JPH08174885A - 熱印字ヘッド - Google Patents
熱印字ヘッドInfo
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- JPH08174885A JPH08174885A JP32507194A JP32507194A JPH08174885A JP H08174885 A JPH08174885 A JP H08174885A JP 32507194 A JP32507194 A JP 32507194A JP 32507194 A JP32507194 A JP 32507194A JP H08174885 A JPH08174885 A JP H08174885A
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Links
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】熱印字ヘッドにおいて、発熱ドットでの熱エネ
ルギーを効率よく印加することが可能な構造を提供する
こと。 【構成】絶縁基板1上に形成されたグレーズ層2と、グ
レーズ層2上に形成された抵抗体層4と、グレーズ層2
上で対向するように形成された共通導体6と複数の個別
導体5と、隣接する個別導体5と共通導体6とにより抵
抗体層4に画成される発熱ドット7と、を有する熱印字
ヘッドであって、絶縁基板1とグレーズ層2との間に金
属層3が発熱ドット7に対応するように形成されている
ことを特徴とする。さらに、絶縁基板1とグレーズ層2
との間の金属層3がグレーズ層2を形成する材料より高
い融点の金属で形成されたことを特徴とする。
ルギーを効率よく印加することが可能な構造を提供する
こと。 【構成】絶縁基板1上に形成されたグレーズ層2と、グ
レーズ層2上に形成された抵抗体層4と、グレーズ層2
上で対向するように形成された共通導体6と複数の個別
導体5と、隣接する個別導体5と共通導体6とにより抵
抗体層4に画成される発熱ドット7と、を有する熱印字
ヘッドであって、絶縁基板1とグレーズ層2との間に金
属層3が発熱ドット7に対応するように形成されている
ことを特徴とする。さらに、絶縁基板1とグレーズ層2
との間の金属層3がグレーズ層2を形成する材料より高
い融点の金属で形成されたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱印字ヘッドに関し、
詳しくは熱印字ヘッドのグレーズ層の構造に関する。
詳しくは熱印字ヘッドのグレーズ層の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に熱印字ヘッドは、抵抗体層が形成
される手段により薄膜型と厚膜型の2つに大きく分類さ
れている。薄膜型の熱印字ヘッドは、それぞれ図3
(a)及び(b)の要部斜視図及びその断面図に示すよ
うに、絶縁基板10の上面に、断面が半円弧状のグレー
ズ層11が形成されている。そして、抵抗体層12が絶
縁基板10及びグレーズ層11上にスパッタリング等の
薄膜形成手段により形成されている。この抵抗体層12
上に導体材料を成膜して、個別導体13と共通導体14
がそれぞれ対向するように形成されている。これらの個
別及び共通導体はその形成に際して、それぞれの個別導
体13及び共通導体14間の一定部分の導体材料がエッ
チング除去されて、下層の抵抗体層12が露出された状
態になり、両電極13、14間に電圧を印加することで
両電極13、14間の抵抗体層12より発熱し、発熱ド
ット15を形成することになる。そして、保護層(図示
せず)が、グレーズ層11、個別導体13、共通導体1
4、発熱ドット15を保護するために被覆形成されて薄
膜型の熱印字ヘッドは構成されている。
される手段により薄膜型と厚膜型の2つに大きく分類さ
れている。薄膜型の熱印字ヘッドは、それぞれ図3
(a)及び(b)の要部斜視図及びその断面図に示すよ
うに、絶縁基板10の上面に、断面が半円弧状のグレー
ズ層11が形成されている。そして、抵抗体層12が絶
縁基板10及びグレーズ層11上にスパッタリング等の
薄膜形成手段により形成されている。この抵抗体層12
上に導体材料を成膜して、個別導体13と共通導体14
がそれぞれ対向するように形成されている。これらの個
別及び共通導体はその形成に際して、それぞれの個別導
体13及び共通導体14間の一定部分の導体材料がエッ
チング除去されて、下層の抵抗体層12が露出された状
態になり、両電極13、14間に電圧を印加することで
両電極13、14間の抵抗体層12より発熱し、発熱ド
