JPH08178936A - 空間フィルタ方式移動量測定装置 - Google Patents

空間フィルタ方式移動量測定装置

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JPH08178936A
JPH08178936A JP33584294A JP33584294A JPH08178936A JP H08178936 A JPH08178936 A JP H08178936A JP 33584294 A JP33584294 A JP 33584294A JP 33584294 A JP33584294 A JP 33584294A JP H08178936 A JPH08178936 A JP H08178936A
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JP
Japan
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spatial filter
movement amount
measuring device
light
filter type
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33584294A
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English (en)
Inventor
Yuichi Niimoto
祐一 新本
Junichi Takagi
潤一 高木
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相対移動量を少ない累積誤差でもって正確に
計測でき、また、カーナビゲーションシステムを車両に
後付けで取り付つる場合にも、エンジン制御用のコント
ロール回路から車両の速度信号を取り出す必要がなく、
その制御信号系統との切り放しが可能な空間フィルタ方
式移動量測定装置を提供する。 【構成】 光源2により測定対象物1に対して光を照射
し、空間フィルタ光学系3を用いて測定対象物1からの
反射光より特定の空間周波数成分の信号を抽出する。こ
の出力信号は測定対象物1との相対移動量に関連した値
となっているので、測定対象物と非接触でその相対移動
量を測定することが可能となる。また、GPSにより検
出した車両の位置情報、又は空間フィルタ方式移動量測
定装置による車両の移動量と走行方向とにより求まる車
両の位置情報を用いてカーナビゲーションシステムを構
築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空間フィルタ方式移動
量測定装置に係り、また、空間フィルタ方式での移動量
測定をカーナビゲーションシステムに適用した装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両等の移動量測定は、車速セン
サからの速度信号に基づいて走行距離を求めるものが一
般的であった。また、カーナビゲーションシステムは、
GPS(グローバル・ポジショニング・システム)で地
球上の3次元座標の計測を利用したものが多いが、高層
ビル等の建物の影やトンネルの内部のように電波が届か
ない所では、位置計測ができなくなる。そこで、GPS
による位置情報に加えて、方位を検出するジャイロや車
速センサなどによる検出情報を併用した自立航法とする
ことにより、上記問題を解決しようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように車速センサからの速度信号に基づいて走行距離を
求める場合には、車両タイヤの摩耗や空気圧の変化、積
載重量(搭乗人員数)の変化等により走行距離に累積す
る誤差が発生してしまう。また、カーナビゲーションシ
ステムを車両に後付けで取り付つけようとした場合に
は、車両から走行距離のセンサ信号を取り出すための工
事が必要になる。さらには、センサ信号取り出しをエン
ジン制御用のコントロール回路(ECU)から行う場合
は、ECUとナビゲーションシステムとの間をケーブル
で接続することになるが、そのケーブルからのノイズな
どにより、ECUの動作に支障を来す虞れがあり、ま
た、車両によってはこの信号を取り出すことが困難な場
合もある。本発明は、上記問題を解決するためになされ
たもので、空間フィルタを用いて測定対象物と非接触に
て相対移動量を少ない累積誤差でもって正確に計測で
き、また、カーナビゲーションシステムを車両に後付け
で取り付つる場合にも、エンジン制御用コントロール回
路から車両の速度信号を取り出す必要がなく、その制御
信号系統と切り放した独立したシステムの構築が可能な
空間フィルタ方式移動量測定装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の空間フィルタ方式移動量測定装置は、測定
