JPH08178757A - 体温計 - Google Patents

体温計

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JPH08178757A
JPH08178757A JP6334820A JP33482094A JPH08178757A JP H08178757 A JPH08178757 A JP H08178757A JP 6334820 A JP6334820 A JP 6334820A JP 33482094 A JP33482094 A JP 33482094A JP H08178757 A JPH08178757 A JP H08178757A
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JP
Japan
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thermometer
temperature
main body
temperature measuring
support portion
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JP6334820A
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English (en)
Inventor
Yoichi Nakada
洋一 仲田
Shintaro Mikami
新太郎 三上
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Pigeon Corp
Original Assignee
Pigeon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、大人のみならず乳児、幼児であって
も、体温を正しく測定することができる体温計を提供す
ること。 【構成】 感温素子を有する測温部13により被験者の
体温を測定する体温計において、上記測温部から延長さ
れた部分の一部又は全部が曲がるように形成された体温
計。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感温素子を用いて電気
的に体温を測定する体温計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図28は、感温素子を用いて電気的に体
温を測定する従来の体温計の斜視図である。この体温計
1は、温度表示部4を有する本体部2と測温部3を有す
る支持部5とから構成されている。この本体部2は、断
面が略長方形となっており、この本体部2の一端には、
縮径された形状となっている支持部5が設けられてい
る。そして、支持部5の先端には、測温部3が形成され
ている。
【0003】この測温部3は、金属性のキャップの内側
に、感温素子でなる例えばサーミスタが収納され、この
キャップとサーミスタとが熱的に、或いは接着剤等で結
合するようになっている。これに対して本体部2の一方
の面には、窓が形成されており、この窓に液晶表示パネ
ル4が設けられている。さらにこの本体部2には、内部
に配線基板が収納されている。したがって、体温計1
は、この配線基板上に形成された電気回路により、測温
部3の温度によって変化するサーミスタの抵抗値が検出
され、この検出結果から測温部3の温度が液晶表示パネ
ル4に表示される。
【0004】そして、この体温計1で、実際に被験者の
体温を測定する場合は、図29に示すように、体温計1
の測温部3を脇の下の皮膚に接触するように差し込んだ
後、所定時間、腕と脇腹とで体温計1を挟持する。これ
により、被験者の体温を測定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで電子式の体温
計1においては、測定中にこの体温計1が移動すると、
体温を正しく測定することが困難になってしまう。すな
わち、体温計1の両面が腕と脇腹とで挟持された状態
で、被験者が腕等を移動すると、体温計1が図29の矢
印aで示されるように上下に移動したり、または、矢印
bで示されるように前後に移動するという問題があっ
た。
【0006】したがって、被験者は腕を脇腹に押し付け
て体温計1を動かさないように保持することが必要とな
っていた。また、このようにして初めて、体温計の移動
を有効に回避することができ、その結果として、正しい
体温を測定することが可能となっていた。
【0007】また、特に乳児においては、大人のように
腕を脇腹に押し付けて動かさないようにすることが困難
