JPH08178582A - 熱交換器のじゃま板構造 - Google Patents
熱交換器のじゃま板構造Info
- Publication number
- JPH08178582A JPH08178582A JP31614894A JP31614894A JPH08178582A JP H08178582 A JPH08178582 A JP H08178582A JP 31614894 A JP31614894 A JP 31614894A JP 31614894 A JP31614894 A JP 31614894A JP H08178582 A JPH08178582 A JP H08178582A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baffle plate
- cylinder
- heat exchanger
- gap
- inner diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 23
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- HZEWFHLRYVTOIW-UHFFFAOYSA-N [Ti].[Ni] Chemical compound [Ti].[Ni] HZEWFHLRYVTOIW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229910001000 nickel titanium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/22—Arrangements for directing heat-exchange media into successive compartments, e.g. arrangements of guide plates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝熱管とじゃま板を一体にして胴内に挿入可
能で、かつじゃま板と胴内面との間隙をシールできるよ
うにする。 【構成】 多管円筒式熱交換器の円筒1内に円筒軸と直
交して設けられ円筒内径より少し小さな外径を有する部
分円板で流体の流れ方向を変える熱交換器のじゃま板4
について、その円周部にその円周とほぼ同じ外径の部分
リング状でリング内周側がボルトによりじゃま板4に接
合されているシールプレート15を設け、熱交換器の運
転温度になったとき熱膨張によりリング外径がほぼ円筒
内径に接する熱膨張率と寸法を有するようにする。
能で、かつじゃま板と胴内面との間隙をシールできるよ
うにする。 【構成】 多管円筒式熱交換器の円筒1内に円筒軸と直
交して設けられ円筒内径より少し小さな外径を有する部
分円板で流体の流れ方向を変える熱交換器のじゃま板4
について、その円周部にその円周とほぼ同じ外径の部分
リング状でリング内周側がボルトによりじゃま板4に接
合されているシールプレート15を設け、熱交換器の運
転温度になったとき熱膨張によりリング外径がほぼ円筒
内径に接する熱膨張率と寸法を有するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多管円筒式熱交換器の
じゃま板と円筒内径との間隙を少なくした熱交換器のじ
ゃま板構造に関する。
じゃま板と円筒内径との間隙を少なくした熱交換器のじ
ゃま板構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は比較的よく用いられる横置き多管
円筒式熱交換器の縦断面図を示す。円筒状の胴1の一端
は閉じており、他端には管板3が接合されている。管板
3を貫通して多数の伝熱管2がU字状に設けられてい
る。胴1内には伝熱管3を支持すると共に、胴1内の流
体の流れを案内するじゃま板4が、ほぼ等間隔で胴1の
軸に直角に設けられている。各じゃま板4は外周に数条
設けられたバンドルランナー5によって接続され、胴1
の内面と所定の間隙を有して配置されている。胴1には
管板3近傍で上部に胴側入口管台6が設けられ、先端下
部に胴側出口管台7が設けられている。
円筒式熱交換器の縦断面図を示す。円筒状の胴1の一端
