JPH08181032A - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

積層セラミックコンデンサ

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JPH08181032A
JPH08181032A JP33599394A JP33599394A JPH08181032A JP H08181032 A JPH08181032 A JP H08181032A JP 33599394 A JP33599394 A JP 33599394A JP 33599394 A JP33599394 A JP 33599394A JP H08181032 A JPH08181032 A JP H08181032A
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JP
Japan
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layer
ceramic capacitor
internal electrode
layers
laminated
Prior art date
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Pending
Application number
JP33599394A
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English (en)
Inventor
Toru Ueno
亨 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 層間剥離が発生せず、絶縁抵抗の劣化もない
高信頼性の積層セラミックコンデンサを提供すること。 【構成】 内部電極層3及び強誘電体セラミック層2を
複数枚積層して有効層5を形成し、この有効層5の両面
に前記強誘電体セラミック層2のみを複数枚積層して非
有効層4を積層して形成した積層セラミックコンデンサ
において、前記非有効層4に、外部電極と電気的に接続
せず、かつ前記内部電極層3と同一組成の金属層7を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話・VTR・カメ
ラ等の電子機器に使用される積層セラミックコンデンサ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の積層セラミックコンデン
サは、次のように製造される。まず、ドクターブレード
工法やロール工法により、セラミック粉末を有機バイン
ダと混合したセラミックスラリーをセラミックグリーン
シート(以下、単にシートと称す)に成形する。次に、
このシート上に内部電極用ペーストをスクリーン印刷し
て、図2に示すように、内部電極層3を形成したシート
を複数枚積み重ね合わせて有効層5を形成する。更に、
この有効層5の上下に非有効層4となる、内部電極ペー
ストを印刷していないシートを複数枚積み重ね合わせ
る。その後、熱圧着し、特定形状に切断し、焼成して、
積層セラミックコンデンサ素子1が形成される。次い
で、内部電極が露出する取り出し端面に導電性ペースト
を塗布・焼付けして、外部電極を形成して積層セラミッ
クコンデンサが得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、セラミックと
内部電極とに収縮差があるために、内部電極層を積層し
ている有効層と、内部電極層を積層していない非有効層
との境界面に収縮歪みが発生して、セラミックコンデン
サ内に残留歪みとして残存し、その残留応力が電圧印加
等により解放され、図3に示すように、層間剥離(デラ
ミネーション)8や割れ9が発生して、絶縁抵抗劣化等
の信頼性不具合を発生するという問題があった。
【0004】本発明の課題は、積層セラミックコンデン
サの信頼性に大きく影響する層間剥離(デラミネーショ
ン)の発生原因の一つであるセラミック層と内部電極層
の収縮差を緩和させて、残留応力の発生をなくして、信
頼性の高い積層セラミックコンデンサを提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決・改善す
るために、本発明は、従来法における積層セラミックコ
ンデンサの内部電極層の積層されていない非有効層内
に、少なくとも一層以上、外部電極と電気的に接続しな
い、かつ内部電極層と同一組成の金属層を設けたもので
あり、このことにより、内部電極層を積層している有効
層と、内部電極層を積層していない非有効層の焼成収縮
差を緩和して、残留応力を発生させず、従って、層間剥
離(デラミネーション)及び割れのない、信頼性の高い
積層セラミックコンデンサを得ようとするものである。
【0006】即ち、本発明は、内部電極層及び強誘電体
セラミック層を複数層積層して有効層を形成し、この有
効層の両面に前記強誘電体セラミック層と同材の層を積
層して非有効層を形成してなる積層セラミックコンデン
サにおいて、前記非有効層の内側に外部電極と電気的に
接続せず、かつ前記内部電極層と同一組成からなる金属
層を設けたことを特徴とする積層セラミックコンデンサ
である。
【0007】
【作用】本発明においては、内部電極層の積層されてい
ない非有効層内に、内部電極層と同一組成の金属層を設
けることにより、焼成時の有効層と非有効層の収縮差が
緩和される。従って、セラミックコンデンサ内に収縮歪
みが残存せず、残留応力が発生しない。よって、電圧印
加の際、層間剥離(デラミネーション)が生じず、かつ
絶縁抵抗不良が起きない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の積層セラミックコンデン
サ素子の説明図である。図1(a)は、その斜視図、図
1(b)は、その断面図である。図1(a)、図1
(b)に示すように、本発明の積層セラミックコンデン
サ素子6は、セラミック層2、内部電極層3で構成され
る有効層5と、セラミック層2、金属層7で構成される
非有効層4とからなる。
【0009】本発明の積層セラミックコンデンサ素子6
は、次のように製造される。鉛系ペロブスカイトセラミ
ック粉末と有機バインダを混合し、スラリーを得た後、
セラミックグリーンシートを成形した。次に、このシー
ト上に内部電極としてAg−Pd系ペーストをスクリー
ン印刷し、これを積層して有効層5を形成した。
【0010】一方、その上下に内部電極を形成していな
いセラミックシートを複数枚積層して、非有効層4を形
成し積層体を得た。この非有効層を形成する際、外部電
極を取り出す端面に露出しないように、前記のAg−P
d系ペーストと同一組成の金属ペーストを前記セラミッ
クグリーンシート上にスクリーン印刷し、非有効層に金
属層を一層設けた。
【0011】このセラミック積層体を100〜150k
g/cm2の圧力、100〜140℃の温度で熱圧着
し、1000〜1200℃の温度にて焼成して、図1
(a)に示す、幅2.5mm、長さ3.2mm、厚さ2.
0mmの大きさの積層セラミックコンデンサ素子6を得
た。
【0012】次に、その焼結体の内部電極が露出する取
り出し端面に導電性ペーストを塗布・焼付けして、外部
電極を形成して積層セラミックコンデンサを得た。この
得られた積層セラミックコンデンサを実施例1とした。
実施例2として、前記の金属層を3層とした以外は、実
施例1と同様にして積層セラミックコンデンサを得た。
又、実施例3として、前記の金属層を5層とした以外
は、実施例1と同様にして積層セラミックコンデンサを
得た。同様に、比較例として従来法により同形状の積層
セラミックコンデンサを作製した。
【0013】以上のようにして得られた実施例1、実施
例2、実施例3、及び比較例の積層セラミックコンデン
サを、厚さ1.5mmのアルミナ基板上に半田付け実装
させ、40℃−90%RHの環境下にて定格電圧を印加し
て、1000Hr稼動後の層間剥離発生状況、及び絶縁
抵抗劣化を各々コンデンサ1000個について測定し
た。なお、絶縁抵抗は、1.0×109Ω以下を不良とし
た。又、静電容量・tanδの電気特性についても測定
した。表1、表2に、これらの結果を比較して示した。
【0014】
【0015】
【0016】以上のように、本発明の積層セラミックコ
ンデンサは、従来の積層セラミックコンデンサと比較し
て、層間剥離(デラミネーション)が見られず、絶縁抵
抗の劣化もないため、高い信頼性を有することがわか
る。又、静電容量・tanδの諸特性についても、従来
法と同等であり、問題がない。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、内部電
極の積層されている有効層の上下に形成される非有効層
内に外部電極と電気的に接続しない、かつ内部電極層と
同一組成の金属層を設けることにより、有効層と非有効
層との焼成収縮差が緩和され、焼成収縮差により発生し
ていた残留応力が発生せず、そのために、層間剥離(デ
ラミネーション)の発生はなく、かつ絶縁抵抗の劣化も
ない、高信頼性の積層セラミックコンデンサが提供でき
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層セラミックコンデンサ素子の説明
図。図1(a)は、本発明の積層セラミックコンデンサ
素子の斜視図。図1(b)は、本発明の積層セラミック
コンデンサ素子の断面図。
【図2】従来の積層セラミックコンデンサ素子の説明
図。図2(a)は、従来の積層セラミックコンデンサ素
子の斜視図。図2(b)は、従来の積層セラミックコン
デンサ素子の断面図。
【図3】従来の積層セラミックコンデンサ素子の不良を
説明する断面図。
【符号の説明】
1 (従来の)積層セラミックコンデンサ素子 2 (強誘電体)セラミック層 3 内部電極層 4 非有効層 5 有効層 6 (本発明の)積層セラミックコンデンサ素子 7 金属層 8 層間剥離 9 割れ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部電極層及び強誘電体セラミック層を
    複数層積層して有効層を形成し、この有効層の両面に前
    記強誘電体セラミック層と同材の層を積層して非有効層
    を形成してなる積層セラミックコンデンサにおいて、前
    記非有効層の内側に外部電極と電気的に接続せず、かつ
    前記内部電極層と同一組成からなる金属層を設けたこと
    を特徴とする積層セラミックコンデンサ。
JP33599394A 1994-12-22 1994-12-22 積層セラミックコンデンサ Pending JPH08181032A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002015941A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップ型電子部品
JP2002033236A (ja) * 2000-07-13 2002-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップ型電子部品
US8564930B2 (en) 2011-04-13 2013-10-22 Taiyo Yuden Co., Ltd. Laminated capacitor
US10224147B2 (en) 2013-07-10 2019-03-05 Taiyo Yuden Co., Ltd. Multilayer ceramic capacitor

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