JPH08175022A - 耐熱性耐溶剤性熱転写記録材料 - Google Patents
耐熱性耐溶剤性熱転写記録材料Info
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- JPH08175022A JPH08175022A JP6322365A JP32236594A JPH08175022A JP H08175022 A JPH08175022 A JP H08175022A JP 6322365 A JP6322365 A JP 6322365A JP 32236594 A JP32236594 A JP 32236594A JP H08175022 A JPH08175022 A JP H08175022A
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Abstract
の高温に耐える耐熱性を有し、さらに耐溶剤性、耐スク
ラッチ性の良好な印像を形成し得る耐熱性耐溶剤性熱転
写記録材料を提供すること。 【構成】 基材上にビヒクルと顔料とからなる熱溶融性
インク層が設けられてなる熱転写記録材料において、前
記ビヒクルの85重量%以上がエポキシ樹脂からなり、
該エポキシ樹脂中にビスフェノール型ジグリシジルエー
テル樹脂が50重量%以上含有されており、該ビスフェ
ノール型ジグリシジルエーテル樹脂のビスフェノール骨
格としてビスフェノールF骨格およびビスフェノールS
骨格を共に有するものであることを特徴とする耐熱性耐
溶剤性熱転写記録材料。
Description
クラッチ性などの良好な印像を形成するための熱転写記
録材料に関する。
の熱転写記録材料は一般に、基材上にワックスをビヒク
ルの主成分とする熱溶融性インクを塗布したものや、表
面平滑性に劣る紙にも良好な品質の印像を形成するた
め、あるいは堅牢度の良好な印像を形成するために、樹
脂をビヒクルの主成分とする熱溶融性インクを塗布した
ものである。
品、製品の管理、流通分野における商品管理、使用現場
における物品管理などに使用されているバーコードなど
を印字するのに、熱転写記録材料を使用するバーコード
プリンターやラベルプリンターが用いられるようになっ
てきている。
中にはバーコードを付した後に高温に曝されるものがあ
る。たとえば、プリント配線板の製造工程では180℃
程度、半導体の検査工程では250℃程度の加熱処理が
施される。
するバーコードなどの場合、溶剤、油などに接触する機
会が多いから、良好な耐溶剤性が要求され、また流通分
野などで使用するバーコードなどの場合、擦り作用を受
ける機会が多いから、良好な耐スクラッチ性が要求され
る。
は野外広告、選挙ポスター、一般ポスター、立看板、ス
テッカー、カタログ、パンフレット、カレンダー等、パ
ッケージ分野では軽包装袋、食品、飲料薬品、塗料等の
容器ラベル、結束テープ等、衣料分野では品質表示ラベ
ル、工程管理用ラベル、製品管理ラベル等の多品種少量
生産のものには熱転写プリンターが用いられるようにな
ってきており耐スクラッチ性、耐溶剤性、耐熱性がもと
められる。
は、転写性が優れ、かつ耐熱性、耐溶剤性、耐スクラッ
チ性を共に満足する印像を形成し得るものはなかった。
熱転写記録材料は、転写性は良好であるが、250℃程
度の高温に曝されると分解され印像が崩れて読めなくな
る場合がある。また耐溶剤性や耐スクラッチ性も不充分
である。また樹脂をビヒクルの主体とするものは、耐熱
性、耐溶剤性、耐スクラッチ性は比較的優れているが、
転写性はワックス主体のものより劣る。たとえば、樹脂
をビヒクルの主体とするものの一例として、特公昭60
−59159号公報では、ビスフェノールAジグリシジ
ルエーテルなどのビスフェノールA型エポキシ樹脂と着
色剤とからなる熱溶融性インクを用いる熱転写記録材料
が提案されている。
は、次の式(I)で示される2官能エポキシ樹脂の1種
であり、液状のものや、固形のものでは一般に60〜1
50℃程度の軟化点を有するものがある。
り、nの数が異なるものの混合物である場合もある)。
ーテルは、カーボンブラックなどの着色剤の分散性がわ
るく、そのために、ビスフェノールAジグリシジルエー
テルからなる熱溶融性インクを用いる熱転写記録材料の
場合、転写性が劣り、鮮明な印象が得られない。
性が良好で、かつ150〜280℃程度の高温に耐え得
る耐熱性を有し、さらに耐溶剤性、耐スクラッチ性が良
好な印像を形成し得る熱転写記録材料を提供することに
ある。
クルと顔料とからなる熱溶融性インク層が設けられてな
る熱転写記録材料において、前記ビヒクルの85重量%
以上がエポキシ樹脂からなり、該エポキシ樹脂中にビス
フェノール型ジグリシジルエーテル樹脂が50重量%以
上含有されており、該ビスフェノール型ジグリシジルエ
ーテル樹脂のビスフェノール骨格としてビスフェノール
