JPH08178420A - 風呂暖房給湯器 - Google Patents

風呂暖房給湯器

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Publication number
JPH08178420A
JPH08178420A JP6337712A JP33771294A JPH08178420A JP H08178420 A JPH08178420 A JP H08178420A JP 6337712 A JP6337712 A JP 6337712A JP 33771294 A JP33771294 A JP 33771294A JP H08178420 A JPH08178420 A JP H08178420A
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JP
Japan
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water
bath
circulation
heating
conduit
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JP6337712A
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English (en)
Inventor
Koichiro Ito
康一郎 伊藤
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】加熱用燃焼装置及び熱交換器の数を必要最小限
の数にまで減らし、かつ、上水系と循環系の各々の熱交
換能力を最大限に発揮できるようにする。 【構成】循環管路37を通る上水は熱交換器30により
加熱され、ポンプ42により循環管路37内を循環す
る。この加熱された上水は給湯栓41から供給される。
必要に応じて、ミキシング弁45を介して接続管路46
から加熱前の低温の上水を水放出用管路39に導き入
れ、高温上水と混合して、水温を低下させる。浴槽48
内の湯の追いだきを行う場合には、ポンプ50を作動さ
せ、浴槽48内の湯を管路49に導く。管路49は水−
水熱交換器47を通っているので、管路49内の風呂水
は循環管路37を流れる高温上水と熱交換し、加熱され
る。この加熱された風呂水が浴槽48に戻され、追いだ
きが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は風呂暖房給湯器に関する
ものであり、特には、燃焼装置を一つにすることにより
上水系と循環系の加熱能力を併せて用いることができる
風呂暖房給湯器に関するものである。なお、本明細書に
いう風呂暖房給湯器とは、給湯機能と循環水加熱機能の
双方を有する給湯器の総称を言い、いわゆる風呂給湯器
や暖房給湯器も含まれる。
【0002】
【従来の技術】従来の風呂暖房給湯器においては2缶2
水式及び1缶2水式の二つの型式が用いられてきた。こ
こで、2缶2水式とは、給湯を行う上水系を加熱する湯
沸し器(バーナ+熱交水管)と、風呂の追い焚き及び暖
房などの循環系を加熱する湯沸し器とが別個に設けられ
ており、少なくとも2個の湯沸し器が並列的に一つの風
呂暖房給湯器の内部に配置される型式をいう。これに対
して、1缶2水式とは、1個の湯沸し器のみ風呂暖房給
湯器の内部に配置されており、上水系の熱交水管と循環
系の熱交水管とが相互に独立に、その1個の湯沸し器内
の一個の加熱空間を並列に通る型式をいう。
【0003】図3に2缶2水式の風呂暖房給湯器、図4
に1缶2水式の風呂暖房給湯器の一例を各々示す。な
お、図3及び図4において同一の参照符号は同一又は類
似の構成要素を示す。図3に示す2缶2水式の風呂暖房
給湯器は、以下に述べるように、二つの湯沸し器5,1
5と、上水系管路8及び循環系管路13,17の二つの
水流通系とを有している。
【0004】この風呂暖房給湯器においては、給湯運転
時には、給湯栓1を開くと、水道水の直圧によって給水
接続口2から水道水が流入し、給水検知器3から給水が
開始された旨の給水信号が制御装置4に送信される。給
湯熱交換器5の内部には、ガス供給源(図示せず)に接
続されているガス供給電磁弁6と、イグナイター7aに