は閉じており、他端には管板3が接合されている。管板
3を貫通して多数の伝熱管2がU字状に設けられてい
る。胴1内には伝熱管3を支持すると共に、胴1内の流
体の流れを案内するじゃま板4が、ほぼ等間隔で胴1の
軸に直角に設けられている。各じゃま板4は外周に数条
設けられたバンドルランナー5によって接続され、胴1
の内面と所定の間隙を有して配置されている。胴1には
管板3近傍で上部に胴側入口管台6が設けられ、先端下
部に胴側出口管台7が設けられている。
【0003】管板3の外側には、球面状の管側鏡8が設
けられフランジ9と胴側のフランジ9′とで管板3をボ
ルト挟持している。管側鏡8には上部に管側入口管台1
0、下部に管側出口管台11が設けられ、内部には仕切
板12が設けられている。管側入口管台10より流入す
る流体は仕切板12により伝熱管2の上半分に入り、U
字部で下半分の伝熱管2に移り、管側出口管台11から
排出される。また胴側入口管台6から胴1に流入する流
体は、伝熱管2と十分接触して熱交換するように、じゃ
ま板4によって上下に移動しながら胴側出口管台7から
排出される。
けられフランジ9と胴側のフランジ9′とで管板3をボ
ルト挟持している。管側鏡8には上部に管側入口管台1
0、下部に管側出口管台11が設けられ、内部には仕切
板12が設けられている。管側入口管台10より流入す
る流体は仕切板12により伝熱管2の上半分に入り、U
字部で下半分の伝熱管2に移り、管側出口管台11から
排出される。また胴側入口管台6から胴1に流入する流
体は、伝熱管2と十分接触して熱交換するように、じゃ
ま板4によって上下に移動しながら胴側出口管台7から
排出される。
【0004】図8は図7のX−X断面図を示す。じゃま
板4は胴1内径よりやや小さな外径を有し、一部切断さ
れた部分円となっており、この欠円部を流体が流れる。
また多数貫通する伝熱管2の位置を保持する。じゃま板
4の外周には胴1の軸方向にバンドルランナー5が設け
られ、各じゃま板4を接続して相対位置を保持すると共
に、胴1内面と接してじゃま板4と胴1との相対位置を
保持する。
板4は胴1内径よりやや小さな外径を有し、一部切断さ
れた部分円となっており、この欠円部を流体が流れる。
また多数貫通する伝熱管2の位置を保持する。じゃま板
4の外周には胴1の軸方向にバンドルランナー5が設け
られ、各じゃま板4を接続して相対位置を保持すると共
に、胴1内面と接してじゃま板4と胴1との相対位置を
保持する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】胴1はロールで成形し
た板を溶接で接合して円筒にするため真円とならない。
このためじゃま板4の外周を機械加工して真円にして
も、胴1の内径との間には隙間が生じる。また製作時、
伝熱管2とじゃま板4を図7で示すように一体に組立て
た状態で胴1に挿入するため、胴1の内径とじゃま板4
の外径の間に間隙tを設け、胴1の内径とはバンドルラ
ンナー5で接触するようにする。挿入時にはバンドルラ
ンナー5の先端を胴1の内面で滑らせながら挿入するよ
うにしている。間隙tは胴1の外径にもよるが5〜10
mm程度になる。このためこの間隙tを通る流体は伝熱
管2と熱交換しないことになり熱交換器としての効率が
低下するという問題点があった。
た板を溶接で接合して円筒にするため真円とならない。
このためじゃま板4の外周を機械加工して真円にして
も、胴1の内径との間には隙間が生じる。また製作時、
伝熱管2とじゃま板4を図7で示すように一体に組立て
た状態で胴1に挿入するため、胴1の内径とじゃま板4
の外径の間に間隙tを設け、胴1の内径とはバンドルラ
ンナー5で接触するようにする。挿入時にはバンドルラ
ンナー5の先端を胴1の内面で滑らせながら挿入するよ
うにしている。間隙tは胴1の外径にもよるが5〜10
mm程度になる。このためこの間隙tを通る流体は伝熱
管2と熱交換しないことになり熱交換器としての効率が
低下するという問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、伝熱管とじゃま板を一体にして胴内に挿入可能
で、かつじゃま板と胴内面との間隙をシールできる熱交
換器のじゃま板構造を提供することを目的とする。
