JPH08178408A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH08178408A
JPH08178408A JP31965094A JP31965094A JPH08178408A JP H08178408 A JPH08178408 A JP H08178408A JP 31965094 A JP31965094 A JP 31965094A JP 31965094 A JP31965094 A JP 31965094A JP H08178408 A JPH08178408 A JP H08178408A
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Tatsuo Sone
達男 曽根
Yoshinori Takechi
良則 武智
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内ユニット吹出口に長手を直列に2枚の羽
根を配置して上下風向変更羽根を構成し、2枚の羽根が
容易に正常に回動動作する空気調和機を得る。 【構成】 室内ユニットの吹出口に設けた第1羽根(9)
及び第2羽根(14)の閉塞動作時に、室内ユニットに配置
した回動阻止子に第2羽根(14)が当たって停止した後で
第1羽根(9)を更に駆動し、第1羽根(9)及び第2羽根(1
4)の連結具(18)における隙間等による動作の遊びを吸収
して回動阻止子に当たって停止する。これにより、第1
羽根(9)及び第2羽根(14)が共に回動阻止子に当たって
正常な閉塞位置に停止する。 【効果】 吹出口を閉塞したときの第1羽根及び第2羽
根の停止位置に相違が生じて不完全閉塞となり見栄えが
悪くなる不具合を解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室内ユニットの吹出
口に上下風向変更羽根が設けられた空気調和機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8は、従来の空気調和機を示
す図で、図7は斜視図、図7における上下風向変更羽根
廻りを分解して示す斜視図である。図において、(1)は
吹出口(2)を有する室内ユニット、(3)は吹出口(2)の縁
部を構成するノズルで、吹出口(2)の上縁(4)及び長手端
部に形成された凸部(5)が設けられている。(6)はノズル
(3)の長手の中心材(7)に着脱自在に嵌着される嵌合片で
ある。(8)はノズル(3)の長手端部の外側に設けられた電
動機からなる駆動手段である。
【0003】(9)は吹出口(2)の駆動手段(8)寄りに配置
された第1羽根で、前縁(10)が構成されて、一方の長手
端部から突出した突子(11)がノズル(3)の長手端部内に
枢持されて駆動手段(8)に連結され、他方の長手端部か
ら突出した突子(12)がノズル(3)の中心材(7)に対向して
配置され、また駆動手段(8)寄りの端面に凸片(13)が設
けられている。
【0004】(14)は吹出口(2)の反駆動手段(8)側に配置
された第2羽根で、前縁(15)が構成されて、一方の長手
端部から突出した突子(16)がノズル(3)の中心材(7)に対
向して配置され、他方の長手端部から突出した突子(17)
が対向したノズル(3)の長手端部内に枢持されている。
(18)は中心材(7)に枢持されて両端がそれぞれ突子(12)
及び突子(16)に連結された連結具である。
【0005】従来の空気調和機は上記のように構成さ
れ、第1羽根(9)及び第2羽根(14)は連結具(18)によっ
て連結されてノズル(3)内に、突子(11)、突子(12)、突
子(16)及び突子(17)を介し、すなわち長手に沿
う軸線を介して室内ユニット(1)の吹出口(2)に枢着され
る。そして、ノズル(3)の凸部(5)に第1羽根(9)の凸片
(13)が係合することにより、第1羽根(9)及び第2羽根
(14)が吹出口(2)に対する所定の基準位置に配置され
る。
【0006】また、第1羽根(9)及び第2羽根(14)それ
ぞれの前縁(10)、前縁(15)がノズル(3)より形成された
吹出口(2)の上縁(4)に当たることにより、第1羽根(9)
及び第2羽根(14)が吹出口(2)を閉塞した閉塞位置に配
置される。このような構成によって、空気調和機の制御
装置(図示しない)からの制御信号により駆動手段(8)
が付勢され、第1羽根(9)及び第2羽根(14)が駆動され
て回動変位し吹出口(2)における上下風向を変更する。
【0007】なお、第1羽根(9)及び第2羽根(14)は制
御装置から駆動手段(8)への駆動信号によって、吹出口
(2)からの吹出風が予め設定された所定の上下方向角度
となる位置で停止するように制御される。また、駆動手
段(8)として一般的なステッピングモータを使用した場
合は、第1羽根(9)及び第2羽根(14)の回動動作の基準
位置を設定し、その基準位置から所定の位置で回動を停
止するように、制御装置からステッピングモータへ所定
の駆動信号が発せられるようになっている。
【0008】図9は、例えば特開昭62−147256
号公報に示された従来の他の空気調和機の風向変更機構
を分解して模式的に示す斜視図である。図において、(1
9)は室内ユニットの吹出口(図示しない)に配置された
上下風向変更羽根、(20)は上下風向変更羽根(19)の長手
に沿って設けられた軸、(21)は軸(20)を介して上下風向
変更羽根(19)を回動動作させる第1電動機である。
【0009】(22)は互いに連結された3枚の羽根からな
り吹出口の右側に配置された第1左右風向変更羽根、(2
3)は第1左右風向変更羽根(22)を回動動作させる第2電
動機である。(24)は互いに連結された3枚の羽根からな
り吹出口の左側に配置された第2左右風向変更羽根、(2
5)は第2左右風向変更羽根(24)を回動動作させる第3電
動機である。
【0010】上記のように構成された従来の空気調和機
においても、図7及び図8における空気調和機と同様
に、上下風向変更羽根(19)が第1電動機(21)によって駆
動されて回動変位し吹出口(2)における上下風向を変更
するようになっている。なお、第1電動機(21)の種類と
しては、ステッピングモータが一般的であるが、誘導電
動機が使用されることもある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の空
気調和機では、図7及び図8の場合において上下風向変
更羽根が第1羽根(9)及び第2羽根(14)の相互が連結具
(18)によって連結されて構成される。このため、第1羽
根(9)及び第2羽根(14)と連結具(18)との連結部におけ
る遊隙により、駆動手段(8)によって駆動される第1羽
根(9)と連結具(18)を介して連動する第2羽根(14)の回
動動作にずれが発生する。
【0012】これによって、吹出口(2)を閉塞したとき
の第1羽根(9)及び第2羽根(14)の停止位置に相違が生
じて不完全閉塞となり見栄えが悪くなる。また、第1羽
根(9)及び第2羽根(14)が吹出口(2)に対する基準位置に
配置されたときに、第1羽根(9)の凸片(13)がノズル(3)
凸部(5)に係合する。しかし、凸部(5)位置の誤差があっ
た場合に、凸部(5)位置を修正するときにノズル(3)が大
形の合成樹脂成形部材であるため、成形型の修正作業に
多大な手数を要する。
【0013】また、図9の従来の空気調和機では、吹出
口に1枚の上下風向変更羽根(19)が設けられる構成であ
るため、上下風向変更羽根(19)の長手寸法が製作上や、
剛性確保等の都合で制約される。したがって、吹出口の
長手寸法が制限されて設計上の自由度が少なくなるとい
う問題点があった。
【0014】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、室内ユニットの吹出口に長手が
直列に配置された2枚の羽根によって上下風向変更羽根
を構成した構造であって、2枚の羽根が容易に正常に回
動動作する空気調和機を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る室内ユニ
ットにおいては、吹出口が設けられた室内ユニット、こ
の室内ユニットに設けられて吹出口縁部の一側に配置さ
れた駆動手段と、吹出口の駆動手段寄りに配置され長手
に沿う軸線を介して室内ユニットに枢着され駆動手段に
より駆動されて回動変位し吹出口の上下風向を変更する
第1羽根と、吹出口の反駆動手段寄りに配置され長手に
沿う軸線を介して室内ユニットに枢着され、第1羽根の
対向端面に連結具を介して連結され室内ユニットに設け
られた回動阻止子に対して第1羽根よりも接近した位置
に配置されて、第1羽根の回動変位により駆動されて回
動変位し吹出口の上下風向を変更する第2羽根とが設け
られる。
【0016】また、この発明に係る室内ユニットにおい
ては、吹出口が設けられた室内ユニット、この室内ユニ
ットに設けられて吹出口の長手中央に配置された駆動手
段と、吹出口の長手の一側に配置され長手に沿う軸線を
介して室内ユニットに枢着され対向した駆動手段の出力
軸に連結されて駆動され回動変位し吹出口の上下風向を
変更する第1羽根と、吹出口の長手の他側に配置され長
手に沿う軸線を介して室内ユニットに枢着され対向した
駆動手段の出力軸に連結されて駆動され回動変位し吹出
口の上下風向を変更する第2羽根とが設けられる。
【0017】また、この発明に係る室内ユニットにおい
ては、吹出口が設けられた室内ユニット、この室内ユニ
ットに設けられて吹出口に対向して配置された駆動手段
と、吹出口の長手の一側に配置され長手に沿う軸線を介
して室内ユニットに枢着され駆動手段の出力により駆動
され回動変位し吹出口の上下風向を変更する第1羽根
と、吹出口の長手の他側に配置され長手に沿う軸線を介
して室内ユニットに枢着され第1羽根の対向端面に連結
具を介して連結され回動変位し吹出口の上下風向を変更
する第2羽根と、室内ユニットに設けられて連結具に対
応して配置された嵌合片に装備されて、第1羽根、第2
羽根及び連結具のいずれかに設けられて対向する凸片の
回動を所定位置で阻止する凸部とが設けられる。
【0018】
【作用】上記のように構成された室内ユニットでは、第
1羽根及び第2羽根の閉塞動作時に、室内ユニットに設
けられた回動阻止子に第2羽根が当たって停止した後
で、第1羽根が更に駆動されて回動阻止子に当たって停
止する。
【0019】また、上記のように構成された室内ユニッ
トでは、駆動手段の両側にそれぞれ配置されて駆動され
る第1羽根及び第2羽根が同期して回動動作する。
【0020】また、上記のように構成された室内ユニッ
トでは、吹出口に配置されて駆動手段により駆動される
第1羽根及び第2羽根の回動基準位置が、室内ユニット
に設けられた嵌合片の凸部に、第1羽根、第2羽根及び
連結具のいずれかに設けられた凸片が当たることによっ
て設定される。
【0021】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の一実施例を示す図で、図
8のI部に相当する拡大図であり、図1の他は図7及び
図8の場合と同様に空気調和機が構成されている。図に
おいて、(9)は図示が省略してあるが、吹出口(2)の駆動
手段(8)寄りに配置された第1羽根で、縁部(10)が構成
されて、図示が省略してあるが一方の長手端部から突出
した突子(11)がノズル(3)の長手端部内に枢持されて駆
動手段(8)に連結され、後述する第2羽根の長手端部に
対向した他方の長手端部から突出した突子(12)がノズル
(3)の中心材(7)に対向して配置され、また駆動手段(8)
寄りの端面に凸片(13)が設けられている。(26)は突子(1
2)の端面に凹設された係合孔である。
【0022】(14)は図示が省略してあるが吹出口(2)の
反駆動手段(8)側に配置された第2羽根で、縁部(15)が
構成されて、一方の長手端部から突出した突子(16)がノ
ズル(3)の中心材(7)に対向して配置され、他方の長手端
部から突出した突子(17)が対向したノズル(3)の長手端
部内に枢持されている。(27)は突子(16)の端面に凹設さ
れた係合孔である。
【0023】また、突子(12)の係合孔(26)の長手は、突
子(16)の係合孔(27)の長手に対して図1に示すように相
互に角度θを形成して設けられている。これによって、
第2羽根(14)が閉塞方向に回動動作してノズル(3)、す
なわち室内ユニット(1)の吹出口(2)上端(4)からなる回
動阻止子(図示しない)に当たって閉塞位置に移動した
ときに、第1羽根(9)は閉塞位置前の角度θ位置にあ
る。(18)は中心材(7)に枢持された連結具で、両端にそ
れぞれ突子(12)及び突子(16)の係合孔(26)(27)に嵌合す
る係合子(28)を有する連結部(29)が設けられて、係合子
(28)により第1羽根(9)及び第2羽根(14)に連結されて
いる。
【0024】上記のように構成された空気調和機におい
て、第1羽根(9)及び第2羽根(14)は連結具(18)によっ
て連結されてノズル(3)内に、突子(11)、突子(12)、突
子(16)及び突子(17)を介し、すなわち長手に沿う軸線を
介して室内ユニット(1)の吹出口(2)に枢着される。ま
た、第2羽根(14)は第1羽根(9)に対して図1に示すよ
うに回動方向において角度θだけずれた相対位置に配置
される。
【0025】このような構成のために、第2羽根(14)が
閉塞方向に回動動作してノズル(3)、すなわち室内ユニ
ット(1)の吹出口(2)上端(4)からなる回動阻止子(図示
しない)に当たって閉塞位置に移動したときに、第1羽
根(9)は閉塞位置前の角度θ位置に配置される。このよ
うな構成において、空気調和機の制御装置(図示しな
い)からの制御信号により駆動手段(8)が付勢され、第
1羽根(9)及び第2羽根(14)が駆動されて回動変位し吹
出口(2)における上下風向を変更する。
【0026】そして、ノズル(3)の凸部(5)に第1羽根
(9)の凸片(13)が係合することにより、第1羽根(9)及び
第2羽根(14)が吹出口(2)に対する所定の基準位置に配
置される。また、第1羽根(9)及び第2羽根(14)を閉塞
位置に移動させるときには、駆動手段(8)の動作により
第1羽根(9)及び第2羽根(14)が閉塞方向に駆動され
る。そして、第2羽根(14)が閉塞方向に回動動作して回
動阻止子に当たって閉塞位置に停止したときに、第1羽
根(9)は閉塞位置前の角度θ位置に配置される。
【0027】そして、引き続いて駆動手段(8)が動作
し、第1羽根(9)が閉塞位置前の角度θ位置からさらに
駆動されて回動する。これによって、連結具(18)と第1
羽根(9)及び第2羽根(14)の連結部における隙間等によ
る動作の遊びが吸収されて第1羽根(9)が回動阻止子に
当たって正常な閉塞位置に停止する。したがって、吹出
口(2)を閉塞したときの第1羽根(9)及び第2羽根(14)の
停止位置に相違が生じて不完全閉塞となり見栄えが悪く
なる不具合を解消することができる。
【0028】また、吹出口(2)に第1羽根(9)及び第2羽
根(14)が設けられるので、1枚の上下風向変更羽根を配
置する構成における上下風向変更羽根の長手寸法が、製
作上や、剛性確保等の都合で制約されることに起因し
て、吹出口(2)の長手寸法が制限されて設計上の自由度
が少なくなる問題を解消することができる。
【0029】実施例2.図2は、この発明の他の実施例
を示す図1相当図であり、図2の他は図7及び図8の場
合と同様に空気調和機が構成されている。図において、
図1と同符号は相当部分を示し、(26)は第1羽根(9)の
第2羽根(14)との対向端部に設けられた突子(12)設けら
れて、第2羽根(14)突子(16)の係合孔(27)と回動動作時
におけるずれ角度なしに設けられた係合孔である。
【0030】(18)は中心材(7)に枢持された連結具で、
両端にそれぞれ突子(12)及び突子(16)の係合孔(26)(27)
に嵌合する係合子(28)を有する連結部(29)が設けられ
て、係合子(28)により第1羽根(9)及び第2羽根(14)に
連結されている。また、図2に示すように両端の係合子
(28)は相互間に回動動作におけるずれ角度θを形成して
設けられている。
【0031】上記のように構成された空気調和機におい
て、第1羽根(9)及び第2羽根(14)が連結具(18)によっ
て連結され、長手に沿う軸線を介して室内ユニット(1)
の吹出口(2)に枢着される。そして、第2羽根(14)は第
1羽根(9)に対して図1の実施例と同様に回動方向にお
いて角度θだけずれた相対位置に配置される。したがっ
て、詳細な説明を省略するが図2の実施例においても図
1の実施例と同様な作用が得られることは明白である。
【0032】実施例3.図3も、この発明の他の実施例
を示す図1相当図であり、図3の他は図7及び図8の場
合と同様に空気調和機が構成されている。図において、
図1と同符号は相当部分を示し、(26)は第1羽根(9)の
第2羽根(14)との対向端部に設けられた突子(12)設けら
れて、第2羽根(14)突子(16)の係合孔(27)と回動動作に
おけるずれ角度なしに設けられた係合孔である。
【0033】(30)は中心材(7)に装着された電動機から
なる駆動手段で、両側にそれぞれ突子(12)及び突子(16)
の係合孔(26)(27)に嵌合する出力軸(31)が設けられて、
出力軸(31)により第1羽根(9)及び第2羽根(14)に連結
されている。また、図3に示すように両側の出力軸(31)
は相互間に回動動作におけるずれ角度なしに設けられて
いる。
【0034】上記のように構成された空気調和機におい
て、第1羽根(9)及び第2羽根(14)が駆動手段(3
0)によって連結され、長手に沿う軸線を介して室内ユ
ニット(1)の吹出口(2)に枢着される。そして、駆動手段
(30)によって第1羽根(9)及び第2羽根(14)が駆動され
て回動動作する。この状態において、駆動手段(30)に対
して第1羽根(9)及び第2羽根(14)がそれぞれ同じ状態
で連結されているので、第1羽根(9)及び第2羽根(14)
の回動動作に差異が生じない。
【0035】これにより、第1羽根(9)及び第2羽根(1
4)が吹出口(2)に対する所定の基準位置に配置される。
また、駆動手段(30)を付勢して第1羽根(9)及び第2羽
根(14)を閉塞位置に移動させることにより、第1羽根
(9)及び第2羽根(14)が共に正常な閉塞位置に停止す
る。したがって、吹出口(2)を閉塞したときの第1羽根
(9)及び第2羽根(14)の停止位置に相違が生じて不完全
閉塞となり見栄えが悪くなる不具合を解消することがで
きる。
【0036】また、吹出口(2)に第1羽根(9)及び第2羽
根(14)が設けられるので、1枚の上下風向変更羽根を配
置する構成における上下風向変更羽根の長手寸法が、製
作上や、剛性確保等の都合で制約されることに起因し
て、吹出口(2)の長手寸法が制限されて設計上の自由度
が少なくなる問題を解消することができる。
【0037】実施例4.図4及び図5も、この発明の他
の実施例を示す図で、図4は図1相当図、図5は図4の
部材を組立てた状態の側面図であり、図4及び図5の他
は図7及び図8の場合と同様に空気調和機が構成されて
いる。図において、図1と同符号は相当部分を示し、(3
2)は第2羽根(14)の第1羽根(9)との対向端部に設けら
れた突子(16)に設けられて、突子(16)軸線から突出して
配置された凸片、(33)はノズル(3)の長手の中心材(7)に
着脱自在に嵌着される嵌合片(6)の裏面に設けられて凸
片(32)と対向する凸部である。
【0038】上記のように構成された空気調和機におい
て、第1羽根(9)及び第2羽根(14)が連結具(18)によっ
て連結され、長手に沿う軸線を介して室内ユニット(1)
の吹出口(2)に枢着される。また、第2羽根(14)は第1
羽根(9)に対して図1に示す構成と同様に回動方向にお
いて角度θだけずれた相対位置に配置される。したがっ
て、詳細な説明を省略するが図4及び図5の実施例にお
いても図1の実施例と同様な作用が得られることは明白
である。
【0039】また、図5に示すように嵌合片(6)の裏面
に設けられた凸部(33)に、突子(16)軸線から突出して配
置された凸片(32)が係合することにより、第1羽根(9)
及び第2羽根(14)が吹出口(2)に対する所定の基準位置
に配置される。これにより、関連する部材の誤差等によ
って基準位置に差異が生じた場合に、小物部品である凸
部(33)を手直しするだけで、大形の合成樹脂成形部材で
あるノズル(3)の成形型等を修正する必要がなく、容易
に位置修正を行うことができる。したがって、製造費を
低減することができる。
【0040】実施例5.図6も、この発明の他の実施例
を示す図で、前述の図4の連結具に相当する連結具の斜
視図であり、図6の他は図4及び図5の実施例と同様に
空気調和機が構成されている。図において、(18)は中心
材(7)に枢持された連結具で、両端にそれぞれ突子(12)
及び突子(16)の係合孔(26)(27)に嵌合する係合子(28)を
有する連結部(29)が設けられて、係合子(28)により第1
羽根(9)及び第2羽根(14)に連結されている。
【0041】また、長手軸線から突出して凸片(34)が設
けられ、ノズル(3)の長手の中心材(7)に着脱自在に嵌着
される嵌合片(6)の裏面に設けられた凸部(33)に係合す
ることにより、第1羽根(9)及び第2羽根(14)が吹出口
(2)に対する所定の基準位置に配置される。
【0042】上記のように構成された空気調和機におい
て、第1羽根(9)及び第2羽根(14)が連結具(18)によっ
て連結され、長手に沿う軸線を介して室内ユニット(1)
の吹出口(2)に枢着される。また、第2羽根(14)は第1
羽根(9)に対して図1に示す構成と同様に回動方向にお
いて角度θだけずれた相対位置に配置される。したがっ
て、詳細な説明を省略するが図6の実施例においても図
1の実施例と同様な作用が得られることは明白である。
【0043】また、図4及び図5の実施例の場合と同様
に嵌合片(6)の裏面に設けられた凸部(33)に、突子(16)
軸線から突出して配置された凸片(34)が係合することに
より、第1羽根(9)及び第2羽根(14)が吹出口(2)に対す
る所定の基準位置に配置される。このため、関連する部
材の誤差等によって基準位置に差異が生じた場合に、小
物部品である凸部(33)を手直しするだけで、大形の合成
樹脂成形部材であるノズル(3)の成形型等を修正する必
要がなく、容易に位置修正を行うことができる。したが
って、製造費を低減することができる。
【0044】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、吹出口
の駆動手段寄りに配置され長手に沿う軸線を介して室内
ユニットに枢着され駆動手段により駆動されて回動変位
し吹出口の上下風向を変更する第1羽根と、吹出口の反
駆動手段寄りに第1羽根と同様に設けられて第1羽根の
対向端面に連結具を介して連結され室内ユニットに設け
られた回動阻止子に対して第1羽根よりも接近した位置
に配置された第2羽根とを設けたものである。
【0045】これによって、第1羽根及び第2羽根の閉
塞動作時に、室内ユニットに設けられた回動阻止子に第
2羽根が当たって停止した後で第1羽根が更に駆動さ
れ、連結部における隙間等による動作の遊びが吸収され
て回動阻止子に当たって停止する。したがって、第1羽
根及び第2羽根が共に回動阻止子に当たって正常な閉塞
位置に停止して、吹出口を閉塞したときの第1羽根及び
第2羽根の停止位置に相違が生じて不完全閉塞となり見
栄えが悪くなる不具合を解消する効果がある。
【0046】また、吹出口に第1羽根及び第2羽根が設
けられるので、1枚の上下風向変更羽根を配置する構成
の場合に上下風向変更羽根の長手寸法が、製作上や、剛
性確保等の都合で制約されることに起因して、吹出口の
長手寸法が制限されて設計上の自由度が少なくなる問題
を解消する効果がある。
【0047】また、この発明は以上説明したように、室
内ユニットに設けられて吹出口の長手中央に配置された
駆動手段の両側に、長手に沿う軸線を介して室内ユニッ
トに枢着され対向した駆動手段の出力軸に連結されて駆
動され回動変位し吹出口の上下風向を変更する第1羽根
と第2羽根をそれぞれ設けたものである。これによっ
て、駆動手段により駆動される第1羽根及び第2羽根が
同期して回動動作する。
【0048】したがって、第1羽根及び第2羽根が正常
な閉塞位置に停止して、吹出口を閉塞したときの第1羽
根及び第2羽根の停止位置に相違が生じて不完全閉塞と
なり見栄えが悪くなる不具合を解消する効果がある。ま
た、吹出口に第1羽根及び第2羽根が設けられるので、
1枚の上下風向変更羽根を配置する構成の場合に上下風
向変更羽根の長手寸法が、製作上や、剛性確保等の都合
で制約されることに起因して、吹出口の長手寸法が制限
されて設計上の自由度が少なくなる問題を解消する効果
がある。
【0049】また、この発明は以上説明したように、室
内ユニットに設けられて吹出口に対向して配置された駆
動手段と、吹出口の一側に長手に沿う軸線を介して室内
ユニットに枢着され駆動手段の出力により駆動され回動
変位し吹出口の上下風向を変更する第1羽根と、第1羽
根と同様に設けられて吹出口の長手の他側に配置されて
連結具を介して第1羽根に連結された第2羽根と、連結
具に対応して室内ユニットに設けられた嵌合片に装備さ
れて、第1羽根、第2羽根及び連結具のいずれかに設け
られて対向する凸片の回動を所定位置で阻止する凸部と
を設けたものである。
【0050】これによって、駆動手段により駆動される
第1羽根及び第2羽根の回動基準位置が、第1羽根、第
2羽根及び連結具のいずれかに設けられた凸片が嵌合片
の凸部に当たることによって設定される。このため、吹
出口のノズル、第1部材等の関連部材の誤差等によって
回動基準位置に差異が生じた場合に、小物部品である凸
部を手直しするだけで済み、大形の合成樹脂成形部材で
あるノズルの成形型等を修正する必要がなく、容易に位
置修正を行うことができ、製造費を低減する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す図で、後述する図8
のI部に相当する拡大図。
【図2】この発明の実施例3を示す図で、図1相当図。
【図3】この発明の実施例3を示す図で、図1相当図。
【図4】この発明の実施例4を示す図で、図1相当図。
【図5】図4の部材を組立てた状態を示す側面図。
【図6】この発明の実施例5を示す図で、図4の連結具
に相当する連結具の斜視図。
【図7】従来の空気調和機を示す斜視図。
【図8】図7における上下風向変更羽根廻りを分解して
示す斜視図。
【図9】従来の他の空気調和機の風向変更機構を分解し
て模式的に示す斜視図。
【符号の説明】
1 室内ユニット、2 吹出口、6 嵌合片、8,30
駆動手段、9 第1羽根、14 第2羽根、18 連
結具、31 出力軸、32,34 凸片、33凸部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹出口が設けられた室内ユニット、この
    室内ユニットに設けられて上記吹出口縁部の一側に配置
    された駆動手段と、上記吹出口の上記駆動手段寄りに配
    置され長手に沿う軸線を介して上記室内ユニットに枢着
    され上記駆動手段により駆動されて回動変位し上記吹出
    口の上下風向を変更する第1羽根と、上記吹出口の反上
    記駆動手段寄りに配置され長手に沿う軸線を介して上記
    室内ユニットに枢着され、上記第1羽根の対向端面に連
    結具を介して連結され上記室内ユニットに設けられた回
    動阻止子に対して上記第1羽根よりも接近した位置に配
    置されて、上記第1羽根の回動変位により駆動されて回
    動変位し上記吹出口の上下風向を変更する第2羽根とを
    備えた空気調和機。
  2. 【請求項2】 吹出口が設けられた室内ユニット、この
    室内ユニットに設けられて上記吹出口の長手中央に配置
    された駆動手段と、上記吹出口の長手の一側に配置され
    長手に沿う軸線を介して上記室内ユニットに枢着され対
    向した上記駆動手段の出力軸に連結されて駆動され回動
    変位し上記吹出口の上下風向を変更する第1羽根と、上
    記吹出口の長手の他側に配置され長手に沿う軸線を介し
    て上記室内ユニットに枢着され対向した上記駆動手段の
    出力軸に連結されて駆動され回動変位し上記吹出口の上
    下風向を変更する第2羽根とを備えた空気調和機。
  3. 【請求項3】 吹出口が設けられた室内ユニット、この
    室内ユニットに設けられて上記吹出口に対向して配置さ
    れた駆動手段と、上記吹出口の長手の一側に配置され長
    手に沿う軸線を介して上記室内ユニットに枢着され上記
    駆動手段の出力により駆動され回動変位し上記吹出口の
    上下風向を変更する第1羽根と、上記吹出口の長手の他
    側に配置され長手に沿う軸線を介して上記室内ユニット
    に枢着され上記第1羽根の対向端面に連結具を介して連
    結され回動変位し上記吹出口の上下風向を変更する第2
    羽根と、上記室内ユニットに設けられて上記連結具に対
    応して配置された嵌合片に装備されて、上記第1羽根、
    第2羽根及び連結具のいずれかに設けられて対向する凸
    片の回動を所定位置で阻止する凸部とを備えた空気調和
    機。
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