JPH08183166A - 輪転式孔版印刷機の印刷用紙始端装着装置 - Google Patents
輪転式孔版印刷機の印刷用紙始端装着装置Info
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- JPH08183166A JPH08183166A JP6339108A JP33910894A JPH08183166A JP H08183166 A JPH08183166 A JP H08183166A JP 6339108 A JP6339108 A JP 6339108A JP 33910894 A JP33910894 A JP 33910894A JP H08183166 A JPH08183166 A JP H08183166A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H29/00—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
- B65H29/54—Article strippers, e.g. for stripping from advancing elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 輪転式孔版印刷機に於ける印刷用紙裏押し装
置に印刷用紙の始端を選択的に装着し且つ装着を解除さ
れた印刷用紙始端を印刷用紙剥離爪に確実に係合せしめ
る。 【構成】 裏押し装置上に印刷用紙の始端を爪状の押え
部材により押え込んで装着した後、該押え部材による押
え込みを解除したとき印刷用紙の始端を押え込み時の支
持面より浮上させる手段を設ける。
置に印刷用紙の始端を選択的に装着し且つ装着を解除さ
れた印刷用紙始端を印刷用紙剥離爪に確実に係合せしめ
る。 【構成】 裏押し装置上に印刷用紙の始端を爪状の押え
部材により押え込んで装着した後、該押え部材による押
え込みを解除したとき印刷用紙の始端を押え込み時の支
持面より浮上させる手段を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転式孔版印刷機の分
野に係り、特に孔版原紙を担持する円筒状版胴と、前記
版胴に対向して配置された裏押し装置とを有し、前記版
胴と前記裏押し装置との間に送入された印刷用紙に孔版
印刷を施す輪転式孔版印刷機の前記裏押し装置に印刷用
紙の始端を選択的に装着する印刷用紙始端装着装置に係
る。
野に係り、特に孔版原紙を担持する円筒状版胴と、前記
版胴に対向して配置された裏押し装置とを有し、前記版
胴と前記裏押し装置との間に送入された印刷用紙に孔版
印刷を施す輪転式孔版印刷機の前記裏押し装置に印刷用
紙の始端を選択的に装着する印刷用紙始端装着装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】孔版印刷法により印刷された印刷物が印
刷直後に順次重ね合されても裏写りが生じないようにす
るための一つの対策として、孔版印刷により印刷用紙の
表面に施されるインキの層を、印刷画像の鮮明な表示を
行うに必要な最少限度の厚みとすべく、穿孔された孔版
原紙の一方の面よりインキを層状に供給し、該孔版原紙
の他方の面を被印刷面に押し合せ、押圧手段により前記
インキ層に押圧力を加えて該インキ層のインキを該孔版
原紙の前記一方の面より該孔版原紙の穿孔部を経て前記
他方の面へ移動させ、かくして移動したインキを前記被
印刷面に付着させる孔版印刷法に於いて、前記他方の面
と前記被印刷面とが実質的に接した状態にて前記押圧手
段により前記インキ層に押圧力を加えた後、前記押圧手
段により前記孔版原紙に対する前記インキ層の相対的流
動が実質的に阻止されている部分にて前記被印刷面を該
孔版原紙の前記他方の面より引離すことを特徴とする孔
版印刷法が、本件出願人と同一人の出願により平成3年
6月6日付特願平3−162218号に基づく国内優先
権を主張して平成4年5月29日に出願された特願平4
−163590号(特開平5−330244号)に於て
提案されており、また該特許出願に於て上記の原理によ
る孔版印刷を輪転式孔版印刷機に於て実施するに当っ
て、孔版原紙を担持する円筒状版胴との間に印刷用紙を
押し挾む裏押し装置に印刷用紙の始端を選択的に装着す
る印刷用紙始端装着装置を設け、該裏押し装置により裏
面から支持された状態で孔版原紙を担持した版胴と押し
合わされることによりインキ画像を施された印刷用紙を
印刷後該裏押し装置と共に版胴より強制的に引き離すこ
とが提案されており、そのような印刷用紙始端装着装置
として、印刷用紙の始端を裏押し装置上に押え込む押え
込み作動を選択的に行う爪状の押え部材を裏押し装置上
に設けることが提案されている。
刷直後に順次重ね合されても裏写りが生じないようにす
るための一つの対策として、孔版印刷により印刷用紙の
表面に施されるインキの層を、印刷画像の鮮明な表示を
行うに必要な最少限度の厚みとすべく、穿孔された孔版
原紙の一方の面よりインキを層状に供給し、該孔版原紙
の他方の面を被印刷面に押し合せ、押圧手段により前記
インキ層に押圧力を加えて該インキ層のインキを該孔版
原紙の前記一方の面より該孔版原紙の穿孔部を経て前記
他方の面へ移動させ、かくして移動したインキを前記被
印刷面に付着させる孔版印刷法に於いて、前記他方の面
と前記被印刷面とが実質的に接した状態にて前記押圧手
段により前記インキ層に押圧力を加えた後、前記押圧手
段により前記孔版原紙に対する前記インキ層の相対的流
動が実質的に阻止されている部分にて前記被印刷面を該
孔版原紙の前記他方の面より引離すことを特徴とする孔
版印刷法が、本件出願人と同一人の出願により平成3年
6月6日付特願平3−162218号に基づく国内優先
権を主張して平成4年5月29日に出願された特願平4
−163590号(特開平5−330244号)に於て
提案されており、また該特許出願に於て上記の原理によ
る孔版印刷を輪転式孔版印刷機に於て実施するに当っ
て、孔版原紙を担持する円筒状版胴との間に印刷用紙を
押し挾む裏押し装置に印刷用紙の始端を選択的に装着す
る印刷用紙始端装着装置を設け、該裏押し装置により裏
面から支持された状態で孔版原紙を担持した版胴と押し
