JPH08178576A - 熱交換エレメント - Google Patents
熱交換エレメントInfo
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- JPH08178576A JPH08178576A JP32291594A JP32291594A JPH08178576A JP H08178576 A JPH08178576 A JP H08178576A JP 32291594 A JP32291594 A JP 32291594A JP 32291594 A JP32291594 A JP 32291594A JP H08178576 A JPH08178576 A JP H08178576A
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- partition plate
- heat exchange
- exchange element
- partition plates
- heat
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/0025—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being formed by zig-zag bend plates
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】本熱交換エレメントは、2枚1組の単位部材U
を多段に積層して得られる。単位部材Uは、互いの端部
10B,20B同士が連続形成された仕切板10,20
からなり、展開状態でプレス成形される。プレス成形時
に、仕切板10,20間の間隔を規制するためのスペー
サ3等が同時成形される。仕切板10,20を折り重ね
て、端部10A,20A同士を熱溶着することにより、
単位部材Uを得る。仕切板10,20は樹脂を含む紙か
らなる。 【効果】型崩れせず耐久性がある。高い全熱交換効率を
達成できる。乾燥工程が不要であり、製造コストを安価
にできる。
を多段に積層して得られる。単位部材Uは、互いの端部
10B,20B同士が連続形成された仕切板10,20
からなり、展開状態でプレス成形される。プレス成形時
に、仕切板10,20間の間隔を規制するためのスペー
サ3等が同時成形される。仕切板10,20を折り重ね
て、端部10A,20A同士を熱溶着することにより、
単位部材Uを得る。仕切板10,20は樹脂を含む紙か
らなる。 【効果】型崩れせず耐久性がある。高い全熱交換効率を
達成できる。乾燥工程が不要であり、製造コストを安価
にできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換換気装置その他
の空気調和装置に用いられ、仕切板を隔てて流される給
気と排気の二種の気流間で、上記仕切板を介して熱交換
を行なわせる熱交換エレメントに関する。
の空気調和装置に用いられ、仕切板を隔てて流される給
気と排気の二種の気流間で、上記仕切板を介して熱交換
を行なわせる熱交換エレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の熱交換エレメントでは、板状の
仕切板と波形をした間隔板を交互にして多段に積層され
ており、上記間隔板は一段おきに90°ずつ向きを換え
ている。上記仕切板として要求される主たる性能として
は、温度及び湿度の交換効率が高いこと(いわゆる全熱
交換効率が高いこと)と、給気と排気が混合しないこと
(透気度が高いこと)がある。
仕切板と波形をした間隔板を交互にして多段に積層され
ており、上記間隔板は一段おきに90°ずつ向きを換え
ている。上記仕切板として要求される主たる性能として
は、温度及び湿度の交換効率が高いこと(いわゆる全熱
交換効率が高いこと)と、給気と排気が混合しないこと
(透気度が高いこと)がある。
【0003】従来、上記仕切板として、紙を用いたも
のと、多数の細孔を有する高分子樹脂シートを用いた
ものとがあった。
のと、多数の細孔を有する高分子樹脂シートを用いた
ものとがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の紙製の仕切板
では、高い透湿性に基づいて高い全熱交換効率を実現で
き、且つ透気度の低さも達成できるという利点がある。
しかし、強度が弱いので、積層時に型崩れを起こし易
