JPH08178584A - 熱交換器の伝熱管管理装置 - Google Patents
熱交換器の伝熱管管理装置Info
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- JPH08178584A JPH08178584A JP33676594A JP33676594A JPH08178584A JP H08178584 A JPH08178584 A JP H08178584A JP 33676594 A JP33676594 A JP 33676594A JP 33676594 A JP33676594 A JP 33676594A JP H08178584 A JPH08178584 A JP H08178584A
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱交換器の伝熱管の管理を容易に行えるよう
にする。 【構成】 多数の伝熱管3を、入口端3aと出口端3b
を管板2に支持させて本体胴1内に配置する。管板2の
部分を胴蓋4で塞いで、胴蓋4と管板2との間の空間部
に管側流体10用の入口室8と出口室9を形成する。入
口室8内の圧力を検出する圧力計19を設ける。管側流
体導入管15に、発光微粒子16を収納した加圧タンク
17を、開閉弁18を有する導管20を介して接続す
る。入口室8内を監視するカメラ22を設置する。入口
室8の圧力が変化したときに、発光微粒子16を供給
し、伝熱管3へ流入する発光微粒子16の密度をカメラ
22で観察し、運転中に破損伝熱管3を特定する。
にする。 【構成】 多数の伝熱管3を、入口端3aと出口端3b
を管板2に支持させて本体胴1内に配置する。管板2の
部分を胴蓋4で塞いで、胴蓋4と管板2との間の空間部
に管側流体10用の入口室8と出口室9を形成する。入
口室8内の圧力を検出する圧力計19を設ける。管側流
体導入管15に、発光微粒子16を収納した加圧タンク
17を、開閉弁18を有する導管20を介して接続す
る。入口室8内を監視するカメラ22を設置する。入口
室8の圧力が変化したときに、発光微粒子16を供給
し、伝熱管3へ流入する発光微粒子16の密度をカメラ
22で観察し、運転中に破損伝熱管3を特定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石油、化学、エネルギー
分野において反応により生じた熱を回収する熱交換器の
うち破損伝熱管を探知したり破損伝熱管を閉塞する等の
管理を運転中に行うようにするための伝熱管管理装置に
関するものである。
分野において反応により生じた熱を回収する熱交換器の
うち破損伝熱管を探知したり破損伝熱管を閉塞する等の
管理を運転中に行うようにするための伝熱管管理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱交換器の一型式であるUチューブ型熱
交換器は、図4に一例を示す如く、一端を開口し他端を
閉塞した円筒状の本体胴1内に、入口端3aと出口端3
bのそれぞれを管板2に支持させるようにした多数のU
字型の伝熱管3を挿入配置し、且つ上記本体胴1の一端
開口を、上記管板2を介して胴蓋4で塞ぐようにして、
該胴蓋4に有する管側流体入口5と管側流体出口6の間
を、胴蓋4と管板2との間に配置した仕切壁7により仕
切って入口室8と出口室9を形成し、上記管側流体入口
5から入口室8内に導入した管側流体10を、伝熱管3
を通して出口室9の管側出口6より排出させるように
し、一方、上記本体胴1の管板2に近い一端側の位置に
胴側流体入口12を設けると共に、本体胴1の管板2か
ら離れた他端側位置に胴側流体出口13を設け、胴側流
体入口12から本体胴1内に流入させた胴側流体11を
胴側流体出口13より排出させるようにし、伝熱管3内
を流通する管側流体5と本体胴1内を流通する胴側流体
11とが伝熱管3の管壁を通して間接的に熱交換させら
れるようにしてある。
交換器は、図4に一例を示す如く、一端を開口し他端を
閉塞した円筒状の本体胴1内に、入口端3aと出口端3
