JPH08175678A - バケットホイル式アンローダ - Google Patents

バケットホイル式アンローダ

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JPH08175678A
JPH08175678A JP32449894A JP32449894A JPH08175678A JP H08175678 A JPH08175678 A JP H08175678A JP 32449894 A JP32449894 A JP 32449894A JP 32449894 A JP32449894 A JP 32449894A JP H08175678 A JPH08175678 A JP H08175678A
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洋人 増田
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秀行 諏訪
Shuzo Uno
修三 宇野
Koji Tanaka
耕二 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】流動性が悪く、比重の大きい性質の被輸送物を
搬送する際の輸送能力を向上させることができるバケッ
トホイル式アンローダを提供する。 【構成】バケット42で掻き取った被輸送物32をひれ
付きコンベア34に移載するシュート38Aの形状を、
シュート38Aの傾斜角度が被輸送物32の安息角以上
になるように設置するとともに、シュート38Aの上端
部の設置位置を前記バケット42から被輸送物32が最
初に開放される位置に設置し、かつ、シュート38Aの
断面形状が前記バケットホイル28の回転方向に膨らみ
を持つ曲線になるように形成する。これにより、シュー
ト38Aの傾斜角αを急勾配にでき、かつ、シュート開
始位置を早く設定することができる。従って、流動性が
悪く、比重の大きい性質の被輸送物32を搬送する際で
も、偏って堆積することなくひれ付コンベア34に移載
することができる。また、バケットホイル28の回転数
を上げることができるので、輸送能力を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バケットホイル式アン
ローダに係り、特に流動性が悪く、比重の大きな性質の
被輸送物を掻き取って搬送するバケットホイル式アンロ
ーダに関する。
【0002】
【従来の技術】バケットホイル式アンローダは、複数の
バケットを環状に配設して形成したバケットホイルを回
転させることにより、例えば船内に収蔵された被輸送物
を掻き取り、この掻き取った被輸送物を各バケット内か
らひれ付きコンベアに落下排出させることにより順次移
載して船外に搬出するものである。
【0003】このバケットホイル式アンローダにおい
て、バケットからひれ付きコンベアへの被輸送物の移載
はシュートを介して行われ、バケットにより順次掻き取
られ搬送た被輸送物は、このシュートにガイドされてひ
れ付きコンベアに移載される。そして、従来、この種の
バケットホイル式アンローダに用いられるシュートは、
平板が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この平
板形状のシュートは、流動性が良く、比重が小さい性質
の被輸送物をひれ付きコンベアに移載する場合において
は、シュート下部への堆積やひれ付きコンベアの幅方向
の偏りがなく良好な移載性能を示す。しかし、石炭のよ
うに流動性が悪く、比重の大きい性質の被輸送物を移載
する場合においては、被輸送物がバケット内から落下排
出されても、被輸送物が落下しにくく、ひれ付きコンベ
アの幅方向奥側(シュート開始位置から遠い側)に偏っ
て移載される。
【0005】このような被輸送物の移載の偏りを解消す
るために、被輸送物のシュート開始位置を下げる(低く
する)ことが考えられるが、シュート開始位置を下げる
とシュートの傾斜角度が緩やかになってしまい、傾斜角
度が被輸送物の安息角以下になってしまう。この結果、
被輸送物がシュートの下部に堆積し、それが成長して、
結局シュート開始位置が高くなってしまうという問題が
生じる。
【0006】また、被輸送物の輸送量を上げるためにバ
ケットホイルの回転数を上げると、前記同様に被輸送物
がひれ付きコンベアに偏って積載されるという欠点があ
る。従来、これらの問題を解決して被輸送物の輸送能力
を上げるには、装置を大型化し、バケットホイルの回転
数を下げることでしか対処することができなかった。
【0007】本発明はこのような事情を鑑みてなされた
もので、流動性が悪く、比重の大きな性質の被輸送物を
搬送する際の被輸送物の輸送能力を向上させることがで
きるバケットホイル式アンローダを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
するために、複数のバケットを環状に配設したバケット
ホイルを回転させて粒状の被輸送物を前記バケットで掻
き取るとともに、前記バケットホイルが回転することに
より掻き取られたバケット内の被輸送物をシュート介し
て前記バケット内から落下排出させる供給機と、前記落
下排出された被輸送物を移載されるとともに、移載され
た被輸送物を搬送する搬送手段と、から成るバケットホ