く、また、変形もしやすいので、長期の使用に耐えられ
なかった。
では、高い透湿性に基づいて高い全熱交換効率を実現で
き、且つ透気度の低さも達成できるという利点がある。
しかし、強度が弱いので、積層時に型崩れを起こし易
く、また、変形もしやすいので、長期の使用に耐えられ
なかった。
【0005】上記の高分子樹脂シートも用いた仕切板
では、熱を多く保有できるので温度の交換効率が高く、
また、形状維持性に優れ耐久性があるという利点があ
る。一方、水蒸気は、仕切板の表面に一旦吸着・凝縮さ
れた後、液状水として上記細孔を輸送され、背面より再
び気化することにより、透過するようになっているが、
樹脂の吸湿性が低いことに起因して、透湿性が低いとい
う欠点があった。
では、熱を多く保有できるので温度の交換効率が高く、
また、形状維持性に優れ耐久性があるという利点があ
る。一方、水蒸気は、仕切板の表面に一旦吸着・凝縮さ
れた後、液状水として上記細孔を輸送され、背面より再
び気化することにより、透過するようになっているが、
樹脂の吸湿性が低いことに起因して、透湿性が低いとい
う欠点があった。
【0006】そこで、透湿性の低さを補うために、高
分子樹脂シートに、塩化リチウム等の吸湿性物質を含有
させた仕切板が提供されている(特公平4−25476
号公報参照)。しかし、この仕切板では、吸湿性物質を
水溶液に溶かして高分子樹脂シートに含浸あるいは塗布
する作業が必要となり、工数が増加する上、乾燥工程も
必要となり、製造コストが高くなるという問題があっ
た。
分子樹脂シートに、塩化リチウム等の吸湿性物質を含有
させた仕切板が提供されている(特公平4−25476
号公報参照)。しかし、この仕切板では、吸湿性物質を
水溶液に溶かして高分子樹脂シートに含浸あるいは塗布
する作業が必要となり、工数が増加する上、乾燥工程も
必要となり、製造コストが高くなるという問題があっ
た。
【0007】ところで、上記ないしの何れの熱交換
エレメントも、積層した仕切板と間隔板の対向する端部
同士を密封する必要がある。従来、端部同士を、例えば
酢酸ビニル系の水溶性の接着剤を用いて、接着するよう
にしていた。しかし、接着剤を乾燥させる工程が必要と
なり、特に、の紙製の仕切板の場合は、接着剤の水分
によって紙が伸びて寸法が変化する等の問題があるの
で、十分に乾燥させておく必要があった。このため、製
造コストが高くなるという問題があった。
エレメントも、積層した仕切板と間隔板の対向する端部
同士を密封する必要がある。従来、端部同士を、例えば
酢酸ビニル系の水溶性の接着剤を用いて、接着するよう
にしていた。しかし、接着剤を乾燥させる工程が必要と
なり、特に、の紙製の仕切板の場合は、接着剤の水分
によって紙が伸びて寸法が変化する等の問題があるの
で、十分に乾燥させておく必要があった。このため、製
造コストが高くなるという問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、強度に優れると共に高い全熱交換効率を実
現でき且つ製造コストの安価な熱交換エレメントを提供
することである。
題を解決し、強度に優れると共に高い全熱交換効率を実
現でき且つ製造コストの安価な熱交換エレメントを提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため、 (1) 請求項1に係る熱交換エレメントは、仕切板を隔て
て二種の気流が流通される熱交換エレメントにおいて、
上記仕切板は、所定間隔毎に多数枚が積層されており、
各仕切板は、樹脂を含む紙からなっていて仕切板には上
記所定間隔を規制するための凹凸形状がプレス成形され
ており、各仕切板の互いに対向する一対の端部の少なく
とも一方は、隣接する仕切板の端部に熱溶着されている
ことを特徴とするものである。
するため、 (1) 請求項1に係る熱交換エレメントは、仕切板を隔て
て二種の気流が流通される熱交換エレメントにおいて、
上記仕切板は、所定間隔毎に多数枚が積層されており、
各仕切板は、樹脂を含む紙からなっていて仕切板には上
記所定間隔を規制するための凹凸形状がプレス成形され
ており、各仕切板の互いに対向する一対の端部の少なく
とも一方は、隣接する仕切板の端部に熱溶着されている
ことを特徴とするものである。
【0010】上記構成によれば、下記の〜の作用を
奏する。すなわち、 仕切板を樹脂を含む紙により構成したので、紙のみ
で構成する場合と比較して、仕切板の強度が向上する結
