JPH0818346A - マイクロ波用ミキサ回路 - Google Patents

マイクロ波用ミキサ回路

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JPH0818346A
JPH0818346A JP15337194A JP15337194A JPH0818346A JP H0818346 A JPH0818346 A JP H0818346A JP 15337194 A JP15337194 A JP 15337194A JP 15337194 A JP15337194 A JP 15337194A JP H0818346 A JPH0818346 A JP H0818346A
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line
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JP15337194A
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Hideki Toritsuka
英樹 鳥塚
Shigeru Watanabe
茂 渡辺
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波信号の周波数と局部発振信号の周波数
が大きく異なる場合でも、有効に機能するミキサ回路を
提供すること。 【構成】 互いが所定の間隔で平行に配置され、かつ一
端部11b、12bで互いに接続される2つの線路1
1、12と、この2つの線路それぞれの他端部11a、
12aに逆向きに一端子が接続される2つのダイオ−ド
D1、D2と、この2つのダイオ−ドの他端子が接続さ
れ、第1の信号が入力する第1の入力線路16と、2つ
の線路のいずれか一方の他端部に接続され、第2の信号
が入力する第2の入力線路17とを具備し、2つの線路
の間隔を2つの線路の平行部分の幅より小さくしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば衛星放送受信
機のように周波数変換される信号の周波数と局部発振信
号の周波数が大きく異なる場合でも有効に機能するマイ
クロ波用ミキサ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロ波用ミキサ回路として、
例えば特公昭61−50529号公報に記載された構成
のものがある。その構成について図8を参照して説明す
る。
【0003】81は、線路幅が均一に形成された1/2
波長線路で、周波数変換される信号の周波数や局部発振
信号の周波数の両方に対し、ほぼ1/2波長の長さにな
っている。そして、1/2波長線路81の両端81A、
81B間にダイオ−ドD1、D2が同じ向きで直列に接
続されている。また1/2波長線路81の一端81Bに
は、局部発振信号が入力する入力線路82A、82Bが
接続されている。なお入力線路82A、82B間には容
量性回路83が接続されている。
【0004】また、2つのダイオ−ドD1、D2の接続
点には、周波数変換される高周波信号、例えば受信信号
が入力する入力線路84が接続されている。なお入力線
路84には、周波数変換された中間周波数でほぼ短絡と
なるインピ−ダンスの誘導性回路85が接続されてい
る。また1/2波長線路81には、中間周波信号が出力
される出力回路86が接続されている。この出力回路8
6は、入力線路82A、84から入力される高周波信号
や局部発振信号に対しほぼ開放のインピ−ダンスになっ
ている。また、1/2波長線路81の両端81A、81
Bは、互いに離れているため相互に電磁結合がなく、1
/2波長線路81は、特性インピ−ダンスが全体に亘っ
て均一になっている。
【0005】上記したミキサ回路において、1/2波長
線路81の両端81A、81Bから高周波信号が同相で
供給されると、1/2波長線路81は、1/4波長線路
を2本接続した場合と等価になる。このとき、1/2波
長線路81と入力線路82Aの接続点81Bは、高周波
信号の周波数に対して短絡と見なせる。したがって、入
力線路82Aには高周波信号は発生しない。
【0006】また、高周波信号の周波数と局部発振信号
の周波数がほぼ等しい場合、1/2波長線路81は、局
