JPH0818072B2 - 板金加工機 - Google Patents
板金加工機Info
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- JPH0818072B2 JPH0818072B2 JP2532494A JP2532494A JPH0818072B2 JP H0818072 B2 JPH0818072 B2 JP H0818072B2 JP 2532494 A JP2532494 A JP 2532494A JP 2532494 A JP2532494 A JP 2532494A JP H0818072 B2 JPH0818072 B2 JP H0818072B2
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、板金を折曲したり切
断したりするための板金加工機に関するものである。
断したりするための板金加工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】板金を折曲するための板金加工機(板金
折曲機)として、従来から図14及び図15(特公平2
ー49803号公報)に示すようなものが知られてい
る。この公知の板金加工機は、基台101と、上下一対
の挟持ロール111,112を有する可動ユニット10
2と、両挟持ロール111,112を相互に逆方向に回
転せしめる回転駆動装置104と、可動ユニット102
を上下に弧回動せしめる弧回動操作機構105とを備え
ている。
折曲機)として、従来から図14及び図15(特公平2
ー49803号公報)に示すようなものが知られてい
る。この公知の板金加工機は、基台101と、上下一対
の挟持ロール111,112を有する可動ユニット10
2と、両挟持ロール111,112を相互に逆方向に回
転せしめる回転駆動装置104と、可動ユニット102
を上下に弧回動せしめる弧回動操作機構105とを備え
ている。
【0003】可動ユニット102は、基台101に対し
て前後方向(図14において左右方向とは水平直交方
向)の2箇所で弧回動自在に支持している。この可動ユ
ニット支持手段は、基台101上に立設した一対の縦壁
152(図14において手前側と奥側に一対ある)で、
可動ユニット102側に取付けた大径の半円盤154
(手前側と奥側に一対ある)をそれぞれ支持している。
即ち、この各縦壁152の内面には円弧状の凹溝(図示
省略)が形成され、他方各半円盤154の外面には該凹
溝に嵌合する円弧突起157(半円盤の外周と同心位置
にある)が形成されていて、各半円盤154を各縦壁1
52でガイドすることにより、可動ユニット102が両
挟持ロール111,112による挟持部を中心Pとして
弧回動し得るように支持している。
て前後方向(図14において左右方向とは水平直交方
向)の2箇所で弧回動自在に支持している。この可動ユ
ニット支持手段は、基台101上に立設した一対の縦壁
152(図14において手前側と奥側に一対ある)で、
可動ユニット102側に取付けた大径の半円盤154
(手前側と奥側に一対ある)をそれぞれ支持している。
即ち、この各縦壁152の内面には円弧状の凹溝(図示
省略)が形成され、他方各半円盤154の外面には該凹
溝に嵌合する円弧突起157(半円盤の外周と同心位置
にある)が形成されていて、各半円盤154を各縦壁1
52でガイドすることにより、可動ユニット102が両
挟持ロール111,112による挟持部を中心Pとして
弧回動し得るように支持している。
【0004】回転駆動装置104は、ハンドル141を
操作することにより、両挟持ロール111,112を相
互に逆方向に回転せしめ、該両挟持ロール間に挟持して
いる被加工板金Zを長さ方向(図14において左右方向
とは水平直交方向)に移動せしめ得るようになってい
る。
操作することにより、両挟持ロール111,112を相
互に逆方向に回転せしめ、該両挟持ロール間に挟持して
いる被加工板金Zを長さ方向(図14において左右方向
とは水平直交方向)に移動せしめ得るようになってい
る。
【0005】弧回動操作機構105は、可動ユニット1
02側に設けた一方の半円盤154の外周にギヤ158
を形成し、該ギヤ158にハンドル151によって回転
せしめられるギヤ159を噛合させて形成している。そ
して、この弧回動操作機構105は、ハンドル151を
操作することにより、上挟持ロール111における板金
挟持部の先端部を中心Pとして、可動ユニット102全
体を上下に弧回動せしめ得るようになっている。尚、可
動ユニット102の弧回動中心Pには、被加工板金Zが
水平方向に挿入される関係上、可動ユニット102を弧
回動中心P部分で直接軸支することができない。
02側に設けた一方の半円盤154の外周にギヤ158
を形成し、該ギヤ158にハンドル151によって回転
せしめられるギヤ159を噛合させて形成している。そ
して、この弧回動操作機構105は、ハンドル151を
操作することにより、上挟持ロール111における板金
挟持部の先端部を中心Pとして、可動ユニット102全
体を上下に弧回動せしめ得るようになっている。尚、可
動ユニット102の弧回動中心Pには、被加工板金Zが
水平方向に挿入される関係上、可動ユニット102を弧
回動中心P部分で直接軸支することができない。
【0006】この公知の板金加工機(板金折曲機)で
は、両挟持ロール111,112間に平板状の被加工板
金Zの幅方向(左右方向)中間部を挟持した状態で(被
加工板金Zの反挟持側Zbは支持台106上に支持され
ている)、弧回動操作機構105のハンドル151を操
作して可動ユニット102を所定角度(例えば図15に
示す如く角度約20°)だけ傾斜させて被加工板金にお
ける両挟持ロール111,112による挟持部Zcの長
さ方向一端側Zaを所定の角度範囲だけ折曲させ、続い
て回転駆動装置104のハンドル141を操作して両挟
持ロール111,112を傾斜させたままで相互に逆方
向に回転させることにより、該両挟持ロール間に挟持さ
れている被加工板金Zを順次所定の角度範囲だけ折曲さ
せながら前後方向に移動させ、それによって被加工板金
Zを全長に亘って所定角度(例えば20°)だけ折曲し
得るようになっている。尚、上記のような折曲操作を数
回繰り返すことによって、被加工板金Zを例えば図15
において鎖線図示するように角度90°まで折曲させる
ことができるようになっている。
は、両挟持ロール111,112間に平板状の被加工板
金Zの幅方向(左右方向)中間部を挟持した状態で(被
加工板金Zの反挟持側Zbは支持台106上に支持され
ている)、弧回動操作機構105のハンドル151を操
作して可動ユニット102を所定角度(例えば図15に
示す如く角度約20°)だけ傾斜させて被加工板金にお
ける両挟持ロール111,112による挟持部Zcの長
さ方向一端側Zaを所定の角度範囲だけ折曲させ、続い
て回転駆動装置104のハンドル141を操作して両挟
持ロール111,112を傾斜させたままで相互に逆方
向に回転させることにより、該両挟持ロール間に挟持さ
れている被加工板金Zを順次所定の角度範囲だけ折曲さ
せながら前後方向に移動させ、それによって被加工板金
Zを全長に亘って所定角度(例えば20°)だけ折曲し
得るようになっている。尚、上記のような折曲操作を数
回繰り返すことによって、被加工板金Zを例えば図15
において鎖線図示するように角度90°まで折曲させる
ことができるようになっている。
【0007】ところで、板金加工作業としては、上記の
ような板金折曲作業とともに板金を所定形状に切断する
切断作業も頻繁に行われる。
ような板金折曲作業とともに板金を所定形状に切断する
切断作業も頻繁に行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記図14
及び図15に示す公知の板金加工機では、可動ユニット
102を弧回動自在に支持する支持手段として、基台1
01側の縦壁152で可動ユニット102側の半円盤1
54(それぞれ一対ある)を支持し、他方、弧回動操作
機構105はハンドル操作で大径の半円盤154を弧回
動させるように構成されているが、このような構造で
は、可動ユニット支持手段及び弧回動操作機構105が
大掛かりになる(大径の半円盤154とそれより大面積
の縦壁152が必要)とともに、可動ユニット102を
弧回動させるためのガイド構造(縦壁152側の円弧凹
溝と半円盤154側の円弧突起157)の成形が極めて
面倒となり、製作コストが高価になるという問題があっ
た。尚、可動ユニット102の弧回動中心Pは、不動の
定位置であることが要求されるが、その場合、上記ガイ
ド構造(縦壁152側の円弧凹溝と半円盤154側の円
弧突起157)の加工は高精度を必要とし、且つ半円盤
154の可動ユニット102に対する取付位置も高精度
のものが要求される。
及び図15に示す公知の板金加工機では、可動ユニット
102を弧回動自在に支持する支持手段として、基台1
01側の縦壁152で可動ユニット102側の半円盤1
54(それぞれ一対ある)を支持し、他方、弧回動操作
機構105はハンドル操作で大径の半円盤154を弧回
動させるように構成されているが、このような構造で
は、可動ユニット支持手段及び弧回動操作機構105が
大掛かりになる(大径の半円盤154とそれより大面積
の縦壁152が必要)とともに、可動ユニット102を
弧回動させるためのガイド構造(縦壁152側の円弧凹
溝と半円盤154側の円弧突起157)の成形が極めて
面倒となり、製作コストが高価になるという問題があっ
た。尚、可動ユニット102の弧回動中心Pは、不動の
定位置であることが要求されるが、その場合、上記ガイ
ド構造(縦壁152側の円弧凹溝と半円盤154側の円
弧突起157)の加工は高精度を必要とし、且つ半円盤
154の可動ユニット102に対する取付位置も高精度
のものが要求される。
【0009】又、この図14及び図15に示す公知の板
金加工機は、板金を折曲させるための折曲専用機である
ため、板金の切断作業を行うには切断専用の機械が別途
必要となって、設備コストが高くつくとともに広い設置
スペースが必要(切断機と折曲機の2台分必要)となる
という問題があるほか、板金の切断加工と折曲加工を行
う必要がある場合には、被加工板金を切断機と折曲機と
の間で持ち運びしなければならず、その持ち運び作業が
面倒であるという問題もあった。
金加工機は、板金を折曲させるための折曲専用機である
ため、板金の切断作業を行うには切断専用の機械が別途
必要となって、設備コストが高くつくとともに広い設置
スペースが必要(切断機と折曲機の2台分必要)となる
という問題があるほか、板金の切断加工と折曲加工を行
う必要がある場合には、被加工板金を切断機と折曲機と
の間で持ち運びしなければならず、その持ち運び作業が
面倒であるという問題もあった。
【0010】本願発明は、上記したような従来の板金加