ット15を形成することになる。そして、保護層(図示
せず)が、グレーズ層11、個別導体13、共通導体1
4、発熱ドット15を保護するために被覆形成されて薄
膜型の熱印字ヘッドは構成されている。
【0003】一方、厚膜型の熱印字ヘッドは、それぞれ
図4(a)及び(b)の要部斜視図及びその断面図に示
すように、絶縁基板10の上面にグレーズ層11が塗布
・焼成にて形成されている。そして、グレーズ層11上
で個別導体13と共通導体の櫛歯状部14aが交互に隣
接するように形成されている。この個別導体13と共通
導体の櫛歯状部14aを橋絡するように断面が略円弧状
の抵抗体層12が厚膜形成手段により形成されている。
この抵抗体層12には個別導体13と共通導体14が接
続されており、1つの個別導体13と隣接する2つの共
通導体の櫛歯状部14aの間に電圧を印加することで抵
抗体層12に発熱が生じ、発熱ドット15を形成するこ
とになる。そして、保護層(図示せず)が、グレーズ層
11、個別導体13、共通導体14、発熱ドット15を
保護するために被覆形成されて厚膜型の熱印字ヘッドは
構成されている。
図4(a)及び(b)の要部斜視図及びその断面図に示
すように、絶縁基板10の上面にグレーズ層11が塗布
・焼成にて形成されている。そして、グレーズ層11上
で個別導体13と共通導体の櫛歯状部14aが交互に隣
接するように形成されている。この個別導体13と共通
導体の櫛歯状部14aを橋絡するように断面が略円弧状
の抵抗体層12が厚膜形成手段により形成されている。
この抵抗体層12には個別導体13と共通導体14が接
続されており、1つの個別導体13と隣接する2つの共
通導体の櫛歯状部14aの間に電圧を印加することで抵
抗体層12に発熱が生じ、発熱ドット15を形成するこ
とになる。そして、保護層(図示せず)が、グレーズ層
11、個別導体13、共通導体14、発熱ドット15を
保護するために被覆形成されて厚膜型の熱印字ヘッドは
構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、熱印字ヘッドが
用いられる、POS端末やFAX等の電子機器は小型
化、携帯化が進み、特に熱印字ヘッドには省電力化が求
められている。そこで、上述の従来の熱印字ヘッドで
は、発熱ドットで発生した熱エネルギーを効率よく印字
媒体に伝達するために、絶縁基板上で少なくとも発熱ド
ットに対応した位置に、熱伝導率の低いグレーズ層を形
成し、少しでも発熱ドットで発生した熱が絶縁基板側に
逃げないようにしている。
用いられる、POS端末やFAX等の電子機器は小型
化、携帯化が進み、特に熱印字ヘッドには省電力化が求
められている。そこで、上述の従来の熱印字ヘッドで
は、発熱ドットで発生した熱エネルギーを効率よく印字
媒体に伝達するために、絶縁基板上で少なくとも発熱ド
ットに対応した位置に、熱伝導率の低いグレーズ層を形
成し、少しでも発熱ドットで発生した熱が絶縁基板側に
逃げないようにしている。
【0005】このようなグレーズ層の介在にもかかわら
ず、熱印字ヘッドの発熱ドットで発生した熱エネルギー
の一部はグレーズ層を透過して絶縁基板に逃げてしま
う。そのため、発熱ドットを発熱させる以上に、つまり
絶縁基板側に逃げてしまう熱エネルギーを余分に発熱さ
せなければならないために、熱印字ヘッドの駆動に要す
る電圧が高くなり、充電池等の携帯可能な電源電圧のレ
ベルまで下げることが困難という問題点があった。
ず、熱印字ヘッドの発熱ドットで発生した熱エネルギー
の一部はグレーズ層を透過して絶縁基板に逃げてしま
う。そのため、発熱ドットを発熱させる以上に、つまり
絶縁基板側に逃げてしまう熱エネルギーを余分に発熱さ
せなければならないために、熱印字ヘッドの駆動に要す
る電圧が高くなり、充電池等の携帯可能な電源電圧のレ
ベルまで下げることが困難という問題点があった。
【0006】又、発熱ドットで発生した熱エネルギーが
グレーズ層を透過して絶縁基板に逃げてしまうため、印
字された発熱ドットのドット形状の再現性が低く、熱印
字ヘッドの印字品位を高くすることができないという問
題点もあった。本発明は、発熱ドットでの熱エネルギー
を効率よく印加することが可能な構造の熱印字ヘッドを
提供することを目的とする。
グレーズ層を透過して絶縁基板に逃げてしまうため、印
字された発熱ドットのドット形状の再現性が低く、熱印
字ヘッドの印字品位を高くすることができないという問
題点もあった。本発明は、発熱ドットでの熱エネルギー
を効率よく印加することが可能な構造の熱印字ヘッドを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の問題点を解決する
