JPH08171875A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH08171875A JPH08171875A JP6313283A JP31328394A JPH08171875A JP H08171875 A JPH08171875 A JP H08171875A JP 6313283 A JP6313283 A JP 6313283A JP 31328394 A JP31328394 A JP 31328394A JP H08171875 A JPH08171875 A JP H08171875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron
- image forming
- emitting device
- voltage
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
形成部材との位置関係が所定の位置からはずれて組み立
てられた場合にも、画質の劣化が発生するのを防止しう
る手段を有する画像形成装置を提供する。 【構成】基板1上に、複数の電子放出素子2が行列上に
配置された電子ビーム源と、電子放出素子の放出する電
子ビームの照射により画像が形成される画像形成部材と
を備えた画像形成装置において、画像形成部材がストラ
イプ状(縞状)の部材であり、複数の電子放出素子はス
トライプの伸びた方向と垂直方向に、負極、電子放出
部、正極が該基板面上に並設された素子である画像形成
装置。
Description
線の照射により画像を形成する画像形成部材とを有する
画像形成装置に関し、とりわけ、該画像形成部材とし
て、蛍光体を備えた画像表示装置に関する発明である。
子と冷陰極素子の2種類が知られている。このうち冷陰
極素子では、たとえば表面伝導型放出素子や、電界放出
型素子(以下FE型と記す)や、金属/絶縁層/金属型
放出素子(以下MIM型と記す)、などが知られてい
る。
M.I.Elinson,Radio Eng.Ele
ctron Phys.,10、1290(1965)
や、後述する他の例が知られている。
た小面積の薄膜に、膜面に平行に電流を流すことにより
電子放出が生ずる現象を利用するものである。この表面
伝導型放出素子としては、前記エリンソン等によるSn
O2薄膜を用いたものの他に、Au薄膜によるもの
[G.Dittmer:“Thin Solid Fi
lms”,9,317(1972)]や、In2O3/S
nO2薄膜によるもの[M.Hartwell and
C.G.Fonstad:“IEEE Trans.
ED Conf.”,519(1975)]や、カーボ
ン薄膜によるもの[荒木久 他:真空、第26巻、第1
号、22(1983)]等が報告されている。
典型的な例として、図30に前述のM.Hartwel
lらによる素子の平面図を示す。同図において、301
は基板で、304はスパッタで形成された金属酸化物よ
りなる導電性薄膜である。導電性薄膜304は図示のよ
うにH字形の平面形状に形成されている。該導電性薄膜
304に後述の通電フォーミングと呼ばれる通電処理を
施すことにより、電子放出部305が形成される。図中
の間隔Lは0.5〜1[mm]、Wは0.1[mm]で
設定されている。尚、図示の便宜から、電子放出部30
5は導電性薄膜304の中央に矩形の形状で示したが、
これ模式的なものであり、実際の電子放出部の位置や形
状を忠実に表現しているわけではない。
めとして上述の表面伝導型放出素子においては、電子放
出を行う前に導電性薄膜304に通電フォーミングと呼
ばれる通電処理を施すことにより電子放出部305を形
成するのが一般的であった。すなわち、通電フォーミン
グとは、前記導電性薄膜304の両端に一定の直流電
圧、もしくは、例えば1V/分程度の非常にゆっくりと
したレートで昇圧する直流電圧を印加して通電し、導電
性薄膜304を局所的に破壊もしくは変形もしくは変質
せしめ、電気的に高抵抗な状態の電子放出部305を形
成することである。尚、局所的に破壊もしくは変形もし
くは変質した導電性薄膜304の一部には、亀裂が発生
する。前記通電フォーミング後に導電性薄膜304に適
宜の電圧を印加した場合には、前記亀裂付近において電
子放出が行われる。
Dyke&W.W.Dolan,“Field emi
ssion”,Advance in Electro
nPhysics,8、89(1956)や、あるい
は、C.A.Spindt,“Physical pr
operties of thin−film fie
ld emission cathodes with
molybdenium cones”,J.App
l.Phys.,47、5248(1976)などが知
られている。
31に前述のC.A.Spindtらによる素子の断面
図を示す。同図において、310は基板で、311は導
電材料よりなるエミッタ配線、312はエミッタコー
ン、313は絶縁層、314はゲート電極である。本素
子は、エミッタコーン312とゲート電極314の間に
適宜の電圧を印加することにより、エミッタコーン31
2の先端部より電界放出を起こさせるものである。
1のような積層構造ではなく、基板上に基板平面とほぼ
平行にエミッタとゲート電極を配置した例もある。
C.A.Mead,“Operation of tu
nnel−emission Devices,J.A
ppl.Phys.,32、646(1961)などが
知られている。MIM型の素子構成の典型的な例を図3
2に示す。同図は断面図であり、図において、320は
基板で、321は金属よりなる下電極、322は厚さ1
00Å程度の薄い絶縁層、323は厚さ80〜300Å
程度の金属よりなる上電極である。MIM型において
は、上電極323と下電極321の間に適宜の電圧を印
加することにより、上電極323の表面より電子放出を
起こさせるものである。
て低温で電子放出を得ることができるため、加熱用ヒー
ターを必要としない。したがって、熱陰極素子よりも構
造が単純であり、微細な素子を作成可能である。また、
基板上に多数の素子を高い密度で配置しても、基板の熱
溶融などの問題が発生しにくい。また、熱陰極素子がヒ
ーターの加熱により動作するため応答速度が遅いのとは
異なり、冷陰極素子の場合には応答速度が速いという利
点もある。
究が盛んに行われてきている。
素子のなかでも特に構造が単純で製造も容易であること
から、大面積にわたり多数の素子を形成できる利点があ
る。そこで、たとえば本出願人による特開昭64−31
332号公報において開示されるように、多数の素子を
配列して駆動するための方法が研究されている。
は、たとえば、画像表示装置、画像記録装置などの画像
形成装置や、荷電ビーム源、等が研究されている。
とえば本出願人によるUSP5,066,883や特開
平2−257551号公報や特開平4−28137号公
報において開示されているように、表面伝導型放出素子
と電子ビームの照射により発光する蛍光体とを組み合わ
せて用いた画像表示装置が研究されている。表面伝導型
放出素子と蛍光体とを組み合わせて用いた画像表示装置
は、従来の他の方式の画像表示装置よりも優れた特性が
期待されている。たとえば、近年普及してきた液晶表示
装置と比較しても、自発光型であるためバックライトを
必要としない点や、視野角が広い点が優れていると言え
る。
法は、たとえば本出願人によるUSP 4,904,8
95号に開示されている。また、FE型を画像表示装置
に応用した例として、たとえば、R.Meyerらによ
り報告された平板型表示装置が知られている。[R.M
eyer:“Recent Developmento
n Microtips Display at LE
TI”,Tech.Digest of 4th In
t. Vacuum Microele−ctroni
cs Conf.,Nagahama,pp.6〜9
(1991)]
置に応用した例は、たとえば本出願人による特開平3−
55738号公報に開示されている。
技術に記載したものをはじめとして、さまざまな材料、
製法、構造の冷陰極素子を試みてきた。さらに、多数の
冷陰極素子を配列したマルチ電子ビーム源、ならびにこ
のマルチ電子ビーム源を応用した画像表示装置について
研究を行っている。
な配線方法によるマルチ電子ビーム源を試みている。す
なわち、冷陰極素子を2次元的に多数個配列し、これら
の素子を図示のようにマトリクス状に配線したマルチ電
子ビーム源である。
たもの、402は行方向配線、403は列方向配線であ
る。行方向配線402および列方向配線403は、実際
には有限の電気抵抗を有するものであるが、図において
は配線抵抗404および405として示されている。上
述のような配線方法を、単純マトリクス配線と呼ぶ。
示しているが、マトリクスの規模はむろんこれに限った
わけではなく、たとえば画像表示装置用のマルチ電子ビ
ーム源の場合には、所望の画像表示を行うのに足りるだ
けの素子を配列し配線するものである。
チ電子ビーム源においては、所望の電子ビームを出力さ
せるため、行方向配線402および列方向配線403に
適宜の電気信号を印加する。たとえば、マトリクスの中
の任意の1行の冷陰極素子を駆動するには、選択する行
の行方向配線402には選択電圧Vsを印加し、同時に
非選択の行の行方向配線402には非選択電圧Vnsを
印加する。これと同期して列方向配線403に電子ビー
ムを出力するための駆動電圧Veを印加する。この方法
によれば、配線抵抗404および405による電圧降下
を無視すれば、選択する行の冷陰極素子には、Ve−V
sの電圧が印加され、また非選択行の冷陰極素子にはV
e−Vnsの電圧が印加される。Ve、Vs、Vnsを
適宜の大きさの電圧にすれば選択する行の冷陰極素子だ
けから所望の強度の電子ビームが出力されるはずであ
り、また列方向配線の各々に異なる駆動電圧Veを印加
すれば、選択する行の素子の各々から異なる強度の電子
ビームが出力されるはずである。また、駆動電圧Veを
印加する時間の長さを変えれば、電子ビームが出力され
る時間の長さも変えることができるはずである。
配線したマルチ電子ビーム源はいろいろな応用可能性が
あり、たとえば画像情報に応じた電気信号を適宜印加す
れば、画像表示装置用の電子源として好適に用いること
ができる。
ス配線したマルチ電子ビーム源には、実際には以下に述
べるような問題が発生していた。
を備えた従来の画像表示パネルの一例の断面を示す。図
中の410はリアプレート、411はリアプレート上に
形成された冷陰極素子、412は側壁、413はフェー
スプレート、414はフェースプレート内面に形成され
た蛍光体である。リアプレート410、側壁412、フ
ェースプレート413により真空容器が形成されてい
る。このような表示パネルでは、冷陰極素子411から
放出した電子ビームe-を蛍光体414に照射して可視
光VLを発光させることにより表示を行うものである。
いては、製造時の組み立て精度が不十分で、表示画像に
輝度の不足や不均一、あるいは色づれが発生するという
