JPH08177782A - 両吸込ポンプ - Google Patents
両吸込ポンプInfo
- Publication number
- JPH08177782A JPH08177782A JP6337845A JP33784594A JPH08177782A JP H08177782 A JPH08177782 A JP H08177782A JP 6337845 A JP6337845 A JP 6337845A JP 33784594 A JP33784594 A JP 33784594A JP H08177782 A JPH08177782 A JP H08177782A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- pump
- suction
- discharge
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D11/00—Other rotary non-positive-displacement pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D1/00—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
- F04D1/006—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps double suction pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D1/00—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
- F04D1/06—Multi-stage pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/426—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps
- F04D29/4266—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps made of sheet metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 省スペースでスラストの向きが安定し、回転
体室における取扱液の対流が良好で、空気溜まりができ
ることなく、且つドレンの際の残り水が少なく、ラジア
ル軸受の偏摩耗のない両吸込ポンプを提供する。 【構成】 モータの固定子13外周部に流路を設け、主
軸7の軸芯が略鉛直となるように据付けられて使用され
るポンプ組立体において、モータ6の下部軸端と上部軸
端に各々羽根車8A,9A;8B,9Bを設けた。
体室における取扱液の対流が良好で、空気溜まりができ
ることなく、且つドレンの際の残り水が少なく、ラジア
ル軸受の偏摩耗のない両吸込ポンプを提供する。 【構成】 モータの固定子13外周部に流路を設け、主
軸7の軸芯が略鉛直となるように据付けられて使用され
るポンプ組立体において、モータ6の下部軸端と上部軸
端に各々羽根車8A,9A;8B,9Bを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全周流型ポンプに係り、
特にモータの軸端に羽根車を具備すると共にモータの外
周部に環状空間を具備した全周流型両吸込ポンプに関す
るものである。
特にモータの軸端に羽根車を具備すると共にモータの外
周部に環状空間を具備した全周流型両吸込ポンプに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の全周流型両吸込ポンプと
しては特開平6−74197号公報に記載されたものが
知られている。また、両吸込型ポンプを構成している公
知例としては、トイツ特許公報DE1,653,692号
やイギリス特許公報GB2,007,770号に記載さ
れたものが知られている。上記従来例は、全て主軸が水
平方向に配置された横型のポンプである。
しては特開平6−74197号公報に記載されたものが
知られている。また、両吸込型ポンプを構成している公
知例としては、トイツ特許公報DE1,653,692号
やイギリス特許公報GB2,007,770号に記載さ
れたものが知られている。上記従来例は、全て主軸が水
平方向に配置された横型のポンプである。
【0003】しかしながら、今般の市場におけるニーズ
としては、省スペースを求める声が強く、この観点から
すると横型のポンプは好適ではない。すなわち、極めて
小出力のものを除くと、モータのコアの積層厚に対応し
て、ポンプ全長が伸びてしまうため、設置スペース(床
面積)を大きくとる必要があった。
としては、省スペースを求める声が強く、この観点から
すると横型のポンプは好適ではない。すなわち、極めて
小出力のものを除くと、モータのコアの積層厚に対応し
て、ポンプ全長が伸びてしまうため、設置スペース(床
面積)を大きくとる必要があった。
【0004】さらに、この種の横置型ポンプは、下記の
問題点がある。 1)軸推力(スラスト)が概ねバランスするため、負荷
容量の大きなスラスト軸受は不要であるが、スラストの
向きが不安定なので回転体に振動等の不具合が生ずる可
能性がある。 2)回転体室における取扱液の対流が不十分となり、冷
却不良を生ずる可能性がある。 3)横置型は構造上、ポンプ部において空気溜まりので
きる部分が多く、呼び水の際に空気抜きを実施する必要
がある。これに伴い、多数の空気抜弁を設ける必要があ
る。この場合、空気抜きを実施しなかった場合には、ポ
ンプ性能の低下や、軸受の潤滑不良等の不具合を生ず
る。 4)横置型は構造上、ドレンの際の残り水が生じ易く、
凍結割れ等の不具合が生じ易い。 5)ラジアル軸受に関しては、回転体の自重によって偏
摩耗が生じ、長期的に不具合に至る可能性がある。
問題点がある。 1)軸推力(スラスト)が概ねバランスするため、負荷
容量の大きなスラスト軸受は不要であるが、スラストの
向きが不安定なので回転体に振動等の不具合が生ずる可
能性がある。 2)回転体室における取扱液の対流が不十分となり、冷
却不良を生ずる可能性がある。 3)横置型は構造上、ポンプ部において空気溜まりので
きる部分が多く、呼び水の際に空気抜きを実施する必要
がある。これに伴い、多数の空気抜弁を設ける必要があ
る。この場合、空気抜きを実施しなかった場合には、ポ
ンプ性能の低下や、軸受の潤滑不良等の不具合を生ず
る。 4)横置型は構造上、ドレンの際の残り水が生じ易く、
凍結割れ等の不具合が生じ易い。 5)ラジアル軸受に関しては、回転体の自重によって偏
