てコン
クリート盤21を形成し、この捨てコンクリート盤21
上に鉄筋接続具22を配置するとともに、柱鉄筋17の
主筋17a,壁鉄筋18の縦筋18aの下端部を鉄筋接
続具22に挿入接続する。そして、柱12,壁13の下
方に下層階の柱12,壁13を形成するため、掘削工程
で地盤Gをさらに一定深さ掘削するときに、捨てコンク
リート盤21を取り壊して柱12,壁13の下面に鉄筋
接続具21を露出させておき、この鉄筋接続具21に、
下方に形成すべき柱12の主筋17a,壁13の縦筋1
8aの上端部17b,18bを挿入接続する構成とし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鉄筋コンクリー
ト造あるいは鉄骨鉄筋コンクリート造で構成する地下躯
体の、特に柱や壁を施工するのに好適な地下躯体の施工
方法に関するものである。
ト造あるいは鉄骨鉄筋コンクリート造で構成する地下躯
体の、特に柱や壁を施工するのに好適な地下躯体の施工
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、都心部等において、ビル等の建
築構造物を敷地いっぱいに構築する場合等に、このビル
の地下躯体を地盤中に構築するに際し、地盤を徐々に根
切りしつつ、地下躯体を上層階から下層階へ向けて構築
していく逆打ち工法が多用されている。
築構造物を敷地いっぱいに構築する場合等に、このビル
の地下躯体を地盤中に構築するに際し、地盤を徐々に根
切りしつつ、地下躯体を上層階から下層階へ向けて構築
していく逆打ち工法が多用されている。
【0003】このような逆打ち工法では、まず、地上1
階部(いわゆるトッププレート)の床,梁を、この本設
柱の柱鉄骨あるいは仮設の鉄骨柱で支持するように形成
し、これを、以降の構築作業の作業構台として用いる。
そして、地上1階部の床,梁の下方で、地盤の掘削工事
を続行し、さらに一定深さ、例えば1階分掘削した後
に、ここに直下階(地下1階部)の梁,床,柱,壁等を
構築する。これを繰り返すことによって、各階の躯体を
上層階から下層階に向けて順次施工していき、地下躯体
を構築するようにしている。
階部(いわゆるトッププレート)の床,梁を、この本設
柱の柱鉄骨あるいは仮設の鉄骨柱で支持するように形成
し、これを、以降の構築作業の作業構台として用いる。
そして、地上1階部の床,梁の下方で、地盤の掘削工事
を続行し、さらに一定深さ、例えば1階分掘削した後
に、ここに直下階(地下1階部)の梁,床,柱,壁等を
構築する。これを繰り返すことによって、各階の躯体を
上層階から下層階に向けて順次施工していき、地下躯体
を構築するようにしている。
【0004】従来、このような地下躯体の施工方法で
は、柱,壁等、上下方向に連続する部材を施工するに際
しては、以下のようにしている。すなわち、図7に示す
ように、まず、掘削した根切底面1上に、サポート部材
2,2を介して底型枠3を水平に設置する。次いで、こ
の底型枠3上に形成すべき柱4の柱鉄筋5,壁6の壁鉄
筋7を配筋・組立し、その周囲に柱型枠8,壁型枠9を
所定の形状に組み立て、ここにコンクリートを打設する
ようにしている。そして、このようにして形成した柱
4,壁6の下方に、下層階の柱・壁(図示なし)を形成
するときには、根切底面1をさらに一定深さ掘削すると
ともに、サポート部材2,2、底型枠3を取り外して柱
4,壁6の底面を露出させる。その後、上記と同様にし
て下層階の柱・壁(図示なし)を形成する。このとき、
下層階の柱・壁(図示なし)の鉄筋を配筋するときに
は、その上端部を柱4,壁6の底面から突出した柱鉄筋
5,壁鉄筋7の差し筋5a,7aに接続するようにして
いる。
は、柱,壁等、上下方向に連続する部材を施工するに際
しては、以下のようにしている。すなわち、図7に示す
ように、まず、掘削した根切底面1上に、サポート部材
2,2を介して底型枠3を水平に設置する。次いで、こ
の底型枠3上に形成すべき柱4の柱鉄筋5,壁6の壁鉄
筋7を配筋・組立し、その周囲に柱型枠8,壁型枠9を
所定の形状に組み立て、ここにコンクリートを打設する
ようにしている。そして、このようにして形成した柱
4,壁6の下方に、下層階の柱・壁(図示なし)を形成
するときには、根切底面1をさらに一定深さ掘削すると
ともに、サポート部材2,2、底型枠3を取り外して柱
4,壁6の底面を露出させる。その後、上記と同様にし
て下層階の柱・壁(図示なし)を形成する。このとき、
下層階の柱・壁(図示なし)の鉄筋を配筋するときに
は、その上端部を柱4,壁6の底面から突出した柱鉄筋
5,壁鉄筋7の差し筋5a,7aに接続するようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の地下躯体の施工方法には、以下のような
問題が存在する。まず、底型枠3を組み立てるには、サ
ポート部材2,2等を組み立てる必要があり、手間がか
かる。また、柱4,壁6の下方に下層階の柱・壁(図示
なし)を形成するときに上下の柱鉄筋5,壁鉄筋7を接
続するために、柱4,壁6の下面に差し筋5a,7aを
突出させておく必要がある。このため、底型枠3に穴を
あけてここに柱鉄筋5,壁鉄筋7を通さなければなら
ず、これにも非常に手間がかかる。これらによって、柱
4や壁6を形成するに際し、柱鉄筋5,壁鉄筋7および
底型枠3の組立作業が非常に面倒なものとなっている。
しかも、サポート部材2,2、底型枠3等を組み立てる
ためには根切底面1をその分深くする必要があるため、
工期の短縮化の妨げとなっている。さらには、柱鉄筋
5,壁型枠7を配筋・組立した後には、差し筋5a,7
aが下方に突出した状態となるため、危険であるという
問題もある。本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、容易かつ安全に施工することのできる地下
