JPH08183590A - 断熱貯液槽 - Google Patents
断熱貯液槽Info
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- JPH08183590A JPH08183590A JP6325943A JP32594394A JPH08183590A JP H08183590 A JPH08183590 A JP H08183590A JP 6325943 A JP6325943 A JP 6325943A JP 32594394 A JP32594394 A JP 32594394A JP H08183590 A JPH08183590 A JP H08183590A
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- Japan
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- panel
- heat insulating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カバー材の伸縮や変動を吸収することができ
て変形乃至破損の生じることのない断熱貯液槽を提供す
る。 【構成】 パネル部2の周囲にフランジ3を直交状に立
設し、パネル部2に断熱材4を固着すると共にその上に
カバー材5を固着し、このカバー材5の周端部を四辺そ
れぞれに沿って折返し緩衝部6を形成して断熱性パネル
1を構成し、この断熱性パネル1を単位パネルとして組
合わせて断熱貯液槽を構成する。断熱性パネル1を連結
する際には弾性材9を介装してスペーサー10を貫通孔
8に挿入した上でボルト12、ナット13により連結す
る。折返し緩衝部6がカバー材5の伸縮や変動を吸収
し、弾性材9が断熱材4及びカバー材5の伸縮等を吸収
するためカバー材5の亀裂や破損を生じることがない。
て変形乃至破損の生じることのない断熱貯液槽を提供す
る。 【構成】 パネル部2の周囲にフランジ3を直交状に立
設し、パネル部2に断熱材4を固着すると共にその上に
カバー材5を固着し、このカバー材5の周端部を四辺そ
れぞれに沿って折返し緩衝部6を形成して断熱性パネル
1を構成し、この断熱性パネル1を単位パネルとして組
合わせて断熱貯液槽を構成する。断熱性パネル1を連結
する際には弾性材9を介装してスペーサー10を貫通孔
8に挿入した上でボルト12、ナット13により連結す
る。折返し緩衝部6がカバー材5の伸縮や変動を吸収
し、弾性材9が断熱材4及びカバー材5の伸縮等を吸収
するためカバー材5の亀裂や破損を生じることがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料水或いは工業用水
等を蓄えるための断熱貯液槽に関する。
等を蓄えるための断熱貯液槽に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、FRPや鋼板等の硬質単位パネル
を適宜組合わせることによって飲料水或いは工業用水等
を蓄えるための貯液槽として構成されたものが数多く見
受けられる。このような貯液槽を寒冷地の構内外等、温
度差が顕著となる環境で使用する場合は中に蓄えられた
貯留液の液温を保持するために、パネル外表面に断熱材
を装着する等した単位パネルを用いて貯液槽を構成する
のが一般的である。
を適宜組合わせることによって飲料水或いは工業用水等
を蓄えるための貯液槽として構成されたものが数多く見
受けられる。このような貯液槽を寒冷地の構内外等、温
度差が顕著となる環境で使用する場合は中に蓄えられた
貯留液の液温を保持するために、パネル外表面に断熱材
を装着する等した単位パネルを用いて貯液槽を構成する
のが一般的である。
【0003】断熱構造にした貯液槽としては、例えば、
図8に示す如く、方形状のパネル部100の周囲にフラ
ンジ101を直交状に立設し、パネル部100の外表面
に断熱材102を接着すると共に、さらにその外表面に
周端部103aが略1/4円弧状に湾曲したカバー材1
03を接着した単位パネル104を、図9に示す如くパ
ッキンaを介在させてボルト105、ナット106で連
結することにより断熱構造の貯液槽としたものがある。
図8に示す如く、方形状のパネル部100の周囲にフラ
ンジ101を直交状に立設し、パネル部100の外表面
に断熱材102を接着すると共に、さらにその外表面に
周端部103aが略1/4円弧状に湾曲したカバー材1
03を接着した単位パネル104を、図9に示す如くパ
