JPH08179865A - キー入力装置 - Google Patents

キー入力装置

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Publication number
JPH08179865A
JPH08179865A JP6324667A JP32466794A JPH08179865A JP H08179865 A JPH08179865 A JP H08179865A JP 6324667 A JP6324667 A JP 6324667A JP 32466794 A JP32466794 A JP 32466794A JP H08179865 A JPH08179865 A JP H08179865A
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JP
Japan
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key
input
keys
consonant
sound
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6324667A
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English (en)
Inventor
Giichi Kitagami
義一 北上
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 「ローマ字入力」時のキー入力の打けん操作
を少なくできて操作性を向上でき、入力時間も短くでき
るキー入力装置を提供すること。 【構成】 キー入力装置は、複数キーの同時打けんを検
出する複合入力検出手段と、同時打けんされた複数キー
が撥音「ん」入力キーと子音入力キーとの場合に、この
撥音「ん」を設定された文字列(例えば「UU」)に変換
して「子音+設定文字列」の順序の文字列を生成する撥
音キー処理手段とを備える。これにより2重母音「UU」
等を含む2音節の文字も1回の打けん操作で入力でき、
ローマ字入力時の打けん操作が少なくなって操作性が向
上し、入力時間も短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字入力装置ないし入
力方法の分野で利用されるキー入力装置に係わり、詳し
くは、小型の電子手帳、小型のワードプロセッサ(ワー
プロ)やパーソナルコンピュータ(パソコン)等に用い
られるキーボードとして、入力操作を行なえるようにし
たキー入力装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】ワープロやパソコンは、「漢字かな交じり
文」をはじめ、いろいろな文字・記号・図形などを自由
自在に入力し、編集し、印刷し、保存するといった優れ
た機能があリ、これからの時代に欠かせないツール
(「筆記具」)となっている。ワープロやパソコンを使
いながら誰もが思うことは、日本語を入力するときのキ
ーボードの覚えにくさと打ちにくさである。しかも、い
ろいろな打ち方があって、すでによく知られている方式
だけでも「JISかな」、「ローマ字入力(QWERT
Y配列)」、「親指シフト」、「新JISかな」などが
ある。いずれも一長一短があって、将来性まで考えると
選択に迷うばかりである。
【0003】例えば、「JISかな」の場合は、「かな
文字」の数に合わせてキーがやたらと多く、しかも、4
段に配列されているので打ちにくい。その上、文字配列
に規則性がなく複雑なので、その位置を覚える苦労も加
わって、ブランインドタッチをものにするのが難しい。
なお、横にアイウエオ順に並べられたものがあるが、濁
音や半濁音を入力する場合には、清音をキー入力した上
で、濁点記号「″」あるいは半濁点記号「°」をもう一
度キー入力し、結局2回キーを押さなければならないな
ど、その操作性が悪い。
【0004】また、日本語の入力方式で、最も合理的で
優れていると思われる「親指シフト」や、それと似てい
る「新JISかな」の場合は、1つのキーに2つの文字
を割り当て、親指や小指のシフトで打ち分ける。したが
って、3段の配列に収まってキーの数も少なく、ブライ
ンドタッチで打ちやすい効率的な設計になっている。し
かし、文字の位置をマスターすることの苦労が「JIS
かな」とあまり変わらないので、今後の普及率や他のボ
ードとの互換性も考えると、二の足を踏む人が多い。
【0005】一方、「ローマ字入力」の場合は、文字数
の少ない英語の入力に似ていて、キーの数も少なく、打
ちやすい3段の配列なので、比較的ブラインドタッチに
取り組みやすい。現在、専門家を除いた一般のワープロ
・パソコン人口で、男性はその80%以上がローマ字党
と言われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一見効率的
な「ローマ字入力」も、文字キーが子音と母音に分れて
いて、一つの「かな文字」を2度打ちして入力しなけれ
ばならない。そのため「JISかな」よりキーを打つ回
数が多くなり、入力時間が長くなる欠点は否めない。
【0007】本発明は前記事情に鑑みて提案されたもの
で、その目的とするところは、キー数が少ない「ローマ
字入力」において、キー入力の打けん操作を少なくでき
て操作性を向上でき、入力時間も短くできるキー入力装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のキーを
同時に打けんした際に前記同時に打けんされたキーを検