躯体の施工方法を提供することを目的とする。
たような従来の地下躯体の施工方法には、以下のような
問題が存在する。まず、底型枠3を組み立てるには、サ
ポート部材2,2等を組み立てる必要があり、手間がか
かる。また、柱4,壁6の下方に下層階の柱・壁(図示
なし)を形成するときに上下の柱鉄筋5,壁鉄筋7を接
続するために、柱4,壁6の下面に差し筋5a,7aを
突出させておく必要がある。このため、底型枠3に穴を
あけてここに柱鉄筋5,壁鉄筋7を通さなければなら
ず、これにも非常に手間がかかる。これらによって、柱
4や壁6を形成するに際し、柱鉄筋5,壁鉄筋7および
底型枠3の組立作業が非常に面倒なものとなっている。
しかも、サポート部材2,2、底型枠3等を組み立てる
ためには根切底面1をその分深くする必要があるため、
工期の短縮化の妨げとなっている。さらには、柱鉄筋
5,壁型枠7を配筋・組立した後には、差し筋5a,7
aが下方に突出した状態となるため、危険であるという
問題もある。本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、容易かつ安全に施工することのできる地下
躯体の施工方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
地盤中に地下躯体を構築するに際し、地盤を一定深さ掘
削する掘削工程と、掘削した根切底面上に各階の躯体を
構築する躯体構築工程とを交互に繰り返すことによっ
て、前記地下躯体を上層階から下層階に向けて順次構築
していく構成とし、前記各躯体構築工程では、根切底面
上に一定厚さの捨てコンクリート盤を形成するととも
に、該捨てコンクリート盤上に筒状の鉄筋接続具を配置
し、形成すべき柱や壁の主鉄筋の下端部を前記鉄筋接続
具に挿入接続して柱や壁の鉄筋を定められた形状に組み
立てた後、該鉄筋の周囲に型枠を組み立てて該型枠内に
コンクリートを打設することによって柱や壁を一定長さ
形成しておき、その下方の根切底面を掘削するために前
記掘削工程を行うときに、前記根切底面を掘削するとと
もに前記捨てコンクリート盤を取り壊して前記柱や壁の
下面と前記鉄筋接続具とを露出させ、しかる後に下層階
を構築するために前記躯体構築工程を行うときに、前記
鉄筋接続具に、下方に形成すべき柱や壁の主鉄筋の上端
部を挿入接続することを特徴としている。
地盤中に地下躯体を構築するに際し、地盤を一定深さ掘
削する掘削工程と、掘削した根切底面上に各階の躯体を
構築する躯体構築工程とを交互に繰り返すことによっ
て、前記地下躯体を上層階から下層階に向けて順次構築
していく構成とし、前記各躯体構築工程では、根切底面
上に一定厚さの捨てコンクリート盤を形成するととも
に、該捨てコンクリート盤上に筒状の鉄筋接続具を配置
し、形成すべき柱や壁の主鉄筋の下端部を前記鉄筋接続
具に挿入接続して柱や壁の鉄筋を定められた形状に組み
立てた後、該鉄筋の周囲に型枠を組み立てて該型枠内に
コンクリートを打設することによって柱や壁を一定長さ
形成しておき、その下方の根切底面を掘削するために前
記掘削工程を行うときに、前記根切底面を掘削するとと
もに前記捨てコンクリート盤を取り壊して前記柱や壁の
下面と前記鉄筋接続具とを露出させ、しかる後に下層階
を構築するために前記躯体構築工程を行うときに、前記
鉄筋接続具に、下方に形成すべき柱や壁の主鉄筋の上端
部を挿入接続することを特徴としている。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1記載の地
下躯体の施工方法において、前記躯体構築工程で前記捨
てコンクリート盤上に前記鉄筋接続具を配置するとき
に、該鉄筋接続具を前記捨てコンクリート盤内に一定長
さ埋め込むことを特徴としている。
下躯体の施工方法において、前記躯体構築工程で前記捨
てコンクリート盤上に前記鉄筋接続具を配置するとき
に、該鉄筋接続具を前記捨てコンクリート盤内に一定長
さ埋め込むことを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、躯体構築工程で柱や
壁を一定長さ形成するときに、根切底面上に一定厚さの
捨てコンクリート盤を形成し、その上に筒状の鉄筋接続
具を配置するとともに主鉄筋の下端部を鉄筋接続具に挿
入接続しておく構成とした。これにより、従来のように
底型枠を用いることなく、鉄筋を捨てコンクリート盤上
で支持して配筋・組立することができる。そして、掘削
工程で地盤をさらに一定深さ掘削するときに捨てコンク
リート盤を取り壊すことによって、躯体構築工程で形成
した柱や壁の下面に前記鉄筋接続具を露出させ、しかる
後に下層階の躯体を構築するときに、鉄筋接続具に、下
方に形成すべき柱や壁の主鉄筋の上端部を挿入接続する
構成とした。これにより、柱や壁の主鉄筋を容易に上下
に接続することができる。
壁を一定長さ形成するときに、根切底面上に一定厚さの
捨てコンクリート盤を形成し、その上に筒状の鉄筋接続
具を配置するとともに主鉄筋の下端部を鉄筋接続具に挿
入接続しておく構成とした。これにより、従来のように
底型枠を用いることなく、鉄筋を捨てコンクリート盤上
で支持して配筋・組立することができる。そして、掘削
工程で地盤をさらに一定深さ掘削するときに捨てコンク
リート盤を取り壊すことによって、躯体構築工程で形成
した柱や壁の下面に前記鉄筋接続具を露出させ、しかる
後に下層階の躯体を構築するときに、鉄筋接続具に、下
方に形成すべき柱や壁の主鉄筋の上端部を挿入接続する
構成とした。これにより、柱や壁の主鉄筋を容易に上下
に接続することができる。
【0009】請求項2記載の発明では、躯体構築工程で
捨てコンクリート盤上に鉄筋接続具を配置するときに、
鉄筋接続具を捨てコンクリート盤内に一定長さ埋め込む