で、体温計1が脇の下に差し込まれただけで嫌がる場合
もある。したがって、従来の体温計1では、乳児等の体
温を測定する場合、結局、保護者が付きっきりで体温計
1を脇の下に押し付けて動かないように保持しなければ
ならなかった。そして、この場合は、体温計1が移動し
て正しい体温を測定できないという問題があった。
【0008】さらに、幼児においても、挟持する力が弱
いことにより、また動かないようにしていることが苦手
なことにより、結局、体温計1が移動して正しい体温を
測定できなくなる場合があった。
【0009】本発明は以上の点に鑑み、大人のみならず
乳児、幼児であっても、体温を正しく測定することがで
きる体温計を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、感温素子を有する測温部により被験者の体温を測
定する体温計において、上記測温部から延長された部分
の一部又は全部が曲がるように形成された体温計により
達成される。
【0011】本発明による体温計は、好ましくは、上記
測温部から延長された部分の外側の面に温度表示部を設
けている。
【0012】本発明による体温計は、好ましくは、上記
測温部から延長された部分の内側の面に滑り止め部を設
けている。
【0013】本発明による体温計は、好ましくは、上記
測温部から延長された部分の曲がりの角度を調整するた
めの調整手段設けている。
【0014】本発明による体温計は、好ましくは、上記
測温部から延長された部分の曲がり始めの位置を調整す
るための調整手段を設けている。
【0015】本発明による体温計は、好ましくは、充電
可能な二次電池を設け、この二次電池により動作して被
験者の体温を測定する構成となっている。
【0016】本発明による体温計は、好ましくは、防水
のための防水手段を設けている。
【0017】
【作用】感温素子を有する測温部により被験者の体温を
測定する体温計において、測温部から延長された部分の
一部又は全部が曲がるように形成すれば、この測温部か
ら延長された部分で曲がっている内側の面が、脇の下か
ら体の前面にかけて被験者の皮膚に密着し、これにより
移動が制限される。
【0018】このとき、測温部から延長された部分の外
側の面に、測定した体温を表示する温度表示部を設けれ
ば、脇の下に体温計を保持したままの状態で、この温度
表示部が外側を向いて保持される。
【0019】また、測温部から延長された部分の内側の
面に滑り止め部を設けたならば、腕等を移動した際の体
温計の移動をさらに一段と制限することができる。
【0020】さらに、測温部から延長された部分の曲が
りの角度を調整できるようにすれば、被験者の体の大き
さに対応するように、角度調整をすることができる。
【0021】また、測温部から延長された部分の曲がり
始めの位置を調整するための調整手段を設けたならば、
同様に被験者の体の大きさに対応するように、体温計を
より正確に調整できる。
【0022】さらに、充電可能の二次電池を設け、この
二次電池により動作して体温を測定すれば、煩雑な電池
交換作業を省略することができる。
【0023】また、防水のための防水手段を設ければ、
水分の侵入による故障を有効に防ぐことができる。
【0024】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図
27を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べ
る実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的
に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0025】図1は、本発明の第1の実施例にかかる体
温計を示す斜視図であり、図2及び図3は、それぞれこ
の体温計10の側面図及び正面図である。この体温計1
0は、断面略長方形の本体部11が棒状に形成され、こ
の本体部11の先端が所定角度だけ折れ曲がって支持部
12が形成されている。
【0026】ここで、この支持部12は、本体部11か
ら徐々に縮径するように形成されていて、その先端に測
温部13が設けられている。ここで支持部12は、図4
に示すように、測温部13の先端が乳幼児等の脇の下の
付根に接触するように体温計10を脇の下に差し込んだ
とき、本体部11と支持部12とで形成される内側側面
M(図2参照)が、脇の下から体の前面にかけて皮膚に
密接するように形成されている。このような形状は、測
温部13までの長さL1、支持部12の先端の傾きθに
より定められる。すなわち、体温計10の測温部13が
被験者の脇の下の中心部又はその近傍にある測定部位に