摩耗が生じ、長期的に不具合に至る可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み、省スペースでスラストの向きが安定し、回転体
室における取扱液の対流が良好で、空気溜まりができる
ことなく、且つドレンの際の残り水が少なく、ラジアル
軸受の偏摩耗のない両吸込ポンプを提供することを目的
としている。
に鑑み、省スペースでスラストの向きが安定し、回転体
室における取扱液の対流が良好で、空気溜まりができる
ことなく、且つドレンの際の残り水が少なく、ラジアル
軸受の偏摩耗のない両吸込ポンプを提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の立型両吸込ポンプの1態様は、モータの固
定子外周部に流路を設け、主軸の軸芯が略鉛直となるよ
うに据付けられて使用されるポンプ組立体において、モ
ータの下部軸端と上部軸端に各々羽根車を設けたことを
特徴とするものである。
め、本発明の立型両吸込ポンプの1態様は、モータの固
定子外周部に流路を設け、主軸の軸芯が略鉛直となるよ
うに据付けられて使用されるポンプ組立体において、モ
ータの下部軸端と上部軸端に各々羽根車を設けたことを
特徴とするものである。
【0007】また本発明の全周流型ポンプの1態様は、
モータの固定子外周部に設けられたモータフレーム外胴
と、該モータフレーム外胴外周面との間に環状空間を形
成する外筒を備え、前記環状空間に取扱液を導くように
構成したポンプ組立体において、モータの軸端にポンプ
部を配置し、外筒外周部に吸込液を導くための吸込ケー
ス及び吸込窓を設けると共に、同じく外筒外周部に吐出
液を導くための吐出ケース及び吐出窓を設け、更に、前
記吸込ケースにはポンプ吸込口を、吐出ケースにはポン
プ吐出口を設けたことを特徴とするものである。
モータの固定子外周部に設けられたモータフレーム外胴
と、該モータフレーム外胴外周面との間に環状空間を形
成する外筒を備え、前記環状空間に取扱液を導くように
構成したポンプ組立体において、モータの軸端にポンプ
部を配置し、外筒外周部に吸込液を導くための吸込ケー
ス及び吸込窓を設けると共に、同じく外筒外周部に吐出
液を導くための吐出ケース及び吐出窓を設け、更に、前
記吸込ケースにはポンプ吸込口を、吐出ケースにはポン
プ吐出口を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明は、モータの固定子外周部に流路を設
け、モータの下部軸端と上部軸端に各々羽根車を設ける
ことにより、立型の両吸込ポンプを構成しているので、
横型よりも設置スペースを節減できる。また、自重によ
り回転体に下向きの力が作用するため、仮に圧力バラン
スによって生ずるスラストの向きが不安定であっても、
自重による力の方が概ね大であるため、回転体が機械的
に不安定になることはない。
け、モータの下部軸端と上部軸端に各々羽根車を設ける
ことにより、立型の両吸込ポンプを構成しているので、
横型よりも設置スペースを節減できる。また、自重によ
り回転体に下向きの力が作用するため、仮に圧力バラン
スによって生ずるスラストの向きが不安定であっても、
自重による力の方が概ね大であるため、回転体が機械的
に不安定になることはない。
【0009】また、モータはキャンドモータによって構
成しているため、回転体室は軸心が鉛直な円筒であるた
め、対流が良好で、例えば、モータの放熱によって温度
が上昇した取扱液が、回転体室の一部に滞留することが
ない。つまり、温度が上昇して比重の小さくなった液
は、上部回転体室に移動し、更にはポンプ主流と混合し
て熱交換される。
成しているため、回転体室は軸心が鉛直な円筒であるた
め、対流が良好で、例えば、モータの放熱によって温度
が上昇した取扱液が、回転体室の一部に滞留することが
ない。つまり、温度が上昇して比重の小さくなった液
は、上部回転体室に移動し、更にはポンプ主流と混合し
て熱交換される。
【0010】また、空気抜きに関して、呼水時に本体内
に溜まる空気は、全て装置最上部に設けた空気抜弁(プ
ラグ)によって取り除くことができる。横型の場合は、
両軸端に設けたポンプ部に少なくとも各1ヶの空気抜弁
が必要であり、この点で立型が有利である。
に溜まる空気は、全て装置最上部に設けた空気抜弁(プ
ラグ)によって取り除くことができる。横型の場合は、
両軸端に設けたポンプ部に少なくとも各1ヶの空気抜弁
が必要であり、この点で立型が有利である。
【0011】また、ドレンの際には、装置最下部に設け
たドレン栓によって、ほぼ完全に水抜きできるので、凍
結割れ等の不具合がない。さらに、ラジアル軸受に関し
ては、回転体の自重による荷重が加わらず、特に実施例
のように、ハイドロ部のラジアル荷重がバランスしてい
る場合は、ラジアル軸受の偏摩耗は実質的に生じない。
たドレン栓によって、ほぼ完全に水抜きできるので、凍
結割れ等の不具合がない。さらに、ラジアル軸受に関し
ては、回転体の自重による荷重が加わらず、特に実施例
のように、ハイドロ部のラジアル荷重がバランスしてい
る場合は、ラジアル軸受の偏摩耗は実質的に生じない。
【0012】本発明は回転体が下部に向かう力を受ける
ための軸受を上部回転体室に設けるように構成している
ので、回転体をより上部側で支承できるため、回転体の
安定性が高い。特に、図5及び図6に示す構造のポンプ
では(本構造は高押込用途に好適なものであるが)、軸
に圧縮荷重が加わり、構造強度的に不利である。この
際、スラスト軸受を上部回転体室に設けることで、スラ
スト軸受より下部の回転体の自重によって、上記圧縮荷
重を低減することができる。
ための軸受を上部回転体室に設けるように構成している
ので、回転体をより上部側で支承できるため、回転体の
安定性が高い。特に、図5及び図6に示す構造のポンプ
では(本構造は高押込用途に好適なものであるが)、軸
に圧縮荷重が加わり、構造強度的に不利である。この
際、スラスト軸受を上部回転体室に設けることで、スラ
スト軸受より下部の回転体の自重によって、上記圧縮荷
重を低減することができる。
【0013】本発明は上部羽根車の吸込口部に攪拌羽根
を設けている。本構造において、唯一懸念される問題
は、キャビテーション等をはじめとする何らかの事由に
よって、装置最上部に空気溜まりが生じ、エアロック等
の不具合に至る点である。この際、撹拌羽根を設けるこ
とでエアロックを迅速に解除することができる。
を設けている。本構造において、唯一懸念される問題
は、キャビテーション等をはじめとする何らかの事由に
よって、装置最上部に空気溜まりが生じ、エアロック等
の不具合に至る点である。この際、撹拌羽根を設けるこ
とでエアロックを迅速に解除することができる。
【0014】本発明は全周流型の両吸込ポンプにおい
て、主軸に穴を開けて取扱液の対流を良好にしている。
これによって、モータの冷却および軸受の潤滑が良好と
なる。また、回転体の遠心分離作用によって、軸心には
空気が集まり易く、軸受が潤滑不良となるケースが考え
られるが、軸に穴を設けることによって、空気を吸入し
て羽根車吸込部に吐き出すこともできる。
て、主軸に穴を開けて取扱液の対流を良好にしている。
これによって、モータの冷却および軸受の潤滑が良好と
なる。また、回転体の遠心分離作用によって、軸心には
空気が集まり易く、軸受が潤滑不良となるケースが考え
られるが、軸に穴を設けることによって、空気を吸入し
て羽根車吸込部に吐き出すこともできる。
【0015】また、ロータをはさんで設けられる2ヶ所
の回転体室は、時によってその圧力が異なる場合があ
る。例えば、図1及び図2に示す実施例においては、各
回転体室の圧力は、羽根車背面側より供給される吐出圧
によって決まるのであるが、羽根車背面クリアランスと
関連する減圧作用は、両側の羽根車で同一でないことが
想定される。この場合、ロータとステータの間の隙間を
通して、2つの回転体室の間で、取扱液が十分に流通す
れば、2つの回転体室の圧力は同一となり何の不具合も
生じない。
の回転体室は、時によってその圧力が異なる場合があ
る。例えば、図1及び図2に示す実施例においては、各
回転体室の圧力は、羽根車背面側より供給される吐出圧
によって決まるのであるが、羽根車背面クリアランスと
関連する減圧作用は、両側の羽根車で同一でないことが
想定される。この場合、ロータとステータの間の隙間を
通して、2つの回転体室の間で、取扱液が十分に流通す
れば、2つの回転体室の圧力は同一となり何の不具合も
生じない。
【0016】しかしながら、ロータとステータはせまい
隙間を保ちつつ、高い相対速度で摺動している。この場
合、上記隙間を通して取扱液が移動する量は、極めて小
さくなるのが一般的である。そのため、2つの回転体室
の圧力は異なってしまう。この時、ロータの側面を押す
荷重が異なるために、軸に推力が発生してしまう。この
推力は、その発生要因(羽根車背面クリアランスが影
響)から、不安定なものであり、振動その他の不具合を
誘発する。この場合、2つのロータ室をつなぐように軸
に穴を開けることによって、圧力を同一に保ち、上記不
具合を防止することができる。
隙間を保ちつつ、高い相対速度で摺動している。この場
合、上記隙間を通して取扱液が移動する量は、極めて小
さくなるのが一般的である。そのため、2つの回転体室
の圧力は異なってしまう。この時、ロータの側面を押す
荷重が異なるために、軸に推力が発生してしまう。この
推力は、その発生要因(羽根車背面クリアランスが影
響)から、不安定なものであり、振動その他の不具合を
誘発する。この場合、2つのロータ室をつなぐように軸
に穴を開けることによって、圧力を同一に保ち、上記不
具合を防止することができる。
【0017】本構造のポンプは、外筒内周側に吸込圧力
側と吐出圧力側を分離する仕切壁があるため、ポンプ吸
込口又はポンプ吐出口を設ける軸方向の位置に自由度が
ない。例えば、図1及び図2に示す実施例では上記理由
によって、吐出口の床面からの高さ(センターハイト)
が大きくなってしまう。これは、使用者によっては重要
な問題である。これを解決するため、図3及び図4に示
す本発明の1態様では、吐出窓の外側に吐出ケースを設
け、吐出ケースに吐出口を設けている。これによって、
上記センターハイトの低い立型全周流ポンプを提供する
ことができる。
側と吐出圧力側を分離する仕切壁があるため、ポンプ吸
込口又はポンプ吐出口を設ける軸方向の位置に自由度が
ない。例えば、図1及び図2に示す実施例では上記理由
によって、吐出口の床面からの高さ(センターハイト)
が大きくなってしまう。これは、使用者によっては重要
な問題である。これを解決するため、図3及び図4に示
す本発明の1態様では、吐出窓の外側に吐出ケースを設
け、吐出ケースに吐出口を設けている。これによって、
上記センターハイトの低い立型全周流ポンプを提供する
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る全周流型両吸込ポンプの
一実施例を図1及び図2を参照して説明する。図1は本
発明の全周流型両吸込ポンプの縦断面図、図2は図1の
II−II線断面図である。図1及び図2に示される全周流
型両吸込ポンプは立型ポンプとして構成されている。両
吸込ポンプはポンプケーシング1内の中央にキャンドモ
ータ6を備えており、このキャンドモータ6の主軸7の
両軸端に、軸方向外方に開口した吸込部を有する羽根車
8A,9A;8B,9Bがそれぞれ固定されている。ま
た上部羽根車8Bの吸込口部には攪拌羽根105が固定
されている。
一実施例を図1及び図2を参照して説明する。図1は本
発明の全周流型両吸込ポンプの縦断面図、図2は図1の
II−II線断面図である。図1及び図2に示される全周流
型両吸込ポンプは立型ポンプとして構成されている。両
吸込ポンプはポンプケーシング1内の中央にキャンドモ
ータ6を備えており、このキャンドモータ6の主軸7の
両軸端に、軸方向外方に開口した吸込部を有する羽根車
8A,9A;8B,9Bがそれぞれ固定されている。ま
た上部羽根車8Bの吸込口部には攪拌羽根105が固定
されている。
【0019】ポンプケーシング1は、ステンレス鋼板製
の外筒2と、この外筒2の両端にフランジ51,52及
びフランジ53,54によってそれぞれ接続されたステ
ンレス鋼板製のカバー63A,63Bとからなってい
る。そして、フランジ54には、ポンプを立置するため
の脚54aが一体に形成されている。また上部カバー6
3Aには空気抜き用のプラグ100が装着されており、
下部カバー63Bにはドレン用のパイプ101が装着さ
れている。そしてパイプ101の先端にはドレンプラグ
102が装着されている。
の外筒2と、この外筒2の両端にフランジ51,52及
びフランジ53,54によってそれぞれ接続されたステ
ンレス鋼板製のカバー63A,63Bとからなってい
る。そして、フランジ54には、ポンプを立置するため
の脚54aが一体に形成されている。また上部カバー6
3Aには空気抜き用のプラグ100が装着されており、
下部カバー63Bにはドレン用のパイプ101が装着さ
れている。そしてパイプ101の先端にはドレンプラグ
102が装着されている。
【0020】一方、キャンドモータ6は、固定子13
と、この固定子13の外周部に嵌着されるモータフレー
ム外胴14と、モータフレーム外胴14の両開放端に溶
接固定されるモータフレーム側板15,16と、固定子
13の内周部に嵌着され上記モータフレーム側板15,
