JPH08182243A - モータおよびそれを用いた燃料ポンプ - Google Patents
モータおよびそれを用いた燃料ポンプInfo
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- JPH08182243A JPH08182243A JP31961294A JP31961294A JPH08182243A JP H08182243 A JPH08182243 A JP H08182243A JP 31961294 A JP31961294 A JP 31961294A JP 31961294 A JP31961294 A JP 31961294A JP H08182243 A JPH08182243 A JP H08182243A
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で騒音発生を低減するモータおよ
びそれを用いた燃料ポンプを提供する。 【構成】 燃料ポンプ内に設置されたモータ部の回転子
の回転軸21はスラスト軸受32に支持され、回転軸2
1側の中央部に球状空間部を形成する軸受部34が形成
されている。回転軸21の先端部21aは球状に形成さ
れ、軸受部34の曲率半径は先端部21aの曲率半径よ
りも大きい。軸受部34の球面に沿って軸受部34の中
心に向かう力を回転軸21が受けるため、回転軸21
は、軸受部34に沿って移動することなく軸受部34の
中心または中心近傍の一定点と当接して回転するので、
回転子20は振れ回ることなく安定して回転する。この
ため、回転子20の振動により燃料ポンプ10から発生
する騒音を低減することができる。
びそれを用いた燃料ポンプを提供する。 【構成】 燃料ポンプ内に設置されたモータ部の回転子
の回転軸21はスラスト軸受32に支持され、回転軸2
1側の中央部に球状空間部を形成する軸受部34が形成
されている。回転軸21の先端部21aは球状に形成さ
れ、軸受部34の曲率半径は先端部21aの曲率半径よ
りも大きい。軸受部34の球面に沿って軸受部34の中
心に向かう力を回転軸21が受けるため、回転軸21
は、軸受部34に沿って移動することなく軸受部34の
中心または中心近傍の一定点と当接して回転するので、
回転子20は振れ回ることなく安定して回転する。この
ため、回転子20の振動により燃料ポンプ10から発生
する騒音を低減することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スラスト軸受を有する
モータとそれを用いた燃料ポンプに関するもので、例え
ば、内燃機関の燃料噴射装置に燃料を供給する車両用燃
料ポンプに適用されるものである。
モータとそれを用いた燃料ポンプに関するもので、例え
ば、内燃機関の燃料噴射装置に燃料を供給する車両用燃
料ポンプに適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用燃料ポンプとして、ポン
プハウジング内に回転可能に設けた円板状の羽根車(以
下、「インペラ」という)の外周に燃料通路を形成し、
このインペラの周方向に燃料を流通するようにした円周
流式燃料ポンプが知られている。この種の燃料ポンプ
は、インぺラの外周縁部に燃料圧送用の複数の羽根板が
形成される。このような燃料ポンプとして特開昭63−
277889号公報に開示されているものが知られてい
る。
プハウジング内に回転可能に設けた円板状の羽根車(以
下、「インペラ」という)の外周に燃料通路を形成し、
このインペラの周方向に燃料を流通するようにした円周
流式燃料ポンプが知られている。この種の燃料ポンプ
は、インぺラの外周縁部に燃料圧送用の複数の羽根板が
形成される。このような燃料ポンプとして特開昭63−
277889号公報に開示されているものが知られてい
る。
【0003】このものでは、インペラを回転させる電機
子(以下、「回転子」という)を有するモータ部におい
て、回転子の下端面を平面状に形成し、この下端面と当
接するスラスト受け材の上面を突起形状にしている。こ
れにより、加工誤差等により回転子の回転軸とスラスト
受け材の中心とがずれた場合でも、回転軸の下端面が常
にスラスト受け材の頂点と接することからスラスト受け
材に摩耗による環状の溝が形成されないので、回転子の
回転に伴う振れ回りを低減している。
子(以下、「回転子」という)を有するモータ部におい
て、回転子の下端面を平面状に形成し、この下端面と当
接するスラスト受け材の上面を突起形状にしている。こ
れにより、加工誤差等により回転子の回転軸とスラスト
受け材の中心とがずれた場合でも、回転軸の下端面が常
にスラスト受け材の頂点と接することからスラスト受け
材に摩耗による環状の溝が形成されないので、回転子の
回転に伴う振れ回りを低減している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の燃料
ポンプによると、摩耗に起因する回転子の振れ回りは低
減されるが、燃料吸入時、インペラの回転方向に発生す
る圧力差によりインペラが径方向に力を受けるので、回
転子が径方向にずれることがある。このずれにより回転
子が振れ周り振動を発生するので、このようなモータ部
構成を有する燃料ポンプを燃料タンク内に装着すると、
振れ周りにより発生する振動が不快な低周波騒音として
車内に伝達するという問題がある。
ポンプによると、摩耗に起因する回転子の振れ回りは低
減されるが、燃料吸入時、インペラの回転方向に発生す
る圧力差によりインペラが径方向に力を受けるので、回
転子が径方向にずれることがある。このずれにより回転
子が振れ周り振動を発生するので、このようなモータ部
構成を有する燃料ポンプを燃料タンク内に装着すると、
振れ周りにより発生する振動が不快な低周波騒音として
