JPH08175346A - 車両用ペダル装置 - Google Patents
車両用ペダル装置Info
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- JPH08175346A JPH08175346A JP6326551A JP32655194A JPH08175346A JP H08175346 A JPH08175346 A JP H08175346A JP 6326551 A JP6326551 A JP 6326551A JP 32655194 A JP32655194 A JP 32655194A JP H08175346 A JPH08175346 A JP H08175346A
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- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
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Abstract
ペダルブラケットの車両外力作用時における変形を利用
してそれのペダルパッド部を変位させることにより、ペ
ダルパッド部を踏んでいる運転者の足の膝部がステアリ
ング操作装置から遠ざかるようにする。 【構成】ブレーキペダル装置26を真上から見た図に示
すように、ペダルブラケット28における各側板38に
低剛性部としてのビード60を非対称に形成することに
より、ペダルブラケット28が車両外力作用時に、一対
の側板38に支持されるペダルボス部37が点PAを中
心に図において反時計方向に回動するように変形するも
のとする。この回動によりペダルパッド部42の踏面が
ステアリング中心線CLSから遠ざかる方向を向き、ペ
ダルパッド部42を踏んでいる運転者の足の膝部がステ
アリング操作装置から遠ざかる。
Description
作するペダルを回動可能に支持する車両用ペダル装置に
関するものであり、特に、車両外力作用時に運転者の脚
部がステアリング操作装置に接触することを軽減する技
術に関するものである。
リング操作装置が配置される。そのため、車両にその前
方から外力が作用する車両外力作用時には、運転者はそ
の慣性によって車両前方に移動し、運転者の脚部がステ
アリング操作装置に接近し、場合によっては接触する。
このような脚部接触を軽減する対策が既にいくつか提案
されている。例えば、シートベルトにより運転者自体を
拘束して運転者の前方移動を抑制する対策や、ステアリ
ング操作装置にニープロテクタ装置を設け、運転者の膝
がステアリング操作装置に接触することを直接に軽減す
る対策などがそれである。ニープロテクタ装置の一従来
例は特開平1−73464号公報に記載されている。
を軽減するための研究を行い、その結果、車両外力作用
時に脚部の移動軌跡を脚部がステアリング操作装置から
遠ざかるように制御する対策もまた、脚部接触の軽減に
有効であることに気が付いた。さらに、そのような脚部
の移動軌跡の制御はペダルを利用すれば実現可能である
ことにも気が付いた。
は、ペダルを利用して脚部の移動軌跡を適正化するとい
う、脚部接触を軽減する別の対策を提供することを課題
としてなされたものである。
の一実施態様であって、ペダルパッド部の回転変位によ
って脚部接触を軽減するものを提供することを課題とし
てなされたものである。
の別の実施態様であって、ペダルパッド部の直線変位に
よって脚部接触を軽減するものを提供することを課題と
してなされたものである。
3の発明のいずれかの一実施態様であって、車両外力作
用に伴うペダルブラケットの変形を利用して脚部接触を
軽減するものを提供することを課題としてなされたもの
である。
3の発明のいずれかの別の実施態様であって、ペダルパ
ッド部の変位時期を自由に制御可能として膝部接触を軽
減するものを提供することを課題としてなされたもので
ある。
るために、請求項1の発明は、車室内においてステアリ
ング操作装置の下部に近接して設けられ、(a) 車体に取
り付けられるペダルブラケットと、(b) そのペダルブラ
ケットに回動可能に支持され、先端部に運転者の足で踏
まれるペダルパッド部が形成されたペダルとを有する車
両用ペダル装置において、車両にその前方から外力が作
用する車両外力作用時に、ペダルパッド部を運転者のそ
のペダルパッド部を踏んでいる足の膝部がステアリング
操作装置から遠ざかる向きに変位させるペダルパッド部
変位機構を設けたことを特徴とする。
えば、車体としての、エンジンルームと車室(客室とも
いう)とを仕切るダッシュパネルに直接に取り付けられ
たものとすることができる。「ペダルブラケット」の別
の態様は、車体に取り付けられた別の部材、例えば、ダ
ッシュパネルに取り付けられたカウルトップに取り付け
られたものとすることができる。「ペダルブラケット」
のさらに別の態様は、ダッシュパネルに取り付けられた
ブレーキブースタのハウジングを介して間接にダッシュ
パネルに取り付けられたものとすることができる。
って操作されるブレーキペダルとクラッチペダルとのい
ずれかまたは双方を選ぶことができる。
て、前記ペダルパッド部変位機構を、ペダルパッド部の
変位を回転変位として行う回転変位型としたことを特徴
とする。
て、前記ペダルパッド部変位機構を、ペダルパッド部の
変位を直線変位として行う直線変位型としたことを特徴
とする。
において、前記ペダルブラケットを、少なくとも車両外
力作用時には、車体のうち車両外力作用に伴って距離が
変化する2つの部位にそれぞれ係合させられるものとす
るとともに、前記ペダルパッド部変位機構を、車両外力
作用時に2つの部位間の距離が変化することに伴うペダ
ルブラケットの変形を利用してペダル全体を変位させる
ことによってペダルパッド部の変位を行う全体変位型と
したことを特徴とする。
えば、車両前後方向に延び、それの前端部は、車体のう
ち車両外力作用に伴って車両後方に変位する変位部材に
取り付けられ、それの後端部は少なくとも車両外力作用
時には、車両外力作用時に変位部材ほどには車両後方に
変位しない固定部材に係合させられるものとすることが
できる。すなわち、この態様においては、変位部材が前
記2つの部位の一方に相当し、固定部材が2つの部位の
他方に相当するのである。
ュパネル、ダッシュパネルの上端部に取り付けられて車
両外力作用時にそのダッシュパネルとほぼ一体的に変位
するカウルトップや、ダッシュパネルに取り付けられて
それと一体的に変位するブレーキブースタのハウジング
を選ぶことができる。
パネルの上端部に取り付けられて車両外力作用時にほぼ
位置固定のカウルトップや、車両左右方向に延び、両端
部をそのほぼ位置固定のカウルトップの両端部によって
支持されたインパネリンフォースまたはステアリング支
持メンバや、それらカウルトップ,インパネリンフォー
ス等に取り付けられ、ステアリングコラムを支持するコ
ラムブラケットを選ぶことができる。
えば、それの後端部が固定部材に取り付けられていてそ
の後端部が常時固定部材に係合する形式とすることがで
きる。「ペダルブラケット」の別の態様は、それの後端
部が、常には固定部材にすきまを隔てて対向させられて
いるが、車両外力作用によってペダルブラケットが車両
後方に変位したときには、固定部材に係合する形式とす
ることができる。
において、前記ペダルパッド部変位機構を、外力センサ
が車両外力作用を検出することに応じて処理装置が駆動
装置を作動させ、その駆動装置により、ペダルに相対変
位可能に連結されたペダルパッド部のみを変位させるこ
とによってペダルパッド部の変位を行う部分変位型とし
たことを特徴とする。
度に基づいて車両外力作用を検出する形式(例えば、カ
ンチレバー式,ボール式,ローラ式等)とすることがで
きる。
理装置によって作動させられる点火装置(例えば、フィ
ラメント,点火剤等から成る)と、点火装置によってガ
ス(例えば、窒素ガス)を発生させるガス発生源と、発
生したガスによって作動させられるアクチュエータ(例
えば、エアモータ)と、そのアクチュエータの運動をペ
ダルパッド部に伝達する運動伝達機構とを含むインフレ
ータ式とすることができる。「駆動装置」の別の態様
は、処理装置によって作動させられる電気モータとその
電気モータの運動をペダルパッド部に伝達する運動伝達
機構とを含む電気式とすることができる。
みを踏み込んでいるか、ブレーキペダルとクラッチペダ
ルとの双方を同時に踏み込んでいる場合が多い。すなわ
ち、車両外力作用はペダルパッド部から運転者の足に力
が作用する状態で起こることが多いのである。したがっ
て、そのようなペダルパッド部と足との間での力の作用
状態に着目して車両外力作用時にペダルパッド部を変位
させれば、脚部接触の軽減に有効な力またはモーメント
を運転者の脚部に作用させることが可能となる。
に係る車両用ペダル装置においては、車両外力作用時に
ペダルパッド部変位機構がペダルを変位させ、運転者の
そのペダルパッド部を踏んでいる足にそれの膝部がステ
アリング操作装置から遠ざかる向きの力またはモーメン
トを作用させる。
2の発明であり、この発明に係る車両用ペダル装置にお
いては、前記ペダルパッド部変位機構が、ペダルパッド
部の回転変位によって運転者のそのペダルパッドを踏ん
でいる足にそれの膝部がステアリング操作装置から遠ざ
かる向きの力またはモーメントを作用させる。
位機構」の一態様は例えば、車両外力作用時にペダル回
動支持点を通過する垂直線またはペダルパッド部の踏面
中心点を通過する垂直線の回りにペダル全体を、ペダル
パッド部の踏面がステアリング操作装置から遠ざかる方
向を向くように回動させ、そのペダルパッド部を踏んで
いる足に脚部が開いて膝部がステアリング操作装置から
遠ざかる向きのモーメントを作用させる態様(ペダルパ
ッド部を水平面内で回転させる形式)とすることができ
る。
の別の態様は、車両外力作用時にペダルパッド部の踏面
に対する法線の回りにペダル全体またはペダルパッド部
のみを、ペダルパッド部を踏み込んでいる足の爪先がス
テアリング操作装置から遠ざかる側を向くように回動さ
せ、そのペダルパッド部を踏んでいる足に脚部が開いて
膝部がステアリング操作装置から遠ざかる向きのモーメ
ントを作用させる態様(ペダルパッド部をペダル踏面法
線を中心として回転させる形式)とすることができる。
の発明であり、この発明に係る車両用ペダル装置におい
ては、前記ペダルパッド部変位機構が、車両外力作用時
にペダルパッド部の直線変位によって運転者のそのペダ
ルパッド部を踏んでいる足にそれの膝部がステアリング
操作装置から遠ざかる向きの力またはモーメントを作用
させる。
位機構」の一態様は例えば、ペダルパッド部を車両左右
方向のうちステアリング操作装置から遠ざかる向きに直
線変位させる態様としたり、ペダルパッドを車両前方向
に直線変位させる態様としたり、ペダルパッド部を車両
下方向に直線変位させる態様とすることができる。
おいては、前記ペダルブラケットが、少なくとも車両外
力作用時に、車体のうち車両外力作用時に距離が変化す
る2つの部位にそれぞれ係合させられるものとされてお
り、前記ペダルパッド部変位機構が、車両外力作用時に
前記2つの部材の距離が変化することに伴うペダルブラ
ケットの変形を利用してペダル全体を変位させ、これに
よってペダルパッド部の変位を行う。車両外力作用時に
おけるペダルブラケットの変形特性を適正化してペダル
全体を適正に変位させるのである。
置においては、ペダルブラケットの変形を利用してペダ
ルが変位させられ、車両外力作用とペダルパッド部変位
とがペダルブラケット変形という機械的な物理現象によ
って相互に関連させられるため、車両外力作用とペダル
パッド部変位との間における時期的な関係を自由に設定
することが比較的困難となる。そこで、請求項5の発明
に係る車両用ペダル装置においては、前記ペダルパッド