問題が起きている。
は、気密性をもたせるためにたとえばフリットガラスな
どの接着剤で強固に接着するが、フリットガラスを融解
させるためには通常400℃以上の高温を必要とする。
あらかじめ十分に高い精度で部材の位置合わせをしてお
いても、この加熱工程において部材や固定治具の熱膨張
に起因した位置ずれが発生しやすく、しかもいったん接
着した後では位置ずれを修正することは事実上不可能で
ある。
0と蛍光体を形成した基板414の位置関係に修正不能
な位置ずれが発生する場合が多い。
よび蛍光体を形成した基板413を真空容器とは別体と
し、両基板を真空容器の内部に固定するような構造に変
えたとしても、真空容器を封着するための加熱工程で熱
膨張により基板相互の位置関係にずれが発生しやすい。
また、この構造においても、いったん真空容器を封着し
た後では内部に固定された基板の位置を修正するのは事
実上不可能である。
生した場合には、冷陰極素子から出力された電子ビーム
e-が所定の蛍光体を正確に照射しないため、表示画像
の端部が欠けたり輝度不足や不均一、色ずれなどが生じ
て著しく画質が劣化するという問題が起きてしまう。ま
た、位置づれの向きや大きさは個々の表示パネルごとに
ばらつくため、一様な表示性能を持った表示パネルを多
数個提供することが非常に困難である。
ので、その目的は主として、冷陰極素子等の電子放出素
子と蛍光体等の画像形成部材との位置関係が所定の位置
からはずれて組み立てられた場合にも、画質の劣化が発
生するのを防止しうる手段を有する画像形成装置を提供
することにある。
数の電子放出素子が行列状に配置された電子ビーム源
と、前記電子放出素子の放出する電子ビームの照射によ
り画像が形成される画像形成部材とを備えた画像形成装
置において、前記画像形成部材がストライプ状(縞状)
の部材であり、前記複数の電子放出素子は、該ストライ
プの伸びた方向と垂直方向に、負極、電子放出部、正極
が該基板面上に並設された素子であることを特徴とする
画像形成装置である。
を構成する電子放出素子の負極、電子放出部、正極が並
設された方向をX方向、これと垂直な方向をY方向と記
す。又、画像形成部材として、ストライプ状の蛍光体を
例に挙げて説明する。
と電子放出素子との配置関係(互いに垂直)により、電
子放出素子に対する蛍光体の位置が設定値に対してY方
向にずれた場合において、電子ビームの照射位置は設定
位置からずれるものの、少なくとも、隣接したストライ
プ状蛍光体を照射することはない。
も、色ずれが発生するのを防止することができる。
ム源の配置領域より大きくすることで、上記発明の作用
に加えて、電子放出素子に対する蛍光体の位置が設定値
に対してY方向にずれた場合において、マルチ電子ビー
ム源の所定領域の端部に形成された電子放出素子の放出
した電子ビームであっても必ずストライプ状蛍光体を照
射する。
も、表示画像の端部に欠けが発生するのを防止すること
ができる。
に、X方向の位置ずれがあっても、表示画像の端部に欠
けが発生するのを防止することができる。
て、電子放出素子に対する蛍光体の位置が設定値に対し
てX方向にずれた場合において、蛍光体に印加する電圧
をX方向の位置ずれ量に応じて補正することにより電子
ビームの軌道を補正する。
置ずれがあっても、色ずれや輝度低下が発生するのを防
止することができる。また、蛍光体の角度にずれがあっ
た場合にも、色ずれや輝度低下が発生するのを防止する
ことができる。
て、電子放出素子に対する蛍光体の位置が設定値に対し
てX方向にずれた場合において、電子放出素子に印加す
る電圧をX方向の位置ずれ量に応じて補正することによ
り電子ビームの軌道を補正する。
置ずれがあっても、色ずれや輝度の低下が発生するのを
防止することができる。また、蛍光体の角度にずれがあ
った場合にも、色ずれや輝度低下が発生するのを防止す
ることができる。
て、電子放出素子に対する蛍光体の位置が設定値に対し
てずれた場合において、画像信号を位置ずれ量に応じて
補正することにより電子放出素子に供給する駆動信号を
適切な信号に調整する。
の軌道を補正した場合にも、それにともなう新たな画質
の劣化が発生するのを防止できる。
れ量に応じて補正することにより、電子ビームの軌道補
正にともなう輝度の変化を防止できる。又、画像信号の
配列を補正することにより、特に位置ずれが大きい場合
にも良好な表示を行うことができる。
チを越える位置ずれが発生した場合には、電子放出素子
に供給する駆動信号をずれたピッチ数分だけずらすもの
である。たとえば、X方向について2ピッチを越えるが
3ピッチよりも小さな位置ずれが発生した場合には、画
像信号の配列を2ピッチ分調整し、実効的には当初の設
定よりも2素子分ずらした画像信号のもとずく駆動信号
を当該電子放出素子に印加するものである。これによ
り、蛍光体配列ピッチの1ピッチ分をこえる位置ずれが
発生した場合にも、電子ビーム軌道の補正量は1ピッチ
以下でよくなる。このため、電子ビームの軌道を補正し
た際に、輝点形状が変化したり輝度がシフトしたり諧調
のダイナミックレンジが低下したりするのを防止でき
る。
電圧パルスのパルス幅をX方向の位置ずれ量の応じて補
正することにより、蛍光体に照射する電子ビームの電荷
量を補正し、表示画像の輝度を補正する。
防止することができる。
の電界放出素子を用いることにより、上記の発明による
画像表示装置を簡易な構成で実現することが可能であ
る。
伝導型放出素子を用いることにより、上記の発明による
画像表示装置を簡易な構成と製法で実現することが可能
である。
ついて説明するが、説明の便宜上、表示パネルの構成と
製法、好ましい電子放出素子の構造と製法、電気回路の
構成、補正の手順の順で述べる。
明を適用した画像表示装置の表示パネルの構成と製造法
について、具体的な例を示して説明する。
図であり、内部構造を示すためにパネルの1部を切り欠
いて示している。
フェースプレートであり、5〜7により表示パネルの内
部を真空に維持するための気密容器を形成している。気
密容器を組み立てるにあたっては、各部材の接合部に十
分な強度と気密性を保持させるため封着する必要がある
が、たとえばフリットガラスを接合部に塗布し、大気中
あるいは窒素雰囲気中で、摂氏400〜500度で10
分以上焼成することにより封着を達成した。気密容器内
部を真空に排気する方法については後述する。
いるが、該基板上には電子放出素子2がN×M個形成さ
れている(N,Mは2以上の正の整数であり、目的とす
る表示画素数に応じて適宜設定される。たとえば、高品
位テレビジョンの表示を目的とした表示装置において
は、N=3000、M=1000以上の数を設定するこ
とが望ましい。本実施例においては、N=3072、M
=1024とした。)。前記N×M個の電子放出素子
は、M本の行方向配線3とN本の列方向配線4により単
純マトリクス配線されている。前記、1〜4によって構
成される部分をマルチ電子ビーム源と呼ぶ。なお、マル
チ電子ビーム源の製造方法や構造については、後で詳し
く述べる。
ート5にマルチ電子ビーム源の基板1を固定する構成と
したが、マルチ電子ビーム源の基板1が十分な強度を有
するものである場合には、気密容器のリアプレートとし
てマルチ電子ビーム源の基板1自体を用いてもよい。
光膜8が形成されている。本実施例はカラー表示装置で
あるため、蛍光膜8の部分にはCRTの分野で用いられ
る赤、緑、青の3原色の蛍光体が塗り分けられている。
各色の蛍光体は、たとえば図3に示すようにストライプ
状に塗り分けられ、蛍光体のストライプの間には黒色の
導電体10が設けてある。黒色の導電体10を設ける目
的は、電子ビームの照射位置に多少のずれがあっても表
示色にずれが生じないようにする事や、外光の反射を防
止して表示コントラストの低下を防ぐ事、電子ビームに
よる蛍光膜のチャージアップを防止する事などである。
黒色の導電体10には、黒鉛を主成分として用いたが、
上記の目的に適するものであればこれ以外の材料を用い
ても良い。
は、CRTの分野では公知のメタルバック9を設けてあ
る。メタルバック9を設けた目的は、蛍光膜8が発する
光の一部を鏡面反射して光利用率を向上させる事や、負
イオンの衝突から蛍光膜8を保護する事や、電子ビーム
加速電圧を印加するための電極として作用させる事や、
蛍光膜8を励起した電子の導電路として作用させる事な
どである。メタルバック9は、蛍光膜8をフェースプレ
ート基板7上に形成した後、蛍光膜表面を平滑化処理
し、その上にA1を真空蒸着する方法により形成した。
なお、蛍光膜8に低電圧用の蛍光体材料を用いた場合に
は、メタルバック9は用いない。
電圧の印加用や蛍光膜の導電性向上を目的として、フェ
ースプレート基板7と蛍光膜8との間に、たとえばIT
Oを材料とする透明電極を設けてもよい。
膜8の間の距離を示している。
Hvは、当該表示パネルと不図示の電気回路とを電気的
に接続するために設けた気密構造の電気接続用端子であ
る。Dx1〜Dxmはマルチ電子ビーム源の行方向配線3
と、Dy1〜Dynはマルチ電子ビーム源の行方向配線4
と、Hvはフェースプレートのメタルパック9と電気的
に接続している。
は、気密容器を組み立てた後、不図示の排気管と真空ポ
ンプとを接続し、気密容器内を10-7[Torr]程度
の真空度まで排気する。その後、排気管を封止するが、
気密容器内の真空度を維持するために、封止の直前ある
いは封止後に気密容器内の所定の位置にゲッター膜(不
図示)を形成する。ゲッター膜とは、たとえばBaを主
成分をするゲッター材料をヒーターもしくは高周波加熱
により加熱し蒸着して形成した膜であり、該ゲッター膜
の吸着作用により気密容器内は1×10-5ないしは1×
10-7[Torr]の真空度に維持される。
素子2の設定位置と、フェースプレート7に形成されて
いるストライプ状の蛍光体の設定位置について、図1を
参照しながら説明する。
である。
に示す矢印は電子放出素子が形成されている方向を示し
ている(電子放出素子の形成されている方向について
は、電子放出素子の具体的な構造とともに後で詳しく述
べる。)。図示の便宜上、4×5=20素子のみが示さ
れているが、実際にははるかに多くの電子放出素子がX
方向とY方向に沿ってマトリクス状に形成されている。
また、行方向配線や列方向配線は図示を省略した。
式的な平面図である。
ストライプ状の蛍光体である(なお、図は表示装置の表
示面側から見た平面図であり、フェースプレート7の下
面に形成された蛍光体11や黒色導電体10は本来は隠
れて見えないはずであるが、設定位置を説明するための
便宜上の、あたかも表示面側に形成されているように示
した。)。図示の便宜上、4本のストライプのみが示さ
れているが、実際には電子放出素子の場合と同様に、は
るかに多くのストライプ状蛍光体が形成されている。
ェースプレート7に形成された十字型のマークAPはア
ライメントマークであり、基板1とフェースプレート7
を封着する際に位置合わせの基準として用いたり、封着
した後に基板1とフェースプレート7の位置ずれを検知
する際に用いる。なお、アライメントマークの形や数や
