JPH08178997A - 電力ケーブルの部分放電測定方法 - Google Patents
電力ケーブルの部分放電測定方法Info
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- JPH08178997A JPH08178997A JP31970194A JP31970194A JPH08178997A JP H08178997 A JPH08178997 A JP H08178997A JP 31970194 A JP31970194 A JP 31970194A JP 31970194 A JP31970194 A JP 31970194A JP H08178997 A JPH08178997 A JP H08178997A
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- power cables
- power
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケーブルドラムに巻かれた電力ケーブルの部
分放電測定を感度よく効率的に行い、部分放電発生位置
を測定すること。 【構成】 ケーブルドラム2,2’に巻かれた電力ケー
ブル1,1’を絶縁接続部5で接続し、両端の電力ケー
ブルの端部にケーブル終端部4a,4bを形成する。ま
た、ケーブル終端部4a,4bの近傍のシース縁切り部
8a,8bと、絶縁接続部5に部分放電検出器6a,6
b,6cを接続する。そして、終端部4aからACトラ
ンス3により高電圧を印加して、電力ケーブル内に発生
する部分放電を上記部分放電検出器6a,6b,6cに
接続された高周波部分放電測定器7a,7b,7c(測
定周波数帯域1MHz〜50HHz)で測定する。ま
た、位置標定装置10により各部分放電検出器6a,6
b,6cに到達する部分放電パルスの時間差に基づき部
分放電発生箇所を検出する。
分放電測定を感度よく効率的に行い、部分放電発生位置
を測定すること。 【構成】 ケーブルドラム2,2’に巻かれた電力ケー
ブル1,1’を絶縁接続部5で接続し、両端の電力ケー
ブルの端部にケーブル終端部4a,4bを形成する。ま
た、ケーブル終端部4a,4bの近傍のシース縁切り部
8a,8bと、絶縁接続部5に部分放電検出器6a,6
b,6cを接続する。そして、終端部4aからACトラ
ンス3により高電圧を印加して、電力ケーブル内に発生
する部分放電を上記部分放電検出器6a,6b,6cに
接続された高周波部分放電測定器7a,7b,7c(測
定周波数帯域1MHz〜50HHz)で測定する。ま
た、位置標定装置10により各部分放電検出器6a,6
b,6cに到達する部分放電パルスの時間差に基づき部
分放電発生箇所を検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力ケーブルの部分放電
測定方法に関し、さらに詳細にはドラムに巻かれた電力
ケーブルの試験を感度よく効率的に行うことができる部
分放電測定方法に関するものである。
測定方法に関し、さらに詳細にはドラムに巻かれた電力
ケーブルの試験を感度よく効率的に行うことができる部
分放電測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力ケーブルの出荷前に、ドラムに巻か
れた状態で電力ケーブルに高電圧を印加して部分放電測
定が行われる。図3は、上記した電力ケーブルの従来の
試験方法を示す図である。同図において、1は被測定対
象の電力ケーブル、1aはケーブル導体、1bはシース
でありシース1bは同図に示すように接地されている。
2は電力ケーブルをコイル状に巻いたケーブルドラム、
3は電力ケーブル1の導体1aに高電圧を印加するAC