部変位機構が、外力センサが車両外力作用を検出するこ
とに応じて処理装置が駆動装置を作動させ、ペダルに相
対変位可能に連結されたペダルパッド部のみを変位さ
せ、これによってペダルパッド部の変位を行うものとさ
れている。ペダルパッド部の変位をペダルブラケット変
形とは無関係なものとし、ペダルパッド部の変位時期を
自由に制御可能としたのである。
1〜5の各発明によれば、車両外力作用時に運転者の膝
部,脛部,大腿部等から成る脚部がステアリング操作装
置に接触することを軽減する別の対策が提供されるた
め、例えば、その対策を既存の対策と共に使用すれば、
脚部接触が一層軽減され、車両の安全性が一層向上する
こととなる。
ラケットの変形を利用してペダルパッド部を変位させる
から、ペダルパッド部の変位を安価に実現できる。ま
た、請求項5の発明によれば、ペダルブラケットの変形
とは無関係にペダルパッド部を変位させ得るから、ペダ
ルパッド部の変位時期を自由に制御可能となり、車両外
力作用時における脚部接触を確実に軽減することが可能
となる。
施例に基づいて具体的に説明する。図1に示す実施例
は、車両外力作用時にペダルブラケットの変形を利用し
てペダルパッド部を水平面内で回転させる形式の車両用
ペダル装置である。
転操作されるステアリングホイールを示している。ステ
アリングホイール10はステアリングコラム12により
エンジンルーム14内のステアリング機構(図示省略)
に連携させられている。ステアリングコラム12は、ス
テアリングホイール10と一体的に回転するステアリン
グシャフトが非回転部材としての外筒に挿通されて構成
されている。ステアリングコラム12はエンジンルーム
14内から車両の斜め上後方に向かって延び出し、エン
ジンルーム14と車室15とを仕切るダッシュパネル1
6を貫通して運転席に臨まされている。ステアリングコ
ラム12のうちステアリングホイール10との連結部近
傍はその外側から合成樹脂製のステアリングコラムカバ
ー20でカバーされている。すなわち、ステアリングホ
イール10,ステアリングコラム12およびステアリン
グコラムカバー20によってステアリング操作装置22
が構成されているのである。
2の下部に近接して車両用ペダル装置としてのブレーキ
ペダル装置26が配置されている。ブレーキペダル装置
26はペダルブラケット28にブレーキペダル30が回
動可能に支持されて構成されている。ペダルブラケット
28は車両前後方向に延びる形状を成し、それの前端部
がダッシュパネル16に取り付けられている。ダッシュ
パネル16の上端部には、中空断面で車両左右方向に延
びるカウルトップ(図示省略)が取り付けられており、
それの両端部に、車両左右方向に延びるパイプ製のイン
パネリンフォース(計器盤の補強部材)34の両端部が
それぞれ取り付けられている。そのインパネリンフォー
ス34のほぼ中間部におけるある位置に前記ペダルブラ
ケット28の後端部が取り付けられている。ダッシュパ
ネル16は車両外力作用時に車両後方に変位するが、イ
ンパネリンフォース34はほとんど変位しない。すなわ
ち、本実施例においては、ペダルブラケット28は変位
部材としてのダッシュパネル16と固定部材としてのイ
ンパネリンフォース34とに跨がって取り付けられてい
るのである。
ダルブラケット28の後端部がインパネリンフォース3
4に取り付けられ、結局、インパネリンフォース34が
ペダルブラケット28を介してダッシュパネル16に取
り付けられることになる。したがって、ペダルブラケッ
ト28の後端部を前記カウルトップに取り付け、インパ
ネリンフォース34には取り付けない場合に比較し、イ
ンパネリンフォース34のステアリング支持剛性が向上
する。その結果、ステアリング操作装置22のシェーク
共振周波数を高めることができ、インパネリンフォース
34の小形化,別物インパネリンフォース補強ステーの
廃止,ステアリングシェークダンパ廃止等による軽量化
および低コスト化が可能となる。
36を有し、それの基端部にペダルボス部37が形成さ
れている。ペダルボス部37は車両左右方向に延びる貫
通穴を備えている。ペダルブラケット28の一対の側板
38を車両左右方向に貫通する段付ボルト39がペダル
ボス部37の貫通穴に合成樹脂製のブッシュ(図示省
略)を介して回転可能に挿通されている。これにより、
ブレーキペダル30がペダルブラケット28に回動可能
に支持されている。ブレーキペダル30はまた、リター
ンスプリング(図示省略)によってペダルブラケット2
8と連携されており、ブレーキペダル30をペダルブラ
ケット28に固定のストッパ40(非作用位置を規定す
る)に向かって常時付勢している。
ッド部42が形成されている。ペダルパッド部42は運
転者の足で踏まれるものであり、その踏面の中心点PC
を通過して車両前後方向に延びる直線が、図3の平面図
に示すように、ステアリングコラム12の中心線である
ステアリング中心線(図において「CLS」で表す)に
対し、運転席から見て右側に位置するようにされてい
る。
レーキペダル30がリターンスプリングの弾性力に抗し
て図1において時計方向に回動させられる。ダッシュパ
ネル16にはまた、ブレーキブースタ46も取り付けら
れている。ブレーキブースタ46はエンジンルーム14
内においてブレーキペダル30に対向する位置に配置さ
れている。ブレーキブースタ46の前端部にはブレーキ
マスタシリンダ48が取り付けられている。ブレーキブ
ースタ46の後端部から車両後方にプッシュロッド50
が延び出し、ブレーキペダル30の回動支点である基端
部と力点であるペダルパッド部42とのほぼ中間に位置
する作用点においてブレーキペダル30と連携されてい
る。ブレーキペダル30が踏み込まれればそれに作用さ
せられた踏力がブレーキペダル30自体の倍力率(すな
わち、ペダル比γ)で倍力された後、さらにブレーキブ
ースタ46によって倍力されてブレーキマスタシリンダ
48に伝達される。それに基づいてブレーキマスタシリ
ンダ48は互いに独立した2個の加圧室に互いに等しい
高さの液圧をそれぞれ機械的に発生させる。
み込んでいる運転者の脚部とステアリング操作装置22
との三者間の相対位置関係であって車両横方向から見た
場合のものが示されている。このように、運転者は運転
席に、脚部がステアリングホイール10およびステアリ
ングコラムカバー20に接近する状態で着座させられる
のである。
用時には、ペダルブラケット28の変形を利用してブレ
ーキペダル30全体を、ブレーキペダル30の回動支持
部を中心とし、水平面内において、ペダルパッド部42
の踏面(以下、単に「ペダル踏面」と略称する)の法線
方向がステアリング操作装置22から遠ざかる向きに回
動させる。これにより、ペダルパッド部42を踏んでい
る足の膝部がステアリングホイール10等から遠ざけら
れる。
回動を実現するため、本実施例においては、ペダルブラ
ケット28の形状が次のようなものとされている。すな
わち、ペダルブラケット28は、それの平面図である図
3に示すように、各々車両前後方向に延び、ブレーキペ
ダル30のペダルボス部37を互いに共同して回動可能
に支持する一対の側板38を有するものとされている。
それら一対の側板38の前端部はダッシュパネル16に
取り付けられるべきダッシュパネル取付部52、後端部
は一対の側板38を互いに連結するとともにインパネリ
ンフォース34に取り付けられるべきインパネリンフォ
ース取付部54とされている。それら一対の側板38,
ダッシュパネル取付部52およびインパネリンフォース
取付部54は1枚の鋼板によって互いに一体的に形成さ
れている。
板38のうちステアリング中心線から遠い方の側板38
については、ダッシュパネル取付部52とペダルボス部
取付部56との間の部分に低剛性部としてのビード60
が設けられ、一方、ステアリング中心線に近い方の側板
38については、ペダルボス部取付部56とインパネリ
ンフォース取付部54との間の部分に低剛性部としての
ビード60が設けられている。ここに、「低剛性部」と
は、各側板38を車両前後方向に延びる垂直面内におい
て折り曲げる際の剛性である曲げ剛性が局部的に低い部
分を意味し、また、「ビード」とは、板状断面が平坦で
ない部分を意味する。ステアリング中心線から遠い方の
側板38のビード60と近い方の側板38のビード60
とはともに車両上下方向、すなわち、車両外力作用時に
各側板38に作用する力の作用方向にほぼ直角な方向に
延びている。
グ中心線から遠い方の側板38は、ペダルボス部取付部
56とインパネリンフォース取付部54との間の部分で
は座屈し難くされ、ペダルボス部取付部56とダッシュ
パネル取付部52との間の部分では座屈し易くされる一
方、近い方の側板38は、ペダルボス部取付部56とイ
ンパネリンフォース取付部54との間の部分では座屈し
易くされ、ペダルボス部取付部56とダッシュパネル取
付部52との間の部分では座屈し難くされているのであ
る。
を有するため、車両外力作用時にダッシュパネル16が
ほぼ位置固定のインパネリンフォース34に対して接近
すると、ステアリング中心線から遠い方の側板38は、
ペダルボス部取付部56とインパネリンフォース取付部
54との間の部分では座屈しないから、その遠い方の側
板38におけるペダルボス部取付点PAは車両後方に変
位しない。これに対し、近い方の側板38は、ペダルボ
ス部取付部56とインパネリンフォース取付部54との
間の部分ではビード60の存在によって座屈し、その近
い方の側板38におけるペダルボス部取付点PBが他方
のペダルボス部取付点PAを中心とし、水平面内におい
て、インパネリンフォース34に接近する向き、すなわ
ち、図において反時計方向に回動する。ペダルボス部取
付点PBが図においてPB’に回転変位するのである。
そのようなビード60の非対称配置に基づくペダルブラ
ケット28の非対称変形に伴ってブレーキペダル30が
水平面内において回動し、その結果、ペダル踏面中心点
PCがPC’に回転変位する。さらに、ペダル踏面も回
動し、ペダル踏面中心点PC’から延びる法線がそのP
C’を通過して車両前後方向に延びる直線に対して傾斜
し、ペダル踏面回転角がθとなる。
から遠い方の側板38におけるビード60の幅x1 と、
近い方の側板38におけるビード60の幅x2 とが互い
に等しくされている。したがって、車両外力作用時には
ダッシュパネル16が、一対の側板38を座屈によって
互いに同じ長さだけ縮めつつ車両後方に平行に変位させ
られることになる。
ルパッド部42の後退および左方向への変位を生じさせ
る。そして、それら後退および左方向変位はともに、ペ
ダルパッド部42を踏んでいる足の膝部をステアリング
ホイール10等に接近させる傾向を生じさせる。しか
し、ブレーキペダル30の水平面内回動はペダルパッド
部42の自転をも生じさせる。ここに、「自転」とは、
ペダルパッド部42がペダル踏面中心点PCを通過する
垂直線の回りに回転することを意味する。この自転によ
り、膝部のステアリングホイール10等への接近が抑制
される。以下、ペダルパッド部42の変位と脚部の挙動
との関係を図4および図5を用いて具体的に説明する。
して示され、左側下部には側面図が(b) として示され、
右側には背面図が(c) として示されている。また、同図
における各記号はそれぞれ次のことを表している。 CLW :ステアリングホイール10の各断面の中心点
をつないだ閉曲線 CLS :ステアリングコラム12の中心線 CLP :ペダルボス部37の回転中心線(すなわち、
ブレーキペダル30の回動中心線) PC :ペダル踏面中心点(「’」を付さないことに
よって車両外力作用前におけるペダル踏面中心点、付す
ることによって車両外力作用後におけるペダル踏面中心
点を表す。他のパラメータについても同じ) A.P.:足首関節点 K.P.:膝関節点 〜 :車両外力作用後における膝関節点K.P.’