F骨格およびビスフェノールS骨格を共に有するもので
あることを特徴とする耐熱性耐溶剤性熱転写記録材料
(第1発明)に関する。
てビスフェノールF骨格およびビスフェノールS骨格を
有するビスフェノール型ジグリシジルエーテル樹脂(以
下、単に前記ビスフェノール型ジグリシジルエーテル樹
脂という場合もある)は、たとえばつぎの式、
1〜35の整数であり、pおよび/またはqの数が異な
るものの混合物のばあいもある)で表わすことができる
ものなどがあげあられる。
PF骨格という場合もある)とは前記式(II)中の
(以下、BPS骨格という場合もある)とは前記式(I
I)中の
フェノールF骨格およびビスフェノールS骨格はランダ
ムに位置していてもよく、交互に位置していてもよく、
さらにビスフェノールF骨格が連続するブロックとビス
フェノールS骨格が連続するブロックの繰返しから構成
されていてもよい。また、式(II)中、末端エポキサ
イドに最も近いビスフェノール骨格は両方ともBPF骨
格の場合、両方ともBPS骨格の場合、一方がBPF骨
格で他方がBPS骨格の場合があり得る。
前記基材と前記熱溶融性インク層との間にワックス層が
設けられ、該ワックス層の針入度が1以下であることを
特徴とする耐熱性耐溶剤性熱転写記録材料(第2発明)
に関する。
K 2235記載の針入度測定方法により、25℃の条
件下にて測定した。
がワックスである熱溶融性インクの印像は250℃程度
の高温に曝されると分解し、印像が崩れて判読不能にな
る場合がある。そのためビヒクルがワックスを含まない
熱溶融性樹脂のみからなる、たとえばエチレン−酢酸ビ
ニル共重合樹脂からなる熱溶融性インクとすると、転写
性が悪く、鮮明な印像が得られない。また、一般的なエ
ポキシ樹脂であるビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル樹脂からなる熱溶融性インクとすると、該熱溶融性イ
ンク中へのカーボンブラックなどの着色剤の分散性がわ
るいので、鮮明な印像を呈さないという不具合がある。
ある。
クルと顔料とからなる熱溶融性インク層が設けられてな
る熱転写記録材料において、ビヒクルの85重量%以上
がエポキシ樹脂からなり、該エポキシ樹脂中に前記ビス
フェノール型ジグリシジルエーテル樹脂を50重量%以
上含有させることによって、顔料分散性がよく転写性が
すぐれ鮮明な印像が得られ、かつ得られた印像が150
〜280℃程度の高温に耐え、耐ケロシン性、耐ガソリ
ン性、耐エタノール性、耐トルエン性、耐四塩化炭素性
などの耐溶剤性が良好である耐熱性耐溶剤性熱転写記録
材料を得ることができる。
%以上含有させることが好ましく、この場合、得られた
印像の耐熱性、耐溶剤性および耐スクラッチ性がさらに
向上する。
溶融性インク層との間にワックス層として針入度が1以
下であるワックスを用いることによって、さらに耐トル
エン性が優れた耐熱性耐溶剤性熱転写記録材料を得るこ
とができる。
ルと顔料とからなり、ビヒクルが前記ビスフェノール型
ジグリシジルエーテル樹脂を50重量%以上、より好ま
しくは70重量%以上含むエポキシ樹脂からなるもので
ある。
ジグリシジルエーテル樹脂の含有量が50重量%未満に
なると、耐熱性、耐溶剤性および耐スクラッチ性が低下
する傾向がある。
型ジグリシジルエーテル樹脂を50重量%以上含むもの
であれば、その他のエポキシ樹脂が混合されていてもよ
く、その場合所期の効果が得られる。しかし、前記混合
樹脂を用いたビヒクルは、所期の効果は得られるものの
耐溶剤性の性能や前記顔料分散性が充分でなくて転写性
が好ましいものといえない場合がある。したがって、前
記ビスフェノール型ジグリシジルエーテル樹脂のみから
なるエポキシ樹脂を用いることがとくに好ましい。
ーテル樹脂を50重量%以上含むエポキシ樹脂はビヒク
ル中で85重量%以上、なかんづく95重量%以上を占
めるものが好ましい。エポキシ樹脂のビヒクル中におけ
る含有量が前記範囲未満では耐熱性、耐溶剤性および耐
スクラッチ性が低下する。
ル樹脂は、これに限られるものではないが、例えばビス
フェノールFにエピクロルヒドリンを付加させたつぎの
式(III)に示すビスフェノールFジグリシジルエー
テルを過剰にし、つぎの式(IV)に示すビスフェノー
ルSを付加させ重合する方法などにより製造し得、この
方法のばあい、BPF骨格とBPS骨格とが交互に配置
されている重合体を得ることができる。
ル樹脂を製造するには、式(III)に示すビスフェノ
ールFジグリシジルエーテルの70〜90重量部、なか
んずく80〜90重量部と、式(IV)に示すビスフェ
ノールSの10〜30重量部、なかんずく10〜20重
量部と(合計100重量部)を用いることが好ましい。
前記式(III)に示すビスフェノールFジグリシジル
エーテルの量が前記範囲より少ないと、該樹脂の軟化点
が上がることに伴ない、転写性が低下する傾向があり、