構成とした。これにより、鉄筋接続具の位置決めを治具
等を用いることなく容易に行うことが可能となる。
捨てコンクリート盤上に鉄筋接続具を配置するときに、
鉄筋接続具を捨てコンクリート盤内に一定長さ埋め込む
構成とした。これにより、鉄筋接続具の位置決めを治具
等を用いることなく容易に行うことが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て説明する。ここでは、例えば、梁が鉄筋コンクリート
造で、柱が鉄骨鉄筋コンクリート造とされた、多層階を
有する地下躯体を構築する場合の実施例を用いて説明す
る。図1は、本発明に係る地下躯体の施工方法を適用し
て構築する地下躯体の一例を示すものである。図1に示
すように、地下躯体10は、地盤G中に形成された基礎
(図示なし)上に構築されており、地上一階部11の下
方に例えば5層からなる地下階を有した構成となってい
る。
て説明する。ここでは、例えば、梁が鉄筋コンクリート
造で、柱が鉄骨鉄筋コンクリート造とされた、多層階を
有する地下躯体を構築する場合の実施例を用いて説明す
る。図1は、本発明に係る地下躯体の施工方法を適用し
て構築する地下躯体の一例を示すものである。図1に示
すように、地下躯体10は、地盤G中に形成された基礎
(図示なし)上に構築されており、地上一階部11の下
方に例えば5層からなる地下階を有した構成となってい
る。
【0011】この地下躯体10は、柱12が例えば鉄骨
鉄筋コンクリート造(以下「SRC造」と称する)で、
壁13,各階の梁14および床15が鉄筋コンクリート
造(以下「RC造」と称する)からなる構成とされてい
る。図1および図2に示すように、所定間隔で配置され
た各柱12は、基礎(図示なし)上に立設された柱鉄骨
16と、四隅に配筋された柱鉄筋17と、断面視矩形と
なるよう打設されたコンクリートCとから形成されてい
る。また、柱12,12,…間に、平面視格子状となる
よう配設された各壁13は、その厚さ方向中心部に沿っ
て配筋された壁鉄筋18と、その周囲に所定厚さに亘っ
て打設されたコンクリートCとから形成されている。
鉄筋コンクリート造(以下「SRC造」と称する)で、
壁13,各階の梁14および床15が鉄筋コンクリート
造(以下「RC造」と称する)からなる構成とされてい
る。図1および図2に示すように、所定間隔で配置され
た各柱12は、基礎(図示なし)上に立設された柱鉄骨
16と、四隅に配筋された柱鉄筋17と、断面視矩形と
なるよう打設されたコンクリートCとから形成されてい
る。また、柱12,12,…間に、平面視格子状となる
よう配設された各壁13は、その厚さ方向中心部に沿っ
て配筋された壁鉄筋18と、その周囲に所定厚さに亘っ
て打設されたコンクリートCとから形成されている。
【0012】次に、このような地下躯体10を構築する
施工方法について、図1ないし図6を参照して説明す
る。まず、図3に示すように、地盤Gの所定の位置(各
柱12を立設すべき位置)に各柱12の柱鉄骨16を、
その下端部が所定深さに到達するように打ち込む。
施工方法について、図1ないし図6を参照して説明す
る。まず、図3に示すように、地盤Gの所定の位置(各
柱12を立設すべき位置)に各柱12の柱鉄骨16を、
その下端部が所定深さに到達するように打ち込む。
【0013】(掘削工程)次いで、地盤Gを一定深さ掘
削する。
削する。
【0014】(躯体構築工程)そして、掘削した一次根
切面(根切底面)G1上に突出した各柱鉄骨16の周辺
と、壁13を形成すべき位置の周辺とに、一定厚さに亘
ってコンクリート(無筋)を打設し、捨てコンクリート
盤21,21,…を形成する。そして、各捨てコンクリ
ート盤21のコンクリートが硬化する前に、捨てコンク
リート盤21上の所定の位置(柱鉄筋17の主筋17
a,壁鉄筋18の縦筋18aを配筋すべき位置)に、鉄
筋接続具22,22,…を、その長さの半分程度が捨て
コンクリート盤21内に埋没するように配置する。この
鉄筋接続具22は、筒状で内周面に雌ネジ部が形成され
たものである。このとき、各鉄筋接続具22の下端部に
は、内部にコンクリートが侵入するのを防ぐため、例え
ば樹脂製のキャップ(図示なし)をかぶせておく。
切面(根切底面)G1上に突出した各柱鉄骨16の周辺
と、壁13を形成すべき位置の周辺とに、一定厚さに亘
ってコンクリート(無筋)を打設し、捨てコンクリート
盤21,21,…を形成する。そして、各捨てコンクリ
ート盤21のコンクリートが硬化する前に、捨てコンク
リート盤21上の所定の位置(柱鉄筋17の主筋17
a,壁鉄筋18の縦筋18aを配筋すべき位置)に、鉄
筋接続具22,22,…を、その長さの半分程度が捨て
コンクリート盤21内に埋没するように配置する。この
鉄筋接続具22は、筒状で内周面に雌ネジ部が形成され
たものである。このとき、各鉄筋接続具22の下端部に
は、内部にコンクリートが侵入するのを防ぐため、例え
ば樹脂製のキャップ(図示なし)をかぶせておく。
【0015】次いで、柱12の柱鉄筋17の主筋(主鉄
筋)17a,17a,…の下端部を、捨てコンクリート
盤21上の鉄筋接続具22,22,…に挿入・接続す
る。この主筋17aは、いわゆるネジ節鉄筋で、上下端
部の外周面に雄ネジ部が形成されたものである。続い
て、柱鉄筋17のフープ筋(図示なし)等を配筋し、柱
鉄筋17を所定の形状に組み立てる。そして、柱鉄筋1
7のフープ筋(図示なし)の内方の捨てコンクリート盤
21上に、例えばワインディングパイプ等の筒状のパイ
プ25を配置する。このパイプ25は、例えば100〜
200φ程度の管径を有し、かつその上端が形成すべき
床15の上方に露出あるいは突出するような長さを有し
たものである。次いで、この柱鉄筋17の周囲の捨てコ
ンクリート盤21上に、柱型枠(型枠)26を組み立て