対象物に光を照射する光源と、測定対象物からの反射光
より特定の空間周波数成分の信号を抽出する空間フィル
タとを備え、空間フィルタの出力信号に基づき測定対象
物との相対移動量を測定するものである。請求項2の空
間フィルタ方式移動量測定装置は、請求項1記載の構成
において、空間フィルタが測定対象物からの反射光を受
光する受光レンズと、この受光レンズの焦点位置に設け
られる開口絞りと、この開口絞りを通過した光を分離す
る光学素子と、この光学素子により分離された光を受光
する2つの光検出器とを有するものである。請求項3の
空間フィルタ方式移動量測定装置は、請求項2記載の構
成において、開口絞りの開口形状が移動方向にのみ幅が
狭く、それと直行する方向には幅が広い形をしているも
のである。請求項4の空間フィルタ方式移動量測定装置
は、請求項3記載の構成において、光学素子が一定ピッ
チで交互に2方向へ反射分離するミラーアレイであり、
2つの光検出器はミラーアレイにより反射分離された光
をそれぞれ受光するものである。請求項5の空間フィル
タ方式移動量測定装置は、請求項4記載の構成におい
て、2つの光検出器が開口絞りによって遮光される部分
に配置されているものである。請求項6の空間フィルタ
方式移動量測定装置は、請求項5記載の構成において、
2つの光検出器が開口絞りを構成する部材に取付けたも
のである。請求項7の空間フィルタ方式移動量測定装置
は、請求項6記載の構成において、2つの光検出器が開
口絞りを挟んで互いに接近して配置されているものであ
る。請求項8の空間フィルタ方式移動量測定装置は、請
求項4記載の構成において、ミラーアレイと2つの光検
出器との間に、第2のレンズを設けたものである。請求
項9の空間フィルタ方式移動量測定装置は、請求項4記
載の構成において、ミラーアレイ及び第2のレンズは、
一方の面がレンズ機能を有し、他方の面が一定ピッチで
交互に2方向へ反射分離するような形状に作られたもの
である。請求項10の空間フィルタ方式移動量測定装置
は、請求項3記載の構成において、光学系素子が一定ピ
ッチで交互に2方向へ分離するプリズムアレイであるも
のである。請求項11の空間フィルタ方式移動量測定装
置は、請求項3記載の構成において、受光素子付近の温
度を検出する感温素子を備え、空間フィルタの出力信号
及び感温素子の出力信号に基づいて測定対象物との相対
移動量を測定するものである。請求項12の空間フィル
タ方式移動量測定装置は、請求項3記載の構成におい
て、空間フィルタの出力信号に基づいて、さらに測定対
象物の相対移動速度を測定するものである。請求項13
の空間フィルタ方式移動量測定装置は、請求項3記載の
構成において、空間フィルタの出力信号に基づいて、さ
らに測定対象物の表面状態を判別するものである。請求
項14の車両の走行距離測定装置は、請求項1乃至13
の空間フィルタ方式移動量測定装置を搭載し、測定対象
物としての路面に光を照射するとともに路面からの反射
光を受光することにより、走行距離を測定するものであ
る。請求項15の車両用ナビゲーションシステムは、請
求項1乃至13の空間フィルタ方式移動量測定装置を車
両に搭載し、路面を測定対象物として移動量測定装置に
より求めた車両の走行距離と車両の走行方位とに基づい
て車両の位置を算出する手段を備えたものである。請求
項16の車両用ナビゲーションシステムは、請求項1乃
至13の空間フィルタ方式移動量測定装置を車両に搭載
し、さらに、グローバル・ポジショニング・システム
(GPS)により位置情報を検出する手段と、車両の走
行方向を検出する手段とを備え、GPSにより検出した
車両の位置情報、又は空間フィルタ方式移動量測定装置
による車両の移動量と走行方向とにより求まる車両の位
置情報を選択的に用いるようにしたものである。
【0005】
【作用】上記の構成を有する請求項1乃至10の空間フ
ィルタ方式移動量測定装置において、光源により測定対
象物に対して光を照射し、空間フィルタを用いて測定対
象物からの反射光より特定の空間周波数成分の信号を抽
出する。この空間フィルタの出力信号は測定対象物との
相対移動量に関連した値となっているので、該出力信号
を計測することにより、測定対象物と非接触でその相対
移動量を測定することが可能となる。請求項11の空間
フィルタ方式移動量測定装置において、感温素子により
受光素子付近の温度を検出し、この感温素子の出力信号
に基づいて、空間フィルタの出力信号を補正することに
より、空間フィルタの周囲温度による距離誤差を補正す
ることが可能となる。請求項12の空間フィルタ方式移
動量測定装置において、空間フィルタの出力信号は測定
対象物の相対移動速度に関連した値となっているので、
相対移動速度の測定も可能となる。請求項13の空間フ
ィルタ方式移動量測定装置において、空間フィルタの出
力信号は測定対象物の表面状態に応じて変化する特性を
有するので、表面状態をも判別可能となる。請求項14
の車両の走行距離測定装置において、空間フィルタ方式