トランス、4a,4bはブッシンクから構成されるケー
ブル終端部である。
れた状態で電力ケーブルに高電圧を印加して部分放電測
定が行われる。図3は、上記した電力ケーブルの従来の
試験方法を示す図である。同図において、1は被測定対
象の電力ケーブル、1aはケーブル導体、1bはシース
でありシース1bは同図に示すように接地されている。
2は電力ケーブルをコイル状に巻いたケーブルドラム、
3は電力ケーブル1の導体1aに高電圧を印加するAC
トランス、4a,4bはブッシンクから構成されるケー
ブル終端部である。
【0003】21はカップリング・コンデンサであり、
カップリング・コンデンサ21の一端はケーブル導体1
aに接続され、他端は検出インピーダンスから構成され
る部分放電検出器22に接続されている。また、部分放
電検出器22の他端は接地され、その両端が部分放電測
定器23に接続されている。同図において、電力ケーブ
ルの試験を行うには、ACトランス3からケーブル導体
1aに高電圧を印加する。電力ケーブル1に部分放電が
発生すると、部分放電パルスがカップリング・コンデン
サ21を介して部分放電検出器の両端に発生し、部分放
電測定器23により測定される。
カップリング・コンデンサ21の一端はケーブル導体1
aに接続され、他端は検出インピーダンスから構成され
る部分放電検出器22に接続されている。また、部分放
電検出器22の他端は接地され、その両端が部分放電測
定器23に接続されている。同図において、電力ケーブ
ルの試験を行うには、ACトランス3からケーブル導体
1aに高電圧を印加する。電力ケーブル1に部分放電が
発生すると、部分放電パルスがカップリング・コンデン
サ21を介して部分放電検出器の両端に発生し、部分放
電測定器23により測定される。
【0004】上記部分放電測定器23としては、通常、
同調式部分放電測定器が使用され、400kHzの単一
の低周波帯域で部分放電パルスが測定される。
同調式部分放電測定器が使用され、400kHzの単一
の低周波帯域で部分放電パルスが測定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の部分放
電測定は次のような問題点をもっていた。 (1)ドラム巻きされた電力ケーブル毎に、その両端に
ブッシングを接続してケーブル終端部を形成し、試験設
備を構成する必要があり、試験効率が悪い。 (2)400kHzの単一の低周波帯域で部分放電を測
定しているため、ケーブル端の往復反射により波形が重
なり合って長手方向での感度が大幅に低下することがあ
る。
電測定は次のような問題点をもっていた。 (1)ドラム巻きされた電力ケーブル毎に、その両端に
ブッシングを接続してケーブル終端部を形成し、試験設
備を構成する必要があり、試験効率が悪い。 (2)400kHzの単一の低周波帯域で部分放電を測
定しているため、ケーブル端の往復反射により波形が重
なり合って長手方向での感度が大幅に低下することがあ
る。
【0006】例えば、同調式部分放電測定器の中心周波
数が400kHzとして、ケーブルの伝播速度を200
m/μsとすると、共振点は略125m、反共振点は略
250mとなり、またケーブル長は通常300m〜1.
5km程度でなので、部分放電の発生箇所によっては検
出感度が大幅に低下する。 (3)一箇所で部分放電を測定しているため、部分放電
が検出されても、発生位置がわからない。 (4)測定周波数帯域が400kHzの低周波帯域なの
で、S/N比が悪く、ノイズの影響により測定感度が低
下する。このため、例えば、試験設備をシールドルーム
内に設置する等して、外部ノイズの影響を除去する必要
がある。
数が400kHzとして、ケーブルの伝播速度を200
m/μsとすると、共振点は略125m、反共振点は略
250mとなり、またケーブル長は通常300m〜1.