当接するように長さL1及び支持部12の先端の傾きθ
を設定する。
【0027】これにより、図4の矢印cで示すように、
体の前後方向への体温計10の動きに対しては、本体部
11と支持部12とで形成される内側側面M又は測温部
13が引っ掛かって、その動きが制限される。また矢印
dで示す上下方向の体温計10の動きについても、本体
側の内側側面Mが皮膚と密接に接触するため、その動き
を制限することができる。したがって、例えば、幼児の
場合は、この体温計10を脇の下に差し込んだ後は、幼
児の激しい動きを注意するだけで、測温部13の移動を
有効に回避して正しい体温を測定することができる。ま
た乳児の場合は、この体温計10を脇の下に差し込んだ
後、親等が体温計10を軽く手で支える程度で、測温部
13の移動を有効に回避して正しい体温を測定すること
ができる。
【0028】また、体温計10の支持部12を脇の下に
差し込んだとき、測温部13の先端は脇の下の付根に接
触する。そして、そのとき、体温計10の本体部11と
支持部12とで形成される内側側面Mは脇の下から体の
前面にかけて皮膚に密着する。したがって、実際に体温
を測定する場合には、被験者の脇の下に体温計10を差
し込むだけで、測温部13の先端を脇の下の付根に正し
く密着させることができ、これによって体温を簡易かつ
確実に測定することができる。
【0029】この体温計10は、樹脂材料により本体部
11及び支持部12が形成され、この実施例において
は、この樹脂材料として肌に接触した際に違和感の少な
いポリプロピレン(P.P.)樹脂が用いられる。これ
により体温計10では、脇の下に差し込んで皮膚に密着
した際に、被験者の不快感を低減することができる。ま
た、このように構成することにより、特に乳児の体温を
測定する場合でも、乳児の機嫌を損ねることなく確実に
体温を測定できるようになっている。
【0030】本体部11は、従来の体温計と同様に、内
部に電子回路を収納し、この電子回路で測温部13の温
度を測定する。さらに、本体部11には、脇の下に差し
込んだ際、皮膚に密着する内側側面Mの反対側に相当す
る外側側面N(図2参照)に窓が形成されており、体温
表示用の液晶表示パネル14がこの窓に配置されてい
る。
【0031】これにより図5に示すように、体温計10
では、体温計10を脇の下に差し込んだままの状態で測
定結果を確認することができ、使い易さが向上する。
【0032】また、図2に示すように、本体部11に
は、皮膚に何ら接触することのない支持部12と反対側
の端面に、操作子15が形成され、この操作子15を押
圧操作して測定を開始できるようになっている。したが
って、この押圧可能な操作子15が皮膚に密着すること
により発生する違和感を有効に防ぐと共に誤操作も有効
に防ぐことができる。また、操作子15を液晶表示パネ
ル14と別の面に配置したことにより、内蔵の電子回路
について設計の自由度を向上させることができるように
なった。
【0033】さらに、図5について上述したように、体
温計10を脇の下に差し込んだままの状態で測定結果を
確認した後、必要に応じてそのままの状態で操作子15
を再び操作すれば、改めて体温を測定し直すこともでき
る。
【0034】この体温計10では、本体部11に、図6
に示すように、コーナーに切り欠きが形成され、この切
り欠きの奥に配置された電極端子17を介して充電でき
るようになっている。これにより、この体温計10で
は、煩雑な電池の交換作業を有効に防ぐことができるよ
うになっている。また、実際上、特に乳幼児等において
は、大人に比べて発熱する場合が多く、これがため乳幼
児等の使用する体温計では、電池の消耗が大人用に比し
て大きいという特徴がある。したがって、この実施例の
ように充電可能に電池を内蔵すれば、その分使い勝手を
向上させることができる。
【0035】また、図7に示すように、この本体部11
には、この電極端子17を覆うためのカバー18が設け
られている。具体的には、このカバー18を電極端子1
7へ向かって押圧することにより、カバー18の裏面に
形成された突起18aが本体部11の切り欠きに密に嵌
合する。これにより水滴等が本体部11の内部等に侵入
するのを有効に回避できるようになっている。この体温
計10では、このカバー18による密閉機構を含めて全
体が防水構造により形成され、これにより例えば、乳幼
児が誤ってしゃぶった場合でも、またコップ等の水中に
投下された場合でも、水分の侵入を有効に回避して故障
しないようになっている。
【0036】図8及び図9は、この防水構造の説明に使
用するための体温計10の本体部のケース11a,11
bの分解斜視図である。ここで体温計10は、それぞれ