車内に伝達するという問題がある。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、簡単な構成で騒音発生を低減する
モータおよびそれを用いた燃料ポンプを提供することを
目的とする。
めになされたもので、簡単な構成で騒音発生を低減する
モータおよびそれを用いた燃料ポンプを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の請求項1記載のモータは、回転子の回転軸を
支持する軸受にスラスト軸受を有するモータであって、
前記回転軸の一方の先端部を凸状に形成するとともに、
前記先端部と当接する前記スラスト軸受の軸受部を前記
回転軸と反対方向に向けて徐々に内径が小さくなる凹状
に形成し、前記軸受部の斜面に沿って前記軸受部の底に
向かう力を前記回転軸が受けることを特徴とする。
の本発明の請求項1記載のモータは、回転子の回転軸を
支持する軸受にスラスト軸受を有するモータであって、
前記回転軸の一方の先端部を凸状に形成するとともに、
前記先端部と当接する前記スラスト軸受の軸受部を前記
回転軸と反対方向に向けて徐々に内径が小さくなる凹状
に形成し、前記軸受部の斜面に沿って前記軸受部の底に
向かう力を前記回転軸が受けることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2記載のモータは、請求項
1記載のモータにおいて、前記先端部は球状に形成さ
れ、前記軸受部は球状空間部を形成する凹状に形成され
るとともに、前記軸受部が形成する前記球状空間部の曲
率半径は前記先端部の曲率半径よりも大きいことを特徴
とする。本発明の請求項3記載のモータは、請求項1記
載のモータにおいて、前記先端部は円錐状に形成され、
前記軸受部は円錐状空間部を形成する凹状に形成される
とともに、前記軸受部が形成する前記円錐状空間部のテ
ーパ角は前記先端部のテーパ角よりも大きいことを特徴
とする。
1記載のモータにおいて、前記先端部は球状に形成さ
れ、前記軸受部は球状空間部を形成する凹状に形成され
るとともに、前記軸受部が形成する前記球状空間部の曲
率半径は前記先端部の曲率半径よりも大きいことを特徴
とする。本発明の請求項3記載のモータは、請求項1記
載のモータにおいて、前記先端部は円錐状に形成され、
前記軸受部は円錐状空間部を形成する凹状に形成される
とともに、前記軸受部が形成する前記円錐状空間部のテ
ーパ角は前記先端部のテーパ角よりも大きいことを特徴
とする。
【0008】本発明の請求項4記載のモータは、請求項
1から3のいずれか1項記載のモータにおいて、前記軸
受部の周縁部の径方向に切欠きを形成することを特徴と
する。本発明の請求項5記載のモータは、回転子の回転
軸を支持する軸受にスラスト軸受を有するモータであっ
て、前記スラスト軸受と当接する前記回転軸の一方の先
端部を前記スラスト軸受と反対方向に向けて徐々に内径
が小さくなる凹状に形成するとともに、前記先端部と当
接する前記スラスト軸受の軸受部を凸状に形成し、前記
先端部の斜面に沿って前記先端部の底が前記軸受部の頂
点に向かう力を前記回転軸が受けることを特徴とする。
1から3のいずれか1項記載のモータにおいて、前記軸
受部の周縁部の径方向に切欠きを形成することを特徴と
する。本発明の請求項5記載のモータは、回転子の回転
軸を支持する軸受にスラスト軸受を有するモータであっ
て、前記スラスト軸受と当接する前記回転軸の一方の先
端部を前記スラスト軸受と反対方向に向けて徐々に内径
が小さくなる凹状に形成するとともに、前記先端部と当
接する前記スラスト軸受の軸受部を凸状に形成し、前記
先端部の斜面に沿って前記先端部の底が前記軸受部の頂
点に向かう力を前記回転軸が受けることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項6記載のモータは、請求項
5記載のモータにおいて、前記先端部は球状空間部を形
成する凹状に形成され、前記軸受部は球状に形成される
とともに、前記先端部が形成する前記球状空間部の曲率
半径は前記軸受部の曲率半径よりも大きいことを特徴と
する。本発明の請求項7記載のモータは、請求項5記載
のモータにおいて、前記先端部は円錐状空間部を形成す
る凹状に形成され、前記軸受部は円錐状に形成されると
ともに、前記先端部が形成する前記円錐状空間部のテー
パ角は前記軸受部のテーパ角よりも大きいことを特徴と
する。
5記載のモータにおいて、前記先端部は球状空間部を形
成する凹状に形成され、前記軸受部は球状に形成される
とともに、前記先端部が形成する前記球状空間部の曲率
半径は前記軸受部の曲率半径よりも大きいことを特徴と
する。本発明の請求項7記載のモータは、請求項5記載
のモータにおいて、前記先端部は円錐状空間部を形成す
る凹状に形成され、前記軸受部は円錐状に形成されると
ともに、前記先端部が形成する前記円錐状空間部のテー
パ角は前記軸受部のテーパ角よりも大きいことを特徴と
する。
【0010】本発明の請求項8記載の燃料ポンプは、請
求項1から7のいずれか1項記載のモータを用いたこと
を特徴とする。
求項1から7のいずれか1項記載のモータを用いたこと
を特徴とする。
【0011】
【作用および発明の効果】本発明の請求項1記載のモー
タによると、回転軸の一方の先端部を凸状に形成すると
ともに、先端部と当接するスラスト軸受の軸受部を回転
軸と反対方向に向けて徐々に内径が小さくなる凹状に形
成することにより、軸受部の斜面に沿って軸受部の底に
向かう力を回転軸が受ける。このため、回転軸はスラス
ト軸受の軸受部の底または底近傍の定位置で回転する。
このため、回転子が振れ回ることなく安定して回転する
ことから、回転子の振動が抑制され、モータから発生す
る騒音を低減できる。先端部および軸受部が摩耗する場
合も、互いの当接部からあまりずれることなく摩耗する
ので、例えば回転子の振れ周りにより先端部および軸受