る。この柱型枠26には底型枠は不要で、柱12の側面
のみを形成するように組み立てればよい。
筋)17a,17a,…の下端部を、捨てコンクリート
盤21上の鉄筋接続具22,22,…に挿入・接続す
る。この主筋17aは、いわゆるネジ節鉄筋で、上下端
部の外周面に雄ネジ部が形成されたものである。続い
て、柱鉄筋17のフープ筋(図示なし)等を配筋し、柱
鉄筋17を所定の形状に組み立てる。そして、柱鉄筋1
7のフープ筋(図示なし)の内方の捨てコンクリート盤
21上に、例えばワインディングパイプ等の筒状のパイ
プ25を配置する。このパイプ25は、例えば100〜
200φ程度の管径を有し、かつその上端が形成すべき
床15の上方に露出あるいは突出するような長さを有し
たものである。次いで、この柱鉄筋17の周囲の捨てコ
ンクリート盤21上に、柱型枠(型枠)26を組み立て
る。この柱型枠26には底型枠は不要で、柱12の側面
のみを形成するように組み立てればよい。
【0016】また、柱鉄筋17の組み立てと並行して、
壁鉄筋18,壁型枠(型枠)27の組み立て作業を、以
下のようにして行う。まず、壁鉄筋18の縦筋(主鉄
筋)18a,18a,…の下端部を、捨てコンクリート
盤21上の鉄筋接続具22,22,…に挿入・接続す
る。この縦筋18aは、前記主筋17aと同様に、いわ
ゆるネジ節鉄筋で上下端部に雄ネジ部が形成されたもの
である。続いて、壁鉄筋18の横筋(図示なし)を配筋
し、壁鉄筋18を所定の形状に組み立てる。そして、図
2および図3に示したように、パイプ25,25,…
を、形成すべき壁13に沿って一定間隔、例えば200
0mm毎に、捨てコンクリート盤21上に配置する。次
いで、図3に示したように、捨てコンクリート盤21上
に壁型枠27を組み立てる。この壁型枠27について
も、前記柱型枠26と同様に底型枠は不要で、壁13の
側面のみを形成するように組み立てればよい。
壁鉄筋18,壁型枠(型枠)27の組み立て作業を、以
下のようにして行う。まず、壁鉄筋18の縦筋(主鉄
筋)18a,18a,…の下端部を、捨てコンクリート
盤21上の鉄筋接続具22,22,…に挿入・接続す
る。この縦筋18aは、前記主筋17aと同様に、いわ
ゆるネジ節鉄筋で上下端部に雄ネジ部が形成されたもの
である。続いて、壁鉄筋18の横筋(図示なし)を配筋
し、壁鉄筋18を所定の形状に組み立てる。そして、図
2および図3に示したように、パイプ25,25,…
を、形成すべき壁13に沿って一定間隔、例えば200
0mm毎に、捨てコンクリート盤21上に配置する。次
いで、図3に示したように、捨てコンクリート盤21上
に壁型枠27を組み立てる。この壁型枠27について
も、前記柱型枠26と同様に底型枠は不要で、壁13の
側面のみを形成するように組み立てればよい。
【0017】次いで、前記柱型枠26,壁型枠27上
に、梁型枠28,床型枠(図示なし)を組み立てた後
に、梁14,床15の鉄筋(図示なし)を所定の形状に
組み立てる。
に、梁型枠28,床型枠(図示なし)を組み立てた後
に、梁14,床15の鉄筋(図示なし)を所定の形状に
組み立てる。
【0018】このようにして柱型枠26,壁型枠27,
梁型枠28,床型枠(図示なし)を組み立てた後、その
内方にコンクリートCを打設する。このとき、各パイプ
25内にはコンクリートCを打設しないようにする。そ
して、打設したコンクリートCが養生して所定の強度が
発現した後に、柱型枠26,壁型枠27,梁型枠28,
床型枠(図示なし)を解体する。このようにして、梁1
4,床15が形成され、その下面に、一定長の柱12お
よび壁13が形成されたことになり、地上一階部11の
構築が完了する。
梁型枠28,床型枠(図示なし)を組み立てた後、その
内方にコンクリートCを打設する。このとき、各パイプ
25内にはコンクリートCを打設しないようにする。そ
して、打設したコンクリートCが養生して所定の強度が
発現した後に、柱型枠26,壁型枠27,梁型枠28,
床型枠(図示なし)を解体する。このようにして、梁1
4,床15が形成され、その下面に、一定長の柱12お
よび壁13が形成されたことになり、地上一階部11の
構築が完了する。
【0019】次に、以下のようにして地上一階部11の
下方に地下一階部B1を構築する。 (掘削工程)まず、一次根切面G1を一定深さ掘削す
る。このとき、前記躯体構築工程で形成した捨てコンク
リート盤21を、掘削と同時に取り壊す。この捨てコン
クリート盤21は無筋コンクリートであるため、その上
面に形成した柱12,壁13を損傷することなく、容易
に取り壊すことが可能である。すると、柱12,壁13
の下面と鉄筋接続具22の下半部とが露出することにな
る。また、キャップ(図示なし)も取り外しておく。
下方に地下一階部B1を構築する。 (掘削工程)まず、一次根切面G1を一定深さ掘削す
る。このとき、前記躯体構築工程で形成した捨てコンク
リート盤21を、掘削と同時に取り壊す。この捨てコン
クリート盤21は無筋コンクリートであるため、その上
面に形成した柱12,壁13を損傷することなく、容易
に取り壊すことが可能である。すると、柱12,壁13
の下面と鉄筋接続具22の下半部とが露出することにな
る。また、キャップ(図示なし)も取り外しておく。
【0020】(躯体構築工程)続いて、図4に示すよう
に、前記躯体構築工程と同様にして、掘削した二次根切
面(根切底面)G2上に地下一階部B1を構築する。す
なわち、 柱12,壁13を形成すべき位置に捨てコンクリー
ト盤21を形成する。 コンクリート盤21上の所定位置に鉄筋接続具2
2,22,…を埋め込むように配置する。 鉄筋接続具22,22,…に、柱鉄筋17の主筋1
7a,壁鉄筋18の縦筋18aの下端部を挿入・接続す
る。
に、前記躯体構築工程と同様にして、掘削した二次根切