ので、伝熱管とじゃま板を一体にして胴内に挿入可能
で、かつじゃま板と胴内面との間隙をシールできる熱交
換器のじゃま板構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1では、多管円筒式熱交換器の円筒内に円筒
軸と直交して設けられ円筒内径より少し小さな外径を有
する部分円板で流体の流れ方向を変える熱交換器のじゃ
ま板構造において、前記じゃま板の円周部にその円周と
ほぼ同じ外径の部分リング状でリング内周側がボルトに
よりじゃま板に接合されているシールプレートとを備
え、前記シールプレートは、熱交換器の運転温度になっ
たとき熱膨張によりリング外径がほぼ前記円筒内径に接
する熱膨張率と寸法を有するようにする。
め、請求項1では、多管円筒式熱交換器の円筒内に円筒
軸と直交して設けられ円筒内径より少し小さな外径を有
する部分円板で流体の流れ方向を変える熱交換器のじゃ
ま板構造において、前記じゃま板の円周部にその円周と
ほぼ同じ外径の部分リング状でリング内周側がボルトに
よりじゃま板に接合されているシールプレートとを備
え、前記シールプレートは、熱交換器の運転温度になっ
たとき熱膨張によりリング外径がほぼ前記円筒内径に接
する熱膨張率と寸法を有するようにする。
【0008】請求項2では、前記シールプレートは円筒
半径方向に沿って分割されており、分割位置では端部が
重複するようにする。
半径方向に沿って分割されており、分割位置では端部が
重複するようにする。
【0009】請求項3では、前記シールプレートを接合
するボルトのボルト穴は円筒半径方向に長穴にする。
するボルトのボルト穴は円筒半径方向に長穴にする。
【0010】請求項4では、多管円筒式熱交換器の円筒
内に円筒軸と直交して設けられ円筒内径より少し小さな
外径を有する部分円板で流体の流れ方向を変える熱交換
器のじゃま板構造において、前記じゃま板の外周部に前
記円筒内径との間隙をシールするパッキングを備えたも
のである。
内に円筒軸と直交して設けられ円筒内径より少し小さな
外径を有する部分円板で流体の流れ方向を変える熱交換
器のじゃま板構造において、前記じゃま板の外周部に前
記円筒内径との間隙をシールするパッキングを備えたも
のである。
【0011】
【作用】請求項1では、じゃま板の円周部には、その外
径とほぼ同じ外径のシールプレートがリング状に、リン
グ内周側でじゃま板にボルトにより取り付けられてい
る。このためじゃま板と円筒内径との間隙が生じるの
で、じゃま板と伝熱管を一体にして円筒内に挿入するの
に支障はない。工場で組み立てる温度を常温とすると、
これより熱交換器の運転温度となると、シールプレート
はリング内側のボルトの位置を固定点として円周の半径
外方向に膨張してゆき、円筒内径に接触するくらいの所
で停止する。これによりじゃま板と円筒内径との間隙を
通過する流体を阻止し、熱交換器の熱交換効率の低下を
防止することができる。また、温度が低下するとシール
プレートの熱膨張は戻るので、修理などによりじゃま板
と伝熱管を一体にして引き出すことも可能である。
径とほぼ同じ外径のシールプレートがリング状に、リン
グ内周側でじゃま板にボルトにより取り付けられてい
る。このためじゃま板と円筒内径との間隙が生じるの
で、じゃま板と伝熱管を一体にして円筒内に挿入するの
に支障はない。工場で組み立てる温度を常温とすると、
これより熱交換器の運転温度となると、シールプレート
はリング内側のボルトの位置を固定点として円周の半径
外方向に膨張してゆき、円筒内径に接触するくらいの所
で停止する。これによりじゃま板と円筒内径との間隙を
通過する流体を阻止し、熱交換器の熱交換効率の低下を
防止することができる。また、温度が低下するとシール
プレートの熱膨張は戻るので、修理などによりじゃま板
と伝熱管を一体にして引き出すことも可能である。
【0012】請求項2では、シールプレートを円筒半径
方向に沿って分割することにより、分割されたシールプ
レートはそれぞれ独立に膨張して移動し、じゃま板と円
筒内径との間隙を塞ぐ。これにより円筒内径の一部がゆ
がんで内部へ突出していても、その部分のシールプレー
トの移動が押さえられるだけで、他の部分は移動して間
隙を塞ぐのでシール機能の低下を防止することができ
る。
方向に沿って分割することにより、分割されたシールプ
レートはそれぞれ独立に膨張して移動し、じゃま板と円
筒内径との間隙を塞ぐ。これにより円筒内径の一部がゆ
がんで内部へ突出していても、その部分のシールプレー
トの移動が押さえられるだけで、他の部分は移動して間
隙を塞ぐのでシール機能の低下を防止することができ
る。
【0013】請求項3では、シールプレートを接合する
ボルトのボルト穴は円筒半径方向に長穴にしているの
で、じゃま板と円筒内径との間隙より熱膨張量が大きく
なった場合でも、この長穴によりシールプレートとじゃ
ま板が滑り、円筒に過度の変形を与えるのを防止でき
る。
ボルトのボルト穴は円筒半径方向に長穴にしているの
で、じゃま板と円筒内径との間隙より熱膨張量が大きく
なった場合でも、この長穴によりシールプレートとじゃ
ま板が滑り、円筒に過度の変形を与えるのを防止でき
る。
【0014】請求項4では、じゃま板の外周部に円筒内
径との間隙をシールするパッキングを備える。これによ
り間隙は閉鎖されるので、間隙を通過する流体を阻止し
熱交換器の熱交換効率の低下を防止することができる。
またパッキングは弾力性があるので円筒内径のゆがみに
対応して間隙を閉鎖できるとともに、じゃま板と伝熱管
を一体にして円筒内に挿入するのに支障はない。
径との間隙をシールするパッキングを備える。これによ
り間隙は閉鎖されるので、間隙を通過する流体を阻止し
熱交換器の熱交換効率の低下を防止することができる。
またパッキングは弾力性があるので円筒内径のゆがみに
対応して間隙を閉鎖できるとともに、じゃま板と伝熱管
を一体にして円筒内に挿入するのに支障はない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は第1実施例の構成を示す断面図で、
先に説明した図7のX−X断面である。対象とする熱交
換器は図7で示した多管円筒式熱交換器で、図7、図8
で使用した符号と同一符号は同一の意味を表す。図2は
図1のX−X断面図を示し、図3は図1のY−Y断面図
を示す。じゃま板4は熱交換器の胴1内径よりやや小さ
な外径を有し、一部切断された部分円となっており、こ
の欠円部を流体が流れる。また伝熱管2に合わせ多数の
貫通穴が設けられ伝熱管2の位置を保持する。じゃま板
4の外周には胴1の軸方向にバンドルランナー5が設け
られ、各じゃま板4を接続して胴1内の相対位置を保持
すると共に、胴1内面と接してじゃま板4の外周と胴1
内面との間隙tを保持する。バンドルランナー5の数は
図1では4個としたが、熱交換器の大きさに応じ6個、
8個というように増加する。バンドルランナー5はじゃ
ま板4の外周に設けた切欠きに嵌合している。
て説明する。図1は第1実施例の構成を示す断面図で、
先に説明した図7のX−X断面である。対象とする熱交
換器は図7で示した多管円筒式熱交換器で、図7、図8
で使用した符号と同一符号は同一の意味を表す。図2は
図1のX−X断面図を示し、図3は図1のY−Y断面図
を示す。じゃま板4は熱交換器の胴1内径よりやや小さ
な外径を有し、一部切断された部分円となっており、こ
の欠円部を流体が流れる。また伝熱管2に合わせ多数の
貫通穴が設けられ伝熱管2の位置を保持する。じゃま板
4の外周には胴1の軸方向にバンドルランナー5が設け
られ、各じゃま板4を接続して胴1内の相対位置を保持
すると共に、胴1内面と接してじゃま板4の外周と胴1
内面との間隙tを保持する。バンドルランナー5の数は
図1では4個としたが、熱交換器の大きさに応じ6個、
8個というように増加する。バンドルランナー5はじゃ
ま板4の外周に設けた切欠きに嵌合している。
【0016】じゃま板4の外周部には、外径がじゃま板
4の外径とほぼ同じで、リング状のシールプレート15
が、リング内周部をボルト17及びナット18により接
合されている。シールプレート15に設けられたボルト
穴16は、胴1の半径方向に長穴となっている。シール
プレート15はバンドルランナー5の位置やその他の位
置で分割され、分割端は図2に示すようにラップ構造1
9とし、流体の漏れを防止するようにしている。この分
割数は胴1の直径に応じて大きいものは多くなる。
4の外径とほぼ同じで、リング状のシールプレート15
が、リング内周部をボルト17及びナット18により接
合されている。シールプレート15に設けられたボルト