果、積層時の型くずれを防止することができる。 仕切板が樹脂を含むので、紙のみで構成する場合と
比較して、より熱を保有することができる結果、より高
い温度の交換効率を達成できる。 樹脂は紙に部分的に存在することになるので、紙の
持つ長所である透湿性の高さを損なうことがなく、その
結果、高い湿度交換効率を達成できる。 端部同士が熱溶着されるので、これらを接着剤で接
着する場合のような乾燥工程を不要にすることができる
結果、製造コストを安価にすることができる。 仕切板同士の間隔を規制するための凹凸形状をプレ
ス成形により形成するので、これを別部材として構成す
る場合と比較して、製造コストを安価にすることができ
る。 (2) 請求項2に係る熱交換エレメントは、請求項1記載
の熱交換エレメントにおいて、各仕切板は、隣接する2
枚ずつが1組となっており、各組の一の仕切板の互いに
対向する一対の端部の一方は、隣接する仕切板の端部に
熱溶着されており、且つ他方は、上記隣接する仕切板の
端部と折り曲げ線を介して予め連続形成されていること
を特徴とするものである。
奏する。すなわち、 仕切板を樹脂を含む紙により構成したので、紙のみ
で構成する場合と比較して、仕切板の強度が向上する結
果、積層時の型くずれを防止することができる。 仕切板が樹脂を含むので、紙のみで構成する場合と
比較して、より熱を保有することができる結果、より高
い温度の交換効率を達成できる。 樹脂は紙に部分的に存在することになるので、紙の
持つ長所である透湿性の高さを損なうことがなく、その
結果、高い湿度交換効率を達成できる。 端部同士が熱溶着されるので、これらを接着剤で接
着する場合のような乾燥工程を不要にすることができる
結果、製造コストを安価にすることができる。 仕切板同士の間隔を規制するための凹凸形状をプレ
ス成形により形成するので、これを別部材として構成す
る場合と比較して、製造コストを安価にすることができ
る。 (2) 請求項2に係る熱交換エレメントは、請求項1記載
の熱交換エレメントにおいて、各仕切板は、隣接する2
枚ずつが1組となっており、各組の一の仕切板の互いに
対向する一対の端部の一方は、隣接する仕切板の端部に
熱溶着されており、且つ他方は、上記隣接する仕切板の
端部と折り曲げ線を介して予め連続形成されていること
を特徴とするものである。
【0011】上記構成によれば、隣接する仕切板の端部
同士が折り曲げ線を介して予め連続形成されているの
で、上記端部同士を接合する手間を省くことができる。
また、上記隣接する仕切板同士の位置決め精度を高くす
ることができる。 (3) 請求項3に係る熱交換エレメントは、請求項2記載
の熱交換エレメントにおいて、上記折り曲げ線は、プレ
ス成形時に同時成形されたものからなることを特徴とす
るものである。
同士が折り曲げ線を介して予め連続形成されているの
で、上記端部同士を接合する手間を省くことができる。
また、上記隣接する仕切板同士の位置決め精度を高くす
ることができる。 (3) 請求項3に係る熱交換エレメントは、請求項2記載
の熱交換エレメントにおいて、上記折り曲げ線は、プレ
ス成形時に同時成形されたものからなることを特徴とす
るものである。
【0012】上記構成によれば、仕切板のプレス成形後
に折り曲げ線を切込み成形する場合と比較して、製造工
数を削減でき、したがって製造コストを安価にすること
ができる。 (4) 請求項4に係る熱交換エレメントは、請求項1ない
し3の何れかに記載の熱交換エレメントにおいて、上記
熱溶着された部分は、超音波溶着された部分であること
を特徴とするものである。
に折り曲げ線を切込み成形する場合と比較して、製造工
数を削減でき、したがって製造コストを安価にすること
ができる。 (4) 請求項4に係る熱交換エレメントは、請求項1ない
し3の何れかに記載の熱交換エレメントにおいて、上記
熱溶着された部分は、超音波溶着された部分であること
を特徴とするものである。
【0013】上記構成によれば、超音波溶着であるの
で、接合したい部分のみに局部的に熱を与えることがで
き、仕切板が熱変形を起こすようなことがない。
で、接合したい部分のみに局部的に熱を与えることがで
き、仕切板が熱変形を起こすようなことがない。
【0014】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例に係る熱交換エレメン
トの概略分解斜視図であり、図2は熱交換エレメントを