位置は、言うまでもなく図示の例に限らなくともよい。
平走査線の方向と一致し、Y方向が表示画面の垂直走査
線の方向と一致するように設計されている。また、フェ
ースプレート7に関しては、X′方向が表示画面の水平
走査線の方向と一致し、Y′方向が表示画面の垂直走査
線の方向と一致するように設計されている。ただし、す
でに述べたように基板1とフェースプレート7を設計通
りにまったく位置ずれなく組み立てるのは困難であり、
まれには設計値と完全に一致する場合もあるが、現実に
組み立てられたパネルの大多数にはある程度の位置ずれ
が生じているというのが適当である。電子放出素子2と
蛍光体11の設定位置についてさらに詳しく説明する。
チで、Y方向にはPyにピッチで配列されている。ま
た、蛍光体11はX′方向にはPxのピッチで配列され
ている。なお、PxおよびPyの大きさは、表示装置に
要求される解像度に合わせて設定した。
ントマークAPの十字がアライメントマークAEの矩形
に内接するように位置合わせするが、蛍光体11の位置
が電子放出素子2の鉛直上方からはずれた位置にくるよ
う設計されている。すなわち、アライメントマークAE
から電子放出素子2までのX方向の距離LEと、アライ
メントマークAPから蛍光体11までのX′方向の距離
LPとは等しい大きさではなく、下記の[1]式で規定
される関係を満足するように設定されている。
駆動電圧、および蛍光体に印加する電圧、および電子放
出素子と蛍光体の距離、などをパラメータとして決まる
数値である。Lefについては、後に[3]式を用いて
詳しく説明するが、要するに電子ビーム蛍光体に到達す
るまでにX方向に偏向して進行する距離である。
れている領域のY方向の長さEByよりも、ストライプ
状蛍光体11のY′方向の長さPHyを大きく設定して
いる。
プ状蛍光体がY方向に位置ずれを起こしても、色ずれや
輝度低下を防止することができる。なお、これについて
は後に図21を参照して詳しく説明する。なお、PHy
がEByよりも大きいほど蛍光体のY方向のずれに対す
る許容度が大きくなるが、あまりPHyを大きくしすぎ
ると表示パネルが大型化してしまうという不利益も発生
する。そこで、表示パネルを製造する際に発生するY方
向の位置ずれ量を統計的に測定(または予測)して、位
置ずれを許容しうる範囲内で最小の大きさを設定するの
が望ましい。
1(1)で示した基板に用いる電子放出素子2として
は、以下のような特性のものを選択的に用いる。すなわ
ち、駆動状態(電子ビームを放出させるための駆動電圧
を電子放出素子に印加した状態)において、電子放出素
子の電子放出部の周辺の空間に、電子放出部を通り基板
平面から蛍光面に向けた法線に対して非対称な電位分布
が生ずるような素子である。
素子を説明するための断面図で、図中の20は電子放出
素子の設けられた基板、21は電子放出素子の正極、2
2は電子放出素子の負極、23は電子放出素子の電子放
出部、24は電子ビームのターゲット、VFは電子放出
素子に駆動電圧Vf[V]を印加するための電源、VA
はターゲット24にターゲット電圧Va[V]を印加す
るための電源である(なお、実際の画像表示装置におい
ては、ターゲット24は蛍光体である。また、一般にV
a>Vfの関係がある。)。
も、正極21と負極22、および電子放出部23を構成
部材として備え、これらの構成部材は基板20の上面に
並んで形成されているものである(なお、以下の説明で
は基板20の上面を基板平面と呼ぶ。)。
は構成部材が基板平面上に垂直方向に積層されているた
め、基板平面に並んでいる電子放出素子には該当しない
が、図30の電子放出素子は該当する。
放出部23から放出される電子ビームは負極22から正
極21に向かう方向の初速度成分を持つのが一般的であ
る。したがって、電子ビームは基板平面から鉛直方向に
は進行しない。
合、正極21と負極22が基板平面に並ぶため、駆動電
圧を印加した時に電子放出部23の上方の空間に生成さ
れる電位分布は、電子放出部23を通り基板平面と垂直
な線(すなわち図4(1)の一点鎖線)に対して非対称
な分布となる。図4の(1)に、電子放出素子とターゲ
ット24の間の電位分布を点線で示す。図示のように、
等電位面は、ターゲット24の近傍では基板平面とほぼ
平行であるが、電子放出素子の近傍では駆動電圧Vf
[V]の影響により傾斜したものとなる。このため、電
子放出部23から放出された電子ビームは、空間を飛翔
する間に傾斜電位によりZ方向に力を受けると同時にX
方向にも力をうけることとなり、その軌道は図示のよう
な曲線を描く。
ムがターゲット24を照射する位置は、電子放出部の鉛
直上方の位置からは距離LefだけX方向にずれた位置
となる。図4の(2)は、ターゲット24を上方から見
た場合の平面図で、図中の25はターゲット下面の電子
ビーム照射位置を模式的に示したものである(なお、
(1)は、(2)の一点鎖線JJ′に沿って切断した場
合の断面図である。)。
照射位置が電子放出部の鉛直上方の位置からどのように
ずれるかを一般化して表すために、便宜的にベクトルE
fを用いてずれの方向と距離を表現する。
に電子放出素子の負極、電子放出部、正極が並んでいる
方向と等しいと言える。たとえば、図4の場合において
は、基板20の上にX方向に沿って電子放出素子の負極
22、電子放出部23、正極21が順に並んでいるた
め、ベクトルEfはX方向と同じ向きになる。
れている向き、およびベクトルEfの向きを図示する便
宜上、これらを図5に例示する方法で模式的に表すこと
にする。図5(1)は、電子放出素子1の負極、電子放
出部、正極がX方向に沿って並んで基板平面上に形成さ
れた例で、また(2)はX方向に対してRの角度の方向
に形成された例である。
ef)は、電子放出素子とターゲットの距離Lh、電子
放出素子の駆動電圧Vf、ターゲットの電位Va,電子
放出素子の種類や形状などに依存して決まるが、概略的
な数値は下記の[3]式により算出できる。
子放出素子の種類や形状が未知の場合には、K=1を代
入する。
場合には、実験あるいは計算機シミュレーションにより
当該電子放出素子の定数Kを決定する。
は、Kを定数ではなくVfの関数とするのが望ましい
が、画像表示装置を設計する場合に要求される精度に対
しては定数で十分な場合が多い。
て、具体的かつ詳細に述べる。
子は、正極、負極、電子放出部を構成部材として備え、
しかもこれらの部材が基板平面上にならんで形成されて
いるものである(なお、負極の一部が電子放出部を兼ね
る素子でも良い。)。
とえば表面伝導型放出素子や、横形の電界放出素子を挙
げることができる。以下、表面伝導型放出素子、横形の
電界放出素子の順に説明する。
図30の態様や、電子放出部の近傍に微粒子を備えた態
様がある。前者に関しては、すでに従来技術の項で説明
したようにさまざまな材料のものがすでに知られている
が、これらはすべて本発明に用いる電子放出素子として
適する。後者に関しては、後述の実施例において材料、
構成、製法などを詳しく説明するが、すべて本発明に用
いる電子放出素子として適する。すなわち、本発明を実
施するにあたり、表面伝導型放出素子を用いる場合に
は、該素子の材料、構成、製法などに特に制限はない。
電子ビームが偏向される方向を示すベクトルEfは、図
6に示す向きとなる。図の(1)は断面図、(2)は平
面図であり、図中の40は基板、41は正極、42は負
極、43は電子放出部、VFは素子に駆動電圧を印加す
るための電源である。
素子の中でも特に負極、電子放出部、正極が基板平面に
沿って並設された態様のものをさしている。たとえば、
前記(従来図2)の素子は、基板平面に対して垂直方向
に負極、電子放出部、正極が設けられているため、横形
の範疇には含まれないが、図7の(1)〜(3)に例示
する素子は横形の範疇に含まれる。図7は典型的な横形
の電子放出素子が基板平面上のX方向に沿って形成され
ている例を示す斜視図で、図中の50は基板、51は正
極、52は負極、53は電子放出部である。横形の電子
放出素子には、図7に例示したもの以外にも、いろいろ
な形状のものがあるが、要するに図4を参照して説明し
たように電子ビームの軌道が鉛直方向から偏向するもの
であれば本発明の第一の構成に用いる素子として適す
る。したがって、たとえば図7の形態に、電子ビームの
強度を変調するための変調電極を付加したものでもよ
い。また、電子放出部53は、負極52の一部がこれを
兼ねるものであってもよいし、負極のうえに付加した部
材であってもよい。横形の電界放出素子の電子放出部に
もちいる材料には、たとえば高融点金属やダイアモンド
が挙げられるが、良好に電子を放出する材料であればこ
れに限るものではない。
電子ビームが偏向される方向を示すベクトルEfは、図
8に示す向きとなる。図の(1)は断面図、(2)は平
面図であり、図中の50は基板、51は正極、52は負
極、53は電子放出部、VFは素子に駆動電圧を印加す
るための電源である。
素子について説明したが、実施例1の表示装置に於いて
は、表面伝導型放出素子を用いた。
導型放出素子について説明する。本発明者らは、電子放
出部もしくはその周辺部を微粒子膜から形成した表面伝
導型放出素子が電子放出特性に優れており、しかも設計
や製造が容易であることを見いだしている。すなわち、
大画面で高輝度の画像表示装置用のマルチ電子ビーム源
に用いるには、最も適した素子だと言える。そこで、微
粒子膜から形成した平面型の表面伝導型放出素子を用い
て表示パネルを作成したところ、極めて良好な結果を得
た。また、微粒子膜から形成した垂直型の表面伝導型放
出素子を用いて作成した表示パネルも良好な結果を得
た。そこで、微粒子膜から形成した平面型および垂直型
の表面伝導型放出素子について、以下に詳しく説明す
る。
製法について説明する。
素子の構成を説明するための平面図(a)および断面図
(b)である。図中、101は基板、102は正極、1
03は負極、104は導電性薄膜、105は通電フォー
ミング処理により形成した電子放出部、113は通電活
性化処理により形成した薄膜である。
スや青板ガラスをはじめとする各種ガラス基板や、アル
ミナをはじめとする各種セラミクス基板、あるいは上述
の各種基板上にたとえばSiO2を材料とする絶縁層を
積層した基板、などを用いることができる。
して設けられた正極102と負極103は、導電性を有
する材料によって形成されている。たとえば、Ni、C
r、Au、Mo、W、Pt、Ti、Cu、Pd、Ag等
をはじめとする金属、あるいはこれらの金属の合金、あ
るいはIn2O3−SnO2をはじめとする金属酸化物、
ポリシリコンなどの半導体、などの中から適宜材料を選
択して用いればよい。電極を形成するには、たとえば真
空蒸着などの製膜技術とフォトリソグラフィー、エッチ
ングなどのパターニング技術を組み合わせて用いれば容
易に形成できるが、それ以外の方法(たとえば印刷技
術)を用いて形成してもさしつかえない。
子放出素子の応用目的に合わせて適宜設計される。一般
的には、電極間隔Lは通常は数百Åから数百マイクロメ
ーターの範囲から適当な数値を選んで設計されるが、な