移動量測定装置は、測定対象物としての路面に光を照射
するとともに路面からの反射光を受光し、その受光信号
より車両の走行距離を測定することができる。請求項1
5の車両用ナビゲーションシステムにおいて、空間フィ
ルタ方式移動量測定装置により、路面を測定対象物とし
て車両の相対走行距離を求め、これと車両の走行方位と
から車両の位置を算出することができる。請求項16の
車両用ナビゲーションシステムにおいて、グローバル・
ポジショニング・システム(GPS)により車両の位置
情報を検出し、また、GPSにより車両の位置情報を検
出できない時は、空間フィルタ方式移動量測定装置によ
る車両の移動量と走行方向とから車両の位置情報を求め
る。このように、空間フィルタ方式移動量測定装置によ
り走行距離が得られるため、エンジンントロール用の回
路から距離情報を取り出す必要がなくなり、ナビゲーシ
ョンシステムがエンジンントロール用の回路とは独立し
たものとなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例について
図面を参照して説明する。図1は空間フィルタ方式走行
距離測定装置の斜視図、図2は同断面図である。本装置
は、測定すべき測定対象物(路面など)1に対向する位
置にあって、測定対象物1に光を照射する発光ダイオー
ド等でなる光源2と、測定対象物1からの反射光を処理
して2方向へ分離集光する空間フィルタ光学系3とで構
成されている。上記光学系3は、測定対象物1からの反
射光を受光する第1レンズ4と、開口絞り5と、光源2
の波長と等しい波長の光だけを選択的に透過させる波長
選択フィルタや偏光利用方式における偏光フィルタであ
る光学フィルタ6と、開口絞り5及び光学フィルタ6を
通過した光をコリメートする第2レンズ7と、コリメー
トされた光に開口制限を与えるスリットアレイ8と、ス
リットアレイ8を通過した光を一定ピッチで交互に2方
向へ反射分離する鏡面を有したミラーアレイ9と、この
分離された光をそれぞれ別々に受光する2つの光検出器
10とでなる。
【0007】上記開口絞り5は、測定対象物1の相対的
な移動方向に対して幅の狭いスリットとしている。ま
た、ミラーアレイ9は、測定対象物1の相対的な移動方
向には三角波形状であり、その方向と垂直な方向には一
様な形状であり、ミラーアレイ9のミラー部は、特定波
長の光だけ選択的に高反射率で反射する膜のコーティン
グによって作製されている。2つの光検出器10は第2
レンズ7と開口絞り5の間に設けられ、第2レンズ7上
の任意の点と開口絞り5内の任意の点とを結んで得られ
る光通過領域を遮らない範囲で互いに接近して配置さ
れ、これにより、装置の小型化を図っている。
【0008】次に、上記構成の動作を説明する。光源2
から照射された光は、図1の矢印方向に相対的に移動す
る測定対象物1で反射され、この反射光は、第1レンズ
4と開口絞り5によって反射光軸に平行に近い成分だけ
が選択される。第1レンズ4によって集光された反射光
は開口絞り5を通過した後、光学フィルタ6を経て第2
レンズ7で平行にされる。平行にされた光は、スリット
アレイ8によって開口制限が与えられた後、ミラーアレ
イ9に入射される。ミラーアレイ9に入射された光は、
個々のミラーに応じて2方向の平行光に反射分離され
る。この2方向の反射光は第2レンズ7によって対応す
る2つの光検出器10に集光される。2つの光検出器1
0の出力の差動をとれば周期信号が得られるので、これ
を2値化し、カウンタにより計数すれば、測定対象物1
の相対的移動量として検出される。
【0009】図3、図4はミラーアレイの別の実施例を
示す。このミラーアレイ19は、測定対象物1の相対的
な移動方向には三角波形状であって該三角波の頂上及び
谷部を平坦にした形状をしていて、その方向と垂直な方
向には一様な形状をしている。その平坦部分19aで反
射された光は光検出器10に入射されないので、ミラー
アレイ19の平坦部分19aはスリットアレイ8の遮光
部分と同様の効果を有する。従って、このようなミラー
アレイ構造とすることで、図1に示したスリットアレイ
8を省くことができ、測定装置のコストが抑えられる。
【0010】図5、図6は上記第2レンズ17とミラー
アレイ19を一体化した場合のレンズを示す。一体化さ
れたレンズ27の測定対象物1からの反射光が入射され
る側の面27aは、入射光を平行にすると共に、ミラー
による反射光を集光するようなレンズ形状となってい
て、その反対側の面27bはミラーアレイ形状となって
いる。この一体化されたレンズ27を用いることによ
り、高価な光学部品の点数を減らすことができ、コスト
ダウンになる。なお、レンズ27のミラー部は金属膜の
コーティングによって作製されればよい。
【0011】図7は上記光検出器10で受光した信号を
処理する処理回路の配置領域を示す。処理回路11は、
第1レンズ4と、第2レンズ17とミラーアレイ19を
一体化したレンズ27とを保持する筐体12の内部にあ