本体部のケース11a,11bに個別に構成部品が組み
込まれた後、この2つの本体部のケース11a,11b
を組み合わせて形成される。ここで,この2つの本体部
のケース11a,11bは、図8に示すように、それぞ
れの合わせ面によって分割されている。
【0037】ここで、図9に一部断面を取って示すよう
に、本体部のケース11aの合わせ面には、階段状の段
差19が形成されており、これに対応して本体部のケー
ス11b側の合わせ面にも階段状の段差が形成されてい
る。さらに、この2つの段差の合わせ面には、弾性部材
でなるゴム性のパッキング20が介挿され、このパッキ
ング20を本体部のケース11a,11bとでそれぞれ
内外周から押圧するようになっている。このように体温
計10は、簡易な形状で防水されている。
【0038】このような防水構造を採用したことによ
り、体温計10は、水分の侵入を心配することなく、充
電式のバッテリを内蔵できるようになった。そして、具
体的には、上述のように端子17を介してこの内蔵のバ
ッテリに充電することができる。図10及び図11は、
この体温計10のケース22を示す斜視図であり、この
ケース22は、体温計10に内蔵したバッテリを充電す
る充電装置を兼ねるようになっている。すなわち、ケー
ス22は、上蓋23とケース本体24とで形成され、こ
の上蓋23の上面に太陽電池25が張り付けられてい
る。
【0039】さらに、このケース22には、ケース本体
24の内側に、体温計保持用の板材27,28,29が
配置され、これにより、体温計10は、上蓋23を開い
てこの板材27,28,29の間に体温計10を差し込
むだけで、簡易かつ安全に保管できるようになってい
る。また、図12に示すように、これらの板材27,2
8,29のうち、体温計10の本体部11の外側側面に
対応する部分に相当する板材27においては、体温計1
0側の根元部分に対応する部分に電極31が形成されて
いる。そして、体温計10のカバー18(図7参照)を
取り外して体温計10をケース22に収納すると、体温
計10の2つの金属電極17にそれぞれ電極31が電気
的に接続されるようになっている。
【0040】さらに、この板材27に形成されている電
極31は、ケース22の内側に這わせたフレキシブル配
線基板30を介して太陽電池25に接続され、これによ
りケース22では、太陽電池25の起電力をこの電極3
1を介して体温計10に供給するようになっている。
【0041】図13は、この体温計10の電気的構成を
示すブロック図である。すなわち、体温計10は、太陽
電池25の電力をバッテリ33に受け、このバッテリ3
3に充電された電力により動作する。温度センサ34
は、測温部13に配置されたサーミスタによって形成さ
れ、このサーミスタを定電圧駆動すると共に、このサー
ミスタに流れる電流を電流電圧変換して出力する。
【0042】アナログディジタル変換回路(A/D)3
5は、この温度センサ34の出力電圧をアナログディジ
タル変換して中央処理ユニット(CPU)36に出力す
る。中央処理ユニット36は、操作子15の操作に応動
して全体を立ち上げ、続いてメモリ回路37に格納され
た処理プログラムを実行する。これにより、アナログデ
ィジタル変換回路35の出力データに基づいて、測温部
13の温度を監視する。さらに、中央処理ユニット36
は、規定時間経過すると、又はこの温度監視結果により
測温部13の温度変化が規定値に達すると、この温度監
視結果に基づいて体温を判定し、この判定結果を液晶表
示パネルでなる表示パネル14に表示する。さらに、こ
のとき中央処理ユニット36は、圧電素子で形成された
ブザー38を駆動し、体温の測定が完了した旨、ユーザ
ーに警報を発生する。
【0043】これにより、体温計10は、中央処理ユニ
ット36で全体の動作が制御されて、体温を測定するこ
とができるようになっている。さらに、中央処理ユニッ
ト36は、金属電極17を介して太陽電池25から電力
の供給が開始されると動作状態に立ち上がり、バッテリ
33の端子電圧を監視する。ここでバッテリ33が満充
電になると、中央処理ユニット36は、ブザー38を介
して所定期間の間、警報を発生し、これにより充電が完
了した旨の警報をユーザーに発生する。
【0044】なお、バッテリ33は、このとき付随する
過充電防止回路により、充電が中止され、これにより体
温計10では過充電を有効に防止できるようになってい
る。これにより、この種の体温計10では、頻繁に使用
する場合でも、専用ケース22に収納保管しておくだけ
で、常にバッテリ33が充電された状態に保持され、使
い勝手を向上することができる。
【0045】図14は、第2の実施例に係る体温計を示