構成する単位部材を示している。図3(a)ないし
(f)は熱交換エレメントの製造工程を順次に示してい
る。
明する。図1は本発明の一実施例に係る熱交換エレメン
トの概略分解斜視図であり、図2は熱交換エレメントを
構成する単位部材を示している。図3(a)ないし
(f)は熱交換エレメントの製造工程を順次に示してい
る。
【0015】図2を参照して、本熱交換エレメントは、
仕切板としての仕切板10,20を2枚1組とした単位
部材Uを、多段に積層したものからなる。図1を参照し
て、仕切板10と仕切板20とは、端部10B,20B
同士が予め連続形成されており、この端部10B,20
Bに形成した折れ曲げ線30を基線として仕切板10,
20が互いに折り返されている。仕切板10と仕切板2
0とは、同様の構成をしており、90°向きを変えて裏
返すと略一致する形状をしている。
仕切板としての仕切板10,20を2枚1組とした単位
部材Uを、多段に積層したものからなる。図1を参照し
て、仕切板10と仕切板20とは、端部10B,20B
同士が予め連続形成されており、この端部10B,20
Bに形成した折れ曲げ線30を基線として仕切板10,
20が互いに折り返されている。仕切板10と仕切板2
0とは、同様の構成をしており、90°向きを変えて裏
返すと略一致する形状をしている。
【0016】仕切板10,20は、紙に例えばポリエチ
レン等を10〜50重量%で混入したものからなる。1
0%より少ないと成形性や透気度が悪くなり、50%を
超えると、吸湿性が悪くなる。樹脂の混入割合が多いほ
ど成形性が良くなり且つ透気度が低くなる傾向にあり、
且つ、樹脂の混入割合が少ないほど透湿性が高くなる傾
向にある。したがって、成形性、透気度及び透湿度を満
足するためには、30重量%程度が最も好ましい。
レン等を10〜50重量%で混入したものからなる。1
0%より少ないと成形性や透気度が悪くなり、50%を
超えると、吸湿性が悪くなる。樹脂の混入割合が多いほ
ど成形性が良くなり且つ透気度が低くなる傾向にあり、
且つ、樹脂の混入割合が少ないほど透湿性が高くなる傾
向にある。したがって、成形性、透気度及び透湿度を満
足するためには、30重量%程度が最も好ましい。
【0017】一方の仕切板10の一対の対向する端部1
0A,10Bには、一対のリブ2がそれぞれ図において
上方へ突出形成されており、また、仕切板10には、上
記リブ2と平行に所定間隔毎に配列された、図において
上方へ突出する凸条からなるスペーサ3が仕切板10と
一体に形成されている。他方の仕切板20の一対の対向
する端部20C,20Dには、一対のリブ2がそれぞれ
図において下方へ突出形成されており、また、仕切板2
0には、上記リブ2と平行に所定間隔毎に配列された、
図において下方へ突出する凸条からなるスペーサ3が仕
切板20と一体に形成されている。仕切板20の一対の
対向する端部20A,20Bには、上方へ突出するリブ
2がそれぞれ形成されている。
0A,10Bには、一対のリブ2がそれぞれ図において
上方へ突出形成されており、また、仕切板10には、上
記リブ2と平行に所定間隔毎に配列された、図において
上方へ突出する凸条からなるスペーサ3が仕切板10と
一体に形成されている。他方の仕切板20の一対の対向
する端部20C,20Dには、一対のリブ2がそれぞれ
図において下方へ突出形成されており、また、仕切板2
0には、上記リブ2と平行に所定間隔毎に配列された、
図において下方へ突出する凸条からなるスペーサ3が仕
切板20と一体に形成されている。仕切板20の一対の
対向する端部20A,20Bには、上方へ突出するリブ
2がそれぞれ形成されている。
【0018】仕切板10の端部10Bのリブ2と仕切板
20の端部20Bのリブ2とは、連続している。各仕切
板10,20のリブ2やスペーサ3は、仕切板10,2
0を素材からプレス成形する際に同時に形成されたもの
である。リブ2は、積層状態の仕切板10,20間の端
部同士を密封するためのものであり、スペーサ3は、仕
切板10,20間の間隔を規制するためのものである。
また、折り曲げ線30は、他の部分よりも薄肉に形成さ
れた凹条(例えば三角断面形状をしたもの)からなり、
プレス成形時に同時に形成されたものである。
20の端部20Bのリブ2とは、連続している。各仕切
板10,20のリブ2やスペーサ3は、仕切板10,2
0を素材からプレス成形する際に同時に形成されたもの
である。リブ2は、積層状態の仕切板10,20間の端
部同士を密封するためのものであり、スペーサ3は、仕
切板10,20間の間隔を規制するためのものである。
また、折り曲げ線30は、他の部分よりも薄肉に形成さ
れた凹条(例えば三角断面形状をしたもの)からなり、
プレス成形時に同時に形成されたものである。
【0019】次いで、図3(a)〜(f)を参照しつ
つ、本熱交換エレメントの製造方法について説明する。 まず、抄紙により図3に(a)示す原紙81が生成
され、原紙81のロール体82が得られる。 次いで、図3(b)に示すように、ロール体82か
ら送りローラ対83,84により引き出した原紙81に
対して、PVA、塩化カルシウム、メラミン及び防カビ
剤等の水溶液を、ノズルNからの噴射で塗布し、含浸さ
せる。これらの含浸量により、透気性、防カビ性およひ
吸湿性の条件設定がなされる。 上記の条件設定がなされた原紙81は、図3(b)
に示すように、大径の乾燥ドラム85に巻き付けられ、
巻き付けから解放される部分に配置したドクター86に
よってクレープ加工を施した後、送りローラ対87を介
して搬送され、クレープ加工紙88のロール体89を得
る。 このようにして得られたクレープ加工紙88のロー
ル体89から、図3(c)に示すように、送りローラ9
0,91,92により引き出したクレープ加工紙88に
対し、送りローラ90,91間において、一対の型9
3,94によってプレス成形を施し、2枚1組の仕切板
10,20を得る。このプレス成形時に、リブ2、スペ
ーサ3及び折り曲げ線30が同時に成形される。 2枚1組の仕切板10,20は、図3(c)に示す
ように、型93,94の下方のベルトコンベア95上に
落下され、次工程に搬送される。 搬送された2枚1組の仕切板10,20は、図3
(d)に示すように、両者間の折り曲げ線30を基線と
して、仕切板20を仕切板10に重なるように折り返さ
れる。 次いで、仕切板10,20の上記折り曲げ線30と
対向する自由側の端部同士を、図3(d)に示すよう
に、超音波ホーン96を用いて超音波溶着することによ
り、両者間を密封する。これにより、単位部材Uが完成
する。 次いで、図3(f)に示すように、単位部材Uを多
段に積み重ねていき、熱交換エレメントが完成する。こ
のとき、単位部材U同士は、糊付けローラ97とこれに
対向するローラ98との間を通過されることにより、下
面に接着剤99を塗布された後、順次に下段側の単位部
材Uと接着されて積層される。単位部材Uは、向きを変
えることなく、同方向に沿わせた状態で積み重ねていけ
ば良いので、作業がやりやすい。
つ、本熱交換エレメントの製造方法について説明する。 まず、抄紙により図3に(a)示す原紙81が生成
され、原紙81のロール体82が得られる。 次いで、図3(b)に示すように、ロール体82か
ら送りローラ対83,84により引き出した原紙81に
対して、PVA、塩化カルシウム、メラミン及び防カビ
剤等の水溶液を、ノズルNからの噴射で塗布し、含浸さ
せる。これらの含浸量により、透気性、防カビ性およひ
吸湿性の条件設定がなされる。 上記の条件設定がなされた原紙81は、図3(b)
に示すように、大径の乾燥ドラム85に巻き付けられ、
巻き付けから解放される部分に配置したドクター86に
よってクレープ加工を施した後、送りローラ対87を介
して搬送され、クレープ加工紙88のロール体89を得
る。 このようにして得られたクレープ加工紙88のロー
ル体89から、図3(c)に示すように、送りローラ9
0,91,92により引き出したクレープ加工紙88に
対し、送りローラ90,91間において、一対の型9
3,94によってプレス成形を施し、2枚1組の仕切板
10,20を得る。このプレス成形時に、リブ2、スペ
ーサ3及び折り曲げ線30が同時に成形される。 2枚1組の仕切板10,20は、図3(c)に示す
ように、型93,94の下方のベルトコンベア95上に
落下され、次工程に搬送される。 搬送された2枚1組の仕切板10,20は、図3
(d)に示すように、両者間の折り曲げ線30を基線と
して、仕切板20を仕切板10に重なるように折り返さ
れる。 次いで、仕切板10,20の上記折り曲げ線30と
対向する自由側の端部同士を、図3(d)に示すよう
に、超音波ホーン96を用いて超音波溶着することによ
り、両者間を密封する。これにより、単位部材Uが完成
する。 次いで、図3(f)に示すように、単位部材Uを多
段に積み重ねていき、熱交換エレメントが完成する。こ
のとき、単位部材U同士は、糊付けローラ97とこれに
