JPH08180493A - 微小変位測定装置 - Google Patents
微小変位測定装置Info
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- JPH08180493A JPH08180493A JP32889294A JP32889294A JPH08180493A JP H08180493 A JPH08180493 A JP H08180493A JP 32889294 A JP32889294 A JP 32889294A JP 32889294 A JP32889294 A JP 32889294A JP H08180493 A JPH08180493 A JP H08180493A
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Abstract
度を上げ、微小変位の測定精度を向上させることが可能
な微小変位測定装置を提供すること。 【構成】 互いに干渉し合う第二回折光の位相が1/4
波長だけずれるような形状に干渉縞発生手段の各回折格
子を形成することにより、フォーカスエラー信号のS字
曲線を大きくしてデフォーカス量を求めるようにした。
Description
使用されているフォーカスエラー信号を用いたフォーカ
スサーボ方式としては、非点収差法、臨界角法、ナイフ
エッジ法などが知られている。この中において、非点収
差法は光磁気ディスク用として用いられる他、コンパク
トディスク、レーザディスクを含む光ディスク全般に用
いられている。非点収差法に関する公知技術としては、
特公昭53−39123号公報に「自動焦点調整装
置」、特公昭57−12188号公報に「動いているデ
ータキャリア上に読取光ビームを集束させる装置」、特
公昭60−48949号公報に「光ビームで情報を読み
取る装置」、特公昭61−61178号公報に「自動焦
点調節法」としてそれぞれ開示されている。
点収差法の動作原理を示したものである。半導体レーザ
(図示せず)から出射した光は、コリメートレンズ(図
示せず)によりコリメートされ、ビームスプリッタ1を
透過して対物レンズ2により集光されて光ディスク3の
面上に照射され、これにより情報の記録等が行われる。
また、光ディスク3からの反射光は、対物レンズ2を透
過し、ビームスプリッタ1により今度は反射され、集光
レンズ4、円筒レンズ5を順次透過して非点収差が発生
したビーム6となり、このビーム6は4分割受光面a,
b,c,dをもつ受光素子7に導かれる。そして、その
受光素子7の出力がアンプ8に送られることによりフォ
ーカスエラー信号Feが検出される。
の光ディスク3からの反射光のビーム6の形状は、受光
素子7の4分割受光面a,b,c,dにおいて円形とな
る。この時、差動出力{(a+c)−(b+d)}の値
は零となり、フォーカスエラー信号Feの値は0となり
検出されない。また、光ディスク3が対物レンズ2から
遠くなったり近くなったりすると、ビーム6の形状は円
形から長円形状となり、差動出力は零とならず、これに
よりフォーカスエラー信号の値は正(遠い)或いは負
(近い)となって、対物レンズの位置調整が行われる。
スク装置においては、アクセスタイムの高速化が要求さ
れており、このような目的を達成するためには、光ピッ
クアップ部の小型化、軽量化が必要不可欠となる。しか
し、前述したような非点収差法を用いたフォーカスサー
ボ方式では、ビームの形状変化を検出するために、受光
素子7までの距離(検出長)をある程度大きく(数c
m)しなければ十分な検出感度を得ることができない。
従って、従来の光ディスク装置においては小型化におの
ずと限界がある。また、受光素子7上のスポット径は数
ミクロンから数十ミクロンとかなり小さいため、調整が
難しく、環境によってはオフセットが生じることになる
ので、検出された信号が不安定となる。
は、n1 次光とn2 次光との第一回折光を発生する第一
回折格子と、前記第一回折光が入射することにより複数
の回折された第二回折光を発生する第二回折格子とから
なり、互いに干渉し合う前記第二回折光の位相が1/4
波長だけずれるような形状に各回折格子が形成された干
渉縞発生手段を設け、この干渉縞発生手段により生じた
前記第二回折光の間での干渉により干渉縞の位相の変化
を受光素子に検知することによって前記測定物の光軸方
向への移動量を測定するようにした。
発明において、第一回折格子と第二回折格子との相対的
な位相を、回折格子の4分の1ピッチを(n1 −n2 )
で割った値、又は、その値にさらに1ピッチを(n1 −
n2 )で割った値を1個ないしは複数個加算又は減算し
た値に設定した。
発明において、第一回折格子と第二回折格子とを等ピッ
チとし、±1次光の第二回折光を用いて干渉縞を発生さ
せる場合、第一回折格子と第二回折格子との相対的な位
相を、回折格子の8分の1ピッチ、又は、8分の5ピッ
チの値に設定した。
発明において、ピッチがΛ1 の第一回折格子により得ら
れる第一回折光をn1 次光とn2 次光とし、ピッチがΛ
2 の第二回折格子により得られる第二回折光をm1 次光
とm2 次光としたとき、各回折格子のピッチと回折光の
次数とを、 Λ2 n1 +Λ1 m1 =Λ2 n2 +Λ1 m2 の関係式を満たすように設定した。
位相が1/4波長だけずれるような形状に干渉縞発生手
段の各回折格子を形成したことによって、第二回折光の
干渉縞分布から求められるフォーカスエラー信号のS字
曲線を最大にすることができ、この最大とされたS字曲
線からデフォーカス量を容易に求めることができる。
ピッチを(n1 −n2 )で割った値か、又は、その4分
の1ピッチを(n1 −n2 )で割った値に、1ピッチを
(n1 −n2 )で割った値を1個ないしは複数個加算又
は減算した値に設定することによって、互いに干渉し合
う第二回折光の位相を1/4波長だけ正確にずらすこと
ができる。
格子と第二回折格子との相対的な位相を、8分の1ピッ
チ、又は、8分の5ピッチの値に設定したことによっ
て、互いに干渉し合う第二回折光の位相を1/4波長だ
け正確にしかも容易にずらすことができる。また、第一
回折格子と第二回折格子とを等ピッチすなわち同一の格
子ピッチとし、±1次光の第二回折光を用いて干渉縞を
発生させることによって、回折格子の作成を容易に行う
ことができ、しかも、これにより干渉縞を受光する受光
素子側の形状も簡易化させることができる。
格子と第二回折格子とのピッチを異ならせ、各回折格子
のピッチと回折光の次数との間で一定の条件式を満足さ
せることによって、干渉縞となる第二回折光の位相を1
/4波長だけずらすことができる。
て説明する(請求項1記載の発明に対応する)。まず、
微小変位測定装置の全体構成を図2に基づいて述べる。
光源としての半導体レーザ9(以下、LDという)から
の出射光はコリメートレンズ10により平行光とされた
後、ビームスプリッタ11により反射され、対物レンズ
12により集光されたビームとなって測定物としての光
ディスク13の面上に照射される。そして、その光ディ
スク13からの反射光は、再び対物レンズ12を通過し
た後、今度はビームスプリッタ11を透過し受光素子1
4(以下、PDという)に向かう。
間の光路上には、干渉縞発生手段としての二重回折格子
15が配置されている。この二重回折格子15は、n1
次光とn2 次光との第一回折光K1 を発生する第一回折
格子15aと、第一回折光K1 が入射することにより複
数の回折された第二回折光K2 を発生する第二回折格子
15bとからなっている。そして、光ディスク13から
の反射光がそのような二重回折格子15を通過すること
によって第二回折光K2 の干渉縞が発生し、この干渉縞
の位相の変化がPD14に検出され、光ディスク13の
光軸方向への移動量の測定が行われる。
る第一回折格子15aと第二回折格子15bとが、干渉
縞となる第二回折光K2 の位相が1/4波長(λ)だけ
ずれるような格子形状に形成されている。以下、これら
2つの回折光K1 ,K2 の位相がλ/4だけずれる理由
について述べる。図1は、PD14面上の中心を座標O
とした座標軸x,y,zを示す。今、PD14面に対し
て2つの点光源P1 ,P2 からの距離をL1 ,L2 と
し、これら点光源間のx方向の距離をl1 とし、点光源
P1 ,P2 の中心の(y,z)座標を(y0 ,z0 )と
する。このとき、L1 2,L2 2の値は、 L1 2=( l1 /2+x)2+y0 2+z2 …(1) L2 2=(−l1 /2+x)2+y0 2+z2 …(2) として表わされる。これにより、二重回折格子15によ
る位相差を付与していないときの光路長差dLは、 dL=L1 −L2 =(L1 2−L2 2)/(L1 −L2 ) ≒〔(l1 /2+x)2−(−l1 /2+x)2〕/2y0 =l1 x/y0 …(3) となる。ここで、二重回折格子15による位相差を位相
差をπ/2+δ0 としたとき、光路長の位相差δは、 δ=2πdL/λ+π/2+δ0 =2πl1 x/λy0+π/2+δ0 …(4) として表わされる。そして、2つの点光源P1 ,P2 に
よる干渉縞の強度Iは、 I∝cos2(δ/2) …(5) として表わされる。さらに、(4)式を(5)式に代入
すると、干渉縞強度分布I(x)は、 I(x)∝cos2(πl1 x/λy0+π/4+δ0/2) =〔−sin(2πl1 x/λy0+δ0)+1〕/2 …(6) として表わされる。
じた場合におけるy0 の値を求める。今、対物レンズ1
2の焦点距離をf0 とし、対物レンズ12からの反射光
の検出光路側の焦点位置をy1 とすると、 1/(f0 +d)+1/y1 =1/f0 …(7) の関係が成立する。これにより、y1 は、 y1 ≒f0 2/d …(8) として表わされる。そして、y0 =y1 −y2 とし、
(8)式を(6)式に代入すると、 I(x,d)∝−sin〔2πl1 x/λ(f0 2/d−y2)+δ0〕 +1 …(9) を得る。このI(x,d)が干渉縞分布を示す基本式で
ある。そして、(9)式中、y2 が小さいとし、y2 =
0を(9)式に代入すると、 I(x,d)∝−sin〔2πl1 xd/λf0 2+δ0〕+1 …(10) となる。これにより、干渉縞分布I(x,d)は、x,
dに対して対称であり、二重回折格子15に位相差をも
たせた効果を得ることができ、波長変動の影響によりそ
の干渉縞分布も対称的に変化する。なお、デフォーカス
がないときは波長に拘らず干渉縞分布は平坦になり、ジ
ャストオンフォーカス時には影響がない。
方向に積分することにより得られるデフォーカス量に対
するフォーカスエラー信号FeのS字曲線S(d)を示
す。S字曲線S(d)の波形A(実線)は実験値を示
し、波形B(破線)は理論的な計算値を示す。この場
合、PD14の面をx座標にして、−aから0、そし
て、0からaの2つの領域に分けられるため、その場の
干渉縞分布I(x,d)を平坦な光量分布を仮定してそ
れぞれを積分してその差をとると、S(d)は、 S(d)∝λf0 2・ cosδ0〔−1+cos(2πl1 xd/λf0 2〕/πl1 d …(11) として表わすことができる。この(11)式中には、c
osδ0の項があり、δ0=0のときには、cosδ0=
1となり、δ0 =πのときにはcosδ0=−1とな
り、これによりS(d)の絶対値は最大となる。
する2つの第二回折光K2 の位相がλ/4だけずれるよ
うに、第一回折格子15aと第二回折格子15bとの格
子形状を形成することによって、フォーカスエラー信号
FeのS字曲線を最大にすることができ、これにより、
デフォーカス量を容易に求めることができ、信号の検出
感度を向上させることができる。
に基づいて説明する(請求項2,3記載の発明に対応す
る)。なお、前述した第一の実施例と同一部分について
の説明は省略し、その同一部分については同一符号を用
いる。
回折格子15bとの相対的な位相は、その回折格子の1
/4ピッチを(n1 −n2 )で割った値、又は、その値
にさらに1ピッチを(n1 −n2 )で割った値を1個な
いしは複数個加算又は減算した値に設定されている。こ
の場合、特に、第一回折格子15aと第二回折格子15
bとの相対的な位相を、その回折格子の1/8ピッチ、
又は、5/8ピッチの値に設定するようにしてもよい。
位相関係を、上記条件に設定することにより、フォーカ
スエラー信号FeのS字曲線を最大にすることができる
理由について述べる。図4は、単一の回折格子16に光
を入射させ、その回折格子16が移動するときに回折光
の波面も移動することを示す例である。今、回折格子1
6が1ピッチ移動し、その移動方向に回折する光をn1
次光とし、反対方向に回折する光をn2 次光とする。こ
の場合、回折格子16の移動方向に対して同一方向に進
む光は波面17aも同一方向に進み、次数のn1 に対し
て1ピッチ当たり波長のn1 倍進む。一方、回折格子1
6の移動方向に対して反対方向に進む光は波面17bが
後退し、次数のn2 に対して1ピッチ当たり波長のn2
倍後退する(n2 が負の数とすると、−n2 倍進む)。
また、図5に示すように、2枚の回折格子、例えば第
一、第二回折格子15a,15bからなる二重回折格子
15の場合、一方の第一回折格子15aを1ピッチ移動
させ、他方の第二回折格子15bを固定したとすると、
n1 次光の波面17aとn2 次光の波面17bとの進行
が逆になるため、(n1 −n2 )倍×2πの位相変化と
なり、この変化分だけ波面17a,17bが重なること
になる。例として、n1 =1、n2 =−1とすると、
(n1 −(−n2 ))×2π=(1−(−1))×2π
=2×2πなる位相変化を生じる。
格子15a,15bの相対的な位相がピッタリ合ってい
ると波面17a,17bも揃う。このような状態から、
一方の第一回折格子15aが移動して、波面17aを波
面17bに対してλ/4だけ異ならせるためには、回折
格子の4分の1ピッチを(n1 −n2 )で割った距離だ
け移動させることによってその目的を達成できる。例と
して、n1 =1、n2=−1の場合は、4分の1ピッチ
を(1−(−1))=2で割った1/8ピッチだけ回折
格子を相対的に移動させることによって、λ/4だけ波
面の位相を異ならせることができる。なお、回折格子を
移動させる方向は左右どちらでもよい。
bのうちの一方を1ピッチ移動させると、(n1 −n
2 )倍×2πの位相変化となることから、2つの波面1
7a,17bの位相差は回折格子の1ピッチの移動の間
に(n1 −n2 )回の同じ位相となり、これにより1ピ
ッチを(n1 −n2 )で割った位相分だけ回折格子を移
動させることで同一の位相となる。例として、n1 =
1、n2 =−1の場合は、1ピッチを(1−(−1))
=2で割った値、すなわち、1/2ピッチの移動で2つ
の波面17a,17bの位相関係が同一となる。従っ
て、波面17aを波面17bに対してλ/4だけ異なら
せるためには、1ピッチを(n1 −n2 )で割った値
に、回折格子の4分の1ピッチを(n1 −n2 )で割っ
た距離(n1 −n2 )で割った値を加算又は減算させる
ようにすればよい。この例では、1/2ピッチと1/8
ピッチとを加算して5/8ピッチだけ移動させることに
よって、λ/4だけ波面の位相を異ならせることができ
る。
n2 =−3の場合は、1/4ピッチを(2−(−3))
=5で割って、1/20ピッチの分だけ回折格子の位相
変化をもたせることによって、λ/4だけ波面の位相を
異ならせることができる。さらにこのことは、1ピッチ
を(2−(−3))=5で割った1/5ピッチの値と、
1/20ピッチとを加算した1/4ピッチだけ移動させ
ることによって、λ/4だけ波面の位相を異ならせるこ
とができる。
二回折格子15bとの相対的な位相を、1/4ピッチを
(n1 −n2 )で割った値か、又は、その1/4ピッチ
を(n1 −n2 )で割った値に、1ピッチを(n1 −n
2 )で割った値を1個ないしは複数個加算又は減算した
値に設定したので、干渉縞となる第二回折光の位相を1
/4波長だけ正確にしかも容易にずらすことができ、こ
れにより、フォーカスエラー信号FeのS字曲線を最大
にして、デフォーカス量を正確に求めることができる。
特に、±1次光を用い、1/8ピッチ、5/8ピッチの
値に設定することによって、第一,第二回折格子15
a,15bや受光素子14の形状が単純化されて作成が
容易となり、生産コストを低減することができる。
に基づいて説明する(請求項4記載の発明に対応す
る)。なお、前記各実施例と同一部分についての説明は
省略し、その同一部分については同一符号を用いる。
第一回折格子15aのピッチはΛ1とされ、第二回折格
子15bのピッチはΛ2 とされている。そして、第一回
折格子15aにより回折される第一回折光K1 はn1 次
光とn2 次光とされ、また、第二回折格子15bにより
得られる第二回折光K2 はm1 次光とm2 次光とされて
いる。この場合、各回折格子のピッチと回折光の次数と
の間は、 Λ2 n1 +Λ1 m1 =Λ2 n2 +Λ1 m2 …(12) の関係式に設定されている。
位相関係を、上記(12)式の条件に設定することによ
り、フォーカスエラー信号FeのS字曲線を最大にする
ことができる理由について述べる。図7は、ピッチΛ1
の第一回折格子15aとピッチΛ2 の第二回折格子15
bとが形成された二重回折格子15での回折条件を示
す。今、光ディスク13からの反射光が入射角θ0 で二
重回折格子15に入射し、第一回折格子15a側で出射
角θ1 のn1 次光,出射角θ3 のn2 次光が発生し、第
二回折格子15b側で出射角θ2 のm1 次光,出射角θ
4 のm2 次光が発生するものとする。この場合、第一回
折格子15a側では、 sinθ0 +sinθ1 =n1 λ/Λ1 …(13) sinθ0 +sinθ3 =n2 λ/Λ1 …(14) が成り立つ。一方、第二回折格子15b側では、 sinθ1 +sinθ2 =−m1 λ/Λ2 …(15) sinθ3 +sinθ4 =−m2 λ/Λ2 …(16) が成り立つ。これにより、二重回折格子15から出射し
たm1 次光、m2 次光の2つの回折光を平行にするため
に、θ2 =θ4 とすると、 Λ2 n1 +Λ1 m1 =Λ2 n2 +Λ1 m2 …(17) の関係が得られる。
子15aのΛ1 =1μm、第二回折格子15bのΛ2 =
2μm、n1 =2、n2 =−1として、(17)式に代
入すると、 2・2+1・m1 =2・(−1)+1・m2 すなわち、 m1 −m2 =−6 …(18) の関係式を得る。この(18)式から、例えば、図9に
示すように、m1 =−2、m2 =4とすると、第一回折
格子15aにより2次光と−1次光が発生し、第二回折
格子15bにより−2次光と4次光が発生する。これに
より、回折されたm1 ,m2 次光の位相をλ/4だけず
らすことが可能となる。
すように設定することによって、干渉縞となる第二回折
光K2 の位相をλ/4だけずらすことができ、これによ
り、フォーカスエラー信号FeのS字曲線を最大にし
て、デフォーカス量を正確に求めることができる。な
お、ここでは、回折格子に入射する光が垂直であること
を前提としているが、垂直に入射しない場合にも、2つ
の回折光の位相がλ/4だけずれるように調整すればよ
い。
う第二回折光の位相が1/4波長だけずれるように、干
渉縞発生手段の各回折格子を形成したので、フォーカス
エラー信号のS字曲線を最大にしてデフォーカス量を容
易に求めることができ、これにより、従来のナイフエッ
ジ法や非点収差法に比べて、信号の検出感度を格段に向
上させて微小変位の測定を正確に行うことができる。ま
た、このような干渉縞を用いた測定方式においては、検
出光路長を従来よりも短くとることができるため、光ピ
ックアップ部の小型化を図ることができる。さらに、こ
のような干渉縞による検出においてはビーム形状を比較
的大きくとれるため、光学素子の位置調整を極めてラフ
に行うことができ、耐環境性を向上させ、常に安定した
信号検出を行うことができる。
二回折格子との相対的な位相を、4分の1ピッチを(n
1 −n2 )で割った値か、又は、その4分の1ピッチを
(n1 −n2 )で割った値に、1ピッチを(n1 −n
2 )で割った値を1個ないしは複数個加算又は減算した
値に設定したので、干渉縞となる第二回折光の位相を1
/4波長だけ正確にずらすことができ、これにより、フ
ォーカスエラー信号のS字曲線を最大にして、デフォー
カス量を正確に求めることができる。
二回折格子との相対的な位相を、8分の1ピッチ、又
は、8分の5ピッチの値に設定したので、干渉縞となる
第二回折光の位相を1/4波長だけ正確にしかも容易に
ずらすことができ、これにより、フォーカスエラー信号
のS字曲線を最大にして、デフォーカス量を一段と正確
に求めることができる。また、第一回折格子と第二回折
格子とを等ピッチすなわち同一の格子ピッチとし、±1
次光の第二回折光を用いて干渉縞を発生させるようにし
たので、回折格子や受光素子の作成が容易となり、生産
コストを一段と削減することができる。
一回折格子により得られる第一回折光をn1 次光とn2
次光とし、ピッチがΛ2 の第二回折格子により得られる
第二回折光をm1 次光とm2 次光としたとき、各回折格
子のピッチと回折光の次数とを、 Λ2 n1 +Λ1 m1 =Λ2 n2 +Λ1 m2 の関係式を満たすように設定したので、干渉縞となる第
二回折光の位相を1/4波長だけずらし、フォーカスエ
ラー信号のS字曲線を最大にしてデフォーカス量を一段
と正確に求めることができる。
り1/4波長の位相差が生じた場合の理論的解析の等価
光学系を示す模式図である。
る。
のS字曲線を示す波形図である。
より回折光の波面も移動することを示す側面図である。
ッチだけ移動した場合における回折光に位相差が生じて
いる様子を示す側面図である。
回折光の波面も一致する場合の様子を示す側面図であ
る。
が異なっている場合の回折光の発生の様子を示す側面図
である。
回折光に位相差が生じている様子を示す側面図である。
図である。
検出方式を示す光路図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 光源からの光を対物レンズにより集光し
て測定物に照射しその測定物により反射され前記対物レ
ンズを再び通過した光が入射することによりn1 次光と
n2 次光との第一回折光を発生する第一回折格子と、前
記第一回折光が入射することにより複数の回折された第
二回折光を発生する第二回折格子とからなり、互いに干
渉し合う前記第二回折光の位相が1/4波長だけずれる
ような形状に各回折格子が形成された干渉縞発生手段を
設け、この干渉縞発生手段により生じた前記第二回折光
の間での干渉により干渉縞の位相の変化を受光素子で検
知することによって前記測定物の光軸方向への移動量を
測定するようにしたことを特徴とする微小変位測定装
置。 - 【請求項2】 第一回折格子と第二回折格子との相対的
な位相を、回折格子の4分の1ピッチを(n1 −n2 )
で割った値、又は、その値にさらに1ピッチを(n1 −
n2 )で割った値を1個ないしは複数個加算又は減算し
た値に設定したことを特徴とする請求項1記載の微小変
位測定装置。 - 【請求項3】 ±1次光の干渉縞を発生させる第一回折
格子と第二回折格子とを等ピッチとし、第一回折格子と
第二回折格子との相対的な位相を、回折格子の8分の1
ピッチ、又は、8分の5ピッチの値に設定したことを特
徴とする請求項1記載の微小変位測定装置。 - 【請求項4】 ピッチがΛ1 の第一回折格子により得ら
れる第一回折光をn1 次光とn2 次光とし、ピッチがΛ
2 の第二回折格子により得られる第二回折光をm1 次光
とm2 次光としたとき、各回折格子のピッチと回折光の
次数とを、 Λ2 n1 +Λ1 m1 =Λ2 n2 +Λ1 m2 の関係式を満たすように設定したことを特徴とする請求
項1記載の微小変位測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32889294A JP3573367B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 微小変位測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32889294A JP3573367B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 微小変位測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08180493A true JPH08180493A (ja) | 1996-07-12 |
| JP3573367B2 JP3573367B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=18215266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32889294A Expired - Lifetime JP3573367B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 微小変位測定装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3573367B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11328713A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-30 | Hideo Maeda | 方向性回折格子 |
| US6733939B2 (en) * | 2000-09-28 | 2004-05-11 | Ricoh Company, Ltd. | Toner, developer and container for the developer, and method of and apparatus for forming an image |
| KR100444913B1 (ko) * | 2002-01-28 | 2004-08-21 | 한국과학기술원 | 변위측정센서 |
| CN103759656A (zh) * | 2014-01-23 | 2014-04-30 | 清华大学 | 一种二自由度外差光栅干涉仪位移测量系统 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32889294A patent/JP3573367B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11328713A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-30 | Hideo Maeda | 方向性回折格子 |
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| CN103759656A (zh) * | 2014-01-23 | 2014-04-30 | 清华大学 | 一种二自由度外差光栅干涉仪位移测量系统 |
| CN103759656B (zh) * | 2014-01-23 | 2017-01-18 | 清华大学 | 一种二自由度外差光栅干涉仪位移测量系统 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3573367B2 (ja) | 2004-10-06 |
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