よって着火される給湯バーナー7とが配置されている。
制御装置4は給水信号を受信すると、ガス供給電磁弁6
を開き、同時に、イグナイター7aに着火信号を送り、
給湯バーナー7を着火させる。管路8内を流れる上水は
給湯バーナー7の燃焼熱を受けて加熱され、給湯栓1か
ら給湯される。
【0005】追いだき時には、制御装置4は、その旨の
信号を受信すると、循環ポンプ11を作動させる。これ
によって、浴槽12内の温水は循環行き管13、循環ポ
ンプ11及び管路14aを経て、風呂湯沸し器15に流
入する。温水が風呂湯沸し器15に流入したと同時に、
制御装置4はイグナイター7aに着火信号を送り、風呂
湯沸し器15の風呂バーナー16を着火させる。浴槽1
2から風呂湯沸し器15に流入した温水は熱交水管14
bを通過するときに風呂バーナー16の燃焼熱により加
熱される。このようにして加熱された温水は、循環戻り
管17を経て、浴槽12に戻される。
【0006】給湯湯沸し器5及び風呂湯沸し器15は各
々給湯バーナー7,風呂バーナー16の下方にファン
9,18を備えている。それらの作動は以下のとおりで
ある。制御装置4は、ファン9,18に作動開始信号を
送り、ファン9,18の作動を開始させる。ファン動作
後に制御装置4は給湯バーナー7,風呂バーナー16に
着火させる。ファン9,18が作動すると、給湯湯沸し
器5又は風呂湯沸し器15の上方に向かって燃焼に必要
な空気の送風が行われ、燃焼排気ガスは給湯湯沸し器5
又は風呂湯沸し器15内で熱交換されて、その後排気ガ
スは給湯熱交換器5の排気口10又は風呂熱交換器の排
気口19に向かって送られ、排気口10,19を経て外
部に放出される。
【0007】図4に示す1缶2水式の風呂暖房給湯器は
1個の湯沸し器20を備えている。この湯沸し器20の
内部において、上水が通る上水系の管路8と、風呂から
の水が通る循環系の管路13,14a,14b,17と
が給湯風呂の兼用バーナー21と熱交換をなし得るよう
に配置されている。
【0008】この1缶2水式の風呂暖房給湯器の作動は
図3に示した2缶2水式の風呂暖房給湯器とほぼ同様で
ある。給湯運転時には、給湯栓1を開くと、水道水の直
圧によって給水接続口2から水道水が流入し、給水検知
器3から給水が開始された旨の給水信号が制御装置4に
送信される。制御装置4はこの給水信号を受信すると、
ガス供給源(図示せず)に接続されているガス供給電磁
弁22を開き、同時に、イグナイター21aに着火信号
を送り、兼用バーナー21を着火させる。管路8内を流
れる上水は兼用バーナー21の燃焼熱を受けて加熱さ
れ、給湯栓1から給湯される。
【0009】追い焚き時には、制御装置4は、その旨の
信号を受信すると、循環ポンプ11を作動させ、浴槽1
2内の温水を循環行き管13、循環ポンプ11及び管路
14aを経て、湯沸し器20に流入させる。温水が湯沸
し器20に流入したと同時に、制御装置4はイグナイタ
ー21aに着火信号を送り、湯沸し器20の兼用バーナ
ー21を着火させ、熱交水管14b内を流れる温水を兼
用バーナー21の燃焼熱により加熱する。このようにし
て加熱された温水は、循環戻り管17を経て、浴槽12
に戻される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した2缶2水
式の風呂暖房給湯器においては、二対の燃焼装置と熱交
換系を必要とする。このため、風呂暖房給湯器全体の寸
法が大きくならざるを得ず、設置スペースの確保や重量
の増加が大きな問題となっていた。
【0011】また、2缶2水式の風呂暖房給湯器では上
水系と循環系とは相互に完全に独立した系統であるた
め、何れかの系を用いる場合に他の系の熱交換能力を用
いることはできず、一つの系のみを単独で用いることし
かできなかった。例えば、図3に示した風呂暖房給湯器
の給湯バーナー7の燃焼能力が45000kcal/
h、風呂バーナー16の燃焼能力が12000kcal
/hであると仮定した場合、この風呂暖房給湯器の潜在
的燃焼能力は二つの総計である57000kcal/h
であるが、浴槽12の温水の追いだきを行う場合には、
風呂バーナー16しか用いられないので、最大で120
00kcal/hの燃焼能力しか得られない。上水の加
熱を行う場合も、給湯バーナー7しか用いられないの
で、最大で45000kcal/hの燃焼能力しか得ら