かでも表示装置に応用するために好ましいのは数マイク
ロメーターより数十マイクロメーターの範囲である。ま
た、その厚さdについては、通常は数百Åから数マイク
ロメーターの範囲から適当な数値が選ばれる。
子膜を用いる。ここで述べた微粒子膜とは、構成要素と
して多数の微粒子を含んだ膜(島状の集合体も含む)の
ことをさす。微粒子膜を微視的に調べれば、通常は個々
の微粒子が離間して配置された構造か、あるいは微粒子
が互いに隣接した構造か、あるいは微粒子が互いに重な
り合った構造が観測される。
ら数千Åの範囲に含まれるものであるが、なかでも好ま
しいのは10Åから200Åの範囲のものである。ま
た、微粒子膜の膜厚は、以下に述べるような諸条件を考
慮して適宜設定される。すなわち、素子電極102ある
いは103と電気的に良好に接続するのに必要な条件、
後述する通電フォーミングを良好に行うのに必要な条
件、微粒子膜自身の電気抵抗を後述するてきぎの値にす
るために必要な条件などである。具体的には、数Åから
数千Åの範囲のなかで設定するが、なかでも好ましいの
は10Åから500Åの間である。
る材料としては、たとえば、Pd、Pt、Ru、Ag、
Au、Ti、In、Cu、Cr、Fe、Zn、Sn、T
a、W、Pbなどをはじめとする金属や、PdO、Sn
O2、In2O3、PBO、Sb2O3などをはじめとする
酸化物やHfB2、ZrB1、LaB6、CeB6、Y
B 4、GdB4などをはじめとする硼化物や、TiC、Z
rC、HfC、TaC、SiC、WCなどをはじめとす
る炭化物や、TiN、ZrN、HfNなどをはじめとす
る窒化物や、Si、Geなどをはじめとする半導体や、
カーボン、などがあげられ、これらの中から適宜選択さ
れる。
粒子膜で形成したが、そのシート抵抗値については10
3から107[オーム/□]の範囲に含まれるよう設定し
た。
び負極103とは、電気的に良好に接続されるのが望ま
しいため、互いの一部が重なりあうような構造をとって
いる。その重なり方は、図9の例においては、下から、
基板、正極および負極、導電性薄膜の順序で積層した
が、場合によっては下から基板、導電性薄膜、正極およ
び負極の順序で積層してもさしつかえない。
04の一部に形成された亀裂状の部分であり、電気的に
は周囲の導電性薄膜よりも高抵抗な性質を有している。
亀裂は、導電性薄膜104に対して、後述する通電フォ
ーミングの処理を行うことにより形成する。亀裂内に
は、数Åから数百Åの粒径の微粒子を配置する場合があ
る。なお、実際の電子放出部の位置や形状を精密かつ正
確に図示するのは困難なため、図9においては模式的に
示した。
合物よりなる薄膜で、電子放出部105およびその近傍
を被覆している。薄膜113は、通電フォーミング処理
後に、後述する通電活性化の処理をおこなうことにより
形成する。
晶グラファイト、非晶質カーボンのいずれか、もしくは
その混合物であり、薄膜は500[Å]以下とするが、
300[Å]以下とするのがさらに好ましい。
密に図示するのは困難なため、図9においては模式的に
示した。また、平面図(a)においては、薄膜113の
一部を除去した素子を図示した。
が、実施例においては以下のような素子を用いた。
い、正極102と負極103にはNi薄膜を用いた。電
極の厚さdは1000[Å]、電極間隔Lは2[マイク
ロメーター]とした。
dOを用い、微粒子膜の厚さは約100[Å]、幅Wは
100[マイクロメータ]とした。
の製造方法について説明する。
出素子の製造工程を説明するための断面図で、各部材の
表記は前記図9と同一である。
101上に正極102および負極103を形成する。
01を洗剤、純水、有機溶剤を用いて十分に洗浄後、素
子電極の材料を堆積させる(堆積する方法としては、た
とえば、蒸着法やスバッタ法などの真空成膜技術を用い
ればよい。)。その後、堆積した電極材料を、フォトリ
ソグラフィー・エッチング技術を用いてパターニング
し、(a)に示した一対の電極(102と103)を形
成する。
性薄膜104を形成する。
基板に有機金属溶液を塗布して乾燥し、加熱焼成処理し
て微粒子膜を成膜した後、フォトリソグラフィー・エッ
チングにより所定の形状にパターニングする。ここで、
有機金属溶液とは、導電性薄膜に用いる微粒子の材料を
主要元素とする有機金属化合物の溶液である(具体的に
は、本実施例では主要元素としてPdを用いた。また、
実施例では塗布方法として、ディッピング法を用いた
が、それ以外のたとえばスピンナー法やスプレー法を用
いてもよい。)。
成膜方法としては、本実施例で用いた有機金属溶液の塗
布による方法以外の、たとえば真空蒸着法やスパッタ
法、あるいは、化学的気相堆積法などを用いる場合もあ
る。
ミング用電源110から正極102と負極103の間に
適宜の電圧を印加し、通電フォーミング処理を行って、
電子放出部1105を形成する。
られた導電性薄膜104に通電を行って、その一部を適
宜に破壊、変形、もしくは変質せしめ、電子放出を行う
のに好適な構造に変化させる処理のことである。微粒子
膜で作られた導電性薄膜のうち電子放出を行うのに好適
な構造に変化した部分(すなわち電子放出部105)に
おいては、薄膜に適当な亀裂が形成されている。なお、
電子放出部105が形成される前と比較すると、形成さ
れた後は正極102と負極103の間で計測される電気
抵抗は大幅に増加する。
11にフォーミング用電源110から印加する適宜の電
圧波形の一例を示す。微粒子膜で作られた導電性薄膜を
フォーミングする場合には、パルス状の電圧が好まし
く、本実施例の場合には同図に示したようにパルス幅T
1の三角波パルスをパルス間隔T2で連続的に印加し
た。その際には、三角波パルスの波高値Vpfを、順次
昇圧した。また、電子放出部105の形成状況をモニタ
ーするためのモニターパルスPmを適宜の間隔で三角波
パルスの間に挿入し、その際に流れる電流を電流計11
1で計測した。
rr]程度の真空雰囲気下において、たとえばパルス幅
T1を1[ミリ秒]、パルス間隔T2を10[ミリ秒]
とし、波高値Vpfを1パルスごとに0.1[V]ずつ
昇圧した。そして、三角波を5パルス印加するたびに1
回の割りで、モニターパルスPmを挿入した。フォーミ
ング処理に悪影響を及ぼすことがないように、モニター
パルスの電圧Vpmは0.1[V]に設定した。そし
て、正極102と負極103の間の電気抵抗が1×10
6[オーム]になった段階、すなわちモニターパルス印
加時に電流計1111で計測される電流が1×10
-7[A]以下になった段階で、フォーミング処理にかか
わる通電を終了した。
型放出素子に関する好ましい方法であり、たとえば微粒
子膜の材料や膜厚、あるいは素子電極間隔Lなど表面伝
導型放出素子の設計を変更した場合には、それに応じて
通電の条件を適宜変更するのが望ましい。
活性化用電源112から正極102と負極103の間に
適宜の電圧を印加し、通電活性化処理を行って、電子放
出特性の改善を行う。
グ処理により形成された電子放出部105に適宜の条件
で通電を行って、その近傍に炭素もしくは炭素化合物を
堆積せしめる処理のことである(図においては、炭素も
しくは炭素化合物よりなる堆積物を部材113として模
式的に示した。)。なお、通電活性化処理を行うことに
より、行う前と比較して、同じ印加電圧における放出電
流を典型的には100倍以上に増加させることができ
る。
r]の範囲内の真空雰囲気中で、電圧パルスを定期的に
印加することにより、真空雰囲気中に存在する有機化合
物を起源とする炭素もしくは炭素化合物を堆積させる。
堆積物113は、単結晶グラファイト、多結晶グラファ
イト、非晶質カーボンのいずれかか、もしくはその混合
物であり、膜厚は500[Å]以下、より好ましくは3
00[Å]以下である。
12の(a)に、活性化用電源112から印加する適宜
の電圧波形の一例を示す。本実施例においては、一定電
圧の矩形波を定期的に印加して通電活性化処理を行った
が、具体的には、矩形波の電圧Vacは14[V]、パ
ルス幅T3は1[ミリ秒]、パルス間隔T4は10[ミ
リ秒]とした。なお、上述の通電条件は、本実施例の表
面伝導型放出素子に関する好ましい条件であり、表面伝
導型放出素子の設計を変更した場合には、それに応じて
条件を適宜変更するのが望ましい。
放出素子から放出される放出電流Ieを捕捉するための
アノード電極で、直流高電圧電源115および電流計1
16が接続されている(なお、基板101を、表示パネ
ルの中に組み込んでから活性化処理を行う場合には、表
示パネルの蛍光面をアノード電極114として用い
る。)。
間、電流計116で放出電流Ieを計測して通電活性化
処理の進行状況をモニターし、活性化用電源112の動
作を制御する。電流計116で計測された放出電流Ie
の一例を図12(b)に示すが、活性化用電源112か
らパルス電圧を印加しはじめると、時間の経過とともに
放出電流Ieは増加するが、やがて飽和してほとんど増
加しなくなる。このように、放出電流Ieがほぼ飽和し
た時点で活性化用電源112からの電圧印加を停止し、
通電活性化処理を終了する。
伝導型放出素子に関する好ましい条件であり、表面伝導
型放出素子の設計を変更した場合には、それに応じて条
件を適宜変更するのが望ましい。
面型の表面伝導型放出素子を製造した。
した表面伝導型放出素子のもうひとつの代表的な構成、
すなわち垂直型の表面伝導型放出素子の構成について説
明する。
めの模式的な断面図であり、図中の201は基板、20
2は正極、203は負極、206は段差形成部材、20
4は微粒子膜を用いた導電性薄膜、205は通電フォー
ミング処理により形成した電子放出部、213は通電活
性化処理により形成した薄膜である。
は、正極202が段差形成部材206上に設けられてお
り、導電性薄膜204が段差形成部材206の側面を被
覆している点にある。したがって、前記図9の平面型に
おける素子電極間隔Lは、垂直型においては段差形成部
材206の段差高Lgとして設定される。なお、基板2
01、正極202および負極203、微粒子膜を用いた
導電性薄膜204については、前記平面型の説明中に列
挙した材料を同様に用いることが可能である。また、段
差形成部材206には、たとえばSiO2のような電気
的に絶縁性の材料を用いる。
について説明する。図14の(a)〜(f)は、製造工
程を説明するための断面図で、各部材の表記は前記図1
3と同一である。
板201上に負極203を形成する。
形成部材を形成するための絶縁層を積層する。絶縁層
は、たとえばSiO2をスパッタ法で積層すればよい
が、たとえば真空蒸着法や印刷法などの他の成膜方法を
用いてもよい。
層の上に正極202を形成する。
の一部を、たとえばエッチング法を用いて除去し、負極
203を露出させる。
膜を用いた導電性薄膜204を形成する。形成するに
は、前記平面型の場合と同じく、たとえば塗布法などの
成膜技術を用いればよい。
電フォーミング処理を行い、電子放出部を形成する(図
10(c)を用いて説明した平面型の通電フォーミング
処理と同様の処理を行えばよい。)。
電活性化処理を行い、電子放出部近傍に炭素もしくは炭