5km程度でなので、部分放電の発生箇所によっては検
出感度が大幅に低下する。 (3)一箇所で部分放電を測定しているため、部分放電
が検出されても、発生位置がわからない。 (4)測定周波数帯域が400kHzの低周波帯域なの
で、S/N比が悪く、ノイズの影響により測定感度が低
下する。このため、例えば、試験設備をシールドルーム
内に設置する等して、外部ノイズの影響を除去する必要
がある。
【0007】本発明は上記した従来技術の問題点を考慮
してなされたものであって、本発明の目的は、ケーブル
ドラムに巻かれた電力ケーブルの部分放電測定を効率的
に行うことができ、また、ノイズに影響されることなく
高感度で部分放電発生位置を測定することができる部分
放電測定方法を提供することである。
してなされたものであって、本発明の目的は、ケーブル
ドラムに巻かれた電力ケーブルの部分放電測定を効率的
に行うことができ、また、ノイズに影響されることなく
高感度で部分放電発生位置を測定することができる部分
放電測定方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1の発明は、ドラム巻きされた数条
の電力ケーブルを絶縁接続部で接続し、両端の電力ケー
ブルの端部にケーブル終端部を形成し、上記ケーブル終
端部の近傍のシースを縁切りして部分放電検出器を接続
するとともに、上記絶縁接続部に部分放電検出器を接続
し、上記終端部の一方から高電圧を印加して、上記数条
の電力ケーブル内に発生する部分放電を上記部分放電検
出器に接続された高周波部分放電測定器で測定し、各部
分放電検出器により検出された部分放電パルスの到達時
間差に基づき、部分放電発生位置を検出するようにした
ものである。
め、本発明の請求項1の発明は、ドラム巻きされた数条
の電力ケーブルを絶縁接続部で接続し、両端の電力ケー
ブルの端部にケーブル終端部を形成し、上記ケーブル終
端部の近傍のシースを縁切りして部分放電検出器を接続
するとともに、上記絶縁接続部に部分放電検出器を接続
し、上記終端部の一方から高電圧を印加して、上記数条
の電力ケーブル内に発生する部分放電を上記部分放電検
出器に接続された高周波部分放電測定器で測定し、各部
分放電検出器により検出された部分放電パルスの到達時
間差に基づき、部分放電発生位置を検出するようにした
ものである。
【0009】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明において、上記高周波部分放電測定器の測定周波数帯
域を1MHz〜50MHzの範囲内に選定したものであ
る。
明において、上記高周波部分放電測定器の測定周波数帯
域を1MHz〜50MHzの範囲内に選定したものであ
る。
【0010】
【作用】ドラム巻きされた数条の電力ケーブルを絶縁接
続部で接続し、両端の電力ケーブルの端部にケーブル終
端部を形成しているので、同時に数条の電力ケーブルの
試験を行うことができ効率的な試験を行うことができ
る。また、ケーブル終端部の近傍のシースを縁切りして
部分放電検出器を接続するとともに、上記絶縁接続部に
部分放電検出器を接続し、上記終端部の一方から高電圧
を印加して、上記数条の電力ケーブル内に発生する部分
放電を上記部分放電検出器に接続された高周波部分放電
測定器で測定しているので、部分放電パルスの到達時間
差に基づき部分放電発生位置を検出することができる。
続部で接続し、両端の電力ケーブルの端部にケーブル終
端部を形成しているので、同時に数条の電力ケーブルの
試験を行うことができ効率的な試験を行うことができ
る。また、ケーブル終端部の近傍のシースを縁切りして
部分放電検出器を接続するとともに、上記絶縁接続部に
部分放電検出器を接続し、上記終端部の一方から高電圧
を印加して、上記数条の電力ケーブル内に発生する部分
放電を上記部分放電検出器に接続された高周波部分放電
測定器で測定しているので、部分放電パルスの到達時間
差に基づき部分放電発生位置を検出することができる。
【0011】さらに、測定周波数帯域が1MHz〜50
MHzに選定された高周波部分放電測定器を用いて部分
放電の測定を行うことにより、従来例のように往復反射
により波形が重なり合って長手方向での感度が大幅に低
下したり、外来ノイズの影響を除去することができ、感
度の向上を図ることができる。
MHzに選定された高周波部分放電測定器を用いて部分
放電の測定を行うことにより、従来例のように往復反射
により波形が重なり合って長手方向での感度が大幅に低
下したり、外来ノイズの影響を除去することができ、感
度の向上を図ることができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す図である。同図
において、1,1’は被試験対象となる電力ケーブル、
1aはケーブル導体、1bはシース、2,2’はケーブ
ルドラム、4a,4bはケーブル終端部、5はガス絶縁
接続部であり、本実施例においては、2個のケーブルド
ラム2,2’に巻かれた2本の電力ケーブル1,1’の
それぞれの一端をガス絶縁接続部5に接続し、上記電力
ケーブル1,1’の他端に終端部4a,4bを形成して
いる。
において、1,1’は被試験対象となる電力ケーブル、
1aはケーブル導体、1bはシース、2,2’はケーブ
ルドラム、4a,4bはケーブル終端部、5はガス絶縁
接続部であり、本実施例においては、2個のケーブルド
ラム2,2’に巻かれた2本の電力ケーブル1,1’の
それぞれの一端をガス絶縁接続部5に接続し、上記電力
ケーブル1,1’の他端に終端部4a,4bを形成して
いる。
【0013】3は電力ケーブル1に高電圧を印加するA
Cトランスであり、ACトランス3は電力ケーブル1の
終端部4aでケーブル導体1aに接続されている。6
a,6b,6cは部分放電検出器であり、部分放電検出
器6aは終端部4aの近傍に形成されたシース縁切り部
8a間に接続され、部分放電検出器6cは終端部4bの
近傍に形成されたシース縁切り部8b間に接続され、ま
た、部分放電検出器6bはガス絶縁接続部5の絶縁筒間
に接続されている。
Cトランスであり、ACトランス3は電力ケーブル1の
終端部4aでケーブル導体1aに接続されている。6
a,6b,6cは部分放電検出器であり、部分放電検出
器6aは終端部4aの近傍に形成されたシース縁切り部
8a間に接続され、部分放電検出器6cは終端部4bの
近傍に形成されたシース縁切り部8b間に接続され、ま
た、部分放電検出器6bはガス絶縁接続部5の絶縁筒間
に接続されている。
【0014】7a,7b,7cはスペクトル・アナライ
ザ等から構成される部分放電測定器であり、本実施例の
部分放電測定器7a,7b,7cの測定周波数帯域は1
MHz〜50MHzの高周波帯域に選定されている。測
定周波数帯域を上記のような高周波域に選定することに
より、部分放電パルスがケーブル終端部で往復反射して
反共振を起こすことによる感度低下を防ぐことができ
る。また、外来ノイズの周波数帯域をはずすことができ
るので、前記したようにシールドルームを設けることな
く、外来ノイズによる感度低下を防止することができ
る。
ザ等から構成される部分放電測定器であり、本実施例の
部分放電測定器7a,7b,7cの測定周波数帯域は1
MHz〜50MHzの高周波帯域に選定されている。測
定周波数帯域を上記のような高周波域に選定することに
より、部分放電パルスがケーブル終端部で往復反射して
反共振を起こすことによる感度低下を防ぐことができ
る。また、外来ノイズの周波数帯域をはずすことができ
るので、前記したようにシールドルームを設けることな
く、外来ノイズによる感度低下を防止することができ
る。
【0015】なお、測定周波数帯域は、上記帯域に限定
されるものではなく、外来ノイズの周波数帯域をはずし
た最適な高周波域に適宜選定することができる。10は
位置標定装置であり、位置標定装置は各部分放電測定装
置7a,7b,7cで測定された部分放電パルスの到達
時間差から部分放電の発生位置を標定する。
されるものではなく、外来ノイズの周波数帯域をはずし
た最適な高周波域に適宜選定することができる。10は
位置標定装置であり、位置標定装置は各部分放電測定装
置7a,7b,7cで測定された部分放電パルスの到達
時間差から部分放電の発生位置を標定する。
【0016】図2は上記ガス絶縁接続部5の構成の一例
を示す図であり、11はケーシング、12はエポキシ樹
脂等から形成される絶縁筒であり、ケーシング11は絶
縁筒12を介して接続され、ケーシング11の内部には
SF6 等の不活性ガス16が封入されている。また、
1,1’は電力ケーブル、13は碍管、14はシール
ド、15はシールド付きコネクタであり、電力ケーブル
1,1’の端部に碍管13が取り付けられ、電力ケーブ
ル1,1’のケーブル導体はシールド付きコネクタ15
により相互に接続される。
を示す図であり、11はケーシング、12はエポキシ樹
脂等から形成される絶縁筒であり、ケーシング11は絶
縁筒12を介して接続され、ケーシング11の内部には
SF6 等の不活性ガス16が封入されている。また、
1,1’は電力ケーブル、13は碍管、14はシール
ド、15はシールド付きコネクタであり、電力ケーブル
1,1’の端部に碍管13が取り付けられ、電力ケーブ
ル1,1’のケーブル導体はシールド付きコネクタ15
により相互に接続される。
【0017】なお、図2ではケーブル導体がシールド付