の3つの例 H.P.:股関節点 また、図5において、「FP」は踏力、「FP1 」はペ
ダル踏面法線方向成分、「FP2 」はペダル踏面接線方
向成分をそれぞれ示している。
5の(b) に示すように、ペダル踏面が足の裏面に対して
傾斜する。その結果、ペダル踏面から足に抗力Nが偏心
して作用させられ、ペダル踏面の自転方向と同じ向きの
モーメントMが足に作用させられる。一方、足部と脛部
との屈曲は、足の爪先から足首関節点A.P.に向かう
足部ベクトルとその足首関節点A.P.から膝関節点
K.P.に向かう脛部ベクトルとを同時に含む一平面内
においては容易に行われるが、その平面と交差する方向
における屈曲は制限される。したがって、足にモーメン
トMが作用させられると、その足の脚部が他方の足の脚
部から離れる方向、すなわち、ペダルパッド部42を踏
んでいる足の膝部がステアリング操作装置22から遠ざ
かる向きの力が作用させられ、その結果、脛部ベクトル
がステアリング操作装置22から遠ざかる向きとなる。
外向きに押し出され、足首関節点A.P.が図4の(a)
および(c) に示すように、車両右方向に変位する。その
車両右方向変位に伴って脛部および大腿部も車両右方向
に変位し、その結果、膝関節点K.P.も図4の(a) お
よび(c) に示すように、車両右方向に変位し、ステアリ
ングホイール10等から遠ざかる。図4の(a) および
(b) には、膝関節点K.P.の変位位置の例が3つ示さ
れ、〜で表されている。
車両外力作用前後の状態をそれぞれ説明するための図が
示されている。図に示されているペダルブラケットはペ
ダルブラケット28と形状が完全に一致はしないが、基
本的な形状は共通するため、ペダルブラケット28の変
形特性は同図に示すペダルブラケットとほぼ共通なもの
となる。
両外力作用の際にペダルブラケット28が吸収し得る運
動エネルギを極力多くすることをも目的として低剛性部
がステアリング中心線から遠い方の側板38にも形成さ
れているが、ブレーキペダル30の水平面内での回動の
み目的とする場合にはステアリング中心線に近い方の側
板38にのみ低剛性部を形成すれば足りる。ただし、ス
テアリング中心線から遠い方の側板38におけるビード
60を省略した場合には、ダッシュパネル16が車両後
方に平行にではなく車両前後方向に対して傾斜して変位
させられることとなる。
0を水平面内で回動させる形式のペダルブラケットの一
例を説明したが、その形式のペダルブラケットは他の形
状を採用することができる。以下、それのいくつかを例
示する。
対の側板102がペダルボス部37に対応する位置にお
いてのみ存在する上板104によって互いに連結されて
構成されている。一対の側板102のうちステアリング
中心線から遠い方の側板102(図において上側の側
板)については、ダッシュパネル取付部106とペダル
ボス部取付部108との間の部分において、車両上下方
向に延びる1本のビード110が形成され、一方、ステ
アリング中心線に近い方の側板102(図において下側
の側板)については、ペダルボス部取付部108とイン
パネリンフォース取付部112との間の部分において、
車両上下方向に延びる1本のビード110が形成されて
いる。一対の側板102,上板104およびインパネリ
ンフォース取付部112は1枚の鋼板によって互いに一
体的に形成されている。
ード110が各低剛性部(すなわち、変位許容部または
座屈誘発部)を構成しているのである。なお、このペダ
ルブラケット100によれば、図3に示すペダルブラケ
ット28に対し、上板104の存在により、ペダルボス
部37の支持剛性が向上するという効果が得られる。
7に示すペダルブラケット100と同様に、一対の側板
122と上板124とを有し、一対の側板122のう
ち、ステアリング中心線から遠い方の側板122(図に
おいて上側の側板)については、ダッシュパネル取付部
126とペダルボス部取付部128との間の部分におい
て、車両上下方向に延びる1本のビード130が形成さ
れている。しかし、図7に示すペダルブラケット100
と異なり、ステアリング中心線に近い方の側板122
(図において下側の側板)については、ペダルボス部取
付部128とインパネリンフォース取付部132との間
の部分において、側板122が存在せず、側板122が
インパネリンフォース34に直接には係合しない。すな
わち、ステアリング中心線に近い方の側板122につい
ては、ペダルボス部取付部128とインパネリンフォー
ス取付部132との間の部分における曲げ剛性の低下
が、側板122の後端部をインパネリンフォース34に
直接には係合させないことによって実現されているので
ある。
リング中心線から遠い方の側板122については、ペダ
ルボス部取付部128とインパネリンフォース取付部1
32との間の部分では座屈しないでダッシュパネル取付
部126とペダルボス部取付部128との間の部分で座
屈し、一方、ステアリング中心線に近い方の側板122
については、ダッシュパネル取付部126とペダルボス
部取付部128との間の部分で座屈しないが、上板12
4のうちインパネリンフォース取付部132の近傍部に
おいて座屈して押し曲げられるために、その側板122
の後端部がインパネリンフォース34に接近する。その
結果、ブレーキペダル30は、ステアリング中心線から
遠い方の側板122とペダルボス部37との取付点PA
を中心に、図において反時計方向に回動させられること
になる。このとき、ダッシュパネル16はほぼ平行に車
両後方に変位させられる。
ング中心線から遠い方の側板122については、1本の
ビード110が低剛性部を構成し、一方、ステアリング
中心線に近い方の側板122については、その後端部が
車両外力作用前にはインパネリンフォース34にすきま
を隔てて対向し、車両外力作用後には車両後方に変位す
ることを可能にした構造としたことが低剛性手段構成し
ているのである。したがって、このペダルブラケット1
20によれば、図3に示すペダルブラケット28に対
し、小形化を容易に図り得るという効果が得られる。
対の側板142が水平面を有する上板144により互い
に連結されて構成されている。それら一対の側板142
および上板144は1枚の鋼板によって互いに一体的に
形成されている。一対の側板142のうちステアリング
中心線から遠い方の側板142(図において上側の側
板)については、ダッシュパネル取付部144とペダル
ボス部取付部146との間の部分において、各々車両上
下方向に延びる3本のビード148が形成され、一方、
ステアリング中心線に近い方の側板142(図において
下側の側板)については、ペダルボス部取付部146と
インパネリンフォース取付部150との間の部分におい
て、各々車両上下方向に延びる3本のビード148が形
成されている。各側板142に形成された3本のビード
148のうち最も離れた2本のビード148の距離は、
ステアリング中心線から遠い方の側板142については
x1、近い方の側板142についてはx2 とされてい
て、車両外力作用時には、ステアリング中心線から遠い
方の側板142についてはx1 、ステアリング中心線に
近い方の側板142についてはx2 の距離だけ、ビード
148の座屈によって縮められる。
た場合に、一群を成す3本のビード148のうち最も離
れた2本のビード148を結ぶ直線を底辺とするほぼ正
三角形状の穴152が形成されている。3本のビード1
48の座屈に伴って上板144が容易に変形するように
するためである。
す3本のビード148と1個の穴152とが互いに共同
して各低剛性部を構成しているのである。なお、このペ
ダルブラケット140によれば、図3に示すペダルブラ
ケット28に対し、上板144の存在により、ペダルボ
ス部37の支持剛性が向上し、さらに、ステアリング支
持剛性も向上するという効果が得られる。なお、上板1
04に代えて下板を用いてペダルブラケットを構成する
ことも可能である。
図9に示すペダルブラケット140と同様に、一対の側
板162と上板164とを有し、一対の側板162のう
ちステアリング中心線から遠い方の側板162(図にお
いて上側の側板)については、ダッシュパネル取付部1
64とペダルボス部取付部166との間の部分におい
て、各々車両上下方向に延びる3本のビード168が形
成され、一方、ステアリング中心線に近い方の側板16
2(図において下側の側板)については、ペダルボス部
取付部166とインパネリンフォース取付部170との
間の部分において、各々車両上下方向に延びる3本のビ
ード168が形成されている。ステアリング中心線から
遠い方の側板162については、それに形成された3本
のビード168の各々の幅x11,x12およびx13の和
が、図9におけるx1 と等しくされ、ステアリング中心
線に近い方の側板142については、それに形成された
3本のビード168の各々の幅x21,x22およびx23の
和が、図9におけるx2 と等しくされている。しかし、
図9に示すペダルブラケット140と異なり、上板16
4には、各側板162の各ビード168の末端から上板
164上の一点に向かって延びる3本のビード172が
形成されていて、ビード168の座屈によって上板16
4が容易に変形するようになっている。すなわち、それ
ら3本のビード172は図9における穴152と同じ機
能を果たすのである。
す3本のビード168とそれに対応する3本のビード1
72とが互いに共同して各低剛性部を構成しているので
ある。そして、このペダルブラケット140によれば、
図9に示すペダルブラケット140に対し、ブレーキペ
ダル支持剛性が向上し、さらに、ステアリング支持剛性
も向上するという効果が得られる。
ブラケットは、マニュアルトランスミッション式の車両
(以下、単に「MT式の車両」という)において使用さ
れるものである。MT式の車両においては、ブレーキペ
ダルがステアリング中心線に対して右側に配置され、ク
ラッチペダルが左側に配置されている。このMT式の車
両においては、ブレーキペダルとクラッチペダルとのそ
れぞれについて個々にペダルブラケットを使用すること
は可能である。しかし、それら図に示すペダルブラケッ
トはいずれも、ブレーキペダルとクラッチペダルとの双
方を回動可能に支持する。したがって、それら図に示す
ペダルブラケットによれば、各ペダルについて個々にペ
ダルブラケットを使用する場合に比較し、小形軽量化を
容易に図り得るという効果が得られる。以下、それらペ
ダルブラケットを個々に説明する。
概念的には、図8に示すペダルブラケット120をステ
アリング中心線に近い方の側板122に関して対称的に
配置したものに相当すると考えることができる。ペダル
ブラケット180は、一対の側板182が上板184に
よって互いに連結され、それら側板182に平行に延び
る中板186が上板184の中央位置に固定されて構成
されている。車両外力作用時には、ステアリング中心線
に対して右側に位置する側板182(図において上側の
側板)も左側に位置する側板182(図において下側の
側板)も、上板184における穴187の存在により、
ダッシュパネル取付部188とペダルボス部取付部19
0との間の部分において座屈し、一方、中板186はイ
ンパネリンフォース34とすきまを隔てて対向していて
車両後方への変位がインパネリンフォース34によって
妨げられない。したがって、車両外力作用時には、ブレ
ーキペダルは、ステアリング中心線に対して右側に位置
する側板182とペダルボス部37との取付点を中心
に、図において反時計方向に回動し、一方、クラッチペ
ダルは、ステアリング中心線に対して左側に位置する側
板182とクラッチペダルのペダルボス部192との取
付点を中心に、図において時計方向に回動し、いずれの
ペダルも、ステアリング操作装置22から遠ざかる向き
に回動することとなる。
4に形成された穴177と、中板186をそれの後端部
が車両外力作用前にはインパネリンフォース34にすき
まを隔てて対向する構造としたこととが各低剛性手段を
構成しているのである。
図11に示すペダルブラケット180と同様に、一対の
側板202と上板204と中板206とを有し、かつ、
中板206がそれの後端部が車両外力作用前にはインパ
ネリンフォース34にすきまを隔てて対向する構造とさ
れている。しかし、図11に示すペダルブラケット18
0と異なり、一対の側板202についてはいずれも、ダ
ッシュパネル取付部208とペダルボス部取付部210
との間の部分において、車両上下方向に延びる1本のビ
ード212が形成されている。さらに、上板204に
は、各側板202のビード212の末端からステアリン
グ中心線に向かって延びるビード214が形成されてい
て、ビード212の座屈によって上板204が簡単に変
形するようになっている。
12および214と、中板206をそれの後端部が車両
外力作用前にはインパネリンフォース34にすきまを隔