合わされることによりインキ画像を施された印刷用紙を
印刷後該裏押し装置と共に版胴より強制的に引き離すこ
とが提案されており、そのような印刷用紙始端装着装置
として、印刷用紙の始端を裏押し装置上に押え込む押え
込み作動を選択的に行う爪状の押え部材を裏押し装置上
に設けることが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き爪状の押え
部材にて印刷用紙の始端を裏押し装置上に押え込む印刷
用紙始端装着装置は、印刷用紙始端を裏押し装置上に押
え込んだ押え込み作動状態にて、版胴と裏押し装置とが
互いに押し合された挾み領域を通って、印刷用紙の始端
を導くとき、それが裏押し装置の表面より隆起していた
のでは、輪転式孔版印刷機の滑らかな運転の妨げとなる
ので、その爪状の押え部材は、印刷用紙の始端を裏押し
装置上に押え込む押え込み作動状態にあるときには、裏
押し装置の表面の輪郭面内に沈められた状態となってい
るのが好ましい。しかしこのように爪状の押え部材が裏
押し装置の表面輪郭内に沈められるということは、該押
え部材によって押え込まれる印刷用紙の始端は、それに
続く印刷用紙の主部であって裏押し装置の表面上に支持
される部分に対し、裏押し装置内へ向けて曲折されるこ
とを意味する。
部材にて印刷用紙の始端を裏押し装置上に押え込む印刷
用紙始端装着装置は、印刷用紙始端を裏押し装置上に押
え込んだ押え込み作動状態にて、版胴と裏押し装置とが
互いに押し合された挾み領域を通って、印刷用紙の始端
を導くとき、それが裏押し装置の表面より隆起していた
のでは、輪転式孔版印刷機の滑らかな運転の妨げとなる
ので、その爪状の押え部材は、印刷用紙の始端を裏押し
装置上に押え込む押え込み作動状態にあるときには、裏
押し装置の表面の輪郭面内に沈められた状態となってい
るのが好ましい。しかしこのように爪状の押え部材が裏
押し装置の表面輪郭内に沈められるということは、該押
え部材によって押え込まれる印刷用紙の始端は、それに
続く印刷用紙の主部であって裏押し装置の表面上に支持
される部分に対し、裏押し装置内へ向けて曲折されるこ
とを意味する。
【0004】このように爪状の押え部材によって裏押し
装置上に選択的に装着される印刷用紙の始端部が、裏押
し装置の表面下に沈むように曲折されると、印刷用紙に
対する印刷工程が進み、印刷用紙の始端に対する前記押
え部材による押え込みが解除され、印刷用紙がその始端
より始まって印刷用紙剥離爪により裏押し装置より剥ぎ
取られて排紙装置へ向けて移動する段階に達したとき、
印刷用紙の始端は、それが裏押し装置の表面輪郭内へ折
れ込んでいることにより、印刷用紙剥離爪の先端に係合
せず、印刷用紙の排紙装置へ向かう正規の移動が行われ
なくなる虞れがある。
装置上に選択的に装着される印刷用紙の始端部が、裏押
し装置の表面下に沈むように曲折されると、印刷用紙に
対する印刷工程が進み、印刷用紙の始端に対する前記押
え部材による押え込みが解除され、印刷用紙がその始端
より始まって印刷用紙剥離爪により裏押し装置より剥ぎ
取られて排紙装置へ向けて移動する段階に達したとき、
印刷用紙の始端は、それが裏押し装置の表面輪郭内へ折
れ込んでいることにより、印刷用紙剥離爪の先端に係合
せず、印刷用紙の排紙装置へ向かう正規の移動が行われ
なくなる虞れがある。
【0005】本発明は、かかる問題に対処し、印刷用紙
の始端が印刷用紙始端装着装置により裏押し装置に選択
的に装着されるに当って、裏押し装置の表面輪郭内に沈
められる爪状の押え部材によって裏押し装置の表面輪郭
内へ沈められ、それに続く印刷用紙の主体部に対して曲
折されるときにも、前記押え部材による押え込み作動が
解除され、印刷用紙がその始端より始まって印刷用紙剥
離爪により裏押し装置より剥ぎ取られて排紙装置へ向か
うべきときには、その正規の移動が確実に行われるよう
改良された印刷用紙始端装着装置を提供することを課題
としている。
の始端が印刷用紙始端装着装置により裏押し装置に選択
的に装着されるに当って、裏押し装置の表面輪郭内に沈
められる爪状の押え部材によって裏押し装置の表面輪郭
内へ沈められ、それに続く印刷用紙の主体部に対して曲
折されるときにも、前記押え部材による押え込み作動が
解除され、印刷用紙がその始端より始まって印刷用紙剥
離爪により裏押し装置より剥ぎ取られて排紙装置へ向か
うべきときには、その正規の移動が確実に行われるよう
改良された印刷用紙始端装着装置を提供することを課題
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よれば、孔版原紙を担持する円筒状版胴と、前記版胴に
対向して配置された裏押し装置とを有し、前記版胴と前
記裏押し装置との間に送入された印刷用紙に孔版印刷を
施す輪転式孔版印刷機の前記裏押し装置に印刷用紙の始
端を選択的に装着する印刷用紙始端装着装置にして、印
刷用紙の始端を前記裏押し装置上に押え込む押え込み作
動を選択的に行う爪状の押え部材と、印刷用紙の始端を
前記裏押し装置より浮上する方向に押しやる印刷用紙始
端浮上手段との組合せを有することを特徴とする輪転式
孔版印刷機の印刷用紙始端装着装置によって達成され
る。
よれば、孔版原紙を担持する円筒状版胴と、前記版胴に
対向して配置された裏押し装置とを有し、前記版胴と前
記裏押し装置との間に送入された印刷用紙に孔版印刷を
施す輪転式孔版印刷機の前記裏押し装置に印刷用紙の始
端を選択的に装着する印刷用紙始端装着装置にして、印
刷用紙の始端を前記裏押し装置上に押え込む押え込み作
動を選択的に行う爪状の押え部材と、印刷用紙の始端を
前記裏押し装置より浮上する方向に押しやる印刷用紙始
端浮上手段との組合せを有することを特徴とする輪転式
孔版印刷機の印刷用紙始端装着装置によって達成され
る。
【0007】
【発明の作用及び効果】上記の如く、印刷用紙始端装着
装置が、印刷用紙の始端を裏押し装置上に押え込む押え
込み作動を選択的に行う爪状の押え部材と、印刷用紙の
始端を裏押し装置より浮上する方向に押しやる印刷用紙
始端浮上手段との組合せにより構成されるときには、爪
状の押え部材による印刷用紙始端の押え込みが解除され
たとき、印刷用紙始端は、印刷用紙の弾力性により曲折
された状態から元の状態に復元しなくても、印刷用紙始
端浮上手段により裏押し装置により浮上した状態にされ