す斜視図である。なお、この実施例において上述した第
1の実施例の構成と同一の構成は、共通する符号を付し
て表し、重複した記載を省略する。
【0046】この体温計40では、支持部12と反対側
である本体部41の端部を、円盤状に形成し、この円盤
状部分に液晶表示パネル14を配置している。すなわ
ち、この種の液晶表示パネル14により体温を表示する
場合、表示パネル14を長方形に形成し、この長方形の
長手方向に連続する数字により体温を表示する。したが
って、図5について上述したように、脇の下に差し込ん
だまま測定結果を確認する場合にあっては、この液晶表
示パネル14の長手方向が横方向になるように、液晶表
示パネル14を配置することが望ましい。
【0047】ところが、単に液晶表示パネル14の長手
方向が横方向になるように、液晶表示パネル14を配置
したのでは、本体部41の幅が不足することになる。こ
の問題を解決する1つの方法として表示パネルを小型化
して横方向に配置する方法の考えられるが、このように
すると液晶表示パネルの表示が見にくくなるという欠点
がある。
【0048】このため、この実施例においては、本体部
41の端部を円盤状に形成し、この円盤状に形成した大
面積の部分に、液晶表示パネル14を横向きに配置す
る。これにより図15に示すように、この実施例による
体温計40では、脇の下に差し込んだまま測定結果を簡
易かつ確実に確認することができる。
【0049】さらに、この実施例による体温計40にお
いて、この円盤状に形成した大面積の部分は、本体部4
1の内側側面Mが平坦に形成されている。これにより体
温計40は、第1の実施例による体温計10に比して、
さらに大きな面積で被験者の皮膚に密着する。したがっ
て、この体温計40においては、第1の実施例の体温計
10に比べ、さらに一段と体温計40の移動を低減する
ことができる。
【0050】図14に示す構成によれば、液晶表示パネ
ル14を横向きに配置したことにより、脇の下に体温計
40を差し込んだままの状態でも、体温を容易に確認す
ることができ、その分使い勝手を向上することができ
る。さらに、このように液晶表示パネル14を配置する
ために拡大した本体部41の内側側面を有効に利用し
て、被験者の皮膚に密着する面積を拡大したことによ
り、第1の実施例に比べ、さらに一段と体温計40の移
動を低減することができ、その分さらに一段と簡易かつ
確実に体温を測定することができる。
【0051】図16及び図17は、第3の実施例に係る
体温計を示す斜視図である。この実施例においても、上
述した第1の実施例の構成と同一の構成は、共通する符
号を付して表し、重複した記載を省略する。
【0052】この体温計50において、本体部51及び
支持部12には、それぞれ内側側面に略矩形形状の凹部
が形成され、この凹部に滑り止防止用パット52、53
が接着により固定されている。ここで、この滑り止防止
用パット52、53は、皮膚に密着した際に、違和感の
少ないウレタンゴムを成形して形成されている。
【0053】このうち、本体部51側の滑り止防止用パ
ット52には、図18の平面図及び図18で示されるA
−A断面により断面を取って示した図19のように、一
定のピッチで平面が円形の凹部が形成されている。体温
計50は、この滑り止防止用パット52を設け、さら
に、この滑り止防止用パット52の表面に円形の凹部を
設けたことにより、被験者の皮膚に密着して滑り難くす
ることができる。そして、これにより体温計50の移動
を低減することができ、さらに一段と確実に体温を正確
に測定することができる。
【0054】これに対して、支持部12側の滑り止防止
用パット53は、図20の平面図及び図20で示される
B−B断面により断面を取って示した図21のように、
表面が波打つように形成されている。体温計50では、
この滑り止防止用パット53を設け、さらにこの滑り止
防止用パット53の表面を波状に形成したことにより、
被験者の皮膚に密着して滑り難くすることができる。そ
して、これにより体温計50の移動をさらに低減するこ
とが可能となるため、より一層、正確に体温を測定する
ことができる。
【0055】さらに、この実施例において、本体部51
には、図17で示すような大型の液晶表示パネル54が
設けられている。そして、この大型の液晶表示パネル5
4は、上述の第1の実施例の液晶表示パネル14と比
べ、より操作子15側に移動させて配置されている。し
たがって、測定結果の視認性を向上することができ、よ
り使いやすくなっている。
【0056】図22は、第4の実施例に係る体温計を一
部断面を取って示した側面図である。この実施例におい
ても、上述した実施例の構成と同一の構成は、共通する
符号を付して表し、重複した記載を省略する。
【0057】ここで、この体温計60では、測温部13
側の先端部分だけが射出成形により形成されて部分的に
支持部62が形成され、この部分的に形成された支持部
62と本体支持部61とが接続部材63によって接続さ
れている。ここで、この接続部材63は、可撓性部材で
形成され、力を加えると変形するようになっている。こ
れにより、体温計60は、支持部の曲がり具合(図22
においては角度θで表される角度)を必要に応じて可変
できるように構成されている。
【0058】すなわち、この種の体温計を適用する乳幼
児等について確認した結果によれば、この角度θは、約
35度〜45度の範囲で個人差があることが判った。さ
らにこの角度θが適切な角度から大きな角度になると、
図面にて上下方向に移動し易くなり、またこの角度θが
適切な角度から小さな角度になると、図面にて水平方向
に移動し易くなることも判った。したがって、この実施
例のように、この角度θを可変できるようにすれば、被
験者に応じてこの角度θを最適な角度に設定することが
でき、これによりさらに一段と確実に体温を測定するこ
とができる。
【0059】さらに、この実施例において、接続部材6
3には、測温部13と本体部61の電気回路とを接続す
るケーブルが内側に挿通されている。体温計60は、こ
の接続部材63が外部から見えないように、部分的に形
成された支持部62と本体支持部61とをカバー64で
覆い、これにより全体として凹凸の少ない形状になって
いる。
【0060】図23は、第5の実施例に係る体温計を一
部断面を取って示す側面図である。この実施例において
も、上述した実施例の構成と同一の構成は、共通する符
号を付して表し、重複した記載を省略する。
【0061】ここで、この体温計70は、上述の第4の
実施例と比べ、本体部が図において下方にさらに延長し
て形成されている。具体的には、上述した第1の実施例
の支持部12の急激な折れ曲がり部分までを一体にして
本体部71を形成している。さらに体温計70には、こ
の急激な折れ曲がり部分に、回動軸72により回動自在
に支持されている支持部分73が設けられている。ま
た、この支持部分73には、測温支持部74が一体的に
配置されている。すなわち、この測温支持部74と支持
部分73とで上述した第1の実施例の支持部12に相当
する部分を形成するようになっている。
【0062】これにより、この体温計70では、第4の
実施例と同様に支持部の傾きθを可変することができ、
被験者に応じてこの角度θを最適な角度に設定して、一
段と正確にに体温を測定することができるようになって
いる。
【0063】さらに、この支持部分73には、回動軸7
2と反対側の端部に向かって、かつ、この支持部分73
の長手方向に沿って配置されている貫通溝75が形成さ
れている。測温支持部74は、この貫通溝75に挿通さ
れたピン76によりこの貫通溝75に沿って移動可能な
状態で支持部分73によって保持されている。これによ
り体温計70は、矢印eで示すように、測温部13の突
出量を可変できるようになっている。
【0064】すなわち、この種の体温計を適用する乳幼
児について確認した結果によれば、角度θと共にこの突
出量も個人差があり、この突出量も適切な値から変化す
ると、その分、体温計が移動し易くなることが判った。
したがって、この実施例のように、この突出量を可変で
きるようにすれば、被験者に応じてこの突出量を最適な
値に設定することができ、これによりさらに一段と正確
に体温を測定することができる。なお、この実施例にお
いても、支持部分73は、測温支持部74及び本体部7
1の一部と共にカバーで覆われている。これにより体温
計70は、全体として凹凸の少ない形状になるように形
成されている。
【0065】図24は、第6の実施例に係る体温計の支
持部の詳細構成を示す分解斜視図である。この実施例に
おいても、上述した実施例の構成と同一の構成は、共通
する符号を付して表し、重複した記載を省略する。
【0066】ここで、この体温計80は、上述した第5
の実施例と同様に、本体部81の一部、支持部分82及
び測温支持部83で支持部が形成されている。ここで、
この本体部81の根元部分には、歯車状の突起84が形
成され、支持部分82のうち、この歯車状の突起84に
対応する部分には、貫通孔85が形成されている。この
貫通孔85は、突起84に対応して内側側面が歯車状に
形成されており、これにより体温計80では、矢印fで
示すように、貫通孔85に突起84を差し込んで一体に
保持されるようになっている。さらに、この貫通孔85
に突起84を差し込む際に、嵌め合わせる角度を傾ける
ことにより、本体部81に対する支持部分82の傾きを
段階的に可変できるようになっている。
【0067】体温計80には、この本体部81及び支持
部分82を覆うカバーが設けられている(図示せず)。
そして、このカバーは、必要に応じて取り外すことがで
きる。これにより体温計80は、支持部分82の傾きを
段階的に可変できるようになっている。
【0068】すなわち、支持部分82の傾きθは、個人
差があることにより可変できることが望ましい反面、一
般家庭においては、特定の個人が使用するため、一旦設
定した後は、最適値に維持され、容易に変化しない方が
望ましい。したがって、体温計においては、最適値に可
変でき、かつ最適値に設定した後は、容易に変更できな
いことが望まれる。ところが、このように定めた角度θ
についても、乳幼児等の場合は、その発育によって最適
値が変化することにより、一旦最適値に設定した角度θ
についても年月が経てば変更することが必要となる。
【0069】このような場合であっても、本実施例にお
いては、支持部分82の傾きθを段階的に可変できるた
め、この種の矛盾する要求を一挙に満たすことができ、
この種の体温計の使い勝手を一段と向上することが可能
となる。
【0070】ここで支持部分82は、その先端部分に向
かって矩形形状の貫通孔86が並んで複数形成され、こ
れら貫通孔86が支持部分82の長手方向に向かって設
けられている貫通溝により連結されている。測温支持部
83は、側面に突起87が形成されており、この突起8
7の形状は、上記貫通孔86に適切に嵌合できるように
形成されている。これにより体温計80では、矢印gで
示すように、貫通孔86に突起87を差し込んで支持部
分82及び測温支持部83を一体的ににさせることがで
きる。さらに、この貫通孔86に突起87を差し込む際
に、適切な位置の貫通孔86を選択して嵌め合わせるこ
とにより、測温部13の突出量についても段階的に可変
できるようになっている。
【0071】体温計80では、この本体部81及び支持
部分82を覆うカバーにより測温支持部83の根元も一
体的にに覆われるように形成されている。そして、必要
に応じてこのカバーを取り外して測温部13の突出量を
調整できるようになっている。したがって、体温計80
では、支持部分82の傾きだけでなく、測温部13の突
出量についても段階的に保持できるようになっている。
【0072】すなわち、体温計80においては、支持部
の傾きθだけでなく、この突出量についても角度θと同
様のことが求められ、最適値に可変でき、かつ最適値に
設定した後は、可変できないことが望まれ、また、乳幼
児等の発育によって変化する最適値にきめ細かく対応で
きるように可変可能であることが望まれる。
【0073】本実施例によれば、支持部分82の傾きだ
けでなくこの測温部13の突出量についても段階的に可
変可能なため、この種の矛盾する要求を一挙に満たすこ
とができ、この種の体温計の使い勝手をさらに一段と向
上することができる。
【0074】また、上述の第1の実施例においては、図
2に示すように、図において右斜め上へ向かって支持部
12が配置されている。しかし、本発明はこれに限ら
ず、体温計10の測温部13が被験者の脇の下の測定部
位に当接するように支持部12を配置した結果として、
この支持部12が図において本体部11から略直角に右
方向に延在されてもよい。さらに、この支持部12が本
体部11から図において右斜め下へ延在された場合でも
よい。
【0075】なお、上述の第2の実施例においては、本
体部の一端を円盤状に拡大する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、例えば図25及び図26に示す
体温計80のように、矩形形状に拡大しても良く、さら
には乳幼児が楽しめるようなキャラクタの顔形状等、種
々の形状に拡大してもよい。
【0076】さらに、上述の第3の実施例においては、
滑り止め部を接着して形成する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、例えば図27に示す体温計90
のように、円筒形状のゴム材91、92等を差し込んで
接着することにより、また支持部等に凹部を形成して滑
り止め部材92を嵌め併せることにより滑り止めを形成
してもよい。また、本体部等に凹部を形成し、この凹部
にゴム性のブッシング等を差し込んで滑り止め部を形成
してもよい。
【0077】また、これらの場合において、滑る止めの
材質は、ゴム等に限らず、本体部に直接凹凸を形成して
滑り止めを形成してもよい。
【0078】さらに、上述の実施例においては、乳幼児
用等の体温計に本発明を適用した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、脇の下に挟んだまま測定で
きることにより、例えば腕を固定しておく必要のある病
人等に適用することもできる。また、一般の大人にも適
用できることは勿論である。
【0079】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、大人のみな
らず乳児、幼児であっても、体温を正しく測定すること
ができる体温計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による体温計を示す斜視
図である。
【図2】図1の体温計の側面図である。
【図3】図1の体温計の正面図である。
【図4】図1の体温計の使用の状態を示す略線図であ
る。
【図5】図1の体温計の使用の状態を示す斜視図であ
る。
【図6】図1の体温計について、図1とは反対側の面を
示す斜視図である。
【図7】図6の一部を詳細に示す拡大斜視図である。
【図8】図1の体温計のケースを示す分解斜視図であ
る。
【図9】図1の体温計のケースの接続部を一部断面を取
って示す斜視図である。
【図10】図1の体温計の収納ケースを示す斜視図であ
る。
【図11】図10の収納ケースの内部を示す斜視図であ
る。
【図12】図10の収納ケースの詳細構成を示す拡大斜
視図である。
【図13】図1の体温計の電気的構成を示すブロック図
である。
【図14】第2の実施例による体温計を示す斜視図であ
る。
【図15】図14の体温計の使用の状態を示す斜視図で
ある。
【図16】第3の実施例による体温計を示す斜視図であ
る。
【図17】図15の体温計について、図15とは逆側を
示す斜視図である。
【図18】図15の体温計の滑り止めを示す平面図であ
る。
【図19】図18の体温計の滑り止めをA−A断面で取
ってを示す断面図である。
【図20】図15の体温計の他の滑り止めを示す平面図
である。
【図21】図20の体温計の滑り止めをB−B断面で取
ってを示す断面図である。
【図22】第4の実施例による体温計を一部断面を取っ
て示す側面図である。
【図23】第5の実施例による体温計を一部断面を取っ
て示す側面図である。
【図24】第5の実施例による体温計の詳細構成を示す
分解斜視図である。
【図25】他の実施例による体温計を示す側面図であ
る。
【図26】図25の体温計を示す正面図である。
【図27】他の実施例による体温計を示す斜視図であ
る。
【図28】従来の体温計を示す正面図である。
【図29】従来の体温計の使用の状態を示すを示す略線
図である。
【符号の説明】
10 体温計 11 本体部 12 支持部 13 測温部 14 液晶表示パネル 15 操作子 M 内側側面 N 外側側面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感温素子を有する測温部により被験者の体
    温を測定する体温計において、 上記測温部から延長さ
    れた部分の一部又は全部が曲がるように形成された こ
    とを特徴とする体温計。
  2. 【請求項2】上記測温部から延長された部分の外側の面
    に温度表示部を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の体温計。
  3. 【請求項3】上記測温部から延長された部分の内側の面
    に滑り止め部を設けたことを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の体温計。
  4. 【請求項4】上記測温部から延長された部分の曲がりの
    角度を調整するための調整手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3に記載の体温計。
  5. 【請求項5】上記測温部から延長された部分の曲がり始
    めの位置を調整するための調整手段を設けたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項4に記載の体温計。
  6. 【請求項6】充電可能な二次電池を設け、この二次電池
    により動作して被験者の体温を測定する構成となってい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の体温
    計。
  7. 【請求項7】防水のための防水手段を設けたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項6に記載の体温計。
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