てて対向する構造としたこととが各低剛性手段を構成し
ているのである。
ブラケットの各種形状を説明する。ただし、ブレーキペ
ダルのみを回動可能に支持するペダルブラケットについ
て説明する。
概念的には、図8に示すペダルブラケット120に相当
すると考えることができる。すなわち、ペダルブラケッ
ト220は、一対の側板222と上板224とを有し、
かつ、その上板224のうちステアリング中心線から遠
い方の側板222の近傍位置がインパネリンフォース取
付部225とされ、さらに、ステアリング中心線に近い
方の側板222がインパネリンフォース34に係合しな
い構造とされているのである。
0と異なり、ステアリング中心線から遠い方の側板22
2にビードが形成されておらず、その代わりに、上板2
24に低剛性部としての半円穴226が形成されてい
る。半円穴226はステアリング中心線から遠い方の側
板222に偏っており、それの直径がその側板222に
一致させられている。したがって、車両外力作用時に
は、ステアリング中心線から遠い方の側板222が、上
板224における穴226の存在により、ダッシュパネ
ル取付部228とペダルボス部取付部230との間の部
分において座屈しつつ、上板224が、ダッシュパネル
取付部228とペダルボス部取付部230との間の部分
において座屈して折れ曲がる。一方、上板224が、イ
ンパネリンフォース取付部225の近傍部である斜辺部
において座屈して折れ曲がり、その結果、ダッシュパネ
ル16が車両後方に平行移動させられ、それに伴い、ブ
レーキペダル30が、ステアリング中心線から遠い方の
側板222とペダルボス部37との取付点PAを中心
に、図において反時計方向に回動することとなる。
4に形成された半円穴226と、ステアリング中心線に
近い方の側板222をそれの後端部が車両外力作用前に
はインパネリンフォース34にすきまを隔てて対向する
構造としたこととが各低剛性部を構成しているのであ
る。
概念的には、図9に示すペダルブラケット140に相当
するものと考えることができる。一群を成す3本のビー
ド148に代えて、断面が外側に緩やかに湾曲した1本
のビード242が使用され、また、正三角形状の穴15
2に代えて、真円穴244が使用されている。すなわ
ち、ペダルブラケット240において、ビード242と
真円穴244とが各低剛性部を構成しているのである。
以上説明した実施例とは異なり、一対の側板262が互
いに異なる2部材にそれぞれ形成されている。ペダルボ
ス部37の両端部のうちステアリング中心線から遠い方
の端部とインパネリンフォース34とを互いに連結する
第一部材262と、ダッシュパネル16とペダルボス部
37の両端部のうちステアリング中心線に近い方の端部
とを互いに連結する第二部材264とを含むように構成
されているのである。しかし、概念的には、図8および
図13にそれぞれ示すペダルブラケット120および2
20と共通し、第二部材264の側板266(ステアリ
ング中心線に近い方の側板)をインパネリンフォース3
4に直接には係合させない構造として低剛性部を構成す
るものである。ただし、第一部材262の側板268を
ダッシュパネル16に直接には係合させない構造として
他方の低剛性手段を構成する点では相違する。
ブレーキペダル30が車両外力作用時に、ペダルボス部
37の、ステアリング中心線から遠い方の側板への取付
点PAを中心に回動するものとされていたが、それ以外
の点を中心に回動するものとすることができる。以下、
ブレーキペダル30がペダルボス部取付点PA以外の点
を中心に回動する形式のいくつかの実施例を図16〜図
18に基づいて説明する。
図13に示すペダルブラケット220に類似した形状を
有するものとされている。すなわち、図16の(a) に示
すように、一対の側板282が上板284によって互い
に連結され、その上板284に、ステアリング中心線か
ら遠い方の側板282に直径が一致する半円穴285が
形成され、さらに、ダッシュパネル取付部286,ペダ
ルボス部取付部288およびインパネリンフォース取付
部290が形成されているのである。
の(b) に示すように、ステアリング中心線から遠い方の
側板282は半円穴285の半径と一致する部分におい
て座屈して外側に局部的に湾曲し、やがてひだ状に折れ
曲がる。しかし、ペダルブラケット280が半円穴28
5によって仕切られた2部分のうちインパネリンフォー
ス34に取り付けられる部分がそのインパネリンフォー
ス34との取付点PDを中心に水平面内において回動す
る。インパネリンフォース取付点PDは、一対の側板2
82の中心線上に設定されている。そのため、上板28
4は半円穴285の近傍位置において座屈して波状のし
わが発生し、ステアリング中心線に近い方の側板282
は半円穴285に対応する位置を頂点としてほぼL字状
に折れ曲がり、その結果、ダッシュパネル16は車両前
後方向に対して傾斜しつつ車両後方に変位する。
280を使用する場合には、ブレーキペダル30がペダ
ルボス部取付点PAではなくインパネリンフォース取付
点PDを中心に、図において反時計方向に回動すること
となるのである。
ほぼC字状断面を成し、一対の側板302が上板304
によって互いに連結された本体フレーム306を有して
いる。上板304には、直径がステアリング中心線から
遠い方の側板302に一致する半円穴307が形成さ
れ、本体フレーム306の前端部にダッシュパネル取付
板308、後端部にインパネリンフォース取付板310
がそれぞれ別体的に固定されている。ペダルブラケット
300は、概念的には、図16に示すペダルブラケット
280と形状が共通するが、インパネリンフォース取付
板310が本体フレーム306に、それからステアリン
グ中心線から遠ざかる方向に延びる姿勢で固定されてい
て、インパネリンフォース取付点PDがステアリング中
心線から遠い方の側板302より外側に位置するように
されている。
ブラケット300は、本体フレーム306が全体とし
て、インパネリンフォース取付点PDを中心に、反時計
方向に回動するとともに、本体フレーム306が、半円
穴307の存在によってほぼL字上に折れ曲がる。その
結果、ブレーキペダル30はインパネリンフォース取付
点PDを中心に、反時計方向に回動し、また、ダッシュ
パネル16はほぼ平行に車両後方に変位する。
ほぼC字状断面を成し、一対の側板322が上板324
によって互いに連結された本体フレーム326を有して
おり、その本体フレーム326の前端部にダッシュパネ
ル取付板328が固定され、本体フレーム326の後端
部の近傍位置にペダルボス部取付部330が形成されて
いる。また、ステアリング中心線から遠い方の側板32
2の外面には、ステアリング中心線から遠ざかる方向に
延びる筒状の連結軸332が、ペダルボス部37と同軸
に固定されている。ペダルボス部37は本体フレーム3
26に、段付ボルト39がそれらペダルボス部37と連
結軸332とを同時に挿通されることによって取り付け
られている。連結軸332はインパネリンフォース34
とインパネリンフォース取付板334によって取り付け
られている。
レーム326自体はほとんど変形しないが、本体フレー
ム326が全体として、連結軸332のインパネリンフ
ォース取付板334への取付点PEをほぼ中心とし、図
において反時計方向に回動する。このとき、ダッシュパ
ネル16は車両前後方向に対して傾斜しつつ車両後方に
変位させられる。
ダルレバー部36を次のように改良して使用することが
できる。すなわち、ペダルレバー部36自体を車両左右
方向において屈曲させ、そのペダルレバー部36を車両
前側から見た場合に前記ペダル踏面中心点PCが前記ペ
ダルボス部取付点PAに対して車両左右方向に、かつ、
ステアリング中心線から遠ざかる向きにオフセットする
ように改良して使用することができるのである。このよ
うにすれば、車両外力作用時には、ペダル踏面が水平面
内で回動させられると同時にペダル踏面が車両前方に大
きく退避させられ、運転者の脚部がステアリング操作装
置22から大きく遠ざけられることになる。ペダル踏面
中心点PCのオフセットにより、車両外力作用によるペ
ダルボス部37の回動が拡大されてペダルパッド部42
に伝達されるからである。
0を水平面内において回動させる形式の実施例をいくつ
か説明したが、以下、車両外力作用時にブレーキペダル
30を車両左右方向に延びる垂直面内において回動させ
る形式の実施例をいくつか説明する。
ペダルブラケットおよびブレーキペダルを示す(車両外
力作用前の状態を実線、車両外力作用後の状態を破線で
示す)図19に示すように、ブレーキペダル30全体が
ペダル踏面中心点PCを中心に図において時計方向に回
動させられ、その結果、ペダルパッド部42がペダル踏
面中心点PCを中心に図において時計方向に回転させら
れる。ペダルパッド部42がペダル踏面中心点PCを中
心に図において時計方向に回転させられることは、その
ペダルパッド部42を踏んでいる右足の爪先がステアリ
ング操作装置22から遠ざかる方向に変位することを意
味し、このことは結局、運転席から見たステアリング操
作装置22,ペダルパッド部42,運転者の右脚におけ
る足部および脛部を示す図20に示すように、右脚の膝
関節点K.P.がステアリング操作装置22から遠ざか
ることを意味する。
動させられれば、ブレーキペダル30とプッシュロッド
50との連結点B2 がブレーキブースタ46とプッシュ
ロッド50との連結点B1 から遠ざかる方向に変位する
こととなる。
記のような変位を実現するためには、それを回動可能に
支持するペダルブラケットを例えば、車両外力作用前に
は図21の(a) に示す形状を有し、車両外力作用後には
同図の(b) にそれぞれ示す形状となるものとすればよ
い。
0は、車両前後方向に平行に延びる一対の側板342を
有し、それの前端部(図において左側の端部)にダッシ
ュパネル取付板346が固定され、後端部(図において
右側の端部)にインパネリンフォース取付板348が固
定されている。インパネリンフォース取付板348は水
平に延びていて、一対の側板342を互いに連結させて
いる。
置において、各々車両上下方向に互いに平行に延びる2
本のビード350が形成されている。さらに、各側板3
42にはともに、2本のビード350の前後にそれぞれ
ビード352が形成されている。2本のビード352は
非平行であり、車両下方向に進むにつれて互いに接近す
る相対位置関係を有している。ただし、平行な2本のビ
ード350は、ステアリング中心線から遠い方の側板3
42についても近い方の側板342についても、ステア
リング中心線から遠ざかる方向に突出している。また、
非平行な2本のビード352は、ステアリング中心線か
ら遠い方の側板342についても近い方の側板342に
ついても、ステアリング中心線に近づく方向に突出して
いる。
の(b) に示すように、各側板342が各ビード350,
352を各屈曲位置として折れ曲がり、各側板342に
ついては、各側板342のうち平行な2本のビード35
0で仕切られる部分であるペダルボス部取付部354が
それの平面性をほぼ維持しつつステアリング中心線から
遠ざかる方向に突出する。ただし、ステアリング中心線
に近い方の側板342におけるペダルボス部取付部35
4は、図19に示す点P1およびP2がそれぞれ点P
1’およびP2’に変位し、一方、ステアリング中心線
から遠い方の側板342におけるペダルボス部取付部3
54は、図19に示す点P3およびP4がそれぞれ点P
3’およびP4’に変位するように、平行な2本のビー
ド350の諸元寸法および非平行な2本のビード352
の諸元寸法(例えば、ビード350との距離,角度等)
が設計されている。なお、図19および図21において
「CLP」は、ブレーキペダル30の回動中心線を示し
ている。
50および352が、ペダルブラケット340の剛性配
分を適正化することにより、車両外力作用時に各ペダル
ボス部取付部354がペダル踏面中心点PCを中心に回
動する状態を実現するペダルボス部垂直面内回動手段を
構成しているのである。なお、ビード350および35
2は、直線に沿って延びるものとすることも曲線に沿っ
て延びるものとすることもでき、また、断面は円弧状を
成す形状とすることも角部を有して折れ曲がった形状と
することもできる。
見たペダルブラケットおよびブレーキペダルを示す(車
両外力作用前の状態を実線、車両外力作用後の状態を破
線で示す)図22に示すように、ブレーキペダル30全
体が車両右方向であって、ステアリング中心線から遠ざ
かる方向に平行移動させられ、その結果、ペダルパッド
部42が車両右方向に平行移動させられる。ペダルパッ
ド部42が車両右方向に平行移動させられることは、そ
のペダルパッド部42を踏んでいる右足がステアリング
操作装置22から遠ざかる方向に変位することを意味
し、このことは結局、運転席から見たステアリング操作