部が不規則に摩耗することを防止できる。これにより、
回転子が不規則な摩耗形状に案内されて振れ回ることを
防止するとともに、摩耗により軸受部に生じた溝に回転
軸が出入りするときに回転軸がバウンドすることも防止
できるので、このバウンドによる騒音の発生を防止でき
るとともに、回転軸および軸受けの耐摩耗性が向上す
る。
タによると、回転軸の一方の先端部を凸状に形成すると
ともに、先端部と当接するスラスト軸受の軸受部を回転
軸と反対方向に向けて徐々に内径が小さくなる凹状に形
成することにより、軸受部の斜面に沿って軸受部の底に
向かう力を回転軸が受ける。このため、回転軸はスラス
ト軸受の軸受部の底または底近傍の定位置で回転する。
このため、回転子が振れ回ることなく安定して回転する
ことから、回転子の振動が抑制され、モータから発生す
る騒音を低減できる。先端部および軸受部が摩耗する場
合も、互いの当接部からあまりずれることなく摩耗する
ので、例えば回転子の振れ周りにより先端部および軸受
部が不規則に摩耗することを防止できる。これにより、
回転子が不規則な摩耗形状に案内されて振れ回ることを
防止するとともに、摩耗により軸受部に生じた溝に回転
軸が出入りするときに回転軸がバウンドすることも防止
できるので、このバウンドによる騒音の発生を防止でき
るとともに、回転軸および軸受けの耐摩耗性が向上す
る。
【0012】本発明の請求項2記載のモータによると、
スラスト方向側の回転軸の先端部を球状に形成し、軸受
部を球状空間部を形成する凹状に形成するとともに、軸
受部が形成する球状空間部の曲率半径を先端部の曲率半
径よりも大きくすることにより、回転軸は軸受部の中心
または中心近傍の定位置で回転する。また、回転軸が定
位置からずれても、軸受部の中心に向かう力により回転
軸が定位置に滑らかに戻ることができる。
スラスト方向側の回転軸の先端部を球状に形成し、軸受
部を球状空間部を形成する凹状に形成するとともに、軸
受部が形成する球状空間部の曲率半径を先端部の曲率半
径よりも大きくすることにより、回転軸は軸受部の中心
または中心近傍の定位置で回転する。また、回転軸が定
位置からずれても、軸受部の中心に向かう力により回転
軸が定位置に滑らかに戻ることができる。
【0013】本発明の請求項3記載のモータによると、
スラスト方向側の回転軸の先端部を円錐状に形成し、ス
ラスト軸受の軸受部を円錐状空間部を形成する凹状に形
成するとともに、軸受部が形成する円錐状空間部のテー
パ角を先端部のテーパ角よりも大きくすることにより、
回転軸の中心が軸受部の中心に位置し易く、かつ軸受部
の中心からずれにくい。このため、回転子が定位置でさ
らに安定して回転することにより、回転子の振動が抑制
されるので騒音の発生を低減できる。
スラスト方向側の回転軸の先端部を円錐状に形成し、ス
ラスト軸受の軸受部を円錐状空間部を形成する凹状に形
成するとともに、軸受部が形成する円錐状空間部のテー
パ角を先端部のテーパ角よりも大きくすることにより、
回転軸の中心が軸受部の中心に位置し易く、かつ軸受部
の中心からずれにくい。このため、回転子が定位置でさ
らに安定して回転することにより、回転子の振動が抑制
されるので騒音の発生を低減できる。
【0014】本発明の請求項4記載のモータによると、
軸受部の周縁部の径方向に切欠きを形成することによ
り、互いのくっ付き合いを防止することでめっきまたは
焼き入れ等の表面処理を軸受部に確実に施すことができ
る。本発明の請求項5記載のモータによると、スラスト
軸受と当接する回転軸の一方の先端部をスラスト軸受と
反対方向に向けて徐々に内径が小さくなる凹状に形成す
るとともに、先端部と当接するスラスト軸受の軸受部を
凸状に形成することにより、先端部の斜面に沿って先端
部の底が軸受部の頂点に向かう力を回転軸が受ける。こ
のため、回転軸はスラスト軸受の軸受部の頂点または頂
点近傍の定位置で回転する。このため、回転子が振れ回
ることなく安定して回転することから、回転子の振動が
抑制され、モータから発生する騒音を低減できる。先端
部および軸受部が摩耗する場合も、互いの当接部からあ
まりずれることなく摩耗するので、例えば回転子の振れ
周りにより先端部および軸受部が不規則に摩耗すること
を防止できる。これにより、回転子が不規則な摩耗形状
に案内されて振れ回ることを防止するとともに、摩耗に
より先端部に生じた溝に軸受部が出入りするときに回転
軸がバウンドすることも防止できるので、このバウンド
による騒音の発生を防止できるとともに、回転軸および
軸受けの耐摩耗性が向上する。
軸受部の周縁部の径方向に切欠きを形成することによ
り、互いのくっ付き合いを防止することでめっきまたは
焼き入れ等の表面処理を軸受部に確実に施すことができ
る。本発明の請求項5記載のモータによると、スラスト
軸受と当接する回転軸の一方の先端部をスラスト軸受と
反対方向に向けて徐々に内径が小さくなる凹状に形成す
るとともに、先端部と当接するスラスト軸受の軸受部を
凸状に形成することにより、先端部の斜面に沿って先端
部の底が軸受部の頂点に向かう力を回転軸が受ける。こ
のため、回転軸はスラスト軸受の軸受部の頂点または頂
点近傍の定位置で回転する。このため、回転子が振れ回
ることなく安定して回転することから、回転子の振動が
抑制され、モータから発生する騒音を低減できる。先端
部および軸受部が摩耗する場合も、互いの当接部からあ
まりずれることなく摩耗するので、例えば回転子の振れ
周りにより先端部および軸受部が不規則に摩耗すること
を防止できる。これにより、回転子が不規則な摩耗形状
に案内されて振れ回ることを防止するとともに、摩耗に
より先端部に生じた溝に軸受部が出入りするときに回転
軸がバウンドすることも防止できるので、このバウンド
による騒音の発生を防止できるとともに、回転軸および
軸受けの耐摩耗性が向上する。
【0015】本発明の請求項6記載のモータによると、