って、光線の通過しない領域(図中の破線による斜線部
領域)に配置されている。破線による斜線で示された領
域とは、第1レンズ4上の任意の点と開口絞り5内の任
意の点とを結んで得られる領域と、レンズ27上の任意
の点と開口絞り5内の任意の点とを結んで得られる領域
と、レンズ27上の任意の点と光検出器10の受光部内
の任意の点とを結んで得られる領域とを除いた筐体12
内部の領域である。この斜線領域内に処理回路11を配
置することで、処理回路11を筐体12外部に設ける必
要がなくなり、装置の小型化が可能となる。図8は上記
実施例の変形例による空間フィルタ方式走行距離測定装
置の断面図である。この例では、上記実施例でのスリッ
トアレィ8、ミラーアレイ9に代えて、プリズムアレィ
8´、第3レンズ9´を用いており、プリズムアレィ8
´により分離された光を別々に第3レンズ9´にて受光
している。
【0012】図9は本発明の空間フィルタ方式走行距離
測定装置に適用される光源となる発光素子の他の実施例
を示す図である。発光素子としては樹脂モールドタイプ
のLED発光素子(以下、LEDと記す)31を用いて
いる。このLED31は、リードフレーム32と、LE
Dチップ33とを有し、これらを透明樹脂34にてモー
ルドしている。リードフレーム32の先端には、LED
チップ33の光を反射するための反射面35が形成され
ている。また、透明樹脂34の先端部には、LEDチッ
プ33からの光及び反射面35での反射光を集光するた
めにレンズ面36が形成されている。図10は上記構成
のLED31による遠距離での光強度分布を示す。LE
Dチップ33からの光は直接レンズ面36に入射される
ものと、反射面35で反射されてレンズ面35に入射さ
れるものとがあり、レンズ面36の前面からLEDチッ
プ33の最大限の光が出射される。しかしながら、この
LED31を照明光源として用いた場合、図示のよう
に、LEDチップ33からの光と、反射面35による反
射光とが分離する特性がある。このようなLED31を
対象物との相対移動量を計測する空間フィルタ方式走行
距離測定装置の照明用光源として使用しようとした場
合、空間フィルタ方式速度計の受光領域での照明に斑が
あると、その照明がフィルタとしての働きを持ってしま
うので、誤差を含んだ信号しか得ることができず、正確
に計測することが困難となる。
【0013】そこで、上記のようなLED31を照明光
源として使用する場合は、照明の斑を無くすために、例
えば、図11(a)に示すように、対象物面、ここでは
路面にて光が結像するようにLED31を複数個配置
し、同図(b)に示す強度斑の少ない中央部分を空間フ
ィルタ方式走行距離測定装置39の受光領域として使用
するか、あるいは、図12(a)に示すように、複数の
LED31を平行に配置し、同図(b)に示す照明強度
の平均化を行わなければならない。なお、図11、図1
2に示した空間フィルタ方式走行距離測定装置39にお
いて、37は結像レンズ、38は受光センサである。と
ころが、上記の場合、共にLED31の前面から出射し
た光の1/2以下の光しか照明光として利用することが
できない。よって、空間フィルタ方式走行距離測定装置
39に使用する照明用光源としてのLED31の特性を
考慮し、照明強度の斑を低減すると共にLED31から
出射した光を効率よく照明光に利用できるようにするこ
とが必要であり、そのための照明装置の実施例を以下に
説明する。
【0014】図13は第1の例であり、照明装置40
は、光源には前述図9に示したLED31を用い、この
LED31の出射光路上に光を集光する光学レンズ41
が配置されている。LED31の直接の光は遠距離では
図10に示したように分離してしまうが、LED31前
面から出射された直後の光量分布はほぼ均一と見なせ
る。この位置に光学レンズ41を配置し、路面で結像さ
せることで光量分布は図示のように照射領域でほぼ均一
となり、照明の斑が低減でき、光を効率よく利用でき
る。また、LED31からのビーム指向角よりも光学レ
ンズ41の外形寸法を大きくとることでLED31から
出射した光のほとんどを利用することができる。
【0015】図14は第2の例であり、照明装置42
は、LED31及びこれに対応する光学レンズ41をそ
れぞれ複数個用いており、路面でそれぞれの光が重なる
ように配置されている。この場合、照射領域のほとんど
を空間フィルタ方式走行距離測定装置39の受光領域と
することができ、光強度分布はほぼ均一となっている。
この例の照明装置42の具体的データを以下に示す。 LEDの外形:φ4.5mm、ビーム指向半値角:15
°、光学レンズの外形:φ15mm、焦点距離:23mm、
照明装置から路面までの距離:380mm(空間フィルタ
方式走行距離測定装置として必要な照明エリア:約φ5
0mm)
【0016】上記の構成により、前述図11、図12に
示した、LED31だけで照明を行った場合に比べて照