装置22,ペダルパッド部42,運転者の右脚における
足部および脛部を示す図23に示すように、右脚の膝関
節点K.P.がステアリング操作装置22から遠ざかる
ことを意味する。
変位すれば、ブレーキペダル30とプッシュロッド50
との連結点B2 がブレーキブースタ46とプッシュロッ
ド50との連結点B1 から遠ざかる方向に変位すること
となる。
記のような変位を実現するためには、それを回動可能に
支持するペダルブラケットを例えば、車両外力作用前に
は図24の(a) に示す形状を有し、車両外力作用後には
同図の(b) にそれぞれ示す形状となるものとすればよ
い。
0は、車両前後方向に平行に延びる一対の側板362が
水平に延びる上板364によって連結されることによっ
て構成されている。それら一対の側板362の前端部に
はダッシュパネル取付板366が固定され、後端部には
インパネリンフォース取付板368が固定されている。
一対の側板362,上板364およびインパネリンフォ
ース取付板368は、1枚の鋼板によって一体的に形成
されている。
位置においてペダルボス部37を回転可能に支持してい
る。一方、上板364には、そのペダルボス部37の前
後においてそれぞれ穴372が形成されている。各穴3
72はともに、各側板362と上板364との連結辺に
まで及んでいる。また、各側板362のうち2個の穴3
72によって仕切られる部分がペダルボス部取付部37
4とされている。さらに、各側板362はともに、車両
外力作用前において予め、ペダルボス部取付部374が
ステアリング中心線から遠ざかる方向に平行に突出する
ように設計されている。車両外力作用時に各側板362
のペダルボス部取付部374が必ずステアリング中心線
から遠ざかる方向に突出するようにするためである。
の(b) に示すように、各側板362のペダルボス部取付
部374が互いに平行、かつ、ステアリング中心線から
遠ざかる方向に突出し、その結果、ブレーキペダル30
全体がステアリング中心線から遠ざかる方向に平行移動
させられる。
が、ペダルブラケット370の剛性配分を適正化するこ
とにより、車両外力作用時に各ペダルボス部取付部37
4が車両左右方向に平行移動する状態を実現するペダル
ボス部左右方向移動手段を構成しているのである。な
お、各穴372は、図24に示すように、1個の矩形穴
とすることも1個の楕円穴とすることも1個の真円穴と
することもできる。
は、側板自体または上板自体に特別の形状が形成される
ことによって車両外力作用時におけるペダルボス部37
の平行移動が実現されるようになっていたが、別の部材
を付加することによって平行移動が実現されるようにす
ることもできる。
ケット380の一対の側板382をインパネリンフォー
ス取付板384のみによって互いに連結することによっ
て一対の側板382が車両外力作用時に車両左右方向に
簡単に変形し、各側板382の中間位置にそれぞれ形成
されたペダルボス部取付部386が平行性を維持しつつ
車両左右方向に変位するようにする。
線から遠い方の側板382の外面に別部材である変位−
力変換部材388を設ける。変位−力変換部材388
は、一直線に沿って並んだ4つの折れ曲がり部390を
有し、変位−力変換部材388のうち4つの折れ曲がり
部によって仕切られる5つのセグメントのうち最も前側
に位置する前端セグメント392が側板382の前端部
に固定的に取り付けられ、最も後側に位置する後端セグ
メント394が側板382の後端部に固定的に取り付け
られている。前端セグメント392および後端セグメン
ト394の側板382への取付方法は例えば、スポット
溶接等の溶接,ボルト締結等の締結とされる。
トのうち中央に位置する中央セグメント396は、段付
ボルト39のおねじ部のうち側板382を締結する本来
のナット398から延び出た部分が貫通し、別のナット
400によって締結されている。また、変位−力変換部
材388は、側板382への取付状態において、側板3
82との間に中央セグメント396が上辺、側板382
が下辺に一致する台形の空間を有するように予め折れ曲
げられている。車両外力作用時に、変位−力変換部材3
88が必ずそれの中央セグメント396においてステア
リング中心線から遠ざかる方向に変形するようにされて
いるのである。また、中央セグメント396と、変位−
力変換部材388の5つのセグメントのうち中央セグメ
ント396を挟む一対の斜セグメント402とにはそれ
ぞれ、補強部材としてのリブ,フランジ等が形成されて
いる。車両外力作用時に、変位−力変換部材388が必
ず折れ曲がり部390において折れ曲がり、中央セグメ
ント396および一対の斜セグメント402において折
れ曲がることがないようにするためである。
変換部材388の中央セグメント396がステアリング
中心線から遠ざかるように変位し、そのときに中央セグ
メント396に車両左右方向に作用させられる力がペダ
ルボス部37に作用させられる。ダッシュパネル16が
インパネリンフォース取付板384に接近する際に変位
−力変換部材388に車両前後方向に平行に作用させら
れる力が、ペダルボス部37の回動中心線に平行に作用
させられる力に変換されるのである。そのような変位−
力変換部材388の機能により、図25の(b) に示すよ
うに、一対の側板382が一対のペダルボス部取付部3
86がステアリング中心線から遠ざかるように変形させ
られ、その結果、ブレーキペダル30が全体として車両
右方向に平行移動させられる。
部取付部386は車両外力作用時に車両後方に平行に変
位するが、全体としては、車両外力作用時に膝部がステ
アリング操作装置22から遠ざかる。
いては、変位−力変換部材388が一対の側板382の
外側に配置されていたが、例えば、一対の側板の内側に
配置することができる。
420である。このペダルブラケット420において
は、一対の側板422の内側に変位−力変換部材424
が配置されている。変位−力変換部材424の5つのセ
グメントのうちの中央セグメント426がペダルボス部
37とステアリング中心線から遠い方の側板422との
間に挟まれて固定され、前端セグメント428と後端セ
グメント430とがそれぞれ、ステアリング中心線に近
い方の側板422の内面の前端部と後端部とに固定的に
取り付けられているのである。
におけると同様に、車両外力作用時には、図26の(b)
に示すように、変位−力変換部材424の中央セグメン
ト426がステアリング中心線から遠ざかるように変位
し、そのときに中央セグメント426に車両左右方向に
作用させられる力がペダルボス部37に作用させられ
る。その結果、一対の側板422が一対のペダルボス部
取付部432がステアリング中心線から遠ざかるように
変形させられ、ブレーキペダル30が全体として車両右
方向に平行移動させられる。
0全体を車両右方向に平行移動させて運転者の右足を車
両右方向に平行移動させることによって運転者の右脚が
ステアリング操作装置22から遠ざかるように変位させ
られるが、その他の態様でも、運転者の右足を車両右方
向に平行移動させることができる。
ペダルブラケットとを示す図27に示すように、ブレー
キペダル全体をペダルボス部37を中心とし、ペダルパ
ッド部42を踏み込んでいる足の爪先がステアリング操
作装置22から遠ざかる方向に回動させる。したがっ
て、図28に示すように、車両外力作用時に、運転者の
足の爪先がステアリング操作装置22の外側を向き、そ
のような足と一体的に脚部が回動する結果、膝部がステ
アリング操作装置22から遠ざかる方向に変位する。
実現するのに適したペダルブラケットの一例が図29に
示されている。このペダルブラケット440は、車両前
後方向に延びる一対の側板442を備えている。一対の
側板442の前端部には水平面を有する連結板444、
後端部には水平面を有するインパネリンフォース取付板
446が固定されている。それら一対の側板442,連
結板444およびインパネリンフォース取付板446は
1枚の鋼板によって一体的に形成されている。さらに、
一対の側板442の前端部には、垂直面を有するダッシ
ュパネル取付板448が固定されており、また、後端部
には、垂直面を有する連結板450が固定されている。
連結板444およびダッシュパネル取付板448によっ
て車両外力作用時に一対の側板442の前端部の間隔が
広がることが抑制され、また、インパネリンフォース取
付板446および連結板450によって車両外力作用時
に一対の側板442の後端部の間隔が広がることが抑制
されている。
央位置においてペダルボス部37を回転可能に支持して
いる。一対の側板442の内側には、ペダルボス部取付
部451の上方と下方とにそれぞれ、変位−力変換部材
452が取り付けられている。変位−力変換部材452
は、図25における変位−力変換部材388と同じ形状
を有して同じ機能を果たす。なお、変位−力変換部材4
52は変位−力変換部材388と同様に、斜セグメント
においてリブ,ビード等の補強手段が施されているが、
それについての図示は省略されている。
力作用時にダッシュパネル取付板448がインパネリン
フォース取付板446に接近するのに伴って一対の側板
442をそれの間隔が広くなる方向の力が作用する。し
かし、前記のように、一対の側板442の前端部と後端
部とは間隔が広くなることが抑制されている。したがっ
て、一対の側板442のうちステアリング中心線から遠
い方の側板442(図において上側の側板)はそれの車
両前後方向中央位置がステアリング中心線から遠ざかる
方向に突出するように変位させられる。また、ステアリ
ング中心線に近い方の側板442(図において下側の側
板)はそれの車両前後方向中央位置がステアリング中心
線に近づく方向に突出するように変位させられる。その
結果、一対の側板442は、図27に示すように、一対
のペダルボス部取付部451が平行性を維持しつつペダ
ルボス部37の軸方向中間位置をほぼ中心とし、図にお
いて反時計方向に回転させられる。
示されている。このペダルブラケット460は、図29
に示すペダルブラケット440と同様に、一対の側板4
62,連結板464およびインパネリンフォース取付板
466が1枚の鋼板によって一体的に形成され、さら
に、一対の側板462の前端部にダッシュパネル取付板
468が別体的に固定されている。また、このペダルブ
ラケット460は図29に示すペダルブラケット440
と同様に変位−力変換手段を備えているが、その具体的
な構成が異なっている。図29に示すペダルブラケット
440においては、一対の側板442とは別体の変位−
力変換部材452が使用されているが、ペダルブラケッ
ト460においては、一対の側板462自体に特別な処
理が施されて変位−力変換手段が実現されているのであ
る。その特別な処理とは、図21に示すペダルブラケッ
ト340におけると同様に、側板462の剛性分布、す
なわち、車両外力作用時における折れ曲がり特性を適正
化するビードを側板462に形成することである。
付位置の前後においてそれぞれ、車両上下方向に延びる
一対のビード470が形成されている。ステアリング中
心線から遠い方の側板462についても近い方の側板4
62についても、各ビード470が一対の側板462の
内側に突出する断面形状を有する。各側板462のうち
一対のビード470によって仕切られる部分が中央セグ
メント472とされている。
0の前後に2本ずつのビードが形成されているが、それ
らビードは、車両外力作用時における中央セグメント4
72の次のような動きを実現するために形成されてい
る。すなわち、車両外力作用時には、ステアリング中心
線から遠い方の側板462については、中央セグメント
472が平面性を維持しつつ、ペダルボス部37との取
付点をほぼ中心とし、上端部がステアリング中心線から
遠ざかり、下端部がステアリング中心線に近づく方向に
回転し、かつ、下端部における変位量の方が上端部にお
ける変位量より多くなるようにする。また、ステアリン
グ中心線に近い方の側板462については、中央セグメ
ント472が平面性を維持しつつ、ペダルボス部37と
の取付点をほぼ中心とし、上端部がステアリング中心線
に近づき、下端部がステアリング中心線から遠ざかる方
向に回転し、かつ、上端部における変位量の方が下端部
における変位量より多くなるようにする。
方の側板462については、中央セグメント472を仕
切る2本のビード470の直ぐ前後に2本のビード47
4が形成されている。各ビード474は2本のビード4
70のうち最も近いものの上端部から延びるとともに、
一対の側板462の外側に突出する断面形状を有するよ
うに形成されている。同じ側板462のうち互いに隣接
する1本のビード470と1本のビード474とによっ
て仕切られる三角セグメント476は車両外力作用時に
内側(図において矢印Aで示す方向)に折れ曲がる。
474の直ぐ前後に一対のビード477が形成されてい