ッキンaを介在させてボルト105、ナット106で連
結することにより断熱構造の貯液槽としたものがある。
【0004】上記ボルト105、ナット106の連結は
通常、側壁部分の単位パネル104の断熱材102及び
カバー材103に形成した貫通孔107に鍔付き円筒状
のスペーサー108を嵌合し、このスペーサー108内
においてパネル部100及びこのパネル部100と接合
している底パネル109のフランジ110に挿通孔11
1を穿孔した上でこの挿通孔111内にボルト105を
通し、スペーサー108とフランジ110とを締め付け
るようにして行っていた。
通常、側壁部分の単位パネル104の断熱材102及び
カバー材103に形成した貫通孔107に鍔付き円筒状
のスペーサー108を嵌合し、このスペーサー108内
においてパネル部100及びこのパネル部100と接合
している底パネル109のフランジ110に挿通孔11
1を穿孔した上でこの挿通孔111内にボルト105を
通し、スペーサー108とフランジ110とを締め付け
るようにして行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、貯液槽
に上記のような断熱構造を採用した場合、断熱材102
の表面に接着したカバー材103の周端部103aが単
位パネル104のフランジ101の側面に当接した状態
となっていることから、カバー材103の熱膨張または
パネル部100の熱収縮を吸収することができず、しか
も、貯液槽内の水圧変化に伴う単位パネル104の変形
に追従することができないため、経時的に単位パネル1
04、特にカバー材103に破損或いは亀裂等を生じて
しまうおそれがあった。
に上記のような断熱構造を採用した場合、断熱材102
の表面に接着したカバー材103の周端部103aが単
位パネル104のフランジ101の側面に当接した状態
となっていることから、カバー材103の熱膨張または
パネル部100の熱収縮を吸収することができず、しか
も、貯液槽内の水圧変化に伴う単位パネル104の変形
に追従することができないため、経時的に単位パネル1
04、特にカバー材103に破損或いは亀裂等を生じて
しまうおそれがあった。
【0006】また、単位パネルの上記の連結部分につい
ても、スペーサー108が断熱材102、カバー材10
3の貫通孔107の直径に略等しい外径を有することか
ら、カバー材103が貫通孔107部分で上記同様の膨
張や変形を吸収することができず、変形や破損を引き起
こしてしまうといったおそれがあった。
ても、スペーサー108が断熱材102、カバー材10
3の貫通孔107の直径に略等しい外径を有することか
ら、カバー材103が貫通孔107部分で上記同様の膨
張や変形を吸収することができず、変形や破損を引き起
こしてしまうといったおそれがあった。
【0007】そこで、本発明は、このような問題点を解
消すべくなされたものであり、その目的とする所は、単
位パネル特にカバー材の伸縮や変動を吸収することがで
きて変形乃至破損の生じることのない断熱構造を具備し
た断熱貯液槽を提供することにある。
消すべくなされたものであり、その目的とする所は、単
位パネル特にカバー材の伸縮や変動を吸収することがで
きて変形乃至破損の生じることのない断熱構造を具備し
た断熱貯液槽を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、パネル部の周囲にフランジが一方向に立設
され、フランジ立設側のパネル部外表面に断熱材が固着
され、断熱材外表面に硬質カバー材が被着され、このカ
バー材の周端部がカバー面延長方向への伸縮を吸収可能
な折返し形状の折返し緩衝部として形成された構成を有
する断熱性パネルを組み立ててなる断熱貯液槽としたこ
とを特徴とするものである。
に本発明は、パネル部の周囲にフランジが一方向に立設
され、フランジ立設側のパネル部外表面に断熱材が固着
され、断熱材外表面に硬質カバー材が被着され、このカ
バー材の周端部がカバー面延長方向への伸縮を吸収可能
な折返し形状の折返し緩衝部として形成された構成を有
する断熱性パネルを組み立ててなる断熱貯液槽としたこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、パネル部の周囲にフランジが一方向
に立設され、フランジ立設側のパネル部外表面に断熱材
が固着され、断熱材外表面に硬質カバー材が被着され、
パネル部内の適宜位置においてカバー材と断熱材とを連
通する貫通孔が形成され、この貫通孔の内周にカバー材
内周面を含んで弾性材が介装され、この弾性材の内側に