bのそれぞれを管板2に支持させるようにした多数のU
字型の伝熱管3を挿入配置し、且つ上記本体胴1の一端
開口を、上記管板2を介して胴蓋4で塞ぐようにして、
該胴蓋4に有する管側流体入口5と管側流体出口6の間
を、胴蓋4と管板2との間に配置した仕切壁7により仕
切って入口室8と出口室9を形成し、上記管側流体入口
5から入口室8内に導入した管側流体10を、伝熱管3
を通して出口室9の管側出口6より排出させるように
し、一方、上記本体胴1の管板2に近い一端側の位置に
胴側流体入口12を設けると共に、本体胴1の管板2か
ら離れた他端側位置に胴側流体出口13を設け、胴側流
体入口12から本体胴1内に流入させた胴側流体11を
胴側流体出口13より排出させるようにし、伝熱管3内
を流通する管側流体5と本体胴1内を流通する胴側流体
11とが伝熱管3の管壁を通して間接的に熱交換させら
れるようにしてある。
【0003】上記熱交換器において、伝熱管3に損傷が
発生した場合には、その伝熱管3を閉塞して使用できな
いようにするかあるいは修復することが必要となるの
で、破損伝熱管の探知作業と、破損伝熱管の閉塞あるい
は修復作業は重要な伝熱管管理事項である。しかし、図
4に示す如く、ある伝熱管3に破損孔(亀裂を含む)1
4が生じたとしても、多数の伝熱管3の中から破損した
伝熱管3を簡単に見つけ出すことは困難であるため、伝
熱管3に破損が生じた徴候が発見されると、運転を停止
し、本体胴1内に水を入れて伝熱管3から水が出てくる
のを目視により確認するようにした水張りテストを行
い、更に、この水張りテストにより破裂、破損した伝熱
管3が探知されて特定されると、その伝熱管3の入口端
3aと出口端3bの両方に閉塞栓を差し込むことにより
破損伝熱管3を閉塞させるようにしているのが実情であ
る。
発生した場合には、その伝熱管3を閉塞して使用できな
いようにするかあるいは修復することが必要となるの
で、破損伝熱管の探知作業と、破損伝熱管の閉塞あるい
は修復作業は重要な伝熱管管理事項である。しかし、図
4に示す如く、ある伝熱管3に破損孔(亀裂を含む)1
4が生じたとしても、多数の伝熱管3の中から破損した
伝熱管3を簡単に見つけ出すことは困難であるため、伝
熱管3に破損が生じた徴候が発見されると、運転を停止
し、本体胴1内に水を入れて伝熱管3から水が出てくる
のを目視により確認するようにした水張りテストを行
い、更に、この水張りテストにより破裂、破損した伝熱
管3が探知されて特定されると、その伝熱管3の入口端
3aと出口端3bの両方に閉塞栓を差し込むことにより
破損伝熱管3を閉塞させるようにしているのが実情であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記水張り
テストや閉塞栓の差し込みは、運転を停止した後胴蓋4
を開けて胴内に入らなければ、破損伝熱管3を特定した
り閉塞したりすることができないので、プラントの運転
を中止して胴蓋4を開ける必要があると共に原子力プラ
ントの蒸気発生器等として用いられている熱交換器の場
合には、胴内に入ることによる被曝の心配がある。
テストや閉塞栓の差し込みは、運転を停止した後胴蓋4
を開けて胴内に入らなければ、破損伝熱管3を特定した
り閉塞したりすることができないので、プラントの運転
を中止して胴蓋4を開ける必要があると共に原子力プラ
ントの蒸気発生器等として用いられている熱交換器の場
合には、胴内に入ることによる被曝の心配がある。
【0005】そこで、本発明は、運転を停止して胴蓋を
開けることなく、しかも胴内に入ることなく運転中に破
損伝熱管を容易に特定できるようにし、更に、運転中に
破損伝熱管を閉塞あるいは修復できるようにし、以て、
伝熱管の管理を容易に行うことができるような熱交換器
の伝熱管管理装置を提供しようとするものである。
開けることなく、しかも胴内に入ることなく運転中に破
損伝熱管を容易に特定できるようにし、更に、運転中に
破損伝熱管を閉塞あるいは修復できるようにし、以て、
伝熱管の管理を容易に行うことができるような熱交換器