工機の問題点に鑑み、可動ユニットの弧回動支持構造を
簡単且つ安価に製作でき、さらに1台で板金の折曲作業
と切断作業とを行えるようにするとともに板金折曲機能
をもつ部材の一部を板金切断部材として有効利用し得る
ようにし、しかも簡単な操作で曲率(アール)の異なる
折曲加工を行うことができるようにした板金加工機を提
供することに目的とするものである。
工機の問題点に鑑み、可動ユニットの弧回動支持構造を
簡単且つ安価に製作でき、さらに1台で板金の折曲作業
と切断作業とを行えるようにするとともに板金折曲機能
をもつ部材の一部を板金切断部材として有効利用し得る
ようにし、しかも簡単な操作で曲率(アール)の異なる
折曲加工を行うことができるようにした板金加工機を提
供することに目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願請求項1の発明は、
基台と、該基台に対して上下弧回動自在に取付けた取付
台と、該取付台に設けられていて折曲加工されるべき被
加工板金をその表裏両側から挟持でき且つ外周面をそれ
ぞれ円形とした上下一対の挟持部材を有する挟持ユニッ
トと、取付台に設けられていて一対の挟持部材を相互に
逆方向に回転せしめる回転駆動装置を備え且つ該回転駆
動装置によって両挟持部材を相互に逆方向に回転せしめ
ることによって該両挟持部材間に挟圧保持されている被
加工板金を順次横方向に移動せしめる如く構成されてい
る板金送り機構と、前記一対の挟持部材による板金挟持
部を中心として取付台を板金送り方向に対してその周方
向に弧回動せしめる弧回動操作機構と、被加工板金の折
曲操作時に該被加工板金における挟持ユニットによる挟
持部とは幅方向外側部分を支持する支持台とを備えた板
金加工機において、基台に、板金挟持部より下方位置に
おいて上下に所定距離だけ離間させた上側軸受部と下側
軸受部とを設け、弧回動操作機構は、基台と取付台との
間にあって該取付台を板金挟持部を中心として上下弧回
動自在に支持する第1〜第4の各リンクと、取付台を上
下弧回動させる操作手段とを有し、該各リンクは、第1
リンクの上端部を下側軸受部に第1軸で枢支し、第2リ
ンクの一端部を上側軸受部に第2軸で枢支し、第3リン
クの上端部を取付台に第3軸で枢支し、第1リンクの下
端部と第3リンクの下端部とを第4軸で枢支し、第4リ
ンクの上端部を第3軸から所定距離だけ離間した位置に
おいて取付台に第5軸で枢支し、第2リンクの他端部と
第4リンクの下端部とを第6軸で枢支し、第2リンクの
中間部と第3リンクの中間部とを第7軸で枢支して組付
けるとともに、第1軸と第2軸と第7軸と第4軸とがそ
れぞれ平行四辺形の各頂部に位置し、且つ第3軸と第5
軸と第6軸と第7軸とがそれぞれ別の平行四辺形の各頂
部に位置し、さらに弧回動中心と第2軸と第7軸と第3
軸とがそれぞれさらに別の平行四辺形の各頂部に位置す
るように設定したことを特徴としている。
基台と、該基台に対して上下弧回動自在に取付けた取付
台と、該取付台に設けられていて折曲加工されるべき被
加工板金をその表裏両側から挟持でき且つ外周面をそれ
ぞれ円形とした上下一対の挟持部材を有する挟持ユニッ
トと、取付台に設けられていて一対の挟持部材を相互に
逆方向に回転せしめる回転駆動装置を備え且つ該回転駆
動装置によって両挟持部材を相互に逆方向に回転せしめ
ることによって該両挟持部材間に挟圧保持されている被
加工板金を順次横方向に移動せしめる如く構成されてい
る板金送り機構と、前記一対の挟持部材による板金挟持
部を中心として取付台を板金送り方向に対してその周方
向に弧回動せしめる弧回動操作機構と、被加工板金の折
曲操作時に該被加工板金における挟持ユニットによる挟
持部とは幅方向外側部分を支持する支持台とを備えた板
金加工機において、基台に、板金挟持部より下方位置に
おいて上下に所定距離だけ離間させた上側軸受部と下側
軸受部とを設け、弧回動操作機構は、基台と取付台との
間にあって該取付台を板金挟持部を中心として上下弧回
動自在に支持する第1〜第4の各リンクと、取付台を上
下弧回動させる操作手段とを有し、該各リンクは、第1
リンクの上端部を下側軸受部に第1軸で枢支し、第2リ
ンクの一端部を上側軸受部に第2軸で枢支し、第3リン
クの上端部を取付台に第3軸で枢支し、第1リンクの下
端部と第3リンクの下端部とを第4軸で枢支し、第4リ
ンクの上端部を第3軸から所定距離だけ離間した位置に
おいて取付台に第5軸で枢支し、第2リンクの他端部と
第4リンクの下端部とを第6軸で枢支し、第2リンクの
中間部と第3リンクの中間部とを第7軸で枢支して組付
けるとともに、第1軸と第2軸と第7軸と第4軸とがそ
れぞれ平行四辺形の各頂部に位置し、且つ第3軸と第5
軸と第6軸と第7軸とがそれぞれ別の平行四辺形の各頂
部に位置し、さらに弧回動中心と第2軸と第7軸と第3
軸とがそれぞれさらに別の平行四辺形の各頂部に位置す
るように設定したことを特徴としている。
【0012】本願請求項1の板金加工機は、板金を折曲
加工し得るように構成したものである。この請求項1の
板金加工機において、一対の挟持部材からなる挟持ユニ
ットは、1セットでも可能であるが、板金折曲時の安定
性を考慮すると近接して2セット設置するのが好まし
い。この場合、各挟持ユニットの両上挟持部材と両下挟
持部材とは、それぞれ回転駆動装置により相互に逆方向
に回転せしめられる。
加工し得るように構成したものである。この請求項1の
板金加工機において、一対の挟持部材からなる挟持ユニ
ットは、1セットでも可能であるが、板金折曲時の安定
性を考慮すると近接して2セット設置するのが好まし
い。この場合、各挟持ユニットの両上挟持部材と両下挟
持部材とは、それぞれ回転駆動装置により相互に逆方向
に回転せしめられる。
【0013】弧回動操作機構における取付台を上下弧回
動させるための操作手段としては、伸縮シリンダのよう
な動力装置を使用することが好ましいが、例えばハンド
ルを手動で回転させることによって取付台を上下弧回動
せしめ得るようにしたものでもよい。又、この操作手段
は、取付台を支持している第1〜第4のリンクのいずれ
かを揺動させるようにしてもよく、あるいは取付台を直
接押し引きあるいは回動操作するようにしたものでもよ
い。
動させるための操作手段としては、伸縮シリンダのよう
な動力装置を使用することが好ましいが、例えばハンド
ルを手動で回転させることによって取付台を上下弧回動
せしめ得るようにしたものでもよい。又、この操作手段
は、取付台を支持している第1〜第4のリンクのいずれ
かを揺動させるようにしてもよく、あるいは取付台を直
接押し引きあるいは回動操作するようにしたものでもよ
い。
【0014】本願請求項2の発明は、請求項1記載の板
金加工機において、両挟持部材のうちの少なくとも一方
の挟持部材におけるエッジ部に環状の刃先を形成する一
方、該刃先を形成した挟持部材の近接位置に、該刃先を
形成した挟持部材と協同して被加工板金を剪断せしめ得
る円盤刃物を設けるとともに、該円盤刃物を、刃先形成
挟持部材と協同して挟持ユニットで挟持している被加工
板金を剪断し得る剪断位置と該挟持ユニットで挟持して
いる被加工板金を切断しない退避位置との間で進退せし
める刃物進退操作機構を備えたことを特徴としている。
金加工機において、両挟持部材のうちの少なくとも一方
の挟持部材におけるエッジ部に環状の刃先を形成する一
方、該刃先を形成した挟持部材の近接位置に、該刃先を
形成した挟持部材と協同して被加工板金を剪断せしめ得
る円盤刃物を設けるとともに、該円盤刃物を、刃先形成
挟持部材と協同して挟持ユニットで挟持している被加工
板金を剪断し得る剪断位置と該挟持ユニットで挟持して
いる被加工板金を切断しない退避位置との間で進退せし
める刃物進退操作機構を備えたことを特徴としている。
【0015】本願請求項2の板金加工機は、板金を上下
両刃物で切断(百拾弐)し得る構成としたものである。
この請求項2の板金加工機においては、円盤刃物と該円
盤刃物の上下方向に対向する一方の挟持部材とで板金切
断用の刃物を構成するが、円盤刃物は、板金挟持位置よ
り下側に取付ける方が取付け易くなり、その場合には少
なくとも上下両挟持部材のうちの上挟持部材に刃先を形
成する。尚、上下両挟持部材は、それぞれ刃先を形成し
たものを使用してもよい。刃物進退操作機構は、円盤刃
物を剪断位置と退避位置との間で進退せしめるもので、
例えばハンドル操作によって円盤刃物を上下動させる構
造を採用できる。又、円盤刃物は、板金折曲時の受台と
なる支持台に取付けるとよく、その場合には刃物進退操
作機構により円盤刃物を支持台ごと上下動させるように
すればよい。
両刃物で切断(百拾弐)し得る構成としたものである。
この請求項2の板金加工機においては、円盤刃物と該円
盤刃物の上下方向に対向する一方の挟持部材とで板金切
断用の刃物を構成するが、円盤刃物は、板金挟持位置よ
り下側に取付ける方が取付け易くなり、その場合には少
なくとも上下両挟持部材のうちの上挟持部材に刃先を形
成する。尚、上下両挟持部材は、それぞれ刃先を形成し
たものを使用してもよい。刃物進退操作機構は、円盤刃
物を剪断位置と退避位置との間で進退せしめるもので、
例えばハンドル操作によって円盤刃物を上下動させる構
造を採用できる。又、円盤刃物は、板金折曲時の受台と
なる支持台に取付けるとよく、その場合には刃物進退操
作機構により円盤刃物を支持台ごと上下動させるように
すればよい。
【0016】本願請求項3の発明は、請求項1又は2記
載の板金加工機において、取付台として、挟持ユニット
を設置した枠体と、該枠体を支持台に対して近接・離間
方向にスライド自在にガイドするガイド部材とを備え、
第3リンクの上端部を枢支する第3軸と第4リンクの上
端部を枢支する第5軸とをそれぞれガイド部材に連結
し、枠体とガイド部材間に、枠体をガイド部材に対して
スライドさせるスライド調整手段を設けるとともに、支
持台と上下に対向する位置にある挟持部材の前面に別の
加工用円盤を着脱自在に取付け得るようにしたことを特
徴としている。
載の板金加工機において、取付台として、挟持ユニット
を設置した枠体と、該枠体を支持台に対して近接・離間
方向にスライド自在にガイドするガイド部材とを備え、
第3リンクの上端部を枢支する第3軸と第4リンクの上
端部を枢支する第5軸とをそれぞれガイド部材に連結
し、枠体とガイド部材間に、枠体をガイド部材に対して
スライドさせるスライド調整手段を設けるとともに、支
持台と上下に対向する位置にある挟持部材の前面に別の
加工用円盤を着脱自在に取付け得るようにしたことを特
徴としている。
【0017】本願請求項3の板金加工機は、取付台の枠
体を後退させた位置で、挟持部材を取外すことなく該挟
持部材の前面に別の加工用円盤を取付けることにより、
板金を異なる曲率で折曲したり(請求項1の板金加工機
を使用した場合)、あるいは板金を切断したりし得るよ
うにしたものである。又、スライド調整手段を操作する