鍔を有するスペーサーを嵌合し、該鍔によりカバー材を
押圧しつつパネル固着用ボルト及びナットにて固定して
断熱性パネルを組み立ててなる断熱貯液槽としたことも
特徴とするものである。
に立設され、フランジ立設側のパネル部外表面に断熱材
が固着され、断熱材外表面に硬質カバー材が被着され、
パネル部内の適宜位置においてカバー材と断熱材とを連
通する貫通孔が形成され、この貫通孔の内周にカバー材
内周面を含んで弾性材が介装され、この弾性材の内側に
鍔を有するスペーサーを嵌合し、該鍔によりカバー材を
押圧しつつパネル固着用ボルト及びナットにて固定して
断熱性パネルを組み立ててなる断熱貯液槽としたことも
特徴とするものである。
【0010】さらに、パネル部の周囲にフランジが一方
向に立設され、フランジ立設側のパネル部外表面に断熱
材が固着され、断熱材外表面に硬質カバー材が被着さ
れ、このカバー材の周端部がカバー面延長方向への伸縮
を吸収可能な折返し形状の折返し緩衝部として形成さ
れ、パネル部内の適宜位置においてカバー材と断熱材と
を連通する貫通孔が形成され、この貫通孔の内周にカバ
ー材内周面を含んで弾性材が介装され、この弾性材の内
側に鍔を有するスペーサーを嵌合し、該鍔によりカバー
材を押圧しつつパネル固着用ボルト及びナットにて固定
して断熱性パネルを組み立ててなる断熱貯液槽とすれば
好ましい。
向に立設され、フランジ立設側のパネル部外表面に断熱
材が固着され、断熱材外表面に硬質カバー材が被着さ
れ、このカバー材の周端部がカバー面延長方向への伸縮
を吸収可能な折返し形状の折返し緩衝部として形成さ
れ、パネル部内の適宜位置においてカバー材と断熱材と
を連通する貫通孔が形成され、この貫通孔の内周にカバ
ー材内周面を含んで弾性材が介装され、この弾性材の内
側に鍔を有するスペーサーを嵌合し、該鍔によりカバー
材を押圧しつつパネル固着用ボルト及びナットにて固定
して断熱性パネルを組み立ててなる断熱貯液槽とすれば
好ましい。
【0011】
【作用】カバー材の端部に形成された折返し緩衝部はカ
バー材の伸縮や変動を吸収するため、カバー材の端部の
破損を防止すると共に、亀裂の発生を防止することがで
きる。また、弾性材はカバー材及び断熱材の変動を吸収
するため、カバー材及び断熱材の貫通孔付近の損傷や亀
裂の発生を防止することができる。
バー材の伸縮や変動を吸収するため、カバー材の端部の
破損を防止すると共に、亀裂の発生を防止することがで
きる。また、弾性材はカバー材及び断熱材の変動を吸収
するため、カバー材及び断熱材の貫通孔付近の損傷や亀
裂の発生を防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の断熱貯液槽の実施例について
図面を用いて説明する。図1は本発明の断熱貯液槽を構
成する断熱性パネル1の一辺に沿った断面の端部を拡大
図示したものである。この断熱性パネル1は、いずれも
方形状のFRPや鋼板等の硬質性のパネル部2の周囲に
フランジ3を直交状に一体的に立設し、このパネル部2
の外表面に任意合成樹脂の気泡発泡材で適宜な厚みを有
した断熱材4を固着すると共に、この断熱材4の外表面
に合成樹脂製等の薄厚硬質カバー材5を固着し、このカ
バー材5の周端部を四辺それぞれに沿って断面略円弧
状、U字形状等の折返し形状としてカバー面延長方向の
伸縮を吸収可能な折返し緩衝部6を形成したものであ
る。本発明の断熱貯液槽はこの断熱性パネル1を単位パ
ネルとして組み立ててなるものである。
図面を用いて説明する。図1は本発明の断熱貯液槽を構
成する断熱性パネル1の一辺に沿った断面の端部を拡大
図示したものである。この断熱性パネル1は、いずれも
方形状のFRPや鋼板等の硬質性のパネル部2の周囲に
フランジ3を直交状に一体的に立設し、このパネル部2
の外表面に任意合成樹脂の気泡発泡材で適宜な厚みを有
した断熱材4を固着すると共に、この断熱材4の外表面
に合成樹脂製等の薄厚硬質カバー材5を固着し、このカ
バー材5の周端部を四辺それぞれに沿って断面略円弧
状、U字形状等の折返し形状としてカバー面延長方向の
伸縮を吸収可能な折返し緩衝部6を形成したものであ
る。本発明の断熱貯液槽はこの断熱性パネル1を単位パ
ネルとして組み立ててなるものである。
【0013】このうち、同図(A)はパネル部2、断熱
材4及びカバー材5の中央部をフランジとは逆側に湾曲
膨出させると共に、カバー材5の周端部にU字状の折返
し緩衝部6を形成したもの、同図(B)は周端部付近を
パネル部2に接近するように若干折曲げた上でU字状の
折返し緩衝部6を形成したもの、同図(C)はパネル部