出する複合入力検出手段と、同時に打けんされた複数の
キーに日本語の撥音である「ん」が設定された撥音キー
が含まれている場合に、打けんされたキーが子音と撥音
「ん」キーとの2種類の文字であれば撥音「ん」キーを
予め設定された文字列に変換して「子音+設定文字列」
の文字列を生成する撥音キー処理手段とを具備したこと
を特徴とする。
【0009】この際、前記複合入力検出手段は、押され
ている複数のキーのなかで最初に離されたキーと、この
キーが離された時から一定時間内に離されたキーとを同
時に打けんしたキーと判断するように、つまりキーが離
されて上がったタイミングによって判断するように設定
されていることが好ましい。また、前記撥音キー処理手
段は、撥音「ん」キーを「UU」に変換するように設定さ
れ、子音および「ん」の2つの文字が入力された場合に
は「子音+UU」の文字列を生成し、子音、「Y」および
「ん」の3つの文字が入力された場合には「子音+Y+
UU」の文字列を生成するように設定されていることが好
ましい。
【0010】
【作用】このような本発明においては、ピアノの和音の
ように、複数のキーを打けんした際に、打けんされた複
数のキーが、子音キーと撥音キーとの2種類で母音キー
が含まれていなければ、その撥音「ん」を予め設定され
た文字列に変換して「子音+設定文字列」として出力す
る。例えば、撥音「ん」を「UU」に変換するように設定
されていれば、子音および「ん」の2つの文字が入力さ
れた場合には「子音+UU(TUU等)」の文字列が生成
され、子音、「Y」および「ん」の3つの文字が入力さ
れた場合には「子音+Y+UU(KYUU等)」の文字列
が生成される。これにより2音節の文字を1回の打けん
操作で入力することが可能となり、ローマ字入力におけ
る操作性が向上する。例えば、「空(KUU)」、「急
(KYUU)」などの語を1回の打けん操作で入力する
ことが可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、本実施例では、図1に示すように、キー配
列を少なくした特別なキー入力装置3に液晶画面2aが
ヒンジ結合されたワープロ本体1に本発明を適用した例
について説明する。
【0012】ワープロ本体1は、ワープロ本体1の後壁
部1aにヒンジ1bを介して回動自在に設けられた液晶
画面2a付きの蓋体2を備えており、この蓋体2は開口
側に設けられた口金部2bによって、ワープロ本体1に
係止されるようになっている。また、キー入力装置3
は、ワープロ本体1の後壁部1a側に位置し上下3段左
右5列の15個のキー群からなるメインキーエリア3A
と、ワープロ本体1の前壁部1c側に位置し前記メイン
キーエリア3Aの下側に1列にキーが配列されたコント
ロールキーエリア3Bと、前記メインキーエリア3Aと
並ぶ位置に配列されワープロ本体1の左側に1列3段に
キーが配列されたサブキーエリア3Cとを主体として構
成されている。
【0013】なお、このワープロ本体1は、左手で持っ
たまま、メインキーエリア3Aのキーとコントロールキ
ーエリア3Bのキーとを右指で打ちながら、サブキーエ
リア3Cのキーを左手の親指で打って使用してもよい。
この場合、隣合った2個のサブキーを左親指の腹で同時
に打つことも可能である。また、ワープロ本体1を机の
上に置いて、サブキーエリア3Cに左手の人差指と中指
を添えて入力してもよい。この場合は、サブキーを左の
人差指と中指で打ち、コントロールキーの一部を左親指
でも打てるようにしてある。
【0014】図2は、図1に示すメインキーエリア3A
を構成する上下3段左右5列の15のキーと、コントロ
ールキーエリア3Bを構成する1列4個のキーと、サブ
キーエリア3Cを構成する3個のキーに、日本語の入力
を主体に配慮した「ワープロ配列」の割付例を示すもの
で、この例では入力用の文字にローマ字を用い、日本語
と英語を共通の配列で入力できるように配慮してある。
また、図2では、図面から明らかなように、数字・記号
・機能・モードをメインキーエリア3Aを構成する上下
3段左右5列の15の文字キーに同居させ、コントロー
ルキーエリア3Bを構成する1列4個のキーと、サブキ
ーエリア3Cを構成する3個のキーを使って打ち分ける
ようにしてあり、これにより、これら数字・記号・機能
・モードを離れた位置まで指を運ばず、手元を見ないで
入力できる利点がある。
【0015】さらに、前記メインキーエリア3A内での
文字キーの配列は、このメインキーエリア3A内の各キ
ーの打ちやすさの順序と、ローマ字入力の際のアルファ
ベットの母音および子音の使用頻度とを照らし合わせて
配置されたものとなっており、また母音および子音はそ
れぞれ使用頻度が高い順にこのキー配列上において付け
られた打ちやすさの順である中段、上段、下段へと配列
されるとともに、各段のキーは基準側から反対側へと配
列された構造となっている。
【0016】なお、前記メインキーエリア3Aの横に配
列されたサブキーエリア3Cの3つのキー120、12
1、122は、主として、ワープロ機能に備えられた変
換機能(略語変換、短縮変換等の機能)や常用記号、テ
ンキー等の入力の際に使用されるもので、3つのキーを
組み合わせて使うことにより、ワープロ機能を操作する
ものである。
【0017】さて、このように本実施例におけるキー入
力装置3は、非常に特色のあるキー配列を備えている
が、本発明とは直接関係しない部分もあってわかりにく
いため、日本語のローマ字入力に使用する配列だけを取
り出したものを図3に示す。図3は、ローマ字入力の際
に出現する文字を、上下3段左右5列の計15個のメイ
ンキーエリア3Aに配列した状態を示す図であり、実施