ことによって枠体をガイド部材に対して進退操作するこ
とができるようになっているが、該スライド調整手段に
よる枠体進退可能寸法は、挟持部材の前面に取付けられ
る加工用円盤の厚さ分は必要である。挟持部材前面に対
する加工用円盤の取付手段としては、該加工用円盤を挟
持部材に対してボルト締めで着脱自在に固定する構成を
採用できる。
体を後退させた位置で、挟持部材を取外すことなく該挟
持部材の前面に別の加工用円盤を取付けることにより、
板金を異なる曲率で折曲したり(請求項1の板金加工機
を使用した場合)、あるいは板金を切断したりし得るよ
うにしたものである。又、スライド調整手段を操作する
ことによって枠体をガイド部材に対して進退操作するこ
とができるようになっているが、該スライド調整手段に
よる枠体進退可能寸法は、挟持部材の前面に取付けられ
る加工用円盤の厚さ分は必要である。挟持部材前面に対
する加工用円盤の取付手段としては、該加工用円盤を挟
持部材に対してボルト締めで着脱自在に固定する構成を
採用できる。
【0018】
【作用】本願請求項1の板金加工機によれば、両挟持部
材間に被加工板金を挟持させた状態で、弧回動操作機構
により挟持ユニットを傾動させると、板金の幅方向外側
部分が支持台で支持されていることにより当該挟持部分
の板金が所定角度だけ折曲され、続いて板金送り機構で
被加工板金を横移動させることにより順次板金を送り方
向に連続して折曲加工できるようになっている。又、弧
回動操作機構は、基台と取付台間に第1〜第4の各リン
クを上記条件で組付けることにより、取付台を両挟持部
材による板金挟持部を中心(不動の定位置)として上下
弧回動し得るように取付けることができ、さらに操作手
段を操作することによって取付台を板金挟持部を中心と
して弧回動させることができるようになる。即ち、第1
〜第4の各リンクを枢支している第1軸〜第7軸が上記
した3つの平行四辺形の各頂部に位置するように設定す
ることにより、取付台を仮想定点となる弧回動中心が現
出する状態で弧回動自在に支持することができる。
材間に被加工板金を挟持させた状態で、弧回動操作機構
により挟持ユニットを傾動させると、板金の幅方向外側
部分が支持台で支持されていることにより当該挟持部分
の板金が所定角度だけ折曲され、続いて板金送り機構で
被加工板金を横移動させることにより順次板金を送り方
向に連続して折曲加工できるようになっている。又、弧
回動操作機構は、基台と取付台間に第1〜第4の各リン
クを上記条件で組付けることにより、取付台を両挟持部
材による板金挟持部を中心(不動の定位置)として上下
弧回動し得るように取付けることができ、さらに操作手
段を操作することによって取付台を板金挟持部を中心と
して弧回動させることができるようになる。即ち、第1
〜第4の各リンクを枢支している第1軸〜第7軸が上記
した3つの平行四辺形の各頂部に位置するように設定す
ることにより、取付台を仮想定点となる弧回動中心が現
出する状態で弧回動自在に支持することができる。
【0019】又、本願請求項2の板金加工機では、刃物
進退操作機構によって、円盤刃物を挟持ユニットで挟持
している被加工板金を、切断しない退避位置と該被加工
板金を剪断し得る剪断位置との間で進退操作せしめ得る
ようになっている。そして、円盤刃物を上記退避位置に
位置せしめた状態では、両挟持部材間に被加工板金を挟
持させた状態で弧回動操作機構により挟持ユニットを傾
動させるとともに板金送り機構で被加工板金を横移動さ
せると、通常の板金折曲作業が行えるようになってい
る。又、円盤刃物を上記剪断位置に位置せしめた状態
で、両挟持部材間に被加工板金を挟持させ且つ板金送り
機構により被加工板金を横移動させれば、該円盤刃物と
挟持ユニットの刃先形成挟持部材との間で剪断作用が行
われ、該被加工板金を直線状に切断することができる。
進退操作機構によって、円盤刃物を挟持ユニットで挟持
している被加工板金を、切断しない退避位置と該被加工
板金を剪断し得る剪断位置との間で進退操作せしめ得る
ようになっている。そして、円盤刃物を上記退避位置に
位置せしめた状態では、両挟持部材間に被加工板金を挟
持させた状態で弧回動操作機構により挟持ユニットを傾
動させるとともに板金送り機構で被加工板金を横移動さ
せると、通常の板金折曲作業が行えるようになってい
る。又、円盤刃物を上記剪断位置に位置せしめた状態
で、両挟持部材間に被加工板金を挟持させ且つ板金送り
機構により被加工板金を横移動させれば、該円盤刃物と
挟持ユニットの刃先形成挟持部材との間で剪断作用が行
われ、該被加工板金を直線状に切断することができる。
【0020】さらに、本願請求項3の板金加工機では、
スライド調整手段を操作して枠体をガイド部材に対して
所定寸法(別の加工用円盤の厚さ)だけ支持台から離間
する方向に後退させ、さらに支持台と上下に対向する側
の挟持部材の前面に例えば所定曲率のアールつきの加工
用円盤を固定する。そして、この状態で上記請求項1の
場合と同様に運転すると、板金を該加工用円盤のエッジ
形状に沿って折曲(アール状に折曲)させることができ
る。又、請求項2の板金加工機において、加工用円盤と
して刃先つきのものを使用し、枠体を後退させた状態で
該刃先つき加工用円盤を挟持部材の前面に固定すると、
該枠体を後退させたままで(元の位置に戻すことなく)
板金を切断加工することができる。
スライド調整手段を操作して枠体をガイド部材に対して
所定寸法(別の加工用円盤の厚さ)だけ支持台から離間
する方向に後退させ、さらに支持台と上下に対向する側
の挟持部材の前面に例えば所定曲率のアールつきの加工
用円盤を固定する。そして、この状態で上記請求項1の
場合と同様に運転すると、板金を該加工用円盤のエッジ
形状に沿って折曲(アール状に折曲)させることができ
る。又、請求項2の板金加工機において、加工用円盤と
して刃先つきのものを使用し、枠体を後退させた状態で
該刃先つき加工用円盤を挟持部材の前面に固定すると、
該枠体を後退させたままで(元の位置に戻すことなく)
板金を切断加工することができる。
【0021】
【発明の効果】本願請求項1の板金加工機によれば、弧
回動操作機構となる第1〜第4の各リンクを、基台と取
付台間において7つの軸で所定の条件を満たす状態で組
付けることにより、取付台を板金挟持部を中心として上
下弧回動自在に支持することができる。従って、取付台
を上下弧回動自在に支持するための構造を4つのリンク
とそれを枢支する7つの軸とで構成することができ、該
取付台の支持構造を簡単且つ安価に構成することができ
るという効果がある。
回動操作機構となる第1〜第4の各リンクを、基台と取
付台間において7つの軸で所定の条件を満たす状態で組
付けることにより、取付台を板金挟持部を中心として上
下弧回動自在に支持することができる。従って、取付台
を上下弧回動自在に支持するための構造を4つのリンク
とそれを枢支する7つの軸とで構成することができ、該
取付台の支持構造を簡単且つ安価に構成することができ
るという効果がある。
【0022】又、本願請求項2の板金加工機では、刃物
進退操作機構によって円盤刃物を剪断位置と退避位置と
の間で進退させることができるようにしているので、1
台の板金加工機で板金の折曲加工と切断加工とを選択し
て行うことができ、従来、板金加工に際して折曲機と切
断機の2台で行って作業を1台で行うことができる。
又、板金折曲加工用として使用される挟持ユニットの一
方の挟持部材に剪断用の刃先を形成し、該刃先形成挟持
部材を板金切断用の切断刃物として利用しているので、
該挟持部材を折曲用と切断用とに有効利用(兼用)する
ことができるという効果がある。
進退操作機構によって円盤刃物を剪断位置と退避位置と
の間で進退させることができるようにしているので、1
台の板金加工機で板金の折曲加工と切断加工とを選択し
て行うことができ、従来、板金加工に際して折曲機と切
断機の2台で行って作業を1台で行うことができる。
又、板金折曲加工用として使用される挟持ユニットの一
方の挟持部材に剪断用の刃先を形成し、該刃先形成挟持
部材を板金切断用の切断刃物として利用しているので、
該挟持部材を折曲用と切断用とに有効利用(兼用)する
ことができるという効果がある。
【0023】さらに、本願請求項3の板金加工機では、
取付台の枠体側を、スライド調整手段により支持台から
アタッチメントとして使用される加工用円盤の厚さだけ
後退させ、支持台と上下に対向する側の挟持部材の前面
に例えば所定曲率のアールつきの加工用円盤を固定する
という簡単な作業で、板金折曲部をアールつきに折曲す
ることができるという効果がある。又、この請求項3の
板金加工機では、請求項2の板金加工機において、挟持
部材の前面に取付けられる加工用円盤として刃先つきの
ものを使用すると、該枠体を後退させたままで板金を切
断加工することができ、アール曲げ作業状態から単に加
工用円盤を取り換えるだけで板金切断作業が行える(折
曲作業状態と切断作業状態との切換作業が簡単となる)
という効果もある。
取付台の枠体側を、スライド調整手段により支持台から
アタッチメントとして使用される加工用円盤の厚さだけ
後退させ、支持台と上下に対向する側の挟持部材の前面
に例えば所定曲率のアールつきの加工用円盤を固定する
という簡単な作業で、板金折曲部をアールつきに折曲す
ることができるという効果がある。又、この請求項3の
板金加工機では、請求項2の板金加工機において、挟持
部材の前面に取付けられる加工用円盤として刃先つきの
ものを使用すると、該枠体を後退させたままで板金を切
断加工することができ、アール曲げ作業状態から単に加
工用円盤を取り換えるだけで板金切断作業が行える(折
曲作業状態と切断作業状態との切換作業が簡単となる)
という効果もある。
【0024】
【実施例】図1〜図13を参照して本願発明の実施例を
説明すると、この実施例の板金加工機は、基台1と、該
基台1に対して上下弧回動自在に取付けた取付台20
と、該取付台20に設けられていて折曲加工又は切断加
工されるべき被加工板金Zをその表裏両側から挟持する
上下一対の挟持部材11,12を有する挟持ユニット1
0と、上下一対の挟持部材11,12を相互に逆方向に
回転せしめる回転駆動装置4を備え且つ該回転駆動装置
4によって両挟持部材11,12を相互に逆方向に回転
せしめることによって該両挟持部材11,12間に挟圧
保持されている被加工板金Zを順次横方向に移動せしめ
る如く構成されている板金送り機構3と、上下一対の挟
持部材11,12による板金挟持部Zcを中心Pとして
取付台20を板金送り方向(図2における矢印C−D方
向)に対してその周方向(上下方向)に弧回動せしめる
弧回動操作機構5と、被加工板金Zの折曲操作時に該被
加工板金Zにおける挟持ユニット10による挟持部Zc
とは幅方向外側部分Zbを支持する支持台15と、被加
工板金Zを切断加工するための切断装置8とを備えて構
成されている。