るので、印刷用紙の始端は印刷用紙剥離爪に確実に係合
し、印刷用紙はその始端より始まって剥離爪により案内
された正規の排紙経路へ向けて確実に移動するようにな
る。
装置が、印刷用紙の始端を裏押し装置上に押え込む押え
込み作動を選択的に行う爪状の押え部材と、印刷用紙の
始端を裏押し装置より浮上する方向に押しやる印刷用紙
始端浮上手段との組合せにより構成されるときには、爪
状の押え部材による印刷用紙始端の押え込みが解除され
たとき、印刷用紙始端は、印刷用紙の弾力性により曲折
された状態から元の状態に復元しなくても、印刷用紙始
端浮上手段により裏押し装置により浮上した状態にされ
るので、印刷用紙の始端は印刷用紙剥離爪に確実に係合
し、印刷用紙はその始端より始まって剥離爪により案内
された正規の排紙経路へ向けて確実に移動するようにな
る。
【0008】前記押え部材は、裏押し装置の印刷用紙支
持面の近傍に配置された枢動軸線の周りに選択的に枢動
して前記押え込み作動を選択的に行う枢動部材であって
よく、前記印刷用紙始端浮上手段は、前記枢動部材に一
体に接続されて該枢動部材と共に前記枢動軸線の周りに
枢動し、前記押え部材が印刷用紙始端をその上面の側よ
り裏押し装置上に押え込むように枢動するときには印刷
用紙始端の下面より遠去かるように枢動し、前記押え部
材が印刷用紙始端の押え込みを解除するように枢動する
ときには印刷用紙始端をその下面より押し上げるように
枢動してよい。かかる構成によるときには、印刷用紙始
端の選択的押え込み及びその解除のために前記押え部材
が前記枢動軸線の周りに枢動する運動をそのまま利用し
て印刷用紙始端浮上手段をその作動位置と非作動位置の
間に移動させることができ、印刷用紙始端浮上手段を簡
単な構造に構成し且つ作動させることができる。
持面の近傍に配置された枢動軸線の周りに選択的に枢動
して前記押え込み作動を選択的に行う枢動部材であって
よく、前記印刷用紙始端浮上手段は、前記枢動部材に一
体に接続されて該枢動部材と共に前記枢動軸線の周りに
枢動し、前記押え部材が印刷用紙始端をその上面の側よ
り裏押し装置上に押え込むように枢動するときには印刷
用紙始端の下面より遠去かるように枢動し、前記押え部
材が印刷用紙始端の押え込みを解除するように枢動する
ときには印刷用紙始端をその下面より押し上げるように
枢動してよい。かかる構成によるときには、印刷用紙始
端の選択的押え込み及びその解除のために前記押え部材
が前記枢動軸線の周りに枢動する運動をそのまま利用し
て印刷用紙始端浮上手段をその作動位置と非作動位置の
間に移動させることができ、印刷用紙始端浮上手段を簡
単な構造に構成し且つ作動させることができる。
【0009】或いは又、前記印刷用紙始端浮上手段は、
印刷用紙始端にその下面側より空気を吹付ける通風手段
として構成されてもよい。こうすることにより、印刷用
紙始端浮上手段を、機械的な運動部材を要せず、裏押し
装置内に適当な空気通路を設ける如き簡単で且つ安価な
構成により達成することができる。
印刷用紙始端にその下面側より空気を吹付ける通風手段
として構成されてもよい。こうすることにより、印刷用
紙始端浮上手段を、機械的な運動部材を要せず、裏押し
装置内に適当な空気通路を設ける如き簡単で且つ安価な
構成により達成することができる。
【0010】この場合特に前記通風手段は、印刷時に裏
押し装置が印刷用紙を搬送すべく移動することによって
該裏押し装置に対し相対的に生ずる空気流により通風を
行うよう構成されていてよく、かかる構成を用いること
により、ファン、空気ポンプ等の格別の送風手段を要す
ることなく上記の通風手段を得ることができる。
押し装置が印刷用紙を搬送すべく移動することによって
該裏押し装置に対し相対的に生ずる空気流により通風を
行うよう構成されていてよく、かかる構成を用いること
により、ファン、空気ポンプ等の格別の送風手段を要す
ることなく上記の通風手段を得ることができる。
【0011】本発明による印刷用紙始端装着装置は、本
件出願人と同一人により平成5年11月12日に出願さ
れた特願平5−306038号に基づく国内優先権を主
張して平成6年3月10日に出願された特願平6−66
708号に於て提案されている如く、裏押し装置が版胴
の回転に同期して回転し該版胴の孔版原紙始端装着装置
と整合する位置に該孔版原紙始端装着装置を受け入れる
溝を有するローラであり、版胴に装着された孔版原紙の
始端部に版胴の多孔性インキ通過領域の前縁を越えてイ
ンキが漏入することを防止すべく、このインキ漏入の虞
れのある版胴部分に裏押しローラによるしごき作用を与
えるようになっており、このしごき作用が本件出願人と
同一人により平成5年11月12日に出願された特願平
5−306033号に於て提案されている如く印刷画像
の天地位置の調整のために版胴と裏押しローラの間の相
対的回転角がある所定の調整範囲に亙って変動する場合
にも失われないようにするため、印刷用紙始端装着装置
が前記溝の縁より該溝より遠去かる方向に裏押しローラ
の周方向に沿って実質的に隔たった位置に印刷用紙の始
端を位置決めするよう配置されている場合に特に有効で
ある。その理由は、このように印刷用紙の始端が前記溝
の縁より該溝から遠去かる方向に裏押しローラの周方向
に沿って実質的に隔置された位置にて印刷用紙始端装着
装置の押え部材により押え込まれると、溝の縁より実質
的に隔った位置にある印刷用紙始端には裏押しローラの
回転に際して前記溝の縁により惹き起こされた空気の乱
れが最早及ばず、印刷用紙の始端上を流れる空気流は裏
押しローラの円筒状外周面に沿う滑らかな層流状態とな
るので、裏押しローラの回転によりその周りに相対的に
生ずる空気流によって押え部材より解放された印刷用紙
の始端を押え部材より浮上させる効果は殆ど得られなく
なり、本発明による印刷用紙始端浮上手段により初めて
印刷用紙始端の浮上が得られるからである。
件出願人と同一人により平成5年11月12日に出願さ
れた特願平5−306038号に基づく国内優先権を主
張して平成6年3月10日に出願された特願平6−66
708号に於て提案されている如く、裏押し装置が版胴
の回転に同期して回転し該版胴の孔版原紙始端装着装置
と整合する位置に該孔版原紙始端装着装置を受け入れる
溝を有するローラであり、版胴に装着された孔版原紙の
始端部に版胴の多孔性インキ通過領域の前縁を越えてイ
ンキが漏入することを防止すべく、このインキ漏入の虞
れのある版胴部分に裏押しローラによるしごき作用を与
えるようになっており、このしごき作用が本件出願人と
同一人により平成5年11月12日に出願された特願平
5−306033号に於て提案されている如く印刷画像
の天地位置の調整のために版胴と裏押しローラの間の相
対的回転角がある所定の調整範囲に亙って変動する場合
にも失われないようにするため、印刷用紙始端装着装置
が前記溝の縁より該溝より遠去かる方向に裏押しローラ
の周方向に沿って実質的に隔たった位置に印刷用紙の始
端を位置決めするよう配置されている場合に特に有効で
ある。その理由は、このように印刷用紙の始端が前記溝
の縁より該溝から遠去かる方向に裏押しローラの周方向
に沿って実質的に隔置された位置にて印刷用紙始端装着
装置の押え部材により押え込まれると、溝の縁より実質
的に隔った位置にある印刷用紙始端には裏押しローラの
回転に際して前記溝の縁により惹き起こされた空気の乱
れが最早及ばず、印刷用紙の始端上を流れる空気流は裏
押しローラの円筒状外周面に沿う滑らかな層流状態とな
るので、裏押しローラの回転によりその周りに相対的に
生ずる空気流によって押え部材より解放された印刷用紙
の始端を押え部材より浮上させる効果は殆ど得られなく
なり、本発明による印刷用紙始端浮上手段により初めて
印刷用紙始端の浮上が得られるからである。
【0012】
【実施例】以下に添付の図を参照して、本発明を実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
【0013】図1は本発明による印刷用紙始端装着装置
の一つの実施例を組込んだ輪転式孔版印刷機の一例を示
す概略構成図である。図に於て10は孔版原紙を担持す
る円筒状版胴であり、その円筒状外周の一部に設けられ
た孔版原紙始端装着装置12に始端部を装着された孔版
原紙14がインキの粘性により付着した状態にて版胴1
0の周りに巻かれている。図示の版胴10は、その円筒
状外周面の主要部が網材の如き多孔性のシート材により
構成された構造のものであり、その一部がインキ付けロ
ーラ16により円筒状輪郭を越えて選択的に押し出され
るようになっている。インキ付けローラ16により版胴
の一部が選択的に押し出される位置に対向して印刷用紙
を裏面より支持しそれを版胴に押し合わせる装置であっ
て図示の実施例に於ては裏押しローラ18として構成さ
れた裏押し装置が設けられている。裏押し装置18は版
胴10と同径であり、版胴10の回転に同期して版胴1
0とは反対方向に回転するローラであり、その外周の一
部であって版胴の孔版原紙始端装着装置12と出会うと
きそれと整合する位置に該孔版原紙始端装着装置を受け
入れる溝20が形成されている。
の一つの実施例を組込んだ輪転式孔版印刷機の一例を示
す概略構成図である。図に於て10は孔版原紙を担持す
る円筒状版胴であり、その円筒状外周の一部に設けられ
た孔版原紙始端装着装置12に始端部を装着された孔版
原紙14がインキの粘性により付着した状態にて版胴1
0の周りに巻かれている。図示の版胴10は、その円筒
状外周面の主要部が網材の如き多孔性のシート材により
構成された構造のものであり、その一部がインキ付けロ
ーラ16により円筒状輪郭を越えて選択的に押し出され
るようになっている。インキ付けローラ16により版胴
の一部が選択的に押し出される位置に対向して印刷用紙
を裏面より支持しそれを版胴に押し合わせる装置であっ
て図示の実施例に於ては裏押しローラ18として構成さ
れた裏押し装置が設けられている。裏押し装置18は版
胴10と同径であり、版胴10の回転に同期して版胴1
0とは反対方向に回転するローラであり、その外周の一
部であって版胴の孔版原紙始端装着装置12と出会うと
きそれと整合する位置に該孔版原紙始端装着装置を受け
入れる溝20が形成されている。
【0014】版胴10の周りに巻装される孔版原紙14
は、孔版原紙の供給源である孔版原紙ロール22より引
出され、電子式画像処理装置によって制御される穿孔ヘ
ッド24にて穿孔され、カッタ26、原紙給送ローラ対
28を経て供給される。孔版印刷終了後の孔版原紙は3
0にて全体的に示された排版装置により版胴より剥ぎ取
られ処理される。
は、孔版原紙の供給源である孔版原紙ロール22より引
出され、電子式画像処理装置によって制御される穿孔ヘ
ッド24にて穿孔され、カッタ26、原紙給送ローラ対
28を経て供給される。孔版印刷終了後の孔版原紙は3
0にて全体的に示された排版装置により版胴より剥ぎ取
られ処理される。
【0015】印刷用紙は給紙台32上に積層された状態
より給紙ローラ34、給紙タイミングローラ36を経て
給送され、その始端が印刷用紙始端装着装置38の爪状
の押え部材40によって裏押しローラ18の外周面上の
一部に装着され該始端部にて裏押しローラ18に装着さ
れた状態にて、版胴10の回転に同期した裏押しローラ
18の回転に伴ってインキ付けローラ16にて押し出さ
れた版胴12の一部と裏押しローラ18の間の挾み領域
42を通過するように送られる。尚図1は給紙タイミン
グローラ36により送られる図には示されていない印刷
用紙の先端が印刷用紙始端装着装置の押え部材40に係
合する少し前の状態にて示されており、図示の状態より
版胴10の反時計廻り方向の回転に同期して裏押しロー
ラ18が時計廻り方向に回転し、押え部材40がAの角
度位置に来たとき、印刷用紙の始端が丁度半開きになっ
た押え要素40の下に差込まれるようになっている。
より給紙ローラ34、給紙タイミングローラ36を経て
給送され、その始端が印刷用紙始端装着装置38の爪状
の押え部材40によって裏押しローラ18の外周面上の
一部に装着され該始端部にて裏押しローラ18に装着さ
れた状態にて、版胴10の回転に同期した裏押しローラ
18の回転に伴ってインキ付けローラ16にて押し出さ
れた版胴12の一部と裏押しローラ18の間の挾み領域
42を通過するように送られる。尚図1は給紙タイミン
グローラ36により送られる図には示されていない印刷
用紙の先端が印刷用紙始端装着装置の押え部材40に係
合する少し前の状態にて示されており、図示の状態より
版胴10の反時計廻り方向の回転に同期して裏押しロー
