JPH08182655A - フィルタ付きプッシュプルプローブ - Google Patents

フィルタ付きプッシュプルプローブ

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JPH08182655A
JPH08182655A JP6338424A JP33842494A JPH08182655A JP H08182655 A JPH08182655 A JP H08182655A JP 6338424 A JP6338424 A JP 6338424A JP 33842494 A JP33842494 A JP 33842494A JP H08182655 A JPH08182655 A JP H08182655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter
filter
tube
filter tube
probe
Prior art date
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Pending
Application number
JP6338424A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohito Nishino
西野博仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIKOMU KK
EICOM CORP
Original Assignee
EIKOMU KK
EICOM CORP
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Publication date
Application filed by EIKOMU KK, EICOM CORP filed Critical EIKOMU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低分子量から高分子量までの生体物質を効果
的に採取するためのフィルタ付きプッシュプルプローブ
を提供しようとする。 【構成】 分布細孔の直径が0.1〜0.2μmの膜質
からなり、内径を前記細孔径の1500〜2000倍と
して形成されたフィルタチューブ3の先端4を封止し、
このフィルタチューブ内に前記先端の手前で開口した先
端を有する入口導管5を挿入し、前記入口導管の外側に
おけるフィルタチューブ内空間に連通した出口導管6を
設け、前記入口導管に送液手段を接続するとともに、前
記出口導管に送液量と実質上同量もしくは僅かに多くの
液を排出するための吸引手段を接続するようにしたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体組織に挿入し、生
体物質を採集するためのフィルタ付きプッシュプルプロ
ーブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】生体組織は細胞から構成されているが、
その細胞のまわりは生体液で満たされており、生体液に
含まれる広範囲の生体物質(低分子物質、ペプタイド、
酵素、タンパク質、その他)は、生体内において種々の
重要な役割を果たしている。したがって、これらの物質
の動きを調査するために有用な手段としてプッシュプル
プローブが用いられる。
【0003】従来の基本的なプッシュプルプローブは2
本の導管を平行あるいは同軸的に配置し、かつそれらの
開口先端部を針先として組織内に挿入するものであり、
一方から液を送るとともに、他方から吸引することによ
り細胞の外側を洗い流し、生体物質を採集していた。し
かしながら、この方法は、導管が組織片によって詰ま
り易いこと、給送した液と吸引する液の量が等しくな
ければ、組織に液があふれて加圧状態となり、逆に、引
きすぎると、減圧状態となるため、このような状況下で
は、組織細胞を傷つけるだけでなく、細胞を液採取時間
を通じて刺激し続けることになり、実験動物には麻酔下
でしか用いられない(覚醒下で用いると、その動物が異
常な行動をとる。)、等の欠点を有する。
【0004】特に、加圧又は減圧状態が起こるのは組織
内の針先のまわりに圧力平衡を取り得る空間が全く存在
しないためであり、この従来方式においては、避けがた
い現象である。
【0005】これに対し、近年、フィルタ状の中空糸膜
を針先とし、このフィルタ内を生体との緩衝空間として
用いるようにしたプローブが用いられるようになってき
た(特公平3−16861号公報)。しかしながら、こ
の方法は、フィルタ膜の分布孔径が極めて小さいため、
生体中の低分子物質のみしか通過させることができず、
したがって、高分子量のものを採取できなかった。すな
わち、この方式では透析液は中空糸外には洩れないよう
になっているため、中空糸内の入口導管から液を供給す
るだけで、他の部分から吸引する必要がないため、極め
て有用な採集方法であるが、例えば、5000以上の高
分子物質を採取できないという欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、生体組織の
微少領域における細胞外に存在する低分子量から高分子
量までの広範囲の生体物質を吸引又は拡散の原理によっ
て採集するフィルタ付きプッシュプルプローブを提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
分布細孔の直径が0.1〜0.2μmの膜質からなり、
内径を前記細孔径の1500〜2000倍として形成さ
れたフィルタチューブの先端を封止し、このフィルタチ
ューブ内に前記先端の手前で開口した先端を有する入口
導管を挿入し、前記入口導管の外側におけるフィルタチ