ために、本願の請求項1に記載した発明は、絶縁基板上
に形成されたグレーズ層と、前記グレーズ層上に形成さ
れた抵抗体層と、前記グレーズ層上で対向するように形
成された共通導体と複数の個別導体と、前記隣接する個
別導体と共通導体とにより前記抵抗体層に画成される発
熱ドットと、を有する熱印字ヘッドであって、前記絶縁
基板と前記グレーズ層との間に金属層が前記発熱ドット
に対応するように形成されていることを特徴としてい
る。
ために、本願の請求項1に記載した発明は、絶縁基板上
に形成されたグレーズ層と、前記グレーズ層上に形成さ
れた抵抗体層と、前記グレーズ層上で対向するように形
成された共通導体と複数の個別導体と、前記隣接する個
別導体と共通導体とにより前記抵抗体層に画成される発
熱ドットと、を有する熱印字ヘッドであって、前記絶縁
基板と前記グレーズ層との間に金属層が前記発熱ドット
に対応するように形成されていることを特徴としてい
る。
【0008】更に、本願の請求項2に記載した発明は、
請求項1に記載された熱印字ヘッドであって、絶縁基板
とグレーズ層との間の金属層がグレーズ層を形成する材
料より高い融点の金属で形成されたことを特徴としてい
る。
請求項1に記載された熱印字ヘッドであって、絶縁基板
とグレーズ層との間の金属層がグレーズ層を形成する材
料より高い融点の金属で形成されたことを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の作用及び効果】熱印字ヘッドにおいて、絶縁基
板とグレーズ層との間に金属層が発熱ドットに対応する
ように形成されていることにより、発熱ドットで発生し
た印字用の熱エネルギーは輻射によりグレーズ層を透過
する。この輻射による熱エネルギーは、絶縁基板上の金
属層で効率よく反射され輻射された熱エネルギーが再び
発熱ドットに戻る。それにより、発熱ドットで発生した
熱エネルギーの印字に寄与する比率が増加し、より少な
い印加電圧で発熱ドットを駆動することができるという
効果を有する。
板とグレーズ層との間に金属層が発熱ドットに対応する
ように形成されていることにより、発熱ドットで発生し
た印字用の熱エネルギーは輻射によりグレーズ層を透過
する。この輻射による熱エネルギーは、絶縁基板上の金
属層で効率よく反射され輻射された熱エネルギーが再び
発熱ドットに戻る。それにより、発熱ドットで発生した
熱エネルギーの印字に寄与する比率が増加し、より少な
い印加電圧で発熱ドットを駆動することができるという
効果を有する。
【0010】そして、熱印字ヘッドにおいて、金属層が
発熱ドットに対応するように形成されていることによ
り、発熱ドットで発生した熱エネルギーがグレーズ層を
透過して発熱ドットに対応して輻射される。それによ
り、グレーズ層を透過して拡散されていた発熱ドットの
熱エネルギーが発熱ドットと略同じ形に集中し、印字の
際のドットの再現性が向上し、熱印字ヘッドの印字品位
が向上するという効果を有する。
発熱ドットに対応するように形成されていることによ
り、発熱ドットで発生した熱エネルギーがグレーズ層を
透過して発熱ドットに対応して輻射される。それによ
り、グレーズ層を透過して拡散されていた発熱ドットの
熱エネルギーが発熱ドットと略同じ形に集中し、印字の
際のドットの再現性が向上し、熱印字ヘッドの印字品位
が向上するという効果を有する。
【0011】また、熱印字ヘッドにおいて、絶縁基板と
グレーズ層との間の金属層がグレーズ層を形成する材料
より高い融点の金属で形成されたことにより、金属層を
形成する材料がグレーズ層を形成する材料より融点が高
いので、金属層を形成した後に、グレーズ層を印刷・焼
成等により形成しても、金属層の形状、特性等に影響し
ないだけでなく、従来の熱印字ヘッドの製造方法を大き
く変更することなく、周知の作業内容の工程を1つ追加
するだけで簡単に製造ができるという効果を有する。
グレーズ層との間の金属層がグレーズ層を形成する材料
より高い融点の金属で形成されたことにより、金属層を
形成する材料がグレーズ層を形成する材料より融点が高
いので、金属層を形成した後に、グレーズ層を印刷・焼
成等により形成しても、金属層の形状、特性等に影響し
ないだけでなく、従来の熱印字ヘッドの製造方法を大き
く変更することなく、周知の作業内容の工程を1つ追加
するだけで簡単に製造ができるという効果を有する。
【0012】
【実施例】以下本発明の熱印字ヘッドの実施例を図面を
用いて説明する。図1(a)及び(b)は、それぞれ本
発明の一実施例である薄膜型の熱印字ヘッドを示す要部