きコネクタ15により接続されているが、ケーブル導体
を整合インピーダンスを介して接続することもできる。
次に図1,図2により本実施例における部分放電測定に
ついて説明する。2個のドラムに巻かれた被測定対象と
なる電力ケーブル1,1’のそれぞれの一端にブッシン
グを接続してケーブル終端部4a,4bを形成し、ケー
ブル終端部4a,4bの近傍のシースを一部除去して縁
切り部8a,8bを形成する。
きコネクタ15により接続されているが、ケーブル導体
を整合インピーダンスを介して接続することもできる。
次に図1,図2により本実施例における部分放電測定に
ついて説明する。2個のドラムに巻かれた被測定対象と
なる電力ケーブル1,1’のそれぞれの一端にブッシン
グを接続してケーブル終端部4a,4bを形成し、ケー
ブル終端部4a,4bの近傍のシースを一部除去して縁
切り部8a,8bを形成する。
【0018】また、上記電力ケーブル1,1’のそれぞ
れの他端を図2に示したガス絶縁接続部5に接続する。
すなわち、電力ケーブル1,1’の端部に碍管13を取
り付け、シールド付きコネクタ15によりケーブル導体
同士を接続し、ガス絶縁接続部5にSF6 ガスを封入す
る。なお、その際、前記したように、ケーブル導体を整
合インピーダンスを介して接続してもよい。
れの他端を図2に示したガス絶縁接続部5に接続する。
すなわち、電力ケーブル1,1’の端部に碍管13を取
り付け、シールド付きコネクタ15によりケーブル導体
同士を接続し、ガス絶縁接続部5にSF6 ガスを封入す
る。なお、その際、前記したように、ケーブル導体を整
合インピーダンスを介して接続してもよい。
【0019】次に、一方の終端部、例えば、終端部4a
のケーブル導体にACトランス3を接続し、両端の終端
部4a,4bの近傍に設けたシース縁切り部8a,8b
を跨いで部分放電検出器6a,6cを接続する。さら
に、ガス絶縁接続部5の絶縁筒11を跨いで部分放電検
出器6bを接続する。ついで、ACトランスからケーブ
ル導体に交流高電圧を印加し、部分放電測定器7a,7
b,7cにより1MHz〜50MHzの測定周波数帯域
で部分放電の発生を検出する。
のケーブル導体にACトランス3を接続し、両端の終端
部4a,4bの近傍に設けたシース縁切り部8a,8b
を跨いで部分放電検出器6a,6cを接続する。さら
に、ガス絶縁接続部5の絶縁筒11を跨いで部分放電検
出器6bを接続する。ついで、ACトランスからケーブ
ル導体に交流高電圧を印加し、部分放電測定器7a,7
b,7cにより1MHz〜50MHzの測定周波数帯域
で部分放電の発生を検出する。
【0020】電力ケーブル1にボイド等の欠陥があり、
例えば、電力ケーブル1で部分放電が発生すると、部分
放電パルスは電力ケーブル1内を伝播してガス絶縁接続
部5と終端部4aに達し、部分放電検出器6a,6bに
より部分放電パルスが検出される。また、電力ケーブル
1内で発生した部分放電パルスは、ガス絶縁接続部5に
達すると一部が反射し、また一部が通過して電力ケーブ
ル1’内を伝播し、部分放電検出器6cに達する。
例えば、電力ケーブル1で部分放電が発生すると、部分
放電パルスは電力ケーブル1内を伝播してガス絶縁接続
部5と終端部4aに達し、部分放電検出器6a,6bに
より部分放電パルスが検出される。また、電力ケーブル
1内で発生した部分放電パルスは、ガス絶縁接続部5に
達すると一部が反射し、また一部が通過して電力ケーブ
ル1’内を伝播し、部分放電検出器6cに達する。
【0021】部分放電測定器7a,7b,7cは検出さ
れた部分放電パルスを1MHz〜50MHzの測定周波
数帯域で解析し、部分放電の発生を検出する。また、検
出された部分放電パルスは位置標定装置10に送られ、
位置標定装置10は各検出箇所から伝送される部分放電
パルスの到達時間差と部分放電パルスの伝播速度から部
分放電の発生位置を標定する。
れた部分放電パルスを1MHz〜50MHzの測定周波
数帯域で解析し、部分放電の発生を検出する。また、検
出された部分放電パルスは位置標定装置10に送られ、
位置標定装置10は各検出箇所から伝送される部分放電
パルスの到達時間差と部分放電パルスの伝播速度から部
分放電の発生位置を標定する。
【0022】以上のように本実施例においては、ケーブ
ルドラムに巻かれた2条のケーブルをガス絶縁接続器で
接続し、両ケーブルの終端部とガス絶縁接続部に部分放
電検出器を取り付けて部分放電の測定を行っているの
で、部分放電発生位置を検出することが可能になるとと
もに、同時に2条のケーブルの試験を行うことができる
ので試験効率を向上させることができる。また、ブッシ
ングを取り付けたケーブル終端部を2条のケーブルにつ
いて一対もうければよいので、試験設備を簡単化するこ