素化合物を堆積させる(図10(d)を用いて説明した
平面型の通電活性化処理と同様の処理を行えばよ
い。)。
直型の表面伝導型放出素子を製造した。
特性)以上、平面型と垂直型の表面伝導型放出素子につ
いて素子構成と製法を説明したが、次に表示装置に用い
た素子の特性について述べる。
出電流Ie)対(素子印加電圧Vd)特性の典型的な例
を示す。なお、放出電流Ieは、素子の大きさや形状等
の設計パラメータを変更することにより変化するもので
あるため、グラフは任意単位で図示した。
関して以下に述べる3つの特性を有している。
と呼ぶ)以上の大きさの電圧を素子に印加すると急激に
放出電流Ieが増加するが、一方、閾値電圧Vth未満
の電圧では放出電流Ieはほとんど検出されない。
閾値電圧Vthを持った非線形素子である。
圧Vdに依存して変化するため、電圧Vdで放出電流I
eの大きさを制御できる。
素子から放出される電流Ieの応答速度が速いため、電
圧Vdを印加する時間の長さによって素子から放出され
る電子の電荷量を制御できる。
型放出素子を表示装置に好適に用いることができた。た
とえば多数の素子を表示画面の画素に対応して設けた表
示装置において、第一の特性を利用すれば、表示画面を
順次走査して表示を行うことが可能である。すなわち駆
動中の素子には所望の発光輝度に応じて閾値電圧Vth
以上の電圧を適宜印加し、非選択状態の素子には閾値電
圧Vth未満の電圧を印加する。駆動する素子を順次切
り替えてゆくことにより、表示画面を順次走査して表示
を行うことが可能である。
用することにより、発光輝度を制御することができるた
め、諧調表示を行うことが可能である。
電子ビーム源の構造 次に、上述の表面伝導型放出素子を基板上に配列して単
純マトリクス配線したマルチ電子ビーム源の構造につい
て述べる。
に用いたマルチ電子ビーム源の平面図である。基板上に
は、前記図9で示したものと同様な表面伝導型放出素子
が配列され、これらの素子は行方向配線電極3と列方向
配線電極4により単純マトリクス状に配線されている。
行方向配線電極3と列方向配線電極4の交差する部分に
は、電極間に絶縁層(不図示)が形成されており、電気
的な絶縁が保たれている。
に示す。
あらかじめ基板1の上に行方向配線電極3、列方向配線
電極4、電極間絶縁層(不図示)、および表面伝導型放
出素子の素子電極と導電性薄膜を形成した後、行方向配
線電極3および列方向配線電極4を介して各素子に給電
して通電フォーミング処理を通電活性化処理を行うこと
により製造した。
表示装置の電気回路の構成について図18を参照して説
明する。
ック図であり、図中の71は表示パネル、72は走査信
号発生器、73は変調信号電圧変換器、74はパルス幅
変調器、75はシリアル/パラレル変換器、76はタイ
ミング制御回路、77は演算器、78はメモリ、79は
デコーダ、80は定電圧源、81は定電圧源、82は制
御電圧源、83は定電圧源、84はデータ配列変換器で
ある。
用いて構造を説明した。表示パネル71の端子Dx1〜
Dxmは走査信号発生器72と端子Dy1〜Dynは変
調信号電圧変換器73、端子Hvは定電圧源83とそれ
ぞれ電気的に接続している。
イミングに合わせて、表示パネル71が内蔵するマルチ
電子ビーム源を順次走査してゆくための走査信号を発生
する回路である。具体的には、表示パネル71の端子D
x1〜Dxmのうちの1本に選択電圧Vs[V]を残り
の(m−1)本に非選択電圧Vns[V]を印加する
が、タイミング制御回路76が発生する走査タイミング
制御信号Tscanにもとずいて選択電圧Vsを印加す
る端子を順次走査してゆく。選択電圧Vsとしては0
[V]を設定し、グランドレベルからこれを供給した。
非選択電圧Vnsとしては前記図108で説明した電子
放出素子の電子放出閾値電圧Vthに0.8を乗じた電
圧を設定し、定電圧源80からこれを供給した。
74の出力した変調信号の電圧を、マルチ電子ビーム源
を駆動するのに適した電圧に変換するための電圧変換回
路である。具体的には、パルス幅変調器74が出力する
変調パルスのハイレベルをVf[V]に、ローレベルを
Vns[V]に電圧変換する。Vf[V]としては、電
子放出素子の電子放出閾値電圧Vthに1.6を乗じた
電圧を基準値として設定するが、蛍光体と電子放出素子
の位置ずれに応じて適宜補正する。Vf[V]は、制御
電圧源82から変調信号電圧変換器73に供給した。ま
たVns[V]としては、電子放出素子の電子放出閾値
電圧Vthに0.8を乗じた電圧を設定し、定電圧源8
1からこれを供給した。
ル71の蛍光膜にVa[V]の電圧を印加する。
の要件を考慮にいれる必要がある。
(Ie×Va)を蛍光体に投入できること。
き、電子ビームが蛍光体の所定の位置を照射するように
設定すること。
の間でクロストークが発生しないようにVsとVnsを
設定すること。
は、マルチ電子ビーム源に用いた表面伝導型放出素子の
特性と蛍光体の発光特性を考慮して、Vns=7.2
[V]、Vf(基準値)=14.2[V]、とし、また
蛍光膜の発光特性にあわせてVa=5[kV]とした。
信号をデコードするための回路で、実施例1においては
NTSC方式のテレビ信号用のデコード回路を用いた。
デコーダ79からは、同期信号Syncと画像データ
R、G、Bが出力される。同期信号Syncは、垂直同
期信号と水平同期信号とを含み、またR、G、Bは赤、
緑、青の各色についての輝度データを含んでいる。
ら供給される3原色の輝度データを、表示パネル71の
画素配列に合わせて配列するための回路である。すなわ
ち、3原色のストライプ状蛍光体の配列に合わせてR、
G、Bをサンプリングして配列し、シリアルな信号Da
taとして出力する。
より供給される同期信号Syncにもとずいて各部の動
作タイミングを調整するためのタイミング制御信号(T
read、Tsft、Tmod、Tscanおよび他の
不図示の信号)を発生する。
ーブル2を記憶しており、タイミング制御信号76より
供給される読みだしタイミング制御信号Treadにも
とずき記憶している内容を読み出す。補正値テーブル1
と補正値テーブル2の内容は、組み立て完了後の表示パ
ネル71における電子放出素子とストライプ状蛍光体の
位置ずれ量にもとずいて決められた補正係数である。
光体の所定の位置を電子ビームが照射するように電子ビ
ームの軌道を修正するためのパラメータであり、具体的
には電子放出素子に印加する電圧Vfの補正係数であ
る。補正値テーブル1より読み出された補正係数Cor
lは制御電圧源82に供給され、82の出力電圧Vfを
補正するように作用する。
出素子に印加する電圧Vfを補正値テーブル1で補正し
た場合に生じる発光輝度の変化を修正するためのパラメ
ータであり、具体的には画像データDataの補正係数
である。補正値テーブル2より読み出された補正係数C
or2は演算器77に供給され、画像データDataを
補正するように作用する。
供給される画像データDataを、メモリ78の補正値
テーブル2から読み出される補正係数Cor2にもとず
いて補正するための演算器である。
77から出力される補正された画像データData′を
画像の1ライン分(すなわちn画素)を単位としてシリ
アル/パラレル変換するための回路で、ラッチ付きのシ
フトレジスタを用いた。シリアル/パラレル変換75か
らはD1〜Dnのn個の並列信号が出力される。なお、
タイミング制御回路76から供給されるタイミング制御
信号Tsft、シフトレジスタを動作させるためのシフ
トクロックと、シフトレジスタに1ライン分のデータが
蓄積した段階でこれをラッチに移転させるためのラッチ
クロックを含んでいる。
回路を備えており、シリアル/パラレル変換75から供
給されるD1〜Dnの各々にもとずきパルス幅変調信号
D1′〜Dn′を出力する。すなわち、補正された画像
データにもとずき、輝度が大きい(小さい)ほど幅の長
い(短い)パルスを出力する。パルス幅変調信号D1′
〜Dn′を出力するタイミングは、タイミング制御回路
76から供給される制御信号Tmodによって管理され
るが、これにより走査信号発生器72の出力する走査信
号とパルス幅変調信号との同期が調整される。
装置において、電子放出素子と蛍光体の位置ずれにとも
なう画質の劣化を防止する手順について説明する。
る前に、あらかじめ前記図18のメモリ78に補正値を
記憶させておく必要がある。図19のフローチャートを
参照しながら、この手順を説明する。
ち、電子放出素子を形成した基板と蛍光体を形成したフ
ェースプレートを位置あわせしたうえで真空容器を封着
し、前記図2の表示パネルを組み立てた。
光体の相対位置について設定値からのずれを測定した。
具体的には、電子放出素子を形成した基板に付けたアラ
イメントマークとフェースプレートに付けたアライメン
トマークを実体顕微鏡を用いて観測し、ずれ量を測定し
た。場合によっては、電子放出素子を試験的に駆動して
蛍光体を発光させ、実際の発光位置と設計上の発光位置
を比較してずれを評価してもよい。
からのずれ量にもとずき、駆動パラメータの補正値をコ
ンピュータを用いて算出した。駆動パラメータの補正値
については、後に図20〜図23を参照して説明する。
記憶させた。
順を説明した。次に、メモリ78に記憶させた補正値に
ついて図1および図20〜図23を参照して説明する。
子と蛍光体とが設計値どおりに位置ずれ無く組み立てら
れる場合もあるが、大多数においては位置ずれが発生し
ており、位置ずれの方向や量はパネルごとに異なってい
るといってよい。そこで、位置ずれのタイプを分類し、
それぞれの場合について補正値の内容を説明してゆく。
図であり、前記図1(1)の電子放出素子が形成された
基板と図1(2)のストライプ状蛍光体が形成されたフ
ェースプレートが設計値どうりに位置ずれ無く組み立て
られた場合を例示している。
ている方向を示し、またAPとAEはアライメントマー
クを示している。本図のように、設計どうり位置ずれな
く組み立てられた場合には、当然のことながら電子ビー
ムはストライプ状蛍光体の所定の位置を照射するため、
色ずれや輝度の低下などの問題は発生しない。したがっ
て、図18の制御電圧源82の出力電圧は設計時に設定
した基準値、すなわちVf=14.2[V]のままでよ
い。したがって、メモリ78の補正値テーブル1の内容
は、制御電圧源82が14.2[V]を出力するための
制御信号にしておけばよい。また、画像データData
については、演算器77を経由してもそのまま出力され
るようにすればよい。したがって、補正値テーブル2の
内容は、たとえば演算器77に乗除算器を用いていた場
合には、1としておけばよい。
合 図21は、ストライプ状蛍光体が、電子放出素子のY方
向の配列に沿ってdif1の距離だけ位置ずれした場合
を例示した模式的な平面図である。電子ビームの照射位
置は設定よりもY方向にずれるが、すでに[2]式で説
明したように、本発明では基板上に電子放出素子が配列
されているY方向の長さEByよりもストライプ状蛍光
体の長さPHyを長く設定しているため、色ずれや輝度
の低下などの問題は発生しない。したがって、図18の