穴16は、胴1の半径方向に長穴となっている。シール
プレート15はバンドルランナー5の位置やその他の位
置で分割され、分割端は図2に示すようにラップ構造1
9とし、流体の漏れを防止するようにしている。この分
割数は胴1の直径に応じて大きいものは多くなる。
【0017】じゃま板4の外周と胴1内面との間隙tは
胴1の直径にもよるが、5〜10mm程度である。シー
ルプレート15は常温、例えば20℃前後から熱交換器
の運転温度、例えば300℃前後とした場合、間隙tと
ほぼ同量熱膨張するように材質と寸法を決める。シール
プレート15の幅を例えば、60mm程度とし、内側か
ら10mmの位置にボルト穴16を設けると、伸縮する
範囲は50mm程度となり、ぼぼ300℃の温度差で1
0mm程度膨張する材質を選定する。例えば、ニッケル
・チタン系合金にはこのような要求に叶うものがある。
シールプレート15の板厚は3mm程度あればよい。な
お材質の選定にあたっては接触する流体による腐食も考
慮する。
胴1の直径にもよるが、5〜10mm程度である。シー
ルプレート15は常温、例えば20℃前後から熱交換器
の運転温度、例えば300℃前後とした場合、間隙tと
ほぼ同量熱膨張するように材質と寸法を決める。シール
プレート15の幅を例えば、60mm程度とし、内側か
ら10mmの位置にボルト穴16を設けると、伸縮する
範囲は50mm程度となり、ぼぼ300℃の温度差で1
0mm程度膨張する材質を選定する。例えば、ニッケル
・チタン系合金にはこのような要求に叶うものがある。
シールプレート15の板厚は3mm程度あればよい。な
お材質の選定にあたっては接触する流体による腐食も考
慮する。
【0018】図3はシールプレート15の熱膨張による
伸縮の状態を示す。なお、本図に限らず他の図面でも、
じゃま板4の外周と胴1内面との間隙tは、明確にする
ため他の寸法に比べ大きな寸法としている。シールプレ
ート15の実線は常温時を示し、破線は運転時を示す。
なお運転時は胴1も膨張するが、じゃま板4も膨張する
ので、間隙tはぼぼ同じとしてよい。
伸縮の状態を示す。なお、本図に限らず他の図面でも、
じゃま板4の外周と胴1内面との間隙tは、明確にする
ため他の寸法に比べ大きな寸法としている。シールプレ
ート15の実線は常温時を示し、破線は運転時を示す。
なお運転時は胴1も膨張するが、じゃま板4も膨張する
ので、間隙tはぼぼ同じとしてよい。
【0019】以上のように構成されているので、熱交換
器組立時、伝熱管2とじゃま板4を一体にして胴1内に
組み込むとき、シールプレート15の存在は支障となら
ず、また修理などで引き出すことも容易にできる。熱交
換器の運転時はシールプレート15が膨張し間隙tをほ
ぼ閉鎖するので、この間隙を通過する流体は殆どなくな
り、伝熱管2と胴1内を流れる流体の熱交換率が向上す
る。また、シールプレート15は幾つにも分割されてい
るので、胴1の部分的なゆがみにより膨張を押さえられ
る所が発生しても、その部分のシールプレート15への
影響だけに止まり、他の部分の間隙tは閉鎖される。各
シールプレート15の継ぎ目は、ラップ構造19となっ
ているので、流体の漏洩が防止される。また、熱膨張に
よりシールプレート15の先端が胴1内面に強く押し付
けられた場合は、ボルト穴16が伸縮方向に長穴となっ
ているので、シールプレート15とじゃま板4との間に
滑りが生じ、胴1に過度の荷重が加わらない。
器組立時、伝熱管2とじゃま板4を一体にして胴1内に
組み込むとき、シールプレート15の存在は支障となら
ず、また修理などで引き出すことも容易にできる。熱交
換器の運転時はシールプレート15が膨張し間隙tをほ
ぼ閉鎖するので、この間隙を通過する流体は殆どなくな
り、伝熱管2と胴1内を流れる流体の熱交換率が向上す
る。また、シールプレート15は幾つにも分割されてい
るので、胴1の部分的なゆがみにより膨張を押さえられ
る所が発生しても、その部分のシールプレート15への
影響だけに止まり、他の部分の間隙tは閉鎖される。各
シールプレート15の継ぎ目は、ラップ構造19となっ
ているので、流体の漏洩が防止される。また、熱膨張に
よりシールプレート15の先端が胴1内面に強く押し付
けられた場合は、ボルト穴16が伸縮方向に長穴となっ
ているので、シールプレート15とじゃま板4との間に