部発振信号の周波数に対しても1/2波長の長さとな
る。したがって、1/2波長線路81の両端81A、8
1Bは、局部発振信号に対して逆相となる。このため、
ダイオ−ドD1、D2の接続点は、局部発振信号の周波
数で短絡となり、入力線路84に局部発振信号は発生し
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のミキサ
回路では、高周波信号の周波数と局部発振信号の周波数
の両方に対して1/2波長の長さで、また特性インピ−
ダンスが均一な1/2波長線路が用いられている。この
場合、中間周波数が低いとき、即ち高周波信号の周波数
と局部発振信号の周波数がほぼ等しいとき、高周波信号
が入力する入力線路に局部発振信号が発生せず、また局
部発振信号が入力する入力線路に高周波信号が発生しな
い。
【0008】しかし、衛星放送受信機のように周波数変
換される高周波信号の周波数と局部発振信号の周波数が
大きく相違し、中間周波数が高くなる場合、1/2波長
線路を例えば局部発振信号の周波数に対して1/2波長
に設定すると、高周波信号の周波数に対しては1/2波
長でなくなる。このため、局部発振信号が入力する入力
線路に高周波信号が発生するようになる。また、高周波
信号の周波数に対して1/2波長に設定すると局部発振
信号の周波数に対して1/2波長でなくなり、高周波信
号が入力する入力線路に局部発振信号が発生する。
【0009】したがって、従来のミキサ回路は、高周波
信号の周波数と局部発振信号の周波数がほぼ等しいとき
に機能し、両者の周波数が大きく異なってくると、有効
に機能しなくなる。
【0010】本発明は、上記した欠点を解決し、高周波
信号の周波数と局部発振信号の周波数が大きく異なる場
合でも、有効に機能するミキサ回路を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロ波用ミ
キサ回路は、互いが所定の間隔で平行に配置され、かつ
一端部で互いに接続される2つの線路と、この2つの線
路それぞれの他端部に逆向きに一端子が接続される2つ
のダイオ−ドと、この2つのダイオ−ドの他端子が接続
され、第1の信号が入力する第1の入力線路と、前記2
つの線路のいずれか一方の前記他端部に接続され、第2
の信号が入力する第2の入力線路とを具備し、前記第1
の入力線路から入力される前記第1の信号の周波数に対
し、前記2つの線路がそれぞれ1/4波長の長さにな
り、また、前記第2の入力線路から入力され、前記第1
の信号の周波数とは異なる前記第2の信号の周波数に対
し、前記一端部が互いに接続された2つの線路が1/2
波長となるように、前記2つの線路の前記間隔を、前記
2つの線路の平行部分の幅より小さくしている。
【0012】また、互いが所定の間隔で平行に配置さ
れ、かつ一端部で互いに接続される2つの線路と、この
2つの線路それぞれの他端部に逆向きに一端子が接続さ
れる2つのダイオ−ドと、この2つのダイオ−ドの他端
子が接続され、第1の信号が入力する第1の入力線路
と、前記2つの線路のいずれか一方の前記他端部に接続
され、第2の信号が入力する第2の入力線路とを具備
し、前記第1の入力線路から入力される前記第1の信号
の周波数に対し、前記2つの線路がそれぞれ1/4波長
の長さになり、また、前記第2の入力線路から入力さ
れ、前記第1の信号の周波数とは異なる前記第2の信号
の周波数に対し、前記一端部が互いに接続された2つの
線路が1/2波長となるように、前記2つの線路の接続
部分の幅を、前記2つの線路の平行部分の幅より大きく
している。
【0013】また、互いが所定の間隔で平行に配置さ
れ、かつ一端部で互いに接続される2つの線路と、この
2つの線路それぞれの他端部に逆向きに一端子が接続さ
れる2つのダイオ−ドと、この2つのダイオ−ドの他端
子が接続され、第1の信号が入力する第1の入力線路
と、前記2つの線路のいずれか一方の前記他端部に接続
され、第2の信号が入力する第2の入力線路とを具備
し、前記第1の入力線路から入力される前記第1の信号
の周波数に対し、前記2つの線路がそれぞれ1/4波長
の長さになり、また、前記第2の入力線路から入力さ
れ、前記第1の信号の周波数とは異なる前記第2の信号
の周波数に対し、前記一端部が互いに接続された2つの
線路が1/2波長となるように、前記2つの線路の相手
の線路との接続点近くの線路の特性インピーダンスを低
く形成している。
【0014】
【作用】上記した構成によれば、2つの線路が、互いに
所定の間隔で平行に配置され、そして、両者はその一方
の端部で互いに接続されている。また、2つの線路のそ
れぞれの他方の端部に2つのダイオ−ドの一端子が逆向
きに接続され、この2つのダイオ−ドの他端子に第1の
信号が入力される第1の入力線路が接続されている。ま
た、2つの線路のいずれか一方の他端部に、第2の信号
が入力される第2の入力線路が接続されている。そし
て、2つの線路の間隔が2つの線路の平行部分の幅より
小さくされ、あるいは、2つの線路の接続部分の幅が2
つの線路の平行部分の幅より大きくされ、あるいは、2
つの線路の相手線路との接続点近くの線路の特性インピ
ーダンスが低く形成されている。
【0015】上記した構成で、第1の入力線路から例え
ば周波数変換される高周波信号が入力され、第2の入力
線路から局部発振信号が入力される。
【0016】この場合、第1の入力線路から入力される
高周波信号によって、イーブンモ−ド(以下evenモ
ードという)で励振され、2つの線路はそれぞれ高周波
信号の周波数に対して1/4波長の長さになる。また、
第2の入力線路から入力される局部発振信号によって、
オッドモ−ド(以下oddモ−ドという)で励振され、
2つの線路は、局部発振信号の周波数に対して1/2波
長の長さになる。この結果、第1の入力線路に局部発振
信号が発生せず、また、第2の入力線路に高周波信号が
発生しない。したがって、高周波信号の周波数と局部発
振信号の周波数が大きく相違していても、有効に機能す
るミキサ回路が実現される。なお、第1の入力線路から
局部発振信号が入力され、第2の入力線路から高周波信
号が入力される場合も同様に動作する。
【0017】
【実施例】この発明の一実施例について図1を参照して
詳細に説明する。
【0018】11、12は、2つの線路で、線路11、
12はある間隔で平行に、また接近して配置されてい
る。そして、周波数変換される高周波信号に対し特性イ
ンピ−ダンスが均一になるように、またその長さは1/
4波長に形成されている。線路11、12のそれぞれの
一端11a、12aには、ダイオ−ドD1、D2が逆向
きに接続されている。また線路11、12は、それぞれ
相手の線路方向にほぼ直角に曲り、その曲がった他端1
1b、12b部分で接続される。なお、両線路11、1
2が接続される接続点13を点線で示している。この場
合、一方の線路11の一端11aから他方の線路12の
一端12aまで、特性インピ−ダンスが均一になるよう
に、2つの線路11、12の接続点13方向にほぼ直角
に曲がるその外側の角部分14、15は3角形状に切り
欠かかれている。
【0019】また、ダイオ−ドD1、D2の他端は、高
周波信号が入力する入力線路16に接続されている。入
力線路16の先端、即ちダイオ−ドD1、D2が接続さ
れる部分の幅は、線路11、12の幅より広く形成され
ている。これはダイオ−ドD1、D2との接続を容易に
し、同時に、高周波信号と整合をとるためである。ま
た、ダイオ−ドD2と接続される1/4波長線路12の
一端12aには、局部発振信号が入力する入力線路17
が接続されている。
【0020】入力線路16や入力線路17は、高周波信
号や局部発振信号の周波数に対する整合回路18、19
が形成され、高周波信号や局部発振信号がミキサ回路に
効率よく入力するようになっている。また、入力線路1
6や入力線路17には、高周波信号や局部発振信号など
の高い周波数に対してハイインピ−ダンスを示し、また
それより低い周波数の中間周波数に対してロ−インピ−
ダンスを示すロ−パスフィルタ回路(以下フィルタ回路
という)20、21が接続されている。
【0021】そして、フィルタ回路20から中間周波信
号を出力するときは、他方のフィルタ回路21を短絡
し、逆に、フィルタ回路21から中間周波信号を出力す
るときは、フィルタ回路20を短絡する。また、フィル
タ回路20、21の両方から中間周波信号を出力させる
こともでき、この場合は、中間周波信号に対して平衡回
路となり、平衡信号が取り出される。
【0022】次に、上記したミキサ回路の動作について
図2を参照して説明する。なお図2は、図1に対応する
部分には同一の符号を付してある。図2(a)で示すよ
うに、2つの線路11、12は、高周波信号の周波数に