とができる。
ルドラムに巻かれた2条のケーブルをガス絶縁接続器で
接続し、両ケーブルの終端部とガス絶縁接続部に部分放
電検出器を取り付けて部分放電の測定を行っているの
で、部分放電発生位置を検出することが可能になるとと
もに、同時に2条のケーブルの試験を行うことができる
ので試験効率を向上させることができる。また、ブッシ
ングを取り付けたケーブル終端部を2条のケーブルにつ
いて一対もうければよいので、試験設備を簡単化するこ
とができる。
【0023】なお、上記実施例では、2条のケーブルを
1個のガス絶縁接続部で接続し部分放電を測定する例を
示したが、数条のケーブルを複数のガス絶縁接続器で接
続し、各ガス絶縁接続部に部分放電検出器を取り付けて
も同様に部分放電測定を行うことができる。また、上記
実施例では、ケーブルを容易に接続/切離できることか
ら、ガス絶縁接続器を用いて2条のケーブルを接続する
例を示したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、その他周知なケーブル接続手段を用いることが
できる。
1個のガス絶縁接続部で接続し部分放電を測定する例を
示したが、数条のケーブルを複数のガス絶縁接続器で接
続し、各ガス絶縁接続部に部分放電検出器を取り付けて
も同様に部分放電測定を行うことができる。また、上記
実施例では、ケーブルを容易に接続/切離できることか
ら、ガス絶縁接続器を用いて2条のケーブルを接続する
例を示したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、その他周知なケーブル接続手段を用いることが
できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、ドラム巻きされた数条の電力ケーブルを絶縁接続部
で接続し、両端の電力ケーブルの端部にケーブル終端部
を形成し、ケーブル終端部の近傍のシースを縁切りして
部分放電検出器を接続するとともに、上記絶縁接続部に
部分放電検出器を接続し、上記終端部の一方から高電圧
を印加して、上記数条の電力ケーブル内に発生する部分
放電を上記部分放電検出器に接続された高周波部分放電
測定器で測定しているので下記の効果を得ることができ
る。 (1) 同時に数条の電力ケーブルの試験を行うことができ
効率的な試験を行うことができる。 (2) 部分放電パルスの到達時間差に基づき部分放電発生
位置を検出することができる。 (3) 測定周波数帯域を例えば1MHz〜50MHzの高
周波帯域に選定することにより、往復反射により波形が
重なり合って長手方向での感度が大幅に低下することが
なく、また、外来ノイズの影響を除去することができ、
測定感度の向上を図ることができる。
は、ドラム巻きされた数条の電力ケーブルを絶縁接続部
で接続し、両端の電力ケーブルの端部にケーブル終端部
を形成し、ケーブル終端部の近傍のシースを縁切りして
部分放電検出器を接続するとともに、上記絶縁接続部に
部分放電検出器を接続し、上記終端部の一方から高電圧
を印加して、上記数条の電力ケーブル内に発生する部分
放電を上記部分放電検出器に接続された高周波部分放電
測定器で測定しているので下記の効果を得ることができ
る。 (1) 同時に数条の電力ケーブルの試験を行うことができ
効率的な試験を行うことができる。 (2) 部分放電パルスの到達時間差に基づき部分放電発生
位置を検出することができる。 (3) 測定周波数帯域を例えば1MHz〜50MHzの高
周波帯域に選定することにより、往復反射により波形が
重なり合って長手方向での感度が大幅に低下することが
なく、また、外来ノイズの影響を除去することができ、
測定感度の向上を図ることができる。
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】本実施例において使用されるガス絶縁接続部の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図3】従来例を示す図である。
1,1’ 電力ケーブル 1a ケーブル導体 1b シース 2,2’ ケーブルドラム 3 ACトランス 4a,4b ケーブル終端部 5 ガス絶縁接続部 6a,6b,6c 部分放電検出器 7a,7b,7c 部分放電測定器 8a,8b シース縁切り部 10 位置標定装置 11 ケーシング 12 絶縁筒 13 碍管 14 シールド 15 シールド付きコネクタ
Claims (2)
- 【請求項1】 ドラム巻きされた数条の電力ケーブルを
絶縁接続部で接続し、両端の電力ケーブルの端部にケー
ブル終端部を形成し、 上記ケーブル終端部の近傍のシースを縁切りして部分放
電検出器を接続するとともに、上記絶縁接続部に部分放
