JPH0817216B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH0817216B2 JPH0817216B2 JP5273692A JP27369293A JPH0817216B2 JP H0817216 B2 JPH0817216 B2 JP H0817216B2 JP 5273692 A JP5273692 A JP 5273692A JP 27369293 A JP27369293 A JP 27369293A JP H0817216 B2 JPH0817216 B2 JP H0817216B2
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- conductor
- semiconductor device
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- semiconductor element
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W72/00—Interconnections or connectors in packages
- H10W72/50—Bond wires
- H10W72/551—Materials of bond wires
- H10W72/552—Materials of bond wires comprising metals or metalloids, e.g. silver
- H10W72/5522—Materials of bond wires comprising metals or metalloids, e.g. silver comprising gold [Au]
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- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
に放熱性に優れた外囲器を有する半導体装置に係わる。
に放熱性に優れた外囲器を有する半導体装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】集積回路(IC)等の半導体素子は、外
的保護等を目的として樹脂外囲器やアルミナ外囲器また
は炭化珪素(SiC)外囲器の中に密封された構造が採
用されている。
的保護等を目的として樹脂外囲器やアルミナ外囲器また
は炭化珪素(SiC)外囲器の中に密封された構造が採
用されている。
【0003】アルミナは、樹脂に比べて熱伝導性が良好
なため、発熱量が多い半導体素子、例えば高密度のLS
Iを搭載する場合にはアルミナからなる外囲器が用いら
れている。しかしながら、アルミナは熱抵抗が大きいた
めに、アルミナ外囲器の基体には1W以上の消費電力を
有する半導体素子を搭載することができない。しかも、
アルミナは熱膨張係数がSiの2倍以上であるため、ア
ルミナ外囲器の基体に半導体素子を半田、導電性樹脂、
ガラスなどで接合して搭載すると、搭載直後、使用中ま
たは移送時における温度変化によって前記半導体素子の
シリコン基板に割れが生じるという問題があった。
なため、発熱量が多い半導体素子、例えば高密度のLS
Iを搭載する場合にはアルミナからなる外囲器が用いら
れている。しかしながら、アルミナは熱抵抗が大きいた
めに、アルミナ外囲器の基体には1W以上の消費電力を
有する半導体素子を搭載することができない。しかも、
アルミナは熱膨張係数がSiの2倍以上であるため、ア
ルミナ外囲器の基体に半導体素子を半田、導電性樹脂、
ガラスなどで接合して搭載すると、搭載直後、使用中ま
たは移送時における温度変化によって前記半導体素子の
シリコン基板に割れが生じるという問題があった。
【0004】前記SiCは、電気絶縁抵抗がアルミナよ
り大きいために、SiC外囲器の基体にリードフレーム
を固定すると隣接するリード間で僅かであるがリーク電
流が流れ、前記基体に搭載され、前記リードフレームに
電気的に接続された半導体素子が誤動作する。特に、動
作電流の小さいCMOSでは誤動作が多く、SiC外囲
器は実質的にECLなどのバイポーラデバイスのみにし
か適用できない。また、前記SiCはもともと焼結が難
しい物質であるため、品質にばらつきを生じる。その
上、ホットプレスによってのみ製作され、常圧焼結法を
採用できないためにコスト高になる。