の伝熱管管理装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、本体胴内に配置した多数の伝熱管の両端
部を管板に開口支持させ、且つ上記伝熱管の両端部を覆
うように胴蓋を設けて該胴蓋と管板との間の空間部に管
側流体用の入口室と出口室をそれぞれ形成してなる熱交
換器における上記入口室側に、該入口室内の圧力を検出
する圧力計を設け、且つ上記入口室に接続した管側流体
導入管に、発光微粒子を収容した加圧タンクを導管を介
し接続して、該導管に、上記圧力計にて検出した圧力に
変化が生じたときに開いて加圧タンク内の発光微粒子を
管側流体導入管に供給するようにするための開閉弁を設
け、更に、上記入口室内を監視するカメラを設置した構
成とする。
決するために、本体胴内に配置した多数の伝熱管の両端
部を管板に開口支持させ、且つ上記伝熱管の両端部を覆
うように胴蓋を設けて該胴蓋と管板との間の空間部に管
側流体用の入口室と出口室をそれぞれ形成してなる熱交
換器における上記入口室側に、該入口室内の圧力を検出
する圧力計を設け、且つ上記入口室に接続した管側流体
導入管に、発光微粒子を収容した加圧タンクを導管を介
し接続して、該導管に、上記圧力計にて検出した圧力に
変化が生じたときに開いて加圧タンク内の発光微粒子を
管側流体導入管に供給するようにするための開閉弁を設
け、更に、上記入口室内を監視するカメラを設置した構
成とする。
【0007】又、圧力計の検出信号を入力して開閉弁に
開閉指令を与える制御盤を設けた構成としてもよい。
開閉指令を与える制御盤を設けた構成としてもよい。
【0008】更に、入口室内にロボットアームを装備さ
せ、且つ時限発火機能を備えた二液性エポキシ剤入閉塞
栓を伝熱管内に入れて破損孔を閉塞させるようにした構
成とする。
せ、且つ時限発火機能を備えた二液性エポキシ剤入閉塞
栓を伝熱管内に入れて破損孔を閉塞させるようにした構
成とする。
【0009】更に又、出口室内を監視するカメラを設置
し、且つ入口室内と出口室内に、伝熱管の入口端と出口
端に閉塞栓を差し込むためのロボットアームを装備させ
た構成としてもよい。
し、且つ入口室内と出口室内に、伝熱管の入口端と出口
端に閉塞栓を差し込むためのロボットアームを装備させ
た構成としてもよい。
【0010】
【作用】熱交換器の運転時に伝熱管に破損孔が生じる
と、破損孔から管側流体が流出することにより入口室内
の圧力が変化するため、その圧力変化が圧力計にて検出
されたときに、開閉弁を手動にて開くか、あるいは、制
御盤からの指令で自動的に開かれると、加圧タンク内の
発光微粒子が管側流体の流れに乗って伝熱管内に流入さ
せられる。このとき、伝熱管に流入する発光微粒子の状
態をカメラで観察し、密度の高いところを探知すること
によって、運転を停止することなく外部から破損伝熱管
を特定することができる。
と、破損孔から管側流体が流出することにより入口室内
の圧力が変化するため、その圧力変化が圧力計にて検出
されたときに、開閉弁を手動にて開くか、あるいは、制
御盤からの指令で自動的に開かれると、加圧タンク内の
発光微粒子が管側流体の流れに乗って伝熱管内に流入さ
せられる。このとき、伝熱管に流入する発光微粒子の状
態をカメラで観察し、密度の高いところを探知すること
によって、運転を停止することなく外部から破損伝熱管
を特定することができる。
【0011】又、入口室内にロボットアームを装備さ
せ、破損伝熱管内に、ロボットアームの操作で、伝熱管
内に時限発火機能を備えた二液性エポキシ剤入閉塞栓を
挿入させると、閉塞栓が伝熱管内外の圧力差によって破
損孔の部分に停滞し、そこで硬化することにより破損孔
を閉塞するため、運転中に破損伝熱管を修復することが
できる。
せ、破損伝熱管内に、ロボットアームの操作で、伝熱管
内に時限発火機能を備えた二液性エポキシ剤入閉塞栓を
挿入させると、閉塞栓が伝熱管内外の圧力差によって破
損孔の部分に停滞し、そこで硬化することにより破損孔
を閉塞するため、運転中に破損伝熱管を修復することが
できる。
【0012】更に、出口室側にカメラを設置し、入口室
と出口室にロボットアームを装備させた構成とした場
合、破損伝熱管として特定されると、その破損伝熱管の