制御電圧源82の出力電圧は、設計時に設定した基準
値、すなわちVf=14.2[V]のままでよい。した
がって、メモリ78の補正値テーブル1の内容は、制御
電圧源82が14.2[V]を出力するための制御信号
にしておけばよい。また、画像データDataについて
は、演算器77を経由してもそのまま出力されるように
すればよい。したがって、補正値テーブル2の内容は、
たとえば演算器77に乗除算器を用いていた場合には、
1としておけばよい。
合 図22は、ストライプ状蛍光体が、電子放出素子のX方
向の配列に沿ってdif2の距離だけ位置ずれした場合
を例示した模式的な平面図である。図示のように電子ビ
ームが黒色導電体10や隣接する蛍光体を照射してしま
うため、輝度不足や色ずれが発生してしまう。しかし、
本実施例では電子放出素子の駆動電圧を補正して図中の
矢印pの方向に電子ビーム照射位置を補正し、輝度不足
や色ずれを防止することができる。
dif2の大きさだけ電子ビームの偏向距離を補正する
ものである。
た距離 Lh[m]は、電子放出素子と蛍光体の距離 Vf[V]は、電子放出素子の駆動電圧の基準値 Vf′[V]は、補正した電子放出素子の駆動電圧 Va[V]は、蛍光体に印加する電圧 Kは、電子放出素子の種類や形状により決まる定数
は、制御電圧源82の出力電圧をVfから[4′]式で
算出されたVf′に補正するように補正値を記憶させて
おく。
Vf′に補正すると、電子ビームの照射位置は補正され
るが、放出電流Ieが増加するため表示画像全体の輝度
が変化してしまう。すなわち、図15の電子放出特性を
参照すれば、放出電流はIe1からIe1′に増大す
る。このため、表示画像全体の輝度が、当初の設計より
もIe′/Ie倍ほど明るくなってしまう。そこで、画
像データDataを補正して輝度変化を防止する。本実
施例では、演算器77に乗除器を用い、メモリ78の補
正値テーブル2に補正値としてIe/Ie′を記憶させ
た。
テーブル1と補正値テーブル2に記憶させることによ
り、蛍光体がY方向にずれた場合に、電子ビームの照射
位置と照射電荷量を補正することが可能となった。な
お、図22では蛍光体の位置ずれがX方向のみに生じた
場合を例示したが、たとえば前記図21に例示したよう
なY方向のずれが同時に生じた場合にも、メモリ78に
同様な補正値を記憶させておけばよいことはもちろんで
ある。
て組み立てられた場合 図23は、フェースプレートが回転し、電子放出素子を
形成した基板に対する角度が所定の角度からずれて組み
立てられた場合を例示した模式的な平面図である。
0や隣接する蛍光体を照射してしまうため、輝度不足や
色ずれが発生してしまう。しかも、表示画面の場所によ
って電子ビームの照射位置のずれ方が異なるため、画質
の劣化の起こり方が画面全体で一様でなくなる。
電圧を補正して図中の矢印p1〜p4の方向に電子ビー
ム照射位置を補正し、輝度不足や色ずれを防止すること
ができる。すなわち、前記図22の場合と同様に前記
[3]式の関係を利用し、電子ビームの偏向距離を補正
するものである。
放出素子に対して同一の補正を行うのではなく、X方向
に並ぶ電子放出素子の1ラインを単位として1ラインず
つ補正を行った。
には、電子放出素子の各ラインに対する駆動電圧の補正
値を記憶させ、電子放出素子を1ラインずつ駆動してゆ
くタイミングと同期してこれを読み出し、制御電圧源8
2の出力電圧を補正した。
って輝度変化が発生するのを防止するために、画像デー
タDataについても電子放出素子1ライン分ごとに異
なる補正を行う必要がある。そこで、メモリ78の補正
値テーブル2には各ラインに対する補正値を記憶させて
おき、入力される画像データDataと同期してこれを
読み出し演算器77で補正した。
出してメモリ78の補正値テーブル1と補正値テーブル
2に記憶させることにより、蛍光体の角度がずれた場合
に、電子ビームの照射位置と照射電荷量を補正すること
が可能となった。
子の1ラインを単位として補正を行ったが、より精密な
補正を必要とする場合には、電子放出素子の1素子ごと
に補正を行うのが望ましい。その場合には、メモリ78
の補正値テーブル1に電子放出素子の各素子に対する駆
動電圧補正値を記憶させておくとともに、前記図18の
制御電圧源82をn個用意しておき、パルス幅変調器7
4の出力信号D1′〜Dn′を個別に電圧補正すればよ
い。また、メモリ78の補正値テーブル2には、電子放
出素子の各素子に対する輝度補正値を記憶させておき、
演算器77において画像信号の1画素分ごとに補正演算
を行えばよい。
明した。説明から明らかなように、電子放出素子と蛍光
体とが位置ずれしていてもしていなくても、良好な表示
画像を提供することが可能であった。
の他の好ましい実施例について説明する。ただし、表示
パネルの構成と製法、好ましい電子放出素子の構造と製
法、については前記実施例1と同様の説明となるため省
略する。以下、実施例2の、電気回路の構成、補正の手
順について述べてゆく。
構成について、図24を参照して説明する。
ック図であり、図中の71は表示パネル、72は走査信
号発生器、73は変調信号電圧変換器、74はパルス幅
変調器、75はシリアル/パラレル変換器、76はタイ
ミング制御回路、77は演算器、79はデコーダ、80
は定電圧源、81は定電圧源、84はデータ配列変換器
であり、これらの回路の機能は前記図18で説明した実
施例1の回路と同一である。また、85はメモリ、86
は定電圧源、87は制御電圧源である。
施例1では電子放出素子に印加する電圧Vfを補正する
ことにより電子ビームの照射位置を補正したのに対し
て、実施例2では蛍光体に印加する電圧Vaを補正する
ことにより電子ビームの照射位置を補正する点である。
したがって、図24の電気回路は電子放出素子と蛍光体
の位置ずれに応じて蛍光体に印加する電圧Vaを補正で
きるように構成されている。
には蛍光体に印加する電圧Vaの補正値が記憶されてお
り、表示パネル71の端子Hvに接続された制御電圧源
87は補正値テーブル3から読みだされた補正値Cor
3にもとづいて電圧を出力する。なお、制御電圧源87
の出力電圧は、基準値を5[kV]とし、補正値Cor
3に応じてこれを補正した。
出力電圧は、Vns=7.2[V]とし、定電圧源86
の出力電圧は、Vf=14.2[V]とした。
おいても、前記図19のフローチャートに示した手順で
メモリ85の補正値テーブル3と補正値テーブル4にあ
らかじめ補正値を記憶させておいた。
は、制御電圧源87の出力電圧は基準値、すなわち、V
a=5[kV]のままでよい。したがって、補正値テー
ブル3には制御電圧源87が5[kV]を出力するため
の制御信号Cor3を記憶させておけばよい。また、画
像データDataについては、演算器77を経由しても
そのまま出力されるようにすればよい。したがって、補
正値テーブル4の内容は、たとえば演算器77に乗除算
器を用いていた場合には、1としておけばよい。
合 図21に示すように、蛍光体がY方向に沿ってずれた場
合には、電子ビームの照射位置は設定よりもY方向にず
れるが、すでに[2]式で説明したように、本発明では
基板上に電子放出素子が配列されているY方向の長さE
Byよりもストライプ状蛍光体の長さPHyを長く設定
しているため、色ずれや輝度の低下などの問題は発生し
ない。したがって、図24の制御電圧源87の出力電圧
は、設計時に設定した基準値、すなわちVa=5[k
V]のままでよい。したがって、メモリ85の補正値テ
ーブル3の内容は、制御電圧源87が5[kV]を出力
するための制御信号Cor3とすればよい。また、画像
データDataについては、演算器77を経由してもそ
のまま出力されるようにすればよい。したがって、補正
値テーブル4の内容は、たとえば演算器77に乗除算器
をを用いた場合には、1としておけばよい。
合 図22に示すように、ストライプ状蛍光体が電子放出素
子のX方向の配列に沿ってdif2の距離だけ位置ずれ
した場合には、本実施例では蛍光体に印加する電圧を補
正して図中の矢印pの方向に電子ビーム照射位置を補正
し、輝度不足や色ずれを防止することができる。
dif2の大きさだけ電子ビームの偏向距離を補正する
ものである。
た距離 Lh[m]は、電子放出素子と蛍光体の距離 Vf[V]は、電子放出素子の駆動電圧 Va[V]は、蛍光体に印加する電圧 Va′[V]は、蛍光体に印加する補正ずみの電圧 Kは、電子放出素子の種類や形状により決まる定数
は、制御電圧源87の出力電圧をVaから[5′]式で
算出されたVa′に補正するように補正値を記憶させて
おく。
に補正すると、電子ビームの照射位置は補正されるが、
蛍光体を励起する電力がIe×VaからIe×Va′に
変化するため表示画像全体の輝度が変化してしまう。す
なわち、表示画像全体の輝度が、当初の設計よりもV
a′/Va倍になってしまう。そこで、画像データDa
taを補正して輝度変化を防止する。本実施例では、演
算器77に乗算器を用い、メモリ85の補正値テーブル
4に補正値としてVa/Va′を記憶させた。
テーブル3と補正値テーブル4に記憶させることによ
り、蛍光体がY方向にずれた場合に、電子ビームの照射
位置と蛍光体の励起電力を補正することが可能となっ
た。なお、図22では蛍光体の位置ずれがX方向のみに
生じた場合を例示したが、たとえば前記図21に例示し
たようなY方向のずれが同時に生じた場合にも、メモリ
85に同様の補正値を記憶させておけばよいことはもち
ろんである。
て組み立てられた場合 図23のように、フェースプレートが回転し、電子放出
素子を形成した基板に対する角度が所定の角度からずれ
て組み立てられた場合には、本実施例では蛍光体の印加
電圧Vaを補正して図中の矢印p1〜p4の方向に電子
ビーム照射位置を補正し、輝度不足や色ずれを防止する
ことができる。すなわち、前記図22の場合と同様に前
記[3]式の関係を利用し、電子ビームの偏向距離を補
正するものである。
放出素子に対して同一の補正を行うのではなく、X方向
に並ぶ電子放出素子の1ラインを単位として1ラインず
つ補正を行った。
には、電子放出素子の各ラインを駆動する場合について
のVaの補正値を記憶させ、電子放出素子を1ラインず
つ駆動してゆくタイミングと同期してこれを読み出し、
制御電圧源87の出力電圧を補正した。
って輝度変化が発生するのを防止するために、画像デー
タDataについても電子放出素子1ライン分ごとに異
なる補正を行う必要がある。そこで、メモリ85の補正
値テーブル4には各ラインに対する補正値を記憶させて
おき、入力される画像データDataと同期してこれを
読み出し演算器77で補正した。
出してメモリ85の補正値テーブル3と補正値テーブル
4に記憶させることにより、蛍光体の角度がずれた場合
に、電子ビームの照射位置と蛍光体の励起電力を補正す
ることが可能となった。
明した。説明から明らかなように、電子放出素子と蛍光
体とが位置ずれしていてもしなくても、良好な表示画像
を提供することが可能であった。
実施例を説明する。
5を参照しながら説明する。図25の(1)〜(3)は
電子放出素子から放出された電子ビームが蛍光体を照射