る。各ビード477はそれに隣接する各ビード474の
下端部から延びるとともに、内側に突出する断面形状を
有するものとされている。同じ側板462のうち互いに
隣接するビード474とビード477とによって仕切ら
れる三角セグメント478は車両外力作用時に外側(図
において矢印Bで示す方向)に折れ曲がる。互いに隣接
するビード470とビード474との下端部における距
離が、そのビード470と隣接するビード477との上
端部における距離より長くされている。したがって、車
両外力作用時に、中央セグメント472が下端部におい
て上端部におけるより大きく変位することになる。
板462について剛性適正化手段を説明したが、それに
準じてステアリング中心線に近い方の側板462の剛性
適正化手段が実現されている。ステアリング中心線に近
い方の側板462に、中央セグメント472の直ぐ両側
に位置する一対のビード480と、さらに両側に位置す
一対のビード482とが形成されているのであり、これ
により、同じ側板462のうち互いに隣接する1本のビ
ード470と1本のビード480とによって仕切られる
三角セグメント484は車両外力作用時に内側(図にお
いて矢印Cで示す方向)に折れ曲がり、また、同じ側板
462のうち互いに隣接するビード480とビード48
2とによって仕切られる三角セグメント486は車両外
力作用時に外側(図において矢印Dで示す方向)に折れ
曲がる。互いに隣接するビード470とビード480と
の上端部における距離が、そのビード470と隣接する
ビード482との下端部における距離より長くされてい
る。したがって、車両外力作用時に、中央セグメント4
72が上端部において下端部におけるより大きく変位す
ることになる。
0全体を回動させる形式の実施例をいくつか説明した
が、以下、車両外力作用時にブレーキペダル30のうち
ペダルパッド部42のみを回転させる形式の実施例をい
くつか説明する。
に、ペダルレバー部36の先端部にめねじ部材500が
固定されている。めねじ部材500は車両前後方向に平
行に配置されている。そのめねじ部材500におねじ部
材502が回転可能に螺合されており、そのおねじ部材
502の後端部にペダルパッド部42が固定されてい
る。本実施例においては、おねじ部材502の中心線上
にペダルパッド部42のペダル踏面中心点PCが位置
し、ペダルパッド部42がペダル踏面中心点PCの回り
に回転可能とされている。ペダルパッド部42はその外
側を合成樹脂製またはゴム製のパッドカバー504で覆
われている。おねじ部材502の前端部には駆動装置5
06が運動伝達機構508を介して連携させられてい
る。駆動装置508はペダルレバー部36に取り付けら
れている。駆動装置506,運動伝達機構508および
おねじ部材502を運転席から見た場合を図32に示
す。
点火装置510と、その点火装置510によってガスを
発生させるガス発生源512と、その発生したガスの持
つ流体エネルギを用いて回転するエアモータ514とを
含むインフレータ式であり、例えば、車両用シートベル
トのプリテンション装置におけるものと同様の形式であ
る。点火装置510は、フィラメント,点火剤等から構
成され、処理装置としてのコンピュータ516によって
作動させられる。コンピュータ516は外力センサ51
8からの信号に基づいて作動する。外力センサ518
は、カンチレバーによって車両減速度を検出するものと
されている。
力センサ518は、ブレーキペダル30に専用のものと
することもできるが、例えば、車両にエアバッグ装置や
シートベルトプリテンション装置が搭載されている場合
には、それの外力センサおよびコンピュータを流用する
ことができる。
に、エアモータ514と一体的に回転するウォームギヤ
520と、前記おねじ部材502と一体的に回転するピ
ニオンギヤ522とが噛み合うことによってエアモータ
514の回転力をおねじ部材502の回転力に変換する
形式とされている。ピニオンギヤ522はおねじ部材5
02に、図31に示すように、おねじ部材502にリン
グナット524とロックナット526とを螺合してそれ
らでピニオンギヤ522を挟むことによって固定されて
いる。リングナット524は合成樹脂製のスペーサ52
8を介してめねじ部材500の端面に係合させられてい
る。ピニオンギヤ522の回転範囲はピニオンギヤ52
2に形成されたピニオン歯の角度範囲によって規定され
る。ウォームギヤ520は常には、ピニオン歯にそれの
始端位置(図示の位置)において噛み合っているが、エ
アモータ514が回転させられた場合には、ピニオンギ
ヤ522が図において時計方向に回転するが、ピニオン
歯の終端位置がストッパとして機能し、ウォームギヤ5
20がピニオン歯の終端位置に到達したときにピニオン
ギヤ522の回転が終了し、車両外力作用中その状態に
維持される。
が外力センサ518により車両外力作用を検出したとき
には、予め設定された時間的条件が満たされたときに、
駆動装置506を作動させてエアモータ514を瞬時に
回転させる。それにより、ペダルパッド部42は、それ
を運転席から見た場合には、図34に示すように、ペダ
ル踏面中心点PCを中心に、図において時計方向に回転
し、その結果、運転者の右足の爪先がステアリング操作
装置22から遠ざかる方向に回転し、ひいては、運転者
の右脚全体がステアリング操作装置22から遠ざかる方
向に捻じられる。
由に設定することができる。したがって、ペダルブラケ
ット28の変形によってブレーキペダル30を変位させ
る形式の実施例においては、車両外力作用からペダルブ
ラケット28の変形が生ずるまでに時間がかかると、適
正な時期にブレーキペダル30を変位させることができ
ないという問題があるのに対し、本実施例においては、
車両外力作用時期とペダルパッド部42の回転時期との
関係を自由に設定することが容易となり、一層確実に運
転者の脚部のステアリング操作装置22への接触が軽減
可能となる。
部42が車両右方向に大きく平行移動させられることは
ないため、車両外力作用時にペダルパッド部42の平行
移動によって運転者の右足がペダルパッド部42から滑
って外れることが抑制される。
2がそれのペダル踏面中心点PCを中心に回転させられ
るようになっているが、例えば、図35に示すように、
ペダル踏面中心点PCより下方の点の回りに回転させら
れるようにすることも可能である。この場合、車両外力
作用時にペダルパッド部42は図36に示すように回転
させられ、運転者の右足も同図に示すように回転させら
れることになる。この場合、ペダルパッド部42の回転
に伴ってペダル踏面中心点PCも回転し、運転者の右足
が車両右方向にほぼ平行に変位させられる。したがっ
て、本実施例においては、右足の回転と右足の平行移動
との双方によって右脚がステアリング操作装置22から
遠ざけられることになる。
ペダルパッド部42がエアモータによって高速に回転さ
せられるようになっているが、例えば、電気モータによ
って高速に回転させられるようにすることも可能であ
る。
2の回動または車両左右方向変位を生起させて運転者の
脚部接触を軽減する形式の実施例をいくつか説明した
が、以下、さらに別の形式の実施例をいくつか説明す
る。
が車両下方向にほぼ平行な方向に変位すれば、それに伴
ってペダルパッド部42が車両下方向に変位し、その結
果、運転者の脚部がステアリング操作装置22から遠ざ
かる。
現するには、ペダルブラケットの形状を例えば、車両外
力作用時に図39に示すように変形するように設計すれ
ばよい。図において、Laは、ペダルブラケットとダッ
シュパネル16との取付部の近傍に設定された固定屈曲
線を示し、Lbは、ペダルブラケットの上面の前後方向
中間位置に設定された回動屈曲線を示し、Lcは、ペダ
ルブラケットの上面の後端部近傍(インパネリンフォー
ス取付部の近傍)に設定された固定屈曲線を示してい
る。車両外力作用により、固定屈曲線Laは車両後方に
平行移動してLa’に達し、回動屈曲線Lbは固定屈曲
線Laの回りに図において時計方向に回動しつつ後退し
てLb’に達し、固定屈曲線Lcはほぼ定位置で保持さ
れる。ペダル回動中心線Oは回動屈曲線Lbの近傍に位
置するため、回動屈曲線Lbと一体的に車両の斜め下後
方に変位し、その結果、ペダル踏面中心点PCがPC’
に変位することとなる。
ダルブラケットを例えば、図38ないし図46に示す形
状とすることによって実現される。以下、各図に示すペ
ダルブラケットを具体的に説明する。
車両前後方向に延びる本体フレーム542を備えてい
る。本体フレーム542は車両前後方向に沿って3つの
セグメントに仕切られている。車両の前側から後側に向
かって、ほぼC字状断面を有して車両下方に開口しつつ
車両前後方向に延びる前セグメント546と、ほぼ板状
を成して車両前後方向に延びる中央セグメント548
と、ほぼ板状を成して車両前後方向に延びる後セグメン
ト550とに仕切られているのである。中央セグメント
548と後セグメント550との接合部にはフランジが
設けられておらず、その接合部において曲げ剛性が局部
的に低下させられ、車両外力作用時に本体フレーム54
2が中央セグメント548と後セグメント550との接
合部において座屈し易くされている。さらに、本体フレ
ーム542を車両横方向から見た場合に、前セグメント
546における荷重伝達方向を表す直線の延長上にイン
パネリンフォース34が存在せず、前セグメント546
がインパネリンフォース34に対して車両下方にオフセ
ットするように配置されていて、車両外力作用時に前セ
グメント546は図において時計方向に、中央セグメン
ト548は図において反時計方向に回動するようにされ
ている。
ネル取付板552が別体的に固定され、そのダッシュパ
ネル取付板552においてダッシュパネル16に取り付
けられ、一方、後セグメント550がインパネリンフォ
ース取付部として機能し、その後セグメント550にお
いてインパネリンフォース34に取り付けられる。
車両外力作用時にダッシュパネル16が後退すると、前
セグメント546が後セグメント550に接近する。こ
のとき、中央セグメント548はフランジ等の補強手段
553によって折れ曲がり難くされているため、中央セ
グメント548は自身の形状をそのまま保持しつつ、回
動屈曲線Lbと固定屈曲線Lcとの双方において折れ曲
がり、中央セグメント548が図において反時計方向に
回動しようとする。中央セグメント548が回動しよう
とするため、前セグメント546には図において時計方
向のモーメントが作用する。しかし、前セグメント54
6の下側の部分において上側の部分におけるより座屈し
易いため、前セグメント546はそれの上板554は自
身の形状をそのまま保持しつつ、一対の側板556の下
端部において座屈し、回動屈曲線Lbが固定屈曲線La
の回りに図において時計方向に回動する。その結果、ペ
ダルボス部取付部558が固定屈曲線Laを中心として
図において時計方向に回動する。
各々に、各々ほぼ同じ幅を有して車両下方に扇状に広が
る複数本のビードや、幅が車両下方に扇状に広がる1本
のビードや、車両下方に放射状に広がる扇状の穴を設け
れば、車両外力作用時に前セグメント546が下端部に
おいて座屈し易くなる。
いて、ほぼC字状断面で車両前後方向に平行に延びる本
体フレーム562の前端部にダッシュパネル取付板56
4が固定されることによって構成されている。本体フレ
ーム562は図38に示すペダルブラケット540と同
様に、回動屈曲線Lbと固定屈曲線Lcとによって前セ
グメント566と中央セグメント568と後セグメント
570とに仕切られている。本体フレーム562は回動
屈曲線Lbの位置において断面係数が局部的に減少させ
られている。したがって、車両外力作用時にダッシュパ
ネル取付板564がインパネリンフォース取付部として
の機能する後セグメント570に接近すると、前セグメ
ント566は固定屈曲線Laを中心に図において時計方
向に回動し、中央セグメント568は固定屈曲線Lcを
中心に図において反時計方向に回動する。その結果、ペ
ダルボス部取付部572が固定屈曲線Laを中心として
図において時計方向に回動する。
いずれも、インパネリンフォース34に取り付けられて
それと常時係合する形式とされているが、車両外力作用
時にのみインパネリンフォース34またはそれ以外の固
定部材に係合する形式とすることができる。それの一例
が図40および図41にそれぞれ示されている。
図38に示すペダルブラケット540の前セグメント5
46にのみ相当する本体フレーム582を備えている。
本体フレーム582は1枚の鋼板によって構成され、ほ
ぼC字状断面を有し、一対の側板584が上板586に
よって互いに連結された形状とされている。本体フレー
ム582の前端部にはダッシュパネル取付板594が固
定され、一方、後端部は、インパネリンフォース34に
固定され、かつ、車両外力作用によってほとんど変位し
ない固定部材596とすきまを隔てて対向させられてい
る。固定部材596は、板状を成して車両左右方向に延
びるとともに、上端部が車両前後方向に対して傾斜する
断面を有している。すなわち、本体フレーム582の後
端部は常には固定部材596の傾斜面598から離間し
ているが、車両外力作用時には係合するように設計され
ているのである。したがって、車両外力作用時には、固
定部材596から本体フレーム582に、本体フレーム
582を図において時計方向に回動させる向きのモーメ
ントが作用させられる。その結果、本体フレーム582
は、それの後端部が傾斜面598によって車両下方に押
されつつ車両後方に変位し、本体フレーム582は、ペ
ダルボス部取付部600より前側の部分のうちの下端部
において座屈し、ペダル回動中心点Oが車両の斜め下後
方に変位させられる。
84の各々には、ペダルボス部取付部600の前側の部
分において、車両後方に扇状に広がる穴602が形成さ
れている。したがって、車両外力作用時に本体フレーム
582が下端部において座屈し易いが、穴602は省略
可能である。
図40に示すペダルブラケット580と同様に、車両外
力作用時に限って固定部材に係合する形式であるが、図
40に示すペダルブラケット580は、車両外力作用時
にそれの後端部において固定部材に係合するのに対し、
ペダルブラケット610は、車両外力作用時にそれの中
間部において固定部材に係合する形式とされている。
図40に示すペダルブラケット580と同様な形状を有
する本体フレーム612を備えている。ただし、それの
上板614は、ダッシュパネル取付板616からペダル
ボス部取付部618の前側の近傍位置まで車両前後方向
にほぼ平行に延びた後、車両下方に傾斜しつつ車両後方
に延びるものとされている。本体フレーム612を構成
する一対の側板620の各々には、上板614の屈曲線
に対応する位置において、各々同じ幅を有して車両下方
に扇状に広がる3本のビード622が形成されている。
車両外力作用時に本体フレーム612が下端部において
座屈し易くなるようにされているのである。ただし、ビ
ード622は省略可能である。
のうちの傾斜面624において固定部材626にすきま
を隔てて対向させられている。固定部材626は、板状
を成して車両左右方向に延びるとともに、ほぼ直角に折
れ曲がった断面を有している。本体フレーム612の傾
斜面624は、固定部材626の角部628とすきまを
隔てて対向させられているのであり、車両外力作用時に
はそのすきまが消滅して固定部材626に係合する。こ
のとき、固定部材626から本体フレーム612に、本
体フレーム612を図において時計方向に回動させる向
きのモーメントが作用させられる。その結果、本体フレ
ーム612は、それの後端部が角部628によって車両
下方に押されつつ車両後方に変位し、本体フレーム61
2は、ペダルボス部取付部618より前側の部分のうち
の下端部において座屈し、ペダル回動中心点Oが車両の
斜め下後方に変位させられる。
いては、一対の側板642が上板644によって互いに
連結されて成る本体フレーム646を備えている。本体
フレーム646は車両前後方向にほぼ平行に配置され
る。本体フレーム646は1枚の鋼板によって一体的に
形成されている。本体フレーム646の前端部にはダッ
シュパネル取付板648が固定され、後端部にはインパ
ネリンフォース取付板650が固定されている。ダッシ
ュパネル取付板648は本体フレーム646に対してほ
ぼ直角に固定され、一方、インパネリンフォース取付板
650は本体フレーム646に対して、上端部において
前傾するように傾斜させられている。本体体フレーム6
46はインパネリンフォース取付板650においてイン
パネリンフォース34に取り付けられ、常時インパネリ
ンフォース34に係合する。
52の前後においてそれぞれ、穴654,656が形成
されている。また、それら各穴654,656に対応し
て上板644にも穴658,660が形成されている。
それら穴654〜660によって本体フレーム646は
車両前後方向に並んだ3つのセグメントに仕切られてい
る。ペダルボス部取付部652より前側の部分である前
セグメント672と、ペダルボス部取付部652が属す
る部分である中央セグメント674と、ペダルボス部取
付部652の後側の部分である後セグメント676とに
仕切られているのである。
属する部分には、各々車両前後方向に延びる一対の板部
677a,677bが形成されている。それらのうち上
側の板部677aには車両前後方向に延びるビード67
7cが形成され、下側の板部677bより、座屈に対す
る剛性が高くされている。すなわち、板部677bが低
剛性部として機能するようにされているのである。な
お、板部677aの剛性を高めるために例えば、ビード
677cに代えて、またはビード677cと共に、板部
677aの縁に車両前後方向に延びるフランジを形成す
ることも可能である。
76に属する部分には、各々車両前後方向に延びる一対
の板部678,680が形成されている。それらのうち
上側の板部678には、幅がx1 で車両上下方向に延び
るビード682が1本形成され、下側の板部680に
は、幅がx2 で車両上下方向に延びるビード684が1
本形成されている。幅x2 が幅x1 より広くされてお
り、一対の板部678,680のうち上側の板部678
が低剛性部とし、車両外力作用時に板部678が簡単か
つ大きく座屈してそれの長手寸法が簡単に短縮されると
ともに、車両外力作用時に板部680がビード684を
中心にして簡単に屈曲するようにされている。
用時、次のように変形する。すなわち、前記のように、
前セグメント672においては、下側の板部677bの
剛性が上側の板部677aの剛性より低くされているた
め、車両外力作用時には、前セグメント672は図44
に示すように、下側の板部677bにおいて座屈する。
また、後セグメント676においては、前セグメント6
72におけるとは逆に、上側の板部678の剛性が下側
の板部680の剛性より低くされているため、車両外力
作用時には、後セグメント676は同図に示すように、
上側の板部678において座屈する。しかも、板部68
0は、車両前後方向に延びる垂直面内でビード684を
中心にして簡単に屈曲するようにされている。その結
果、車両外力作用時には、ペダルボス部取付部652が
車両下方向に変位し、ひいてはペダルレバー部36全体
が車両下方向に変位することになる。
示されている。このペダルブラケット700は、基本的
な形状は図42に示すペダルブラケット640と共通す
るが、前セグメント672における下側の板部677b
に車両上下方向に延びるビード702が形成されてい
て、前セグメント672が板部677bにおいてより座
屈し易くされている。
て説明する。図45に示すペダルブラケット720は、
ほぼC字状断面で車両前後方向に平行に延びる本体フレ
ーム722を備えている。本体フレーム722は、一対
の側板724が上板726によって互いに連結された形
状を成しており、1枚の鋼板によって一体的に構成され
ている。本体フレーム722の前端部にはダッシュパネ
ル取付板728が固定されている。各側板724にはペ
ダルボス部取付部730の前後にそれぞれ低剛性部が形
成されている。具体的には、前側の低剛性部は幅が車両
上方に扇状に広がるビード732であり、一方、後側の
低剛性部は、各々同じ幅を有して車両上方に扇状に広が
る3本のビード734である。それら各ビード732,
734に対応して上板726には穴736,738がそ
れぞれ形成されている。そして、本体フレーム722
は、車両前後方向に沿って並んだ5つのセグメントであ
る第1セグメント740〜第5セグメント748に仕切
られている。
取付板728に隣接し、側板724のみならず上板72
6を有して断面がほぼC字状を成し、側板724がほぼ
正台形状を成すセグメントである。
740の後方に隣接し、上板726を有せず、扇状のビ
ード732が属し、側板724がほぼ逆台形状を成すセ
グメントである。
742の後方に隣接し、側板724のみならず上板72
6を有して断面がほぼC字状を成し、側板724がほぼ
正台形状を成し、それら一対の側板724によってペダ
ルボス部37が取り付けられるセグメントである。
744の後方に隣接し、上板726を有せず、3本のビ
ード734が属し、側板724がほぼ逆台形状を成すセ
グメントである。
746の後方に隣接し、側板724のみならず上板72
6を有して断面がほぼC字状を成し、その上板726に
インパネリンフォース34が取り付けられ、側板724
がほぼ正台形状を成すセグメントである。
7の(a) に示すように表現することができる。ここに、
で示す第1セグメントは正台形状(正三角形状でも
可。他のセグメントについても同じ)を成し、で示す
第2セグメントは逆三角形状(逆台形状でも可。他のセ
グメントについても同じ)を成し、で示す第3セグメ
ントは正台形状を成し、で示す第4セグメントは逆三
角形状を成し、で示す第5セグメントは正台形状を成
している。
ントと第4セグメントとが最も座屈し易いから、車両外
力作用時には、それら第2セグメントと第4セグメント
とがほぼ完全に潰れてしまい、ペダルブラケット720
の側面形状に実質的に現れないと考えることができる。
また、第5セグメントはインパネリンフォース34に対
して後退することは阻止されるが変形することは許容さ
れる。なお、車両外力作用時、ダッシュパネル16は傾
斜しつつ後退することが許容されるが、この際、ダッシ
ュパネル取付板728の車両上下方向位置はほとんど変
化しない。
ケット720の側面形状は、図の(b) に示すように変化
し、その結果、車両外力作用時にペダル回動中心点Oが
車両の斜め下後方に変位する。
同じ幅を有する複数本のビードに置換したり、図46に
示すように、同じ形状を有する穴760に置換すること
ができる。後者の場合、穴760は図に示すように1個
としたり、複数個とすることができる。
形状を有する1本のビードに置換したり、図46に示す
ように、省略することができる。
す実施例はいずれも、車両外力作用時にダッシュパネル
16からペダルブラケットに作用した荷重が直接にイン
パネリンフォース34に伝達されるのではなく、ペダル
ブラケットが車両前後方向に延びる垂直面内で屈曲し、
ダッシュパネル16からペダルブラケットに作用した荷
重が軽減されてインパネリンフォース34に伝達される
ため、通常時におけるステアリング支持剛性向上と車両
外力作用時における変位吸収能力向上とを両立させるこ
とが容易となる。
も、ダッシュパネル16の取付部とペダルボス部37の
取付部との間の部分において変位許容部または変位吸収
部が設けられておらず、剛性が高い。したがって、運転
者がブレーキペダル30を踏み込む際にペダルボス部取
付部に車両前後方向に平行に作用する引張力によってペ
ダルブラケットが伸びることが防止され、ブレーキ30
の剛性感を適度に硬いものとすることができる。一方、
ダッシュパネル16の変位吸収はペダルボス部37の取
付部とインパネリンフォース34の取付部との間の部分
において行われる。したがって、それら実施例によれ
ば、ブレーキペダル30の剛性感確保と変位吸収とを両
立させることが容易となる。
し図47を用いて説明した先の実施例においては、車両
外力作用時にペダルレバー部36全体が車両下方向に変
位することにより、運転者の膝がステアリング操作装置
22に接近することが抑制される。これに対し、本実施
例においては、車両外力作用時に、ペダルボス部37を
車両上方向に、すなわち、膝がステアリング操作装置2
2に接近する方向に変位させる一方で、ペダルパッド部
42を運転者から車両前方にできる限り離れた位置に変
位させることにより、総合的に膝のステアリング操作装
置22への接近を抑制する。
2の上記のような変位を実現するには、ペダルブラケッ
トを例えば、車両外力作用時に図48に示すように変形
するように設計すればよい。図においては、Laは、ペ
ダルブラケットとダッシュパネル16との固定屈曲線を
示し、Lbは、ペダルブラケットの上面の前後方向中間
位置に設定された回動屈曲線を示し、Lcは、ペダルブ
ラケットの上面の後端部近傍(インパネリンフォース取
付部の近傍)に設定された固定屈曲線を示している。車
両外力作用により、固定屈曲線Laは車両後方に平行移
動してLa’に達し、回動屈曲線Lbは固定屈曲線Lc
の回りに図において時計方向に回動しつつ後退してL
b’に達し、固定屈曲線Lcはほぼ定位置で保持され
る。
と固定屈曲線Lcとによって3つのセグメントに仕切ら
れる。最も前方に位置する前セグメントと、中央に位置
する中央セグメントと、最も後方に位置する後セグメン
トとに仕切られるのである。そして、後セグメントは車
両外力作用によってほとんど変形せず、中央セグメント
はそれの形状をほぼ維持しつつ固定屈曲線Lcの回りに
回動するように変形し、それに伴って前セグメントが固
定屈曲線Laを中心に図において反時計方向に回動する
ように変形する。ペダルボス部37は中央セグメントに
取り付けられているため、ペダル回動中心点Oは中央セ
グメントと一体的に変位する。したがって、ペダル回動
中心線Oは回動屈曲線Lbと一体的に車両斜上後方に変
位し、その結果、ペダル踏面中心点PCがPC’に変位
することとなる。
ダルブラケットを例えば、図49ないし図51に示す形
状とすることによって実現される。以下、各図に示すペ
ダルブラケットを具体的に説明する。
一対の側板782が上板784によって連結され、ほぼ
C字状断面で車両前後方向に延びる本体フレーム786
を備えている。本体フレーム786の前端部にはダッシ
ュパネル取付板788が固定されている。
て3つのセグメントに仕切られている。ダッシュパネル
取付板788からほぼ直角かつ車両後方に延びる前セグ
メント790と、その前セグメント790にそれの後方
に隣接し、車両後方に延び、ペダルボス部取付部792
が属する中央セグメント794と、その中央セグメント
794にそれの後方に隣接し、ほぼ板状を成して車両後
方に延びるとともに、インパネリンフォース取付部79
6を有する後セグメント798とに仕切られているので
ある。
部分には、車両左右方向に延びる一対のビード800,
802が形成されている。車両外力作用時に前セグメン
ト790が、各ビード800,802においてそれぞれ
容易に座屈するようにするためである。また、前セグメ
ント790に属する各側板782の部分には、スリット
804が形成されている。スリット804は車両前後方
向に平行に延び、各側板782と上体784とが接合す
る位置の近傍において、一対のビード800,802の
端位置のうち同じ側板782と一致するもの同士をつな
ぐように形成されている。車両外力作用時に前セグメン
ト790に属する側板782の部分が、他の側板782
の部分とは異なり、容易に座屈するようにするためであ
る。さらに、前セグメント790に属する上板784の
部分のうち、一対のビード800,802によって仕切
られる部分の両端部には、補強部材としてのフランジ8
06が設けられている。車両外力作用時にその一対のビ
ード800,802によって仕切られる部分それ自体は
形状がほとんど変化しないようにし、ダッシュパネル1
6からペダルブラケット780に作用した力が中央セグ
メント794を図において時計方向に回動させる力に効
率よく変換されるようにするためである。
ケット780は、同図の(b) に示すように、前セグメン
ト790が前側のビード800を図50における固定屈
曲線La、後側のビード802を回動屈曲線Lbとして
変形してビード800を中心に図において反時計方向に
回動する。さらに、中央セグメント792が後セグメン
ト794との接合線を図50における固定屈曲線Lcと
して図において時計方向に回動し、その結果、ペダルボ
ス部取付部792が固定屈曲線Lcを中心に時計方向に
回動する。
前フレーム822と後フレーム824との2部材が溶接
等の締結によって構成されている。前フレーム822
は、ダッシュパネル取付板826と、それの上辺から車
両後方にほぼ直角に延びる上板828と、その上板82
8の両側部に形成された一対のフランジ830とから成
っている。
左右方向に平行に形成されている。ビード836は断面
がフランジ830の側に突出するように形成されて、前
フレーム822の曲げ剛性がビード836によって局部
的に減少させられている。その結果、車両外力作用時に
前フレーム822がビード836の位置において座屈し
易くされている。
が前フレーム822との取付部、中間部840がペダル
ボス部37との取付部、後端部842がインパネリンフ
ォース34との取付部とされている。前端部838と後
端部842はともに板状を成しているが、中間部840
はそれの両側部に一対の側板844を備えている。前端
部838と中間部840との接合部と、中間部840と
後端部842との接合部とでそれぞれ、後フレーム82
4の曲げ剛性が局部的に減少させられ、車両外力作用時
に後フレーム824は各接合部において座屈し易いよう
にされている。また、一対の側板844によってペダル
ボス部37が回転可能に支持される。
ーム822がビード836によって車両前後方向に仕切
られる2部分のうち後側のものがビード836を中心に
図において反時計方向に回動するように変形するととも
に、後フレーム824が、それの中間部840と後端部
842との接合部を中心に図において時計方向に回動さ
せられる。その結果、ペダルボス部取付部846が、後
フレーム824の中間部840と後端部842との接合
部を中心に図において時計方向に回動させられる。
ラケットはいずれも、常に固定部材に係合する形式とさ
れているが、車両外力作用時にのみ固定部材に係合する
形式とすることができる。それの一例が図51に示され
ている。
板862が上板864によって互いに連結された本体フ
レーム866を備えている。本体フレーム866は前端
部にダッシュパネル取付板868が固定されていて、そ
れからほぼ直角に車両後方に延びている。本体フレーム
866の後端部は常には、固定部材870の傾斜面87
2にすきまを隔てて対向させられている。固定部材87
0は、箱状の断面を有して車両左右方向に延びるととも
に、車両外力作用時にほとんど車両後方に変位しない部
材である。また、傾斜面872は、車両上方に進行する
につれて車両後方に傾斜する平面である。一方、本体フ
レーム866の後端部は、車両外力作用時には、傾斜面
872に接近して係合する。
両左右方向に平行に形成されている。そのビード874
により本体フレーム866が車両前後方向に2つのセグ
メント、すなわち、前セグメント876と後セグメント
878とに仕切られている。後セグメント878の縁部
(ただし、ビード874の近傍部を除く)にはフランジ
880が形成されている。前セグメント876の、車両
下向きの縁部にはフランジは形成されておらず、かつ、
ビード874に対応する位置において側板862の高さ
が局部的に低くされている。すなわち、本体フレーム8
66の曲げ剛性がビード874の位置ににおいて局部的
に減少させられ、車両外力作用時に本体フレーム866
がビード874の位置において座屈するとともに、後セ
グメント878がそれ自体の形状はほぼ維持しつつビー
ド874の位置を中心に図において反時計方向に回動す
るようにされているのである。
においては、車両外力作用時には、同図の(b) に示すよ
うに、本体フレーム866の後端部が固定部材870の
傾斜面872に接触し、それに沿って車両の斜め上後方
に押し上げられる。これに伴い、後セグメント878が
それ自体の形状はほぼ維持しつつビード874の位置を
中心に図において反時計方向に回動し、それと一体的に
ペダルボス部37の取付部が回動する。
ブースタ46がエンジンルーム14内に配置される車両
に搭載されるブレーキペダル操作装置に各請求項の発明
を適用した場合の例であるが、例えば、ブレーキブース
タ46が車室15内に配置される車両に搭載されるブレ
ーキペダル操作装置に各請求項の発明を適用することが
可能である。
ペダルブラケット900を、それの一対の側板の前端部
がブレーキブースタ46を車両左右方向において跨い
て、ダッシュパネル16の前後面のうち車室15の側の
面に取り付けられる形式としたり、図53に示すよう
に、一対の側板の前端部がブレーキブースタ46の後端
面(プッシュロッド50が延び出る面)に取り付けられ
る形式とすることができる。なお、それら図において符
号902はカウルトップ、904はインパネリンフォー
ス34に固定のブラケット904をそれぞれ示してい
る。
に基づいて具体的に説明したが、それらの他にも、特許
請求の範囲を逸脱することなく、当業者の知識に基づい
て種々の変形,改良を施した態様で各請求項の発明を実
施することができる。
ブレーキペダル装置およびその周辺装置を示す側面図で
ある。
んでいる運転者の足とステアリング操作装置との三者間
の相対位置関係を示す側面図である。
面図である。
適正化される様子を説明するための平面図,側面図およ
び背面図である。
制御する原理を説明するための平面図である。
ペダルブラケットの形状が車両外力作用の前後で変化す
る様子を説明するための平面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
平面図である。
平面図である。
平面図である。
平面図である。
平面図である。
平面図である。
るペダルブラケットの形状が車両外力作用の前後で変化
する様子を説明するための平面図である。
平面図である。
平面図である。
背面図である。
を制御する原理を説明するための背面図である。
るペダルブラケットの形状が車両外力作用の前後で変化
する様子を説明するための斜視図である。
背面図である。
を制御する原理を説明するための背面図である。
るペダルブラケットの形状が車両外力作用の前後で変化
する様子を説明するための平面図である。
るペダルブラケットの形状が車両外力作用の前後で変化
する様子を説明するための平面図である。
るペダルブラケットの形状が車両外力作用の前後で変化
する様子を説明するための平面図である。
背面図である。
を制御する原理を説明するための背面図である。
るペダルブラケットを示す斜視図である。
るペダルブラケットを示す斜視図である。
るブレーキペダルのペダルパッド部およびその周辺を示
す部分断面側面図である。
構部を示す背面図である。
の電気的な構成を示すブロック図である。
力作用時に回転させられる様子を説明するための背面図
である。
るブレーキペダルのペダルパッド部およびその周辺を示
す部分断面側面図である。
力作用時に回転させられる様子を説明するための背面図
である。
力作用後に変位する様子を説明するための側面図であ
る。
るペダルブラケットを示す斜視図である。
るペダルブラケットを示す斜視図である。
るペダルブラケットを示す斜視図である。
るペダルブラケットを示す側面図である。
るペダルブラケットを示す斜視図である。
るペダルブラケットを示す斜視図である。
ラケットが車両外力作用時に変形する様子を概念的に説
明するための側面図である。
るペダルブラケットを示す斜視図である。
るペダルブラケットを示す斜視図である。
ラケットが車両外力作用時に変形する様子を概念的に説
明するための側面図である。
力作用後に変位する様子を説明するための側面図であ
る。
るペダルブラケットが車両外力作用時に変形する様子を
説明するための斜視図である。
るペダルブラケットを示す斜視図である。
るペダルブラケットが車両外力作用時に変形する様子を
説明するための斜視図である。
その周辺装置を示す側面図である。
その周辺装置を示す側面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】車室内においてステアリング操作装置に近
接して設けられ、(a)車体に取り付けられるペダルブラ
ケットと、(b) そのペダルブラケットに回動可能に支持
され、先端部に運転者の足で踏まれるペダルパッド部が
形成されたペダルとを有する車両用ペダル装置におい
て、 車両にその前方から外力が作用する車両外力作用時に、
前記ペダルパッド部を運転者のそのペダルパッド部を踏
んでいる足の膝部が前記ステアリング操作装置から遠ざ
かる向きに変位させるペダルパッド部変位機構を設けた
ことを特徴とする車両用ペダル装置。 - 【請求項2】前記ペダルパッド部変位機構が、前記ペダ
ルパッド部の変位を回転変位として行う回転変位型であ
る請求項1記載の車両用ペダル装置。 - 【請求項3】前記ペダルパッド部変位機構が、前記ペダ
ルパッド部の変位を直線変位として行う直線変位型であ
る請求項1記載の車両用ペダル装置。 - 【請求項4】前記ペダルブラケットが、少なくとも前記
車両外力作用時には、前記車体のうち車両外力作用に伴
って距離が変化する2つの部位にそれぞれ係合させられ
るものであり、前記ペダルパッド部変位機構が、車両外
力作用時に前記2つの部位間の距離が変化することに伴
う前記ペダルブラケットの変形を利用して前記ペダル全
体を変位させることによって前記ペダルパッド部の変位
を行う全体変位型である請求項1ないし3のいずれかに
記載の車両用ペダル装置。 - 【請求項5】前記ペダルパッド部変位機構が、外力セン
サが車両にその前方から外力が作用したことを検出する
ことに応じて処理装置が駆動装置を作動させ、その駆動
装置により、前記ペダルに相対変位可能に連結された前
記ペダルパッド部のみを変位させることによって前記ペ
ダルパッド部の変位を行う部分変位型である請求項1な
いし3のいずれかに記載の車両用ペダル装置。
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