面(根切底面)G2上に地下一階部B1を構築する。す
なわち、 柱12,壁13を形成すべき位置に捨てコンクリー
ト盤21を形成する。 コンクリート盤21上の所定位置に鉄筋接続具2
2,22,…を埋め込むように配置する。 鉄筋接続具22,22,…に、柱鉄筋17の主筋1
7a,壁鉄筋18の縦筋18aの下端部を挿入・接続す
る。
【0021】上記において、主筋17a,縦筋18a
の下端部を鉄筋接続具22,22,…に挿入・接続する
ときには、その上端部17b,18bを、前記躯体構築
工程で形成した柱12,壁13の下面に突出した鉄筋接
続具22,22,…に挿入・接続する。
の下端部を鉄筋接続具22,22,…に挿入・接続する
ときには、その上端部17b,18bを、前記躯体構築
工程で形成した柱12,壁13の下面に突出した鉄筋接
続具22,22,…に挿入・接続する。
【0022】続いて、 捨てコンクリート盤21上に、柱鉄筋17,壁鉄筋
18を組み立てるとともに、パイプ25を配置する。そ
して、このパイプ25と、上方のパイプ25との間に、
パイプ(コンクリート打設用パイプ)29を接続する。
このパイプ29には、パイプ25と同様、例えばワイン
ディングパイプが用いられている。 柱型枠26,壁型枠27を組み立てる。 梁型枠28,床型枠(図示なし)を組み立てた後、
梁鉄筋,床鉄筋を組み立てる。 柱型枠26,壁型枠27,梁型枠28,床型枠(図
示なし)にコンクリートCを打設し、このコンクリート
Cが硬化した後に各型枠を解体する。
18を組み立てるとともに、パイプ25を配置する。そ
して、このパイプ25と、上方のパイプ25との間に、
パイプ(コンクリート打設用パイプ)29を接続する。
このパイプ29には、パイプ25と同様、例えばワイン
ディングパイプが用いられている。 柱型枠26,壁型枠27を組み立てる。 梁型枠28,床型枠(図示なし)を組み立てた後、
梁鉄筋,床鉄筋を組み立てる。 柱型枠26,壁型枠27,梁型枠28,床型枠(図
示なし)にコンクリートCを打設し、このコンクリート
Cが硬化した後に各型枠を解体する。
【0023】このようにして、地下一階部B1の梁1
4,床15が形成され、その下面に、一定長の柱12お
よび壁13が形成される。このとき、地上一階部11の
下面に形成した柱12,壁13の下端部と地下一階部B
1の床15の上面との間は、柱12,壁13のコンクリ
ートCは打設されておらず、柱鉄骨16,柱鉄筋17,
壁鉄筋18が露出した状態となっている。
4,床15が形成され、その下面に、一定長の柱12お
よび壁13が形成される。このとき、地上一階部11の
下面に形成した柱12,壁13の下端部と地下一階部B
1の床15の上面との間は、柱12,壁13のコンクリ
ートCは打設されておらず、柱鉄骨16,柱鉄筋17,
壁鉄筋18が露出した状態となっている。
【0024】この後、上記と全く同様にして掘削工程と
躯体構築工程とを繰り返し、図5に示すように、地下躯
体10を最下階である地下五階部B5まで構築してい
く。なお、地下五階部B5の床15には、パイプ25を
埋設しない。
躯体構築工程とを繰り返し、図5に示すように、地下躯
体10を最下階である地下五階部B5まで構築してい
く。なお、地下五階部B5の床15には、パイプ25を
埋設しない。
【0025】(柱・壁コンクリート打設工程)次に、図
6に示すように、地下五階部B5の柱12,13の、柱
鉄骨16,柱鉄筋17,壁鉄筋18が露出した部分の周
囲に、柱型枠30,壁型枠31を組み立てる。続いて、
地上一階部11上から、柱12,壁13に配設された各
パイプ25,29内に、ミキサー等のコンクリート供給
源(図示なし)からコンクリートCを送給するためのコ
ンクリート送給ホース32を通し、その先端を地下五階
部B5の柱型枠30,壁型枠31にまで到達させる。そ
して、コンクリート送給ホース32から前記柱型枠3
0,壁型枠31内にコンクリートCを打設し、地下五階
部B5の柱12,壁13を形成する。
6に示すように、地下五階部B5の柱12,13の、柱
鉄骨16,柱鉄筋17,壁鉄筋18が露出した部分の周
囲に、柱型枠30,壁型枠31を組み立てる。続いて、
地上一階部11上から、柱12,壁13に配設された各
パイプ25,29内に、ミキサー等のコンクリート供給
源(図示なし)からコンクリートCを送給するためのコ
ンクリート送給ホース32を通し、その先端を地下五階
部B5の柱型枠30,壁型枠31にまで到達させる。そ
して、コンクリート送給ホース32から前記柱型枠3
0,壁型枠31内にコンクリートCを打設し、地下五階
部B5の柱12,壁13を形成する。
【0026】次いで、地下四階部B4のパイプ材29を
取り外す。そして、上記と同様にして、コンクリート送
給ホース32からコンクリートCを打設し、地下四階部
B4の柱12,壁13を形成する。このとき、この地下
四階部B4の柱12,壁13内に埋設された各パイプ2
5内にもコンクリートCを打設して、パイプ25を柱1
2,壁13内に埋め殺すようにする。
取り外す。そして、上記と同様にして、コンクリート送
給ホース32からコンクリートCを打設し、地下四階部
B4の柱12,壁13を形成する。このとき、この地下
四階部B4の柱12,壁13内に埋設された各パイプ2
5内にもコンクリートCを打設して、パイプ25を柱1
2,壁13内に埋め殺すようにする。
【0027】この後、上記の作業を同様にして繰り返
し、各階の柱12,壁13に、下方から上方に向けてコ
ンクリートCを打設していく。そして、各階の柱12,
壁13のコンクリートCが養生して所定の強度が発現し
た後に、柱型枠30,壁型枠31を順次解体していくこ
とによって、図1に示した地下躯体10の構築が完了す
る。
し、各階の柱12,壁13に、下方から上方に向けてコ
ンクリートCを打設していく。そして、各階の柱12,