対して特性インピ−ダンスは均一になっている。また線
路11の一端11aから接続点13までの長さと、線路
12の一端12aから接続点13までの長さは等しく、
ともに1/4波長である。また、線路11、12は接続
点13に付された点線に対し線対称になっている。 上
記した構成で、線路11、12の一端11a、12aか
ら高周波信号を同相で給電し、線路11、12がeve
nモ−ドで励起されるとき、一端11a、12aが短絡
となる周波数をfeven(イ−ブンモ−ド周波数)とす
る。
【0023】また、図2(b)に示すように、線路11
の一端11aには何も接続せず、線路12の一端12a
から高周波信号を給電し、線路11、12がoddモ−
ドで励起されるとき、線路11、12の一端11a、1
2aが逆相となる周波数をfodd (オッドモ−ド周波
数)とする。
【0024】そして、線路11、12の平行部分の間隔
Gを変えると、線路11、12の間隔Gとfodd /fev
enの関係は、例えば図3のように変化する。図3は、比
誘電率が3、厚みが0.28mmの誘電体上に線路幅が
0.8mmのマイクロストリップ線路を構成した場合の
特性をコンピュ−タで計算した結果で、この結果は実験
結果ともよく一致している。なお、横軸が線路11、1
2の間隔Gで、縦軸がfodd /fevenである。また、線
路11、12の平行部分の幅をWで示している。
【0025】図3から分かるように、線路11、12の
間隔Gが小さくなると、odd モ−ドとevenモ−ドの周波
数が離れる。このとき、evenモ−ドの周波数fevenの変
化は僅かであるが、odd モ−ドの周波数fodd は高くな
り変化も大きい。
【0026】このような関係を利用し、例えば高周波信
号をevenモ−ドで励振させ、局部発振信号をodd モ−ド
で励振させる。そして、線路11、12の長さや間隔G
の変化で、fodd /fevenの関係が変わる特性を利用す
れば、高周波信号と局部発振信号との周波数が大きく異
なる場合でも、有効に機能するミキサが実現できる。な
お間隔Gが大きい場合fodd =fevenである。この条件
は、図8で説明した従来のミキサ−回路に相当し、高周
波信号の周波数と局部発振信号の周波数がほぼ等しく、
中間周波数が低い場合に有効となる。
【0027】上記したように間隔Gを線路幅Wより小さ
くすると、fodd /fevenの値が1より大きくなり、f
odd がfevenより高くなる。したがって、局部発振信号
の周波数を例えばfodd に対応させ、高周波信号の周波
数をfevenに対応させれば、有効に機能するミキサ−回
路が実現される。
【0028】次に、本発明の他の実施例について図4を
参照して説明する。なお図4では、図1と同一部分には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。図1の場合
は、高周波信号が入力する入力線路16と線路11、1
2をミキサダイオ−ドそのもので接続している。これに
対し図4の場合は、パッケ−ジに入った構造のミキサダ
イオ−ドを使用している。また、図1では、線路11、
12の幅Wが接続部分を含めて全体が均一に構成され、
特性インピ−ダンスがほぼ一定になっている。しかし、
図4の場合、線路11、12は、相手の線路方向にほぼ
直角に曲げられ、そして曲げられた部分で接続される。
このとき、接続部分の幅L、即ち、接続部分13を線路
11、12の延長方向に計った長さが、平行部分の線路
幅Wより大きくなるようにしている。また、ミキサダイ
オ−ドがパッケ−ジに収納される場合、パッケ−ジによ
って寸法が大きくなる。このため、線路11、12の間
隔Gを線路幅Wより大きくし、パッケ−ジを並べて配置
できるようにしている。したがって、図1の場合より間
隔Gは大きくなっている。このとき、線路11、12の
他端11b、12b近辺は、平行部分より特性インピ−
ダンスが低くなる。なお、接続点13に付した破線に対
して線路11、12が線対称であることは図1の場合と
同じである。
【0029】ここで、上記した他の実施例の動作につい
て図5で説明する。
【0030】図5(a)で示すように、2つの線路1
1、12は、高周波信号の周波数に対して特性インピ−
ダンスは途中まで均一である。しかし、他端11b、1
2b近辺で幅Lが平行部分の線路幅Wより大きくなって
いる。したがって、この部分で線路11、12の特性イ
ンピ−ダンスは低くなる。
【0031】そして、線路11、12の一端11a、1
2aから高周波信号を同相で給電し、線路11、12が
evenモ−ドで励起されるとき、線路11、12の一端1
1a、12aが短絡となる周波数をfeven(イ−ブンモ
−ド周波数)とする。
【0032】また、図5(b)に示すように、一方の線
路11の一端11aに何も接続せず、他方の線路12の
一端12aから高周波信号を給電し、線路11、12が
oddモ−ドで励起されるとき、線路11、12の一端1
1a、12aが逆相となる周波数をfodd (オッドモ−
ド周波数)とする。
【0033】ここで、線路11、12の接続部分の幅L
を、線路11、12の平行部分の幅Wより大きくする
と、幅Lとfodd /fevenの関係は図6のようになる。
図6は、比誘電率が3、厚みが0.28mmの誘電体上
に、線路幅が0.8mmのマイクロストリップ線路を形
成した場合で、他端11b、12bの線路11、12幅
Lを横軸に、そして、fodd /fevenを縦軸にとり、コ
ンピュ−タによる計算結果を示している。この結果は実
験結果ともよく一致する。
【0034】線路11、12の他端11b、12bの幅
Lを線路11、12の線路幅Wより大きくしていくと、
odd モ−ドとevenモ−ドにおける周波数が次第に離れ
る。evenモ−ドの周波数fevenの変化は微小であるのに
対し、odd モ−ドの周波数fodd は大きく変化し高くな
る。
【0035】したがって、高周波信号によって例えばev
enモ−ドで励振させ、局部発振信号によってodd モ−ド
で励振させれば、高周波信号と局部発振信号の周波数が
大きく異なる場合でも有効に機能するミキサ回路が実現
できる。
【0036】なお、W(幅)<G(間隔)で、L(接続
点の長さ)=W(幅)の場合、fodd =fevenとなる。
この条件は、図8で説明した従来のミキサ−回路と一致
する。これは、高周波信号の周波数と局部発振信号の周
波数がほぼ等しく中間周波数が低い場合のミキサ回路に
適用される。
【0037】本発明のもう1つの他の実施例について、
図7を参照して説明する。
【0038】図7では、図1と同一部分については同一
符号を付け、重複する説明は省略する。
【0039】図1や図4の実施例では、2つの線路1
1、12の接続点13方向にほぼ直角に曲がるその外側
の角部分14、15が3角形状に切り欠かかれている。
この実施例では、角部分14、15を切り欠かないで直
角の形状に残している。
【0040】角部14、15を残した構造にすると、W
(幅)<G(間隔)で、L(接続点の長さ)=W(幅)
であっても、接続点13近くの線路面積が、角部14、
15を残した分だけ図4の場合より大きくなり、特性イ
ンピーダンスも低くなりfodd >fevenの特性が得られ
る。したがって、これまでの実施例の場合と同様に、高
周波信号の周波数と局部発振信号の周波数が大きく相違
しても有効に機能するミキサ−回路が実現できる。
【0041】上記した各実施例では、例えば図1では線
路の間隔を小さくし、また図4では線路他端部の幅を広
くし、また図7では線路他端部の角部を残している。し
かし、これらの構成を組み合わせた構成にすることもで
きる。
【0042】また、上記した実施例では、周波数変換さ
れる高周波信号によってevenモ−ドで励振させ、局部発
振信号によってodd モ−ドで励振させている。しかし、
周波数変換される高周波信号の周波数が局部発振信号の
周波数より高い場合は、周波数変換される高周波信号を
odd モ−ドで励振させ、局部発振信号をevenモ−ドで励
振させてもよい。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、周波数変換されるよ
り信号の周波数と局部発振信号の周波数が大きく異なる
場合でも有効に機能するミキサ回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】本発明の動作を説明する図である。
【図3】本発明の動作を説明する特性図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す回路構成図である。
【図5】本発明の他の実施例の動作を説明する図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例の動作を説明する特性図で
ある。
【図7】本発明にもう1つの他の実施例を示す回路構成
図である。
【図8】従来例を示す回路構成図である。
【符号の説明】
11、12…線路 11a、12a…線路の他端部 11b、12b…線路の一端部 13…接続点 16、17…入力線路 18、19…整合回路 20、21…ロ−パスフィルタ回路 D1、D2…ミキサダイオ−ド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いが所定の間隔で平行に配置され、か
    つ一端部で互いに接続される2つの線路と、この2つの
    線路それぞれの他端部に逆向きに一端子が接続される2
    つのダイオ−ドと、この2つのダイオ−ドの他端子が接
    続され、第1の信号が入力する第1の入力線路と、前記
    2つの線路のいずれか一方の前記他端部に接続され、第
    2の信号が入力する第2の入力線路とを具備し、前記第
    1の入力線路から入力される前記第1の信号の周波数に
    対し、前記2つの線路がそれぞれ1/4波長の長さにな
    り、また、前記第2の入力線路から入力され、前記第1
    の信号の周波数とは異なる前記第2の信号の周波数に対
    し、前記一端部が互いに接続された2つの線路が1/2
    波長となるように、前記2つの線路の前記間隔を、前記
    2つの線路の平行部分の幅より小さくしたことを特徴と
    するマイクロ波用ミキサ回路。
  2. 【請求項2】 互いが所定の間隔で平行に配置され、か
    つ一端部で互いに接続される2つの線路と、この2つの
    線路それぞれの他端部に逆向きに一端子が接続される2
    つのダイオ−ドと、この2つのダイオ−ドの他端子が接
    続され、第1の信号が入力する第1の入力線路と、前記
    2つの線路のいずれか一方の前記他端部に接続され、第
    2の信号が入力する第2の入力線路とを具備し、前記第
    1の入力線路から入力される前記第1の信号の周波数に
    対し、前記2つの線路がそれぞれ1/4波長の長さにな
    り、また、前記第2の入力線路から入力され、前記第1
    の信号の周波数とは異なる前記第2の信号の周波数に対
    し、前記一端部が互いに接続された2つの線路が1/2
    波長となるように、前記2つの線路の接続部分の幅を、
    前記2つの線路の平行部分の幅より大きくしたことを特
    徴とするマイクロ波用ミキサ回路。
  3. 【請求項3】 互いが所定の間隔で平行に配置され、か
    つ一端部で互いに接続される2つの線路と、この2つの
    線路それぞれの他端部に逆向きに一端子が接続される2
    つのダイオ−ドと、この2つのダイオ−ドの他端子が接
    続され、第1の信号が入力する第1の入力線路と、前記
    2つの線路のいずれか一方の前記他端部に接続され、第
    2の信号が入力する第2の入力線路とを具備し、前記第
    1の入力線路から入力される前記第1の信号の周波数に
    対し、前記2つの線路がそれぞれ1/4波長の長さにな
    り、また、前記第2の入力線路から入力され、前記第1
    の信号の周波数とは異なる前記第2の信号の周波数に対
    し、前記一端部が互いに接続された2つの線路が1/2
    波長となるように、前記2つの線路の接続点近くの線路
    の特性インピーダンスが低く形成されていることを特徴
    とするマイクロ波用ミキサ回路。
JP15337194A 1994-07-05 1994-07-05 マイクロ波用ミキサ回路 Pending JPH0818346A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6356808B2 (ja) * 1984-05-29 1988-11-09 Teijin Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6356808B2 (ja) * 1984-05-29 1988-11-09 Teijin Ltd

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