説明すると、この実施例の板金加工機は、基台1と、該
基台1に対して上下弧回動自在に取付けた取付台20
と、該取付台20に設けられていて折曲加工又は切断加
工されるべき被加工板金Zをその表裏両側から挟持する
上下一対の挟持部材11,12を有する挟持ユニット1
0と、上下一対の挟持部材11,12を相互に逆方向に
回転せしめる回転駆動装置4を備え且つ該回転駆動装置
4によって両挟持部材11,12を相互に逆方向に回転
せしめることによって該両挟持部材11,12間に挟圧
保持されている被加工板金Zを順次横方向に移動せしめ
る如く構成されている板金送り機構3と、上下一対の挟
持部材11,12による板金挟持部Zcを中心Pとして
取付台20を板金送り方向(図2における矢印C−D方
向)に対してその周方向(上下方向)に弧回動せしめる
弧回動操作機構5と、被加工板金Zの折曲操作時に該被
加工板金Zにおける挟持ユニット10による挟持部Zc
とは幅方向外側部分Zbを支持する支持台15と、被加
工板金Zを切断加工するための切断装置8とを備えて構
成されている。
【0025】この板金加工機は、奥行き方向(矢印C−
D方向)の全長が400〜500mm、左右方向(矢印A
−B方向)の全長が800〜1000mm、高さが700
〜900mm程度の比較的小型に構成されていて、トラッ
クなどに積んで工事現場などに持ち込み可能となってい
る。 尚、以下の説明では、便宜上、各図において矢印
A−B方向を左右方向といい、矢印C−D方向を前後方
向という。
D方向)の全長が400〜500mm、左右方向(矢印A
−B方向)の全長が800〜1000mm、高さが700
〜900mm程度の比較的小型に構成されていて、トラッ
クなどに積んで工事現場などに持ち込み可能となってい
る。 尚、以下の説明では、便宜上、各図において矢印
A−B方向を左右方向といい、矢印C−D方向を前後方
向という。
【0026】基台1は、平板又はフレーム材等で四角形
の箱形に組付けて構成している。又、基台1の前後方向
側の各側板16,16には、左右方向中間部よりやや左
方位置において上方に突出する突出壁16a,16a
(前後同位置に一対ある)が形成されている。この各突
出壁16a,16aの上端寄り位置には、図1及び図4
に示すように、後述する弧回動操作機構5の第2リンク
52の一端部を枢支する上側軸受部17が設けられ、
又、該上側軸受部17の直下で所定距離(例えば200
〜250mm程度)だけ離間した位置の側板16,16に
は、弧回動操作機構5の第1リンク51の上端部を枢支
する下側軸受部18,18が設けられている。この上側
軸受部17と下側軸受部18の使用方法は後述する。
尚、基台1の下面4隅にキャスターを取付けると、この
板金加工機を手押し移動させることができて便利であ
る。
の箱形に組付けて構成している。又、基台1の前後方向
側の各側板16,16には、左右方向中間部よりやや左
方位置において上方に突出する突出壁16a,16a
(前後同位置に一対ある)が形成されている。この各突
出壁16a,16aの上端寄り位置には、図1及び図4
に示すように、後述する弧回動操作機構5の第2リンク
52の一端部を枢支する上側軸受部17が設けられ、
又、該上側軸受部17の直下で所定距離(例えば200
〜250mm程度)だけ離間した位置の側板16,16に
は、弧回動操作機構5の第1リンク51の上端部を枢支
する下側軸受部18,18が設けられている。この上側
軸受部17と下側軸受部18の使用方法は後述する。
尚、基台1の下面4隅にキャスターを取付けると、この
板金加工機を手押し移動させることができて便利であ
る。
【0027】取付台20は、側面視においてコ形の枠体
21と、該枠体21を左右方向にスライド自在に支持す
るガイド部材27とを有している。尚、枠体21は、後
述するようにガイド部材27に対してスライド調整手段
6で進退調整し得るようになっている。
21と、該枠体21を左右方向にスライド自在に支持す
るガイド部材27とを有している。尚、枠体21は、後
述するようにガイド部材27に対してスライド調整手段
6で進退調整し得るようになっている。
【0028】挟持ユニット10及び板金送り機構3はそ
れぞれ取付台20の枠体21に取付けられ、さらに該取
付台20は弧回動操作機構5を介して基台1の上方で弧
回動可能に支持されている。尚、挟持ユニット10、板
金送り機構3及び取付台20は、基台1に対して弧回動
可能なる可動ユニット2を構成する。
れぞれ取付台20の枠体21に取付けられ、さらに該取
付台20は弧回動操作機構5を介して基台1の上方で弧
回動可能に支持されている。尚、挟持ユニット10、板
金送り機構3及び取付台20は、基台1に対して弧回動
可能なる可動ユニット2を構成する。
【0029】取付台20の枠体21は、それぞれ中空の
上部横枠22と下部横枠23と縦枠24とで側面視コ形
に形成されている。又、該上部横枠22と下部横枠23
と縦枠24とで囲われた内部に比較的大容積の空間部2
5が形成されている。
上部横枠22と下部横枠23と縦枠24とで側面視コ形
に形成されている。又、該上部横枠22と下部横枠23
と縦枠24とで囲われた内部に比較的大容積の空間部2
5が形成されている。
【0030】この枠体21は、ガイド部材27でスライ
ド自在に支持されているが、このスライド機構は図2、
図6、図7に示すように構成されている。即ち、枠体2
1の下部横枠23の前後方向両側面の下端部には、それ
ぞれ左右方向に長いスライド部材26,26が固定され
ている。他方、ガイド部材27は下部横枠23の下面側
に設置されていて、該ガイド部材27の前後方向両端部
には、上記各スライド部材26,26をそれぞれ左右方
向にガイドするレール部(あるいは受台)28,28が
設けられている。そして、該各レール部28,28上に
それぞれ枠体21側の各スライド部材26,26を載置
することにより、枠体21をガイド部材27に対して左
右方向にスライドし得るようにしている。
ド自在に支持されているが、このスライド機構は図2、
図6、図7に示すように構成されている。即ち、枠体2
1の下部横枠23の前後方向両側面の下端部には、それ
ぞれ左右方向に長いスライド部材26,26が固定され
ている。他方、ガイド部材27は下部横枠23の下面側
に設置されていて、該ガイド部材27の前後方向両端部
には、上記各スライド部材26,26をそれぞれ左右方
向にガイドするレール部(あるいは受台)28,28が
設けられている。そして、該各レール部28,28上に
それぞれ枠体21側の各スライド部材26,26を載置
することにより、枠体21をガイド部材27に対して左
右方向にスライドし得るようにしている。
【0031】又、枠体21(スライド部材26,26)
とガイド部材27(レール部28,28)間には、枠体
21をガイド部材27に対して左右方向にスライドさせ
るスライド調整手段6,6が設けられている。このスラ
イド調整手段6,6は、図6及び図7に示すように、各
スライド部材26,26の後端面から前方に向けて刻設
した雌ネジ30,30にガイド部材27の後端壁27a
から調整ネジ61,61を螺合している。各調整ネジ6
1,61は、ガイド部材27の後端壁27aに対して定
位置で回動するようにしている。又、該後端壁27aに
はスライド部材26,26の後端面を押圧する押しネジ
62,62が螺合されている。そして、このスライド調
整手段6では、押しネジ62を符号62′(図7)で示
すように後退させた状態で、調整ネジ61,61を螺入
又は螺解することによって、ガイド部材27に対して枠
体21を前後にスライドさせることができるようになっ
ている。尚、このスライド機構は、上挟持部材11の前
面に、アタッチメントとして使用される加工用円盤13
をセットするためのものであるが、枠体21をガイド部
材27に対して左右にスライドさせる距離(図7におけ
る符号L)は、加工用円盤13の厚さ分とほぼ同距離だ
け操作される。
とガイド部材27(レール部28,28)間には、枠体
21をガイド部材27に対して左右方向にスライドさせ
るスライド調整手段6,6が設けられている。このスラ
イド調整手段6,6は、図6及び図7に示すように、各
スライド部材26,26の後端面から前方に向けて刻設
した雌ネジ30,30にガイド部材27の後端壁27a
から調整ネジ61,61を螺合している。各調整ネジ6
1,61は、ガイド部材27の後端壁27aに対して定
位置で回動するようにしている。又、該後端壁27aに
はスライド部材26,26の後端面を押圧する押しネジ
62,62が螺合されている。そして、このスライド調
整手段6では、押しネジ62を符号62′(図7)で示
すように後退させた状態で、調整ネジ61,61を螺入
又は螺解することによって、ガイド部材27に対して枠
体21を前後にスライドさせることができるようになっ
ている。尚、このスライド機構は、上挟持部材11の前
面に、アタッチメントとして使用される加工用円盤13
をセットするためのものであるが、枠体21をガイド部
材27に対して左右にスライドさせる距離(図7におけ
る符号L)は、加工用円盤13の厚さ分とほぼ同距離だ
け操作される。
【0032】枠体21における上部横枠22の先端部に
は、上挟持部材11,11を取付けるための上部台板3
1が設けられている。他方、枠体21における下部横枠
23の先端部には、下挟持部材12,12を取付けるた
めの下部台板32が設けられている。上部台板31と下
部台板32とは、図4に示すように略長方形状で相互に
上下対称に設置されている。又、上部台板31の下面と
下部台板32の上面はそれぞれ直線状となっており、且
つ該上部台板31の下面と下部台板32の上面とは加工
すべき板金Zの厚さよりわずかに大きい程度の小間隔を
もたせている。尚、この実施例で使用されている上下各
台板31,32は、高さが210mm、横幅が370mm、
厚さが40mm程度となっている。
は、上挟持部材11,11を取付けるための上部台板3
1が設けられている。他方、枠体21における下部横枠
23の先端部には、下挟持部材12,12を取付けるた
めの下部台板32が設けられている。上部台板31と下
部台板32とは、図4に示すように略長方形状で相互に
上下対称に設置されている。又、上部台板31の下面と
下部台板32の上面はそれぞれ直線状となっており、且
つ該上部台板31の下面と下部台板32の上面とは加工
すべき板金Zの厚さよりわずかに大きい程度の小間隔を
もたせている。尚、この実施例で使用されている上下各
台板31,32は、高さが210mm、横幅が370mm、
厚さが40mm程度となっている。
【0033】又、上部台板31は、上部横枠22に対し
て上下スライド可能に取付けられており、しかも該上部
台板31は上下動調整装置7によって適宜高さ位置(即
ち、上部台板下面と下部台板上面との間に加工される板
金を挿通させ得る間隔を設けた位置)で固定し得るよう
になっている。尚、この上下動調整装置7は、図3及び
図4に示すように調整ネジ71を有しており、該調整ネ
ジ71によって上部台板31の高さを調整し得るととも
に、該上部台板31に対して所定高さで固定し得るよう
になっている。
て上下スライド可能に取付けられており、しかも該上部
台板31は上下動調整装置7によって適宜高さ位置(即
ち、上部台板下面と下部台板上面との間に加工される板
金を挿通させ得る間隔を設けた位置)で固定し得るよう
になっている。尚、この上下動調整装置7は、図3及び
図4に示すように調整ネジ71を有しており、該調整ネ
ジ71によって上部台板31の高さを調整し得るととも
に、該上部台板31に対して所定高さで固定し得るよう
になっている。
【0034】挟持ユニット10は、図4に示すように左
右2枚の上挟持部材11,11と同じく左右2枚の下挟
持部材12,12を有している。この上下各挟持部材1
1,12は、この実施例では相互に同形で、直径が12
5mm、厚さが9mm程度の真円状の円盤が使用されてい
る。又、上挟持部材11,11の前面側(矢印A側)の
エッジ部は、鋭利に角出しして剪断用の刃先11aとし
ている。尚、この刃先11aは、後述するように切断装
置8の一部を構成するものである。又、各上挟持部材1
1,11には、図4及び図5に示すように、それぞれ複
数個づつ(図示例では4個づつ)のネジ穴11b,11
b・・が形成されている。この各ネジ穴11bは、後述
するように上挟持部材11の前面に別の加工用円盤13
を取付けるためのものである。
右2枚の上挟持部材11,11と同じく左右2枚の下挟
持部材12,12を有している。この上下各挟持部材1
1,12は、この実施例では相互に同形で、直径が12
5mm、厚さが9mm程度の真円状の円盤が使用されてい
る。又、上挟持部材11,11の前面側(矢印A側)の
エッジ部は、鋭利に角出しして剪断用の刃先11aとし
ている。尚、この刃先11aは、後述するように切断装
置8の一部を構成するものである。又、各上挟持部材1
1,11には、図4及び図5に示すように、それぞれ複
数個づつ(図示例では4個づつ)のネジ穴11b,11
b・・が形成されている。この各ネジ穴11bは、後述
するように上挟持部材11の前面に別の加工用円盤13
を取付けるためのものである。
【0035】そして、該各上挟持部材11,11と各下
挟持部材12,12をそれぞれ上下に対応させた状態で
それぞれ前記上部台板31と下部台板32に軸着してい
る。各上挟持部材11,11は、その下面が上部台板3
1の下面からわずかに(1mm程度)突出した状態で取付
けられている。又、各下挟持部材12,12も、その上
面が下部台板32の上面からわずかに(1mm程度)突出
した状態で取付けられている。尚、被加工板金Zは上挟
持部材11,11の下面と下挟持部材12,12の上面
とで挟持されるが、該上挟持部材11,11の下面と下
挟持部材12,12の上面との間隔は、被加工板金Zの
厚さに応じて上記上下動調整装置7で調整される。
挟持部材12,12をそれぞれ上下に対応させた状態で
それぞれ前記上部台板31と下部台板32に軸着してい
る。各上挟持部材11,11は、その下面が上部台板3
1の下面からわずかに(1mm程度)突出した状態で取付
けられている。又、各下挟持部材12,12も、その上
面が下部台板32の上面からわずかに(1mm程度)突出
した状態で取付けられている。尚、被加工板金Zは上挟
持部材11,11の下面と下挟持部材12,12の上面
とで挟持されるが、該上挟持部材11,11の下面と下
挟持部材12,12の上面との間隔は、被加工板金Zの
厚さに応じて上記上下動調整装置7で調整される。
【0036】枠体21の空間部25内には、挟持ユニッ
ト10で挟持された被加工板金Zの挟持側端部寄りを上
下から保持する上保持ローラ74と下保持ローラ75と
が設けられている。上保持ローラ74は上部横枠22の
下面から下方に向けて取付け、又下保持ローラ75は下
部横枠23の上面から上方に向けて取付けている。この
各保持ローラ74,75は、板金送り機構3により板金
Zを送り操作する際に、上下両挟持部材11,12と協
同して該板金Zを安定した姿勢で移動させるためのもの
である。尚、この上下各保持ローラ74,75は、相互
に近接・離間方向に位置調整可能として該両ローラ間の
間隔を調整したり、あるいは上部横枠22及び下部横枠
23に対して前後方向にスライド可能として板金保持位
置を前後調整し得るようにしてもよい。又、該各保持ロ
ーラ74,75は、取外して運転することもできる。
ト10で挟持された被加工板金Zの挟持側端部寄りを上
下から保持する上保持ローラ74と下保持ローラ75と
が設けられている。上保持ローラ74は上部横枠22の
下面から下方に向けて取付け、又下保持ローラ75は下
部横枠23の上面から上方に向けて取付けている。この
各保持ローラ74,75は、板金送り機構3により板金
Zを送り操作する際に、上下両挟持部材11,12と協
同して該板金Zを安定した姿勢で移動させるためのもの
である。尚、この上下各保持ローラ74,75は、相互
に近接・離間方向に位置調整可能として該両ローラ間の
間隔を調整したり、あるいは上部横枠22及び下部横枠
23に対して前後方向にスライド可能として板金保持位
置を前後調整し得るようにしてもよい。又、該各保持ロ
ーラ74,75は、取外して運転することもできる。
【0037】板金送り機構3を構成する回転駆動装置4
は、この実施例では電動式のものが採用されていて、正
逆回転可能なモータ41を正又は逆回転方向に作動させ
ることによって上挟持部材11,11と下挟持部材1
2,12とを相互に逆方向に回転せしめ得るようになっ
ている。即ち、この回転駆動装置4は、図1、図4及び
図5に示すように、単一のモータ41からの動力で、ギ
ヤ42,43を介して下部横枠23内に横向き設置され
た下部軸45Aと、チエン44を介して上部横枠22内
に横向き設置された上部軸45Bとを同時に且つ相互に
逆回転するように駆動し、さらに下部軸45A及び上部
軸45Bの各挟持部材設置側端部にそれぞれギヤ46A
(46B)を取付け、該各ギヤ46A(46B)からそ
れぞれ別のギヤ47A,47A(47B,47B)及び
ギヤ48A,48A(48B,48B)を介して各上挟
持部材11,11と各下挟持部材12,12とを等速度
で相互に逆回転させるように駆動するようになってい
る。
は、この実施例では電動式のものが採用されていて、正
逆回転可能なモータ41を正又は逆回転方向に作動させ
ることによって上挟持部材11,11と下挟持部材1
2,12とを相互に逆方向に回転せしめ得るようになっ
ている。即ち、この回転駆動装置4は、図1、図4及び
図5に示すように、単一のモータ41からの動力で、ギ
ヤ42,43を介して下部横枠23内に横向き設置され
た下部軸45Aと、チエン44を介して上部横枠22内
に横向き設置された上部軸45Bとを同時に且つ相互に
逆回転するように駆動し、さらに下部軸45A及び上部
軸45Bの各挟持部材設置側端部にそれぞれギヤ46A
(46B)を取付け、該各ギヤ46A(46B)からそ
れぞれ別のギヤ47A,47A(47B,47B)及び
ギヤ48A,48A(48B,48B)を介して各上挟
持部材11,11と各下挟持部材12,12とを等速度
で相互に逆回転させるように駆動するようになってい
る。
【0038】従って、板金送り機構3は、上下両挟持部
材11,11,12,12間で被加工板金Zを挟圧した
状態で上記回転駆動装置4を作動させることにより、該
被加工板金Zを矢印C方向又は矢印D方向に移動せしめ
得るようになっている。
材11,11,12,12間で被加工板金Zを挟圧した
状態で上記回転駆動装置4を作動させることにより、該
被加工板金Zを矢印C方向又は矢印D方向に移動せしめ
得るようになっている。
【0039】弧回動操作機構5は、操作手段となる伸縮
シリンダ(エアシリンダ)50と、該伸縮シリンダ50
からの動力を可動ユニット2に伝達するリンク装置とを
有している。リンク装置は、図1、図2、図8〜図10
に示すように、第1〜第4の各リンク51〜54(それ
ぞれ左右一対ある)を有しており、該各リンク51〜5
4を次のように組付けて構成している。
シリンダ(エアシリンダ)50と、該伸縮シリンダ50
からの動力を可動ユニット2に伝達するリンク装置とを
有している。リンク装置は、図1、図2、図8〜図10
に示すように、第1〜第4の各リンク51〜54(それ
ぞれ左右一対ある)を有しており、該各リンク51〜5
4を次のように組付けて構成している。
【0040】即ち、4つの各リンク51〜54(それぞ
れ左右一対ある)において、第1リンク51は三角形の
板状のものを使用し、第2リンク52は長尺棒状のもの
を中間部で略L形に屈曲させたものを使用し、第3リン
ク53は縦向き棒状のものを使用し、第4リンク54は
短小のものを縦向きに使用している。そして、これらの
各リンクは、第1リンク51の上端側角部を基台側板1
6に設けた下側軸受部18に第1軸Aで枢支し、第2リ
ンク52の一端部(左側上端部)を基台側板16の突出
壁16aに設けた上側軸受部17に第2軸Bで枢支し、
第3リンク53の上端部を取付台20のガイド部材27
の左側寄り位置に第3軸Cで枢支し、第1リンク51の
下端部と第3リンク53の下端部とを第4軸Dで枢支
し、第4リンク54の上端部を取付台20のガイド部材
27の右側寄り位置に第5軸Eで枢支し、第2リンク5
2の他端部(右側端部)と第4リンク54の下端部とを
第6軸Fで枢支し、第2リンク52の中間部(屈曲部)
と第3リンク53の中間部(上部寄り位置)とを第7軸
Gで枢支して組付けている。又、これらの枢支部は、第
1軸Aと第2軸Bと第7軸Gと第4軸Dとがそれぞれ平
行四辺形の各頂部に位置し、且つ第3軸Cと第5軸Eと
第6軸Fと第7軸Gとがそれぞれ別の平行四辺形の各頂
部に位置し、さらに可動ユニット2の弧回動中心Pと第
2軸Bと第7軸Gと第3軸Cとがそれぞれさらに別の平
行四辺形の各頂部に位置するように設定している。
れ左右一対ある)において、第1リンク51は三角形の
板状のものを使用し、第2リンク52は長尺棒状のもの
を中間部で略L形に屈曲させたものを使用し、第3リン
ク53は縦向き棒状のものを使用し、第4リンク54は
短小のものを縦向きに使用している。そして、これらの
各リンクは、第1リンク51の上端側角部を基台側板1
6に設けた下側軸受部18に第1軸Aで枢支し、第2リ
ンク52の一端部(左側上端部)を基台側板16の突出
壁16aに設けた上側軸受部17に第2軸Bで枢支し、
第3リンク53の上端部を取付台20のガイド部材27
の左側寄り位置に第3軸Cで枢支し、第1リンク51の
下端部と第3リンク53の下端部とを第4軸Dで枢支
し、第4リンク54の上端部を取付台20のガイド部材
27の右側寄り位置に第5軸Eで枢支し、第2リンク5
2の他端部(右側端部)と第4リンク54の下端部とを
第6軸Fで枢支し、第2リンク52の中間部(屈曲部)
と第3リンク53の中間部(上部寄り位置)とを第7軸
Gで枢支して組付けている。又、これらの枢支部は、第
1軸Aと第2軸Bと第7軸Gと第4軸Dとがそれぞれ平
行四辺形の各頂部に位置し、且つ第3軸Cと第5軸Eと
第6軸Fと第7軸Gとがそれぞれ別の平行四辺形の各頂
部に位置し、さらに可動ユニット2の弧回動中心Pと第
2軸Bと第7軸Gと第3軸Cとがそれぞれさらに別の平
行四辺形の各頂部に位置するように設定している。
【0041】このように、各リンク51〜54を上記の
条件で組付けることにより、可動ユニット2全体を両挟
持部材11,12による板金挟持部Zcを中心P(不動
の定位置)として上下弧回動し得るように取付けること
ができる。尚、この実施例では、可動ユニット2の弧回
動中心Pは、図5において円盤刃物81の上端右角部の
上部近接位置にあるが、枠体21がガイド部材27に対
して左右にスライドし得るようになっている関係上、使
用時には上挟持部材11の前面下端部(図13に示すよ
うに上挟持部材11前面に加工用円盤13を取付けた状
態では該加工用円盤13の前面下端部)が弧回動中心P
に位置するようにセットする。
条件で組付けることにより、可動ユニット2全体を両挟
持部材11,12による板金挟持部Zcを中心P(不動
の定位置)として上下弧回動し得るように取付けること
ができる。尚、この実施例では、可動ユニット2の弧回
動中心Pは、図5において円盤刃物81の上端右角部の
上部近接位置にあるが、枠体21がガイド部材27に対
して左右にスライドし得るようになっている関係上、使
用時には上挟持部材11の前面下端部(図13に示すよ
うに上挟持部材11前面に加工用円盤13を取付けた状
態では該加工用円盤13の前面下端部)が弧回動中心P
に位置するようにセットする。
【0042】又、弧回動操作機構5の伸縮シリンダ50
は、その伸縮側を第1リンク51に連結している。そし
て、該伸縮シリンダ50を伸縮操作することによって、
各リンク51〜54を介して可動ユニット2を、板金挟
持部Zcを中心Pとして図1(又は図8)の状態と図1
1の符号2′(又は図10)の状態との間で弧回動させ
ることができるようになっている。即ち、この実施例で
は、伸縮シリンダ50が最大伸長状態では、図1に示す
ように上下両挟持部材11,12間に挟持される被加工
板金Zが水平姿勢を維持するようになり、又伸縮シリン
ダ50が縮小するにつれて、上挟持部材11における下
面前縁部を中心Pとして可動ユニット2全体を板金送り
方向に対してその周方向上側に弧回動せしめて板金Zの
挟持側部分Zaを所定角度だけ折曲し(例えば図11の
実線図示状態)、伸縮シリンダ50が最大縮小した状態
では、可動ユニット2を図11に鎖線図示(符号2′)
する如く鉛直姿勢まで立起して板金Zの挟持側部分Za
を角度90°まで折曲するようになっている。
は、その伸縮側を第1リンク51に連結している。そし
て、該伸縮シリンダ50を伸縮操作することによって、
各リンク51〜54を介して可動ユニット2を、板金挟
持部Zcを中心Pとして図1(又は図8)の状態と図1
1の符号2′(又は図10)の状態との間で弧回動させ
ることができるようになっている。即ち、この実施例で
は、伸縮シリンダ50が最大伸長状態では、図1に示す
ように上下両挟持部材11,12間に挟持される被加工
板金Zが水平姿勢を維持するようになり、又伸縮シリン
ダ50が縮小するにつれて、上挟持部材11における下
面前縁部を中心Pとして可動ユニット2全体を板金送り
方向に対してその周方向上側に弧回動せしめて板金Zの
挟持側部分Zaを所定角度だけ折曲し(例えば図11の
実線図示状態)、伸縮シリンダ50が最大縮小した状態
では、可動ユニット2を図11に鎖線図示(符号2′)
する如く鉛直姿勢まで立起して板金Zの挟持側部分Za
を角度90°まで折曲するようになっている。
【0043】支持台15は、図3に示すように下部台板
32とほぼ同形・同大きさを有し、且つその上面に図2
に示すように小幅の平面部が形成されている。この支持
台15の上面は、板金折曲作業時には図5に示すように
下部台板32の上面とほぼ同高さに位置決めして使用さ
れる。尚、この支持台15は、後述するように切断装置
8の円盤刃物81を微小高さだけ上下動せしめるための
刃物進退操作機構9により上下微調整させることができ
るようになっている。
32とほぼ同形・同大きさを有し、且つその上面に図2
に示すように小幅の平面部が形成されている。この支持
台15の上面は、板金折曲作業時には図5に示すように
下部台板32の上面とほぼ同高さに位置決めして使用さ
れる。尚、この支持台15は、後述するように切断装置
8の円盤刃物81を微小高さだけ上下動せしめるための
刃物進退操作機構9により上下微調整させることができ
るようになっている。
【0044】切断装置8は、上記各上挟持部材11,1
1と、該各上挟持部材11,11と同径の円盤刃物8
1,81(左右2枚ある)と、該各円盤刃物81,81
を回転させる回転駆動装置82とを有している。各円盤
刃物81,81は、各上挟持部材11,11間の前後方
向の間隔と等間隔をもってそれぞれ支持台15の側面に
軸支されている。又、回転駆動装置82は、支持台15
の側面に取付けたモータ83からの動力で、順次第1ギ
ヤ84、第2ギヤ85,85(左右一対ある)、第3ギ
ヤ86,86(左右一対ある)を介してそれぞれ円盤刃
物81,81を相互に同方向に回転せしめるようになっ
ている。第3ギヤ86,86は、円盤刃物81と同径か
それよりごくわずかに(例えば0.5〜1mm程度)大径に
形成されており、且つ該各円盤刃物81,81の右側
(矢印A側)に接合させた状態でしかも円盤刃物81と
同軸上に取付けられている。又、第3ギヤ86,86と
円盤刃物81,81は、それらの上面が、支持台15の
上面とほぼ同高さかあるいはそれよりごくわずかに(例
えば0.5mm程度)上方に突出するようにして取付けられ
ている。
1と、該各上挟持部材11,11と同径の円盤刃物8
1,81(左右2枚ある)と、該各円盤刃物81,81
を回転させる回転駆動装置82とを有している。各円盤
刃物81,81は、各上挟持部材11,11間の前後方
向の間隔と等間隔をもってそれぞれ支持台15の側面に
軸支されている。又、回転駆動装置82は、支持台15
の側面に取付けたモータ83からの動力で、順次第1ギ
ヤ84、第2ギヤ85,85(左右一対ある)、第3ギ
ヤ86,86(左右一対ある)を介してそれぞれ円盤刃
物81,81を相互に同方向に回転せしめるようになっ
ている。第3ギヤ86,86は、円盤刃物81と同径か
それよりごくわずかに(例えば0.5〜1mm程度)大径に
形成されており、且つ該各円盤刃物81,81の右側
(矢印A側)に接合させた状態でしかも円盤刃物81と
同軸上に取付けられている。又、第3ギヤ86,86と
円盤刃物81,81は、それらの上面が、支持台15の
上面とほぼ同高さかあるいはそれよりごくわずかに(例
えば0.5mm程度)上方に突出するようにして取付けられ
ている。
【0045】そして、この円盤刃物81つきの支持台1
5は、該各円盤刃物81,81が前記下挟持部材12,
12に近接・対向する状態で、次に説明する刃物進退操
作機構9の縦ガイド94,94に上下スライド自在に装
着されている。尚、各円盤刃物81,81は、回転駆動
装置82により前記各上挟持部材11,11とは等速度
で且つ逆方向に回転せしめられる。
5は、該各円盤刃物81,81が前記下挟持部材12,
12に近接・対向する状態で、次に説明する刃物進退操
作機構9の縦ガイド94,94に上下スライド自在に装
着されている。尚、各円盤刃物81,81は、回転駆動
装置82により前記各上挟持部材11,11とは等速度
で且つ逆方向に回転せしめられる。
【0046】刃物進退操作機構9は、ハンドル91を回
動させることにより、円盤刃物つきの支持台15全体を
左右一対の縦ガイド94,94に沿って微小高さだけ上
下動せしめ得るようになっている。各縦ガイド94,9
4は、図2及び図3に示すように、基台1の左右各側板
16,16に固定されている。支持台15には、左右一
対のスクリューボルト93,93が螺合されている。こ
の各スクリューボルト93,93は、ハンドル91によ
って駆動される各ギヤ装置92,92を介して回転せし
められる。そして、この刃物進退操作機構9は、ハンド
ル91を右又は左回転させることにより、各ギヤ装置9
2,92を介して各スクリューボルト93,93を回転
させ、それによって支持台15を各縦ガイド94,94
に沿って上動あるいは下動せしめ得るようになってい
る。尚、この刃物進退操作機構9には、ハンドル91の
回転を禁止するロック機構を設けるとよい。
動させることにより、円盤刃物つきの支持台15全体を
左右一対の縦ガイド94,94に沿って微小高さだけ上
下動せしめ得るようになっている。各縦ガイド94,9
4は、図2及び図3に示すように、基台1の左右各側板
16,16に固定されている。支持台15には、左右一
対のスクリューボルト93,93が螺合されている。こ
の各スクリューボルト93,93は、ハンドル91によ
って駆動される各ギヤ装置92,92を介して回転せし
められる。そして、この刃物進退操作機構9は、ハンド
ル91を右又は左回転させることにより、各ギヤ装置9
2,92を介して各スクリューボルト93,93を回転
させ、それによって支持台15を各縦ガイド94,94
に沿って上動あるいは下動せしめ得るようになってい
る。尚、この刃物進退操作機構9には、ハンドル91の
回転を禁止するロック機構を設けるとよい。
【0047】上挟持部材11の前面に取付けられる加工
用円盤13は、例えば図13に示すように、外周のエッ
ジ部分に適宜曲率のアール13aを形成したもの、ある
いは該エッジ部分を鋭利に角出しした刃先を形成したも
の、等が使用可能である。そして、この加工用円盤13
は、左右両上挟持部材11,11に対してその前面側に
当てがった状態で、加工用円盤13の外側から複数本の
ボルト14をそれぞれ上挟持部材11の各雌ネジ11b
に螺入させることによって固定される。
用円盤13は、例えば図13に示すように、外周のエッ
ジ部分に適宜曲率のアール13aを形成したもの、ある
いは該エッジ部分を鋭利に角出しした刃先を形成したも
の、等が使用可能である。そして、この加工用円盤13
は、左右両上挟持部材11,11に対してその前面側に
当てがった状態で、加工用円盤13の外側から複数本の
ボルト14をそれぞれ上挟持部材11の各雌ネジ11b
に螺入させることによって固定される。
【0048】図示実施例の板金加工機は次のようにして
使用される。まず、被加工板金Zを上下両挟持部材1
1,12によって折曲加工する際には、その加工すべき
板金Zの板厚さに応じて、上下動調整装置7により上部
台板31の高さを調整して、上挟持部材11,11の下
面と下挟持部材12,12の上面との間隔を調整する。
又、刃物進退操作機構9により支持台15の上面高さを
図5に示すように下部台板32の上面高さとほぼ同高さ
に位置決めする。尚、枠体21はガイド部材27に対し
て左右にスライドし得るようになっているが、スライド
調整手段6により上挟持部材11の前面下端部が弧回動
中心Pに位置するように設定しておく。
使用される。まず、被加工板金Zを上下両挟持部材1
1,12によって折曲加工する際には、その加工すべき
板金Zの板厚さに応じて、上下動調整装置7により上部
台板31の高さを調整して、上挟持部材11,11の下
面と下挟持部材12,12の上面との間隔を調整する。
又、刃物進退操作機構9により支持台15の上面高さを
図5に示すように下部台板32の上面高さとほぼ同高さ
に位置決めする。尚、枠体21はガイド部材27に対し
て左右にスライドし得るようになっているが、スライド
調整手段6により上挟持部材11の前面下端部が弧回動
中心Pに位置するように設定しておく。
【0049】そして、この状態で被加工板金Zの先端側
を、その折曲線を形成すべき長さ方向を前後方向(矢印
C−D方向)に向けた状態でしかも折曲すべき位置を上
挟持部材11の板金挟持面の先端部(刃先形成部分)1
1aに合致させた状態で手前側の上下両挟持部材11,
12間に押し込んで挟持させる(被加工板金における反
挟持側部分は支持台15上に載せられている)。このと
き、被加工板金Zを上下各保持ローラ74,75間にも
挿入しておく。又、折曲加工すべき最終形状として例え
ば断面コ形の樋状に形成する場合のように、被加工板金
Zとして、予め一端側を符号Zd(図1及び図11)で
示すように上方(又は下方)に折曲させたものを使用し
た場合であっても、該折曲部Zdが取付台20の上部横
枠22と下部横枠23と縦枠24との間に形成されてい
る空間部25内に収容されるため、該折曲部Zdが板金
加工機の構成部材に衝突することがない。
を、その折曲線を形成すべき長さ方向を前後方向(矢印
C−D方向)に向けた状態でしかも折曲すべき位置を上
挟持部材11の板金挟持面の先端部(刃先形成部分)1
1aに合致させた状態で手前側の上下両挟持部材11,
12間に押し込んで挟持させる(被加工板金における反
挟持側部分は支持台15上に載せられている)。このと
き、被加工板金Zを上下各保持ローラ74,75間にも
挿入しておく。又、折曲加工すべき最終形状として例え
ば断面コ形の樋状に形成する場合のように、被加工板金
Zとして、予め一端側を符号Zd(図1及び図11)で
示すように上方(又は下方)に折曲させたものを使用し
た場合であっても、該折曲部Zdが取付台20の上部横
枠22と下部横枠23と縦枠24との間に形成されてい
る空間部25内に収容されるため、該折曲部Zdが板金
加工機の構成部材に衝突することがない。
【0050】続いて、その挟持されている被加工板金Z
の板厚さに応じて弧回動操作機構5の伸縮シリンダ51
を適宜長さだけ縮小せしめて、可動ユニット2全体を適
宜の角度範囲(例えば図5において符号2′で示す鎖線
図示、あるいは図11において符号2で示す実線図示の
ように角度45°)だけ傾斜させる。すると、被加工板
金Zにおける上下両挟持部材11,12による挟持部Z
cは、反挟持側部分Zbが支持台15の上面で支持され
ており且つ下部台板32の上面が矢印A−B方向に適宜
幅(30〜40mm)を有していることにより、容易に折
曲させることができる。又、このとき可動ユニット2の
弧回動中心Pは、板金挟持部Zcにおける上挟持部材1
1の下面先端部11aにあるので、比較的小さい曲げ力
でもスムーズに折曲させることができ、しかもシャープ
な角出しができる。
の板厚さに応じて弧回動操作機構5の伸縮シリンダ51
を適宜長さだけ縮小せしめて、可動ユニット2全体を適
宜の角度範囲(例えば図5において符号2′で示す鎖線
図示、あるいは図11において符号2で示す実線図示の
ように角度45°)だけ傾斜させる。すると、被加工板
金Zにおける上下両挟持部材11,12による挟持部Z
cは、反挟持側部分Zbが支持台15の上面で支持され
ており且つ下部台板32の上面が矢印A−B方向に適宜
幅(30〜40mm)を有していることにより、容易に折
曲させることができる。又、このとき可動ユニット2の
弧回動中心Pは、板金挟持部Zcにおける上挟持部材1
1の下面先端部11aにあるので、比較的小さい曲げ力
でもスムーズに折曲させることができ、しかもシャープ
な角出しができる。
【0051】次に、該可動ユニット2をそのまま傾斜さ
せた状態で回転駆動装置4のモータ41を正(又は逆)
回転方向に駆動させて上下両挟持部材11,11,1
2,12を相互に逆方向に回転させるとともに、切断装
置8のモータ83も各円盤刃物81,81(及び第3ギ
ヤ86,86)が下挟持部材12と同方向に回転するよ
うに駆動させる。すると、上下両挟持部材間に挟持して
いる被加工板金Zは、挟持ユニット10の送り作用と支
持台15側の第3ギヤ86,86の送り作用とによって
順次矢印C方向に送られるが、そのとき板金挟持部Zc
を順次所定角度(例えば45°)だけ折曲するようにな
る。そして、該被加工板金Zの後行側端部まで折曲せし
め終わった時点(被加工板金Zの後行側端部がまだ上下
両挟持部材間に挟持されている)で回転駆動装置4のモ
ータ41を停止させる。この状態では被加工板金Zはそ
の全長に亘って所定の角度(例えば45°)だけ折曲さ
れている。
せた状態で回転駆動装置4のモータ41を正(又は逆)
回転方向に駆動させて上下両挟持部材11,11,1
2,12を相互に逆方向に回転させるとともに、切断装
置8のモータ83も各円盤刃物81,81(及び第3ギ
ヤ86,86)が下挟持部材12と同方向に回転するよ
うに駆動させる。すると、上下両挟持部材間に挟持して
いる被加工板金Zは、挟持ユニット10の送り作用と支
持台15側の第3ギヤ86,86の送り作用とによって
順次矢印C方向に送られるが、そのとき板金挟持部Zc
を順次所定角度(例えば45°)だけ折曲するようにな
る。そして、該被加工板金Zの後行側端部まで折曲せし
め終わった時点(被加工板金Zの後行側端部がまだ上下
両挟持部材間に挟持されている)で回転駆動装置4のモ
ータ41を停止させる。この状態では被加工板金Zはそ
の全長に亘って所定の角度(例えば45°)だけ折曲さ
れている。
【0052】そして、該被加工板金Zをさらに大きく折
曲させる場合には、上下両挟持部材11,11,12,
12間に第1次的に予備折曲された被加工板金Zの端部
を挟持したままで、弧回動操作機構5の伸縮シリンダ5
1をもう一段縮小させて可動ユニット2をさらに大きく
傾斜させた後、回転駆動装置4のモータ41及び切断装
置8のモータ83をそれぞれ逆(又は正)回転させて、
上記同様にしてその第1次的に折曲された被加工板金Z
をそれより深い角度まで折曲させる(図示例のものでは
図11に鎖線図示するように可動ユニット2を符号2′
の位置まで弧回動させて被加工板金を角度90°まで折
曲させることができる)。尚、被加工板金Zの板厚さが
大きい場合には、1回の折曲角度を小さく(例えば角度
20°程度)して数回に分けて所定角度まで折曲させる
ようにすればよい。
曲させる場合には、上下両挟持部材11,11,12,
12間に第1次的に予備折曲された被加工板金Zの端部
を挟持したままで、弧回動操作機構5の伸縮シリンダ5
1をもう一段縮小させて可動ユニット2をさらに大きく
傾斜させた後、回転駆動装置4のモータ41及び切断装
置8のモータ83をそれぞれ逆(又は正)回転させて、
上記同様にしてその第1次的に折曲された被加工板金Z
をそれより深い角度まで折曲させる(図示例のものでは
図11に鎖線図示するように可動ユニット2を符号2′
の位置まで弧回動させて被加工板金を角度90°まで折
曲させることができる)。尚、被加工板金Zの板厚さが
大きい場合には、1回の折曲角度を小さく(例えば角度
20°程度)して数回に分けて所定角度まで折曲させる
ようにすればよい。
【0053】又、被加工板金Zを切断加工する場合に
は、刃物進退操作機構9のハンドル91を操作して、図
12に示すように円盤刃物81の上面を上挟持部材11
の下面の高さまで上動せしめ、その状態で上記折曲加工
作業と同様に上下両挟持部材11,12間に被加工板金
Zにおける切断すべき位置の先端部を差し込んだ後、回
転駆動装置4及び切断装置8の各モータ41,83を駆
動させればよい。すると、該被加工板金Zは、上下両挟
持部材11,12及び第3ギヤ86等の送り作用により
矢印D側に移動せしめられるにつれて、該被加工板金の
挟持部Zc近傍を上挟持部材11と円盤刃物81との剪
断作用により順次直線状に切断するようになる。尚、被
加工板金Zを全長さに亘って切断し終えると、該モータ
41,83を停止させる。
は、刃物進退操作機構9のハンドル91を操作して、図
12に示すように円盤刃物81の上面を上挟持部材11
の下面の高さまで上動せしめ、その状態で上記折曲加工
作業と同様に上下両挟持部材11,12間に被加工板金
Zにおける切断すべき位置の先端部を差し込んだ後、回
転駆動装置4及び切断装置8の各モータ41,83を駆
動させればよい。すると、該被加工板金Zは、上下両挟
持部材11,12及び第3ギヤ86等の送り作用により
矢印D側に移動せしめられるにつれて、該被加工板金の
挟持部Zc近傍を上挟持部材11と円盤刃物81との剪
断作用により順次直線状に切断するようになる。尚、被
加工板金Zを全長さに亘って切断し終えると、該モータ
41,83を停止させる。
【0054】又、板金Zの折り部にアールをつけた状態
で折曲する場合には、図7に示すように、押しネジ62
を符号62′で示すように緩めた状態で、調整ネジ61
により枠体21をアタッチメントとして使用される加工
用円盤13の厚さ分(寸法L)だけ後退させた後、押し
ネジ62を締め付けて枠体21をロックしておく。そし
て、図13に示すように上挟持部材11(両方共)の前
面に加工用円盤13をボルト止めし、上記折曲作業と同
様に行えば板金の折曲部に加工用円盤13の曲面部と同
じ曲率のアールを形成できる。又、枠体21を後退させ
た状態で、加工用円盤13を別の刃先つき加工用円盤に
取り換えると、枠体21をそのままの位置に置いた状態
で板金の切断作業が行える。
で折曲する場合には、図7に示すように、押しネジ62
を符号62′で示すように緩めた状態で、調整ネジ61
により枠体21をアタッチメントとして使用される加工
用円盤13の厚さ分(寸法L)だけ後退させた後、押し
ネジ62を締め付けて枠体21をロックしておく。そし
て、図13に示すように上挟持部材11(両方共)の前
面に加工用円盤13をボルト止めし、上記折曲作業と同
様に行えば板金の折曲部に加工用円盤13の曲面部と同
じ曲率のアールを形成できる。又、枠体21を後退させ
た状態で、加工用円盤13を別の刃先つき加工用円盤に
取り換えると、枠体21をそのままの位置に置いた状態
で板金の切断作業が行える。
【0055】このように、この板金加工機では、1台の
機械で板金の折曲機能と切断機能を兼備しており、しか
も折曲作業時と切断作業時の切換えを刃物進退操作機構
9による円盤刃物81の進退操作のみで行えるので使い
勝手が良好であるとともに、挟持ユニット10の上挟持
部材11を板金の折曲用と切断用とに兼用することがで
きる、という利点がある。
機械で板金の折曲機能と切断機能を兼備しており、しか
も折曲作業時と切断作業時の切換えを刃物進退操作機構
9による円盤刃物81の進退操作のみで行えるので使い
勝手が良好であるとともに、挟持ユニット10の上挟持
部材11を板金の折曲用と切断用とに兼用することがで
きる、という利点がある。
【0056】又、弧回動操作機構5の支持手段として、
4つのリンク51〜54を使用しているので、該弧回動
操作機構5の構成が簡単となり且つ安価に製作できる。
4つのリンク51〜54を使用しているので、該弧回動
操作機構5の構成が簡単となり且つ安価に製作できる。
【0057】又、この実施例では、取付台20に、左右
(矢印A−B方向)及び上下に大容積の空間部25を形
成しているので、被加工板金Zとして平面状のものばか
りでなく、予め折曲させた折曲部を有するものであって
も自由に折曲加工することができ、1枚の板金に複数箇
所の折曲加工を施すことができる。
(矢印A−B方向)及び上下に大容積の空間部25を形
成しているので、被加工板金Zとして平面状のものばか
りでなく、予め折曲させた折曲部を有するものであって
も自由に折曲加工することができ、1枚の板金に複数箇
所の折曲加工を施すことができる。
【図1】本発明の実施例にかかる板金加工機の側面図で
ある。
ある。
【図2】図1の板金加工機の平面図である。
【図3】図1のIII−III矢視図である。
【図4】図1のIV−IV矢視図である。
【図5】図1の板金加工機の一部拡大断面図である。
【図6】図1のVI−VI拡大断面図である。
【図7】図6のVII−VII拡大断面図である。
【図8】図1の板金加工機における弧回動操作機構の模
式図である。
式図である。
【図9】図8の状態変化図である。
【図10】図9の状態変化図である。
【図11】図1の板金加工機における板金折曲時の状態
変化図である。
変化図である。
【図12】図1の板金加工機における板金切断時の使用
状態を示す一部断面図である。
状態を示す一部断面図である。
【図13】図1の板金加工機の他の使用例を示す図6相
当図である。
当図である。
【図14】公知の板金加工機(板金折曲機)の側面図で
ある。
ある。
【図15】図14の板金加工機の作用説明図である。
1は基台、2は可動ユニット、3は板金送り機構、4は
回転駆動装置、5は弧回動操作機構、6はスライド調整
手段、7は上下動調整装置、8は切断装置、9は刃物進
退操作機構、10は挟持ユニット、11は上挟持部材、
11aは上挟持部材の刃先、12は下挟持部材、13は
加工用円盤、15は支持台、20は取付台、21は枠
体、27はガイド部材、51は第1リンク、52は第2
リンク、53は第3リンク、54は第4リンク、81は
円盤刃物、A〜Gは軸、Pは弧回動中心、Zは被加工板
金、Zbは板金外側部分、Zcは板金挟持部である。
回転駆動装置、5は弧回動操作機構、6はスライド調整
手段、7は上下動調整装置、8は切断装置、9は刃物進
退操作機構、10は挟持ユニット、11は上挟持部材、
11aは上挟持部材の刃先、12は下挟持部材、13は
加工用円盤、15は支持台、20は取付台、21は枠
体、27はガイド部材、51は第1リンク、52は第2
リンク、53は第3リンク、54は第4リンク、81は
円盤刃物、A〜Gは軸、Pは弧回動中心、Zは被加工板
金、Zbは板金外側部分、Zcは板金挟持部である。
Claims (3)
- 【請求項1】 基台(1)と、 該基台(1)に対して上下弧回動自在に取付けた取付台
(20)と、 該取付台(20)に設けられていて折曲加工されるべき
被加工板金(Z)をその表裏両側から挟持でき且つ外周
面をそれぞれ円形とした上下一対の挟持部材(11,1
2)を有する挟持ユニット(10)と、 前記取付台(20)に設けられていて一対の挟持部材
(11,12)を相互に逆方向に回転せしめる回転駆動
装置(4)を備え且つ該回転駆動装置(4)によって両
挟持部材(11,12)を相互に逆方向に回転せしめる
ことによって該両挟持部材(11,12)間に挟圧保持
されている被加工板金(Z)を順次横方向に移動せしめ
る如く構成されている板金送り機構(3)と、 前記一対の挟持部材(11,12)による板金挟持部
(Zc)を中心(P)として前記取付台(20)を前記
板金送り方向に対してその周方向に弧回動せしめる弧回
動操作機構(5)と、 前記被加工板金(Z)の折曲操作時に該被加工板金
(Z)における前記挟持ユニット(10)による挟持部
(Zc)とは幅方向外側部分(Zb)を支持する支持台
(15)とを備え、 基台(1)に、前記板金挟持部(Zc)より下方位置に
おいて上下に所定距離だけ離間させた上側軸受部(1
7)と下側軸受部(18)とを設け、 前記弧回動操作機構(5)は、基台(1)と取付台(2
0)との間にあって該取付台(20)を前記板金挟持部
(Zc)を中心(P)として上下弧回動自在に支持する
第1〜第4の各リンク(51〜54)と、前記取付台
(20)を上下弧回動させる操作手段(50)とを有
し、 該各リンク(51〜54)は、第1リンク(51)の上
端部を前記下側軸受部(18)に第1軸(A)で枢支
し、第2リンク(52)の一端部を前記上側軸受部(1
7)に第2軸(B)で枢支し、第3リンク(53)の上
端部を取付台(20)に第3軸(C)で枢支し、第1リ
ンク(51)の下端部と第3リンク(53)の下端部と
を第4軸(D)で枢支し、第4リンク(54)の上端部
を前記第3軸(C)から所定距離だけ離間した位置にお
いて取付台(20)に第5軸(E)で枢支し、第2リン
ク(52)の他端部と第4リンク(54)の下端部とを
第6軸(F)で枢支し、第2リンク(52)の中間部と
第3リンク(53)の中間部とを第7軸(G)で枢支し
て組付けるとともに、 前記第1軸(A)と第2軸(B)と第7軸(G)と第4
軸(D)とがそれぞれ平行四辺形の各頂部に位置し、且
つ前記第3軸(C)と第5軸(E)と第6軸(F)と第
7軸(G)とがそれぞれ別の平行四辺形の各頂部に位置
し、さらに前記弧回動中心(P)と第2軸(B)と第7
軸(G)と第3軸(C)とがそれぞれさらに別の平行四
辺形の各頂部に位置するように設定した、 ことを特徴とする板金加工機。 - 【請求項2】 請求項1記載の板金加工機において、 両挟持部材(11,12)のうちの少なくとも一方の挟
持部材(11)におけるエッジ部に環状の刃先(11
a)を形成する一方、 該刃先(11a)を形成した挟持部材(11)の近接位
置に、該刃先を形成した挟持部材(11)と協同して被
加工板金(Z)を剪断せしめ得る円盤刃物(81)を設
けるとともに、 該円盤刃物(81)を、刃先形成挟持部材(11)と協
同して挟持ユニット(10)で挟持している被加工板金
(Z)を剪断し得る剪断位置と該挟持ユニット(10)
で挟持している被加工板金(Z)を切断しない退避位置
との間で進退せしめる刃物進退操作機構(9)を備え
た、 ことを特徴とする板金加工機。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の板金加工機におい
て、 取付台(20)は、挟持ユニット(10)を設置した枠
体(21)と、該枠体(21)を支持台(15)に対し
て近接・離間方向にスライド自在にガイドするガイド部
材(27)とを備え、 第3リンク(53)の上端部を枢支する第3軸(C)と
第4リンク(54)の上端部を枢支する第5軸(E)と
をそれぞれガイド部材(27)に連結し、 前記枠体(21)とガイド部材(27)間に、枠体(2
1)をガイド部材(27)に対してスライドさせるスラ
イド調整手段(6)を設けるとともに、 支持台(15)と上下に対向する位置にある挟持部材
(11)の前面に別の加工用円盤(13)を着脱自在に
取付け得るようにした、 ことを特徴とする板金加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2532494A JPH0818072B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 板金加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2532494A JPH0818072B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 板金加工機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07232217A JPH07232217A (ja) | 1995-09-05 |
| JPH0818072B2 true JPH0818072B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=12162797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2532494A Expired - Fee Related JPH0818072B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 板金加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0818072B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1025692C1 (nl) * | 2004-03-11 | 2005-09-13 | Dako Werk Dowidat Kg | Buigmachine voor het buigen van strippen, platen, profielen, rond materiaal en dikwandige buis. |
| CN115464021B (zh) * | 2022-10-08 | 2025-11-11 | 山东万事达建筑钢品股份有限公司 | 一种折弯中缝扣条加工装置及中缝扣条 |
| CN115608821B (zh) * | 2022-12-20 | 2023-03-14 | 广东碧丽饮水设备有限公司 | 仿形圆弧加工成型模具 |
-
1994
- 1994-02-23 JP JP2532494A patent/JPH0818072B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07232217A (ja) | 1995-09-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |