JPH08181494A - 部品認識方法及び同装置 - Google Patents

部品認識方法及び同装置

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JPH08181494A
JPH08181494A JP6320763A JP32076394A JPH08181494A JP H08181494 A JPH08181494 A JP H08181494A JP 6320763 A JP6320763 A JP 6320763A JP 32076394 A JP32076394 A JP 32076394A JP H08181494 A JPH08181494 A JP H08181494A
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Shinji Inagaki
真次 稲垣
Masanobu Miyamoto
正信 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラインセンサを用いて部品の画像を取り込
み、その部品画像に基づいて部品の認識を行うものにお
いて、ラインセンサが走査方向と直交する方向に対して
傾いている場合でも、部品の認識を精度良く行うことが
できるようにする。 【構成】 部品認識時に撮像部3のラインセンサに対し
て部品装着用ヘッド1を一定方向に移動させる実装機コ
ントローラ8と、ラインセンサから部品画像を取り込ん
で認識を行う画像処理ユニット10とを備え、画像処理
ユニット10に座標変換手段16と部品位置演算処理手
段13とを設ける。上記座標変換手段16はラインセン
サの傾き角度に応じて座標変換式及びそれに基づく直線
の傾きについての関係式を求め、部品位置演算処理手段
13は部品画像に基づいて画像処理を行うとともに座標
変換手段16で求められた式を用いて補正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラインセンサを用いて
部品の認識を行う部品認識方法及び同装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、プリント基板にトランジスタ
等の電子部品を装着する実装機において、部品装着位置
の補正等のため、部品装着用ヘッドに吸着された部品を
撮像し、その画像に基づいて部品の認識を行うようにし
た装置は知られている。
【0003】すなわち、上記実装機に装備される認識装
置は、上記部品装着用ヘッドに吸着された部品を撮像す
るCCDカメラ等の撮像手段を有するとともに、この撮
像手段により撮像された部品の画像を取り込んでこれを
処理する画像処理手段を備えており、この画像処理手段
により部品の位置及び傾きが求められ、これに基づいて
プリント基板に対する部品装着位置の補正等が行われる
ようになっている。
【0004】上記画像処理手段による部品認識の方法と
しては、画像座標上に部品の画像を表してその画像の走
査及び演算等の処理を行い、例えば、画像座標上の種々
の位置に設定したライン上で濃度値の変化を調べ、それ
によって部品の側辺やエッジ点等を調べ、これに基づい
て部品の位置及び傾きを演算するものであり、その具体
的方法は従来において種々考えられている(例えば特開
平4−332199号公報参照)。
【0005】この種の部品認識のために部品を撮像する
方法としては、エリアセンサを用い、このエリアセンサ
に対応する位置に部品装着用ヘッドを位置させた状態
で、部品装着用ヘッドに吸着された部品を一度に撮像す
る方法と、CCD素子等を線状に配列したラインセンサ
を用い、このラインセンサに対して部品装着用ヘッドを
相対的に一定の走査方向に移動させ、その移動の間にラ
インセンサから部品の画像を取り込む方法とがあり、と
くにラインセンサを用いれば撮像部のコンパクト化及び
コストダウン等に有利となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように撮像手段
にラインセンサを用いて部品認識を行う場合、ラインセ
ンサに対して部品装着用ヘッドを相対的に移動させる走
査方向とラインセンサの方向とが直交するように設定さ
れることにより、正しい部品画像が得られ、上記走査方
向と直交する方向に対してラインセンサが傾くと画像に
歪みが生じる。このため、従来ではラインセンサを正し
く上記走査方向と直交させるべくセッティングに注意を
払っているが、部品認識装置においては高精度の部品認
識が要求されることから、それに見合うように精度良く
ラインセンサをセッティングすることは非常に難しく、
組付け誤差等で多少の傾きが生じることは往々にしてあ
る。そして、このようにラインセンサの傾きが生じた場
合に、従来では、画像に歪みが生じることに伴い、その
画像に基づいて求められる部品の位置や傾きに誤差が生
じ、実装精度の低下を招くことになる。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑み、ラインセン
サが走査方向と直交する方向に対して傾いている場合で
も、部品の認識を精度良く行うことができる部品認識方
法及び同装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
実装機の部品装着用ヘッドに部品を吸着させた後、撮像
部に設けたラインセンサと上記部品装着用ヘッドとを相
対応させた状態で上記部品装着用ヘッドをラインセンサ
に対して相対的に一定の走査方向に移動させつつ、上記
部品装着用ヘッドに吸着された部品の画像を上記ライン
センサから取り込み、その画像に基づいて所定の画像処
理により部品の認識を行う方法であって、上記走査方向
と直交する方向に対する上記ラインセンサの傾き角度を
検出し、この傾き角度から上記ラインセンサによる画像
座標系と実座標系との間の座標変換式を求め、この座標
変換式に基づき上記画像処理において補正を行うもので
ある。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に係る部
品認識方法において、上記ラインセンサの傾き角度から
実座標系の点とこれに対応する画像座標系上の点との関
係を示す座標変換式を求め、この座標変換式に基づいて
実座標系と画像座標系とでの直線の傾きの関係、及び実
座標系で直交する2直線の画像座標系での傾きの関係を
それぞれ示す関係式を求め、これらの式を用いて画像処
理の中で補正を行うものである。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に係る部品認識方法において、上記ラインセンサの傾き
角度を検出するためのテスト認識処理として、ラインセ
ンサを備えた撮像部に対して部品装着用ヘッドを相対的
に一定の走査方向に移動させつつ上記部品装着用ヘッド
に吸着された部品の画像を上記ラインセンサから取り込
んでその画像に基づき部品を認識する処理を、少なくと
も2回行い、その1回目の処理と2回目の処理とでライ
ンセンサに対する部品装着用ヘッドの位置を所定量だけ
オフセットさせ、そのオフセット量と上記1回目及び2
回目の各処理でそれぞれ求めた部品位置とから、上記ラ
インセンサの傾き角度を求めるものである。
【0011】請求項4に係る発明は、吸着ノズルを備え
て実装機に移動可能に設けられた部品装着用ヘッドと、
ラインセンサを備えた撮像部と、部品認識時に上記撮像
部のラインセンサに対して上記部品装着用ヘッドを相対
的に一定の走査方向に移動させる駆動制御手段と、上記
部品装着用ヘッドに吸着された部品の画像を上記ライン
センサから取り込んで部品の認識を行う画像処理ユニッ
トとを備え、上記画像処理ユニットに、上記ラインセン
サの傾き角度に応じてラインセンサによる画像座標系と
実座標系との間の座標変換式及びそれに基づく直線の傾
きについての関係式を求める座標変換手段と、上記ライ
ンセンサから取り込まれた部品の画像に基づいて部品の
位置及び傾きを求めるための所定の画像処理を行うとと
もに上記座標変換手段で求められた式を用いて補正を行
う部品位置演算処理手段とを設けたものである。
【0012】
【作用】上記請求項1に係る発明の部品認識方法による
と、ラインセンサから取り込まれた画像に基づいて所定
の画像処理により部品の認識が行われるときに、ライン
センサの傾き角度に応じた補正が加味されることによ
り、ラインセンサの傾きに起因して画像座標系による部
品画像に歪みが生じている場合でも、その影響が是正さ
れる。
【0013】具体的には、実座標系の点とこれに対応す
る画像座標系の点との間の座標変換式に基づいて実座標
系と画像座標系とでの直線の傾きの関係、及び実座標系
で直交する2直線の画像座標系での傾きの関係をそれぞ
れ示す関係式を求め、これらの式に基づいて補正を行う
(請求項2)ことにより、ラインセンサから取り込まれ
た画像に基づく画像処理の中で、或る直線に対して直交
関係にあるべき直線を求める際や、画像座標上の部品中
心線の傾きから部品の傾きを求める際等に、ラインセン
サの傾きに起因した部品画像に歪みの影響が是正され
る。
【0014】また、この方法において、上記請求項3の
ように少なくとも2回のテスト認識処理を行い、その1
回目と2回目とで部品装着用ヘッドの位置を所定量だけ
オフセットさせると、そのオフセット量と1回目及び2
回目の各処理でそれぞれ求めた部品位置とからラインセ
ンサの傾きが演算により求められる。
【0015】上記請求項4に係る発明の部品認識装置に
よると、上記画像処理ユニットに設けられた座標変換手
段によりラインセンサの傾き角度に応じた座標変換式及
び直線の傾きについての関係式が求められ、上記部品位
置演算処理手段により上記座標変換式及び関係式による
補正を加味した画像認識処理が行われることにより、上
記部品認識方法が自動的に行われる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0017】図1は部品認識装置の一実施例を示してい
る。この図において、1は実装機に装備された部品装着
用ヘッドであって、図外の部品供給部及びプリント基板
に対して相対的に移動可能となっており、この部品装着
用ヘッド1には吸着ノズル1aが昇降及び回転可能に設
けられている。そして、上記吸着ノズル1aにより部品
供給部から部品2を吸着した後、上記部品装着用ヘッド
1がプリント基板上に移動し、プリント基板の所定装着
位置に部品2を装着するようになっている。
【0018】3は撮像部であり、CCD素子を直線状に
配列したラインセンサ4(図2参照)を備えている。こ
の撮像部3は実装機の所定位置に設置されており、その
上方を部品装着用ヘッド1が移動し得るようになってい
る。また、撮像のための照明装置が撮像部3等に装備さ
れており、図に示す例では、反射光での撮像と透過光で
の撮像とを選択的に行うことができるように、撮像部3
の両側に反射光用照明装置6が設けられるとともに、撮
像部3の上方もしくは部品装着用ヘッド1に透過光用照
明装置7が設けられている。
【0019】また、実装機には、実装機コントローラ
(駆動制御手段)8が設けられるとともに、上記撮像部
3から取り込まれる部品の画像を処理する画像処理ユニ
ット10が設けられている。上記実装機コントローラ8
は、上記部品装着用ヘッド1の駆動手段等を制御するこ
とにより、部品供給部からの部品の吸着、撮像部3上へ
のヘッド1の移動、部品認識のためのヘッド1の動作、
プリント基板上へのヘッド1の移動及び部品装着を順次
行わせるようになっており、上記部品認識のための動作
としては、撮像部3のラインセンサ4に対してヘッド1
を相対的に一定の走査方向に移動させるようになってい
る。また、この実装機コントローラ8には、上記部品装
着用ヘッド1に吸着される部品2についての各種データ
を記憶する部品データ記憶部9が設けられている。
【0020】上記画像処理ユニット10は、上記ライン
センサ4からの信号をアナログ・デジタル変換して取り
込むA/D変換部11と、このA/D変換部11を経た
画像を記憶する画像メモリ12と、この画像メモリ12
から読み出した画像を処理して部品の位置及び傾きを演
算する部品位置演算処理手段13と、この部品位置演算
処理手段13と上記実装機コントローラ10との間で情
報の受け渡しを行うデュアルポートメモリ14とを有し
ている。さらに画像処理ユニット10は、ラインセンサ
傾き演算手段15と、座標変換手段16とを有してい
る。
【0021】上記ラインセンサ傾き演算手段15は、例
えば後述のテスト認識処理に基づき、ラインセンサの傾
き角度を演算により求めるようになっている。また、上
記座標変換手段16は、上記ラインセンサ4の傾き角度
に応じてラインセンサ4による画像座標系と実座標系と
の間の座標変換式及びそれに基づく直線の傾きの関係式
を求め、これらを記憶している。
【0022】また、上記部品位置演算処理手段13は、
上記画像メモリ12から読み出した部品画像に基づき、
種々の画像走査及び演算処理を行って部品の位置及び傾
きを求めるが、この場合に、上記座標変換手段16で求
められた式を用いて画像走査方向や演算値等の補正を行
う。
【0023】上記部品位置演算処理手段13により求め
られた部品の重心位置及び傾きのデータは、デュアルポ
ートメモリ14を介して上記実装機コントローラ5に送
られ、実装機コントローラ5により、部品重心位置のノ
ズル中心に対するずれ及び部品の傾きに応じ、プリント
基板に対する部品の装着位置及び角度が補正されるよう
になっている。
【0024】上記の部品認識装置によって行われる部品
認識方法を、以下に具体的に説明する。
【0025】先ず、ラインセンサの傾きに応じた座標変
換の方法を、図2〜図4を参照しつつ説明する。
【0026】図2に示すように、正規のラインセンサ配
置方向をX方向とすると、部品認識時に部品装着用ヘッ
ド1が移動する走査方向(図2中の矢印方向)は、上記
X方向と直交するY方向に設定され、上記ヘッド1がラ
インセンサ4上を移動する間に、上記ヘッド1に吸着さ
れた部品の画像がY方向に順次取り込まれて、ラインセ
ンサ4上を部品が完全に通過することにより部品全体の
画像が得られる。この場合に、図2中に示すようにライ
ンセンサ4が組付け誤差等によりX方向に対して傾いた
状態に配置されていると、取り込まれた画像に歪みが生
じる。例えば部品2が図2中に示すように平面視で長方
形である場合、ラインセンサが正規の方向に配置されて
いれば図3(a)のように実物に対応した長方形の部品