一方前記範囲より多いと、耐溶剤性が低下する場合があ
る。
シジルエーテル樹脂は、一般に50〜190℃の範囲内
に軟化点を有する。
ル型ジグリシジルエーテル樹脂の平均分子量は、約10
00〜20000であることが好ましく、1000〜1
0000であることがさらに好ましい。前記樹脂の平均
分子量が前記の範囲より小さいとブロッキングなどをお
こす傾向があり、一方前記の範囲より大きいと転写性が
低下する傾向がある。
グリシジルエーテル樹脂と併用できるその他のエポキシ
樹脂としては、たとえば下記のものがあげられる。
ルFジグリシジルエーテル、ビスフェノールSジグリシ
ジルエーテル、臭素化ビスフェノールAジグリシジルエ
ーテル、臭素化ビスフェノールFジグリシジルエーテ
ル、臭素化ビスフェノールSジグリシジルエーテル、水
素添加ビスフェノールAジグリシジルエーテル、水素添
加ビスフェノールFジグリシジルエーテル、水素添加ビ
スフェノールSジグリシジルエーテル、ノボラックグリ
シジルエーテル、クレーゾールノボラックグリンジルエ
ーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、ペンタエ
リスリトールジグリシジルエーテル、テトラフェノール
エタンテトラグリシジルエーテルなどがあげられる。
があげられる。
ジグリシジルエステル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシ
ジルエステル、ダイマー酸ジグリシジルエステルなどが
あげられる。
などがあげられる。
げられる。
ルボキシレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチ
ルカルボキシレートなどがあげられる。
混合して使用できる。前記エポキシ樹脂としては軟化温
度が60℃以上のものが好ましいが、他のエポキシ樹脂
や前記ビスフェノール型ジグリシジルエーテル樹脂を混
合することでビヒクル全体の軟化温度が60℃以上にな
るものであればたとえば液状のエポキシ樹脂なども使用
可能である。
い範囲内でエポキシ樹脂以外の他の熱溶融性樹脂を配合
してもよい。このような熱溶融性樹脂としては、たとえ
ばエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−アルキ
ル(メタ)アクリレート共重合樹脂、フェノール樹脂、
スチレン−アクリル共重合樹脂、ポリエステル樹脂、ポ
リアミド樹脂などがあげられる。前記他の熱溶融性樹脂
はビヒクル全量の15%重量以下、なかんづく5重量%
以下で使用するのが好ましい。
性および転写性の点から軟化温度が60〜120℃の範
囲が好ましい。
含有量は、転写性などの点から、40〜95重量%の範
囲が適当である。
ラックをはじめ、各種有機、無機の顔料が使用できる。
顔料のインク層中における含有量は5〜60重量%の範
囲が適当である。
成分の他に、分散剤などを適宜配合することができる。
ビヒクル成分を溶剤に溶解し、さらに顔料、その他の添
加剤を溶解、分散させて塗工液を調製し、この塗工液を
基材上に塗布し、乾燥することによって形成できる。
は、通常0.02〜5.0g/m2、より好ましくは
0.5〜3.0g/m2 が適当である。
レートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィル
ム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリアリレー
トフィルムなどのポリエステルフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム、ポリアミドフィルム、アラミドフィル
ム、ポリエーテルスルホンフィルム、ポリスルホンフィ
ルム、ポリフェニレンスルフィドフィルム、ポリエーテ
ルエーテルケトンフィルム、ポリエーテルイミドフィル
ム、変性ポリフェニレンエーテルフィルム、ポリアセタ
ールフィルム、その他この種のインクリボンの基材用フ
ィルムとして一般に使用されている各種のプラスチック
フィルムが使用できる。またコンデンサーペーパーのよ
うな高密度の薄い紙も使用できる。基材の厚さは通常1
〜10μm程度であり、熱拡散を小さくして解像度を高
め得る点からは1〜6μmの範囲が好ましい。
インク層との間にワックス層が設けられてなる好ましい
様態の熱転写記録材料において、該ワックス層は、針入
度が1以下であることが好ましく、針入度が該範囲より
大きいと所期の効果が奏されがたくなる。
ス、ポリエチレンワックスなどの1種または2種以上か
らなる混合物があげられる。
ス成分(必要に応じて添加剤と共に)を適宜の溶媒に溶
解(または分散)させて塗工液を調製し、この塗工液を
基材の一方の表面に塗布し、乾燥することによって形成
し得る。
は、通常0.01〜2.0g/m2、より好ましくは
0.1〜1.0g/m2が適当である。