16に溶接固定されるキャン17とを備えている。また
固定子13内に回転可能に収容されている回転子18は
主軸7に焼き嵌め固定されている。モータフレーム外胴
14と外筒2との間には環状流路40が形成されてい
る。主軸7には、開口7a,7bがモータを間に挟むよ
うに形成されており、これら開口7a,7bは主軸内部
に設けた連通孔7cによって接続されている。連通孔7
cは下部軸端に開口している。そして、開口7a,7b
及び連通孔7cによって上部回転体室107と下部回転
体室108とが連通されている。
と、この固定子13の外周部に嵌着されるモータフレー
ム外胴14と、モータフレーム外胴14の両開放端に溶
接固定されるモータフレーム側板15,16と、固定子
13の内周部に嵌着され上記モータフレーム側板15,
16に溶接固定されるキャン17とを備えている。また
固定子13内に回転可能に収容されている回転子18は
主軸7に焼き嵌め固定されている。モータフレーム外胴
14と外筒2との間には環状流路40が形成されてい
る。主軸7には、開口7a,7bがモータを間に挟むよ
うに形成されており、これら開口7a,7bは主軸内部
に設けた連通孔7cによって接続されている。連通孔7
cは下部軸端に開口している。そして、開口7a,7b
及び連通孔7cによって上部回転体室107と下部回転
体室108とが連通されている。
【0021】モータフレーム外胴14にはターミナルケ
ース20(図2参照)が固定されている。キャンドモー
タ6と外筒2とは、ターミナルケース20と、ステー4
3とによって一体に固定されている。外筒2は両端近傍
に吸込窓2a,2bを具備し、これら吸込窓2a,2b
は吸込カバー55によって接続されている。吸込カバー
55には、ポンプ吸込口55aが形成されるとともに吸
込フランジ56が固定されている。
ース20(図2参照)が固定されている。キャンドモー
タ6と外筒2とは、ターミナルケース20と、ステー4
3とによって一体に固定されている。外筒2は両端近傍
に吸込窓2a,2bを具備し、これら吸込窓2a,2b
は吸込カバー55によって接続されている。吸込カバー
55には、ポンプ吸込口55aが形成されるとともに吸
込フランジ56が固定されている。
【0022】また外筒2の外部には、インバータ76を
収容するケース77が溶接固定されている。そして、イ
ンバータ76よりターミナルケース20を介してステー
タ13に給電用の配線がなされている。外筒2の内部に
は、羽根車8A,9A;8B,9Bを収容する内ケーシ
ング65,65が配設されている。内ケーシング65,
65は円筒部材65a,65aとカバー65b,65b
とにより略円筒容器状をなし、円筒部材65a,65a
の1側部に弾性材からなるシール部材75,75が固定
され、カバー65b,65bに吸込開口65c,65c
が形成されている。シール部材75,75によって吐出
側の取扱液が吸込側に漏れることを防止している。
収容するケース77が溶接固定されている。そして、イ
ンバータ76よりターミナルケース20を介してステー
タ13に給電用の配線がなされている。外筒2の内部に
は、羽根車8A,9A;8B,9Bを収容する内ケーシ
ング65,65が配設されている。内ケーシング65,
65は円筒部材65a,65aとカバー65b,65b
とにより略円筒容器状をなし、円筒部材65a,65a
の1側部に弾性材からなるシール部材75,75が固定
され、カバー65b,65bに吸込開口65c,65c
が形成されている。シール部材75,75によって吐出
側の取扱液が吸込側に漏れることを防止している。
【0023】前記内ケーシング65,65は、ボルト6
6によって、それぞれモータフレーム側板15,16に
接続されている。そして、各内ケーシング65内には、
それぞれライナリング45,45を保持した保持部材4
6,46と、第1段目の羽根車8A又は8Bから吐出さ
れた流体を第2段目の羽根車9A又は9Bに導く戻り羽
根47,47と、第2段目の羽根車9A又は9Bから吐
出された流体を半径方向から軸方向に導く案内装置4
8,48とが配設されている。
6によって、それぞれモータフレーム側板15,16に
接続されている。そして、各内ケーシング65内には、
それぞれライナリング45,45を保持した保持部材4
6,46と、第1段目の羽根車8A又は8Bから吐出さ
れた流体を第2段目の羽根車9A又は9Bに導く戻り羽
根47,47と、第2段目の羽根車9A又は9Bから吐
出された流体を半径方向から軸方向に導く案内装置4
8,48とが配設されている。
【0024】前記外筒2とモータフレーム外胴14との
間には環状流路40が形成されている。また、外筒2に
は、図1及び図2に示されるように吐出窓2cが形成さ
れるとともに吐出ノズル68が接続されている。なお吐
出ノズル68には吐出フランジ69が固定されている。
間には環状流路40が形成されている。また、外筒2に
は、図1及び図2に示されるように吐出窓2cが形成さ
れるとともに吐出ノズル68が接続されている。なお吐
出ノズル68には吐出フランジ69が固定されている。
【0025】次に主軸の一方側にある軸受周辺部につい
て説明する。軸受ブラケット21には、ラジアル軸受2
2と、固定側スラスト軸受23が設けられている。ラジ
アル軸受22の端面は、固定側スラスト摺動部材として
の機能も付与されている。ラジアル軸受22と固定側ス
ラスト軸受23を挟んで両側には、回転側スラスト摺動
部材である回転側スラスト軸受24と回転側スラスト軸
受25が設けられている。回転側スラスト軸受24はス
ラストディスク26に固定されており、回転側スラスト
軸受25はスラストディスク27に固定されている。
て説明する。軸受ブラケット21には、ラジアル軸受2
2と、固定側スラスト軸受23が設けられている。ラジ
アル軸受22の端面は、固定側スラスト摺動部材として
の機能も付与されている。ラジアル軸受22と固定側ス
ラスト軸受23を挟んで両側には、回転側スラスト摺動
部材である回転側スラスト軸受24と回転側スラスト軸
受25が設けられている。回転側スラスト軸受24はス
ラストディスク26に固定されており、回転側スラスト
軸受25はスラストディスク27に固定されている。
【0026】前記軸受ブラケット21はモータフレーム
側板16に設けられたインローに弾性材からなるOリン
グ29を介して挿入されている。また軸受ブラケット2
1は弾性材からなるガスケット30を介してモータフレ
ーム側板16に当接している。なお、図中31はラジア
ル軸受22と摺動部を形成するスリーブである。
側板16に設けられたインローに弾性材からなるOリン
グ29を介して挿入されている。また軸受ブラケット2
1は弾性材からなるガスケット30を介してモータフレ
ーム側板16に当接している。なお、図中31はラジア
ル軸受22と摺動部を形成するスリーブである。
【0027】次に、主軸の他方側にある軸受周辺部につ
いて説明する。軸受ブラケット32には、ラジアル軸受
33が設けられている。図中34はラジアル軸受32と
摺動部を形成するスリーブであり、スリーブ34は座金
35に当接し、この座金35は羽根車9A、スリーブ4
2及び羽根車8Aを介して主軸7の端部に設けられたネ
ジおよびナット36によって固定されている。軸受ブラ
ケット32は、モータフレーム側板15に設けられたイ
ンローに弾性材からなるOリング37を介して挿入され
ている。そして、軸受ブラケット32はモータフレーム
側板15に当接している。
いて説明する。軸受ブラケット32には、ラジアル軸受
33が設けられている。図中34はラジアル軸受32と
摺動部を形成するスリーブであり、スリーブ34は座金
35に当接し、この座金35は羽根車9A、スリーブ4
2及び羽根車8Aを介して主軸7の端部に設けられたネ
ジおよびナット36によって固定されている。軸受ブラ
ケット32は、モータフレーム側板15に設けられたイ
ンローに弾性材からなるOリング37を介して挿入され
ている。そして、軸受ブラケット32はモータフレーム
側板15に当接している。
【0028】次に、前述のように構成された全周流型両
吸込ポンプの作用を説明する。ポンプ吸込口55aより
吸い込まれた流体は、吸込カバー55によって左右に分
岐して吸込窓2a,2bよりポンプ部に流入する。ポン
プ部に流入した流体は、内ケーシング65,65に形成
された吸込開口65c,65cを通って羽根車8A,8
A;9B,9Bにより昇圧される。羽根車9A,9Bか
ら吐出された流体は、それぞれ案内装置48,48を経
て遠心方向から軸方向に流れ方向が転換された後、外筒
2とキャンドモータ6のモータフレーム14との間に形
成された環状流路40に流入し、この流路40を流れる
間に合流し外筒2の吐出窓2cより吐出ノズル68を経
て吐出口より吐出される。
吸込ポンプの作用を説明する。ポンプ吸込口55aより
吸い込まれた流体は、吸込カバー55によって左右に分
岐して吸込窓2a,2bよりポンプ部に流入する。ポン
プ部に流入した流体は、内ケーシング65,65に形成
された吸込開口65c,65cを通って羽根車8A,8
A;9B,9Bにより昇圧される。羽根車9A,9Bか
ら吐出された流体は、それぞれ案内装置48,48を経
て遠心方向から軸方向に流れ方向が転換された後、外筒
2とキャンドモータ6のモータフレーム14との間に形
成された環状流路40に流入し、この流路40を流れる
間に合流し外筒2の吐出窓2cより吐出ノズル68を経
て吐出口より吐出される。
【0029】本発明は、モータの固定子13の外周部に
流路を設け、モータの下部軸端と上部軸端に各々羽根車
8A,9A;8B,9Bを設けることにより、立型の両
吸込ポンプを構成しているので、横型よりも設置スペー
スを節減できる。また、自重により主軸7、回転子1
8、羽根車等からなる回転体に下向きの力が作用するた
め、仮に圧力バランスによって生ずるスラストの向きが
不安定であっても、自重による力の方が概ね大であるた
め、回転体が機械的に不安定になることはない。
流路を設け、モータの下部軸端と上部軸端に各々羽根車
8A,9A;8B,9Bを設けることにより、立型の両
吸込ポンプを構成しているので、横型よりも設置スペー
スを節減できる。また、自重により主軸7、回転子1
8、羽根車等からなる回転体に下向きの力が作用するた
め、仮に圧力バランスによって生ずるスラストの向きが
不安定であっても、自重による力の方が概ね大であるた
め、回転体が機械的に不安定になることはない。
【0030】また、モータはキャンドモータによって構
成しているため、回転体室107,108は、軸心が鉛
直な円筒であるため、対流が良好で、例えば、モータの
放熱によって温度が上昇した取扱液が、回転体室の一部
に滞留することがない。つまり、温度が上昇して比重の
小さくなった液は、上部回転体室107に移動し、更に
はポンプ主流と混合され熱交換される。
成しているため、回転体室107,108は、軸心が鉛
直な円筒であるため、対流が良好で、例えば、モータの
放熱によって温度が上昇した取扱液が、回転体室の一部
に滞留することがない。つまり、温度が上昇して比重の
小さくなった液は、上部回転体室107に移動し、更に
はポンプ主流と混合され熱交換される。
【0031】また、空気抜きに関して、呼水時に本体内
に溜まる空気は、全て装置最上部に設けた空気抜弁を構
成するプラグ100によって取り除くことができる。横
型の場合は、両軸端に設けたポンプ部に少なくとも各1
ヶの空気抜弁が必要であり、この点で立型が有利であ
る。ドレンの際には、装置最下部に設けたドレンプラグ
102によって、ほぼ完全に水抜きできるので、凍結割
れ等の不具合がない。また、ラジアル軸受に関しては、
回転体の自重による荷重が加わらず、特に実施例のよう
に、ハイドロ部のラジアル荷重がバランスしている場合
は、ラジアル軸受の偏摩耗は実質的に生じない。
に溜まる空気は、全て装置最上部に設けた空気抜弁を構
成するプラグ100によって取り除くことができる。横
型の場合は、両軸端に設けたポンプ部に少なくとも各1
ヶの空気抜弁が必要であり、この点で立型が有利であ
る。ドレンの際には、装置最下部に設けたドレンプラグ
102によって、ほぼ完全に水抜きできるので、凍結割
れ等の不具合がない。また、ラジアル軸受に関しては、
回転体の自重による荷重が加わらず、特に実施例のよう
に、ハイドロ部のラジアル荷重がバランスしている場合
は、ラジアル軸受の偏摩耗は実質的に生じない。
【0032】本発明は回転体が下部に向かう力を受ける
ためのスラスト軸受22,23,24,25を上部回転
体室107に設けるように構成しているので、回転体を
より上部側で支承できるため、回転体の安定性が高い。
ためのスラスト軸受22,23,24,25を上部回転
体室107に設けるように構成しているので、回転体を
より上部側で支承できるため、回転体の安定性が高い。
【0033】本発明は上部羽根車8Bの吸込口部に攪拌
羽根105を設けている。本構造において、唯一懸念さ
れる問題は、キャビテーション等をはじめとする何らか
の事由によって、装置最上部に空気溜まりが生じ、エア
ロック等の不具合に至る点である。この際、撹拌羽根1
05を設けることでエアロックを迅速に解除することが
できる。
羽根105を設けている。本構造において、唯一懸念さ
れる問題は、キャビテーション等をはじめとする何らか
の事由によって、装置最上部に空気溜まりが生じ、エア
ロック等の不具合に至る点である。この際、撹拌羽根1
05を設けることでエアロックを迅速に解除することが
できる。
【0034】本発明は全周流型の両吸込ポンプにおい
て、主軸7に穴7a,7b,7cを開けて取扱液の対流
を良好にしている。これによって、モータの冷却および
軸受の潤滑が良好となる。また、回転体の遠心分離作用
によって、軸心には空気が集まり易く、軸受が潤滑不良
となるケースが考えられるが、軸に穴を設けることによ
って、空気を吸入して羽根車吸込部に吐き出すこともで
きる。
て、主軸7に穴7a,7b,7cを開けて取扱液の対流
を良好にしている。これによって、モータの冷却および
軸受の潤滑が良好となる。また、回転体の遠心分離作用
によって、軸心には空気が集まり易く、軸受が潤滑不良
となるケースが考えられるが、軸に穴を設けることによ
って、空気を吸入して羽根車吸込部に吐き出すこともで
きる。
【0035】また、ロータをはさんで設けられる2ヶ所
の上下部回転体室107,108は、時によってその圧
力が異なる場合がある。例えば、図1及び図2に示す実
施例においては、各回転体室の圧力は、羽根車背面側よ
り供給される吐出圧によって決まるのであるが、羽根車
背面クリアランスと関連する減圧作用は、両側の羽根車
で同一でないことが想定される。この場合、回転子18
と固定子13の間の隙間を通して、2つの回転体室10
7,108の間で、取扱液が十分に流通すれば、2つの
回転体室の圧力は同一となり何の不具合も生じない。
の上下部回転体室107,108は、時によってその圧
力が異なる場合がある。例えば、図1及び図2に示す実
施例においては、各回転体室の圧力は、羽根車背面側よ
り供給される吐出圧によって決まるのであるが、羽根車
背面クリアランスと関連する減圧作用は、両側の羽根車
で同一でないことが想定される。この場合、回転子18
と固定子13の間の隙間を通して、2つの回転体室10
7,108の間で、取扱液が十分に流通すれば、2つの
回転体室の圧力は同一となり何の不具合も生じない。
【0036】しかしながら、回転子18と固定子13は
せまい隙間を保ちつつ、高い相対速度で摺動している。
この場合、上記隙間を通して取扱液が移動する量は、極
めて小さくなるのが一般的である。そのため、2つの回
転体室の圧力は異なってしまう。この時、回転子18の
側面を押す荷重が異なるために、軸に推力が発生してし
まう。この推力は、その発生要因(羽根車背面クリアラ
ンスが影響)から、不安定なものであり、振動その他の
不具合を誘発する。この場合、2つの回転体室107,
108をつなぐように軸に穴7a,7b,7cを開ける
ことによって、圧力を同一に保ち、上記不具合を防止す
ることができる。
せまい隙間を保ちつつ、高い相対速度で摺動している。
この場合、上記隙間を通して取扱液が移動する量は、極
めて小さくなるのが一般的である。そのため、2つの回
転体室の圧力は異なってしまう。この時、回転子18の
側面を押す荷重が異なるために、軸に推力が発生してし
まう。この推力は、その発生要因(羽根車背面クリアラ
ンスが影響)から、不安定なものであり、振動その他の
不具合を誘発する。この場合、2つの回転体室107,
108をつなぐように軸に穴7a,7b,7cを開ける
ことによって、圧力を同一に保ち、上記不具合を防止す
ることができる。
【0037】本構造の立型両吸込ポンプは、上部側がエ
アロックし易い側面がある。しかし、もし上部側がエア
ロックしても、下部側ポンプの発生する吐出圧力水が上
部ポンプ内を逆流するため、これによってエアロックが
解除される。従って、撹拌羽根105まで付けなくと
も、ほとんどの場合支障がない。
アロックし易い側面がある。しかし、もし上部側がエア
ロックしても、下部側ポンプの発生する吐出圧力水が上
部ポンプ内を逆流するため、これによってエアロックが
解除される。従って、撹拌羽根105まで付けなくと
も、ほとんどの場合支障がない。
【0038】図3及び図4は、本発明の両吸込ポンプの
他の実施例を示す図であり、図3は全周流型両吸込ポン
プの縦断面図、図4は図3のIV−IV線断面図である。本
実施例においては、吐出窓2cの外側に吐出ケース11
0を設け、吐出ケース110に吐出ノズル111が接続
されている。なお、吐出ノズル111には吐出フランジ
112が固定されている。
他の実施例を示す図であり、図3は全周流型両吸込ポン
プの縦断面図、図4は図3のIV−IV線断面図である。本
実施例においては、吐出窓2cの外側に吐出ケース11
0を設け、吐出ケース110に吐出ノズル111が接続
されている。なお、吐出ノズル111には吐出フランジ
112が固定されている。
【0039】本構造のポンプは、外筒2の内周側に吸込
圧力側と吐出圧力側を分離する内ケーシング65及びシ
ール部材75からなる仕切壁があるため、ポンプ吸込口
又はポンプ吐出口を設ける軸方向の位置に自由度がな
い。例えば、図1及び図2に示す実施例では上記理由に
よって、吐出口の床面からの高さ(センターハイト)が
大きくなってしまう。これは、使用者によっては重要な
問題である。これを解決するため、図3及び図4に示す
本発明の1態様では、吐出窓2cの外側に吐出ケース1
10を設け、吐出ケース110に吐出口を設けている。
これによって、上記センターハイトの低い立型全周流ポ
ンプを提供することができる。
圧力側と吐出圧力側を分離する内ケーシング65及びシ
ール部材75からなる仕切壁があるため、ポンプ吸込口
又はポンプ吐出口を設ける軸方向の位置に自由度がな
い。例えば、図1及び図2に示す実施例では上記理由に
よって、吐出口の床面からの高さ(センターハイト)が
大きくなってしまう。これは、使用者によっては重要な
問題である。これを解決するため、図3及び図4に示す
本発明の1態様では、吐出窓2cの外側に吐出ケース1
10を設け、吐出ケース110に吐出口を設けている。
これによって、上記センターハイトの低い立型全周流ポ
ンプを提供することができる。
【0040】次に、本発明の更に他の実施例を図5及び
図6を参照して説明する。図5は本発明の全周流型ポン
プの縦断面図、図6は図5のVI−VI線断面図である。本
実施例の全周流型両吸込ポンプは、ポンプケーシング1
内の中央にキャンドモータ6を備えており、このキャン
ドモータ6の主軸7の両軸端に、軸方向内方に開口した
吸込部を有する羽根車8C,9C;8D,9Dがそれぞ
れ固定されている。ポンプケーシング1は、ステンレス
鋼板製の外筒2と、この外筒2の両端にフランジ51,
52及びフランジ53,54によってそれぞれ接続され
たステンレス鋼板製のカバー63A,63Bとからなっ
ている。そして、フランジ54には、ポンプを立置する
ための脚54aが一体に形成されている。また上部カバ
ー63Aには空気抜き用のプラグ100が装着されてお
り、下部カバー63Bにはドレン用のパイプ101が装
着されている。そしてパイプ101の先端にはドレンプ
ラグ102が装着されている。
図6を参照して説明する。図5は本発明の全周流型ポン
プの縦断面図、図6は図5のVI−VI線断面図である。本
実施例の全周流型両吸込ポンプは、ポンプケーシング1
内の中央にキャンドモータ6を備えており、このキャン
ドモータ6の主軸7の両軸端に、軸方向内方に開口した
吸込部を有する羽根車8C,9C;8D,9Dがそれぞ
れ固定されている。ポンプケーシング1は、ステンレス
鋼板製の外筒2と、この外筒2の両端にフランジ51,
52及びフランジ53,54によってそれぞれ接続され
たステンレス鋼板製のカバー63A,63Bとからなっ
ている。そして、フランジ54には、ポンプを立置する
ための脚54aが一体に形成されている。また上部カバ
ー63Aには空気抜き用のプラグ100が装着されてお
り、下部カバー63Bにはドレン用のパイプ101が装
着されている。そしてパイプ101の先端にはドレンプ
ラグ102が装着されている。
【0041】キャンドモータ6は、図1に示す実施例の
キャンドモータと同様の構成であるが、モータフレーム
側板15,16に半径方向の流路を有した案内部材80
が付加されている。また、羽根車8C,9C;8D,9
Dを収容する内ケーシング85、85は略円筒容器状の
一体部材からなり、その一側端は案内部材80,80に
嵌合され固定されている。また、内ケーシング85,8
5の外周部には、弾性材からなるシール部材75,75
が固定されている。シール部材75,75によって吐出
側の取扱液が吸込側に漏れることを防止している。円筒
容器状の内ケーシング85,85の底部とカバー63
A,63Bとの間には、ステー87,87が介装されて
いる。
キャンドモータと同様の構成であるが、モータフレーム
側板15,16に半径方向の流路を有した案内部材80
が付加されている。また、羽根車8C,9C;8D,9
Dを収容する内ケーシング85、85は略円筒容器状の
一体部材からなり、その一側端は案内部材80,80に
嵌合され固定されている。また、内ケーシング85,8
5の外周部には、弾性材からなるシール部材75,75
が固定されている。シール部材75,75によって吐出
側の取扱液が吸込側に漏れることを防止している。円筒
容器状の内ケーシング85,85の底部とカバー63
A,63Bとの間には、ステー87,87が介装されて
いる。
【0042】また、各内ケーシング85内には、それぞ
れライナリング45,45を保持した保持部材46,4
6と、第1段目の羽根車8C又は8Dから吐出された流
体を第2段目の羽根車9C又は9Dに導く戻り羽根4
7,47と、第2段目の羽根車9C又は9Dから吐出さ
れた流体を半径方向内方に導く戻り羽根48,48とが
配設されている。
れライナリング45,45を保持した保持部材46,4
6と、第1段目の羽根車8C又は8Dから吐出された流
体を第2段目の羽根車9C又は9Dに導く戻り羽根4
7,47と、第2段目の羽根車9C又は9Dから吐出さ
れた流体を半径方向内方に導く戻り羽根48,48とが
配設されている。
【0043】前記外筒2の中央部には、ポンプ吸込口2
eが形成されるとともに吸込ノズル89が接続されてい
る。なお吸込ノズル89には吸込フランジ90が固定さ
れている。外筒2は両端近傍に吐出窓2f,2gを具備
し、これら吐出窓2f,2gは吐出カバー91によって
接続されている。吐出カバー91の中央部には、ポンプ
吐出口91aが形成されるとともに吐出ノズル92が固
定されている。なお吐出ノズル92には吐出フランジ9
3が固定されている。その他の構成は図1及び図2に示
す実施例と同様である。
eが形成されるとともに吸込ノズル89が接続されてい
る。なお吸込ノズル89には吸込フランジ90が固定さ
れている。外筒2は両端近傍に吐出窓2f,2gを具備
し、これら吐出窓2f,2gは吐出カバー91によって
接続されている。吐出カバー91の中央部には、ポンプ
吐出口91aが形成されるとともに吐出ノズル92が固
定されている。なお吐出ノズル92には吐出フランジ9
3が固定されている。その他の構成は図1及び図2に示
す実施例と同様である。
【0044】次に、前述のように構成された全周流型両
吸込ポンプの作用を説明する。ポンプ吸込口2eより吸
い込まれた流体は、環状流路40で左右に分岐して案内
部材80,80を介して左右の第1段羽根車8C,8D
に吸い込まれる。第1段羽根車8C,8Dより吐出され
た流体は戻り羽根47,47を介して第2段羽根車9
C,9Dに流入し、ここで昇圧されて戻り羽根48,4
8を介して内ケーシング85の吐出開口85a,85a
より吐出される。そして、吐出開口85a,85aより
吐出された流体は、外筒2の吐出窓2f,2gを通って
吐出カバー91内に流入し、その後、ポンプ吐出口91
aより吐出される。
吸込ポンプの作用を説明する。ポンプ吸込口2eより吸
い込まれた流体は、環状流路40で左右に分岐して案内
部材80,80を介して左右の第1段羽根車8C,8D
に吸い込まれる。第1段羽根車8C,8Dより吐出され
た流体は戻り羽根47,47を介して第2段羽根車9
C,9Dに流入し、ここで昇圧されて戻り羽根48,4
8を介して内ケーシング85の吐出開口85a,85a
より吐出される。そして、吐出開口85a,85aより
吐出された流体は、外筒2の吐出窓2f,2gを通って
吐出カバー91内に流入し、その後、ポンプ吐出口91
aより吐出される。
【0045】本実施例においても、図1及び図2に示す
実施例と同様の作用効果が得られる。また本実施例のポ
ンプでは(本構造は高押込用途に好適なものである
が)、主軸7に圧縮荷重が加わり、構造強度的に不利で
ある。この際、スラスト軸受22,23,24,25を
上部回転体室107に設けることで、スラスト軸受より
下部の回転体の自重によって、上記圧縮荷重を低減する
ことができる。
実施例と同様の作用効果が得られる。また本実施例のポ
ンプでは(本構造は高押込用途に好適なものである
が)、主軸7に圧縮荷重が加わり、構造強度的に不利で
ある。この際、スラスト軸受22,23,24,25を
上部回転体室107に設けることで、スラスト軸受より
下部の回転体の自重によって、上記圧縮荷重を低減する
ことができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
省スペースでスラストの向きが安定し、回転体室におけ
る取扱液の対流が良好で、空気溜まりができることな
く、且つドレンの際の残り水が少なく、ラジアル軸受の
偏摩耗のない両吸込ポンプを提供することができる。
省スペースでスラストの向きが安定し、回転体室におけ
る取扱液の対流が良好で、空気溜まりができることな
く、且つドレンの際の残り水が少なく、ラジアル軸受の
偏摩耗のない両吸込ポンプを提供することができる。
【図1】本発明に係る全周流型両吸込ポンプの一実施例
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本発明に係る全周流型両吸込ポンプの他の実施
例を示す縦断面図である。
例を示す縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】本発明に係る全周流型両吸込ポンプの更に他の
実施例を示す縦断面図である。
実施例を示す縦断面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
1 ポンプケーシング 2 外筒 6 キャンドモータ 7 主軸 8A,8B,8C,8D,9A,9B,9C,9D 羽
根車 13 固定子 14 モータフレーム外胴 15,16 モータフレーム側板 17 キャン 18 回転子 20 ターミナルケース 21,32 軸受ブラケット 22,33 ラジアル軸受 23 固定側スラスト軸受 24 回転側スラスト軸受 40 環状流路 43 ステー 45 ライナリング 47,48 戻り羽根 55 吸込カバー 63 カバー 65,85 内ケーシング 75 シール部材 80 案内部材 91 吐出カバー 101 プラグ 102 ドレンプラグ 105 攪拌羽根 107,108 回転体室
根車 13 固定子 14 モータフレーム外胴 15,16 モータフレーム側板 17 キャン 18 回転子 20 ターミナルケース 21,32 軸受ブラケット 22,33 ラジアル軸受 23 固定側スラスト軸受 24 回転側スラスト軸受 40 環状流路 43 ステー 45 ライナリング 47,48 戻り羽根 55 吸込カバー 63 カバー 65,85 内ケーシング 75 シール部材 80 案内部材 91 吐出カバー 101 プラグ 102 ドレンプラグ 105 攪拌羽根 107,108 回転体室
フロントページの続き (72)発明者 伊勢本 耕司 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 上井 圭太 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 宮崎 義晶 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内
Claims (8)
- 【請求項1】 モータの固定子外周部に流路を設け、主
軸の軸芯が略鉛直となるように据付けられて使用される
ポンプ組立体において、モータの下部軸端と上部軸端に
各々羽根車を設けたことを特徴とする立型両吸込ポン
プ。 - 【請求項2】 前記モータをキャンドモータとし、自液
潤滑型の滑り軸受を使用したことを特徴とする請求項1
に記載の立型両吸込ポンプ。 - 【請求項3】 回転体が下部に向かう力を受けるための
軸受を、上部回転体室に設けたことを特徴とする請求項
1又は2に記載の立型両吸込ポンプ。 - 【請求項4】 上部羽根車の吸込口部に撹拌羽根を設け
た請求項1乃至3のいずれか1項に記載の立型両吸込ポ
ンプ。 - 【請求項5】 モータの固定子外周部に流路を設け、モ
ータの両軸端に羽根車を設けてなる両吸込ポンプにおい
て、モータをキャンドモータとし、自液潤滑型の滑り軸
受を使用すると共に、主軸外面の少なくとも2ヶ所に開
口穴を設け、該開口穴を主軸内部に設けた連通穴によっ
て接続したことを特徴とする両吸込ポンプ。 - 【請求項6】 前記開口穴のうちの2ヶ所が間にモータ
を位置させて設けられていることを特徴とする請求項5
に記載の両吸込ポンプ。 - 【請求項7】 前記開口穴のうちの2ヶ所が2つの回転
体室内に各々設けられていることを特徴とする請求項5
又は6に記載の両吸込ポンプ。 - 【請求項8】 モータの固定子外周部に設けられたモー
タフレーム外胴と、該モータフレーム外胴外周面との間
に環状空間を形成する外筒を備え、前記環状空間に取扱
液を導くように構成したポンプ組立体において、前記モ
ータの軸端にポンプ部を配置し、前記外筒外周部に吸込
液を導くための吸込ケース及び吸込窓を設けると共に、
外筒外周部に吐出液を導くための吐出ケース及び吐出窓
を設け、前記吸込ケースにはポンプ吸込口を、吐出ケー
スにはポンプ吐出口を設けたことを特徴とする全周流型
ポンプ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6337845A JPH08177782A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 両吸込ポンプ |
| KR1019940058265A KR960023827A (ko) | 1994-12-27 | 1995-12-27 | 이중흡입펌프 |
| EP95120597A EP0719941A1 (en) | 1994-12-27 | 1995-12-27 | Double-suction pump |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6337845A JPH08177782A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 両吸込ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08177782A true JPH08177782A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18312520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6337845A Pending JPH08177782A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 両吸込ポンプ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0719941A1 (ja) |
| JP (1) | JPH08177782A (ja) |
| KR (1) | KR960023827A (ja) |
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-
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- 1995-12-27 KR KR1019940058265A patent/KR960023827A/ko active Pending
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