れない。このように、風呂暖房給湯器の潜在的燃焼能力
は大きくても、二つの系が相互に独立していたため、風
呂暖房給湯器の燃焼能力を最大限に発揮することは不可
能であった。
【0012】一方、図4に示した1缶2水式の風呂暖房
給湯器においては、1個の湯沸し器に二つの独立した水
系が並列的に通っているため、一方の水系のみを加熱し
ようとする場合であっても、他方の水系もその影響を受
け、加熱されてしまうという問題があった。この問題
は、加熱の際に制御を綿密に行い、あるいは、他方の水
系の加熱防止対策を施すことにより、解決することも可
能であるが、加熱の際の制御は高度な制御技術を必要と
し、風呂暖房給湯器全体の構造が複雑になるという二次
的問題を生じる。加熱防止対策についても同様の問題が
起こり得る。この二次的問題に加えて、コスト上昇とい
う問題も生じる。
【0013】本発明はこれら従来の2缶2水式及び1缶
2水式の風呂暖房給湯器における問題点に鑑みてなされ
たものであり、耐久性能などで厳しい環境にさらされる
燃焼装置を含む湯沸し器の数を必要最小限の数にまで減
らすことができ、かつ、上水系と循環系の各々の熱交換
能力を最大限に発揮し得る風呂暖房給湯器を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するため、本発明の風呂暖房給湯器は、水に対して熱を
与える湯沸し器と、一部が該湯沸し器の内部を通る一次
加熱用循環管路と、前記循環管路と接続している水供給
用管路及び/又は水放出用管路と、水を前記循環管路内
で循環させるポンプと、前記循環管路内に配置されてお
り、水と水との間で熱交換を行う水−水熱交換器と、水
−水熱交換器の内部を通る被加熱側管路と、前記湯沸し
器及びポンプを制御する制御装置と、を備えることを特
徴とする。
【0015】水供給用管路を介して供給された水(例え
ば、上水。以下、この水を上水と想定する)は一次加熱
用循環管路に流入する。一次加熱用循環管路は湯沸し器
を通っているため、上水は一次加熱用循環管路を循環し
ている間に、この湯沸し器から熱を与えられ、温水とな
る。以後、温水となった上水は高温に保持された状態で
ポンプにより一次加熱用循環管路を循環し続ける。給湯
が必要な場合には、ポンプの作動を停止し、上水の直圧
で水放出用管路を介して給湯が行われる。また、この一
次加熱用循環管路は水−水熱交換器を通っており、水−
水熱交換器内で被加熱側管路の水を加熱する作用も行
う。
【0016】水−水熱交換器の内部を通っている被加熱
側管路(風呂追い焚用管路)には、例えば、風呂水が導
かれている。例えば、浴槽内の水の追いだきを行う場合
には、風呂水がポンプにより浴槽から風呂追い焚用管路
に導き入れられる。この管路は水−水熱交換器を通って
おり、風呂追い焚用管路に導き入れられた風呂水は、一
次加熱用循環管路内を循環している高温上水との間で水
−水熱交換を行い、加熱される。加熱された風呂水は浴
槽に戻され、追い焚きが完了する。
【0017】以上の例では、一次加熱用循環管路に上水
を導き入れ、被加熱側管路に風呂水を導き入れる場合を
想定したが、このケースには限定されない。一次加熱用
循環管路に風呂水を導き入れ、被加熱側管路に上水を導
き入れることも可能である。すなわち、一次加熱用循環
管路と被加熱側管路の何れか一方を上水源と接続させ、
他方を風呂と接続させることが可能である。これによっ
て、風呂暖房給湯器の用途を拡大することができ、状況
に応じて、最適な使用方法を選択することが可能にな
る。
【0018】本発明の好ましい実施態様においては、湯
沸し器又は水−水熱交換器により加熱された上水が通る
水放出用管路又は管路には水と水とを混合するミキシン
グ弁が配置されており、このミキシング弁は水供給用管
又は加熱前の上水が通る管路と接続している。
【0019】前述のように、給湯が必要な場合には、循
環管路を循環している高温上水をそのまま水放出用管路
を経て供給することも可能であるが、その高温上水の水
温が所望の水温よりも高い場合がある。このような場合
に備えて、高温上水に適当な量の水を加えて、水温を下
げるミキシング弁を設けることができる。このミキシン
グ弁は湯沸し器又は水−水熱交換器により加熱された上
水が通る位置に配置されている。さらに、このミキシン
グ弁は、加熱前の上水(すなわち、まだ低温状態の上