入口端と出口端にそれぞれロボットアームの操作で閉塞
栓を差し込むことにより、運転を停止することなく破損
伝熱管を閉塞することができる。
と出口室にロボットアームを装備させた構成とした場
合、破損伝熱管として特定されると、その破損伝熱管の
入口端と出口端にそれぞれロボットアームの操作で閉塞
栓を差し込むことにより、運転を停止することなく破損
伝熱管を閉塞することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0014】図1は本発明の一実施例を示すもので、図
4に示したと同様な構成としてある熱交換器において、
管側流体入口5に接続してある管側流体導入管15の途
中に、夜光塗料の如き発光微粒子16を収容した加圧タ
ンク17を、開閉弁18を備えた導管20を介して連結
し、又、胴蓋4内の入口室8側の圧力を検出する圧力計
19を設け、且つ該圧力計19で検出した圧力の変化を
基に上記開閉弁18へ開指令を送る制御盤21を備え、
開閉弁18が開かれることにより加圧タンク17内の発
光微粒子16を導管20を通して管側流体導入管15に
供給し、管側流体10と共に上記入口室8を経て伝熱管
3内に流入させられるようにする。又、上記入口室8に
て伝熱管3の入口端3aを支持する管板2の部分と対向
させて、上記胴蓋4に透明耐圧窓23を組み付けると共
に、該透明耐圧窓23の外側に、上記入口室8内を監視
するためのカメラ22を設置し、該カメラ22により上
記発光微粒子16の流れを観察できるようにする。
4に示したと同様な構成としてある熱交換器において、
管側流体入口5に接続してある管側流体導入管15の途
中に、夜光塗料の如き発光微粒子16を収容した加圧タ
ンク17を、開閉弁18を備えた導管20を介して連結
し、又、胴蓋4内の入口室8側の圧力を検出する圧力計
19を設け、且つ該圧力計19で検出した圧力の変化を
基に上記開閉弁18へ開指令を送る制御盤21を備え、
開閉弁18が開かれることにより加圧タンク17内の発
光微粒子16を導管20を通して管側流体導入管15に
供給し、管側流体10と共に上記入口室8を経て伝熱管
3内に流入させられるようにする。又、上記入口室8に
て伝熱管3の入口端3aを支持する管板2の部分と対向
させて、上記胴蓋4に透明耐圧窓23を組み付けると共
に、該透明耐圧窓23の外側に、上記入口室8内を監視
するためのカメラ22を設置し、該カメラ22により上
記発光微粒子16の流れを観察できるようにする。
【0015】熱交換器の運転時に、いずれかの伝熱管3
に破損孔14が生じた場合に、管側流体10の圧力が胴
側流体11の圧力よりも高いとすると、管側流体10が
伝熱管3の破損孔14を通して本体胴1内に流出するの
で、入口室8内の圧力、すなわち、管側圧力が変化し始
めることになる。このとき、上記入口室8内の圧力の変
化が圧力計19にて検出され、その信号が制御盤21へ
送られることにより、該制御盤21から加圧タンク17
用の開閉弁18へ開指令が送られる。
に破損孔14が生じた場合に、管側流体10の圧力が胴
側流体11の圧力よりも高いとすると、管側流体10が
伝熱管3の破損孔14を通して本体胴1内に流出するの
で、入口室8内の圧力、すなわち、管側圧力が変化し始
めることになる。このとき、上記入口室8内の圧力の変
化が圧力計19にて検出され、その信号が制御盤21へ
送られることにより、該制御盤21から加圧タンク17
用の開閉弁18へ開指令が送られる。
【0016】上記の如くして開閉弁18が開かれると、
加圧タンク17内に収容されている発光微粒子16が導
管20を通り管側流体導入管15内に供給されるため、
発光微粒子16は管側流体導入管15内の管側流体10
と共に入口室8内に導入されることになる。入口室8内
に導入された発光微粒子16は、管側流体10の流れに
乗って各伝熱管3に流入させられることになるが、この
際、破損孔14が生じた伝熱管3は他の伝熱管3に比し
て流体の漏れが生じる分だけ流体の流れが良くなるた
め、破損孔14が生じた伝熱管3の入口端3aでは、破
損孔14が生じていない他の伝熱管3の入口端3aに比
