JPH08177587A - ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置 - Google Patents
ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置Info
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- JPH08177587A JPH08177587A JP6318603A JP31860394A JPH08177587A JP H08177587 A JPH08177587 A JP H08177587A JP 6318603 A JP6318603 A JP 6318603A JP 31860394 A JP31860394 A JP 31860394A JP H08177587 A JPH08177587 A JP H08177587A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転数センサ等、燃料量の調量基準となる角
度センサに異常が来たした場合であれ、その制御性能を
損なうことなく、エンジンの安定した運転を維持するこ
とのできるディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置を提
供する。 【構成】 エンジン40の各気筒に対し噴射ポンプ1から
噴射される燃料をスピルする電磁弁20の駆動指令値すな
わち調量指令値は、回転数センサ31の出力を基準に求め
られる。また、燃料噴射時期を調整するタイマ制御弁28
の駆動指令値すなわち噴射時期指令値は、上記回転数セ
ンサ31の出力とクランク角センサ52の出力との位相差に
基づき求められる。ここでは、これら調量指令値と噴射
時期指令値とをクランク角センサ52の出力を基準に制御
装置60内のメモリに記憶しておき、回転数センサ31の異
常時には、このメモリに記憶されている調量指令値及び
噴射時期指令値を同クランク角センサ52の出力に基づき
読み出してそれら制御に利用する。
度センサに異常が来たした場合であれ、その制御性能を
損なうことなく、エンジンの安定した運転を維持するこ
とのできるディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置を提
供する。 【構成】 エンジン40の各気筒に対し噴射ポンプ1から
噴射される燃料をスピルする電磁弁20の駆動指令値すな
わち調量指令値は、回転数センサ31の出力を基準に求め
られる。また、燃料噴射時期を調整するタイマ制御弁28
の駆動指令値すなわち噴射時期指令値は、上記回転数セ
ンサ31の出力とクランク角センサ52の出力との位相差に
基づき求められる。ここでは、これら調量指令値と噴射
時期指令値とをクランク角センサ52の出力を基準に制御
装置60内のメモリに記憶しておき、回転数センサ31の異
常時には、このメモリに記憶されている調量指令値及び
噴射時期指令値を同クランク角センサ52の出力に基づき
読み出してそれら制御に利用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディーゼルエンジン
の燃料噴射制御装置に関し、特に、燃料噴射制御の基準
となる回転数センサの異常時にあっても、同エンジンの
安定した運転を維持する装置の改良に関する。
の燃料噴射制御装置に関し、特に、燃料噴射制御の基準
となる回転数センサの異常時にあっても、同エンジンの
安定した運転を維持する装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの排気規制の強化に伴い、より
自由度の高い燃料噴射制御を行うことのできる電子式の
燃料噴射制御装置の採用が近年拡大している。
自由度の高い燃料噴射制御を行うことのできる電子式の
燃料噴射制御装置の採用が近年拡大している。
【0003】例えば、ディーゼルエンジンに採用される
電子式の燃料噴射制御装置にあっては、燃料噴射ポンプ
内に配設される回転数センサの出力を基準として、同噴
射ポンプからエンジンの各気筒に噴射供給される燃料の
スピル時期、すなわち電磁弁の通電時期を調整し、燃料
噴射量を制御するようにしている。
電子式の燃料噴射制御装置にあっては、燃料噴射ポンプ
内に配設される回転数センサの出力を基準として、同噴
射ポンプからエンジンの各気筒に噴射供給される燃料の
スピル時期、すなわち電磁弁の通電時期を調整し、燃料
噴射量を制御するようにしている。
【0004】このため、同燃料噴射制御装置にあって
は、上記回転数センサが故障するなどして、その出力が
得られなくなったような場合には、上記電磁弁(スピル
弁)の通電時期が不明となり、ひいては上記燃料噴射量
の制御自体が不能となる。こうして燃料噴射量の制御が
不能となれば、オーバーランまたはエンジンストール等
の不都合が生じることとなる。
は、上記回転数センサが故障するなどして、その出力が
得られなくなったような場合には、上記電磁弁(スピル
弁)の通電時期が不明となり、ひいては上記燃料噴射量
の制御自体が不能となる。こうして燃料噴射量の制御が
不能となれば、オーバーランまたはエンジンストール等
の不都合が生じることとなる。
【0005】そこで従来は、例えば特開昭58−623
29号公報にみられるように、上記回転数センサに異常
時には、エンジンの基準クランク位置に対応したパルス
信号を出力するクランク位置センサの出力と適宜のクロ
ック信号とに基づき上記燃料噴射制御のための信号を生
成するなどの制御手法が提案されている。
29号公報にみられるように、上記回転数センサに異常
時には、エンジンの基準クランク位置に対応したパルス
信号を出力するクランク位置センサの出力と適宜のクロ
ック信号とに基づき上記燃料噴射制御のための信号を生
成するなどの制御手法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような制御手法に
よれば、たとえ上記回転数センサに異常が来たした場合
でも、オーバーランやエンジンストール等の不都合は確
かに回避され、エンジンの運転も一応は継続されるよう
にはなる。
よれば、たとえ上記回転数センサに異常が来たした場合
でも、オーバーランやエンジンストール等の不都合は確
かに回避され、エンジンの運転も一応は継続されるよう
にはなる。
【0007】ただし、回転数センサの出力を通じて得ら
れる角度情報とクランク位置センサの出力を通じて得ら
れる角度情報との間にはずれや更にそのばらつき等があ
る。そして、上記クロック信号を併用したとしても、こ
うしたずれやばらつきが吸収されることはない。
れる角度情報とクランク位置センサの出力を通じて得ら
れる角度情報との間にはずれや更にそのばらつき等があ
る。そして、上記クロック信号を併用したとしても、こ
うしたずれやばらつきが吸収されることはない。
【0008】すなわち、上記回転数センサの出力を基準
とした燃料噴射制御から、その異常等によって、該クラ
ンク位置センサの出力を基準とした燃料噴射制御に切り
換えられたときには、上述した電磁弁(スピル弁)の通
電時期等にも、こうしたずれやばらつき等に起因する微
妙な変化が来たすこととなる。
とした燃料噴射制御から、その異常等によって、該クラ
ンク位置センサの出力を基準とした燃料噴射制御に切り
換えられたときには、上述した電磁弁(スピル弁)の通
電時期等にも、こうしたずれやばらつき等に起因する微
妙な変化が来たすこととなる。
【0009】このため、上記制御手法の採用によって、
エンジンの運転そのものは継続することができたとして
も、燃料噴射制御上は、必ずしも望ましい状態で同エン
ジンの運転が維持されるとは限らない。
エンジンの運転そのものは継続することができたとして
も、燃料噴射制御上は、必ずしも望ましい状態で同エン
ジンの運転が維持されるとは限らない。
【0010】結局、この従来提案されている制御手法と
は、上記公報にも記載されているように、制御性能の低
下を妥協したレベルにとどめてエンジンの継続運転を可
能にするものでしかない。
は、上記公報にも記載されているように、制御性能の低
下を妥協したレベルにとどめてエンジンの継続運転を可
能にするものでしかない。
【0011】この発明は、こうした実情に鑑みてなされ
たものであり、上記回転数センサ等、燃料量の調量基準
となる角度センサに異常が来たした場合であれ、その制
御性能を損なうことなく、エンジンの安定した運転を維
持することのできるディーゼルエンジンの燃料噴射制御
装置を提供することを目的とする。
たものであり、上記回転数センサ等、燃料量の調量基準
となる角度センサに異常が来たした場合であれ、その制
御性能を損なうことなく、エンジンの安定した運転を維
持することのできるディーゼルエンジンの燃料噴射制御
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】こうした目的を達成する
ため、請求項1記載の発明では、燃料噴射ポンプからデ
ィーゼルエンジンの各気筒に対し噴射供給される燃料を
スピルさせることで同燃料量を調量する電磁弁と、この
燃料量の調量基準となる角度信号を出力する第1の角度
センサと、ディーゼルエンジンの燃焼サイクル基準とな
る角度信号を出力する第2の角度センサと、前記第1の
角度センサの出力から求めたエンジン回転数に基づいて
前記電磁弁に対する駆動指令値である調量指令値を算出
する調量指令値演算手段と、該算出される調量指令値が
前記第2の角度センサの出力から求められるエンジン回
転数に対応付けされて記憶される調量指令値メモリと、
前記第1の角度センサの正常時には前記調量指令値演算
手段によってその都度算出される調量指令値に基づき前
記電磁弁の駆動を制御し、同第1の角度センサの異常時
には、前記第2の角度センサの出力から求められるエン
ジン回転数に基づいて前記調量指令値メモリからその対
応する調量指令値を読み出し、該読み出した調量指令値
に基づき前記電磁弁の駆動を制御する調量制御手段とを
具えてディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置を構成す
る。
ため、請求項1記載の発明では、燃料噴射ポンプからデ
ィーゼルエンジンの各気筒に対し噴射供給される燃料を
スピルさせることで同燃料量を調量する電磁弁と、この
燃料量の調量基準となる角度信号を出力する第1の角度
センサと、ディーゼルエンジンの燃焼サイクル基準とな
る角度信号を出力する第2の角度センサと、前記第1の
角度センサの出力から求めたエンジン回転数に基づいて
前記電磁弁に対する駆動指令値である調量指令値を算出
する調量指令値演算手段と、該算出される調量指令値が
前記第2の角度センサの出力から求められるエンジン回
転数に対応付けされて記憶される調量指令値メモリと、
前記第1の角度センサの正常時には前記調量指令値演算
手段によってその都度算出される調量指令値に基づき前
記電磁弁の駆動を制御し、同第1の角度センサの異常時
には、前記第2の角度センサの出力から求められるエン
ジン回転数に基づいて前記調量指令値メモリからその対
応する調量指令値を読み出し、該読み出した調量指令値
に基づき前記電磁弁の駆動を制御する調量制御手段とを
具えてディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置を構成す
る。
【0013】また、請求項2記載の発明では、該請求項
1記載の発明の構成に加えて更に、燃料噴射ポンプから
ディーゼルエンジンの各気筒に対し噴射供給される燃料
の噴射時期を調整する噴射時期制御弁と、前記第1及び
第2の角度センサの出力の位相差に基づいて該噴射時期
制御弁に対する駆動指令値である噴射時期指令値を算出
する噴射時期指令値演算手段と、 該算出される噴射時
期指令値が前記第2の角度センサの出力から求められる
エンジン回転数に対応付けされて記憶される噴射時期指
令値メモリと、前記第1の角度センサの正常時には前記
噴射時期指令値演算手段によってその都度算出される噴
射時期指令値に基づき前記噴射時期制御弁の駆動を制御
し、同第1の角度センサの異常時には、前記第2の角度
センサの出力から求められるエンジン回転数に基づいて
前記噴射時期指令値メモリからその対応する噴射時期指
令値を読み出し、該読み出した噴射時期指令値に基づき
前記噴射時期制御弁の駆動を制御する噴射時期制御手段
とを具えてディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置を構
成する。
1記載の発明の構成に加えて更に、燃料噴射ポンプから
ディーゼルエンジンの各気筒に対し噴射供給される燃料
の噴射時期を調整する噴射時期制御弁と、前記第1及び
第2の角度センサの出力の位相差に基づいて該噴射時期
制御弁に対する駆動指令値である噴射時期指令値を算出
する噴射時期指令値演算手段と、 該算出される噴射時
期指令値が前記第2の角度センサの出力から求められる
エンジン回転数に対応付けされて記憶される噴射時期指
令値メモリと、前記第1の角度センサの正常時には前記
噴射時期指令値演算手段によってその都度算出される噴
射時期指令値に基づき前記噴射時期制御弁の駆動を制御
し、同第1の角度センサの異常時には、前記第2の角度
センサの出力から求められるエンジン回転数に基づいて
前記噴射時期指令値メモリからその対応する噴射時期指
令値を読み出し、該読み出した噴射時期指令値に基づき
前記噴射時期制御弁の駆動を制御する噴射時期制御手段
とを具えてディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置を構
成する。
【0014】また、請求項3記載の発明では、これら請
求項1または2記載の発明の構成において、前記第1の
角度センサの出力から求めたエンジン回転数に基づいて
前記燃料の噴射時期目標値を算出する噴射時期目標演算
手段と、該算出される噴射時期目標値が前記第2の角度
センサの出力から求められるエンジン回転数に対応付け
されて記憶される噴射時期目標メモリとを更に具え、前
記調量制御手段を、前記第1の角度センサの異常時、前
記第2の角度センサの出力から求められるエンジン回転
数に基づいて前記調量指令値メモリ及び噴射時期目標メ
モリからそれぞれ対応する調量指令値及び噴射時期目標
値を読み出し、それら読み出した調量指令値及び噴射時
期目標値の加算値に基づいて前記電磁弁の駆動を制御す
るものとして構成する。
求項1または2記載の発明の構成において、前記第1の
角度センサの出力から求めたエンジン回転数に基づいて
前記燃料の噴射時期目標値を算出する噴射時期目標演算
手段と、該算出される噴射時期目標値が前記第2の角度
センサの出力から求められるエンジン回転数に対応付け
されて記憶される噴射時期目標メモリとを更に具え、前
記調量制御手段を、前記第1の角度センサの異常時、前
記第2の角度センサの出力から求められるエンジン回転
数に基づいて前記調量指令値メモリ及び噴射時期目標メ
モリからそれぞれ対応する調量指令値及び噴射時期目標
値を読み出し、それら読み出した調量指令値及び噴射時
期目標値の加算値に基づいて前記電磁弁の駆動を制御す
るものとして構成する。
【0015】また、請求項4記載の発明では、燃料噴射
ポンプからディーゼルエンジンの各気筒に対し噴射供給
される燃料をスピルさせることで同燃料量を調量する電
磁弁と、同燃料噴射ポンプからディーゼルエンジンの各
気筒に対し噴射供給される燃料の噴射時期を調整する噴
射時期制御弁と、前記燃料量の調量基準となる角度信号
を出力する第1の角度センサと、ディーゼルエンジンの
燃焼サイクル基準となる角度信号を出力する第2の角度
センサと、前記第1の角度センサの出力から求めたエン
ジン回転数に基づいて前記電磁弁に対する駆動指令値で