電検出器を接続し、 上記終端部の一方から高電圧を印加して、上記数条の電
力ケーブル内に発生する部分放電を上記部分放電検出器
に接続された高周波部分放電測定器で測定し、 各部分放電検出器により検出された部分放電パルスの到
達時間差に基づき、部分放電発生位置を検出することを
特徴とする電力ケーブルの部分放電測定方法。 - 【請求項2】 上記高周波部分放電測定器の測定周波数
帯域が1MHz〜50MHzの範囲内に選定されている
ことを特徴とする請求項1の電力ケーブルの部分放電測
定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31970194A JPH08178997A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 電力ケーブルの部分放電測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31970194A JPH08178997A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 電力ケーブルの部分放電測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178997A true JPH08178997A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18113221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31970194A Pending JPH08178997A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 電力ケーブルの部分放電測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08178997A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103592479A (zh) * | 2013-11-28 | 2014-02-19 | 深圳供电局有限公司 | 一种配电变压器局部放电检测用的隔离变压器 |
| JP5762661B1 (ja) * | 2014-11-21 | 2015-08-12 | 三菱電機株式会社 | 部分放電位置標定装置 |
| CN108169634A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-06-15 | 上海交通大学 | 一种精确获得局部放电特高频信号时差的方法 |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP31970194A patent/JPH08178997A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103592479A (zh) * | 2013-11-28 | 2014-02-19 | 深圳供电局有限公司 | 一种配电变压器局部放电检测用的隔离变压器 |
| CN103592479B (zh) * | 2013-11-28 | 2016-09-21 | 深圳供电局有限公司 | 一种配电变压器局部放电检测用的隔离变压器 |
| JP5762661B1 (ja) * | 2014-11-21 | 2015-08-12 | 三菱電機株式会社 | 部分放電位置標定装置 |
| WO2016079869A1 (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-26 | 三菱電機株式会社 | 部分放電位置標定装置 |
| CN107076795A (zh) * | 2014-11-21 | 2017-08-18 | 三菱电机株式会社 | 局部放电位置标定装置 |
| CN107076795B (zh) * | 2014-11-21 | 2020-05-05 | 三菱电机株式会社 | 局部放电位置标定装置 |
| CN108169634A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-06-15 | 上海交通大学 | 一种精确获得局部放电特高频信号时差的方法 |
| CN108169634B (zh) * | 2017-12-19 | 2020-05-05 | 上海交通大学 | 一种精确获得局部放电特高频信号时差的方法 |
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