り大きいために、SiC外囲器の基体にリードフレーム
を固定すると隣接するリード間で僅かであるがリーク電
流が流れ、前記基体に搭載され、前記リードフレームに
電気的に接続された半導体素子が誤動作する。特に、動
作電流の小さいCMOSでは誤動作が多く、SiC外囲
器は実質的にECLなどのバイポーラデバイスのみにし
か適用できない。また、前記SiCはもともと焼結が難
しい物質であるため、品質にばらつきを生じる。その
上、ホットプレスによってのみ製作され、常圧焼結法を
採用できないためにコスト高になる。
【0005】また、近年の半導体素子の高密度化(LS
I→VLSI、≧105 素子/チップ)、高速化(50
0kHz→1GHz)等に伴って半導体素子の発熱量が
増大する傾向にある。このため、半導体装置の放熱性の
改善が一層望まれている。
I→VLSI、≧105 素子/チップ)、高速化(50
0kHz→1GHz)等に伴って半導体素子の発熱量が
増大する傾向にある。このため、半導体装置の放熱性の
改善が一層望まれている。
【0006】一方、前記半導体装置においては前記アル
ミナからなる外囲器に密封された半導体素子を外部と電
気的に接続するためにリードフレームが設けられてい
る。前記リードフレームは、従来、Fe−Co−Ni合
金(商品名;コバール)や42アロイなどの低膨脹の合
金から形成されている。このようなリードフレームを用
いる半導体装置には、外囲器基体に取り付けた前記リー
ドフレームの外部導体端部を前記基体の底面と平行にな
る折り曲げるQFP構造、前記リードフレームの外部導
体を前記基体の底面に対して垂直に折り曲げるDIP構
造が知られている。
ミナからなる外囲器に密封された半導体素子を外部と電
気的に接続するためにリードフレームが設けられてい
る。前記リードフレームは、従来、Fe−Co−Ni合
金(商品名;コバール)や42アロイなどの低膨脹の合
金から形成されている。このようなリードフレームを用
いる半導体装置には、外囲器基体に取り付けた前記リー
ドフレームの外部導体端部を前記基体の底面と平行にな
る折り曲げるQFP構造、前記リードフレームの外部導
体を前記基体の底面に対して垂直に折り曲げるDIP構
造が知られている。
【0007】しかしながら、前記リードフレームに用い
られる各合金は磁性体であるため低周波で透磁率が大き
いためにインダクタンスが大きくなる。また、高周波で
は表皮抵抗が増大し、実質的に10MHz以上ではリー
ドフレームのインピーダンスが大きくなる。前記リード
フレームのインピーダンスが増大すると、信号振幅が小
さくなり、信号波形が劣化して識別が不可能になる。し
かも、信号遅延時間も増大するため、外囲器での信号遅
れの絶対値による動作周波数の限界、スキュー(リード
間での信号到達時間のずれ)の増大による動作周波数の
限界があった。
られる各合金は磁性体であるため低周波で透磁率が大き
いためにインダクタンスが大きくなる。また、高周波で
は表皮抵抗が増大し、実質的に10MHz以上ではリー
ドフレームのインピーダンスが大きくなる。前記リード
フレームのインピーダンスが増大すると、信号振幅が小
さくなり、信号波形が劣化して識別が不可能になる。し
かも、信号遅延時間も増大するため、外囲器での信号遅
れの絶対値による動作周波数の限界、スキュー(リード
間での信号到達時間のずれ)の増大による動作周波数の
限界があった。
【0008】また、前記QFP構造の半導体装置ではコ
プラナリティ(リードの浮き、垂れなどの平行度)、ス
キュー(リードの曲りによる隣接リードへの接触)によ
りリード間のピッチが狭くなるほど、それらコプラナリ
ティ、スキューの問題が顕在化する。
プラナリティ(リードの浮き、垂れなどの平行度)、ス
キュー(リードの曲りによる隣接リードへの接触)によ
りリード間のピッチが狭くなるほど、それらコプラナリ
ティ、スキューの問題が顕在化する。
【0009】さらに、前記QFP構造の半導体装置はリ
ードフレームの外部リードが水平方向に延出しているた
めに回路基板に実装する際、実装面積が増大する。DI
P構造の半導体装置は前記リードフレームの外部導体を
回路基板のスルーホールに挿入して実装するため、前記
回路基板のスルーホールの寸法、間隔の制約から前記リ
ードのピッチを狭くすることができない。その上、スル
ホールの存在そのもの、および回路基板裏面が使用でき
ないことにより前記半導体装置の実装面積が増大する。
ードフレームの外部リードが水平方向に延出しているた
めに回路基板に実装する際、実装面積が増大する。DI
P構造の半導体装置は前記リードフレームの外部導体を
回路基板のスルーホールに挿入して実装するため、前記
回路基板のスルーホールの寸法、間隔の制約から前記リ
ードのピッチを狭くすることができない。その上、スル
ホールの存在そのもの、および回路基板裏面が使用でき
ないことにより前記半導体装置の実装面積が増大する。
【0010】さらに、前記QFP、DIP構造の半導体
装置を回路基板に実装した場合、外部リードのみが前記
回路基板に接触し、前記外囲器基体の底面は前記回路基
板から浮いた状態になる。このため、前記外囲器の熱は
前記リードのみを通して前記回路基板に放散されること
になる。しかしながら、前記コバール等のリードフレー
ムは、熱伝導率0.17cal/cm・℃と小さいため
に前記外囲器の熱を前記回路基板に十分に放散させるこ
とできない。
装置を回路基板に実装した場合、外部リードのみが前記
回路基板に接触し、前記外囲器基体の底面は前記回路基
板から浮いた状態になる。このため、前記外囲器の熱は
前記リードのみを通して前記回路基板に放散されること
になる。しかしながら、前記コバール等のリードフレー
ムは、熱伝導率0.17cal/cm・℃と小さいため
に前記外囲器の熱を前記回路基板に十分に放散させるこ
とできない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、厚膜
導体ペーストから形成され、外囲器基体に強固に接合さ
れた導体パターンおよび外部導体により半導体素子の外
部への電気的接続を実現すると共に表面実装を可能にす
ることによってリードフレームを用いることによる各種
の問題点を解消でき、さらに放熱性の優れた半導体装置
を提供しようとするものである。
導体ペーストから形成され、外囲器基体に強固に接合さ
れた導体パターンおよび外部導体により半導体素子の外
部への電気的接続を実現すると共に表面実装を可能にす
ることによってリードフレームを用いることによる各種
の問題点を解消でき、さらに放熱性の優れた半導体装置
を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる半導体装
置は、イットリウム、希土類金属およびアルカリ土類金
属から選ばれる少なくとも1種の金属を含む窒化アルミ
ニウムセラミックからなる外囲器基体と、前記外囲器基
体の表面に形成された厚膜導体ペーストから作られる導
体パターンと、前記外囲器基体に固定され、前記導体パ
ターンと電気的に接続される半導体素子と、前記導体パ
ターンに接続されると共に、前記基体の側面からその裏
面に亘って形成された厚膜導体ペーストから作られる外
部導体と、前記導体パターンを含む前記外囲器基体に固
定され、前記半導体素子を外部から遮蔽するためのキャ
ップとを具備したことを特徴とするものである。
置は、イットリウム、希土類金属およびアルカリ土類金
属から選ばれる少なくとも1種の金属を含む窒化アルミ
ニウムセラミックからなる外囲器基体と、前記外囲器基
体の表面に形成された厚膜導体ペーストから作られる導
体パターンと、前記外囲器基体に固定され、前記導体パ
ターンと電気的に接続される半導体素子と、前記導体パ
ターンに接続されると共に、前記基体の側面からその裏
面に亘って形成された厚膜導体ペーストから作られる外
部導体と、前記導体パターンを含む前記外囲器基体に固
定され、前記半導体素子を外部から遮蔽するためのキャ
ップとを具備したことを特徴とするものである。
【0013】前記外囲器基体を構成するAlNセラミッ
クは、常圧焼結またはホットプレスにより作製される。
前記AlNセラミック中に含有される希土類金属として
は、例えばLa、Ce、Pr、Nd、Sm、Gd、Dy
等を、同セラミックに含有されるアルカリ土類金属とし
ては例えばCa、Sr、Ba等を挙げることができる。
これらの添加物は、前記AlNセラミックの熱伝導性を
高める共に、少量で厚膜導体ペーストに対する濡れ性が
非常に向上し、常圧焼結の容易性等の効果を発揮する。
前記添加物は、実質的にAlNと合わせた量に対して金
属換算で0.01重量%以上含有することが好ましい。
なお、添加形態としては酸化物、焼結時に酸化物になる
例えば炭酸塩等を挙げることができる。また、前記添加
物を多量に含有させるとAlNの高熱伝導性を劣化させ
る恐れがあるため、金属換算で0.01〜15重量%程
度の範囲にすることが好ましい。
クは、常圧焼結またはホットプレスにより作製される。
前記AlNセラミック中に含有される希土類金属として
は、例えばLa、Ce、Pr、Nd、Sm、Gd、Dy
等を、同セラミックに含有されるアルカリ土類金属とし
ては例えばCa、Sr、Ba等を挙げることができる。
これらの添加物は、前記AlNセラミックの熱伝導性を
高める共に、少量で厚膜導体ペーストに対する濡れ性が
非常に向上し、常圧焼結の容易性等の効果を発揮する。
前記添加物は、実質的にAlNと合わせた量に対して金
属換算で0.01重量%以上含有することが好ましい。
なお、添加形態としては酸化物、焼結時に酸化物になる
例えば炭酸塩等を挙げることができる。また、前記添加
物を多量に含有させるとAlNの高熱伝導性を劣化させ
る恐れがあるため、金属換算で0.01〜15重量%程
度の範囲にすることが好ましい。
【0014】前記厚膜導体ペーストとしては、例えばA
g−Pd、Ag−Pt、Ag等のAg系ペースト、Cu
系ペースト、Au系ペースト等を挙げることができる。
前記半導体素子は、例えばワイヤボンディングにより前
記外囲器基体表面に配置された導体パターンに電気的に
接続される。
g−Pd、Ag−Pt、Ag等のAg系ペースト、Cu
系ペースト、Au系ペースト等を挙げることができる。
前記半導体素子は、例えばワイヤボンディングにより前
記外囲器基体表面に配置された導体パターンに電気的に
接続される。
【0015】前記キャップは、例えば前記外囲器基体と
同材質のAlNセラミック、熱膨張係数の小さいムライ
ト、アルミナまたは金属等により形成される。なお、前
記AlNセラミックからなる外囲器基体の表面に設けら
れる導体パターンは前述した厚膜導体ペーストから形成
される以外、薄膜導体パターンであってもよい。また、
前記外囲器基体はW、Mo等の内部導体を有し、かつ前
記内部導体は前記基体と同時焼成により形成されてもよ
い。さらに、前記外囲器基体表面の導体パターンはポリ
イミド多層、ホウケイ酸鉛ガラスなどの厚膜誘電体ペー
ストを用いる厚膜多層などにより高密度の配線構造にし
てもよい。
同材質のAlNセラミック、熱膨張係数の小さいムライ
ト、アルミナまたは金属等により形成される。なお、前
記AlNセラミックからなる外囲器基体の表面に設けら
れる導体パターンは前述した厚膜導体ペーストから形成
される以外、薄膜導体パターンであってもよい。また、
前記外囲器基体はW、Mo等の内部導体を有し、かつ前
記内部導体は前記基体と同時焼成により形成されてもよ
い。さらに、前記外囲器基体表面の導体パターンはポリ
イミド多層、ホウケイ酸鉛ガラスなどの厚膜誘電体ペー
ストを用いる厚膜多層などにより高密度の配線構造にし
てもよい。
【0016】
【作用】本発明によれば、イットリウム、希土類金属お
よびアルカリ土類金属から選ばれる少なくとも1種の金
属を含むAlNセラミックからなる外囲器基体は厚膜導
体ペーストに対する濡れ性が非常に優れているため、前
記外囲器基体表面に厚膜導体ペーストから作られる導体
パターンを強固に形成することができる。また、前記導
体パターンに接続された厚膜導体ペーストから作られる
外部導体を前記基体の側面からその裏面に亘って強固に
形成することができる。なお、前記外囲器基体の裏面の
外部導体部は回路基板との接続部として利用される。
よびアルカリ土類金属から選ばれる少なくとも1種の金
属を含むAlNセラミックからなる外囲器基体は厚膜導
体ペーストに対する濡れ性が非常に優れているため、前
記外囲器基体表面に厚膜導体ペーストから作られる導体
パターンを強固に形成することができる。また、前記導
体パターンに接続された厚膜導体ペーストから作られる
外部導体を前記基体の側面からその裏面に亘って強固に
形成することができる。なお、前記外囲器基体の裏面の
外部導体部は回路基板との接続部として利用される。
【0017】したがって、本発明に係わる半導体装置は
前記導体パターンおよび外部導体により前記外囲器基体
に固定された半導体素子を外部と電気的に接続すること
が可能になるため、半導体素子を外部と電気的に接続す
る目的でリードフレームを使用する場合に比較して次の
ような利点を有する。
前記導体パターンおよび外部導体により前記外囲器基体
に固定された半導体素子を外部と電気的に接続すること
が可能になるため、半導体素子を外部と電気的に接続す
る目的でリードフレームを使用する場合に比較して次の
ような利点を有する。
【0018】(1)Ag系ペースト、Cu系ペースト、
Au系ペースト等の厚膜導体ペーストから形成された導
体パターン、外部導体は透磁率の低下、電気抵抗の低
下、表皮抵抗の減少、スキューの減少が図られ、低周波
から高周波に至るまでのインダクタンスを小さくするこ
とができ、これまで10MHz程度が限界であった動作
周波数の上限を10GHz程度まで引き上げることがで
きる。
Au系ペースト等の厚膜導体ペーストから形成された導
体パターン、外部導体は透磁率の低下、電気抵抗の低
下、表皮抵抗の減少、スキューの減少が図られ、低周波
から高周波に至るまでのインダクタンスを小さくするこ
とができ、これまで10MHz程度が限界であった動作
周波数の上限を10GHz程度まで引き上げることがで
きる。
【0019】(2)厚膜導体ペーストにより導体パター
ンや外部導体を形成することによって、リードフレーム
を備えたQFP構造の半導体装置で問題になるコプラナ
リティ(リードの浮き、垂れなどの平行度)、スキュー
(リードの曲りによる隣接リードへの接触)を解消でき
るため、導体パターン間、外部導体間のピッチを狭くで
き、高集積度の半導体素子の搭載が可能になる。
ンや外部導体を形成することによって、リードフレーム
を備えたQFP構造の半導体装置で問題になるコプラナ
リティ(リードの浮き、垂れなどの平行度)、スキュー
(リードの曲りによる隣接リードへの接触)を解消でき
るため、導体パターン間、外部導体間のピッチを狭くで
き、高集積度の半導体素子の搭載が可能になる。
【0020】(3)半導体装置を回路基板に実装する際
には、前記外囲器基体裏面に配置された外部導体部を回
路基板の所定の回路パターンに当接させ、半田等より接
合される。つまり、本発明の半導体装置は表面実装型で
あるため、実装面積はほぼ外囲器基体の面積で決定され
る。したがって、QFP、DIP構造の半導体装置に比
べて実装面積を小さくできる。
には、前記外囲器基体裏面に配置された外部導体部を回
路基板の所定の回路パターンに当接させ、半田等より接
合される。つまり、本発明の半導体装置は表面実装型で
あるため、実装面積はほぼ外囲器基体の面積で決定され
る。したがって、QFP、DIP構造の半導体装置に比
べて実装面積を小さくできる。
【0021】(4)半導体装置は、回路基板に前記
(3)で説明したように実装されるため、AlNセラミ
ックからなる外囲器基体は前記厚膜導体ペーストから形
成された外部導体を挟んで前記回路基板に配置される。
その結果、前記外囲器基体の熱を効率よく前記回路基板
に放散させることができる。
(3)で説明したように実装されるため、AlNセラミ
ックからなる外囲器基体は前記厚膜導体ペーストから形
成された外部導体を挟んで前記回路基板に配置される。
その結果、前記外囲器基体の熱を効率よく前記回路基板
に放散させることができる。
【0022】また、前記AlNセラミックからなる外囲
器基体は、搭載される半導体素子のシリコン基板と近似
した熱膨張係数を有するため、熱影響により前記半導体
素子の基板に割れを生じるのを防止することができる。
しかも、前記外囲器基体は絶縁抵抗が高いために前記基
体表面に配置された導体パターン間でリーク電流が流れ
るを防止できる。
器基体は、搭載される半導体素子のシリコン基板と近似
した熱膨張係数を有するため、熱影響により前記半導体
素子の基板に割れを生じるのを防止することができる。
しかも、前記外囲器基体は絶縁抵抗が高いために前記基
体表面に配置された導体パターン間でリーク電流が流れ
るを防止できる。
【0023】さらに、前記AlNセラミックは、熱伝導
率が例えば100W/m・KとAl2 O3 の20W/m
・K程度のに比べて5倍程度も優れている。しかも、機
械的強度も40〜50kg/mm2 とAl2 O3 の24
〜25kg/mm2 に比べても優れ、絶縁耐力もAl2
O3 の100kV/cmに比べて140〜170kV/
cmと優れている。したがって、前記AlNセラミック
からなる外囲器基体を備えることによって放熱性、機械
的強度等に優れた半導体装置を実現できる。
率が例えば100W/m・KとAl2 O3 の20W/m
・K程度のに比べて5倍程度も優れている。しかも、機
械的強度も40〜50kg/mm2 とAl2 O3 の24
〜25kg/mm2 に比べても優れ、絶縁耐力もAl2
O3 の100kV/cmに比べて140〜170kV/
cmと優れている。したがって、前記AlNセラミック
からなる外囲器基体を備えることによって放熱性、機械
的強度等に優れた半導体装置を実現できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る半導体装
置の断面図である。図中の1は、後述する半導体素子が
収納される矩形状の凹部2を有する外囲器基体である。
前記基体1は、次のような方法により作製した。まず、
CaOがCa換算で1重量%含有するAlN粉末を有機
溶剤中に結合剤、可塑剤等と共に分散/溶解し、スラリ
ーとした後、ドクターブレード法により厚さ300μm
のシートを形成した。つづいて、このシート6枚を積層
し、300kg/cm2 、50℃、30分間の条件で圧
着した。その後、矩形状の凹部を有する平板状に打ち抜
いてN2 雰囲気中、1800℃、2時間常圧焼結するこ
とによりCaOを含むAlNセラミックからなる前記外
囲器基体1を作製した。前記外囲器基体1について、レ
ーザフラッシュ法により熱伝導率を測定したところ、7
0W/m・Kであった。
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る半導体装
置の断面図である。図中の1は、後述する半導体素子が
収納される矩形状の凹部2を有する外囲器基体である。
前記基体1は、次のような方法により作製した。まず、
CaOがCa換算で1重量%含有するAlN粉末を有機
溶剤中に結合剤、可塑剤等と共に分散/溶解し、スラリ
ーとした後、ドクターブレード法により厚さ300μm
のシートを形成した。つづいて、このシート6枚を積層
し、300kg/cm2 、50℃、30分間の条件で圧
着した。その後、矩形状の凹部を有する平板状に打ち抜
いてN2 雰囲気中、1800℃、2時間常圧焼結するこ
とによりCaOを含むAlNセラミックからなる前記外
囲器基体1を作製した。前記外囲器基体1について、レ
ーザフラッシュ法により熱伝導率を測定したところ、7
0W/m・Kであった。
【0025】前記外囲器基体1の表面および前記凹部2
の底面には、Ag−Pd厚膜ペーストの印刷、空気中、
850℃、10分間の条件での焼成により導体パターン
3、4がそれぞれ形成されている。前記各導体パターン
3、4上には、1.5μmの厚さのAuメッキ膜(図示
せず)が施されている。
の底面には、Ag−Pd厚膜ペーストの印刷、空気中、
850℃、10分間の条件での焼成により導体パターン
3、4がそれぞれ形成されている。前記各導体パターン
3、4上には、1.5μmの厚さのAuメッキ膜(図示
せず)が施されている。
【0026】前記外囲器基体1の表面周縁には、ホウケ
イ酸鉛ガラス(B2 O3 −PbO−SiO2 )を主成分
とする厚膜誘電体ペーストの印刷、空気中、500℃、
保持時間1分間の焼成により矩形枠状の誘電体層5が形
成されている。前記誘電体層5は、3.2kg/mm2
以上の接合強度を有していた。
イ酸鉛ガラス(B2 O3 −PbO−SiO2 )を主成分
とする厚膜誘電体ペーストの印刷、空気中、500℃、
保持時間1分間の焼成により矩形枠状の誘電体層5が形
成されている。前記誘電体層5は、3.2kg/mm2
以上の接合強度を有していた。
【0027】前記誘電体層5および外囲器基体1の側面
から前記基体1の裏面に亘ってAg−Pd厚膜ペースト
の印刷、空気中、850℃、10分間の条件での焼成に
より複数の外部導体6が形成されている。前記各外部導
体は、前記外囲器基体1の表面に形成された導体パター
ン3とそれぞれ接続されている。
から前記基体1の裏面に亘ってAg−Pd厚膜ペースト
の印刷、空気中、850℃、10分間の条件での焼成に
より複数の外部導体6が形成されている。前記各外部導
体は、前記外囲器基体1の表面に形成された導体パター
ン3とそれぞれ接続されている。
【0028】前記凹部2底面の前記導体パターン4上に
は、半導体素子7が400℃の熱処理により生成された
Au−Si共晶層(図示せず)を介して接合されてい
る。前記半導体素子7は、前記外囲器基体1表面の導体
パターン3と例えば30μmφのAuワイヤ8を介して
電気的に接続されている。この接続は、加熱超音波ボン
ディング法を用いた。
は、半導体素子7が400℃の熱処理により生成された
Au−Si共晶層(図示せず)を介して接合されてい
る。前記半導体素子7は、前記外囲器基体1表面の導体
パターン3と例えば30μmφのAuワイヤ8を介して
電気的に接続されている。この接続は、加熱超音波ボン
ディング法を用いた。
【0029】前記矩形枠状の誘電体層5上には、金属製
のキャップ9が岩城硝子社製商品名;T191からなる
低融点ガラス10を介して接合されている。このような
半導体装置は、82ピンのいわゆるチップキャリア構造
を有する。
のキャップ9が岩城硝子社製商品名;T191からなる
低融点ガラス10を介して接合されている。このような
半導体装置は、82ピンのいわゆるチップキャリア構造
を有する。
【0030】このような構成の半導体装置は、CaOを
含むAlNセラミックからなり、厚膜導体ペーストに対
する濡れ性が非常に優れ外囲器基体1を備えている。こ
のため、Ag−Pd厚膜ペーストから形成された前記導
体パターン3、4および外部導体6はいずれも前記外囲
器基体1に対して強固に接合される。事実、前記導体パ
ターン3、4および外部導体6は、前記外囲器基体1に
対して1.5kg/mm2 以上の接合強度を有してい
た。
含むAlNセラミックからなり、厚膜導体ペーストに対
する濡れ性が非常に優れ外囲器基体1を備えている。こ
のため、Ag−Pd厚膜ペーストから形成された前記導
体パターン3、4および外部導体6はいずれも前記外囲
器基体1に対して強固に接合される。事実、前記導体パ
ターン3、4および外部導体6は、前記外囲器基体1に
対して1.5kg/mm2 以上の接合強度を有してい
た。
【0031】前記導体パターン3および外部導体6は、
前記外囲器基体1およびキャップ9で封止された半導体
素子7を外部と電気的に接続する機能を有する。その結
果、前記導体パターン3および外部導体6は透磁率の低
下、電気抵抗の低下、表皮抵抗の減少、スキューの減少
が図られるため、低周波から高周波に至るまでのインダ
クタンスを小さくすることができる。また、リードフレ
ームを備えたQFP、DIP構造の半導体装置で問題に
なるコプラナリティ(リードの浮き、垂れなどの平行
度)、スキュー(リードの曲りによる隣接リードへの接
触)を解消できるため、前記導体パターン3間、外部導
体6間のピッチを狭くでき、高集積度の半導体素子7を
前記外囲器基体1に搭載することができる。回路基板に
実装する際には、前記外囲器基体1裏面に配置された外
部導体6の部分を回路基板の所定の回路パターンに当接
させ、半田等より接合する、いわゆる表面実装を行うこ
とができるため、従来のQFP、DIP構造の半導体装
置に比べて実装面積を小さくできる。さらに、前記表面
実装がなされ、AlNセラミックからなる外囲器基体1
は前記外部導体6を挟んで前記回路基板に配置されるた
め、前記外囲器基体1の熱を効率よく前記回路基板に放
散させることができる。
前記外囲器基体1およびキャップ9で封止された半導体
素子7を外部と電気的に接続する機能を有する。その結
果、前記導体パターン3および外部導体6は透磁率の低
下、電気抵抗の低下、表皮抵抗の減少、スキューの減少
が図られるため、低周波から高周波に至るまでのインダ
クタンスを小さくすることができる。また、リードフレ
ームを備えたQFP、DIP構造の半導体装置で問題に
なるコプラナリティ(リードの浮き、垂れなどの平行
度)、スキュー(リードの曲りによる隣接リードへの接
触)を解消できるため、前記導体パターン3間、外部導
体6間のピッチを狭くでき、高集積度の半導体素子7を
前記外囲器基体1に搭載することができる。回路基板に
実装する際には、前記外囲器基体1裏面に配置された外
部導体6の部分を回路基板の所定の回路パターンに当接
させ、半田等より接合する、いわゆる表面実装を行うこ
とができるため、従来のQFP、DIP構造の半導体装
置に比べて実装面積を小さくできる。さらに、前記表面
実装がなされ、AlNセラミックからなる外囲器基体1
は前記外部導体6を挟んで前記回路基板に配置されるた
め、前記外囲器基体1の熱を効率よく前記回路基板に放
散させることができる。
【0032】さらに、前記AlNセラミックからなる外
囲器基体1は、熱膨張係数が4×10-6/℃で搭載され
る半導体素子7のシリコン基板と近似した熱膨張係数を
有するため、熱影響により前記半導体素子7の基板に割
れを生じるのを防止することができる。しかも、前記外
囲器基体1は絶縁抵抗が高いために前記導体パターン3
間でリーク電流が流れるを防止できる。さらに、前記半
導体装置は熱抵抗が同構造で外囲器基体がアルミナから
なる半導体装置に比べて約10%減少されることが確認
された。
囲器基体1は、熱膨張係数が4×10-6/℃で搭載され
る半導体素子7のシリコン基板と近似した熱膨張係数を
有するため、熱影響により前記半導体素子7の基板に割
れを生じるのを防止することができる。しかも、前記外
囲器基体1は絶縁抵抗が高いために前記導体パターン3
間でリーク電流が流れるを防止できる。さらに、前記半
導体装置は熱抵抗が同構造で外囲器基体がアルミナから
なる半導体装置に比べて約10%減少されることが確認
された。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば厚
膜導体ペーストから形成され、外囲器基体に強固に接合
された導体パターンおよび外部導体により半導体素子の
外部への電気的接続を実現すると共に表面実装を可能に
することによってリードフレームを用いることによる各
種の問題点、つまり低周波、高周波におけるインピーダ
ンスの増加、リードピッチの縮小化の制約、回路基板へ
の実装密度の低下および回路基板への放熱性の低下等を
解消でき、さらに放熱性の優れた半導体装置を提供する
ことができる。
膜導体ペーストから形成され、外囲器基体に強固に接合
された導体パターンおよび外部導体により半導体素子の
外部への電気的接続を実現すると共に表面実装を可能に
することによってリードフレームを用いることによる各
種の問題点、つまり低周波、高周波におけるインピーダ
ンスの増加、リードピッチの縮小化の制約、回路基板へ
の実装密度の低下および回路基板への放熱性の低下等を
解消でき、さらに放熱性の優れた半導体装置を提供する
ことができる。
【図1】本発明の一実施例に係る半導体装置を示す断面
図。
図。
1…AlNセラミックからなる外囲器基体、3、4…導
体パターン、6…外部導体、7…半導体素子、9…キャ
ップ。
体パターン、6…外部導体、7…半導体素子、9…キャ
ップ。
Claims (2)
- 【請求項1】 イットリウム、希土類金属およびアルカ
リ土類金属から選ばれる少なくとも1種の金属を含む窒
化アルミニウムセラミックからなる外囲器基体と、 前記外囲器基体の表面に形成された厚膜導体ペーストか
ら作られる導体パターンと、 前記外囲器基体に固定され、前記導体パターンと電気的
に接続される半導体素子と、 前記導体パターンに接続されると共に、前記基体の側面
からその裏面に亘って形成された厚膜導体ペーストから
作られる外部導体と、 前記導体パターンを含む前記外囲器基体に固定され、前
記半導体素子を外部から遮蔽するためのキャップとを具
備したことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記イットリウム、希土類金属およびア
ルカリ土類金属から選ばれる少なくとも1種の金属は、
酸化物の形で前記窒化アルミニウムセラミックに含有さ
れることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5273692A JPH0817216B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5273692A JPH0817216B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 半導体装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59034162A Division JPS60178647A (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06196580A JPH06196580A (ja) | 1994-07-15 |
| JPH0817216B2 true JPH0817216B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=17531230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5273692A Expired - Lifetime JPH0817216B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0817216B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-01 JP JP5273692A patent/JPH0817216B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06196580A (ja) | 1994-07-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |