JPH08177649A - 排気再循環装置用流量調整弁 - Google Patents

排気再循環装置用流量調整弁

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JPH08177649A
JPH08177649A JP6322889A JP32288994A JPH08177649A JP H08177649 A JPH08177649 A JP H08177649A JP 6322889 A JP6322889 A JP 6322889A JP 32288994 A JP32288994 A JP 32288994A JP H08177649 A JPH08177649 A JP H08177649A
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JP
Japan
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hole
seal ring
rod
exhaust gas
flow
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JP6322889A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nara
浩 奈良
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Sanwa Seiki Ltd
Original Assignee
Sanwa Seiki Ltd
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Publication date
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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流通孔8を流れる排気がロッド10の貫通部
を通じて漏洩する事を、長期間に亙り有効に防止する。 【構成】 ロッド10の中間部で貫通孔29の下端開口
から突出した部分にシールリング35を装着する。この
シールリング35は、合成樹脂製のシールリング本体3
8と金属製のばねリング39とから成り、内径寸法を弾
性的に収縮自在である。又、このシールリング35の上
端面は、抑え筒41により、円筒部40の下面に押し付
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る排気再循環装置
は、ディーゼルエンジンから排出される排気中に含まれ
る窒素酸化物(NOx )を低減させるべく、排気の一部
を吸気系に戻す為に利用する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの燃焼室から排出さ
れる排気の一部を吸気系に戻し、この燃焼室内に送り込
む混合気中の不活性ガス(H2 O、N2 、CO2 等)の
割合を増加させると、上記燃焼室内での窒素酸化物の発
生を抑える事ができる。但し、混合気中の不活性ガスの
割合が増す事で、エンジンの出力が低下する。従って、
大きな出力を要しない定速走行時等に上記混合気中に混
ぜる排気の量を増加させ、加速時、登坂時等、大きな出
力を要する場合には上記混合気中に混ぜる排気の量を減
少させる排気再循環装置(EGR)が、従来から使用さ
れている。
【0003】図8は、この様な排気再循環装置の基本構
成を示している。ディーゼルエンジンのシリンダ1の頂
部に設けられた吸気口及び排気口はそれぞれ、吸気弁2
或は排気弁3により開閉される。又、上記吸気口には吸
気流路4の下流端が、排気口には排気流路5の上流端
が、それぞれ接続されている。そして、この排気流路5
の途中に再循環流路6の上流端を接続し、この再循環流
路6の下流端を上記吸気流路4の途中に接続している。
この再循環流路6の途中には、本発明の対象となる流量
調整弁7を設けて、上記排気流路5から上記吸気流路4
に送られる排気の量を調整自在としている。
【0004】この流量調整弁7として従来から、例えば
特公平3−3066号公報に記載された構造が知られて
いる。この公報に記載された流量調整弁は、図9に示す
様に、上記再循環流路6の途中に直列に接続自在な流通
孔8を有する。そして、弁体9によって、この流通孔8
の開閉及び開度の調節を自在としている。この弁体9に
はロッド10の一端(図9の上端)を結合しており、こ
のロッド10の他端(図9の下端)に固定した開放ピス
トン11を開放シリンダ12に、気密に嵌装している。
又、上記開放シリンダ12の上端開口を塞いだ蓋片13
と上記開放ピストン11との間には閉鎖ばね14を設け
て、上記ロッド10を介して上記弁体9に、上記流通孔
8を閉じる方向の弾力を付与している。又、上記開放シ
リンダ12の端部で、上記開放ピストン11に対して上
記閉鎖ばね14と反対側部分は圧力室15としている。
【0005】そして、この圧力室15内に、図8に示し
たコンプレッサ等の圧縮空気源16から、圧力流体であ
る圧縮空気を、供給路18を通じて送り込み自在として
いる。この供給路18の途中には電磁弁17を設け、こ
の供給路18を通じての、上記圧力室15内への圧縮空
気の給排を自在としている。
【0006】上記電磁弁17は、マイクロコンピュータ
等の制御器19により制御されるもので、次の(1) 〜
(3) の状態を高速で切り換え自在である。 (1) 上記圧縮空気源16と圧力室15とを連通させる状
態。 (2) 上記圧力室15と、電磁弁17の一部に設けられた
図示しない排気ポートとを連通させる状態。 (3) 上記圧力室15を上記圧縮空気源16と排気ポート
との何れにも連通させず、圧力室15内への圧縮空気の
給排を停止させる状態。
【0007】シリンダ1上部の燃焼室内で発生する窒素
酸化物の量を減少させるべく、排気の一部を燃焼室内に
送り込む場合には、上記電磁弁17を上記(1) の状態に
切り換える。この結果、流量調整弁7の圧力室15内に
圧縮空気が送り込まれて、前記弁体9及びロッド10
が、前記閉鎖ばね14の弾力に抗して変位し、流通孔8
を開放する。又、エンジンの出力を増大させるべく、排
気を燃焼室内に送り込まない様にする為には、上記電磁
弁17を上記(2) の状態に切り換える。この状態では上
記圧力室15が、上記供給路18及び電磁弁17に設け
た排気口を通じて大気中に開放され、上記弁体9及びロ
ッド10が上記閉鎖ばね14の弾力により変位して、上
記流通孔8を閉じる。更に、上記弁体9による流通孔8
の開度を固定する場合には、上記(3) の状態に切り換え
る。この状態では、上記圧力室15に閉じ込められた圧
縮空気の圧力と上記閉鎖ばね14の弾力とが釣り合っ
て、上記弁体9及びロッド10が変位しなくなる。尚、
この様な(3) の状態を実現可能にする為に、上記ロッド
10の端部で前記開放シリンダ12から突出した部分に
は、ポテンショメータ等の変位計20を設けて、上記弁
体9の位置を検出自在としている。
【0008】一方、上記制御器19は、次の(a) 〜(c)
に示す信号に応じて、上記電磁弁17の状態を切り換え
る。 (a) アクセル開度を表す信号 この信号を得る為に、例えばアクセルペダル21の動き
を燃料噴射ポンプ22に伝達する為のケーブル23の途
中に変位センサを設け、この変位センサの検出信号を上
記制御器19に入力する。 (b) エンジンの回転速度を表す信号 この信号を得る為に、回転センサ24によってエンジン
の回転速度を検出し、この回転センサ24の検出信号を
上記制御器19に入力する。 (c) 冷却水温度を表す信号 この信号を得る為に、エンジンのウォータジャケット部
分に温度センサ25を設け、この温度センサ25の検出
信号を上記制御器19に入力する。
【0009】上記(a) 〜(c) の信号のうち、(b)(c)の信
号は、シリンダ1内で窒素酸化物が発生し易い状況か否
かを知る為に必要であるが、(a) の信号は、運転者がエ
ンジンに大きな出力を要求しているか否かを知る為に必
要である。即ち、前述した様に、大きな出力を要しない
定速走行時等に上記混合気中に混ぜる排気の量を増加さ
せて、燃焼室内での窒素酸化物の発生を抑える。一方、
混合気中に混ぜる排気の量を増加させ、混合気中の不活
性ガスの割合が増すと、エンジンの出力が低下する。こ
の為、加速、登坂等の為にアクセルペダル21を強く踏
み込んだ場合には、前記再循環流路6を通じて吸気流路
4に戻される排気の量を減少(ゼロを含む)させて、加
速、登坂等に必要な出力を確保する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成され作
用する従来の排気再循環装置用流量調整弁は、排気流路
5から吸気流路4に流す排気の量を調節する機能は十分
であるが、再循環流路6の一部を構成する流通孔8内を
流れる排気が外部に漏洩する事を防止する機能は、必ず
しも十分ではなかった。即ち、上記流通孔8を開閉する
為の弁体9を駆動する為のロッド10は、上記流通孔8
の片側を仕切る隔壁26と、開放シリンダ12の端部に
固定した蓋片13とを貫通して、この開放シリンダ12
内に挿入されている。
【0011】一方、アクセルペダル21の踏み込み時、
直ちにエンジンの出力増大を図る為には、閉鎖ばね14
の弾力によりロッド10を円滑に変位(下降)させる必
要がある。この為、このロッド10が上記各部26、1
3を貫通している部分の摩擦力を軽減すべく、これら貫
通部に微小な隙間を設ける必要がある。この様な理由で
貫通部に設けた隙間を通じて、上記流通孔8を流れる排
気が、上記開放シリンダ12の一部で上記閉鎖ばね14
を設けた、ばね室27内に入り込む。このばね室27に
は、圧力室15内への圧縮空気の給排に伴って開放ピス
トン11の変位を自在とする為、大気に通じる給排口
(図示せず)が設けられている。そして、上記開放ピス
トン11の変位に伴って上記給排口を通じ、ばね室27
内の空気と外気とが入れ換わる(呼吸する)。この結
果、上記ばね室27内に入り込んだ排気は大気中に放出
される。
【0012】この様にしてばね室27を通じて排出され
る排気の量は僅かではあるが、排気浄化器を通過してい
ない、未処理の排気である為、公害対策上、大気中に漏
れ出す事は好ましくない。この様な、ばね室27を通じ
ての排気の漏洩を防止する為には、ロッド10が隔壁2
6又は蓋片13を貫通する部分に弾性材製のシールリン
グを設ける事が考えられる。ところが、単に高温の排気
が流通する流通孔8の近傍にシールリングを設けただけ
では、このシールリングが熱による影響で早期に劣化
し、十分なシール性能を維持できなくなる。
【0013】この様な事情に鑑みて、実公平6−456
03号公報には、セラミック製のバルブガイドによりロ
ッドを支承すると共に、スプリングシートとバルブガイ
ドとの間にシール部材を設ける構造が記載されている。
ところが、この公報に記載された構造の場合には、加工
の面倒なセラミックを使用する等により、製作費が嵩
む。本発明の排気再循環装置用流量調整弁は、この様な
事情に鑑みて発明したものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の排気再循環装置
用流量調整弁は、前述した従来の排気再循環装置用流量
調整弁と同様に、上流端を排気流路に、下流端を吸気流
路に、それぞれ通じさせる再循環流路に直列に接続自在
な流通孔と、この流通孔の片側を仕切る隔壁と、この隔
壁に設けた貫通孔と、この貫通孔に軸方向に亙る変位自
在に挿通されたロッドと、このロッドの一端に設けられ
て上記流通孔の開閉及び開度の調節を行なう弁体と、上
記ロッドを軸方向に変位させる為のアクチュエータとを
備えている。
【0015】特に、本発明の排気再循環装置用流量調整
弁に於いては、上記隔壁の内部には冷却用流体を流通さ
せる為の冷却ジャケットが設けられている。又、上記隔
壁の片面で上記流通孔とは反対側に位置する面には円筒
部が設けられて、上記貫通孔の一端はこの円筒部の端面
に開口している。そして、上記ロッドの中間部他端寄り
で上記貫通孔の一端開口から突出した部分にはシールリ
ングが外嵌されている。このシールリングは、合成樹脂
により欠円環状に形成されて外周面に凹溝を有するシー
ルリング本体と、この凹溝に係合する事でこのシールリ
ング本体に内径を縮める方向の弾力を付与するばねリン
グとから成る。更に、上記円筒部には抑え筒の基端部が
外嵌固定されており、上記シールリングの軸方向片面は
この抑え筒の先端部に形成された内向フランジ状の鍔部
により、上記円筒部の端面に押し付けられている。
【0016】
【作用】上述の様に構成される排気再循環装置用流量調
整弁によれば、シールリングを構成するシールリング本
体が、ロッドの外周面と貫通孔の内周面との間に存在す
る隙間の端部開口を塞ぐ。シールリング本体の設置部分
の温度上昇は、隔壁内に設けた冷却ジャケットの作用に
基づいて限られたものになる。従って、合成樹脂製のシ
ールリング本体の耐久性を十分に確保できる。又、特に
加工が面倒な部材を使用する事もない為、製作費が嵩む
事もない。
【0017】
【実施例】図面に沿って本発明の実施例を説明するが、
位置及び方向に関する上下左右の表現は説明の便宜上で
あって、実際の設置状態が図面及び実施例の説明の状態
と90度異なっていても良い。但し、上下逆にする事
は、重力の影響がアクセルレスポンスを悪化させる(ア
クセルペダル21を大きく踏み込んでから流通孔8が閉
じられ、実際にエンジンの出力が増大するまでの時間が
長くなる)方向に作用する為、好ましくない。
【0018】図1〜6は本発明の第一実施例を示してい
る。アルミニウム、鋳鉄等の金属により造られた弁ケー
ス28の上部内側には、この弁ケース28の上端面と上
部片側面(図2の左側面)とに開口する流通孔8を設け
ている。排気再循環装置の構成時には、この流通孔8の
上流端である上方開口は排気流路5(図8)に、下流端
である側方開口は吸気流路4(図8)に、それぞれ通じ
させて、再循環流路6(図8、9)に直列に接続する。
【0019】上記流通孔8の上端開口部には、この流通
孔8の開閉及び開度の調節を行なう弁体9を設けてい
る。この弁体9の下面中央部にはロッド10の上端部を
結合している。尚、図示の実施例では、これら弁体9と
ロッド10とを一体とした、きのこ弁を使用している。
このロッド10は、上記弁ケース28内に鉛直方向に亙
って形成された貫通孔29内に、摺動自在に挿通されて
いる。そして、このロッド10の下端部で上記貫通孔2
9から下方に突出した部分にばね座30を固定してい
る。このばね座30は、合成樹脂、金属等により全体を
円輪状に形成されて、中心部に内径が上方に向かう程小
さくなるテーパ孔31を有する。又、上記ロッド10の
下端部外周面で上記テーパ孔31の内側に位置する部分
には凹溝32を、全周に亙り形成している。そして、合
成樹脂又は金属により2分割自在なテーパ円筒状に造ら
れて上記テーパ孔31の内側に嵌合したコッタ33の内
周面に形成した突条と、上記凹溝32とを係合させてい
る。従って上記ばね座30は、上記ロッド10に対して
下方に変位する事はない。
【0020】上述の様にしてロッド10の下端部に支持
されたばね座30と、上記弁ケース28の内側に形成し
た隔壁34の下面との間には、圧縮コイルばねである閉
鎖ばね14を設けている。この閉鎖ばね14は、上記ば
ね座30を介して上記ロッド10を下方に向け弾性的に
押し、上記弁体9に上記流通孔8を閉じる方向の弾力を
付与している。上記貫通孔29は、上記隔壁34を上下
に貫通する状態で設けている。
【0021】又、上記ロッド10の中間部で上記貫通孔
29の下端開口直下位置に、合成樹脂製のシールリング
35を外嵌して、上記貫通孔29の内周面と上記ロッド
10の外周面との間の隙間を通じて排気が漏洩するのを
防止している。このシールリング35は、シールリング
本体38とばねリング39とから成る。このうちのシー
ルリング本体38は、ポリイミド樹脂等、耐熱性及び可
撓性を有し、しかも摩擦係数の低い合成樹脂により、図
5に示す様な欠円環状に造られている。即ち、このシー
ルリング本体38の円周方向1個所に不連続部36を、
軸方向(図5(A)の表裏方向、同図(B)の左右方
向)に対し傾斜した状態で設け、直径を弾性的に拡縮自
在としている。又、上記シールリング本体38の外周面
には、断面形状が半円弧形である凹溝37を、全周に亙
り形成している。一方、上記ばねリング39は、金属に
より造られ図6に示す様に、やはり欠円環状に形成され
ている。上記シールリング35は、このばねリング39
を上記シールリング本体38の外周面に形成された凹溝
37に係止する事でこのシールリング本体38に、内径
を縮める方向の弾力を付与している。
【0022】又、前記隔壁34の下面中央部には円筒部
40を形成しており、この円筒部40の下端部に、やは
り合成樹脂又は金属により円筒状に形成された抑え筒4
1の上半部を外嵌固定している。そして、この抑え筒4
1の下端部に形成した内向フランジ状の鍔部42によ
り、上記シールリング35を構成するシールリング本体
38の下面を抑えている。上記抑え筒41の上半部内周
面と上記円筒部40の下半部外周面とは、接着により、
或は図示しない凹凸係合により結合して、円筒部40か
らの抑え筒41の抜け止めを図っている。
【0023】又、上記隔壁34の内側には冷却ジャケッ
ト43を設け、この冷却ジャケット43内に、給水口4
4と排水口45とを通じて、エンジンの冷却水を流通自
在としている。この冷却ジャケット43は、上記ロッド
10の下半部の温度上昇を抑える機能を有する。即ち、
エンジンの運転時には、前記排気流路5(図8)を流通
する排気から弁体9の上端面に伝えられ、或はこの排気
流路5及び前記流通孔8を流通する排気から上記弁体9
及びロッド10に伝達された熱で、このロッド10の上
部の温度が上昇する。但し、上記排気から上記ロッド1
0に伝達された熱のうちの多くの部分は、上記冷却ジャ
ケット43内を流通する冷却水によって持ち去られる。
従って、ロッド10の上半部の温度が上昇しても、この
ロッド10の中間部下寄り部分で上記シールリング35
を装着した部分の温度上昇は限られたものとなる。この
結果、合成樹脂製のシールリング本体38の耐久性を十
分に確保できる。
【0024】又、前記弁ケース28の下面には、シリン
ダケース46を結合固定している。このシリンダケース
46の内側には開放シリンダ12を、前記弁体9及びロ
ッド10と同心に、且つこれら弁体9及びロッド10に
対して直列に設けている。この開放シリンダ12には開
放ピストン11を、鉛直方向に亙る摺動自在に、且つ気
密に嵌装している。そして、上記開放シリンダ12の下
端部で、上記開放ピストン11の下側に位置する部分
を、圧力室15としている。この開放ピストン11は、
この圧力室15内への圧縮空気の送り込みに伴って上記
ロッド10を、上記閉鎖ばね14の弾力に抗して上方に
押圧する。
【0025】尚、上記圧力室15の底面と上記開放ピス
トン11の下面との間には、圧縮ばね47を設けてい
る。この圧縮ばね47の弾力は、前記閉鎖ばね14の弾
力よりも十分に小さい。即ち、この圧縮ばね47は、上
記開放ピストン11の上面と上記ロッド10の下端面と
を常に当接させて、上記開放ピストン11ががたつくの
を防止する。これと共に上記圧縮ばね47は、上記圧力
室15内への圧縮空気の送り込みに伴う上記開放ピスト
ン11の上昇時に、この開放ピストン11に直ちに上記
ロッド10の押し上げを開始させる役目を果たす。
【0026】又、上記シリンダケース46の下端面には
給排ポート48を設け、この給排ポート48によって、
上記開放シリンダ12の圧力室15内に圧縮空気を給排
自在としている。又、前記弁ケース28の側面には給排
気口49を設け、この給排気口49の開口部に、フィル
タ50とフィルタ抑え51とを設けている。この給排気
口49は、上記開放ピストン11の昇降時にばね室27
内の空気を給排し、このばね室27内の圧力が変動する
事を防止して、上記開放ピストン11の昇降が円滑に行
なわれる様にする。
【0027】上述の様に構成される排気再循環装置用流
量調整弁の作用は、次の通りである。先ず、燃焼室内で
の窒素酸化物の発生を抑えるべく、排気流路5(図8)
を流れる排気の一部を吸気流路4(図8)に送る際に
は、電磁弁17(図8)の切り換えに基づき、圧縮空気
源16(図8)から上記給排ポート48を通じて圧力室
15内に圧縮空気を送り込む。この様にして圧力室15
内に送り込まれた圧縮空気は前記開放ピストン11を上
昇させ、前記ロッド10を前記閉鎖ばね14の弾力に抗
して上昇させる。この結果、このロッド10の上端部に
設けられた弁体9が前記流通孔8の上端開口を開き、排
気流路5(図8)を流れる排気の一部を吸気流路4(図
8)に送り込み自在とする。
【0028】又、上記弁体9による流通孔8の開度を固
定すべく、上記ロッド10の位置を不動にする際には、
前記電磁弁17(図8)を、上記給排ポート48への圧
縮空気の給排を停止させる状態に切り換える。この為、
上記圧力室15に閉じ込められた圧縮空気の圧力と上記
閉鎖ばね14の弾力とが釣り合って、上記弁体9及びロ
ッド10が変位しなくなる。
【0029】更に、エンジンの出力を増大させるべく、
排気を燃焼室内に送り込まない様にする為には、上記電
磁弁17(図8)を、上記給排ポート48とこの電磁弁
17の一部に設けられた排気ポートとを連通させる状態
に切り換える。この状態では上記給排ポート48が大気
中に開放され、上記圧力室15の圧力が低下する。この
結果、前記開放ピストン11が、前記ロッド10を介し
て加えられる前記閉鎖ばね14の弾力に基づいて下降
し、前記弁体9により前記流通孔8を閉じる。
【0030】特に、本発明の排気再循環装置用流量調整
弁によれば、前記シールリング35を構成するシールリ
ング本体38が、上記ロッド10の外周面と前記隔壁3
4に形成した貫通孔29の内周面との間に存在する隙間
の端部開口を塞ぐ。上記シールリング本体38の設置部
分の温度上昇は、上記隔壁34内に設けた冷却ジャケッ
ト43の作用に基づいて限られたものになる。従って、
合成樹脂製のシールリング本体38の耐久性を十分に確
保できる。又、合成樹脂製のシールリング本体38に外
嵌された金属製のばねリング39の温度上昇は、シール
リング本体38の熱遮断性に基づいてより小さくなる。
この為、このばねリング39の弾性が温度上昇により劣
化する事もない。更に、上記シールリング本体38に
は、金属製のばねリング39により、内径を縮める方向
に弾力が付与されている為、長期間に亙る使用に伴って
このシールリング本体38の内周面が摩耗しても、この
内周面と上記ロッド10の外周面とを確実に当接したま
まにできて、十分なシール性を確保できる。
【0031】次に、図7は本発明の第二実施例を示して
いる。本実施例の場合には、シールリング本体38を円
筒部40の下端面に押し付ける為の抑え筒41aの上端
部に係止鍔部52を形成し、この係止鍔部52の下面に
閉鎖ばね14の上端部を突き当てている。従って、本実
施例の場合には、上記抑え筒41aを円筒部40に係止
する為に、接着、或は凹凸係合等の係止手段は不要であ
る。その他の構成及び作用は、前述した第一実施例と同
様である。
【0032】
【発明の効果】本発明の排気再循環装置用流量調整弁
は、以上に述べた通り構成され作用するので、長期間に
亙り排気が外部に漏洩する事を確実に防止できて、空気
汚染防止上有効である。又、セラミック製部材の様に、
加工が面倒で高価な部材を使用する事がない為、製作費
が嵩む事もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す側面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1の下方から見た底面図。
【図4】図2のB部拡大図。
【図5】シールリング本体を表す図で、(A)は平面
図、(B)は(A)のC−C断面図。
【図6】ばねリングの平面図。
【図7】本発明の第二実施例を示す、図4と同様の図。
【図8】排気再循環装置の回路図。
【図9】従来の流量調整弁の断面図。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 吸気弁 3 排気弁 4 吸気流路 5 排気流路 6 再循環流路 7 流量調整弁 8 流通孔 9 弁体 10 ロッド 11 開放ピストン 12 開放シリンダ 13 蓋片 14 閉鎖ばね 15 圧力室 16 圧縮空気源 17 電磁弁 18 供給路 19 制御器 20 変位計 21 アクセルペダル 22 燃料噴射ポンプ 23 ケーブル 24 回転センサ 25 温度センサ 26 隔壁 27 ばね室 28 弁ケース 29 貫通孔 30 ばね座 31 テーパ孔 32 凹溝 33 コッタ 34 隔壁 35 シールリング 36 不連続部 37 凹溝 38 シールリング本体 39 ばねリング 40 円筒部 41、41a 抑え筒 42 鍔部 43 冷却ジャケット 44 給水口 45 排水口 46 シリンダケース 47 圧縮ばね 48 給排ポート 49 給排気口 50 フィルタ 51 フィルタ抑え 52 係止鍔部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流端を排気流路に、下流端を吸気流路
    に、それぞれ通じさせる再循環流路に直列に接続自在な
    流通孔と、この流通孔の片側を仕切る隔壁と、この隔壁
    に設けた貫通孔と、この貫通孔に軸方向に亙る変位自在
    に挿通されたロッドと、このロッドの一端に設けられて
    上記流通孔の開閉及び開度の調節を行なう弁体と、上記
    ロッドを軸方向に変位させる為のアクチュエータとを備
    えた排気再循環装置用流量調整弁に於いて、上記隔壁の
    内部には冷却用流体を流通させる為の冷却ジャケットが
    設けられており、上記隔壁の片面で上記流通孔とは反対
    側に位置する面には円筒部が設けられて、上記貫通孔の
    一端はこの円筒部の端面に開口しており、上記ロッドの
    中間部他端寄りで上記貫通孔の一端開口から突出した部
    分にはシールリングが外嵌されており、このシールリン
    グは、合成樹脂により欠円環状に形成されて外周面に凹
    溝を有するシールリング本体と、この凹溝に係合する事
    でこのシールリング本体に内径を縮める方向の弾力を付
    与するばねリングとから成り、上記円筒部には抑え筒の
    基端部が外嵌固定されており、上記シールリングの軸方
    向片面はこの抑え筒の先端部に形成された内向フランジ
    状の鍔部により、上記円筒部の端面に押し付けられてい
    る事を特徴とする排気再循環装置用流量調整弁。
JP6322889A 1994-12-26 1994-12-26 排気再循環装置用流量調整弁 Pending JPH08177649A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1426603A1 (en) * 2002-12-06 2004-06-09 Renault s.a.s. Exhaust gas recirculation
JP2012127223A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Ud Trucks Corp Egrバルブ
JP2013024343A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Sanko Kogyo Kk ガスケット及び管継手
CN102979645A (zh) * 2012-12-14 2013-03-20 宜宾天瑞达汽车零部件有限公司 应用于egr阀的密封装置

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