例のメインキーエリア3Aは、右手を使って入力される
ように配慮されている。すなわち、当該メインキーエリ
ア3Aのうち一方側(図示例では左側)は人差指がホー
ムポジションとなる基準側とされており、この基準側2
列のキー群からなるエリアが母音を入力する母音エリア
3Dに設定され、また、メインキーエリア3Aの残り3
列のキー群からなるエリアが子音を入力する子音エリア
3Eに設定された構成となっている。
【0018】そして、基準側2列のキー群からなる母音
エリア3Dには、101、102、106、107、1
11、112の6つのキーが備えられ、これら各キー1
01、102、106、107、111、112にはそ
れぞれ母音を表す「A」、「I」、「U」、「E」、
「O」の母音キーが以下のように配列されている。すな
わち、母音キーのうち中段のキー107、106にはそ
れぞれ「A」、「I」の打けんキーが配列され、上段の
キー102、101にはそれぞれ「U」、「E」の打け
んキーが配列され、さらに下段のキー112、111に
は「O」、と撥音である「ん」の打けんキーが配列され
ている。
【0019】この配列は、右手人差指を母音エリア3D
のホームポジションとした際に、人差指のホームポジシ
ョンとなる位置のキー107に、使用頻度の高い「A」
のキーが配置され、その横のキー106に「I」のキー
が配置され、さらに、上段、下段に行くにしたがって、
使用頻度順に沿って「U」、「E」、「O」のキーが配
置されたものである。なお、図示例の母音エリア3D上
での配列は、文字の使用頻度順に必ずしも合致していな
いが、これは中段、上段、下段に行くに従って、
「A」、「I」、「U」、「E」、「O」となるように
文字の覚えやすさを配慮したためである。
【0020】また、図示例では、キー107にホームポ
ジションを示すホームポジション指示手段130が形成
されている。ここでは、ホームポジション指示手段13
0として、キー107上の文字Aを囲むように四角枠が
形成され、この四角枠の内側が凸部とされ、指を置いた
ときに、このキー107が認識できるようになってい
る。しかしホームポジション指示手段130は、このよ
うな図示例に限定されるものではなく、キー107が認
識できるものであれば他の手段(例えばキー107の色
を変えたり、LEDが点滅したりするような手段)であ
っても良い。
【0021】一方、右側3列の子音エリア3Eには、日
本語の子音を表す「K」、「S」、「T」、「N」、
「H」、「M」、「Y」、「R」、「W」の子音キーが
配列されている。より具体的には、中段のキー108、
109、110が左側から順に「K」、「S」、「T」
のキーとされ、また上段のキー103、104、105
が左側から順に「N」、「H」、「M」のキーとされ、
さらに下段のキー113、114、115が、左側から
順に「Y」、「R」、「W」のキーとされた基本構造と
なっている。そして、これらの配列は、「か」行、
「さ」行、「た」行、「な」行、「は」行、「ま」行、
「や」行、「ら」行、「わ」行の子音がアカサタナ順に
キーの中段、上段、下段、さらに基準側から反対側へ並
ぶように配慮したために構成されたものである。
【0022】なお、このような配列も、母音の配列と同
様に、打ちやすさの順と、ローマ字の使用頻度の順とを
配慮して設定されていることは勿論であり、右手人差指
を母音エリア3Dのホームポジションとした際に、中段
の中指のホームポジションとなる位置のキー108に、
日本語において使用頻度の高い「K」のキーが配置され
るものである。また前述の中指位置のキー108の横に
は、「S」が備えられたキー109が備えられ、その横
のキー110には「T」のキーが配置される。そして、
上段、下段に行くにしたがって、各段のキーには、基準
側から反対側に向かって、使用頻度順に沿ってキー10
3には「N」が、キー104には「H」が、キー105
には「M」が、キー113には「Y」が、キー114に
は「R」が、キー115には「W」のキーがそれぞれ配
置されている。
【0023】一方、前記子音キーのシフト状態(コント
ロールキーエリア3Bに配列されて前記メインキーエリ
ア3Aの各キーをシフト状態と非シフト状態の何れかに
切り替えるシフトキー116によりシフト操作した状
態)には、句点「、」、読点「。」、長音「−」、促音
「っ」並びに母音を組み合わせて半濁音、濁音を構成す
る「P」、「B」、「G」、「Z」、「D」が割り付け
られている。具体的には、上段の「N」、「H」、
「M」に対応する打けんキー103、104、105に
は、「P」、「B」、「っ」が配列され、中段の
「K」、「S」、「T」に対応する打けんキー108、
109、110には、「G」、「Z」、「D」が配列さ
れ、さらに下段の「Y」、「R」、「W」に対応する打
けんキー113、114、115には句点「、」、読点
「。」、長音「−」が配列されている。なお、実施例で
は、右手で操作する場合についてのキー配列となってい
るが、左手で操作する場合は基準側が図示例とは逆にな
って左右逆に配列されることは言うまでもない。
【0024】一方、コントロールキーエリア3B内のキ
ーについて、説明を補足しておくと、これらコントロー
ルキーエリア3B内に配置された4個のキー116、1
17、118、119は、主として変換・無変換・シフ
ト等の機能を持つものでメインキーエリア3A内に配列
された15個のキーと組み合わされて、キー入力装置3
における各種機能を作用させるようになっている。実施
例では、図2に示すように、基準側(左側)からシフト
とかな漢字変換の機能をもったシフトキー116と、F
(ファンクション)シフトとかな漢字無変換の機能をも
ったFシフトキー117と、メインキーエリア内のキー
を機能操作させる機能シフトの機能とスペース入力の機
能をもった機能シフトキー118と、かな小文字の入力
機能とメニュー呼びだし機能を備えたLシフトキー11
9とにより構成されており、またこのLシフトキー11
9は、他のキー116、117、118等に比べると、
幅が略倍の大きさにされ、打けんしやすくなるように配
慮されている。
【0025】ところで、図2に示すキーの配列は、前述
したように英語の入力の際の操作性をも配慮しているた
め、英語入力用のキー配列も設定できるようになってい
る。すなわち、英語入力のモード(英字モード)と日本
語入力のモード(ローマ字入力による日本語入力モー
ド)とは適宜な切り替え手段によって切り替えることが
できるようにされており、英語入力モードにおいては、
各キーの「/」表示の左側の文字が入力されるようにさ
れ、日本語入力モードの場合には各キーの「/」表示の
右側の文字が入力されるようにされている。なお、
「/」キーで区分されていないキーに関しては、英語お
よび日本語の各入力モードにおいて同じ文字が入力され
るように設定されている。例えば、中指のホームポジシ
ョンである108のキーは、「C/K」の文字として配
置され、当該「C/K」のキーは、これにより、日本語
モード時には「K」となり、英字モード字にはアルファ
ベットの「C」となるように設定されている。その他、
図2に示すキーには、各種の機能実行キーが設定されて
いるが、本実施例では直接関係ないため説明を省略す
る。
【0026】次に前述のようなキー配列のキー入力装置
3における機能について、図4に示すブロック図および
図5に示すフローチャートを参照して説明する。前述し
た各キーエリア3A、3B、3Cが配列されたキー入力
部140においてキーが入力されると(ステップ1、以
下「ステップ」を「S」と略す)、そのキー入力が単一
入力(キーを1つづつ入力すること)か、あるいは複合
入力(複数のキーを同時に入力すること)であるかを複
合入力検出手段141で検出する(S2)。ここで、単
一入力と判断されれば、表示装置制御部143に入力キ
ーの信号(文字列)が送られて画面144に表示される
(S5)。
【0027】一方、複合入力と判断されれば、文字列生
成処理手段142において文字列生成処理が行われる
(S3)。この文字列生成処理(S3)については後で
詳述する。なお、同時に押されたキーの数によっては、
1回の文字列生成処理(S3)ではすべての文字を確定
できないこともあるため、全文字が確定されたかを判断
し(S4)、必要に応じて文字列生成処理(S3)を繰
り返す。
【0028】そして、全文字が確定されたら(S4)、
表示装置制御部143に確定された入力キーの信号(文
字列)が送られて画面144に表示される(S5)。こ
の際、入力キーの組み合わせが間違っている場合には、
エラー表示を行う。さらに、キー操作によっては、カー
ソル移動、バックスペース等の各種機能を実行すること
もあり、そのような操作を指示するキーの組み合わせが
入力された場合には、機能処理(S6)を行う。
【0029】また、変換キー116や無変換キー117
が押された場合には、かな漢字変換等の各種変換処理
(S7)が行われる。以上により、1回の打けん操作に
対する処理が完了し、次のキー入力があれば以上の処理
を繰り返して順次キー入力を行う。
【0030】次に、キー入力部140および複合入力検
出手段141における手順について図6のフローチャー
トを参照して詳述する。なお、キー入力装置3には、図
7に示すように、「DOWN-TMP」(押されたキーのデータ
記憶用)、「UP」(キーから手が離されて上がったキー
のデータ記憶用)、「DOWN-ING」(押され続けているキ
ーのデータ記憶用)の各データ記憶領域151、15
2、153が設けられている。各データ記憶領域15
1、152、153には、各々押されたキー、離された
キー、押され続けているキーの数を記憶するカウンタ
(CNT)151A,152A,153Aと、各キーの
キー番号を記憶するバッファ151B,152B,15
3Bとが設けられている。
【0031】まず、予め設定されたサンプリングタイム
に合わせて割込入力を行い(S11)、キーの状態変化
の有無をチェックする。ここで、何らかのキーが押され
ていれば(S12)、そのキーの番号をDOWN-TMPのバッ
ファ151Bに記憶するとともに、DOWN-TMPのカウンタ
151Aの数を1つプラスする(S13)。
【0032】その後、再度キーの状態変化の有無をチェ
ックし、他のキーも押されていれば、S13の処理を繰
り返す。これにより、DOWN-TMPのカウンタ151Aに
は、押されたキーの総数が記憶され、DOWN-TMPのバッフ
ァ151Bには、押された各キーの番号がそれぞれ記憶
される。
【0033】また、キーの状態変化をチェックした際
に、キーが押されていなければ、離されて上がったキー
があるかをチェックする(S14)。ここで、上がった
キーがなければ、キー状態変化の有無のチェックを繰り
返す。一方、上がったキーがあれば、そのキーの番号を
UPのバッファ152Bに記憶するとともに、UPのカウン
タ152Aの数を1つプラスする。また、DOWN-TMPのカ
ウンタ151Aの数を1つマイナスし、一定時間の経過
を測定するタイマーをスタートさせる(S15)。
【0034】その後、予め設定された経過時間が過ぎた
か(タイムアップしたか)、あるいはDOWN-TMPのカウン
タ151Aの数が0となったかを検出する(S16)。
ここで、タイムアップせず、かつカウンタ151Aが0
でなければ、上がったキーがあるかをチェックし(S1
7)、上がったキーがあれば、そのキーの番号をUPのバ
ッファ152Bに記憶し、UPのカウンタ152Aの数を
1つプラスし、DOWN-TMPのカウンタ151Aの数を1つ
マイナスする(S18)。
【0035】その後、S16に戻ってチェックを続行す
る。また、S17において上がったキーが無い場合もS
16に戻ってチェックを続行する。
【0036】S16において、タイムアップしたり、カ
ウンタ151Aが0になった場合には、DOWN-INGのバッ
ファ153Bに現在押されているキー番号(DOWN-TMPの
バッファ151BからUPのバッファ151Bのデータを
取り除いたもの。なお、上がったキーを検出した際に、
DOWN-TMPのバッファ151Bからその上がったキー番号
を削除している場合には、DOWN-TMPのバッファ151B
の内容をそのまま移行すればよい。)を記憶し、DOWN-I
NGのカウンタ153Aに現在押されているキーの数(=
DOWN-TMPのカウンタ151Aのデータ)を記憶する(S
19)。
【0037】なお、本実施例において、同時入力の検出
をキーが離されて上がったときのタイミングで検出する
のは次の理由からである。すなわち、図8に示すよう
に、複数のキー(1)〜(5)を同時に押した場合のタ
イミングのずれt1に比べて、同時に離したキー(1)
〜(4)のタイミングのずれt2のほうが小さく、ばら
つきも少ないため、同時入力のキーを確実に検出できる
からである。なお、t2は例えば5〜10msec程度に設
定すればよいが、個人差もあるため、設定値を適宜変更
できるようにしてもよい。また、t2を越えても押され
続けているキー(5)は前記DOWN-INGのバッファ153
Bおよびカウンタ153Aに記憶されることになる。
【0038】そして、上がったキーの番号および数(UP
のカウンタ152A、バッファ152B)と、押され続
けているキーの番号および数(DOWN-INGのカウンタ15
3A、バッファ153B)とを文字列生成処理手段14
2(キーの数が1つであれば表示装置制御部143)に
送信する(S20)。この複数のキー番号は文字列生成
処理手段142で処理されて対応する文字列が画面14
4に表示される。
【0039】文字列生成処理手段142は、図9に示す
ように、サブキー処理手段161、2重母音処理手段1
62、子音2キー処理手段163、撥音キー処理手段1
64、英文処理手段165の各処理手段を備え、送信さ
れてくるキーの番号に応じて対応する処理手段(通常は
1つの処理手段で処理されるが、打けんされたキーによ
っては複数の処理手段で処理されることもある)によっ
て打けんされたキーに対する文字列が生成されるように
なっている。
【0040】サブキー処理手段161は、打けんされた
複数のキーのなかに、図3に示すサブキー120、12
1、122が含まれている際の処理を規定したものであ
り、本実施例では、日本語において2音節目での出現頻
度が高い「い・う・き・く・ち・つ・っ・ん」のなかで
1つのキーで入力できない(母音および「ん」以外)文
字である「き・く・ち・つ・っ」を入力できるように設
定している。
【0041】2重母音処理手段162は、打けんされた
複数のキーのなかに、図3に示す母音キー101、10
2、106、107、112のうちの2つのキーが押さ
れている際に、その母音の順序を日本語の頻出割合に応
じて予め設定しておき、そのルールに基づいて並べ替え
るようにする処理を規定したものである。
【0042】子音2キー処理手段163は、子音エリア
3Eにある各キーの上部の文字を、シフトキー116を
同時に押す通常の出力方法の代わりに、隣接する他の子
音キーを押すことで出力する処理を規定したものであ
る。本実施例では、各子音キーの右隣の子音キー(右端
のキー110、115に対しては左斜め上のキー10
4、109)を同時に押すことで各キーの上部の文字を
出力するように設定している。
【0043】撥音キー処理手段164は、打けんされた
複数のキーのなかに、撥音「ん」キー111が打けんさ
れた場合の処理を規定したものであり、詳しくは後で説
明する。
【0044】英文処理手段165は、英字モードに設定
されている際に複数のキーが入力された場合の処理を規
定したものである。
【0045】次に、文字列生成処理手段142のなかで
本発明の特徴である撥音キー処理手段164について説
明する。なお、この撥音キー処理手段164は、日本語
における特徴を利用しているので、最初にそのことにつ
いて説明する。
【0046】(1)音読み語の特徴 日本語は語源的にみて、音読み語(中国語に由来するも
の)・訓読み語(元来の日本語)・カタカナ語(外来
語)の3つで表現される。日本文全体で音読み語の占め
る割合はかなり高く、特に、漢字の熟語の大半は音読み
語である。ところで、中根式速記に「インクツキ法(ま
たは、ツキイチクン法)」という面白い法則があり、そ
れによれば日本語に頻出する音読み語には、およそ次の
ような規則性がある(ちなみに、「SKY配列」や「M
式」では、その配列に「速記法」と同じ考え方を適用し
ている。)。 1)すべての音読みの単漢字は、1音節か2音節で構成
され、3音節以上になるものはない。 2)音読みの単漢字の2音節目は、必ず「い・う」、
「き・く・ち・つ・っ・ん」のいずれかになる。 3)このうち、2音節目が「い」になるものは、「AI・
UI・EI」のいずれかの2重母音になる。 4)2音節目が「う」になるものは、「UU・OU」のいず
れかの2重母音になる。
【0047】たとえば、音読み語として、次のような漢
字の2文字熟語をあげることができる。 1)2音節目が「イ」になる漢字の例(2重母音の「AI
・UI・EI」のいずれかになる例) ・開催(KAI SAI) ・内外(NAI GAI) ・会計
(KAI KEI) ・類推(RUI SUI) ・推定(SUI TEI) ・累計
(RUI KEI) ・経営(KEI EI) ・経済(KEI ZAI) 2)2音節目が「ウ」になる漢字の例(2重母音の「UU
・OU」のいずれかになる例) ・方法(HOU HOU) ・構造(KOU ZOU) ・工場
(KOU ZYOU) ・東京(TOU KYOU) ・通風(TUU FUU) ・中央
(TYUU OU ) ・流通(RYUU TUU) ・共通(KYOU TUU) 3)2音節目が「ン」になる漢字の例 ・安全(Aん ZEん) ・簡単(KAん TAん) ・混沌
(KOん TOん) ・新聞(SHIん BUん) ・単純(TAん JUん) ・判断
(HAん DAん) ・民間(MIん KAん) ・人選(ZIん SEん) 4)2音節目が「キ・ク」になる漢字の例 ・辟易(HEき Eき) ・的確(TEき KAく) ・画策
(KAく SAく) ・迫力(HAく RYOく) ・服役(FUく Eき) ・即席
(SOく SEき) ・目的(MOく TEき) ・宿敵(SYUく TEき) 5)2音節目が「チ・ツ・ッ」になる漢字の例 ・1日(Iち NIち) ・吉日(KIち ZIつ) ・質実
(SIつ ZIつ) ・切実(SEつ ZIつ) ・1日(Iち NIち) ・活発
(KAっ PAつ) ・実質(ZIっ SIつ) ・出発(SYUっ PAつ) 以上はほんの一例で、これらは普通の文章でかなり頻繁
に使われる。しかし、この規則性は、すべての音読み語
に共通で、例外をもたない。
【0048】このように、音読み語に明快な規則性があ
るのは、漢字本来の中国語の規則性によるが、中国語に
特有の抑揚のある複雑な発音を、単調な日本語に合わせ
て単純化してしまったからでもある。現代の音読みの単
漢字や熟語に、やたらと同音異議語が多いのもそのため
である。しかし、逆にその特性を利用すると、すべての
音読み漢字を1回の複合入力による打けん操作で入力す
ることが可能になる。
【0049】(2)訓読み語の特徴 訓読み語は、音読み語と発音形態が全く異なり、50音
がほぼ万遍なく使われるので、一定の規則性を見いだす
ことができない。また、カタカナ語も語源の範囲が広
く、規則性を特定することはできないが、外来語が多い
ので、やや音読み語に近い発音の傾向をもっている。ま
た訓読み語は、元来の日本語をそのまま「かな」で表し
たり、漢字にあてはめたりしているので、たとえば「み
る・見る・視る・観る・看る・診る」のように、同じ読
みで微妙にニュアンスの異なる同音異議語が多く、音読
み語以上にその使い分けに苦労する。
【0050】ところで、日本語の音節は、撥音の「ん」
と促音「っ」以外、必ず子音のあとに母音を伴う「母音
どめ」の音節になっているため、音読み、訓読み、カタ
カナ語のいずれの場合であっても、撥音「ん」は子音の
後に続くことはない。従って、複数キーを同時に入力す
る複合入力において、撥音「ん」以外のキーが子音のみ
の場合には通常であれば入力エラーとすべきものであ
る。一方、日本語として頻出する文字列として前記2重
母音「AI・UI・EI・UU・OU」等がある。これらの2重母
音の中で互いに異なる母音同士の組み合わせは、各母音
キーが独立しているために同時に押して複合入力するこ
とができるが、「UU」の場合には同じ母音が重なってい
るため、同時に入力することができない。また、この
「UU」はその1文字目が他の子音と組み合わされて1音
節を構成し、2文字目が2音節目の「ウ」を構成するも
のであり、「子音+UU」の形で用いられる。従って、こ
の「子音+UU」の文字列を「子音+ん」で代用すればロ
ーマ字における入力効率を向上することができる。
【0051】以上の日本語の特徴を考慮し、撥音キー処
理手段164は、図10に示すルールに従って処理する
ように設定されている。すなわち、入力文字数が1つの
場合(S31)は、通常の入力なので「ん」をそのまま
出力する(S32)。なお、本実施例では文字数が1の
場合、文字列生成処理手段142に制御が移らないため
実際には文字数1の場合は生じないが、文字数1の場合
でも文字列生成処理手段142で処理するように設定す
ることもできるため、念のため規定している。
【0052】また、文字数2の場合(S33)、撥音
「ん」以外の文字が母音か子音かをチェックし(S3
4)、母音が含まれていれば「母音+ん」、例えば「案
(Aん)」の順で出力する(S35)。一方、母音が含
まれていない場合には「子音+ん」となり、「ん」の代
わりに「UU」を入力して「子音+UU」の順で出力される
ように設定している(S36)。例えば、「遊(YU
U)」等である。
【0053】また、文字数3の場合(S37)も、撥音
「ん」以外の文字が母音か子音かをチェックし(S3
8)、母音が含まれていれば「子音+母音+ん」の順、
例えば「感(KAん)」の順で出力する(S39)。な
お、日本語には、安易(AんI)や慰安(IAん)等の
母音2つと「ん」とで3文字になる組み合わせもある
が、「安易」と「慰安」のようにその並びは確定できな
いため、このような文字は2回に分けて入力する必要が
あり、撥音キー処理手段164では規定していない。一
方、母音が含まれていない場合には「子音+Y+ん」で
あれば、「ん」の代わりに「UU」を入力して「子音+Y
+UU」の順、例えば「流(RYUU)」の順で出力する
(S40)。なお、「Y」を含まない子音2文字と
「ん」の場合には、文字列を特定できないためエラー表
示を行う。
【0054】さらに、文字数4の場合(S41)、入力
文字が「Y以外の子音、母音、Y、ん」の場合に限って
「子音+Y+母音+ん」の順で出力する(S42)。例
えば、「準(ZYUん)」等である。それ以外の場合に
はエラー表示を行う(S43)。
【0055】なお、前記文字数を検出する場合、特に子
音2キー処理手段163における隣指シフト処理を行っ
た後の文字数で検出する必要がある。従って、隣り指シ
フト処理用のキーが入力されている場合には、その処理
を先に行い、隣り指シフト用のキーを除いたキー数で文
字数のチェックを行うことになる。この子音2キー処理
手段163(隣指シフト)によるシフト操作は、図11
に示すように、各キーのシフト位置にある文字を打つと
きに、その同じキーと線で結んだ右隣か左上隣の「シ」
印のキーを、薬指か小指で同時に打ち、親指に代わって
シフト操作する方法である。但し、シフトキー116を
押しながら行うこれまでの「親指シフト」もそのまま使
えるので、句読点を打つとき、シフトキー116を左親
指で打って、高速入力するようにしても良い。
【0056】図12には、文字数2(母音+「ん」)の
例「永遠」、文字数3(子音+母音+「ん」)の例「人
類」、「考え」、文字数4(子音+Y+母音+ん)の例
「水準」、「アクション」、「ジャンケン」、文字数2
(子音+「UU」)の例「交通」および「雄大」における
具体的なキー操作について示されている。なお、
「人」、「準」、「ジャン」では、隣り指シフト処理が
含まれているので、入力キーの文字数は1つ多くなって
いる。また、カタカナ入力は、文字入力語にかな変換キ
ー(変換キー116および無変換キー117を同時に押
す)を押したり、文字入力の前にカタカナモードに変更
しておくことで入力できる。
【0057】このような本実施例によれば、撥音「ん」
キー111と子音キーとの2種類のキーを同時に押すこ
とで、撥音「ん」を「UU」に変換して「子音+UU」、例
えば「通(TUU)」などの2重母音「UU」を含む2音
節の文字を1回の打けん操作で入力することができる。
このため、ローマ字入力において問題となっていた入力
回数が多いことによる操作性の低下や入力時間が長くな
る欠点を解消でき、迅速にかつ操作性よく文字を入力す
ることができる。
【0058】また、撥音キー処理手段164は、入力文
字が撥音「ん」と母音、あるいは撥音「ん」、母音およ
び子音の場合でも、予め日本語の特徴を考慮してその文
字列の並びをルール化しているため、生成された文字列
を打ち直す必要が無く、操作性をより一層向上すること
ができる。
【0059】また、本実施例では、複合入力検出手段1
41において、複数のキーが同時に押されているかを、
操作時のばらつきが少ないキーが離されたタイミングを
検出してチェックしているので、同時に押されたキーを
確実に検出することができ、誤検出による文字入力のエ
ラー等を無くすことができる。さらに、キー入力装置3
に、3種類のバッファ151A〜153A、カウンタ1
51B〜153Bを設けているので、同時に押されたキ
ーだけではなく、押され続けているキーも検出すること
ができ、各種のキーの組み合わせを実現でき、各種機能
をキーの組み合わせによって容易に実現することができ
る。
【0060】また、本実施例では、通常のキーボードに
比べてキー数が少ない入力装置3を用いているので、小
型化が図れ、片手での操作も可能にできる。特に、本実
施例のキー入力装置3は、少なくとも上下3段左右5列
の15個のキーからなりその左右何れか一方側が基準側
とされたメインキーエリア3Aを含み、当該メインキー
エリア3Aのうち前記基準側2列のキー群からなるエリ
アを母音を入力する母音エリア3Dに設定し、前記メイ
ンキーエリア3Aの残り3列のキー群からなるエリアを
子音を入力する子音エリア3Eに設定しているので、キ
ー入力時に手をこの3段5列のキーに添れば、母音エリ
ア3Dが人差指のポジションとなり、子音エリア3Eが
中指・薬指・小指のポジションとなって、活動量の多い
人差指によって出現頻度の高い母音の入力操作を行なう
ことができる。
【0061】さらに、前記母音エリア3Dおよび/また
は子音エリア3Eの各キーに、それぞれ予め定められた
打ちやすさの順番に基づいて母音および/または子音
を、使用頻度が高い順に配列し、前記打ち易さの順番を
中段の基準側から反対側、上段の基準側から反対側、下
段の基準側から反対側の順にしたので、指の中で最も優
れた独自の働きと活動力を持っている人差指に最も頻度
の高い文字が配置されることとなり、さらに、中指、薬
指、小指の順にアルファベットの文字が頻度順に配置さ
れ、キー入力時の操作性を向上することができる。
【0062】なお、本発明は前記実施例の構成に限らな
い。例えば、図13(A),(B)に示すような、QW
ERTY配列やDvorak配列のキー入力装置(キー
ボード)等に適用してもよい。但し、通常のキーボード
では撥音「ん」入力用のキーは独立して設けられておら
ず、例えば「N」キーを二回続けて押すことで撥音を入
力しているため、本発明を適用することができない。従
って、撥音「ん」用のキーを設定する必要がある。な
お、撥音「ん」キーの設定は、新しく設ける場合に限ら
ず、ローマ字入力時に使用しないキーに割り当ててもよ
い。
【0063】また、子音+撥音「ん」の場合に、前記実
施例では撥音「ん」を「UU」に変換していたが、「UU」
以外の例えば「OU」等に設定してもよい。但し、「UU」
は日本語によく出てくる2重母音であり、かつ「OU」の
ように複数キーの同時打けんでは入力できないため、
「UU」に設定したほうが入力の効率を最大限向上するこ
とができる利点がある。さらに、前記撥音キー処理手段
164は、子音+「ん」の2文字入力の場合だけでな
く、子音+「Y」+「ん」の3文字入力の場合について
も規定していたが、子音+「Y」+「ん」の3文字を他
のキーの組み合わせで入力できるように設定している場
合には、撥音キー処理手段164は子音+「ん」の2文
字入力の場合だけ規定するように設定してもよい。
【0064】また、本発明のキー入力装置は、前記実施
例のワープロ本体1のように画面2aが一体化されたも
のに限らず、デスクトップ型パソコンのキーボードのよ
うにキーのみが設けられたキー入力装置にも利用するこ
とができる。要するに、本発明は、ワープロやパソコン
等の各種機器の入力装置として広く利用することができ
る。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような優れた効果を奏する。請求項1に記載のキー入
力装置によれば、配列されたキーを複数同時に打けんし
た際に前記同時に打けんされたキーを検出する複合入力
検出手段と、この同時に打けんされた複数のキーが子音
と撥音「ん」キーとの2種類の文字であれば撥音「ん」
キーを予め設定された文字列、例えば「UU」に変換し、
「子音+設定文字列」の文字列を生成する撥音キー処理
手段とを備えているので、「通(TUU)」、「遊(Y
UU)」などの2音節の語を1回の打けん操作で入力す
ることが可能になる。このため、ローマ字入力における
入力回数を削減できて操作性を向上することができ、入
力時間も短縮することができる。
【0066】また、請求項2に記載のキー入力装置によ
れば、複数キーの同時入力を、複数の押されたキーが離
される(上がった)タイミングで検出する複合入力検出
手段を設けているので、同時に打けんされたキーを確実
に検出することができ、誤検出のないつまりエラー入力
の発生が少ない入力装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるキー入力装置の斜視図
である。
【図2】前記実施例のキー入力装置のキー配列を示す平
面図である。
【図3】前記実施例のキー入力装置のローマ字入力の際
の文字の割付例を示す平面図である。
【図4】前記実施例のキー入力装置の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図5】前記実施例のキー入力装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】前記実施例の複合入力検出手段の動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】前記実施例のキー入力装置に設けられたデータ
記憶領域を示す概念図である。
【図8】前記実施例のキー入力装置の複合入力を説明す
るために示した打鍵タイミングの図である。
【図9】前記実施例の文字列生成処理手段の構成を示す
ブロック図である。
【図10】前記実施例の撥音キー入力時の並べ替えルー
ルを示す図である。
【図11】前記実施例にかかるキー入力装置の隣指シフ
ト機能を説明するために示した平面図である。
【図12】撥音「ん」を含む語の複合入力の例を示す図
である。
【図13】QWERTY配列およびDvorak配列を説明するため
に示した平面図である。
【符号の説明】
1 ワープロ本体 2 蓋体 2a 画面 3 キー入力装置 3A メインキーエリア 3B コントロールキーエリア 3C サブキーエリア 3D 母音エリア 3E 子音エリア 140 キー入力部 141 複合入力検出手段 142 文字列生成処理手段 161 サブキー処理手段 162 2重母音処理手段 163 子音2キー処理手段 164 撥音キー処理手段 165 英文処理手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキーが同時に打けんされたことを
    検出する複合入力検出手段と、同時に打けんされた複数
    のキーに日本語の撥音である「ん」が設定された撥音キ
    ーが含まれている場合に、打けんされたキーが子音と撥
    音「ん」キーとの2種類の文字であれば撥音「ん」キー
    を予め設定された文字列に変換して「子音+設定文字
    列」の文字列を生成する撥音キー処理手段とを具備した
    ことを特徴とするキー入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のキー入力装置におい
    て、前記複合入力検出手段は、押されている複数のキー
    のなかで最初に離されたキーと、このキーが離された時
    から一定時間内に離されたキーとを同時に打けんしたキ
    ーと判断するように設定されていることを特徴とするキ
    ー入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のキー入力装置に
    おいて、前記撥音キー処理手段は、撥音「ん」キーを
    「UU」に変換するように設定され、子音および「ん」の
    2つの文字が入力された場合には「子音+UU」の文字列
    を生成し、子音、「Y」および「ん」の3つの文字が入
    力された場合には「子音+Y+UU」の文字列を生成する
    ように設定されていることを特徴とするキー入力装置。
JP6324667A 1994-12-27 1994-12-27 キー入力装置 Withdrawn JPH08179865A (ja)

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