明エリアが約φ120mmから約60mmとなり、単位面積
あたりの照度が3.5倍となる。さらに、照明の光強度
分布は均一と見なせるようになり、空間フィルタ特性の
改善が実現できる。また、使用するLED31の個数は
前述図11、図12に示したものに較べて1/3以下で
十分な照度を得ることができるのでコストダウンを図る
ことができる。また、光学レンズ41を外形寸法の小さ
いφ10mmのものを用いた場合でも照度は2.5倍とな
り、コストを1/2以下に低減することが可能となる。
さらに、LED使用により、部品交換なしに寿命を10
000時間以上にする照明装置とすることができる。
【0017】図15は第3の例であり、照明装置43
は、複数個のLED31とこれらに対応して光学レンズ
41を有し、各々は一平面内に配置され、レンズ41の
配置間隔に対してLED31のそれを図15の(b)に
示すようにずらせることで、路面においてLED31の
各々の光が重なるように設定している。これにより、路
面では照明が重なるようにでき、しかも、均一な照明が
得られる。図16は、照明装置44を空間フィルタ方式
走行距離測定装置45に対して外部照明としてもよいこ
とを示した構成例である。同図において、Lは標準動作
距離、lは動作範囲領域であって、この動作範囲領域l
内では動作距離が変わっても測定移動量に誤差がないよ
うに設計する。
【0018】以上のように、空間フィルタ方式走行距離
測定装置の照明装置として、発光チップからの光を集光
するレンズを有した発光素子を用い、同素子から出射し
た光を更に集光するレンズを光学系に用いることによ
り、発光素子として比較的出力の小さい半導体発光素子
を採用した場合であっても、測定に必要な光量を取るこ
とができ、それに伴い部品交換の必要性が少なく照明装
置の長寿命化が図れる。また、発光素子からの光を効率
よく対象物面に照射することができると共に、対象物面
での光強度を均一にすることができるので、計測特性が
良好となり、走行距離の計測を高精度に行うことができ
る。さらに、発光素子の使用個数が少なくてもよく、照
明装置の小型化、低コスト化を実現できる。
【0019】次に、空間フィルタ方式走行距離測定装置
の電気回路構成について図17を参照して説明する。こ
の回路は、主として、投光用光源51を構成する発光ダ
イオードLED(以下、LEDという)を駆動する回路
部分と、光検出器52を構成する受光素子PD1,PD
2による検出信号から移動量を求める回路部分とから構
成される。回路各部の信号波形を図18、図19に示
す。パルスジェネレータ(1)53から出力された投光
パルス(A)の発生タイミングでLEDは発光する。L
EDの光は地面で反射され、上述したような光学系を通
って受光素子PD1,PD2にて受光され、この受光量
に応じた電気信号に変換される。2つの受光素子PD
1,PD2の出力は差動アンプ54に入力され、差動ア
ンプ54によって差信号(C)が検出される。差信号を
取ることによって、外部の光によって発生する低周波信
号成分の多くは取り除かれるが、2つの受光素子PD
1,PD2にアンバランスに入力する外部の光によって
発生する低周波信号成分はここでは取り除くことができ
ない。差信号(C)はコムフィルタ55に入力され、ま
た、コムフィルタ55には投光パルス(A)のタイミン
グに同期した信号(B)が入力される。信号(B)がハ
イになる直前の値を基準としたときの、信号(B)がハ
イの間の信号ピークの高さがコムフィルタ55の出力
(D)となる。コムフィルタ55により、外部の光によ
って発生する低周波信号は完全に取り除かれる。
【0020】コムフィルタ55の出力(D)は不必要な
高周波成分を含んでいるので、ローパスフィルタ(LP
F)56を通し、信号(E)を得る。信号(E)には、
移動距離を示すに必要な周波数成分と共に、必要な信号
周波数の10分の1以下の周波数に存在するノイズ成分
が存在する。そのノイズ成分は信号周波数の変化に従っ
てその周波数を変化させるため、固定周波数のハイパス
フィルタではノイズ成分を取り除くことはできないの
で、信号(E)をスイッチドキャパシタフィルタ(SC
F)57に入力させ、SCF57のクロック周波数を変
化させることで、必要周波数だけを取り出すようにして
いる。本実施例では、周波数可変のバンドパスフィルタ
を構成しているが、これ以外の周波数可変フィルタであ
ってもよい。SCF57の出力信号(F)は必要周波数
成分だけであり、この信号をコンパレータ58に入力す
ると、方形波信号(G)が得られる。信号(G)の立ち
上がりもしくは立ち下がりエッジをプリセットカウンタ
(1)59でカウントし、出力端子60に一定距離毎に
出力信号を出す。
【0021】一定距離毎に出力される出力信号はカウン
タ(2)61にて一定時間カウントされる。その一定時
間のカウント値はその時間の移動距離である。移動距離
が長いときは信号(G)の周波数は高く、また移動距離
が短いときは信号(G)の周波数は低い。その必要な信