イル式アンローダにおいて、前記シュートは、その傾斜
角度が前記被輸送物の安息角以上になるように形成され
た傾斜部分と、前記傾斜部分の上端と前記被輸送物が前
記バケット内から落下排出されるシュート開始位置とを
結ぶ凸状湾曲部分と、から成ることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、シュートを、その傾斜角度が
前記被輸送物の安息角以上になるように形成された傾斜
部分と、傾斜部分の上端と被輸送物が落下排出されるシ
ュート開始位置とを結ぶ凸状湾曲部分と、から構成した
ので、シュートの傾斜角度を急勾配(被輸送物の安息角
以上)にしても、バケットから被輸送物が落下排出され
るシュート開始位置を下げる(低くする)ことができ
る。
【0010】これにより、シュートの傾斜角度を急勾配
にするとシュート開始位置が高くなり、被輸送物が搬送
手段の幅方向奥側(シュート位置から遠い側)に偏って
移載され、一方、シュート開始位置を低くするとシュー
トの傾斜角度が緩くなり、シュート下部に偏って堆積さ
れるという従来の欠点を解消することができる。
【0011】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るバケット
ホイル式アンローダの好ましい実施例について詳説す
る。図1は、本発明に係るバケットホイル式アンローダ
の全体構成図である。同図に示されるように、前記バケ
ットホイル式アンローダ10は、主として、走行フレー
ム12、旋回フレーム14、水平ブーム16、垂直ブー
ム18及び供給機20から構成され、各構成部材は走
行、旋回、起伏、スイング等の動作を行う。
【0012】前記走行フレーム12は、バケットホイル
式アンローダ10のベース部となり、下端部に車輪2
2、22、…を備え、その車輪22、22、…に連結さ
れた図示しない駆動モータを駆動するによりバケットホ
イル式アンローダ10の移動(走行)を行う。前記旋回
フレーム14は、走行フレーム12の上方に設けられ、
図示しない回動手段を駆動させることにより旋回を行
う。
【0013】前記水平ブーム16は、旋回フレーム16
の上端部に支持され、この支持部近傍に設けられた起伏
手段24を駆動することにより起伏を行う。前記垂直ブ
ーム18は、水平ブーム16の先端部に支持され、上端
部に接続された揺動手段26を駆動することにより揺動
(スイング)を行う。前記供給機20は、垂直ブーム1
8の先端部に支持され、バケット42、42、…が環状
に配設されたバッケットホイル28を回転させることに
より、船30内に収蔵された被輸送物32の掻き取りを
行う。そして、掻き取られた被輸送物32は、バケット
42、42、…内から及び前記垂直ブーム18前記水平
ブーム16に設けられたひれ付きコンベア34で搬送さ
れて船外へ搬出される。
【0014】前記の如く構成されるバケットホイル式ア
ンローダ10は、その動作の全ての駆動制御が旋回フレ
ーム14に設けられた管制室34で行われ、供給機20
は、旋回フレーム14、水平ブーム16及び垂直ブーム
18の旋回、起伏、揺動等の動作の組み合わせにより3
次元的な移動が可能になっている。図2は、図1で示し
たバケットホイル式アンローダ10の供給機20の側面
拡大図であり、図3は、供給機20の正面拡大図であ
る。図2、図3に示すように、供給機20は、ケーシン
グ46内にバケットホイル28、シュート38を備え、
バケットホイル28で掻き取った被輸送物をシュート3
8を介してひれ付きコンベア34に移載し、ひれ付きコ
ンベア34で順次船外に搬出する。
【0015】前記バケットホイル28は、環状のホイル
40A、40Bに沿って断面が略扇形のバケット42、
42、…を環状に配設して形成される。このバケットホ
イル28は、ケーシング46に配設された支持ピン4
8、48、…に嵌入することによりケーシング46に回
動自在に支持される。また、バケット42、42、…を
支持するホイル40A、40Bの一方のホイル40Bの
内周には、リングギア44が形成されており、このリン
グギア44とケーシング46に設けられたモータの回転
軸に連結されたギア45を噛合させることにより、モー
タ36からの回転力が伝達されて回転を行う。
【0016】前記シュート38は、バケット42、4
2、…で掻き取った被輸送物をバケット42からひれ付
きコンベア34に移載する際、被輸送物をガイドしてひ
れ付きコンベア34に導くためのガイド板である。図4
には、シュート38の側面断面の拡大図が示され、同図
に示されるように、バケット42、42、…に掻き取ら
れた被輸送物32が落下する側(図面右側)のシュート
38Aは、その傾斜角度が前記被輸送物32の安息角以
上になるように形成された傾斜部分Lと、その傾斜部分
Lの上端と前記被輸送物32がバケット42内から落下
排出されるシート開始位置Sとを結ぶ凸状湾曲部分R
と、から形成され、断面形状がバケットホイル28の回
転方向に膨らみを有する曲線となるように形成されてい
る。この曲線の形状は、被輸送物32の安息角とシュー
ト開始位置から決定され、シュート38Aの下端部が成
す傾斜角αが前記安息角以上になるように設定するとと
もに、シュート38の上端部の設置位置をバケットホイ
ル28から被輸送物32が最初に開放される位置(シュ
ート開始位置S)に設定し、このシュート38Aの下端
部と上端部とを前記バケットホイル28の回転方向に膨
らみを持たせて結んだ曲線となるように形成する。特
に、ホイル40A、40Bの中心Oから最短距離にある
被輸送物32´がバケットホイル28のバケット42か
ら開放された際に描く放物線fの形状と近似するように
形成するのが好ましい。
【0017】前記の如く構成される本発明に係るバケッ
トホイル式アンローダの実施例の作用は次のようにな
る。船30内に積載された被輸送物32(例えば、穀
物、ソーダ灰、石灰等)は、バケットホイル28を回転
させるとともに、その回転方向に沿ってバケットホイル
28を前進させることにより、バケット42、42、…
により順次掻き取られてゆく。そして、このバケット4
2、42、…に掻き取られた被輸送物32は、バケット
ホイル28が回転することにより上方に搬送され、バケ
ット42がシュート開始位置Sまで回転すると、バケッ
ト42から開放されて落下排出する。そして、バケット
42から開放され落下排出された被輸送物32は、シュ
ート38Aにガイドされてひれ付きコンベア34に移載
され、順次ひれ付きコンベア34により船30外に搬送
される。この際、被輸送物32は、シュート38Aの傾
斜角αが被輸送物32の安息角以上に設定されているた
め、流動性が悪く、比重の大きい被輸送物32でもシュ
ート下部に堆積することなくスムーズに移載される。ま
た、シュート38Aの上端部の設置位置がバケットホイ
ル28から被輸送物32が最初に開放される位置(シュ
ート開始位置S)に設定されているため、被輸送物32
は偏ることなく均等にひれ付きコンベア34に移載され
る。またこれにより、バケットホイル28の回転数を上
げることができ、被輸送物32の搬送量を上げることが
できる。
【0018】このように、本実施例のシュート38Aに
よれば、シュート38Aの傾斜角を急勾配(搬送される
被輸送物の安息角以上)にしても、バケット42、4
2、…から被輸送物32が落下排出されるシュート開始
位置を下げる(低くする)ことができるため、流動性が
悪く、比重の大きい性質の被輸送物を搬送する際でも、
シュート38の下部付近で堆積することなくひれ付きコ
ンベア34に均等に移載することができる。また、バケ
ットホイル28の回転数を上げることができるので、装
置を大型化しなくても輸送能力を向上させることができ
る。ちなみに、従来の平板形状のシュートの場合、図4
に示すように、シュートの傾斜角度とαにすると、シュ
ート開始位置はS´になり、シュート開始位置が高くな
ってしまう。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シュートの傾斜角を急勾配(搬送される被輸送物の安息
角以上)に設定しても、シュート開始位置を下げる(低
くする)ことができるため、流動性が悪く、比重の大き
い性質の被輸送物を搬送する際でも、シュート下部付近
に偏って堆積したりすることなく搬送手段に均等に移載
することができる。また、バケットホイルの回転数を上
げることができるので、装置を大型化しなくても輸送能
力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシュートが適用されるバケットホ
イル式アンローダの全体構成図
【図2】本発明に係るシュートが適用される供給機の側
面拡大図
【図3】本発明に係るシュートが適用される供給機の正
面拡大図
【図4】本発明に係るシュートの断面拡大図
【符号の説明】
10…バケットホイル式アンローダ 20…供給機 28…バケットホイル 32…被輸送物 34…ひれ付きコンベア 38…シュート 38A…シュート(被輸送物落下側) 42…バケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 耕二 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバケットを環状に配設したバケッ
    トホイルを回転させて粒状の被輸送物を前記バケットで
    掻き取るとともに、前記バケットホイルが回転すること
    により掻き取られたバケット内の被輸送物をシュート介
    して前記バケット内から落下排出させる供給機と、前記
    落下排出された被輸送物が移載されるとともに、移載さ
    れた被輸送物を搬送する搬送手段と、から成るバケット
    ホイル式アンローダにおいて、 前記シュートは、 その傾斜角度が前記被輸送物の安息角以上になるように
    形成された傾斜部分と、 前記傾斜部分の上端と前記被輸送物が前記バケット内か
    ら落下排出されるシュート開始位置とを結ぶ凸状湾曲部
    分と、から成ることを特徴とするバケットホイル式アン
    ローダ。
  2. 【請求項2】 前記シュートの断面形状は、前記バケッ
    トから落下排出される被輸送物の描く放物線の形状と近
    似するように形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のバケットホイル式アンローダ。
  3. 【請求項3】 前記シュートのシュート開始位置は、前
    記バケット内から被輸送物が最初に開放される位置に設
    置されることを特徴とする請求項1記載のバケットホイ
    ル式アンローダ。
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