JPH08178443A - 蓄冷器 - Google Patents

蓄冷器

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JPH08178443A
JPH08178443A JP32310794A JP32310794A JPH08178443A JP H08178443 A JPH08178443 A JP H08178443A JP 32310794 A JP32310794 A JP 32310794A JP 32310794 A JP32310794 A JP 32310794A JP H08178443 A JPH08178443 A JP H08178443A
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JP
Japan
Prior art keywords
regenerator
specific heat
compound
additive
regenerator material
Prior art date
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Pending
Application number
JP32310794A
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English (en)
Inventor
Wataru Yagi
木 渉 八
Masuo Yamada
田 益 雄 山
Naoto Kurita
田 直 人 栗
Yoshiki Hoshino
野 善 樹 星
Uichiro Mizutani
谷 宇一郎 水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Publication of JPH08178443A publication Critical patent/JPH08178443A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/003Gas cycle refrigeration machines characterised by construction or composition of the regenerator

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  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 8〜30Kでの比熱を向上させて8〜30K
での蓄熱効率を向上させること。 【構成】 蓄冷材が充填されてなる蓄冷器において、蓄
冷材は、少なくともCe,Gd,Tb,Dy,Ho,E
r,Tm,Prの1種又は2種以上である希土類元素3
5〜95at%と、少なくともSiを含有する添加物5
〜65at%とから成る磁性体である蓄冷器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温で比熱の大きい蓄
冷材が充填された蓄冷器に関するもので、各種の冷凍機
に利用される。
【0002】
【従来の技術】スターリング式、GM(ギホードマクマ
ホン)式、パルス管式等の各種の蓄冷器を使う冷凍機に
は、冷凍能力の向上という点から蓄冷材が充填された蓄
冷器が必須になる。この蓄冷器は、一方向に流れる圧縮
された作動ガスから熱を奪ってその熱を蓄えると共に、
反対方向に流れる膨張した作動ガスに蓄えた熱を伝達す
るものである。
【0003】従来、蓄冷器内に充填される蓄冷材として
は、銅や鉛等の合金が多用されている。ところが、銅や
鉛からなる蓄冷材では、格子系の比熱しかもたないた
め、比熱は40K以上では大きいものの、20K以下の
極低温で過度に小さくなる。そのため、前記蓄冷材が充
填された蓄冷器を冷凍機(特に多段式の冷凍機)内で使
用した場合には、圧縮された作動ガスから充分に熱を吸
収することができず、又、膨張した作動ガスに充分に熱
を伝達することができなくなる。その結果、このような
蓄冷材が充填された蓄冷器を使用する冷凍機では、極低
温に到達させることができないという問題点があった。
【0004】そこで、このような問題点を解決するため
に提案された蓄冷器としては、特開平1−310269
号公報に示されるものが知られている。その代表例とし
て、格子系の比熱だけでなくスピン系の比熱を持つEr
3 Niからなる磁性体の蓄冷材が充填された蓄冷器が開
示されている。これは、20K以下の極低温でその比熱
が銅や鉛からなる蓄冷材よりも大きいため、銅や鉛から
なる蓄冷材よりも20K以下(特に10K未満)の極低
温において蓄冷効率を向上できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したE
3 Niからなる蓄冷材では、磁気変態点(即ち磁気的
状態間の相転移)が8K付近に存在することから、比熱
が8K未満で大きいものの、8〜30Kでは小さくな
る。このため、8K未満の極低温では蓄冷効率が高くな
るものの、8〜30Kで蓄冷効率が不充分である。従っ
て、上記したEr3Niからなる蓄冷材では、10〜3
0Kの冷凍を発生する冷凍機には適用し難いという問題
点がある。
【0006】故に、本発明は、8〜30Kで比熱が大き