ューブ内空間に連通した出口導管を設け、前記入口導管
に送液手段を接続するとともに、前記出口導管に送液量
と実質上同量もしくは僅かに多くの液を排出するための
吸引手段を接続するようにしたフィルタ付きプッシュプ
ルプローブを構成したものである。
【0008】また、本発明は、その第2の態様におい
て、分布細孔の口径が0.1〜0.2μmの膜質からな
り、内径を前記細孔径の1500〜2000倍として形
成されたフィルタチューブの両端に実質上同一外径もし
くは嵌め込みによる段差を有して連続するようにした中
継用チューブを接続するとともに、これらの中継用チュ
ーブの自由端にそれぞれ実質上同一外径を有して連続す
るようにした金属製の接続用パイプを接続し、一方の接
続用パイプの自由端を針先状に整形して被検組織に縫い
通すための先導端とし、この先導端及び他方の接続用パ
イプの自由端からなる後端のいずれか一方に送液手段を
接続するとともに、他方には送液量と実質上同量もしく
は僅かに多くの量を排出するための吸引手段を接続する
ようにしたフィルタ付きプッシュプルプローブを構成し
たものである。
【0009】
【実施例】図1Aは本発明の基本的実施例を示す断面図
である。この実施例のプローブは、アクリル樹脂からな
る円筒状のキャップ1より、例えば、ポリイミド被覆石
英管(PFS)からなる支持管2を突出させ、この支持
管2の先端部より分布細孔の径が0.1〜0.2μmの
膜質からなる中空状のフィルタチューブ3を突出させ、
そのフィルタチューブ3の先端を適当な樹脂4により封
止したものである。支持管2は使用目的に応じた長さ及
び0.5mm程度の外径を有し、フィルタチューブ3は
例えば、エポキシ接着剤によりこの石英製支持管2の先
端部内周面に接着され、使用目的に応じた長さ(少なく
とも0.5mm)だけ突出している。キャップ1の後端
からは支持管2内に連通する入口導管5及び出口導管6
が挿入される。入口導管5は支持管2と同様にPFSか
ら形成された内径0.1〜0.2mm程度の細管からな
り、その先端はフィルタチューブ3の封止端4と僅かな
間隙(0.5mm程度)を置いてそのフィルタチューブ
内に開口している。出口導管6は例えば、ポリイミド樹
脂からなる細管であって、入口導管5と平行してギャッ
プ1から支持管2内へ所定寸法だけ突出し、その突出部
に至るまでエポキシ樹脂等の接着剤により固定され、先
端がそれよりも前方の支持管2およびフィルタチューブ
3内の空間に対して開口している。入口導管5および出
口導管6の後部はキャップ1内においてステンレス管7
及び8に連結され、これらの管7、8はキャップ1から
突出している。キャップ1の後端部における開口部内に
は前半部と同様な挿入管固定用の樹脂接着剤9が埋め込
まれている。
【0010】図1B及び図1Cは同図Aに示した基本実
施例の範囲内における変形例を示すものであり、図1B
においては、フィルタチューブ3と内外周面が連続した
(面一の)支持管2’を用い、接合部には接続管10を
介在させ、支持管2’及びフィルタチューブ3の内周面
と接着剤11により接着したものである。また、変形例
図1Cでは、フィルタチューブ3の内径に適合する外径
の支持管2”を用い、この先端をフィルタチューブ3の
後端に挿入し、接着剤11で接着したものである。
【0011】図1に示したプッシュプルプローブは図2
に示すガイドカニューレ12を用いて被検組織、例え
ば、脳組織に適用される。ガイドカニューレ12はプッ
シュプルプローブのフィルタチューブ3及び支持管2を
挿入しうる太さ及び長さを有するステンレスパイプ13
の後端にヘッド14を固定したものである。このヘッド
14は例えば、アクリル樹脂からなり、外周にねじ溝を
形成したものである。このガイドカニューレは先端より
被検組織に埋め込まれ、セメントで頭蓋骨に固定され
る。ガイドカニューレ12のヘッド部14からは仮想線
で示すダミーカニューレ15が挿入される。このダミー
カニューレ15の本体部16はガイドカニューレのステ
ンレスパイプ13に嵌入し、先端が同じくステンレスパ
イプ13の先端に対応するような形状においてガイドカ
ニューレ12内をほぼ閉鎖するものであり、キャップナ
ット17をガイドカニューレ12のヘッド14にねじ係
合させることにより固定される。これにより被検組織の
生体液、例えば、脳髄液が外部に洩れることがない状態
で、生体の素子を数日間飼養して手術の回復を待つ。そ
の後、ダミーカニューレ15を抜き出し、ガイドカニュ
ーレ12に図1のプッシュプルプローブを挿入し、再び
キャップナット17によりそのキャップ部1を固定す
る。この状態により、プッシュプルプローブの入口導管
5及び出口導管6を適当な送液ポンプと、実質上これと
同容量の吸引ポンプにそれぞれ接続することにより、ガ
イドカニューレの先端部分におけるプッシュプルプロー
ブのフィルタチューブ3より効果的に生体内物質を採集
することができる。なお、フィルタチューブ3から液漏
れがないように送液側と吸引側のポンプを調整する。
【0012】図3A、図3B及び図3Cは本発明の第2
の実施例を示すものである。図3Aは図1に示した基本
実施例と同様な材質及び太さからなるフィルタチューブ
23の両端に実質上同一外径で連続した適当な可撓性を
有するプラスチック材料からなる中継用チューブ24及
び25を接続したものである。各中継用チューブ24及
び25の自由端はそれぞれ同一外径で連続したステンレ
スパイプ26及び27に連結される。これらフィルタチ
ューブ23と中継用チューブ24、25、及び中継用チ
ューブ24、25とステンレスパイプ26、27との接
続は、それらの接合部に接続管28を挿入し、接着剤2
9で接続することにより行われる。ステンレスパイプ2
6の自由端は被検組織に縫い通すための先導端として針
先状に整形されている。すなわち、この実施例では、フ
ィルタチューブを被検体の臓器、例えば肝臓、心臓など
や、皮下の固定しにくい部分に位置させるのに適してい
る。
【0013】この第2実施例においては、ステンレスパ
イプ26の被検組織から引き出された先導端を吸引側と
し、ステンレスパイプ27の自由端を送液側としてそれ
ぞれ対応するポンプに接続される。これによりパイプ2
7及びチューブ25を介してフィルタチューブへの送液
が行われ、この液はフィルタチューブ23の膜を通って
浸入した生体液とともにチューブ24及びステンレスパ
イプ26を介してサンプリング経路に導出されることに
なる。このとき第1実施例の場合と同様、フィルタチュ
ーブからの液漏れがないように送液量と吸引量が調整さ
れる。
【0014】図3B及び図3Cはこの第2実施例の範囲
内における変形例を示すものであり、図3Bでは、送液
側チューブ25’と吸引側チューブ26’の対向端にお
いてフィルタチューブ23’の両端を内側から接着剤2
9により固定したものであり、図3Cにおいては、送液
側チューブ25”と吸引側チューブ26”の対向端にお
いてフィルタチューブ23”の両端を外側から接着剤2
9により固定したものである。この図3B及び図3Cの
変形例においては、ごく僅かの段差を有するだけで、し
かも、この段差は接着剤等によりなだらかにされるた
め、図3Aに示した実施例のものとほぼ同様の効果を得
ることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の述べた通り、細孔構造の
フィルタチューブを用いた構造において、生体組織、例
えば、脳組織や、種々の臓器部分等における低分子量か
ら高分子量までの生体液採集に適したプッシュプルプロ
ーブを提供するものである。
【0016】特に、縫い通し形のプッシュプルプローブ
の場合、被検組織の動きによっても破損しにくいという
長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本発明の基本的実施例を示す縦断面図であ
り、Bはその第1の変形例を示す部分断面図であり、C
はその第2の変形例を示す部分断面図である。
【図2】図1のプッシュプルプローブを使用するための
ガイドカニューレ及び関連構造を示す断面図である。
【図3】Aは本発明の第2の実施例を示す縦断面図であ
り、Bはその第1の変形例を示す部分断面図であり、C
はその第2の変形例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 円筒状キャップ 2 支持管 3 フィルタチューブ 4 封止端 5 入口導管 6 出口導管 7、8 ステンレス管 9 固定用樹脂接着剤 10 接続管 11 接着剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分布細孔の直径が0.1〜0.2μmの
    膜質からなり、内径を前記細孔径の1500〜2000
    倍として形成されたフィルタチューブの先端を封止し、
    このフィルタチューブ内に前記先端の手前で開口した先
    端を有する入口導管を挿入し、前記入口導管の外側にお
    けるフィルタチューブ内空間に連通した出口導管を設
    け、前記入口導管に送液手段を接続するとともに、前記
    出口導管に送液量と実質上同量もしくは僅かに多くの液
    を排出するための吸引手段を接続するようにしたことを
    特徴とするフィルタ付きプッシュプルプローブ。
  2. 【請求項2】 前記フィルタチューブの内径を約300
    μm、外径を約400μmとしたことを特徴とする請求
    項1記載のプローブ。
  3. 【請求項3】 分布細孔の直径が0.1〜0.2μmの
    膜質からなり、内径を前記細孔径の1500〜2000
    倍として形成されたフィルタチューブの両端に実質上同
    一外径もしくは嵌め込みによる段差を有して連続するよ
    うにした中継用チューブを接続するとともに、これらの
    中継用チューブの自由端にそれぞれ実質上同一外径を有
    して連続するようにしたした金属製の接続用パイプを接
    続し、一方の接続用パイプの自由端を針先状に整形して
    被検組織に縫い通すための先導端とし、この先導端及び
    他方の接続用パイプの自由端からなる後端のいずれか一
    方に送液手段を接続するとともに、他方には送液量と実
    質上同量もしくは僅かに多くの量を排出するための吸引
    手段を接続するようにしたことを特徴とするフィルタ付
    きプッシュプルプローブ。
  4. 【請求項4】 前記フィルタチューブの内径を約300
    μm、外径を約400μmとしたことを特徴とする請求
    項1記載のプローブ。
JP6338424A 1994-12-28 1994-12-28 フィルタ付きプッシュプルプローブ Pending JPH08182655A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426783A (en) * 1977-07-29 1979-02-28 Fresenius Eduard Dr Apparatus for continuous chemical analysis of living body
JPS59111736A (ja) * 1982-12-01 1984-06-28 カルル・ウルバン・ウンゲルステト 透析探針
JPH067433A (ja) * 1991-10-30 1994-01-18 Eikomu:Kk 透析プローブ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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