斜視図及びその平面図であり、アルミナセラミックより
なる長尺状の絶縁基板1の表面に非晶質ガラスペースト
を印刷・焼成して、断面が略円弧状のグレーズ層2が形
成されている。
用いて説明する。図1(a)及び(b)は、それぞれ本
発明の一実施例である薄膜型の熱印字ヘッドを示す要部
斜視図及びその平面図であり、アルミナセラミックより
なる長尺状の絶縁基板1の表面に非晶質ガラスペースト
を印刷・焼成して、断面が略円弧状のグレーズ層2が形
成されている。
【0013】この絶縁基板1上には矩形状の複数の金属
層3が一定の間隔を隔てて形成されている。この金属層
3はCrをスパッタリングの薄膜形成手段で成膜し、後
述の発熱ドットに対応するようにエッチングにて後述の
発熱ドットに対応するような位置及び大きさで形成され
ている。そして、絶縁基板1及びグレーズ層2上には、
酸化ルテニウムよりなる複数の抵抗体層4が基板の長手
方向に帯状に延在するように形成されている。これらの
抵抗体層4上には、導体材料としてのAlからなる個別
導体5及び共通導体6がそれぞれ対向するように成膜形
成されている。それぞれの個別導体5及び共通導体6間
は導体材料が一定の幅でエッチング除去されて下層の抵
抗体層4が露出された状態になっているので、両導体
5、6間に電圧を印加することにより両導体5、6間の
抵抗体層4より発熱が生じ、発熱ドット7を形成するこ
とになる。そして、個別導体5、共通導体6と抵抗体層
4の露出した部分を覆うように保護層(図示せず)が形
成されて熱印字ヘッドは構成されている。
層3が一定の間隔を隔てて形成されている。この金属層
3はCrをスパッタリングの薄膜形成手段で成膜し、後
述の発熱ドットに対応するようにエッチングにて後述の
発熱ドットに対応するような位置及び大きさで形成され
ている。そして、絶縁基板1及びグレーズ層2上には、
酸化ルテニウムよりなる複数の抵抗体層4が基板の長手
方向に帯状に延在するように形成されている。これらの
抵抗体層4上には、導体材料としてのAlからなる個別
導体5及び共通導体6がそれぞれ対向するように成膜形
成されている。それぞれの個別導体5及び共通導体6間
は導体材料が一定の幅でエッチング除去されて下層の抵
抗体層4が露出された状態になっているので、両導体
5、6間に電圧を印加することにより両導体5、6間の
抵抗体層4より発熱が生じ、発熱ドット7を形成するこ
とになる。そして、個別導体5、共通導体6と抵抗体層
4の露出した部分を覆うように保護層(図示せず)が形
成されて熱印字ヘッドは構成されている。
【0014】上述の実施例において、薄膜形成手段で形
成される金属層にCrを用いたが、Ni、CoやTi等
を用いても同様の効果が得られる。そして、金属層が形
成された後にグレーズ層が印刷・焼成にて形成されるの
で、グレーズ層の焼成により金属層が溶融しないよう
に、グレーズ層を形成するガラスペーストより融点が高
く、薄膜形成可能な金属材料であればCrに特に限定さ
れるものではない。
成される金属層にCrを用いたが、Ni、CoやTi等
を用いても同様の効果が得られる。そして、金属層が形
成された後にグレーズ層が印刷・焼成にて形成されるの
で、グレーズ層の焼成により金属層が溶融しないよう
に、グレーズ層を形成するガラスペーストより融点が高
く、薄膜形成可能な金属材料であればCrに特に限定さ
れるものではない。
【0015】又、上述の実施例において、薄膜形成手段
で形成される金属層は対応する発熱ドットに合わせて独
立して形成されているが発熱ドットが連なる方向に沿っ
て一体に形成してもよい。更に、金属層の大きさは発熱
ドットと略同じ面積に形成されているが、熱印字ヘッド
に要求される印字の速度、精度等の仕様に合わせて金属
層の面積及び厚みを変更することで金属層で反射される
熱エネルギーを調整することができ、従来と同様の外形
寸法及び駆動電圧で異なる仕様の熱印字ヘッドを得るこ
とができるだけでなく、従来の熱印字ヘッドと比較して
その製造工程に大幅な追加を行うことなく安価に製造す
ることもできる。
で形成される金属層は対応する発熱ドットに合わせて独
立して形成されているが発熱ドットが連なる方向に沿っ
て一体に形成してもよい。更に、金属層の大きさは発熱
ドットと略同じ面積に形成されているが、熱印字ヘッド
に要求される印字の速度、精度等の仕様に合わせて金属
層の面積及び厚みを変更することで金属層で反射される
熱エネルギーを調整することができ、従来と同様の外形
寸法及び駆動電圧で異なる仕様の熱印字ヘッドを得るこ
とができるだけでなく、従来の熱印字ヘッドと比較して
