JPH08179662A - 消色トナーを用いる画像形成装置 - Google Patents

消色トナーを用いる画像形成装置

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JPH08179662A
JPH08179662A JP6317295A JP31729594A JPH08179662A JP H08179662 A JPH08179662 A JP H08179662A JP 6317295 A JP6317295 A JP 6317295A JP 31729594 A JP31729594 A JP 31729594A JP H08179662 A JPH08179662 A JP H08179662A
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JP
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toner
light
image
tray
transfer paper
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JP6317295A
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Kazuhiko Yuki
和彦 結城
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トレイ上に排出された転写紙上の消色トナーに
よる画像の、トレイ上における消色の進行を有効に防止
する。 【構成】潜像担持体10に形成された静電潜像を現像
し、得られるトナー画像を転写紙S上に転写・定着して
記録画像とする画像形成装置において、トナーとして消
色トナーT’の使用が可能であり、トナー画像を定着さ
れた転写紙Sが排出されるトレイ60が、消色波長光を
遮断する遮光部材62により転写紙受け部を遮光される
構造となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、消色トナーを用いる
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】潜像担持体に形成された静電潜像を現像
し、得られるトナー画像を転写紙上に転写・定着して記
録画像とする「画像形成装置」は、アナログ方式やデジ
タル方式の電子複写機や、光プリンター等として広く知
られている。
【0003】このような画像形成装置が極めて広範に普
及したことに伴い、転写紙として使用される紙の消費量
が膨大なものとなり、省資源上の問題と成っている。
【0004】かかる省資源上の問題に答える一法とし
て、近赤外線等の特定の波長もしくは波長領域の光(電
磁波)の照射をにより透明化するトナー、即ち「消色ト
ナー」の使用が提唱されている。
【0005】消色トナーを用いると、転写紙上に形成さ
れたトナー画像を消色処理して当該転写紙を再使用でき
るので、転写紙の繰返し使用により、転写紙の消費量を
有効に減少させることができる。
【0006】ところで、自然光は勿論のこと、室内照明
具として極めて一般的である蛍光灯等から放射される光
も、消色トナーを消色する成分を含んでおり、消色トナ
ーによる画像を有する転写紙を明るい室内に放置してお
くと、トナー画像は次第に消色されていく。
【0007】消色トナーによる画像がこのような放置状
態で「完全に消色される」には数日以上かかるけれど
も、消色トナーによるトナー画像が不用意に光にさらさ
れると、消色反応が進行してトナー画像の濃度が低くな
り、比較的短時間でトナー画像が見づらくなる。
【0008】画像形成装置は一般に明るい室内にあるか
ら、例えば、画像形成された転写紙がトレイ上で不用意
に光にさらされるようなことが無いようにすることが好
ましい。しかし、従来、トレイ上に排出された転写紙上
の消色トナー画像に対する光の影響は考慮されていなか
った。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑みてなされたものであって、トレイ上に排出され
た転写紙上の消色トナーによる画像の、トレイ上におけ
る消色の進行を有効に防止できる消色トナーを用いる新
規な画像形成装置の提供を目的とする(請求項1〜
6)。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の「消色トナー