するまでの軌道を示した断面図で、図中の1は電子放出
素子を形成するための基板、7はフェースプレートであ
る。説明の便宜上、図においては電子放出素子は1素子
だけ示している。
電子放出素子と蛍光体が設計された位置からX方向には
まったくずれなかった場合を示しており、図中のLef
は前記[3]式を用いてあらかじめ設計されていた距離
である。
前記実施例1や前記実施例2と同様に、電子放出素子の
印加電圧Vfや蛍光体の印加電圧Vaの値には補正を行
わない。
(1)で示した設計位置に対して蛍光体がX方向にdi
fだけずれた場合を示している。なお、ここではdif
2は蛍光体の配列ピッチと比較して小さかったものとす
る。
前記実施例1と同様に、G用電子放出素子からの電子ビ
ームがG蛍光体を適切に照射するように電子放出素子に
印加する電圧Vfを補正する。もしくは、前記実施例2
と同様に、蛍光体に印加する電圧Vaを補正する。
蛍光体がX方向に平行にずれるかまたは角度がずれるか
した結果、蛍光体がX方向にdif3だけずれた場合を
示している。なお、ここではdif3は蛍光体の配列ピ
ッチPXよりも大きかったものとする。
fかあるいはVaを補正することにより電子ビームの軌
道を距離dif3分だけ補正することも原理的には可能
である。しかしながら、VfあるいはVaの補正率が大
きくなると、蛍光体を照射する電子ビームのスポット形
状が変化したり、電圧補正にともなう輝度変化を画像デ
ータの補正では補いきれなくなる場合が発生する。する
と、輝点形状が変形したり、画像全体の輝度がシフトし
たり、階調のダイナミックレンジが十分に確保できなく
なったりする。
は、このような場合に電圧補正による電子ビーム軌道の
補正は蛍光体配列の1ピッチ分以内の距離にとどめ、電
子放出素子に印加する駆動信号を実際に電子ビームを照
射することになる蛍光体用の駆動信号におきかえるもの
である。具体的には、図25(3)の例では、電圧補正
による電子ビーム軌道の補正距離をdif4にとどめ、
G用として設定されていた電子放出素子にR用の駆動信
号を印加するのである。
表示パネルの望ましい構成、および電気回路について説
明してゆく。
図2で示した構成とした。実施例3の表示パネルに用い
るフェースプレートは、前記図1(2)で示したもので
あってもよいが、さらに望ましいのは図26(2)の態
様であるためこれを用いた。
出素子とストライプ状蛍光体の設定位置を示すための模
式的な平面図で、(1)は基板1上に形成された電子放
出素子2の配列を示し、(2)はフェースプレート7に
形成されたストライプ状蛍光体11および11′の配列
を示している。アライメンマークAE、距離LE、アラ
イメントマークAP、距離LP、距離EBy、距離PH
y、配列ピッチPX、配列ピッチPYに関しては前記図
1と同様の指針で設計した。図26(2)のフェースプ
レートが、前記図1(2)のフェースプレートと異なる
のは、予備の蛍光体11′を設けた点である。すなわ
ち、(1)の基板の電子放出素子の配列に対応して設け
たストライプ状蛍光体11に加えて、図中に斜線で示し
た予備の蛍光体11′を11の両側に設けている。設け
た理由は、実施例3では上述のように電子放出素子に対
して蛍光体がX方向に1ピッチ分以上ずれた場合には電
子ビームの照射位置補正を1ピッチ分以内にとどめる
が、予備の蛍光体11′を設けておくことにより画像端
部が欠けるのを防止することができるからである。な
お、図26では、予備の蛍光体11′は左右に1個ずつ
設けているが、大幅な位置ずれが予測される場合には、
より多数個を設けておいてもよい。予備の蛍光体11′
の色については、蛍光体11のカラー配列の規則(R、
G、Bの繰り返し)にしたがって決定した。
について図27を参照して説明する。
ック図であり、図中の71は表示パネル、72は走査信
号発生器、73は変調信号電圧変換器、74はパルス幅
変調器、75はシリアル/パラレル変換器、76はタイ
ミング制御回路、77は演算器、79はデコーダ、80
は定電圧源、81は定電圧源、86は定電圧源、87は
制御電圧源であり、これらの回路の機能は前記図13で
説明した実施例2の回路と同一である。また、88は3
つの補正値テーブルを記憶したメモリ、89は制御信号
Cor5に基づいて動作するデータ配列変換器である。
Vaを補正することにより電子ビームの照射位置を補正
する。すなわち、メモリ88の補正値テーブル6には蛍
光体に印加する電圧Vaの補正値が記憶されており、表
示パネル71の端子Hvに接続された制御電圧源87は
補正値テーブル6から読みだされた補正値Cor6にも
とずいて電圧を出力する。なお、補正値Cor6は、電
子ビームの照射位置を1ピッチ以内で補正するための値
である。具体的には、制御電圧源87の出力電圧は、基
準値を5[kV]とし、補正値Cor6に応じてこれを
補正した。また、定電圧源80および定電圧源81の出
力電圧は、Vns=7.2[V]とし、定電圧源86の
出力電圧は、Vf=14.2[V]とした。
は、前記図24の補正値テーブル4と同じく画像データ
Dataを補正するための補正係数が記憶されている。
は、データ配列変換器89が行う配列を補正するための
配列補正情報が記憶されている。
蛍光体のX方向の位置ずれが1ピッチ以内の場合には、
当初設定されていたカラー配列順序にしたがってR、
G、Bを配列するが、位置ずれが1ピッチを越えた場合
には配列順序を変更する。
電圧Vaの補正による電子ビーム軌道の補正を蛍光体配
列の1ピッチ分以内の距離にとどめ、電子放出素子に印
加する駆動信号を実際に電子ビームを照射する蛍光体用
の駆動信号におきかえることが可能になった。
aを補正することにより電子ビームの軌道を補正した
が、図18を参照すれば、電子放出素子印加電圧Vfを
補正することにより電子ビームの軌道を補正するような
回路も容易に実現することが可能である。
明した。説明から明らかなように、電子放出素子と蛍光
体とが位置ずれしていてもしていなくても、良好な表示
画像を提供することが可能であった。特に、実施例3の
場合、蛍光体と電子放出素子の位置ずれが1ピッチを越
えるような大きな距離であった場合にも、良好な画像を
提供することが可能であった。
表示パネルを組み立てる際に電子放出素子と蛍光体とが
設定位置からずれたとしても、表示画像の端部が欠ける
ことはなく、また、輝度が不足したり画面内で不均一に
なったりすることもない。また色がずれたり混ざったり
することもない。
た画質の劣化を防止することが可能となった。
ごとの特性ばらつきの低滅、製造歩留の向上等の効果が
得られた。
子放出素子と蛍光体の設定位置を示す平面図。
ネルの一部を切り欠いて示した斜視図。
例示した平面図。
を示す断面図(1)と平面図(2)。
の模式的な図形図。
面図(1)と平面図(2)。
面図(1)と平面図(2)。
平面図(a)、断面図(b)。
す断面図。
示す図。
放出電流Ieの変化(b)。
の断面図。
す断面図。
な特性を示すグラフ図。
平面図。
一部断面図。
すフローチャート。
てられた場合の電子ビームの照射位置を示す平面図。
て組み立てられた場合の電子ビームの照射位置を示す平
面図。
て組み立てられた場合の電子ビームの照射位置を示す平
面図。
組み立てられた場合の電子ビーム照射位置を示す平面
図。
図。
と蛍光体の設定位置を説明するための模式的な平面図。
説明する図。
技術課題について説明するための断面図。
す図。
0、320 基板 2、401、411 電子放出素子 3、402 行方向配線 4、403 列方向配線 5、410 リアプレート 6、412 側壁 7、413 フェースプレート 8、414 蛍光膜 9 メタルバック 10 黒色導電体 11 ストライプ状蛍光体 21、41、51、102、202 正極 22、42、52、103、203 負極 23、43、53、105、205、305 電子放出
部 24 ターゲット(蛍光体) 25 電子ビーム照射位置 104、204、304 導電性膜 112、115 電源 113、213 堆積物 114 アノード電極 116 電流計 206 段差形成部材 311 エミッタ配線 312 エミッタコーン 313、322 絶縁層 314 ゲート電極 321 下電極 323 上電極
Claims (11)
- 【請求項1】 基板上に、複数の電子放出素子が行列状
に配置された電子ビーム源と、前記電子放出素子の放出
する電子ビームの照射により画像が形成される画像形成
部材とを備えた画像形成装置において、前記画像形成部
材がストライプ状の部材であり、前記複数の電子放出素
子は、該ストライプの伸びた方向と垂直方向に、負極、
電子放出部、正極が該基板面上に並設された素子である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記画像形成部材の領域が、前記電子ビ
ーム源の該基板上での配置領域よりも大きい請求項1に
記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記複数の電子放出素子に画像信号に応
じた駆動信号を印加する駆動手段と、前記画像形成部材
に電圧を印加する手段と電子放出素子と画像形成部材と
の相対位置の設定値からのずれに応じて前記画像形成部
材に電圧を印加する手段の出力電圧を補正する補正手段
とを有する請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記複数の電子放出素子に画像信号に応
じた駆動信号を印加する手段と、前記画像形成部材に電
圧を印加する手段と、電子放出素子と画像形成部材との
相対位置の設定値からのずれに応じて前記電子放出素子
に駆動信号を印加する駆動手段の出力信号を補正する補
正手段とを有する請求項1又は2に記載の画像形成装
置。 - 【請求項5】 前記複数の電子放出素子に画像信号に応
じた駆動信号を印加する駆動手段と、前記画像形成部材
に電圧を印加する手段と、電子放出素子と画像形成部材
との相対位置の設定値からのずれに応じて前記電子放出
素子に駆動信号を印加する駆動手段へ供給される画像信
号を補正する補正手段とを有する請求項1又は2に記載
の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記画像信号を補正する補正手段は、電
子放出素子と画像形成部材との相対位置の設定値からの
ずれに応じて画像信号の輝度を補正する手段を有する請
求項5に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記画像信号を補正する補正手段は、電
子放出素子と画像形成部材との相対位置の設定値からの
ずれに応じて画像信号の配列を補正する手段を有する請
求項5に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記複数の電子放出素子に画像信号に応
じた駆動信号を印加する駆動手段と、前記画像形成部材
に電圧を印加する手段と、電子放出素子と画像形成部材
との相対位置の設定値からのずれに応じて前記電子放出