滑りが生じ、胴1に過度の荷重が加わらない。
【0020】次に、第2実施例を説明する。図4は第2
実施例の構成を示す断面図で、図7のX−X断面であ
る。図5は図4のY−Y断面でOリング型のパッキング
を用いた場合を示し、図6は他の型のパッキングを用い
た場合を示す。本実施例はじゃま板4の外周に弾力性の
あるバッキング20を設け、胴1の内面とじゃま板4の
外周との間隙tを閉鎖し流体の漏洩を防止するものであ
る。パッキング20としては、図5に示すようにじゃま
板4の先端に溝を設け、Oリング状のパッキング20a
としてもよく、また図6に示すようにじゃま板4の先端
両側面に溝を設け、先端を覆うタイプのパッキング20
bでもよい。なお、これらのパッキング20a、20b
は一例を示したものであり、間隙tをシールし、かつ間
隙tにかかる流体圧に耐えるようにすればよい。材質と
しては、例えば、ゴム系のものでもよい。
実施例の構成を示す断面図で、図7のX−X断面であ
る。図5は図4のY−Y断面でOリング型のパッキング
を用いた場合を示し、図6は他の型のパッキングを用い
た場合を示す。本実施例はじゃま板4の外周に弾力性の
あるバッキング20を設け、胴1の内面とじゃま板4の
外周との間隙tを閉鎖し流体の漏洩を防止するものであ
る。パッキング20としては、図5に示すようにじゃま
板4の先端に溝を設け、Oリング状のパッキング20a
としてもよく、また図6に示すようにじゃま板4の先端
両側面に溝を設け、先端を覆うタイプのパッキング20
bでもよい。なお、これらのパッキング20a、20b
は一例を示したものであり、間隙tをシールし、かつ間
隙tにかかる流体圧に耐えるようにすればよい。材質と
しては、例えば、ゴム系のものでもよい。
【0021】本実施例では、弾力性のあるパッキング2
0をじゃま板4に設けているので、熱交換器組立時、伝
熱管2とパッキング20を取り付けたじゃま板4を一体
にして胴1内に組み込むときも支障とはならない。ま
た、熱交換器運転時、間隙tはパッキング20により閉
鎖されるので、流体の漏れを防止し熱交換率が向上す
る。また、パッキング20は弾力性があるので、胴1の
部分的ゆがみも吸収しシールを保持する機能を有する。
0をじゃま板4に設けているので、熱交換器組立時、伝
熱管2とパッキング20を取り付けたじゃま板4を一体
にして胴1内に組み込むときも支障とはならない。ま
た、熱交換器運転時、間隙tはパッキング20により閉
鎖されるので、流体の漏れを防止し熱交換率が向上す
る。また、パッキング20は弾力性があるので、胴1の
部分的ゆがみも吸収しシールを保持する機能を有する。
【0022】以上の説明は図7に示す横置き多管円筒式
熱交換器について説明したが、竪置き多管円筒式熱交換
器にも適用できることは勿論である。
熱交換器について説明したが、竪置き多管円筒式熱交換
器にも適用できることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜3による発明は、じゃま板の外周部にシールプレー
トを設け、熱交換器の運転時の熱膨張によりじゃま板外
周と熱交換器の胴内周との間隙tを閉鎖するので、間隙
tからの流体の漏洩を防止し熱交換率を向上させること
ができる。これにより伝熱管の表面積を少なくして全体
にコンパクトな熱交換器を実現できる。また、シールプ
レートを分割しているので、胴のゆがみなどにより部分
的に間隙を閉鎖できない所が生じても他の部分にまで悪
影響は及ばない。また、シールプレートは伸縮方向に長
穴のボルト穴を設けているので、熱膨張により過度の荷
重を胴に与えない。また、請求項4による発明は、じゃ
ま板の外周部にパッキングを設けているので、間隙tか
らの流体の漏洩を防止し熱交換率を向上させることがで
き、コンパクトな熱交換器を実現できる。
1〜3による発明は、じゃま板の外周部にシールプレー
トを設け、熱交換器の運転時の熱膨張によりじゃま板外
周と熱交換器の胴内周との間隙tを閉鎖するので、間隙
tからの流体の漏洩を防止し熱交換率を向上させること
ができる。これにより伝熱管の表面積を少なくして全体
にコンパクトな熱交換器を実現できる。また、シールプ
レートを分割しているので、胴のゆがみなどにより部分
的に間隙を閉鎖できない所が生じても他の部分にまで悪