その製造工程に大幅な追加を行うことなく安価に製造す
ることもできる。
【0016】図2(a)及び(b)は、それぞれ本発明
の他の実施例である厚膜型の熱印字ヘッドを示す要部斜
視図及びその平面図であり、アルミナセラミックよりな
る長尺状の絶縁基板1の上面に非晶質ガラスペーストよ
りなるグレーズ層2が塗布・焼成により形成されてい
る。この絶縁基板1とグレーズ層2との間に金属層3が
厚膜形成手段で形成されている。この金属層3は後述の
抵抗体層4に対応する位置及び幅で金ペーストを印刷・
焼成して絶縁基板1の長手方向に沿って帯状に且つ断面
が略矩形状に形成されている。
の他の実施例である厚膜型の熱印字ヘッドを示す要部斜
視図及びその平面図であり、アルミナセラミックよりな
る長尺状の絶縁基板1の上面に非晶質ガラスペーストよ
りなるグレーズ層2が塗布・焼成により形成されてい
る。この絶縁基板1とグレーズ層2との間に金属層3が
厚膜形成手段で形成されている。この金属層3は後述の
抵抗体層4に対応する位置及び幅で金ペーストを印刷・
焼成して絶縁基板1の長手方向に沿って帯状に且つ断面
が略矩形状に形成されている。
【0017】そして、金ペーストよりなる導体材料を印
刷・焼成して個別導体5と共通導体6が形成されてい
る。この共通導体6には個別導体5と交互に隣接するよ
うに櫛歯状部6aが形成されている。共通導体の櫛歯状
部6aと個別導体5とを橋絡するように酸化ルテニウム
よりなる抵抗体層4が形成されている。この抵抗体層4
には個別導体5と共通導体6が接続されており、1つの
個別導体5と隣接する2つの共通導体の櫛歯状部6aの
間に電圧を印加することで抵抗体層4に発熱が生じ、発
熱ドット7を形成することになる。そして、抵抗体層
4、個別導体5と共通導体6を覆うように保護層(図示
せず)が形成されて熱印字ヘッドは構成されている。
刷・焼成して個別導体5と共通導体6が形成されてい
る。この共通導体6には個別導体5と交互に隣接するよ
うに櫛歯状部6aが形成されている。共通導体の櫛歯状
部6aと個別導体5とを橋絡するように酸化ルテニウム
よりなる抵抗体層4が形成されている。この抵抗体層4
には個別導体5と共通導体6が接続されており、1つの
個別導体5と隣接する2つの共通導体の櫛歯状部6aの
間に電圧を印加することで抵抗体層4に発熱が生じ、発
熱ドット7を形成することになる。そして、抵抗体層
4、個別導体5と共通導体6を覆うように保護層(図示
せず)が形成されて熱印字ヘッドは構成されている。
【0018】上述の実施例において、厚膜形成手段で形
成される金属層に金を用いたが、銀、銅等を用いても同
様の効果が得られる。そして、金属層が形成された後に
グレーズ層が塗布・焼成により形成されるので、グレー
ズ層の焼成により金属層が溶融しないように、グレーズ
層を形成するガラスペーストより融点が高く、厚膜形成
可能な金属材料であれば金に特に限定されるものではな
い。
成される金属層に金を用いたが、銀、銅等を用いても同
様の効果が得られる。そして、金属層が形成された後に
グレーズ層が塗布・焼成により形成されるので、グレー
ズ層の焼成により金属層が溶融しないように、グレーズ
層を形成するガラスペーストより融点が高く、厚膜形成
可能な金属材料であれば金に特に限定されるものではな
い。
【0019】又、上述の実施例において、厚膜形成手段
で形成される金属層は絶縁基板の長手方向に沿って一体
に形成されているが、前述の薄膜形成手段で形成された
金属層の様に各発熱ドットの大きさに対応するように独
立して形成しても良い。更に、グレーズ層に非晶質ガラ
スペーストを用いたが、耐熱性樹脂を用いても良く、耐
熱性樹脂を用いた場合、グレーズ層を形成する際の温度
がガラスを用いた場合に比べて低くなるので、金属層に
用いる金属材料に要求される融点が低くなり、金属層に
用いられる金属材料への条件が少なくなり様々な材料を
用いることができる。
で形成される金属層は絶縁基板の長手方向に沿って一体
に形成されているが、前述の薄膜形成手段で形成された
金属層の様に各発熱ドットの大きさに対応するように独
立して形成しても良い。更に、グレーズ層に非晶質ガラ
スペーストを用いたが、耐熱性樹脂を用いても良く、耐
熱性樹脂を用いた場合、グレーズ層を形成する際の温度
がガラスを用いた場合に比べて低くなるので、金属層に
用いる金属材料に要求される融点が低くなり、金属層に
用いられる金属材料への条件が少なくなり様々な材料を
用いることができる。
【0020】本発明において、薄膜型の熱印字ヘッドに
薄膜形成手段で形成した金属層、厚膜型の熱印字ヘッド
に厚膜形成手段で形成した金属層を組み合わせたが、グ