く、8〜30Kでの蓄冷効率を向上させ得る蓄冷材をも
つ蓄冷器を提供することを、その技術的課題とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、蓄冷材が
充填されてなる蓄冷器において、蓄冷材を、少なくとも
Ce,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Pr,N
dの1種又は2種以上である希土類元素35〜95at
%と、少なくともSiを含有する添加物5〜65at%
とから成る磁性体としたことである。
【0008】ここで、Ce,Gd,Tb,Dy,Ho,
Er,Tm,Pr,Ndの1種又は2種以上を含有する
希土類元素35〜95at%とSiを含有する添加物5
〜65at%とからなる磁性体を用いた蓄冷材では、図
1及び図2から明らかなように、R、RSi化合物、R
Si2 化合物、R5 Si4 化合物等が混在した組織が生
成する。そして、これらの化合物の磁気変態点が略8〜
30Kとなるものが多く、磁気変態点付近では比熱のピ
ークが存在することから、略8〜30Kで比熱を向上す
ることができる。
【0009】希土類元素の含有量が35at%未満(即
ち添加物の含有量が65at%より多い)であると、図
2に示すEr−Siの状態図の例から明らかなように、
その磁気変態点が略8〜30KとなるEr5 Si3 ,E
5 Si4 ,ErSi,Er3 Si5 ,ErSi2 等が
混在した組織が全く生成しない(ここで、Er5
3 ,Er3 Si5 ,ErSi2 については、図1によ
り磁気変態点が明らかにされていないが、これらの磁気
変態点も略0〜30Kの範囲内にある。)。さらに、格
子系の比熱しかもたないSi単体の相を生成することか
ら、8〜30Kでの比熱を向上させることができない。
一方、希土類元素の含有量が95at%を越える(即ち
添加物の含有量が5%未満である)と、10K前後での
比熱が低下することが実験的に確認された。
【0010】又、図2より希土類元素Rの含有量が35
〜40at%(添加物の含有量が60〜65at%)の
ときには、ErSi2 化合物とEr3 Si5 化合物との
混在した組織を生成させることができ、希土類元素Rの
含有量が40〜50at%(添加物の含有量が50〜6
0at%)のときには、Er3 Si5 化合物とErSi
化合物との混在した組織を生成させることができ、希土
類元素Rの含有量が50〜55at%(添加物の含有量
が45〜50at%)のときには、ErSi化合物とE
5 Si4 化合物との混在した組織を生成させることが
でき、希土類元素の含有量が55at%〜63at%
(添加物の含有量が37〜45at%)のときには、E
5 Si4 化合物とEr5 Si3 化合物との混在した組
織を生成させることができ、希土類元素が63at%〜
95at%(添加物の含有量が5〜37at%)のとき
にはEr5 Si3 化合物とErとの混在した組織を生成
させることができることから、その混在した組織の比率
に応じて比熱のピークが調節可能となる。
【0011】上記技術的手段において、5〜8Kの比熱
を向上させるために、前記添加物内に、B,Al,I
n,Ag,Ge,Ga,Sn,Au,Mg,Zn,P
d,Pt,Re,Cs,Ir,Fe,Mn,Cr,C
d,Hg,Osの内の少なくとも1種の元素を含有させ
ることが望ましい。これらの元素が作る化合物は、磁気
変態点が30K以下であるので、5〜8Kの比熱を一層
向上させることができる。
【0012】ここで、8〜30Kでの比熱を低下させな
いようにするために、これら元素の含有量を、5at%
以下にすることが望ましい。5at%よりも多くなる
と、8〜30Kでの比熱が低下する恐れがある。
【0013】
【作用】上記技術的手段によれば、蓄冷材を、少なくと
もCe,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Pr,
Ndの1種又は2種以上である希土類元素35〜95a
t%と、少なくともSiを含有する添加物5〜65at
%とから構成したので、磁気変態点が略8〜30Kとな
るR5 Si4 ,RSi,RSi2 等が混在した組織が主
に生成することから、従来のEr3 Niから成る磁気変
態点が略8Kの蓄冷材と比較して、8〜30Kでの比熱
を向上させることができる。
【0014】以上より、8〜30Kでの蓄熱効率を向上
させることができ、上記技術的手段による蓄冷器を8〜
30Kの冷凍を発生する冷凍機に適用可能となる。
【0015】
【実施例】
〔実施例1〕Erブロック8.56g(50at%)と
Siブロック1.44g(50at%)とをアーク溶解
炉に配置し、アーク溶解炉内を真空吸引した後、アルゴ
ンガスにて置換する。その後、アーク溶解して蓄冷材を
製造し、5×5×7mmに切断する。ここで、図2に示
す状態図から、上記の如く製造した蓄冷材は、ErとS
iが正確に50at%であればErSi(磁気変態点1
0K,比熱ピーク12K)のみしか生成されないが、わ
ずかな配合の誤差により、Er5 Si4 またはEr3
5 とErSiとの混在した組織となる。
【0016】次に、上記の如く製造した蓄冷材の比熱を
Ge温度計を用いて断熱法により略3〜30Kで測定し
た。ここで、断熱法とは、断熱条件下で試料(ここでは
インゴッド)にジュール熱ΔQを加えたときの温度変化
ΔTを測定して、ジュール熱ΔQを温度変化ΔTで割っ
た値を比熱ΔCとする方法である。この比熱測定結果を
図3に示す。
【0017】図3から明らかなように、実施例1の蓄冷
材では、Er3 Niを用いた蓄冷材(従来例1)及びP
bを用いた蓄冷材(従来例2)と比較して、略8〜12
Kでの比熱が大きくなり、12〜30Kで従来例とほぼ
同等の比熱を有していることが分かる。これは、実施例
1の蓄冷材は、大部分がErSi化合物(磁気変態点1
0K)であることから、比熱のピークが略8K〜12K
に存在するためであると考えられる。
【0018】〔実施例2〕Hoブロック8.54g(5
0at%)とSiブロック1.46g(50at%)と
をアーク溶解炉に配置したこと以外は、実施例1と同様
である。この場合、実施例2の蓄冷材は、HoとSiが
正確に50at%であればHoSi(磁気変態点25
K,比熱ピーク21K)のみしか生成されないが、わず
かな配合の誤差により、Ho5 Si4 またはHo3 Si
5 とHoSiとの混在した組織となる。
【0019】実施例2の蓄冷材の比熱を実施例1と同様
に測定し、その測定結果を図3に示す。
【0020】図3から明らかなように、実施例2の蓄冷
材でも、Er3 Niを用いた蓄冷材(従来例1)及びP
bを用いた蓄冷材(従来例2)と比較して、略10〜3
0Kでの比熱が大きくなっている。これは、実施例2の
蓄冷材は、大部分がHoSi化合物(磁気変態点25
K)であることから、比熱ピークが23K付近に存在す
るためと考えられる。
【0021】〔従来例1〕Erブロック8.95g(7
5at%)とNiブロック1.05g(25at%)と
をアーク溶解炉に配置したこと以外は、実施例1と同様
である。ここで、従来例1の蓄冷材は、Er3 Ni(磁
気変態点8K)であり、その比熱を実施例1と同様に測
定し、その測定結果を図3に示す。
【0022】図4から明らかなように、従来例1の蓄冷
材は、8K以下での比熱は大きいが、8K以上での比熱
は実施例1,2と比較して小さくなっている。これは、
Er3 Niの磁気変態点が8Kに存在し、比熱のピーク
が7K付近に存在するためであると考えられる。
【0023】〔従来例2〕Pb10gを溶解して蓄冷材
を製造したもので、この蓄冷材の比熱を実施例1と同様
に測定し、その測定結果を図3に示す。
【0024】図3から明らかなように、従来例2の蓄冷
材は、25K以下での比熱は実施例1,2と比較して小
さくなっている。これは、格子振動に基づく格子系の比
熱が温度降下と共に著しく低下すると共にスピン系の比
熱をもたないためであると考えられる。
【0025】尚実施例1,2に係る蓄冷材が充填された
蓄冷器は、30K以下特に8〜30Kの冷凍を発生する
スターリング式,GM式,パルス管式,ゾルベー式,共
鳴管式等の各種の冷凍機に適用できる。又、多段冷凍機
の温度に合わせて、各段に用いることも可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以下の如く効果を有する。
【0027】本発明によれば、蓄冷材を、少なくともC
e,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Pr,Nd
の1種又は2種以上である希土類元素35〜95at%
と、少なくともSiを含有する添加物5〜65at%と
から構成したので、8〜30Kでの比熱を向上させるこ
とができる。その結果、8〜30Kでの蓄冷効率を向上
させることができ、8〜30Kの冷凍を発生する冷凍機
に適用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蓄冷材内に存在する合金の磁気変
態点を示すグラフである。
【図2】Er−Siの状態図である。
【図3】本発明の実施例1,2及び従来例1,2の低温
での比熱特性を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星 野 善 樹 愛知県丹羽郡扶桑町高木473 (72)発明者 水 谷 宇一郎 愛知県名古屋市南区外山2丁目12−6

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄冷材が充填されている蓄冷器におい
    て、 前記蓄冷材は、少なくともCe,Gd,Tb,Dy,H
    o,Er,Tm,Pr,Ndの1種又は2種以上である
    希土類元素35〜95at%と、少なくともSiを含有
    する添加物5〜65at%とから成る磁性体であること
    を特徴とする蓄冷器。
  2. 【請求項2】 請求項1の蓄冷器において、 前記添加物は、B,Al,In,Ag,Ge,Ga,S
    n,Au,Mg,Zn,Pd,Pt,Re,Cs,I
    r,Fe,Mn,Cr,Cd,Hg,Osの内の少なく
    とも1種の元素を含有していることを特徴とする蓄冷
    器。
  3. 【請求項3】 請求項2の蓄冷器において、 前記少なくとも1種の元素の含有量は、5at%以下で
    あることを特徴とする蓄冷器
JP32310794A 1994-12-26 1994-12-26 蓄冷器 Pending JPH08178443A (ja)

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