を用いる画像形成装置」は「潜像担持体に形成された静
電潜像を現像し、得られるトナー画像を転写紙上に転写
・定着して記録画像とする画像形成装置」である(請求
項1〜6)。
【0011】静電潜像は「潜像担持体」上に形成される
が、潜像担持体としては「光導電性のものや誘電性のも
の」が使用可能である。
【0012】光導電性の潜像担持体の場合、静電潜像の
形成は、潜像担持体の均一な帯電と画像露光(原稿等の
光像を照射したり、光書込み手段により光書込みを行っ
たりすることにより実行される)により行われる。
【0013】誘電性の潜像担持体の場合には、潜像担持
体の表面を多針電極により、記録画像に従って位置選択
的に帯電したり、均一帯電された潜像担持体表面を多針
電極により位置選択的に除電したりすることにより静電
潜像の形成が可能である。
【0014】現像装置により可視化されたトナー画像は
「転写紙」上に転写・定着される。トナー画像の転写紙
への転写は、潜像担持体上から転写紙上へ直接的に転写
することもできるし、トナー画像を一旦「中間転写体」
上に転写したのち、中間転写体から転写紙へ転写しても
良い。
【0015】請求項1記載の発明は、以下の点を特徴と
する。即ち、トナーとして消色トナーの使用が可能であ
り、トナー画像を定着された転写紙が排出されるトレイ
が「消色波長光を遮断する遮光部材」により、転写紙受
け部を遮光される構造となっている。「消色波長光」
は、消色トナーに対し消色作用をおよぼす波長もしくは
波長領域の光である。
【0016】請求項2記載の発明は、以下の点を特徴と
する。即ち、トナーとして消色トナーの使用が可能であ
り、遮光シート用カセットと、トレイと、遮光シート排
出手段とを有する。
【0017】「遮光シート用カセット」は、「消色波長
光を遮断する遮光シート」を積載収納する。
【0018】「トレイ」は、トナー画像を定着され、排
出される転写紙を「トナー画像の側を上にして」受け
る。
【0019】「遮光シート排出手段」は、遮光シート用
カセットから遮光シートを1枚ずつ配送してトレイ上に
排出する。
【0020】遮光シート排出手段は「トナー画像を定着
された転写紙が上記トレイに排出された後に、遮光シー
ト用カセットから遮光シートを配送して、トレイ上の転
写紙を覆うように排出」する。
【0021】「トナー画像を定着された転写紙が上記ト
レイに排出された後」は、トレイ上に排出される転写紙
が1枚であるときには、「転写紙の排出に続いて」の意
味である。
【0022】複数枚の転写紙が1連の画像形成プロセス
で順次にトレイ上に排出されるときは、「各転写紙が排
出されるごと」に遮光シートの排出を行っても良いし、
「一定の枚数の転写紙が排出される毎および最後の転写
紙の排出に続いて」遮光シートの排出を行っても良く、
あるいは複数枚の転写紙がすべてトレイ上に排出された
のちに遮光シートの排出を行い、最上位の転写紙の上を
遮光シートにより覆うようにしてもよい。
【0023】上記の説明において、「トナーとして消色
トナーの使用が可能」であるとは、消色トナーのみの使
用が可能である場合と、消色トナーと通常のトナーが選
択的に使用可能である場合とを含む。
【0024】「消色トナーと通常のトナーの選択的な使
用が可能」な場合、消色トナーと通常のトナーとを別個
の現像装置に収容し、これら別個の現像装置を画像形成
装置内に設け、現像装置の選択によりトナーを選択する
ようにしてもよいし、あるいは、通常のトナーを収容し
た現像装置と消色トナーを収容した現像装置とを、それ
ぞれ画像形成装置本体に対して交換可能な現像装置ユニ
ットとし、トナーの選択に応じて現像装置ユニットを交
換するようにしてもよい。
【0025】上記請求項2記載の画像形成装置におい
て、静電潜像の形成に用いるトナーとして「通常のトナ
ーと消色トナーとが選択的に使用可能」である場合は、
「通常のトナーの使用が選択されたとき、遮光シート排
出手段の動作を停止する」ように構成することができる
(請求項3)。
【0026】請求項2または3記載の画像形成装置にお
いては、消色トナーの使用が選択された状態(消色トナ
ーのみが使用可能である場合を含む)において「操作部
からの操作により遮光シートの排出を停止できる」よう
に構成できる(請求項4)。
【0027】請求項5記載の発明は、上記請求項1〜4
記載の発明と同様に「トナーとして消色トナーの使用が