を備えた熱転写プリンターで使用する場合は、基材の背
面(サーマルヘッドに摺接する側の面)にシリコーン樹
脂、フッ素樹脂、ニトロセルロース樹脂、あるいはこれ
らによって変性された、たとえばシリコーン変性ウレタ
ン樹脂、シリコーン変性アクリル樹脂など各種の耐熱性
樹脂、あるいはこれら耐熱性樹脂に滑剤を混合したもの
などからなる、従来から知られているスティック防止層
を設けるのが好ましい。
成するには、熱転写記録材料のインク層を被転写体と重
ね合せ、インク層に像状に熱エネルギーを与える。熱エ
ネルギーを与える熱源としてはサーマルヘッドが一般的
であるが、レーザー光、赤外線フラッシュ、熱ペンなど
公知のものがいずれも使用できる。
合、その表面が曲面である場合などにおいては、熱エネ
ルギーの適用が容易な点から、レーザー光による熱転写
が有利である。
耐熱性のすぐれた印像を与えるので、150℃以上の温
度で加熱処理を受ける被転写体に印像を形成するのに好
適に使用される。被転写体の受ける加熱処理の温度が高
すぎると、ビヒクル成分が分解し、印像としての形態が
消失される傾向にあるので、被転写体の受ける加熱処理
の温度は280℃程度以下であるのが好ましい。
成する場合、目的とする被転写体に直接印像を形成して
もよいが、予めシート状の被転写体(受像体)に印像を
形成したのち、この受像体を目的とする被転写体に耐熱
性接着剤などの適宜の手段で貼付してもよい。
熱性シート状物が使用できるが、本出願人が先に出願し
た特願平6−141996号に開示されているものが好
ましく使用される。このものは、基材の片面に、白色顔
料と有機バインダーを必須成分とする受像層が設けら
れ、他面に耐熱性粘着層が設けられた受像体であって、
前記有機バインダーがフェノキシ樹脂、またはフェノキ
シ樹脂と飽和ポリエステル樹脂とからなるものである。
その他、ポリイミドなどの耐熱性樹脂のシート状物、ガ
ラス繊維やセラミック繊維の布状物、これに耐熱性樹脂
を塗布あるいは含浸させたもの、ガラスやセラミックス
のシート状物、金属のシート状物などがあげられる。
剤性のすぐれた印像を与えるので、被転写体が、プリン
ト配線板など製造工程において、半導体など検査工程に
おいて、150〜280℃程度の高温で加熱処理を受け
るものに印像を形成するのに好適に使用される。
チレンテレフタレートフィルムの片面にシリコーン樹脂
からなる塗布量0.25g/m2 のスティック防止層を
形成し、その反対側に表1に示されるインク塗工液を塗
布し、乾燥して、塗布量2g/m2 の熱溶融性インク層
を形成して熱転写記録材料を得た。
また前記各熱転写記録材料を用いて印字を行ない、得ら
れた印像について耐溶剤性、耐スクラッチ性および転写
性を評価した。印字は熱転写方式バーコードプリンター
((株)テック製B−30バードプリンタ)を使用し、
つぎの条件で行なった。
電子天秤で秤量し、熱オーブン中で250℃で1時間加
熱処理したのち重量を測定し、次式で示されるインク残
分率(%)を求め、耐熱性を評価した。残分率が80重
量%以上であれば、実用上問題がない。
/加熱処理前の重量)×100 (耐溶剤性)受像体として、アルミニウム蒸着ポリエチ
レンテレフタレートフィルムのアルミニウム蒸着側に粘
着層を形成したものを用い、ポリエチレンテレフタレー
トフィルムの表面に形成した印像(チェッカーフラッグ
パターン)を、表2に示される各溶剤を滲み込ませた綿
棒で10回擦り、下記の基準で評価した。 評価基準 A…印像が全くとれない。 B…印像がほとんどとれない。 C…印像が少しとれる。 D…印像がかなりとれる。 評価値A、Bは実用域内である。
性試験の場合と同じものを用い、得られた印像(チェッ
カーフラッグパターン)を下記の耐スクラッチ試験に供
し、下記の基準で評価した。 試験条件 試験機:(株)安田精機製作所製ラブテスター 摩擦材:砂消しゴム 往復回数:10回 評価基準 A…印像に全く変化なし。 B…印像にほとんど変化なし。 C…印像がかなりとれる。 D…印像がとれて消失する。 評価値A、Bは実用域内である。
ポリイミドフィルムの片面に、シリコーン樹脂系粘着剤
層を形成し、その反対側に下記組成の白色コーティング
層(塗布量28g/m2 )を形成したものを用いた。
カーフラッグパターン)のベタ印字部の反射光学濃度
(OD値)を反射濃度測定装置(マクベスRD914)
で測定し、転写性を評価した。OD値が0.8以上であ
れば、実用上問題ない。
タレートフィルム表面(スティック防止層の反対側)に
表1に示されるワックス塗工液を塗布し、乾燥して、塗
布量0.4g/m2 のワックス層を形成し、続いてワッ
クス層上に実施例1と同じ処方のインク塗工液を塗布
し、乾燥して、塗布量2g/m2 の熱溶融性インク層を
形成して熱転写記録材料をえた。前記各熱転写記録材料
を用いて、実施例1と同じ方法によって、耐スクラッチ