水)が通る管路と接続されており、高温上水に水を混合
させる必要がある場合には、ミキシング弁が開き、高温
上水と加熱前の上水とを混合させる。この混合によっ
て、高温上水の水温が下がり、所望の水温の温水を供給
することができる。
【0020】また、制御装置はミキシング弁の開度をも
調節することができる。例えば、入浴者が設定した所望
の湯温を表す信号が制御装置に送信されるように構成し
ておけば、制御装置はその信号に応じてミキシング弁の
開度を調節し、高温上水と水との混合割合を変化させ、
所望の湯温の温水を供給することができる。
【0021】
【実施例】図1は本発明に係る風呂暖房給湯器の第一実
施例を示す。本実施例に係る風呂暖房給湯器は、水に対
して熱を供給する1個の湯沸し器30を備えている。湯
沸し器30の内部にはバーナー31、ガス供給源(図示
せず)から供給されたガスをバーナー31に供給するガ
ス供給電磁弁33、及びバーナー31に着火を行うイグ
ナイター34が配置されている。さらに、湯沸し器30
の底部には燃焼ガス排出用のファン35が取り付けられ
ている。
【0022】ガス供給電磁弁33、イグナイター34及
びファン35は各々制御装置36と接続されており、制
御装置36からの信号に応じて作動及び停止が制御され
るようになっている。
【0023】湯沸し器30の周囲には循環管路37が配
置されている。循環管路37の一部は熱交水管37aと
して湯沸し器30の内部を通っており、バーナー31の
上方に位置している。この循環管路37の熱交水管37
aにおいて、循環管路37内を流れる上水とバーナー3
1が発する燃焼熱との間で熱交換が行われる。
【0024】循環管路37には水供給用管路38と水放
出用管路39が接続されている。水供給用管路38の先
端の給水接続口40から水供給用管路38を介して循環
管路37に上水が供給される。後述するように、水放出
用管路39からは湯沸し器30により加熱された上水
(お湯)が給湯栓41を介して放出される。
【0025】循環管路37内には、水を循環管路37内
で循環させるポンプ42が、管路37上で、管路38、
39の接続点の間に配置されている。また、ポンプ42
と直列的に遮断弁43が、管路37上で管路38、39
間にポンプ42と直列に配置されている。また、水放出
用管路39には遮断弁44、並びに、遮断弁44と直列
的にかつ給湯栓41側にミキシング弁45が配置されて
いる。さらに、ミキシング弁45は接続管路46を介し
て水供給用管路38とも接続されている。
【0026】ポンプ42、遮断弁43,44及びミキシ
ング弁45は何れも制御装置36と接続されている。ポ
ンプ42はその作動開始又は停止を制御装置36からの
信号に応じて行う。遮断弁43,44は制御装置36か
らの信号に応じて各々循環管路37又は水放出用管路3
9の遮断又は開放を行う。さらに、ミキシング弁45は
制御装置36からの信号に応じてその開度を調節できる
ようになっている。すなわち、ミキシング弁45は、制
御装置36からの信号に応じて、その開度を変え、両管
路46,39との連通の度合いを変えることができるよ
うになっている。接続管路46には加熱前の上水が通
り、水放出用管路39には加熱された上水が通るため、
ミキシング弁45の開度を調節することにより、加熱さ
れた上水の水温を所望の温度に下げることができる。
【0027】循環管路37には、水と水との間で熱交換
を行う水−水熱交換器47が設けられている。この水−
水熱交換器47には、浴槽48と接続されている風呂追
い焚用管路49が通っている。水−水熱交換器47の内
部はプレート式熱交換器のようになっており、循環管路
37を流れる水と水−水熱交換器47を流れる水との間
で熱交換が十分に行われるように構成されている。
【0028】風呂追い焚用管路49にはポンプ50が配
置されており、浴槽48内の温水はポンプ50により吸
引されて、水−水熱交換器47に導かれる。ポンプ50
も、ポンプ42と同様に、制御装置36と接続されてお
り、制御装置36によって作動開始及び停止が行われ
る。
【0029】浴槽48の近傍あるいは台所又はその双方
には、リモートコントロール操作盤51が設けられてお
り、給湯栓41から供給される温水の希望水温及び浴槽
48に供給される温水の希望水温をリモートコントロー
ル操作盤51に入力することができるようになってい