壁13のコンクリートCが養生して所定の強度が発現し
た後に、柱型枠30,壁型枠31を順次解体していくこ
とによって、図1に示した地下躯体10の構築が完了す
る。
【0028】上述した地下躯体10の施工方法では、躯
体構築工程で柱12,壁13を形成するときに、捨てコ
ンクリート盤21を形成し、この捨てコンクリート盤2
1上に鉄筋接続具22を配置するとともに、柱鉄筋17
の主筋17a,壁鉄筋18の縦筋18aの下端部を鉄筋
接続具22に挿入接続する構成とした。これにより、従
来のように底型枠3(図7参照)を用いることなく柱鉄
筋17,壁鉄筋18を配筋・組立することができるの
で、柱鉄筋17,壁鉄筋18および柱型枠26,壁型枠
27の組立作業を大幅に容易化することができ、工期の
短縮化を図ることが可能となり、そのうえ根切深さも最
小限とすることができる。しかも、鉄筋接続具22を捨
てコンクリート盤21に一定長さ埋め込む構成としたの
で、柱鉄筋17,壁鉄筋18の位置決めを治具等を用い
ることなく、容易かつ精度よく行うことができる。これ
によって作業効率を向上させることができ、この点から
も工期の短縮化を図ることが可能となる。また、掘削工
程において、躯体構築工程で形成した柱12,壁13の
下方に下層階の柱12,壁13を形成するために地盤G
をさらに一定深さ掘削するときに、捨てコンクリート盤
21を取り壊して柱12,壁13の下面に鉄筋接続具2
1を露出させておき、しかる後に躯体構築工程におい
て、この鉄筋接続具21に形成すべき柱12の主筋17
a,壁13の縦筋18aの上端部17b,18bを挿入
接続する構成とした。これにより、柱鉄筋17の主筋1
7a,壁鉄筋18の縦筋18aを上下に容易かつ確実に
接続することができる。また、掘削工程で捨てコンクリ
ート盤21を取り壊した状態で、柱鉄筋17の主筋17
a,壁鉄筋18の縦筋18a等が下方に突出することも
ないので、安全性の向上を図ることも可能となる。さら
には、柱12,壁13内にパイプ25を配設しておき、
このパイプ25からコンクリートCを打設する構成とし
たので、柱12,壁13に容易かつ品質よくコンクリー
トCを打設することができる。
体構築工程で柱12,壁13を形成するときに、捨てコ
ンクリート盤21を形成し、この捨てコンクリート盤2
1上に鉄筋接続具22を配置するとともに、柱鉄筋17
の主筋17a,壁鉄筋18の縦筋18aの下端部を鉄筋
接続具22に挿入接続する構成とした。これにより、従
来のように底型枠3(図7参照)を用いることなく柱鉄
筋17,壁鉄筋18を配筋・組立することができるの
で、柱鉄筋17,壁鉄筋18および柱型枠26,壁型枠
27の組立作業を大幅に容易化することができ、工期の
短縮化を図ることが可能となり、そのうえ根切深さも最
小限とすることができる。しかも、鉄筋接続具22を捨
てコンクリート盤21に一定長さ埋め込む構成としたの
で、柱鉄筋17,壁鉄筋18の位置決めを治具等を用い
ることなく、容易かつ精度よく行うことができる。これ
によって作業効率を向上させることができ、この点から
も工期の短縮化を図ることが可能となる。また、掘削工
程において、躯体構築工程で形成した柱12,壁13の
下方に下層階の柱12,壁13を形成するために地盤G
をさらに一定深さ掘削するときに、捨てコンクリート盤
21を取り壊して柱12,壁13の下面に鉄筋接続具2
1を露出させておき、しかる後に躯体構築工程におい
て、この鉄筋接続具21に形成すべき柱12の主筋17
a,壁13の縦筋18aの上端部17b,18bを挿入
接続する構成とした。これにより、柱鉄筋17の主筋1
7a,壁鉄筋18の縦筋18aを上下に容易かつ確実に
接続することができる。また、掘削工程で捨てコンクリ
ート盤21を取り壊した状態で、柱鉄筋17の主筋17
a,壁鉄筋18の縦筋18a等が下方に突出することも
ないので、安全性の向上を図ることも可能となる。さら
には、柱12,壁13内にパイプ25を配設しておき、
このパイプ25からコンクリートCを打設する構成とし
たので、柱12,壁13に容易かつ品質よくコンクリー
トCを打設することができる。
【0029】なお、上記実施例において、躯体構築工程
で、捨てコンクリート盤21に鉄筋接続具22を配置し
た後に、柱鉄筋17の主筋17a,壁鉄筋18の縦筋1
8aを鉄筋接続具22に挿入・接続する構成としたが、
予め鉄筋接続具22に柱鉄筋17の主筋17a,壁鉄筋
18の縦筋18aを挿入・接続しておいたものを、捨て
コンクリート盤21に配置する構成としてもよい。ま
た、鉄筋接続具22を捨てコンクリート盤21内に埋設
する構成としたが、これを捨てコンクリート盤21上に
単に載置する構成としてもよい。さらに、地下躯体10
を構築するに際し、図5に示した状態とした後に、柱1
2,壁13に下層階から上層階に順次コンクリートCを
打設していく構成としたが、これに限るものではなく、
各階の梁14,床15を上層階から下層階に向けて順次
施工するときに、同時に柱12,壁13にコンクリート
Cを打設する構成としてもよい。加えて、コンクリート
Cを打設するためにパイプ25,29を用いる構成とし
たが、これを用いずに、従来と同様にして、型枠の上端
側部からコンクリートCを打設するようにしてもよい。
また、上記実施例では、柱12,壁13の両方に、鉄筋
接続具22を用いた施工方法を適用する構成としたが、
もちろん、柱12,壁13のいずれか一方のみに上記の
施工方法を適用し、他方には、鉄筋接続具22を用いな
い従来の施工方法を適用するようにしてもよい。
で、捨てコンクリート盤21に鉄筋接続具22を配置し
た後に、柱鉄筋17の主筋17a,壁鉄筋18の縦筋1
8aを鉄筋接続具22に挿入・接続する構成としたが、
予め鉄筋接続具22に柱鉄筋17の主筋17a,壁鉄筋
18の縦筋18aを挿入・接続しておいたものを、捨て