号周波数だけを検出するために、Dラッチ62、N分周
カウンタ63を用いてNを変化させることにより、SC
F57へ入力するクロックの周波数を変化させる。移動
距離が長いときはSCF57へのクロックを速くし、移
動距離が短いときにはSCF57へのクロックを遅くす
る。これにより必要な周波数成分だけがコンパレータ5
8へ入力され、ノイズ成分による誤動作を防ぐことがで
きる。なお、回路はクロック64、パルスジェネレータ
(2)65を有している。
【0022】上記信号(G)の1周期間の移動距離は、
空間フィルタ(スリットアレイ)のピッチにレンズの像
倍率を掛けたものである。像倍率は外部の温度変化に対
して敏感に変化するため、信号(G)の1周期における
移動距離も温度によって変化する。これを補正するため
に、気温を温度センサ66によって検出し、その信号を
A/Dコンバータ(ADC)67によってデジタル値に
変換し、プリセットカウンタ(1)59のプリセット値
としている。図20(a)(b)は空間フィルタ方式走
行距離測定装置における光学系の理想結像状態と周囲温
度が低下した時の結像状態を示す。前述の図2と同等物
には同符号を付している。aは受光レンズ4と測定対象
物1との距離、f,f´は受光レンズ4の温度低下の前
後の焦点距離、bはミラーアレィ9と光検出器10との
距離を示す。xは物体yの像である。理想結像状態の像
倍率mは、m=x/y=b/fである。周囲温度が低下
した時の焦点距離f´は理想結像状態の焦点距離fより
も小さいので、同じ長さの像xに対する物体の長さy´
はyよりも小さくなり、従って、周囲温度が低下した時
の像倍率m´は、m´=x/y´(>m)となる。この
ことから、図21に示すように、周囲温度と検出距離誤
差の関係が、周囲温度の低下とともに検出距離が大きく
なっていく場合、上記プリセット値を温度が低下すると
ともに小さくなるようにしておけば、周囲温度変化によ
る距離誤差を補正することができる。
【0023】図22は空間フィルタ方式走行距離測定装
置をカーナビゲーションシステムに適用した実施例構成
を示す。カーナビゲーションシステム70は、自車位置
を計算し地図表示するナビゲーションコントローラ71
を中核とし、コンパクトディスク(CD)やCD−RO
M72に記録されたデジタルマップを読み込むためのC
Dドライブ73と、グローバル・ポジショニング・シス
テム(GPS)により自車位置を知るためのGPSアン
テナ74及びGPS受信機75と、空間フィルタ方式に
より走行距離を測定する走行距離センサ76と、自車の
進行方向を知るためのジャイロ77と、地図や自車位置
を表示する表示用テレビ78とからなる。ナビゲーショ
ンコントローラ71は、GPSからの信号により自車の
緯度、経度、高度の情報を知ることができ、それと各種
信号とに基づいて自車位置を計算して地図とともに表示
用テレビ78に表示する。
【0024】ところで、GPSは人工衛星からの電波を
使用して動作しているため、衛星が常時見えない、例え
ば都心の高層ビル街や高架下の道路、トンネルやフェー
リー乗船時などには正確な位置を知ることができず、そ
のような場所では誤動作する可能性がある。そこで、本
実施例のナビゲーションシステムでは、ジャイロ77と
走行距離センサ76を追加していることから、上記のよ
うな場所であっても自車位置を正確に知ることができ、
誤動作を防ぐことができる。なお、GPSに追加する補
助的な手段としては、走行距離センサ76だけであって
もよい。
【0025】本実施例によるナビゲーションシステムの
作用効果を以下に説明する。従来、走行距離センサの代
用として、自動車のエンジンコントロール用の回路(E
CU)から距離情報信号を取り出すことが行われていた
が、この場合、ナビゲーションコントローラからの電気
的ノイズにより、エンジンコントローラの誤動作を発生
させることが考えられる。その点、本実施例において追
加して設けた空間フィルタ方式走行距離センサ76は、
自動車がユーザの手に渡ってからの後付けにて容易に取
り付けることが可能で、かつ、エンジンコントローラか
ら距離情報信号を取り出す必要がないので、エンジンコ
ントローラと回路接続されることなく独立に構築できる
ので、エンジンコントローラの誤動作を来すようなこと
がなく、高精度なナビゲーションシステムを実現するこ
とができる。
【0026】なお、本発明の空間フィルタ方式走行距離
測定装置は上記実施例構成に限られず種々の変形が可能
であり、また、測定対象物に対する相対速度の計測も可
能であり、さらには、測定対象物の表面状態、例えば湿
潤であるかどうか等によって出力に変化があることか
ら、測定対象物の表面状態の判別にも使用できる。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1乃至3,14の発
明によれば、空間フィルタの出力から移動量を測定する
ようにしているので、非接触で測定対象物の移動距離を
計測することができ、車両等において車輪の回転数から
走行距離を計測するものに比べて、累積誤差が生じるこ
とが少なく、正確な計測が可能となる。また、請求項4
乃至7の発明によれば、上記の効果に加えて、測定対象
物からの反射光を受光処理する光学系にミラーアレイで
なる反射光学系を採用しているので、従来装置において
必要とされたプリズムアレイ通過光を光検出器に集光さ
せる光学系が不要になり、その長さ分だけ測定装置の光
学系長が短縮され、測定装置の小型化が図れる。また、
請求項8乃至10の発明によれば、上記の効果に加え
て、開口絞りを通過した光を平行光にしてミラーアレイ
に入射させる作用と、ミラーアレイによって反射された
光を光検出器に集光させる作用とが第2レンズで行なわ
れるので、従来よりもレンズの数を1つ減らすことがで
き、コストを低減できる。また、請求項11の発明によ
れば、上記の効果に加えて、周囲温度変化に対しても安
定して相対移動距離を計測することができる。また、請
求項12又は13の発明によれば、測定対象物の相対移
動速度の計測又は表面状態の判別等も可能となる。ま
た、請求項15又は16の発明によれば、非接触で走行
距離を計測することができ、タイヤに起因する累積する
誤差が発生しないので、高精度なナビゲーションシステ
ムを構築できる。しかも、車両の制御信号系と本システ
ムが独立となり、後付けのシステムとして、どのような
車両にも容易に本システムを取り付けることができ、ま
た、車両の制御信号系にノイズを与えて誤動作を来すよ
うなことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による空間フィルタ方式走行
距離測定装置の斜視図である。
【図2】上記走行距離測定装置の断面図である。
【図3】(a)は第2レンズとミラーアレイの断面図、
(b)はミラーアレイの一部を拡大した断面図である。
【図4】上記第2レンズとミラーアレイの斜視図であ
る。
【図5】第2レンズとミラーアレイを一体化したレンズ
の断面図である。
【図6】上記レンズの断面を投影した図を含む斜視図で
ある。
【図7】光学系を保持する筐体内での処理回路の配置領
域を示すための断面図である。
【図8】本発明の変形例による空間フィルタ方式走行距
離測定装置の断面図である。
【図9】走行距離測定装置に用いられるLEDを示す概
略構成図である。
【図10】LEDの光強度を示す図である。
【図11】(a)は空間フィルタ方式走行距離測定装置
の概略構成図、(b)はその際の光強度を示す図であ
る。
【図12】(a)は空間フィルタ方式走行距離測定装置
の概略構成図、(b)はその際の光強度を示す図であ
る。
【図13】距離測定装置に用いられる照明装置の概略構
成とその際の光強度を示す図である。
【図14】(a)は距離測定装置に用いられる照明装置
の概略構成図、(b)はその際の光強度を示す図であ
る。
【図15】(a)は距離測定装置に用いられる照明装置
の概略構成図、(b)はその照明装置を対象物面側から
見た図である。
【図16】距離測定装置に用いられる照明装置の変形例
を示す概略構成図である。
【図17】空間フィルタ方式走行距離測定装置における
電気回路のブロック図である。
【図18】回路各部の信号波形図である。
【図19】回路各部の信号波形の拡大図である。
【図20】(a)(b)は空間フィルタ方式走行距離測
定装置における光学系の理想結像状態と周囲温度が低下
した時の結像状態を示す図である。
【図21】周囲温度と検出距離誤差の関係を示す図であ
る。
【図22】空間フィルタ方式走行距離測定装置をカーナ
ビゲーションシステムに適用した場合のブロック構成図
である。
【符号の説明】
1 測定対象物 2 光源 3 空間フィルタ光学系 4 第1レンズ 5 開口絞り 7,17 第2レンズ 9,19 ミラーアレイ 10 光検出器 31 LED(光源) 39 空間フィルタ方式走行距離測定装置 45 空間フィルタ方式走行距離測定装置 51 光源 52 光検出器 66 温度センサ(感温素子) 70 カーナビゲーションシステム 75 GPS受信機 76 空間フィルタ方式走行距離センサ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物に光を照射する光源と、上記
    測定対象物からの反射光より特定の空間周波数成分の信
    号を抽出する空間フィルタとを備え、該空間フィルタの
    出力信号に基づき上記測定対象物との相対移動量を測定
    することを特徴とする空間フィルタ方式移動量測定装
    置。
  2. 【請求項2】 上記空間フィルタは、測定対象物からの
    反射光を受光する受光レンズと、この受光レンズの焦点
    位置に設けられる開口絞りと、この開口絞りを通過した
    光を分離する光学素子と、この光学素子により分離され
    た光を受光する2つの光検出器とを有することを特徴と
    する請求項1記載の空間フィルタ方式移動量測定装置。
  3. 【請求項3】 上記開口絞りの開口形状は、移動方向に
    のみ幅が狭く、それと直行する方向には幅が広い形をし
    ていることを特徴とする請求項2記載の空間フィルタ方
    式移動量測定装置。
  4. 【請求項4】 上記光学素子は一定ピッチで交互に2方
    向へ反射分離するミラーアレイであり、上記2つの光検
    出器はミラーアレイにより反射分離された光をそれぞれ
    受光することを特徴とする請求項3記載の空間フィルタ
    方式移動量測定装置。
  5. 【請求項5】 前記2つの光検出器は、上記開口絞りに
    よって遮光される部分に配置されていることを特徴とす
    る請求項4記載の空間フィルタ方式移動量測定装置。
  6. 【請求項6】 前記2つの光検出器は、上記開口絞りを
    構成する部材に取付けたことを特徴とする請求項5記載
    の空間フィルタ方式移動量測定装置。
  7. 【請求項7】 前記2つの光検出器は、上記開口絞りを
    挟んで互いに接近して配置されていることを特徴とする
    請求項6記載の空間フィルタ方式移動量測定装置。
  8. 【請求項8】 前記ミラーアレイと2つの光検出器との
    間に、第2のレンズを設けたことを特徴とする請求項4
    記載の空間フィルタ方式移動量測定装置。
  9. 【請求項9】 前記ミラーアレイ及び第2のレンズは、
    一方の面がレンズ機能を有し、他方の面が一定ピッチで
    交互に2方向へ反射分離するような形状に作られたもの
    であることを特徴とする請求項4記載の空間フィルタ方
    式移動量測定装置。
  10. 【請求項10】 上記光学系素子は、一定ピッチで交互
    に2方向へ分離するプリズムアレイであることを特徴と
    する請求項3記載の空間フィルタ方式移動量測定装置。
  11. 【請求項11】 上記受光素子付近の温度を検出する感
    温素子を備え、上記空間フィルタの出力信号及び感温素
    子の出力信号に基づいて上記測定対象物との相対移動量
    を測定することを特徴とする請求項3記載の空間フィル
    タ方式移動量測定装置。
  12. 【請求項12】 上記空間フィルタの出力信号に基づい
    て、さらに上記測定対象物の相対移動速度を測定するこ
    とを特徴とする請求項3記載の空間フィルタ方式移動量
    測定装置。
  13. 【請求項13】 上記空間フィルタの出力信号に基づい
    て、さらに上記測定対象物の表面状態を判別することを
    特徴とする請求項3記載の空間フィルタ方式移動量測定
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13の空間フィルタ方式
    移動量測定装置を搭載し、測定対象物としての路面に光
    を照射するとともに路面からの反射光を受光することに
    より、走行距離を測定することを特徴とする車両の走行
    距離測定装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至13の空間フィルタ方式
    移動量測定装置を車両に搭載し、路面を測定対象物とし
    て該移動量測定装置により求めた該車両の走行距離と該
    車両の走行方位とに基づいて該車両の位置を算出する手
    段を備えたことを特徴とする車両用ナビゲーションシス
    テム。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至13の空間フィルタ方式
    移動量測定装置を車両に搭載し、さらに、グローバル・
    ポジショニング・システム(GPS)により位置情報を
    検出する手段と、車両の走行方向を検出する手段とを備
    え、上記GPSにより検出した車両の位置情報、又は上
    記空間フィルタ方式移動量測定装置による車両の移動量
    と走行方向とにより求まる車両の位置情報を選択的に用
    いるようにしたことを特徴とする車両用ナビゲーション
    システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004070393A1 (ja) * 2003-02-05 2004-08-19 Japan As Represented By President Of University Of Tokyo 物体の運動計測装置
US7406198B2 (en) 2003-03-25 2008-07-29 Fujitsu Limited Image capture apparatus
JP2013015389A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 溶接位置の検査方法及びその装置

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