影響は及ばない。また、シールプレートは伸縮方向に長
穴のボルト穴を設けているので、熱膨張により過度の荷
重を胴に与えない。また、請求項4による発明は、じゃ
ま板の外周部にパッキングを設けているので、間隙tか
らの流体の漏洩を防止し熱交換率を向上させることがで
き、コンパクトな熱交換器を実現できる。
【図1】第1実施例の構成を示す断面図で、図7のX−
Xである。
Xである。
【図2】図1のX−X断面でシールプレートのラップ構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図3】図1のY−Y断面でシールプレートの熱膨張を
示す図である。
示す図である。
【図4】第2実施例の構成を示す断面図で、図7のX−
Xである。
Xである。
【図5】図4のX−X断面でOリング型のパッキングを
示す図である。
示す図である。
【図6】図4のX−X断面で他の型のパッキングを示す
図である。
図である。
【図7】多管円筒式熱交換器の縦断面図である。
【図8】図7のX−X断面図でじゃま板の構造を示す図
である。
である。
1 胴(円筒) 2 伝熱管 3 管板 4 じゃま板 5 バンドルランナー 6 胴側入口管台 7 胴側出口管台 8 管側鏡 9、9′フランジ 10 管側入口管台 11 管側出口管台 12 仕切板 15 シールプレート 16 ボルト穴 17 ボルト 18 ナット 19 ラップ構造 20 パッキング 20a Oリング型パッキング 20b 他の型のパッキング t 間隙
Claims (4)
- 【請求項1】 多管円筒式熱交換器の円筒内に円筒軸と
直交して設けられ円筒内径より少し小さな外径を有する
部分円板で流体の流れ方向を変える熱交換器のじゃま板
構造において、 前記じゃま板の円周部にその円周とほぼ同じ外径の部分
リング状でリング内周側がボルトによりじゃま板に接合
されているシールプレートとを備え、 前記シールプレートは、熱交換器の運転温度になったと
き熱膨張によりリング外径がほぼ前記円筒内径に接する
熱膨張率と寸法を有していることを特徴とする熱交換器
のじゃま板構造。 - 【請求項2】 前記シールプレートは円筒半径方向に沿
って分割されており、分割位置では端部が重複している
ことを特徴とする請求項1記載の熱交換器のじゃま板構
造。 - 【請求項3】 前記シールプレートを接合するボルトの
ボルト穴は円筒半径方向に長穴となっていることを特徴
とする請求項1または2記載の熱交換器のじゃま板構
造。 - 【請求項4】 多管円筒式熱交換器の円筒内に円筒軸と
直交して設けられ円筒内径より少し小さな外径を有する
部分円板で流体の流れ方向を変える熱交換器のじゃま板
構造において、 前記じゃま板の外周部に前記円筒内径との間隙をシール
するパッキングを備えたことを特徴とする熱交換器のじ
ゃま板構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31614894A JPH08178582A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 熱交換器のじゃま板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31614894A JPH08178582A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 熱交換器のじゃま板構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178582A true JPH08178582A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18073812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31614894A Pending JPH08178582A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 熱交換器のじゃま板構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08178582A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110806125A (zh) * | 2019-11-15 | 2020-02-18 | 燕山大学 | 一种u型管换热器折流板组件及其固定密封方法 |