る。入力された各希望温度は希望温度信号として制御装
置36に送信される。このリモートコントロール操作盤
51は固定式のものであってもよいし、あるいは、携帯
式のものであってもよい。
【0030】以上のような構成を有する本実施例に係る
風呂暖房給湯器は次のように作動する。給湯栓41が使
用されていない場合には、その間に、以下のように高温
温水がつくられ、この高温温水は循環管路37内を循環
する。
【0031】まず、制御装置36は、上水の直圧によっ
て給水接続口40から水供給用管路38を経て循環管路
37に上水が供給されたことを検知すると、遮断弁4
3,44に信号を送り、遮断弁43を開き、遮断弁44
を閉じる。これによって、循環管路37は閉ループ状の
循環系を形成する。
【0032】次いで、制御装置36は、ポンプ42に作
動開始信号を送り、ポンプ42の作動を開始させる。次
いで、制御装置36はファン35に作動開始信号を送
り、ファン35の作動を開始させる。次いで、イグナイ
ター34に着火信号を送り、バーナー31に着火をする
体制を整える。最後に、ガス供給電磁弁33に信号を送
り、バーナー31に対するガス供給を開始させる。同時
に、これによって、循環管路37を流れる上水は循環管
路37の熱交水管37aにおいて給湯バーナー31が発
する燃焼熱との間で熱交換を行い、加熱される。
【0033】以上のようにして加熱された上水の給湯栓
41からの給湯は次のようにして行われる。すなわち、
水放出用管路39には、同管路39内を流れる温水の水
温を検知する水温センサー53が設けられており、水温
センサー53が検知した水温Tは制御装置36に水温信
号として送られる。
【0034】循環管路37内の温水の水温Tが希望温度
Taよりも高い場合(T>Ta)には、そのまま循環管
路37内の高温温水を供給することはできない。このた
め、制御装置36は、ミキシング弁45に信号を送り、
ミキシング弁45を開かせ、接続管路46と水放出用管
路39とを連通させる。この場合のミキシング弁45の
開度は循環管路37内の温水の水温Tと希望温度Taと
加熱前の上水の水温T0 に応じて決定される。
【0035】温水の水温Tと希望温度Taと加熱前の上
水の水温T0 に応じてミキシング弁45を開くことによ
り、循環管路37から水放出用管路39を通って流れる
高温温水と、水供給用管路38から接続管路46を通っ
て流れてくる加熱前の低温の上水とが所望の割合で混合
し、使用者が希望する温度Taの温水が給湯栓41から
供給される。
【0036】浴槽48内の湯の追いだきは以下のように
して行われる。リモートコントロール操作盤51を介し
て制御装置36に追い焚きを行う旨の信号が送信された
ときには、制御装置36は、ポンプ50に作動開始信号
を送り、ポンプ50を作動させる。ポンプ50の作動に
より、浴槽48内の湯は風呂水用管路49を矢印Aの方
向に流れる。風呂水用管路49内を流れる浴槽48から
の温水は水−水熱交換器47に入り、この水−水熱交換
器47内において、循環管路37内を流れる高温上水と
の間で熱交換を行い、加熱される。加熱された温水は風
呂水用管路49を通って浴槽48に戻される。
【0037】風呂水用管路49の行き管(ただし風呂暖
房給湯器内)には、浴槽48内の湯の水温を検知する水
温センサー54が設けられており、水温センサー54が
検知した浴槽48内の湯の水温Tbは水温信号として制
御装置36に送られる。制御装置36には、リモートコ
ントロール操作盤51を介して、入浴者が希望する浴槽
48の湯温Tcが既に入力されており、水温信号を受信
した制御装置36は、実際の水温Tbと希望水温Tcと
の比較を行う。
【0038】比較の結果、実際の水温Tbと希望水温T
cとが一致した場合(Tb=Tc)には、制御装置36
は、ポンプ50に作動停止信号を送り、ポンプ50の作
動を停止させる。これにより、追い焚きは完了する。
【0039】比較の結果、実際の水温Tbが希望水温T
cよりもまだ低い場合(Tb<Tc)には、制御装置3
6はそのままポンプ50の作動を継続し、実際の水温T
bと希望水温Tcとが一致したとき(Tb=Tc)にポ
ンプ50に作動停止信号を発し、ポンプ50の作動を停
止させる。制御装置36における実際の水温Tbと希望
水温Tcとの比較は一定時間毎、例えば、30秒毎に行
われる。
【0040】以上のように、本実施例に係る風呂暖房給
湯器によって、燃焼装置を伴う湯沸し器は1個用いるだ
けで所望の水温の給湯及び浴槽の追いだきを行うことが
可能になる。
【0041】図2は本発明に係る風呂暖房給湯器の第二
実施例を示す。なお、図2において図1と同一の参照符
号はその参照符号が示す図1における構成要素と同一又
は類似の構成要素を表す。本実施例においては、循環管
路37は循環行き管55及び循環戻り管56を介して浴
槽48と連通している。循環行き管55と循環戻り管5
6と循環回路37との接続部にはそれぞれ三方弁71、
72が配置されている。三方弁71、72は制御装置3
6と接続しており、制御装置36によって、風呂循環管
路遮断及び管路開放が制御される。
【0042】給水接続口40と給湯栓41とは上水系管
路58を介して連通されている。上水系管路58の一部
は水−水熱交換器47内を通っている。水−水熱交換器
47の内部はプレート式熱交換器のようになっており、
循環管路37内を流れる高温温水と上水系管路58内を
流れる上水との間で熱交換が十分に行われるようになっ
ている。
【0043】加熱された上水が戻ってくる上水系管路5
8の戻り系管路58bにはミキシング弁59が配置され
ている。このミキシング弁59は、接続管路60を介し
て、加熱前の上水が流れる上水系管路58の行き系管路
58aと連通している。ミキシング弁59は第一実施例
におけるミキシング弁45と同様のものであり、制御装
置36からの信号に応じて、開度が変わり、接続管路6
0と戻り系管路58bとの間の連通の度合いを変えるこ
とができるようになっている。
【0044】以上のような構成を有する本実施例に係る
風呂暖房給湯器は次のように作動する。まず、制御装置
36は入浴者からリモートコントロール操作盤51を介
して追い焚きを行う旨の信号を受信した場合には、三方
弁71、72に信号を送り、これによって、三方弁71
は循環回路37と循環行き管55と連通させ、三方弁7
2は浴槽回路と循環戻り管56を連通させ、循環回路3
7と浴槽48は循環系を形成する。
【0045】次いで、制御装置36はポンプ42に作動
開始信号を送り、ポンプ42の作動を開始する。ポンプ
42の作動開始により、浴槽48から循環行き管55を
通って風呂水が吸引され、循環管路37に導き入れられ
る。
【0046】次いで、制御装置36はファン35に作動
開始信号を送り、ファン35の作動を開始させる。次い
で、イグナイター34に着火信号を送り、給湯バーナー
31に着火をする体制を整える。最後に、ガス供給電磁
弁33に信号を送り、給湯バーナー31に対するガス供
給を開始させる。同時に、これによって、循環管路37
を流れる上水は循環管路37の熱交水管37aにおいて
給湯バーナー31が発する燃焼熱との間で熱交換を行
い、加熱される。
【0047】このようにして、循環管路37内の高温風
呂水が浴槽48に供給されている間においては、制御装
置36は、水温センサー54が検知し、制御装置36に
送信してきた浴槽48内の湯の水温Tbと、入浴者がリ
モートコントロール操作盤51を介して制御装置36に
送信した浴槽48の希望湯温Tcとの比較を行う。
【0048】比較の結果、実際の水温Tbと希望水温T
cとが一致した場合(Tb=Tc)には、制御装置36
は、ポンプ42に作動停止信号を送り、ポンプ42の作
動を停止させる。これにより、追い焚きは完了する。
【0049】比較の結果、実際の水温Tbが希望水温T
cよりもまだ低い場合(Tb<Tc)には、制御装置3
6はそのままポンプ42の作動を継続し、実際の水温T
bと希望水温Tcとが一致したとき(Tb=Tc)にポ
ンプ42に作動停止信号を発し、ポンプ442作動を停
止させる。これにより、追い焚きは完了する。制御装置
36における実際の水温Tbと希望水温Tcとの比較
は、第一実施例の場合と同様、一定時間毎(例えば、3
0秒毎)に行えばよい。
【0050】また、上水の給湯栓41からの給湯は次の
ようにして行われる。前述の第一実施例の場合と同様
に、給湯栓41が使用されていない場合及び浴槽48の
追い焚きが行われない場合には、制御装置36は三方弁
71、72に信号を送り、三方弁71、72は循環回路
37が閉ループに至るように動作させ、循環系を形成す
る。その間に、図示されない補給水回路から上水が給水
される。次いで、制御装置36は、ポンプ42に作動開
始信号を送り、ポンプ42の作動を開始させる。高温温
水がつくられ、この高温温水は循環管路37内を循環す
る。
【0051】次いで、制御装置36はファン35に作動
開始信号を送り、ファン35の作動を開始させる。次い
で、イグナイター34に着火信号を送り、バーナー31
に着火をする体制を整える。最後に、ガス供給電磁弁3
3に信号を送り、バーナー31に対するガス供給を開始
させる。同時に、これによって、循環管路37を流れる
上水は循環管路37の熱交水管37aにおいてバーナー
31が発する燃焼熱との間で熱交換を行い、加熱され
る。
【0052】給湯栓41が開かれると、上水の直圧によ
り、給水接続口40から上水が上水系管路58内を流れ
だす。上水系管路58の一部は水−水熱交換器47の内
部を通っているので、上水系管路58を流れる上水は水
−水熱交換器47において循環管路37内を流れる高温
風呂水との間で熱交換を行い、加熱される。
【0053】給湯栓41が開かれたことを検知した制御
装置36は、戻り系管路58bに設置されている水温セ
ンサー61が検知した戻り系管路58b内の上水の水温
Tdと使用者がリモートコントロール操作盤51を介し
て設定した給湯の希望温度Taとを比較する。
【0054】Td≦Taである場合には、制御装置36
は、ミキシング弁59に信号を送ることなく、すなわ
ち、接続管路60と戻り系管路58bとを全く連通させ
ることなく、水−水熱交換器47において加熱された上
水をそのまま戻り系管路58b内を流させる。これによ
って、給湯栓41からは使用者が設定した水温の給湯が
行われる。
【0055】一方、戻り系管路58b内の水温Tdが希
望温度Taよりも高い場合(Td>Ta)には、制御装
置36は、ミキシング弁59に信号を送り、ミキシング
弁59を開かせ、接続管路60と戻り系管路58bとを
連通させる。この場合のミキシング弁59の開度は戻り
系管路58b内の温水の水温Tdと希望温度Taと加熱
前の上水の水温T0 に応じて決定される。
【0056】温水の水温Tdと希望温度Taと加熱前の
上水の水温T0 に応じてミキシング弁59を開くことに
より、戻り系管路58bを通って流れる高温温水と、行
き系管路58aから接続管路60を通って流れてくる加
熱前の低温の上水とが所望の割合で混合し、使用者が希
望する温度Taの温水が給湯栓41から供給される。
【0057】以上のように、本実施例に係る風呂暖房給
湯器によっても、第一実施例と同様に、燃焼装置を伴う
湯沸し器は1個用いるだけで所望の水温の給湯及び浴槽
の追い焚きを行うことが可能になる。なお、本発明は、
風呂の替わりの暖房用の循環管路を有する給湯器にも、
あるいは、風呂と暖房の両方の循環管路を有する給湯器
にも応用できる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る風呂暖房給
湯器によれば、従来必要とされていた二対の燃焼装置と
熱交換系を必要としない。特に、燃焼装置は1個のみで
足りるため、風呂暖房給湯器全体の寸法を小さくするこ
とが可能になり、設置スペースを小さくすることができ
る。また、耐久性上厳しい環境にさらされる燃焼装置と
熱交換器の数を減らすことができるため、故障率の低減
やコストダウンに寄与できる。
【0059】また、本発明に係る風呂暖房給湯器におい
ては、上水系の熱交換と循環系の熱交換とは同時に行う
ことが可能であるので、上水系と循環系の各々の熱交換
能力を併せた形で風呂暖房給湯器を用いることが可能に
なる。すなわち、上水系の熱交換能力と循環系の熱交換
能力は従来の風呂暖房給湯器と同じではあっても、それ
ら二つの系の熱交換能力を合併した形で利用することが
できるので、必要に応じて、従来装置以上の上水給湯能
力又は風呂暖房能力を発揮することが可能になる。
【0060】さらに、本発明に係る風呂暖房給湯器にお
いては、上水又は風呂水を常時加熱した状態で循環させ
ているので、出湯立ち上がり時間を短縮することも可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る風呂暖房給湯器の第一実施例の概
略図である。
【図2】本発明に係る風呂暖房給湯器の第二実施例の概
略図である。
【図3】従来の2缶2水式の風呂暖房給湯器の一例を示
す概略図である。
【図4】従来の1缶2水式の風呂暖房給湯器の一例を示
す概略図である。
【符号の説明】
1 給湯栓 2 給水接続口 4 制御装置 5 給湯湯沸し器 7 給湯バーナー 8 管路 9,18 ファン 10,19 排気口 11 循環ポンプ 12 浴槽 15 風呂湯沸し器 16 風呂バーナー 20 湯沸し器 30 湯沸し器 31 バーナー 36 制御装置 37 循環管路 38 水供給用管路 39 水放出用管路 41 給湯栓 42,50 ポンプ 43,44,遮断弁 45,59 ミキシング弁 46 接続管路 47 水−水熱交換器 48 浴槽 51 リモートコントロール操作盤53,54,61
水温センサー 58 上水系管路 71,72 三方弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水に対して熱を与える湯沸し器と、 一部が該湯沸し器の内部を通る一次加熱用循環管路と、 前記循環管路と接続している水供給用管路及び/又は水
    放出用管路と、 水を前記循環管路内で循環させるポンプと、 前記循環管路内に配置されており、水と水との間で熱交
    換を行う水−水熱交換器と、 水−水熱交換器の内部を通る被加熱側管路と、 前記湯沸し器及びポンプを制御する制御装置と、 を備えることを特徴とする風呂暖房給湯器。
  2. 【請求項2】前記一次加熱用循環管路は上水源と接続
    し、前記被加熱側管路は風呂又は暖房放熱器と接続し、
    風呂又は暖房放熱器と前記被加熱側管路の間で水を循環
    させるポンプを備えることを特徴とする請求項1記載の
    風呂暖房給湯器。
  3. 【請求項3】 前記一次加熱用循環管路は風呂又は暖房
    放熱器と接続し、前記被加熱側管路は上水源と接続して
    いることを特徴とする請求項1記載の風呂暖房給湯器。
  4. 【請求項4】 前記湯沸し器又は前記水−水熱交換器に
    より加熱された上水が通る前記水放出用管路又は前記被
    加熱側管路には、水と水とを混合するミキシング弁が配
    置されており、 前記ミキシング弁は前記水供給用管又は加熱前の上水が
    通る前記被加熱側管路と接続していることを特徴とする
    請求項2又は3記載の風呂暖房給湯器。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は前記ミキシング弁の開度
    を調節することができるものであることを特徴とする請
    求項4記載の風呂暖房給湯器。
  6. 【請求項6】 前記水−水熱交換器の内部を通る新たな
    被加熱側管路と、 これに接続する水供給管路と水放出管路と、 これら管路と暖房放熱器の間で水を循環させるポンプ
    と、 を備えることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記
    載の風呂暖房給湯器。
  7. 【請求項7】 前記循環管路に設置された新たな水−水
    熱交換器と、 これに接続する水供給管路と水放出管路と、 これら管路と暖房放熱器の間で水を循環させるポンプ
    と、 を備えることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記
    載の風呂暖房給湯器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112768A (ja) * 2004-09-15 2006-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯装置
US20090090310A1 (en) * 2005-11-01 2009-04-09 Zenex Technologies Limited Heating System
CN114877390A (zh) * 2022-06-01 2022-08-09 广州迪森家居环境技术有限公司 适用于热水器的外置采暖装置及其采暖系统和控制方法
CN115013967A (zh) * 2022-06-24 2022-09-06 上海林内有限公司 具备零冷水和采暖热水同时使用的采暖炉及控制方法

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Effective date: 20040518