JPH08174543A - 2軸噛合型テーパスクリュフィーダにおける投入原料の有無を検出する方法およびその装置 - Google Patents

2軸噛合型テーパスクリュフィーダにおける投入原料の有無を検出する方法およびその装置

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JPH08174543A JP6322700A JP32270094A JPH08174543A JP H08174543 A JPH08174543 A JP H08174543A JP 6322700 A JP6322700 A JP 6322700A JP 32270094 A JP32270094 A JP 32270094A JP H08174543 A JPH08174543 A JP H08174543A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2軸噛合型テーパスクリュフィーダとしての
コニカルフィーダのホッパへ、ゴム系樹脂原料を自動的
に投入するために、ホッパ内の原料の有無を検出する検
出方法およびその装置を提供する。 【構成】 コニカルフィーダ1のホッパー4の上部に、
ホッパー4内のスクリュ2の下流部分の変位レベルを検
出する超音波変位センサー10を取り付け、ホッパー4
内のスクリュ2の下流部分の変位レベルを検出し、その
変位レベルを用いて投入原料の有無を検出する方法およ
びその装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エラストマーなどのゴ
ム系樹脂原料を混練押出機に供給するために使用される
2軸噛合型テーパスクリュフィーダにおける投入原料の
有無を検出する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、エラストマーなどのゴム系樹脂原
料(樹脂原料)は、その性状、運搬などを考慮して、約
500mm角×500mmLの形状が一般的であり、最終的には、
混練押出機などに供給され、混練・成形されて利用され
ている。前記樹脂原料を混練押出機に供給するために2
軸噛合型テーパスクリュフィーダとしてのコニカルフィ
ーダが設けられ、このコニカルフィーダで樹脂原料を練
りながら混練押出機に食い込ませている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記コニカルフィーダ
で、混練押出機に樹脂原料を絶やすことなく連続して供
給するためには、樹脂原料の有無を検出する必要がある
が、樹脂原料の寸法が約500mm角×500mmLであるので、
スクリュに食い込まれて供給される状況は一様でなく、
残量レベルを検出することが困難であった。
【0004】すなわち、コニカルフィーダのホッパーに
は、寸法約500mm角×500mmL(重量約130KG)の樹脂原
料が投入されるので、その変位レベルが低レベルになっ
たことを検出してから次の樹脂原料を投入する必要があ
る。しかし、樹脂原料はテーパ状のスクリュ内で練られ
ながら下流側に送られるので、スクリュの部位あるいは
食い込み条件で、団子状となったり、帯状となったりす
るので、その変位レベルは、通常のレベルセンサーでは
検出することができず、運転員が、ホッパ内の樹脂原料
を直接またはテレビモニターで監視しながら、樹脂原料
の有無を判断して、樹脂原料の投入を行っていた。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、2軸噛合型テーパスクリュフィーダのホッパ
へ、ゴム系樹脂原料を自動的に投入するために、ホッパ
内の投入原料の有無を検出する検出方法およびその装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による2軸噛合型
テーパスクリュフィーダにおける投入原料の有無を検出
する方法は、超音波変位センサーをホッパの上部に取り
付け、ホッパー内のスクリュの下流部分の変位レベルを
検出し、その変位信号を用いて投入原料の有無を検出す
る方法である。
【0007】さらに詳細には、超音波変位センサーによ
り検出された変位信号をアンプで増幅して、コンパレー
タの一方に入力し、コンパレータでレベル設定器からの
レベル信号と比較し、それより以下になったら、タイマ
ースタート信号をタイマーに入力し、レベル信号より上
がらない場合、タイムアップ信号を出力する方法であ
る。
【0008】さらに詳細には、超音波変位センサーによ
り検出された変位信号をアンプで増幅して、信号処理器
を介してコンパレータの一方に入力し、コンパレータで
レベル設定器からのレベル信号と比較し、それより以下
になったら、信号を出力する方法である。
【0009】本発明による2軸噛合型テーパスクリュフ
ィーダにおける投入原料の有無を検出する装置は、ホッ
パー内のスクリュの下流部分の変位レベルを検出する超
音波変位センサーをホッパの上部に取り付けたことを特
徴としている。
【0010】さらに詳細には、超音波変位センサーによ
り検出された変位信号を増幅するアンプと、増幅された
信号を記録する記録計と、レベル設定器と、増幅された
信号とレベル設定器からの信号を比較するコンパレータ
と、コンパレータからの信号で計時を開始し、信号を出
力するタイマと、からなるものである。
【0011】さらに詳細には、超音波変位センサーによ
り検出された変位信号を増幅するアンプと、増幅された
信号を記録する記録計と、増幅された信号を処理する信
号処理器と、レベル設定器と、信号処理器とレベル設定
器からの信号を比較し、信号を出力するコンパレータ
と、からなるものである。
【0012】前記信号処理器は平均演算器または低周波
濾波器が好ましい。
【0013】
【作用】2軸噛合型テーパスクリュフィーダのホッパの
上部に取り付けられた超音波変位センサーにより、ホッ
パー内のスクリュの下流部分の変位レベルを検出し、そ
の変位信号を用いて投入原料の有無を検出する。
【0014】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は、コニカルフィーダを示す全体構成図であり、図1
(a)は平面図、図1(b)は正面図である。
【0015】同図に示されているように、2軸噛合型テ
ーパスクリュフィーダとしてのコニカルフィーダ1は、
テーパ状の2本のスクリュ2が回転自在に挿設されてい
るシリンダ3と、その上部に配設されたホッパ4と、前
記スクリュ2を減速機5を介して駆動するモータ6と、
前記シリンダ3などを支持する架台7とから構成されて
いる。前記スクリュ2は、上流部分が大径とされ、下流
部分が小径とされたテーパ状のスクリュ軸の外周壁の長
手方向に、同様に外径がテーパ状とされたスクリュフラ
イト2aが設けられて構成されている。なお、図1
(b)は樹脂原料が少なくなった状態を示している。
【0016】減速機5の後部には支柱8が設けられ、そ
の先端には超音波変位センサー10がホッパ4の上部に
位置するように取り付けられている。この超音波変位セ
ンサー10は、ホッパ4からスクリュ2内の樹脂原料の
レベルを検出するもので、検出距離が160cmぐらい
のものが使用されている。
【0017】図1(b)に示すように、超音波変位セン
サー10により検出された変位信号はアンプ11で増幅
され記録計12に変位レベルとして記録されると同時
に、例えば、アンプ11内のタイマー機能あるいは外部
に設けたタイマー13を介して、信号を取り出すことに
よって樹脂原料の有無を検出できるようになっている。
なお、その詳細については後述する。
【0018】ホッパに投入された樹脂原料は、テーパ状
のスクリュ2で練られながら下流側に送られるので、ス
クリュ2の部位あるいは食い込み条件で、団子状であっ
たり、帯状であったりして、その変位レベルは一定でな
い。しかし、ホッパー4内でいちばん下流部分のスクリ
ュフライト2aの部分は、吐出部分にあたるので、樹脂
原料がスクリュフライト2aにくっついて送られおり、
その変位レベルは、比較的安定している。
【0019】スクリュ2の部位による変位レベルを検出
した実施結果を図2および図3に示す。なお、この実施
事例は下記の条件で行われた。スクリュ大径300mm、小
径170mm、シリンダ吐出口の内径150mm、モータ馬力15k
w、原料投入量約15kg、スクリュ回転数7r.p.m。
【0020】図2は、ホッパー4内のスクリュ2の下流
部分の変位レベルを示している。同図に示されているよ
うに、空の状態では、スクリュ2の谷である135cm近辺
を示している。原料が投入されると、樹脂原料がスクリ
ュ2に巻き込まれながら送られるので、85〜135cmを示
している。
【0021】図3は、ホッパー4内のスクリュ2の中心
部分の変位レベルを示している。同図に示されているよ
うに、空の状態では、スクリュ2の谷である120cm近辺
を示している。原料を投入すると、樹脂原料の送り状態
の変動が激しく検出が困難であることを示している。
【0022】上述の実施結果により、超音波変位センサ
ー10を使用して、ホッパ4内の樹脂原料の変位レベル
の検出が、ホッパ4内のスクリュ2の下流部分で可能で
あることが判明した。
【0023】次に、超音波変位センサー10により検出
された変位信号による、樹脂原料の有無の検出方法につ
いて説明する。
【0024】図4に示されている方法では、センサー1
0により検出された変位信号は、アンプ11で増幅さ
れ、コンパレータ14の一方に入力される。ここでレベ
ル設定器15からのレベル信号と比較され、それより以
下になると、タイマースタート信号をタイマー13に入
力する。タイマー13は、計時を開始し、レベル信号よ
り一度でも上がらないかぎり、計時を続行し、タイムア
ップ信号、すなわち樹脂原料無しの信号を出力する。
【0025】図5に示されている方法では、センサー1
0により検出された変位信号は、アンプ11で増幅さ
れ、信号処理器16を介して、コンパレータ14の一方
に入力される。ここでレベル設定器15からのレベル信
号と比較され、それより以下になると、樹脂原料無しの
信号を出力する。
【0026】前記信号処理器16としては、下記のもの