画像が得られるが、ラインセンサが傾いて配置されてい
ると、図3(b)のようにX方向の辺が傾いた状態に歪
んだ画像となる。
【0027】そして、ラインセンサの傾き角度をθと
し、図4に示すように点Pの実座標系(実際の座標系X
r,Yr)での座標を(xr,yr)、画像座標系(ライ
ンセンサで取り込まれた画像の座標系Xv,Yv)での
座標を(xv,yv)とすると、実座標系と画像座標系と
の間の関係は、次の式のような座標変換式で表される
こととなる。ただし、実座標系と画像座標系とで原点は
一致するようにキャリブレートされているものとする。
【0028】
【数1】
【0029】また、上記座標変換式の応用例として、直
線の傾きについての次の〜の関係式が得られる。
【0030】すなわち、画像座標系でy=ax+bで示
される直線の実座標系での傾きαは、式のようにな
る。
【0031】
【数2】 α=tan-1[{a×sy/sx+sinθ}/cosθ] … また、画像座標系でy=ax+bで示される直線に実座
標系で直交する画像座標系の直線x=cy+dの傾き
は、式のようになる。
【0032】
【数3】 c=−{a×sy/sx+sinθ}/(cosθ×sy/sx) … また、画像座標系でx=cy+dで示される直線に実座
標系で直交する画像座標系の直線y=ax+bの傾き
は、式のようになる。
【0033】
【数4】 a=−{c×(sx/sy)×cosθ+sinθ}×sx/sy … なお、|a|<1、|c|<1である。
【0034】ところで、上記ラインセンサ4の傾き角度
θは予め検出され、例えば、次のようなテスト認識処理
とそれに基づく演算により求められる。
【0035】テスト認識処理も、通常の認識処理と同様
に、ラインセンサ4上で部品装着用ヘッド1を走査方向
に移動させて、部品の画像を取り込み、その画像に基づ
いて画像走査及び演算などの処理により部品位置を求め
るが、このようなテスト認識処理を少なくとも2回行な
い、かつ、2回目は1回目に対して部品装着用ヘッドを
所定量だけオフセットさせた状態で行なう。なお、テス
ト認識処理の際に、ラインセンサの傾き角度θは未知で
あるが、0°付近の値であると思われるので、仮の値を
0°としておく。そして、例えば後述の部品位置演算処
理の具体例に示すような方法で、画像座標系で部品位置
(部品の重心の位置)を求める。
【0036】このようにして求めた1回目のテスト認識
処理による画像座標系での部品位置を(xv1,yv1)、
2回目のテスト認識処理による画像座標系での部品位置
を(xv2,yv2)とし(図5参照)、また1回目及び2
回目の実座標系での部品位置を(xr1,yr1)及び(x
r2,yr2)とすると、前記の座標変換式より、
【0037】
【数5】xr1=sx・xv1・cosθ yr1=sx・xv1・sinθ+sy・yv1r2=sx・xv2・cosθ yr2=sx・xv2・sinθ+sy・yv2 となる。これらの式より、ラインセンサの傾き角度θ
は、
【0038】
【数6】 θ=tan-1[{(yr1−yr2)−sy・(yv1−yv2)}/(xr1−xr2)] となる。この式において、yv1、yv2はテスト認識処理
により求められた値であり、sy は予め知られている値
である。また、xr1、yr1、xr2、yr2の個々は未知の
値であるが(xr1−xr2、)及び(yr1−yr2)は上記
部品装着用ヘッドのオフセット量であって、設定された
値である。従って、1回目及び2回目の各テスト認識処
理による画像座標系での部品位置と上記オフセット量と
から、ラインセンサの傾き角度θが求められることとな
る。
【0039】なお、上記の方法を数回繰返し行ない、そ
の平均をとることにより、精度を高めるようにすること
が好ましい。
【0040】このようなラインセンサ4の傾き角度θの
演算が上記ラインセンサ傾き演算手段15によって行わ
れ、上記座標変換手段16において上記〜式に傾き
角度θの演算値が当てはめられることにより、式によ
る実座標と画像座標との関係、式による傾きa,αの
関係、式による傾きa,cの関係、及び式による傾
きc,aの関係がそれぞれ具体的に特定される。
【0041】そして、部品位置演算処理手段13による
部品位置演算処理の中で、上記のように特定された座標
変換式や関係式が用いられて、ラインセンサの傾き角度
に応じた補正が行われる。なお、上記部品位置演算処理
手段13は、具体的には後述する各種の部品位置演算処
理の方法(第1例乃至第3例)のプログラムを有し、認
識対象となる部品2の種類に応じていずれかの方法のプ
ログラムを選択し、その方法を実行するようになってい
る。
【0042】認識対象となる部品としては、例えば図6
〜図9に示すようなものがある。すなわち、図6(a)
(b)はチップ抵抗2A及びその画像を示し、このチッ
プ抵抗2Aは両側辺部に電極21を有する角ブロック状
のものである。図7はアルミコンデンサ2Bの画像を示
し、このアルミコンデンサ2Bは底部の中央部両側に電
極23を有している。図8(a)(b)はミニトランジ
スタ2C及びその画像を示し、このミニトランジスタ2
Cは両側辺部に複数個ずつ(図では2個ずつ)のピン2
4を有している。図9はパワートランジスタ2Dの画像
を示し、このパワートランジスタ2Dは一側辺部に3個
のピン25、他側辺部に1個のピン26を有している。
なお、これらの図に示す部品のほかにも、QFP、SO
P、PLCC、BGA等の部品を認識対象とすることが
できる。
【0043】上記各部品の画像を示す図6(b)、図
7、図8(b)、図9の各図の中で、実線部分は反射照
明による場合の画像、実線と破線とを含めた部分は透過
照明による画像である。
【0044】次に、上記部品位置演算手段による部品位
置演算処理の各種具体例(第1例〜第3例)を説明す
る。
【0045】なお、以下の説明の中で、濃度値に関して
は反射照明を用いるものとして述べるが、透過照明を用
いる場合は、濃度値の大小(明暗)を逆に考えればよ
い。
【0046】(1) 部品位置演算処理の第1例 図10は部品位置演算処理の第1例をフローチャートで
示している。本例は、上記チップ抵抗2A、アルミコン
デンサ2B、カラー抵抗等の、画像が長方形もしくはこ
れに準じる形状となる部品を認識対象とする場合に適す
るものであり、本例の処理を、図11〜図13を参照し
つつ説明する。
【0047】先ずステップS1では、部品の画像を表し
た処理ウインド内を数画素おきに走査して、処理ウイン
ド内の複数個所の濃度値を調べ、それに基づいてコーナ
ー検出のための閾値を設定し、例えば調べた濃度値の中
の最大値と最小値との中間値を閾値とする。
【0048】次にステップS2で、X軸,Y軸に対して
45°傾斜した走査線Lsによる画像走査で部品2の各
コーナー部を検出する。すなわち、図11に示すよう
に、斜め45°に設定した走査線を処理ウインドの隅部
から中央部へ向けて順次平行移動させつつ、走査線上の
画素の濃度値と上記閾値との比較を行うことにより、走
査線が部品のコーナー部を横切ったときにこれを検出
し、その走査線上においてコーナー部の頂点を挾む2辺
の点(以下、コーナー候補点と呼ぶ)を求める。このよ
うな処理を左上、左下、右上、右下の各コーナー部につ
いて順次行い、各コーナー部について2点ずつのコーナ
ー候補点NW1,NW2,SW1,SW2,NE1,N
E2,SE1,SE2を求める。
【0049】このようにコーナー部を検出しているの
は、後述のように側辺部に沿ったプロフィール測定ライ
ン上の濃度値のプロフィールを調べるような場合にプロ
フィール測定ラインを容易に、かつ適正に設定すること
ができるようにするためである。
【0050】このコーナー部の検出が終わると、実装機
コントローラ5の部品データ記憶部6から読み出される
データに基づき、部品2の電極が左右に配置されている
か上下に配置されているかを判定し(ステップS3)、
電極が左右に配置されている場合はステップS4〜S1
6の各処理を行ない、電極が上下に配置されている場合
はステップS17〜S29の各処理を行なう。
【0051】[電極左右配置の場合の処理]ステップS
4では、左側電極部分(左側辺部)のプロフィールを調
べる。具体的には、図12(a)中に示すように、左側
電極部分において、上下両側コーナー部の各コーナー候
補点のうちの2点(上辺側及び下辺側)NW1,SW2
を通るプロフィール測定ラインLA1を設定し、上記2
点NW1,SW2からそれぞれ所定距離だけ離れた位置
を始点ST及び終点ENとして、始点STから終点EN
までのラインLA1上の各位置の濃度値を調べ、濃度値
のプロフィール(位置と濃度値との対応図)をとる。
【0052】続いてステップS5では、上記プロフィー
ルから、図12(b)中に示すような左側電極部分の上
下方向の中心点b1の位置を計算する。具体的には、例
えば上記プロフィールの中での濃度値の最大値と最小値
とから両者の中間値を閾値とし、上記プロフィールの濃
度値を始点側から順に見ていって最初に閾値を越える点
を調べて、上側エッジ点a1のY座標を補間演算により
サブピクセル単位で求め、これと同様の手法で下側エッ
ジ点a2のY座標もサブピクセル単位で求める。そし
て、上側エッジ点a1のY座標と下側エッジ点a2のY
座標の真中の値を左側電極部分の上下方向中心点b1の
Y座標とし、上記プロフィール測定ラインLA1の方程
式から上記Y座標に対応する上記中心点b1のX座標を
求める。
【0053】次にステップS6,S7では、ステップS
4,S5と同様の処理を右側電極部分(右側辺部)につ
いて行なう。つまり、上下両側のコーナー候補点NE
2,SE1を通るプロフィール測定ラインLA2を設定
してその始点及び終点を定め、上記始点から終点までの
濃度値のプロフィールをとり、このプロフィールに基づ
き、上側エッジ点a4のY座標と下側エッジ点a3のY
座標とを補間演算によりサブピクセル単位で求め、右側
電極部分の上下方向中心点b2のY座標及びX座標を求
める(図12(b)参照)。
【0054】さらに精度向上のため、ステップS8〜S
13で、左右各電極部分についてそれぞれプロフィール
測定ラインを修正して、再度上下方向中心点を算出する
処理を行なう(図12(b)及び同(c)参照)。
【0055】すなわち、上記ステップS5及びステップ
S7で求めた両側電極部分の中心点b1,b2を暫定中
心点と呼ぶと、ステップS8では、上記両暫定中心点b
1,b2を通る直線LBの傾きを算出する。次にステッ
プS9では、この直線LBに直交して左側電極部分の暫
定中心点b1を通る直線LC1の方程式と、直線LBに
直交して右側電極部分の暫定中心点b2を通る直線LC
2の方程式とを求め、これらの直線LC1,LC2を新
たなプロフィール測定ラインとする。この場合、正確に
いえば直線LBと直線LC1,LC2とが実座標系に変
換したときに直交する関係となるように、前記式を用
いて直線LBの傾きから直線LC1,LC2の傾きを求
める。
【0056】そして、ステップS10では左側電極部分
において上記直線LC1上で所定範囲にわたって濃度値
のプロフィールをとり、ステップS11ではステップS
5と同様の手法で左側電極の上下方向の中心点c1を算
出する。さらに、ステップS12では、右側電極部分に
おいて上記直線LC2上で所定範囲にわたって濃度値の
プロフィールをとり、ステップS13ではステップS7
と同様の手法で右側電極の上下方向の中心点c2を算出
する。
【0057】次に、ステップS14では、図11(c)
に示すような上記両側電極部分の中心点c1,c2を通
る直線(中心線)LDの方程式を求め、ステップS15
では、上記直線LD上で所定範囲にわたって濃度値のプ
ロフィールをとる。
【0058】続いてステップS16では、部品の重心位
置及び傾きを算出する。具体的には、上記直線LD上の
プロフィールの中で濃度値の最大値及び最小値を求め、
これらの値の中間値を閾値とし、前記のステップS5で
行ったエッジ点のY座標の算出と同様の手法により、上
記直線LD上の左側エッジ点d1のX座標及び右側エッ
ジ点d2のX座標をサブピクセル単位で算出する。そし
て、これらのエッジ点d1,d2のX座標から両者の中
点のX座標を算出し、このX座標と上記直線LDの方程
式とからこの中点のY座標を算出し、この中点を画像座
標上の部品重心位置wとし、前記式を用いて座標変換
することにより実座標上の部品重心位置を求める。ま
た、上記直線LDの方程式からその勾配を算出して、こ
の勾配を前記式を用いて変換することにより、部品の
傾きδを求める。
【0059】[電極上下配置の場合の処理]ステップS
17では上側左右のコーナー候補点NW2,NE1を通
るプロフィール測定ラインLA1(図13参照)を設定
してこのラインLA1に沿った上側電極部分の濃度値の
プロフィールをとり、ステップS18ではこのプロフィ
ールから上側電極部分の左右方向の中心を計算する。ス
テップS19では下側左右のコーナー候補点SW1,S
E2を通るプロフィール測定ラインLA2(図13参
照)を設定してこのラインLA2に沿った下側電極部分
の濃度値のプロフィールをとり、ステップS20ではこ
のプロフィールから下側電極部分の左右方向の中心を計
算する。
【0060】続いて、ステップS21では上下両側電極
部分の中心点(暫定中心点)を通る直線の傾きを算出
し、ステップS22では、上記直線に直交して上側電極
部分の暫定中心点及び下側電極部分の暫定中心点をそれ
ぞれ通る2つの直線(新たなプロフィール測定ライン)
の方程式を計算する。そして、ステップS23では上側
電極部分の濃度値のプロフィールをとり、ステップS2
4では上側電極の左右方向の中心点を計算し、ステップ
S25では下側電極部分の濃度値のプロフィールをと
り、ステップS26では下側電極の左右方向の中心点を
計算する。さらに、ステップS27では上下両側電極部
分の中心点を通る直線の方程式を算出し、ステップS2
8では上下両側電極間の濃度値のプロフィールをとり、
ステップS29では部品の重心位置及び傾きを算出す
る。
【0061】これらステップS17〜S29の処理は、
前述のステップS8〜S16の処理とほぼ同様である。
ただし、電極上下配置の場合は、電極左右配置の場合の
処理における左辺を上辺に、右辺を下辺に置き換えると
ともに、上記ステップS22では、ステップS21で算
出した直線の傾きから、この直線と直交する直線(正確
には実座標系で直交する関係となる直線)の傾きを、前
記式を用いて求める。また、ステップS29では、上
下両側電極間のプロフィールに基づいて求めた画像座標
上の部品重心位置を前記式を用いて変換することによ
り実座標上の部品重心位置を求めるとともに、上下両側
電極部分の中心点を通る直線と直交する直線(正確には
実座標系で直交する関係となる直線)の傾きを、前記
式を用いて求め、さらに前記式を用いて変換すること
により、部品の傾きを求める。
【0062】以上のような部品位置演算処理の第1例に
よると、画像が長方形もしくはこれに準じる形状となる
部品の重心位置及び傾きが精度良く求められる。
【0063】とくにこの第1例の処理の中で、左右(も
しくは上下)の側辺部における暫定中心点b1,b2が
求められた後にその側辺部の中心点を修正すべく改めて
プロフィール測定ラインが設定される際にラインセンサ
4の傾き角度に応じた補正が行われ、また、最終的に部
品重心位置w及び傾きが算出されるときにもラインセン
サ4の傾き角度に応じた補正が行われることにより、精
度が向上される。
【0064】すなわち、ステップS9(またはステップ
S22)では、側辺部に沿ったプロフィール測定ライン
が得られるように、直線LBと直交して暫定中心線b
1,b2を通る直線LC1,LC2の方程式が計算され
るが、この際、直線LBの傾きから式(または式)
を用いて直線LC1,LC2の傾きが求められることに
より、ラインセンサ4の傾き角度によって部品画像に歪
みが生じている場合でも、プロフィール測定ラインとな
る直線LC1,LC2が部品画像における部品側辺部に
沿った方向となり、従って部品側辺部に沿った方向の濃
度値のプロフィールに基づいて中心点c1,c2を求め
る処理が適正に行われる。
【0065】また、ステップS16(またはステップS
29)で部品の重心位置w及び傾きを算出する際、画像
座標系での部品の重心位置及び傾きが求められた上で、
式を用いた部品重心位置の座標変換及び式(または
式と式)を用いた傾きの変換が行われることによ
り、ラインセンサ4の傾き角度によって部品画像に歪み
が生じている場合でも、実際の部品の重心位置及び傾き
が正しく求められることとなる。
【0066】(2) 部品位置演算処理の第2例 図14は部品位置演算処理の第2例をフローチャートで
示している。本例は、上記ミニトランジスタ2C等の、
両側辺部(左右側辺部もしくは上下側辺部)に複数本ず
つのリードピンが配設されている部品を認識対象とする
場合に適するものであり、本例の処理を、図15を参照
しつつ説明する。
【0067】先ずステップS101ではコーナー部検出
のための閾値を設定し、次にステップS102では、図
15(a)に示すように、X軸,Y軸に対して45°傾
斜した走査線Lsによる走査で、部品2Cの両側のピン
列においてそれぞれ各両端のピンの外側コーナー部を検
出し、これらのコーナー部について2点ずつ、都合8点
のコーナー候補点NW1,NW2,SW1,SW2,N
E1,NE2,SE1,SE2を求める。これらの処理
は上記第1例におけるステップS1,S2の処理とほぼ
同様である。
【0068】コーナー部の検出が終わると、実装機コン
トローラ5の部品データ記憶部6から読み出されるデー
タに基づき、部品の電極が左右に配置されているか上下
に配置されているかを判定し(ステップS103)、電
極が左右に配置されている場合はステップS104〜S
114の各処理を行ない、電極が上下に配置されている
場合はステップS115〜S125の各処理を行なう。
【0069】[電極左右配置の場合の処理]ステップS
104では、左辺側の上下のコーナー候補点NW1,S
W2を通るプロフィール測定ラインLA1を設定してそ
の始点ST及び終点ENを定め(図15(a)参照)、
このラインLA1に沿った濃度値のプロフィールをと
る。
【0070】次にステップS105では、上記プロフィ
ールに基づいて、左辺の各ピンの中心を計算する。具体
的には、上記プロフィールにおける濃度値の最大値と最
小値との間の適当な値を閾値とし、この閾値と濃度値と
の比較に基づき、上記各ピンについてそれぞれ上下両エ
ッジ点を補間演算によりサブピクセル単位で算出し、そ
の中点の座標を各ピンの中心点e1,e2の位置として
求める(図15(b)参照)。
【0071】ステップS106では、上記プロフィール
測定ラインLA1と直交し、かつ上記中心点e1,e2
を通る直線LE1,LE2の方程式を求める。この場
合、正確にいえばプロフィール測定ラインLA1と直線
LE1,LE2とが実座標系に変換したときに直交する
関係となるように、前記式を用いてプロフィール測定
ラインLA1の傾きから直線LE1,LE2の傾きを求
める。
【0072】そして、ステップS107では、上記各直
線LE1,LE2上でそれぞれ所定範囲にわたって濃度
値のプロフィールをとり、このプロフィールにおける濃
度値の最大値と最小値との間の適当な値を閾値とし、こ
の閾値と濃度値との比較に基づき、上記各ピンの左側エ
ッジ点f1,f2の座標を、補間演算によりサブピクセ
ル単位で求める。
【0073】ステップS108では、上記各ピンの左側
エッジ点f1,f2の座標からこれらの中心点g1の座
標を求める。
【0074】また、ステップS109〜S113では、
ステップS104〜S108と同様の処理により、右辺
側の上下のコーナー候補点NE2,SE1を通るプロフ
ィール測定ラインLA2に沿った濃度値のプロフィール
をとり、このプロフィールから右辺各ピンの中心点e
3,e4を計算し、上記プロフィール測定ラインLA2
と直交し、かつ上記中心点e3,e4を通る直線LE
3,LE4の方程式を前記式を用いて求め、右辺各ピ
ンの右側エッジ点f3,f4を検出し、これらのエッジ
点f3,f4に基づいて右辺ピン列の中心点g2を計算
する。
【0075】ステップS114では、部品重心位置w及
び傾きを算出する。具体的には、左辺ピン列の中心点g
1と右辺ピン列の中心点g2とからこれらの中点を求め
るとともに、両ピン列の中心点g1,g2を通る直線L
Gの方程式からその傾きを求める。そして、上記中点の
平均値を画像座標上の部品重心位置wの位置とし、前記
式を用いた座標変換により実座標上の重心wの位置を
求めるとともに、上記直線LGの傾きを前記式を用い
て変換することにより、部品の傾きを求める。
【0076】[電極上下配置の場合の処理]ステップS
115では上辺側の左右のコーナー候補点を通るプロフ
ィール測定ラインに沿った濃度値のプロフィールをと
り、ステップS116では上記プロフィールから上辺各
ピンの中心点を計算し、ステップS117では上辺側の
プロフィール測定ラインと直交し、かつ上辺各ピンの中
心点を通る直線の方程式を演算し、ステップS118で
は上辺各ピンの上側エッジ点を検出し、ステップS11
9ではこれらのエッジ点に基づいて上辺ピン列の中心点
を計算する。また、ステップS120では下辺側の左右
のコーナー候補点を通るプロフィール測定ラインに沿っ
た濃度値のプロフィールをとり、ステップS121では
上記プロフィールから下辺各ピンの中心点を計算し、ス
テップS122では下辺側のプロフィール測定ラインと
直交し、かつ下辺各ピンの中心点を通る直線の方程式を
演算し、ステップS123では下辺各ピンの下側エッジ
点を検出し、ステップS124ではこれらのエッジ点に
基づいて下辺ピン列の中心点を計算する。
【0077】これらステップS115〜S124の処理
は、上記ステップS104〜S113の処理とほぼ同様
である。ただし、電極上下配置の場合は、電極左右配置
の場合の処理における左辺を上辺に、右辺を下辺に置き
換えるとともに、ステップS117及びステップS12
2では上辺側(下辺側)のプロフィール測定ラインと直
交する直線(正確には実座標系で直交する関係となる直
線)の傾きを、前記式を用いて求める。
【0078】そして、ステップS125では、上辺ピン
列の中心点と下辺ピン列の中心点との中点を求め、前記
式を用いて座標変換することにより実座標上の部品重
心位置wを求めるとともに、上辺ピン列の中心点と下辺
ピン列の中心点とを通る直線と直交する直線(正確には
実座標系で直交する関係となる直線)の傾きを、前記
式を用いて求め、さらに前記式を用いて変換すること
により、部品の傾きを求める。
【0079】以上のような部品位置演算処理の第2例に
よると、ミニトランジスタ2C等の部品の重心位置及び
傾きが精度良く求められる。
【0080】とくにこの第2例の処理の中で、左右(ま
たは上下)のプロフィール測定ライン上の各ピンの中心
点e1,e2,e3,e4が求められた後に、この中心
点の外方のエッジ点f1,f2,f3,f4を検出すべ
く、ステップS106及びステップS111(またはス
テップS117及びステップS122)で上記プロフィ
ール測定ラインと直交してピン中心点を通る直線LE
1,LE2,LE3,LE4の方程式が計算されるが、
この際、前記式(または前記式)を用いて直線の傾
きが求められることにより、ラインセンサ4の傾き角度
に応じた補正が行われる。また、ステップS114(ま
たはステップS125)で部品の重心位置w及び傾きを
求める際、前記式を用いた重心位置の座標変換及び前
記式(または前記式と式)を用いた傾きの変換に
より、ラインセンサ4の傾き角度に応じた補正が行われ
る。
【0081】従って、ラインセンサ4の傾きによって部
品画像に歪みが生じている場合でも、部品の重心位置及
び傾きが正しく求められることとなる。
【0082】(3) 部品位置演算処理の第3例 図16及び図17は部品位置演算処理の第3例をフロー
チャートで示している。本例は、少なくとも一側辺部に
複数のピンを有する部品を認識対象とし、とくに上記パ
ワートランジスタ2E等の、片側の側辺部と反対側の側
辺部とでピンの個数、配置が異なる部品を認識対象とす
る場合に適するものであり、本例の処理を、図18を参
照しつつ説明する。
【0083】先ずステップS201ではコーナー部検出
のための閾値を設定する。次に、電極が左右に配置され
ているか上下に配置されているかを判定し(ステップS
202)、電極が左右に配置されている場合は左右両辺
うちのいずれの側のピン数が多いかを判定し(ステップ
S203)、電極が上下に配置されている場合は上下両
辺うちのいずれの側のピン数が多いかを判定する(ステ
ップS204)。そして、電極が左右配置で左辺側のピ
ン数が多い場合にはステップS205〜S214の各処
理を行い、電極が左右配置で右辺側のピン数が多い場合
にはステップS215〜S224の各処理を行う。ま
た、電極が上下配置で上辺側のピン数が多い場合にはス
テップS225〜S234の各処理を行い、電極が上下
配置で下辺側のピン数が多い場合にはステップS235
〜S244の各処理を行う。
【0084】[電極左右配置で左辺側のピン数が多い場
合の処理]ステップS205では、コーナー部検出の処
理として、図18(a)に示すように、X軸,Y軸に対
して45°傾斜した走査線Lsによる走査で、左辺のピ
ン列の上下両端のピンの外側コーナー部を検出し、これ
らのコーナー部の各コーナー候補点NW1,NW2,S
W1,SW2を求める。次にステップS206では、左
辺側の上下のコーナー候補点NW1,SW2を通るプロ
フィール測定ラインLAを設定してその始点ST及び終
点ENを定め(図18(a)参照)、このラインLAに
沿った濃度値のプロフィールをとる。
【0085】ステップS207では、上記プロフィール
に基づいて、左辺の各ピンの中心点h1,h2,h3の
位置を計算する。具体的には、上記プロフィールにおけ
る濃度値の最大値と最小値との間の適当の値を閾値と
し、この閾値と濃度値との比較に基づき、上記各ピンに
ついてそれぞれ上下両エッジを補間演算によりサブピク
セル単位で求め、その中点の座標を各ピンの中心点h
1,h2,h3の位置として求める(図18(b)参
照)。
【0086】ステップS208では、上記プロフィール
測定ラインLAと直交し、かつ上記中心点h1,h2,
h3を通る直線LH1,LH2,LH3の方程式を求め
る。この場合、正確にいえばプロフィール測定ラインL
Aと直線LH1,LH2,LH3とが実座標系に変換し
たときに直交する関係となるように、前記式を用いて
プロフィール測定ラインLAの傾きから直線LH1,L
H2,LH3の傾きを求める。そして、ステップS20
9では、上記各直線LH1,LH2,LH3上でそれぞ
れ所定範囲にわたって濃度値のプロフィールをとり、こ
のプロフィールにおける濃度値の最大値と最小値との間
の適当な値を閾値とし、この閾値と濃度値との比較に基
づき、上記各ピンの左側エッジ点i1,i2,i3を、
補間演算によりサブピクセル単位で算出する。
【0087】ステップS210では、上記各ピンの左側
エッジ点i1,i2,i3の配置に基づき、部品の傾き
を算出する。具体的には、上記各エッジ点i1,i2,
i3のうちの2点の組合せの全て(図18に示す例では
i1とi2、i1とi3、i2とi3の各組合せ)につ
いてそれぞれ、2点を通る直線の傾きを求めて、その直
線に直交する直線(正確には実座標系に変換したときに
直交する関係となる直線)の傾きを前記式を用いて計
算し、その平均値を求める。さらにステップS211で
は、ステップS210で求めた傾きの平均値を、前記
式を用いて変換することにより、部品の傾きを算出す
る。
【0088】さらにステップS212では、上記各左側
エッジ点i1,i2,i3に基づいて左辺ピン列の中心
点j1を計算し、つまり、これらのエッジ点i1,i
2,i3の座標の中心(平均値)をピン列の中心点j1
の座標とする(図18(c)参照)。
【0089】続いてステップS213では、中心線上の
濃度値のプロフィールから右側エッジ点j2を検出す
る。具体的には、左辺のピン列の中心点j1を通り、か
つ傾きが上記ステップS210で求めた傾きの平均値と
等しい直線(中心線)LJの方程式を求め、その中心線
LJ上で所定の始点STから終点ENまでにわたる範囲
の濃度値のプロフィールをとる。そして、このプロフィ
ールにおける濃度値の最大値と最小値との間の適当な値
を閾値とし、この閾値と濃度値との比較に基づき、上記
直線上における右辺ピンの右側エッジ点j2を補間演算
によりサブピクセル単位で求める。
【0090】ステップS214では、上記の左辺ピン列
の中心点j1と右辺ピンの右側エッジ点j2との中点を
求め、これを画像座標上の部品の重心位置wとし、前記
式を用いて座標変換することにより実座標上の部品の
重心位置を算出する。
【0091】[電極左右配置で右辺側のピン数が多い場
合の処理]ステップS215では、斜め45°の走査
で、右辺のピン列の上下両端のピンの外側コーナー部を
検出し、ステップS216では上記コーナー部検出に基
づきプロフィール測定ラインを設定して右辺側の濃度値
のプロフィールをとり、ステップS217では上記プロ
フィールから右辺各ピンの中心点の位置を計算する。続
いてステップS218では、前記式を用いて、上記プ
ロフィール測定ラインと直交して各ピンの中心点を通る
直線の方程式を求め、ステップS219では右辺各ピン
の右側エッジ点の位置を検出する。さらに、ステップS
220では、右辺各ピンの右側エッジ点のうちの2点を
通る直線に直交する直線の傾きを前記式を用いて求め
て、その平均値を算出し、ステップS221では、前記
式を用いて、部品の傾きを算出する。ステップS22
2では上記各右側エッジ点から右辺ピン列の中心点の位
置を計算し、ステップS223では左辺のピンの左側エ
ッジ点を検出する。そして、ステップS224では上記
右辺ピン列の中心点と左辺のピンの左側エッジ点とから
部品の重心の位置を算出し、前記式を用いた座標変換
を行う。
【0092】これらステップS215〜S224の処理
は、左辺側のピン数が多い場合の処理における左辺、右
辺を置き換えれば、前述のステップS205〜S214
と同様である。
【0093】[電極上下配置で上辺側のピン数が多い場
合の処理]ステップS225では、斜め45°の走査
で、上辺のピン列の左右両端のピンの外側コーナー部を
検出し、ステップS226では上記コーナー部検出に基
づきプロフィール測定ラインを設定して上辺側の濃度値
のプロフィールをとり、ステップS227では上記プロ
フィールから上辺各ピンの中心点の位置を計算する。続
いてステップS228では、前記式を用いて、上記プ
ロフィール測定ラインと直交して各ピンの中心点を通る
直線の方程式を求め、ステップS229では上記各中心
点に対応した各ピンの上側エッジ点の位置を検出する。
これらステップS225〜S229の処理は、電極左右
配置で左辺側のピン数が多い場合の処理における左辺を
上辺に、右辺を下辺に置き換えれば、前述のステップS
205〜S209と同様である。
【0094】続いてステップS230では、上辺各ピン
の上側エッジ点のうちの2点を通る直線の傾きの平均値
を算出し、ステップS231では、上記直線の傾きを前
記式を用いて変換することにより、部品の傾きを算出
する。
【0095】さらに、ステップS232では、上記各上
側エッジ点から上辺ピン列の中心点の位置を計算し、ス
テップS233では、上記上辺ピン列中心点を通る縦方
向の中心線を求め、その中心線上の濃度値のプロフィー
ルから、下辺ピンの下側エッジ点の位置を検出する。こ
の際、上記縦方向の中心線の傾きは、ステップS230
で計算した直線の傾きの平均値から、前記式を用いて
求める。
【0096】そして、ステップS234では上記上辺ピ
ン列の中心点と下辺のピンの下側エッジ点とから部品の
重心の位置を算出し、前記式を用いた座標変換を行
う。
【0097】[電極上下配置で下辺側のピン数が多い場
合の処理]ステップS235では、斜め45°の走査
で、下辺のピン列の左右両端のピンの外側コーナー部を
検出し、ステップS236では上記コーナー部検出に基
づきプロフィール測定ラインを設定して下辺側の濃度値
のプロフィールをとり、ステップS237では上記プロ
フィールから下辺各ピンの中心点の位置を計算する。続
いてステップS238では、前記式を用いて、上記プ
ロフィール測定ラインと直交して各ピンの中心点を通る
直線の方程式を求め、ステップS239では下辺各ピン
の下側エッジ点の位置を検出する。さらに、ステップS
240では、下辺各ピンの下側エッジ点のうちの2点を
通る直線の傾きの平均値を計算し、ステップS241で
は、前記式を用いて、部品の傾きを算出する。ステッ
プS242では上記各下側エッジ点から下辺ピン列の中
心点の位置を計算し、ステップS243では、下辺ピン
列の中心点を通る縦方向の中心線を上記式を用いて求
めて、その中心線上の濃度値のプロフィールから上辺の
ピンの上側エッジ点の位置を検出する。そして、ステッ
プS244では上記下辺ピン列の中心点と上辺のピンの
上側エッジ点とから部品の重心の位置を算出し、前記
式を用いた座標変換を行う。
【0098】これらステップS235〜S244の処理
は、上辺側のピン数が多い場合の処理における上辺、下
辺を置き換えれば、前述のステップS225〜S234
と同様である。
【0099】以上のような部品位置演算処理の第3例に
よると、パワートランジスタ2D等の部品の重心位置及
び傾きが精度良く求められる。
【0100】とくにこの第3例の処理の中で、電極左右
配置の場合はステップS208またはステップS218
(電極上下配置の場合はステップS228またはステッ
プS238)で、左辺側または右辺側(上辺側または下
辺側)のプロフィール測定ラインLAと直交してピン中
心点h1,h2,h3を通る直線LH1,LH2,LH
3の方程式が計算されるが、この際、前記式(または
前記式)を用いて直線LH1,LH2,LH3の傾き
が求められることにより、ラインセンサ4の傾き角度に
応じた補正が行われる。さらに、電極左右配置の場合は
ステップS210またはステップS220で、左辺また
は右辺の各ピンのエッジ点i1,i2,i3のうちの2
点を通る直線に直交する直線の傾きが計算され、電極上
下配置の場合はステップS233またはステップS24
3で、ステップS230またはステップS240で計算
された直線と直交する縦方向の中心線の方程式が計算さ
れるが、これらの計算の際にも、前記式(または前記
式)を用いて直線の傾きが求められることにより、ラ
インセンサ4の傾き角度に応じた補正が行われる。
【0101】また、部品の傾きを求める際(ステップS
231,S241,S251,S261)には前記式
を用いた変換が行われ、部品重心位置を求める際(ステ
ップS234,S244,S254,S264)には前
記式を用いた座標変換が行われることにより、ライン
センサの傾き角度に応じた補正が行われる。
【0102】従って、ラインセンサの傾きによって部品
画像に歪みが生じている場合でも、部品の重心位置及び
傾きが正しく求められることとなる。
【0103】なお、上記各実施例では、部品位置演算処
理の中で、或る直線に直交する直線の傾きを求める際、
及び部品の傾きを求める際に、前記〜式を用いてラ
インセンサの傾き角度に応じた補正を行うとともに、部
品重心位置を求める際に前記式を用いて座標変換を行
っているが、部品重心位置の座標変換を部品位置演算処
理の中で行わず、その代りに、画像座標上の部品重心位
置とノズル中心位置とに基づいて部品吸着位置のずれ量
(装着位置補正量)を求める際に、座標変換式に基づい
て求めた補正係数を用いて補正を行うようにしてもよ
い。
【0104】このほかにも、部品位置演算処理等の具体
的方法は本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して差し
支えない。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ライン
センサから取り込んだ画像に基づいて部品の認識を行う
方法において、ラインセンサの傾き角度を検出し、この
傾き角度から座標変換式を求め、これに基づき上記画像
処理において補正を行うようにしているため、ラインセ
ンサの傾きに起因して画像座標系による部品画像に歪み
が生じている場合でも、その影響を是正して、画像認識
処理を精度良く行うことができる。
【0106】この方法において、実座標系の点とこれに
対応する画像座標系の点との間の座標変換式を求め、こ
れに基づいて実座標系と画像座標系とでの直線の傾きの
関係、及び実座標系で直交する2直線の画像座標系での
傾きの関係をそれぞれ示す関係式を求め、これらの式に
基づいて補正を行うようにすると、ラインセンサから取
り込まれた部品画像に基づく画像処理の中で、或る直線
に対して直交関係にあるべき直線を求める際や、部品の
傾きを計算する際等に、ラインセンサの傾き角度に応じ
た補正を適切に行うことができる。
【0107】また、この方法において、ラインセンサの
傾き角度を検出するための処理として、少なくとも2回
のテスト認識処理を行い、その1回目と2回目とで部品
装着用ヘッドの位置を所定量だけオフセットさせ、その
オフセット量と1回目及び2回目の各処理でそれぞれ求
めた部品位置とからラインセンサの傾き角度を求めるよ
うにすると、特別な計測手段等を用いる必要なく容易
に、かつ精度良くラインセンサの傾き角度を求めること
ができる。
【0108】また、撮像部のラインセンサに対して部品
装着用ヘッドを相対的に一定の走査方向に移動させる駆
動制御手段と、部品画像を上記ラインセンサから取り込
んで認識を行う画像処理ユニットとを備え、この画像処
理ユニットに、上記ラインセンサの傾き角度に応じた座
標変換式及び関係式を求める座標変換手段と、所定の画
像処理を行うとともに上記座標変換手段で求められた式
を用いて補正を行う部品位置演算処理手段とを設けた画
像認識装置によると、上記方法を自動的に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品認識装置の一実施例を示す概略図
である。
【図2】ラインセンサの配置及び部品装着用ヘッドの移
動方向を示す説明図である。
【図3】(a)はラインセンサが正規の方向に配置され
ている場合の部品の画像、(b)ラインセンサが傾いて
配置されている場合の部品の画像を示す図である。
【図4】実座標系と画像座標系との関係を示す図であ
る。
【図5】テスト認識処理を示す説明図である。
【図6】(a)は電子部品の具体例としてのチップ抵抗
の斜視図であり、(b)はこのチップ抵抗の画像を示す
図である。
【図7】電子部品の具体例としてのアルミコンデンサの
画像を示す図である。
【図8】(a)は電子部品の具体例としてのミニトラン
ジスタの斜視図であり、(b)はこのミニトランジスタ
の画像を示す図である。
【図9】電子部品の具体例としてのパワートランジスタ
の画像を示す図である。
【図10】部品位置演算処理の第1例を示すフローチャ
ートである。
【図11】部品画像のコーナー部を検出するための画像
走査を示す説明図である。
【図12】(a)(b)(c)は上記部品位置演算処理
の第1例で順次行われる処理を示す説明図である。
【図13】上記部品位置演算処理の第1例において電極
上下配置の場合のプロフィール測定ラインを示す説明図
である。
【図14】部品位置演算処理の第2例を示すフローチャ
ートである。
【図15】(a)(b)は上記部品位置演算処理の第2
例で順次行われる処理を示す説明図である。
【図16】部品位置演算処理の第3例を示すフローチャ
ートの一部分である。
【図17】部品位置演算処理の第3例を示すフローチャ
ートの他の部分である。
【図18】(a)(b)(c)は上記部品位置演算処理
の第3例で順次行われる処理を示す説明図である。
【符号の説明】
1 部品装着用ヘッド 2 部品 3 撮像部 4 ラインセンサ 8 実装機コントローラ 10 画像処理ユニット 12 画像メモリ 13 部品位置演算処理処理手段 15 ラインセンサ傾き演算手段 16 座標変換手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実装機の部品装着用ヘッドに部品を吸着
    させた後、撮像部に設けたラインセンサと上記部品装着
    用ヘッドとを相対応させた状態で上記部品装着用ヘッド
    をラインセンサに対して相対的に一定の走査方向に移動
    させつつ、上記部品装着用ヘッドに吸着された部品の画
    像を上記ラインセンサから取り込み、その画像に基づい
    て所定の画像処理により部品の認識を行う方法であっ
    て、上記走査方向と直交する方向に対する上記ラインセ
    ンサの傾き角度を検出し、この傾き角度から上記ライン
    センサによる画像座標系と実座標系との間の座標変換式
    を求め、この座標変換式に基づき上記画像処理において
    補正を行うことを特徴とする部品認識方法。
  2. 【請求項2】 上記ラインセンサの傾き角度から実座標
    系の点とこれに対応する画像座標系の点との関係を示す
    座標変換式を求め、この座標変換式に基づいて実座標系
    と画像座標系とでの直線の傾きの関係、及び実座標系で
    直交する2直線の画像座標系での傾きの関係をそれぞれ
    示す関係式を求め、これらの式を用いて画像処理の中で
    補正を行うことを特徴とする請求項1記載の部品認識方
    法。
  3. 【請求項3】 上記ラインセンサの傾き角度を検出する
    ためのテスト認識処理として、ラインセンサを備えた撮
    像部に対して部品装着用ヘッドを相対的に一定の走査方
    向に移動させつつ上記部品装着用ヘッドに吸着された部
    品の画像を上記ラインセンサから取り込んでその画像に
    基づき部品を認識する処理を、少なくとも2回行い、そ
    の1回目の処理と2回目の処理とでラインセンサに対す
    る部品装着用ヘッドの位置を所定量だけオフセットさ
    せ、そのオフセット量と上記1回目及び2回目の各処理
    でそれぞれ求めた部品位置とから、上記ラインセンサの
    傾き角度を求めることを特徴とする請求項1または2記
    載の部品認識方法。
  4. 【請求項4】 吸着ノズルを備えて実装機に移動可能に
    設けられた部品装着用ヘッドと、ラインセンサを備えた
    撮像部と、部品認識時に上記撮像部のラインセンサに対
    して上記部品装着用ヘッドを相対的に一定の走査方向に
    移動させる駆動制御手段と、上記部品装着用ヘッドに吸
    着された部品の画像を上記ラインセンサから取り込んで
    部品の認識を行う画像処理ユニットとを備え、上記画像
    処理ユニットに、上記ラインセンサの傾き角度に応じて
    ラインセンサによる画像座標系と実座標系との間の座標
    変換式及びそれに基づく直線の傾きについての関係式を
    求める座標変換手段と、上記ラインセンサから取り込ま
    れた部品の画像に基づいて部品の位置及び傾きを求める
    ための所定の画像処理を行うとともに上記座標変換手段
    で求められた式を用いて補正を行う部品位置演算処理手
    段とを設けたことを特徴とする部品認識装置。
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