JPH08178466A - 金属水素化物を用いた熱交換器 - Google Patents
金属水素化物を用いた熱交換器Info
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- JPH08178466A JPH08178466A JP32038494A JP32038494A JPH08178466A JP H08178466 A JPH08178466 A JP H08178466A JP 32038494 A JP32038494 A JP 32038494A JP 32038494 A JP32038494 A JP 32038494A JP H08178466 A JPH08178466 A JP H08178466A
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- 150000004678 hydrides Chemical class 0.000 title 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract 16
- 229910052987 metal hydride Inorganic materials 0.000 claims 4
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- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 claims 2
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 claims 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims 1
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- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 3
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- 239000004568 cement Substances 0.000 abstract 1
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- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 abstract 1
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ケース12の加熱ゾーン18の外周を断熱材
32で覆う。断熱材32の内周面に良熱伝導部材34を
形成し、良熱伝導部材34にヒータ36を埋め込む。ヒ
ータ36を良熱伝導部材34に埋め込むことによって、
ヒータ36とスペース22内のMH容器20との熱結合
が密になり、ヒータ36からMH容器20への熱伝導が
向上し、熱損失が低減するので、再生工程における加熱
効率が向上する。 【効果】 熱交換効率が良くなる。
32で覆う。断熱材32の内周面に良熱伝導部材34を
形成し、良熱伝導部材34にヒータ36を埋め込む。ヒ
ータ36を良熱伝導部材34に埋め込むことによって、
ヒータ36とスペース22内のMH容器20との熱結合
が密になり、ヒータ36からMH容器20への熱伝導が
向上し、熱損失が低減するので、再生工程における加熱
効率が向上する。 【効果】 熱交換効率が良くなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は金属水素化物を用いた
熱交換器に関し、特にたとえば水素平衡圧力の異なる2
種類の金属水素化物(水素吸蔵合金)の水素放出/吸蔵
に伴う可逆的な吸熱/放熱現象を利用する熱交換器に関
する。
熱交換器に関し、特にたとえば水素平衡圧力の異なる2
種類の金属水素化物(水素吸蔵合金)の水素放出/吸蔵
に伴う可逆的な吸熱/放熱現象を利用する熱交換器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば特公昭58−199
55号〔F25B 17/08〕,および特開平3−9
9170号〔F25B 17/12〕などにおいて、金
属水素化物を用いたこの種の熱交換器が数多く提案され
ている。これら従来技術では、多くの場合、金属水素化
物を再生するために、金属水素化物充填容器をたとえば
シーズヒータのような加熱手段で加熱する。
55号〔F25B 17/08〕,および特開平3−9
9170号〔F25B 17/12〕などにおいて、金
属水素化物を用いたこの種の熱交換器が数多く提案され
ている。これら従来技術では、多くの場合、金属水素化
物を再生するために、金属水素化物充填容器をたとえば
シーズヒータのような加熱手段で加熱する。
【0003】一方、本件出願人は先に、特願平6−10
4691号において、吸熱ゾーンおよび放熱ゾーンにフ
ィンを形成し、加熱ゾーンにヒータを内蔵したフィン付
伝熱ケースを用い、そのケース内で、水素平衡圧力の異
なる2種類の金属水素化物を長さ方向に区画して充填し
た充填容器を移動させることによって、吸熱工程および
再生工程を交互に行わせることができる熱交換器を提案
した。
4691号において、吸熱ゾーンおよび放熱ゾーンにフ
ィンを形成し、加熱ゾーンにヒータを内蔵したフィン付
伝熱ケースを用い、そのケース内で、水素平衡圧力の異
なる2種類の金属水素化物を長さ方向に区画して充填し
た充填容器を移動させることによって、吸熱工程および
再生工程を交互に行わせることができる熱交換器を提案
した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】いずれの従来技術で
も、シーズヒータと金属水素化物充填容器とは線接触な
いし点接触であったので、両者間の熱伝導効率が悪く、
再生工程における加熱効率が悪く、したがって、熱交換
効率がよくなかった。それゆえに、この発明の主たる目
的は、加熱効率をよくし、熱交換効率を向上させること
ができる、金属水素化物を用いた熱交換器を提供するこ
とである。
も、シーズヒータと金属水素化物充填容器とは線接触な
いし点接触であったので、両者間の熱伝導効率が悪く、
再生工程における加熱効率が悪く、したがって、熱交換
効率がよくなかった。それゆえに、この発明の主たる目
的は、加熱効率をよくし、熱交換効率を向上させること
ができる、金属水素化物を用いた熱交換器を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、長さ方向
において区画された少なくとも吸熱ゾーン,放熱ゾーン
および加熱手段が設けられた加熱ゾーンを含むケース、
ケース内に長さ方向に延びて形成される少なくとも1つ
の容器収容部、および容器収容部に長さ方向に移動可能
に収容されかつ水素平衡圧力の異なる2種類の金属水素
化物が長さ方向に充填された充填容器を備える金属水素
化物を用いた熱交換器において、加熱ゾーンにおいて充
填容器と加熱手段とを良熱伝導部材によって熱結合する
ようにしたことを特徴とする、熱交換器である。
において区画された少なくとも吸熱ゾーン,放熱ゾーン
および加熱手段が設けられた加熱ゾーンを含むケース、
ケース内に長さ方向に延びて形成される少なくとも1つ
の容器収容部、および容器収容部に長さ方向に移動可能
に収容されかつ水素平衡圧力の異なる2種類の金属水素
化物が長さ方向に充填された充填容器を備える金属水素
化物を用いた熱交換器において、加熱ゾーンにおいて充
填容器と加熱手段とを良熱伝導部材によって熱結合する
ようにしたことを特徴とする、熱交換器である。
【0006】第2の発明は、同様の熱交換器において、
加熱ゾーンにおいて、加熱手段近傍に蓄熱部材を設けた
ことを特徴とする、熱交換器である。
加熱ゾーンにおいて、加熱手段近傍に蓄熱部材を設けた
ことを特徴とする、熱交換器である。
【0007】
【作用】第1の発明では、加熱ゾーンにおいてヒータ
(加熱手段)をたとえば伝熱セメントなどの良熱伝導部
材に埋め込むことによって、ヒータと充填容器との熱結
合を強くする。応じて、加熱手段から充填容器への熱伝
導効率がよくなり、加熱効率が向上する。
(加熱手段)をたとえば伝熱セメントなどの良熱伝導部
材に埋め込むことによって、ヒータと充填容器との熱結
合を強くする。応じて、加熱手段から充填容器への熱伝
導効率がよくなり、加熱効率が向上する。
【0008】第2の発明では、加熱ゾーンにおいてヒー
タ(加熱手段)を覆うように蓄熱部材を設ける。応じ
て、余剰熱(潜熱または顕熱)が蓄積され、加熱ゾーン
における温度変化が小さくなり、充填容器をほぼ一定の
高温で加熱することができ、加熱効率が向上する。
タ(加熱手段)を覆うように蓄熱部材を設ける。応じ
て、余剰熱(潜熱または顕熱)が蓄積され、加熱ゾーン
における温度変化が小さくなり、充填容器をほぼ一定の
高温で加熱することができ、加熱効率が向上する。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、加熱ゾーンにおける
充填容器の加熱効率が向上するので、熱交換効率を向上
させることができる。この発明の上述の目的,その他の
目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実
施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
充填容器の加熱効率が向上するので、熱交換効率を向上
させることができる。この発明の上述の目的,その他の
目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実
施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1を参照して、この実施例の熱交換器10
は、良熱伝導材料で形成されたケース12を含む。ケー
ス12は、長さ方向において、図1の左から順に吸熱ゾ
ーン14,放熱ゾーン16および加熱ゾーン18に区画
される。また、ケース12の内部には、金属水素化物充
填容器(以下、単に「MH容器」という)20をその長
さ方向に移動可能に挿入するためのスペース22が長さ
方向に延びて複数(この実施例では6つ)形成されてい
る。
は、良熱伝導材料で形成されたケース12を含む。ケー
ス12は、長さ方向において、図1の左から順に吸熱ゾ
ーン14,放熱ゾーン16および加熱ゾーン18に区画
される。また、ケース12の内部には、金属水素化物充
填容器(以下、単に「MH容器」という)20をその長
さ方向に移動可能に挿入するためのスペース22が長さ
方向に延びて複数(この実施例では6つ)形成されてい
る。
【0011】MH容器20は、たとえば図2に示すよう
に、良熱伝導材料で円筒状に形成される。このMH容器
20内には、異なる温度−平衡圧特性をもつ2種類(1
対)の金属水素化物MH1およびMH2が長さ方向に区
分して充填されている。金属水素化物MH1およびMH
2はそれぞれ、高温用および低温用として用いられる。
金属水素化物MH1およびMH2は、それぞれ、たとえ
ばMmNi5 系およびLaNi5 系のものであり、断熱
材24によって隔離されるとともに、それぞれ、断熱材
26aおよび26bによって容器20内に密封される。
また、金属水素化物MH1およびMH2の間では、断熱
材24に含まれる水素フィルタ(図示せず)を介して水
素が移動できる。そして、金属水素化物から水素を放出
する過程では吸熱し、水素を吸蔵する過程では放熱す
る。
に、良熱伝導材料で円筒状に形成される。このMH容器
20内には、異なる温度−平衡圧特性をもつ2種類(1
対)の金属水素化物MH1およびMH2が長さ方向に区
分して充填されている。金属水素化物MH1およびMH
2はそれぞれ、高温用および低温用として用いられる。
金属水素化物MH1およびMH2は、それぞれ、たとえ
ばMmNi5 系およびLaNi5 系のものであり、断熱
材24によって隔離されるとともに、それぞれ、断熱材
26aおよび26bによって容器20内に密封される。
また、金属水素化物MH1およびMH2の間では、断熱
材24に含まれる水素フィルタ(図示せず)を介して水
素が移動できる。そして、金属水素化物から水素を放出
する過程では吸熱し、水素を吸蔵する過程では放熱す
る。
【0012】このようなMH容器20が、スペース22
の各々に挿入される。すなわち、図1で説明すると、各
スペース22にそれぞれ挿入されるMH容器20は、後
述する冷熱発生工程時には、ケース12の冷却ゾーン1
4および放熱ゾーン16にまたがって配置され、後述す
る再生工程時には、ケース12の放熱ゾーン16および
加熱ゾーン18にまたがって配置される。なお、各MH
容器20は、図1においては、左側に金属水素化物MH
2が、右側に金属水素化物MH1がそれぞれくるように
配置される。これらのMH容器20は、モータ等を含む
駆動機構(図示せず)によってスペース22内を長さ方
向に往復移動する。
の各々に挿入される。すなわち、図1で説明すると、各
スペース22にそれぞれ挿入されるMH容器20は、後
述する冷熱発生工程時には、ケース12の冷却ゾーン1
4および放熱ゾーン16にまたがって配置され、後述す
る再生工程時には、ケース12の放熱ゾーン16および
加熱ゾーン18にまたがって配置される。なお、各MH
容器20は、図1においては、左側に金属水素化物MH
2が、右側に金属水素化物MH1がそれぞれくるように
配置される。これらのMH容器20は、モータ等を含む
駆動機構(図示せず)によってスペース22内を長さ方
向に往復移動する。
【0013】なお、吸熱ゾーン14には、冷却負荷(こ
の実施例では被冷却水)とMH容器20(冷熱発生側)
との熱交換を効率良く行わせるためのフィン28が形成
される。また、放熱ゾーン16には、MH容器20から
周囲媒体(この実施例では空気)へ効率良く放熱を行わ
せるためのフィン30が形成される。そして、放熱ゾー
ン16には、周囲媒体(空気)への放熱を促進するファ
ン(図示せず)が配置される。
の実施例では被冷却水)とMH容器20(冷熱発生側)
との熱交換を効率良く行わせるためのフィン28が形成
される。また、放熱ゾーン16には、MH容器20から
周囲媒体(この実施例では空気)へ効率良く放熱を行わ
せるためのフィン30が形成される。そして、放熱ゾー
ン16には、周囲媒体(空気)への放熱を促進するファ
ン(図示せず)が配置される。
【0014】加熱ゾーン18は断熱材32によってその
外周が覆われ、かつ加熱ゾーン18と放熱ゾーン16と
が断熱される。そして、注目すべきは、断熱材32の内
周面にたとえば伝熱セメントなどの良熱伝導部材34が
埋め込まれていて、さらに、その良熱伝導部材34に全
てのスペース22すなわちMH容器20を囲繞するよう
にヒータ36が埋め込まれていることである。ヒータ3
6は、たとえばニクロム線などの発熱体を含む。再生工
程において、この発熱体に電流を流すことによってヒー
タ34が発熱し、MH容器20を加熱することができ
る。このときヒータ36を良熱伝導部材34に埋め込む
ことによって、ヒータ36とスペース22内のMH容器
20とが良熱伝導部材34によって密に熱結合する。な
お、加熱ゾーン18内のスペース22は互いに断熱材3
8によって仕切られており、熱的に独立している。
外周が覆われ、かつ加熱ゾーン18と放熱ゾーン16と
が断熱される。そして、注目すべきは、断熱材32の内
周面にたとえば伝熱セメントなどの良熱伝導部材34が
埋め込まれていて、さらに、その良熱伝導部材34に全
てのスペース22すなわちMH容器20を囲繞するよう
にヒータ36が埋め込まれていることである。ヒータ3
6は、たとえばニクロム線などの発熱体を含む。再生工
程において、この発熱体に電流を流すことによってヒー
タ34が発熱し、MH容器20を加熱することができ
る。このときヒータ36を良熱伝導部材34に埋め込む
ことによって、ヒータ36とスペース22内のMH容器
20とが良熱伝導部材34によって密に熱結合する。な
お、加熱ゾーン18内のスペース22は互いに断熱材3
8によって仕切られており、熱的に独立している。
【0015】なお、ケース12の吸熱ゾーン14には、
図示しないが冷水流路が形成され、その冷水流路に被冷
却水を流すことによって、冷水流路を流れる被冷却水を
MH容器20の吸熱作用で冷却することができるのであ
る。この実施例の熱交換器10の一般的な運転方法につ
いて述べる。冷熱発生工程 金属水素化物MH2が水素を吸蔵し、金属水素化物MH
1が水素を解離した状態にあるMH容器20を、金属水
素化物MH2側が吸熱ゾーン14に、金属水素化物MH
1側が放熱ゾーン16に対応するように配置する。この
とき、両金属水素化物MH1およびMH2の平衡圧力差
によって、金属水素化物MH2は水素を放出して吸熱反
応を起こし、上述のように被冷却水を冷却する。また、
金属水素化物MH1は水素を吸収し発熱するが、ファン
(図示せず)によって周囲媒体である空気へ放熱する。
図示しないが冷水流路が形成され、その冷水流路に被冷
却水を流すことによって、冷水流路を流れる被冷却水を
MH容器20の吸熱作用で冷却することができるのであ
る。この実施例の熱交換器10の一般的な運転方法につ
いて述べる。冷熱発生工程 金属水素化物MH2が水素を吸蔵し、金属水素化物MH
1が水素を解離した状態にあるMH容器20を、金属水
素化物MH2側が吸熱ゾーン14に、金属水素化物MH
1側が放熱ゾーン16に対応するように配置する。この
とき、両金属水素化物MH1およびMH2の平衡圧力差
によって、金属水素化物MH2は水素を放出して吸熱反
応を起こし、上述のように被冷却水を冷却する。また、
金属水素化物MH1は水素を吸収し発熱するが、ファン
(図示せず)によって周囲媒体である空気へ放熱する。
【0016】再生工程 次に、水素を吸収した金属水素化物MH1が加熱ゾーン
18に、水素を解離した金属水素化物MH2が放熱ゾー
ン16に対応するように、駆動機構(図示せず)を用い
てMH容器20を移動させる。その後、加熱ゾーン18
に設けられているヒータ34によって金属水素化物MH
2とMH1との平衡圧力が逆転するまで、金属水素化物
MH1を加熱して水素を放出し、金属水素化物MH2を
初めの水素吸蔵状態に戻す。また、このとき、金属水素
化物MH2は水素を吸収して発熱するが、その熱は放熱
ゾーン16で周囲媒体である空気に放熱される。
18に、水素を解離した金属水素化物MH2が放熱ゾー
ン16に対応するように、駆動機構(図示せず)を用い
てMH容器20を移動させる。その後、加熱ゾーン18
に設けられているヒータ34によって金属水素化物MH
2とMH1との平衡圧力が逆転するまで、金属水素化物
MH1を加熱して水素を放出し、金属水素化物MH2を
初めの水素吸蔵状態に戻す。また、このとき、金属水素
化物MH2は水素を吸収して発熱するが、その熱は放熱
ゾーン16で周囲媒体である空気に放熱される。
【0017】この冷熱発生工程と再生工程との2つの工
程を繰り返すことによって、熱交換器10を用いてたと
えばMH冷却器を構成することができる。また、この実
施例のように、MH容器20を複数本用いてそれぞれ交
互に冷熱発生工程と再生工程とを行わせれば、連続的な
冷熱取得が可能となる。そして、この実施例によれば、
良熱伝導部材34にヒータ36を埋め込んでいるので、
ヒータ36とMH容器20との接触面積を大きくし、熱
結合を密にすることができる。したがって、ヒータ36
からMH容器20への熱伝導効率が向上するとともに、
熱損失が低減され、再生工程におけるMH容器20の加
熱効率が向上する。また、良熱交換器伝導部材34を断
熱材32で覆うことによって、周囲への放熱を防止でき
るので、加熱効率が一層向上する。
程を繰り返すことによって、熱交換器10を用いてたと
えばMH冷却器を構成することができる。また、この実
施例のように、MH容器20を複数本用いてそれぞれ交
互に冷熱発生工程と再生工程とを行わせれば、連続的な
冷熱取得が可能となる。そして、この実施例によれば、
良熱伝導部材34にヒータ36を埋め込んでいるので、
ヒータ36とMH容器20との接触面積を大きくし、熱
結合を密にすることができる。したがって、ヒータ36
からMH容器20への熱伝導効率が向上するとともに、
熱損失が低減され、再生工程におけるMH容器20の加
熱効率が向上する。また、良熱交換器伝導部材34を断
熱材32で覆うことによって、周囲への放熱を防止でき
るので、加熱効率が一層向上する。
【0018】さらに、この実施例によれば、熱容量を大
きくでき、容器20を均一加熱することができる。した
がって、たとえばヒータを容器20の長さ方向に沿わせ
て配置するだけの場合(囲繞しない場合)には加熱の不
均一性が特に問題になるが、この実施例では良熱伝導部
材34によってその問題点を解消することができる。図
3に示す熱交換器10′では、図1に示す熱交換器10
とは異なり、加熱ゾーン18において、良熱伝導部材3
4を用いることなく、ヒータ36を巻回して断熱材32
に埋め込み、ヒータ36の外周を蓄熱部材からなるヒー
トシンク層40によって覆う。この点を除いて、熱交換
器10′は熱交換器10と同様である。したがって、同
一または類似の部分については同一の参照番号を付すこ
とによって、その重複する説明は省略する。
きくでき、容器20を均一加熱することができる。した
がって、たとえばヒータを容器20の長さ方向に沿わせ
て配置するだけの場合(囲繞しない場合)には加熱の不
均一性が特に問題になるが、この実施例では良熱伝導部
材34によってその問題点を解消することができる。図
3に示す熱交換器10′では、図1に示す熱交換器10
とは異なり、加熱ゾーン18において、良熱伝導部材3
4を用いることなく、ヒータ36を巻回して断熱材32
に埋め込み、ヒータ36の外周を蓄熱部材からなるヒー
トシンク層40によって覆う。この点を除いて、熱交換
器10′は熱交換器10と同様である。したがって、同
一または類似の部分については同一の参照番号を付すこ
とによって、その重複する説明は省略する。
【0019】図3実施例の熱交換器10′によれば、ヒ
ートシンク層40を設けることによって、ヒータ36に
よるMH容器20の加熱を均一化できるとともに、ヒー
トシンク層40によって余剰熱(潜熱または顕熱)を蓄
積することができ、その蓄熱によって加熱効率および熱
交換効率を向上することができる。なお、ヒートシンク
層40を構成する蓄熱部材としては、たとえばオイルな
どの顕熱蓄熱部材またはたとえばパラフィン系の有機物
などの潜熱蓄熱部材が用いられ得る。
ートシンク層40を設けることによって、ヒータ36に
よるMH容器20の加熱を均一化できるとともに、ヒー
トシンク層40によって余剰熱(潜熱または顕熱)を蓄
積することができ、その蓄熱によって加熱効率および熱
交換効率を向上することができる。なお、ヒートシンク
層40を構成する蓄熱部材としては、たとえばオイルな
どの顕熱蓄熱部材またはたとえばパラフィン系の有機物
などの潜熱蓄熱部材が用いられ得る。
【0020】また、この実施例では、吸熱ゾーン14,
放熱ゾーン16および加熱ゾーン18をそれぞれ独立し
て設け、さらに負荷および周囲媒体とMH容器20との
間で熱交換するためのフィン28および30を、MH容
器20と分離して形成している。したがって、フィン2
8および30すなわち熱交換構造部分の熱容量が顕熱損
失に寄与することがなく、また、MH容器20の放熱時
にはフィン30を介して周囲媒体との熱交換を行い、加
熱時には周囲媒体から断熱されたヒータ34とMH容器
20とを密着させて熱交換するので、放熱時および加熱
時とも効率の良い熱交換を行える。
放熱ゾーン16および加熱ゾーン18をそれぞれ独立し
て設け、さらに負荷および周囲媒体とMH容器20との
間で熱交換するためのフィン28および30を、MH容
器20と分離して形成している。したがって、フィン2
8および30すなわち熱交換構造部分の熱容量が顕熱損
失に寄与することがなく、また、MH容器20の放熱時
にはフィン30を介して周囲媒体との熱交換を行い、加
熱時には周囲媒体から断熱されたヒータ34とMH容器
20とを密着させて熱交換するので、放熱時および加熱
時とも効率の良い熱交換を行える。
【図1】この発明の一実施例を示す正面断面図である。
【図2】この実施例のMH容器を示す図解図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す正面断面図であ
る。
る。
10,10′ …熱交換器 12 …ケース 14 …吸熱ゾーン 16 …放熱ゾーン 18 …加熱ゾーン 20 …MH容器 22 …スペース 28,30 …フィン 32,38 …断熱材 34 …良熱伝導部材 36 …ヒータ 40 …ヒートシンク層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井本 輝彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 西村 康一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 米津 育郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】長さ方向において区画された少なくとも吸
熱ゾーン,放熱ゾーンおよび加熱手段が設けられた加熱
ゾーンを含むケース、 前記ケース内に長さ方向に延びて形成される少なくとも
1つの容器収容部、および前記容器収容部に前記長さ方
向に移動可能に収容されかつ水素平衡圧力の異なる2種
類の金属水素化物が前記長さ方向に充填された充填容器
を備える金属水素化物を用いた熱交換器において、 前記加熱ゾーンにおいて前記充填容器と前記加熱手段と
を良熱伝導部材によって熱結合するようにしたことを特
徴とする、熱交換器。 - 【請求項2】長さ方向において区画された少なくとも吸
熱ゾーン,放熱ゾーンおよび加熱手段が設けられた加熱
ゾーンを含むケース、 前記ケース内に長さ方向に延びて形成される少なくとも
1つの容器収容部、および前記容器収容部に前記長さ方
向に移動可能に収容されかつ水素平衡圧力の異なる2種
類の金属水素化物が前記長さ方向に充填された充填容器
を備える金属水素化物を用いた熱交換器において、 前記加熱ゾーンにおいて、前記加熱手段近傍に蓄熱部材
を設けたことを特徴とする、熱交換器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32038494A JPH08178466A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 金属水素化物を用いた熱交換器 |
| US08/547,118 US5676202A (en) | 1994-12-22 | 1995-10-23 | Heat exchanger |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32038494A JPH08178466A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 金属水素化物を用いた熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178466A true JPH08178466A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18120876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32038494A Withdrawn JPH08178466A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 金属水素化物を用いた熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08178466A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010503823A (ja) * | 2006-09-18 | 2010-02-04 | フラウンホーファー−ゲゼルシャフト ツル フェルデルング デル アンゲヴァンテン フォルシュング エー ファウ | 吸着式ヒートポンプ |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP32038494A patent/JPH08178466A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010503823A (ja) * | 2006-09-18 | 2010-02-04 | フラウンホーファー−ゲゼルシャフト ツル フェルデルング デル アンゲヴァンテン フォルシュング エー ファウ | 吸着式ヒートポンプ |
| US8631667B2 (en) | 2006-09-18 | 2014-01-21 | Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. | Adsorption heat pump with heat accumulator |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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