性、耐トルエン性の評価をした。なお、ワックス層針入
度は前記のとおりJIS K 2235記載の針入度測
定方法により、25℃の条件下にて測定した。
ス層を設けた実施例7〜8では実施例1にくらべて耐ス
クラッチ性および耐トルエン性がより向上された。一方
比較例4では、ワックス層を設けたために、かえって耐
スクラッチ性および耐トルエン性が悪くなった。これ
は、前記ワックス層の針入度が1を超えるため(針入度
12)、熱転写時の熱により該ワックスが該エポキシ樹
脂インクを可塑化したためと推定される。
料とからなる熱溶融性インク層が設けられてなる熱転写
記録材料において、ビヒクルの85重量%以上がエポキ
シ樹脂からなり、該エポキシ樹脂中に前記ビスフェノー
ル型ジグリシジルエーテル樹脂を50重量%以上含有さ
せることによって、顔料分散性がよく転写性がすぐれ鮮
明な印像が得られ、かつ得られた印像が150〜280
℃程度の高温に耐え、耐ケロシン性、耐ガソリン性、耐
エタノール性、耐トルエン性、耐四塩化炭素性などの耐
溶剤性が良好である耐熱性耐溶剤性熱転写記録材料を得
ることができる。
%以上含有させることが好ましく、この場合得られた印
像の耐熱性、耐溶剤性および耐スクラッチ性がさらに向
上する。
溶融性インク層との間に前記ワックス層として針入度が
1以下であるワックスを用いることによって、さらに耐
トルエン性および耐スクラッチ性が優れた熱性耐溶剤性
熱転写記録材料を得ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 基材上にビヒクルと顔料とからなる熱溶
融性インク層が設けられてなる熱転写記録材料におい
て、前記ビヒクルの85重量%以上がエポキシ樹脂から
なり、該エポキシ樹脂中にビスフェノール型ジグリシジ
ルエーテル樹脂が50重量%以上含有されており、該ビ
スフェノール型ジグリシジルエーテル樹脂がビスフェノ
ール骨格としてビスフェノールF骨格およびビスフェノ
ールS骨格を共に有するものであることを特徴とする耐
熱性耐溶剤性熱転写記録材料。 - 【請求項2】 前記基材と前記熱溶融性インク層との間
にワックス層が設けられ、該ワックス層の針入度が1以
下であることを特徴とする請求項1記載の耐熱性耐溶剤
性熱転写記録材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32236594A JP3532643B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 耐熱性耐溶剤性熱転写記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32236594A JP3532643B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 耐熱性耐溶剤性熱転写記録材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08175022A true JPH08175022A (ja) | 1996-07-09 |
| JP3532643B2 JP3532643B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=18142835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32236594A Expired - Lifetime JP3532643B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 耐熱性耐溶剤性熱転写記録材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3532643B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09104175A (ja) * | 1995-10-11 | 1997-04-22 | Fujicopian Co Ltd | 熱転写記録材料 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP32236594A patent/JP3532643B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09104175A (ja) * | 1995-10-11 | 1997-04-22 | Fujicopian Co Ltd | 熱転写記録材料 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3532643B2 (ja) | 2004-05-31 |
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