ある調量指令値を算出する調量指令値演算手段と、該算
出される調量指令値が前記第2の角度センサの出力から
求められるエンジン回転数に対応付けされて記憶される
調量指令値メモリと、前記第1の角度センサの出力から
求めたエンジン回転数に基づいて前記燃料の噴射時期目
標値を算出する噴射時期目標演算手段と、該算出される
噴射時期目標値が前記第2の角度センサの出力から求め
られるエンジン回転数に対応付けされて記憶される噴射
時期目標メモリと、前記第1及び第2の角度センサの出
力の位相差に基づいて前記噴射時期制御弁を通じた実際
の噴射時期を検出する実噴射時期検出手段と、この検出
される実際の噴射時期と前記算出される噴射時期目標値
との偏差に基づいて前記噴射時期制御弁に対する駆動指
令値である噴射時期指令値を算出する噴射時期指令値演
算手段と、該算出される噴射時期指令値が前記第2の角
度センサの出力から求められるエンジン回転数に対応付
けされて記憶される噴射時期指令値メモリと、前記第1
の角度センサの正常時には前記調量指令値演算手段によ
ってその都度算出される調量指令値に基づき前記電磁弁
の駆動を制御し、同第1の角度センサの異常時には、前
記第2の角度センサの出力から求められるエンジン回転
数に基づいて前記調量指令値メモリ及び噴射時期目標メ
モリからそれぞれ対応する調量指令値及び噴射時期目標
値を読み出し、それら読み出した調量指令値及び噴射時
期目標値の加算値に基づいて前記電磁弁の駆動を制御す
る調量制御手段と、前記第1の角度センサの正常時には
前記噴射時期指令値演算手段によってその都度算出され
る噴射時期指令値に基づき前記噴射時期制御弁の駆動を
制御し、同第1の角度センサの異常時には、前記第2の
角度センサの出力から求められるエンジン回転数に基づ
いて前記噴射時期指令値メモリからその対応する噴射時
期指令値を読み出し、該読み出した噴射時期指令値に基
づき前記噴射時期制御弁の駆動を制御する噴射時期制御
手段とを具えてディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置
を構成する。
ポンプからディーゼルエンジンの各気筒に対し噴射供給
される燃料をスピルさせることで同燃料量を調量する電
磁弁と、同燃料噴射ポンプからディーゼルエンジンの各
気筒に対し噴射供給される燃料の噴射時期を調整する噴
射時期制御弁と、前記燃料量の調量基準となる角度信号
を出力する第1の角度センサと、ディーゼルエンジンの
燃焼サイクル基準となる角度信号を出力する第2の角度
センサと、前記第1の角度センサの出力から求めたエン
ジン回転数に基づいて前記電磁弁に対する駆動指令値で
ある調量指令値を算出する調量指令値演算手段と、該算
出される調量指令値が前記第2の角度センサの出力から
求められるエンジン回転数に対応付けされて記憶される
調量指令値メモリと、前記第1の角度センサの出力から
求めたエンジン回転数に基づいて前記燃料の噴射時期目
標値を算出する噴射時期目標演算手段と、該算出される
噴射時期目標値が前記第2の角度センサの出力から求め
られるエンジン回転数に対応付けされて記憶される噴射
時期目標メモリと、前記第1及び第2の角度センサの出
力の位相差に基づいて前記噴射時期制御弁を通じた実際
の噴射時期を検出する実噴射時期検出手段と、この検出
される実際の噴射時期と前記算出される噴射時期目標値
との偏差に基づいて前記噴射時期制御弁に対する駆動指
令値である噴射時期指令値を算出する噴射時期指令値演
算手段と、該算出される噴射時期指令値が前記第2の角
度センサの出力から求められるエンジン回転数に対応付
けされて記憶される噴射時期指令値メモリと、前記第1
の角度センサの正常時には前記調量指令値演算手段によ
ってその都度算出される調量指令値に基づき前記電磁弁
の駆動を制御し、同第1の角度センサの異常時には、前
記第2の角度センサの出力から求められるエンジン回転
数に基づいて前記調量指令値メモリ及び噴射時期目標メ
モリからそれぞれ対応する調量指令値及び噴射時期目標
値を読み出し、それら読み出した調量指令値及び噴射時
期目標値の加算値に基づいて前記電磁弁の駆動を制御す
る調量制御手段と、前記第1の角度センサの正常時には
前記噴射時期指令値演算手段によってその都度算出され
る噴射時期指令値に基づき前記噴射時期制御弁の駆動を
制御し、同第1の角度センサの異常時には、前記第2の
角度センサの出力から求められるエンジン回転数に基づ
いて前記噴射時期指令値メモリからその対応する噴射時
期指令値を読み出し、該読み出した噴射時期指令値に基
づき前記噴射時期制御弁の駆動を制御する噴射時期制御
手段とを具えてディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置
を構成する。
【0016】また、請求項5記載の発明では、上記請求
項4記載の発明の構成に加えて更に、前記検出される実
際の噴射時期と前記算出される噴射時期目標値との偏差
が所定の範囲に収まるか否かを判定する判定手段を設
け、前記噴射時期指令値メモリには、該判定手段を通じ
て前記偏差が所定の範囲に収まる旨判定されるときにの
み、前記噴射時期指令値演算手段により算出された噴射
時期指令値が記憶されるようにする。
項4記載の発明の構成に加えて更に、前記検出される実
際の噴射時期と前記算出される噴射時期目標値との偏差
が所定の範囲に収まるか否かを判定する判定手段を設
け、前記噴射時期指令値メモリには、該判定手段を通じ
て前記偏差が所定の範囲に収まる旨判定されるときにの
み、前記噴射時期指令値演算手段により算出された噴射
時期指令値が記憶されるようにする。
【0017】また、請求項6記載の発明では、前記第1
の角度センサを、前記燃料噴射ポンプの駆動軸の回転数
を検出する回転数センサとし、前記第2の角度センサ
を、ディーゼルエンジンの基準クランク角を検出するク
ランク角センサ、及び同エンジンの吸入空気圧力を検出
する吸気圧センサ、及び同エンジンの各気筒内圧力を検
出する筒内圧センサの少なくとも1つとする。
の角度センサを、前記燃料噴射ポンプの駆動軸の回転数
を検出する回転数センサとし、前記第2の角度センサ
を、ディーゼルエンジンの基準クランク角を検出するク
ランク角センサ、及び同エンジンの吸入空気圧力を検出
する吸気圧センサ、及び同エンジンの各気筒内圧力を検
出する筒内圧センサの少なくとも1つとする。
【0018】
【作用】回転数センサ等、燃料量の調量基準となる角度
センサに異常が来たした場合、エンジンの基準クランク
位置に対応したパルス信号やクロック信号等を代用して
燃料噴射制御のための信号を生成したとしても、それら
角度信号間のずれやばらつきは吸収されず、必ずしも望
ましい状態でエンジンの運転が継続されるとは限らない
ことは前述した。
センサに異常が来たした場合、エンジンの基準クランク
位置に対応したパルス信号やクロック信号等を代用して
燃料噴射制御のための信号を生成したとしても、それら
角度信号間のずれやばらつきは吸収されず、必ずしも望
ましい状態でエンジンの運転が継続されるとは限らない
ことは前述した。
【0019】そこで、請求項1記載の発明によるよう
に、 ・第1の角度センサの出力から求めたエンジン回転数に
基づいて電磁弁に対する駆動指令値である調量指令値を
算出する。 ・該算出される調量指令値を第2の角度センサの出力か
ら求められるエンジン回転数に対応付けして調量指令値
メモリに記憶する。 ・第1の角度センサの正常時には上記算出される調量指
令値に基づいて電磁弁の駆動を制御し、同第1の角度セ
ンサの異常時には、第2の角度センサの出力から求めら
れるエンジン回転数に基づいて調量指令値メモリからそ
の対応する調量指令値を読み出し、該読み出した調量指
令値に基づき電磁弁の駆動を制御する。 といった制御構造を採用するようにすれば、第1の角度
センサ正常時の同第1の角度センサによる角度情報と第
2の角度センサによる角度情報とのずれやばらつきは、
上記調量指令値メモリに記憶され且つ読み出される調量
指令値を通じて好適に相殺されるようになる。
に、 ・第1の角度センサの出力から求めたエンジン回転数に
基づいて電磁弁に対する駆動指令値である調量指令値を
算出する。 ・該算出される調量指令値を第2の角度センサの出力か
ら求められるエンジン回転数に対応付けして調量指令値
メモリに記憶する。 ・第1の角度センサの正常時には上記算出される調量指
令値に基づいて電磁弁の駆動を制御し、同第1の角度セ
ンサの異常時には、第2の角度センサの出力から求めら
れるエンジン回転数に基づいて調量指令値メモリからそ
の対応する調量指令値を読み出し、該読み出した調量指
令値に基づき電磁弁の駆動を制御する。 といった制御構造を採用するようにすれば、第1の角度
センサ正常時の同第1の角度センサによる角度情報と第
2の角度センサによる角度情報とのずれやばらつきは、
上記調量指令値メモリに記憶され且つ読み出される調量
指令値を通じて好適に相殺されるようになる。
【0020】すなわち、上記算出される調量指令値は、
第1の角度センサによる角度情報が直接反映されたもの
となるが、これが上記調量指令値メモリに記憶されると
きに第2の角度センサによる角度情報に対応付けされる
ことにより、それら第1及び第2の角度センサ間の角度
情報のずれやばらつきも、同記憶される調量指令値に直
接反映されるようになる。このため、第1の角度センサ
が異常となってその出力が得られなくなったとしても、
その後第2の角度センサによる角度情報自体にずれやば
らつき等が生じない限り、同第2の角度センサによる角
度情報をもとに読み出される上記調量指令値は、上記第
1の角度センサによる角度情報とのずれやばらつきがそ
のまま維持された、すなわち同第1の角度センサによる
角度情報が直接反映されている値として読み出されるよ
うになる。
第1の角度センサによる角度情報が直接反映されたもの
となるが、これが上記調量指令値メモリに記憶されると
きに第2の角度センサによる角度情報に対応付けされる
ことにより、それら第1及び第2の角度センサ間の角度
情報のずれやばらつきも、同記憶される調量指令値に直
接反映されるようになる。このため、第1の角度センサ
が異常となってその出力が得られなくなったとしても、
その後第2の角度センサによる角度情報自体にずれやば
らつき等が生じない限り、同第2の角度センサによる角
度情報をもとに読み出される上記調量指令値は、上記第
1の角度センサによる角度情報とのずれやばらつきがそ
のまま維持された、すなわち同第1の角度センサによる
角度情報が直接反映されている値として読み出されるよ
うになる。
【0021】したがって、この請求項1記載の発明によ
れば、燃料量の調量基準となる上記第1の角度センサに
異常が来たした場合であれ、その制御性能を何ら損なう
ことなく、エンジンの安定した運転を継続、維持するこ
とができるようになる。
れば、燃料量の調量基準となる上記第1の角度センサに
異常が来たした場合であれ、その制御性能を何ら損なう
ことなく、エンジンの安定した運転を継続、維持するこ
とができるようになる。
【0022】しかも、同請求項1記載の発明の上記制御
構造によれば、調量指令値メモリの書き換え(更新)が
第1の角度センサの正常時継続して実行されることによ
り、第1及び第2の角度センサ間の角度情報のずれやば
らつきについても常に最新の関係が登録されるようにな
る。したがって、それら角度情報のずれやばらつきの関
係が経時的に変化する場合であっても、第1の角度セン
サが異常となったときの最新の関係をもって、上記第1
の角度センサによる角度情報が直接反映されている値と
して調量指令値が読み出される関係は好適に維持され
る。
構造によれば、調量指令値メモリの書き換え(更新)が
第1の角度センサの正常時継続して実行されることによ
り、第1及び第2の角度センサ間の角度情報のずれやば
らつきについても常に最新の関係が登録されるようにな
る。したがって、それら角度情報のずれやばらつきの関
係が経時的に変化する場合であっても、第1の角度セン
サが異常となったときの最新の関係をもって、上記第1
の角度センサによる角度情報が直接反映されている値と
して調量指令値が読み出される関係は好適に維持され
る。
【0023】また、請求項2記載の発明によるように、 ・第1及び第2の角度センサの出力の位相差に基づいて
噴射時期制御弁に対する駆動指令値である噴射時期指令
値を算出する。 ・該算出される噴射時期指令値を第2の角度センサの出
力から求められるエンジン回転数に対応付けして噴射時
期指令値メモリに記憶する。 ・第1の角度センサの正常時には上記算出される噴射時
期指令値に基づいて噴射時期制御弁の駆動を制御し、同
第1の角度センサの異常時には、第2の角度センサの出
力から求められるエンジン回転数に基づいて噴射時期指
令値メモリからその対応する噴射時期指令値を読み出
し、該読み出した噴射時期指令値に基づき噴射時期制御
弁の駆動を制御する。 といった制御構造を併せ採用するようにすれば、燃料の
噴射量のみならず、噴射時期についても、第1の角度セ
ンサの異常後、上記請求項1記載の発明に準じた高い制
御能力にて、適正に維持することができるようになる。
噴射時期制御弁に対する駆動指令値である噴射時期指令
値を算出する。 ・該算出される噴射時期指令値を第2の角度センサの出
力から求められるエンジン回転数に対応付けして噴射時
期指令値メモリに記憶する。 ・第1の角度センサの正常時には上記算出される噴射時
期指令値に基づいて噴射時期制御弁の駆動を制御し、同
第1の角度センサの異常時には、第2の角度センサの出
力から求められるエンジン回転数に基づいて噴射時期指
令値メモリからその対応する噴射時期指令値を読み出
し、該読み出した噴射時期指令値に基づき噴射時期制御
弁の駆動を制御する。 といった制御構造を併せ採用するようにすれば、燃料の
噴射量のみならず、噴射時期についても、第1の角度セ
ンサの異常後、上記請求項1記載の発明に準じた高い制
御能力にて、適正に維持することができるようになる。
【0024】勿論この場合も、第1の角度センサ正常時
の同第1の角度センサによる角度情報と第2の角度セン
サによる角度情報とのずれやばらつきは、上記噴射時期
指令値メモリに記憶され且つ読み出される噴射時期指令
値を通じて好適に相殺されるようになる。
の同第1の角度センサによる角度情報と第2の角度セン
サによる角度情報とのずれやばらつきは、上記噴射時期
指令値メモリに記憶され且つ読み出される噴射時期指令
値を通じて好適に相殺されるようになる。
【0025】なお、この噴射時期については、必ずしも
上記第1の角度センサの出力を用いずとも、その指令値
を算出し、設定することはできる。例えば、燃料の実噴
射時期を検出するリフトセンサが燃料噴射弁に対して設
けられているものにあっては、そのリフトセンサの出力
と上記第2の角度センサの出力との位相差によっても、
上記噴射時期制御弁に対する駆動指令値である噴射時期
指令値を算出することはできる。
上記第1の角度センサの出力を用いずとも、その指令値
を算出し、設定することはできる。例えば、燃料の実噴
射時期を検出するリフトセンサが燃料噴射弁に対して設
けられているものにあっては、そのリフトセンサの出力
と上記第2の角度センサの出力との位相差によっても、
上記噴射時期制御弁に対する駆動指令値である噴射時期
指令値を算出することはできる。
【0026】一方、請求項3記載の発明によるように、
これら請求項1記載の発明、或いは請求項2記載の発明
の構成において、 ・第1の角度センサの出力から求めたエンジン回転数に
基づいて前記燃料の噴射時期目標値を算出する。 ・該算出される噴射時期目標値を第2の角度センサの出
力から求められるエンジン回転数に対応付けして噴射時
期目標メモリに記憶する。 といった構成を併せ具えるとともに、上記調量制御手段
を、 ・第1の角度センサの異常時、第2の角度センサの出力
から求められるエンジン回転数に基づいて調量指令値メ
モリ及び噴射時期目標メモリからそれぞれ対応する調量
指令値及び噴射時期目標値を読み出し、それら読み出し
た調量指令値及び噴射時期目標値の加算値に基づいて電
磁弁の駆動を制御するもの。 として構成することができる。
これら請求項1記載の発明、或いは請求項2記載の発明
の構成において、 ・第1の角度センサの出力から求めたエンジン回転数に
基づいて前記燃料の噴射時期目標値を算出する。 ・該算出される噴射時期目標値を第2の角度センサの出
力から求められるエンジン回転数に対応付けして噴射時
期目標メモリに記憶する。 といった構成を併せ具えるとともに、上記調量制御手段
を、 ・第1の角度センサの異常時、第2の角度センサの出力
から求められるエンジン回転数に基づいて調量指令値メ
モリ及び噴射時期目標メモリからそれぞれ対応する調量
指令値及び噴射時期目標値を読み出し、それら読み出し
た調量指令値及び噴射時期目標値の加算値に基づいて電
磁弁の駆動を制御するもの。 として構成することができる。
【0027】通常、上記第1の角度センサの出力は進角
値にも対応したものとなる。このため同請求項3記載の
発明のように、該第1の角度センサの出力に基づき燃料
の噴射時期目標値を算出し、これを第2の角度センサに
よる角度情報のもとに上記噴射時期目標メモリに記憶し
ておくようにすれば、上述同様、この第1の角度センサ
に異常が来たした場合でも、それら進角値の様々な変化
に正確に対応することができるようになる。
値にも対応したものとなる。このため同請求項3記載の
発明のように、該第1の角度センサの出力に基づき燃料
の噴射時期目標値を算出し、これを第2の角度センサに
よる角度情報のもとに上記噴射時期目標メモリに記憶し
ておくようにすれば、上述同様、この第1の角度センサ
に異常が来たした場合でも、それら進角値の様々な変化
に正確に対応することができるようになる。
【0028】すなわち、進角値が様々に変化する場合で
あっても、第1の角度センサ異常時に求められる上記調
量指令値及び噴射時期目標値の加算値は、第1の角度セ
ンサ正常時の電磁弁駆動タイミング(調量指令値)に正
確に対応するようになる。
あっても、第1の角度センサ異常時に求められる上記調
量指令値及び噴射時期目標値の加算値は、第1の角度セ
ンサ正常時の電磁弁駆動タイミング(調量指令値)に正
確に対応するようになる。
【0029】なお、噴射時期目標値を算出する同請求項
3記載の発明の構成によれば、上記請求項2記載の発明
でいう噴射時期指令値をフィードバック制御する構成と
することもできる。
3記載の発明の構成によれば、上記請求項2記載の発明
でいう噴射時期指令値をフィードバック制御する構成と
することもできる。
【0030】すなわちこの場合、上記請求項4記載の発
明によるように、 ・前記第1及び第2の角度センサの出力の位相差に基づ
いて前記噴射時期制御弁を通じた実際の噴射時期を検出
する実噴射時期検出手段。 ・この検出される実際の噴射時期と前記算出される噴射
時期目標値との偏差に基づいて前記噴射時期制御弁に対
する駆動指令値である噴射時期指令値を算出する噴射時
期指令値演算手段。 ・該算出される噴射時期指令値が前記第2の角度センサ
の出力から求められるエンジン回転数に対応付けされて
記憶される噴射時期指令値メモリ。 ・前記第1の角度センサの正常時には前記噴射時期指令
値演算手段によってその都度算出される噴射時期指令値
に基づき前記噴射時期制御弁の駆動を制御し、同第1の
角度センサの異常時には、前記第2の角度センサの出力
から求められるエンジン回転数に基づいて前記噴射時期
指令値メモリからその対応する噴射時期指令値を読み出
し、該読み出した噴射時期指令値に基づき前記噴射時期
制御弁の駆動を制御する噴射時期制御手段。 を主に具える構成とすることで、上記噴射時期指令値は
フィードバック制御されるようになり、上記噴射時期制
御弁のより安定した駆動が実現されるようにもなる。
明によるように、 ・前記第1及び第2の角度センサの出力の位相差に基づ
いて前記噴射時期制御弁を通じた実際の噴射時期を検出
する実噴射時期検出手段。 ・この検出される実際の噴射時期と前記算出される噴射
時期目標値との偏差に基づいて前記噴射時期制御弁に対
する駆動指令値である噴射時期指令値を算出する噴射時
期指令値演算手段。 ・該算出される噴射時期指令値が前記第2の角度センサ
の出力から求められるエンジン回転数に対応付けされて
記憶される噴射時期指令値メモリ。 ・前記第1の角度センサの正常時には前記噴射時期指令
値演算手段によってその都度算出される噴射時期指令値
に基づき前記噴射時期制御弁の駆動を制御し、同第1の
角度センサの異常時には、前記第2の角度センサの出力
から求められるエンジン回転数に基づいて前記噴射時期
指令値メモリからその対応する噴射時期指令値を読み出
し、該読み出した噴射時期指令値に基づき前記噴射時期
制御弁の駆動を制御する噴射時期制御手段。 を主に具える構成とすることで、上記噴射時期指令値は
フィードバック制御されるようになり、上記噴射時期制
御弁のより安定した駆動が実現されるようにもなる。
【0031】また、請求項5記載の発明によるように、
この請求項4記載の構成に加えて更に、 ・前記検出される実際の噴射時期と前記算出される噴射
時期目標値との偏差が所定の範囲に収まるか否かを判定
する判定手段。 を具えるようにし、上記噴射時期指令値メモリには、 ・該判定手段を通じて前記偏差が所定の範囲に収まる旨
判定されるときにのみ、前記噴射時期指令値演算手段に
より算出された噴射時期指令値が記憶される。 といった構成にすれば、上記偏差が所定の範囲に収まる
いわゆるフィードバック制御系の安定時の噴射時期指令
値のみが同噴射時期指令値メモリに記憶されるようにな
る。すなわち、第1の角度センサの異常時、第2の角度
センサの出力から求められるエンジン回転数に基づいて
同噴射時期指令値メモリからその対応する噴射時期指令
値が読み出され、噴射時期制御弁の駆動が制御される場
合であれ、エンジンの安定した運転を維持し得る安定し
た噴射時期指令値が供給されるようになる。
この請求項4記載の構成に加えて更に、 ・前記検出される実際の噴射時期と前記算出される噴射
時期目標値との偏差が所定の範囲に収まるか否かを判定
する判定手段。 を具えるようにし、上記噴射時期指令値メモリには、 ・該判定手段を通じて前記偏差が所定の範囲に収まる旨
判定されるときにのみ、前記噴射時期指令値演算手段に
より算出された噴射時期指令値が記憶される。 といった構成にすれば、上記偏差が所定の範囲に収まる
いわゆるフィードバック制御系の安定時の噴射時期指令
値のみが同噴射時期指令値メモリに記憶されるようにな
る。すなわち、第1の角度センサの異常時、第2の角度
センサの出力から求められるエンジン回転数に基づいて
同噴射時期指令値メモリからその対応する噴射時期指令
値が読み出され、噴射時期制御弁の駆動が制御される場
合であれ、エンジンの安定した運転を維持し得る安定し
た噴射時期指令値が供給されるようになる。
【0032】また、請求項6記載の発明によるように、
各々上記第1の角度センサを、 ・燃料噴射ポンプの駆動軸の回転数を検出する回転数セ
ンサ。 とし、また各々上記第2の角度センサを、 ・ディーゼルエンジンの基準クランク角を検出するクラ
ンク角センサ、及び同エンジンの吸入空気圧力を検出す
る吸気圧センサ、及び同エンジンの各気筒内圧力を検出
する筒内圧センサの少なくとも1つ。 とすれば、ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置に通
常用いられるセンサのみを用いて、上述した制御性能の
高い燃料噴射制御を維持する装置を実現することができ
るようになる。
各々上記第1の角度センサを、 ・燃料噴射ポンプの駆動軸の回転数を検出する回転数セ
ンサ。 とし、また各々上記第2の角度センサを、 ・ディーゼルエンジンの基準クランク角を検出するクラ
ンク角センサ、及び同エンジンの吸入空気圧力を検出す
る吸気圧センサ、及び同エンジンの各気筒内圧力を検出
する筒内圧センサの少なくとも1つ。 とすれば、ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置に通
常用いられるセンサのみを用いて、上述した制御性能の
高い燃料噴射制御を維持する装置を実現することができ
るようになる。
【0033】
【実施例】図1に、この発明にかかるディーゼルエンジ
ンの燃料噴射制御装置についてその一実施例を示す。
ンの燃料噴射制御装置についてその一実施例を示す。
【0034】この実施例の装置は、ディーゼルエンジン
として4気筒ディーゼルエンジンを対象とし、またその
燃料噴射ポンプとしてスピル時期を電気的に調整して燃
料噴射量を制御するタイプの噴射ポンプを対象として、
回転数センサの異常時にあってもエンジン安定した運転
を維持する装置として構成されている。
として4気筒ディーゼルエンジンを対象とし、またその
燃料噴射ポンプとしてスピル時期を電気的に調整して燃
料噴射量を制御するタイプの噴射ポンプを対象として、
回転数センサの異常時にあってもエンジン安定した運転
を維持する装置として構成されている。
【0035】はじめに、同図1を参照して、これらディ
ーゼルエンジン及び燃料噴射ポンプの概要を説明する。
まず、噴射ポンプ1としては、上述したようにスピル時
期を電気的に調整して燃料噴射量を制御するタイプの噴
射ポンプ、特にここでは電磁スピル式分配型の燃料噴射
ポンプを想定している。この電磁スピル式分配型燃料噴
射ポンプ1は、シリンダ内壁面とプランジャ先端面とで
形成される高圧室とポンプ室(低圧室)とを連通させる
連通路に電磁弁を設け、この電機弁をオン/オフ制御す
ることにより該連通路を遮断/連通(スピル)させて、
その燃料噴射量を制御するものである。
ーゼルエンジン及び燃料噴射ポンプの概要を説明する。
まず、噴射ポンプ1としては、上述したようにスピル時
期を電気的に調整して燃料噴射量を制御するタイプの噴
射ポンプ、特にここでは電磁スピル式分配型の燃料噴射
ポンプを想定している。この電磁スピル式分配型燃料噴
射ポンプ1は、シリンダ内壁面とプランジャ先端面とで
形成される高圧室とポンプ室(低圧室)とを連通させる
連通路に電磁弁を設け、この電機弁をオン/オフ制御す
ることにより該連通路を遮断/連通(スピル)させて、
その燃料噴射量を制御するものである。
【0036】さて、この噴射ポンプ1において、図示し
ないフィルタにより通過された燃料は、ドライブシャフ
ト(駆動軸)2で駆動されるベーン式フィードポンプ
(図1では90°展開して図示)3によって給油口4か
らプレッシャレギュレーティングバルブ5に導かれる。
そして、このプレッシャレギュレーティングバルブ5に
より圧力を調整された後、ポンプハウジング6内の低圧
室であるポンプ室7内に充填される。
ないフィルタにより通過された燃料は、ドライブシャフ
ト(駆動軸)2で駆動されるベーン式フィードポンプ
(図1では90°展開して図示)3によって給油口4か
らプレッシャレギュレーティングバルブ5に導かれる。
そして、このプレッシャレギュレーティングバルブ5に
より圧力を調整された後、ポンプハウジング6内の低圧
室であるポンプ室7内に充填される。
【0037】ポンプ室7内に充填された燃料は、ポンプ
室7内で作動部分の潤滑を行うとともに、吸入ポート8
を介して、プランジャ9の先端部に形成される高圧室1
0に送られる。また、同ポンプ室7内に充填された燃料
の一部は、過剰燃料の排出と作動部分の冷却のために、
オーバフローバルブ11から燃料タンクに戻され循環さ
れる。
室7内で作動部分の潤滑を行うとともに、吸入ポート8
を介して、プランジャ9の先端部に形成される高圧室1
0に送られる。また、同ポンプ室7内に充填された燃料
の一部は、過剰燃料の排出と作動部分の冷却のために、
オーバフローバルブ11から燃料タンクに戻され循環さ
れる。
【0038】上記プランジャ9の先端部には、エンジン
の気筒数(この例では4)と同数の吸入グループ12が
穿設され、また後端部には、カムプレート13が固定さ
れている。このカムプレート13には、ローラリング1
4に嵌合された、これも気筒数と同数のローラ15が接
触されている。
の気筒数(この例では4)と同数の吸入グループ12が
穿設され、また後端部には、カムプレート13が固定さ
れている。このカムプレート13には、ローラリング1
4に嵌合された、これも気筒数と同数のローラ15が接
触されている。
【0039】また、プランジャ9は、先端側からシリン
ダ16に挿入され、その先端面とシリンダ16の内壁面
とによって高圧室10を形成している。このシリンダ1
6には、上記吸入ポート8が穿設されるとともに、シリ
ンダ内面からデリバリバルブ17に連通する、気筒数と
同数の分配通路18が穿設されている。
ダ16に挿入され、その先端面とシリンダ16の内壁面
とによって高圧室10を形成している。このシリンダ1
6には、上記吸入ポート8が穿設されるとともに、シリ
ンダ内面からデリバリバルブ17に連通する、気筒数と
同数の分配通路18が穿設されている。
【0040】一方、上記ポンプハウンジ6には、連通路
19を連通/遮断するスピル制御用の電磁弁20が取り
付けられている。この連通路19は高圧室10とポンプ
室7とを連通させるものである。
19を連通/遮断するスピル制御用の電磁弁20が取り
付けられている。この連通路19は高圧室10とポンプ
室7とを連通させるものである。
【0041】電磁弁20は、ソレノイド21がオンされ
ることにより、弁体22を突出して連通路19を遮断
し、ソレノイド21がオフされることにより、弁体22
を吸引して連通路19を連通する。こうして連通路19
が連通されることにより、高圧室10にある燃料がポン
プ室7にスピルされ、その噴射供給が終了される。
ることにより、弁体22を突出して連通路19を遮断
し、ソレノイド21がオフされることにより、弁体22
を吸引して連通路19を連通する。こうして連通路19
が連通されることにより、高圧室10にある燃料がポン
プ室7にスピルされ、その噴射供給が終了される。
【0042】また、上記ドライブシャフト2は、ポンプ
室7方向へ突出しているカップリングを介してカムプレ
ート13に連結されている。このカムプレート13は、
上述の如くプランジャ9の後端部に固定されており、ま
たスプリング23によってローラ15に押圧されてい
る。したがって、回転するカムプレート13のカム山に
ローラ15が乗り上げる都度プランジャ9は図中右方向
に移動するようになり、結局このプランジャ9は、カム
プレート13の1回転中に、エンジンの気筒数と等しい
回数だけ往復動されることとなる。
室7方向へ突出しているカップリングを介してカムプレ
ート13に連結されている。このカムプレート13は、
上述の如くプランジャ9の後端部に固定されており、ま
たスプリング23によってローラ15に押圧されてい
る。したがって、回転するカムプレート13のカム山に
ローラ15が乗り上げる都度プランジャ9は図中右方向
に移動するようになり、結局このプランジャ9は、カム
プレート13の1回転中に、エンジンの気筒数と等しい
回数だけ往復動されることとなる。
【0043】また一方、同噴射ポンプ1の下部には、燃
料送油圧力を利用してドライブシャフト2とプランジャ
9を駆動するカムプレート13との位相を変化させるこ
とにより燃料噴射時期を調整する油圧式タイマ(図1で
は90°展開して図示)24が設けられている。
料送油圧力を利用してドライブシャフト2とプランジャ
9を駆動するカムプレート13との位相を変化させるこ
とにより燃料噴射時期を調整する油圧式タイマ(図1で
は90°展開して図示)24が設けられている。
【0044】このタイマ24において、タイマピストン
26は、ポンプハウジング6内に、ドライブシャフト2
と直角になるよう組み込まれ、送油圧の変化とタイマス
プリング25のバネ力とのバランスによりタイマハウジ
ング内を摺動するように構成されている。このタイマピ
ストン26の動きは、ロッド27を介して、円筒状のロ
ーラリング14を回転させる動きに変換される。
26は、ポンプハウジング6内に、ドライブシャフト2
と直角になるよう組み込まれ、送油圧の変化とタイマス
プリング25のバネ力とのバランスによりタイマハウジ
ング内を摺動するように構成されている。このタイマピ
ストン26の動きは、ロッド27を介して、円筒状のロ
ーラリング14を回転させる動きに変換される。
【0045】ここで、タイマスプリング25は、上記タ
イマピストン26を噴射遅れの方向に押している。しか
し、エンジン回転数が上昇して、ポンプ室7の燃料圧が
上昇すると、タイマピストン26は、タイマスプリング
25の弾発力に抗する方向に押されるようになる。そし
て、こうしたタイマピストン26の動きにより、ローラ
リング14はドライブシャフト2の回転方向と反対の方
向に回転されるようになり、噴射時期が進められる。噴
射時期は、エンジン条件によって予め定められた目標噴
射時期に一致するよう、上記タイマピストン26に作用
する油圧がタイマ制御弁28によって制御される。
イマピストン26を噴射遅れの方向に押している。しか
し、エンジン回転数が上昇して、ポンプ室7の燃料圧が
上昇すると、タイマピストン26は、タイマスプリング
25の弾発力に抗する方向に押されるようになる。そし
て、こうしたタイマピストン26の動きにより、ローラ
リング14はドライブシャフト2の回転方向と反対の方
向に回転されるようになり、噴射時期が進められる。噴
射時期は、エンジン条件によって予め定められた目標噴
射時期に一致するよう、上記タイマピストン26に作用
する油圧がタイマ制御弁28によって制御される。
【0046】また、ドライブシャフト2の先端部には、
シグナルロータ30がドライブシャフト2と同軸に固定
され、ローラリング14には該シグナルロータ30の周
面に対向するように回転数センサ(電磁ピックアップセ
ンサ)31が取り付けられている。
シグナルロータ30がドライブシャフト2と同軸に固定
され、ローラリング14には該シグナルロータ30の周
面に対向するように回転数センサ(電磁ピックアップセ
ンサ)31が取り付けられている。
【0047】磁性体からなるとするシグナルロータ30
には、所定角(例えば、5.625°)毎に凸状歯が複
数個配設されるとともに、エンジン気筒数と同数だけ、
等間隔に、該凸状歯が切欠かれた欠歯部が形成されてい
る。
には、所定角(例えば、5.625°)毎に凸状歯が複
数個配設されるとともに、エンジン気筒数と同数だけ、
等間隔に、該凸状歯が切欠かれた欠歯部が形成されてい
る。
【0048】因みに、ここで対象とする4気筒ディーゼ
ルエンジンの場合には、図2に示されるように、5.6
25°(11.25°CA(クランク角)に相当する)
毎に凸状歯30α、30β、…が複数個配設されるとと
もに、90°(180°CAに相当する)毎に欠歯部3
0a〜30dが形成されることとなる。
ルエンジンの場合には、図2に示されるように、5.6
25°(11.25°CA(クランク角)に相当する)
毎に凸状歯30α、30β、…が複数個配設されるとと
もに、90°(180°CAに相当する)毎に欠歯部3
0a〜30dが形成されることとなる。
【0049】このため、ドライブシャフト2とともに該
シグナルロータ30が回転すると、上記凸状歯が回転数
センサ31に対して接近離反し、電磁誘導によって、回
転数センサ31からは、図3に示されるような回転数信
号NeSが出力されるようになる。この回転数信号Ne
Sの幅広の谷部は基準位置信号として作用し、その他の
部分は回転角信号として作用する。
シグナルロータ30が回転すると、上記凸状歯が回転数
センサ31に対して接近離反し、電磁誘導によって、回
転数センサ31からは、図3に示されるような回転数信
号NeSが出力されるようになる。この回転数信号Ne
Sの幅広の谷部は基準位置信号として作用し、その他の
部分は回転角信号として作用する。
【0050】また、回転数センサ31とシグナルロータ
30とは、高圧室10が縮小される方向にプランジャ9
が押動される直前に欠歯部の1つが回転数センサ31に
接近して該回転数センサ31から上記基準位置信号が出
力されるよう、その相対位置が定められている。
30とは、高圧室10が縮小される方向にプランジャ9
が押動される直前に欠歯部の1つが回転数センサ31に
接近して該回転数センサ31から上記基準位置信号が出
力されるよう、その相対位置が定められている。
【0051】また、ポンプハウジング6には更に、上記
吸入ポート8を遮断することによって燃料噴射を停止さ
せる燃料噴射カットバルブ32が取り付けられている。
この燃料噴射カットバルブ32を通じて上記吸入ポート
8を遮断することで、以下に説明するディーゼルエンジ
ン40の運転を停止することができるようになる。
吸入ポート8を遮断することによって燃料噴射を停止さ
せる燃料噴射カットバルブ32が取り付けられている。
この燃料噴射カットバルブ32を通じて上記吸入ポート
8を遮断することで、以下に説明するディーゼルエンジ
ン40の運転を停止することができるようになる。
【0052】次に、ディーゼルエンジン40の概要につ
いて説明する。噴射ポンプ1の上記デリバリバルブ17
は、該エンジン40の副燃焼室に突出するように取り付
けられた燃料噴射弁41に接続されている。この副燃焼
室にはグロープラグ42が取り付けられている。
いて説明する。噴射ポンプ1の上記デリバリバルブ17
は、該エンジン40の副燃焼室に突出するように取り付
けられた燃料噴射弁41に接続されている。この副燃焼
室にはグロープラグ42が取り付けられている。
【0053】また、エンジン40の吸気通路には、スロ
ットル弁43が配設され、このスロットル弁43を含ん
でベンチュリ44が構成されている。そして、同エンジ
ン40の周辺には、アクセル開度ACCPを検出するア
クセルセンサ45、吸気管圧力PMを検出する圧力セン
サ46、及びエンジン冷却水温THWを検出する水温セ
ンサ47をはじめ、当該車両の速度を検出する車速セン
サ48やシフトポジションを設定するためのシフトポジ
ションスイッチ49が配設されている。
ットル弁43が配設され、このスロットル弁43を含ん
でベンチュリ44が構成されている。そして、同エンジ
ン40の周辺には、アクセル開度ACCPを検出するア
クセルセンサ45、吸気管圧力PMを検出する圧力セン
サ46、及びエンジン冷却水温THWを検出する水温セ
ンサ47をはじめ、当該車両の速度を検出する車速セン
サ48やシフトポジションを設定するためのシフトポジ
ションスイッチ49が配設されている。
【0054】また、同エンジン40の出力軸であるクラ
ンクシャフト50には、気筒の上死点に対応する位置に
180°CA間隔で突起が設けられたシグナルロータ5
1が固定され、更にこのシグナルロータ51の近傍に
は、上記突起の回転通過に伴って上死点信号を出力する
クランク角センサ(電磁ピックアップセンサ)52が設
けられている。
ンクシャフト50には、気筒の上死点に対応する位置に
180°CA間隔で突起が設けられたシグナルロータ5
1が固定され、更にこのシグナルロータ51の近傍に
は、上記突起の回転通過に伴って上死点信号を出力する
クランク角センサ(電磁ピックアップセンサ)52が設
けられている。
【0055】上記アクセルセンサ45、圧力センサ4
6、水温センサ47、車速センサ48、シフトポジショ
ンスイッチ49、そして回転数センサ31及びクランク
角センサ52の各出力は、マイクロコンピュータを有し
て構成されるとする制御装置60に入力される。
6、水温センサ47、車速センサ48、シフトポジショ
ンスイッチ49、そして回転数センサ31及びクランク
角センサ52の各出力は、マイクロコンピュータを有し
て構成されるとする制御装置60に入力される。
【0056】制御装置60では、上記エンジン40の始
動に際し、グローリレー53を介してグロープラグ42
を駆動するとともに、これら入力される各種センサ出力
に基づいて、上記電磁弁20のソレノイド21や上記燃
料噴射カットバルブ32のソレノイドをオン/オフ制御
し、また上記タイマ制御弁28を駆動制御する。
動に際し、グローリレー53を介してグロープラグ42
を駆動するとともに、これら入力される各種センサ出力
に基づいて、上記電磁弁20のソレノイド21や上記燃
料噴射カットバルブ32のソレノイドをオン/オフ制御
し、また上記タイマ制御弁28を駆動制御する。
【0057】図4は、この制御装置60の特に上記電磁
弁20及びタイマ制御弁28を制御する部分についてそ
の機能的な構成を示したものであり、また図5は、制御
装置60を通じて実行される燃料噴射制御の制御態様を
示したものである。
弁20及びタイマ制御弁28を制御する部分についてそ
の機能的な構成を示したものであり、また図5は、制御
装置60を通じて実行される燃料噴射制御の制御態様を
示したものである。
【0058】次に、これら図4及び図5を併せ参照し
て、同制御装置60を構成する各部の機能並びにその動
作について説明する。図4に示される制御装置60にお
いて、第1回転数演算部601は、上記回転数センサ3
1から図5(b)に示される態様で出力される回転数信
号NeSに基づいてエンジン回転数Neを算出する部分
である。
て、同制御装置60を構成する各部の機能並びにその動
作について説明する。図4に示される制御装置60にお
いて、第1回転数演算部601は、上記回転数センサ3
1から図5(b)に示される態様で出力される回転数信
号NeSに基づいてエンジン回転数Neを算出する部分
である。
【0059】こうしたエンジン回転数Neの算出に際し
て同第1回転数演算部601では、上記回転数信号Ne
Sのパルスが入力される毎に、例えば4μs(マイクロ
秒)にて高速計数動作を行う回転数カウンタ602のカ
ウント値CNを読み込み、該読み込んだカウント値CN
の値からその都度の回転数Neを算出する。この算出さ
れたエンジン回転数Neの値はNeメモリ606にセッ
ト(一時記憶)される。なお、回転数センサ31が正常
である限り、この算出される回転数Neの値は、図5
(f)に示されるエンジン回転数Ne(実回転数)にほ
ぼ対応するようになる。
て同第1回転数演算部601では、上記回転数信号Ne
Sのパルスが入力される毎に、例えば4μs(マイクロ
秒)にて高速計数動作を行う回転数カウンタ602のカ
ウント値CNを読み込み、該読み込んだカウント値CN
の値からその都度の回転数Neを算出する。この算出さ
れたエンジン回転数Neの値はNeメモリ606にセッ
ト(一時記憶)される。なお、回転数センサ31が正常
である限り、この算出される回転数Neの値は、図5
(f)に示されるエンジン回転数Ne(実回転数)にほ
ぼ対応するようになる。
【0060】また同第1回転数演算部601では、こう
した回転数Neの算出に併せ、上記回転数信号NeSか
ら前記シグナルロータ30の欠歯部が検出される都度、
噴射時期カウンタ603のカウント値ICを取り込み、
該取り込んだカウント値ICをICメモリ608にセッ
トする。このICメモリ608にセットされた噴射時期
カウンタ603のカウント値ICは、後に、前記噴射ポ
ンプ1による燃料の実噴射時期を示す値として利用され
る。
した回転数Neの算出に併せ、上記回転数信号NeSか
ら前記シグナルロータ30の欠歯部が検出される都度、
噴射時期カウンタ603のカウント値ICを取り込み、
該取り込んだカウント値ICをICメモリ608にセッ
トする。このICメモリ608にセットされた噴射時期
カウンタ603のカウント値ICは、後に、前記噴射ポ
ンプ1による燃料の実噴射時期を示す値として利用され
る。
【0061】また、第2回転数演算部604は、上記ク
ランク角センサ52から図5(a)に示される態様で出
力されるクランク角信号NeCSに基づいてエンジン回
転数NeCを算出する部分である。
ランク角センサ52から図5(a)に示される態様で出
力されるクランク角信号NeCSに基づいてエンジン回
転数NeCを算出する部分である。
【0062】該エンジン回転数NeCの算出に際して第
2回転数演算部604では、上記クランク角信号NeC
Sのパルスが入力される毎に、これも4μs等にて高速
計数動作を行うクランク角カウンタ605のカウント値
CCを読み込み、該読み込んだカウント値CCの値から
その都度の回転数NeCを算出する。この算出されたエ
ンジン回転数NeCの値はNeCメモリ607にセット
される。
2回転数演算部604では、上記クランク角信号NeC
Sのパルスが入力される毎に、これも4μs等にて高速
計数動作を行うクランク角カウンタ605のカウント値
CCを読み込み、該読み込んだカウント値CCの値から
その都度の回転数NeCを算出する。この算出されたエ
ンジン回転数NeCの値はNeCメモリ607にセット
される。
【0063】また、同第2回転数演算部604では、上
記クランク角信号NeCSのパルスが入力される都度、
上記噴射時期カウンタ603によるカウント値ICをク
リアする(IC←「0」)。
記クランク角信号NeCSのパルスが入力される都度、
上記噴射時期カウンタ603によるカウント値ICをク
リアする(IC←「0」)。
【0064】一方、図4に示される同制御装置60にお
いて、電磁弁(調量)指令値演算部609は、上記回転
数信号NeSを監視して、これが正常に出力されている
ときには、(イ)上記Neメモリ606にセットされて
いる回転数Neの値と上記アクセルセンサ45から出力
されるアクセル開度信号ACCPの値とに基づき電磁弁
20に対する駆動指令値、すなわち調量指令値θo(開
弁時期)及びθc(閉弁時期)を算出する。といった演
算動作を実行し、同回転数信号NeSの異常時には、
(ロ)上記NeCメモリ608にセットされている回転
数NeCの値と上記アクセルセンサ45から出力される
アクセル開度信号ACCPの値とに基づき電磁弁20に
対する駆動指令値、すなわち調量指令値To(開弁時
期)及びTc(閉弁時期)を算出する。といった演算動
作を実行する部分である。
いて、電磁弁(調量)指令値演算部609は、上記回転
数信号NeSを監視して、これが正常に出力されている
ときには、(イ)上記Neメモリ606にセットされて
いる回転数Neの値と上記アクセルセンサ45から出力
されるアクセル開度信号ACCPの値とに基づき電磁弁
20に対する駆動指令値、すなわち調量指令値θo(開
弁時期)及びθc(閉弁時期)を算出する。といった演
算動作を実行し、同回転数信号NeSの異常時には、
(ロ)上記NeCメモリ608にセットされている回転
数NeCの値と上記アクセルセンサ45から出力される
アクセル開度信号ACCPの値とに基づき電磁弁20に
対する駆動指令値、すなわち調量指令値To(開弁時
期)及びTc(閉弁時期)を算出する。といった演算動
作を実行する部分である。
【0065】これら算出された調量指令値(電磁弁指令
値)θo及びθc、或いはTo及びTcは何れも、出力
バッファ615に出力され、セットされる。なお、同電
磁弁(調量)指令値演算部609では、後に詳述するよ
うに、上記回転数信号NeSの正常時には、(ハ)上記
算出した調量指令値θo及びθcを、電磁弁指令値メモ
リ612の、上記クランク角信号NeCSに基づき算出
された回転数NeCの値とアクセル開度ACCPの値と
に対応する番地に逐次記憶する。といった書き込み処理
を併せ実行し、同回転数信号NeSの異常時には、
(ニ)電磁弁指令値メモリ612の、同じく上記クラン
ク角信号NeCSに基づき算出された回転数NeCの値
とアクセル開度ACCPの値とに対応する番地から、該
当する調量指令値θo及びθcを読み出す。といった読
み出し処理を併せ実行する。そして、この読み出した調
量指令値θo及びθcについては、以下に説明する噴射
時期目標値ICBに基づき補正して、上記回転数信号N
eS異常時の調量指令値To及びTcを算出する。
値)θo及びθc、或いはTo及びTcは何れも、出力
バッファ615に出力され、セットされる。なお、同電
磁弁(調量)指令値演算部609では、後に詳述するよ
うに、上記回転数信号NeSの正常時には、(ハ)上記
算出した調量指令値θo及びθcを、電磁弁指令値メモ
リ612の、上記クランク角信号NeCSに基づき算出
された回転数NeCの値とアクセル開度ACCPの値と
に対応する番地に逐次記憶する。といった書き込み処理
を併せ実行し、同回転数信号NeSの異常時には、
(ニ)電磁弁指令値メモリ612の、同じく上記クラン
ク角信号NeCSに基づき算出された回転数NeCの値
とアクセル開度ACCPの値とに対応する番地から、該
当する調量指令値θo及びθcを読み出す。といった読
み出し処理を併せ実行する。そして、この読み出した調
量指令値θo及びθcについては、以下に説明する噴射
時期目標値ICBに基づき補正して、上記回転数信号N
eS異常時の調量指令値To及びTcを算出する。
【0066】また、噴射時期目標演算部610は、これ
も上記回転数信号NeSを監視して、これが正常に出力
されているときには、(イ)上記Neメモリ606にセ
ットされている回転数Neの値と上記アクセルセンサ4
5から出力されるアクセル開度信号ACCPの値とに基
づき噴射ポンプ1による噴射時期目標値ICBを算出す
る。併せて、この算出した噴射時期目標値ICBを、噴
射時期目標メモリ613の、上記クランク角信号NeC
Sに基づき算出された回転数NeCの値とアクセル開度
ACCPの値とに対応する番地に逐次記憶する。といっ
た演算並びに書き込み処理を実行し、同回転数信号Ne
Sの異常時には、(ロ)噴射時期目標メモリ613の、
上記クランク角信号NeCSに基づき算出された回転数
NeCの値とアクセル開度ACCPの値とに対応する番
地から、該当する噴射時期目標値ICBを読み出す。と
いった読み出し処理を実行する部分である。
も上記回転数信号NeSを監視して、これが正常に出力
されているときには、(イ)上記Neメモリ606にセ
ットされている回転数Neの値と上記アクセルセンサ4
5から出力されるアクセル開度信号ACCPの値とに基
づき噴射ポンプ1による噴射時期目標値ICBを算出す
る。併せて、この算出した噴射時期目標値ICBを、噴
射時期目標メモリ613の、上記クランク角信号NeC
Sに基づき算出された回転数NeCの値とアクセル開度
ACCPの値とに対応する番地に逐次記憶する。といっ
た演算並びに書き込み処理を実行し、同回転数信号Ne
Sの異常時には、(ロ)噴射時期目標メモリ613の、
上記クランク角信号NeCSに基づき算出された回転数
NeCの値とアクセル開度ACCPの値とに対応する番
地から、該当する噴射時期目標値ICBを読み出す。と
いった読み出し処理を実行する部分である。
【0067】なお、上記回転数信号NeSの正常時に算
出された噴射時期目標値ICBは、次のタイマ指令値演
算部611に対し出力され、同回転数信号NeSの異常
時に読み出された噴射時期目標値ICBは、上記電磁弁
(調量)指令値演算部609に与えられる。
出された噴射時期目標値ICBは、次のタイマ指令値演
算部611に対し出力され、同回転数信号NeSの異常
時に読み出された噴射時期目標値ICBは、上記電磁弁
(調量)指令値演算部609に与えられる。
【0068】また、タイマ指令値演算部611は、これ
も同じく、上記回転数信号NeSを監視して、これが正
常に出力されているときには、(イ)上記噴射時期目標
演算部610を通じて算出された噴射時期目標値ICB
と上記ICメモリ608にセットされている噴射時期カ
ウンタ603のカウント値IC(実噴射時期)との偏差
(噴射時期ズレ)ΔIを算出し、該算出した偏差ΔIか
ら更に上記タイマ制御弁28の指令値(フィードバック
制御値)ΣΔDを算出する。併せて、該フィードバック
制御系の安定時には、該算出した指令値ΣΔDを、タイ
マ指令値メモリ614の、上記クランク角信号NeCS
に基づき算出された回転数NeCの値とアクセル開度A
CCPの値とに対応する番地に逐次記憶する。といった
演算並びに書き込み処理を実行し、同回転数信号NeS
の異常時には、(ロ)タイマ指令値メモリ614の、上
記クランク角信号NeCSに基づき算出された回転数N
eCの値とアクセル開度ACCPの値とに対応する番地
から、該当するタイマ指令値(タイマ制御弁指令値)Σ
ΔDを読み出す。といった読み出し処理を実行する部分
である。
も同じく、上記回転数信号NeSを監視して、これが正
常に出力されているときには、(イ)上記噴射時期目標
演算部610を通じて算出された噴射時期目標値ICB
と上記ICメモリ608にセットされている噴射時期カ
ウンタ603のカウント値IC(実噴射時期)との偏差
(噴射時期ズレ)ΔIを算出し、該算出した偏差ΔIか
ら更に上記タイマ制御弁28の指令値(フィードバック
制御値)ΣΔDを算出する。併せて、該フィードバック
制御系の安定時には、該算出した指令値ΣΔDを、タイ
マ指令値メモリ614の、上記クランク角信号NeCS
に基づき算出された回転数NeCの値とアクセル開度A
CCPの値とに対応する番地に逐次記憶する。といった
演算並びに書き込み処理を実行し、同回転数信号NeS
の異常時には、(ロ)タイマ指令値メモリ614の、上
記クランク角信号NeCSに基づき算出された回転数N
eCの値とアクセル開度ACCPの値とに対応する番地
から、該当するタイマ指令値(タイマ制御弁指令値)Σ
ΔDを読み出す。といった読み出し処理を実行する部分
である。
【0069】これら算出された、或いは読み出されたタ
イマ指令値(タイマ制御弁指令値)ΣΔDは何れも、出
力バッファ617に出力され、セットされる。なお、同
タイマ指令値演算部611において、噴射時期に関する
上記フィードバック制御系が不安定な状態にある場合に
は、上記算出した指令値ΣΔDの上記タイマ指令値メモ
リ614への書き込みはキャンセルされる。
イマ指令値(タイマ制御弁指令値)ΣΔDは何れも、出
力バッファ617に出力され、セットされる。なお、同
タイマ指令値演算部611において、噴射時期に関する
上記フィードバック制御系が不安定な状態にある場合に
は、上記算出した指令値ΣΔDの上記タイマ指令値メモ
リ614への書き込みはキャンセルされる。
【0070】そして、図4に示される制御装置60にお
いて、電磁弁駆動回路616は、上記出力バッファ61
5にセットされた調量指令値θo及びθc、或いはTo
及びTcに基づき、図5(c)に示される態様で、前記
電磁弁20の開閉を制御する回路である。
いて、電磁弁駆動回路616は、上記出力バッファ61
5にセットされた調量指令値θo及びθc、或いはTo
及びTcに基づき、図5(c)に示される態様で、前記
電磁弁20の開閉を制御する回路である。
【0071】他方、タイマ駆動回路618は、上記出力
バッファ617にセットされたタイマ指令値ΣΔDに基
づき、図5(d)或いは(e)に示される態様のカムリ
フト或いは噴射時期が得られるよう、前記タイマ制御弁
28の駆動を制御する回路である。
バッファ617にセットされたタイマ指令値ΣΔDに基
づき、図5(d)或いは(e)に示される態様のカムリ
フト或いは噴射時期が得られるよう、前記タイマ制御弁
28の駆動を制御する回路である。
【0072】図6〜図9は、制御装置60のこれら各部
を通じて実行される具体的な処理についてその処理手順
を示したものであり、以下、これら図6〜図9を併せ参
照して、同制御装置60の燃料噴射制御にかかる動作を
更に詳述する。
を通じて実行される具体的な処理についてその処理手順
を示したものであり、以下、これら図6〜図9を併せ参
照して、同制御装置60の燃料噴射制御にかかる動作を
更に詳述する。
【0073】はじめに、図6を参照して、主に上記第1
回転数演算部601を通じて実行される回転数割り込み
処理について説明する。この回転数割り込み処理は、回
転数センサ31から出力される上記回転数信号NeSの
各パルスに同期して、すなわち11.25°CA(クラ
ンク角)毎に、或いは前記欠歯部に対応した22.5°
CA毎に起動される。
回転数演算部601を通じて実行される回転数割り込み
処理について説明する。この回転数割り込み処理は、回
転数センサ31から出力される上記回転数信号NeSの
各パルスに同期して、すなわち11.25°CA(クラ
ンク角)毎に、或いは前記欠歯部に対応した22.5°
CA毎に起動される。
【0074】さて、この回転数割り込み処理の起動によ
り、制御装置60(第1回転数演算部601)はまず、
ステップ1100にて、上記回転数カウンタ602のカ
ウント値CNを取り込み、次のステップ1101にて、
該取り込んだカウント値CNに基づきエンジン回転数N
eを算出する。そして、この算出した回転数Neの値を
上記Neメモリ606にセットする。なお、回転数カウ
ンタ602が、例えば4μs等の一定周期にて高速計数
動作を行っているカウンタであることは上述した。
り、制御装置60(第1回転数演算部601)はまず、
ステップ1100にて、上記回転数カウンタ602のカ
ウント値CNを取り込み、次のステップ1101にて、
該取り込んだカウント値CNに基づきエンジン回転数N
eを算出する。そして、この算出した回転数Neの値を
上記Neメモリ606にセットする。なお、回転数カウ
ンタ602が、例えば4μs等の一定周期にて高速計数
動作を行っているカウンタであることは上述した。
【0075】こうしてエンジン回転数Neを求め、Ne
メモリ606にセットした制御装置60は次に、ステッ
プ1102にて、今回起動された回転数割り込み処理が
前記欠歯部に対応したものか否かを判断する。これは例
えば、同図6に示されるように、前回の割り込み処理時
に算出した回転数Nei-1に比較して、今回算出した回
転数Neiが2倍以下に落ち込んでいるか否かによっ
て、すなわち Nei-1 ≧ 2×Nei といった条件が満たされるか否かによって判断すること
ができる。
メモリ606にセットした制御装置60は次に、ステッ
プ1102にて、今回起動された回転数割り込み処理が
前記欠歯部に対応したものか否かを判断する。これは例
えば、同図6に示されるように、前回の割り込み処理時
に算出した回転数Nei-1に比較して、今回算出した回
転数Neiが2倍以下に落ち込んでいるか否かによっ
て、すなわち Nei-1 ≧ 2×Nei といった条件が満たされるか否かによって判断すること
ができる。
【0076】同ステップ1102において、今回の割り
込み処理が前記欠歯部に対応したものである旨判断され
る場合、制御装置60は、ステップ1103にて、上記
噴射時期カウンタ603のカウント値ICを取り込み、
これを実噴射時期として上記ICメモリ608にセット
する。そしてその後、ステップ1104にて、回転数カ
ウンタ602のカウント値CNをクリアして(CN←
「0」)、当該割り込み処理を抜ける。
込み処理が前記欠歯部に対応したものである旨判断され
る場合、制御装置60は、ステップ1103にて、上記
噴射時期カウンタ603のカウント値ICを取り込み、
これを実噴射時期として上記ICメモリ608にセット
する。そしてその後、ステップ1104にて、回転数カ
ウンタ602のカウント値CNをクリアして(CN←
「0」)、当該割り込み処理を抜ける。
【0077】他方、同ステップ1102において、今回
の割り込み処理が前記欠歯部に対応したものではない旨
判断した制御装置60は、上記ステップ1104に飛
び、該ステップ1104にて回転数カウンタ602のカ
ウント値CNをクリアした後、当該割り込み処理を抜け
る。
の割り込み処理が前記欠歯部に対応したものではない旨
判断した制御装置60は、上記ステップ1104に飛
び、該ステップ1104にて回転数カウンタ602のカ
ウント値CNをクリアした後、当該割り込み処理を抜け
る。
【0078】以上の処理が、上記回転数信号NeSの各
パルスに同期して、繰り返し実行される。次に、図7を
参照して、主に上記第2回転数演算部604を通じて実
行されるクランク角割り込み処理について説明する。
パルスに同期して、繰り返し実行される。次に、図7を
参照して、主に上記第2回転数演算部604を通じて実
行されるクランク角割り込み処理について説明する。
【0079】このクランク角割り込み処理は、クランク
角センサ52から出力される上記クランク角信号NeC
Sの各パルスに同期して180°CA毎に起動される。
さて、このクランク角割り込み処理の起動により、制御
装置60(第2回転数演算部604)はまず、ステップ
1200にて、上記噴射時期カウンタ603のカウント
値ICをクリアする(IC←「0」)。
角センサ52から出力される上記クランク角信号NeC
Sの各パルスに同期して180°CA毎に起動される。
さて、このクランク角割り込み処理の起動により、制御
装置60(第2回転数演算部604)はまず、ステップ
1200にて、上記噴射時期カウンタ603のカウント
値ICをクリアする(IC←「0」)。
【0080】こうしてカウント値ICをクリアした制御
装置60は次に、ステップ1201にて、上記クランク
角カウンタ605のカウント値CCを取り込み、更にス
テップ1202にて、該取り込んだカウント値CCに基
づきエンジン回転数NeCを算出する。そして、この算
出した回転数NeCの値を上記NeCメモリ607にセ
ットする。このクランク角カウンタ605も、回転数カ
ウンタ602と同様、例えば4μs等の一定周期にて高
速計数動作を行っているカウンタである。
装置60は次に、ステップ1201にて、上記クランク
角カウンタ605のカウント値CCを取り込み、更にス
テップ1202にて、該取り込んだカウント値CCに基
づきエンジン回転数NeCを算出する。そして、この算
出した回転数NeCの値を上記NeCメモリ607にセ
ットする。このクランク角カウンタ605も、回転数カ
ウンタ602と同様、例えば4μs等の一定周期にて高
速計数動作を行っているカウンタである。
【0081】こうして回転数NeCを求め、これをNe
Cメモリ607にセットした制御装置60は、ステップ
1203にて、このクランク角カウンタ605のカウン
ト値CCをクリアして(CC←「0」)、当該割り込み
処理を抜ける。
Cメモリ607にセットした制御装置60は、ステップ
1203にて、このクランク角カウンタ605のカウン
ト値CCをクリアして(CC←「0」)、当該割り込み
処理を抜ける。
【0082】以上の処理が、上記クランク角信号NeC
Sの各パルスに同期して、繰り返し実行される。次に、
図8及び図9を参照して、主に上記電磁弁(調量)指令
値演算部609、噴射時期目標演算部610、及びタイ
マ指令値演算部611を通じて実行される同制御装置6
0としてのメインルーチン処理について説明する。
Sの各パルスに同期して、繰り返し実行される。次に、
図8及び図9を参照して、主に上記電磁弁(調量)指令
値演算部609、噴射時期目標演算部610、及びタイ
マ指令値演算部611を通じて実行される同制御装置6
0としてのメインルーチン処理について説明する。
【0083】このメインルーチン処理は、例えば10m
s(ミリ秒)毎等の時間割り込みにて起動される。さ
て、このメインルーチン処理の起動により、制御装置6
0はまず、ステップ1000にて、機関パラメータ、す
なわちここでは上述した回転数信号NeSやアクセル開
度ACCP等のパラメータを取り込み、次のステップ1
001にて、上記回転数信号NeSが正常に出力(入
力)されているか否かを判断する。この判断には例え
ば、同回転数信号NeSのパルスが所定の時間内に検出
されるか否か、或いは上記クランク角信号NeCSのパ
ルス間に同回転数信号NeSのパルスが存在するか否
か、等のアルゴリズムが用いられる。
s(ミリ秒)毎等の時間割り込みにて起動される。さ
て、このメインルーチン処理の起動により、制御装置6
0はまず、ステップ1000にて、機関パラメータ、す
なわちここでは上述した回転数信号NeSやアクセル開
度ACCP等のパラメータを取り込み、次のステップ1
001にて、上記回転数信号NeSが正常に出力(入
力)されているか否かを判断する。この判断には例え
ば、同回転数信号NeSのパルスが所定の時間内に検出
されるか否か、或いは上記クランク角信号NeCSのパ
ルス間に同回転数信号NeSのパルスが存在するか否
か、等のアルゴリズムが用いられる。
【0084】このステップ1001において、回転数信
号NeSが正常である旨判断される場合、制御装置60
は、ステップ1002〜ステップ1012にかかる以下
に列記する処理を順次実行する。
号NeSが正常である旨判断される場合、制御装置60
は、ステップ1002〜ステップ1012にかかる以下
に列記する処理を順次実行する。
【0085】(1)上記電磁弁(調量)指令値演算部6
09を通じて、Neメモリ606にセットされている回
転数Neの値とアクセル開度ACCPの値とに基づき電
磁弁20に対する駆動指令値、すなわち調量指令値θo
(開弁時期)及びθc(閉弁時期)を算出する(ステッ
プ1002)。なお、電磁弁20の閉弁時期θcについ
ては定数とすることができるため、ここでの処理におい
ても、開弁時期θoのみを上記回転数Ne及びアクセル
開度ACCPに基づき算出するものとする。因みにこの
開弁時期θoは、それらパラメータの図10に示される
関係に基づいて関数演算、若しくはマップ演算すること
ができる。
09を通じて、Neメモリ606にセットされている回
転数Neの値とアクセル開度ACCPの値とに基づき電
磁弁20に対する駆動指令値、すなわち調量指令値θo
(開弁時期)及びθc(閉弁時期)を算出する(ステッ
プ1002)。なお、電磁弁20の閉弁時期θcについ
ては定数とすることができるため、ここでの処理におい
ても、開弁時期θoのみを上記回転数Ne及びアクセル
開度ACCPに基づき算出するものとする。因みにこの
開弁時期θoは、それらパラメータの図10に示される
関係に基づいて関数演算、若しくはマップ演算すること
ができる。
【0086】(2)同電磁弁(調量)指令値演算部60
9を通じて、上記算出した開弁時期(調量指令値)θo
を電磁弁指令値メモリ612に記憶する(ステップ10
03)。なお、この記憶が、電磁弁指令値メモリ612
の、上記クランク角信号NeCSに基づき算出された回
転数NeCの値とアクセル開度ACCPの値とに対応す
る番地に対して行われることは上述した通りである。図
11に、該開弁時期(調量指令値)θoの電磁弁指令値
メモリ612への記憶態様を模式的に示す。
9を通じて、上記算出した開弁時期(調量指令値)θo
を電磁弁指令値メモリ612に記憶する(ステップ10
03)。なお、この記憶が、電磁弁指令値メモリ612
の、上記クランク角信号NeCSに基づき算出された回
転数NeCの値とアクセル開度ACCPの値とに対応す
る番地に対して行われることは上述した通りである。図
11に、該開弁時期(調量指令値)θoの電磁弁指令値
メモリ612への記憶態様を模式的に示す。
【0087】(3)上記噴射時期目標演算部610を通
じて、Neメモリ606にセットされている回転数Ne
の値とアクセル開度ACCPの値とに基づき噴射ポンプ
1による噴射時期目標値ICBを算出する(ステップ1
004)。なお、この噴射時期目標値ICBは、同値I
CBと上記回転数Ne及びアクセル開度ACCPとの図
12に示される関係に基づいて関数演算、若しくはマッ
プ演算される。
じて、Neメモリ606にセットされている回転数Ne
の値とアクセル開度ACCPの値とに基づき噴射ポンプ
1による噴射時期目標値ICBを算出する(ステップ1
004)。なお、この噴射時期目標値ICBは、同値I
CBと上記回転数Ne及びアクセル開度ACCPとの図
12に示される関係に基づいて関数演算、若しくはマッ
プ演算される。
【0088】(4)同噴射時期目標演算部610を通じ
て、上記算出した噴射時期目標値ICBを噴射時期目標
メモリ613に記憶する(ステップ1005)。なお、
この記憶も、噴射時期目標メモリ613の、上記クラン
ク角信号NeCSに基づき算出された回転数NeCの値
とアクセル開度ACCPの値とに対応する番地に対して
行われる。図13に、該噴射時期目標値ICBの噴射時
期目標メモリ613への記憶態様を模式的に示す。
て、上記算出した噴射時期目標値ICBを噴射時期目標
メモリ613に記憶する(ステップ1005)。なお、
この記憶も、噴射時期目標メモリ613の、上記クラン
ク角信号NeCSに基づき算出された回転数NeCの値
とアクセル開度ACCPの値とに対応する番地に対して
行われる。図13に、該噴射時期目標値ICBの噴射時
期目標メモリ613への記憶態様を模式的に示す。
【0089】(5)上記タイマ指令値演算部611を通
じて、上記算出された噴射時期目標値ICBとICメモ
リ608にセットされている噴射時期カウンタ603の
カウント値IC(実噴射時期)との偏差(噴射時期ズ
レ)ΔIを算出する(図9ステップ1006)。
じて、上記算出された噴射時期目標値ICBとICメモ
リ608にセットされている噴射時期カウンタ603の
カウント値IC(実噴射時期)との偏差(噴射時期ズ
レ)ΔIを算出する(図9ステップ1006)。
【0090】(6)同タイマ指令値演算部611を通じ
て、上記算出した偏差ΔIの絶対値が所定の範囲α内に
収まっているか否かを判断し(ステップ1007)、該
範囲αに収まっていない旨判断される場合には、そのフ
ィードバック制御系が不安定な状態にあるとして、その
補正値ΔDを同偏差ΔIに基づき算出する(ステップ1
008)。なお、この補正値ΔDと偏差ΔI、更には上
記所定範囲αの関係は図14に示される通りであり、補
正値ΔDの値も、この図14に示される関係に基づいて
関数演算、若しくはマップ演算される。
て、上記算出した偏差ΔIの絶対値が所定の範囲α内に
収まっているか否かを判断し(ステップ1007)、該
範囲αに収まっていない旨判断される場合には、そのフ
ィードバック制御系が不安定な状態にあるとして、その
補正値ΔDを同偏差ΔIに基づき算出する(ステップ1
008)。なお、この補正値ΔDと偏差ΔI、更には上
記所定範囲αの関係は図14に示される通りであり、補
正値ΔDの値も、この図14に示される関係に基づいて
関数演算、若しくはマップ演算される。
【0091】(7)こうして補正値ΔDを求めた制御装
置60は、更に同タイマ指令値演算部611を通じて、
上記補正値ΔDの積算値として、すなわち ΣΔD ← ΣΔD+ΔD として、タイマ指令値(タイマ制御弁指令値)ΣΔDを
算出する(ステップ1009)。
置60は、更に同タイマ指令値演算部611を通じて、
上記補正値ΔDの積算値として、すなわち ΣΔD ← ΣΔD+ΔD として、タイマ指令値(タイマ制御弁指令値)ΣΔDを
算出する(ステップ1009)。
【0092】(8)一方、上記算出した偏差ΔIの絶対
値が所定の範囲α内に収まっている旨判断される場合に
は(ステップ1007)、当該フィードバック制御系が
安定状態にあるものと判断する。この場合、制御装置6
0は、同タイマ指令値演算部611を通じて、各々前回
算出した上記タイマ指令値(タイマ制御弁指令値)ΣΔ
Dをタイマ指令値メモリ614に記憶する(ステップ1
010)。なお、このタイマ指令値ΣΔDは、上記回転
数Ne及びアクセル開度ACCPとの間で、図15に示
される関係を有している。そこで、このタイマ指令値メ
モリ614への記憶は、これらパラメータの同図15に
示される関係に鑑み、同タイマ指令値メモリ614の、
上記クランク角信号NeCSに基づき算出された回転数
NeCの値とアクセル開度ACCPの値とに対応する番
地に対し、図16に示される態様で行われる。
値が所定の範囲α内に収まっている旨判断される場合に
は(ステップ1007)、当該フィードバック制御系が
安定状態にあるものと判断する。この場合、制御装置6
0は、同タイマ指令値演算部611を通じて、各々前回
算出した上記タイマ指令値(タイマ制御弁指令値)ΣΔ
Dをタイマ指令値メモリ614に記憶する(ステップ1
010)。なお、このタイマ指令値ΣΔDは、上記回転
数Ne及びアクセル開度ACCPとの間で、図15に示
される関係を有している。そこで、このタイマ指令値メ
モリ614への記憶は、これらパラメータの同図15に
示される関係に鑑み、同タイマ指令値メモリ614の、
上記クランク角信号NeCSに基づき算出された回転数
NeCの値とアクセル開度ACCPの値とに対応する番
地に対し、図16に示される態様で行われる。
【0093】(9)こうして回転数Neを基準に電磁弁
20及びタイマ制御弁28に対する指令値を求めた制御
装置60は、上記電磁弁指令値θo及びθcを出力バッ
ファ615に(ステップ1011)、上記タイマ指令値
ΣΔDを出力バッファ617に(ステップ1012)そ
れぞれセットする。
20及びタイマ制御弁28に対する指令値を求めた制御
装置60は、上記電磁弁指令値θo及びθcを出力バッ
ファ615に(ステップ1011)、上記タイマ指令値
ΣΔDを出力バッファ617に(ステップ1012)そ
れぞれセットする。
【0094】こうして出力バッファ615及び617に
指令値がセットされることにより、電磁弁駆動回路61
6及びタイマ駆動回路618を通じて、それら指令値に
見合うよう、電磁弁20の開閉及びタイマ制御弁28の
駆動が制御されるようになることは前述した通りであ
る。
指令値がセットされることにより、電磁弁駆動回路61
6及びタイマ駆動回路618を通じて、それら指令値に
見合うよう、電磁弁20の開閉及びタイマ制御弁28の
駆動が制御されるようになることは前述した通りであ
る。
【0095】他方、上記ステップ1001(図8)にお
いて、回転数信号NeSが異常である旨判断される場
合、制御装置60は、ステップ1013〜ステップ10
17、及びステップ1012にかかる以下に列記する処
理を順次実行する。
いて、回転数信号NeSが異常である旨判断される場
合、制御装置60は、ステップ1013〜ステップ10
17、及びステップ1012にかかる以下に列記する処
理を順次実行する。
【0096】(1)上記電磁弁(調量)指令値演算部6
09を通じて、NeCメモリ607にセットされている
回転数NeCの値とアクセル開度ACCPの値とに基づ
き、電磁弁20に対する駆動指令値、すなわち調量指令
値θo(開弁時期)及びθc(閉弁時期)をマップ演算
する(ステップ1013)。すなわち、閉弁時期θcに
ついてはその定数値を読み出し、開弁時期θoについて
は、電磁弁指令値メモリ612の先の図11に例示した
記憶構造からその該当する同開弁時期θoの値を読み出
す。
09を通じて、NeCメモリ607にセットされている
回転数NeCの値とアクセル開度ACCPの値とに基づ
き、電磁弁20に対する駆動指令値、すなわち調量指令
値θo(開弁時期)及びθc(閉弁時期)をマップ演算
する(ステップ1013)。すなわち、閉弁時期θcに
ついてはその定数値を読み出し、開弁時期θoについて
は、電磁弁指令値メモリ612の先の図11に例示した
記憶構造からその該当する同開弁時期θoの値を読み出
す。
【0097】(2)上記噴射時期目標演算部610を通
じて、NeCメモリ607にセットされている回転数N
eCの値とアクセル開度ACCPの値とに基づき、噴射
ポンプ1による噴射時期目標値ICBをマップ演算する
(ステップ1014)。すなわち、噴射時期目標メモリ
613の先の図13に例示した記憶構造からその該当す
る噴射時期目標値ICBの値を読み出す。
じて、NeCメモリ607にセットされている回転数N
eCの値とアクセル開度ACCPの値とに基づき、噴射
ポンプ1による噴射時期目標値ICBをマップ演算する
(ステップ1014)。すなわち、噴射時期目標メモリ
613の先の図13に例示した記憶構造からその該当す
る噴射時期目標値ICBの値を読み出す。
【0098】(3)上記電磁弁(調量)指令値演算部6
09を通じて、これら読み出された調量指令値θo及び
θc、並びに噴射時期目標値ICBに基づく補正演算、
すなわち To ← θo+ICB Tc ← θc+ICB を実行する(ステップ1015)。これらTo及びTc
が、上記回転数信号NeS異常時の調量指令値となるこ
とは前述した通りであり、上記調量指令値θoやθc及
び噴射時期目標値ICBとは、先の図5(a)及び
(b)に示される関係にある。
09を通じて、これら読み出された調量指令値θo及び
θc、並びに噴射時期目標値ICBに基づく補正演算、
すなわち To ← θo+ICB Tc ← θc+ICB を実行する(ステップ1015)。これらTo及びTc
が、上記回転数信号NeS異常時の調量指令値となるこ
とは前述した通りであり、上記調量指令値θoやθc及
び噴射時期目標値ICBとは、先の図5(a)及び
(b)に示される関係にある。
【0099】(4)上記タイマ指令値演算部611を通
じて、NeCメモリ607にセットされている回転数N
eCの値とアクセル開度ACCPの値とに基づき、タイ
マ指令値(タイマ制御弁指令値)ΣΔDをマップ演算す
る(ステップ1016)。すなわち、タイマ指令値メモ
リ614の先の図16に例示した記憶構造からその該当
するタイマ指令値ΣΔDの値を読み出す。
じて、NeCメモリ607にセットされている回転数N
eCの値とアクセル開度ACCPの値とに基づき、タイ
マ指令値(タイマ制御弁指令値)ΣΔDをマップ演算す
る(ステップ1016)。すなわち、タイマ指令値メモ
リ614の先の図16に例示した記憶構造からその該当
するタイマ指令値ΣΔDの値を読み出す。
【0100】(5)こうして回転数NeCを基準に電磁
弁20及びタイマ制御弁28に対する指令値を求めた制
御装置60は、上記電磁弁指令値To及びTcを出力バ
ッファ615に(図9ステップ1017)、上記タイマ
指令値ΣΔDを出力バッファ617に(図9ステップ1
012)それぞれセットする。
弁20及びタイマ制御弁28に対する指令値を求めた制
御装置60は、上記電磁弁指令値To及びTcを出力バ
ッファ615に(図9ステップ1017)、上記タイマ
指令値ΣΔDを出力バッファ617に(図9ステップ1
012)それぞれセットする。
【0101】この場合も、こうして出力バッファ615
及び617に指令値がセットされることにより、電磁弁
駆動回路616及びタイマ駆動回路618を通じて、そ
れら指令値に見合うよう、電磁弁20の開閉及びタイマ
制御弁28の駆動が制御される。
及び617に指令値がセットされることにより、電磁弁
駆動回路616及びタイマ駆動回路618を通じて、そ
れら指令値に見合うよう、電磁弁20の開閉及びタイマ
制御弁28の駆動が制御される。
【0102】メインルーチン処理としては、以上の処理
が、上述した例えば10ms毎等に繰り返し実行され
る。なお、このメインルーチン処理において、回転数信
号NeS正常時の上述した電磁弁指令値メモリ612、
噴射時期目標メモリ613、及びタイマ指令値メモリ6
14への書き込みは、同回転数信号NeSが正常である
限り、継続して実行される。すなわち、それらメモリの
上記回転数NeCやアクセル開度ACCPにより定まる
各番地の指令値や目標値は、同番地に対応する新しい値
によって随時上書き更新される。勿論、これらメモリは
何れも、バッテリバックアップされた不揮発性のメモリ
である。
が、上述した例えば10ms毎等に繰り返し実行され
る。なお、このメインルーチン処理において、回転数信
号NeS正常時の上述した電磁弁指令値メモリ612、
噴射時期目標メモリ613、及びタイマ指令値メモリ6
14への書き込みは、同回転数信号NeSが正常である
限り、継続して実行される。すなわち、それらメモリの
上記回転数NeCやアクセル開度ACCPにより定まる
各番地の指令値や目標値は、同番地に対応する新しい値
によって随時上書き更新される。勿論、これらメモリは
何れも、バッテリバックアップされた不揮発性のメモリ
である。
【0103】このように、この実施例の燃料噴射制御装
置によれば、 a.回転数信号NeSから求めたエンジン回転数Neを
基準として、電磁弁20の指令値θo及びθc、噴射時
期目標値ICB、並びにタイマ制御弁28の指令値ΣΔ
Dをそれぞれ算出する。 b.電磁弁20の指令値θo及びθcについては電磁弁
指令値メモリ612に、噴射時期目標値ICBについて
は噴射時期目標メモリ613に、タイマ制御弁28の指
令値ΣΔDについてはタイマ指令値メモリ614に、そ
れぞれクランク角信号NeCSから求めたエンジン回転
数NeCに対応付けして記憶する。 c.回転数信号NeS(回転数センサ31)の正常時に
は、上記算出される調量指令値θo及びθc、噴射時期
目標値ICB、並びにタイマ指令値ΣΔDに基づいて電
磁弁20の開閉、及びタイマ制御弁28の駆動を制御す
る。 d.回転数信号NeS(回転数センサ31)の異常時に
は、クランク角信号NeCSから求めたエンジン回転数
NeCに基づいて上記各メモリからそれぞれ該当する調
量指令値θo及びθc、噴射時期目標値ICB、並びに
タイマ指令値ΣΔDを読み出し、該読み出した調量指令
値θo及びθc、噴射時期目標値ICB、並びにタイマ
指令値ΣΔDに基づいて電磁弁20の開閉、及びタイマ
制御弁28の駆動を制御する。 といった制御構造を採用しているため、回転数信号Ne
S正常時の同信号NeSに基づき得られる回転数Neと
クランク角信号NeCSに基づき得られる回転数NeC
とにずれやばらつきがあったとしても、それらずれやば
らつきは、上記各メモリに記憶され、且つ読み出される
調量指令値θo及びθc、噴射時期目標値ICB、並び
にタイマ指令値ΣΔDを通じて好適に相殺されるように
なる。
置によれば、 a.回転数信号NeSから求めたエンジン回転数Neを
基準として、電磁弁20の指令値θo及びθc、噴射時
期目標値ICB、並びにタイマ制御弁28の指令値ΣΔ
Dをそれぞれ算出する。 b.電磁弁20の指令値θo及びθcについては電磁弁
指令値メモリ612に、噴射時期目標値ICBについて
は噴射時期目標メモリ613に、タイマ制御弁28の指
令値ΣΔDについてはタイマ指令値メモリ614に、そ
れぞれクランク角信号NeCSから求めたエンジン回転
数NeCに対応付けして記憶する。 c.回転数信号NeS(回転数センサ31)の正常時に
は、上記算出される調量指令値θo及びθc、噴射時期
目標値ICB、並びにタイマ指令値ΣΔDに基づいて電
磁弁20の開閉、及びタイマ制御弁28の駆動を制御す
る。 d.回転数信号NeS(回転数センサ31)の異常時に
は、クランク角信号NeCSから求めたエンジン回転数
NeCに基づいて上記各メモリからそれぞれ該当する調
量指令値θo及びθc、噴射時期目標値ICB、並びに
タイマ指令値ΣΔDを読み出し、該読み出した調量指令
値θo及びθc、噴射時期目標値ICB、並びにタイマ
指令値ΣΔDに基づいて電磁弁20の開閉、及びタイマ
制御弁28の駆動を制御する。 といった制御構造を採用しているため、回転数信号Ne
S正常時の同信号NeSに基づき得られる回転数Neと
クランク角信号NeCSに基づき得られる回転数NeC
とにずれやばらつきがあったとしても、それらずれやば
らつきは、上記各メモリに記憶され、且つ読み出される
調量指令値θo及びθc、噴射時期目標値ICB、並び
にタイマ指令値ΣΔDを通じて好適に相殺されるように
なる。
【0104】そしてこのため、燃料量の調量基準となる
回転数センサ31に異常が来たし、その基準信号がクラ
ンク角センサ52から出力されるクランク角信号NeC
Sに切り換えられる場合でも、図5(a)〜(d)に示
される如く、その制御性能を何ら損なうことなく、エン
ジン40の安定した運転を継続、維持することができる
ようになる。
回転数センサ31に異常が来たし、その基準信号がクラ
ンク角センサ52から出力されるクランク角信号NeC
Sに切り換えられる場合でも、図5(a)〜(d)に示
される如く、その制御性能を何ら損なうことなく、エン
ジン40の安定した運転を継続、維持することができる
ようになる。
【0105】また、同実施例の装置によれば上述のよう
に、回転数信号NeS正常時、上記各メモリの回転数N
eCやアクセル開度ACCPにより定まる各番地の指令
値や目標値は、同番地に対応する新しい値によって随時
上書き更新される。
に、回転数信号NeS正常時、上記各メモリの回転数N
eCやアクセル開度ACCPにより定まる各番地の指令
値や目標値は、同番地に対応する新しい値によって随時
上書き更新される。
【0106】このため、上記回転数信号NeS正常時の
同信号NeSに基づき得られる回転数Neとクランク角
信号NeCSに基づき得られる回転数NeCとの間に生
じるずれやばらつきの関係が経時的に変化する場合であ
っても、回転数信号NeS(回転数センサ31)が異常
となったときの最新の関係をもって、それらずれやばら
つきが相殺されるようにもなる。
同信号NeSに基づき得られる回転数Neとクランク角
信号NeCSに基づき得られる回転数NeCとの間に生
じるずれやばらつきの関係が経時的に変化する場合であ
っても、回転数信号NeS(回転数センサ31)が異常
となったときの最新の関係をもって、それらずれやばら
つきが相殺されるようにもなる。
【0107】また同実施例の装置にあっては、図5
(b)にも示されるように、上記回転数信号NeSが、
進角値に密接に対応したものとなっている。すなわち、
上記算出され、上記各メモリに記憶される指令値或いは
目標値とは、この進角値の変化をも含んで、電磁弁20
の開閉やタイマ制御弁28の駆動を好適に制御し得る値
となっている。
(b)にも示されるように、上記回転数信号NeSが、
進角値に密接に対応したものとなっている。すなわち、
上記算出され、上記各メモリに記憶される指令値或いは
目標値とは、この進角値の変化をも含んで、電磁弁20
の開閉やタイマ制御弁28の駆動を好適に制御し得る値
となっている。
【0108】このため、同回転数信号NeSの異常時、
上記クランク角信号NeCSに基づいてそれら指令値或
いは目標値が決定される(マップ演算される)場合であ
れ、それら決定される指令値或いは目標値も自ずと、回
転数信号NeSの正常時同様、進角値の変化を補償した
適正な値となる。
上記クランク角信号NeCSに基づいてそれら指令値或
いは目標値が決定される(マップ演算される)場合であ
れ、それら決定される指令値或いは目標値も自ずと、回
転数信号NeSの正常時同様、進角値の変化を補償した
適正な値となる。
【0109】また、同実施例の装置では、噴射時期ズレ
の少ない、すなわち前記偏差ΔIが所定の範囲αに収ま
るフィードバック制御系の安定時にのみ、上記タイマ指
令値メモリ614にタイマ指令値ΣΔDが記憶されるよ
うにしている。
の少ない、すなわち前記偏差ΔIが所定の範囲αに収ま
るフィードバック制御系の安定時にのみ、上記タイマ指
令値メモリ614にタイマ指令値ΣΔDが記憶されるよ
うにしている。
【0110】このため、同じく回転数信号NeSの異常
時、タイマ指令値メモリ614からその対応するタイマ
指令値ΣΔDが読み出され、タイマ制御弁28の駆動が
制御される場合であれ、同指令値ΣΔDとして、エンジ
ンの安定した運転を維持し得る安定した指令値が供給さ
れるようになる。
時、タイマ指令値メモリ614からその対応するタイマ
指令値ΣΔDが読み出され、タイマ制御弁28の駆動が
制御される場合であれ、同指令値ΣΔDとして、エンジ
ンの安定した運転を維持し得る安定した指令値が供給さ
れるようになる。
【0111】ところで、上記実施例の装置では、燃料の
噴射量のみならず噴射時期についても、回転数信号Ne
Sを基準として、その制御指令値ΣΔDを求めるように
したが、同噴射時期については、必ずしもこの回転数信
号NeSを用いずとも、その指令値を算出し、設定する
ことはできる。
噴射量のみならず噴射時期についても、回転数信号Ne
Sを基準として、その制御指令値ΣΔDを求めるように
したが、同噴射時期については、必ずしもこの回転数信
号NeSを用いずとも、その指令値を算出し、設定する
ことはできる。
【0112】例えば、燃料の実噴射時期を検出するリフ
トセンサが燃料噴射弁に対して設けられているものにあ
っては、そのリフトセンサの出力と上記クランク角セン
サ52の出力NeCSとの位相差によっても、上記制御
指令値ΣΔDを算出し、設定することはできる。
トセンサが燃料噴射弁に対して設けられているものにあ
っては、そのリフトセンサの出力と上記クランク角セン
サ52の出力NeCSとの位相差によっても、上記制御
指令値ΣΔDを算出し、設定することはできる。
【0113】したがって、この発明にかかる燃料噴射制
御装置としても、基本的には、 ・回転数信号NeSから求めたエンジン回転数Neに基
づいて電磁弁(調量)指令値を算出する手段。 ・該算出される電磁弁(調量)指令値をクランク角信号
NeCSから求められるエンジン回転数NeCに対応付
けして電磁弁(調量)指令値メモリに記憶する手段。 ・回転数信号NeSの正常時には上記算出される電磁弁
(調量)指令値に基づいて電磁弁の駆動を制御し、同回
転数信号NeSの異常時には、クランク角信号NeCS
から求められるエンジン回転数NeCに基づいて電磁弁
(調量)指令値メモリからその対応する電磁弁(調量)
指令値を読み出し、該読み出した指令値に基づき電磁弁
の駆動を制御する手段。 といった各手段を少なくとも具えるものであれば、燃料
量の調量基準となる回転数センサ31に異常が来たし、
その基準信号がクランク角センサ52から出力されるク
ランク角信号NeCSに切り換えられる場合でも、その
制御性能を何ら損なうことなく、エンジン40の安定し
た運転を継続、維持することはできる。
御装置としても、基本的には、 ・回転数信号NeSから求めたエンジン回転数Neに基
づいて電磁弁(調量)指令値を算出する手段。 ・該算出される電磁弁(調量)指令値をクランク角信号
NeCSから求められるエンジン回転数NeCに対応付
けして電磁弁(調量)指令値メモリに記憶する手段。 ・回転数信号NeSの正常時には上記算出される電磁弁
(調量)指令値に基づいて電磁弁の駆動を制御し、同回
転数信号NeSの異常時には、クランク角信号NeCS
から求められるエンジン回転数NeCに基づいて電磁弁
(調量)指令値メモリからその対応する電磁弁(調量)
指令値を読み出し、該読み出した指令値に基づき電磁弁
の駆動を制御する手段。 といった各手段を少なくとも具えるものであれば、燃料
量の調量基準となる回転数センサ31に異常が来たし、
その基準信号がクランク角センサ52から出力されるク
ランク角信号NeCSに切り換えられる場合でも、その
制御性能を何ら損なうことなく、エンジン40の安定し
た運転を継続、維持することはできる。
【0114】またこの場合、上記噴射時期の制御に必ず
しもフィードバック制御を採用する必要はなく、上記に
加えて例えば、 ・回転数信号NeSとクランク角信号NeCSとの位相
差に基づいてタイマ制御弁28に対する駆動指令値であ
る噴射時期指令値を算出する手段。 ・この算出される噴射時期指令値をクランク角信号Ne
CSから求められるエンジン回転数NeCに対応付けし
て噴射時期指令値(タイマ指令値)メモリに記憶する手
段。 ・回転数信号NeSの正常時には上記算出される噴射時
期指令値に基づいてタイマ制御弁28の駆動を制御し、
同回転数信号NeSの異常時には、クランク角信号Ne
CSから求められるエンジン回転数NeCに基づいて上
記噴射時期指令値メモリからその対応する噴射時期指令
値を読み出し、該読み出した噴射時期指令値に基づきタ
イマ制御弁28の駆動を制御する手段。 といった各手段を併せ具えるようにすれば、回転数信号
NeSを基準として燃料の噴射時期指令値を求める場合
でも、同回転数信号NeSの異常後、上記構成に準じた
高い制御能力にて、該指令値を適正に維持することがで
きる。
しもフィードバック制御を採用する必要はなく、上記に
加えて例えば、 ・回転数信号NeSとクランク角信号NeCSとの位相
差に基づいてタイマ制御弁28に対する駆動指令値であ
る噴射時期指令値を算出する手段。 ・この算出される噴射時期指令値をクランク角信号Ne
CSから求められるエンジン回転数NeCに対応付けし
て噴射時期指令値(タイマ指令値)メモリに記憶する手
段。 ・回転数信号NeSの正常時には上記算出される噴射時
期指令値に基づいてタイマ制御弁28の駆動を制御し、
同回転数信号NeSの異常時には、クランク角信号Ne
CSから求められるエンジン回転数NeCに基づいて上
記噴射時期指令値メモリからその対応する噴射時期指令
値を読み出し、該読み出した噴射時期指令値に基づきタ
イマ制御弁28の駆動を制御する手段。 といった各手段を併せ具えるようにすれば、回転数信号
NeSを基準として燃料の噴射時期指令値を求める場合
でも、同回転数信号NeSの異常後、上記構成に準じた
高い制御能力にて、該指令値を適正に維持することがで
きる。
【0115】そしてこの場合も、回転数信号NeS正常
時の同信号NeSに基づき得られる回転数Neとクラン
ク角信号NeCSに基づき得られる回転数NeCとの間
に生じるずれやばらつきは、上記噴射時期指令値(タイ
マ指令値)メモリに記憶され且つ読み出される噴射時期
指令値を通じて好適に相殺されるようになる。
時の同信号NeSに基づき得られる回転数Neとクラン
ク角信号NeCSに基づき得られる回転数NeCとの間
に生じるずれやばらつきは、上記噴射時期指令値(タイ
マ指令値)メモリに記憶され且つ読み出される噴射時期
指令値を通じて好適に相殺されるようになる。
【0116】なお、これら如何なる構成にあっても、回
転数Neの算出基準信号を出力するセンサは燃料量の調
量基準となる角度信号を出力し得る角度センサであれば
よく、回転数NeCの算出基準信号を出力するセンサは
エンジンの燃焼サイクル基準となる角度信号を出力する
角度センサであればよい。因みに、エンジンの燃焼サイ
クル基準となる角度信号を出力する角度センサとして
は、前記クランク角センサ52の他、エンジンの吸入空
気圧力(吸気管圧力)を検出する圧力センサ46、或い
はエンジンの各気筒内圧力を検出する筒内圧センサ(図
示せず)等がある。これら圧力センサ46或いは筒内圧
センサからも、エンジンの燃焼(爆発)サイクルに同期
して脈動する信号が出力されるようになる。それら信号
の出力周期が180°CAである必要はない。また、同
エンジンの燃焼サイクル基準となる角度信号を出力する
角度センサとして、これらセンサの複数を併用するよう
にしても勿論よい。
転数Neの算出基準信号を出力するセンサは燃料量の調
量基準となる角度信号を出力し得る角度センサであれば
よく、回転数NeCの算出基準信号を出力するセンサは
エンジンの燃焼サイクル基準となる角度信号を出力する
角度センサであればよい。因みに、エンジンの燃焼サイ
クル基準となる角度信号を出力する角度センサとして
は、前記クランク角センサ52の他、エンジンの吸入空
気圧力(吸気管圧力)を検出する圧力センサ46、或い
はエンジンの各気筒内圧力を検出する筒内圧センサ(図
示せず)等がある。これら圧力センサ46或いは筒内圧
センサからも、エンジンの燃焼(爆発)サイクルに同期
して脈動する信号が出力されるようになる。それら信号
の出力周期が180°CAである必要はない。また、同
エンジンの燃焼サイクル基準となる角度信号を出力する
角度センサとして、これらセンサの複数を併用するよう
にしても勿論よい。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、燃料量の調量基準となる角度センサに異常が来たし
た場合であれ、その制御性能を何ら損なうことなく、デ
ィーゼルエンジンの安定した運転を継続、維持すること
ができるようになる。
ば、燃料量の調量基準となる角度センサに異常が来たし
た場合であれ、その制御性能を何ら損なうことなく、デ
ィーゼルエンジンの安定した運転を継続、維持すること
ができるようになる。
【図1】この発明にかかる燃料噴射制御装置の一実施例
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】噴射ポンプ駆動軸のシグナルロータについて一
例を示す正面略図。
例を示す正面略図。
【図3】回転数センサから出力される回転数信号例を示
すタイムチャート。
すタイムチャート。
【図4】図1に示される制御装置の機能的な内部構成例
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図5】同実施例の装置による燃料噴射制御態様を示す
タイムチャート。
タイムチャート。
【図6】制御装置の回転数割り込み処理手順を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図7】制御装置のクランク角割り込み処理手順を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図8】制御装置のメイン制御ルーチンを示すフローチ
ャート。
ャート。
【図9】制御装置のメイン制御ルーチンを示すフローチ
ャート。
ャート。
【図10】電磁弁の開弁時期算出態様を示すグラフ(マ
ップ)。
ップ)。
【図11】電磁弁指令値メモリの記憶構造を示すグラフ
(マップ)。
(マップ)。
【図12】噴射時期目標の算出態様を示すグラフ(マッ
プ)。
プ)。
【図13】噴射時期目標メモリの記憶構造を示すグラフ
(マップ)。
(マップ)。
【図14】タイマ指令値の補正値算出態様を示すグラフ
(マップ)。
(マップ)。
【図15】タイマ指令値の算出態様を示すグラフ(マッ
プ)。
プ)。
【図16】タイマ指令値メモリの記憶構造示すグラフ
(マップ)。
(マップ)。
1…噴射ポンプ、2…噴射ポンプ駆動軸(ドライブシャ
フト)、3…ベーン式フィードポンプ、4…給油口、5
…プレッシャレギュレーティングバルブ、6…ポンプハ
ウジング、7…ポンプ室(低圧室)、8…吸入ポート、
9…プランジャ、10…高圧室、11…オーバフローバ
ルブ、12…吸入グループ、13…カムプレート、14
…ローラリング、15…ローラ、16…シリンダ、17
…デリバリバルブ、18…分配通路、19…連通路、2
0…電磁弁、21…ソレノイド、22…弁体、23…ス
プリング、24…油圧式タイマ、25…タイマスプリン
グ、26…タイマピストン、27…ロッド、28…タイ
マ制御弁、30…シグナルロータ、31…回転数セン
サ、32…燃料噴射カットバルブ、40…エンジン(4
気筒ディーゼルエンジン)、41…燃料噴射弁、42…
グロープラグ、43…スロットル弁、44…ベンチュ
ラ、45…アクセルセンサ、46…圧力センサ、47…
水温センサ、48…車速センサ、49…シフトポジショ
ンスイッチ、50…エンジン出力軸(クランクシャフ
ト)、51…シグナルロータ、52…クランク角セン
サ、53…グローリレー、60…制御装置、601…第
1回転数演算部、602…回転数カウンタ、603…噴
射時期カウンタ、604…第2回転数演算部、605…
クランク角カウンタ、606…Neメモリ、607…N
eCメモリ、608…ICメモリ、609…電磁弁(調
量)指令値演算部、610…噴射時期目標演算部、61
1…タイマ指令値演算部、612…電磁弁指令値メモ
リ、613…噴射時期目標メモリ、614…タイマ指令
値メモリ、615、617…出力バッファ、616…電
磁弁駆動回路、618…タイマ駆動回路。
フト)、3…ベーン式フィードポンプ、4…給油口、5
…プレッシャレギュレーティングバルブ、6…ポンプハ
ウジング、7…ポンプ室(低圧室)、8…吸入ポート、
9…プランジャ、10…高圧室、11…オーバフローバ
ルブ、12…吸入グループ、13…カムプレート、14
…ローラリング、15…ローラ、16…シリンダ、17
…デリバリバルブ、18…分配通路、19…連通路、2
0…電磁弁、21…ソレノイド、22…弁体、23…ス
プリング、24…油圧式タイマ、25…タイマスプリン
グ、26…タイマピストン、27…ロッド、28…タイ
マ制御弁、30…シグナルロータ、31…回転数セン
サ、32…燃料噴射カットバルブ、40…エンジン(4
気筒ディーゼルエンジン)、41…燃料噴射弁、42…
グロープラグ、43…スロットル弁、44…ベンチュ
ラ、45…アクセルセンサ、46…圧力センサ、47…
水温センサ、48…車速センサ、49…シフトポジショ
ンスイッチ、50…エンジン出力軸(クランクシャフ
ト)、51…シグナルロータ、52…クランク角セン
サ、53…グローリレー、60…制御装置、601…第
1回転数演算部、602…回転数カウンタ、603…噴
射時期カウンタ、604…第2回転数演算部、605…
クランク角カウンタ、606…Neメモリ、607…N
eCメモリ、608…ICメモリ、609…電磁弁(調
量)指令値演算部、610…噴射時期目標演算部、61
1…タイマ指令値演算部、612…電磁弁指令値メモ
リ、613…噴射時期目標メモリ、614…タイマ指令
値メモリ、615、617…出力バッファ、616…電
磁弁駆動回路、618…タイマ駆動回路。
Claims (6)
- 【請求項1】燃料噴射ポンプからディーゼルエンジンの
各気筒に対し噴射供給される燃料をスピルさせることで
同燃料量を調量する電磁弁と、 この燃料量の調量基準となる角度信号を出力する第1の
角度センサと、 ディーゼルエンジンの燃焼サイクル基準となる角度信号
を出力する第2の角度センサと、 前記第1の角度センサの出力から求めたエンジン回転数
に基づいて前記電磁弁に対する駆動指令値である調量指
令値を算出する調量指令値演算手段と、 該算出される調量指令値が前記第2の角度センサの出力
から求められるエンジン回転数に対応付けされて記憶さ
れる調量指令値メモリと、 前記第1の角度センサの正常時には前記調量指令値演算
手段によってその都度算出される調量指令値に基づき前
記電磁弁の駆動を制御し、同第1の角度センサの異常時
には、前記第2の角度センサの出力から求められるエン
ジン回転数に基づいて前記調量指令値メモリからその対
応する調量指令値を読み出し、該読み出した調量指令値
に基づき前記電磁弁の駆動を制御する調量制御手段と、 を具えることを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴
射制御装置。 - 【請求項2】請求項1記載のディーゼルエンジンの燃料
噴射制御装置において更に、 燃料噴射ポンプからディーゼルエンジンの各気筒に対し
噴射供給される燃料の噴射時期を調整する噴射時期制御
弁と、 前記第1及び第2の角度センサの出力の位相差に基づい
て該噴射時期制御弁に対する駆動指令値である噴射時期
指令値を算出する噴射時期指令値演算手段と、 該算出される噴射時期指令値が前記第2の角度センサの
出力から求められるエンジン回転数に対応付けされて記
憶される噴射時期指令値メモリと、 前記第1の角度センサの正常時には前記噴射時期指令値
演算手段によってその都度算出される噴射時期指令値に
基づき前記噴射時期制御弁の駆動を制御し、同第1の角
度センサの異常時には、前記第2の角度センサの出力か
ら求められるエンジン回転数に基づいて前記噴射時期指
令値メモリからその対応する噴射時期指令値を読み出
し、該読み出した噴射時期指令値に基づき前記噴射時期
制御弁の駆動を制御する噴射時期制御手段と、 を具えることを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴
射制御装置。 - 【請求項3】請求項1または2記載のディーゼルエンジ
ンの燃料噴射制御装置において、 前記第1の角度センサの出力から求めたエンジン回転数
に基づいて前記燃料の噴射時期目標値を算出する噴射時
期目標演算手段と、 該算出される噴射時期目標値が前記第2の角度センサの
出力から求められるエンジン回転数に対応付けされて記
憶される噴射時期目標メモリと、 を更に具え、前記調量制御手段は、前記第1の角度セン
サの異常時、前記第2の角度センサの出力から求められ
るエンジン回転数に基づいて前記調量指令値メモリ及び
噴射時期目標メモリからそれぞれ対応する調量指令値及
び噴射時期目標値を読み出し、それら読み出した調量指
令値及び噴射時期目標値の加算値に基づいて前記電磁弁
の駆動を制御することを特徴とするディーゼルエンジン
の燃料噴射制御装置。 - 【請求項4】燃料噴射ポンプからディーゼルエンジンの
各気筒に対し噴射供給される燃料をスピルさせることで
同燃料量を調量する電磁弁と、 同燃料噴射ポンプからディーゼルエンジンの各気筒に対
し噴射供給される燃料の噴射時期を調整する噴射時期制
御弁と、 前記燃料量の調量基準となる角度信号を出力する第1の
角度センサと、 ディーゼルエンジンの燃焼サイクル基準となる角度信号
を出力する第2の角度センサと、 前記第1の角度センサの出力から求めたエンジン回転数
に基づいて前記電磁弁に対する駆動指令値である調量指
令値を算出する調量指令値演算手段と、 該算出される調量指令値が前記第2の角度センサの出力
から求められるエンジン回転数に対応付けされて記憶さ
れる調量指令値メモリと、 前記第1の角度センサの出力から求めたエンジン回転数
に基づいて前記燃料の噴射時期目標値を算出する噴射時
期目標演算手段と、 該算出される噴射時期目標値が前記第2の角度センサの
出力から求められるエンジン回転数に対応付けされて記
憶される噴射時期目標メモリと、 前記第1及び第2の角度センサの出力の位相差に基づい
て前記噴射時期制御弁を通じた実際の噴射時期を検出す
る実噴射時期検出手段と、 この検出される実際の噴射時期と前記算出される噴射時
期目標値との偏差に基づいて前記噴射時期制御弁に対す
る駆動指令値である噴射時期指令値を算出する噴射時期
指令値演算手段と、 該算出される噴射時期指令値が前記第2の角度センサの
出力から求められるエンジン回転数に対応付けされて記
憶される噴射時期指令値メモリと、 前記第1の角度センサの正常時には前記調量指令値演算
手段によってその都度算出される調量指令値に基づき前
記電磁弁の駆動を制御し、同第1の角度センサの異常時
には、前記第2の角度センサの出力から求められるエン
ジン回転数に基づいて前記調量指令値メモリ及び噴射時
期目標メモリからそれぞれ対応する調量指令値及び噴射
時期目標値を読み出し、それら読み出した調量指令値及
び噴射時期目標値の加算値に基づいて前記電磁弁の駆動
を制御する調量制御手段と、 前記第1の角度センサの正常時には前記噴射時期指令値
演算手段によってその都度算出される噴射時期指令値に
基づき前記噴射時期制御弁の駆動を制御し、同第1の角
度センサの異常時には、前記第2の角度センサの出力か
ら求められるエンジン回転数に基づいて前記噴射時期指
令値メモリからその対応する噴射時期指令値を読み出
し、該読み出した噴射時期指令値に基づき前記噴射時期
制御弁の駆動を制御する噴射時期制御手段と、 を具えることを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴
射制御装置。 - 【請求項5】請求項4記載のディーゼルエンジンの燃料
噴射制御装置において更に、 前記検出される実際の噴射時期と前記算出される噴射時
期目標値との偏差が所定の範囲に収まるか否かを判定す
る判定手段を具え、 前記噴射時期指令値メモリには、該判定手段を通じて前
記偏差が所定の範囲に収まる旨判定されるときにのみ、
前記噴射時期指令値演算手段により算出された噴射時期
指令値が記憶されることを特徴とするディーゼルエンジ
ンの燃料噴射制御装置。 - 【請求項6】前記第1の角度センサは、前記燃料噴射ポ
ンプの駆動軸の回転数を検出する回転数センサであり、 前記第2の角度センサは、ディーゼルエンジンの基準ク
ランク角を検出するクランク角センサ、及び同エンジン
の吸入空気圧力を検出する吸気圧センサ、及び同エンジ
ンの各気筒内圧力を検出する筒内圧センサの少なくとも
1つである請求項1乃至5の何れかに記載のディーゼル
エンジンの燃料噴射制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31860394A JP3644060B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31860394A JP3644060B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08177587A true JPH08177587A (ja) | 1996-07-09 |
| JP3644060B2 JP3644060B2 (ja) | 2005-04-27 |
Family
ID=18100986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31860394A Expired - Fee Related JP3644060B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3644060B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107420211A (zh) * | 2017-09-18 | 2017-12-01 | 南京威孚金宁有限公司 | 一种用于位置式电控分配泵的控制方法及系统 |
| CN117569938A (zh) * | 2024-01-19 | 2024-02-20 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种柴油机喷射时刻确认方法、装置、设备及介质 |
-
1994
- 1994-12-21 JP JP31860394A patent/JP3644060B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107420211A (zh) * | 2017-09-18 | 2017-12-01 | 南京威孚金宁有限公司 | 一种用于位置式电控分配泵的控制方法及系统 |
| CN107420211B (zh) * | 2017-09-18 | 2023-03-28 | 南京威孚金宁有限公司 | 一种用于位置式电控分配泵的控制方法及系统 |
| CN117569938A (zh) * | 2024-01-19 | 2024-02-20 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种柴油机喷射时刻确认方法、装置、设备及介质 |
| CN117569938B (zh) * | 2024-01-19 | 2024-04-16 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种柴油机喷射时刻确认方法、装置、设备及介质 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3644060B2 (ja) | 2005-04-27 |
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