レーズ層の焼成で溶融しない金属材料であればよく、薄
膜型の熱印字ヘッドに厚膜形成手段で形成した金属層、
厚膜型の熱印字ヘッドに薄膜形成手段で形成した金属層
の組み合わせでも同様の効果が得られる。
薄膜形成手段で形成した金属層、厚膜型の熱印字ヘッド
に厚膜形成手段で形成した金属層を組み合わせたが、グ
レーズ層の焼成で溶融しない金属材料であればよく、薄
膜型の熱印字ヘッドに厚膜形成手段で形成した金属層、
厚膜型の熱印字ヘッドに薄膜形成手段で形成した金属層
の組み合わせでも同様の効果が得られる。
【0021】尚、本発明は上述の実施例に記載の形成方
法、形状及び材料等の構成に特に限定されるものではな
い。
法、形状及び材料等の構成に特に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱印字ヘッドの一実施例を示す説明図
【図2】本発明の熱印字ヘッドの他の実施例を示す説明
図
図
【図3】従来の熱印字ヘッドを示す説明図
【図4】従来の熱印字ヘッドを示す説明図
1・・・・絶縁基板 2・・・・グレーズ層 3・・・・金属層 4・・・・抵抗体層 5・・・・個別導体 6・・・・共通導体 7・・・・発熱ドット 10・・・絶縁基板 11・・・グレーズ層 12・・・抵抗体層 13・・・個別導体 14・・・共通導体 15・・・発熱ドット
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁基板上に形成されたグレーズ層と、
前記グレーズ層上に形成された抵抗体層と、前記グレー
ズ層上で対向するように形成された共通導体と複数の個
別導体と、前記隣接する個別導体と共通導体とにより前
記抵抗体層に画成される発熱ドットと、を有する熱印字
ヘッドであって、 前記絶縁基板と前記グレーズ層との間に金属層が前記発
熱ドットに対応するように形成されていることを特徴と
する熱印字ヘッド。 - 【請求項2】 絶縁基板とグレーズ層との間の金属層が
グレーズ層を形成する材料より高い融点の金属で形成さ
れたことを特徴とする請求項1に記載の熱印字ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32507194A JPH08174885A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 熱印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32507194A JPH08174885A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 熱印字ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08174885A true JPH08174885A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18172832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32507194A Pending JPH08174885A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 熱印字ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08174885A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010269489A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Sinfonia Technology Co Ltd | サーマルヘッド、サーマルヘッドの製造方法、及び熱転写プリンタ |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP32507194A patent/JPH08174885A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010269489A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Sinfonia Technology Co Ltd | サーマルヘッド、サーマルヘッドの製造方法、及び熱転写プリンタ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040420 |