して発光微粒子16の流れ込む量が増大して密度が高く
なるので、その状態を透明耐圧窓23越しにカメラ22
で観察することにより、運転中にどの伝熱管3が破損し
たかを特定することができる。したがって、胴蓋4を外
して胴内に入って目視により確認を行っていた水張りテ
ストを不要とすることができる。
加圧タンク17内に収容されている発光微粒子16が導
管20を通り管側流体導入管15内に供給されるため、
発光微粒子16は管側流体導入管15内の管側流体10
と共に入口室8内に導入されることになる。入口室8内
に導入された発光微粒子16は、管側流体10の流れに
乗って各伝熱管3に流入させられることになるが、この
際、破損孔14が生じた伝熱管3は他の伝熱管3に比し
て流体の漏れが生じる分だけ流体の流れが良くなるた
め、破損孔14が生じた伝熱管3の入口端3aでは、破
損孔14が生じていない他の伝熱管3の入口端3aに比
して発光微粒子16の流れ込む量が増大して密度が高く
なるので、その状態を透明耐圧窓23越しにカメラ22
で観察することにより、運転中にどの伝熱管3が破損し
たかを特定することができる。したがって、胴蓋4を外
して胴内に入って目視により確認を行っていた水張りテ
ストを不要とすることができる。
【0017】なお、上記型式の熱交換器においては、通
常、胴側流体11の圧力よりも管側流体10の圧力の方
が高いが、管側流体10の圧力よりも胴側流体11の圧
力が高いときには、胴側流体11が破損孔14より伝熱
管3内に流入することになるので、その場合は、上述し
たのとは逆に、正常な伝熱管3よりも破損した伝熱管3
の方が発光微粒子16の流れ込みが悪くなることから、
その状態をカメラ22で観察することにより破損した伝
熱管3を特定することができる。
常、胴側流体11の圧力よりも管側流体10の圧力の方
が高いが、管側流体10の圧力よりも胴側流体11の圧
力が高いときには、胴側流体11が破損孔14より伝熱
管3内に流入することになるので、その場合は、上述し
たのとは逆に、正常な伝熱管3よりも破損した伝熱管3
の方が発光微粒子16の流れ込みが悪くなることから、
その状態をカメラ22で観察することにより破損した伝
熱管3を特定することができる。
【0018】次に、図2は本発明の他の実施例を示すも
ので、図1に示した実施例と同様な構成において、入口
室8側の場合と同様に出口室9側にも透明耐圧窓23及
びカメラ22を設け、且つ上記入口室8と出口室9に、
破損した伝熱管3の入口端3aと出口端3bにテーパ状
の閉塞栓25の差し込み操作を行わせるロボットアーム
24を各々装備させたものである。
ので、図1に示した実施例と同様な構成において、入口
室8側の場合と同様に出口室9側にも透明耐圧窓23及
びカメラ22を設け、且つ上記入口室8と出口室9に、
破損した伝熱管3の入口端3aと出口端3bにテーパ状
の閉塞栓25の差し込み操作を行わせるロボットアーム
24を各々装備させたものである。
【0019】図2の実施例の場合には、図1の実施例の
場合と同様にして破損伝熱管3が特定された後に、入口
室8内及び出口室9内のロボットアーム24を操作して
破損伝熱管3の入口端3a及び出口端3bにそれぞれ閉
塞栓25を押し込むようにして差し込むことにより破損
伝熱管3を閉塞することができる。なお、入口室8内で
は、ロボットアーム24により破損伝熱管3の入口端3
a付近まで閉塞栓25を運び、差し込ませることができ
る。したがって、運転を停止して胴蓋4を開けることな
く破損伝熱管3を閉塞して使用できないようにすること
ができる。
場合と同様にして破損伝熱管3が特定された後に、入口
室8内及び出口室9内のロボットアーム24を操作して
破損伝熱管3の入口端3a及び出口端3bにそれぞれ閉
塞栓25を押し込むようにして差し込むことにより破損
伝熱管3を閉塞することができる。なお、入口室8内で
は、ロボットアーム24により破損伝熱管3の入口端3
a付近まで閉塞栓25を運び、差し込ませることができ
る。したがって、運転を停止して胴蓋4を開けることな
く破損伝熱管3を閉塞して使用できないようにすること
ができる。
【0020】なお又、図2の実施例においては、閉塞栓
25を伝熱管3内に入れて伝熱管3の途中位置の破損孔
14を運転中に閉塞させるようにすることもできる。
25を伝熱管3内に入れて伝熱管3の途中位置の破損孔
14を運転中に閉塞させるようにすることもできる。
【0021】図3の(イ)(ロ)(ハ)は本発明の更に
他の実施例を示すもので、図2に示した実施例におけ
る、耐圧窓23及びカメラ22、ロボットアーム24の
組み合わせを入口室8側にのみ設け、且つ閉塞栓25を
破損伝熱管3の両端部に差し込んで閉塞するようにした
方式に代えて、ロボットアーム24の操作で時限発火機
能を備えた二液性エポキシ剤入閉塞栓26を破損伝熱管
3内に入口端3aより挿入して破損孔14を閉塞できる
ようにしたものである。上記閉塞栓26は、それぞれ可
燃殻29で包んだエポキシ剤による主剤27と硬化剤2
8を、更に可燃殻29で包囲して全体として微小な球形
又は楕円形とし、且つ上記外側の可燃殻29に時限式発
火装置30を組み付けてなる構成としてある。
他の実施例を示すもので、図2に示した実施例におけ
る、耐圧窓23及びカメラ22、ロボットアーム24の
組み合わせを入口室8側にのみ設け、且つ閉塞栓25を
破損伝熱管3の両端部に差し込んで閉塞するようにした
方式に代えて、ロボットアーム24の操作で時限発火機
能を備えた二液性エポキシ剤入閉塞栓26を破損伝熱管
3内に入口端3aより挿入して破損孔14を閉塞できる
ようにしたものである。上記閉塞栓26は、それぞれ可
燃殻29で包んだエポキシ剤による主剤27と硬化剤2
8を、更に可燃殻29で包囲して全体として微小な球形
又は楕円形とし、且つ上記外側の可燃殻29に時限式発
火装置30を組み付けてなる構成としてある。
【0022】図3の実施例の場合には、特定された破損
伝熱管3の入口端3aの位置までロボットアーム24に
より閉塞栓26を運んで、伝熱管3内に閉塞栓26を挿
入する操作を行うことで、プラントの運転を止めること
なく破損孔14を塞ぐことができる。すなわち、破損伝
熱管3の場合、破損孔14から管側流体10が流出して
いるので、閉塞栓26は管側流体10の流れに乗って破
損孔14の位置に到達すると、破損孔14側に引かれ、
そこで、伝熱管3内外の圧力差により停滞させられるこ
とになる。かかる状態で、所定時間が経過すると、閉塞
栓26の時限式発火装置30が発火させられるため、可
燃殻29が解かされることにより主剤27と硬化剤28
とが接触させられる結果、図3の(ハ)に示す如く、閉
塞栓26は破損孔14の個所で熱硬化させられる。した
がって、破損孔14は閉塞栓26によって閉塞されるこ
とになり、運転中に破損伝熱管3を修復することができ
る。
伝熱管3の入口端3aの位置までロボットアーム24に
より閉塞栓26を運んで、伝熱管3内に閉塞栓26を挿
入する操作を行うことで、プラントの運転を止めること
なく破損孔14を塞ぐことができる。すなわち、破損伝
熱管3の場合、破損孔14から管側流体10が流出して
いるので、閉塞栓26は管側流体10の流れに乗って破
損孔14の位置に到達すると、破損孔14側に引かれ、
そこで、伝熱管3内外の圧力差により停滞させられるこ
とになる。かかる状態で、所定時間が経過すると、閉塞
栓26の時限式発火装置30が発火させられるため、可
燃殻29が解かされることにより主剤27と硬化剤28
とが接触させられる結果、図3の(ハ)に示す如く、閉
塞栓26は破損孔14の個所で熱硬化させられる。した
がって、破損孔14は閉塞栓26によって閉塞されるこ
とになり、運転中に破損伝熱管3を修復することができ
る。
【0023】なお、上記実施例では、Uチューブ型熱交
換器について示したが、入口端と出口端をそれぞれ対向
する別の管板に支持させるようにした直線状の多数の伝
熱管を本体胴内に配し、本体胴の両端部に胴蓋によって
入口室と出口室を形成するようにした固定管板型熱交換
器についても同様に実施できること、又、実施例では、
圧力計19にて検出した圧力の変化を基に制御盤21か
らの指令で開閉弁18を自動的に開くようにした場合を
示したが、手動で開閉弁18を開くようにしてもよいこ