ラ18が時計廻り方向に回転し、押え部材40がAの角
度位置に来たとき、印刷用紙の始端が丁度半開きになっ
た押え要素40の下に差込まれるようになっている。
【0016】押え部材40により始端を裏押しローラ1
8上に装着された状態にて始端より始まって挾み領域4
2を通過しここで印刷画像を施された印刷用紙は、挾み
領域12を出た後そのまま裏押しローラ18上に担持さ
れた状態にて移動し、その際印刷用紙の両側縁部は一対
のピンチローラ44により裏押しローラ18上に押し付
けられる。印刷用紙の始端がBの角度位置に達すると、
ここで押え部材40は印刷用紙の始端を押え込む押え込
み作動を解除し、大きく開く。このように角度位置Aに
て押え部材40を印刷用紙始端押え込み位置へ閉じ、角
度位置Bにて押え部材40を押え込み解除位置へ開く作
動は、押え部材40が裏押しローラ18の外周面の近傍
に配置された枢動軸線の周りに枢動可能に装着され、そ
の枢動が作動腕46により制御され、作動腕46の自由
端部に設けられたローラ48が裏押しローラ18の軸線
の周りに設けられたカム50によって制御されることに
より達成される。即ち図示の状態より裏押しローラ18
が更に回転し、押え部材40がAの角度位置に達する
と、ローラ48はカム50の谷部へ落下し、腕46が上
記の枢動軸線の周りに図にて反時計廻り方向に回動し、
爪状の押え部材40はその枢動軸線の周りに閉じ位置へ
向けて回動し、そのとき給紙タイミングローラ36によ
りその下方に差込まれていた印刷用紙の始端をその上面
より押え込む。裏押しローラ18が更に回動し、押え部
材40がBの角度位置に来ると、ローラ48は再びカム
50のより高い山部に乗上げるので、押え部材40はそ
の枢動軸線の周りに時計廻り方向に大きく回動され、そ
れ迄押え込んでいた印刷用紙の始端を解放し、更に印刷
用紙がその始端より始まって裏押しローラ18より離れ
ていくことを許すように大きく開く。
8上に装着された状態にて始端より始まって挾み領域4
2を通過しここで印刷画像を施された印刷用紙は、挾み
領域12を出た後そのまま裏押しローラ18上に担持さ
れた状態にて移動し、その際印刷用紙の両側縁部は一対
のピンチローラ44により裏押しローラ18上に押し付
けられる。印刷用紙の始端がBの角度位置に達すると、
ここで押え部材40は印刷用紙の始端を押え込む押え込
み作動を解除し、大きく開く。このように角度位置Aに
て押え部材40を印刷用紙始端押え込み位置へ閉じ、角
度位置Bにて押え部材40を押え込み解除位置へ開く作
動は、押え部材40が裏押しローラ18の外周面の近傍
に配置された枢動軸線の周りに枢動可能に装着され、そ
の枢動が作動腕46により制御され、作動腕46の自由
端部に設けられたローラ48が裏押しローラ18の軸線
の周りに設けられたカム50によって制御されることに
より達成される。即ち図示の状態より裏押しローラ18
が更に回転し、押え部材40がAの角度位置に達する
と、ローラ48はカム50の谷部へ落下し、腕46が上
記の枢動軸線の周りに図にて反時計廻り方向に回動し、
爪状の押え部材40はその枢動軸線の周りに閉じ位置へ
向けて回動し、そのとき給紙タイミングローラ36によ
りその下方に差込まれていた印刷用紙の始端をその上面
より押え込む。裏押しローラ18が更に回動し、押え部
材40がBの角度位置に来ると、ローラ48は再びカム
50のより高い山部に乗上げるので、押え部材40はそ
の枢動軸線の周りに時計廻り方向に大きく回動され、そ
れ迄押え込んでいた印刷用紙の始端を解放し、更に印刷
用紙がその始端より始まって裏押しローラ18より離れ
ていくことを許すように大きく開く。
【0017】裏押しローラ18がこれより更に回転する
と、押え部材40による押え込みから解放された印刷用
紙の始端は印刷用紙剥離爪52によって掬い上げられ、
これより印刷用紙はその始端より始まって排紙ローラ対
54により裏押しローラ18より剥ぎ取られて排紙台5
6へ向けて送られる。図に示す通りカム50の山部50
aと50bとは前者の方が後者より低く、或いは後者の
方が前者より高くされており、これによってAの角度位
置にて押え部材40が開く角度は給紙タイミングローラ
対36により送られて来る印刷用紙の始端を確実に誘い
入れるに適した角度とされ、またBの角度位置に於ける
押え部材40の開き角は印刷用紙の始端を排版のために
解放するに十分に大きい角度とされる。
と、押え部材40による押え込みから解放された印刷用
紙の始端は印刷用紙剥離爪52によって掬い上げられ、
これより印刷用紙はその始端より始まって排紙ローラ対
54により裏押しローラ18より剥ぎ取られて排紙台5
6へ向けて送られる。図に示す通りカム50の山部50
aと50bとは前者の方が後者より低く、或いは後者の
方が前者より高くされており、これによってAの角度位
置にて押え部材40が開く角度は給紙タイミングローラ
対36により送られて来る印刷用紙の始端を確実に誘い
入れるに適した角度とされ、またBの角度位置に於ける
押え部材40の開き角は印刷用紙の始端を排版のために
解放するに十分に大きい角度とされる。
【0018】図2は押え部材40が角度位置Bにて開い
た後印刷用紙剥離爪52を横切る位置に達したときの押
え部材40の近傍に於ける構造を、もし本発明による印
刷用紙始端浮上手段が設けられていなければどうなるか
について示す拡大図である。尚、図2に於て図1に示す
部分に対応する部分は、図1に於けると同じ符号により
示されている。より詳細な構造としては、押え部材40
は棒部材58上にねじ60により装着され、棒部材58
の中心軸線に一致する枢動軸線62の周りに枢動するよ
うになっている。溝型部材64は棒部材62の剛性を助
けるために設けられた実用上の部材である。図2より明
らかな通り、押え部材40は枢動軸線62の周りに枢動
して孔版原紙14の始端66を裏押しローラ18上に押
え込んだ押え込み作動時に裏押しローラ18の円筒状外
周面の輪郭68内に納まるように構成されており、その
ため裏押しローラ18は押え部材40によって押え込ま
れた孔版原紙の始端66を受ける部分にて70にて示す
如く円筒状外周面輪郭68より傾斜して沈み込んだ印刷
用紙始端支持面を形成されている。従ってかかる傾斜し
た印刷用紙始端支持面70に沿って印刷用紙の始端66
が押え部材40によって押え込まれると、印刷用紙の始
端66はそれに続く印刷用紙の主要部に対し図示の如く
曲折した状態となる。印刷用紙の始端66が一旦このよ
うに内向きに曲折されると、その後で押え部材40によ
る押えが解除されても、印刷用紙の始端66は直ちは元
の状態に復しないので、図2に示されている状態のまま
裏押しローラ18が更に回転すると、印刷用紙の始端6
6は印刷用紙剥離爪52の先端によって捕捉されず、排
紙台56へ向かう印刷用紙の正規の排紙作動が行われな
くなる虞れがある。
た後印刷用紙剥離爪52を横切る位置に達したときの押
え部材40の近傍に於ける構造を、もし本発明による印
刷用紙始端浮上手段が設けられていなければどうなるか
について示す拡大図である。尚、図2に於て図1に示す
部分に対応する部分は、図1に於けると同じ符号により
示されている。より詳細な構造としては、押え部材40
は棒部材58上にねじ60により装着され、棒部材58
の中心軸線に一致する枢動軸線62の周りに枢動するよ
うになっている。溝型部材64は棒部材62の剛性を助
けるために設けられた実用上の部材である。図2より明
らかな通り、押え部材40は枢動軸線62の周りに枢動
して孔版原紙14の始端66を裏押しローラ18上に押
え込んだ押え込み作動時に裏押しローラ18の円筒状外
周面の輪郭68内に納まるように構成されており、その
ため裏押しローラ18は押え部材40によって押え込ま
れた孔版原紙の始端66を受ける部分にて70にて示す
如く円筒状外周面輪郭68より傾斜して沈み込んだ印刷
用紙始端支持面を形成されている。従ってかかる傾斜し
た印刷用紙始端支持面70に沿って印刷用紙の始端66
が押え部材40によって押え込まれると、印刷用紙の始
端66はそれに続く印刷用紙の主要部に対し図示の如く
曲折した状態となる。印刷用紙の始端66が一旦このよ
うに内向きに曲折されると、その後で押え部材40によ
る押えが解除されても、印刷用紙の始端66は直ちは元
の状態に復しないので、図2に示されている状態のまま
裏押しローラ18が更に回転すると、印刷用紙の始端6
6は印刷用紙剥離爪52の先端によって捕捉されず、排
紙台56へ向かう印刷用紙の正規の排紙作動が行われな
くなる虞れがある。
【0019】図3は本発明による印刷用紙始端浮上手段
が組込まれた状態を示す図2と同様の部分拡大図であ
る。この図に於て72が印刷用紙始端浮上手段の一部を
構成す部材であって、弾力性のある板部材を図示の如き
形状に折曲げたものであり、この実施例に於ては部材7
2は補強用溝型部材64に取付けられており、これによ
って枢動軸線62の周りに棒部材58が枢動されること
により、押え部材40が印刷用紙の始端66を押え込む
押え込み作動位置と、押え込み作動を解除する解放位置
との間に枢動されるとき、それに応じて部材72も又枢
動軸線62の周りに枢動し、図3に示されている如く押
え部材40が開く際に、それに応じて印刷用紙の始端6
6を傾斜した支持面70より裏押しローラの円筒状外周
面輪郭68を越えて浮上させる位置へ押し上げる押し出
し位置と、押え部材40が押え込み位置へ枢動するとき
支持面70より下に後退した非作動位置との間で枢動す
るようになっている。尚、当然のことながら、部材72
は、押え部材40が図1のAの角度位置に於て印刷用紙
の始端を受け入れるべく半開きになっているときには、
印刷用紙始端の受け入れを妨げないような位置にあるよ
うに押え部材40に対する相対位置を定められている。
が組込まれた状態を示す図2と同様の部分拡大図であ
る。この図に於て72が印刷用紙始端浮上手段の一部を
構成す部材であって、弾力性のある板部材を図示の如き
形状に折曲げたものであり、この実施例に於ては部材7
2は補強用溝型部材64に取付けられており、これによ
って枢動軸線62の周りに棒部材58が枢動されること
により、押え部材40が印刷用紙の始端66を押え込む
押え込み作動位置と、押え込み作動を解除する解放位置
との間に枢動されるとき、それに応じて部材72も又枢
動軸線62の周りに枢動し、図3に示されている如く押
え部材40が開く際に、それに応じて印刷用紙の始端6
6を傾斜した支持面70より裏押しローラの円筒状外周
面輪郭68を越えて浮上させる位置へ押し上げる押し出
し位置と、押え部材40が押え込み位置へ枢動するとき
支持面70より下に後退した非作動位置との間で枢動す
るようになっている。尚、当然のことながら、部材72
は、押え部材40が図1のAの角度位置に於て印刷用紙
の始端を受け入れるべく半開きになっているときには、
印刷用紙始端の受け入れを妨げないような位置にあるよ
うに押え部材40に対する相対位置を定められている。
【0020】又、図3に示す構造に於ては、部材72は
溝型部材64に固定されることにより押え部材40と共
に棒部材58により枢動軸線62の周りに互いに同時に
枢動されるようになっているが、部材72の如き部材が
それ自身の弾性変形により又は適当なばね手段により支
持面70に対し偏倚可能に装着され、押え部材40が枢
動軸線62の周りに枢動されるのに応じて、それが閉じ
位置へ枢動するときには部材72の如き弾性部材を支持
面70より沈んだ後退位置へ押しやり、それが開き位置
へ枢動するときには該弾性部材が支持面70上に突き出
ることを許すようにしてもよい。
溝型部材64に固定されることにより押え部材40と共
に棒部材58により枢動軸線62の周りに互いに同時に
枢動されるようになっているが、部材72の如き部材が
それ自身の弾性変形により又は適当なばね手段により支
持面70に対し偏倚可能に装着され、押え部材40が枢
動軸線62の周りに枢動されるのに応じて、それが閉じ
位置へ枢動するときには部材72の如き弾性部材を支持
面70より沈んだ後退位置へ押しやり、それが開き位置
へ枢動するときには該弾性部材が支持面70上に突き出
ることを許すようにしてもよい。
【0021】図4は図3に示されている部分の構造を示
す斜視図である。図4に於て図3に示す部分に対応する
部分は図3に於ける符号と同じ符号により示されてい
る。図4より理解される通り、押え部材40は裏押しロ
ーラ18の軸線方向或いは幅方向に隔置された比較的幅
の狭い複数個の部材に分けて構成されており、同様に印
刷用紙始端浮上手段を構成する部材72も又比較的幅の
狭い複数の部材に分けて構成されている。そして印刷用
紙剥離爪52も又裏押しローラ18の幅方向に沿って分
けられた複数個の部材として構成されており、各剥離爪
52は押え部材40とも印刷用紙始端浮上手段の部材7
2とも干渉しない構成となっている。尚、図4には溝2
0が示されており、図示の如く押え部材40等よりなる
印刷用紙始端装着装置は印刷用紙の始端を溝20の縁よ
り該溝から遠去かる方向に裏押しローラ18の周方向に
沿って実質的に隔った位置に位置決めするようになって
いる。
す斜視図である。図4に於て図3に示す部分に対応する
部分は図3に於ける符号と同じ符号により示されてい
る。図4より理解される通り、押え部材40は裏押しロ
ーラ18の軸線方向或いは幅方向に隔置された比較的幅
の狭い複数個の部材に分けて構成されており、同様に印
刷用紙始端浮上手段を構成する部材72も又比較的幅の
狭い複数の部材に分けて構成されている。そして印刷用
紙剥離爪52も又裏押しローラ18の幅方向に沿って分
けられた複数個の部材として構成されており、各剥離爪
52は押え部材40とも印刷用紙始端浮上手段の部材7
2とも干渉しない構成となっている。尚、図4には溝2
0が示されており、図示の如く押え部材40等よりなる
印刷用紙始端装着装置は印刷用紙の始端を溝20の縁よ
り該溝から遠去かる方向に裏押しローラ18の周方向に
沿って実質的に隔った位置に位置決めするようになって
いる。
【0022】図5は本発明による印刷用紙始端浮上手段
の他の一つの実施例を組込んだ裏押しローラの幾分解図
的斜視図である。この実施例に於ては、図3の実施例に
於ける部材72の如く印刷用紙の始端66を裏押しロー
ラの傾斜した支持面70より浮上させる作用は、支持面
70に沿って開孔する複数の空気吹出し孔74と、これ
らの空気吹出し孔と裏押しローラ18の内部にて通じ裏
押しローラの両側壁に裏押しローラの回転方向前方へ向
けて開孔する空気取入れ口76とを含んでいる。かかる
構成に於ては、裏押しローラ18が印刷作動中に矢印の
方向に回転すると、空気取入れ口76はそれに相対的に
生ずる空気流による動圧によって空気を取入れ、それを
裏押しローラ内に形成された上述の内部通路を経て複数
の空気吹き出し口74のそれぞれへ分配し、これらの空
気吹出し口より空気を吹出す作用を行う。印刷用紙の始
端66は押え部材40による押え込みから解放されたと
きにはその下面に極く弱い風圧を与えられることによっ
ても支持面70より容易に浮上することができるので、
かかる簡単な通風手段によっても印刷用紙の始端部を剥
離爪52と係合するに十分なだけ浮上させることができ
る。
の他の一つの実施例を組込んだ裏押しローラの幾分解図
的斜視図である。この実施例に於ては、図3の実施例に
於ける部材72の如く印刷用紙の始端66を裏押しロー
ラの傾斜した支持面70より浮上させる作用は、支持面
70に沿って開孔する複数の空気吹出し孔74と、これ
らの空気吹出し孔と裏押しローラ18の内部にて通じ裏
押しローラの両側壁に裏押しローラの回転方向前方へ向
けて開孔する空気取入れ口76とを含んでいる。かかる
構成に於ては、裏押しローラ18が印刷作動中に矢印の
方向に回転すると、空気取入れ口76はそれに相対的に
生ずる空気流による動圧によって空気を取入れ、それを
裏押しローラ内に形成された上述の内部通路を経て複数
の空気吹き出し口74のそれぞれへ分配し、これらの空
気吹出し口より空気を吹出す作用を行う。印刷用紙の始
端66は押え部材40による押え込みから解放されたと
きにはその下面に極く弱い風圧を与えられることによっ
ても支持面70より容易に浮上することができるので、
かかる簡単な通風手段によっても印刷用紙の始端部を剥
離爪52と係合するに十分なだけ浮上させることができ
る。
【0023】図6は本発明による印刷用紙始端浮上手段
を通風手段として裏押しローラ内に組込んだ他の一つの
実施例を示す図5と同様の図である。この実施例に於て
は、図5の実施例に於けると同様の複数の空気吹出し口
74に内部より空気を供給するための複数の空気取入れ
口78が、裏押しローラの回転時に相対的空気流に対し
て上流側を向く溝20の一方の側壁80に開孔して設け
られている。かかる通風手段の構成によっても本発明の
目的が達成されることは明らかであろう。
を通風手段として裏押しローラ内に組込んだ他の一つの
実施例を示す図5と同様の図である。この実施例に於て
は、図5の実施例に於けると同様の複数の空気吹出し口
74に内部より空気を供給するための複数の空気取入れ
口78が、裏押しローラの回転時に相対的空気流に対し
て上流側を向く溝20の一方の側壁80に開孔して設け
られている。かかる通風手段の構成によっても本発明の
目的が達成されることは明らかであろう。
【0024】以上に於ては本発明を幾つかの実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明がこれらの実施例にのみ
限られるものではなく、本発明の技術思想に基づいて他
に種々の実施例が可能であることは当業者にとって明ら
かであろう。
いて詳細に説明したが、本発明がこれらの実施例にのみ
限られるものではなく、本発明の技術思想に基づいて他
に種々の実施例が可能であることは当業者にとって明ら
かであろう。
【図1】本発明の一つの実施例を組込んだ輪転式孔版印
刷機の一例の全体構造を示す概略図。
刷機の一例の全体構造を示す概略図。
【図2】本発明による印刷用紙始端浮上手段がないとき
に生ずる問題を説明するための図1に示す輪転式孔版印
刷機の一部に相当する部分拡大図。
に生ずる問題を説明するための図1に示す輪転式孔版印
刷機の一部に相当する部分拡大図。
【図3】本発明による印刷用紙始端装着装置の一つの実
施例を示す部分拡大図。
施例を示す部分拡大図。
【図4】図3に示す印刷用紙始端装着装置を示す斜視
図。
図。
【図5】本発明による印刷用紙始端装着装置の他の一つ
の実施例を組込んだ裏押しローラの解図的斜視図。
の実施例を組込んだ裏押しローラの解図的斜視図。
【図6】本発明による印刷用紙始端装着装置の更に他の
一つの実施例を組込んだ裏押しローラの解図的斜視図。
一つの実施例を組込んだ裏押しローラの解図的斜視図。
10…版胴 12…孔版原紙始端装着装置 14…孔版原紙 16…インキ付けローラ 18…裏押しローラ 20…溝 22…孔版原紙ロール 24…穿孔手段 26…カッタ 28…孔版原紙給送ローラ対 30…排版装置 32…給紙台 34…給紙ローラ 36…給紙タイミングローラ対 38…印刷用紙始端装着装置 40…押え部材 42…挾み領域 44…ピンチローラ 46…腕部材 48…ローラ 50…カム 52…印刷用紙剥離爪 54…印刷用紙送りローラ対 56…排紙台 58…棒部材 60…ねじ 62…枢動軸線 64…溝型部材 66…印刷用紙の始端 68…裏押しローラの円筒状外周面の輪郭 70…印刷用紙始端支持面 72…印刷用紙始端浮上手段の部材 74…空気吹出し口 76,78…空気取入れ口 80…溝の壁面
Claims (5)
- 【請求項1】孔版原紙を担持する円筒状版胴と、前記版
胴に対向して配置された裏押し装置とを有し、前記版胴
と前記裏押し装置との間に送入された印刷用紙に孔版印
刷を施す輪転式孔版印刷機の前記裏押し装置に印刷用紙
の始端を選択的に装着する印刷用紙始端装着装置にし
て、印刷用紙の始端を前記裏押し装置上に押え込む押え
込み作動を選択的に行う爪状の押え部材と、印刷用紙の
始端を前記裏押し装置より浮上する方向に押しやる印刷
用紙始端浮上手段との組合せを有することを特徴とする
輪転式孔版印刷機の印刷用紙始端装着装置。 - 【請求項2】前記押え部材は前記裏押し装置の印刷用紙
支持面の近傍に配置された枢動軸線の周りに選択的に枢
動して前記押え込み作動を選択的に行う枢動部材であ
り、前記印刷用紙始端浮上手段は前記枢動部材に一体に
接続されて該枢動部材と共に前記枢動軸線の周りに枢動
し、前記押え部材が印刷用紙始端をその上面側より前記
裏押し装置上に押え込むように枢動するときには印刷用
紙始端の下面より遠去かるように枢動し、前記押え部材
が印刷用紙始端の押え込みを解除するように枢動すると
きには印刷用紙始端をその下面より押し上げるように枢
動することを特徴とする請求項1に記載の輪転式孔版印
刷機の印刷用紙始端装着装置。 - 【請求項3】前記印刷用紙始端浮上手段は印刷用紙始端
にその下面側より空気を吹き付ける通風手段であること
を特徴とする請求項1に記載の輪転式孔版印刷機の印刷
用紙始端装着装置。 - 【請求項4】前記通風手段は前記裏押し装置が印刷時に
印刷用紙を搬送すべく移動することによって該裏押し装
置に対し相対的に生ずる空気流により通風を行うように
なっていることを特徴とする請求項3に記載の輪転式孔
版印刷機の印刷用紙始端装着装置。 - 【請求項5】前記裏押し装置は前記版胴の回転に同期し
て回転し該版胴の孔版原紙始端装着装置と整合する位置
に該孔版原紙始端装着装置を受入れる溝を有するローラ
であり、印刷用紙始端装着装置は溝の縁より該溝より遠
去かる方向に該ローラの周方向に沿って実質的に隔たっ
た位置に印刷用紙の始端を位置決めするよう配置されて
いることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
輪転式孔版印刷機の印刷用紙始端装着装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6339108A JPH08183166A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 輪転式孔版印刷機の印刷用紙始端装着装置 |
| US08/578,488 US5553543A (en) | 1994-12-28 | 1995-12-26 | Print sheet leading end mounting device having means for lifting released leading end |
| DE69510318T DE69510318T2 (de) | 1994-12-28 | 1995-12-27 | Fixiervorrichtung für den Anfang eines Druckblattes mit Vorrichtung zum Anheben des freigegebenen Blattanfangs |
| EP95120586A EP0722900B1 (en) | 1994-12-28 | 1995-12-27 | Print sheet leading end mounting device having means for lifting released leading end |
| CN95120954A CN1072564C (zh) | 1994-12-28 | 1995-12-27 | 轮转式孔版印刷机的印刷用纸始端安装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6339108A JPH08183166A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 輪転式孔版印刷機の印刷用紙始端装着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08183166A true JPH08183166A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18324345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6339108A Pending JPH08183166A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 輪転式孔版印刷機の印刷用紙始端装着装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5553543A (ja) |
| EP (1) | EP0722900B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08183166A (ja) |
| CN (1) | CN1072564C (ja) |
| DE (1) | DE69510318T2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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