スラスト軸受の軸受部と当接する回転軸の先端部を球状
空間部を形成する凹状に形成し、軸受部を球状に形成す
るとともに、先端部が形成する球状空間部の曲率半径を
軸受部の曲率半径よりも大きくすることにより、回転軸
は軸受部の中心または中心近傍の定位置で回転する。ま
た、回転軸が定位置からずれても、先端部の中心が軸受
部の中心に向かう力を回転軸が受けることにより回転軸
が定位置に滑らかに戻ることができる。
スラスト軸受の軸受部と当接する回転軸の先端部を球状
空間部を形成する凹状に形成し、軸受部を球状に形成す
るとともに、先端部が形成する球状空間部の曲率半径を
軸受部の曲率半径よりも大きくすることにより、回転軸
は軸受部の中心または中心近傍の定位置で回転する。ま
た、回転軸が定位置からずれても、先端部の中心が軸受
部の中心に向かう力を回転軸が受けることにより回転軸
が定位置に滑らかに戻ることができる。
【0016】本発明の請求項7記載のモータによると、
スラスト軸受の軸受部と当接する回転軸の先端部を円錐
状空間部を形成する凹状に形成し、スラスト軸受の軸受
部を円錐状に形成するとともに、先端部が形成する円錐
状空間部のテーパ角を軸受部のテーパ角よりも大きくす
ることにより、回転軸の中心が軸受部の中心に位置し易
く、かつ軸受部の中心からずれにくい。このため、回転
子がさらに安定して回転することにより回転子の振動が
抑制されるので騒音の発生を低減できる。
スラスト軸受の軸受部と当接する回転軸の先端部を円錐
状空間部を形成する凹状に形成し、スラスト軸受の軸受
部を円錐状に形成するとともに、先端部が形成する円錐
状空間部のテーパ角を軸受部のテーパ角よりも大きくす
ることにより、回転軸の中心が軸受部の中心に位置し易
く、かつ軸受部の中心からずれにくい。このため、回転
子がさらに安定して回転することにより回転子の振動が
抑制されるので騒音の発生を低減できる。
【0017】本発明の請求項8記載の燃料ポンプによる
と、請求項1から7のいずれか1項記載のモータを燃料
ポンプに用いることにより燃料ポンプで生じる振動が抑
制されるので、燃料タンク内に燃料ポンプを装着しても
燃料ポンプから燃料タンクを通じて車内に伝達される騒
音を低減できる。
と、請求項1から7のいずれか1項記載のモータを燃料
ポンプに用いることにより燃料ポンプで生じる振動が抑
制されるので、燃料タンク内に燃料ポンプを装着しても
燃料ポンプから燃料タンクを通じて車内に伝達される騒
音を低減できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による燃料ポンプを
図1〜図3に示す。図3に示す燃料ポンプ10は、例え
ば車両等の燃料タンク内に装着されるもので、燃料タン
クから内燃機関の燃料噴射装置に燃料を供給するもので
ある。
する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による燃料ポンプを
図1〜図3に示す。図3に示す燃料ポンプ10は、例え
ば車両等の燃料タンク内に装着されるもので、燃料タン
クから内燃機関の燃料噴射装置に燃料を供給するもので
ある。
【0019】図3に示すように、燃料ポンプ10は、図
示しない燃料タンクから燃料を吸入して加圧するポンプ
部10a、ポンプ部10aを駆動するモータ部10b、
およびポンプ部10aで加圧された燃料を燃料ポンプ外
に吐出する燃料吐出部10cからなる。ポンプ部10a
は、ポンプカバー12とポンプケーシング13との間に
C字状のポンプ室30を形成し、このポンプ室30内に
円盤状に形成された燃料加圧用のインペラ31が回転可
能に収容されている。ポンプカバー12およびポンプケ
ーシング13はアルミ製であり、円筒状に形成されたハ
ウジング11の一端にかしめて固定されている。ポンプ
カバー12およびポンプケーシング13はフェノール樹
脂で形成することも可能である。ポンプカバー12に形
成された吸入口41からポンプ室30に導入された燃料
は、インペラ31の回転により加圧され、モータ部10
bのモータ室24に送出される。
示しない燃料タンクから燃料を吸入して加圧するポンプ
部10a、ポンプ部10aを駆動するモータ部10b、
およびポンプ部10aで加圧された燃料を燃料ポンプ外
に吐出する燃料吐出部10cからなる。ポンプ部10a
は、ポンプカバー12とポンプケーシング13との間に
C字状のポンプ室30を形成し、このポンプ室30内に
円盤状に形成された燃料加圧用のインペラ31が回転可
能に収容されている。ポンプカバー12およびポンプケ
ーシング13はアルミ製であり、円筒状に形成されたハ
ウジング11の一端にかしめて固定されている。ポンプ
カバー12およびポンプケーシング13はフェノール樹
脂で形成することも可能である。ポンプカバー12に形
成された吸入口41からポンプ室30に導入された燃料
は、インペラ31の回転により加圧され、モータ部10
bのモータ室24に送出される。
【0020】モータ部10bは回転子20とマグネット
23とを有し、マグネット23の磁場中に配設されてい
る回転子20のコイル20aにコネクタ44から電流が
供給されると回転子20が回転する。回転子20のスラ
スト方向側の回転軸21は、ポンプカバー12の中央凹
部12aに圧入されているスラスト軸受32に軸受けさ
れている。回転軸21は、スラスト軸受32に軸方向の
荷重を支持されているとともに軸受51に径方向を支持
されており、回転子20の他方の回転軸22は軸受52
に径方向を支持されている。回転軸21の外周壁に軸方
向に切欠き21aが設けられ、この切欠き21aの形成
された部位にインペラ31が固定されている。
23とを有し、マグネット23の磁場中に配設されてい
る回転子20のコイル20aにコネクタ44から電流が
供給されると回転子20が回転する。回転子20のスラ
スト方向側の回転軸21は、ポンプカバー12の中央凹
部12aに圧入されているスラスト軸受32に軸受けさ
れている。回転軸21は、スラスト軸受32に軸方向の
荷重を支持されているとともに軸受51に径方向を支持
されており、回転子20の他方の回転軸22は軸受52
に径方向を支持されている。回転軸21の外周壁に軸方
向に切欠き21aが設けられ、この切欠き21aの形成
された部位にインペラ31が固定されている。
【0021】図1に示すように、スラスト軸受32はポ
ンプカバー12に係止される係止部33とポンプカバー
12に圧入される圧入部37とからなる。係止部33の
回転軸21側の中央部に球状空間部を形成する軸受部3
4が形成されており、回転軸21の球状の先端部21a
がこの軸受部34に当接している。軸受部34の曲率半
径は先端部21aの曲率半径よりも大きい。軸受部34
の周囲にはスラスト軸受32をポンプカバー12に圧入
し易いように平坦な環状部35が設けられ、この環状部
35に切欠き36が90°間隔に形成されている。平坦
な環状部35に切欠き36を設けるのは、大量のスラス
ト軸受32にめっきまたは焼き入れ等の表面処理を施す
場合、平坦な環状部35が互いにくっつき合って軸受部
34に表面処理が施されないことを防止するためであ
る。圧入部37は、外周壁にローレットが形成されてお
り、ポンプカバー12からの脱落を防止している。図1
に示した係止部33の下端面33aから軸受部34の最
下部までの長さaは、第2実施例以降で引用する。
ンプカバー12に係止される係止部33とポンプカバー
12に圧入される圧入部37とからなる。係止部33の
回転軸21側の中央部に球状空間部を形成する軸受部3
4が形成されており、回転軸21の球状の先端部21a
がこの軸受部34に当接している。軸受部34の曲率半
径は先端部21aの曲率半径よりも大きい。軸受部34
の周囲にはスラスト軸受32をポンプカバー12に圧入
し易いように平坦な環状部35が設けられ、この環状部
35に切欠き36が90°間隔に形成されている。平坦
な環状部35に切欠き36を設けるのは、大量のスラス
ト軸受32にめっきまたは焼き入れ等の表面処理を施す
場合、平坦な環状部35が互いにくっつき合って軸受部
34に表面処理が施されないことを防止するためであ
る。圧入部37は、外周壁にローレットが形成されてお
り、ポンプカバー12からの脱落を防止している。図1
に示した係止部33の下端面33aから軸受部34の最
下部までの長さaは、第2実施例以降で引用する。
【0022】図3に示すマグネット23は、回転子20
の外周に設けられ、回転子20と所定のエアギャップを
形成しており、マグネットスプリング24によりハウジ
ング11に支持されている。回転子20の回転軸22側
に整流子25が設置されている。吐出ケース14はハウ
ジング11の他端にかしめて固定されている。コネクタ
ピン45は、吐出ケース14に設けられたコネクタ44
に先端を露出して埋設されている。コネクタピン45は
回転子20に巻回されたコイル20aに接続するととも
に、チョークコイル46に接続されている。チョークコ
イル46はコイル20aに供給される電流から交流成分
を除くために接続されている。
の外周に設けられ、回転子20と所定のエアギャップを
形成しており、マグネットスプリング24によりハウジ
ング11に支持されている。回転子20の回転軸22側
に整流子25が設置されている。吐出ケース14はハウ
ジング11の他端にかしめて固定されている。コネクタ
ピン45は、吐出ケース14に設けられたコネクタ44
に先端を露出して埋設されている。コネクタピン45は
回転子20に巻回されたコイル20aに接続するととも
に、チョークコイル46に接続されている。チョークコ
イル46はコイル20aに供給される電流から交流成分
を除くために接続されている。
【0023】吐出部10cは、吐出ケース14の一部で
ある吐出口42内に逆止弁43を収容し、この逆止弁4
3が吐出口42から吐出した燃料の逆流を防止してい
る。次に、燃料ポンプ10の作動について説明する。コ
イル20aに電流が供給されると、回転子20は、スラ
スト軸受32および軸受51に回転軸21を支持される
とともに軸受52に回転軸22を支持されて回転する。
燃料タンクから図示しないフィルタを通してポンプ室3
0に吸い上げられた燃料は、回転軸21とともに回転す
るインペラ31によりポンプ室30内で加圧され、モー
タ室24に送出される。モータ室24に送出された燃料
は、吐出口42内の逆止弁43を押し上げ、吐出口42
から図示しない燃料配管により燃料タンク外に吐出され
る。
ある吐出口42内に逆止弁43を収容し、この逆止弁4
3が吐出口42から吐出した燃料の逆流を防止してい
る。次に、燃料ポンプ10の作動について説明する。コ
イル20aに電流が供給されると、回転子20は、スラ
スト軸受32および軸受51に回転軸21を支持される
とともに軸受52に回転軸22を支持されて回転する。
燃料タンクから図示しないフィルタを通してポンプ室3
0に吸い上げられた燃料は、回転軸21とともに回転す
るインペラ31によりポンプ室30内で加圧され、モー
タ室24に送出される。モータ室24に送出された燃料
は、吐出口42内の逆止弁43を押し上げ、吐出口42
から図示しない燃料配管により燃料タンク外に吐出され
る。
【0024】ポンプ室30内の燃料にはインペラ31の
回転により圧力差が生じているため、インペラ31は高
圧側から低圧側に向けて径方向に付勢力を受ける。回転
軸21もインペラ31とともに径方向に付勢力を受ける
ので、回転軸21はスラスト軸受32の軸受部34の凹
状の球面に沿って移動しようとする。しかし、軸受部3
4は球状空間部を形成し、回転軸21の先端部21aは
球状に形成されており、かつ軸受部34が形成する球状
空間部の曲率半径は先端部21aの曲率半径よりも大き
いため、軸受部34の球面に沿って軸受部34の中心に
向かう力を回転軸21が受ける。このため、回転軸21
は、軸受部34に沿って移動することなく軸受部34の
中心または中心近傍の一定点と当接するため、回転子2
0は振れ回ることなく安定して回転する。また、回転軸
21が前記一定点からずれたとしても速やかに元の位置
に戻ることができる。例えば製造誤差により、回転軸2
1の中心と軸受部34の中心が組付け時にずれていたと
しても、前述したように軸受部34の球面に沿って軸受
部34の中心に向かう力を回転軸21が受けていること
により回転子20は軸受51および52とのクリアラン
ス分一定方向に押さえつけられるので、回転子20は振
れ回ることなく安定して回転する。
回転により圧力差が生じているため、インペラ31は高
圧側から低圧側に向けて径方向に付勢力を受ける。回転
軸21もインペラ31とともに径方向に付勢力を受ける
ので、回転軸21はスラスト軸受32の軸受部34の凹
状の球面に沿って移動しようとする。しかし、軸受部3
4は球状空間部を形成し、回転軸21の先端部21aは
球状に形成されており、かつ軸受部34が形成する球状
空間部の曲率半径は先端部21aの曲率半径よりも大き
いため、軸受部34の球面に沿って軸受部34の中心に
向かう力を回転軸21が受ける。このため、回転軸21
は、軸受部34に沿って移動することなく軸受部34の
中心または中心近傍の一定点と当接するため、回転子2
0は振れ回ることなく安定して回転する。また、回転軸
21が前記一定点からずれたとしても速やかに元の位置
に戻ることができる。例えば製造誤差により、回転軸2
1の中心と軸受部34の中心が組付け時にずれていたと
しても、前述したように軸受部34の球面に沿って軸受
部34の中心に向かう力を回転軸21が受けていること
により回転子20は軸受51および52とのクリアラン
ス分一定方向に押さえつけられるので、回転子20は振
れ回ることなく安定して回転する。
【0025】また、回転軸21が回転することにより軸
受部34が摩耗しても、回転軸21は軸受部34と一定
点で当接しているため、軸受部34はこの一定点を中心
として凹状の球面状に摩耗する。これにより、軸受部3
4の摩耗が進行しても回転軸21がこの摩耗に案内され
て振れ回ることはない。その結果、回転子20の振れ回
りにより軸受部34が例えば環状に摩耗し、この摩耗部
に回転軸21が出入りするとき回転軸21がバウンドす
ることを防止できるので、回転軸21と軸受部34との
衝突による騒音の発生を防止できるとともに、回転軸2
1および軸受部34の耐摩耗性が向上する。
受部34が摩耗しても、回転軸21は軸受部34と一定
点で当接しているため、軸受部34はこの一定点を中心
として凹状の球面状に摩耗する。これにより、軸受部3
4の摩耗が進行しても回転軸21がこの摩耗に案内され
て振れ回ることはない。その結果、回転子20の振れ回
りにより軸受部34が例えば環状に摩耗し、この摩耗部
に回転軸21が出入りするとき回転軸21がバウンドす
ることを防止できるので、回転軸21と軸受部34との
衝突による騒音の発生を防止できるとともに、回転軸2
1および軸受部34の耐摩耗性が向上する。
【0026】第1実施例では、回転軸21の先端部21
aを球状に形成し、スラスト軸受32の軸受部34を球
状空間部を形成する凹状に形成するとともに、軸受部3
4の曲率半径を先端部21aの曲率半径よりも大きくし
ている。このため、回転軸21は軸受部34の球面に沿
って軸受部34の中心に向かう力を受けるため、軸受部
34と一定点で当接し安定して回転するとともに、回転
軸21が軸受部34の中心からずれても回転軸21が軸
受部34の中心に向けて滑らかに戻される。これによ
り、回転子20が振れ周りを起こすことなく安定して回
転するので、燃料ポンプ10からの騒音発生量を低減す
ることができる。
aを球状に形成し、スラスト軸受32の軸受部34を球
状空間部を形成する凹状に形成するとともに、軸受部3
4の曲率半径を先端部21aの曲率半径よりも大きくし
ている。このため、回転軸21は軸受部34の球面に沿
って軸受部34の中心に向かう力を受けるため、軸受部
34と一定点で当接し安定して回転するとともに、回転
軸21が軸受部34の中心からずれても回転軸21が軸
受部34の中心に向けて滑らかに戻される。これによ
り、回転子20が振れ周りを起こすことなく安定して回
転するので、燃料ポンプ10からの騒音発生量を低減す
ることができる。
【0027】(第2実施例)本発明の第2実施例を図4
に示す。回転軸60の先端部60aは円錐状に形成さ
れ、スラスト軸受61の軸受部62は円錐状空間部を形
成する凹状に形成されている。軸受部62が形成する円
錐状空間部のテーパ角は、先端部60aのテーパ角より
も大きくなるように形成されている。スラスト軸受61
がポンプカバーに係止する下端面61aから軸受部62
までの長さbは、第1実施例の図2に示す長さaと同じ
なるように形成されている。これにより、回転軸および
スラスト軸受の形状を変更するだけで、他部材を変更す
ることなく回転軸とスラスト軸受の当接状態を変更でき
る。
に示す。回転軸60の先端部60aは円錐状に形成さ
れ、スラスト軸受61の軸受部62は円錐状空間部を形
成する凹状に形成されている。軸受部62が形成する円
錐状空間部のテーパ角は、先端部60aのテーパ角より
も大きくなるように形成されている。スラスト軸受61
がポンプカバーに係止する下端面61aから軸受部62
までの長さbは、第1実施例の図2に示す長さaと同じ
なるように形成されている。これにより、回転軸および
スラスト軸受の形状を変更するだけで、他部材を変更す
ることなく回転軸とスラスト軸受の当接状態を変更でき
る。
【0028】第2実施例では、回転軸60の先端部60
aの中心と軸受部62の中心とが一致している状態から
回転軸60が第1実施例よりもずれにくいため、さらに
良好に回転子の振れ周りを抑制することができる。これ
により、燃料ポンプの騒音発生量をさらに低減できる。 (第3実施例)本発明の第3実施例を図5に示す。
aの中心と軸受部62の中心とが一致している状態から
回転軸60が第1実施例よりもずれにくいため、さらに
良好に回転子の振れ周りを抑制することができる。これ
により、燃料ポンプの騒音発生量をさらに低減できる。 (第3実施例)本発明の第3実施例を図5に示す。
【0029】第3実施例では第1実施例とは逆に、回転
軸63の先端部63aは球状空間部部を形成する凹状に
形成され、スラスト軸受64の軸受部65は球状に形成
されている。先端部63aの曲率半径は、軸受部65の
曲率半径よりも大きくなるように形成されている。スラ
スト軸受64がポンプカバーに係止する下端面64aか
ら軸受部65までの長さcは、第1実施例の図2に示す
長さaと同じなるように形成されている。これにより、
回転軸およびスラスト軸受の形状を変更するだけで、他
部材を変更することなく回転軸とスラスト軸受の当接状
態を変更できる。
軸63の先端部63aは球状空間部部を形成する凹状に
形成され、スラスト軸受64の軸受部65は球状に形成
されている。先端部63aの曲率半径は、軸受部65の
曲率半径よりも大きくなるように形成されている。スラ
スト軸受64がポンプカバーに係止する下端面64aか
ら軸受部65までの長さcは、第1実施例の図2に示す
長さaと同じなるように形成されている。これにより、
回転軸およびスラスト軸受の形状を変更するだけで、他
部材を変更することなく回転軸とスラスト軸受の当接状
態を変更できる。
【0030】第3実施例では、軸受部65が凸状に形成
されているので、スラスト軸受64の表面処理時、スラ
スト軸受64が互いにくっつくことを防止する切欠きを
軸受部65側に形成する必要がない。このため、切欠き
を形成する工数を低減できる。 (第4実施例)本発明の第4実施例を図6に示す。
されているので、スラスト軸受64の表面処理時、スラ
スト軸受64が互いにくっつくことを防止する切欠きを
軸受部65側に形成する必要がない。このため、切欠き
を形成する工数を低減できる。 (第4実施例)本発明の第4実施例を図6に示す。
【0031】第4実施例では第2実施例とは逆に、回転
軸66の先端部66aは円錐状空間部を形成する凹状に
形成され、スラスト軸受67の軸受部68は、円錐状に
形成されている。先端部66aのテーパ角は、軸受部6
8のテーパ角よりも大きくなるように形成されている。
スラスト軸受67がポンプカバーに係止する下端面67
aから軸受部68までの長さdは、第1実施例の図2に
示す長さaと同じなるように形成されている。これによ
り、回転軸およびスラスト軸受の形状を変更するだけ
で、他部材を変更することなく回転軸とスラスト軸受の
当接状態を変更できる。
軸66の先端部66aは円錐状空間部を形成する凹状に
形成され、スラスト軸受67の軸受部68は、円錐状に
形成されている。先端部66aのテーパ角は、軸受部6
8のテーパ角よりも大きくなるように形成されている。
スラスト軸受67がポンプカバーに係止する下端面67
aから軸受部68までの長さdは、第1実施例の図2に
示す長さaと同じなるように形成されている。これによ
り、回転軸およびスラスト軸受の形状を変更するだけ
で、他部材を変更することなく回転軸とスラスト軸受の
当接状態を変更できる。
【0032】第4実施例では、軸受部68が凸状に形成
されているので、スラスト軸受67の表面処理時、スラ
スト軸受67が互いにくっつくことを防止する切欠きを
軸受部68側に形成する必要がない。このため、切欠き
を形成する工数を低減できる。以上説明した本発明の実
施例では、回転子のスラスト方向側の回転軸の先端部お
よびスラスト軸受の軸受部のどちらか一方を球状または
円錐状に形成し、他方を球状または円錐状の空間部を形
成する凹状に形成することにより回転子の振れ周りを抑
制したが、本発明では、球状と円錐状の組合わせでもよ
いし、回転軸の先端部およびスラスト軸受の軸受部の一
方を凸状、他方を凹状に形成するのであれば他の形状に
してもよい。
されているので、スラスト軸受67の表面処理時、スラ
スト軸受67が互いにくっつくことを防止する切欠きを
軸受部68側に形成する必要がない。このため、切欠き
を形成する工数を低減できる。以上説明した本発明の実
施例では、回転子のスラスト方向側の回転軸の先端部お
よびスラスト軸受の軸受部のどちらか一方を球状または
円錐状に形成し、他方を球状または円錐状の空間部を形
成する凹状に形成することにより回転子の振れ周りを抑
制したが、本発明では、球状と円錐状の組合わせでもよ
いし、回転軸の先端部およびスラスト軸受の軸受部の一
方を凸状、他方を凹状に形成するのであれば他の形状に
してもよい。
【0033】また本実施例では、燃料ポンプに本実施例
のモータ部を用いたが、本発明では、燃料ポンプに限ら
ず、騒音を低減したい装置に本発明のモータを用いるこ
とは可能である。
のモータ部を用いたが、本発明では、燃料ポンプに限ら
ず、騒音を低減したい装置に本発明のモータを用いるこ
とは可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による燃料ポンプの主要部
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図2】図1のII−II方向矢視図である。
【図3】本発明の第1実施例による燃料ポンプを示す断
面図である。
面図である。
【図4】第2実施例のスラスト軸受と回転軸との当接状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図5】第3実施例のスラスト軸受と回転軸との当接状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図6】第4実施例のスラスト軸受と回転軸との当接状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
10 燃料ポンプ 10b モータ部(モータ) 11 ポンプハウジング 20 回転子 21 回転軸 21a 先端部 31 インペラ 32 スラスト軸受 34 軸受部 36 切欠き
Claims (8)
- 【請求項1】 回転子の回転軸を支持する軸受にスラス
ト軸受を有するモータであって、 前記回転軸の一方の先端部を凸状に形成するとともに、
前記先端部と当接する前記スラスト軸受の軸受部を前記
回転軸と反対方向に向けて徐々に内径が小さくなる凹状
に形成し、前記軸受部の斜面に沿って前記軸受部の底に
向かう力を前記回転軸が受けることを特徴とするモー
タ。 - 【請求項2】 前記先端部は球状に形成され、前記軸受
部は球状空間部を形成する凹状に形成されるとともに、
前記軸受部が形成する前記球状空間部の曲率半径は前記
先端部の曲率半径よりも大きいことを特徴とする請求項
1記載のモータ。 - 【請求項3】 前記先端部は円錐状に形成され、前記軸
受部は円錐状空間部を形成する凹状に形成されるととも
に、前記軸受部が形成する前記円錐状空間部のテーパ角
は前記先端部のテーパ角よりも大きいことを特徴とする
請求項1記載のモータ。 - 【請求項4】 前記軸受部の周縁部の径方向に切欠きを
形成することを特徴とする請求項1から3のいずれか1
項記載のモータ。 - 【請求項5】 回転子の回転軸を支持する軸受にスラス
ト軸受を有するモータであって、 前記スラスト軸受と当接する前記回転軸の一方の先端部
を前記スラスト軸受と反対方向に向けて徐々に内径が小
さくなる凹状に形成するとともに、前記先端部と当接す
る前記スラスト軸受の軸受部を凸状に形成し、前記先端
部の斜面に沿って前記先端部の底が前記軸受部の頂点に
向かう力を前記回転軸が受けることを特徴とするモー
タ。 - 【請求項6】 前記先端部は球状空間部を形成する凹状
に形成され、前記軸受部は球状に形成されるとともに、
前記先端部が形成する前記球状空間部の曲率半径は前記
軸受部の曲率半径よりも大きいことを特徴とする請求項
5記載のモータ。 - 【請求項7】 前記先端部は円錐状空間部を形成する凹
状に形成され、前記軸受部は円錐状に形成されるととも
に、前記先端部が形成する前記円錐状空間部のテーパ角
は前記軸受部のテーパ角よりも大きいことを特徴とする
請求項5記載のモータ。 - 【請求項8】 請求項1から7のいずれか1項記載のモ
ータを用いたことを特徴とする燃料ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31961294A JPH08182243A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | モータおよびそれを用いた燃料ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31961294A JPH08182243A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | モータおよびそれを用いた燃料ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08182243A true JPH08182243A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18112228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31961294A Pending JPH08182243A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | モータおよびそれを用いた燃料ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08182243A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100944422B1 (ko) * | 2008-06-05 | 2010-02-25 | 한국기계연구원 | 윤활성 향상을 위한 스러스트 베어링이 설치된 인라인형엘피지 연료펌프 |
| US20140072414A1 (en) * | 2012-09-12 | 2014-03-13 | E.G.O. Elektro-Geraetebau Gmbh | Apparatuses and methods for a pump |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP31961294A patent/JPH08182243A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100944422B1 (ko) * | 2008-06-05 | 2010-02-25 | 한국기계연구원 | 윤활성 향상을 위한 스러스트 베어링이 설치된 인라인형엘피지 연료펌프 |
| US20140072414A1 (en) * | 2012-09-12 | 2014-03-13 | E.G.O. Elektro-Geraetebau Gmbh | Apparatuses and methods for a pump |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041208 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041227 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050506 |