対向するローラ98との間を通過されることにより、下
面に接着剤99を塗布された後、順次に下段側の単位部
材Uと接着されて積層される。単位部材Uは、向きを変
えることなく、同方向に沿わせた状態で積み重ねていけ
ば良いので、作業がやりやすい。
【0020】本実施例によれば、仕切板10,20をポ
リエチレンを含む紙により構成したので、紙のみで構成
する場合と比較して、仕切板10,20の強度が向上す
る結果、積層時の型くずれを防止し且つ耐久性を向上さ
せることができる。また、紙に対して樹脂が部分的に配
置されるので、紙の部分によって高い湿度交換効率を達
成できると共に、樹脂の部分によって高い温度交換効率
を達成でき、その結果、全体として、高い全熱交換効率
を達成することができる。
リエチレンを含む紙により構成したので、紙のみで構成
する場合と比較して、仕切板10,20の強度が向上す
る結果、積層時の型くずれを防止し且つ耐久性を向上さ
せることができる。また、紙に対して樹脂が部分的に配
置されるので、紙の部分によって高い湿度交換効率を達
成できると共に、樹脂の部分によって高い温度交換効率
を達成でき、その結果、全体として、高い全熱交換効率
を達成することができる。
【0021】さらに、仕切板10,20の端部同士を熱
溶着するので、接着剤を用いる場合のような乾燥工程を
不要にでき、製造コストを安価にすることができる。加
えて、リブ2、スペーサ3及び折り曲げ線30等をプレ
ス成形時に同時に形成するので、製造コストをより安価
にすることができる。加えて、単位部材Uを構成する仕
切板10,20の端部10B,20Bが、折り曲げ線3
0を介して予め連続形成されているので、上記端部10
B,20B同士を接合する手間を省くことができ、その
分、製造コストを安価にすることができる。また、いわ
ゆる2個取りの型成形となるので、型打ち回数を半減で
きる結果、製造コストをより安価にすることができる。
さらに、上記折り曲げ線30を介して連続された仕切板
10,20同士の位置決め精度が高くなるので、これら
仕切板10,20の自由側の端部10A,20A同士を
整合させるためのカット工程も不要となり、製造コスト
をより安価にすることができる。
溶着するので、接着剤を用いる場合のような乾燥工程を
不要にでき、製造コストを安価にすることができる。加
えて、リブ2、スペーサ3及び折り曲げ線30等をプレ
ス成形時に同時に形成するので、製造コストをより安価
にすることができる。加えて、単位部材Uを構成する仕
切板10,20の端部10B,20Bが、折り曲げ線3
0を介して予め連続形成されているので、上記端部10
B,20B同士を接合する手間を省くことができ、その
分、製造コストを安価にすることができる。また、いわ
ゆる2個取りの型成形となるので、型打ち回数を半減で
きる結果、製造コストをより安価にすることができる。
さらに、上記折り曲げ線30を介して連続された仕切板
10,20同士の位置決め精度が高くなるので、これら
仕切板10,20の自由側の端部10A,20A同士を
整合させるためのカット工程も不要となり、製造コスト
をより安価にすることができる。
【0022】加えて、超音波溶着を用いるので、接合し
たい部分のみに局部的に熱を与えることができ、仕切板
10,20が熱変形を起こすようなことがない。本発明
は、上記実施例に限定されるものではなく、超音波溶着
に代えて、通常の熱溶着を用いることもでき、この場
合、溶着後に若干の冷却時間が必要になるが、接着剤を
用いる場合のような乾燥工程を不要にできるので、接着
剤を用いる場合と比較して製造コストをより安価にする
ことができる。
たい部分のみに局部的に熱を与えることができ、仕切板
10,20が熱変形を起こすようなことがない。本発明
は、上記実施例に限定されるものではなく、超音波溶着
に代えて、通常の熱溶着を用いることもでき、この場
合、溶着後に若干の冷却時間が必要になるが、接着剤を
用いる場合のような乾燥工程を不要にできるので、接着
剤を用いる場合と比較して製造コストをより安価にする
ことができる。
【0023】また、上記実施例においては、隣接する一
対の仕切板10,20の隣接する端部10A,20A同
士を予め連続形成しておいたが、これを熱溶着するよう
にしても良い。なお、本発明の範囲を超えない範囲で種
々の設計変更を施すことが可能である。
対の仕切板10,20の隣接する端部10A,20A同
士を予め連続形成しておいたが、これを熱溶着するよう
にしても良い。なお、本発明の範囲を超えない範囲で種
々の設計変更を施すことが可能である。
【0024】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、仕切板を
樹脂を含む紙により構成したので、紙のみで構成する場
合と比較して、仕切板の強度が向上する結果、積層時の
型くずれを防止し且つ耐久性を向上させることができ
る。また、紙の部分によって高い湿度交換効率を達成で
きると共に、樹脂の部分によって高い温度交換効率を達
成でき、全体として、高い全熱交換効率を達成すること
ができる。さらに、端部同士を熱溶着するので、接着剤
を用いる場合のような乾燥工程を不要にでき、製造コス
トを安価にすることができる。仕切板間隔規制のための
凹凸形状をプレス成形時に同時に形成するので、製造コ
ストをより安価にすることができる。
樹脂を含む紙により構成したので、紙のみで構成する場
合と比較して、仕切板の強度が向上する結果、積層時の
型くずれを防止し且つ耐久性を向上させることができ
る。また、紙の部分によって高い湿度交換効率を達成で
きると共に、樹脂の部分によって高い温度交換効率を達
成でき、全体として、高い全熱交換効率を達成すること
ができる。さらに、端部同士を熱溶着するので、接着剤
を用いる場合のような乾燥工程を不要にでき、製造コス
トを安価にすることができる。仕切板間隔規制のための
凹凸形状をプレス成形時に同時に形成するので、製造コ
ストをより安価にすることができる。
【0025】請求項2に係る発明によれば、隣接する仕
切板の端部同士が折り曲げ線を介して予め連続形成され
ているので、上記端部同士を接合する手間を省くことが
でき、その分、製造コストを安価にすることができる。
また、いわゆる2個取りの型成形となるので、型打ち回
数が半減する結果、製造コストをより安価にすることが
できる。さらに、上記折り曲げ線を介して連続された仕
切板同士の位置決め精度が高くなるので、これら仕切板
同士の自由端同士を整合させるためのカット工程も不要
となり、製造コストをより安価にすることができる。
切板の端部同士が折り曲げ線を介して予め連続形成され
ているので、上記端部同士を接合する手間を省くことが
でき、その分、製造コストを安価にすることができる。
また、いわゆる2個取りの型成形となるので、型打ち回
数が半減する結果、製造コストをより安価にすることが
できる。さらに、上記折り曲げ線を介して連続された仕
切板同士の位置決め精度が高くなるので、これら仕切板
同士の自由端同士を整合させるためのカット工程も不要
となり、製造コストをより安価にすることができる。
【0026】請求項3に係る発明によれば、仕切板のプ
レス成形後に折り曲げ線を切込み成形する場合と比較し
て、工数を削減でき、その分製造コストを安価にするこ
とができる。請求項4に係る発明によれば、超音波溶着
であるので、接合したい部分のみに局部的に熱を与える
ことができ、仕切板が熱変形を起こすようなことがな
い。その結果、寸法精度の良い熱交換エレメントを得る
ことができる。
レス成形後に折り曲げ線を切込み成形する場合と比較し
て、工数を削減でき、その分製造コストを安価にするこ
とができる。請求項4に係る発明によれば、超音波溶着
であるので、接合したい部分のみに局部的に熱を与える
ことができ、仕切板が熱変形を起こすようなことがな
い。その結果、寸法精度の良い熱交換エレメントを得る
ことができる。
【図1】本発明の一実施例に係る熱交換エレメントを構
成する単位部材の展開状態を示す分解斜視図である。
成する単位部材の展開状態を示す分解斜視図である。
【図2】熱交換エレメントの概略構成を示す模式図であ
る。
る。
【図3】熱交換エレメントの製造工程を模式的に示す概
略図である。
略図である。
10,20 仕切板 10A,10B,20A,20B 端部 2 リブ(凹凸形状) 3 スペーサ(凹凸形状) 30 折り曲げ線 U 単位部材
Claims (4)
- 【請求項1】仕切板(10,20) を隔てて二種の気流が流通
される熱交換エレメントにおいて、 上記仕切板(10,20) は、所定間隔毎に多数枚が積層され
ており、 各仕切板(10,20) は、樹脂を含む紙からなっていて仕切
板(10,20) には上記所定間隔を規制するための凹凸形状
(2,3) がプレス成形されており、 各仕切板(10)の互いに対向する一対の端部(10A,10B) の
少なくとも一方(10A)は、隣接する仕切板(20)の端部(20