| CN115046411A (zh) * | 2022-06-08 | 2022-09-13 | 茂名重力石化装备股份公司 | 一种具有夹膜密封折流板的换热器 |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP31614894A patent/JPH08178582A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110806125A (zh) * | 2019-11-15 | 2020-02-18 | 燕山大学 | 一种u型管换热器折流板组件及其固定密封方法 |
| CN115046411A (zh) * | 2022-06-08 | 2022-09-13 | 茂名重力石化装备股份公司 | 一种具有夹膜密封折流板的换热器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4119141A (en) | Heat exchanger | |
| EP1978323B1 (en) | Heat exchanger with telescopic expansion joint | |
| US2762611A (en) | Tubular heat exchangers | |
| US4821797A (en) | Fluid cooler | |
| US4291752A (en) | Heat exchanger core attachment and sealing apparatus and method | |
| US3724537A (en) | Heat exchanger with backed thin tubes | |
| JP3863568B2 (ja) | ベローズでライニングした接続パイプを有するプレート式熱交換器 | |
| JPH049515Y2 (ja) | ||
| JPS648278B2 (ja) | ||
| WO2012067760A1 (en) | Tube plug for a heat exchanger tube | |
| JP6898200B2 (ja) | 熱交換器 | |
| US4113006A (en) | Two-piece tube plug for repairing tubes in heat exchangers and the like | |
| US5538261A (en) | Mechanical heat-exchange tube sealing system | |
| JPH08178582A (ja) | 熱交換器のじゃま板構造 | |
| BRPI0410974B1 (pt) | Trocador de calor para um veículo automotivo, e, defletor duplo de tanque de trocador de calor para um veículo automotivo | |
| US9067289B2 (en) | Heat exchanger with telescoping expansion joint | |
| JPH05187792A (ja) | 多管式熱交換器 | |
| KR19990036094A (ko) | 전자유도 가열장치 및 그 운전방법 | |
| JPH0624707Y2 (ja) | 多管式熱交換器 | |
| JP2000111278A (ja) | 多管式熱交換器 | |
| US6454270B1 (en) | Low leakage snout sealing system | |
| CN112728986A (zh) | 一种管壳式多程换热器 | |
| CN112648384A (zh) | 一种介质自紧式密封装置 | |
| SU648309A1 (ru) | Способ изготовлени трубчатого теплообменника | |
| CN214308338U (zh) | 一种自紧式密封组件 |