を使用することができる。 平均演算(移動平均)を行うもの。 平均演算時、演算する時間が問題となるが、スクリュフ
ライトと谷との関係で現れる信号の概略周期が1Hz位で
あるので、10〜20〜30(秒)位の間を数分割か、
数10分割して平均をとる(すなわち、10分割として
1〜2〜3(秒)間隔でデータを取る。)。そして、そ
の平均値をコンパレータの一方にに入力する。 低周波濾波器(ローパスフィルター) 上述の周波数を考慮して、1Hz前後の周波数以上の信号
をカットして、コンパレータの一方に入力する。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されているような効果を奏す
る。すなわち、2軸噛合型テーパスクリュフィーダのホ
ッパ内のゴム系樹脂原料の有無を検出できるようになっ
たので、前記フィーダのホッパ内へのゴム系樹脂原料の
投入を自動的に行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】コニカルフィーダを示す全体構成図であり、図
1(a)は平面図、図1(b)は、正面図である。
【図2】ホッパー内のスクリュの下流部分における樹脂
原料の変位レベルを示す図である。
【図3】ホッパー内のスクリュの中央部分における樹脂
原料の変位レベルを示す図である。
【図4】超音波変位センサーの変位信号により樹脂原料
の有無を検出する方法を示す図である。
【図5】超音波変位センサーの変位信号により樹脂原料
の有無を検出する方法を示す図である。
【符号の説明】
1 コニカルフィーダ(2軸噛合型テーパスクリュフィ
ーダ) 2 スクリュ 2a スクリュフライト 3 シリンダ 4 ホッパー 5 減速機 6 モータ 7 架台 8 支柱 10 超音波センサー 11 アンプ 12 記録計 13 タイマー 14 コンパレータ 15 レベル設定器 16 信号処理器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム系樹脂原料を混練押出機に供給する
    ために使用される2軸噛合型テーパスクリュフィーダに
    おける投入原料の有無を検出する方法において、 超音波変位センサー(10)をホッパ(4)の上部に取
    り付け、ホッパー(4)内のスクリュ(2)の下流部分
    の変位レベルを検出し、その変位信号を用いて投入原料
    の有無を検出する方法。
  2. 【請求項2】 超音波変位センサー(10)により検出
    された変位信号をアンプ(11)で増幅して、コンパレ
    ータ(14)の一方に入力し、コンパレータ(14)で
    レベル設定器(15)からのレベル信号と比較し、それ
    より以下になったら、タイマースタート信号をタイマー
    (13)に入力し、レベル信号より上がらない場合、タ
    イムアップ信号を出力する請求項1記載の投入原料の有
    無を検出する方法。
  3. 【請求項3】 超音波変位センサー(10)により検出
    された変位信号をアンプ(11)で増幅して、信号処理
    器(16)を介してコンパレータ(14)の一方に入力
    し、コンパレータ(14)でレベル設定器(15)から
    のレベル信号と比較し、それより以下になったら、信号
    を出力する請求項1記載の投入原料の有無を検出する方
    法。
  4. 【請求項4】 ゴム系樹脂原料を混練押出機に供給する
    ために使用される2軸噛合型テーパスクリュフィーダに
    おける投入原料の有無を検出する装置において、 ホッパー(4)内のスクリュ(2)の下流部分の変位レ
    ベルを検出する超音波変位センサー(10)をホッパ
    (4)の上部に取り付けたことを特徴とする投入原料の
    有無を検出する装置。
  5. 【請求項5】 超音波変位センサー(10)により検出
    された変位信号を増幅するアンプ(11)と、増幅され
    た信号を記録する記録計(12)と、レベル設定器(1
    5)と、増幅された信号とレベル設定器(15)からの
    信号を比較するコンパレータ(14)と、コンパレータ
    (14)からの信号で計時を開始し、信号を出力するタ
    イマ(13)と、からなる請求項4記載の投入原料の有
    無を検出する装置。
  6. 【請求項6】 超音波変位センサー(10)により検出
    された変位信号を増幅するアンプ(11)と、増幅され
    た信号を記録する記録計(12)と、増幅された信号を
    処理する信号処理器(16)と、レベル設定器(15)
    と、信号処理器(15)とレベル設定器(15)からの
    信号を比較し、信号を出力するコンパレータ(14)
    と、からなる請求項4記載の投入原料の有無を検出する
    装置。
  7. 【請求項7】 信号処理器(16)が平均演算器である
    請求項6記載の投入原料の有無を検出する装置。
  8. 【請求項8】 信号処理器(16)が低周波濾波器であ
    る請求項6記載の投入原料の有無を検出する装置。
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