A) に熱溶着されていることを特徴とする熱交換エレメ
ント。 - 【請求項2】請求項1記載の熱交換エレメントにおい
て、各仕切板(10,20) は、隣接する2枚ずつが1組とな
っており、各組の一の仕切板(10)の互いに対向する一対
の端部(10A,10B) の一方(10A) は、隣接する仕切板(20)
の端部(20A) に熱溶着されており、且つ他方(10B) は、
上記隣接する仕切板(20)の端部(20B) と折り曲げ線(30)
を介して予め連続形成されていることを特徴とする熱交
換エレメント。 - 【請求項3】請求項2記載の熱交換エレメントにおい
て、上記折り曲げ線(30)は、プレス成形時に同時成形さ
れたものからなることを特徴とする熱交換エレメント。 - 【請求項4】請求項1ないし3の何れかに記載の熱交換
エレメントにおいて、上記熱溶着された部分は、超音波
溶着された部分であることを特徴とする熱交換エレメン
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32291594A JPH08178576A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 熱交換エレメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32291594A JPH08178576A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 熱交換エレメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178576A true JPH08178576A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18149054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32291594A Pending JPH08178576A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 熱交換エレメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08178576A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002286391A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Matsushita Seiko Co Ltd | 熱交換器 |
| JP2002310589A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換素子 |
| WO2004040220A1 (en) * | 2002-10-31 | 2004-05-13 | Oxycell Holding B.V. | A method for manufacturing a heat exchanger, and heat exchanger obtained with that method |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP32291594A patent/JPH08178576A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002286391A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Matsushita Seiko Co Ltd | 熱交換器 |
| JP2002310589A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換素子 |
| WO2004040220A1 (en) * | 2002-10-31 | 2004-05-13 | Oxycell Holding B.V. | A method for manufacturing a heat exchanger, and heat exchanger obtained with that method |
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