2、断熱材4及びカバー材5の中央部をフランジとは逆
側に湾曲膨出させると共に、カバー材5の周縁部に円弧
状の折返し緩衝部6を形成したもの、同図(D)は、パ
ネル部2に沿う略平坦なカバー材5の周端部にU字状の
折返し緩衝部6を形成したものを示している。
材4及びカバー材5の中央部をフランジとは逆側に湾曲
膨出させると共に、カバー材5の周端部にU字状の折返
し緩衝部6を形成したもの、同図(B)は周端部付近を
パネル部2に接近するように若干折曲げた上でU字状の
折返し緩衝部6を形成したもの、同図(C)はパネル部
2、断熱材4及びカバー材5の中央部をフランジとは逆
側に湾曲膨出させると共に、カバー材5の周縁部に円弧
状の折返し緩衝部6を形成したもの、同図(D)は、パ
ネル部2に沿う略平坦なカバー材5の周端部にU字状の
折返し緩衝部6を形成したものを示している。
【0014】この折返し緩衝部6は、図2に示す如く折
返し面を適度に湾曲させた湾曲面6aとして両端部6
b、6cとの間隔wをできるだけ広くするようにしてあ
り、また端部6cの立上がりを緩やかにしたため、カバ
ー材5の伸縮等の吸収性を高めると共に、強固なものと
なっている。
返し面を適度に湾曲させた湾曲面6aとして両端部6
b、6cとの間隔wをできるだけ広くするようにしてあ
り、また端部6cの立上がりを緩やかにしたため、カバ
ー材5の伸縮等の吸収性を高めると共に、強固なものと
なっている。
【0015】このような折返し緩衝部6をカバー材5の
周端部に形成したことにより、カバー材5の折返し緩衝
部6がパネル面7(パネル部2の外表面乃至フランジ3
の内側面)に接することとなることから、カバー材5の
熱膨張やパネル部2の熱収縮の影響或いは貯液槽内の水
圧変化に伴うパネル部2の変形等は折返し緩衝部6を介
してパネル面7に伝達され、折返し緩衝部6がパネル面
7とカバー材5との間で板挟み状態となることから、折
返し緩衝部6の湾曲面6aが端部6bと反対側の端部6
cとから互いに収縮方向の力を受けて収縮するため、カ
バー材5自体の端部の破損を防止すると共に、亀裂の発
生を防止できるようになる。
周端部に形成したことにより、カバー材5の折返し緩衝
部6がパネル面7(パネル部2の外表面乃至フランジ3
の内側面)に接することとなることから、カバー材5の
熱膨張やパネル部2の熱収縮の影響或いは貯液槽内の水
圧変化に伴うパネル部2の変形等は折返し緩衝部6を介
してパネル面7に伝達され、折返し緩衝部6がパネル面
7とカバー材5との間で板挟み状態となることから、折
返し緩衝部6の湾曲面6aが端部6bと反対側の端部6
cとから互いに収縮方向の力を受けて収縮するため、カ
バー材5自体の端部の破損を防止すると共に、亀裂の発
生を防止できるようになる。
【0016】折返し緩衝部6は、さらに図3に示す如
く、種々の変形をしたものとすることができる。このう
ち同図(A)に示したものは、折返し緩衝部6をカバー
材5とは別材料から形成すると共に、カバー材5の端部
に固着する等してカバー材5と一体化したものである。
この場合、折返し緩衝部6はカバー材5よりも比較的軟
質な合成樹脂材料を用いるのが好ましく、そうすれば外
力の吸収性をより高めることができる。また、同図
(B)に示したものは折返し緩衝部6をカバー材5より
も肉厚を厚くした材料を用いたものを示している。この
ようにすることによって折返し緩衝部6自体の強度を高
めることができるようになるので好適である。
く、種々の変形をしたものとすることができる。このう
ち同図(A)に示したものは、折返し緩衝部6をカバー
材5とは別材料から形成すると共に、カバー材5の端部
に固着する等してカバー材5と一体化したものである。
この場合、折返し緩衝部6はカバー材5よりも比較的軟
質な合成樹脂材料を用いるのが好ましく、そうすれば外
力の吸収性をより高めることができる。また、同図
(B)に示したものは折返し緩衝部6をカバー材5より
も肉厚を厚くした材料を用いたものを示している。この
ようにすることによって折返し緩衝部6自体の強度を高
めることができるようになるので好適である。
【0017】本発明の断熱貯液槽は上記の断熱性パネル
1を図4及び図5に示す如く、ボルト及びナットを用い
て連結したものである。すなわち、側壁部分の断熱性パ
ネル1の断熱材4及びカバー材5に対して形成した貫通
孔8に対して弾性材9を介装させるようにして後述する
スペーサー10を嵌合し、断熱性パネル1のパネル部2
の受圧面2aに他方の底パネル1Aのフランジ3Aの外
表面をパッキンAを介在させつつ当接させてフランジ3
Aの内表面から貫通孔8に連通するように挿通孔11を
穿設した上でこの挿通孔11からボルト12を挿入し、
スペーサー10とフランジ3Aとをナット13で締め付
けるようにして行う。
1を図4及び図5に示す如く、ボルト及びナットを用い
て連結したものである。すなわち、側壁部分の断熱性パ
ネル1の断熱材4及びカバー材5に対して形成した貫通
孔8に対して弾性材9を介装させるようにして後述する
スペーサー10を嵌合し、断熱性パネル1のパネル部2
の受圧面2aに他方の底パネル1Aのフランジ3Aの外
表面をパッキンAを介在させつつ当接させてフランジ3
Aの内表面から貫通孔8に連通するように挿通孔11を
穿設した上でこの挿通孔11からボルト12を挿入し、
スペーサー10とフランジ3Aとをナット13で締め付
けるようにして行う。
【0018】上記スペーサー10は、外径が貫通孔8の
直径よりも小径で、厚みが断熱材4及びカバー材5の厚
みに略等しい略円筒状の挿入部10aと、上記貫通孔8
の直径よりも大きな直径を有する厚肉円板状の鍔10b
とからなり、弾性材9は、スペーサー10の挿入部10
aを貫通孔8に挿通した際に挿入部10aと貫通孔8と
の間に形成される中空円筒状の空隙部を装填するための
もので、軟質ゴム等の発泡樹脂材料からなる中空の厚肉
円板状の部材である。
直径よりも小径で、厚みが断熱材4及びカバー材5の厚
みに略等しい略円筒状の挿入部10aと、上記貫通孔8
の直径よりも大きな直径を有する厚肉円板状の鍔10b
とからなり、弾性材9は、スペーサー10の挿入部10
aを貫通孔8に挿通した際に挿入部10aと貫通孔8と
の間に形成される中空円筒状の空隙部を装填するための
もので、軟質ゴム等の発泡樹脂材料からなる中空の厚肉
円板状の部材である。
【0019】本発明の断熱貯液槽は上記のように、スペ
ーサー10と断熱材4及びカバー材5の貫通孔8との間
に弾性材9を介装して断熱性パネル1を連結しているた
め、貫通孔8を形成した部分で上記のような膨張や収縮
を弾性材9により吸収できることとなることから、ボル
ト挿通用に形成された貫通孔8に無理な力が作用するこ
とはなく、断熱材4及びカバー材5に損傷や亀裂が生じ
ることがなくものである。
ーサー10と断熱材4及びカバー材5の貫通孔8との間
に弾性材9を介装して断熱性パネル1を連結しているた
め、貫通孔8を形成した部分で上記のような膨張や収縮
を弾性材9により吸収できることとなることから、ボル
ト挿通用に形成された貫通孔8に無理な力が作用するこ
とはなく、断熱材4及びカバー材5に損傷や亀裂が生じ
ることがなくものである。
【0020】また、貫通孔8を閉塞しておく場合は図6
(A)に示す如く上記のスペーサー10に弾性材9を介
装させて閉塞することもでき、この場合も貫通孔8部分
における膨張や収縮の影響を弾性材9により吸収でき、
カバー材5に損傷や亀裂が生じることがない。なお、こ
の場合のスペーサー10は同図(B)に示したものの如
く、鍔10bの中央部から挿入部10aまで軸方向に大
きく凹ませて凹部10cを設けたスペーサー10Aとす
ることができる。
(A)に示す如く上記のスペーサー10に弾性材9を介
装させて閉塞することもでき、この場合も貫通孔8部分
における膨張や収縮の影響を弾性材9により吸収でき、
カバー材5に損傷や亀裂が生じることがない。なお、こ
の場合のスペーサー10は同図(B)に示したものの如
く、鍔10bの中央部から挿入部10aまで軸方向に大
きく凹ませて凹部10cを設けたスペーサー10Aとす
ることができる。
【0021】また、断熱性パネルは図7に示すようにし
て上記スペーサー10Aを使用して連結することもでき
るが、このスペーサー10Aの凹部10cの直径はナッ
ト13を嵌入できる大きさとしてあるため、連結後にナ
ット13を凹部10c部分で連結することができ、ナッ
ト13が突出せず好適である。
て上記スペーサー10Aを使用して連結することもでき
るが、このスペーサー10Aの凹部10cの直径はナッ
ト13を嵌入できる大きさとしてあるため、連結後にナ
ット13を凹部10c部分で連結することができ、ナッ
ト13が突出せず好適である。
【0022】なお、上記貫通孔は略円筒状でなく種々の
形状とすることができる。また、本発明の断熱性パネル
を用いて構成した断熱貯液槽について説明したが、本発
明の断熱性パネルでなく、本発明の折返し緩衝部を具備
しない通常の単位パネルについて、弾性材を装填する等
して同様の構成を具備したものから断熱貯液槽を構成す
ることも可能である。
形状とすることができる。また、本発明の断熱性パネル
を用いて構成した断熱貯液槽について説明したが、本発
明の断熱性パネルでなく、本発明の折返し緩衝部を具備
しない通常の単位パネルについて、弾性材を装填する等
して同様の構成を具備したものから断熱貯液槽を構成す
ることも可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明の断熱貯液槽は、カバー材の端部
に折返し緩衝部を形成し、この折返し緩衝部をパネル面
に当接するようにした断熱性パネルを適宜組立てて構成
したことから、カバー材の伸縮や変動を折返し緩衝部に
より吸収できるため、変形や破損を生じることがない。
また、断熱性パネルをボルト及びナットで連結するのも
弾性材を介装して行っているため、貫通孔付近における
上記の膨張や変形を弾性材により吸収することができ、
カバー材及び断熱材の損傷や亀裂の発生を防止すること
ができる。
に折返し緩衝部を形成し、この折返し緩衝部をパネル面
に当接するようにした断熱性パネルを適宜組立てて構成
したことから、カバー材の伸縮や変動を折返し緩衝部に
より吸収できるため、変形や破損を生じることがない。
また、断熱性パネルをボルト及びナットで連結するのも
弾性材を介装して行っているため、貫通孔付近における
上記の膨張や変形を弾性材により吸収することができ、
カバー材及び断熱材の損傷や亀裂の発生を防止すること
ができる。
【図1】本発明の断熱貯液槽を構成する断熱性パネルの
部分拡大断面図であり、(A)はパネル部等の中央部を
湾曲膨出させると共にU字状の折返し緩衝部を形成した
もの、(B)は周端部付近を折曲げたカバー材等を
(A)同様に湾曲膨出させてU字状の折返し緩衝部を形
成したもの、同図(C)は(A)同様に湾曲膨出させた
上で円弧状の折返し緩衝部を形成したもの、同図(D)
は略平坦なカバー材の周端部にU字状の折返し緩衝部を
形成したものを示している。
部分拡大断面図であり、(A)はパネル部等の中央部を
湾曲膨出させると共にU字状の折返し緩衝部を形成した
もの、(B)は周端部付近を折曲げたカバー材等を
(A)同様に湾曲膨出させてU字状の折返し緩衝部を形
成したもの、同図(C)は(A)同様に湾曲膨出させた
上で円弧状の折返し緩衝部を形成したもの、同図(D)
は略平坦なカバー材の周端部にU字状の折返し緩衝部を
形成したものを示している。
【図2】折返し緩衝部を示す拡大断面図である。
【図3】(A)は別の折返し緩衝部を示す拡大断面図で
あり、(B)はさらに別の折返し緩衝部を含む断熱性パ
ネルを示す拡大断面図である。
あり、(B)はさらに別の折返し緩衝部を含む断熱性パ
ネルを示す拡大断面図である。
【図4】断熱性パネルの連結部分を示す分解断面図であ
る。
る。
【図5】断熱性パネルの連結部分を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図6】(A)は断熱性パネルの貫通孔にスペーサーを
装填した部分を示す拡大断面図であり、(B)は別のス
ペーサーを示す断面図である。
装填した部分を示す拡大断面図であり、(B)は別のス
ペーサーを示す断面図である。
【図7】断熱性パネルの別の連結部分を示す拡大断面図
である。
である。
【図8】従来の貯液槽の断熱構造部分を示す拡大断面図
である。
である。
【図9】従来の単位パネルの連結状態を示す拡大断面図
である。
である。
1 断熱性パネル 2 パネル部 3 フランジ 4 断熱材 5 カバー材 6 折返し緩衝部 7 パネル面 8 貫通孔 9 弾性材 10,10A スペーサー
Claims (3)
- 【請求項1】 パネル部の周囲にフランジが一方向に立
設され、フランジ立設側のパネル部外表面に断熱材が固
着され、断熱材外表面に硬質カバー材が被着され、この
カバー材の周端部がカバー面延長方向への伸縮を吸収可
能な折返し形状の折返し緩衝部として形成された構成を
有する断熱性パネルを組み立ててなる断熱貯液槽。 - 【請求項2】 パネル部の周囲にフランジが一方向に立
設され、フランジ立設側のパネル部外表面に断熱材が固
着され、断熱材外表面に硬質カバー材が被着され、パネ
ル部内の適宜位置においてカバー材と断熱材とを連通す
る貫通孔が形成され、この貫通孔の内周にカバー材内周
面を含んで弾性材が介装され、この弾性材の内側に鍔を
有するスペーサーを嵌合し、該鍔によりカバー材を押圧
しつつパネル固着用ボルト及びナットにて固定して断熱
性パネルを組み立ててなる断熱貯液槽。 - 【請求項3】 パネル部の周囲にフランジが一方向に立
設され、フランジ立設側のパネル部外表面に断熱材が固
着され、断熱材外表面に硬質カバー材が被着され、この
カバー材の周端部がカバー面延長方向への伸縮を吸収可
能な折返し形状の折返し緩衝部として形成され、パネル
部内の適宜位置においてカバー材と断熱材とを連通する
貫通孔が形成され、この貫通孔の内周にカバー材内周面
を含んで弾性材が介装され、この弾性材の内側に鍔を有
するスペーサーを嵌合し、該鍔によりカバー材を押圧し
つつパネル固着用ボルト及びナットにて固定して断熱性
パネルを組み立ててなる断熱貯液槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6325943A JPH08183590A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 断熱貯液槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6325943A JPH08183590A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 断熱貯液槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08183590A true JPH08183590A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18182339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6325943A Pending JPH08183590A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 断熱貯液槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08183590A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100823953B1 (ko) * | 2007-06-28 | 2008-04-22 | 영성산업 주식회사 | 수질 오염 방지구조를 갖는 조립식 물탱크 |
| KR101009815B1 (ko) * | 2009-05-26 | 2011-01-19 | 강림인슈 주식회사 | 액화가스 저장탱크용 단열패널 어셈블리 및 이를 이용한 설치방법 |
| KR101031877B1 (ko) * | 2011-02-07 | 2011-05-02 | 주식회사 피엘테크코리아 | 단위패널과 단위패널 및 pe라이닝을 이용한 조립식 물탱크 |
| US10926862B2 (en) | 2015-12-25 | 2021-02-23 | Mitsubishi Aircraft Corporation | Insertion sheet between high-temperature duct and structural member of aircraft, duct of aircraft, and aircraft |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP6325943A patent/JPH08183590A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100823953B1 (ko) * | 2007-06-28 | 2008-04-22 | 영성산업 주식회사 | 수질 오염 방지구조를 갖는 조립식 물탱크 |
| KR101009815B1 (ko) * | 2009-05-26 | 2011-01-19 | 강림인슈 주식회사 | 액화가스 저장탱크용 단열패널 어셈블리 및 이를 이용한 설치방법 |
| KR101031877B1 (ko) * | 2011-02-07 | 2011-05-02 | 주식회사 피엘테크코리아 | 단위패널과 단위패널 및 pe라이닝을 이용한 조립식 물탱크 |
| US10926862B2 (en) | 2015-12-25 | 2021-02-23 | Mitsubishi Aircraft Corporation | Insertion sheet between high-temperature duct and structural member of aircraft, duct of aircraft, and aircraft |
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