可能」であり、以下の点を特徴とする。
【0028】即ち、トナー画像を定着された転写紙をト
レイへ排出する搬送途上で表裏反転させ、裏面を上側に
してトレイ上へ排出する転写紙反転手段を有する。
【0029】請求項5記載の画像形成装置においても、
静電潜像の形成に用いるトナーとして通常のトナーと消
色トナーとを選択的に使用可能とでき、この場合、「通
常のトナーの使用が選択されたとき、転写紙反転手段に
よる転写紙の表裏反転を行わない」ようにすることがで
きる(請求項6)。
【0030】請求項5記載の発明において、消色トナー
が使用される場合にも、画像形成装置操作者の意志によ
り、転写紙反転手段による転写紙の表裏反転を行わない
ようにしてもよい。
【0031】なお画像形成装置は一般に、画像形成プロ
セスの実行を制御する制御手段(コンピュータ等)を有
しているから、請求項2〜4記載の発明における「遮光
シート排出手段」の動作や、請求項5,6記載の発明に
おける「転写紙反転手段」の動作は、上記制御手段によ
り制御するようにすればよい。
【0032】
【作用】上記のように請求項1記載の発明では「トレイ
が、消色波長光を遮断する遮光部材により転写紙受け部
を遮光される構造となっている」ので、トレイ上に排出
された転写紙上のトナー画像は消色波長光により照射さ
れることがない。
【0033】請求項2〜4記載の発明では「トナー画像
を定着された転写紙がトレイに排出されたのち、遮光シ
ート排出手段により遮光シート用カセットから遮光シー
トを配送して、トレイ上の転写紙を覆うように排出す
る」ので、トレイ上に排出された転写紙上のトナー画像
は遮光シートにより覆われ、消色波長光に対して遮光さ
れる。
【0034】また、請求項3記載の発明では「通常のト
ナーの使用が選択されたとき」、請求項4記載の発明で
は「遮光シートの使用が不要と判断されたとき」には、
「遮光シートの排出が停止」される。
【0035】請求項5,6記載の発明では、トナー画像
を定着された転写紙は、トナー画像の側を下に向けてト
レイ上に排出されるので、トナー画像が直接に外光にさ
らされることが無い。
【0036】
【実施例】以下、具体的な実施例を説明する。
【0037】図1は、請求項1記載の画像形成装置の1
実施例を要部のみ略示している。
【0038】この実施例の画像形成装置は、デジタル方
式の電子複写機である。
【0039】装置上部の符号30で示す部分は「オート
ドキュメントフィーダー」を示し、符号40で示す部分
は操作部を示す。複写すべき原稿は、オートドキュメン
トフィーダー30にセットされ、複写枚数や複写倍率
等、必要な情報が操作部40にてセットされる。
【0040】符号10で示す潜像担持体は光導電性の感
光体であってドラム状に形成され、矢印方向へ等速回転
し、その表面がチャージャー12により均一帯電され
る。
【0041】セットされた原稿はオートドキュメントフ
ィーダー30により原稿ガラス上にセットされ、公知の
原稿読み取り装置32により読み取られてイメージ情報
化され、光走査装置34により潜像担持体10に書き込
まれる。
【0042】このようにして、潜像担持体10上に原稿
画像に対応する静電潜像が形成される。なお、フロッピ
ーディスク等に記録されたイメージ情報やテキスト情報
を読み取り、光走査装置34により潜像担持体10に書
き込むようにすることもできるし、外部のコンピュータ
等から情報を取り込んで光走査装置34で潜像担持体1
0に書き込むようにすることもできる。
【0043】潜像担持体10上に形成された静電潜像
は、現像装置14または16により現像される。現像装
置14は通常のトナーTを用いて現像を行い、現像装置
16は消色トナーT’を用いて現像を行う。即ち「消色
トナーの使用が可能」である。トナーの選択は操作部4
0において行う。
【0044】現像後、潜像担持体10は転写前除電器1
8により除電されたのち、転写部において転写紙S上に
転写される。
【0045】即ち、転写紙Sはカセット50内に積載収
容されており、配紙ローラー52により配紙されると、
レジストローラー54の位置まで搬送される。レジスト
ローラー54は転写紙Sを転写タイミングに合わせて転
写部へ送りこむ。
【0046】このとき転写分離チャージャー20が転写
紙Sの裏面側を帯電して、潜像担持体10上のトナー画
像を転写紙Sの表面側へ転写する。続いて転写分離チャ
ージャー20が分離用の除電を行う。このようにして、
トナー画像を転写された転写紙Sは定着装置22でトナ
ー画像を定着された後、トレイ60上に排出される。
【0047】トナー画像転写後の潜像担持体10はクリ
ーニング装置24により残留トナーを除去される。以上
が「画像形成工程」のあらましである。
【0048】請求項1記載の発明では、「トナー画像を
定着された転写紙が排出されるトレイが、消色波長光を
遮断する遮光部材により転写紙受け部を遮光される構造
となっている」が、この実施例では、この構造が以下の
ように実施されている。
【0049】即ち、トレイ60の上部には遮光部材62
が設けられ、トレイ60の上部を覆うようになってい
る。遮光部材62はトレイ60の上部のみならず、図面
に直交する側方も側面部(図示されず)により覆ってお
り、先端部側には、遮光部材62に対して開閉可能な蓋
部材64が取り付けられている。
【0050】前述のように、トナー画像を定着された転
写紙Sがトレイ60上に排出されたら、蓋部材64を開
いて転写紙Sをトレイ60上から取りだすことができ
る。
【0051】トレイ60、遮光部材62、蓋部材62の
うち、少なくとも遮光部材は「消色波長光を遮断」でき
る材料で形成される。好ましくは、トレイ64も上記材
料で形成するのがよく、より好ましくは蓋部材64も消
色波長光を遮断できる材料で構成するのが良い。
【0052】この実施例において、消色トナーT’は、
特開平6−270431号公報の、発明の詳細な説明の
欄の識別子番号0003,0004に記載されたもの、
即ち、機能性赤外吸収色素:IR820B(上記公報の
図6に分子構造が記載されている)と、テトラブチルア
ンモニウムブチルトリフェニルボレート等の有機ホウ素
のアンモニウム塩を透明樹脂中に分散させたものであ
り、消色波長光は825nm近傍の波長領域の光であ
る。
【0053】なお、この消色トナーは消色以前には「青
色」を呈している。
【0054】従って、消色波長光を遮断できる材料は上
記825nm近傍の「近赤外領域」の光を遮断できるも
のを適宜に利用でき、例えば金属や、黒色や、青色等、
消色波長光を良く吸収する色に着色したプラスチック等
を利用することができる。
【0055】使用上の検知からすれば、トレイ上に排出
された転写紙が見られるように、遮光部材62は、消色
波長光以外の光に対しては透明であるのが好ましく、上
記青色に着色したプラスチックは遮光部材62の材料と
して好適である。
【0056】遮光部材62により、トレイ60上に排出
された転写紙は、消色波長光を有効に遮断されるから、
トレイ60上において消色が進むことがない。
【0057】なお、遮光部材62をトレイ60に近接さ
せ、両者の間隔が小さい場合には、図面に直交する方向
における側方部は開放したままにしておいてもよい。
【0058】図2は請求項2,3,4記載の発明の1実
施例を示している。この実施例の装置も画像形成装置と
しては図1のデジタル方式の電子複写機と同様であり、
従って、混同の虞れがないと想われるものについては、
図1におけると同一の符号を用いた。
【0059】図1との差違を説明すると、図2の実施例
は、消色波長光を遮断する遮光シートS1を積載収納す
る遮光シート用カセット70と、遮光シート用カセット
70から遮光シートS1を1枚ずつ配送してトレイ61
上に排出する遮光シート排出手段を有する。なお、トナ
ー画像を定着された転写紙Sは、図1の実施例と同様に
「トナー画像の側を上」にして(排出ローラー73によ
り)トレイ61上に排出される。
【0060】制御手段80はコンピュータ等であって
「遮光シート排出手段」を制御する。遮光シート排出手
段は、送出ローラー71と図示されないガイドと、排出
ローラー73により構成される。即ち、遮光シートS1
は送出ローラー71により遮光シート用カセット70か
ら送出され、前記図示されないガイドにより排出ローラ
ー73へ案内され、排出ローラー73によりトレイ61
上に排出されるようになっている。
【0061】この実施例において、操作部40において
消色トナーT’の使用を選択し、原稿をオートドキュメ
ントフィーダー30にセットして複写を行うと、図1の
実施例と同様にして画像形成プロセスが行われ、消色ト
ナーT’によるトナー画像が定着された転写紙Sはトレ
イ61上に排出される。
【0062】オートドキュメントフィーダー30は、す
べての原稿をフィードし終えると、原稿フィード終了の
信号を制御手段80に送る。制御手段80は、この信号
に基づき待機し、操作部40において指定された画像形
成プロセスが終了し、トナー画像を転写された全ての転
写紙がトレイ61上に排出された後、上記「遮光シート
排出手段」により遮光シート用カセット70から遮光シ
ートS1を配送し、トレイ61上の最上位の転写紙Sを
覆うように排出する。
【0063】遮光シートは消色波長光(上記近赤外領域
の光)を遮光できるように、適当な色、即ち黒色等に着
色された紙やプラスチックシートであり、これがトレイ
61上の最上位の転写紙Sを覆うことにより、転写紙上
の消色トナーによる画像の消色の進行が有効に防止され
る。勿論、遮光シートは回収して繰返し使用することが
できる。
【0064】操作部40で通常のトナーTの使用が選択
された場合には、遮光シートの排出は不要であるから、
このような場合には、制御手段80は遮光シートS1の
送出を行わない。即ち、この場合には、遮光シート排出
手段の動作を停止する(請求項3)。
【0065】画像形成としての複写を行う枚数が多数枚
の場合、画像形成を装置まかせにして操作者が装置のそ
ばを一時はなれ、しばらくしてから出来上がりの複写物
を取りに来ることが多く、このような場合は、上記のよ
うに転写紙を遮光シートで覆うことが消色対策として有
効である。
【0066】しかし複写枚数が少ない場合のように、操
作者が画像形成装置のそばを離れない場合、操作者は、
トレイ上に排出された転写紙をすぐに取り出せるのであ
るから、このような場合には「遮光シートを排出するま
でもない」ので、操作部40において「遮光シートの排
出の停止」を選択することができる(請求項4)。
【0067】図3は、請求項5記載の発明の1実施例を
示している。この実施例の装置も画像形成装置としては
図1のデジタル方式の電子複写機と同様であり、混同の
虞れがないと想われるものについては、図1,2におけ
ると同一の符号を用いた。
【0068】図1との差違を説明すると、図3の実施例
は、トナー画像を定着された転写紙Sをトレイ61へ排
出する搬送途上で表裏反転させ、裏面を上側にしてトレ
イ61上へ排出する「転写紙反転手段」を有する。
【0069】即ち、定着装置22を過ぎた転写紙Sは、
図示されないガイドによりローラー91の位置まで案内
される。ローラー91は当初、反時計回りに回転して、
転写紙Sをストッカー93上に導く。ストッカー93上
に導かれた転写紙Sはトナー画像を形成された側の面が
下方を向いている。この状態からローラー91は時計回
りに回転し、転写紙Sを「裏面を上側」にしてトレイ6
1上へ排出する。
【0070】従って、上記図示されないガイド、ローラ
ー91(図示されない制御手段により制御される)、ス
トッカー93は「転写紙反転手段」を構成する。
【0071】このように、この実施例では、転写紙Sは
裏側を上にしてトレイ上に排出されるから、消色トナー
によるトナー画像が消色波長光に直接さらされることが
なく、消色波長光による消色の進行が有効に防止され
る。
【0072】図3の実施例の場合も、通常のトナーTと
消色トナーT’とが選択的に使用可能であり、通常のト
ナーTの使用が選択されたときは転写紙の表裏反転を行
う必要が無いので、このような場合にはローラー91の
回転を停止して、転写紙がそのままトレイ61上に直接
(トナー画像の形成された側を上にして)排出されるよ
うにすることができる(請求項6)。
【0073】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば新規な画像形成装置を提供できる。この発明は、上記
の如き構成となっているから、転写紙上に形成された消
色トナーによるトナー画像が、トレイ上において不用意
に消色されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の1実施例を説明するため
の図である。
【図2】請求項2,3,4記載の発明の1実施例を説明
するための図である。
【図3】請求項5,6記載の発明の1実施例を説明する
ための図である。
【符号の説明】
T’ 消色トナー S 転写紙 60 トレイ 62 遮光部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体に形成された静電潜像を現像
    し、得られるトナー画像を転写紙上に転写・定着して記
    録画像とする画像形成装置において、 トナーとして消色トナーの使用が可能であり、 トナー画像を定着された転写紙が排出されるトレイが、
    消色波長光を遮断する遮光部材により転写紙受け部を遮
    光される構造となっていることを特徴とする消色トナー
    を用いる画像形成装置。
  2. 【請求項2】潜像担持体に形成された静電潜像を現像
    し、得られるトナー画像を転写紙上に転写・定着して記
    録画像とする画像形成装置において、 トナーとして消色トナーの使用が可能であり、 消色波長光を遮断する遮光シートを積載収納する遮光シ
    ート用カセットと、 トナー画像を定着された転写紙が、トナー画像の側を上
    にして排出されるトレイと、 上記遮光シート用カセットから遮光シートを1枚ずつ配
    送して上記トレイ上に排出する遮光シート排出手段とを
    有し、 トナー画像を定着された転写紙が上記トレイに排出され
    た後に、上記遮光シート排出手段により遮光シート用カ
    セットから遮光シートを配送して、トレイ上の転写紙を
    覆うように排出するように構成したことを特徴とする消
    色トナーを用いる画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像形成装置において、 静電潜像の形成に用いるトナーとして、通常のトナーと
    消色トナーとが選択的に使用可能であり、 通常のトナーの使用が選択されたとき、遮光シート排出
    手段の動作を停止するように構成したことを特徴とする
    消色トナーを用いる画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の画像形成装置にお
    いて、 消色トナーの使用が選択された状態において、操作部か
    らの操作により遮光シートの排出を停止できるように構
    成したことを特徴とする消色トナーを用いる画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】潜像担持体に形成された静電潜像を現像
    し、得られるトナー画像を転写紙上に転写・定着して記
    録画像とする画像形成装置において、 トナーとして消色トナーの使用が可能であり、 トナー画像を定着された転写紙をトレイへ排出する搬送
    途上で表裏反転させ、裏面を上側にして上記トレイ上へ
    排出する転写紙反転手段を有することを特徴とする消色
    トナーを用いる画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の画像形成装置において、 静電潜像の形成に用いるトナーとして、通常のトナーと
    消色トナーとが選択的に使用可能であり、 通常のトナーの使用が選択されたとき、転写紙反転手段
    による転写紙の表裏反転を行わないことを特徴とする消
    色トナーを用いる画像形成装置。
JP6317295A 1994-12-20 1994-12-20 消色トナーを用いる画像形成装置 Pending JPH08179662A (ja)

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JPH08179662A true JPH08179662A (ja) 1996-07-12

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JP6317295A Pending JPH08179662A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 消色トナーを用いる画像形成装置

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JP (1) JPH08179662A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014063130A (ja) * 2012-08-27 2014-04-10 Toshiba Corp 画像形成装置及び画像形成方法

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JP2014063130A (ja) * 2012-08-27 2014-04-10 Toshiba Corp 画像形成装置及び画像形成方法

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