素子に駆動信号を印加する駆動手段からの出力信号のパ
ルス幅を補正する請求項1又は2に記載の画像形成装
置。 - 【請求項9】 前記電子放出素子が、横形の電界放出素
子である請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装
置。 - 【請求項10】 前記電子放出素子が、表面伝導型放出
素子である請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装
置。 - 【請求項11】 前記画像形成部材が、ストライプ状の
蛍光体である請求項1−10のいずれかに記載の画像形
成装置。
Priority Applications (12)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31328394A JP3287713B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 画像形成装置 |
| DE69423716T DE69423716T2 (de) | 1993-12-22 | 1994-12-20 | Bilderzeugungsgerät |
| AT97202262T ATE220821T1 (de) | 1993-12-22 | 1994-12-20 | Bilderzeugungsgerät |
| US08/359,838 US6121942A (en) | 1993-12-22 | 1994-12-20 | Image-forming apparatus with correction in accordance with positional deviations between electron-emitting devices and image-forming members |
| EP97202262A EP0806789B1 (en) | 1993-12-22 | 1994-12-20 | Image forming apparatus |
| AT94309565T ATE191296T1 (de) | 1993-12-22 | 1994-12-20 | Bilderzeugungsgerät |
| EP94309565A EP0660367B1 (en) | 1993-12-22 | 1994-12-20 | Image-forming apparatus |
| DE69430999T DE69430999T2 (de) | 1993-12-22 | 1994-12-20 | Bilderzeugungsgerät |
| CA002138737A CA2138737C (en) | 1993-12-22 | 1994-12-21 | Image-forming apparatus |
| AU81625/94A AU677877C (en) | 1993-12-22 | 1994-12-21 | Image-forming apparatus |
| CN94119228A CN1083615C (zh) | 1993-12-22 | 1994-12-22 | 图像形成装置 |
| KR1019940036701A KR0172634B1 (ko) | 1993-12-22 | 1994-12-22 | 화상 형성 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31328394A JP3287713B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08171875A true JPH08171875A (ja) | 1996-07-02 |
| JP3287713B2 JP3287713B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=18039353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31328394A Expired - Fee Related JP3287713B2 (ja) | 1993-12-22 | 1994-12-16 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3287713B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007057756A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Seiko Epson Corp | 拡散板の製造方法、拡散板、拡散板の配置位置調整方法、バックライトユニット、及び電気光学装置、電子機器 |
| KR100795498B1 (ko) * | 2004-12-28 | 2008-01-16 | 캐논 가부시끼가이샤 | 화상표시장치 |
| US7592743B2 (en) | 2004-12-27 | 2009-09-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Compensation of warping in display apparatus substrate |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP31328394A patent/JP3287713B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7592743B2 (en) | 2004-12-27 | 2009-09-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Compensation of warping in display apparatus substrate |
| KR100795498B1 (ko) * | 2004-12-28 | 2008-01-16 | 캐논 가부시끼가이샤 | 화상표시장치 |
| US7453197B2 (en) | 2004-12-28 | 2008-11-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Image display apparatus with warped shape |
| JP2007057756A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Seiko Epson Corp | 拡散板の製造方法、拡散板、拡散板の配置位置調整方法、バックライトユニット、及び電気光学装置、電子機器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3287713B2 (ja) | 2002-06-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6121942A (en) | Image-forming apparatus with correction in accordance with positional deviations between electron-emitting devices and image-forming members | |
| AU674173B2 (en) | Electron source, and image-forming apparatus and method of driving the same | |
| EP0658916B1 (en) | Image display apparatus | |
| KR100343238B1 (ko) | 전자방출소자를이용한전자장치및화상형성장치 | |
| KR100339791B1 (ko) | 화상형성장치및그제조방법 | |
| JP3466870B2 (ja) | 画像形成装置の製造方法 | |
| JP3302293B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3287713B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH10301527A (ja) | 電子源及び画像形成装置及びその駆動方法 | |
| JP3332703B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3162968B2 (ja) | 電子源とその駆動方法、それを用いた画像形成装置、並びにその製造方法 | |
| JP3337929B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2000251785A (ja) | 電子線装置、および画像形成装置 | |
| JP3256132B2 (ja) | 画像表示装置 | |
| JP3119417B2 (ja) | 画像表示装置 | |
| JP3466848B2 (ja) | 画像表示装置 | |
| JPH0992181A (ja) | 画像表示装置 | |
| JPH10284284A (ja) | 帯電防止膜及び表示装置 | |
| JP2000251709A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH11339696A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH08190852A (ja) | 電子源及びその製造装置及びその製造方法 | |
| JPH09231920A (ja) | 電子発生装置及びそれを用いた画像表示装置 | |
| JP2000243330A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH0997579A (ja) | 画像形成装置および電子放出素子の駆動方法 | |
| JPH10125261A (ja) | 画像表示装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020205 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080315 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090315 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120315 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130315 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140315 Year of fee payment: 12 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |