JPH08180672A - 強誘電体キャパシタメモリセルおよび半導体記憶装置 - Google Patents

強誘電体キャパシタメモリセルおよび半導体記憶装置

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JPH08180672A
JPH08180672A JP6322741A JP32274194A JPH08180672A JP H08180672 A JPH08180672 A JP H08180672A JP 6322741 A JP6322741 A JP 6322741A JP 32274194 A JP32274194 A JP 32274194A JP H08180672 A JPH08180672 A JP H08180672A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強誘電体キャパシタを用いた不揮発性半導体
装置のメモリセルを提供する。 【構成】 NチャネルMOSFET16およびPチャネ
ルMOSFET20よりなる第1の反転回路と、Nチャ
ネルMOSFET18およびPチャネルMOSFET2
2からなる第2の反転回路とから構成される双安定記憶
素子において、第1の反転回路の入力に一端が結合さ
れ、かつ固定電位Vcpに他端が結合される第1の強誘電
体キャパシタ36と第2の反転回路の入力に一端が結合
され、かつ固定電位Vcpに他端が結合される第2の強誘
電体キャパシタとでメモリセルが構成される。固定電位
cpは外部から任意の値に変化させることが可能である
ため、強誘電体キャパシタ36および38に印加される
電界の強度を任意の値に設定することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強誘導体キャパシタメ
モリセルおよびそのようなメモリセルを含む半導体記憶
装置に関し、特に強誘電体の分極方向により情報を記憶
するメモリセルおよびそのようなメモリセルを含む半導
体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常使用される半導体記憶装置は、多く
の場合ダイナミック型RAM(以下、DRAM)、また
はスタティック型RAM(以下、SRAM)である。
【0003】この区別は、一般にRAMを構成している
メモリセルの構造による。DRAMのメモリセルの場合
には、半導体基板上に形成されたコンデンサにデータが
蓄積される。1つのトランジスタが、データの読出ある
いは書込を行なう配線であるビット線と、1つのコンデ
ンサとを選択的に結合する。以上のような1トランジス
タ/1キャパシタという簡単な構成のために、DRAM
のメモリセルが小面積で高密度に集積化するのに適して
いる。
【0004】一方、DRAMでは、情報電荷が半導体基
板上のコンデンサに蓄積されており、この電荷は種々の
リークにより徐々に失われていくので、記憶された情報
が失われる前にデータを一端読出して再度書込むリフレ
ッシュ動作を周期的に行なう必要がある。
【0005】SRAMは、リフレッシュする必要のない
メモリセルを含んでいる点がDRAMと相違する。SR
AMのセルは、通常双安定フリップフロップとして構成
した数個のトランジスタを含んでいる。このフリップフ
ロップの2つの状態を用いて2進データの2つの異なる
レベルを記憶する。
【0006】SRAMのセルは、数個のトランジスタを
含むため、DRAMセルより大きく、したがって半導体
チップ上に高密度に実装することができない。
【0007】他方、SRAMは高速に動作するとともに
リフレッシュ処理用の論理回路を必要としない。
【0008】DRAMもSRAMも高速な書込、読出が
できるという利点を有するものの、不揮発性である欠点
を有する。すなわち、電源をメモリから切るとデータが
消失してしまう。
【0009】DRAMの場合、メモリセル内のコンデン
サに蓄積された電荷がリーク電流等により消失していく
ため、記憶情報も失われることになる。
【0010】SRAMの場合、メモリセル内のフリップ
フロップ状態を保持する電圧が0に低下するため、フリ
ップフロップがそのデータを消失する。
【0011】DRAMやSRAMは以上のような欠点を
有するため、プログラムや長期的に保存したいデータの
記憶には不適である。
【0012】このような欠点を克服するために、いわゆ
る不揮発性半導体メモリが開発され、種々の原理が提案
されている。
【0013】その中でも、いわゆるEEPROM(Elec
trically Erasable and Programmable Read Only Memor
y )は、電気的に記憶情報を書込あるいは消去できる点
で優れている。
【0014】しかし、書込/消去には薄い絶縁膜を通し
たトンネル電流を用いたフローティングゲート中への電
子の注入、引抜きを行なうため、高電圧を発生する回路
をチップ上に搭載する必要がある。また、選択トランジ
スタやトンネル領域が必要で、その分セルサイズが大き
くなるという欠点がある。
【0015】これに対してPZT(PbZrTiO3
等の強誘電体で容量を形成し、分極の向きによる容量の
充放電特性の変化を利用して不揮発な記憶を行なうこと
が可能である。
【0016】図14に、公開特許公報昭64−6689
9に記載された強誘電体キャパシタを利用したメモリセ
ルの回路図を示す。
【0017】メモリセル10は、第1および第2の部分
12および14を備える。第1部分12は揮発性メモリ
を備え、第2部分14は第1部分に結合された強誘電体
装置を含む回路を備えている。
【0018】第1部分12は2個のNチャネルMOSF
ET16、18と2個のPチャネルMOSFET20、
22からなるフリップフロップを含む。
【0019】通常動作時には、トランジスタ32および
34はオフしており、第1部分12と第2部分14は電
気的に切離されている。これにより、第1部分12は完
全に通常のSRAMメモリセルとして動作する。さら
に、トランジスタ40と42は、オン状態となっており
強誘電体コンデンサ36と38を直流ノイズ等から保護
している。
【0020】第1部分12の記憶情報を、第2の部分1
4に転記する場合は、トランジスタ40および42はオ
フ状態となり、トランジスタ32および34がオン状態
となる。このときの動作を説明するために、図14中の
ノードAは“H”レベル、すなわち、電位Vccであり、
ノードBは“L”レベル、すなわち接地電位であるとす
る。
【0021】また、初期状態として強誘電体キャパシタ
は図14中の点線の方向に分極しているものとする。つ
まり、この分極の方向は上記ノードAおよびBの電位に
より分極される方向とは逆向きである。
【0022】さて、転記動作の初期状態ではCLK2が
接地電位であるため、トランジスタ32がオンすると強
誘電体キャパシタ36は点線矢印の分極方向を実線矢印
の方向に変化させる。
【0023】この様子を図15に示した電界Eと分極P
のグラフ上で説明する。強誘電体キャパシタ36の分極
はaの状態にある。ここで電界が印加されることでdの
状態に移ることになる。
【0024】一方、トランジスタ34がオンしただけで
はキャパシタ38の分極方向は対向電極間には電界が加
わらないため、点線矢印から変化しない。
【0025】そこで、次にCLK2を“H”レベルに変
化させる。このとき、キャパシタ36の状態は、図15
中のdの状態からcの状態に変化する。一方、キャパシ
タ38はcの状態からbの状態に変化する。
【0026】最後に、CLK2が再び接地電位に戻り、
キャパシタ38はbの状態からaの状態に変化する。
【0027】以上の動作で、強誘電体キャパシタ36、
38は、それぞれ初期状態とは反対の方向に分極するこ
とになる。
【0028】第2部分の記憶情報を第1部分にリストア
する場合には種々の方法があるが、以下にその一例を述
べる。
【0029】まず、トランジスタ24および26をオン
して、ビットアレイ28、38と接続することでノード
AおよびBを予め接地電位にしておく。
【0030】次に、トランジスタ24、26をオフとし
CLK1を接地電位とした状態で、トランジスタ32と
34をオンさせCLK2を接地電位から電源電位まで上
昇させる。
【0031】このとき、キャパシタ36では分極の方向
と逆向きに電圧が印加される。図16に示したように、
分極の方向と逆向きに電圧を印加した場合は、その逆の
場合よりも大きな電流が流れる。したがって、ノードA
の電位は、ノードBの電位よりも上昇する。この時点
で、CLK1を接地電位から電源電位まで上昇させる
と、ノードAが“H”レベル、ノードBが“L”レベル
で安定化する。
【0032】以上のように、従来例では必要なときのみ
強誘電体キャパシタの分極方向を変化させるので、強誘
電体膜の疲労が少ない。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】従来の強誘電体キャパ
シタを用いたメモリセルは、強誘電体の分極疲労を緩和
するため、回路構成が複雑化している。しかも、複数の
タイミング信号により動作を制御するため、周辺回路も
複雑化する。
【0034】したがって、本発明の目的は強誘電体キャ
パシタを用いた不揮発性半導体記憶装置のメモリセルを
提供することである。
【0035】本発明の別の目的は、強誘電体キャパシタ
を不揮発性メモリセルに用いた場合に、その記憶情報を
単純な回路動作で、かつ高精度に読出すことが可能な半
導体記憶装置を提供することである。
【0036】本発明のさらに別の目的は、上記強誘電体
キャパシタを用いたメモリセルを有する不揮発性メモリ
を、従来、他の不揮発性メモリ、あるいは揮発性メモリ
を用いられていた回路に応用し、不揮発性メモリの動作
の単純化や電源立下げごとに失われていた記憶情報を不
揮発性とする回路を提供することである。
【0037】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の強誘電体
キャパシタメモリセルは、入力および出力を有する第1
の反転回路と第1の反転回路の入力および出力にそれぞ
れ結合された出力および入力を有する第2の反転回路と
からなる双安定記憶素子と、固定電位を発生する電源
と、第1の反転回路の入力に一端が結合され、かつ固定
電位に他端が結合される第1の強誘電体キャパシタと、
第2の反転回路の入力に一端が結合され、かつ固定電位
に他端が結合される第2の強誘電体キャパシタとを備え
る。
【0038】請求項2記載の強誘電体キャパシタメモリ
セルは、入力および出力を有する第1の反転回路と第1
の反転回路の入力および出力にそれぞれ結合された出力
および入力を有する第2の反転回路とからなる双安定記
憶素子と、第1の反転回路に入力に一端が結合され、か
つ第2の反転回路の入力に他端が結合される強誘電体キ
ャパシタとを備える。
【0039】請求項3記載の半導体装置は、複数のメモ
リセルを配列したメモリセルアレイと、外部入力アドレ
ス信号に応じてメモリセルアレイ中の1つのセルの情報
の読出あるいは書込を行なう手段と、上記メモリセルと
同等の構造を有する複数のメモリセルからなる予備メモ
リセルアレイと、入力アドレス信号が上記メモリセルア
レイ中の不良セルに相当する場合、予備メモリセルアレ
イ中の対応するセルの情報の読出あるいは書込を行なう
手段と、対応するセルの情報の読出あるいは書込手段の
動作プログラムを記憶する手段とを備え、上記動作プロ
グラムを記憶する手段は、入力および出力を有する第1
の反転回路と第1の反転回路の入力および出力にそれぞ
れ結合された出力および入力を有する第2の反転回路と
からなる双安定記憶素子と、固定電位を発生する電源
と、第1の反転回路の入力に一端が結合され、かつ固定
電位に他端が結合される第1の強誘電体キャパシタと、
第2の反転回路の入力に一端が結合され、かつ固定電位
に他端が結合される第2の強誘電体キャパシタとを含
む。
【0040】請求項4記載の半導体装置は、複数のメモ
リセルを配列したメモリセルアレイと、外部入力アドレ
ス信号に応じてメモリセルアレイ中の1つのセルの情報
の読出あるいは書込を行なう手段と、上記メモリセルと
同等の構造を有する複数のメモリセルからなる予備メモ
リセルアレイと、入力アドレス信号が上記メモリセルア
レイ中の不良セルに相当する場合、予備メモリセルアレ
イ中の対応するセルの情報の読出あるいは書込を行なう
手段と、対応するセルの情報の読出あるいは書込手段の
動作プログラムを記憶する手段とを備え、上記動作プロ
グラムを記憶する手段は、入力および出力を有する第1
の反転回路と第1の反転回路の入力および出力にそれぞ
れ結合された出力および入力を有する第2の反転回路と
からなる双安定記憶素子と、第1の反転回路の入力に一
端が結合され、かつ第2の反転回路の入力に他端が結合
される強誘電体キャパシタとを含む。
【0041】請求項5記載の半導体記憶装置は、複数の
メモリセルを配列したメモリセルアレイを備え、上記メ
モリセルの各々は、入力および出力を有する第1の反転
回路と、第1の反転回路の入力および出力にそれぞれ結
合された出力および入力を有する第2の反転回路とから
なる双安定記憶素子と、固定電位を発生する電源と、第
1の反転回路の入力に一端が結合され、かつ固定電位に
他端が結合される第1の強誘電体キャパシタと、第2の
反転回路の入力に一端が結合され、かつ固定電位に他端
が結合される第2の強誘電体キャパシタとを含む。
【0042】請求項6記載の半導体記憶装置は、複数の
メモリセルを配列したメモリセルアレイを備え、上記メ
モリセルの各々は、入力および出力を有する第1の反転
回路と第1の反転回路の入力および出力にそれぞれ結合
された出力および入力を有する第2の反転回路とからな
る双安定記憶素子と、第1の反転回路の入力に一端が結
合され、かつ第2の反転回路の入力に他端が結合される
強誘電体キャパシタとを含む。
【0043】請求項7記載の半導体記憶装置は、複数の
メモリセルを配列したメモリセルアレイと、外部入力ア
ドレス信号に応じて、上記メモリセルアレイ中の1つの
セルの情報の読出、書込を行なう手段と、セル情報の読
出、書込を行なう手段に疑似アドレス信号を送り、情報
の書込、読出を行ない、メモリセルの良/不良のセルフ
テストを行なう手段と、メモリセルと同等の構造を有す
る複数のメモリセルからなる予備メモリセルアレイと、
上記セルフテストの結果により、メモリセルアレイ中の
不良セルのアドレスと予備メモリセルアレイ中の置換す
るメモリセルのアドレスとの対応を決定する手段と、不
良セルのアドレスと置換する予備メモリセルアレイ中の
メモリセルのアドレスとの対応を記憶する手段とを備
え、上記アドレスの対応を記憶する手段は、メモリセル
として、入力および出力を有する第1の反転回路と第1
の反転回路の入力および出力にそれぞれ結合された出力
および入力を有する第2の反転回路とからなる双安定記
憶素子と、固定電位を発生する電源と、第1の反転回路
の入力に一端が結合され、かつ固定電位に他端が結合さ
れる第1の強誘電体キャパシタと、第2の反転回路の入
力に一端が結合され、かつ固定電位に他端が結合される
第2の強誘電体キャパシタとを含み、アドレスの対応を
記憶する手段の記憶情報に基づいて、入力アドレス信号
がメモリセルアレイ中の不良セルに相当する場合、予備
メモリセルアレイ中の対応するセルの情報の読出、書込
を行なう手段とをさらに備える。
【0044】請求項8記載の半導体記憶装置は、複数の
メモリセルを配列したメモリセルアレイと、外部入力ア
ドレス信号に応じてメモリセルアレイ中の1つのセルの
情報の読出、書込を行なう手段と、前記情報の読出、書
込を行なう手段に疑似アドレス信号を送り、情報の書
込、読出を行ない、メモリセルの良/不良のセルフテス
トを行なう手段と、上記メモリセルと同等の構造を有す
る複数のメモリセルからなる予備メモリセルアレイと、
セルフテストの結果により、前記メモリセルアレイ中の
不良セルのアドレスと予備メモリセルアレイ中の置換す
るメモリセルのアドレスとの対応を決定する手段と、不
良セルのアドレスと置換する予備メモリセルアレイ中の
メモリセルのアドレスとの対応を記憶する手段とを備
え、上記アドレスの対応を記憶する手段は、メモリセル
として入力および出力を有する第1の反転回路と前記第
1の反転回路の入力および出力にそれぞれ結合された出
力および入力を有する第2の反転回路とからなる双安定
記憶素子と、第1の反転回路の入力に一端が結合され、
かつ第2の反転回路の入力に他端が結合される強誘電体
キャパシタとを含み、上記アドレスの対応を記憶する手
段の記憶情報に基づいて、入力アドレス信号がメモリセ
ルアレイ中の不良セルに相当する場合、予備メモリセル
アレイ中の対応するセルの情報の読出、書込を行なう手
段とをさらに備える。
【0045】請求項9記載の強誘電体キャパシタメモリ
セルは、一端が各々第1の電位に接続されている1対の
第1および第2の強誘電体キャパシタと、第1および第
2の強誘電体キャパシタを互いに相補的な方向に分極さ
せる手段と、第1および第2の定電流源が直列に接続
し、両定電流源の接続点と第1の強誘電体キャパシタの
他端とが接続する第1の経路と、第3および第4の定電
流源が直列に接続し、両定電流源の接続点と第2の強誘
電体キャパシタの他端とが接続する第2の経路とを備
え、第1および第2の経路は、両経路中の第2および第
4の定電流源を流れる電流値を等しく維持する手段とを
含み、第1および第2の定電流源の接続点の電位と第3
および第4の定電流源の接続点の電位との差を読出す手
段とをさらに備える。
【0046】請求項10記載の強誘電体キャパシタメモ
リセルは、請求項9記載の強誘電体キャパシタメモリセ
ルの構成において、第1の経路と第2の経路を流れる電
流値を等しく維持する手段は、2つのMOSFETが対
となったカレントミラー回路であり、その1つの出力端
は、第1および第2の定電流源の接続点に接続し、他の
1つの出力端は、第3および第4の定電流源の接続点に
接続する。
【0047】
【作用】請求項1記載の強誘電体キャパシタメモリセル
は、双安定記憶素子の記憶状態に応じて、強誘電体キャ
パシタの分極方向が第1または第2の方向に変化する。
【0048】また、固定電位の値を適宜選択すること
で、上記強誘電体キャパシタに印加される電界強度を変
化させ得る。
【0049】請求項2記載の強誘電体キャパシタメモリ
セルは、双安定記憶素子の記憶状態に応じて、強誘電体
キャパシタの分極方向が第1または第2の方向に変化す
る。
【0050】請求項3記載の半導体記憶装置において
は、メモリセルアレイ中の不良メモリセルの代替に、予
備メモリセルアレイ中のメモリセルの読出、書込を行な
うプログラムが、請求項1記載のメモリセルを有する記
憶手段に記憶されている。
【0051】請求項4記載の半導体記憶装置において
は、メモリセルアレイ中の不良メモリセルの代替に、予
備メモリセルアレイ中のメモリセルの読出、書込を行な
うプログラムが、請求項2記載のメモリセルを有する記
憶手段に記憶されている。
【0052】請求項5記載の半導体記憶装置において
は、主記憶装置中の記憶情報の一部が、請求項1記載の
メモリセルからなるメモリセルアレイ中に記憶されてお
り、中央処理装置からアクセスされる。
【0053】請求項6記載の半導体記憶装置において
は、主記憶装置中の記憶情報の一部が、請求項2記載の
メモリセルからなるメモリセルアレイ中に記憶されてお
り、中央処理装置からアクセスされる。
【0054】請求項7記載の半導体記憶装置において
は、メモリセルアレイ中でセルフテストにより不良と判
定されたメモリセルのアドレスと、それを置換する予備
メモリセルアレイ中のメモリセルのアドレスの対応が、
請求項1記載のメモリセルからなる記憶手段により記憶
されている。
【0055】請求項8記載の半導体記憶装置において
は、メモリセルアレイ中でセルフテストにより不良と判
定されたメモリセルのアドレスと、それを置換する予備
メモリセルアレイ中のメモリセルのアドレスの対応が、
請求項2記載のメモリセルからなる記憶手段により記憶
されている。
【0056】請求項9記載の強誘電体キャパシタメモリ
セルでは、相補的な分極方向を有する第1および第2の
強誘電体キャパシタにより記憶されている記憶情報を、
両者に定電流を流したときの充電特性の差により生じる
電位差を増幅することで読出動作が行なわれる。
【0057】請求項10記載の強誘電体キャパシタメモ
リセルでは、請求項9記載の強誘電体キャパシタメモリ
セルの構成において、2つの対をなすMOSFETによ
るカレントミラー回路により、第1および第2の強誘電
体キャパシタの接続する第1および第2の経路に等しい
値の定電流が流される。
【0058】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例のメモリセル
の構成を示す回路図である。
【0059】図1のメモリセルは、従来例と同様、2個
のNチャネルMOSFET16、18と2個のPチャネ
ルMOSFET20、22とからなるフリップフロップ
を含む。
【0060】PチャネルMOSFET20とNチャネル
MOSFET16とからなるインバータの出力と第1の
強誘電体キャパシタ38の一端が結合し、その他端は固
定電位Vcpと結合する。
【0061】一方、PチャネルMOSFET22とNチ
ャネルMOSFET18とからなるインバータの出力
と、第2の強誘電体キャパシタ36の一端が結合し、そ
の他端は固定電位Vcpと結合する。
【0062】図3は第1の実施例の動作を示す図であ
る。本実施例では、図1中のノードAとBとの間に高誘
電体材料からなるコンデンサを配置しており、その対向
電極は固定電位Vcpに接続されている。強誘電体キャパ
シタは、ワード線WLの電位を“H”レベルとし、トラ
ンジスタ24および26をオンとすることで、固定電位
に対して互いに相補的な電位のデータ線Dおよび/Dに
より書込まれた“H”レベルか“L”レベルかの情報に
より分極方向を変化させる。この分極は電源を絶った後
も保持される。
【0063】再度、電源を立上げるときには、この保持
された分極のために、電源電位投入後のノードAとBの
電位上昇の度合が違ってくる。
【0064】たとえば、前電源投入中にノードAに
“H”レベルが、ノードBに“L”レベルが書込まれて
いたとすると、電源再投入時にノードAは図14におい
て電極の向きと同じ方向に電圧が印加される場合に相当
し、電流が流れる量が少ないので、電位上昇の大きな方
向に、ノードBは、ノードAとは反対に電流が流れる量
が多いので、電位上昇の小さな方向に分極していること
になる。このことにより、ノードAとBで電位上昇に相
違が生じる。このアンバランスにより、双安定素子がよ
り電位を増幅させる方向に働くため、前回保持されてい
た情報がそのまま再生される。
【0065】図3の下段に本実施例における電源投入時
の波形を示している。ノードAおよびBには前電源投入
中にノードAに“H”レベルが、ノードBに“L”レベ
ルが書込まれていたとする。電源電位の上昇とともにノ
ードAとBの間に電位差が生じる。その後も電源電位が
上昇していくに従い、双安定素子が増幅を開始し、ノー
ドAとノードBはそれぞれ電源電位および接地電位に向
かって増幅される。
【0066】したがって、本構成によるメモリセルは再
書込の必要がない。しかも、この場合、たとえば、固定
電位Vcpの値として、電源電位Vccの半分の値を取るこ
ととすると、強誘電体キャパシタ36および38にかか
る電圧は、どちらもVcc/2となり、従来例の半分にで
きる。したがって、強誘電体キャパシタの疲労特性が大
幅に改善される。
【0067】なお、このメモリセルは、いわゆるCMO
S型セルであるが、NMOS負荷型セルや抵抗負荷型セ
ルでも同様の効果が得られる。
【0068】図4は、第1の実施例のパターン例を示す
図である。図4中、(b)はパターンの平面図、(a)
は(b)のD−D′断面の断面図である。
【0069】PチャネルMOSFET20、22および
NチャネルMOSFET16、18のドレイン同士を各
々接続し、出力ノード104および106として引出さ
れる配線が、強誘電体キャパシタ36、38の下部電極
116および118をそれぞれ兼ねている。
【0070】その配線の上に強誘電体膜が形成されパタ
ーニングされて、キャパシタ36、38中のそれぞれ誘
電体膜112および114となる。さらに、その上から
上部電極110が形成され、その電極金属が同時に配線
108として固定電位Vcpに結合される。
【0071】図2は第2の実施例を示す。本実施例では
第1の実施例に対して分極の対向電極が固定電位に接続
されておらず、キャパシタの両電極はそれぞれ対向ノー
ドに接続されている。メモリセル中の記憶情報が、頻繁
に書換えられない用途に用いられる場合や、電源電圧が
十分に低い状態で用いられる場合には、第1の実施例よ
りも簡単な構成で第1の実施例と同様の効果が得られ
る。
【0072】たとえば、前電源投入時中にノードAに
“H”レベルが、ノードBに“L”レベルが書込まれて
いたとすると、再投入時にノードAが電位上昇のしやす
い方向に、ノードBが電位上昇の起こりにくい方向に分
極しているため、ノードAとBで電位上昇に相違が生じ
る。このアンバランスにより、双安定素子がより電位を
増幅される方向に働くため、前回保持されていた情報は
そのまま再生される。したがって、本構成によるメモリ
セルでは再書込の必要がない。
【0073】なおこのメモリセルも、いわゆるCMOS
型セルであるが、NMOS負荷型セルや抵抗負荷型セル
でも同様の効果が得られる。
【0074】図5は、第2の実施例のパターンの例を示
す図である。図5中、(b)はパターンの平面図、
(a)は(b)のD−D′断面の断面図である。
【0075】PチャネルMOSFET20およびNチャ
ネルMOSFET16のドレイン同士を接続し、出力ノ
ード104として引出される配線が、強誘電体キャパシ
タの下部電極117を兼ねている。
【0076】その配線の上に強誘電体膜が形成されパタ
ーニングされて、キャパシタ37中の誘電体膜117と
なる。
【0077】さらに、その上から上部電極110が形成
され、その電極金属が同時に出力ノード106として引
出される。
【0078】図6は、本発明の第3の実施例のメモリセ
ルアレイに対する冗長回路の構成を示す図である。
【0079】メモリが大容量化していくにつれて、不良
ビットを1ビットも含まないメモリアレイを製造するこ
とは急速に困難になってくる。特に新規の製造技術を用
いて開発されるメモリの場合、初期の試作品の欠陥レベ
ルが高く歩留りが極めて低い。
【0080】こうした問題を解決する方策として、現在
実用的には、冗長の行や列を数本加えて、不良のセルや
行、列を入換える冗長回路技術が用いられている。
【0081】図6の例は2本の冗長な行(スペア行)を
持つメモリアレイの回路である。正規のアレイ200中
に不良ビット224があった場合、その行212に対応
するアドレス信号に対して、選択動作を行なうようにフ
ェイルアドレスメモリ210をプログラミングする。こ
うすることにより、不良ビットを含むアドレスF 1112
…F1n、あるいはF2122…F2nが入力されると、スペ
アデコーダ208が選択され、同時に正規の行デコーダ
に対して選択禁止信号が選択禁止信号線214に出され
る。したがって、正規の行212の代わりに、スペア行
アレイ202中の1つの行が選択されることになる。
【0082】このとき、読出/書込回路206は、正規
のアレイ200に対するのと同様に、データの読出、あ
るいは書込を行なう。
【0083】従来は、フェイルアドレスメモリとしてた
とえばヒューズ素子をレーザによりトリミングすること
で不揮発性のメモリを構成していた。
【0084】図7は図6中のフェイルアドレスメモリを
本発明の第1のメモリセルを用いた不揮発性メモリで構
成した回路図を示す。
【0085】たとえば、ウェハプロセス終了後の、オン
ウェイテスト等で検出された不良ビットのアドレスF10
…F1nが書込ワード線WLを活性化した後、相補なプロ
グラミングアドレスF10、/F10、…、F1n、/F1n
して、メモリセル230に書込まれる。この情報は常時
比較回路232側に伝達されNチャネルMOSFETの
ゲートに入力されている。したがって、NチャネルMO
SFETのいずれかはオンでいずれかはオフの状態にな
っている。動作開始前にはプリチャージ信号PRにより
出力Vout は“H”レベルにプリチャージされている。
また、入力アドレス信号A0 …An を受けると装置内部
で生成される相補な内部アドレスA0 、/A0 、…、A
n 、/An は、“L”レベルとなっている。
【0086】したがって、動作開始前にはVout の電位
が低下することはない。なお、回路構成中にはプログラ
ムに必要なアドレス信号の組の数だけこのセットが用意
される。
【0087】これに対して動作が開始され外部アドレス
が入力されると、内部アドレスのA i または/Ai (i
=0、…、n)のいずれかが“H”レベルとなる。これ
がプログラミングアドレスと1個でも一致しない場合に
は、Vout のレベルが低下し、スペアアドレスは選択さ
れない。逆にすべてのアドレスが一致する場合には、V
out のレベルが低下せず、選択されるメモリセルが不良
であることを示す。この場合、スペアデコーダ208を
活性化し、ノーマルデコーダ204を非活性化させる。
【0088】以上のような、冗長回路用のフェイルアド
レスメモリに、第1の実施例あるいは第2の実施例で示
した不揮発性メモリセルを用いた記憶素子を用いること
により、従来のヒューズ素子よりも面積を小さく、かつ
プログラミングを容易化することが可能である。
【0089】図8は、本発明の第4の実施例を示す概略
ブロック図である。VLSI化に伴い、ピン数や周波数
が増大し、益々高価なVLSIテスタが必要とされてい
る。しかも、印加テストベクトルの増加により、テスタ
の占有時間は長くなっており、良否の判定にかかるコス
トは大きくなる一方である。
【0090】VLSIテスタや大量のテストベクトルを
用いなくてもチップの良否が判断できれば、大幅にテス
トコストを削減できる。チップ内に自己検査機構を組込
むことによりこれが可能となる。このような方式は、B
IST(Built-In Self Testing )と呼ばれる。
【0091】正規のメモリセルアレイとスペアメモリセ
ルアレイを配置するメモリアレイにおいて、BISTを
行なう回路が配置されている。図4において、セルフテ
スト時には、マイクロプログラマブルROM300によ
り制御されるテストパターン発生回路302により、メ
モリセルアレイ200にテストデータが入力される。メ
モリセルアレイ200の出力データと入力データとを比
較器304で比較することにより、判明した不良アドレ
スはフェイルアドレスメモリ210に転送され、スペア
メモリアレイ202中の置換するアドレスが割当てられ
る。本実施例においては、第1および第2の実施例に示
されるようなメモリセルを用いて、第3実施例と同様に
フェイルアドレスメモリを構成している。第1および第
2の実施例に示されるようなメモリセルを用いた場合、
任意に書換が可能となるため、任意の周期でBISTを
行なうことにより、新たに発生する不良を検出し、救済
することが可能となる。
【0092】図9は、本発明の第5の実施例を示す概略
ブロック図である。メモリの大容量化と高速化は急速に
進展しているものの、コンピュータシステムのCPUの
速度に対し大容量のメインメモリのそれは十分に速くな
い。またシステムバス自体の速度も、特にTTLインタ
フェースレベルのように大振幅のバスでは、高速のCP
Uの要求を満たすことは難しい。こうした問題を解決す
るために、小容量ではあるが、高速のバッファ(キャッ
シュメモリ)をCPUの近傍に置き、さらにはバスをC
PU用とシステム用とに分離し、メインメモリのデータ
の一部をキャッシュメモリに記憶させ、CPUはキャッ
シュメモリと主にやり取りするという方法が取られてき
た。
【0093】本実施例では、キャッシュメモリ中のキャ
ッシュディレクトリおよびデータメモリとして、第1あ
るいは第2の実施例のメモリセルを用いたメモリを用い
る。
【0094】以下、例として32ビットのアドレス信号
によりCPUからキャッシュメモリがアクセスされる場
合を考える。
【0095】キャッシュディレクトリ1000には、デ
ータメモリ1010に記憶されているデータに対応する
メインメモリのアドレスの上位アドレス(タグアドレ
ス)が記憶されている。キャッシュディレクトリ100
0のアドレスはCPUからの下位アドレス(A4〜A1
1;セットアドレスと呼ぶ)1002で選択される。同
一のセットアドレス1002で選択されるタグアドレス
の数をウェイ数と呼び、この例ではA0、A1で選択さ
れる。キャッシュディレクトリ1000から読出された
データは、CPUからのタグアドレス1006と比較さ
れる。もし一致した場合、キャッシュがヒットしたと言
い、そのタグアドレスとセットアドレスとで指定される
有効なデータがデータメモリに存在することを意味す
る。そこでヒット信号1008が生成され、データメモ
リにアクセスの有効性を知らせる。もし、不一致であれ
ば(キャッシュミス)、メインメモリのデータによって
更新される。
【0096】以上の動作で、キャッシュメモリ中のデー
タを、CPUからみるとメインメモリ中に存在するかの
ようにアクセスすることが可能となる。
【0097】キャッシュディレクトリやデータメモリを
本発明の第1あるいは第2の実施例のメモリセルで構成
すれば、電源再投入後に再び前回のデータを復活させる
ことが可能である。
【0098】図12は、本発明の第6の実施例のメモリ
セルを示す図である。図12は、相補型の回路構成とな
っている。そこで、図11の回路の動作を説明する前
に、図10および図11で、その基本構成要素の動作を
まず説明する。
【0099】図10は基本構成要素の回路図、図11は
その動作を示すタイミングチャート図である。
【0100】図11中、(a)は定電流源404を流れ
る電流I1 の、(b)は定電流源406を流れる電流I
2 の、(c)はトランジスタ402を流れる電流I
3 の、(d)はA点の電位の経時変化をそれぞれ示して
いる。
【0101】第1の定電流源404および第2の定電流
源406が直列に接続されている。その接続点に第1あ
るいは第2の方向に分極した強誘電体キャパシタ400
の一端が接続されている。
【0102】強誘電体キャパシタ400の他端はこの例
では、接地されている。時刻T1 において、定電流源4
04および406に定電流I1 およびI2 をそれぞれ流
し始めたとする。
【0103】キャパシタは400の分極の方向が、電流
の向きと同じであれば、図16で示したように充電が速
やかに終了するので、A点の電位は上昇し始め、図11
(d)中のaのような変化をする。
【0104】一方、分極の方向が、電流の向きと逆であ
れば、図16で示したように上記の場合と比較して多く
の電流がこのキャパシタに流れるので、A点の電位は下
降し、図11(d)中のbのような変化をする。
【0105】このA点の電位をたとえば、NチャネルM
OSFET402のゲートに結合しておくと、その電位
変化に応じて、NチャネルMOSFET402に流れる
電流も増減する。
【0106】上記電位変化を感度よく検出するために、
図12のような相補型の回路構成を取る。図13はその
動作を示すタイミングチャート図である。
【0107】図13中、(a)はトランジスタ404お
よび410を流れる電流I1 の、(b)は定電流源40
6および412を流れる電流I2 の、(c)はA点およ
びB点の電位の、(d)はC点およびD点の電位の経時
変化をそれぞれ示している。
【0108】ワード線活性化信号WLにより、トランジ
スタ420と422をオンし、互いに相補的な電圧をキ
ャパシタ400および408に印加して、各々を互いに
逆向きに分極させてあるものとする。
【0109】トランジスタ404を第1の定電流源、ト
ランジスタ410を第3の定電流源として、時刻T1
両者に各々電流I1 を流し始める。
【0110】同時に、第2の定電流源406および第4
の定電流源412も、各々電流I2を流し始める。
【0111】このときカレントミラー回路418によ
り、定電流源406および412に流れる電流は互いに
等しい一定値に保たれているものとする。
【0112】キャパシタ400は、電流と同一方向に、
キャパシタ408は、電流と逆方向に分極していたとす
ると、図11で説明したとおりA点の電位は上昇し、B
点の電位は下降する。
【0113】カレントミラー回路418と定電流源40
6および412は、電位Vref の入力されるNチャネル
MOSFETを介して接続されているため、AとCの間
およびBとDの間のインピーダンスは高い。
【0114】このため、A点およびB点の電位変化が増
幅された電位変化が、C点およびD点に現れる。
【0115】たとえば、D点の電位とC点の電位の差を
出力Vout として、読取ることで、メモリセル中の記憶
情報の読出が可能となる。
【0116】以上のような、比較的単純な回路構成およ
び動作で、強誘電体キャパシタに記憶された情報を高精
度に読出すことが可能である。
【0117】
【発明の効果】請求項1記載の強誘電体キャパシタメモ
リセルにおいては、双安定記憶素子に記憶された記憶情
報が強誘電体キャパシタを分極させるため、電源が切ら
れた場合でも記憶情報が失われることがない。
【0118】しかも、各強誘電体キャパシタに印加され
る電圧は外部からの固定電位により所望の値に設定する
ことが可能であるため、強誘電体膜に印加される電界を
減少させることが可能で強誘電体膜の分極の疲労特性を
改善させることが可能である。
【0119】請求項2記載の強誘電体キャパシタメモリ
セルにおいては、双安定素子に記憶された情報が強誘電
体キャパシタを分極させるため電源が切られた場合でも
記憶情報が失われることがない。
【0120】しかも、メモリ中の記憶情報が頻繁に書換
えられない用途に用いられる場合や、電源電圧が十分低
い状態で用いられる場合には、請求項1記載のメモリセ
ルよりも簡単な構成で請求項1記載のメモリセルと同様
の効果が得られる。
【0121】請求項3記載の半導体記憶装置において
は、不良セルの存在するアドレスを請求項1記載の不揮
発性メモリセルを用いた記憶素子により記憶しているの
で、従来のヒューズ素子よりも面積を小さく、かつプロ
グラミングを容易化することが可能である。
【0122】請求項4記載の半導体記憶装置において
は、不良セルの存在するアドレスを請求2記載の不揮発
性メモリセルを用いた記憶素子により記憶しているの
で、従来のヒューズ素子よりも面積を小さく、かつプロ
グラミングを容易化することが可能である。
【0123】請求項5記載の半導体記憶装置において
は、データの記憶を請求項1記載のメモリセルを用いた
記憶装置により記憶しているので、電源再投入後に再び
前回のデータを復活させることが可能である。
【0124】請求項6記載の半導体記憶装置において
は、データの記憶を請求項2記載のメモリセルを用いた
記憶装置により記憶しているので、電源再投入後に再び
前回のデータを復活させることが可能である。
【0125】請求項7記載の半導体記憶装置において
は、メモリセルのビルトインセルフテストの結果判明し
た不良アドレスを請求項1記載のメモリセルにより構成
された記憶装置に記憶しているので、任意に書換が可能
となるため、セルフテストを任意の周期で行なうことに
より、新たに発生する不良を検出し救済することが可能
となる。
【0126】請求項8記載の半導体記憶装置において
は、メモリセルアレイのビルトインセルフテストにより
判明した不良アドレスを請求項2記載のメモリセルによ
り構成される記憶装置により記憶しているので、任意に
書換が可能であり、任意の周期でセルフテストを行なう
ことにより新たに発生する不良を検出し、救済すること
が可能となる。
【0127】請求項9記載の強誘電体キャパシタメモリ
セルにおいては、相補的な分極方向を有する第1および
第2の強誘電体キャパシタにより記憶されている記憶情
報を、両者に定電流を流したときの充電特性の差により
生じる電位差を増幅することで読出すので、比較的単純
な回路構成および動作で強誘電体キャパシタに記憶され
ていた情報を高精度に読出すことが可能である。
【0128】請求項10記載の強誘電体キャパシタメモ
リセルにおいては、請求項9記載の強誘電体キャパシタ
メモリセルの構成において、第1および第2の強誘電体
キャパシタの接続する第1および第2の経路に等しい値
の定電流を流すために、カレントミラー回路を用いたの
で、比較的単純な回路構成および動作で強誘電体キャパ
シタに記憶された情報を高精度に読出すことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】 本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図3】 本発明の第1の実施例の動作を示す図であ
る。
【図4】 本発明の第1の実施例のパターンを示す図で
ある。
【図5】 本発明の第2の実施例のパターンを示す図で
ある。
【図6】 本発明の第3の実施例を示す概略ブロック図
である。
【図7】 本発明の第3の実施例を示す回路図である。
【図8】 本発明の第4の実施例を示す概略ブロック図
である。
【図9】 本発明の第5の実施例を示す概略ブロック図
である。
【図10】 本発明の第6の実施例の動作を説明するた
めの回路図である。
【図11】 第6の実施例の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図12】 本発明の第6の実施例の回路図である。
【図13】 第6の実施例の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図14】 従来のメモリセルの構成を示す回路図であ
る。
【図15】 強誘電体の誘電特性を示す図である。
【図16】 強誘電体の分極の向きと電流の経時変化の
関係を示す図である。
【符号の説明】
10 従来のメモリセル、12 従来のメモリセルの第
1の部分、14 従来のメモリセルの第2の部分、16
第1のNチャネルMOSFET、18 第2のNチャ
ネルMOSFET、20 第1のPチャネルMOSFE
T、22 第2のPチャネルMOSFET、24、26
アクセストランジスタ、28、30ビットライン、3
2、34 結合トランジスタ、36、37、38 強誘
電体キャパシタ、40、42 短絡トランジスタ、10
0 電源ライン、102 接地ライン、104、106
出力ノード、108 固定電位供給線、110 上部
電極、112、113、114 強誘電体膜、116、
117、118 下部電極、120、122 ゲート、
200 ノーマルメモリセルアレイ、202 スペアメ
モリセルアレイ、204 ノーマルデコーダ、206
読出/書込回路、208 スペアデコーダ、210 フ
ェールアドレスメモリ、212 不良行、214 選択
禁止信号線、222 メモリセル、224 不良セル、
230 メモリセル、232 比較回路、300 プロ
グラマブルROM、302 テストパターン発生器、3
04 データ比較器、400 強誘電体キャパシタ、4
02電圧・電流変換用トランジスタ、404 第1の定
電流源、406 第2の定電流源、408 強誘電体キ
ャパシタ、410 第3の定電流源、412 第4の定
電流源、414、416 NチャネルMOSFET、4
18 カレントミラー回路、420、422 アクセス
トランジスタ、1000 キャッシュディレクトリ、1
002 セットアドレス、1004 キャッシュディレ
クトリデータ、1006 タグアドレス、1008 ヒ
ット信号、1010 データメモリ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力および出力を有する第1の反転回路
    と、前記第1の反転回路の入力および出力にそれぞれ結
    合された出力および入力を有する第2の反転回路とから
    なる双安定記憶素子と、 固定電位を発生する電源と、 前記第1の反転回路の入力に一端が結合され、かつ前記
    固定電位に他端が結合される第1の強誘電体キャパシタ
    と、 前記第2の反転回路の入力に一端が結合され、かつ前記
    固定電位に他端が結合される第2の強誘電体キャパシタ
    とを備える、強誘電体キャパシタメモリセル。
  2. 【請求項2】 入力および出力を有する第1の反転回路
    と前記第1の反転回路の入力および出力にそれぞれ結合
    された出力および入力を有する第2の反転回路とからな
    る双安定記憶素子と、 前記第1の反転回路に入力に一端が結合され、かつ前記
    第2の反転回路の入力に他端が結合される強誘電体キャ
    パシタとを備える、強誘電体キャパシタメモリセル。
  3. 【請求項3】 複数のメモリセルを配列したメモリセル
    アレイと、 外部入力アドレス信号に応じて前記メモリセルアレイ中
    の1つのセルの情報の読出あるいは書込を行なう手段
    と、 前記メモリセルと同等の構造を有する複数のメモリセル
    からなる予備メモリセルアレイと、 前記入力アドレス信号が前記メモリセルアレイ中の不良
    セルに相当する場合、前記予備メモリセルアレイ中の対
    応するセルの情報の読出あるいは書込を行なう手段と、 前記対応するセルの情報の読出あるいは書込手段の動作
    プログラムを記憶する手段とを備え、 前記動作プログラムを記憶する手段は、 入力および出力を有する第1の反転回路と、前記第1の
    反転回路の入力および出力にそれぞれ結合された出力お
    よび入力を有する第2の反転回路とからなる双安定記憶
    素子と、 固定電位を発生する電源と、 前記第1の反転回路の入力に一端が結合され、かつ前記
    固定電位に他端が結合される第1の強誘電体キャパシタ
    と、 前記第2の反転回路の入力に一端が結合され、かつ前記
    固定電位に他端が結合される第2の強誘電体キャパシタ
    とを含む、半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 複数のメモリセルを配列したメモリセル
    アレイと、 外部入力アドレス信号に応じて前記メモリセルアレイ中
    の1つのセルの情報の読出あるいは書込を行なう手段
    と、 前記メモリセルと同等の構造を有する複数のメモリセル
    からなる予備メモリセルアレイと、 前記入力アドレス信号が前記メモリセルアレイ中の不良
    セルに相当する場合、前記予備メモリセルアレイ中の対
    応するセルの情報の読出あるいは書込を行なう手段と、 前記対応するセルの情報の読出あるいは書込手段の動作
    プログラムを記憶する手段とを備え、 前記動作プログラムを記憶する手段は、 入力および出力を有する第1の反転回路と、前記第1の
    反転回路の入力および出力にそれぞれ結合された出力お
    よび入力を有する第2の反転回路とからなる双安定記憶
    素子と、 前記第1の反転回路の入力に一端が結合され、かつ前記
    第2の反転回路の入力に他端が結合される強誘電体キャ
    パシタとを含む、半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 中央処理装置と主記憶装置の間のデータ
    の伝達経路の中間にあって、前記主記憶装置内の記憶デ
    ータの一部が転送されており、前記転送されている記憶
    データの範囲内では、前記中央処理装置が前記主記憶装
    置に対するよりも先にアクセスする半導体記憶装置であ
    って、 複数のメモリセルを配列したメモリセルアレイを備え、 前記メモリセルの各々は、 入力および出力を有する第1の反転回路と、前記第1の
    反転回路の入力および出力にそれぞれ結合された出力お
    よび入力を有する第2の反転回路とからなる双安定記憶
    素子と、 固定電位を発生する電源と、 前記第1の反転回路の入力に一端が結合され、かつ前記
    固定電位に他端が結合される第1の強誘電体キャパシタ
    と、 前記第2の反転回路の入力に一端が結合され、かつ前記
    固定電位に他端が結合される第2の強誘電体キャパシタ
    とを含む、半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 中央処理装置の主記憶装置との間のデー
    タの伝達経路の中間にあって、前記主記憶装置内の記憶
    データの一部が転送されており、前記転送されている記
    憶データの範囲内では、前記中央処理装置が前記主記憶
    装置に対するよりも先にアクセスする半導体記憶装置で
    あって、 複数のメモリセルを配列したメモリセルアレイを備え、 前記メモリセルの各々は、 入力および出力を有する第1の反転回路と、前記第1の
    反転回路の入力および出力にそれぞれ結合された出力お
    よび入力を有する第2の反転回路とからなる双安定記憶
    素子と、 前記第1の反転回路の入力に一端が結合され、かつ前記
    第2の反転回路の入力に他端が結合される強誘電体キャ
    パシタとを含む、半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 複数のメモリセルを配列したメモリセル
    アレイと、 外部入力アドレス信号に応じて、前記メモリセルアレイ
    中の1つのセルの情報の読出、書込を行なう手段と、 前記セル情報の読出、書込を行なう手段に疑似アドレス
    信号を送り、情報の書込、読出を行ない、メモリセルの
    良/不良のセルフテストを行なう手段と、 前記メモリセルと同等の構造を有する複数のメモリセル
    からなる予備メモリセルアレイと、 前記セルフテストの結果により、前記メモリセルアレイ
    中の不良セルのアドレスと前記予備メモリセルアレイ中
    の置換するメモリセルのアドレスとの対応を決定する手
    段と、 前記不良セルのアドレスと置換する予備メモリセルアレ
    イ中のメモリセルのアドレスとの対応を記憶する手段と
    を備え、 前記アドレスの対応を記憶する手段は、メモリセルとし
    て、 入力および出力を有する第1の反転回路と前記第1の反
    転回路の入力および出力にそれぞれ結合された出力およ
    び入力を有する第2の反転回路とからなる双安定記憶素
    子と、 固定電位を発生する電源と、 前記第1の反転回路の入力に一端が結合され、かつ前記
    固定電位に他端が結合される第1の強誘電体キャパシタ
    と、 前記第2の反転回路の入力に一端が結合され、かつ前記
    固定電位に他端が結合される第2の強誘電体キャパシタ
    とを含み、 前記アドレスの対応を記憶する手段の記憶情報に基づい
    て、前記入力アドレス信号が前記メモリセルアレイ中の
    不良セルに相当する場合、前記予備メモリセルアレイ中
    の対応するセルの情報の読出、書込を行なう手段とをさ
    らに備える、半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 複数のメモリセルを配列したメモリセル
    アレイと、 外部入力アドレス信号に応じて、前記メモリセルアレイ
    中の1つのセルの情報の読出、書込を行なう手段と、 前記セル情報の読出、書込を行なう手段に疑似アドレス
    信号を送り、情報の書込、読出を行ないメモリセルの良
    /不良のセルフテストを行なう手段と、 前記メモリセルと同等の構造を有する複数のメモリセル
    からなる予備メモリセルアレイと、 前記セルフテストの結果により、前記メモリセルアレイ
    中の不良セルのアドレスと前記予備メモリセルアレイ中
    の置換するメモリセルのアドレスとの対応を決定する手
    段と、 前記不良セルのアドレスと置換する予備メモリセルアレ
    イ中のメモリセルのアドレスとの対応を記憶する手段と
    を備え、 前記アドレスの対応を記憶する手段は、メモリセルとし
    て、 入力および出力を有する第1の反転回路と、前記第1の
    反転回路の入力および出力にそれぞれ結合された出力お
    よび入力を有する第2の反転回路とからなる双安定記憶
    素子と、 前記第1の反転回路の入力に一端が結合され、かつ前記
    第2の反転回路の入力に他端が結合される強誘電体キャ
    パシタとを含み、 前記アドレスの対応を記憶する手段の記憶情報に基づい
    て、前記入力アドレス信号が前記メモリセルアレイ中の
    不良セルに相当する場合、前記予備メモリセルアレイ中
    の対応するセルの情報の読出、書込を行なう手段とをさ
    らに備える、半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 強誘電体の自発分極方向により、情報を
    記憶する半導体記憶装置におけるメモリセルであって、 一端が各々第1の電位に接続されている1対の第1およ
    び第2の強誘電体キャパシタと、 前記第1および第2の強誘導体キャパシタを互いに相補
    的な方向に分極させる手段と、 第1および第2の定電流源が直列に接続し、両定電流源
    の接続点と第1の強誘電体キャパシタの他端とが接続す
    る第1の経路と、 第3および第4の定電流源が直列に接続し、両定電流源
    の接続点と第2の強誘電体キャパシタの他端とが接続す
    る第2の経路とを備え、 前記第1および第2の経路は、両経路中の第2および第
    4の定電流源を流れる電流値を等しく維持する手段とを
    含み、 前記第1および第2の定電流源の接続点の電位と前記第
    3および第4の定電流源の接続点の電位との差を読出す
    手段とをさらに備える、強誘電体キャパシタメモリセ
    ル。
  10. 【請求項10】 前記第1の経路と第2の経路を流れる
    電流値を等しく維持する手段は、 2つのMOSFETが対となったカレントミラー回路で
    あり、その1つの出力端は、前記第1および第2の定電
    流源の接続点に接続し、他の1つの出力端は、前記第3
    および第4の定電流源の接続点に接続する、請求項9記
    載の強誘電体キャパシタメモリセル。
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