と、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々変更を加え得ることは勿論である。
換器について示したが、入口端と出口端をそれぞれ対向
する別の管板に支持させるようにした直線状の多数の伝
熱管を本体胴内に配し、本体胴の両端部に胴蓋によって
入口室と出口室を形成するようにした固定管板型熱交換
器についても同様に実施できること、又、実施例では、
圧力計19にて検出した圧力の変化を基に制御盤21か
らの指令で開閉弁18を自動的に開くようにした場合を
示したが、手動で開閉弁18を開くようにしてもよいこ
と、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々変更を加え得ることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の熱交換器の伝
熱管管理装置によれば、次の如き優れた効果を発揮す
る。 伝熱管の入口端が開口する入口室内の圧力変化を検出
したときに、開閉弁を手動又は自動的に開いて発光微粒
子を管側流体の流れに乗せて入口室内に導入させること
ができるようにし、且つこの発光微粒子の流れをカメラ
で観察できるようにしたので、熱交換器の運転を停止す
ることなく熱交換器内に入ることなく、運転中に破損し
た伝熱管を特定することができる。 入口室内にロボットアームを装備させ、時限発火機能
を備えた二液性エポキシ剤入閉塞栓を、伝熱管の入口端
から挿入させることができるようにすることにより、破
損孔の部分に閉塞栓を停滞させて硬化させることができ
るので、運転中に破損孔を閉塞することができて、破損
伝熱管を修復することができる。 出口室側にもカメラを設置し、入口室と出口室にロボ
ットアームを装備させることにより、上記項で特定さ
れた破損伝熱管の入口端と出口端にロボットアームの操
作で閉塞栓を差し込むことができ、運転中に破損伝熱管
を閉塞することができる。 以上各項により、伝熱管の管理を容易に行うことがで
きる。
熱管管理装置によれば、次の如き優れた効果を発揮す
る。 伝熱管の入口端が開口する入口室内の圧力変化を検出
したときに、開閉弁を手動又は自動的に開いて発光微粒
子を管側流体の流れに乗せて入口室内に導入させること
ができるようにし、且つこの発光微粒子の流れをカメラ
で観察できるようにしたので、熱交換器の運転を停止す
ることなく熱交換器内に入ることなく、運転中に破損し
た伝熱管を特定することができる。 入口室内にロボットアームを装備させ、時限発火機能
を備えた二液性エポキシ剤入閉塞栓を、伝熱管の入口端
から挿入させることができるようにすることにより、破
損孔の部分に閉塞栓を停滞させて硬化させることができ
るので、運転中に破損孔を閉塞することができて、破損
伝熱管を修復することができる。 出口室側にもカメラを設置し、入口室と出口室にロボ
ットアームを装備させることにより、上記項で特定さ
れた破損伝熱管の入口端と出口端にロボットアームの操
作で閉塞栓を差し込むことができ、運転中に破損伝熱管
を閉塞することができる。 以上各項により、伝熱管の管理を容易に行うことがで
きる。
【図1】本発明の熱交換器の一実施例を示す概略図であ
る。
る。
【図2】本発明の他の実施例を示す概略図である。
【図3】本発明の更に他の実施例を示すもので、(イ)
は全体の概略図、(ロ)は閉塞栓の拡大図、(ハ)は伝
熱管の破損孔を閉塞栓で閉塞した状態を示す拡大断面図
である。
は全体の概略図、(ロ)は閉塞栓の拡大図、(ハ)は伝
熱管の破損孔を閉塞栓で閉塞した状態を示す拡大断面図
である。
【図4】熱交換器の一例を示す概要図である。
1 本体胴 2 管板 3 伝熱管 3a 入口端 3b 出口端 4 胴蓋 8 入口室 9 出口室 10 管側流体 11 胴側流体 12 胴側流体入口 13 胴側流体出口 14 破損孔 15 管側流体導入管 16 発光微粒子 17 加圧タンク 18 開閉弁 19 圧力計 20 導管 21 制御盤 22 カメラ 24 ロボットアーム 25 閉塞栓 26 閉塞栓
Claims (4)
- 【請求項1】 本体胴内に配置した多数の伝熱管の両端
部を管板に開口支持させ、且つ上記伝熱管の両端部を覆
うように胴蓋を設けて該胴蓋と管板との間の空間部に管
側流体用の入口室と出口室をそれぞれ形成してなる熱交
換器における上記入口室側に、該入口室内の圧力を検出
する圧力計を設け、且つ上記入口室に接続した管側流体
導入管に、発光微粒子を収容した加圧タンクを導管を介
し接続して、該導管に、上記圧力計にて検出した圧力に
変化が生じたときに開いて加圧タンク内の発光微粒子を
管側流体導入管に供給するようにするための開閉弁を設
け、更に、上記入口室内を監視するカメラを設置した構
成を有することを特徴とする熱交換器の伝熱管管理装
置。 - 【請求項2】 圧力計の検出信号を入力して開閉弁に開
閉指令を与える制御盤を設けた請求項1記載の熱交換器
の伝熱管管理装置。 - 【請求項3】 入口室内にロボットアームを装備させ、
且つ時限発火機能を備えた二液性エポキシ剤入閉塞栓を
伝熱管内に入れて破損孔を閉塞させるようにした請求項
1又は2記載の熱交換器の伝熱管管理装置。 - 【請求項4】 出口室内を監視するカメラを設置し、且
つ入口室内と出口室内に、伝熱管の入口端と出口端に閉
塞栓を差し込むためのロボットアームを装備させた請求
項1又は2記載の熱交換器の伝熱管管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33676594A JPH08178584A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 熱交換器の伝熱管管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33676594A JPH08178584A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 熱交換器の伝熱管管理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178584A true JPH08178584A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18302499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33676594A Pending JPH08178584A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 熱交換器の伝熱管管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08178584A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114383462A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-04-22 | 姚纯 | 一种管壁破损的自预警式换热器 |
| JP2024519340A (ja) * | 2021-05-11 | 2024-05-10 | アーケマ・インコーポレイテッド | 熱交換器のチューブシート監視方法 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP33676594A patent/JPH08178584A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024519340A (ja) * | 2021-05-11 | 2024-05-10 | アーケマ・インコーポレイテッド | 熱交換器のチューブシート監視方法 |
| CN114383462A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-04-22 | 姚纯 | 一种管壁破损的自预警式换热器 |
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