コンクリート盤21に配置する構成としてもよい。ま
た、鉄筋接続具22を捨てコンクリート盤21内に埋設
する構成としたが、これを捨てコンクリート盤21上に
単に載置する構成としてもよい。さらに、地下躯体10
を構築するに際し、図5に示した状態とした後に、柱1
2,壁13に下層階から上層階に順次コンクリートCを
打設していく構成としたが、これに限るものではなく、
各階の梁14,床15を上層階から下層階に向けて順次
施工するときに、同時に柱12,壁13にコンクリート
Cを打設する構成としてもよい。加えて、コンクリート
Cを打設するためにパイプ25,29を用いる構成とし
たが、これを用いずに、従来と同様にして、型枠の上端
側部からコンクリートCを打設するようにしてもよい。
また、上記実施例では、柱12,壁13の両方に、鉄筋
接続具22を用いた施工方法を適用する構成としたが、
もちろん、柱12,壁13のいずれか一方のみに上記の
施工方法を適用し、他方には、鉄筋接続具22を用いな
い従来の施工方法を適用するようにしてもよい。
【0030】また、上記実施例の地下躯体10を構築す
るときに、予め本設の柱12の柱鉄骨16を打ち込んで
おき、この柱鉄骨16を支柱として地上一階部11等、
施工中の地下躯体10の荷重を支持する構成としたが、
もちろん、この柱鉄骨16に代えて仮設柱を打ち込み、
この仮設柱で施工中の地下躯体10の荷重を支持するよ
うにしてもよい。さらには、このように仮設柱を用いて
施工を行うのであれば、地下躯体10の柱12がRC造
の場合にも本発明を適用することが可能であり、このよ
うな場合においても上記と同様の効果を奏することがで
きる。上記以外にも、地下躯体10の構成や施工の手順
等、他の構成についても、本願の趣旨を逸脱しない範囲
であれば、これらをいかなる構成としても、上記と同様
の効果を奏することができるのは言うまでもない。
るときに、予め本設の柱12の柱鉄骨16を打ち込んで
おき、この柱鉄骨16を支柱として地上一階部11等、
施工中の地下躯体10の荷重を支持する構成としたが、
もちろん、この柱鉄骨16に代えて仮設柱を打ち込み、
この仮設柱で施工中の地下躯体10の荷重を支持するよ
うにしてもよい。さらには、このように仮設柱を用いて
施工を行うのであれば、地下躯体10の柱12がRC造
の場合にも本発明を適用することが可能であり、このよ
うな場合においても上記と同様の効果を奏することがで
きる。上記以外にも、地下躯体10の構成や施工の手順
等、他の構成についても、本願の趣旨を逸脱しない範囲
であれば、これらをいかなる構成としても、上記と同様
の効果を奏することができるのは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る地
下躯体の施工方法によれば、躯体構築工程で柱や壁を一
定長さ形成するときに、根切底面上に一定厚さの捨てコ
ンクリート盤を形成し、その上に筒状の鉄筋接続具を配
置するとともに主鉄筋の下端部を鉄筋接続具に挿入接続
しておく構成とした。これにより、従来のように底型枠
を用いることなく、鉄筋を捨てコンクリート盤上で支持
して柱や壁の鉄筋を配筋・組立することができるので、
柱や壁の鉄筋および型枠の組立作業を大幅に容易化する
ことができ、工期の短縮化を図ることが可能となり、そ
のうえ根切深さも最小限とすることができる。そして、
掘削工程で地盤をさらに一定深さ掘削するときに捨てコ
ンクリート盤を取り壊すことによって、躯体構築工程で
形成した柱や壁の下面に前記鉄筋接続具を露出させ、し
かる後に下層階の躯体を構築するときに、鉄筋接続具に
形成すべき柱や壁の主鉄筋の上端部を挿入接続する構成
とした。これにより、既に形成した柱や壁の下方に連続
して形成すべき柱や壁の主鉄筋を容易かつ確実に接続す
ることができる。また、掘削工程で捨てコンクリート盤
を取り壊したときに、鉄筋が柱や壁の下方に突出するこ
ともないので、安全性の向上を図ることも可能となる。
下躯体の施工方法によれば、躯体構築工程で柱や壁を一
定長さ形成するときに、根切底面上に一定厚さの捨てコ
ンクリート盤を形成し、その上に筒状の鉄筋接続具を配
置するとともに主鉄筋の下端部を鉄筋接続具に挿入接続
しておく構成とした。これにより、従来のように底型枠
を用いることなく、鉄筋を捨てコンクリート盤上で支持
して柱や壁の鉄筋を配筋・組立することができるので、
柱や壁の鉄筋および型枠の組立作業を大幅に容易化する
ことができ、工期の短縮化を図ることが可能となり、そ
のうえ根切深さも最小限とすることができる。そして、
掘削工程で地盤をさらに一定深さ掘削するときに捨てコ
ンクリート盤を取り壊すことによって、躯体構築工程で
形成した柱や壁の下面に前記鉄筋接続具を露出させ、し
かる後に下層階の躯体を構築するときに、鉄筋接続具に
形成すべき柱や壁の主鉄筋の上端部を挿入接続する構成
とした。これにより、既に形成した柱や壁の下方に連続
して形成すべき柱や壁の主鉄筋を容易かつ確実に接続す
ることができる。また、掘削工程で捨てコンクリート盤
を取り壊したときに、鉄筋が柱や壁の下方に突出するこ
ともないので、安全性の向上を図ることも可能となる。
【0032】請求項2に係る地下躯体の施工方法によれ
ば、躯体構築工程で捨てコンクリート盤上に鉄筋接続具
を配置するときに、鉄筋接続具を捨てコンクリート盤内
に一定長さ埋め込む構成とした。これにより、鉄筋接続
具の位置決めを治具等を用いることなく容易に行うこと
ができるので、鉄筋組立の作業効率を向上させることが
でき、この点からも工期の短縮化を図ることが可能とな
る。
ば、躯体構築工程で捨てコンクリート盤上に鉄筋接続具
を配置するときに、鉄筋接続具を捨てコンクリート盤内
に一定長さ埋め込む構成とした。これにより、鉄筋接続
具の位置決めを治具等を用いることなく容易に行うこと
ができるので、鉄筋組立の作業効率を向上させることが
でき、この点からも工期の短縮化を図ることが可能とな
る。
【図1】本発明に係る地下躯体の施工方法を適用して構
築する地下躯体の一例を示す正断面図である。
築する地下躯体の一例を示す正断面図である。
【図2】前記地下躯体の一部を示す平断面図である。
【図3】前記地下躯体の施工工程を示す図であって、地
上一階部を構築した状態を示す正断面図である。
上一階部を構築した状態を示す正断面図である。
【図4】前記地下躯体の施工工程を示す図であって、地
上一階部の下方に地下一階部を構築した状態を示す正断
面図である。
上一階部の下方に地下一階部を構築した状態を示す正断
面図である。
【図5】前記地下躯体の施工工程を示す図であって、地
下五階部まで構築した状態を示す正断面図である。
下五階部まで構築した状態を示す正断面図である。
【図6】前記地下躯体の施工工程を示す図であって、柱
・壁にコンクリートを打設している状態を示す正断面図
である。
・壁にコンクリートを打設している状態を示す正断面図
である。
【図7】従来の地下躯体の施工方法の一例を示す正断面
図である。
図である。
10 地下躯体 12 柱 13 壁 17 柱鉄筋 17a 主筋(主鉄筋) 17b,18b 上端部 18 壁鉄筋 18a 縦筋(主鉄筋) 21 捨てコンクリート盤 22 鉄筋接続具 26 柱型枠(型枠) 27 壁型枠(型枠) C コンクリート G 地盤 G1 一次根切面(根切底面) G2 二次根切面(根切底面)
Claims (2)
- 【請求項1】 地盤中に地下躯体を構築するに際し、地
盤を一定深さ掘削する掘削工程と、掘削した根切底面上
に各階の躯体を構築する躯体構築工程とを交互に繰り返
すことによって、前記地下躯体を上層階から下層階に向
けて順次構築していく構成とし、 前記各躯体構築工程では、根切底面上に一定厚さの捨て
コンクリート盤を形成するとともに、該捨てコンクリー
ト盤上に筒状の鉄筋接続具を配置し、形成すべき柱や壁
の主鉄筋の下端部を前記鉄筋接続具に挿入接続して柱や
壁の鉄筋を定められた形状に組み立てた後、該鉄筋の周
囲に型枠を組み立てて該型枠内にコンクリートを打設す
ることによって柱や壁を一定長さ形成しておき、 その下方の根切底面を掘削するために前記掘削工程を行
うときに、前記根切底面を掘削するとともに前記捨てコ
ンクリート盤を取り壊して前記柱や壁の下面と前記鉄筋
接続具とを露出させ、 しかる後に下層階を構築するために前記躯体構築工程を
行うときに、前記鉄筋接続具に、下方に形成すべき柱や
壁の主鉄筋の上端部を挿入接続することを特徴とする地
下躯体の施工方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の地下躯体の施工方法にお
いて、前記躯体構築工程で前記捨てコンクリート盤上に
前記鉄筋接続具を配置するときに、該鉄筋接続具を前記
捨てコンクリート盤内に一定長さ埋め込むことを特徴と
する地下躯体の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31382594A JP3360234B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 地下躯体の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31382594A JP3360234B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 地下躯体の施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08170344A true JPH08170344A (ja) | 1996-07-02 |
| JP3360234B2 JP3360234B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=18045971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31382594A Expired - Fee Related JP3360234B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 地下躯体の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3360234B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018040231A (ja) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | 鹿島建設株式会社 | コンクリート躯体の構築方法 |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP31382594A patent/JP3360234B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018040231A (ja) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | 鹿島建設株式会社 | コンクリート躯体の構築方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3360234B2 (ja) | 2002-12-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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